• だああっは……っ、げほっ、が……っほ……は、はー…はーー……(メットのプラグが何本か外れる程の強さで跳ねるようにとびおき、心臓を押さえる)
    ……はー……ぁ? あ?(状況がよくわかってない、まだ意識が混濁しているようだ) -- 数多 2010-07-27 (火) 23:33:06
    • いやあ、ひどいやられっぷりだったねえ君。何咳き込んでるんだい?
      君の体はなんともない。傷一つついちゃいないし、水が体に入り込んだりだってしていないよ。
      -- 2010-07-27 (火) 23:35:17
      • はぁ、は……、ぁ、あ?  おわった、てる、のか……(漸く、そもそも自分が何をしにきたのか思い出してきた) -- 数多 2010-07-27 (火) 23:38:12
      • ビデオ見る?ビデオ。君のやられっぷりをバッチリ録画した災害記録ビデオ。あれはひどいね。ははは。
        ……死ねたかい?お望みどおり、完膚なきまでに。
        -- 2010-07-27 (火) 23:40:16
      • いや、いい……望みは、うん、かないました……うぇ、げほっ、死ぬかと、いや、死んだかと思った……あれがそうなのか…… -- 数多 2010-07-27 (火) 23:44:54
      • いや、死んだんじゃないかな?言っておくけど仮想空間で死んだら自動的に戻って来るんだよ。これ。
        ……まあ、死んだかどうかより、死への恐怖が重要なようだったけど。……モーディは怖かったかい?
        -- 2010-07-27 (火) 23:51:09
      • ……こわい? こわい、なんてもんじゃなかったな、どういえばいいんだ、あれは……ともかく……
        しにたく……なかった…… -- 数多 2010-07-27 (火) 23:58:46
      • なるほどね、普通の反応だ。……風水師は自然そのものを知る者達だ、ある意味で災害こそ風水の真骨頂。
        君も敵と戦うというよりは、何かの被災者のようだったね。しかしまあ、連鎖術は実際に見たのは初めてだが、おっそろしいねえ……
        あれでまだ一周属性を回しただけ。2,3周と、次々に魔法を発動させっぱなしに出来るんだそうだ。やろうと思えば。
        -- 2010-07-28 (水) 00:04:28
      • 風水、か………とてつもない力だな……僕も『そう簡単じゃあねえぞ?ありゃあ、基礎だけでも』
        ああもう、わかったよ。 風水、自然の持つ力、か…… -- 数多 2010-07-28 (水) 00:15:32
      • 何より、あれが夢とかでなく現実に実際に出来るのがいるってのが驚きだねえ、ははは。
        ……そうそう。アマネ君、君の目当てはこっちかい?(パチパチ、とキーボードに何かを打ち込む)
        (―――ヒュイン、と空中にモニタが現れた ……まだ何も写っていない)
        -- 2010-07-28 (水) 00:19:59
      • 数多……少し休んでろ。 「ああ……わか、った……」 んで、やっと俺の番か。 -- 塰音 2010-07-28 (水) 00:21:05


      • ……ザッ ザザッ (暫くしてモニタに写ったのは、金髪の―――若々しい、青年)
        ……ん?おお、お前……お前もしかしてアマネか?アマネじゃねえか!?
        (モニタの奥の青年は、目を輝かせてアマネを見ている それはまさしく、チェイサー・ル・シッフルの若き頃の姿)
        -- 2010-07-28 (水) 00:26:09
      • (……見てわかってくれんのか、泣かせるね) (真っ赤な髪。眼窩より生えた角は抜け落ち、金の双眸と片方だけの鬼の角、大きく容姿は変わったがその眼差しは変わらず)
        ……なぁ、ザンマさんよ。 ありゃあ……本物じゃあ、ねえんだろ。 -- 塰音 2010-07-28 (水) 00:29:14
      • いいや。本人さ。大地に刻まれた彼の記憶そのものだ。何を以ってホンモノとするかは判らないが―――
        もしホンモノの彼がそこにいてもいなくても、彼の言うことは一緒だ。彼自身の記憶なのだからね。

        なんだよお前、ひっでえツラに……はは、なっちまったなぁ。……苦労、してんのか? -- 2010-07-28 (水) 00:33:55
      • …そうか、へへ。 そう、か…… んっだよ、開口一番にそれかぁ?チェイサーよお。
        久しいな、いい面構えになりやがって。 まーなっがーく生きてりゃ色々あんのよ。 -- 塰音 2010-07-28 (水) 00:44:32
      • あー……そっか。そりゃ、しょーがねーな。すげー時間が経ったんだな……?
        ……俺はあんまり変わらないさ。……へへ。(モニタの中で、頭を掻いて)なんか、言葉が思いつかないな。
        -- 2010-07-28 (水) 00:46:49
      • 見たぜ、おめーの船……叶えたんだろ、やりたいこと、全部。 ずっと見てた。人の世を離れてからも、ずっと……
        やっとだ、逃げるように去ったあの日から、やっとお前の前に顔を出せた… -- 塰音 2010-07-28 (水) 00:49:17
      • ああ……ああ。俺の船だ。俺の夢が……叶ったんだよ。俺は、空を自由に飛べるんだ。
        どこまでだっていける。空の果てだって、海の果てだって、お前の……いるところだって行ける。
        なあ、どこにいんだよ、お前。顔出しに行くよ。スカイオブライエンに乗ってさ。プロペラの音が響いたら俺が来たって合図だ!
        -- 2010-07-28 (水) 00:51:55
      • ほんとに、ほんとにいい顔するなぁ、お前!! ま、とはいえよ……俺ぁ今はまた根無し草だ。
        しばらくはあの街……お前とであったあの街にいるかもしんねえが……、旅路の途中でな。
        その音が響く事もあんだろ。 そんときゃあ見上げるさ、お前のいる空を。 -- 塰音 2010-07-28 (水) 01:00:39
      • なんだよ、それだったら俺が乗せてってやるのに。スカイオブライエンからの眺めは最高なんだぜ?ハハッ。
        そっか……それなら、それでいい。……また会おうな。いつか、
        そのときは俺の息子も連れて行くよ――かわいいんだ、これが――――



        (モニタが消える 声はもう聞こえなくなった)
        ……(何も言わず、アマネの顔を見る)
        -- 2010-07-28 (水) 01:05:13
      • ……あいつぁ、あんな顔をして逝ったんだな、きっと……(涙などはなく言葉にしたのはそれだけ、ただ、万感の思いが篭っていて)
        ありがとうな、いいもんみせてもらった…… -- 塰音 2010-07-28 (水) 01:12:49
      • ……いい事を教えてあげるよ。彼の息子は、マーシエル・ル・シッフル。
        今もどこかで……飛空艇・スカイオブライエンに乗ってトレジャーハントをしているそうだ。彼の言うとおり――
        (ぽん、と肩に手を乗せた)プロペラの音が、合図だ。
        -- 2010-07-28 (水) 01:15:04
      • マーシエル……か。 (目を閉じ、蒼空をゆく船に思いを馳せる)
        ……いつか、会うこともあるだろ。 プロペラの音に……  数多、もう起きれるか? -- 塰音 2010-07-28 (水) 01:28:32
      • …………ああ、もう動けそう、だと思う。 ……っしょ、と。 世話ん、なりました……
        ファンにも礼をいわねーとな…… -- 数多 2010-07-28 (水) 01:38:27
      • ああ、お疲れ様。……また来たまえ、色々な相手を取り揃えているから。(そう言って見送った) -- 2010-07-28 (水) 01:41:38
  • さて、アマタ君は御託は要らないようだね。……オーケー。それじゃあ、闘ってきたまえ。
    グッドラック。(パチン、とスイッチの入る音、それとともに意識が白い闇に包まれる)



    (―――雷鳴がとどろいている その雷鳴で目が覚めた)
    (自分が立っているのは石畳 十分な広さのある広場だ 雰囲気から察するに、中国系の城だろうか)
    (……敵の気配は、まだ、ない)
    -- 2010-07-27 (火) 19:57:02
    • ここは……驚いたな、こんな事が出来るのか……(辺りを見回してから自分の状態を確認する、然程驚いてはいない、落ち着いている)
      (武器は刀が1本、脇差が1本、クナイが5本、腰のランタン、いつも通り)……後は……
      (<<……これはまた、驚いたな>> 良かった、ちゃんと居るのか <<いやはや…お前の頭の中とはいえ私をこのように構築するなんて、あの男以来だ>> あの男……? <<STEVEN…まぁその話はまた何れな>>)
      (足を開き腰を落とす、身体に以上には無い)……よし、戦える。 -- 数多 2010-07-27 (火) 20:05:47
      • かつん かつん
        (ハイヒールの音が響いた その先には、城門らしきもの 城の外から誰かが階段を登ってくる音だ)
        (雷鳴が轟く 何かが来る、そう叫ぶように)
        -- 2010-07-27 (火) 20:18:13
      • (びりりと背筋を走る戦慄、遠くからでも分かるその気配)すうぅ……はっ
        (呼吸を整え居合いの構え、城門に目を向け迎え撃つ姿勢、集中、集中、集中、敵は向こうからやってくる) -- 数多 2010-07-27 (火) 20:25:18
      • ゴ ッバォン
        (突如、鋼鉄の城門が爆発するかのように吹っ飛ぶ その先に、体躯200cm、ハイヒールの高さ50cmの女が立っていた)
        ここに物の怪使いがいると聞いてみれば……フーン?どうもガセね。ただの傭兵だわ。(その女は、ふん、と鼻息を鳴らした)
        -- 2010-07-27 (火) 20:29:54
      • (自分の横をすり抜けて遥か後方に突き刺さる鉄片、流れ込むとてつもない威圧感)
        ………ッッ!!(か、は…見てるだけで脳が揺れそうだ…… <<すごいな、ここまで化け物染みた人間は久々だぞ>>)
        (敵意が弱い、相手としてみなされていないのか? しかし……) (限真… <<一秒だけだぞ?>> 姿だけならいいだろう? <<あまり趣味じゃないんだがな…仕方ない>>)
        (少年の傍らに現れる雷を纏う赤い髪の女性……見るものが見ればとても主従を結んでいるようには見えないが、力はありそうだ) -- 数多 2010-07-27 (火) 20:42:29
      • あら、アラアラアラ。(カツ、カツと歩み寄ってくる巨大な女 アマタを見下ろせばにやりと笑う)
        ハッタリで自分を強そうに見せてどうする気?そんな弱っちいものを見せびらかしたって、私は怯えないわよ〜♪
        ……それとも、ナメられて本気で闘ってくれないかも、なんて……甘いこと考えた?ボ・ウ・ヤ。(見下ろすその表情に嘲笑が混ざった)
        -- 2010-07-27 (火) 20:51:52
      • (<<むっ、お前のせいで私までバカにされたぞ>> ……っだ、黙ってろ!それどころじゃ、な、い……っ <<実力差が有り過ぎるな、まぁ引っ込んでおくぞ。必要ならば言え>>)
        が、っふ……(近くに寄られるだけで心臓を掴まれているようだ、呼吸が乱れ動悸が早まる)
        (奮え、搾り出せ、全身全霊で己に言い聞かせてやっと言葉を吐いてみせる)御託はいい……モーディ・ウーハン……来るなら来い。
        (彼の能力が瞬時に体躯・リーチ・歩幅・諸々を弾き出す。 それがどれほどのアドバンテージになるかは今対峙している本人が一番理解しているが……ともかく、刀を打ち出す態勢は整えた) -- 数多 2010-07-27 (火) 21:00:48
      • ……ああ、そう。ホホホホ……じゃあ、一個だけ教えてあげるわ。私はね、このクーロンを破壊するように言われてきた。
        そのために邪魔な障害は、取り除け、と。……手加減なんてするつもり、まるで無いのよ。だって、私……
        目の前にあるものは全部ゴミだと思ってるから。(カンッ―――超級ハイヒールの音が響いた)
        我が名は超級風水師、モーディ・ウーハン。いざ参られよ。
        (ヒュン、と奇妙な形をした剣を出し、ゆらりと構えた ――邪気を操る剣、七宝刀だ)
        -- 2010-07-27 (火) 21:07:02
      • (なるほど、確かに、僕はどうやら本当に塵一片にも数えられていないらしい、そりゃあそうだ……)
        (竦むな足、震えるな手、このままじゃまるで物言わぬ冷蔵庫にでもされてるようなもんだ、せめて向き合う事だけはしてみせろ!!)僕は数多……、喜望峰……、数多だ!!
        (奇妙な剣、刀身を絡め取られたら御仕舞いだ。バックステップで大きく距離をとると身を極端に低く構えて正面から走る!) -- 数多 2010-07-27 (火) 21:16:35
      • フンッ!!!(向かってきたアマタを、迎え撃つように放ったのは、七宝刀からの一撃ではなかった)
        (その桁外れな長身から放たれる、超級ハイヒールによる突き出しキック―――いや、踏み潰しだ!)
        (その速度は速く、またハイヒールの底には太極図が描かれている ただの踏み潰しではないのは明らかだ)
        -- 2010-07-27 (火) 21:21:22
      • …………ッッッ!!(目の前の高さに繰り出されるヒールの底、敵にとっては小手調べの一撃に過ぎないかもしれないが……)
        が、あああっっっ!!(それは彼の身体に全力で危険信号を流した。足首への負担も構わず全力で身を捩り、横に投げ出す) -- 数多 2010-07-27 (火) 21:25:45
      • カッ
        (いきなりの、閃光―――爆心地はモーディのハイヒールの裏だ)
        ギィャルギャルギャルガガガガガガガガガガッ
        (そして閃光の後にその地点から轟音を立てて巨大な木が生えてくる 10,20mほどの巨大で太い木が、ほんの数秒で目の前に現れた)
        (そしてその頂点に立っているのは、超級風水師)木のコヤシにしてあげようとおもったのに。お好みじゃないかしら。
        -- 2010-07-27 (火) 21:30:31
      • ……! ………!!! っこれ、が……風水の極地……!(その圧倒的な力を目の当たりにし、それでも震える足を立たせ)
        ぜー、っぜー……(ただの一発の攻撃を避けるだけでこの有様だ、しかし)まだ、たりねえ……
        (目つきが変わる。 死生観の鈍化した彼の強みでもあり悪癖。 右手にクナイを握り込むと真っ直ぐに見据え)
        今度はこちらから行く……!(クナイを投擲、一切の怯みも期待出来ないとはわかっている。だが0.1秒、いや寄り刹那でも構わない)
        限真ァ!!(腰のランタンのスイッチを入れると彼の周囲が帯電する。 <<やるだけ無駄だとは思うんだがな……>>) 稲妻(アクセル)!!! (切り札の一つ、音より速い電速の剣がクナイの接敵を待って追従する) -- 数多 2010-07-27 (火) 21:48:37
      • (カッ、とアマタがクナイを投擲した瞬間、目を見開く そして―――次の瞬間)
        超級風水連鎖術!!木・雷火!!!
        ガッ ゴシャガロロロロロッ!!
        (クナイがモーディの眼前に届くか否かというところである モーディ、いや、その巨木めがけ、これまた巨大な稲妻が落ちたのだ それは勿論、光の速さ)
        (しかもその雷は、まったく止まることなく滝のように同じ場所に落ち続けているのだ!クナイはその雷火に焼かれ、蒸発して消えた)
        (堕ち続ける雷光がモーディを完全に覆ってしまい、電速の剣はその中に飲み込まれ、刺さったかどうか確認ができない)
        -- 2010-07-27 (火) 21:57:38
      • (電速の剣と共に突撃する身体にまたも急ブレーキが掛かり、雷光の滝に飲み込まれる自身の必殺技を見て呆然と立ち尽くし)……うそ、だろ……
        (<<やるだけ無駄だといったぞ、後0.9秒だな>> ……わかってるよ!) く、そ……(飛び道具が通じようはずもない、この雷撃が収まるまではただ見ているしか出来ない程の実力差……) -- 数多 2010-07-27 (火) 22:05:12
      • あらあら。がんばってるわね、って褒めてあげようとしたのに。なあにその顔?
        (雷光の滝の中から冷ややかな声が聞こえる)私、貴方みたいなゴミがそんなに頑張ってるの見て、感動しちゃったの。だから、フルコース見せてあげるわ〜♪
        超級風水連鎖術!!木・雷火・震土・金弾!!!
        ピシッ
        (流れ続ける雷光の滝から八方向に、微かな雷が、地面を伝ってヒビのように走った それ自体は大したダメージを生み出すものではない)
        (しかし―――)
        ガガガガガガガガガガガガガガ
        (その雷の走った道に沿って、地面が轟音を立てて割れ、超災害レベルの地震が巻き起こる!)
        ビキュンッ ギュンッ バキュンッ
        (さらにはその地割れから、黄金の弾丸が雨霰のように無数に飛び出しているのだ)
        (雷は止まず、大地は震え裂け、弾丸が無数に飛び交う そんな情景の中)ホーーーーーーーーーーーッホホホホホホホホホホホホホ!!!(高笑いだけが聞こえる)
        -- 2010-07-27 (火) 22:16:52
      • (<<数多、先にいっておこう>> ……なんだよ。 <<まずいのが来る>> な…)…・・・っっ!!(地を奔る地割れにバランスを崩しながら両足を踏ん張り、目にしたのは地獄絵図)
        うぐあっ! がっ! くあっ!(頬を掠めた弾丸に怯んだ瞬間、別の弾丸に肩口を貫かれる、3発、4発、5発、次々に……)うぉ…ご、ぁ……ぎ……
        (<<もうやめておけ、お>>まだだっっ!! まだ、一矢も報いちゃ!! <<好きにしろ…>>)
        ぎああっ! がっ! あっ!!(電熱に肌は焦がされ、襲い来る銃弾は許容も無く慈悲もなく。 彼の身体が人の体を成さなくなるまでそう時間はかからないだろう)
        …され、るっっ、殺される…っ、殺される……っっ!!(これが仮想である事はとうの昔に忘れ去った彼に、とうとう死の恐怖が芽生え始めた)
        あ、ぎ……っっ(死にたくない 死にたくない 生き残れる可能性は恐らく逃げてもゼロ、進んでもゼロ、それならば)…………(肌色より血の色の面積の多くなった身体で、今一度剣を持ち、見据える) -- 数多 2010-07-27 (火) 22:34:57
      • ……驚いた。(超災害が渦巻く中、雷光の中から平然とアマタを見ている)
        恐怖に怯えているのに……何もかも投げ出したくなるような中で、剣を握る?
        (災害の轟音が響く中、アマタの頭の中に声が響く)
        ちょっとした好奇心から聞くのよ……私、こういうの気になるのよね。なんでまだ「剣」なんて物に頼ろうなんて思えるの?>
        <私はこの世の地獄を見せてあげられる自信があるわ。まだまだ、もっとね。でもそんな自然災害に、剣が何を生むと期待してるの?
        -- 2010-07-27 (火) 22:40:57
      • (もう……痛みすらも感じない……音も聞こえない……激烈な神鳴の中、目の前の女傑の声だけが頭の中に)
        (けん……剣ってなんだ……そうだ、なんでぼくはまだこんなものを…… 諦めてしまえばらくになれるのに)
        (過ぎる走馬灯、鬼に食われた村人、肉親、彼らがそれでも手にしてきたもの、自分が手にしてきたもの)
        剣……は、ぼく、の……牙だから、だ……(道具ではなく、力なき者が脅威に挑む為の力、勇気、その象徴そして……)
        (怪異と対等に渡り合う力…自らもまた、人外のそれと準えんと)これは……僕だ……ッッ!
        (既に刀身の砕け散った刀の代わりに、刀身に穴の開いた脇差を構え)限真ァ!!(<<やれやれ……こんなに酷使されたのは初めてだ>>)雷を以って……之を動かし…、風を……以って之を散らす……! 我諸共に……神雷(ジュピター)…… (彼の頭上に……本来は敵の下へと繰り出す技だが……巨大な雷球が発生し、そのまま崩れ落ちる彼諸共ゆっくりと覆いかぶさる) -- 数多 2010-07-27 (火) 22:59:29
      • ……フン。いいわ。見てあげましょう、ぼうやの「牙」を。
        (依然、雷は止むことはなく、揺れも収まらず、弾丸は空気を裂き続ける だが……それ以上何もしてこない まるで、アマタが何をするのかを待つかのよう)
        んん?……それをぶつけてくるわけじゃないのね。ホホホ……私、ちょっとだけ予想がつかないわ。何をしたいのかしら?
        (雷光の中、涼しげな顔をしてアマタの様子を眺めている)
        -- 2010-07-27 (火) 23:10:16
      • (<<現実なら5万回は死んでいるな……>> う……せ……)
        (怪異と、脅威と対等になること、そのものになること……その境地未だ遠く、仮想現実である事が何らかの要因であったのか)
        流転……するは、波、なりと……(光速の雷光との文字通りの一体化。彼の全身はそのわずかな刹那の間、光子の塊と化していた)
        これ、で……っ(銃弾の暴風も雷光の滝も突き抜けて光速で肉薄する刃!!!       ……そこで彼の力は尽きた)
        (運がよければ、彼は現実に目を覚ます事が出来るかもしれないが……) -- 数多 2010-07-27 (火) 23:18:08
      • なるほどね。(光の速さで迫る刃に、一言そう言った―――いや、思ったのだろうか ともかく)
        (肉薄した刃はそのままモーディの胸に、わずかな傷をつけた それ以上押し込まれなかったのは、モーディが手でその剣を挟んで掴んだからだ)
        もう死ぬのね?でもダメよ。私が殺してあげる。(このままでもすぐ消えてしまう光の塊 しかし既に二人に何かが迫っていた)
        超級風水連鎖術、木・雷火・震土・金弾・水災。
        (音もなく―――巨大な津波が、二人を飲み込んだ 水の中で、光の剣は……溶けて、消えた)





        どうやら、生きてるようだね。(目を覚ませば、眼前に顔を覗き込む包帯男の顔) -- 2010-07-27 (火) 23:28:32
  •  
    • (地図の場所に地下へ続く階段がある……森の真っ只中だ) -- 2010-07-27 (火) 19:13:30
      • 主が変なら場所も変だな……、まぁ、あいつの知り合いだしな。(特に迷う事なく階段を下りていく) -- 数多 2010-07-27 (火) 19:16:04
      • 遅かったね。随分待ちくたびれたよ、ははは。君マラソン大会でビリとかな感じの子だろう?
        (地下には、広いには広いが学校の教室程度の広さの部屋に 機械と魔導器がひしめき合っている ……とても戦うスペースはない)
        -- 2010-07-27 (火) 19:17:34
      • かか、あんまり人んちを悪く言うもんじゃあねえぞ。 「なんで来てるんだよ……」 ちょいと、気になることがあってな。 -- 塰音 2010-07-27 (火) 19:17:42
      • む……悪かったな、こう見えても上位『この手合いに張り合うなって、かかか』 ……
        ……こんな所で試合が出来るのか? それにしちゃあずいぶん…… -- 数多 2010-07-27 (火) 19:21:17
      • 君も来たね。(アマネを見て、包帯の下の目が細まる) -- 2010-07-27 (火) 19:21:46
      • 狭いかい?そりゃあそうだ、君はここでは戦わない……(と、アマタの手荷物を見て)
        それはその辺隅っこにでも置いときたまえ。さて……アマネ君、チェイサーについてはアマタ君の後だ。
        まずはアマネ君、こっちへ来たまえ。(手招きした先には、機械仕掛けの寝そべるような椅子 そして、コードが大量にくっついたヘルメット)
        -- 2010-07-27 (火) 19:23:42
      • (見たこともない多くの機械を目にどうも訝しげに)『いってこい、大丈夫だ』 あ、ああ……
        ここに、座ればいいってことか……? -- 数多 2010-07-27 (火) 19:28:02
      • そうだ、そうだとも。そこに座れ。さて、始める前にいくつか確認事項だ。
        君はこの訓練で死ぬような思いをしようと、実際の体に傷がつくことはない……が、君の心が弱すぎた場合「ショック死」の可能性はある。
        まずはそれを了承して欲しい。そして次に、もうやめたくなったら大声でギブアップを叫べ。いいね。
        そして、三つ目だが。モーディ・ウーハンでいいんだね?正直、この女は強すぎる。で……それより弱い相手を用意することも出来る。どうする?
        -- 2010-07-27 (火) 19:32:55
      • (改めて覚悟を決めなければならない場面に息を呑む) 『だーいじょうぶだ……、こいつはまぁ、そこそこつええよ』
        ……茶化すなよ。  はい、かまいません。 モーディ・ウーハン……あの方を、お願いします。 -- 数多 2010-07-27 (火) 19:39:35
      • オーケー。(あっさりという)まあ死んだらゴメンネ。
        (そう言うと、がぽ、とヘルメットをかぶせる)説明をするよ。君は今から、仮想空間に意識を飛ばされる。
        そこでは「現時点での君のベストコンディション」でいられる。つまり今の君が持つベストの装備、健康状態でだ。今の君の限界は超えた状態で始める事は出来ない、いいね。
        そして相手は「何らかのシチュエーションによって戦闘意志がある状態」として現れる。たとえば実際に君とやろうとしたらこの女は手加減もするかもしれないが……
        仮想空間の中では君を全力で叩き潰そうとしか思っていないだろうから、馴れ合いなんて考えないほうがいいよ。
        ……何か質問は?
        -- 2010-07-27 (火) 19:44:08
      • ……問題ありません。 いけます!! -- 数多 2010-07-27 (火) 19:49:53
      • ……あー、俺から質問が1個。 そのなんだこの機械。 電撃で壊れたりしないよな……? -- 塰音 2010-07-27 (火) 19:50:55
      • っと……なんだい。これ?電撃?いや、そんなもん食らったら壊れるに決まってるじゃあないか、精密機械だもの。
        何を言ってるんだか……
        -- 2010-07-27 (火) 19:58:11
      • ……そうか、そうだよなぁ……まぁ、大丈夫だろう!多分。 なんでもねえ、好きにしてくれ。 -- 塰音 2010-07-27 (火) 19:59:11
  • よし。……データのインストールだ。
    (モニタに手をかざすと、手からモニタヘ、魔力が渦を巻いて吸い込まれていく)
    インストールデータ、14。ザンマ・クリフォ。
    インストールデータ、15。ロリーナ・リデル。
    インストールデータ、16。ベイガー・エリオルネッド。
    インストールデータ、17。アリス・リデル。
    (カタカタカタ、と高速でプログラム文字が自動的に打ち込まれ、しばらくして、……ERROR、と表示された)
    ん……?エラー?(エラー内容を検索する ……どうも最後に打ち込んだ冒険者データが、読み込めず認識不可能になってしまったらしい)
    ……?ふーむ……ほかはOKなのか。特に以上もなさそうだし……大丈夫、か?
    -- 2010-05-17 (月) 20:37:01
  • (―――そこから、どうしても思い出せない 目が覚めたとき、いつの間にやらアイオライトは部屋に戻されていた)
    目が覚めたかい。意識はしっかりしてるかい?指は何本に見える?(目の前で指を三本出して)
    -- 2010-04-06 (火) 00:13:11
    • …気味の悪い包帯男が見えるよ、ですわ (くらくらする頭を押さえながら身を起こす 眠りすぎた朝のように頭と身体が重い)
      (三本、と答えてから頭に被ったメットを脱ぐ 頭を軽く振ってから、目を瞬かせた) -- アイオライト 2010-04-06 (火) 00:16:58
      • ふむ。なら大丈夫だね。(ヘルメットを受け取ると、机において)結論から言うと、君の記憶を少し消去した。
        記憶の中で戦闘が半端なところで途切れてないか?君はその後レイズに負けたんだ。覚えてはいないだろうし、思い出せないだろうが。
        -- 2010-04-06 (火) 00:22:35
      • (そのいきなりな結論に目を丸くして、それから眉を寄せる) 名にそれ、全然覚えてないわよ、ですわよ?
        … (少し頭を悩ませて思い出すも、) 盾で銃を防いでー…えっと、それから、鍔競り… … ? (霞がかかる ザンマを見、眉を寄せる)
        消去したって…どういうこと? (少し咎めるように) -- アイオライト 2010-04-06 (火) 00:27:56
      • 言おうか言うまいか悩んだが、そんな半端に記憶がないなら君も気にするだろうからはっきり言っておこうと思ってね。
        君は負けた。負けた上、レイズにいたぶられて、恐怖のあまり発狂したんだ。
        日常生活が送れるかどうか怪しいレベルで、ね。……だから、その原因となる部分を消した。質問はあるかい?
        -- 2010-04-06 (火) 00:33:44
      • 私が? (そのとんでもない内容に鼻白んだ様に眉を寄せ) 発狂なんて…そりゃまあ、あの気味が悪い男は強かったけど…
        (ふん、と鼻を鳴らす) 発狂だなんて なら、今の私は何なのかしら? 気が狂ったにしては頭も明晰だよ ですわよ?
        (胸に手を当て、目を細める 冗談きついわ、と言うように) -- アイオライト 2010-04-06 (火) 00:40:22
      • そりゃ原因が無けりゃ狂うわけがないだろう。それじゃあ、実際に何をされたか……
        聞きたいのかい君は。(近寄って首を傾げてみせる 包帯の下の目つきは真剣そのものだ)
        ……まあ、言わないがね。それじゃ記憶を消した意味がない。
        -- 2010-04-06 (火) 00:43:16
      • 言えるものならー…って、 あぐ… (真剣な目を見れば、憎まれ口を飲み込んで しかし、ぷい、とそっぽを向く)
        人の記憶を弄ったとか言って、信用しろって言う方が難しいわ それに、私、負けた記憶がなければ信じないの!
        (ぽんと椅子から飛び降りれば、小さく鼻を鳴らして) もう一回、と言ってもどうせ戦わせてくれないんでしょう? -- アイオライト 2010-04-06 (火) 00:49:09
      • 信用しようがしまいが、映像の記録は残ってるから事実には変わりない。凄惨な光景だよ。誇張抜きで。
        当たり前だろう。君が負けたのも、惨たらしい仕打ちを受けたのも、君がひとえに未熟でありながら無謀だからだ。
        仮想の敵に殺されているようで、現実でどうにかできるのかい?(かつかつと詰め寄って)現実じゃあ、負けたらそこで終わりだ。
        死なないにしても傷だって治らない、記憶だって一生消えない!こんなふうに!(べり、と自分の包帯を剥がした その下には顔の皮が剥がれた無残な顔)
        君は、こうなりたいのか。僕はこの機械を、こうなる人を少しでも減らすために作ったんだ。それなのに君は何も学ばないって言うのか!?
        -- 2010-04-06 (火) 00:57:17
      • うぐ…っ な、何よ! (鞭で打つ様な言葉に反射的に噛み付く少女 近づいてくる男を爪先立ちで睨み返し)
        現実じゃないのがこの装置じゃないの? ならー…っ (息を呑む、目の前のその醜い顔を直視すれば、何かが頭ではじけるようになる)
        (しかし、それは思い出される前に掻き消える 何を思い出そうとしたのかも判らないが、吐き気ばかりこみ上げて、顔を背けた)
        (胸を突き上げる感触を飲み下してから、ふん、と強く鼻を鳴らし) 学べと言っても、記憶を消したと言ったのはそっちじゃない 何を学べと言うのかしら
        (踵を返す) 帰るわ ふんだ、お母様のことが判ると思ったけど、違うみたいだし! (振返りもせずに言って) -- アイオライト 2010-04-06 (火) 01:10:04
      • ……心が壊れれば、それは死んだも同然だ……君の無謀さのせいで、一度は死んだという事実を覚えておくといい。
        一つだけ……分かっただろう。君のお母さんは、あの怪人に一歩たりともひるまなかったことを。レイズがそう言ってたことだけは、覚えてるはずだ。
        だが、それは自分の名誉欲のためや、強さを高めるためじゃない。ましてや虚勢でもない。
        誰かを守るためだ。……僕の話が聞きたくないならもういい、行きたまえ。
        -- 2010-04-06 (火) 01:18:36
      • (母親を引き合いに出されればかっとなって振返り) 貴方がお母様の何を知ってるのかしら!
        (自分に足りない場所を抉られたからか、母親の名を出されたからか、それとも両方のせいか 一声怒鳴ってから睨みつけ、少女は振返りもせずに階段を上って行った) -- アイオライト 2010-04-06 (火) 01:37:39
      • ……まったく……(はあ、とため息)嫌な日だ。 -- 2010-04-06 (火) 01:52:19
  • 威勢がいいねえ。……見せてくれたまえよ、若さのパワーって奴?
    ……スタート。(カチ、とボタンを押す―――瞬間、アイオライトの意識はどこかに吸い込まれていく感覚に陥った)


    (……寒い)
    (最初にそう感じる、次に、暗い。 そこは、冬の都会の、路地裏)
    (周りには見上げるような高い建物が並んでいる……が、人通りがまるで無い どこにも電気は着いていないし、ところどころ窓が割れているところすらある)
    -- 2010-04-03 (土) 22:04:44
    • (覚悟を決めて目を閉じる 来なさい、と威勢よく言った機も下が、そんな自分の声が一気に遠くなって)
      … (目を開ける ぶる、と身震いをした 辺りを見回せば、既に別世界) …これが、ザンマさんのいってた… えーっと、なんだっけ…ぎ、ぎじなんとか…? …ふん、よ、よく出来てるじゃない
      (不気味な静けさに空元気で返し、気を奮い立たせる) どこかの町かな…はじめて見る…かな? -- アイオライト 2010-04-03 (土) 22:17:32
      • ギャアアアーーーーーーッ……
        (どこからだろう、女性の断末魔の悲鳴 助けを求める声ではない、苦痛による、死の絶叫だ)
        (右の路地から聞こえた……行こうと思えば、行けそうだが)
        -- 2010-04-03 (土) 22:20:27
      • さて、相手はどk… (言葉が切れる 耳を澄ますためではなく、本能的恐怖がそうさせた)
        … …え、えっと… (状況に理解が追いつかない数瞬 しかし、気付けば駆け出す 逃げるのではなく、声がした方へ 腰の剣の留め具は走りながら外している)
        (路地に入り、曲がり角を曲がれば、きっと其処が、悲鳴の中心部) 誰か居るの!? (声をかけながら剣に手をかける) -- アイオライト 2010-04-03 (土) 22:32:00
      • (暗い……目が慣れるまで、その奥に誰がいるのかは見えないだろう が、それでもひしひしと感じるのは、その殺気と、血の臭い)
        いるには、いるが……ンン……ヤボじゃあないか、ン?お子様だから、そういう……何だ。大人の付き合いの機微というのは分からないか?
        おれは今デート(・・・)の最中だ。それを邪魔するなんて、なあ。ちょっとオイタが必要なんじゃあないかい……ン?
        (暗闇の中から聞こえる声 男の声だ……目が少し慣れ、しゃがみこんでいる男の背中が見えた 何かしているようだが)
        -- 2010-04-03 (土) 22:39:16
      • (匂いで顔を顰めたのか、そいつを良く見ようとして目を細めたのか、自分でも判らなかった ただ、聞こえてきた男の声にブル、と身震い)
        お、大人の付き合いって言うのは、… (唾を飲み込む 冒険先で嗅ぎ慣れてはいるが、) …こんなに血生臭い物だったっけ、かしら?
        …何をしてるの? た、立ちなさい! さっきの悲鳴は何!! (剣を抜き払って切っ先を男の背中に向ける) -- アイオライト 2010-04-03 (土) 22:44:43
      • クッ、クフッフフフフヒッ……(不気味に笑うと、「何かを掴んで」立ち上がる)悦びの悲鳴に決まってるじゃあないか……
        初めて(・・・)のときは血も出るもんだって……イマドキの若い女の子ってやつも、そのぐらいは知ってると思ったんだがな、ン?
        (ぶん、とアイオライトのほうに何かを投げてよこした、それは予想以上に大きく、アイオライトの目の前でズザリと落ちた)
        (……人だ アイオライトより少し年上の女性 その口元が、笑うかのように耳まで裂けていた 目は恐怖に固まったまま事切れている)
        ……お嬢ちゃん。それとも、お嬢ちゃん。あんたがその初体験(・・・)ってのを……体験してみるかい?(男は振り向かない)
        -- 2010-04-03 (土) 23:16:34
      • (下世話な冗談に思いっきり顔を顰める) にしても、随分血が出すぎ… … じゃ、な… …? (倒れるそれを見下ろす 目を瞬かせ、一瞬の思考停止)
        (それから、遠くで声を聞いた気がした 自分の悲鳴だと気付いてから、慌てて後ろに飛びのく) な、な、なん、いぇ、口、が… (震える手にぎゅう、と力をこめて剣を握る 気絶はしなかったが、頭を殴られたような衝撃と恐乱 振返らない男としたいから距離を取りながら)
        あ、あなたが、レイズ… れ、レイズボ、ボーガード? せ、千人殺しの! -- アイオライト 2010-04-03 (土) 23:55:16
      • ンン……惜しい。950人ってところか。今は。しかし何だ……随分と勉強家じゃあないか。おれのことを知ってるなんて……
        (くるり、と振り返った 2メートルはあるかという長身、その顔は、目元が黒く、白い肌に耳まで裂けた赤い口 まさに道化師というべき顔だが)
        (こうも邪悪さを感じさせる顔の道化師がどれほどいるだろうか)
        クイズは大正解だお嬢ちゃん。おれが上乗せのレイズ。レイズ・ボーガードだ。クッ、クク……
        ホワーーーーーッヒャッハッヒャッハハハハハハハハッハッハッハハハ!!!(頭を抑えて高笑いした)酷い怯えっぷりだ、たいした剣士さまというやつだ!!
        随分腰を引いた構え、そんな剣の構え方はどこの道場で習った?かっこよすぎて笑いすぎてションベンが漏れちまったヒヒャーッハッハッハッハ!!!
        -- 2010-04-04 (日) 00:02:27
      • きゅうひゃ…っ (本人の口から聞けば、改めて目を丸くする 立ち上がった男は高く、自分が見上げると首が痛い 自分の頭は相手の胸よりも下だ)
        (それ以上に驚いたのは、その顔 化粧もそうだが…) …ひっ (無理やりこじ開けたような口の傷 そして笑い声が持つ狂気と…自分が知りえたどれよりも強い、死の匂い)
        あ、う…こ、来ないで…! (自分を馬鹿にされても、いつもの調子が出ない じり、と下がる が、しかし)
        な、習ったのは…教えてくださったのは、…っ (敬愛する母親から教わった剣 それを馬鹿にされるのは、自分が見下されるよりも嫌だった なりそうな奥歯を噛み締め、小指から剣を握りなおす)
        ば、馬鹿に…馬鹿にしないで! (スカートの中で震える膝に力をこめ、睨みつける 黒髪のツインテールだが、どこと無く、似ている) 怯えてなんか無いんだから!! -- アイオライト 2010-04-04 (日) 00:20:16
      • ……フゥム。(その怯えっぷりはもう何度も見た、虚勢を張るだけの子どもの喚きと同じだったが、しかし)
        何だかなあ。何だ、ンン?(首をかしげながらすた、すたと歩いてくる)ゼンゼン似ちゃあいないんだが……フム。ンン……何でだろうなあ?
        似てるな、お前……(さらに近づき、剣すら届く距離まで無防備に歩いてきて)ああ、何で似てんだかわかんないが、似てる。お前、そう、お前さあ。
        フローライトに似てる。何でだ?妹か、まさか姉か?母親か?それとも子供か。(ち、と軽く舌打ちして)子供とは、流石のおれも笑えないジョークだったな……
        そこんとこ聞いておこうか……お前、フローライトの何だ?ンン?お前が妹とかそういう、アレだったら。お前をダシにして……
        あの気の強い張った顔を、おろおろぶるぶるアワワワってな感じに出来るかもしれないしなあ、ク、ッククククヒッヒヒヒ。
        ほら、言え……(素早くナイフを取り出し、アイオライトの頬に当てた その動きは凄まじく素早く、無駄がない)質問には答えておこうぜ、ンン?
        -- 2010-04-04 (日) 00:30:48
      • な、何さ…って、ち、近づかないで! 近づくな!! (無防備に近づいてくる巨漢を見上げながら剣の切っ先を向けて構えなおすも、あまりに無防備すぎて、剣が振れない)
        に、似てるって… …フロー… (目を丸くして、こんな時なのに嬉しさが胸を走る) に、似てる、かな? そ、それなら、それなら尚更、馬鹿にしな…い…
        (反応すら出来ず、頬に感じた鉄の感触 ナイフだと、視界の端に見えた切っ先の煌きで判った ぱくぱくと口を動かして掠れた声 蒼白になるが、まだ、気合は残る)
        ま、まず名乗っておくよ ですわ…っ! わ、私はアイオライト…ッ アイオライト・エファンス!! お察しの通り、そのえっと… に、肉親よ!
        (その声を自分の支えにして、おもむろに至近から跳ね上げる片手剣 腕を畳み、手首を返しての、至近ならではの素早い一閃 少し頬が着られるのは覚悟で、目と首を守るように顎を引き、顔を逸らしながら) -- アイオライト 2010-04-04 (日) 00:42:24
      • オオッ!!!(跳ね上げられた片手剣を避けるように、状態をそらして 不意を突いた一撃が功を奏したか、ナイフは落としてしまった)
        フゥッ!(クルリと回転し、一旦距離を離してコートのすそを直した)勝負度胸はなかなかというところだな、ンン?ポーカーとか土壇場で逆転するタイプだ。
        だが、プレッシャーには弱いようだな?(コートに手を突っ込むと、そこから大型の拳銃を取り出す)
        当たるなよ、当たるなよ?当たったらおしゃべりもおしまいだ、面白くないだろ?(フラフラと遊ぶようにしながら、適当に狙いを定める)
        -- 2010-04-04 (日) 00:50:26
      • 避けられた!? (至近で振るった剣をさらりとかわされれば、目を丸くする 切り捨てる覚悟を持った奇襲の一撃であったらしい、が) で、でかいばっかりじゃないのね、ですわね…
        (とりあえず、足元に転がったナイフを蹴って遠くにやる ナイフが壁に当たる音を聞きながら、剣を構えなおす)
        大きなお世話よ! ちょ、ちょっと驚いただけだから! … (ちら、と死体に視線 無惨な顔に吐き気がこみ上げるが、顎に力を入れて飲み下す)
        ! (そして見た大型の銃 しかし、レイズの予想ほどは焦る様子がない 切っ先を銃に向けてあわせながら、片腕を自分の背に回す 完全に右半身を向ける構え)
        く、来るなら来なさいよ そんなの怖くないんだから! -- アイオライト 2010-04-04 (日) 21:01:15
      • ンン……お伽話とかの見すぎじゃあないのか、ン?それとも銃自体を知らないとか、そういう感じか?お前?
        銃ってな……避けれるもんじゃあないし、防げるモンでもないんだぜ?よく引き金を引いてから避けるとかそういう英雄譚がいくらでもあるけどな?ン?
        実際は―――(銃口を少し降ろし、引き金を引いた 同時に、足元の死体の頭が破裂した 銃声と破裂するタイミングは、当然ながら知覚できないほど一瞬だ)
        半身になって当たり所を減らしたかもしれんが、そんなもん頭に当たればなんてこたあないぜ?ン?いいのかそんな余裕で?もっと物陰に隠れるとか……
        おれはそのほうが安全だと思うんだがなあ。クッ、ククッ……(ふらり、と銃口がアイオライトの額を向いた)
        -- 2010-04-04 (日) 22:48:17
      • し、知ってるよ、馬鹿にしないで!! (見たのは初めてだけど、という言葉は飲み込んで声を返す 気持ちで負けないようにか、ぐっと睨みつける)
        ふ、ふん よく撃つ口鉄砲ね そっちの玉も大事に使ったほうが良いんじゃ…ッ!? (銃声に身をすくませる はぜた頭から飛び散った物が脚やスカートにかかる)
        (ひ、と息を呑めば、頬から血の気を下げる 笑う男が重厚を向ければ、剣も全て投げ出して逃げ出したい気持ちに駆られるが、膝が笑ってそれも出来ない)
        …お母様…っ (ぎゅう、と一度目を瞑る 一瞬、母の顔を思い出して、目を開く 瞬間、背に回していた手を前に突き出しながら、駆け出す!)
        (それは片手盾 ボールを半分に割ったような急な角度を持つそれ 表面には、レイズにも見覚えのある紋章 どこで見たかは、思い出せないかもしれないが) -- アイオライト 2010-04-04 (日) 23:00:03
      • フゥーム……やっぱ、勝負度胸ってやつかなあ、そうだなあ。窮地での度胸はソコソコ似てるかもしれないなあ?
        ン……(向かってくるアイオライトの盾の紋章が目に入る どこかで見たような……フローライトのと一緒か?と考えが行くが、そこまで頭を回してる余裕も流石にない)
        バァンッ!!(―――と、引き金を引いた瞬間、そう「叫んだ」 銃口からはポン、と「BANG!」と描かれた旗がひょっこり飛び出したのみ)
        ォオット。……カラだ、ホヒャッハハハハハハ!!!
        -- 2010-04-04 (日) 23:11:11
      • (呟きが聞こえたが、喜んでいる余裕は無かった 苦手な練気に集中して、ただ、成功するように祈り、駆ける レイズに向けられた縦の紋章が鋭く輝く)
        …ッ 守護方陣! (銃声と同時…それが声真似だと気付くよりも先に、叫ぶ少女 瞬間、輝いた紋章がレイズの眼前で膨れ上がり、白い光の陣を二人の間に形成した)
        (しかし、銃弾は飛ばず、それは意味を持たずに消える しかし、レイズにだまされたと知らぬ少女は、必死の目でレイズを見る)
        (右足の踏み出しの音は高く、右手、駆け出しなりの鋭さで剣をレイズに切り上げる!) い、やあああっ!! -- アイオライト 2010-04-04 (日) 23:35:04
      • ……!これは……(方陣を見て思い出す この紋章は、初めてフローライトと戦った時の)
        オット……ジョークが通じてないようだ、残念でたまらないなあ。(駆け出しなりの剣速――つまるところ、熟練の腕ではなく、熟練の剣をいくつも見たレイズにとって)
        (ガキン、と銃の横でその剣を受け止めるのは、決して不可能なことではなかった)……嬢ちゃん、いや……アイオライトか。
        お前、この方陣がどういう意味を持つものか良く理解して、それで発動させたんだな?ンン?そうだろう?(ぎり、と銃で剣を押しながら、笑みをことさらに浮かべた)
        -- 2010-04-04 (日) 23:42:02
      • (方陣は放てた、そして自分は死んでいない ならば、剣を振るえば…倒せる! そう思い、力を込めた右手剣 しかし) …ッ、そんな…!?
        (剣が受け止められるのは、先程の銃 その銃口から馬鹿にするようにはためく旗が見えれば、真っ青だった顔に血の気が上がる 騙されたのだ!)
        気安く名前を呼ばないで! お母様につけていただいた名前よ! (恐怖よりも、騙された事に気づけて居なかった悔しさから涙目になりながら、睨みつける)
        (押されれば、膂力の違いから捻じ伏せられそうになる 両手で剣を握りながら拮抗させ) 知ってるわよ! ふん、何、勿体無いって馬鹿にするの? (精一杯の力で押し返そうとする) -- アイオライト 2010-04-05 (月) 00:03:51
      • いいや、勿体無くはないが……いいのかなあ。いいのか?ン?(空いたもう片方の手で悠々とコートから青いバラを取り出す)
        この方陣はおれを逃がさない……が、お前も逃がさない。つまり……おれとおまえ、両方どちらかが死ぬまで逃げれないデスマッチ。その会場だってことだぞ?ンン?
        良く知ってるとも……フロゥが、この中でおれとともに一度爆死しかけたんだからなあ……ク、ククッ。(青いバラをすい、と近づけて)リラックスしろよ。ン?
        花の香りでもかいで……な?(ブシュウウウ、と花からガスが噴出する―――笑気ガスだ!)
        -- 2010-04-05 (月) 00:09:40
      • そ、それは… (目を瞬かせる そして、方陣の発動が失敗に終わっている事に気づく 銃弾を弾くための方陣はそのまま、二人を覆って外界から隔離する 白い輝きの中で、2人)&br;デ、デスマッチ… お母様g…きゃっ!? (声の途中で浴びるガス 思わず目を閉じるも、吸い込んでしまう)な、ナニを…
        …っく、ふ、はははっ なに、これ、は、はははっ (横隔膜の痙攣 自分の意思外での、肉体的な笑い)
        (よろけながら後ろに下がるも、狭い輝きの世界ではすぐに背が陣の端にぶつかる) -- アイオライト 2010-04-05 (月) 00:21:20
      • 相変わらず狭い方陣だ……これじゃあデートの範囲としてはちょっと狭いな、ン?(こんこん、と方陣の壁を叩き、にやつく)
        いや何、あくまでおれと対峙したフロゥがそうしただけで……普通は、いや……普通に、銃弾をはじくための光の盾とか、そういうもんなんだろうけどな?
        あの時と同じ状況にしてくれるとは……どうやらアイオライトはおれをノスタルジーに浸らせたいらしい、ク、クヒックフフフククク……
        笑気ガスだ。いい笑顔だ……ひきつって、苦しげなのに、どうしたって出るのは笑顔だけ。そういう笑顔だ、いいなあ……たまらないな、ンン?
        さて。(ぽい、と銃を捨てれば、再度コートに手を突っ込み、何かを取り出す――瓶だ 中には透明の液体が入っている)お次はこいつだ。この手品は凄いぞ?
        この液体を顔に浴びせると、アラララっと不思議!ただの水なのに、顔からは煙がジュージュー、皮はズルズルと剥けて卵肌、冷たいのに熱いときたもんだ!
        -- 2010-04-05 (月) 00:32:23
      • 何を、馬鹿な…っ …煩い! (失敗した事を相手から突きつけられれば逆上するも、ガスが充満すれば、言葉を満足につむぐ事もできず)
        …っ、最低…はは、最低だわ! …くくくっ…う、っ!? (説明を聞けば、笑い声を噛み殺し、引きつるようになりながらも目を見開く)
        (下がる足、踵が壁にぶつかる しかし、失敗して出来上がった壁は自分の意思では消せず そのまま背をぶつけたまま、鍔競りの腕に力を込め、瓶を持つ腕がこちらに向かないようにする)
        (そうする間も笑い声に似た引きつる声が漏れ、力が抜ける呼吸が荒くなり、苦しさで顔を顰めても、笑い顔) -- アイオライト 2010-04-05 (月) 00:43:24
      • フ……ム。じっとしてろよ、手品が見せれないだろ?(左手で瓶をくるくると回しながら、右手でコートから再度別の拳銃を取り出し)
        足かな……足だなあ。腕じゃあ痛がって暴れるだけだしなあ……ン?(くるくると拳銃を回すと、狙いも正確に、アイオライトの足首にあわせ)
        (引き金を引いた それと同時に響く銃声)
        -- 2010-04-05 (月) 00:51:48
  • …おかしいな 町に向かってるはずなのに… (季節はずれの濃い霧の中、森を進む少女が一人)
    まるで夢の中に居るみたい …霧が濃すぎて、進んでるかどうかも判んないわ… (黒髪を二つに結わった髪型、袖の無い動きやすい上着 腰には剣、背には盾) -- アイオライト 2010-04-02 (金) 20:32:40
    • (周りの森は自然そのもの……その森の中、ふと足に何かぶつかる 地面に四角い鉄の蓋があり、そこに躓いたのだ)
      (蓋の脇には、ボタンがついている……)
      -- 2010-04-02 (金) 20:35:58
      • きゃっ? (うっかり躓き、慌てて振り返る) ? 蓋… 何かしら、これ
        (眺めれば気付く、隣のボタン 人差し指を唇に当てて暫く悩むも、その指で、とりあえず押す) 悩んだら動け、だね -- アイオライト 2010-04-02 (金) 20:42:28
      • ガショオ ゴウゥン
        (水蒸気を発してガパ、と蓋が開いた 下には地下への階段が続いている)
        (明かりが見える……誰かいるのだ)
        -- 2010-04-02 (金) 20:58:02
      • きゃあっ!? (思わず顔を覆って声を漏らすも、開いたのを見て目を輝かせる) 凄い、ナニコレ!
        …下に続いてる…? (手を突いて覗き込めば、目を凝らす 子供らしい好奇心が頭をもたげれば、)
        (霧の森に視線を走らせてから、そっと足音を殺して下りていった) -- アイオライト 2010-04-02 (金) 21:03:55
      • (地下には―――研究所、らしきものが広がっていた 魔導器や機械やコード、チューブなどが所狭しとひしめいている)
        (電気もついており、かなり明るい部屋だ……が、そこに人がいない)
        ……子どものイタズラは遠慮してるんだけどねえ、この研究所。イタズラすると、君が危ないよ?
        (声。背後からだ、振り返れば後ろに白いコート、白いハットに、白い髪の、白い包帯を顔に巻いた男が立っていた 背は160無いくらいだろうか)
        -- 2010-04-02 (金) 21:09:46
      • ? (科学的なものに縁がない少女は、キョロキョロと珍しそうに見回して部屋を行く)
        なんかごちゃごちゃしてるけど、綺麗な壁ね (コンソールやランプの輝く壁を眺めて、思わず手を伸ばしかけ…慌てて引っ込めて振返る)
        ご、ごめんなさい!! ちょっと道に迷っちゃってそのー!! -- アイオライト 2010-04-02 (金) 21:15:34
      • 迷い人かい。(やれやれと肩をすくめた)迷い人は冒険者が好ましいんだけどねえ。
        子どもが来ても遊び場じゃあないから、あまりありがたくはないんだけど……
        -- 2010-04-02 (金) 21:25:37
      • そう、ちょっと迷ってー…って、ちょっと (む、とした表情を浮かべ、腕組み) 勝手に入ったのはあやまるけど、ちょっと失礼じゃない?
        こう見えても冒険者よ! それに剣士で、一人前なんだから! (胸に手を当ててふんぞり返る) -- アイオライト 2010-04-02 (金) 21:27:26
      • あらら。そりゃあ失礼。いやあ、僕より小さい人なんてなかなかいないからねえ、ははは。(悪びれた様子も無く、少女とすれ違って研究所の奥に進み)
        ならば紹介しないとねえ。ようそこ、クラシック・シャドウ・システムへ。管理しているのがこの僕、ザンマ・クリフォだ。君の名前は?
        -- 2010-04-02 (金) 21:33:20
      • (むぅ、と渋面を作る少女は140台か、頭一つ分低い 振返り、挑戦的な目で見返す)
        アイオライト 高貴なるエファンス家が娘、アイオライト・F・エファンスよ! …くらしっくしゃどーしすても? -- アイオライト 2010-04-02 (金) 21:38:09
      • アイオライト・F・エファンスね……エファンス、どっかで聞いたねえ。どこだったかな……親御さんも冒険者だったとかかな?
        言いづらければC-S-Sと略してくれ。いわゆる、仮想空間擬似戦闘トレーニング機器だ。……ああ、えーと。(多分こう言っても一発で理解するタイプの子ではないなと思い)
        要するに、仮想の戦闘をして、戦闘の練習ができるってわけだねえ。この機械で。
        -- 2010-04-02 (金) 21:41:06
      • 良く知ってるわね (流石お母様、なんて言いながらもっとふんぞり返る) フローライト・エファンスといったら、ちょっとは名の知れた戦士なハズよ!
        かそーくー… … …ご親切な説明どーも! (ぷい、とそっぽを向くも、確かに判らなかったので言い返せず)
        でも、面白いわね、これで昔の冒険者と戦えたりするのかしら? -- アイオライト 2010-04-02 (金) 21:45:15
      • 随分とその辺カンが鋭いねえ……そのとおり、昔の冒険者がこの中に登録されてるのさ。
        機械工学だけじゃあない。魔導の技術を駆使して、過去の冒険者の性格や能力に記憶、全てをここに再現してるんだ。
        まあ、特定の波長が合う冒険者だけだけどね……で。(少し歩み寄り)そのフローライトという名前を聞いてピンと来た。
        この中に登録されている冒険者の中に、君のお母さんが打ち倒した冒険者がいる。何かお母さんの武勇伝を聞いたことは?
        -- 2010-04-02 (金) 21:57:53
      • へぇー…やっぱり召還したり? 鉄ばっか使ってるみたいだけど、凄い魔法陣か何かなのかしら…
        (周りを改めて見回してから、慌てて振り返る 目を丸くして) お母様が倒した冒険者!?
        あ、あんまり、実は… お母様、この町に居た時の戦いはあまり教えてくれなくて… (眉を下げて首を振り、デモ、と)
        凄く大事な戦いをした、って仰っていたわ 忘れられない相手が居るって -- アイオライト 2010-04-02 (金) 22:47:35
      • いや、どちらかというと相手じゃなくプレイヤーを仮想空間に召還する感じかな……
        たぶん、その相手ってのがそれだろうね。確かに、そう簡単に忘れられるような相手じゃあない……君はこの町については詳しく知らないだろうから聞いたことはないかもしれないが。
        口裂けのレイズ。笑う殺人鬼。狂気の道化師。……名前をレイズ・ボーガードという。1000人の人間を殺したとされる、凶悪殺人鬼だよ。
        そいつを倒したのは公式には黄金騎士団とされているけど――事実は違う。止めを刺したのは、フローライト・エファンスだ。大地の記録には、そう残っていた。
        -- 2010-04-02 (金) 22:52:31
      • 1000人殺しの凶悪犯…!? (初耳なのか、目を丸くして驚く この町の住人も、あまり忌まわしい事件を口に出さないので、聞いた事もなかった)
        お母様が、そんな危ない相手と戦ってたなんて…しかも、騎士団が動くような相手と? (驚きと困惑、そして尊敬と喜びが混ざった呟きの後、)
        どんな戦いだったの? その悪い奴を懲らしめたお母様、きっと格好良かったんでしょうね…! (目を輝かせながらザンマに問う) -- アイオライト 2010-04-02 (金) 23:10:50
      • ……君の母さんが深くを話さないのも何か理由があると思うんだが、そういうような戦いじゃあなかったな。
        あくまで僕は記録を見ただけだが、それは悪の権化を英雄が打ち倒す英雄譚……という感じではなかった。
        君が聞きたいというなら、話すけど?
        -- 2010-04-02 (金) 23:29:00
      • (渋るようなザンマの物言いに眉を寄せる 記憶の中の母は、いつでも落ち着いていて自信に満ちていた)
        …なんか、私にはまだわからないようなことがあったのかな…? うーん、聞きたい… (うずうずしながらも躊躇う少女)
        (自分が知らない母を知りたいのもあるが、尊敬する母が言わなかった事を、勝手に覗いて良いのかも判らない)
        …ちょ、ちょっとだけ、その、さわりだけ教えてもらうとかー… …だめかしら? (好奇心は抑えられず、二人しかいないのに小声で) -- アイオライト 2010-04-02 (金) 23:34:24
      • ふむ、じゃ話そう。(あっさりと 他人の事情などさほど深くは追求しない、そう言う性格だ)
        レイズはその不死性があるからこそ何度倒しても殺人を繰り返すところに凶悪性があったんだが、その「命のストック」が何かしらの理由で暴走したんだ。
        そこを黄金騎士団に突かれて、レイズの命のストックは残り1、つまりレイズ本人のもののみになっていた。ここまではわかるね。
        そして瀕死の状態で……レイズが自ら向かったのが、君のお母さん、フローライトのところだ。レイズは戦いを仕掛けたが、魔力を使い果たした状態で……
        あっさりと、フローライトにやられた。普通の英雄譚と違うのはここで……フローライトは、レイズの死に際を抱きしめながら看取ったところだな。
        しかも泣きながら、だ。レイズも満足げに死んでいった。……二人の間に因縁が長いことあったのは記録にあるが、憎しみあってたはずなんだがね。
        なかなか印象的なデータだったんで、僕もそこは覚えていた。……とりあえず、そんなところだ。満足したかい?
        -- 2010-04-02 (金) 23:41:33
      • (目を輝かせながら効いているが、) 殺人犯が、最後に向かったのがお母様のところ…?
        それに、お母様が抱いて見取ったって… (眉を寄せる 視線を外して何か考えるように…) 大量殺人の外道なんて、お母様が許すはずもないのに…
        お母様は泣いて看取って、殺人犯は満足して死んだ…? (あの母が泣く事なんてあるのか、との驚きもあったが、暫く考え…)
        …っ (ぽ、と何故か赤くなる そんなそんな、と慌てて頬に手を当てて首を振って) まさか! -- アイオライト 2010-04-02 (金) 23:45:36
      • まあ、色々思うところがあったんだろうねえ。ははは、ま、僕はそこまで知らないがね。君がお母さんに聞きたければ聞くといいさ。
        さて……この中には、その凶悪殺人犯のデータも入っている、つまり君が君のお母さんのようにレイズに挑むこともできるが……
        お勧めはしないね。君よりは確実に強いよ、多分。
        -- 2010-04-02 (金) 23:52:26
      • き、聞けないよこんな事…外れてたら怒られそうだし… 当たってても… (真っ赤になったまま首を振って)
        … (自分の母は、この町で修行したと聞いた いろんな強い人と戦って腕を磨いた、とも聞いていた) …私の腕じゃ、勝てないかもしれないけど…
        お母様が乗り越えた敵を、一度は見ておきたいわ (ごく、と唾を飲んでからザンマに頷く) お願いできるかな? かしら? -- アイオライト 2010-04-02 (金) 23:55:39
      • ……仮想空間とはいえ、痛覚はある。仮に仮想空間で致命傷を受けても、現実で死ぬことはないが、死の恐怖はわずかばかり感じる。
        それに……身体的に影響を及ぼさずとも、心には影響がある。死の恐怖で、君の心が耐えれずショック死という可能性はまったくないわけではない。
        もっと君に向いた相手もいる、それらを踏まえたうえで……君はその反吐を吐きつけたくなるような殺人鬼に挑みたいのかい?
        -- 2010-04-03 (土) 00:53:39
      • うぐ (念に念を押すようなその言葉に少しだけ言葉を失い、少し眉を寄せて) ザンマさん的にはどうなのさ、ですのよ?
        わ、私はそれっ位で心が折れるような鍛え方はしてないし! …ほ、本当だよ、ですわよ?
        (言ってから、1000人殺しやら、騎士団と渡り合ったやらの情報が頭を巡り、及び腰) -- アイオライト 2010-04-03 (土) 20:46:01
      • 僕的にはどうでもいいねえ。老婆心で弱い奴から慣らして、とは言うが……別に君が死のうが死ぬまいが関係ないねえ。
        あと散々びびらせておいてアレだけども……君の心さえ耐えられればどうということはないよ。その辺の安全確認はバッチリしてある。
        ほら、どうするんだい。(ぱち、とボタンを押すと、登録されている冒険者のリストがホログラムで表示される
        -- 2010-04-03 (土) 20:51:52
      • 心さえ、か… (ごにょごにょ考えてから、突然現れたりストに驚く それを眺めて、感動したような息)
        うう、でも、お母様が若い頃戦った相手… それを越えなきゃ、私はお母様に届かない…うーん…
        (レイズの文字を睨みながら悩むも、先程の脅しと、項目の化け物クラス、に眉を寄せる) 新人冒険者クラスが一番丁度なんだろうケド… -- アイオライト 2010-04-03 (土) 21:14:54
      • (はー、とため息をついて)もうレイズでいいんじゃないか。僕も鬼じゃない、君が一言僕にギブアップの意を伝えれば、即座に仮想空間から脱出させてあげるよ。
        もう面倒くさいから挑戦しちゃえばいいんじゃないかなあ。僕はそう思うな。(待ちつかれたのか座り込んで携帯ゲーム機で遊んでいる……)
        -- 2010-04-03 (土) 21:37:45
      • うぐ、で、でも… って、 (興味無さそうにゲームを始めるのを見れば、ムカッと来た様子で眉を寄せ)
        そんなに言うんだったら挑戦してやるわよ! ふん、お母様も同い年くらいのときに戦ってたんだから、私だって!
        (腕組みをして啖呵を切ってから、ホログラムのレイズに指を触れる) -- アイオライト 2010-04-03 (土) 21:45:09
      • よしきた。(ソレを見るなり包帯の下でニヤリと笑い、謎のヘルメットを取り出す)
        (ヘルメットにはコードが大量に延びている……近くにはゆったりとした角度の椅子)さ、ここに座ってこれをかぶるといい。
        そしたら君は仮想空間に行く。そこでは君の現時点でのベストコンディションの装備・状態で戦えるようになってる。
        さあ……おいで。
        -- 2010-04-03 (土) 21:49:05
      • あぐ…な、なんか、思うように動かされた気分だわ (ザンマの笑みを見た気がして、ぎぎぎとしつつ)
        ナニコレ、兜? 被って座るの? (言われたとおりに被れば、コードの重みでふらふらしながら座る)
        これでどうするの? …ベストコンディション いいじゃない! ふふん、かかってきなさい! ですわ! (不安と緊張があるのか、空元気) -- アイオライト 2010-04-03 (土) 21:53:55
  • ―――やあ。気分はどーだい?(目を開ければ、包帯男が顔を覗き込んでいた)
    映像出力ができるようになったんでねえ、観戦させてもらったが、ふむ、まさか勝っちゃうとはね。あれでもこの機械の中じゃかなり強いほうだよ?
    しかしまあ、自称してたけど……なかなか君も外道だね。名前も聞かずにいきなり敵に襲い掛かったのは君ぐらいなもんだよ。
    ……どうだい感想は?あ、ヘルメットはずしていいよー。
    -- 2010-03-07 (日) 01:15:20
    • 寝覚めの悪い悪夢が……まだ続いてるみたいだよ。(掌中に剣はない。ただその感触だけは鮮明に残っていて……)
      身体が勝手に反応して……戦闘訓練だと身構えていたせいかな? 少しやりすぎだったかもしれない。
      なかなか疲れるもんだね。あごが痛い……食いしばってたのかな。(たちくらみを起こしながら) -- レザニール? 2010-03-07 (日) 01:37:36
      • 実際に動いたわけじゃあないから、体に疲労はあまり無いはずだよ。精神的な疲労は著しいだろうけど。
        だから、身体的な成長も見込めない。けど、重要なのは経験だからね。体力は家で筋トレでもやってくれたまえよ、ははは。
        ……そうそう。君が寝てる間に、連絡があってね……(ぽり、と顔を掻いて)君にここを紹介した子。ロリーナ君だけどね……
        死亡届が出されたらしいよ。冒険中に行方知れずになったそうだ。
        -- 2010-03-07 (日) 01:44:14
      • えっ?今なんて?まだ3月だよ。エイプリルフールにはまだ早い。冗談が下手だね。彼女は正義の英雄になる子だよ?逃げ出すような子じゃない。笑顔がキラキラして、いつも元気を振りまいて。みんなのアイドルで。(混乱した様子で捲くし立てた) -- レザニール? 2010-03-07 (日) 01:54:48
      • ……そうだといいんだがね。事実はともかく……死亡届は出された。そして、現に戻ってきてない。
        僕は冗談は好きなほうだけどね、人の死をジョークにするほど腐っても居ないよ。
        ……どうも、かなり動揺してるみたいだね。少し休んだら行くといい。僕は今日は失礼するんでね……それじゃ。
        (そう言うと、ポケットに手を突っ込んで、階段を上がっていった)
        -- 2010-03-07 (日) 02:03:55
      • (ふらふらと宿に帰っていく。どうやって歩いたのかも覚えていない。本当に悪夢のような一日だった) -- レザニール? 2010-03-07 (日) 02:13:42
  • (どこか薄暗く、すすけた臭いのする建物の中に、レザニールはいた 建物の内装はどこかけばけばしい……歓楽街的というのだろうか)
    (壁には埃だらけで見づらいが、女の写真がいくつも並んでいる 恐らく娼館か何かだろうが、まるで人の気はない)
    -- 2010-03-03 (水) 22:01:22
    • それが最近そうでもなくて、まるで予知みたいに考えたことが現実になって…… いや、きっと気のせいだね。(覚醒しきらない厨能力の持ち主)
      死んでもいいと思うのと死ぬ気でやるのは、ちょっと違うでしょ?(目を閉じたまま指を振ってニヤリと笑った)

      (振っていた指をグッと握りなおす)うん、僕の手だ。鎧も……杖もある。(目のやり場に困る壁から目をそらして道路の真ん中を歩く) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 22:28:59
      • お待ちを……
        (聞くだけで寒気がするような、何かおぞましく冷えて艶めかしい声が)
        (娼館を出て道路に出たレザニールを呼び止めた 振り返ると―――娼館の前に、黒いドレスに黒く長い髪の女が立っていた)
        (妖艶な暗い目つき、どこから髪でどこから服なのか分からない姿 背丈は女性にしては高く、170以上はある)
        (薄暗い娼館の前の黒い女は、妖艶だが―――明らかに、不気味さを漂わせていた)
        せっかく……立ち寄って……いただいた……の……ですから……フ、ククッ……
        是非……ご入店ください……わたしが、おもてなし……いたしますから……
        -- 2010-03-03 (水) 22:39:21
      • やっぱり女性と戦うっていうのは気が引けるね。(言葉とは裏腹におぞましさをかき消したくて武者震いする)
        呪いがなければ……少しくらい遊んでみたいけれどね。(纏わり付くような視線に思わず武器を構え)今は遠慮してもらおうかな。
        (「襲われる!」体が警報を発し大きく飛び退いた) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 22:53:52
      • ……戦う?あら……(ゆるりと近づき、そっとドレスの胸元をつまむと、軽く引っ張った―――白い胸元がちらりと覗く)
        そういう表現……を……なさる方も、いますよね……ベッドの上の、戦い……クフ、クフフフ……さぞ、激しいのでしょ……
        さあ……いらしてください……(白い手を、ゆらりと伸ばす)初めてのお客様は……お安く、します……から……
        -- 2010-03-03 (水) 22:58:58
      • 参ったな……(眼前の敵からチラチラと目をそらす)それも攻撃のうちなのかな? 裸で戦うなんていうのは勘弁して欲しいんだけど。
        (杖を横薙ぎに振るい近づくなとけん制する)「セルフバーニング!」(触れることを拒絶する薄い炎の膜がレザニールの全身を包んだ)
        悪いけど、僕があげられるのはキミの望んだ激しさとは別物の激しさになると思うよッ!
        (女の正中線ど真ん中に杖を突き出す。何度も訓練した一番無理のないスムーズな動き。真っ直ぐ胸に伸びる) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 23:35:11
      • ぐぇ……!!!(まるで、予想外―――といわんばかりに、あまりにすんなりと 杖は胸を貫いた)
        (吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられる その姿に……どう見ても戦意は無かった)
        (死んだように動かない……と、そう思い始めた時)…………ケヒ(ぐきり、と首が音を立てて動いた)
        ひどい……わたしが……なにを、したと……いうの……?わたしは……娼婦……ただ、お誘いしただけで……
        ひどい……ウ、ウウ……(ぼろぼろと泣き出し、そのまま―――ごきり、ごきりと首が水平に回った)
        ウ、ウゥゥ……ひどいわ……酷すぎるわ……(ごきり、ごきりごきり、ごきり 首が、腕が、肩が、胴体が、ありえない方向に曲がったり、回ったりした)
        酷いわああああああああああぁぁぁぁあああ!!!
        (ばん、と絶叫とともに―――女が爆発、した、ように見えた 黒い飛沫を飛び散らせるかのように、女のいた場所が真っ黒に染まる)

        ……わたしの……名は……バイド………………バイド・ラヴィ……(黒い飛沫から声が聞こえた)
        -- 2010-03-03 (水) 23:53:38
      • なッ!?? だ、大丈夫! まさか……トラップ? 操られていただけ……なのか? でもこの異様な雰囲気……
        (いつでも杖を振れる様に腰に構え)僕は娼婦なんて求めてないんだ。ごめ……んんッッ!!?うゎッ!(絶叫に眉をしかめる)
        っく!(咄嗟に防御体勢を取る。異質が膨れ上がり悪意を向けているのがはっきりとわかった)バイド、バイド・ラヴィ。
        僕の名は……(礼儀で返すべきが一瞬の逡巡。名を覚えられることを恐れ口をつぐんだ) -- レザニール? 2010-03-04 (木) 00:19:25
      • (ウジュ、ウジュル……と、飛沫が広がり、地面をどんどん黒く染めていく それはさらに壁を伝い、道路を伝い、周りを伝い、みるみると広がっていく)
        (あっというまにレザニールの周りの地形が、黒色に染まってしまった 気配は……その黒色の部分、すべてから感じる)
        -- 2010-03-04 (木) 00:27:32
      • (包帯男の言葉を思い出した。僕が今相手をしているのは……悪霊!)まずい……名乗りをためらっている場合じゃなかった!
        怪物の腹の中って、こんな気分なのかな?(杖の先に炎が灯る。黒く広がる闇を照らす揺らめくこと無い金色の炎)
        最初から飛ばしていくよ?「フレイムストライク!」(杖を振るい火柱を作り出す。狙いは黒い塊が最初にあった場所、女を突き飛ばした壁だ) -- レザニール? 2010-03-04 (木) 00:36:44
      • (まるで逃げるように、火柱の出る場所を中心にざざざ、と黒が引いた)
        怪物……?あら……わたしは、怪物……?ウ、クク……ケ、ケヒャコケキイイィキィキキキ……
        (レザニールの背後に視線を感じた 真後ろの壁から、その顔だけがレザニールを見ていた)
        (と同時に、レザニールの首を絞めようとぬるり、長い腕が壁から伸びてきた!)
        -- 2010-03-04 (木) 00:48:44
      • //そろそろねるます……ごめんさいー -- 2010-03-04 (木) 01:06:59
      • 麗しいレディには……見えないよ?(悪霊といえど攻撃は効く。逃げたのがいい証拠だ。そう確信すると足の震えが少し納まった)
        バイド…キミに怨みはないけれど、修行相手になってもらう!(ねっとりしたバイドの視線とは対照的にレザニールの瞳が輝く)
        ふふっ、隙をついたつもりかい? 無用心だよ!(レザニールの体に触れれば纏っていた炎は消え、バイドの腕へと燃え移った) -- レザニール? 2010-03-04 (木) 01:08:36
      • //おやすみなさいー 反応鈍くて申し訳ない -- 2010-03-04 (木) 01:09:17
      • (手に炎が燃え移り、引っ込む)あああああああ゛ああああァアアあ!!!!
        あづい……熱いィイイィイイイエエエェェェキキコケケケケケケケケケケエエエエ(黒の中に手と顔が引っ込み、消える)
        (今の状況を整理しよう―――レザニールを取り囲む風景がほぼ真っ黒に染まっていて、その真っ黒な部分――便宜上”フィールド”と呼ぶ――はバイドの体と言っていい)
        (そして攻撃を仕掛けてもフィールドはかなりの速さで避けるか、あたってもほぼ効果が無いと見ていい 重要なのは本体が現れた時)
        (その本体が、今、フィールド内に閉じこもり、目標がない状態にある レザニールの周りを静寂が包んでいる……)
        -- 2010-03-05 (金) 21:35:50
      • 何度も同じ手が通じるとは思えないけど、用心だけはしておかないと……「セルフ バーニング!」(再び炎の膜を纏う)
        (一度触れれば膜は対象に燃え移り消えてしまう。相手が見えないだけに怯む一瞬の間が欲しかった)
        やはりここは彼女の……悪霊の腹の中と考えるべき状況だよね。「フレイムストライク!!」
        (四方に火柱を立てて様子を窺う)手ごたえは……なし。(漆黒に浮かび上がる4本の火柱。特設リングといった様相だ。)
        フーッ……落ち着け。掴まれなければ、まだなんとかなるはずだ……落ち着け。(悪意が肌に刺さるようだった) -- レザニール? 2010-03-05 (金) 23:07:59
      • ぎろり
        (と、レザニールの前方のフィールドに「目」が現れた 目だけがこちらを見ている)
        わたしは……ただ、貴方を愛したいだけ……それなのに……許さない……ク、キ、ケケケケコココエッケケケケ……
        ぎろり ぎろり ぎろり
        (さらに、別の方向からも、目 さらに別の方向、さらには地面から、天井近くから、柱から、四方八方から―――)
        (無数の「目」がレザニールを見ていた その目が、すべて同時ににやついた)
        貴方を殺して……ずっと永遠にいつまでもとこしえに永久に世界が終わるまでいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいついついついついついついついついついついついついつ
        いつまでもおおおおおおおおええぇうあおえええおぇぇけけけけけけえけえ
        (頭を裂くような無数の恨みの声が、360度から一斉に押し寄せた!)
        -- 2010-03-05 (金) 23:14:50
      • 心頭滅却すれば火もまた涼し……恨み言もまたさえずりの如し。(呼吸を整えると落ち着きを取り戻す)
        (鼓膜を揺さぶる怪音も耐えられるようになっていく)僕に王子という立場がなかったらキミの愛に溺れてもよかったかな。
        でも僕にはやるべきこともやりたいことたくさんあるんだ。その情念は受け取れないよッ!(挑発するようにバイドを拒絶する)
        (低く腰を落とし杖を構え月を狙う……)手を出して来い…… -- レザニール? 2010-03-05 (金) 23:40:43
      • わたしが……出てきたら……また、突くので……すね……キッ、キケッ、キキクイエケケケケケ……ああ。
        怖いィイイィィ……怖くて、貴方の前に、姿を……見せれ……ない……せめて、ああ、せめて……
        アヒキィィィケケケケケキキッケコケケケケケケケケケ……では、貴方の……せめて貴方の……
        ハートを撃ち抜きたいぃいぃヒキキキキイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!
        (絶叫とともに、無数の目の中から、針のような弾丸が射出された!)
        (一つの目につき一本の針、同時発射ではなく円を描くような発射順でレザニールに向けて放たれる)
        -- 2010-03-06 (土) 00:09:57
      • 今度は躊躇うことなく貫いてあげる。だから出ておいで。僕の思いを受け取るのは怖いのかな?
        ッッ!(円を描くような射線を目が追い脳が理解するより先に体が動く)甘いッ!!(導かれるように杖を振るい薙ぎ払った)
        誘導されたッ!??(そう動くしか回避できないように撃ち出された。そう感じてゾワリと背筋に汗が浮かぶ) -- レザニール? 2010-03-06 (土) 00:37:47
      • きざな……人……自分に酔って……自分を過信して……クッ、イヒキッ……
        手玉に取ったつもりで……それでは女心は分からない……(誘導された、その考えは正しかった)
        (レザニールの動きにあわせてフィールドから伸びた真っ黒な斧が、その頭めがけ振り下ろされていたのだ)
        (ただの斧ではない)
        手玉に取られええええええええてるのはあぁあぁぁあああああなあなあななななああななあなあ あなたああああああああ!!!!!!!
        (―――10メートルはあろうかという巨大な斧だ!)//
        -- 2010-03-06 (土) 00:51:57
      • (体勢は流れ、飛び退く力が下半身に溜められていない!)うわぁああああッッ!!(覚悟を決めて目を閉じる)
        くおッ!!(残像を残しレザニールの体が掻き消える。大きな音を立てて斧は地面にめり込んだ)
        爆ぜろ!悪霊!「エクスプロージョン!」(振り下ろされた斧の側面に爆発する炎をぶち当てる)
        (レザニールは壁際に立っていた)女の人が喜ぶことはわからないけど……怒ることならイヤってほどわかってるからね!
        (全身を打ちつけられた痛みが後から襲ってくる)痛っててぇ…… 姿勢制御がまだまだだなぁ。
        (腕に取り付けられたワイヤーガンが壁を掴みレザニールの体を強引に引きずったのだ) -- レザニール? 2010-03-06 (土) 03:23:13
      • (ボン、と音を立てて爆炎が巨斧の側面に穴を開けた)キイイイイイイイコヶエエエエエエエエエエェェェェエエエ!!!!
        (ざぶん、と水の中に沈むように斧がフィールドへと消えた)ギッ……キ、キエァカキキキ……ィィアアアアアア!!!!
        グブモモモモモ(フィールド中が波打つようにうごめく、どうやら今度は確実にダメージを与えたようだ)
        ―――つか、まえた……
        (しかしその状況とは裏腹に冷静で冷たい声が響き、レザニールの首になにか冷たいものが巻きついた)
        (いや、首だけではない、胴体、足、腕、果てはワイヤーの先端の鉤にまでそれは巻きついた)
        (それはフィールドから伸びた、「髪」……いいや、その近距離なら気づくだろう、フィールドそのものが、蠢く「髪」なのだ)
        (壁際でレザニールが痛みに悶え、わずかに静止した隙を突かれた セルフバーニングによって髪の毛は燃えるが、壁際から重なる髪の毛は燃え尽きるより早く増えていく)
        もう逃がさない……貴方を逃がしはしない……絶対に……絶対に……ぜったいにぜったいに……
        絶 対 に
        (捕縛したレザニールの眼前に現れたのは、バイドの暗く不気味で、端正な顔―――超、巨大な)
        小さい……かわいい……食べてしまいたく……なるほど……ヒ、キ、キケケケケケカカキエエケケキアケカカカカ……
        (先ほどの斧よりさらに一回り大きい、悪霊の顔面が、レザニールを見て舌なめずりをした)
        -- 2010-03-06 (土) 21:02:50
      • (炎は掻き消え、髪の焦げる臭いが鼻をつく)ぐっ!!物量かッ!放せッ!!(引き剥がしても、引き剥がしても、なお絡まる黒髪の量に呻く)
        (この顔のお蔭でどれだけ面倒を引き起こしたか。今もそうだけど……頭を振ってひとりごちる)
        僕の体を縛ったくらいでいい気にならないでくれるかな。こんな髪の毛じゃ、僕の思考までは……縛れないッ!(燃えるような瞳で睨み返した) -- レザニール? 2010-03-06 (土) 21:36:46
      • いい気に……ク、ヒキククケケケケコココ……(不気味な笑いをして見せた 開いた口の中はこの世の闇をかき集めたかのように真っ暗だ)
        いい気になって……思い上がっているのは、どちらさま……でしょう……(顔をさらに近づけ、目を細める)
        弱いくせに……「できうる限り強い相手を」と……そう、おっしゃった……のでしょう……
        (頭に触れた髪の毛が、記憶を読み取ったようだ)わたしのよう……な、相手を……倒したいと……クキ、クケケ……とても立派な志……素敵だと思いま……す……
        が。自惚れがすぎや、しま……せんか……どんなお馬鹿な冒険者様でも……自ら……そんな若輩でキンググリフォンを倒しには……行かない……
        過信……自惚れ……それが判断を狂わし……いま……貴方は、わたしの餌……ああ、愚かっ……!!!!
        愚かで醜くて浅ましくて自分のことだけしか考えないこの女の敵がああああああああぁぁぁぁあああああああぁあああ!!!!!!!!
        (その表情が見る見る歪み、憤怒と恨みと情悪に染まった)
        お前の様なクズがああえぁあかあかああ!!!わたぁぁぁしいいを傷つけえぇぇえええっるうるるるるるるえきけけっかあかきえかかかいい!!!!
        ごろぉおおおじでやるううるっるうるるるうう!!!!
        (四方八方から髪の斧が生えた―――このままでは処刑を待つのみだ)
        -- 2010-03-06 (土) 21:55:07
      • 僕は確かに腕力も無いし経験もない。だからって弱いとは思わないよ。負けちゃいけないところを知っているから……
        折れちゃいけないところを知っているからね!(たとえ腕が折れても足がもげても引くつもりは無い)
        僕が戦わなきゃいけない相手は、嫉妬に狂った女神さまだよ? 女の敵にだってなってやるさ。
        醜く歪んだ頬を引っ叩いて正気に戻す! そのためならどんな無茶も無謀もやるッ!!「セルフ・バーニング!!」
        (縛られた体が炎を纏う。燃え移り消えかかる炎に魔力を注ぎ続け、自身の体ごと広がる闇を炎に染めた)燃え散れェェエエエエッッ!!! -- レザニール? 2010-03-06 (土) 22:58:52
      • アギャアアアガイイギギッギイイイイイ!!!!(特大のセルフバーニングが、レザニールの周りを炎に染め上げ、髪を燃やし尽くした)
        ギ……ウギグエガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!調子ぃぃえええあコイてんじゃあねえぞおおおおぉぉぉ!!!
        てめえぇぇええみたいなクソガキがああぇあぁあああああ!!
        過ぎた口ぃえああああ聞いてんじ
        ゃあねえええええええぇえぇええぇええけえけけけけええええ!!!
        頭ポコチンな上にヘナチンな実力の癖によおぉおええええあああああああ!!!
        的の前にィィイイ死んだら全部パーァアァアアだってエエエゲエッポォォオオオオ!!!
        (大量の斧が膨れ上がり、一斉に振り上げられた 悪霊の声は怒気をますます含み、大音響となって回りのガラスを割り出す)
        まだ気付かねえぇえぇのかああああチンポ頭がああああああああぁぁぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
        わたししっしししいいいはあああ、
        お前ぇえみたいな自惚れクソッたれガキがあああ!!!

        一番ムカつくんだよぉおぉおお!!!
        (無数の斧が振り下ろされ、レザニールを襲う さらには巨大なバイド自身がレザニールを飲み込もうとするように倒れこんできた!)
        -- 2010-03-06 (土) 23:17:02
      • (髪は焼け皮膚は炭化と再生を繰り返す)簡単に……死ね無いからッ、こうやってあがいてるんだッッ!!
        僕にも武器を、あの斧をも断ち切れる……僕の意のままに操れる武器をッッ! どうしても負けられないんだ!!
        (レザニールの想像が、妄想が具現化される。 手には一振りの剣が握られる。空間をも断ち切る刃。ディラックの海へと通じる鍵)
        自分の力を信じられなくて、どうして生きていけるって言うんだ!(剣を振るえば空間が歪み、全ての斧を飲み込んでいく)
        (ギガロマニアックスの稀有な能力。物質が化学変化を起こすように、魔力が炎になるように……それが当然のことのように妄想が現実を改変していく)
        (歪みに飲み込まれた斧は全てバイドへと返っていく)バイド……キミは誰と戦っているんだい? -- レザニール? 2010-03-07 (日) 00:07:34
      • ぁあああああっ!!!!!(飲み込まんとした刹那―――自分の操る斧の制御が、すべて一斉に利かなくなった事に気付く)
        な……!!!(次に目に映ったのは、自分へと向かってくる無数の斧 止まれ、そう念じたが、まるで鎖の切れた狂犬のごとく止まることがない)
        ばじゅんっ
        (数えられないほどの斬撃は、巨大なバイドの顔を一瞬で木っ端微塵にした)
        ……か……ぁ……あ……………………ぁ……?(べしゃり、と破片が地面に落下した フィールドとなっていた髪も、一斉に消えていく)
        …………馬鹿……なぁ…………こん、な…………ヘタレチビに……わたし……ぃ……がぁあ…………(口も粉みじんになったが、しゃべることはできるようだ)
        (髪の毛が粉のように舞って、空に上がっていく)………………(破片となった目玉がレザニールを見て、その問いを聞いた)
        誰と……です……って……………………クッ、ケ、ケケケッ……わたしは………………
        戦って……なんか……いない………………ただ……守っていた…………だけ……(見る見るうちに、その姿は消えていき)
        自分の……気持ちを…………自分の………………仕事を…………自分の……………………場所を……………………居場所……を…………
        わたしはただ……仕事をしようと…………しただけ……おまえが………………勝手に……殺しにかかってきた…………だけなのに…………
        (目が、レザニールを見た)利己的な……自分のことしか…………考えてないような……お前に…………呪いなんて……解けるものか…………
        わたしは悪霊……バイド……固執することしかできない存在…………だが、おまえは人間……なのに…………固執して……わたしの、気持ちなど考えもせず……
        (声が、変わった)他人など………………どうでも…………いいのね…………(その声は、悪霊ではなく、捨てられたか弱い女の、嘆きの声だった)

        (その言葉を最期に、悪霊は粉になって消えた 後に残ったのは―――埃をかぶった、誰もいない娼館 そこには、最初から悪霊しか居なかった)
        (……のだろうか)
        -- 2010-03-07 (日) 00:30:19
      • 悪いね、バイド。次からは人を見て客引きしないと。僕は善人なんかじゃないよ。(全身の火傷は癒え涼しい顔で微笑む)
        呪いを解こうなんて思ってない。呪わせる前に叩き潰すつもりで力を求めていたんだ。(手中の剣を見つめながら)
        悪い男に引っかかったと諦めて……ゆっくり眠ってくれ。

        (他人など、どうでもいい……その一言だけが妙に心に突き刺さった) -- レザニール? 2010-03-07 (日) 01:05:22
  • (メモを頼りにやってくる忘れやすいのでマーキングする王子だ)
    実験室?色々おいてあるなぁ…… 僕の師匠とも似たタイプなのかな。(足の踏み場もないほどの散らかりを自分にしかわからない配置だと言い張る感じ) -- レザニール? 2010-03-02 (火) 22:10:41
    • 誰だい君。(機械の陰から出てきたのは、白いコートに白いハット、白い包帯で包んだ顔に白い髪、そして包帯から覗く灰色の目)
      泥棒かい?まあ、金目のものがありそうと感じるのは致し方ないかもしれない、恐らく未知の機械だろうしねえ。でも多分売れないよ?
      ま、それに……僕が黙っちゃあいないからねえ、ははは。で、誰だい君。
      -- 2010-03-02 (火) 22:28:57
      • 僕はレザニール。(ハンズアップで敵意なしをアピールしつつ) ここに面白い人がいるって友人に聞いて覗きに来てみたんだ。
        泥棒っていうのはあながち間違いじゃないかも?僕が欲しいのは技術や技なんだ。支払えるものは多くはないけど、命以外なら応相談ってところかな。 -- レザニール? 2010-03-02 (火) 22:44:03
      • 友人ねえ。僕が最近出会った人となると、ロリーナ君くらいかなあ。まああの子ならバンバン宣伝しそうだけど。
        ふむ、つまり戦闘訓練を積みたいってとこかな。それならロハだよ、タダでプレゼントしたっていいよ。謝礼をくれるならそれはそれでもらうけどねえ、ははは。
        で……どーするんだい?いや、僕としては大歓迎だけどねえ。 //
        -- 2010-03-02 (火) 22:48:18
      • タダより高いものはない。キミが持っていくのは実戦データかな? 情報は武器になる…でしょ?
        お互い補い合えるって解釈していいよね?(ギブアンドテイク成立かな?と契約の手を差し出して)
        僕のほうもしっかり戦闘準備をしてくるよ!(行間で) 準備ができたら早速はじめよう。ふふふ、わくわくしてきた。 -- レザニール? 2010-03-02 (火) 23:04:51
      • ほう、わかってるじゃあないか。武器にするつもりは無いけど、データは実にいただきたいねえ、ははは。
        (手を取ると、軽く握手して離す)戦闘準備は必要ないねえ、僕も要らない。お互い既に準備万端だ。
        なにしろ、ほら。君が戦うのは―――この世じゃあないからね。(機械のスイッチを入れると、機械音を響かせその巨大な機械は動き出した)
        Classic-Shadow-System START. Command?(響く電子音声、モニタには文字が表示されている)
        -- 2010-03-03 (水) 20:24:05
      • 準備はいるさ。武器も何もないのにどうやって戦うっていうんだい? 腹が減っては戦もできない……し???(駆動を始めた機械に言葉が詰まる)
        この世じゃないって……どういうことかな? スタート?(未知の機械に恐れと同時に期待が膨れる) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 20:41:33
      • さて……(機械から引っ張り出したのは、コードが大量に付いた謎のヘルメット)コレかぶってもらおうかな。
        さて、君はどんな敵がいいかな?というか君は強いのかい?君に合わせて敵を設定するとして、どんなのがお好みかな?……ああ、失礼。まくし立てすぎたね。
        敵を選びたまえ。(モニタに何か打ち込むと、ずらり、とリストが出た)
        -- 2010-03-03 (水) 20:45:39
      • ……う、美しくないね。(渋々ヘルメットを被りながら)ふむ、ストレスになる重さではないかな。
        僕の強さ? まだまだ修行中だけど、人に教えられるものもあるし……一概には言えないかな。
        相手が選べるというなら……できるうる限りの強い相手と。(今は弱くとも目指すははるかな高み)
        精霊や神と対峙できるくらいには強くなりたいんだ。キミは無茶だと笑うかい? でも……本気なんだ。 -- レザニール? 2010-03-03 (水) 20:55:58
      • ふーむ、できうる限りとね。そうなると英雄クラスだけど、それじゃ正直何もできずに終わっちゃうとかありそうだしねえ……
        そうだねえ、精霊や神じゃあないが……悪霊みたいなのならいるよ。とりあえずその辺で手を打っておくかい?十分強い相手だしね。
        君の思想をバカにはしないよ。むしろ、そのぐらいやる気があるほうが良いと思うねえ、ははは。
        -- 2010-03-03 (水) 21:07:49
      • 悪霊と言うのはちょうどいいかもしれない。僕の戦わなきゃいけない相手にイメージもピッタリだ。(嫉妬に狂う女神を思い出し嘆息)
        やる気は十分。まずはこの機械になれないといけなさそうだけどね。(ヘルメットをコツコツと叩いた) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 21:24:48
      • なあに、直ぐ慣れる。……一応説明しておくよ、簡易的に。
        君はこのヘルメットをかぶってスイッチを入れると、意識をなくす。意識はこの機械内のヴァーチャル空間に飛ばされる。
        そこでは君の記憶にある君の現時点での万全装備でいられるはずだ。で、そこに敵が現れる。そいつを倒せばいい。……ちなみに。
        その敵はかつてこの町にいた冒険者をそのままコピーしている。だから、機械のような単純さとは無縁……思考をめぐらせて、全力で戦いたまえ。
        ここまではOKかい?OKなら、スイッチを入れるよ。
        -- 2010-03-03 (水) 21:33:40
      • 僕の……意識を機械の中に飛ばす?(ポータルワープと似たようなものだな。それを機械で……すごいな)
        記憶というのはあいまいで思い込みや勘違いで……僕が持ってもいない剣を持っていると強く思い込んだら? えっ、もう行くのかい?
        わかったよ。習うより慣れろだ。始めてくれ。(手を合わせゆっくりと息を吐き出し静かに目を閉じた) -- レザニール? 2010-03-03 (水) 21:55:14
      • 記憶はごまかせない。正直に、今の君の使ってるものが出てくるだろうさ。
        ああ、最後に―――死にはしないから、死んでもいいくらいの気分で自由にやりたまえ。
        じゃ。(カチリ、とスイッチを押した―――瞬間、空間に吸い込まれるような感覚とともに視界はブラックアウトした)
  • レギオンコマンド……うーん興味深い。重さは変わらないようだけど見た目はすっきりするねえ。(カタカタとキーボードを打って) -- 2010-02-04 (木) 19:13:31
  • というわけで来てみました。(文通歓迎札を首にかけている) -- ジェラード 2009-12-26 (土) 23:02:36
    • やめてくれないか、僕は過度の文通は苦手なんだよ。(つい、と札を取って)テンション続くのは大体3日ぐらいが限度なんでねえ、ははは。
      くれぐれも二週間三週間と引っ張ったりしないでくれよ?さて………改めて。まずは、ご結婚おめでとう。爆死しろ。(包帯の下はすごい笑顔で)
      -- 2009-12-26 (土) 23:45:43
      • いえ、俺ではなくザンマ先輩のほうに……というか、その様子なら大丈夫そうだな。なに俺も危ないことは危ないんだけど作業がチョモランマなだけで踏破しようとしてホワイトアウトで進行ままならない状況だからそう長くなったりはせん! 基本的に作業は家だからな……ふふ……当然院の話ですよ? いやぁ忙しいなダンジョン研究……(遠い目)
        うん、ありがとうございます! …………えっと、どうやって……(固まった表情と手足の筋肉) -- ジェラード 2009-12-26 (土) 23:49:23
      • いや、なんかもうアスタが嫁に行ったというのが実に寂しくてムカついてねえ。その気持ちを言葉にするとジェラ充(ジェラードが充実してるの略)爆死しろみたいな。
        だからこう、死なない程度に爆死してくれないかなーと願ってたら君が負傷したと聞いてびっくりしたよ、ははは。星への願いもかけてみるもんだねえ。
        さて………ちょっと待ってくれ、エネミーデータがずいぶん増えてしまってね。今リストを出すから、そこで待っててくれ。ああ、暇つぶしに筋肉に囲まれるかい?(モニタを弄りつつメモリを取り出してみせた)
        -- 2009-12-26 (土) 23:55:19
      • 俺限定の単語を作らないでくれ……こう、あれじゃん、俺が充実しているとアストも嬉しいみたいな、そう考えればきっと容認できる……かもしれない。(火に油)
        そんなことに願われた星もおかわいそうに……(本気で星を案じはじめる)死なない程度に爆死ってどの程度だろう……っていうか爆死の時点で死んでないかな……ノーセンキュー!(メモリを断りつつ待つ) -- ジェラード 2009-12-26 (土) 23:59:10
      • ………よし、と。こんな感じだ。(ずら、と並ぶ無機質な名前リスト
        一応、今日の君のお勧めは………この(とん、とモニタに指を当てる)レイズ・ボーガードってんだけどね。一時期都市伝説にもなったらしいけど、聞いたことあるかい?
        ま、ずいぶん古い話らしいけどねえ。………なぜお勧めかというと、今の君には「心底どうしようもない悪意」をぶつけられることが必要かなと思ってね。
        嫌がらせ目的じゃあなくて………そういう、戦っても理解できないような悪意と戦ってみる経験が必要かな、とね。
        -- 2009-12-27 (日) 00:20:20
      • うわぁ、なんか最初は3人しかいなかったのが嘘のようだな……ここまで充実させてどうするつもりだといいたいところだが戦わせるつもりで登録したんだろうなというのは想像に難くないから特にはなにも言わない。(ながなが意味のない台詞を喋ってから耳に傾ける)
        ほぉう……ううむ、俺がこの街に来たのはそう昔ではないからな。……都市伝説ねぇ、そういうのはだいたい碌なもんじゃないんだよなぁ……
        理解できない悪意か……最近、似たようなものと遭ったが、理解できないでもなかった。……本当に理解できないとはどういうことなのだろうな。ともかく、戦ってみればわかることかな、といったところで戦っても理解できないといわれた。どうすればいい!(例によって例のごとく、頭に重みを感じるヘルメット。多少窮屈でコードの感触がわさわさとして微妙な気分) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 00:28:11
      • 飲み込みが早いね。(ヘルメットをしっかりセットして)理解はできなけりゃしなくていい、深淵を覗きすぎると、君が深淵に落ちるからねえ。
        ………一応忠告しとくと、強いよ。あと………本当に悪だから、君は反吐を吐きたくなるかもしれないが、ま。それは僕のせいじゃないんでよろしく。ははは。
        ………じゃ、スタート。(カチ、とボタンを押せば、もう慣れかけた吸い込まれる感覚)


        (気づけば、回りは暗い町の裏路地 小高い建物に囲まれ、まるで人の気配が無く、古めかしく、霧が深い)
        (………敵の姿は、見えない)
        -- 2009-12-27 (日) 00:32:43
      • なに、試したいこともある……強いぐらいが丁度いいと思うさ。……わりと、そういう反吐が出るようなことは慣れてないわけじゃないつもりだ。ま、ともかく……(そこまで言うと、ひゅうんと浮かぶ。現実と虚構の間は実に不快。生物として、黒板をひっかく音みたいに自然にそう反応して、それから)

        ……って、あれ? 仮想空間では、ないのか……なんだろう、ここは……(夜を流し込まれたように暗い路地。歩いていても、滑るように空気が肌を撫でてどうにも感じが悪い)
        ……なんだか、すごく嫌な予感がする。(初期剣を鞘から抜く。弓もない、斧もない。手袋もない。現在獲物らしいものといえばこれのみ。どうにか切り抜けられるものか) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 00:38:41
      • ドサッ
        (突如、目の前に何か黒い物体が落下し、地面に叩きつけられた その物体が目を凝らせば、人の形をしていることに気づくかもしれない)
        (そして、すぐさま漂う、据えた血の匂い―――ぴくりとも動かないその人であったもの(・・・・・・)が、こちらを向いている)
        (………死んでいるのは脈を取らずともすぐに分かる だが、その表情は笑っているように見える 近くで確認すればどういう状態か分かるだろう)
        -- 2009-12-27 (日) 00:42:53
      • ……ーっっ!! (影が落ちてくる。それは腕が四本生えて、頭があった。人間だと認識できたが、できないほうがよかった)……ザンマ先輩よぉ、この街の空間自体が悪意とか敵意とか、そういうものだっていう落ちじゃないだろうな……(現実と剥離した空間。しかし、現実とリンクしている奇妙な空間。どうしても現実の味が塩辛くなる)
        (見ると、その人らしきものはこちらを向く。首は動かしていないが、こちらを向いている。不死者の類か、それともなにか。とにかくなににも背筋がうすら寒い)……なんだっていうんだ。(とにかくにも、まずはそれを調べなければいけない。最低限目視でなにか判断するぐらいはしても損はないだろうと、少し足を進める) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 00:47:52
      • (よくよく考えれば、死体がこちらを自主的に向くはずが無い 落下したとき偶然こちらを向くように倒れたのだろう)
        (近くで確認したら、その表情がよく見えた―――口が、耳元近くまでナイフか何かで裂かれている そのせいで笑っているように見えたのだ 目は無念の表情をしている)
        (無残な死体を見ていたら、上から声がした)
        ………ァ、アー。ンン。その………何だ。ン?落下物注意の看板がそこにあった気がしたから、遠慮なくそこに捨てといたんだが………ンン。どうも、思い違いだったかな?ン?
        夜道を歩くのは危ないって、ママに小学校の頃言われなかったか、そこの坊や?おれは何度も言われて、すっかり夜が大好きになっちまったが。
        なあ、質問しているんだぜ。こんな夜にどこへゆく?家か?幸せか?死か?不幸か?なあ、質問だよ、どうなんだ?ンン?
        (不快になるような、低いのか高いのかもイマイチつかめない、おどけた声は、明らかにジェラードに向けて発せられていた)
        -- 2009-12-27 (日) 00:53:47
      • ああ、そうか。そりゃあそうだ。……向くはずはない、向くはずはないが……(落下の勢いでそうなったとしても、その死体はこちらのほうに顔を向けていた。どんな意図があろうとなかろうと、その無念の双眸をこちらに向けて中身のない視線をこちらに送っていた。口元は裂けて自らの運命を笑うように)
        別になぁ、戦ってそうなった死体なら、事故かなにかでそうなった死体ならいいんだよ。見慣れてるしな……それも仕方ないとは思うが。……全く、本当に反吐が出そうになるほどのものだな。(上からの声を、上を向かずに聞いている。邪まな月の顔を拝む羽目になるのは御免だったので。そういう、実体のないよくないものを見たくはなかった)
        落下物注意があっても、不法投棄はどこでもルール違反だ…………夜道が危なかろうが、行くべき場所がありゃあいたし方ない。お天道様が見守ってくれてる時間帯は、なにもかも明るんでいるから、できたらその時間に歩きたいものだったんだが。(ふざけた声。こちらと会話しようとしているのか、それとも声を投げかけるだけ投げかけているのか。後者のように思えたが、解りたくはない)
        守るため、だな。そのために今ここを歩いているんだ。……純粋に、戦うためというのもなきにしもあらず。(質問に答える。答えない理由がなかったから、答えたまででこの会話でなにがあるとは思えない。まともにかかるべき相手ではないと頭においておく) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 01:05:50
      • 不法投棄はルール違反。それはいけない、実にいけないなあ。よし、これからは毎日ここに捨てるとしよう。それがおれにとっては正しいと思うんでな。ン?フフーム………
        ほう、守るため。………守るため………ンン。実に模範的な回答だよ、いや、実に恐れ入るな、ン?おれというやつは、こう―――何というか。
        そういう、実に分かりやすくいい人の側にいる奴が、大好きでたまっ………らない!ク、クフッ、クフッヒヒュヒュ………
        ホワッヒャッハッハッハッハハハハハハハアァァァァハハハハハ、ヒッ、ヒハ、ヒヒャッハハハハハハハハハハハアハハハハ!!!
        オヒョッハッハッハーーーーー!!!ハ、ッハハッハーーーー!!!ヒッハッハッハッハッハ!!!

        (甲高く、ただ楽しげに笑い声が響いた それがぴたりと止み、静かな声で)………そういう奴は、ンンー………おれの経験上というやつだが。
        守れないと、こう………イカレ(・・・)ちまうんだよなあ。簡単に。どうだ、お前も一緒にイカレちまわないか?ン?
        -- 2009-12-27 (日) 01:13:00
      • 随分と捻くれ曲がった奴だ。だが、安心していいぞ、俺は捻くれた者にも理解がある。捨てたモノがモノじゃなかったら、語らってもみたいぐらいではあるな……(ルール違反がいけないからやるだのどうのはどうでもいい。なにより、捨てたモノに対して苛立ちを覚える。なかなか腐っている)
        ……(笑い声は金切り声に似たような、不快に満ちた騒音でしかない。心の内から出る衝動を、形にして捻り出したような、流れるようなつらつらとした笑い声)その大好き、は。よーく焼いたステーキが好きなんだよ、とでも言っているように聞こえるな……
        いいかね、確かにそりゃあそうだ。イかれないために戦っているのだからな。(経験上、ときたか。それが、自分の経験からか、それとも別かはわからない。前者だったら同情してやってもいい)……だからそれは、遠慮させてもらう。 -- ジェラード 2009-12-27 (日) 01:31:13
      • そうか、それは残念。だがおれは、そういう「自分のルール」を守ってるやつのルールを、破ってやりたい。
        それが、おれの遊びのひとつだ。なかなか趣味がいいだろ、ン?紳士的なゲームとでもいうのかな。
        (ぶぁ、と風が吹いた 突風ではない、もう一つ何かが落下してきた風圧によるものだ だがそれは、先ほどの死体と違い、キッチリとその場に着地した)
        さあ、賭けないか?おれがドカンと吹っ飛ぶか、お前の頭が吹っ飛ぶか。おれのチップを上乗せしてもいいぜ、坊や。(す、と立ち上がったその姿は、コート姿の長身)
        (ぼさぼさの黒く長い髪 そして、その顔は醜悪な笑顔をたたえていた 耳まで避けた笑顔と、しわだらけの白い肌 真っ暗な目元)
        おれは、『上乗せ』のレイズ。レイズ・ボーガード。
        (肩をすくめて見せ、おどけた様子で)名乗れよ、坊や。おれから名乗ったのにそっちに名乗られなかったら、さびしいだろ?ン?
        -- 2009-12-27 (日) 01:39:05
      • 「個人の法」の抜け道を探すか。詐欺師みたいなもんだな。それとももっと乱暴に、それを破る無差別テロリストかね。多分そっちだとは思うがね。(遊びと言ったか。冗談で言っているのかどうかもつかめない)
        もうちょっとスマートにいけば紳士だったんだがね。(風が吹く。どんと音を立てて着地する、不気味なその姿。夜がコートを羽織って飛び出してきたような、ほんの一つまみだけのワクワクと、残りは不快で満たされた姿)
        賭けか。上乗せは必要ないね。アンティで既に一枚しかないチップを賭けてしまっているだろうが。どこからチップを借りてくるつもりだね。まさか来世とは言わないだろう。(賭けるチップは命一枚。この仮想空間であるから、死んでも大丈夫とはいえど、それを忘れるほどにこいつの頭を吹き飛ばしたかった)
        ルーズでアグレッシブなのはいいことだが……こっちはもう少し堅実に行きたいものなんでねぇ。……(名乗りを聞く。これを覚えておく必要があるかどうか。悪い例として覚えておくべきか)
        俺の名はジェラード、ジェラード・ブラックタン。…………名乗られたから、名乗り返しただけで、別に覚えておかなくてもいいぞ。(その価値があるかどうかは、怪しい。剣を持ち軽く半身になったままにレイズを見据える。なにを考えているのだか解らない。それでも、よいことはしてこないだろう。) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 01:56:48
      • ジェラード………フム、ジェラード。いいね、いい名前だ。ワクワクしてくるような、そういう名前だ。何でだろうな?ン?
        ァッアー、そぉーだぁー。ジェラート(甘いお菓子)にそっくりだからだ!ま、おれは、甘いものは苦手だがな。ヒッヒャッハッハハハハハハハ!!!
        ン………(剣を構えたジェラードを見て、困ったように肩をすくめた)おいおいおい、怖いじゃあないか、どうして剣を構える?おれは、ほら。公平にお話でもしようぜ、って意味合いでだな。
        だいたいほら、おれはこのように。(両手を広げてみせる)丸腰なわけで。武器なんか持っちゃあいないんだよ。そんな男に剣を向けるのかい?
        (そう言いながら、じりじりと後退る 言葉は怯えそのものだが、声のトーンはやはり、おどけているようにしか聞こえない)
        -- 2009-12-27 (日) 02:09:16
      • 馬鹿にしているようにしか見えんな。……そう言われるのはもう慣れたよ。気があうのかもしれないな。俺も賭け事は得意なほうではないし。なにせ、(剣をちゃきりと前へ向け、構えなおす。そこから足は進めないが、いつでも迎え撃つ程度のことはできるように)感情がすぐ行動に出る。
        丸腰だろうが、剣を下げる理由にはならん。(先ほどの、落とされた奴はいったい如何にしてあのようにされてしまったのか。口が裂けていた。やろうと思えば手でもできるだろうが、ナイフのようなものを使ったのかもしれない。もう少し見ておくべきだったか。)
        お話するならこのまますればいい。別に喉元突き立ててるわけでも口にぶちこんでるわけでもないんだから、支障もないだろうさ。(おびえた言葉で、面白がるようにこつこつと後ろにさがる。なにを使うかも解らなければなにをするかもわからない。ただ一つ明らかなのは狂っているであろうこの男の性格だけ。) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 02:21:55
      • 殺気立っちゃって、悲しいねえ。ああ、世の中なんて殺伐としちまったんだ!人を見れば殺そうとする人がいる、そんな時代だ!
        アー………ところで。(ひょい、と首をかしげながら、先に落ちてきた死体を指さす 後ずさりしたことでその死体からレイズの距離は離れている)
        それがおれの武器だと言ったら?(そう呟き、笑った―――瞬間)
        グ ッ バ ォ オ ン ッ
        (閃光、そのあとに大音響、それと同時に熱を持った爆風―――レイズが指さした死体は、派手に爆発し、周囲のものを吹っ飛ばした)
        ホワッヒャッハッハッハッハーーーー!!!おれは丸腰だと言ったろ!?ま、手に持ってなかっただけだがな。ヒッ、ヒッヒャッハッハッハッハッハッハーーー!!!
        (爆風と煙の奥でレイズの笑い声が木霊している)
        -- 2009-12-27 (日) 02:34:30
      • 何?(視線はレイズに向いていた。なにをするかと一挙を見極め、どんな仕草も見逃さずに)……ちぃいいいっ!!(不覚。思った瞬間に咄嗟に身体を腕や足で庇い、吹き飛ばされて地面へ転がり受身をとる、ぐらいしかできることはなかった)
        ……そうだな、今のは俺の不覚だ……(腕に火傷、足に火傷。全身を軽く打撲。剣でも庇ったが、熱は実体をもたず通り抜けてくる。防ぎきれるはずもない)……(それでも、立つぐらいのことはできる。まだ戦えはするが、なかなか厄介な相手だなと改めて認識。剣を、握力の篭らない手に活を入れて握り締める)
        ……(顔にも少し火傷を負ったようで、ひりひりした痛みが襲う。笑い声が響いてずきずきとうずいた)……正面からかからければいけないというわけではないが、まさかこんな手でくるとは、な。(あの死体は一体なにか、普通の死体だったものが爆発したのか、それともそういう爆弾なのか、まるでわからない。なにかを爆弾にできるのであれば近づくのも危ないが、あの爆発はレイズ自身もダメージを受けるらしい。距離をとってから爆発させたのが証拠。近づければ、なんとか。)
        (じりりと歩みを進める。なにはなくとも、とりあえず、近づかなければ話にならない。なにもせず黙っているよりは、そちらのほうがマシ。そう判断した。多少、懐の赤い鱗に気を向けて魔力を少しずつ注いで待機状態にしておく) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 02:57:45
      • ま、そう、なあ。怒るなよ、フッ、ククク。確かに今のおれの言い方はチョッピリ………何だ。ズルかったよな。ン?
        (風にコートをなびかせて、薄まってきた煙の向こうに、何事もなかったかのように立っている 周りには火が回り、あたり一面が火事模様といったところだ)
        機嫌を直してくれ、な?ほら、そうでなきゃあ楽しくゲームもできないだろ。(構えもせず、警戒もせず、ただ普通に歩いて、その距離を近づけ、懐から素早く何かを突きつけた!)
        ………ほら、な?(………突きつけたのは、赤い一厘のバラ)美しいバラだろ?匂いでもかいで、笑顔になろうじゃあないか。ン?
        -- 2009-12-27 (日) 03:03:43
      • なになに、狡猾さはつきものだ。蜘蛛はわざわざ巣を赤色に染めてその位置を蝶に知らせたりはしない。そういうものだ。(火事、か。自分にとっては、わりと都合の良い状況。架空の世界とはいえど、家が燃えているのは忍びないが、それにしてもまずはレイズに集中すべきだと判断した)
        そうだな、……機嫌は悪くはないんだが、匂いを嗅いで、というのは賛成だ。(懐から、黒い塊のようなものを取り出す。小さめの香炉のようだ。上部そうな、黒光りした装甲は甲虫を思わせる意匠がある)
        (そこに入れる香りはベルガモット。柑橘系の芳醇な香り、それでいて花のように柔らかい。紅茶にも、こんな香りがある)……薔薇は遠慮しておくよ、情熱的な愛は俺以外の人に語ってくれると助かるんだが……?(剣を構えて、とん、と地面に足を吸い付かせるように重心を安定させ、その薔薇へと意識を集中させる) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 03:16:45
      • ア゛ァッ!(花を構えたまま、顔をしかめてみせて)そういう、甘ったるい香りはあまり感心しないな。女みたいだと笑われちまうぞ、ン?
        だが、そのしゃれた言い回しは、なかなか気に入った。女への口説き文句に使ったらどうだ。オッオー、だがちょっと待て。
        そんな仏頂面じゃ、女にはモテないな、ン?………Let’s put a Smile on thaaaaaaaat Face!!!(さあ、口が裂けるほど笑わせてやる)
        (ブシュウウウウウウウウウ、と勢いよく、バラの先端からガスが噴出された そのガスを吸えば、たちまち笑いが止まらなくなる―――集中力をかき乱す、笑気ガス!)
        -- 2009-12-27 (日) 03:23:53
      • なになに、この香りはとある地方ではよく好まれてるそうで、むしろ男性諸君のたしなみにもなってる、らしいぞ? 甘ったるい香りもまた、男の味わいの一つだよ。(なにか、テンションが少し上がっているような、そんな印象がみられる。香りには、彼の魔力が乗っている。香炉から滲ませるようにベルガモットの香りが魔力と共に、その性質を増加させてあたりに満ちていく。彼の「試したいこと」のはじまり。まずは第一段階、様子見。)
        いやいや、女への口説き文句は一人にしか必要ないし、そもそもの話、この仏頂面も愛してくれるんでね……(おどけるような調子が、踊るようにその言葉を繋ぐ。そのガスはこの香りのように、身体に入り込んで慈自分の調子を乱す)
        あはははははははは、はぁああ! 面白いじゃないか、こんな香りも混ぜてくれるとはなぁあ!! はっはっはっは、っは!(様子がおかしい。その笑いすらも自分の流れに組み込むような、おかしさ。ベルガモットの香りは、高揚の意味をもつ。昂る精神、精神を明るくさせ、陽気にさせていく。香りに乗って、ガスが飲まれ、笑気の効果はテンションに飲み込まれる。高揚する精神、それが香りに増長させられ、笑いがそれを加速する)
        (高揚は、火の属性。火事も相まって火の精霊が集まってきている、しかし、まだ、まだ。待ちきれないというふうに飛び出した)……なら、はじめようぜ、楽しいゲームとやらを、なぁ! はははは、ははは!!(右手に剣を構えて、姿勢を低くしてレイズに駆けて行く) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 03:37:51
      • ンン………(テンションの上がってきている、その異様な姿に、少し目元を細めた)どうやら、そちらも手品(・・)の用意があるようだ。
        いいねえ、楽しくなってきたじゃないか、ンン?せっかくだ、おれたちのパレードで町を笑顔に染め上げてやろうじゃあないか?
        それにしても、いい笑顔だ。(駆け出すジェラードに呼応するようにして、ゆっくりと懐に手を突っ込み)
        ガシャコッ(迎え撃つように構えたのは、大型のショットガン)楽しいお遊びだな、ヒッヒャッハッハッハッハッハ!!!
        (こちらも笑い狂いながら、ショットガンの引き金を引いた 狙い自体は適当で、当たればいいやという感じの―――)
        ダ ァ ン ッ(破裂音とともに噴出した、複数の弾丸)
        -- 2009-12-27 (日) 03:45:06
      • は、はっは、は……トライパレードにはちと少ないな! 笑顔に染まればそれより嬉しいことはないさ、みんな笑っていれば、それで幸せではないのかね!(剣を構えて、走りこんで行く。そして取り出されたるはショットガン。それが銃であることしか彼には判断がつかなかった、が)
        おっと、危ないなぁ……玩具で遊ぶのも、またいい、またいいが……はははは、はははっ!(息を切らしながら立ち止まって、剣を構えて魔力を注ぐ。どうやら、笑うことと自制がきかなくなっていることで体力を余計に消費してしまっているようだ)
        フレイムソード!(叫ぶと、剣に炎が宿る。その規模は大きく、激しい。横でぼうぼうと燃える建物よりも激しく赤く。どうやら、炎属性の魔力との親和を高める効果があるようだ。心情に魔力が影響され、炎の魔力が使いやすくなるらしく、この精神の高揚は副産物らしい。高い炎でそのショットガンを弾を)
        ぜぇええい!!(大上段から振り下ろし、その弾をかき消す。やはりというべきか完全にはかき消すことができずに、何発か体に傷をつけてくる。正面からかき消したせいか、内蔵部分にダメージがないのが救いといえば、救い)
        火遊びもまた、いいものだろう? あんなでっかい爆竹鳴らしたおまえさんに言うべきじゃあ、ないかもしれんがなぁ……ああ、あぁ! 全くなぁ!(怒りが多少混じっている。ああして、平気で人を殺すような人間が許せないという心。しわがれたレイズの顔をねめつけながら、左手の腕輪に魔力をこめていく。術式から筋力強化のものとわかるが、少し時間がかかるようだ。その間も炎の剣は燃える) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 04:07:52
      • フムム。(銃弾がかき消されたのを見れば、少し唸って、ぽい、とショットガンを背後に捨てた)ああ、火遊びはいいな、いいが。
        やりすぎるとオネショしちゃうのがいけないなあ………ン?ところで、そのたいまつ(・・・・)はいいなあ。おれはそういうのも大好きでね………
        しかも高性能!さらになんと、こちらの―――(再度、コートに手を突っ込めば、今度は肩に担ぐ大き目のバズーカ砲 いったいどう仕舞っていたのか)
        (そう考える間もなく、肩にガッチリとバズーカを構え)そういえば、おれの話を少し聞いてくれ。ついさっきだが、そう、ついさっきなんだ。
        あの………アレだ。フフ。(笑いながら、魔力を溜めているジェラードに狙いをゆっくり定めて)女が歩いててなあ。ちょっと、可愛い女の子だったから。
        おれはそういう美人に目が無くてな?クク………んで、ちょっとナンパしてみたんだよ。(狙いを決めたようで、ジェラードの体の中心にバズーカの先端を向けた)
        なんでも、その女、学校の教師とかをやってるようで―――オッォホ!!(喋りながら、引き金を引いた)
        ゴ ッバァ ッ(強烈な爆弾が射出される 着弾するか破壊されるか、どちらにせよその瞬間爆発するような類のものだ!)
        -- 2009-12-27 (日) 04:22:24
      • (興味深げにバズーカを眺める。さっきのショットガンといい、一体どこから出てきたのか。重火器の知識に明るくないとはいっても、その口径の大きさから危険である、とすぐに判断した)
        ふむ? ついさっきとはなんだね、可愛い女の子を見かけてナンパするぐらいで。そんなのは、好きにすればいい。むしろ健全な部類に入るね。さっきまでの話からして、そうナンパといって文字通りかはまた別だがね……(大きな穴が黒い瞳のようにこちらを眺めている。獲物を狙う獣にも見え、また無機質に目標を見定める機械のようにも見えた。砲口を見つめてその視線の先をじぃっと眺める。話を聞き流しながら。)
        (女教師、と聞いたところで身体がぴくりと反応する。脳裏に大切な人の姿。それを想起させる一つの単語。なんでもないはずなのに、ここにアストが居るはずはないのに身体が強張る)
        ……しまっ、……ちっ……(気をとられていると、ごぅと爆炎を吹き上げながら黒い矢がこちらに滑るように飛んでくる。気がついたときにはもう遅く、このままかわしきることは不可能と判断して、先ほどから魔力をこめていた赤い鱗から魔法を発動させる)
        フレイム、オー、ラッ!!(熱気のオーラが身体を包む。まるで手のたいまつが自分に引火したような滑稽な姿。しかし、爆発の衝撃はある程度緩和できるとふんだ。細かく笑い声が漏れる。気分は明るく、しかしそれは愛想笑いのように)……ストラ……(懐から大地の短剣を取り出そうとして思いとどまる、間に合わない。鞘つきのままそれを地面に転がして、手の火の剣に力をこめる)ぜぇえええいいやぁああ!!(直接当たるのは、なんとしても避けるべき。その黒い矢に火の剣を勝ち合わせて爆発を自分の二三歩手前で起こさせる。衝撃が身体を包む) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 11:01:29
      • ド ッゴォッ
        (火に触れた瞬間、爆炎を放ちながら弾丸は弾けた 撃った本人も撃った反動と爆炎で後ろに倒れこむ)ォオッホッ!!
        オッホッハッハハッハッハッハッハーーーー!!!!いいじゃあないか、燃えているな、ン?ホ、ホヒャッハッハッハッハッハーーーー!!!!
        (言うとおり、周りを包むのは火、火、火 多量の重火器と炎の魔法によって辺りは真っ赤な炎で囲まれ 大火事と呼ぶにふさわしい状況となっている)
        フ、フフ。(もう用済みといわんばかりに、バズーカ砲を先ほどと同様背後にぽいと投げ捨てる)そうそう、話の続きだった。
        その女教師、最近結婚したばかりとかで、実に嬉しげでなあ、ヒ、ヒッハッハッハッハ!!おれが「ご一緒しませんか」と言っただけなのに、旦那ののろけをやたらと………
        (さらにコートに手を突っ込めば、手に大量の手榴弾 6つほどを器用に両手で持ってみせる)あんまりうるさいんで、おれも妬けちゃって(・・・・・・)さあ。
        それで、ほら………つい………(その手榴弾のピン、全てに糸がつけられており、その先端が纏めてある それを口に挟んで、一言)ちょっと、首をハネちまった。
        うっかりしてたんだよ、ほら、ちょうど手元にナイフがあってさあ、ついカッとなって………(くい、と口に挟んだ糸を引っ張れば、一斉にピンが抜けて)
        1時間ぐらいかけて、ゆーーーーーーーーーーーーーーーーーー、っくり、切っちまった!オッホッヒャッハッハッハッハッハーーーーーーーー!!!!
        (一斉に、手榴弾を放り投げた 無作為に落下するそれは、ほぼ床に落ちると同時に爆発することだろう)
        -- 2009-12-27 (日) 16:39:55
      • (火に包まれて、炎の魔法に包まれて。昂る精神は怒りの炎に油を注ぎ、笑気に侵された憤怒の表情を作り上げる。衝撃に吹き飛ばされて地面に転がり、だんと足を杖のように重く地面について立ち上がった後、その「お話」の続きを聞く)
        ……ははは、あはははははは!!(ここは仮想空間。それでなくとも、目の前のクリミナルが自分の事情を知っているはずがない。心を読んで、そう言うのか。それとも本当に? ありえないと解っていようとしながらも、言葉の一つ一つが心を乱していく)
        なんだ、なんだ、なんだなんだ! 胸糞の悪い言い口だ、惚れて火傷させるならいいが、妬けて傷を刻むのは男としてどうかと思うぜ、なによりも、なによりもだ……ははは、気にいらねぇ……なぜ、そんなことをするかなど、もう聞きはせんよ!(腕輪の魔法は形を成した。赤い五芒星が浮かび上がる。そして、その五芒星には炎に惹かれた火の精霊が集い、それがまた五芒星を形成して身体中にその魔法の印を発動させていく)
        (また、爆弾か。量が多いし、なにより冷静に処理できるような頭ではない)どうにも人事と思えん話だな、えぇ、そうか、そうか、そうか……どっちにしろ、どっちにしろ、だ。お前を吹き飛ばしてしまったほうが精神衛生上も、家庭の事情的にもいい気がしてきた。ははは、なぁ、「敵」を排除できるっていうのは心が躍るとは思わないかね。そりゃあ、ちっとは悪いと思うさ、敵も敵で色々事情があるとは思うんだがな、ははは、ふっ……ははは……でも、でもだぞ? それ以上に自分に対する脅威が消えて安堵できるっていうのはなにより心地のよいものだとは思わないかね! 正午手前のティータイムを楽しんでるときみたいな、安心した気分に。……下衆がッ!! (最後に大きく言い放つ。前置き長く、それだけ言うためだったかのよう。昂る精神は怒りに満ちて、だんだんと高揚していく。紅茶の香りに似たような、ベルガモットはゆらゆら満ちて柔らかい香りを花のように高らかに、炎に混ざって香りを届ける)
        (「香り」に魔力を集中する。この香りが満ちているところは魔術におけるフィールドの効果を成し、それによる、魔法効果を生み出す。飛び来る手榴弾の発するタイミングを見極め、魔法の発動を。)
        リインフォース・オーバーフロウ(単なる筋力強化。魔法の印が行き渡り、精霊の力も借りて全身の強化を発動させた。だが、まだ終わらない)
        ……(地面を大きく踏む。跳ぶために踏み込んだ、というのは傍目からも解る、しかし。)
        なにがなんでも、ぶち殺さなければ気がすまなくなったよ、なぁ!(高く、跳び上がる。周囲の建物の3階部分あたりまで一足に。尋常ではないジャンプ力。筋力強化の効果だけではなく、それは)
        (どん、と自分が居たところで6つの爆音が重なる。上空に居る自分にも、当然その衝撃波は伝わってくる)……(ぶわ、と飛び上がった。まるで羽が舞い踊るように高く、高くその爆風に跳ね上げられる。────高揚の香りによって、昂った精神が肉体にまで、魔力によって効果を及ぼす。体重の低下。高く、高く飛び上がる。下を見ると建物はまるでミニチュアの模型のように、こじんまりと炎を上げている)  -- ジェラード 2009-12-27 (日) 17:41:02
      • ヒ、ヒッヒャッハハッハッハハハハハハハハハハハ!!!いいぞ、怒っているな、ンン!?おれは、そういう、感情的なのは大歓迎だ!
        (目の前が6つの爆炎に包まれれば、それに圧されてさらに後退る)フゥン。(上空を見上げ、遥か上まで飛び上がったジェラードを見て、ぱん、ぱんと手を叩く)
        ま、もう少し話を聞け………その女、首に血のリングをつつーっとナイフで作ってやったときには、実に強がってたんだよ。何とかなるとでも、思ってたのかもなあ。
        だが呼べど叫べど助けは来ない。ぷちぷちと、首にナイフを差し込んでやれば、だんだんと涙が溢れてきて、「やめて、やめて」と叫ぶんだ。
        (何度目かの、コートへの手の突っ込み ………何か巨大なものが引きずり出されていく)
        そして、仕上げに喉に一突き………ンン。で、そこでそいつ、何ていったと思う。なあ、ええと………お前の名前。ジェラード、だったかな?ン?
        お前の頭文字をあだ名にしたみたいな、そんな名前を呼んだよ。こうやってな。(ずるり、ずるりと、明らかにレイズ本人より巨大なそれがコートから引きずり出された)
        「たすけて、じーくん」だってよ!!!オッホッヒャッハッハッハッハッハハハハハハハハハ、ヒッ、ヒヒャッハハハホワヒャハハハハハハハハハハハハ!!!
        (引きずり出されたそれが、大きな音を立てて地面に設置される、それは―――巨大な大筒の大砲)
        泣かせるじゃあないか、ヒッ、ヒヒャハハハッハハハハハハハ!!!どこの誰か知らんが、そのじーくんとやらは、そんな死に際まで呼んで貰えて幸せだなあ!!!
        イヒヒャーーーーーッハッハハハハハハハハハハ!!!!(ガキョン、と中空のジェラードへ大砲の照準が向けられた)
        さあ、そろそろギャンブルの時間だ。おれのチップを上乗せ(レイズ)して、お相手しよう………どうだ、聞こえたか?
        コール(勝負)の時間だぜ、じーくん!!!
        (おそらく、これが最後の勝負―――大砲のレバーを、思い切り引いた)
        ズッ ……… ド ォ ン ッ
        (空気を震わす大音響とともに、人の頭よりも大きいくらいの球体が、勢い良く―――ジェラードに向けて吹っ飛んできた!)
        -- 2009-12-27 (日) 18:14:14
      • ああ、ああ、もう細かいことはやめだ。シンプルに、そのギャンブルに乗ってやろうじゃないか。(天高くで、炎の精霊を集める。炎に惹かれた精霊は、彼の怒りに、また夜生の虫のように集まってくる。大量に、目に見えて化け物のような炎が彼の剣に集まる)
        その勝負には応えてやろう。さらに上乗せ(リレイズ)だ!! 俺の肉体も魂も命もなにもかも賭けて(オールインで)勝負を迎えようじゃあないか、なぁ、全部毟り取ってやるよ、毛の一本も残らないぐらいに、なぁあ、おい。(その炎を上空に向けて噴射する。まるでブースターのように。ソードフォースは怒りの勢いを纏って地面へと加速していく)
        口から出任せ(ブラフ)で言ったんでも関係ねぇよ、滅してやる。(大砲の照準が自分に向き、爆音を上げて砲弾が飛ぶ。それが見えてからこちらのカードを切ってやる)
        (炎を纏った剣が一際高く燃え上がり、炎の塊へと姿を変える。その塊を砲弾の向こうまで向けて、思い切り叩きつけるように振り下ろす)スカイファイア……燃え尽きろ!!(砲弾は、その炎を潜り抜けて自分の胴へ向けてとび来る。さすがに、その規模の砲弾を押し返すような強大な威力ではないし、なにより飛んで来るものに効果は薄い、では何故、こんなことをしたのか。目標が違うから。目標は、「地上に居るレイズ」)
        (地面に炎の塊が、上空からの加速を伴って叩きつけられる。衝撃は爆発のように満ちて、炎に焼けた建物たちをなぎ倒していく。地面は炎に包まれて、さらに、上空から圧しかかるように火炎は続いて降りかかる、火炎地獄の様相を示していた) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 18:44:47
      • イイじゃあないか。潔い。この刹那のお互いの気持ちのぶつけ合い、楽しいじゃあないか、ン?
        (結論から言うと―――レイズの姿は、火に巻かれ、燃え始めた まるで避けるつもりなど毛頭ないように、甘んじて火炎地獄に身を置いていた)
        (その状態から、自分の放った砲弾がどうなったかは見えないが そんなことはどうでもよさげに、楽しそうに笑う)
        ク、クク………ヒ、ヒヒャッハッハハハハハハハ!!!!ホワッヒャハハハハハハハハハハハハハハ!!!
        たまらんなあ、この真剣そのものなやりつくしっぷりは。この狂気、このカオス。おれは、こういうのが楽しいんだ!!!
        クシシシッ、キ、キヒャーーーーーーーーーハッハッハッハッハッハッハ!!!ああ、楽しくてしょうがない。(全身に火が回り、衝撃で体の一部は消し飛んでいる)
        ァア………こんなひどいことをやらかしやがって。おれだけじゃあない、周りの建物に居る人間は軒並み死んだな、こりゃあ。プッ、クク………
        なあ、どうなんだ?ジェラード、お前がやったのは、俺よりひどいことだぜ。お前の怒りひとつで、こんなにも死が満ち満ちてんだ、そうだろ?
        狂ってるなあ、ン?お前は、気違い野郎で、どうしようもないクズさ。まったく、度し難い阿呆だぜ、イヒヒャーーーーーーーハッハッハッハハハハハ!!!
        (顔に、炎が纏わりついた もはや火達磨で、焼け死ぬのももう間もなくだと言うのに、その男は笑っている)
        お前もおれと同じだ。自分のためだけに、他人を陥れて、お前が言うように午後の茶でも楽しむように、混沌を撒き散らしてるんだ。
        仮想空間だからなんて言い訳せずに、認めちまえよ。そうしたら、おれと同じように………気づくぜ。この世の何もかもが冗談の塊だってな。
        そんな世界で………真剣になったって、何がどうなるってんだ?なあ、ジェラード。
        どうしてそうも大真面目なんだ?(Why so serious?)………ヒッヒャッハッハッハッハッハハハハハハーーーーーーーーーー!!!!
        ブジュンッ(その笑い声を最期に、道化師は燃え尽き、声はまるで聞こえなくなった)
        -- 2009-12-27 (日) 19:13:06
      • 全部賭けると言ったろうが……人間性も、品位も、プライドも厭いはしない……それが見知らぬ他人の命でも、……それぐらい消し飛ばしたか、った……だけだよ……(胴体から下は吹き飛ばされて、力を失い空から地面に吸い込まれるように落ちていく)
        周囲を、乱さずに生きられる人間や生物など、おらんよ……少なからず、犠牲を伴うんだ、どうしても……どうしてもだ。お前も生きとし生けるものなら、俺と同じだよ……(感覚はない。ただ、地面の燃える熱気だけが皮膚に伝わってくる。落ちる感覚は浮遊感と混ざって気味の悪い感じを脳に伝えていた)
        わからんさ。真剣になった者でなければ、俺がこうする理由なんてな……冗談だろうが、この空間がなんだろうが……、真剣に生きるのだよ。
        あばよ、哀れな屑野郎(炎の舞い踊る、石畳のステージ。そこでは道化が黒く横たわっている。その道化と直線で結ばれるようなライン、そこに受身をとれないまま、頭から。上空の加速を伴って叩きつけられた。赤と黒を地面に描き、意識はそこで途切れて消えていった) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 19:34:43



      • ………おーい。起きたまえ。(ぺちぺちとほほを叩くのは、そういえば義兄になるのだろうか、割と見慣れた包帯男)
        どうだい、死ぬ感覚って?君、一度死んでるみたいだよ、ははは。よかったねえ、仮想空間で。
        -- 2009-12-27 (日) 19:37:36
      • その前に、死んでもいいような気分にさせられたからたいしたことはなかったかね……(そっちのほうはたいしたことあるようだ。ザンマの顔を見て、高いところから落ちる夢から覚めたような感覚。だけど実際高いところから落ちてたのでそりゃあそうだと思う) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 20:00:47
      • ふふ。ずいぶん、激しい戦いを繰り広げたようじゃあないか。こう表示されたよ、「両者死亡による相打ち」ってね。
        ………どうだった、悪意の塊とのコミュニケーションは。相手を理解できたかい?
        -- 2009-12-27 (日) 20:05:48
      • 戦いの部分だけならよかったんだがねぇ……(メットを外されて、顔を手で覆う。脂汗が滲む)
        あれがコミュニケートと呼べるかどうかははなはだ疑問であるな。殴り合いの喧嘩をコミュニケーションというのなら、今のは銃撃の中を塹壕くぐって近づいたみたいなもんだったぞ……(ずん、と疲れた様子) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 20:25:39
      • (メットの汗を拭きながら)………口裂けのレイズ。何年も前、この町で大量殺人を繰り返したサイコパスだ。
        犠牲者は1000人とも言われてる。そいつは、黄金騎士団によって倒されたそうだ。ちなみに、その妹さんは存命しているが………普通の人だったよ。
        ………ああいう奴との対戦経験は?
        -- 2009-12-27 (日) 20:30:43
      • サイコ、ね。……あんなのが居たかと思うと先輩方に感謝したくなるねぇ……ああいうのは存在してならんものだぜ。(額に拳を当ててぐりぐりと当て、目を覚まさせる)
        あるよ。……そいつは、親友の姿を借りて俺の目の前に現れやがった分性質の悪いものだったが……凶暴性、とかではあっちのが上だな。相手にしたくない。(頷くが、悪意を向けられるのに慣れるということはなく。むしろ記憶が想起されて傷を抉られた気分) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 20:59:28
      • なるほどね………そいつといい、こいつといい。ろくでもないのが世の中いるもんだね。お互いそういうのには気をつけないとねえ、ははは。
        しかし、相打ちってのは解せないねえ。現実でそんな無茶は避けてもらわないとね、まったく。
        ま、ああいう戦い方をしたら、君が死ぬってことで。そういう学習にはなったんじゃないかな?うんうん。
        -- 2009-12-27 (日) 21:06:54
      • それよりも先に、現実であんな事態に陥らないことを心がけようと思うよ……なるべく冷静でいようとは思うが、あの場で退くことはどうしてもできんかったでな。
        いかんな、こんな程度で精神をかき乱されていては…………などと言えるほど人間として出来ているつもりはない。……死なないように努力はするがね。 -- ジェラード 2009-12-27 (日) 22:03:27
      • まったくだね。………さ、よいしょ。(くい、とジェラードの肩を掴んで立ち上げさせ)ずいぶんとお疲れのようだし………今日はもう帰って休むといいよ。
        あ、そうそう。(包帯の奥の顔が、ニヤっと笑った)………ちゃんと爆死しただろ?ははは。
        -- 2009-12-27 (日) 22:19:08
      • ……笑えんよ。(ガクッと頭を落とす。最後にどっと疲れて帰路についた) -- ジェラード 2009-12-27 (日) 22:29:20
  • 披露宴の招待状が届いている。
    日時は本日(25日)、22:00より行われるようだ。
    差出人の欄にはジェラード・ブラックタン及びアスタリスク・ブラックタンよりと書かれている。
    (一言添えてある)「もし、お暇があれば来てください。堅苦しい場ではございませんので格好は気にしなくても結構です。」
    PS:依頼失敗して大怪我しましたがここで死んではいけないので親族の治癒師によって怪我を治してもらいました。心配いりません。 -- 2009-12-25 (金) 21:19:40
    • ふぅー………(手紙を見て頭を軽く抑え)当日に招待状をもらっても帰宅がこんな時間じゃ………
      やれやれ………よし、今からでも行くか………
      -- 2009-12-26 (土) 02:54:45
  • ふーむ。受け入れ許可状態への以降には少し時間がかかるな………ま、いっか。その間にデータ収集してこよう。
    それじゃあ、しっかり働いておいてくれよ、C-S-S。(機械に手を振ると、外へと出て行った)
    -- 2009-11-28 (土) 00:01:52
    • ふう。………よし、受け入れ準備はできているようだね。それじゃ、さっそく。(そ、っとモニターに手をかざす)
      (途端、ぎゅるぎゅると魔導機械のモニタはザンマの手からデータと魔力をそっくりそのまま吸い出した)
      インストールデータ、7。バイド・ラクェット。
      インストールデータ、8。ラミィール。
      インストールデータ、9。ウメニー・ノーライフ。
      (機械音とともに、モニタに膨大な文字が流れ出し、プログラムを構築していく バチバチと魔電流が流れた後、OK、とモニタに表示された)
      よしよし。………今日は、もう少しがんばって集めてみようかな。(再度、その研究室から出て行った)
      -- 2009-11-28 (土) 00:36:55
      • はーっ、疲れた………さあ、さっそくインストールだ。(モニターに手をかざした)
        (先刻と同じく、C−S−Sはザンマの腕から大量のデータを吸収する)
        インストールデータ、10。フォルド・ボーガード。
        インストールデータ、11。レイズ・ボーガード。
        インストールデータ、12。五島 一也。
        インストールデータ、13。アリス・イン・ナイトメア。
        (バリバリと魔電流を迸らせながら、魔導機械は超高速で演算処理を行い………モニタに、OKの文字が出て、動きを止めた)
        これで、倍以上に増えたわけだ………ああ、疲れた。ホント。
        -- 2009-11-28 (土) 01:27:10
  • ……学園ダンジョンとやらで遊ぶつもりで出歩いてたら……
    完全に迷ったよコレ(右往左往する黒騎士) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 00:10:15
    • ヴィーーーッ ヴィーーーッ
      (突如アラームが鳴り響いたのは、迷い人がその地下階段に半身ほど入ったあたりだ)
      -- 2009-11-22 (日) 00:12:49
      • うお!? な、なんだ!? あれか!? 迷ってたと思ったらしっかりダンジョンだったってことか!? そうなのか!? そうなんだろ!? そうだっていってくれよ! ぶっちゃけ5時間もわけのわからない地下で迷子になってて心細いこと嵐の前の藁束の如しなんだよぉおおおおお!(そわそわする黒騎士) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 00:23:47
      • ………珍しい客だねえ。ここはまだ、ジェラード君ぐらいしか案内していないって言うのに。(背後から、少年じみた大人の声)
        残念ながらダンジョンじゃあないよ、ここは僕の私有地だ。………迷うにしても、もうすこし迷いようがあるだろう?(そこには、コートにハットで身を包み、顔を包帯で隠した小柄な男が)
        -- 2009-11-22 (日) 00:32:55
      • だ、誰だ?! 誰でもいいからだれだ!?(若干涙声)
        って、あれ? もしかして、ジェラード先輩の知り合い? しかも私有地?
        いやー、ごめん、学園地下ダンジョンとかいうのに潜ってみようと思って歩いてたら完全に迷っちゃってさ……えーと、俺はヴィーラ。M科の二年
        先輩しってるってことはアンタも学園関係者だろ? -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 00:40:44
      • ここはもうとっくに学校の敷地外だよ。下水道でも通ってきてしまったんじゃあないのかい?………やれやれ。
        ジェラード君の後輩か。僕は、そのジェラード君のさらに先輩だよ。学園の第1期卒業生ということになるかな、一応。
        僕の名前はザンマ。ザンマ・クリフォ。M科出身、そうなると君の先輩でもあるねえ。
        -- 2009-11-22 (日) 00:47:32
      • うーん、途中で地図を大コウモリにもってかれてからは適当にあるってたからなー、そうかもしれない
        先輩どころか大先輩レベルじゃね!? って、ん? ここ学園の敷地内じゃないってことは余計にこんなところで何してるんだザンマ先輩? わけありってやつ? -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 00:59:00
      • というか、僕はすでに学園とはほとんど縁の無い人間なんでね。むしろ敷地外にいるほうが自然だよ。
        ………ふむ。そうだね、迷ったついでに僕のやってることにちょっと協力してもらおうか。何、君にも悪い話じゃないと思うよ。
        ついてきたまえ。(そう言って地下階段を下りていく 降りた先は―――広い研究室 巨大な魔導機械が設置されている)
        -- 2009-11-22 (日) 01:10:18
      • 縁がない? そんな寂しいこといわないで……(言葉を続けようとしたが、ザンマの瞳の奥に映る光を認め、その先を紡ぐ)
        あ、ああ、どうせ帰り道もわからないし、あとで道教えてくれるならそれくらいお安いごようだぜ?(そのままついていく) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 01:19:57
      • すげぇ……なんだこれ……?(巨大な機械を見上げて呟く) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 01:20:41
      • ………Classic-Shadow-System………C-S-S、それがこの機械の名前だよ。
        君には、この「仮想戦闘訓練用魔導機械」にダイブしてもらい、そこで戦闘訓練をしてもらいたい。
        データがほしくてね、実稼動の。仮想世界で君には敵と戦ってもらうってことだ。
        -- 2009-11-22 (日) 01:28:55
      • なるほど、ようするに実験台になれってことか……ふふふ、ま、面白そうだし、いいぜ? どうせ戦闘訓練のつもりでダンジョンに潜ろうと思ってたところだし、むしろ丁度いいしな
        ここに座ればいいのか? -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 01:42:08
      • ずいぶんあっさりとOKしたねえ。ああ、ちなみに仮想世界でどれだけケガしても現実に影響は出ない。
        仮想世界での君の装備は、君が考える現時点でのベストな状態を脳のデータから算出して出力する………つまり、いつもどおりってことだ。
        仮想敵に関しては………過去の冒険者を再現しているんだが、そうだね、誰がいい?今は、六人の冒険者がインストールされている。強さ順に説明しようか。
        弱いカテゴリとして、ひ弱なネガティブ女、トップミュージシャンを目指した青年………
        中ぐらいのカテゴリとして、ハンマーを使う怪力の寡黙な女、粗暴で重圧的な少女………
        強いカテゴリとしては、髪の毛を自在に操る魔物、そして英雄と呼ばれた高速の男………
        思い切り強いのとやって、ぶっ潰されても戻ってくれば無傷だし、好きなのを選びたまえ。
        -- 2009-11-22 (日) 01:47:03
      • 新しいもの好きでな。はっはっは!
        そっちが設定しやすいデータでいいぜ。戦場じゃ敵はえらべねぇのが基本だからな
        それに、いくらやられてもいいなら気楽だし! -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 01:51:13
      • じゃ一番強いのにしておこうか。(ぴ、とモニタを押しながら)せっかくだからボコボコにやられてきたまえ。
        それに、もしかしたら君が勝つかもしれないしねえ、何しろ君の強さは知らないわけだし………
        それじゃ、このヘルメットをかぶって。(コードだらけのいかにもなヘルメットを手渡して)
        -- 2009-11-22 (日) 01:53:31
      • うっひょお、初心者相手に容赦ねぇな!? ふふふ、でも最強か。そりゃ楽しみな響きだ。期待させてもらうぜ?(にやけながらヘルメットを被り、深く椅子に腰掛けて身構える) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 02:05:22
      • ああ、今この中にいる中では最強だ。何しろ………英雄、と呼ばれた男だからね。
        それじゃ………トレーニング・スタート。



        (―――吸い込まれる感覚に導かれて、気がついたとき周りの風景は広い草原へと変わっていた)
        バチッ バチチッ(その草原の中に、電流が走り、一つの影が現れる 金髪の、締まった体の男 ヴィーラに背を向けて)
        ………そうか。俺と戦うのは、お前か。(抑揚のない、冷めた声でつぶやいた)
        -- 2009-11-22 (日) 02:11:42
      • ああ、役不足かもしれないけど、よろしくな、英雄さんとやら(漆黒のフルプレートに身を包み、魔剣を携えた黒騎士はフルフェイスの奥でシニカルに笑う)
        さて、これを言うのも久々だな……と、英雄相手となれば、願掛けもいらねぇや。今日はこっちに持つぜ(普段利き手に持たない長剣を右手に持って構え、天へ掲げる)
        ……我が名はヴィーラ。卑しくも皇帝陛下の懐に忍ぶ漆黒の刃。己が身の研鑽がため、今此処に決闘の申し入れをする……
        胸借りさせてもらうぜ、英雄さんよ(そこには先ほどまでのふやけた雰囲気はない。そこに居るのは漆黒の鎧を身にまとった帝国の騎士だった) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 02:26:35
      • ………ずいぶん、仰々しいんだな。(くるり、と振り返れば、炎のように赤い双眸がヴィーラを捉えた)
        俺はチェイサー。………チェイサー・ル・シッフル。しがない、ただの人間だ。(がちゃり、と背中に背負っていた槍を手に取り)
        ………戦う前にひとつ聞いていいか。お前………戦うことで守らなきゃいけないものは、あるか?(その表情に感情は読み取れない 無表情なのに目だけが強い力を発している)
        -- 2009-11-22 (日) 02:33:37
      • チェイサーか、確かに覚えた、よろしくたのむぜ……
        守らなきゃいけないもの、か……山ほどあるぜ
        まず自分の自由、次に自分の身、それに自分の信念それに何より
        国でも民でもない、自分の手の届くところに居る大事な連中だ(無表情なその目とは相反するように、黒騎士の瞳は感情の波をそのまま表すかのように、濃紺の光を灯して輝いている) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 02:41:26
      • そうか………そんなにもあるのか。それじゃあ、大事なものは最終的に守れないな。いや………守れるかもしれないな………
        だけど、本当に大切なものをたった一つ、命をかけて守るべき時が来るかもしれない………いや、命をかけて、じゃあない。「すべてを捨てて」だ。
        俺には………それしか出来なかった………(そう、俯き気味に呟いた―――次の瞬間、その姿は音もなく、まるでそこにいなかったかのように消えた)

        守れるか、お前に。(ヴィーラの背後、間近から声、と同時に胴めがけての槍の神速の横凪ぎ―――正真正銘の、瞬間移動)
        -- 2009-11-22 (日) 02:48:48
      • 考える前にうごいちまう性分なんでな。守れる守れないか考える前にまずは守って……!?(刹那、掻き消える相手の姿。ずっと視ていた。ずっと話していた。だが油断など一切していない。一挙手一投足までつぶさに観察し、隙を伺っていたにも関わらず……金髪の美丈夫は掻き消える)
        ……ちっ!!(相手が声を出してくれたお陰で辛うじて攻撃方向の予測が出来るが、防御までは間に合わない。吹っ飛ばされる方向へわざとステップして威力をそらすが、それでも派手に吹っ飛ばされ、草原の大地に転がされる。魔術障壁のお陰で肉体ダメージは軽減しているが、精神面での負荷は計り知れないだろう)
        ぐっ……さすがは英雄、人間なのは見た目だけだな!(すぐに起き上がり、無詠唱で左手から閃光を放つ。目潰しを狙ったものだ。威力はないが、相手にそれを察することができるかどうかはわからない) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 02:55:13
      • 失礼なことを言わないでくれないか。………俺は、骨の髄まで人間だよ。
        (目潰しの閃光が、チェイサーの目に強烈な光を送り込んだ ………はずだが、チェイサーの表情に奇妙なほど変化がない 目は確実に開いていたにもかかわらず)
        最初から全能の神に伸びしろはない。悪魔に、自己を高める意思はない。(呟き続けるチェイサーの目はやはりヴィーラを見ているように見える)
        (が、瞳がまるで動かない 可能性として、目の色はあるにはあるが、元より盲目なのかもしれない)
        人間だけだ。どこまでも、強くなれるのは。(そう言い、その巨大な槍を遠距離から振りかぶると―――たった一つの得物を、思い切りヴィーラに投げつけた)
        (投げつける瞬間、何かの術理が働いたのかチェイサーの腕の先端の速度は音速を超え、槍もまた超高速でヴィーラを狙って吹っ飛んできた)
        -- 2009-11-22 (日) 03:07:27
      • (きいてなっ……ちいい!)
        (即座に詠唱。紫電を自らの身体に纏い、相手が槍を振りかぶった瞬間に槍へと紫電を投射する)
        (槍の金属部分に電気を通して一時的に電磁石にし、電気を通した自らの鎧と反発させあって無理矢理軌道を逸らすつもり……だったが……)
        (速過ぎるッ……!)
        (音速を超えた腕の振り切りはソニックブームを伴って槍を投射し、槍は磁力の反発を押し切って鎧へと到達する。そう、人の使う小細工など無常にも振り払って……圧倒的な力……英雄の力が黒金の肘当てを砕いてヴィーラの左腕を掠めていく。魔術障壁をすらをブチ抜き、物理の壁であり鎧も砕き、そして肉へと達したそれは空恐ろしいまでの自力の違いを思い知らせる)
        ……人間だから強くなれる、それには俺も同意するぜ……(だくだくと左腕から血を流しながらも、黒騎士は光すら反射しない漆黒の魔剣を構える)
        人間だから過つ。人間だから失う。人間だから後悔する……だけど、そんな人間だから、負を知らなくちゃ前にも上手に進めない人間だから(言葉を紡ぎながらも詠唱が流れ、黒騎士の身体に魔力が収束していく)
        それすら乗り越えて強くなれる……!(詠唱を終えると共に、黒い稲妻がヴィーラの身体に纏われ、漆黒の雷光を纏った黒騎士の姿となる……!)
        チェイサー、あんたを見て俺は安心したぜ。そして嬉しい。あんたはそこまで強くなった。何もかも投げ打ってそうまで『成り果てた』
        だが、それは裏を返せばそう『成らざるを得なかった人間の弱さ』もちゃんとアンタは内包してくれてるってことだ! 同じ人間として、同じ守る側に立つ人間として……
        人間の俺は人間のアンタを打倒する!
        (横薙ぎに、最初のチェイサーの一撃と同じように横薙ぎに魔剣が振るわれる。水に落ちた墨汁のように、夜色の魔剣の刀身が周囲へ染み出し、瘴気と黒い稲妻を撒き散らしならがチェイサーへと刀身を伸ばす。ヴィーラは一切その場を動いていない。だが、その刀身は確かにそれらを切り裂く魔刃となって振るわれた……そう、遠近感などまるで無視して!) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 03:29:28
      • ………そうだ。弱いから、強くならなくちゃあいけない。最初から強ければ、強くならなくったっていい………
        お前も、強くならなくちゃあいけないんだな。それなら、俺はお前に見せなければならない。俺が、何から何を守りたかったのかを。
        (丸腰となったチェイサーに対し、漆黒の魔剣は容赦なくその身を切り裂こうと迫る 背後に避けても、この剣はどこまでもチェイサーを追跡するだろう)
        (魔剣の一撃がチェイサー左腕を分断し、その胴体を切り裂かんとした瞬間にチェイサーの姿は左腕を残し、またも音もなく掻き消えていた)
        何を守ろうとすれば、何を相手にしようとすれば、俺のようになるのか。俺は、守るためだけに―――俺のすべてと、俺の未来をすべて消費した。
        (チェイサーは上空100メートルはあろうかという高さでヴィーラを見下ろしていた そのまま、ゆっくりと自由落下していく)
        お前は、倒したい、ではなく………なんとしても「倒さなければならない」と願ったことがあるか?………………神様を、だ。
        ゴゥッ
        (落下するチェイサーの体を、巨大な何かがキャッチするように横切った それは、―――巨大な飛空艇だ)
        ジェディ。目標は分かるな。 ―――YES。攻撃命令をどうぞ、キャプテン・チェイサー。(無機質な電子音声が、チェイサーの声に応えた)
        手始め、だ。斬れ。(呟いた瞬間、船はヴィーラを真正面に捕らえ、船の先端からマシンアームを飛び出させる そのアームの先には、これまた巨大な丸ノコギリ)
        ガガガガガガガガガガガッ(丸ノコギリが、ヴィーラの真横の地面を音を立てて切り裂きながら、ヴィーラを一緒に切り裂かんと向かってくる!)
        -- 2009-11-22 (日) 14:20:35
      • はっきりいって、もう俺の人生なんてもんは全部『おつり』さ……俺は今まで俺しか守ろうとしなかった。俺しか守れなかったし、俺以外を守る必要もなかった……だけどな、そんな『おつり』の俺でも守らなきゃならねぇ日常がある。周囲の非日常から守り抜きたい日常がある……(最早消えることに驚きはしない。自力の違いは理解した。ならば、重要なのはその消える過程でも消えたという結果でもなく……それらによって導かれる次の一手!)
        ゆっくり飯を食って、猫でも撫でながら昼寝して、そんで星を眺めて笑える普通の日常。そいつを守るためなら、いいや、そいつを奪われないようにするためなら……(稲妻を帯びた身体は電撃による神経刺激によってより強力でより繊細な肉体・感覚操作を可能とする。飛空艇の影、そしてそこから飛び出すノコギリにより一撃が避けられないと判断するや否や)
        神も魔王も関係ねぇ。邪魔をするなら打倒するのみ……それが、それが人間ってもんだろう? ……チェイサァアアアアアアアアアアアア!
        (漆黒の魔剣を切り返し、即座に袈裟に切りいれて、真正面からそれと打ち合う! 電撃を帯びた魔剣の一撃。それは機械である飛空艇の伝送系へのダメージも期待している) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 15:12:32
      • そうだ。神も魔王も、邪魔をするなら殺せ。それが人間の意志というもんだ。
        (そう呟いたチェイサーの体は、飛空艇のアームが出ているその根元 切り裂いたはずのチェイサーの左腕には、腕の代わりにチェーンソーが生えている)
        (そのチェーンソーが、アームを根元から分断した 魔剣に触れたノコギリからの電流による操作系統への影響を考えてのことだ)
        (ノコギリは魔剣にはじかれ、ズンと大きな音を立てて地面を転がった)でも………何か、違うな。お前には、足りない気がする。お前のは覚悟じゃない。
        無鉄砲だ。何しろ………確実性がない。(そう呟いた刹那、また気配が消えた)
        チュイイィィイイイン(瞬間、ヴィーラの耳元にチェーンソーの耳障りな音 またも瞬間移動による背後からの斬撃だ)
        (さらには合わせるようにもう一本のアームが飛空艇から伸び、その先端のマシンガンがヴィーラに照準を合わせて何発も弾丸を撃ちはなった)
        -- 2009-11-22 (日) 15:42:39
      • なっ、左腕に……っ!?(流石に予想外。そして予想外の行動は一瞬の躊躇を生み……)
        今度はどこから……!?(その一瞬の躊躇いは目の前の英雄からしてみれば相手に決定打を与えるに十分すぎる時間)
        ぐっ、前、違、後……があああああっ!!(前方の飛空艇からのマシンガンに気をとられ、それはまた更に一瞬の逡巡を生み……耳障りなチェーンソーの駆動音が聞こえるとほぼ同時に弾丸の嵐とチェーンソーの斬撃による挟撃がヴィーラに襲い掛かる!)
        ぐっがっは……!(いかに魔術障壁と自動微斥力の搭載された装甲をもってしても、これら全てを防ぎきることはできない。弾丸は鎧を貫通して身体にめり込み、チェーンソーによる一撃は浅からぬ傷を背中に残す)
        (や、やべぇ……つええなんてもんじゃねぇ……次元が、違う……!) -- ヴィーラ 2009-11-22 (日) 15:56:30
      • 確実性だ。邪魔をすれば殺すのには違いないが、確実に殺せるかどうかが違う。
        神が今までに殺されたという伝承はいくつある?
        神が殺された伝承の中で最も多い殺され方は?
        その殺し方から導き出される勝利方法を自分に用意することが可能か?
        可能ならどう用意する?可能でなければどう代用する?
        神の攻撃手段は?回避方法は?競り合う方法は?打ち返す方法は?対応方法は?
        どうすれば、神を確実に殺せる?………お前は、考えたことがあるか?「やるだけやってみる」なんて、甘い考えじゃあないだろうな?
        ………日常どころか、たった一人でも、守るなんていうのは、自分を犠牲にするだけじゃ、できない。それだけの覚悟じゃ出来ない(・・・・・・・・・・・・・)
        人間は弱い。だから、どうにかする方法を確実に体に染み込ませておかなきゃ、無理だ。さて………
        (飛空艇の砲台がすべてヴィーラに向けられ、チェイサーがチェーンソーを構えた)お前を確実に倒そう。覚悟はあるか。
        -- 2009-11-22 (日) 16:34:08
      • へっ……流石は英雄さんだ……言うことに含蓄があるぜ……全くためになる……だが……
        説教臭すぎだぜ、歳はくいたくねぇな……!(ぐっと、魔剣を杖にして立ち上がり、フルフェイスの奥で笑う……その声は……明らかな嘲笑)
        確実性がなければ出来ない?
        覚悟が無ければ出来ない?
        自分を犠牲にして、更にはそのさきまで犠牲にしなければ……出来ない?
        違う、違うな。出来ない理由はそんな理由じゃねぇな(黒い稲妻を身に纏わせ、生体電流の代わりに魔術による電流を流して身体を操作し、無理矢理動かす。相当身体に無理をさせている事は明白だ)
        出来ない理由もなんてのはな、いつだってもっとシンプルで簡単なんだよ……出来ない奴ってのは、そうじゃなきゃ出来ないなんてくだらねぇ思い込みをするから出来ねぇのさ!(漆黒の稲妻が吹き荒れ、まるで黒騎士の意思と感情を代弁するかの用に周囲の空間を蹂躙していく……!)
        確実なことなんて、この世界にはひとっつもねぇよ。良くも悪くもな。限りなく偶発性を縮めて、限りなく不確定要素を潰して、限りなく研鑽していこうとも……最後にしっかり残るんだよ……可能性って名前の希望と絶望がな!
        アンタの人生なんざ俺はしらねぇ。一体どんな苦労をして、どんな苦痛を受けて、どんな憎悪の果てにアンタが『そうなっちまった』のかなんてのは俺はしらねぇさ……だけどな、知らねぇからこそ、知ることもできねぇからこそ……こう断言することはできるぜ……!(ジリジリと周囲を……いや、空間全てを蹂躙せんが勢いで漆黒の稲妻は荒れ狂い、轟くことで目の前の英雄に……絶望という名の可能性に挑戦状をたたきつける!)
        たった一回人間やめて英雄になってみせたくらいで、俺という人間の可能性まで何、得意気に否定してんだよボケ! 俺ぁそういう勝手な決めつけって奴が一番カンに触るんだよ!(刹那、瞬間移動とまでは行かないまでも、ヴィーラの身体が掻き消える……!)
        てめぇは神でも魔王でもなければ人間ですらねぇ……英雄という名の悲しい化け物だ……だから、俺が、人間の俺が倒してやるよ(そして、次の瞬間すでにチェイサーの右側面へと現れ、)
        化け物を倒すのはいつだって人間の役目だからなッ!(神速の袈裟斬りを斬り入れる! 咄嗟の反撃がしにくい右側面からの攻撃……しかもこれだけ近ければ飛空艇からの砲撃で自分だけがダメージを受けることもないだろう) -- ヴィーラ 2009-11-23 (月) 04:18:17
      • ………やっぱりな、考え方が違う。お前の「守る」と、俺の「守る」は違うようだな。
        俺の言葉はお前の全否定、お前の言葉は俺の全否定だ。まるで考え方が合わないな………(チェーンソーをさらに深く構え、攻撃に移らんとした瞬間)
        ………!(予想外の神速、流石のチェイサーといえど目を少し見開き、驚きの表情を見せた)
        (刹那、右側面への気配を感じ、すぐその方向を向くが既に攻撃アクションは行われた後、瞬間移動で避ける前にこの身が裂かれるだろう)
        ………(このまま、怪我を受けつつも避けるが賢明だろうか、それともこちらも攻撃を返し、一矢報いるのが賢明だろうか)
        ガガガガガガガガガガガッ
        (どちらでもなかった チェイサーより速く反応をしたのは別視点から二人の動向を見ていた飛空艇、スカイオブライエン)
        (極力ヴィーラを狙って、しかしチェイサーをもやはり巻き込みながら、斬りかかる寸前で弾丸を一斉に射出したのだ)
        ………グブッ(弾丸のいくつかが、チェイサーの体を貫き、チェイサーの口から血が零れた)
        (それは、ヴィーラの斬撃がチェイサーの体を真横に分断したのも大きな理由と言えた)
        -- 2009-11-23 (月) 04:36:52
      • ああ、まるで違うぜ……同じ「守る」をしようとしてるだけに、腸が煮えたぎってくるくらいに違うな……!
        ちいいっ……流石に機械の眼はごまかせねぇか……!(身体を包み込む漆黒の稲妻が迫り来る弾丸の軌道を幾らかは逸らすが、全ては無理だ。しかも集中一斉射。弱ったヴィーラの身体を再び弾丸が貫いていく)
        ぐっ……(チェイサーから離れすぎず、それでいて近寄り過ぎない位置まで移動するが、膝を突いてしまう。無理がたたっている)
        ……へっ、お互い、ざまぁねぇ……な……!(チェイサーを見据えて、再びがくがくと震える身体に鞭を打って立ち上がる) -- ヴィーラ 2009-11-23 (月) 04:54:32
      • ざまあない?………これが、そう見えるか。(口を拭いた そこに新たに血が流れてこない)
        (なぜか―――チェイサーの体には、傷ひとつなかった 幻覚だったのか? いや、服には穴が開き、切り裂かれた痕がしっかりと残されている)
        確実に、そう言っただろう。俺は、契約を交わしているんでな。………海神を倒すまで、絶対に死ぬことはない、と。
        代償は、俺の来世すべて。俺がやることを済ましたとき、俺は塵へと還り、そして未来永劫生まれては死に続ける。
        「たった一回人間をやめて」と言ったな。………俺は、そもそも一回しかないのさ。
        だが、それでいい。
        たった一人の命を救えれば、俺など必要ない。
        たとえそいつが、俺を必要だと言っても、俺はそれを聞くことはない。たとえ俺が死んでそいつが苦しもうと、構わない。
        たった一人生かすためだけに、俺は全てを捨てると決めた。
        その結果が、これだ。これなら確実に海神を殺せる。俺が死ななければ、あいつを殺せる。
        それを邪魔することは、お前には出来ない。お前の可能性と言ったが、お前に可能性なんてない。
        いや、誰にも可能性は訪れない。俺が海神を殺すまで、神にも、悪魔にも、人間にも、お前にも、親友にも、親にも、子供にも。
        守るべきたった一人のその女にすら、俺を止められる可能性は無い。
        (チェーンソーをまっすぐ、突き出すように前方に構える)俺は人間だ。英雄でもなんでもない、ただの人間だ。
        もう、愛する人を死なせないと決めた、あの時から………俺は、変わらない。
        (チェーンソーを突き出したまま、その体が矢のように吹っ飛んだ 狙いはヴィーラの中心 弾丸のように旋回し、超高速で突っ込んでくる)
        (たった一つだけの意思を貫く、その信念そのものを形にしたような、神速の槍だ)
        -- 2009-11-23 (月) 05:19:02
      • !? ……へっそういうことか、そういうことかよ……ま、英雄なんて……超越者なんてそんなもんだ。理解はしたくねぇが……それでも理解しちまえるよ……胸糞悪いけどな……っぐっ……!?(放出しきった魔力と、ギリギリにまで追い込まれた肉体の奥から……声が聞こえて来る)
        不死身の化け物は人間では倒せない……不死身の化け物の相手は寓話の化け物こそが相応しい……
        (精神が磨耗していく。磨り減る心。磨り減る理性……頭の奥で何かが聞こえる。頭の奥で、何かが「落ちる」音がする……)
        『代償』の果てに奴は『ああ』なった……人は弱い……犠牲なくして力を得られず、失わなければそれすら払えない……だが、それは罪ではない。だからこそ人は強くなり、そして神も魔も凌駕する存在となる……
        (脱力し、その場に膝を着く。瞳に宿る、剣呑な光。何かを憎む、憎悪の光……)
        躊躇う必要も、恐れる必要も、強がる必要もない……さぁ、漆黒の騎士よ。今再び手を伸ばせ……今再び我らが王に代償を支払え……死塵と血風をまき散らす黒い狂戦士の姿……それこそがお前の本来の……
        るせぇ……(だが、その光には……)
        うるっせぇんだよどいつもこいつもごちゃごちゃと!(微塵の狂気も孕まれてはいない! その右腕には魔剣を携え、その左腕は魔力を纏って強靭な鍵爪の姿となり……そして、黒騎士の身体が漆黒の稲妻と瘴気につつまれ、宵闇をそのまま纏ったような黒のシルエットと化す!)
        チェイサー、俺はあんたが気にくわねぇ……(夜影と化したその姿……だが、その濃紺の瞳だけは確かに英雄を捉え……)
        まず言う事が気にくわねぇ……確実確実と自分の物差しでしか他人をはからねぇその絶対的な強者の理屈がきにくわねぇ……(ざっと身構え、空になったはずの魔力を稲妻と代えて滾らせ、)
        次に生き様が気にくわねぇ……守る守ると自分の都合だけを相手に押しつけて……共に歩むという手段を取れずに英雄なんてくだらねぇもんになったその頑固な自己犠牲精神がきにくわねぇ……(本来自分では屈服し得ぬはずの狂気の力と魔性の力を魔剣に収束させていく)
        あんたは俺に可能性はないといったな? ……ならその可能性が本当にないかどうか……(矛盾の力……虚実を真実に、嘘を現に変える、魔王の力と……!)
        ここで白黒つけてやるよ……!(魔龍の力……自らをここに繋ぎ止め、そして喜びと誇りを与えてくれた君主の力……!)
        あんたが変わらないっていうのなら、俺だって変わらねぇんだよ! アイツが俺に微笑みかけたその日からな……!(そして、自分を作り、自分を鍛え、自分を否定し、自分を貶める……人間の、人間の力をその身にのせて……チェイサーの突撃に呼応するように自分も魔剣を振りかぶる!)
        (その真意は魔剣の力を用いた真実の歪曲にして虚実の実現。相手の可能性と自分の可能性を凌ぎあわせ、まるで遠近感を無視して、まるで物理法則を無視して……まるで自分の負の可能性そのものを無視して、黒騎士は真っ直ぐに剣を振るう! 身体と剣に黒い稲妻と瘴気をともなった、魔剣の一撃。全身は黒影と化し、振る剣は天に届くかと見まごう程に肥大化した刀身を禍々しく煌めかせた漆黒の極光となる……だが、それは狂気を纏った一撃ではない。確かな意志を持って振り下ろす、黒騎士……人間の剣……!) -- ヴィーラ 2009-11-25 (水) 02:22:56
      • ッ!!!(神速の突進と、魔剣の一撃が真ッ正面からぶつかり、すさまじい波動をあたりに撒き散らした)
        ―――ゴッ グォン(風が放射状に吹き抜け、大音響が響き渡り、周囲の草は一気にひしゃげる)

        ………(光が収まったとき、互いに負傷した状態で、二人は吹っ飛んでいた しかし不死身であるチェイサーは立ち上がり、自身の肩の傷を触った)
        まさかここでも諦めないなんてな。だが、お前は消耗する。俺は消耗しない、結局のところ繰り返しだ。
        これを何度繰り返せば、お前が動かなくなるか知らないが………動かなくなるまで、繰り返し―――(言葉が、そこで途切れる チェイサーは自身の体の異常に気がついた)
        ………………………傷、が。………ふさがらない………?(肩の傷は、先ほどのような修復をするどころか、血を流し続けている そしてもうひとつの異常に気づき、目を見開いた)
        何だと………何だと?馬鹿な………冗談じゃないぞ、おい………!!!(自身の手を見て、戦慄した表情で狼狽し始めた)
        -- 2009-11-25 (水) 23:30:13
      • ……へっ、いけすかねぇ力だけど、使わせて貰ったぜ……矛盾の力……虚構を真実に、夢を現に……またはそれを逆、に……ぐ、お、がああっはっ……!(こちらも脇腹に巨大な風穴を開け、膝をつき、激しく喀血する。身に纏われた漆黒の稲妻は払われ、そこに残ったのは鎧が砕け、全身から血を流した満身創痍の黒騎士のみ)
        ……いったろ? どんなに確実性を高めようが、最後にはしっかり残るんだよ……可能性って名前の希望と絶望がな……それが、俺の……可能性……(ヒューヒューと虫の息になりつつ、倒れる。まだ意識はあるが、だいぶ混濁しているようだ)
        チェイサー……あんたの人生、あんたの選択、間違ってるとは、俺はいわねぇし……いえねぇ……だが、な……あんたは、もう人じゃねぇんだ……人は、誰かの手によって生かされ、誰かの為に生き、誰かの為に頑張れる……あんた、は……自分が頑張る事はできたのに……自分が誰かが頑張る為の糧になっていることを……蔑ろにしたんだ……これは、俺の独断と偏見だがな……(仰向けに倒れながら、流れる血を抑えもせずに、騎士は言う)
        あんたは大事な人と共に生きるべきだった……共に生きるだけの力と、男気をもっていたんだからな……! -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 01:00:50
      • ………(ぎり、と歯を軋ませた 初めてその顔に表情が浮かぶ それは怒りの表情だった)
        知ったような口を聞くなッ!!!!(草原中に、その声は響いた)
        俺が………俺が、アムネジアと共に生きればいいだと………?アムネジアが、いけにえとして死ぬのを、黙って見てろってのか!?
        俺が、海神を倒さなきゃ、アムネジアはいけにえになって、命を奪われる………!!ふざけるなよ………それを安穏と見守れって、お前は言うのか!!!
        (がくり、とひざを着いた)俺の愛する人々が、次々と殺されていく………そんなのを、もう見るのは嫌なんだ………
        ましてや、世界で一番愛した女が死に行くのを、どうして黙って見ていられるって言うんだ………この、クソガキがッ!!!
        畜生………畜生ッ!!!(わなわなと震える、その手が灰になり、風に舞っていく)何てことしてくれたんだ………俺の、不死の契約を無効にしやがって………!
        海神を倒すどころか、その前にお前に負けて、俺は………アムネジアすら、死なせるのか………それじゃあ………おれが、やってきたことは、何だったんだ………
        (ざしゃ、と腰から下が灰になり、ごろりと体が転がる)………俺が………俺が、やらなきゃ………アムネジアが………死んじまう………
        アムネジア………アムネジアッ!!!畜生、俺は………ちく………しょ………う………

        (ざあ、と風が吹いた その風に、英雄と呼ばれた男は灰になって舞って行った)
        -- 2009-11-26 (木) 01:13:06
      • (その咆哮を聞き、灰になって散って行ったチェイサーを見て……まるで焼きなおしたかのようにこちらもぎり、と歯をきしませる)
        ……そこまで、そこまで人を愛して、そこまで他人を思ってやれるだけの気持があったのに……あったのに……!
        なんでてめぇは自分も相手も助かる方法を探せなかったんだよ! なんで自分がいなくなったとき、愛する人々が受ける心の痛みに気づいてやれなかったんだよ……!
         愛した女が死んで行くのが黙って見て居られないといったな……アンタは愛する女が死んで行くのを黙って見て居られなくて、それが苦しくてそうなったんだろうが……アンタはその心の痛みと同じ痛みを愛する女、いいやあんたを愛した全ての人間に与えてるんだよ! ボケナス!
        ……ッ……チッ……胸糞悪ぃ……ああ、胸糞悪ぃッ!
        アンタは守るといった、守るといったんだ……守るっていってたのに……
        ……なんで人の気持ちまで守る方法が考えられなかったんだよッ……馬鹿野郎がッ……!
        (悔し涙をその目に浮かべて、騎士の意識は落ちて行った) -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 01:22:36




      • 起きたまえ。おーい、学生君。起きないとタマキン蹴り潰すよ?
        (包帯男が、ヴィーラの顔を覗き込んでいる)
        -- 2009-11-26 (木) 01:24:39
      • ……ん、戻ってこれたか(目から溢れる涙をぬぐい、起き上がる)
        ……おっかねぇ機械だな……実際にあんなのにあったら命がいくつあってもたりゃしねぇわ……(相当に消沈した様子で、そうつぶやく) -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 01:26:37
      • おっかないのはこっちのほうだよ。まさか、チェイサー君を倒すとはねえ。
        まあ、正直能力の相性によるものが大きいようだけどね。君の「打ち消し」の能力が、彼の不死の能力を消し去ったのが勝因だ。
        彼は既に死んでいた。それを契約でほぼゾンビのように復活させて不死になってるのがあの姿なわけだよ。それを一瞬でも打ち消せば、彼は死ぬしかなかった、ってからくりだよ。
        それにしても………いや、まったく。本当に勝つとは思わなかったよ。ところで………(ヘルメットを取ってやり、机に置くと)
        君がもし、実際にチェイサー本人に会ってたとしても、ああやって否定して、殺すことで止めたかい?
        -- 2009-11-26 (木) 01:30:36
      • なるほど、たまたま相性がよかった、ってわけか……仮想空間だから普通だったら死ぬような大消費魔術を使っても大丈夫だったお陰もあるだろうな……はははは(乾いた笑いの奥にあるのは喜びではない。悲しみと、疲れだった)
        ……実際にあったわけじゃねぇから、分からねぇけど……多分現実にあってたら……
        ……一緒に戦ってたろうな……共に生きる方法を探すために、さ?
        俺、あのチェイサーって奴、生き様も言う事もやる事もぜーんぶ気にいらねぇけど
        あの男気は、好きだ。死なせるには惜しい……いや、死なせたくない。一緒に酒でもかっくらいながら、奥さんの惚気話とか聞いてやりたかったって思ったよ……
        ハッ……たかがデータ上の死人相手に、何言ってんだろうな、俺……(再び溢れてきた涙をぬぐいながら、徒然とそう語った) -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 01:37:20
      • まあ、この機械の人格再現率はほぼ完璧なレベルだ。感情移入するのも分かるよ。そのぐらいでなきゃ、人間が見せる予想外性ってのは出せないしね。
        ………ただ、ひとつ覚えておいて欲しい。チェイサー君は彼なりに考え続けて、自分の力では逆立ちしたって嫁さんを守れないことを知ったわけだよ。その上での決断だったんだ、あれは。
        そして、そういう選択をしたからには、せめて海神を倒すことが最良の道だった。それを、君が妨害した形になるわけだけど―――
        (ハンカチを差し出して)君の力は、残ったかすかな希望すらぶっ潰す、そういう性質もあるということを覚えておきたまえ。と………
        いい経験になるだろう?この機械。ははは。
        -- 2009-11-26 (木) 01:42:50
      • へっ、嫌み無しに大した機械だぜ……お陰さまで野郎の前でボロ泣きとかマジかっこ悪い俺(強引にぐしぐしと涙を袖で拭う)
        ……分かってるよ、あれだけの男があれだけ思いつめて……その結果にああなったんだ。多分、とんでもなく辛い決断だったんだろうと思う……それこそ想像もつかないような、地獄の苦しみを味わった上に、ああなっちまったんだろうと思うよ……俺は、気にくわねぇけどな……そういうの……むしろ、アイツと戦ったからこそ、犠牲と痛みの上に成り立つ確実性よりも、皆で笑っていられる最良の可能性を……信じてほしかったんだろうな……俺はさ……ま、全部俺の我儘だけどさ?
        ハッ……元がけったいな力だからな? 俺もこいつのせいで何回か愛する人たちを泣かせちまってるし、偉そうにはいえねぇや……今回は自分が『そうなっていたかもしれない可能性』ってやつをまざまざとみせられて……参考になったよ。ありがとな(ハンカチをうけとり、涙を拭う) -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 01:52:18
      • その、「気に喰わない」で丸ごと否定できる力ってのは、なかなか怖いねえ。使いどころ、気をつけたほうがいいよ。ははは。
        ああ、ちなみにひとつ、お話の結末を教えてあげよう。………ここからずいぶん離れた島国で、海神と恐れられた存在が人間によって討伐されたそうだよ。何年も前に。
        その人間は、海神を倒した瞬間に灰になって消えたそうだよ。その奥さんである人は、未だに生きてはいるらしい。消息不明だけどね。あと………息子も元気で生きてる。
        ま、そんなところだよ。………(ふぅーとため息をつき)しかし、一番強い冒険者を討伐されるなんて思って無かったよ。これじゃ、残りの冒険者は君には勝てないな。
        正直、訓練にならないかもしれないねえ。今後増やす冒険者しだいでは、話は別だけど。
        よければ、また利用してくれたまえ。冒険者の経験の底上げを目的としてるからね、これは。
        -- 2009-11-26 (木) 02:00:20
      • ま、それくらいの気迫がないと勝てない相手だったから、余計になのかもな……俺よりずっと強くて、俺よりずっと凄い男が……自分を犠牲にしなきゃ救えないって言いきる事が、俺は悔しかったんだろうと思う……
        そうか……結局、アイツはそうしちまったか……ま、仕方ないよな。現実はバーチャルじゃねぇ。どうせ博打うつならアガリが少なくても確実な方で行くのが人としては当然と言えば当然だしな……
        何、今回は相性がよかったってだけだろう? なら、全部に勝てるなんてこたぁねぇさ……正直、またチェイサーとやりあっても勝てる気がしねぇよ……
        ああ、また機会があれば、寄らせて貰うよ。ありがとな、ザンマ先輩 -- ヴィーラ 2009-11-26 (木) 03:45:08
      • どういたしまして。ははは、また訓練に来たら歓迎するよ。また近々冒険者を増やす予定なんでねえ。
        さっきも言ったとおり君に勝てる気は全然しないが………まあ、経験程度にはなるだろうから。ははは。
        それじゃあね、学生君。ジェラード君によろしく頼むよ。

        ………十分、彼も「超人」だと思うのは、僕だけかねえ………(ぼそ、と見送ってからつぶやいた)
        -- 2009-11-26 (木) 11:17:21
  • さらに大きくなった装置の前 -- 2009-11-19 (木) 22:58:52
    • ただいまー。………いや、実家じゃあないけどねここ。 -- 2009-11-19 (木) 22:59:15
      • 前より……前よりすごくなってるですね……(ワープ疲れ)(本当に大丈夫なんだろうかと頭を思考が渦巻く) -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:06:18
      • ははは、立派なものだろ?………さて。(例のヘルメットを手にして)
        トロル対策的な冒険者も入れるには入れたんだが、他にも結構冒険者を仕込んでいてね。せっかくだ、君が選ぶといい。
        今は、六人の冒険者がインストールされている。強さ順に説明しようか。
        弱いカテゴリとして、ひ弱なネガティブ女、トップミュージシャンを目指した青年………
        中ぐらいのカテゴリとして、君が闘ったハンマーの女、粗暴で重圧的な少女………
        強いカテゴリとしては、髪の毛を自在に操る魔物、そして英雄と呼ばれた高速の男………
        さて、どうする?もちろん強いカテゴリと戦って負けても、当然君に悪影響は無い。
        弱いカテゴリと戦っても、いい身体慣らしになるかもしれないね。………さて?
        -- 2009-11-19 (木) 23:15:37
      • ……また、これなんだね……(懐かしくもあるスパゲッティ配線ヘルメットをつける)
        そうか……それじゃあ、トップミュージシャンを目指した青年、で。(サクッと決める)
        本調子ではないのでなぁ。もう少し準備が整ったら暴れてもいいのだがね。というわけで頼みたい。(ヘルメットを被って前が見えないまま言う) -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:21:23
      • オーケー。………では、始めようか。………トレーニング・スタート。


        (吸い込まれるように意識が飛び、たどり着いた先は―――静かなライブ会場 かなりの大舞台のステージの上だ)
        バチッ、バチチッ(と、ステージの中央に電流が走り、一つの影が現れる)
        -- 2009-11-19 (木) 23:25:59
      • ……こっち側に立ってるというのは、不思議なものだ。(慣れつつある浮遊感の後、地面に立っている感じ。少しふらついた後に姿勢を元に戻す。ステージを一度見回すとそんなことをぽつりと言った)
        ……あれが、か。(奇妙な感覚を覚えながら、人影へと目を向ける) -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:29:38
      • ………うォ!ビ、ビックリさせンなよォ!!!俺ェ、マジ超ォ気ィ弱ェンだからァさあ………
        (青いモヒカンに、パンクな細身の長身姿 なにより目を引くのは その白塗りに黒で塗ったメイク)
        オイオイ………マジでェやんの?俺、こーゆーの苦手なんだってばァ!(しかしオドオドとした様子で、まるで戦意がなさげだ)
        -- 2009-11-19 (木) 23:35:48
      • …………この街に居たミュージシャン志望の青年。うむ。(なんとなく、納得したような幹事で彼へと向き直る。むしろその姿を見て安心したといってもいい)
        やるとも! なに、負傷も厭わんスパーリングと考えればなにも怖くはない……軽く話を聞いてみたいところでもあるな。この街に昔居たミュージシャンについて。 -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:38:51
      • 怖ェよ!負傷ってェ、け、ケガじゃんよォ!ハァ………まあ、や、や、や、ヤルっきゃネェのはァ………わかってんだけど、よォ。
        (はぁ、とため息をついて)ァ?ミュージシャン………って、俺ェのことォ?えー………つ、ツマンネーかもよォ?
        そのよォ、俺、その、駆け出しだしさァ………(肩を落とし、背中を丸めて萎縮した)
        -- 2009-11-19 (木) 23:41:32
      • (メイクに反していかにも人畜無害そうな奴だなぁと思っている)駆け出しでもいいものだよ。それでもお前のファンでいる奴は居たのだろう。それで十分だたぁ思うがね。
        そういえば、名前は何と言うんだ。俺はジェラード。(少し、気が乗りながら名前を訊ねている) -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:46:48
      • ………お、ォウ………ソだよなァ、俺ェみたいなのの歌でもォ好きッツーゥ人、居てくれたンだよなァ………
        ………ワリ、ちょっとビビリ入り過ぎてたヨ。………俺ェ、さ。ユーリ………ユーリ・カナヤマってンだ。
        ジェラード、かァ………ヨロシクなァ。ヘヘッ、なンか、ダチが出来たみてェで嬉しィなァ………(照れくさそうに笑った 愛嬌のある、ひょうきんな表情だ)
        -- 2009-11-19 (木) 23:50:37
      • (なんとも奇妙なイントネーションで話す奴だと思いながら話を聞く。アクセントが上がったり下がったりしているので軽く揺さぶられるような感覚。聴覚からダメージを与えてくるわけではなさそうだが、耳に残る声)
        ユーリ、か。ダチ、ダチねぇ……(仮想空間の人物でもやはり人格はあって、ではその人物から言われるの果たしてどうだろうかと一瞬考えたが、その顔を見るとそういう疑問が馬鹿らしくなった。ともかく、と気を取り直してユーリへと向かう)
        ま、よろしくだ。……ところで、戦えるのか? こう聞くのもなんだが。(心配になってきた) -- ジェラード 2009-11-19 (木) 23:57:24
      • ………オウ。一応さァ、少しァ………気ィ合、入ったかンよォ。(背中に担いでたギターを床に置くと、腰につけていた獲物を手にする)
        恨みっこナシでェ、ヤローぜェ。その、痛ェのはガマンしてェさ!(獲物を両手で握り締め、中腰で構える それは1,5メートルはあろうかという大剣だ)
        (重いのか、大剣の先は地面についている)………い、イクぜェッ!!!(じり、じりと大剣を引きずりながらゆっくり近づいてくる)
        -- 2009-11-20 (金) 00:02:52
      • (ギターを下ろしたのを見て、まさかギターで! と考えが浮かんだがすぐにそれはないよなと冷静になる)
        さて、それじゃあ始めようか!(まずは、とロングボウを構える。手に入れたばかりで多少手になじまない代物だが、慣らすにはちょうどいい)
        (振れるのか? 一瞬疑問に感じたが、あえてそれを持ってくる以上こちらも手加減は無用。ロングボウに一本矢を番える)……そんじゃ、始まりだ!(正面から、様子見といったようにいかにも普通に矢を放つ。滑るように矢は飛ぶ) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 00:08:47
      • うぉわぁあっ!!!(あわててしゃがみこんで、矢をかわす スレスレだ)あ、アッブねェ!!!
        こ、こっちもやんねーと………う、うおりゃああああ!!!(そのまま、低姿勢で走りこみ、剣の先がギリギリ届くか届かないかの距離)
        っりゃぁああぁあぁあ!!!(力の限り、剣を地面から離し、真横にフルスイング 重さのためか体ごと捻るようにだ)
        -- 2009-11-20 (金) 00:12:01
      • ……ふぅむ。(どうやら、冒険者というのはあながちでもないようでそれなりの技量はあるよう)
        せー、のっ!(バックステップで大剣の横薙ぎをかわす。いかにも普通にかわした感じ。足はとんとんと床を軽く叩く)
        っと、近づかれたら、邪魔!(ロングボウを後方に投げ捨て、初期剣を手早く抜き放つ。鈍い鉄の輝きが見える。刀身だけ見ればユーリの大剣の半分程度の剣) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 00:19:24
      • っと、ぉおお!!!(剣に振り回されてヨロつくが、すぐさま向き直り)せっ!
        (攻撃が来るとは踏んでいたのか、縦に剣を構えて放たれた一撃を受け止め―――れない 抜き打ちのほうが一瞬早かったのか、その一撃がユーリの腕に傷を付けた)
        ………ッ痛ぅうッ!!マジィ!?(苦悶の表情で、なんとか剣を構えなおし次の攻撃に備える)
        -- 2009-11-20 (金) 00:24:50
      • (やはり、体勢の悪い状態から放ってもそこまで効果は出ないか。あの剣の攻撃を受けると、さすがにただではすまないと相手を見据える。こちらの攻撃を受けるつもりでいるようだと判断して、せっかくなので攻撃に移らせてもらうことにする)
        マジだともよ!(左手にチェイングローブを嵌める。そのとき装備してないものでも自分が持っていると思っていればあるこのシステムは便利だなと思った)
        ……正面から行く! でぇえい!(右手の剣を上段に振りかぶり、右斜めから下へ向けて叩きつけるように斬りを放つ) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 00:34:42
      • っきしょォ!そんな食らってられっかよォ!(振り下ろした剣と十字になるように大剣を構え、振り下ろしの剣を抑える またもスレスレだ)
        クッ………クソォッ!!おりゃあぁあ!!!(大剣のみね(・・)を押さえ、思い切り押し上げて剣を弾こうとする)
        -- 2009-11-20 (金) 00:42:46
      • ええい、それでこそ!(どうしても重さが足りない。このままムキになって押し合っても見合わないのであっさり引く)
        …………来るなら来い!(数歩離れ、今度は受けるつもりで、身構えてユーリのほうを向く) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 00:48:26
      • ハー、ハーッ!(押し返し、距離を離されればすぐさま剣を構えて)や………やってェやろォじゃんよォ!!
        (ダン、と地面を蹴り、やや跳躍しつつ距離を詰める そこから大上段からの、まっすぐな振り下ろしの剣撃を放った)
        -- 2009-11-20 (金) 01:02:19
      • うぉおおあい!!(右手の剣額の上に水平に掲げ、さらに、左手のチェイングローブをつけた手袋で剣の切っ先の部分を掴む。大剣の一撃が振り落ちるとその図体に見合った衝撃が雷撃のように、防御のために構えた剣に落ちる。両手で持っているぶん、耐性は大きいがやはり大剣、受け止めるだけで手が痺れる。その場で下から押し返すため)
        …………ぐっ!(左腕につけた腕輪に魔力を送り、魔法の準備にかかりながら剣を受け止め続ける) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 01:06:39
      • 俺ェだって………やるときゃァ、やンだよォ!!!(剣にさらに力を込め、鍔迫りで押し込もうとする)
        (しかし細い腕だ、前回に戦ったイーディスほどの力は当然無い また勿論、彼がジェラードの魔法準備に気づくはずも無い)
        -- 2009-11-20 (金) 01:16:13
      • 確かに、思ったよりずっと……やる!(力がないとはいっても、やはり大剣。そして上から押さえつけるようにしているのだからそのぶんだけの力もかかる。鍛えているとはいっても、少しずつ押される)
        ……だが、俺だって!(左手の腕輪に赤い紋様が浮かび上がる。数は五つ。それぞれ線で結ばれて五芒星を形成する。炎の魔力がそこに暖かい力を宿らせる)
        リインフォース!!(五芒星から魔力が送られ、左腕の筋力が飛躍的に高まる。それこそ前回戦ったリーディスのごとき怪力を発揮し右腕を添える形で高まった左腕の筋力を使い、思い切り大剣を押し返す) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 01:20:50
      • うぉっ!?(急に、押し返す力が爆発的に増える その勢いやすさまじく、剣ごと思い切り吹っ飛ばされた)
        あだっ!!(吹っ飛んだ先で地面に思い切り頭を打ちつけ、後頭部を思わず両手で抑えてもだえる 大剣はステージの上にゴロンと落ちた)
        ぎ、ギブ!もォ無理ィ!ウウウウ〜!!(涙目で頭を抑えながら懇願した)
        -- 2009-11-20 (金) 01:25:56
      • んなこと言わなくてもそんな相手に攻撃はせんよ……訓練なのに。(左腕の魔法を解く。少し、攣ったような痛みが走るが腕を押さえて堪える。実戦での使用は初めてだったが、上々な出来ではある)
        いやはや、全く……(なんだかそのユーリを見ていると気が抜けてそこに座り込む。大げさというか、情けないというか。そういう姿が歌にも影響を出すのだろうかと考えながら嘆息する)
        -- ジェラード 2009-11-20 (金) 01:32:10
      • ………ホント?良かったァ………(ほっとしたようにその場に座り込む)強ェ〜………マジ強ェ〜………
        痛ゥ………(腕の傷を抑えながら涙目)なんでェそんな強ェンだァ?マジ、わっかんねェ………
        -- 2009-11-20 (金) 01:36:54
      • (強いと言われて、息を漏らすように微笑む)ありがとうよ。なに、守りたい者が居れば強くなるものなのだよ。(そう言ってからいまさら、年上か年下か判断に迷う。年上にこういうことを言うべきか、年下ならばそれはそれで問題が。というわけで年齢は気にしないことで決定した) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 01:41:53
      • 守りてェ者ォ、かァ………なんか、かっけェーな、あんたさァ。(自分のケガに包帯を巻くと、立ち上がり)
        ヘヘッ。………その、さァ。一曲、いーかナァ。アンタに贈りたいンだよなァ、俺ェの歌。(ギターを持ち、肩にかける)
        -- 2009-11-20 (金) 01:47:25
      • ふふふ、守るのにかっこいい必要なんかはないが、かっこ悪いよりかはかっこいいほうがいいのは確かだな。(軽く笑って、鼻から深く息を吸い、吐く)
        俺に? ……ほう、即興とな。ちょうどいい、俺もどんなものか聞きたかったのでな。ありがたく聞かせてもらおう。(だらんと糸を切らしたように座っていた体をしっかりと座らせてユーリを見る。観客モード) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 01:51:25
      • オッケェー。………コホン。(ジャカジャン、とギターを弾き始め、アップテンポな曲)

        君ィの瞳に新鮮ッなトキ・メキ〜♪ 君ィの言葉にいつッもッのトキ・メキ〜♪
        君はいつだって僕のッ太陽♪ そォッさァ眩しいのッさァ〜♪
        だからァ………あまり心配かけないッで♪ 君がいなくちゃ、僕もオシマイさッ!

        君がァうっかりあの世に行くってんならッ! 僕はァあの世へと追いかけていィくッ!♪
        もちろん〜そのままにしィないッ♪君をォ、引っ張りッ♪戻ってくよ〜♪
        ずっと君と暮らすと決めェたァ♪あのォ暖かいホォームへーーー♪
        約ォ束したァからァーーーー………♪


        ………ッツゥー、感じでェ。どォ?(照れくさそうに笑った)
        -- 2009-11-20 (金) 01:58:49
      • (多少、というか完全に照れた様子で拍手を送る。照れ隠しのように大きな音をたてる)……うぅ、お前は会って間もないというのに。(自分に送られた歌がラブソングじみているとは。全くもって恥ずかしい限りで、それでいて間違いがなかったのでそれが加速される)
        いい歌だったよ。真っ直ぐだがしっかり響く歌だ……(ただ、自分のくすぐったいところまでに響いてくるため多少体を捻って悶じている)
        (立ち上がり)うむ、歌を聞かせてもらったということで……俺もファンということにしてもらおう。サイン、は戻っても持ってるかどうかとてつもなく怪しいので、握手で。(手を差し出す。まだ照れが残る顔で) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 02:07:13
      • マジィ?ヘヘッ………ウレシーじゃんッ!(がっしりと握手して)
        俺ェ………トップアーティストになりてェって夢ェあンだけどさァ………ジェラード。お前ェも、守ることが夢なんじゃァねんだろ?
        守った先の………夢、かなえろよォ。俺ェ、応援してッから。どこかで、歌ってっからさァ。
        ジェラードと、ジェラードのォ大切な人との―――



        お疲れ。いい訓練になったかい?(ジェラードの顔を覗き込む) -- 2009-11-20 (金) 02:13:25
      • ううん?(気がつくと、目の前は研究施設とザンマの顔。多少、白い電灯の光が目を刺してくる)……うーん。実戦で、あの魔法の使い方とか、やりたいことはわりとやれたからなかなかに。(目を手で押さえつけて、現実へ返ってくる)
        しかし、いい経験というのはまた確かだったかもわからんな。(微妙に含みのある笑顔を軽く浮かべながら) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 02:17:45
      • 簡易的な記録だから詳細はわからないけど、なんか相手が歌いだしたんだってね?んーと、彼は………(データを読み込ませ、モニタに表示する)
        ああ、出た。なんでもたった1年だけしか冒険者はしてない上に、ライブもアバロン王国で行った一度だけ………
        で、それなのに亡くなったときは30人以上の冒険者が墓に参列したそうだよ。
        それなりに、好かれてたみたいだねえ。冒険者としてというよりは、ミュージシャンとして。………どんな歌だったんだい?
        -- 2009-11-20 (金) 02:28:10
      • そこも記録に残るのか。案外柔軟というかなんというか……そうだなぁ、そういう感じの奴であったよ。好かれるタイプだ。酒場で歌ったらうるさいと言われてお約束のように物が飛んでくるようなだが。(立ち上がり、腕や足を解す)
        って、どんな歌か、って…………それは、その。秘密! 秘密だ!(明らかに不自然なテンションでわたわたと動きながら) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 02:35:56
      • さてはいろいろ図星な歌を歌われたようだね?(ニヤ、と笑う)彼はそういう歌が得意だと記録に残ってるよ。
        まあ………そうだねえ、酒場なら「ひっこめ」なんていわれそうなビジュアルだ。………まあ、こういうのも悪くないね。
        ともかく、いい訓練になったようで何よりだよ、ははは。あと不具合も起きなくて本当に良かった。マジで。
        -- 2009-11-20 (金) 02:39:02
      • ええい! 解ってるなら聞かぬが花というやつだろうに!(ニヤリと効果音が出そうな笑いを避けるように飛びのく)
        と、ともかくいい訓練に……って待って。今すごい不吉なこと言わなかったですか。ねえザンマ先輩。ねぇったら。 -- ジェラード 2009-11-20 (金) 02:42:57
      • いやいや、ははは。安定性が確立したってことで、喜びたまえ。何しろ、アレだ………
        君しかまだ使った事ないしさ、これ。ははは。大丈夫、冒険よりは安全だって確率だったし。
        -- 2009-11-20 (金) 07:57:05
      • 橋があってそれを渡った後にやったね! その橋は渡れるよ安全だ! っていわれてもまるで釈然としないんですけど……俺しかってどういうことですか!? 自分は実験材料に使わないというので嫌な予感がしてたけどまさか…………(しばし考えている)……けっこうな割合で危険なんじゃん!!? -- ジェラード 2009-11-20 (金) 08:17:19
      • 細かいことを気にするねえ君は。乙女かい。いいじゃないか、無事だったんだから。
        それに安全性には心底気を使ってはいたさ。ホントだよ?
        -- 2009-11-20 (金) 08:26:30
      • 面白いぐらい釈然としたいのに釈然とできない心を置いておいて、安全性に気をつかっていたという言葉を全力で信じることにします。そうでないと自分を見失ってしまいそうだから……(ふっと遠い目をしながら伸びをしている)
        ともかく、今日はもう帰らせてもらおう……とにかくいい経験になったからな。とにかく。とにかく。じゃあまた!(もうそれでいいやみたいなノリで帰って行った) -- ジェラード 2009-11-20 (金) 08:37:19
      • ははは。そうそう、そういうおおらかな心が必要だよ。いいねえ、気持ちのいい男ってやつだよ。
        ああ、またねジェラード君。(手を降って見送ると呟いた)………利用しやすい性格だねえ、本当、ははは。
        -- 2009-11-20 (金) 08:42:38
  • ふむ………稼動も順調のようだし、新しいデータを入れる頃合だ。ジェラード君に合った相手も見つけないといけないしねえ。
    さて、と………(帽子を被りなおし、外へ出て行った)
    -- 2009-11-05 (木) 23:26:12
    • (戻ってくると、早速機械の前に立つ)さて、楽しいお仕事だ。
      (C-S-Sのモニタに手をかざすと、ぎゅるぎゅるとデータを伴う魔力がモニタに吸い込まれていった)
      インストールデータ、4。響樹 圭。
      インストールデータ、5。ユーリ・カナヤマ。
      インストールデータ、6。チェイサー・ル・シッフル。
      (ウォン、と機械音を上げ、C-S-Sに魔電流が走る 暫くモニタに膨大な文字が映し出され、数分ほどで、「OK」という表示で文章が終わった)
      オーケー。………これで幅が広がったねえ。
      -- 2009-11-06 (金) 00:18:05
  • (階段を下りた先、広い地下室でカタ、カタと謎の巨大な機械に向かってキーを打ち込んでいる姿がある) -- 2009-10-29 (木) 01:16:04
    • まったくもってだね……ワープできるのはいいけど、こっちは徒歩だぞ徒歩!(階段を駆け下りてくる) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 01:32:08
      • トレーニングだよ、これも。君には強くなってもらわないと困る人第一号だからねえ。
        ………で、これが僕の作ったトレーニング器具だ。さ、まずはコレを頭に嵌めて。(取り出したのはまるで洗脳装置のようなコードだらけのヘルメット)
        -- 2009-10-29 (木) 01:40:25
      • そりゃあ、俺だって強くなるつもりでいるさ……出来る限り、死なない程度には強くなる。(機械を見て、トレーニング装置……? という顔)
        ああ、やっぱりコレなんですね……? って待って。……明らかに危ない雰囲気がするんですが……なんか電流とか流れてきませんよね……?(とりあえずヘルメットは受け取る) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 01:44:17
      • 電流は流れないが、君の意識はこの機械の中に流れていく。………要するに、仮想戦闘訓練機会だよ。
        君にはこれから、仮想空間で、虚構の敵と戦ってもらう。勿論、仮想空間にいる間は君は本物と闘っているように思えるだろうし………
        痛覚もある。しかし、戻ってくれば無傷のままだ。あまりにヒートアップしすぎて、ショック死でもしなければね。………さ、準備ができたら座って、ヘルメットをかぶって。
        君の実力なら、そう………この人くらいがテストには丁度いいだろうね。(モニタに何か打ち込んでいる)
        -- 2009-10-29 (木) 01:51:17
      • 意識、ねぇ……やろうと思えばできるかもしれんがなぁ。それにしたって随分複雑な機構が……あるか、ここに。だからでかいのか。(あきらめた目)
        ふむ、思ってたよりまともだ……俺はてっきり、ここから情報を無理やり流し込んでドーピング的なパワーアップを図るのかと……(ひどい思考回路)
        痛覚がなかったら、まぁ、闘うにしたって現実と違ってくるわなぁ……そうすると、そのトレーニングとやらの効果にも問題が出ると。
        つまり極端にいいやぁ、ここで片腕失おうと戻ってくれば元に戻るわけだな。仮想空間なわけだ……ねぇいま不吉なこと言わなかった!? 不吉なこと言わなかった!? 大丈夫、、だいじょうぶですよね、だいじょうぶ……(カタカタ震える)
        わかった、とにかく座る。かぶる。(ヘルメットをつける。不安になる重さと髪のように出るコードがなにか釈然としない違和感を与えた)
        相手は、任せる。よくわからんしな……って、そうだ。武器とかはどうなってるんだ? かぶっといてなんだが -- ジェラード 2009-10-29 (木) 01:56:26
      • 武器は君がベストだと思う状態………と、いうか、ダイブした瞬間に機械が「君の思う自分が闘うのに最適な状態」
        ………を、きっちり用意してくれる。ヘルメットも今は重いだろうけど、ダイブしたら即軽くなるさ。じゃ、大体理解できたと思うから………
        あとは、好きに頑張ってくれ。………トレーニング・スタート。


        (飛ぶ 飛ぶ 飛ぶ。 吸い込まれるように意識が何かに入り込んでいく―――と、目の前に現れたのは)
        (真っ白な空間に、黒い線で縁取られた無機質な壁 他には何も無い広い空間へとジェラードは立っている)
        (そして、向かいに―――黒い影が立っている)
        -- 2009-10-29 (木) 02:02:28
      • はぁ、つまりそっちもしっかり用意してくれる……というか、「戦うための自分」を投影するみたいな感じかね。
        まったく、好きにとはよく言ってくれる……そりゃまぁ、やるからにはがんばるけど。(椅子に腰を深くかけて、シャトルのショックに耐える乗員のようにしている)
        (はじめに感じたのは浮遊感か。重力が襲い掛かって身体を押さえつけてくるかと思っていたので、まるで正反対のショックに足を踏み外すような感覚。足元がおぼつかなくなって、足場を探してもがいていると床につく。どうやら到着した、と周囲の空間がはっきりとしたことからわかった)
        ……殺風景だな…………(なんだかむやみに不安になる。人工物らしい人工物になれておらず、歪みもないかっちりとした線のみで構成された空間は不安を呼んだ)
        アレが、対戦相手、か。ふぅむ……ええと、まぁ、いつもどおりの装備ではある。(しかしまだ不安定である。どうにも自分は装備が多くて毎回選ぶ癖があるので決めかねているのか)
        (声でもかければいいのだろうか、と思いながら立っている) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 02:09:45
      • ………初めまして、なのかしら………そうよね、初めまして、よね………
        (物静かで穏やかな声 影はジェラードのほうを向いた)私が、貴方と戦えばいいのかしら。………そうね、それしか無いわね。
        準備はいいのかしら………(ガチャ、ガチャと細長い影を組み立てている―――と、そのうちそれが、組み立て式のハンマーのシルエットをしていることに気付くだろう)
        いいなら、始めるけど。………あ。そうね、名乗っていなかったわね………
        イーディス。イーディス・リデル。(影から、感情を感じさせない目つきが覗いた)
        -- 2009-10-29 (木) 02:14:25
      • はじめましてじゃなかったら、けっこう驚くぞ、俺……うぅむ、どうだか。とにかくはじめましてだな。(頭を下げる)
        (女性、だな。しかし女性で強いやつなんてごまんとおりやがるからな……という顔)虚構の敵というが、人格もある……人間くさいな。(実際の人物をモデルにしているのだろうか。やるのならばそちらのほうが都合がいいだろうなと装備を確認しつつ)
        準備は……OK,かな。(装備:サーベル、ハンドアックス、雷の魔法書、氷の杖、闇の杖(小)、ロングボウ一式とインセンス一式
        ん? しかし、精霊はここにいるのかね……わからんが、なくても闘えるかな。とりあえずは。
        イーディスか。俺はジェラード。よろしく……なのか? いまにおいては戦いによろしく?(その目を見て、無機的ではないが、有機的といえば正しいのだろうか……そんな雰囲気を感じる) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 02:24:29
      • よろしくね。(じろり、と一瞥して)………若いのね。お姉さんには敬意を払うべきよ、ジェラード。
        精霊はいるわよ。貴方にとっても、私にとっても、ここは最適な場所………つまり、全力で戦えるということよ。………ふう。
        私はこういうの、本当は苦手なのだけど………闘わなきゃいけないのなら、仕方ないわよね。じゃあ………いくわよ。
        (とん、と地面を蹴った 空中でくるりと影が一回転―――そのまま、ジェラードに向け思い切りハンマーを振り下ろしてきた!)
        -- 2009-10-29 (木) 02:29:57
      • ううむ。まあ、若いな。……ここでは随分と、感覚が狂うな……いくつなんだとかまるでわからん。(頭を掻く)
        精霊は居るのか……そうだなぁ、バトルフィールドとして形成されているのであれば、現実と同じようには仕立てるだろうな。空気もあるみたいだし。(すうと、空気を口に含んでみる)
        ……苦手な人をここに置いていいのだろうか。なんだか疑問が残るな。(眉根を寄せる)
        了解……わぁ(ハンマーを持ちながら軽やかに跳躍。軽いのか重いのか、あんまりよくわからないがきっと重いのだろう。そういうふうに直感する)
        (さすがに、軌道も読めない攻撃ではない)ったぁあ!?(思い切り横っ飛びして叩き付けんとする槌をかわし、距離をとろうとする。左手にはロングボウを持っているが、近接相手ならば捨てるのもやむなしかと考え中) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 02:36:22
      • (ゴォン、と大きな音を立ててハンマーが地面を揺らした すぐさま、ぶぅんと振り上げてハンマーを肩に担ぐ)早いわね。
        (たっ、と地面を再度蹴ると、ジェラードに向かって走り出した 走りながら、ぶん、ぶんとハンマーを振り回す)
        ………シッ!(先ほどの振動から感じる重さのあるハンマーとは思えないほどには、先端速度が早い またハンマーの下部を持っての振り回しは、かなりのリーチを生んでいる)
        -- 2009-10-29 (木) 02:40:56
      • うわぁあお……(雷のような一撃が降り落ちる。ゴォンと床を揺らしたところを見ると、やっぱり重い)
        ちぃ、こいつぁ……って、そんなこと悠長に言ってる場合じゃないですね!?(後ろに飛びながら、ロングボウを振りかぶる)
        それ、本当にさっきのハンマーかよ……?(重さを操作する術でも使ってるんじゃないかと疑問が浮かぶが、結果は同じなので深く考えない)
        でぇえい!(ロングボウを投げつける。ここで壊れても、まぁ大丈夫なんだろうなと危険の大きいハンマーに向けて。隙を作ればあくまでハンマー。かわすのは難くはないだろうと思いながら、今度は後ろに引いてかわして距離をとって次の行動につなげる) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 02:49:57
      • ッ!やぁっ!!!(とにかくジェラードをねらって振り回していたハンマーを、飛んできたロングボウを迎撃する方向へと軌道転換する 薪割りのごとく縦に振り下ろされたハンマーがロングボウをばきりと叩き折った)
        (ここで、好機 今のジェラードの機転で、ずっとジェラードに向けて走り続けていた足が、一瞬だが停止している)
        -- 2009-10-29 (木) 02:56:02
      • わぁ、ひっでぇ……この空間だからかもしれんが、あれ結構丈夫なはずなのに……(ちょっぴり心が痛みながら、氷の杖を取り出す。ちなみに補足しておくが、この杖は動いている物体を凍らせることができないため武器封じは不能)
        (小さく、片手に収まりそうな。本当におさまるわけではなく50cmほどはあるのだが、細く儚いフォルムはそんな印象を与える)
        アイススマッシュ、二個!!(二つ、人の頭ほどある氷塊を瞬時に作り出す。詠唱らしいものはなかった。ただ濁るような魔力がゆらめいただけ)
        ゴー!(その二個を同時に放ち、向かわせる。そこまで威力はないが氷塊ではあるため重さはある) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 02:57:15
      • このハンマー、30kgあるから………結構、痛いわよ。(遠まわしに、ロングボウを壊せた理由を呟く 要するに、怪力らしい)
        (さあ、さらに追撃だと言わんばかりに踏み込もうとして、一瞬の隙に魔術を使われた事に気付く とっさに一個目の氷塊をハンマーの柄でがっちりとガードする)
        (が、同時に来る二個目の氷塊までは防ぎきれず 肩にめり込む)うぐっ………!!!(思わず苦悶の声をあげ、怯んだ)
        -- 2009-10-29 (木) 03:08:29
      • ハハハ、さいですか……30kg……(重いとは思っていたが、いささか重さが過ぎるのではないか。あのスピードでそれを振るわれれば痛いとかなんとかよりも骨が砕ける)
        (一瞬の隙は逃さない。またも魔力をこめて、魔法を発動させる。眉をしかめながら。詠唱は早いが、魔力の底はつきやすいのでここまで連続でそうしていいものか、と。しかしやるしかない)
        アイスコフィン…………壁ッ!!(自分の目の前、だいたい数mのところに氷の壁を出現させる。その壁は高さ2m、横幅5mほどに及ぶ。厚さは厚くもなく薄くもなくといった感じ。普通。)
        (迂回するにしても、ぶち壊すにしても時間がかかるだろうとふんで、インセンスの用意を手早く済ませる。ローズマリー。そのインセンスを入れて火をつける。するとほどなく、仮想空間の外と変わらぬ鼻の奥をぺたりと触れるような香りが立ち上る)
        (香炉を床に置き、体勢を直す、さて、どうくるか) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 03:15:18
      • く………(肩を押さえ、少しさすると直ぐにハンマーを持ち直して 目の前に作り出された壁を見る さらに鼻を突く香り)
        ………いい香りね。戦いには似合わないけど、どういう趣向?………ふぅっ!(壁に向かい、突進 そのままハンマーを振り上げた)
        やぁあああっ!!!!(迂回ではない、壁ごと叩き壊す腹積もりのようだ 思い切り振りかぶると、思い切り振り下ろした)
        -- 2009-10-29 (木) 11:25:15
      • なに、戦いに花を添えようと思ってね!(氷壁にハンマーの一撃が罅が入れる。直後、罅が氷壁全体に広がり、粉々に砕け散る。広範囲に効果を及ぼすために、そこまで魔力は組み込んでおらず、それを一撃されれば当然ともいえる結果。氷の破片はすぐに内蔵魔力を失って空気中に昇華していく)
        (それぐらいなら予想したことで、崩れる壁を前に体勢を整え、片手に武器をもつ)そういう、パワーのある武器には魔法で攻めていきたいんだがねぇ……(派手に使いすぎた。精霊が集まるまで少しタイムラグがある。そこを引きのばすために魔法を使っていては肝心の精霊が集まったときになにもできなくなる危険性がある。そもそも、相手はこれで手の内を見せているのかどうかもわからない)
        (腰にかけてあるハンドアックスを右手に持つ。リーチ差は絶望的だが、この状態ならばサーベルでも大差はない。こっちならば気休めぐらいにはなるとこの選択)
        さて、行かせてもらおうか!(なによりもまず行動。距離を詰めるためにイーディスへと駆ける。そのハンマーのリーチを気にしながら) -- ジェラード 2009-10-29 (木) 12:35:28
      • 華、ね………私だけじゃ足りないと言うところかしら。ええ、確かに華は無いわね。
        けど………(こちらも、距離を再度詰めんとして走り出し、すぐさまハンマーを構えたまま体を水平に、後ろに捻る)
        気にしてるのよ………華が無いって事………!(ぎろ、とわずかに目つきが悪くなった その体の捻れの反動で、ぶぅん、と水平に、両手持ちハンマーの猛烈な大振り)
        (武器の差か、リーチ差はやはりハンマーが上のようだ)
        -- 2009-10-29 (木) 17:39:46
      • うわぁお……(墓穴掘ったかなという顔。慣れないこと言うとこうなるからいけないんだと思いつつハンドアックスを持ち、走る)
        花を添えるのはこちらのほうでねぇ、そちらに見合うようにこちらもそれなりの華々しさは出さないといけない、とね。ハハハ……(先ほどからハンマーのリーチを見極めてどうにかタイミングを計る)
        せぇ、のっ!!(飛び込めるなどと思ってはいない。このハンマーのスピードではその圏内に近づくのは自分の技量では悲しいことにほぼ不可能。ではどうするか)
        (ステップを踏んで、走っていた勢いを殺して後ろに飛びのく。予想以上にハンマーが速い。憤りがそうさせたのか、切り裂くようにハンマーが振るわれる。腹部を抉られるような感覚。わき腹の前面部をかすめるようにハンマーが通る。たったそれだけのことなのにひどい衝撃がこちらに伝わる。だが、止まってはいられない)
        目に見えるリーチだけが、全てだと思わないことだ!!(ハンドアックスを振りかぶり、ハンマーの持ち手を狙うように思い切り投擲した) -- ジェラード 2009-10-30 (金) 00:30:41
      • 貴方………言い訳が、下手なのね。そんなんじゃ………(思い切り振ったハンマーが空を切る)
        女の子を泣かせちゃうわよ。(しかし、勢いを止めず、さらに回転する と―――二回転目に入る直前でハンマーを持っていた手をアックスが裂いた)
        がっ(小さく呻くが、回転の威力は衰えない 一度背を向け、再度ほぼ同じ軌道でハンマーが迫る)
        (しかし―――リーチが先ほどより伸びている事に気付けるだろうか なぜなら、このハンマーは先ほどと違い、片手で振われているからだ)
        (負傷によるものか、本来そうするつもりだったのか、どちらにせよ片手でも振るえるという怪力の為せる業に他ならない)
        -- 2009-10-30 (金) 01:22:47
      • ん、なっ……いや、そんなの自分でもわかってたけれども! うぅ、そうしないように善処したいと思います……(退いた状態で止まっている)
        (避けながら、という状況ではそこまで効果があるとは思えない。それも理解し、次の行動に移ろうとした最中)……ふぅ、しかし隙ぐらいはッ!!?(見ると、まだこちらに迫ってきている。先ほどよりも長く。気づいたときにはもう回避行動をとれる段階ではなかった)
        ぬ、ぐぅ、おぉおおおお!(左腕で、そのハンマーを受ける。ダメージを左腕のみに集中させるように。そうすれば骨が砕けることは解っていたが、この仮想空間という場を理解し、思い切る)
        っづ、あぁああああ!!(思い切り弾き飛ばされる。左手の激痛に冷や汗を大量に。背中を通る汗がぞくりと嫌な刺激を与えてくる。左手はもう使えないだろう。それこそ、治療を受けても使えるかどうか解らない、しかしそこ以外は、片腕で振るわれたこともあってかそれほどダメージは負っていない。右腕をほんの少し、着地時に捻ったぐらいか)
        がっ、はぁ……(痛みを深く息を吐いて耐えながら、そこに立ち上がる。そして、その場に自分の魔力を放出していく。空気を濁らせ、魔力を充満させる) -- ジェラード 2009-10-30 (金) 01:37:56
      • ふぅっ、ぁっ!(思い切り振りぬけば、ジェラードの左腕を破壊すると同時に、あらぬ方向へとハンマーがすっぽ抜け、飛んでいく)
        はー、は………シッ(息をつきたいところだったが、すぐさまステップインで距離を詰め、負傷していない左拳をジェラードの目の前に止めた)
        ………素手でも、結構………痛いわよ。どうするの?続けるのかしら。それとも、ギブアップ?
        (右手は、思った以上に負傷しているようだ だらんと垂れ下がり、血はかなりの量を出して血溜まりを作っている)
        -- 2009-10-30 (金) 01:43:52
      • なぁに、両人とも片腕一本で武器を失った……イーブンじゃないかね……?(イーブン、というのは強がりだ。こちらの左腕の被害のほうが大きく、痛みで行動に支障きたすレベル。相手が武器を失ってくれたのは、幸いだったが片腕を失ってなおこちらに拳を手早く向けられる練度を見せられて少し眉を顰める)
        既に、お前は俺をぶん殴れる位置に居る。だがな、それよりも……(既に周囲の雷の精霊はこの近くに集まっている。ローズマリーの香りは喉を焼くようだが、既に麻痺して香りを感じているのかいないのか。既に針で突くような刺激と化している。その雷の精霊は放出した自分の魔力を吸い、こちらに集まってくる)
        続けるさ、これで終わりかもしれんがなぁあ!!(懐の魔法書を、右手で取り出す。取り出した瞬間にバラバラとページがめくられる。その周囲には雷の精霊がたかっており、魔力供給量を上げている) -- ジェラード 2009-10-30 (金) 01:55:29
      • イーブン?………いいえ、私が今ここで、貴方の額を殴り込めば、気絶させる事ぐらい………
        !?(喋りながら、違和感に気付く 喋る時に動かす喉が、やけに痛む そういえば、香炉の香りも、感じなく―――いや、感じ取れなくなっている)
        う………!!(喉を刺す痛みが、意識し始めたことで急速に強まり、思わず拳を出していた手を、喉に当ててしまう)あ、ぐっ………!
        ………!!!(ジェラードが何かをしている、そう感じて、すぐさま歯を食いしばり、左拳を振りかぶり、振り下ろす しかし一度引いた拳は先ほどよりずっと軌道が読みやすい)
        -- 2009-10-30 (金) 02:11:11
      • (周囲にはパリパリと電流が音を立てている。雷の精霊は香りに引かれ、集まって、精霊同士が影響して電撃を募らせていく)
        ぜぇえ!(痛む左腕を思考に入れないようにしながら、大げさに横っ飛びして拳をかわす。こちらもダメージを食っているため、正確さは失われている)
        (魔法書を構えて)いくぞ、雷の魔法書、オーバードライブ!!  エネルギーフィールド出力上昇!! エネルギー前方に集中……!!(オーバードライブ、といった。この魔法書は、自分の魔力で言うとだいたい3分の1程度の魔力を与えると、決まった魔法が発動するようになっていて、それより少なくすると魔法そのものが発動しないようになっている。しかし、自らの魔力を使ってその構造のスイッチを外し、それ以上に魔力をこめられるようにすることもできる。それがオーバードライブ。どうするか、というと。全身全霊をもって魔法を放つつもりということ)
        (雷のエネルギーが膨張して、形を成す。荒れ狂う虎のように戦慄かせるようにバチバチと音をたてる)
        (雷のフィールドを操作する。エネルギーで充満したその雷のフィールドを一点に集める)
        食らえぇええーー!! プラズマブラスト!!(本当に、一点。極めて少ない範囲に集中されたエネルギーは周囲の大気を変質させてエネルギーを与える)
        (目の前に膨大な衝撃派が迸り、大波のように襲い掛かる) -- ジェラード 2009-10-30 (金) 02:22:12
      • ぐっ………!!!(拳が外れれば、慌てて追おうとするが、喉の痛みが脳にノイズを与え、動きが緩慢になる)
        (武器を拾い上げて、迎撃するか?いいや、それも出来ない 放り投げてしまったハンマーは随分と距離が遠く、間に合わない)
        (であれば、この攻撃を避け、次の攻撃をするか―――無理。今の集中力で、どんな攻撃かもわからない大技を避ける自信がどこにあるか。)
        (となれば、出る答えは一つのみ)………スト、ップ………はぁー、はあ。私の、負けよ………
        私には………あの武器しか、手が無いの………!
        -- 2009-10-30 (金) 02:31:20
      • 何ぃい!? つぉおおおぁああ!!!!(エネルギーの波が、イーディスを避けるように中心から真っ二つに分かれて、奥の壁を激しく打ち付ける。焼ける、エネルギーの波が壁に響き渡る)
        うぁおおぅ……(へなと座り込む。限界まで魔力を注ぎこんだ上で、その魔力を操作した。さすがにそこまでやると身体がいうことをきかなくなる) -- ジェラード(CV愛河里花子) 2009-10-30 (金) 02:35:26
      • きゃ………!!(間に合わなかった、と目を閉じ、怯えて縮こまる―――が、轟音が両耳をかすめたのみで、体には何も起きていない)
        あ………(自分が無事なのを確認したとたん、全身の力が抜けた こちらも、腰を抜かして、へたり込む)
        -- 2009-10-30 (金) 02:39:54
      • 危なかった……つい本気で攻撃しようとだなぁ……(脱力したまま言う)いやなに、ともかくどうにか操作できてよかった……(動く気力がない)
        いやなに、お前さんが強いからこうなっただけのことでな。気を悪くせんでくれ…… -- ジェラード 2009-10-30 (金) 02:47:18
      • ………はぁ、は………(努めて、息を整えようと ゆっくり深呼吸して、平静さを取り戻し)………ふう。
        この程度で、強いなんて言ってちゃ、だめよ。私は、本当に力が強いだけ。ハンマーがなくなれば、それで打ち止め。
        貴方の目………判るわ。守りたい人、居るのよね………判る。私の愛してる人、同じ目をしてるから………
        -- 2009-10-30 (金) 02:51:21
      • しかし、そのパワーがあるというのはやはり厄介なものだ。ベースの力が強ければ小手先に建てられたベースの小さい塔は易く圧倒できる。……これも、課題かね。
        居るな。守りたい人。……どんな脅威がかかってこようと、守れるぐらいに強くなる。だからこそ、だな。多少、ザンマ先輩を疑ってたフシもあったが、強くなれると聞いたらやってみてもいいかななんてな。実際、いい経験にはなったがね。
        ……はぁ、その恋人とやらも同じ目ねぇ。……結局、男ってのはそういうもんなのかもなぁ……。 -- ジェラード 2009-10-30 (金) 02:56:36
      • ………フフ。(少しだけ、笑った)教えてあげるわ。男の子の、そういう、頑張っちゃうとこ。そういうところ、女の子はときめくのよ。
        ザンマ君も、そう。ゆがんでしまったけど、愛する人のために、この場を作り上げた。だから………そう、邪険にしないであげて。
        頑張って、ジェラード君。………応援してるわ。(そう呟いた瞬間、静かに光が溢れ―――)


        ………お疲れ様だねえ。どうだった?仮想の敵との戦いは?
        (ザンマが、ヘルメットを被ったジェラードの顔を覗き込んでいる)
        -- 2009-10-30 (金) 03:03:40
      • 別にときめかせるためにやってるわけじゃない(そっぽを向いて照れを隠す)
        ザンマ先輩、も? ……ん? なんで、こんなところを……? 解せんが、まぁ、そういうことなら、深くはー……

        ってはっ!? 戻ってるぅ!?(ザンマの顔を見た瞬間驚いてビクンッとなる)
        おー……(左手を振る)……さすがに骨が砕けるのははじめての経験であった……治ってよかった。
        どうかといわれると、いい経験にはなったな……いやはや、全く。 -- ジェラード 2009-10-30 (金) 03:08:27
      • 骨が折れたんだ。こっちからは、ある程度の戦いの流れしか文字として表示されないからねえ。左腕故障、とは出たんだけど。
        経験になったなら何よりだよ。今はまだ3人分の敵しか登録して無いけど、今後もっと増やすから、また遊んでよ。
        ………どうだった?敵、結構リアルに再現できてるだろ?
        -- 2009-10-30 (金) 03:13:11
      • ……なんか怖いな、こっちの状態がそっちに文字でしか出ないとは。なんとも不安になる……腕が折れても故障で済まされるか……うぅむ、故障は故障だろうがなぁ。(椅子から立つ)
        (足を動かしたり手を動かしたりしている)リアルというかだな、まんまだったぞ? なんというか人間くさいというか。仮想空間とは信じがたいものであったな。自分の身体もだけど。うん、しっかり動くし、あの中と変わりない……。 -- ジェラード 2009-10-30 (金) 03:19:53
      • まあ、だって、こっちには影響ないからねえ。そっちで足がモゲようが腕がモゲようが。ははは。
        なるほど、人格再現も成功ってとこだねえ。………そこまで言うなら大体予想がついてるとは思うけど、あれは実在した冒険者のデータを全て再現してるんだよ。
        機械的なアプローチだけでなく、魔術的にもね。大地に眠る記憶を、そのまま移植してる。だから、本人とほぼ変わらない思考回路だと思うよ。
        そうでなきゃ、訓練にならない。予想だにしない行動を取るから、臨機応変さが身につくんだ。
        いざとなれば、会話も楽しめるしねえ。ははは。
        -- 2009-10-30 (金) 03:25:53
      • ああ、やっぱりですか……ザンマ先輩ならイザとなればゲームのキャラクターでもこの中に出現させそうだから、一割ぐらいそのセンも疑ってたんだがね。やっぱり予想通りといったところか。
        まぁ、確かに対人だからこそ要求されることは多いからな。訓練とするならばそれが一番だろうな、うん。……腕がもげたりというのはさすがに仮想空間でもご遠慮願いたいんだが。 -- ジェラード 2009-10-30 (金) 03:34:11
      • ははは。ゲームキャラはゲームキャラ、思考パターンに限界があるからねえ………
        腕がモゲる訓練もしたほうがいいんじゃないかな?現実ではモゲたらそれっきりだし、練習も出来ないからねえ。ははは。
        ………ま、なんにせよ。テストは上々だよ、ジェラード君。悪いねえ、付き合ってもらっちゃって。
        -- 2009-10-30 (金) 03:37:29
      • ううむ、そりゃあそうなんだがな。まずそうには腕がもげないようにする訓練をしたほうがいいと思うんだな、俺は。だからこそここで腕がもげてもいい状態で練習するともいうんだろうが。
        ん、でもまぁいい経験になったのは確かなことだな。そんじゃあ俺はそろそろ帰ることにするよ(足元が少しふらついている)
        ううむ、やっぱり満身創痍まで戦ったけど身体は普通ってのは受け入れづらいような……(足元を確かめるように歩いて帰って行った) -- ジェラード 2009-10-30 (金) 03:42:40
      • また来てねー。来なかったら呼ぶ。ははは。(手を振って見送った) -- 2009-10-30 (金) 03:47:57
  • さてと………とりあえずは、3人くらい用意しないとな。とりあえず、現時点でも条件に合う冒険者は3人は見つかったし………
    まずはそこに行くとするか。善は急げだからねえ………
    -- 2009-10-28 (水) 21:46:25
    • (かつ、かつと階段を下りてくる、その研究所の主)まずは、三人。
      (魔導機械―――C-S-Sの目の前に立つと、そのモニタに手をかざす するとモニタに持ち帰った三つの大地の記憶が素早く吸い込まれていった)
      インストールデータ、1。セト・デッドウィッシュ。
      インストールデータ、2。イーディス・リデル。
      インストールデータ、3。バイド・ラヴィ。
      (ウォン、と機械音を上げ、C-S-Sに魔電流が走る 暫くモニタに膨大な文字が映し出されていたが―――数分ほどで、「OK」という表示で文字が締めくくられた)
      これで、よし………さて、テスト動作を、誰かに頼みたいところだねえ。どうしようかな………
      -- 2009-10-28 (水) 22:26:35

Last-modified: 2011-01-21 Fri 18:17:29 JST (4840d)