あくまで、海賊ですから。

situation

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収納

　
＜オツカレッシター -- レ 2014-04-05 (土) 12:39:29
- あや？　……ああ、ああ。これはこれは、レキュウの御嬢様。わざわざこのような郊外まで、畏れ入りまして御座います。（やたらにこやかに招き入れる海賊コート）
  せっかくいらしていただいたのですから、御茶でも飲んで行かれませ？ -- アーティラリスト 2014-04-05 (土) 19:37:10
  - オチャー？ノムー！（尻尾を壁などに当たらない程度に振りながら屋敷に入ろうとするちっこいの） -- レ 2014-04-05 (土) 23:48:21
  - あれ、お客さん？　座って座ってっ、アーティお茶の準備してくれるわっ
    あたしラック、デーモンなの（手を振る代わりに、レ級とは違って細いしっぽを振って）　あなたは……龍人さん？ -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 16:39:33
  - （すぐに暖かい紅茶と茶菓子が用意される）
    龍人……では御座いませんでしたよね、確か。もう少し近代的な砲の使い方をしてみえましたし。
    あ、こちらラック御嬢様、アーティめの主で御座います。　……こちらはレキュウ御嬢様で御座います。アーティめの冒険の同行者で。 -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 20:45:32
  - （尻尾を曲げて椅子にちょこんと座る）ラックダネー、レ～ハ「センカンレキュウ」ダヨー！「シンカイセイカン」ナノー！
    （「『深海凄艦』、まぁ水上用の半生体兵器と思って頂ければ結構です」と補足する尻尾の頭） -- レ 2014-04-06 (日) 20:57:58
  - お茶、どうぞあがって　シン、カイ、セン、カン　シンカイセンカンっていうのね　あっ、しっぽでもしゃべれるの！　へぇ～～
    レキュウちゃんも冒険者なのね　兵器って、レキュウちゃんも強そうねっ　砲っていうとー……じゃあレキュウちゃんも「アーティ」なのかな？　ふふふっ
    アーティも水の上で戦ってたのよね　二人とも、話しが合いそう -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 21:06:37
  - 水上用の……半生体兵器で御座いますか、ははア……。（顎を撫でながら）
    ああ、アーティというのはアーティラリスト、つまり砲術師の略で御座います。レキュウの御嬢様も、というのはそういう意味で御座いますねえ。しかし……
    一口に軍艦といっても戦艦のほかにも巡洋艦、空母や海防艦とさまざま御座いましょう。　そこにおいて戦艦とは……レキュウ御嬢様、実はその深海棲艦のなかでもかなりの実力者では？（顎を撫でながら首をかしげる） -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 22:26:27
  - （もらったお茶を両手で持ってぐびぐび。ごきげんである）ウン、コッチモシャベレルヨー！（小さく頭を下げる尻尾さん）
    アーティ？ヘー、ソウイウイミナンダー。ジャア、レ～モ「アーティ」ダネー！（7つの砲塔がガシャガシャ動く）
    ナニヲカクソウ！レ～ハ、シンカイセイカンデイチバンツヨイノダ！250ノカンサイキト、6ノグンカンアイテデモヒトリデヨユーナノダ！
    （250機の戦闘機と軍艦6隻を1人で相手して余裕で勝てる、という。本当かどうかは分からないが、本人は自信満々だ） -- レ 2014-04-06 (日) 22:34:27
  - （今日のお茶もおいしい。こんなにおいしそうに飲む子と一緒なら、なおさら）アーティ、おいしいっ
    いいなーあたしのしっぽもしゃべらないかなー（しゃべらないしっぽを曲げてお辞儀に見立てて）　あははっ、アーティが二人になっちゃったわ　わ……ほんとに生きてる兵器ね
    すっごい！　すっごい！　レーちゃん一番なの！　アーティもさっすが、ちょっと聞いただけでわかっちゃうなんて -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 22:42:46
  - 恐れ入りまして御座います。（上機嫌に頭を下げる）
    戦艦と言うのは、それくらいの言葉なわけで御座いますよ。しかも水上用と言いながら地上でも遜色のない戦闘能力を発揮してみえましたし、いやはや。まったき強力で御座います。（すっごい褒めてる） -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 23:33:17
  - ウン、オイシイヨー！アリガトー！（空になったカップを振りながら）
    ナンカヒッツケタラシャベルヨウニナルカモネー？（「いや、流石にそれは…」とツッコむ尻尾さん）
    ソウダゾー！エヘヘ、アーティモラックモイイヒトー！（とっても嬉しそう）
    サイキンハ、ギョライヲチチュウハシラセルホウホウモ、オボエタシネー。アーティモヤッテミルー？ -- レ 2014-04-06 (日) 23:40:43
  - あなただって同じだわ、アーティ　あなたの大砲だって海で使ってたものなんでしょ？　あたしレーちゃんも、あなたもすごいと思う
    うん、お茶ありがとアーティっ　…………（言われて結構真剣に自分のしっぽと向き合う）
    レーちゃんだってすっごくいい子、あたしちょっと話しただけであなたのこと好きになっちゃった！
    レーちゃん、もっと強くなったの？　一番なのにもっと上を目指すって……すごいわ！　アーティも、もっと強くなっちゃう？　ふふふ -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 23:51:38
  - ギョライ……魚雷を地中に走らせる方法！？
    ……ちょっとそれご教授願えませんか。（目がマジ） -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 23:59:11
  - ソレジャーオシエテアゲルカラ、チョットソトデヨッカー？（そんな訳で、真似できるかは別問題でやり方を教えました）
    （実際にアーティラリストが使えるようになったかは別の話…？） -- レ 2014-04-07 (月) 21:34:05
  - いってらっしゃーい（勇ましい爆音をバックに、ゆっくり一人でお茶を楽しんでおりましたとさ） -- ラケシェル 2014-04-07 (月) 21:48:30
　 -- 2014-03-22 (土) 20:51:21
（黄金歴のいつ頃だろうか。ただ、寒い季節の、まだ日も高いうちの出来事であることは判っている）
（昼日中ではあるが、空は雲が覆う曇天。しとしと降っていた冷たい雨が、いつしか吹雪に豹変していた）
（人影がひとつ。陰鬱な木々の間を縫って歩き、やがて姿を現した仄暗い洋館を見上げる）
（白いフードを深く被ったその姿は、遠目から見れば女のようにも見え、男のようにも見えて、どちらか判りづらい）
（おもむろにフードをとる。一応、男性のようだ）
･･････匂うなあ。魔の香りだ
（古びたノッカーを使ってコンコン、と音を立てる。館の女主人に「雨宿り」の許可を得るために） -- 白い人影 2014-03-21 (金) 22:05:28
- （扉をあけてひょっこり顔をのぞかせる）はーい　って吹雪じゃない！？　用事はあと！　入ってっ（手を取って中へ引っ張って） -- ラケシェル 2014-03-21 (金) 22:38:30
  - うわー！話が早い！！（めっちゃ引っ張り込まれてバランスを崩しかける。バタン、と重厚な音を響かせて閉まる扉） -- 褐色の肌、白い装束 2014-03-21 (金) 22:42:15
  - （自分は奥へ向かいつつ暖炉を指さして）暖炉はそこ　濡れたフードは取って！　椅子、干すのに使っていいから
    （赤い悪魔のしっぽを揺らしながら奥に入っていった） -- ラケシェル 2014-03-21 (金) 22:46:57
  - それは助かる。恩に着るよ
    （言われた通り、雪に塗れたフードと上着を椅子に掛け、暖炉の前へ）
    （デーモンの証と共に左右に揺れる彼女のヒップを端整な顔で眺めて、「いいね」と心の中で呟く。視線は暖炉の火へと戻る） -- 褐色肌の男 2014-03-21 (金) 23:01:18
  - あや……雨宿り、いやさ雪宿りの方で御座いますか、御嬢様。もう一人前御茶を用意致しましょうか。（奥のほうから低く落ち着いた声と気配。） -- アーティラリスト 2014-03-21 (金) 23:06:51
  - ん、あれ？　何しに来た人？　用事聞いてなかったわ　うんっ、お願いアーティ（タオルを取りに奥へ） -- ラケシェル 2014-03-21 (金) 23:10:40
  - 可愛らしい尻尾の「お嬢様」、ね。彼女がここの主かな
    （体も温まり始め、人心地ついたらしく）
    （そんな考察をしながら2つの声がした方に在る薄闇を観る） -- 男 2014-03-21 (金) 23:15:13
  - 外がこの吹雪で御座いますからねえ。（のんびりとした声。カチャカチャと陶器の音がして……ややあって、長身の青年がティーワゴンを押して広間へやってきた）
    いらっしゃいませ、御客様。……急な吹雪で、災難で御座いましたねえ。ひとまず落ち着くまでゆっくり暖まってゆかれませ？（肩まである艶のある癖毛の銀髪、深い青が基調のロングコート、目元を覆う仮面は鱗を模した細かい模様）
    ……あや。 -- アーティラリスト 2014-03-21 (金) 23:24:43
  - （タオルを何枚か取ってきた。１枚を客に差し出して、残りは椅子の上に置いて）はいっ　ところで用事ってなんだった？ -- ラケシェル 2014-03-21 (金) 23:28:58
  - いやぁ、実際酷い吹雪で。目も開けていられない程の･･････うん？　はて、何処かで会ったことがー･･････
    （従者の男を見上げ、そんな言葉で返した途端に、館の主人の麗しさの中にも快活な声。そちらへ向き直ればタオルを渡され、恭しく受け取った）
    ありがとう、御主人。そうそう、用事
    ･･････という程、大層なものでもないので恐縮だけれど。僕の長い付き合い友人も、貴女、お嬢様と同じくデーモンでしてね。とても久しぶりに彼の気配がしたので引き寄せられてみれば･･･この吹雪！
    しかも尋常じゃなくてこれはちょっと、命に関わる･･･と思っていたところに、彼ではないものの、似た感じの気配。とある地方のデーモンに特有の魔の香り、とでもいうのかな
    それを貴女から感じて。避難ついでに挨拶しておこうかな、と
    （フィズ家のミロクと申します、と礼） -- ミロク 2014-03-21 (金) 23:53:31
  - え……すごい、よくわかったわね、デーモンって！　とある地方の……じゃああたしの国のヒトね　なんて名前？
    あっと、あたしはラック　こっちがアーティ　ご主人だなんて、そんなのいいわ（クスクス笑いながらテーブルにつく。お茶待ち） -- ラケシェル 2014-03-22 (土) 00:07:23
  - アーティで御座います。そのようにお呼び下さいまし（丁寧に一礼。着ているものの割に妙に知識階級を思わせる立ち居振舞い）
    （そしてラックが席についたそのタイミングで湯気を立てるカップが二人の前に） -- アーティラリスト 2014-03-22 (土) 00:10:00
  - ありがと（アーティに会釈をして紅茶をいただく。こちらは着ているドレス相応に上流階級らしい所作で……さきほどまでは世話焼きのおかんのようだったが） -- ラケシェル 2014-03-22 (土) 00:15:21
  - いやあ、ハハハ、それほどでも
    （女主人のぴょこぴょこと動く尻尾の軌道に合わせて動く、男の視線。手にはタオル）
    呼び名は色々あれど、ルースと名乗っていたり、バロンと名乗っていたり（もちろん、真名は伏せておく）
    アーティ殿、どうもありがとう･･････美味い茶だ。四肢の末端まで温まる
    （再度首を傾げる、彼とはどこかで会ったことがある気がしてならない。が、とりあえず気にしないでおいた） -- ミロク 2014-03-22 (土) 00:25:52
  - 冒険者たるもの身体が資本。身体を冷やして風邪などひいてはいけませんからねえ。（喉の奥で引きつり笑いを漏らす） -- アーティラリスト 2014-03-22 (土) 00:35:03
  - （首をかしげつつ、しっぽもくるんと丸まって）バロン？　バロンって人間がもらう称号よ？　でもバロン・ルースっていうのも聞いたことないし……
    うーん、知らないわ　知ってたらすごい偶然だったのにね、ふふふっ
    うん……いい香り（アーティに笑いかける）　ミロク、吹雪がやむまでゆっくりしていってね -- ラケシェル 2014-03-22 (土) 00:37:46
  - （あと少しのところで思い出せなくて懊悩しているのだが、そんな様子はおくびにも出さない）
    男爵号。ええ、普通は、僕らの世界で使う階級の呼び名ですねえバロン。うーん･･･残念。でもいいや、そのお陰で素敵な女性と知り合えたことだし
    （衣を乾かし、身体を暖め。いつしか吹雪も収まり、遠くの灯りが見えるまでに視界が回復すると、主人と従者、2人に感謝を述べて館を後にする） -- ミロク 2014-03-22 (土) 00:48:42
  - こっちだと男爵のことをバロンって言うの？　へぇー……　やだー素敵だなんてー（他愛もない談笑に興じ、去っていくミロクを笑顔で見送った） -- ラケシェル 2014-03-22 (土) 00:55:03
  - お互い冒険者の身で御座います。生きておれば、また会うことも御座いましょう。そのときまでお健やかに、ミロク様。 -- アーティラリスト 2014-03-22 (土) 01:00:25
テスト
（船に乗ったときにはもう、それはそれははしゃぎにはしゃいで）
（ようやく落ち着いてきたところで、お昼とあいなった。お昼を食べながら、アーティに話しかける。話すときには食べる手を止めてしまうのだが）
ねぇアーティ　さっき、あなたが飛びぬけて幸運だったって話してくれたじゃない
（えへん）このあたし『僥倖の魔人』的に言わせてもらうと、あなたの引いた幸運、ちゃんとした幸運じゃないわ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 02:43:52
- ちゃんとした……と、申しますと。（サンドイッチをかじる手を止めて首をかしげる）
  つまり単に運が良いのではなく、何者かに仕組まれていた、と？ -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 02:57:27
  - あはは、途中まで正解っ　幸運だけで形になる、単に運のいい幸運と、不幸と組み合わせないと形にできない……形が欠けてるっていうのかな、そういう幸運があるの
    見分け方がすごく簡単でね　引いた幸運について話してもらって、話してるときの様子を見たらいいのよ　そしたらあたしじゃなくたって、誰だって見分けられるわ
    ……アーティ？　あなた、不幸も一緒に引いてる（はむ、とサンドイッチを食べて。目が「おいしい！」と言っている） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 06:25:05
  - 不幸も一緒に……（確かに、そのままならばおそらく成人することなく死んでいた身なので、そこに驚きはない。）
    （引き結びかけた口元が、サンドイッチを食べたラックの表情を見て緩んだ） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 17:53:25
  - そっ　物わかりがよくって助かるわ（にっこり）
    でもねアーティ、あなた自分の様子が変だったのに気づいてないでしょ
    あなたが自分のこと良く言うとこなんて見たことないのに、さっきは、飛びぬけて幸運とか、砂漠で真珠とか、やけに豪華な言葉並べてたじゃない
    （アーティの気が緩んだところに、ラックの、カリスマがかった圧力がかかる。ラックが意識せずに発動する能力【強行】） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 18:11:49
  - （なんだかそうせざるをえない雰囲気を感じて正座になる海賊） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 18:13:57
  - （正座したアーティを、椅子に座ったまま見下ろす。自分を召喚した魔術師から生贄をもぎとるために備わった、上位デーモンの天性の資質が垣間見える）
    そりゃあね　その幸運と不幸を引いたのは昔のことだわ　幸運を引かなかった孤児がかわいそうなのもそのとおり
    でもだからって、幸運を引いたあなたの不幸はおいておいていい、なんてことにはならないわ（見下ろす紫の目が燃えるように力を増す）
    終わってないもの　過去のことだけど、終わってないわ　今のあなたがそんな不自然な隠し方して引きずってるんなら、それは今　この、今の問題なのよ
    アーティ
    ほかの孤児たちの不幸と、あなたの不幸は別物　比べるのはおかしいし、比べてあなたを軽く見るのはおかしいの
    わかる？　そこわかってくれないと、話が進められないわ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 18:27:06
  - はい、すみませんです……。（どんどん小さくなっている感じがする） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 18:55:56
  - （勢いよく席を立って）謝らなぁい！　背筋を伸ばす！　返事！ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 19:02:55
  - は、はい御嬢様！　がんばって引きずらないように、します！（びくん、ぴしっ） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 19:14:43
  - がんばらない、の！（アーティの前にしゃがんだ。じぃっと彼を覗き込むのは、先ほどまでの見下ろす目ではなく、いつもの明るい瞳）
    （もうここからは強行するつもりがないので、プレッシャーも霧散している）
    自分に無理させてどうするのよ　つらかったんなら、あなたを大事にしなきゃ
    でもアーティ、あなた自分を大事にするのって苦手でしょ？ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 19:24:21
  - うーん……自分のことは分かりづらい気も致しますが……ラック御嬢様には、そう見えますか？ -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 19:46:56
  - うん（こくん）
    あたし、あなたの不幸を置いておいていいわけないって言ったら、あなた頑張って引きずらないようにするって言ったでしょ
    それ……置きっぱなしにしてるわ　ぜんぜんできてなくない？ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 19:56:28
  - ……。（言われて気づいた様子）
    どうすれば、いいので御座いましょうか。（首を傾げてラックのほうを見る。どこか棄てられた子供のような風情） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 20:07:02
  - うん（こくん）
    あなたがやるんじゃなくてね、あたしがやっていいかな（同じ角度に首をかしげて。本人にはまるで自覚はないが、子供に合わせる保育士のように） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 20:10:41
  - ラック御嬢様が……？　ええ、大丈夫で御座いますよ。（何をするのか、よく分かってはいない、が。ラックなら悪いことにはなるまいと。） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 20:35:42
  - よかった！　あなたが自分を大事にできないぶんまで、あたしが大事にするわ　ちゃんと話してよかったっ
    （すくっと立って、正座した彼に手を差し伸べる。引っ張り上げるために）改めて　よろしくねアーティ（にこっ） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 20:40:19
  - う……。（女性に大事にする、などと言い切られると、なんというか嬉し恥ずかしになる。赤面が仮面に隠れた部分でとまっていてくれるといいのだが）
    ええ、その……こちらこそ、よろしくおねがいいたします。 -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 20:56:18
  - （アーティを引き上げて、満面の笑み）うん！　あと、ごちそうさまっ　おいしかったわアーティ
    あたし先に海見てるから、片付けたら早く来てね？ -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 21:01:38
  - かしこまりました。……おいしいと言っていただけるのは、作る側には一番嬉しゅう御座います。
    ええ、アーティめもすぐに参りますよって。（と、デッキの先端に向かう主人から広がったランチバスケットに意識が向く。ほんの少しの間。） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 21:40:53
- 海を割いて、怪魚が。船への体当たりを敢行した -- エデスタス 2014-03-26 (水) 22:09:39
  - なっ……！（激しく揺れる甲板。どうにか立ち上がりながらすばやく考えを巡らせる。まずは主人の安否。投げ出されてはいないようだ。これはいい。）
    （問題はぶつかってきたものの正体だ。この規模の船とはいえ、ぶつかってここまで衝撃を与えられるような水棲の大型モンスターは決して多くない。そして、それらはこんな街の近くまでは来ない。つまり……）
    御嬢様、船室へお戻りください！これはおそらく聖杯戦争の襲撃で御座います！ -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 22:19:16
  - キャアアアアア！？（船全体が大きく揺られ、船のへりに捕まって耐える）
    嘘……！　海の上よ！？　う、うんっ（船室へと走る、が、ただでさえ船の上。先ほど大揺れに見舞われた足つきは頼りない） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 22:25:17
  - （果たして正解。一回目の突撃では船倉に穴は開かず、揺らすのみに留めたのは、遊ぶためであろうか）
    （注意深く海面を見れば、特大の背鰭が、船を囲うように周回し。段々と、その半径を狭めていくことに気付くはず）
    （背鰭が沈む。二回目の突撃が、船底の土手っ腹に向けて来る！） -- エデスタス 2014-03-26 (水) 22:30:39
  - 厄介な！（こちらは足場の頼りない船の上。向こうは水がホームグラウンドである。これは出し惜しみをしている場合ではあるまい。）
    アーイレブン、ブースターフォーム！（呼び出すは自らの鋼の使い魔たるアーイレブン。魔力の噴炎を引いて、船外に身を躍らせる。飛んだ！）
    （普通のレジャー用船舶はあまり耐久力に重点を置いた設定ではない。まずはそう何度も攻撃を受ける前に向こうの気をこちらに引く必要がある！） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 22:58:05
  - （間一髪、どうにか船室に辿りついた。笑ったままの膝から崩れ落ちるように） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 23:01:50
  - （海上からそのシルエットを見れば。冗談じみたほどに巨大な…牙が凶悪に飛び出た鮫だということがわかる）
    （獲物が一匹、海の上へ。本来気にするまでもない、船を沈めてしまえばそのうち落ちるであろうモノ。しかし、まずそちらに食いついたのは）
    （この鮫が、サーヴァントの脅威度を正しく把握している、ということに他ならない）
    （海面がまたもや割れる。ほぼ直立した巨体に陽光が差し込む。巨大な口が、牙がアーティラリストをまるごと飲み込まんと、踊る） -- エデスタス 2014-03-26 (水) 23:10:36
  - こんな巨大な……しかもあれは、鮫のサーヴァント？　完全にイロモノでは御座いませんか……。（自分のことを完全に棚に上げている）
    ちぃぃ……雷砲！（が、イロモノであろうがなんであろうが現実に脅威となっているものはしょうがない。魔力のバーニアを噴かして牙の範囲から逃れざま、その口の中に雷の砲弾を撃ち込む。水生生物には雷、試してみる分には鉄則である。） -- アーティラリスト 2014-03-26 (水) 23:19:52
  - （がぶり、と雷撃を飲み込んで。生気のない瞳が、笑った気がした…ただの鮫ではない！）
    （潜ると同時、ヒレを海面に叩き付け、瞬間的に発生した大波が船に襲いかかる） -- エデスタス 2014-03-26 (水) 23:27:54
  - 船が……！！（すぐさま方向転換。波に立ちはだかるように間に割って入り、）凍結結界ッ！（自身を中心に周囲の気温を一気に、爆発的に低下させる。絶対零度、などという生易しい温度は、魔力の力で限界のかなた。船を飲み込もうとした大波は無数の氷のかけらとなって、あるものは船に降り注ぎ、大部分はそのまま海中へ没した。） -- アーティラリスト 2014-03-27 (木) 00:01:30
  - （凍結。変温動物であるエデスタスにとって、それは全能力が低下する大敵。）
    （降り注ぐ氷の中、更に深度を下げ…それだけでは、追いつかず。改造により追加された、魔力エンジンによる体内温度強制上昇にかかる。さながら、潜水艦のボイラーのような音が海を震わせる）
    （10秒、20秒。不自然な沈黙の後）
    
    （急激にエンジン音が近づいてくる！最初の突撃とは比べ物にならない速度での、垂直上昇！船の側面に大顎の爪痕が。しかし狙いはアーティラリスト、大きな顎が足元より） -- エデスタス 2014-03-27 (木) 00:18:57
  - これは……何かあの中に仕込まれている！？（それなら、ただ水温を下げるだけではだめだ。拘束するにはもっと物理的な方法を用いる必要がある。それにはあの鮫の化物がふたたび海面から牙を向く瞬間を待つ必要がある。10秒、20秒）
    ……今！（魔力エンジンを誘い出したのはある意味で成功だったかもしれない。エンジン音のおかげで、タイミングは図りやすかった。ギリギリですれ違うようにして、エデスタスとすれ違うように、彼は海面スレスレへ。）
    凍結結界！（極低温のフィールドを維持したまま海面スレスレ、エデスタスの周りを周回すれば、その物理的な拘束――海面そのものを凍りつかせることによる氷の檻は完成する。そのまま、今度は遥か空高く上昇する） -- アーティラリスト 2014-03-27 (木) 00:48:04
  - （出来上がるのは氷のオブジェ。内部から発生する膨大な熱量は、もがく身体の表面から氷を溶かし続けてはいるが…追いつかない。氷の層を、溶かしきれない）
    （海面から直立するように、無防備な姿をアーティラリストに、そしてそのマスターに晒す！） -- エデスタス 2014-03-27 (木) 00:52:38
  - アーイレブン、ガンフォーム！（空高く舞い上がり、そして空中で攻撃型に使い魔の在り様を組み換える。当然落下を始める、それでいいのだ。）
    （腕に纏わせた無数の砲身が高速で回転を始める。キュィィィィィ、と魔力エンジンの音に真っ向から挑むその音は、エデスタスに死を告げる。落下しながらの、炎の弾丸の高速連射。）
    （弾は小さくなっていても、その攻撃力の一発は普段の炎砲と遜色はない。それが、秒間数百発と頭上から降り注ぎ、氷と表皮を貫通し、体内で連続して小規模な爆発を起こしていく。）
    （着地するころには、エデスタスの巨体は無数の穴で網の目のようになっていた。） -- アーティラリスト 2014-03-27 (木) 01:00:58
  - （そして、体内炉の誘爆が、ついに圧縮の限界を超え。融氷による発生した水、そして水蒸気との連鎖反応を引き起こす）
    （爆発。氷の欠片のようになった鮫の肉体は、既に死を迎えた部分から魔力の風に解けて…光る結晶となり、散っていく） -- エデスタス 2014-03-27 (木) 01:08:46
- 船室 -- 2014-03-26 (水) 23:26:13
  - （第二波がこない。がくがくする体を起こし、倒れかかるように窓に張り付いた。海から生える、巨大な口）アーティーーーーッ！！
    （決して小さくないアーティが、普段の温厚な姿からは想像もつかない速さで、勢いづいた牙を抜ける）嘘、速い……んっ！（雷のまぶしさに、手をかざして） -- ラケシェル 2014-03-26 (水) 23:26:34
  - （かざした手の隙間、船ではない異物が見えた途端にそれが目の前に広がった。窓一面の波。心の準備どころか、驚きに開いた目は瞬きすらできないまま）
    （その瞬間に何か起こった）
    （まず感じたのは冷たさ。圧倒されるような氷、冷気。後ろに尻もちをついた。そして、見慣れた海賊服の背中…）あー…てぃ…
    （氷がデッキにぶつかる音が遠くに感じるほど、自分の心臓の音が耳に煩い） -- ラケシェル 2014-03-27 (木) 00:07:52
  - （船が揺れた。なぜだろう、驚かなかった。もう驚ききってしまったのだろうか。不安定な立った姿勢だったのが、今は座って手をついているからだろうか）
    （いや。それよりも、彼の冷静な判断が、動きのひとつひとつから伝わってくるから……）おち、つかなきゃ
    （幼いころから仕込まれた、緊張を抑える術をきっちりとなぞるように、ひとつひとつ思い出し、目の前の光景に対峙する）
    （凍り付く巨大魚。流れるような機械の組換えに、突き刺さる無数の炎の軌道。……よくわからない頭で、ああ、綺麗、と思った） -- ラケシェル 2014-03-27 (木) 01:06:47
（今度は爆発の光から目を逸らさなかった。爆発を背負い、たなびく海賊服が逆光に黒く彩られ、あの戦いを制して甲板に立っている姿）
（……鮫の姿が消え、アーティの姿に色が戻ると、立ち上がりざまに走り出した）
（バン！船室のドアをあけて、光の結晶が舞い散り、海水や氷の残る甲板を走っていく）あっ（足を滑らせても、無理やり足を踏み出して走る）
アーティ！！（胸の中に飛び込むように抱きついた）　怪我は！？　魔力はっ？　どこか悪くしてないっ？ -- ラケシェル 2014-03-27 (木) 07:54:26
- -- 2014-03-27 (木) 07:56:25
  - っと。（振り向いたところで飛び込んでくるラックの体。アーティと比べると、本当に胸に飛び込んでいくような身長差がある）
    大丈夫、ラック御嬢様。心配なさらず。特にどこも怪我はしておりませんし、魔力も……まあ、やや疲れたな程度で御座います。 -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 21:44:58
  - よかった……（顔をアーティの胸に伏せるように、ぎゅう。まだうるさいままの鼓動が伝わるかもしれない）
    ねぇ、アーティ　これ……これがサーバントの戦いなのね……　あたしも、冒険行って戦いの練習、してるけど…… -- ラケシェル 2014-03-28 (金) 21:59:56
  - 然様で御座います、御嬢様。たぶん、あのサーヴァントと同じか、それ以上の脅威とわれわれは相まみえることになりましょう。（安心させるようにぽふ、ぽふと背中を軽くたたいて） -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 22:05:25
  - …………すごかった　（見上げた顔は笑顔、わくわくでいっぱいの）ドキドキしちゃった -- ラケシェル 2014-03-28 (金) 22:09:54
  - ドキドキ、で御座いますか。……相手が大怪獣みたいなので御座いましたので、余計にで御座いますねえ
    ただ、アーティめのようなあまり命をとりたくない例外を除けば、基本的には命の取り合いで御座います。……はしゃぎすぎて不意打ちなど、うけないでくださいませね？ -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 22:21:14
  - うんっ　うん？　そうなのかな、でもあたし、あなたがすっごく強いのが一番ドキドキしたんだから！
    ふふふ、邪魔にならないように気をつけるっ　だから、しっかり守ってね？　アーティ（にっこり笑って） -- ラケシェル 2014-03-28 (金) 22:25:43
  - はい御嬢様、必ずや。……ところで、ひとまず当座の問題が御座いますね。 -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 22:37:08
  - ほえ？ -- ラケシェル 2014-03-28 (金) 22:39:16
  - これ。（と、エデスタス・グリードのあごの攻撃が掠って大きな傷がついた船体を示して）どう説明したものやら、で御座います……。 -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 22:56:01
  - あ　借り物なんだっけ、これ
    もうっ（しっぽでアーティの尻をぺちんして、離れる）　心から謝るっ、時系列で説明するっ　落ち込んだって船は直らないわっ
    （ふぅっと息をつく。今度は、安心させるようににっこり笑った）大丈夫　お金が足りないんなら、王冠でも売ったらいいのよ
    さっ、謝りに行きましょ　船、出して -- ラケシェル 2014-03-28 (金) 23:09:01
  - たしかに、そのとおりで御座いますね。では、また多少揺れますよって、気をつけてくださいましね？（動力源は幸い無事であった。そのまま、今度は幾分ゆっくりと港へ向かう……） -- アーティラリスト 2014-03-28 (金) 23:24:08
　 -- 2014-03-28 (金) 23:33:52
（祭りの余韻に浮かされながら……。夜道を、アーティの腕を頼って歩く）アーティってちゃんと軍人だったのね -- ラケシェル 2014-03-31 (月) 20:28:56
- シャラン…シャラン…
  （一定間隔で背後から聞こえる軽い金属音。）
  （どうやら祭りから二人をつけているものがいるようだ。）
  （振り向けば、二人に負けず劣らず変わった格好の童女。ステージでの演技に感動し後をつけてきたのかそれとも？） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-01 (火) 00:46:22
  - それはもう。アーティめは実質の海賊士官で御座いましたからねえ。あの手の作法はまだまだ忘れておりませんよ……と？（振り返って）
    ……何か、誤用で御座いますか？ -- アーティラリスト 2014-04-01 (火) 00:48:52
  - シャラン…
    （歩みを止めれば、錫杖の音も止まる。）
    （その独特の気配を隠そうともしない。この世ならざる特異な存在。アーティ同様の気配。）
    （それは、相手の出方を見るためであった。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-01 (火) 00:54:17
  - だって軍人に見えないんだもん（クスクス笑って）
    ん、誰？　……え……（目を丸くした。アーティ以外で、こんな気配をさせていたのは……アーティがサーバントだと言っていたあの鮫だけだ）
    ……アーティ（相手を見据え、従者の名前を呼んだ声は、しっかりと落ち着いていた。彼女は人の上に立つ王女）
    あたしが止めるまでは、あなたがしたいようにしていいわ -- ラケシェル 2014-04-01 (火) 01:02:36
  - 畏まりまして御座います、御嬢様。
    ……御案内を申し上げます。今次の聖杯戦争にてアーティラリストとして召喚を受けましたる英霊で御座います。真名は……さすがに申し上げるわけには参りませんことを御許し下さいまし。こちらはマスターのラック御嬢様。（あろうことか自己紹介の上、深々と一礼）
    ……夜も更けましたし風も出て参りました。我が屋敷がここからすぐのところに御座いますよって……よろしければ、そちらで御話の続きでも如何で御座いましょう？（首をかしげる。少なくともサーヴァントだからといってすぐに戦いたい、というタイプではない様子） -- アーティラリスト 2014-04-01 (火) 01:28:07
  - なんなぁ…律儀なやっちゃの。（アーティラリストというのは聞いたことがない。人名だろうか？）
    （否、口調からはクラス名とも取れる。しかし、聞いたことのないクラス名であり、そこからどのような戦い方をするのか想像できない。わかってやっているのだとしたら頭のいいあいてだ。）
    わしはセイバーじゃ。よろしゅうの。（こちらもクラス名を名乗る。しかし、一般的なセイバーとはかなり違う力を持ったサーヴァントである。生前に主武装としていた長ドスに由来するにすぎない。故に、名乗っておくことはあいてに予断させる意図がある。）
    えかろ、じゃぁ行こか。（なにも考えていないタイプなのだろうか、大胆不敵な返答。）
    （屋敷(ホームグラウンドでありアジト)に誘うということはキャスターのような力を持っているのだろうか？） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-01 (火) 02:03:36
  - よろしくね（紹介を受け、相手からもよろしくと言われれば、笑んで応える）
    （頭ではなく感覚で交渉の場数を踏んできたラケシェルだが、アーティの言葉で気にかかるところはない。いいんじゃない。協力的に、さっと屋敷の方を指して歩き出す）こっちよ
    セイバーなのに帯刀してないのね -- ラケシェル 2014-04-01 (火) 07:15:44
  - （そしてすぐに屋敷にはついた）
    （敷地に入っても、扉をくぐっても、そして今応接間のソファに身を埋めていてさえ、まったく罠の気配はない）
    （そのサーヴァントは今、応接間に隣接するキッチンで紅茶の準備をしている）もう少しでお湯が沸きますよって、少々御待ちくださいましねー？ -- アーティラリスト 2014-04-01 (火) 18:48:36
  - 刀ゆうんは、普段は鞘に入っちょるもんじゃけぇ。（目に見えるところに刃はない。その利点がわかっているのも、刃をちらつかせることの利点を知っているのもヤクザである。）
    （ずいぶん信頼されちょるのう。ラックの様子からそれが見えた。祭りの場でも思ったが、このような血なまぐさい場でしのぎをけずる相棒同士というよりも、休日に出歩く恋人同士のほうが似合いそうなチームだ。）
    おう。（と短く答えてソファに腰を下ろす。左手の横に錫杖を立てかけた。）
    （キャスターの陣地に踏み込んだような危機感はないが、さてどう仕掛けたものか……。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 00:33:43
  - （ソファに収まる様子は、海賊服のコスプレに似合わず品がある。そして、セイバーが抱いた感想とは真逆の言葉をにこっと明るく言った）
    殺し合いなのに、意外と戦わないのね -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 00:38:09
  - （ラックのそんな問いかけに、にこりと笑みを浮かべる。人懐こい笑顔は子供らしい。）
    お嬢ちゃん、戦いちゅうんはの、お嬢ちゃん。最後にするもんじゃけぇの。
    （戦いとはそういうものだ。目についたら襲いかかるというのは衝動殺人者と変わらない。そういう奴の末路は大抵路地裏か塀の中か。）
    （もっとも、仕掛けられれば応じるくらいの気構えはしてあるのだが。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 00:51:20
  - （あははっと笑って応える顔も、人懐こい笑顔）そうなんだ　セイバーって大人しいのね　でも正面きって来るくらいだし、ほんとは大人しくない？ -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 00:58:49
  - どうかのぉ。（刀を抜くことを誘っているのか？それとも天然なのか？）
    （これは、ちょっとした伏兵かもしれない…。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 01:04:55
  - ん、よくわかったわ　あなた小賢しい系ね -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 01:06:42
  - （苦笑する。驚くほど素直だ。否、そうすることで何か利がるのだろうか？そう考えてしまうのはもはや性分である。）
    わしらも、腕っ節だけじゃ生き残れん時代じゃけぇ。 -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 01:24:28
  - あははっ、ほらまた、わかりやすいわ　あなた、なんにも話さないのね？　０って一番わかりやすい（クスクス）　狙ってやってるでしょ～～
    ほんとのこと狙って隠す系のヒト
    ふふっ　これ、ほかの参加者に話したら、あなた言葉で渡ってくの大変になっちゃうね　せっかく信用されそうな見た目なのにね
    （明るくカラっと言ってのける） -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 01:30:54
  - そりゃあ参ったのう。（実際の処、見た目で相手を測ってくれる程度の参加者がいるとは思えない。この姿は武器でも擬態でもなく、ただの不便なガワにすぎない。）
    （さて…）
    （これはおそらく挑発だろう。乗ってやるのもやぶさかではないが。）
    誰に話すいうんかの？ワレの話ぃ、信じるような奴がおるんかいのう？（参加者同士は敵同士。それは、自分だけでなく相手にも言えることだ。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 01:41:34
  - あれ、あたしってわかってないって思われてる？　やだぁちゃーんとわかってるわ、あなたにとってはっきりマイナスだって
    誰の言葉だって、ほんとか嘘かわかんないとこから始まるはずだけど……　あなたのは最初から騙してるかなって警戒されるってこと　でしょ？
    それにしても、認めちゃうのね　案外かわいいところあるんだ -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 01:50:56
  - （くすり。おもわず微笑みが漏れた。ラックは、セイバーをポーズではなく笑わせた。それは実に難しい行為であったがやってのけたのだ。）
    かわいらしゅお嬢ちゃん。こん戦争はな、そがーなもんじゃけぇ。
    騙し騙され利用し利用され殺し殺される。
    相手ん話、頭っから信じちょうような阿呆は殆ど残っとりゃせんじゃろうよ。
    お嬢ちゃん、かわいらしゆお嬢ちゃん。誰も彼もが、警戒しとるんじゃ。
    そがーな当たり前のこと、大声で触れ回っても脅しにもなぁんもならんよ。
    （あくまでこれは、善意であった。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 02:04:24
  - へぇーっ（いい服を見つけたときのように、目を大きく開けて輝かせて）　あなたって隠す系より上で、取引で普通に嘘ついちゃうヒトなのね
    あ、戦うのは最後ってそういうことっ（ぽむ、と手を叩く）　話しが先なのね　取引で嘘つくとほんと大変だと思うけど、がんばってね（ファイト、とガッツポーズを作って）
    それで、今日は何をしにきたのセイバー　敵に正面から会っちゃうなんて -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 02:13:44
  - （果たして善意は通じたのだろうか？ふぅ…と小さくため息。）
    騙しに来たんじゃよ。 -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 02:20:44
  - うんうん、最初は騙しに来たのね　で、今からはどうするの？ -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 02:23:00
  - ワレを騙しとる。 -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 02:28:27
  - あ、うん　どうぞ続けて -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 02:29:33
  - （にこり。微笑む。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 02:31:50
  - （ちょっとはにかんで笑い返し、セイバーの話を待つ） -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 02:33:23
  - （もうマスターに対する仕事は終わった。ラックの仕事はもうこの場にはなく、この先だ。）
    （さて、あとは…） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-02 (水) 02:41:19
  - （何も話さない様子に）……えっ？　……もしかして、今からどうするのって聞いた意味わかってない……？
    アーティにバトンタッチすると……思ってる？ -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 02:45:39
（と、ちょうどそのとき扉が開いて、お湯で温めた茶器やら蒸らし用の布被せたポットやらを載せたキッチンワゴンを押しながら海賊コートの青年が入ってくる）
御待たせを致しました。お二人とも、お茶をどうぞ？（そのまま同じポットから紅茶を注いで、ラックとヤクザの前にそれぞれ） -- アーティラリスト 2014-04-02 (水) 18:19:00
- ありがとアーティ　ところで、あたしがとめるまで好きにしていいって言ったわよね　とめるわ　口を謹んで、人の出入りがないようにドアのところにいて
  あと……ごめんねセイバー　あたしあなたに失礼なこと言っちゃった　そんなはずないわよね、話しの流れがわかってないだなんて
  話しを受けてただけのあたしと違って、あなたが運んできた話しの流れなんだもんね、まさかよね　（両手を顔の前で合わせて）ほんとにごめんっ
  だから、どうぞ　騙す話し合いする前に今しなきゃいけないことやっちゃってっ　あっ　安心してね、あんなこと言われたけど聞く耳は持っておいちゃうから　あたしってあなたに協力的なの
  （にこっと笑う。ドアを塞いだのすら「あっ、やらなきゃね♪」と感覚で決めたものだ。深く考えない性格の者が、取引に弱いとは限らない。この話の流れも感覚で把握している）
  （ここでセイバーが「どういうことだ」「わからない」とでも返そうものなら、それがラケシェルのアドバンテージになるだろう） -- ラケシェル 2014-04-02 (水) 19:10:19
  - （騙すという言葉の真意は理解したのだろうか？言動からはそれが伺えない。だとすれば底は見えるの。）
    （だが、もし竹光を本物だと思って突きつけて笑う阿呆のふりをしているというのなら……これは中々の食わせ物だ。要注意人物だといえる。）
    
    アーティラリストが来ない、ゆうんがほんまなら随分と楽ができたんじゃが……。（まだ、この場でのラックの仕事は一つだけ残っていたのだ。）
    （全く予備動作のない抜刀。仕込み付から引きぬかれた刃がラックの首筋めがけて閃く。迷いなく、命を奪うための斬撃。）
    （もしこれまでの言動が本心であるならば、これ以上の会話は意味が無い。もしこれまでの言動が偽りであるならば、相手に取引をする意思はない。）
    （扉を塞ぐということは、帰さない(戦闘を始める)という意思表示。ならば迷う必要はない。最も効率的な行動をするだけだ。もっとも、これはただの切欠とにすぎない。そしてそれを切欠にすることはちょっとした善意でもあった。）
    （そして、もしこの一撃を凌ぐことが出来れば読み通りであれば彼女は……。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-03 (木) 01:52:43
  - （果たしてセイバーの斬撃は凌がれた。しかしそれを為したのは目の前の少女ではない。扉の前に控えていたサーヴァント。それが、斬撃を放っているまさにその軌道に氷の弾をぶつけてドスを弾いたのだ。）
    申し訳御座いません、御二方。……御二方の会話は大変に高度で、アーティめにはどういう話をどう運んでいるのかよく判らなかったので御座いますが……何かの交渉がうまくいかなかったので御座いましょうか？（首をかしげている） -- アーティラリスト 2014-04-03 (木) 21:21:14
  - えっ（サーバントの攻撃など、当然身体が追いつかなければ凌ぐこともできない。目の前で攻撃がぶつかり、飲んでいた紅茶が薄ら凍ったカップを取り落す……。パリーン）
    （青ざめて席を立ち駆け出す、彼に手を伸ばして。セイバーと対座できたのも、彼が必ず助けてくれると信じているからだ）アーティっ　アーティ！（彼の後ろへ駆け込む）
    アーティ……っ、もうやだぁーあの子！　アーティが話に誘ったからっ……あたしだって話ししたげようって、あの子がダメにした取引挽回するチャンスあげてるのに！
    ……あたしっ……アーティ……うぅぅ（悔しい……。無理をして、力もチラつかせず突ける話しも突かずに、「もしもこういう風にしたら」などという害のない会話に甘んじて）
    （扉を塞いだ理由とて、わざわざ相手に伝えるために、ご丁寧に口に出して言ったのだ。ホストがゲストのため、邪魔が入らずに取引できる空間を確保するのは当然……）
    （優位に立つための行動が、攻撃の理由にされないようがんばっていた。それもこれも、アーティを気遣ってのこと。大切にしたい人への気遣いが、別の人に、無下にされた）
    ……あたしはね……話し合いするつもりでいたわ　……アーティ、あなた、先に名乗って家にも連れてきたわよね　あたしたちは対話の扉、オープンにしてたわ……そうでしょ
    なのにあの子、こっちを「騙す」って宣言してその扉閉じさせちゃった……　騙すのもいいけど、騙すってハッキリ言われちゃったら、一挙手一投足興味引けるはずないでしょ
    あの子が閉じた対話の扉は、あの子じゃないと開けられないわ　こっちの興味を引く何かをあの子が先にしなきゃ、てんでお話しにならないのよ……！
    ……っ！　あたしは耳を傾けるって言ったわ！　あの子が閉じた対話を続けるために！　アーティ、あたしおかしいこと言ってる！？
    あの子にとってはおかしいでしょうね！　いつでも攻撃するって意味のこと言ってたわ！　戦うのは最後と言ったのは騙し、いつだって攻撃するってね！
    言うだけなら別にいいわ、でも……見たでしょ？　殺すより人質？　人質のほうがうまみがありそうね……？　アーティ、あの子がしたのは、そういうことよ -- ラケシェル 2014-04-03 (木) 22:23:37
  - ギィン……
    （氷の弾丸がドスの軌道をそらす。当然、予測していた。距離を取るということは、距離をとっても対処ができる能力をもつということだ。無ければ話は早かったのだが……。）
    やるのう、兄ちゃん。見てん通りじゃ。（手にしたドスがひんやりと冷たい。）
    （刀の動きに銃弾で対処するというのは実際難しい。それを、こちらの動きを見てから行ったのだ。刀が首筋に切り込む前に弾丸が到達したことを見ると、弾速も引き金を引いてからの発射も通常弾に比べて恐ろしく早い。火薬を使うタイプではないのかもしれない。）
    （そもそも銃ですらないのかもしれないのが、この戦いの厄介なところだ。）
    
    （やはり、推測通りの人物だ。おそらくどこかの王族か金持ちの娘。それもかなり上のほうだ。）
    （身につけているものはいちいち質がいい。それは自分にはよく分かる。一目瞭然のものだ。）
    （そしてこれまでの言動。）
    （今まで周りの人間に傅かれ、盤上で自分の次の手も相手の手も考えず打っても勝利しか経験したことのないような、そんなタイプ。）
    （先刻の言葉からもそれが感じられた。自分が場のルールをつくり、意識か無意識か自分が相手よりも常に心的に上に立とうとするそんな思考が見て取れた。）
    （最後に今の言葉。なにもかも上から見ている。確信する。この娘は、そういう身分の者だ。）
    
    （わしもまだまだ甘ちゃんじゃのう……。）
    （敵地、それも室内にいる相手の前で出口を塞げということの意味、他にも教授しようとしたが伝わっていなかったようだ。）
    （目立つ身分と格好と行動、考え学ばない突き進むタイプ。それでもなお、まだこの戦いに脱落する事なく残っているということは……。）
    
    （恐ろしく運がいい……。）
    
    （だとすれば、全てにおいて何事にも代えがたく得難い資質、それを持っているということになる。）
    （自分のマスターはボンクラだが、自分がかなり慎重に動いている。それが今まで無事ですんだ要因だ。もっとも、油断としか思えないアーティラリストの行動は実力に見合った自信からくるものなのかもしれないが……。）
    
    （長ドスを杖に納める。）
    なら、こがーなんはどうかの？
    （いかなる手品を用いたものか、右手が翻るとそこには室内灯を反射しきらびやかに光るメッキ処理を施された銀ダラ(拳銃)。）
    （それを素早く左手に移し、再び右手を翻す。今度は鈍く光る黒星。その両方を二人に向け、続けざまに引き金を引く。）
    （二丁拳銃による連射攻撃。7.62mm弾16発でできた弾丸の結界。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-04 (金) 03:43:24
  - 恐れ入りまして御座います。アーティめと致しましては普通の談話を目論んでおったので御座いますが……申し訳無い限りで。（仮面の上からでもわかるマジ凹み表情。それでいて、防戦の動きは別の生き物のように行っている。具体的には更なる氷の砲弾の生成である。それも……無数に。）
    （すなわち、氷の壁であった。先端は普通の弾丸と同じに緩い円錐を描いているため、そこにあたった弾丸は弾かれてあらぬ方向の壁や床に食い込んだ。そうやって身を守ったあと、かけた無数の弾丸を撃ち放つ。狙いはつけない。）
    人質にできるほどこちらの御嬢様が柔な相手かというと、さて。アーティめには疑問が残りまして御座いますが……そうそう
    せっかくで御座いますので、ヤクザの御嬢様。情報のひとつも持ってゆかれませ？　アーティめは騙すことは不得手で御座いますよって。（首を傾げてみせる） -- アーティラリスト 2014-04-04 (金) 22:15:48
  - 気にすな。敵同士じゃけぇの。（動かない。いや、動けないのか？少なくとも動かないのが最良の手段であった。）
    （居合を弾くほどの正確な射撃。銃弾を弾かれることはわかっていた。先ほどの銃撃は、一度に撃てる数、その数の砲弾を撃った時の正確性。16発のうち何発を弾けるのか？しかし、実に出鱈目な解を出したものだ。）
    （正確な狙いというのは読みやすい。１６発の銃弾に当ててくる正確性をもつ相手がセイバーを狙えば、心臓でも眉間でも好きな所を狙えるだろう。だが、しなかった。）
    （逆に狙いも付けずに外してきたのだ。どこを狙ったかわからない銃弾は避けづらい。動けば動くだけ、被弾する確率は上がる。）
    （サーヴァントによる射撃戦というものを理解っている。思わずニヤリと笑みが漏れる。）
    ワレなら出来るかもしれんぞ。（宝具も使わずにここまでの戦闘が可能なこのサーヴァントなら、宝具を使えばそれも可能かもしれない。だが、人質にとったとして、誰と交渉するための人質だというのだ。迷子センターにでも連れて行けば、保護者(マスター)が迎えに来るかもしれないだろうが……。）
    
    ワレ…（この男の撃つ砲弾は、氷。ただの氷ではない。命中した刀身が冷たい。魔力による属性が込められている。単純に考えればこれは、魔法によるもの。つまり…）
    ホンマはキャスターじゃろ。食えんやっちゃの。（そして、この男は理解している。こちらの言動の意図を。）
    （『誘いには乗らない。この場では見せても支障のない能力しか使わない。』そういう宣言だ。引き出すにはそちらも相応の攻撃をせよという取引でもある。この男ほど、仮面というものが似合うものは珍しい。）
    こっちじゃ、マフィアが主流じゃと思ったんじゃが…時代が変わったんかのぉ。（拳銃、言葉遣い、物腰。知ってる人間ならば一目でやくざ者の出だということがわかるだろうが、自分が生きていた頃にはそういった人物は少なかった。龍神会という組織があったことも含め、随分とヤクザもグローバルになったものだと心中で苦笑する。）
    
    ガンッ！！
    （テーブルの端を踏みつける。大人よりも重そうな分厚く高級なテーブルが跳ね上がる。乗っていたソーサーがアーティラリストの仮面をめがけてくるくると宙を舞うのと、素早くテーブルの影に隠れるのとが同時に）
    コロリ……
    （二人の足元に握りこぶし大の球体―手榴弾―が転がる。当然、ピンはすでに抜かれていた。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-05 (土) 04:35:49
  - …………（アーティの後ろに入ったあとは、ずっと戦いを見続けていた。怖がりもせず、しっかりと立って。手榴弾を見てすら、ただ見ただけ） -- ラケシェル 2014-04-05 (土) 07:59:03
  - いいえ、アーティめはあくまでアーティラリストで御座います。確かにキャスターをベースとしておりますが……使える術の数が少なすぎましてな。キャスターと名乗ることを認められなかったので御座いますよ。（仮面にソーサーが直撃して砕ける。その衝撃で仮面が外れた。落ちた仮面の下にあるのは、顔立ちこそそこそこ整っているものの普通の人間に見える顔。仮面がないので瞳が紫色をしているのが判り易い。）
    ……御嬢様、失礼を（自分のロングコートを被せてラックを強引に抱え、ドアの前から飛びのく。）
    ――近接爆破、指向性……炎砲！（空中にあって手榴弾を指差すと、その指先からいくつもの小さな炎の弾。手榴弾に近づいては、前方……すなわち手榴弾の方角にのみ爆炎と衝撃を撒き散らした。手榴弾そのものを吹き飛ばす狙いがひとつ、爆発したとして、その爆発と衝撃、鉄片を相殺する狙いがもうひとつ。）
    （そしてヤクザにはもうひとつ。……この海賊コートの男は、銃弾や手榴弾と言ったどう考えても防御用の障壁魔術の類が必要になる局面においてすら「弾を撃ち放つ」魔術しか使っていない。） -- アーティラリスト 2014-04-05 (土) 19:36:02
  - （初めて聞く話。これまでわざと、立ち入って聞かなかった話。心中陰るが、表には出さない）……
    （突然目の前が真っ暗に、身体が投げ出される感覚）ふ、っ！（急なことでも悲鳴すら上げずに、身を任せて） -- ラケシェル 2014-04-05 (土) 19:55:44
  - キャスター失格、ちゅうわけか。（こちらも人間失格だ。調度良い。）
    （跳ね上がったソーサーなどサーヴァントにとって、いや、只の人間にとってすら何のことはない。顔を隠すつもりもないというわけか。藤色の瞳は、油断なくこちらを見据えている。敵に回せば厄介…いや、面白いタイプだ。）
    
    （分厚い木製のテーブルに身を隠し、様子をうかがう。）
    （手榴弾というものは爆発はさほどではない。炸裂し飛散した外装の金属片。これが周囲を引き裂き殺傷する。こういった装甲には弱いのだ。）
    （果たして室内に響き渡る爆発音。しかし……）
    （それは一つではなかった。連続して響く破裂音。小さな金属片とはいえ、それを瞬時に溶解し蒸発される超高温の炎の砲弾。それがファランクスガトリング砲のように飛散しようとする破片を迎撃している。）
    ハハハッ……。（テーブルに背を預け、小さく笑う。出鱈目だ。さながら彼はマスターを守るイージス艦といったところか。）
    （まだだ。まだ隠し持った能力があるはずだ。だが、手榴弾も凌ぐとなると通常火器では通用すまい。奴の隠そうとしている能力を見るには、こちらも力を使わねばならないか……。）
    
    （数秒…十数秒…数十秒……。テーブルの向こう側からは何の反応もない。１分……。静かだ。）
    （テーブルの影を除けば、忽然と姿を消していることを確認することが出来る。先ほどの煙と爆発に紛れて室内から脱出したのだろうか？どこにも姿は見えない。） -- ヤクザ(セイバー) 2014-04-06 (日) 13:11:41
  - ……ラック御嬢様、ご油断なさらず。（被せたコートを羽織る形にさせて、そして伴って歩き出す。テーブルの裏を確認する。いない。気配を探る。いない。）
    （彼女はセイバーと言っていた。だが、自分のようなそもそもクラスの枠にはまらないようなサーヴァントがいる時点で気配遮断のあるセイバーがいても驚くには値しない。だからラックをそばに置いて、コートを被せて守っているのだ。） -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 20:27:52
  - ……？　うん（アーティの慎重な様子。逆らわないように共に歩き出し、短く了解の意を伝える。が）
    （仮面落ちて……！？周りにも気を配るようにしながら、どうしてもチラチラ見てしまう。いや、いやいや、見てたらダメじゃない！）
    （安全と言われるまで、何も表出せず、何も邪魔をせずにいること。お飾りにも、お飾りの務めがある）………… -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 20:44:51
  - （この場に潜んでいるのか？それともいなくなったのか？気配は感じられない。） -- 2014-04-06 (日) 21:34:10
  - （そのまましばらく油断なくあたりに感覚を走らせ……ようやく、肩の力を抜く）
    どうやら、御帰りになった様子で御座いますね。……やれやれ、あの鮫のほうがずいぶん楽な相手で御座いましたねえ。（ラケシェルに羽織らせていたコートを着直して、仮面をつけようとしたところでラックの視線に気づく）
    ……どうか、されましたか？ -- アーティラリスト 2014-04-06 (日) 23:27:01
  - も、もういいのね　はふ…………（こちらもようやく肩の力を抜いて、気が緩んだ中で見ていたのは……アーティだったと言われて気づいた）
    え！？　いっ　う、ううん！　なんにもっ！　なんにもないけど、あなた……　そんなにかっこよかったの！！？ -- ラケシェル 2014-04-06 (日) 23:43:28

Last-modified: 2014-04-07 Mon 21:48:30 JST (3665d)

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