名簿/512887

  • (紙葉に埋め尽くされた家にわずか一部屋だけ、本の見当たらない部屋がある。アマネはそこで土砂降りの熱い雨を浴びていた)
    うーわー…見てよ、泡が真っ黒だ! ちょっとゆすいだだけでこれってさ、何だろう…心配になってくるね…。(腰まで伸びる黒髪を洗いなおし中)
    -- アマネ 2014-06-13 (金) 02:02:02
    • (見に行く。思った以上に真っ黒な上に得体が知れず見ただけでは分からなかった。舐めてみれば分かるかもしれないが何となく抵抗がある。本にとって自分以外の物由来のインクは敵みたいなものだから)
      何かな……でも、早く洗ったほうがいい。魔力的には無害だから、多分、石鹸で大丈夫。(こくこく頷きながら急かす) -- エムロード 2014-06-13 (金) 23:58:52
      • 君だって。装丁…服? どっちでもいいけど、洗濯しないとずっと汚れたままだ。魔導書って水洗いOKだっけ?
        おいでエムロード、一緒に洗ってあげよう…あっ(ばっちり開けた目に流れ込むシャンプー)目が…目がー!!
        -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:20:21
      • 私自身は大丈夫、だけど、本の方は、水気、火気、厳禁……(せっかくなので洗ってもらおうとするが先にやることが出来てしまった。主人の救出である)
        目、こすらない。ゆっくり開けて……(素早くシャワーの温度と水圧を下げてアマネの顔に当てる。石鹸は非常に素晴らしい発明であるが時として人の命を奪う危険なものでもあり、十分に対策を練っておかねばならなかった) -- エムロード 2014-06-14 (土) 01:16:57
      • はーい…。(大人しく洗い流される)ありがとうエムロード…さしもの僕も今度ばかりはダメかと思ったよ…。
        その姿をしている時は大丈夫。でも本である以上、水や火に侵される危険はどうしてもついて回る…といったところかな。
        前はどうしていたんだい? その前は?(孤独な老人の秘密の小部屋に囚われていた頃。あるいはもっと以前のこと。だいたいの察しはつくけれど)
        -- アマネ 2014-06-14 (土) 02:08:35
      • 石鹸、危ない……気をつけて、目が悪くなると、本も読めない
        そう言う、感じ……人間の体、すごい、便利。前は……大体、放ったらかし。あんまり読んでも、もらえなかった。仕舞われてたり、したから。 -- エムロード 2014-06-16 (月) 00:20:52
      • 本が読めなくなったら悲しいけど、その時はほかの誰かが読んでくれるのを聞けばいい。君みたいな子にお願いするのさ。
        あれだけの量じゃ年に一度の日干しもできなかっただろうね…それとも、あの執事くんがやってくれてたのかな。
        となると、こんな風にシャワーを使ったりするのは…。(破滅的な生活でもなぜか崩れないモデル体型を泡が流れ落ちていく)
        はじめてかな!(シャワーヘッドを向けて自分のそれよりも黒く艶やかな髪を濡らす)
        ふふふ、こうして比べてみると君の健康的さ加減が際立ってくるね…僕なんてひきこもりのヴァンパイアみたいに真っ白だ。
        -- アマネ 2014-06-16 (月) 00:42:21
      • 学術書とかなら、いいかも、だけど……小説とかだと、何か……解釈の違いとか、恥ずかしいとか、そんなので、声の調子、変わりそう(アマネが字で読んだ場合と自分が音読した場合でのセリフの読み方とかそういうのの違いを心配している)
        してくれてたけど、最低限。傷まないように、大事にされるのも、いいけど……本の喜びじゃ、ない
        わっ……これが、気持ちいい、なのかな……(濡れることはあったがこういうシチュエーションは初めてである。驚いてはいるが嫌ではない)
        (比べてみると、と言われたので正面に立ってアマネの体を観察する)……白いの、いいと思う。上質な紙の、新書見たい(体型に関してはまだどういうのがいいのか分からないので触れないが、一般的な感性の男が見れば大いに喜ぶような光景に違いない。泡に彩られた白と褐色が並んで互いを引き立てる様な。) -- エムロード 2014-06-16 (月) 01:06:11
      • 僕なりの読み方が失われる。かもしれない。たしかにそうだね、君の言うとおりだ。(うなずく)
        でも、読み方とかモノの見かたってけっこう変わる物だからそれでいいんじゃないかな? 腕の見せ所だよエムロード。
        君が望むならもっと気持ちよくなれる…髪を洗うにも技術があってね、僕もちょっとした手ほどきを受けてかじってみたことがある。
        じゃあ、目をつむって…少しだけひんやりするよ? びっくりしても目は閉じたままだ。でないとさっきの僕みたいになる…。
        (シャンプーを手になじませ、黒髪のてっぺんから泡立て始める。髪を傷めず、徐々に刺激を強めていって)
        どう? 僕はこんなだけど、その道のプロはスゴいよ…30秒かからずに気持ちよすぎて変な声が出そうになるんだから…。(わしゃわしゃ)
        君ってば体温高そうないい色してるよね。僕が焼いてもこうはならない。それこそ、日に焼けた紙みたいになるのがオチだ。
        -- アマネ 2014-06-16 (月) 01:33:45
      • アマネの読み方に合わせて、読む?難しそう……人の気持ち、本には書いてない、から。私の感じ方で、読むと……それも、難しいかも(大分感情表現も豊かにはなってきたがまだまだ自信はない。本当にここでこう思うべきなのか、と言うところが一般的なものとかけ離れてはいないか心配しているのだ)
        それじゃあ、お願い……(目を閉じて髪を預ける。声が出そうなほどの気持ちよさとはいかなるものか)
        ……ぅ(刺激が高まってきた所で本当に若干声が漏れて自分でも驚いた。くすぐったいとかそういう物に似ているとも思うが、それとは全く違う何かが頭皮から背筋を降りてくるような感じ)アマネ、すごい……これでも、食べていけそう
        これは元々、だから……日を浴びても、あまり変わらない。内容があったところと、それが翻訳された場所の、両方の人種の特徴を受け継いで……るのかも。白い人、赤くなるって聞いた。痛いっぽいし、焼けないように気をつけて -- エムロード 2014-06-17 (火) 23:31:25
      • うーん…その反対? らしいとか、らしくないとかさ。こうじゃないといけないっていうことは無いと思うよ。読み方も人の自由だ。
        たとえば、恋の物語を読んでくれるとしよう。君の甘い声に耳がくすぐったくなっちゃうかもしれないけど…それも含めてのお楽しみだ。
        …ゾクゾク、した?(焦らすように手をゆるめ、悪い笑顔になって)どうしてそんなに優しくするの?ってじれったくなってきたりは?
        いいんだよ、「声」。誰も聞いてないんだしさ、気持ちいいっていうのは悪いことじゃないんだから…。(ささやき、長い黒髪を一房ずつ丁寧に泡立てる)
        日焼けをすると傷んじゃうのは人間も同じだね。エムロードのお父さまもこんなおいしそうな色をしてたのかな…。(わっしゃわっしゃ)
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 00:18:01
      • 自由……自由って言われると、やっぱり難しい……自分の好きなままで、いいの?
        恋愛小説とか、読んだら……自然に、恋愛って感じの声、でるのかな?本物が分からなくても、再現できるのかな……
        ちょ、ちょっと……もっと強く、してくれてもいいかなって……思った。でも声は、何だか出すといけないような、気がする(普段のポツポツとしたしゃべり方とは少し違う、明らかに途中で声を噛み殺している部分があった)
        お父さんのは、こっち(鏡に向けて片目を開ける。ガラスに碧色の光が反射してすぐに消えた。泡が入りそうになってすぐに閉じたからであった)あ、危なかった……肌と髪は、私のオリジナルから……美味しくはない、とおもう -- エムロード 2014-06-18 (水) 00:34:43
      • スパイ小説の名手がみんな闇の世界のグレートゲームに巻き込まれてるかといえば、答えはノーだ。生涯に一発も撃たない人もいる。
        本物を知らなくたって、知らないなりに思い浮かべてみることはできる…。想像してごらん。恋をした気分を! 人を好きになって、胸が切なくなるような…。
        いいさ、僕がいいって言ってるんだから。ふふふ、じゃあリクエストにお応えして?(素人芸にしては洗練されすぎてる謎技術で強くしなやかに刺激して)
        そうかな。僕の見たところキャラメルみたいな味がしそうだと…うん、はいおしまい! 目、ちゃんと我慢できたね。(最後のはノーカンらしい)えらいぞエムロード。
        流すよー?(いっしょに熱い雨を浴び、シャワーの当たった場所から泡が押し流されていく)どう? 気持ちよかった? すっきりした?
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 01:06:19
      • うん、それは、確かに。想像、想像……(想像しようにも経験不足で何かから類推したりということが出来ない。好きになると言うのは分からないでもないがこれはまた違う感情のようで)……やっぱり一度、擬似的にでもいいから、経験しないと。真似をしてみる、とか
        いいって、言われても……あぁっ、うくっ……うぅ……(刺激が強すぎて結局声を上げるのであった。もはやされるがままというくらいに力も抜けている)
        そ、そんな味、しない……舐めてみれば、分かる……
        (お湯で流されながら髪の毛を軽く振ってみる)終わった……安心したような、残念なような、複雑な気分だけど、頭自体は、すっきり。我慢出来たから、目も痛くない……ありがとう(降りしきる湯の中で顔を擦って)次の機会には、私が、アマネに声を出させる…… -- エムロード 2014-06-18 (水) 01:17:12
      • 練習台になろうか。寝ても覚めても、一途に僕の事だけを想いつづけてごらん…まずは心の中で想うこと。それだけでいい。
        僕が何をしてるのか気になりだしてさ、そのうち…姿が見えないと胸が苦しくて、むずむずと切ない感じがしてきたら本物だ。
        恋をした人は綺麗になるんだ。今よりずっと大人になれる。そういう君が読んでくれる物語は…どんなに素敵に聞こえるだろう?
        (力の抜けた体を支え、おへその下のなだらかな場所に手を添える。本とその主を結ぶ刻印を細指の下に覆い隠して)
        どういたしまして。次が待ち遠しいかい? 何だったら明日といわず、料理であっと言わせる方法もあるよ。
        (ボディタオルを泡立てて)さ、洗いっこしようよエムロード! きれいになったらごはんの時間だ。総料理長くん、今日のおすすめは?
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 22:07:08
      • 想うだけなら、もうしてる……けど(人間同士ではなく読者と本と言う関係性から今一歩距離感はあるのだった)もう少し、頑張らないと、かな……
        私でも……本でも、綺麗になれるのかな?そんな事、どの本にも書いてなかった。でももし、大人になれたら……読んでみる。恋愛小説とか、そう言うの
        (はぅ、とため息をつく。下腹部に触れられたからかどうかは分からないが、何となくいつもより緊張した。)
        その手があった……今日は、麻婆豆腐。前に私がいた、本場の味、多分。(答えながら自分もタオルで泡を立てる。体を洗う場合も上から洗うのが効率的、と考えているのでまずは首を狙っていた。本のままでは味わえない水洗いの感触を好きになってきている) -- エムロード 2014-06-18 (水) 23:30:55
      • そう?(嬉しいなぁ、と表情が輝いて)君だって、僕の特別な一冊になれたら嬉しいだろう? それと同じだよ。
        「無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選ぶ?」っていうお決まりの質問があるんだけど…今なら君を選ぶだろうね。
        自分を語る言葉を持ってるんだから。それに、君は本を読む本だ。もっと言えば、人を読む本だ。
        君は…僕を読んでる。見てる。感じてる。読もうとしてる。君なりの読み方でさ。それって、すごくドキドキすることなんじゃないかな…?
        …く、くすぐったいってば。エム…あはっ、あはははは!(ふとしたはずみに思い出す。人に洗われる経験なんて久しくなかったことだ)
        マーボーいいねマーボー。ちょうどおトーフ買ってあったもんね…もしかして、はじめからそのつもりで?
        エムロードってばほんとにかわいいなぁ!(胸をはずませ、あわあわ状態でじゃれついてボディタオル越しに頭をなでる)
        -- アマネ 2014-06-19 (木) 00:54:57
      • それはもちろん、そうなんだけど……本を読む本であって、本を読む人じゃない、から……読み方も、語り方も、多分、少し違う……でも、もしかすると、それが私なりの、読み方、かも。人を読むのは、まだ勉強中。見比べるのは、結構出来る、ようになった
        無人島でも、私は……役に立つから、これからもずっと、その位置に、いたい……本当に、私達以外、他に誰もいなかったら、ドキドキする、かもだし。
        笑う、気持ちいいって事。さっきのお返し、出来た(極力やさしく体を洗う。向い合って首から順に下に向かって。声を出させたので喜んでいるらしい)
        実はちょっと、迷ったけど……アマネ、おみそしるとか、好きそうだし……でもまだ、残暑。辛いもので、乗り切る、これも人類の知恵
        あうっ……あ、泡が、泡が(二人して泡まみれ、しかもじゃれつかれて撫でられて、恥ずかしいような嬉しいようなくすぐったいような……微妙な気持ちというものを味わっていた) -- エムロード 2014-06-19 (木) 23:53:33
      • 比べて見たならわかるだろうけど、僕は悪い見本だよ。反面教師だ。君が道を誤らないように自堕落な人間を演じてるわけさ。
        くすぐったいと気持ちいいって、よく似てるけど…わ、エムロードってば大胆…。(泡まみれになってこね回される白いおもちx2)
        (白い肌にほんのり赤みがさして)おみそ汁は明日の朝ごはんがいいなあ…ちょっと古風だけど、僕の故郷にはそういうプロポーズの文句があってね。
        朝、目が覚めたとき、お目覚めの一杯を作っていてくれる…そういう人になって下さいってお願いするんだ。ずいぶん遠回しな言い方だけど、意味わかる?
        …おや、前より大きくなって…気のせいかな。(褐色の肌を磨きながら揉む。胸を。金庫破りの真っ最中みたいな真剣さで)覚えたこと、全部ここに行っちゃってたりして…。
        -- アマネ 2014-06-20 (金) 01:11:32
      • ほんと?それなら、もう、大丈夫だから……演じるのやめても、いいよ?……それはそれで、ちょっと、寂しいけど(世話を焼くのもまた一つの喜びである)
        大胆?もっと優しい方が、いい?(特にやましい気持ちなどが無いためきょとんとしながら続行)女はお味噌汁、作れると、いいらしい。本で読んだ。アマネも、作れる?私は、明日の朝、試してみる
        ………分かる。朝一緒にいて、ゴハン作るなら、前の夜から一緒のほうが、効率いい。それ、同居。私達みたい(熟考して自分なりの見解を述べる)
        そ、そうかな……本なのに。増えたページ、どこに行くか、知らない。(大胆、と言われた意味が少しわかった気がした。真剣に吟味されると感じるこの気持は恥ずかしさだろうか) -- エムロード 2014-06-23 (月) 23:25:18
      • ところがそうもいかないんだよ。一度はじめたことを止めるには勇気がいるんだ。積み木を崩すようなものさ。
        まだもうしばらくは…君の知ってる僕でいさせてほしいな。ん……なかなか、だね…。(片目をつむってくすぐったそうに身をよじる)
        作れるよ。作れる。と思う。忘れてなければね。宮さんにきっちり仕込まれたから…身体が覚えちゃってるかも?
        リハビリついでに手伝っても……あ、エムロード顔赤いよ? のぼせちゃったかな。(おでこをあてて)うわ!? すごい熱くなってる…!
        ちょっと休んだほうがいいかもねえ。(てきぱきと洗い終えてもう一度一緒に湯をかぶる)さ、ごはんにしよう?
        -- アマネ 2014-06-24 (火) 00:12:14
      • そう、なんだ……(人間は難しいんだな、と言う事で納得しておく。また一歩人間に近づいたぞ)うん、そのままで、いいよ……私も、このまま。しばらくは。
        本もいいけど、生きた知識も、いい。最近、そう思う。だから、宮さん?から習った知識も、見たい。手伝って欲しい……えっ(額が接触したのも体温上昇の原因であろう、理解は出来なくても感情や生理的反応は確かにその体に存在するのだ)大丈夫、全然……大丈夫
        休まなくても、いい……今ゴハン作って、それで食べたら、多分……治るから。いや、ひどくなるかも。 -- エムロード 2014-06-24 (火) 23:30:10
      • 雨宮ヒフミ、書陵部きっての食通だ。専門は食の文化史。さっぱりしてていい子なんだけど、ごはんの事になると人が変わったみたいになっちゃってね…。
        知識を蓄えたらもっと大きくなれるかもね…いろんな意味でだよ。それでもし、本の姿に収まりきらなくなってきたら…。(バスタオルに包まり、髪の水気を吸わせつつ)
        僕が注釈をつけてあげよう。ページを増やして装丁も新しくするんだ。そして君は、世界に一冊だけの特別な存在になる。
        いいんじゃないかな…できるよ、僕ならできる。これでも図書館員の端くれだからね。(いつもの一揃いにいそいそと袖を通して)
        考えといてよ、エムロード! 偉大なる種族に産み落とされた君は、変わることを望むかどうか…大事な場所に僕を受け入れてもいいのかどうかをさ。
        (一足お先に本の海へと戻っていって、それから小一時間ばかり雑誌をめくったり下ごしらえを手伝ったりして過ごすのだった)
        -- アマネ 2014-06-26 (木) 00:20:36
  • (出かけよう、と誘って外に連れ出した。行き先も告げず気ままに歩き、叡智ある魔導書に独り言のように語りかける)
    先月の今頃、だから一ヶ月前のことだ。薬屋通りを南北に行き来している乗合馬車が事故を起こした。
    悼ましい事故だった。狂った馬が暴れて、大勢の怪我人が出た。(覚えているかい?と事故の日付を口にする)
    もちろん、暴れ馬はすぐにしかるべき処置がとられたわけだけど…すこし奇妙なことがわかって、説明のつかない謎が残った。
    -- アマネ 2014-06-02 (月) 23:13:08
    • (誘われるままに着いて行く。外を歩くのは好きだ。特に知らない所に行くのがいい)
      ……知ってる。本で読んだ(新聞のことも本と呼ぶのであった)確か……うん、何で暴れたのかなって、思ったから
      謎?(怪我人が出たことや馬が辿った運命についてよりもその一言に惹きつけられる。謎、それは魔導書たる身であればそれを記し、出来る事なら答えすら収録しておきたい事項である) -- エムロード 2014-06-02 (月) 23:56:42
      • 謎。そうだね、謎だ。人の心を捉えてはなさないささやかな秘密。貶められた神話。歪められた真実。あるいは、もっと卑近な人の作為の…。
        どうやらそのお馬さんは、人の手にかかる前に死んでしまっていたらしい。おそらく、事件が起きる二、三日も前のことだ。
        腐乱の兆候も認められていた、にもかかわらず「蒼ざめた馬」はその日も元気いっぱい客車を引いてた。どうしてそんなことができたんだろう?
        -- アマネ 2014-06-03 (火) 00:01:58
      • 謎、ただ探るためだけに探る……いいよね、そういうの……(柄にもなくわくわくとしつつ)
        死んでいて、腐ってて、それでも……普通じゃないのは、分かる(だからこそ謎なんだろうけど、と)
        この謎を探るなら、やっぱり……でも、きっとその馬、もう埋められてる(直接死体を調べたかったらしい) -- エムロード 2014-06-03 (火) 00:26:38
      • 二度と蘇らないように、徹底的な浄化措置が講じられたあと塵になるまで焼かれたそうだ。
        馬にしてみれば災難だったね…物語の幕が引けたあとまで働かされて、挙句痕跡すら残されなかったんだから。
        (古着屋で地味めのローブを仕入れ、フードを目深に被る 翠色の書を胸に抱き、街外れに黒々とそびえる廃教会を目指して歩く)
        ところでエムロード、人の魂には重さがあるって話、聞いたことあるかい? きっちり量って21グラムあったとか…。
        誰が言い出したのか知らないけれど、それは魂が限りある情報体であることを仄めかしてる。じゃあ質問だ。
        魂なるものを読み書きすることは可能だろうか? 君が人の身体を得られたみたいに、僕は本になれるだろうか?
        -- アマネ 2014-06-03 (火) 01:47:27
      • また蘇るかも知れないし、仕方ない所……だけど、残念。でもいい、どうやってより、どうしてかが、気になるから
        知ってる。けど……もし情報なら、皆同じ重さでいいの?その内容は、どうやって読む?(本の身としては情報量でページ数や重さも違い文字で表記もされていない事に違和感を覚える)
        だから、難しいと思う。アマネが自分の全てを執筆すれば、それはアマネが本になったも同じ……だと思う。けど、魂が本になるのとは違う、と思う
        (記された知識ではなく自分の考えとしての情報をたどたどしく言葉にする。錬金術の奥義書としては本になりたい人間を支援したい気持ちもあった。それもまた不老不死なのだろうから。廃れたとはいえ教会への道すがらの会話には少々罰当たりであろうか) -- エムロード 2014-06-03 (火) 22:12:33
      • いたいところを突いてくるね。誰かがわけでもなし、波乱万丈の人生を送ったおかげで22グラムある人がいたって構わないはずだ。
        「全地は一の言語、一の音のみなりき」(聖典の章句をそらんじて)――かつて、世界のあらゆる人々は同じ言葉を話してた。
        僕らの魂を書き綴るなら、そういう言葉こそがふさわしいのかもしれない。けれど、言語は修復しきれないほどに乱れてしまった。
        たとえ僕の全てを記し尽くせても、誰も読めない本はいずれ失われる。淘汰の憂き目に遭ってしまう。それは読み手の側の問題でもある。
        でも、たとえば…僕ならこう考えるだろう。きっとこういう答えを出す、という風に、僕の考えかただけを再現することはできるかもしれない。
        機械仕掛けの「トルコ人」みたいなものさ! あれはチェスを差すためだけに造られた存在だ。だから上半身だけあれば十分だった。

        はじめは人間以外でも構わない。犬は犬らしく、鳥は鳥らしく動かせるなら…いつかは人を人らしく動かせる時代が来ないとも限らない。
        もしも、ほんの一部であれ魂の複製が…「翻訳」が叶うものならば。(朽ちてねじれた鉄柵をすり抜け、墓場をまっすぐ突っ切っていく)

        (手荒に引き倒された墓碑、地の底まで続いていそうながらんどうの闇が無数に口を開けていた)
        (小高い丘の頂きの、うち捨てられた廃墟から漂うかすかな腐臭。精悍なる馬のいななきが地の底から湧き上がって)さあ、仕事の時間だ!
        -- アマネ 2014-06-04 (水) 00:14:08
      • 個体差、条件差、色んな差があって、一例だけじゃ分からないけど……あるのかも、そう言うのは……魂は
        世界中が、一つの言葉で、一つになるのは……神も恐れ、怒るくらいの事。でも、ちょっとずつ人は、異なる言葉を持つ者の間でも、意志を伝え合っている……(自分を訳本として世に送り出した人間がいた。言語の差を埋め、人はやはりまた神の元へと到ろうとしているのだろうか)
        自分の中の、何かのためだけの部分を残すって、事……?魂の複製をして、それを皆に伝えられる形にして……アマネは、何をしたいの?(純然たる疑問であった。生きたいと望む人間は多くいるが、皆割と目的は違っていたりするものだ)
        (非常に不気味な場所だが墓場など物の数ではない。自分の原本は墓の中にあった。その記憶のようなものが不思議と受け継がれていたりする)
        ……なるほど(死の気配。馬の気配。どうやって知ったのか分からないがここが「蒼ざめた馬」の出処である可能性は高い気がした。そして主人が仕事と言うのなら、自分が従わない道理はない。一言短く了解の意を伝えた)……がってん -- エムロード 2014-06-04 (水) 00:44:05
      • ううん、僕の考えじゃない。ただの仮定の話だよ。なにせこの僕ファインマンさんは読む方専門だからね。
        本を書いたり写したり電子化したりするのは他の誰かのお役目だ! でも、もしも無限の時が与えられるのなら、そういう仮定の話なら…。
        (ふたつの車輪が付いた旅行鞄が開け放たれ、空を埋め尽くしてしまいそうなほどの白紙がどっと溢れだす)
        (高らかに掲げられた左腕の先、白亜の龍のまぼろしか異常発生した鳥の群れを思わせる大きな群体のうねりが現れて)

        答えは君の想像通りさ! そりゃまあ、当然――(振り下ろした先のその行く手、堕落の聖堂に破城鎚が撃ち下ろされる!)
        この世の全てを読みつくすまでだよ。(粉砕された漆喰が土埃となって巻き上がり、緩んだ石組みが轟音をたてて崩落していく)
        (視界をさえぎる白煙を旋回する紙片で吹き払い、大穴のあいた正面ド真ん中を突き進んで)おやおや、これはこれは!!

        (つん、と鼻をつくのは腐敗した獣脂の臭気。渇ききらない血のかすかな鉄の香りと、つい最近どこかで嗅いだ匂いがした)
        ねえご覧、エムロード。まるでインクの雨でも降ったみたいだ!(鮮血の代わりにぶちまけられた粘りけのある黒色の液体を踏み越えて)
        (瓦礫と瓦礫の間には実験機材の破片と散らばった書類、そして博物館の剥製室ばりにさまざまな生物のパーツが散乱していた)
        (よく注意してみれば気付いてしまうかもしれない。死肉の欠片のいくつかが壊れた玩具のように動きつづけていることを)
        -- アマネ 2014-06-07 (土) 01:24:00
      • アマネっぽい(この世の全てを読み尽くすと言う発言に対しての呟きである。例えば本となり、食事や睡眠も要らず寿命もない、そんな存在となったとして、彼女は彼女のままで居続けるのだろうと確信してしまった。今でさえ本を読むためならばそれ以外を捨ててしまいそうな危うささえ感じる時がある)
        人類ある限り、本は増えるしね……(驚いた様子はない。アマネの能力は知っているし、大規模な破壊を咎める常識的な感覚もまだ芽生えていないからだ。ただ紙を操る能力とその威力については尊敬していた。塵で汚れた黒髪をはたくのと同時に拍手も行う)
        これで、呪いの本とか書いたら、強そう(アマネについて歩く。実験器具の中には見慣れたものがあったりもする。そしてその実験内容にどこか似通ったものも知っていた)生命の、創造……もしくは、再生。(自分にも不完全ながら記されている不死の法。誰もがその完全な方法を追い求めた。この時代のこの場所で、生命を操作する技に興味を持つ者がいても不思議ではなかった) -- エムロード 2014-06-07 (土) 23:49:12
      • 再現性のある知識体系には科学という名が与えられる。最初は簡単な命令しか書き込めなくても、いつか魂の全てを再現できる日が来るかもしれない。
        その芽を摘もうという訳ではないんだけど…手段は選んでほしいところだね。(何か大きな箱型のものが運び出された跡、床の傷あとを踏み越えて歩く)
        魂を書き込む先は、当然、魂の抜けた身体ということになる。インクの匂いがするこの場所はさながら印刷所…の、夜逃げしてしまった後というところかな。
        動物の死骸は転がってるのに、死者の姿は見当たらない…ということは、まだその粋に達していないか、別の場所に映されたあとかもしれない。
        おや? どこからだろう、古い古い本の香りが…(すんすんと鼻を鳴らし、胸のむかつくような悪臭から嗅ぎ分けて説教壇の方へと近づいていく)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 00:07:30
      • このやり方だと、本物の魂じゃ、ないかも(蠢く死体を横目に語る。「魂」の様な物がない方が使い勝手が良い場合もあるのだろう、使役するなどするには)
        どこでも、いつでも、いる。手段、選ばない人。だから……多分、人間でも試す。遅かれ早かれ。(アマネの言うとおり、今の所は動物だけのようだが人間に手を出していない保証はない。アマネがそれをどう感じているのかは分からないが、とりあえず彼女に従う事とする)
        よく、分かるね(自らの感覚器官が未熟なのか本に対するアマネの嗅覚が異常なのか。この異臭以外には全く何も感じないので困惑する) -- エムロード 2014-06-08 (日) 00:44:18
      • うん、時間の問題だ。新しいおもちゃを手にしたら試したくなるのが人情だからね。現に、彼か彼女かのいたずらで怪我人が出てる。
        …それで、君ならどうする? どうしたいと思う? 現場を押さえにいくかい? それとも、まだ泳がせてみて様子を見るかい?
        返答次第じゃ書誌調査室のお仲間として推薦状を書いてもいい。息の詰まるようなお役所づとめを君が望めばの話だけどね…。
        ん、あった…ほら、思った通りだ。(説教壇の中の置き場所から崩れかけた本を引き出し、判読困難なタイトルに目を凝らす)
        (その矢先。耳を聾するような嘶きが大穴の外から響きわたる。朽ちた身を責め苛む痛みに狂った死馬の声。黒々とした巨大が唯一の出入り口を塞いでいた)
        ……ねぇエムロード、あれ。(指さして、翠色の秘本を解き放つ)止められるかい?(憤怒する奔馬は答えを待たず、猛然となだれ込んで)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 02:08:16
      • 気持ちは、分かる(共感しているのではなくそういう人間を何人も見てきたと言う事である。錬金術を学べばすぐに試してしまう者も多かった。予想外の結果が出て惨事が起きることもしばしば。)
        遊びか、実験かは、分からないけど……私なら?(どうすべきかではなくどうしたいと思うか、と聞かれると戸惑う。だが、答えの提示が主の望みなら本としては答えないわけにもいかない。)私なら……調べる。ここを。どこに行ったか分からないと、次の現場が予測できない。から
        (とはいったもののアマネは既にこの場の調査に入っている。目当ての本も既に見つけたようで……その本を調べるのか、と考えた時に邪魔が入った。止められるかと問われれば止められるが、色々と方法はある。どれを選ぶべきか)
        ……Azoth(一瞬の思考のあと、解き放たれた直後の自然に立った姿勢のまま腕を伸ばし、呟く。剣を握るような手の形で死してなお猛る馬を指し示すと、燃え盛る何かが巨体を包む。炎のように形取る水が馬の巨体に絡みつき、その場に押しとどめていた。)
        (その場で進む事も退くことも出来ずに暴れるそれを翠の瞳が眺めている。剣を握るような形にしていた手にはいつの間にか本当に短剣が握られていた。柄頭に埋め込まれた、水の中にミルクを落としたように濁った水晶が特徴的である。) -- エムロード 2014-06-08 (日) 23:34:45
      • 答えはきっとどちらでもある。コインの表と裏みたいなものさ。見方ひとつで姿が変わる。両側から光を当てることだって…。
        僕も…君の言うとおり、メッセージを探すだろうね。この本の中に何か仕込まれてるかもしれないし…帰ったら読んでみようか?
        (少女のなすがままに手並みを見守り、錬金術の秘奥を垣間見て)…すごいや、まるで魔法みたいだ。
        魂の抜けた身体に刻まれた仮初の魂。寄せ集められた偽りの文法。このインクは厄介だ! なかなか消えてくれないよ、エムロード。
        (半端な処置ではあたり一面に転がる死骸と同様、いつまでも動きを止めないに違いない。どうするやらと観察を続けて)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 23:58:11
      • 両方から見れば、より分かる。他の角度からも見れば、もっと。
        うん、出来たら、安全な所で……何の本?読める言葉、かな……(タイトルを見つめるもやはりわからない。中身が無事であればいいが)
        魔法……そうかも。結果が同じなら、手段が違っても、同じ……ようなもの。(アマネが考えるくらいの時間は稼げるだろう。そう踏んでその場に水の戒めを維持する。)
        止めるだけなら、壊せばいい。燃やしても、埋めてもいい。……でも、興味ある。どうやって、こうしたか。 -- エムロード 2014-06-10 (火) 23:43:04
      • だといいんだけど…これ、一度翻訳しないとダメかもねえ。(暗号化されているらしい文字がびっしり書かれたページを見せる)
        なるほど、生体標本というわけだ? 危険があるかもしれないのにその冷静さ、実験精神ときたら脱帽ものだ! いいね、それでいこう。
        (即決して散らばっていた書類を集め、蒼ざめた馬の拘束具に変える。あっという間にミイラのようなぐるぐる巻きにしてしまった)
        肝心の「印刷機」は運び出されてしまったあとかもしれないけど、敵か味方かドクターXにせまる手がかりだって残されてるかもしれない…。
        ひみつ研究所の後片付けは僕の愉快な仲間たちに任せてしまおう。お馬さんの面倒も見てくれるだろうし、一人二人ならすぐ来てくれる。
        (死馬は猛り狂うその姿のまま動きを止めて、保険として十重二十重の封印を施した)そして僕らは……お風呂に入ろう! 一刻も早く!
        君の装丁にヘンな臭いがついたら大変だものね…というわけで、今日はここまで!(フードを外し、ボロいローブを脱ぎ捨てて)帰ろう、エムロード?
        -- アマネ 2014-06-11 (水) 01:28:31
      • 暗号は専門、だけど……解読される方。する方は、専門外(暗号を眺める。いくつか解く方法は知らないでもないが、華麗にぱぱっと解けそうな気はしなかった)
        あまり長くは保たないけど、調べる時間、くらいなら。アマネが檻とか作ってくれても、いいよ。仲間の人も、多分……興味ある人、いるから。これ(馬を指差す。「印刷機」の方も印刷の手段がわかれば探しやすいかも知れないと思う。)
        アマネの方も、臭いついたら、大変。髪の毛、洗わないと……(悪臭にもあまり関心を持てないが、周囲の人が嫌な顔をするのは色々と良くないということは知っている。アマネに対して頷いて着いて行く) -- エムロード 2014-06-12 (木) 23:33:41
  • (人間観察という訳でもないが、自分の持ち主と冒険で一緒になる人間を見比べて気付いたことがある。生活における優先順位の違いであった)
    ……アマネはゴハンとか、寝るとか、あんまりいらないの?(本である自分でも人の体を得れば睡眠や食事を必要とし、それに喜びを感じる。だが彼女とはと言えばずっと本にかかりっきりで、目覚めて間もない本の精霊でさえ心配するほどであった) -- エムロード 2014-05-12 (月) 21:05:53
    • ………………………………………………んっ お腹すいちゃった?(声をかけられたことに気付くと、はじめて身じろぎして)
      …えっと……(活字と活字のあいだで立ち止まって視線が同じ場所を繰り返し読みはじめる。考え事をしているのだ)……おはぎ…
      -- アマネ 2014-05-12 (月) 22:20:55
      • 私は、別に……アマネの話、食べてないけど、大丈夫?(軽く首を傾げて)
        おはぎ?おはぎ、食べ物?(まだそこまでは知識がなかったようで、本からわずかに気が逸れたのを機に聞いてみる) -- エムロード 2014-05-12 (月) 23:07:09
      • 僕はいいよ、大丈夫…今いいとこなんだ……あと…ちょっと、だけ…(もともと血色の薄い肌はほんのり蒼ざめて、力なく微笑む)
        うん……おはぎがね、冷蔵庫の…奥………ひだりの、上…(目をこすり、ページをめくって)……食べていいから…
        -- アマネ 2014-05-12 (月) 23:29:56
      • 私は、別に……(同じセリフを繰り返してアマネの顔をじっと見つめる。錬金術的に見ても体調が良いと思える点は全くない)
        ……(言われた通りの場所にあったおはぎを持ってきて横にちょこんと座る。おはぎは持ってきただけで口は付けずにじっとアマネを見守っている) -- エムロード 2014-05-12 (月) 23:43:04
      • (長い長い旅路の果てに待ち受けていたのは絶体絶命の罠、あまりにも簡単な答えだった。本当の黒幕はすぐそばにいたのだ)
        (物語は佳境にさしかかり、ロートルの諜報員と酒浸りのガンマンの前にかつての戦友たちが立ちはだかる───)

        ……………(しんと静まりかえった部屋、ときどき紙を繰る音がする。緋色の瞳は紙葉のはるか彼方を見ている様で)
        -- アマネ 2014-05-13 (火) 00:01:35
      • ……(根気強く見守る。どんな心境なのかは表情からはうかがい知れないがとにかく見守っている)
        (その内どことなくその視線に違和感を覚えて少し冒険してみることにした。アマネの目の前に手のひらをかざしてひらひらと上下させる。読書している人間からすれば非常に鬱陶しく、おそらく何らかのアクションがあるだろうと思われるのだが) -- エムロード 2014-05-13 (火) 00:31:18
      • (喉がひりひりとして焼けつくような感じがする 一昨日の朝から何かを口にした記憶がなかった)
        (その甲斐あって、というべきかストーリーは佳境も佳境 今さら止まれるはずもないのだった)
        (どこからともなく飛来した紙の帯が褐色少女の手首に巻きつき、あれよあれよという間に四肢の自由を奪っていく)
        ……だめ、だめだってば…(本を傷めず傷つけず、きっちり丁寧に縛りあげつつ)
        -- アマネ 2014-05-30 (金) 01:39:38
      • あれ、ぅわ……(表情やリアクションには乏しいが少し慌てているようだ。バタつくが結局梱包されてしまう)
        ……心配してるのに(ほんの僅か、不機嫌そうな色を滲ませて転がったままアマネを見上げる。統計的に見て自分の持ち主はちょっとどころではなく変わった人間であるようだ、と言葉ではなくため息で語った) -- エムロード 2014-05-30 (金) 20:12:07
      • (そして、そんなこんなでお月さまが昇りはじめる頃──)

        ……はぁ…ぁ……(本を胸に抱いてうっとりと甘いため息をひとつ)
        (爽やかな読後感と淡い寂寥感と深刻な疲労感とめくるめく陶酔感と切実な空腹感と言葉にならない達成感と)
        (まだ物語の中にいるような非現実感と気だるい脱力感と胸いっぱいの多幸感に包まれて)

        (ぶっ倒れた)
        …………ごは…ん……(力を失ってひとりでに解ける縛め ふらふらぱたりと行き倒れて積み本雪崩の下敷きになる なった)
        -- アマネ 2014-05-30 (金) 23:36:08
      • (本は眠らない。しかし読んでももらえず人としても相手にしてもらえないと退屈であった。ぼやーっとアマネを見つめて「今何ページ目」などとカウントしていたのだが)
        あ……あっ(ようやく戒めも解けてついに質問に答えてくれるのかと思ったらこの惨事である。主人も大事だが本仲間も大事なので丁寧にアマネの上から本をどけていく。きっと主人もそれを喜ぶだろうとは思った)
        アマネ(本をどけ終わったあとに一度離れて件のおはぎを持ってきた。おはぎと水。ゴキゲンな取り合せだ)
        飲んで、食べて、寝る。人間。(食べ物の事も覚えないと、と思った。蔵書から料理関係のものでも探してみるか……) -- エムロード 2014-05-31 (土) 00:14:24
      • (糖分が頭に回ってほんの少し知性の輝きが戻る)……う、ぅ………ありがとうエムロード…優しさが染みるねふふふ…。
        君も食べなよ…食べなくたって平気なのかもしれないけどさ。(おはぎを頬張りながら最後のひとつをすすめて)
        僕に言わせれば読む、書く、探す。が人の本質だ。想いを誰かに託していけば、ヒトは永遠の時を生きられる。
        エムロード、翠色の君。叡智の父は今も君の中に生き続けてる。君と巡り会えたのだって何かのお導きかもしれない!
        でもさしあたり、君の答えもなかなかまっとうなものかもしれないと…そう思い始めてる僕もいるんだ。やむをえない事情でね。
        つまり、その……何かごはんっぽいもの作ってくれると嬉しいなあ…って…ね、エムロード、料理と錬金術ってちょっと似てる気がしない? かな??
        -- アマネ 2014-05-31 (土) 00:57:53
      • (ちょっとほっとしたため息。見よう見まねの感情表現もそろそろ板についてきたようである)
        じゃあ、うん……(勧められるままにおはぎをひとつ。食事をすれば味はわかるしエネルギーにも変えられる。必要はないが)甘い。
        でも、読むにも書くにも、ご飯いる。寝ないと人間、ぼーっとする。探すとなったらもっといっぱい、特にアマネの探すものは。だから食べないとって、結論(知識のつなぎ合わせである。心情的な物は入っていないがそれ故に正論ではある)
        うん、うん……えっ(理解してもらえた、と喜びを感じるのもつかの間、作ってくれと言われて固まる。似てはいるし工程に共通する部分や原理的に同じ部分もあるだろうが何しろ経験がない。)い、今から……?(今からであれば今ある知識を総動員するしかない。見た目とか味の描写とか、アマネの蔵書のうちの一つから得た文章上での知識ではあるが) -- エムロード 2014-05-31 (土) 01:09:29
      • できるよ。何とかなるさ。賢者の石を生みだすより、ハムエッグにハッシュブラウンつきの朝ごはんを作る方がずっと楽だ。
        不老長寿の辰砂(シンシャ)を精製するだけの時間があれば、熊の手の煮物だって作れるかもしれない!
        モノはためしだよエムロード。まずはレシピに忠実になりきること! アレンジだとか冒険は上級者だけの特権だ。
        それだけ覚えておけば大きな失敗もないだろうし、いい練習になるんじゃないかなって…料理本の場所、わかる?
        向こうの棚の真ん中から下が全部そうだね。こんなのとかー…これもそうだ。(『ビートン夫人の家政読本』だの『豆腐百珍』だの古風な原書を発掘してくる)
        -- アマネ 2014-05-31 (土) 01:59:57
      • それはそう、だけど……(写本である自分に本物の賢者の石などが作れるのか分からないがその通りであろうと思う。ただしそれは作り方を知っていればである)
        レシピに忠実、物は試し……うん、分かった(次々出て来る料理本を早速流し読み)
        そう言えば……(空腹の人間に急にいっぱい食べさせてはいけないという内容の本の事を思い出す)軽い物、軽い物……
        (まず台所に行き今たちまち何があるか、材料を物色する。おはぎは食べてしまったが他に何かあっただろうか) -- エムロード 2014-06-01 (日) 23:51:31
      • エムロード! 君を我が家の総料理長に任命しよう。ついてはこれを受け取ってほしい。(ノート三冊の表紙に『今日の献立365日』とある)
        職場の同僚がご親切にも書き下ろしてくれたんだ。お手軽簡単な入門編から上級者向けの本格レシピまで色々入ってる。
        宮さんは有名な料亭の一人娘でね、料理本だけじゃなく古今東西の食文化全般のプロフェッショナルで通ってる人だ。
        「作る側の大変さを10億分の1でいいから味わえ」って言われてね…読んだよ、ちゃんと読んだ。頭に叩き込むまで許してくれなかったんだ…(遠い目)
        いくつかは僕も試したことがあるし、料理の楽しみみたいなものもわかった気がする。次は君の役に立ってもらう番だ。
        食材がない? じゃあ、ちょっとそこまで買出しにでも――

        (おはぎ二個分のエネルギーを使いきって倒れる紙使い)
        -- アマネ 2014-06-02 (月) 00:08:54
      • いきなり……う、うん……(ノートを受け取って戸惑いがちに頷く。言葉を額面通りに受け取って責任の大きさにプレッシャーなど感じつつ)にゅ、入門編から……
        す、すごい人なんだ……アマネに作らせたり、出来るって……アマネも作れるんだ、わからなかったら聞こうかな……今回は、私、挑戦する(ぐっ)
        うん、買い出しに……(倒れたアマネをかなりの努力の末ベッドに転がして一人買い物に出るのだった。一人での買い物は初めてであるが、お金は冒険でもらってるのがまだあったのでそれを持って出た。料理をしている間に目覚めるか、出来上がってから起こされるかはアマネの体力次第であろうか) -- エムロード 2014-06-02 (月) 00:32:13
  • (お屋敷を後にして一月足らず、仮の住まいと定めた宿のドアを叩く音がする)
    (いつまでも止まない音にしぶしぶ顔を上げて)んー…しつこいなぁ。エムロード、代わりに出てくれる?
    -- アマネ 2014-05-10 (土) 23:27:46
    • 出ていいの?(希少本として保管されていた期間が長かったので色々な体験をするのが嬉しいらしい。表情は乏しいが積極的に出ていく)
      誰?何か用?(まずはドアを開けずに呼びかける。お留守番の作法を教わった結果であった) -- エムロード 2014-05-10 (土) 23:36:16
      • いいよ、いい。きっとまた催促だろうから。お給料が入ったら払えるんだって突っぱねてくれると助かるかな。
        何なら今月の給与明細を見せたって構わない。今はすっからかんだけど、月末には入ってくる証拠になるだろう?
        そこの青い封筒だ。封を切っていいよ。(逗留初日に古本市をみつけ、旅銀を使いきっていた。不慮の事故のようなものである)
        (ドアの向こうでは宿の女将が肩を怒らせていて、「ご冗談でしょう、ファインマンさん!」だの何だのと嵐のような返答が返ってきた)
        -- アマネ 2014-05-10 (土) 23:48:37
      • これ?(青い封筒を開けて中身を出す。書いてあることは理解はできるがその情報の価値は分からない。とりあえず言われたとおりにすべくドアを開けた)
        ……もうちょっと待って、当てはある、から(不機嫌な、と言うレベルではなく機嫌を損ねた女将に給与明細を見せる。この給与を何に使ったのかと聞かれれば迷わず答えるであろう。本、と)
        (怒る女将を睨むでも怯えるでもなく、無表情で淡々と金はないと伝えるのであった) -- エムロード 2014-05-10 (土) 23:56:10
      • (ずこずこ出て行っても火に油を注ぐだけなのが半分、読書を中断したくなかったのが半分。死角に隠れて息を殺した)
        (そう言えと言い含められたことが容易に想像のつく回答。「当てがある」の意味さえわかっているかどうかも怪しい少女の言である)
        (気勢が削がれたのか、はたまたささやかな同情からか、渋い顔で溜息をひとつ。「次は出て行ってもらうよ」と言伝を残して階下に下りていった)

        …帰った? もういない? 大丈夫?(顔だけ出して様子をうかがう)うん、よくできました。なかなかの雄弁ぶりだったね。
        おいで、エムロード。飴ちゃんをあげよう。(本を閉じて甘いもの入れに手を伸ばす。底に残った最後のひとつ、探りあてて)
        -- アマネ 2014-05-11 (日) 00:13:27
      • (実際の所当てがあるとは思っていなかった。金が入ればすぐに本で人類には不可欠と思われる食料すら切り詰めるような姿を見ているのだから。本を読むために食事の時間を削るのである意味バランスはとれているのかもしれない、とも思う)
        うん……伝えとく(女将を手を降って見送る。挨拶やらの仕草は覚えた端から使っていた。それがそのシチュエーションに合致していなくてもである)

        うん……大丈夫、ちゃんと言えた(無表情ながら若干得意気に)でも次は追い出すって……お金、大丈夫?
        (飴をやると言われれば駆け寄って軽く口を開けて待つ。鳥の雛のような感じだ) -- エムロード 2014-05-11 (日) 00:30:59
      • 本当はあまり大丈夫じゃない…かもね?(レモン味のキャンディの包みをといてエムロードの舌にのせる)
        だって、こんな世界の果てみたいな場所に面白そうな本が山ほどあるだなんて、だれが予想できたと思う?
        物好きのエワルド君がお屋敷を構えるのも、なるほど納得というところだよ。だから全然足りない。足りてないよ。
        ああっもう! こうなるとわかってたらもっと持ってきてたのになぁ…。(膝をかかえる)
        どうするにしても他の場所を探さないといけない。もっと安くて怖い大家さんのいない家がいいな。探しにいこうか?
        -- アマネ 2014-05-11 (日) 00:49:36
      • これは……甘い、酸っぱい(飴を舐めながら味覚の再確認を行う)人間の世界、お金大事
        そんなにあるんだ……面白そうなの(ほんの少し不機嫌そうな色が声に交じる)お金、私にも稼げるかな
        それで広くて、しっかりした家……あるかな……探して、みる?着いてく。 -- エムロード 2014-05-11 (日) 00:59:46
      • この世には五つの味があるというね。甘い、苦い、辛い、酸っぱい、塩辛い…よく感じて味わうことだ。
        ここには僕みたいな余所の土地の人間があちこちから押し寄せてくるんだよ。そういう人たちがなにかの理由で蔵書を手放すこともある…。
        妬けてきたかい? 嫉妬は翠色の目をしているそうだよ。人を怪物に変える力を持ってる…君だって例外じゃない。ご用心だ。
        この街じゃ、冒険者の斡旋が盛んに行われてるそうだ。ちょっとした名物だね。身元も経歴も問われないから、凶状持ちの人間には夢みたいな話さ。
        僕が身元を引き受ければ、君にもできるに違いない…人間の仕事、やってみたいならギルドに行ってみようか。いい勉強になるかもしれないよ。
        -- アマネ 2014-05-11 (日) 01:17:22
      • 機会があったら、色々食べる……食べる以外もしたいけど
        各地の本が集まるんだったら、面白いかも……私の仲間も、いるのかな……
        ……そうなの?元々、人じゃないし……怪物でも、ないけど(諭されたくらいですぐに嫉妬が消えれば苦労はしないのだった)
        冒険……?旅をして、何かを探す……私でも出来るなら、やってみたい(うん、と小さく頷いて)お金貰えば、アマネの足しにもなる -- エムロード 2014-05-11 (日) 01:30:35
      • 君みたいな子がほかにもいるかもしれない。可能性は十分にあるね。見かけじゃわからないだけで、昨日すれ違ってたかもしれないわけだ?
        ふふふ、かわいいなぁ…(華奢な肩を抱き、頭を撫でて)僕が他の子に夢中になって、またほっとかれてしまうかも? たしかに、その心配はないでもない。
        でも、君には血と肉と骨がある。その身体が紙とインクでできてるとしても、小鳥がさえずるようにきれいな声を持ってる。
        我慢するのが嫌になったら声をあげて、僕の名前を呼ぶといい。膝の上にのっても構わないよ。怒らないからさ。
        一緒に読もうよ。ほかの子を読んでみたこと、まだあんまりないだろうし…楽しいよきっと。君が本を読んだらどうなるんだろうね?
        僕の暮らしの足しに? それ、本気で言ってくれてる…んだろうね。君ってば本っ当にかわいいなあ! だったら気が変わらないうちに出かけよう、エムロード!(姿見の前に立ち、身支度をととのえて)
        -- アマネ 2014-05-11 (日) 02:10:05
      • 私がいる以上、他にも……何となくいると思う、シンパシィ。
        じゃあ、その時は……そうする。でも、本読むの、邪魔するかも知れないけど、いいの……?(人との接触は読まれるという形以外ではあまり慣れない。しばらくこうして暮らす内に何度か機会には恵まれたがまだまだであった。心臓などないはずなのだがアマネにも伝わるだろう、緊張のせいか高まる動悸が)
        私が、本を……そっか、それも出来るんだ(そういえば、と確認するように頷く)きっとその内容も、私の物に……参考文献。
        もちろん、本は嘘は吐けない……著者が嘘を吹きこんでなければ(アマネの隣に立って同じように身繕いをする。とは言え特にすることはない、見よう見まねで前髪を撫でてみたりした)うん、着いてく -- エムロード 2014-05-11 (日) 22:39:35
      • 読んだもの次第で中身が変わったりするのかい? 君に自分自身を書き改める力があるとしたら…すごいことだよそれは。
        己のしっぽを喰らう蛇みたいなものさ。それは人間そのものの姿でもある。僕らには「学ぶ」力があるからね。
        まずはやさしめの本から読んでいこうか。小さい子向けのおとぎ話とか童話集がいいかな。はじめはこちらで見繕ってみよう。
        勉強になるよ。世の中にはいろんな人がいるんだって教えてくれる。いくつになっても何度でも、ときどき読み返したくなるんだ。
        それと…なにか着るものが必要だね。君も立派なお胸を持ってるから、僕のお下がりでも大丈夫そうだけど。ついでにちょっと見てみようか…。
        …待って、もう少しだけ。(エムロードの長髪に櫛を入れ、ゆっくりと梳かして)これでよし、っと…さ、出発だ!
        (冒険者ギルドに直行して登録だけ済ませ、その後は黒髪少女を着せ替え人形にしたり古書店街を見て回ったりして過ごすのだった)
        -- アマネ 2014-05-11 (日) 23:29:03
  • 黄金暦278年2月、とある蒐書狂の邸宅にて -- 2014-05-08 (木) 00:21:59
    • 寸鉄殺人(たったひとことでひとはしぬ)

      (まさか、と思う人もいるだろうけど、本当の話だ。現に、僕の放った一言は効果覿面だった)

      (居並ぶ好事家たちのあいだにどよめきが広がっていく。視線の先、僕の左手には高らかに掲げられた本が一冊)
      (これこそは、世に名高き『エメラルド碑文』のいまだ世に現れざる断章。怪しげな伝説に彩られた秘宝だ)
      (この場に呼び寄せられた人の誰もが夢見た書物。エワルド老の城より失われたはずの稀覯書が僕の手にある)

      (これはいかに、と問いかけられる前に口を開いた)

      「彼」は───。この本が欲しくて仕方なかったんだ。
      恋に焦がれる乙女のように一途だった。寝ても醒めても想い続けた。ふとした弾みに狂ってしまいそうな程にね。
      それに、焦っていたに違いない。時間は彼に味方しなかったから。急がないといけない理由があったのさ。
      -- アマネ 2014-05-08 (木) 00:23:07
      • でも、おかしな話だ。我らがエワルド老はいい歳だった。直截に言って、放っておいてもじきにお迎えが来ていたはずだ。
        せいぜいご老公に気に入られて、卿が天寿を全うした後に正当なる権利をもって名乗り出ればいい話じゃないか。

        けれど、彼はそうしなかった…もとい、「できなかった」と言った方が正しいかな。
        彼には時間がなかったんだ。せいぜい余命三ヶ月。僕の見立てだ。実際のところは、もっと短かったかもしれない。
        生きているうちに願いを叶えたければ、非情な手段に訴えるしかない。そう結論づけてしまったわけだ。
        ここにいる誰もが多かれ少なかれ、似たような業を負って生きてる。同じ穴の狢だからね。

        でも、今の条件があてはまる人間はたった一人しかいない。
        おまけにその人物は屋敷のどこにいても不自然でないし、全ての錠前の鍵を持ってる。
        屋敷の中でただ一人、誰の目にもとまらず無色透明になれる存在。
        いつだって執事が犯人と決まってるんだ。君の意見が聞きたいな、フィンチ?

        (問いかけに応えて、栗色の髪に白いものが混じった壮年の執事がほろ苦い笑みを浮かべ、深々と頭を垂れる)
        (我が畏友エワルド老の死と、大いなる遺産相続をめぐる謎に終止符が打たれた瞬間だった)
        -- アマネ 2014-05-08 (木) 00:23:24

      • (話は半日ほど前にさかのぼる)

        (今は亡きエワルド老は、もしもの時の遺産分与の誘いを世界中にばらまいていたらしい)
        (昼間の協議では、故人の蔵書のなかでも特に知られた品々が俎上にあがり、名うての蔵書狂たちの手に渡っていった)
        (そんなことをかれこれ三日も繰り返している)
        (しかし、本当の目玉はいまだに行方知れずのままだ)
        (世の神秘家に知らぬ者はいないヘルメス・トリスメギストスの遺産。それが雲隠れしてしまったというから大変な騒ぎになった)
        (当然、誰もが血眼になって探している。けれど痕跡さえも見当たらず、実在を疑う声すら出始めているという)

        (それはそれとして。今宵も僕は見知らぬ一室に迷いこんでいた)…おや、こんなところに部屋の入口が?
        (さすがは蔵書家の屋敷、というべきか、無数の小部屋に踏み込むたび新しい発見があるのだから驚かされる)
        (ほんのささやかな眠たさを我慢して、月明かりの下に持っていけば一晩に二、三冊は読める計算だ)
        (そんなわけで、夜を徹した深夜徘徊も三日目にさしかかっている。経験則から言えば───そろそろおかしな幻覚が見えはじめる頃だ)
        -- アマネ 2014-05-08 (木) 00:23:47
      • (その前触れか、アマネの視界の端でふわりと何かが動いた。わずかな月明かりを写して輝く何か)
        (本を読み始めていたら気付かなかったであろう一瞬の動きと僅かな音が少しずつ遠ざかっていく。追いかけて行くならば、そこには新たな扉が見つかるだろう。)
        (小さく頑丈なその扉の鍵はなぜか開いていた。誘うが如く。) -- 2014-05-08 (木) 00:45:51
      • (月明かりをたよりにくすんだ金文字を読み、今夜の読み物を見繕っていた。その動きがふと止まって)
        誰かいるのかい? それとも、これも気の迷いかな…(導かれていく先に扉を見つけ、短冊状の紙片を抜き出す)
        (螺旋形に引き絞られた紙を使って錠前の内部機構を探り、怪訝な顔をした)はじめから開いてた…のかな、これは。
        あまり嫌な感じはしないけど…よくわからないな。ま、いいさ。面白そうだし。(興味津々で押し開けて)
        -- アマネ 2014-05-08 (木) 01:01:13
      • (膨大な蔵書が仕舞われた書庫の中、その小部屋にはガラスケースに収められたたった一冊の本だけが置かれていた。)
        (それなりの質の革による装丁はそれだけであればそこそこ高価ではあるがこんな所に保管するほどの本とは思えない。表紙に嵌めこまれた翠の板の欠片だけが鈍く輝いてその評価を否定しているようだった)
        (それが本物のタブレットの欠片かどうかはともかく、輝きは期待を抱かせるのに十分であったろう。)
        (すなわち、翠玉碑文。それはそこにあった。誰か相応しい者を待つかのように。) -- 2014-05-08 (木) 01:15:41
      • (窓のない小部屋の中央、たった一冊の本が眠る陳列ケースにエメラルドのきらめきを見た)
        (月明かりもまばらな闇夜にあって、それ自体が光源となって淡い燐光を放っている様にも感じられる)
        (蔵書家の城に納められた幾千万の書物が色あせてしまうほどの誘惑。ふと気が付けばその目の前に立っていた)
        僕を呼んでくれたのは君かな? お招きにあずかって光栄だね。君に会いたくてはるばる出張してきたんだ。
        (カード状の紙片でガラスを四角く切り抜き、書物をベルベットの寝床に縛る透明な樹脂の枷を一本ずつ切断して)
        さあ、出ておいで。今日から君は自由の身だ!(手招きして、指先ひとつ触れぬまま目の高さに浮かべ、腕を横薙ぎに払う)
        (軽やかに本が開かれ、爛々と赫く輝く視線が扉の標題に注がれた) 「下のものは上のもののごとく───」
        -- アマネ 2014-05-09 (金) 06:32:47
      • ――上のものは下のもののごとし。
        (背後からアマネが読む文章を同時に音読する声が聞こえる。大量の本で埋め尽くされた閉鎖空間には似つかわしくない柔らかで舌足らずな少女の声。あまり愛想の良い調子ではなかったが)
        (振り向いたならば目の前の本にも似た2つの翠光を見ることだろう。月明かりもほとんどささない小部屋の中、他の部分は闇に紛れてはいるがどうやら人間の目のようであった)
        ……どうするの?
        (音読をやめてぽつりと問う。静寂の中では静かな声もはっきりと響いた。名乗ることも誰何もせず、少女の言葉は続く)
        その本、どうするの? -- 2014-05-09 (金) 07:06:34
      • (予想だにしない方向からの声、あどけなくも甘やかに続いた文句は件の宝物に刻まれた碑銘のとおりに)
        ───「我は黒し、されど美はし」(闇に溶けこむ黒髪に褐色の肌、翠眼の少女の姿を認めた)
        (誰とも知れぬ相手に答えなければならない道理はない。秘宝を守る罠の可能性も一考に値する)
        (けれど、その問いかけは不思議と力強くて、心震わせる音がしたから)ここから連れ出そうと思ってる。
        たった一冊きりだけど、好きに選んでいいそうだから…今日からこの子は僕の家族だ。
        今度は寂しくないはずだよ。なにせ、僕は彼より大ざっぱだし片付けのできない人間だ!
        ほかの子たちとも一緒にいられる。すぐに仲良くなれるさ。ところで君は誰だい?
        -- アマネ 2014-05-09 (金) 22:33:31
      • そう
        (アマネの言葉を聞いて一言。感情の伺えない静かなトーンではあるが、どことなく安心したような様子ではあった)
        もう、閉じ込めない?ちゃんと読んでくれる?(名乗るより先に質問を並べた。どうなの?と言うようにかしげた首と共に揺れる艶やかな黒髪)
        それなら、答える……私は……翠玉碑文。その本そのもの。(アマネの力によって浮いているはずの本のページがが少女の手の動きと共にめくられていく。)
        私の事は、どこにも書いていないけれど…… -- 2014-05-09 (金) 22:49:30
      • 後生大事にしまっておかれるだけなんて、存在しないのと大差ない…本は読まれてこその存在だ。
        その点は安心していいと思うよ。僕は答えを急がない。たっぷり時間をかけて読まないともったいないだろう?
        書いてあることの端から端まで、ちゃんと理解できるまでは何度でも読み返す。何度でもだ。そうしないと気が済まないんだ。
        にわかには信じがたいけど…(事例だけなら十指に余るほど挙げられる、血肉を備えた書物の伝説。緋色の瞳が輝きを増して)
        これも叡智の父のお導きかな。僕はアマネ・マドカ・ファインマン! ここよりずっと東の方から来た。君の噂を聞きつけてね。
        さて、どうだろう…君の本質はなにか別の方法で記されているのかもしれない。機械言語とかさ。見えてないだけ、というのもありえる話だ。
        -- アマネ 2014-05-09 (金) 23:15:33
      • (感情を表現するのに慣れていないのであろう、表情にはさしたる変化のないまま頷く。何度も繰り返し。それはきっと嬉しいと言う事なのだろう)
        私はそれを、待ってた……もう一度読まれたい。私の古さじゃなく、内容を見てほしい……きっとそれを、待ってたんだ……
        名乗り、人間には必要……そしたら、エムロード。私はエムロード。名前に聞こえる、かな(緋の瞳と翠の視線が交差する。)あなたは色々知っていそう……
        アマネ・マドカ・ファインマン、あなたは本としての私を読む……人の姿の私は、邪魔?(再び首を傾げる。無表情だがその質問は否定して欲しそうではある) -- エムロード 2014-05-09 (金) 23:29:43
      • 期待してくれても構わないよ。でも、僕ら本の虫は自分の欲求ばかりに忠実で、身勝手なエゴでいっぱいの生き物だ。
        もしも君を悲しませてしまったときには…それは違うと声をあげてほしいな。深遠なる叡智の書にはお手のものだろう?
        うん、素敵な名前だ。よろしく、エムロード!(力ある魔導書を手に取り、そっと胸に抱きしめて)
        そんなことはないけど。でも、誰かと一緒に暮らすの、本当に久しぶりで…本だから気にしなくていいのかな。
        読みたいときに元の姿でいてくれるなら、あとはご自由に。良くも悪くも、僕は君を本として扱うだけだ…という答えでどう?
        -- アマネ 2014-05-09 (金) 23:58:00
      • それでいい、欲するままに、私の全部を読んでくれればそれで……でも、出来ればページは綺麗に……読書中の飲食、ドッグイヤー禁止……そう言うのあったら、うん、言う
        そう、ありがとう……アマネも、いいと思う……多分、いい(まだ人間の常識や感覚には自信が持てない)
        分かった、それで十分……人の姿は移動できるから、いいと思う
        うん、そうする……今からもう、私を読む?(それなら消えるけど、と問う。) -- エムロード 2014-05-10 (土) 00:09:23
      • もちろん! 元よりそのつもりだよ。(プレゼントの包みを抱えた子供みたいな笑みを見せて)
        ひとまず場所を変えた方が良さそうだけど、問題は…どうやってここまで来たのか覚えてないことだ。
        僕の部屋に戻るにしても、万が一にも人目につかないルートを使った方がいいかもしれない。
        2階のゲストルームの奥の、東南の角部屋だ。よかったらこのまま案内してくれないかな!
        -- アマネ 2014-05-10 (土) 00:32:20
      • ここは、奥だから……迷っても仕方ない(笑顔をしばらく眺めたあと背を向けて部屋を出る。ついて来いというように)
        この時間、どこを通っても多分人はいないけど……そういう事なら、少し遠回り。きっとアマネも喜ぶ……(通路ではなく隠れた書庫を辿るルート。稀少本もそこかしこに並んでいる)
        次はこっちで……確かここは、こっち(本棚の間を縫うように歩く。着いて行けばやがて目的地へ出られるだろう。はしごを登ったりベランダを通ったりと多少妙なルートではあるが) -- エムロード 2014-05-10 (土) 00:56:10
      • やー着いた着いた! 眼福だったね。目の毒だよあれは。(紙使いの技を披露して道なき道をショートカットしたりした)
        (幾千万の蔵書が散逸する前の最後の姿を記憶にとどめた。さんざん道草を喰って帰り着いたころには、空が白みはじめていて)
        さすがにお屋敷のことは詳しいなぁ…あの部屋に閉じ込められる前はもう少し好き勝手できてたのかな。
        それはさておき。ここが僕の部屋だ。今日のお昼すぎまでの期限付きだけどね。見てごらんよこの大きなベッド! 暖炉! 安楽椅子まで!
        そろそろ出て行かないといけないのに贅沢に慣れちゃいそうだ。(ベッドに寝転がり、宝物を天井に向けて高々とかかげて)
        ねぇ、エムロード。翠色の君。このお屋敷を出て行く前に最後の挨拶をしていこう。君を譲ってもらった義理もある。
        彼が化け出てないように、決着だけは付けていく。君にも手を貸してもらうよ、ふふふ…ふふふふ。ふふふふふふふ…。
        (本を胸に抱き、愛おしそうに頬ずりをして。サイドテーブルの明かりをつけると、裸眼になって古びた遊び紙をめくるのだった)
        -- アマネ 2014-05-10 (土) 21:58:26
  • さて、どのタイミングで乗って行くべきでしょうか
    幻覚として登場、くらいですかね? -- エムロード 2014-05-08 (木) 00:33:22
    • ひみつの稀覯書室で黒髪少女の幻影を追いかけていったら本があって…みたいな。たぶんそういう。 -- アマネ 2014-05-08 (木) 00:37:20
      • ではこのような具合にお誘いしてみます。勝手にもう一つ扉作ってみたけどいいですかね -- エムロード 2014-05-08 (木) 00:46:34
      • ニア ガンガンいこうぜ -- アマネ 2014-05-08 (木) 01:02:31
      • ということでガンガン行っていますがちょっとそろそろ時間です。申し訳ないですが続きは明日ということでお願いできますでしょうか…… -- エムロード 2014-05-08 (木) 01:16:50
      • ご丁寧にどうも。平日だものね。おやすみなさい…。 -- アマネ 2014-05-08 (木) 01:39:19
      • そういえば冒険はしてる扱いになるのでしょうか、動向挨拶に行くべきか否かでちょっと悩んでますけどマスター的にはどちらが好ましいとかあるでしょうか -- エムロード 2014-05-08 (木) 21:38:11
      • 熱っぽかったから昨日は休ませてもらったよ。申し訳ない。冒険ね、冒険…どちらでも結構、というのが答えになるかな。
        その辺は自由だ。君の好きにさせるだろうし、社会勉強だとかなんとか、それらしい名目をつけてもいい。
        僕はたぶん冒険には出ないと思う。なぜって、読みたい本が山ほどあるからさ! -- アマネ 2014-05-09 (金) 06:56:56
      • いえいえ、とりあえず無理はしないでいただければ……今はもう少しはマシなようならいいんですけど
        なるほど、そういう事であれば冒険をしている体を取らせてもらおうと思います。教えてないことを覚えてきてマスターを困惑させたりしてみたいし、お世話にお金が必要だったりするかもしれないですし、といった具合で -- エムロード 2014-05-09 (金) 07:10:10
      • 魔導書に養ってもらうなんてそんな不謹慎なこと…
        優秀なダメにんげん製造機らしきスメルがぷんぷんしてて素晴らしいね。心おきなく社会不適格者をやれそうだ! -- アマネ 2014-05-09 (金) 22:43:31
      • いいんですよ……
        同じく社会不適合というか浮世離れ気味な本ですけどいつの間にか世話やき役が交代しているのもアリなのではないかと思います -- エムロード 2014-05-09 (金) 22:55:13
      • 許された…宮仕えのお給金のほとんどは古本市でパーッと消えていくので安心してほしい。 -- アマネ 2014-05-10 (土) 00:00:47
      • わぁ、この安心できない感……じゃあ冒険とかでお金を稼いで生活の面倒を見つつ新たに迎えられる本に嫉妬したりする感じでしょうか……何かダメな関係っぽく聞こえてきましたけど -- エムロード 2014-05-10 (土) 00:22:11
      • 完全なヒモじゃないのでセーフ! 僕に稼ぎがなかったらあやういところだったね…じゃあこんなところで一旦締めようか。 -- アマネ 2014-05-10 (土) 00:34:36
      • セーフですね、趣味人なだけ!ちょっと時間を頂いてしまいましたがこんな感じでしょうか?とりあえず目的地につきましたよということで -- エムロード 2014-05-10 (土) 01:03:54
  • というわけで、こんな風にして僕らは出会ったわけだ。
    この街は人種の坩堝で技術の闇鍋みたいな場所だから面白い本も沢山あるだろうと見込んでとどまることにしよう。
    住まいはそう簡単に床が抜けない場所がいいだろうね。遅かれ早かれ古本屋の倉庫みたいになるだろうから。 -- アマネ 2014-05-10 (土) 22:02:16
    • 人の姿を持つ本も一杯いますしただの本もいくらでもありそうですよね、図書館もいくらかありますし
      となるとやはり1階になるんでしょうか、家具はそんなにないけど広い平屋の一軒家みたいな……見た目は簡素でも気温や湿度の管理はできるといいかも -- エムロード 2014-05-10 (土) 22:54:59
      • 本をたくさん置くことを考えると風通しのいい部屋がいいだろうね。湿気がこもる造りはいけない。半地下なんて論外だ。
        平屋の建物だって床が抜けることはあるわけだから…古くても造りがしっかりしてる建物を借りて住むようなことになるかな。
        読み終えた本はまとめて極東送りにするとして、「島流し…?」ってそわそわ荷造りするエムロードを眺めたいね。眺めていたい。 -- アマネ 2014-05-11 (日) 00:15:43
      • なんとなく本棚にしまうよりもその辺に積み上げているようなのが似合う感じの部屋とかいいですね
        ライバルが減ってほっとする反面自分も読み終わったらああされちゃうんだと思って最後まで読ませようとしなかったり…… -- エムロード 2014-05-11 (日) 00:35:28
      • そういえば、参加者リストなるものがあるそうだから時間のある時に書いてみたらどうだろう。
        遅まきながら僕も昨日か一昨日の晩に書いておいたよ。形ばかりのものだけど、一応ね。 -- アマネ 2014-05-11 (日) 19:34:38
      • 何だか書いた気になってたんですけど全然でした……ありがとうございます、書いておきます -- エムロード 2014-05-11 (日) 22:40:51
      • 服は中国製ってしまむら的なアレかと思ったら装丁の話だった! 黒髪褐色チャイナもいいんじゃない? 白とか似合いそうだ。 -- アマネ 2014-05-11 (日) 23:36:54
      • 大体そんな感じです、しまむらファッションも何だか野暮ったさがいい味な気もしていますけどやっぱりチャイナのほうがいいですね
        マスターと一緒にチャイナで大立ち回りみたいなのもアリかもですね、チャイナタウン的な所で非合法に取引される本回収的な -- エムロード 2014-05-11 (日) 23:41:10
      • 激甚災害のトリガーになりかねない禁書の回収業務とか、盗まれた本を取り返してほしいと人に頼まれたりね。
        前者はNPTみたいに国際的な禁書拡散防止機構がらみのお仕事で、魔術テロの芽を事前に摘んで回ってる…みたいな。
        決めた。お団子を付けよう。チャイナといえばシニョンだよ。で、描き始めたはいいけどまだまだ時間がかかりそうだ!
        けっこう筆が遅い方だからまあ気長に待っててほしいな。 -- アマネ 2014-05-12 (月) 02:40:07
      • 人にならないまでも本物の魔導書とか一杯ありそうですしね、それで回収した本を読むために持って帰ろうとするマスターを必死に止めたりですね
        いいですねお団子、何がいいって頭に何かついてるのが可愛い。中身がどうなってるのかよく知らないですけど
        はい、それはもう気長に楽しみにさせていただきます -- エムロード 2014-05-12 (月) 21:35:58
  • お届けモノです -- 2014-05-28 (水) 23:22:06
    • お届けものその2だ! 同じ絵が元になっててもすこしずつ解釈が違うのが面白いね…お待ちどうさま! -- アマネ 2014-05-28 (水) 23:28:20
      • サプライズアンド待ってましたでありがとうございます!泊まりこみで仕事してる間にwikiが復活してて貰い物までとは
        お返しなどもしたいところですけどどうなるやら……とにかくありがとうございました、6月からは霊圧も安定すると思います -- エムロード 2014-05-30 (金) 20:07:14
      • あと土曜は多分またも仕事で日が変わるくらいまで帰れない気がします…… -- エムロード 2014-05-31 (土) 01:19:33
      • そちらの方がずっと大事なわけだし、お気づかいなくだよ。
        実は長期戦になるかと覚悟して積み本一気に増やしちゃったんだ…嬉しい悲鳴?だねふふふ…。 -- アマネ 2014-05-31 (土) 02:22:55
    • りっパーさんの不幸がさり際に発動してる…!(お邪魔するチャンスかしら?とおもうあたい) -- ゲまスーノ 2014-06-02 (月) 00:11:02
      • 文通でも構わなければ、どうぞどうぞおいでませ! 本のある場所ならどこにでも現れる僕だから、ロケーションはお好みでね。 -- アマネ 2014-06-02 (月) 01:03:24
      • すごい音がしてる!っていう直後からのぞいてみようかしらー(デートからあぶれてお暇中のあたい) -- ゲまスーノ 2014-06-02 (月) 01:06:39
      • 見た感じ本や紙にとても関係した能力をお持ちなのでアマネさんのほうを本むすと勘違いしているあたい -- ゲまスーノ 2014-06-02 (月) 16:18:23
  • ドーモ、お二人さん。ブラックゴートです(長杖を携えて正座) -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 22:40:20
    • ドーモ、ファインマンです。(オジギ)焚書官みな殺すべし。慈悲はない。 -- アマネ 2014-06-07 (土) 22:43:30
      • あれそっちが殺す気満々なの???(遅れて挨拶しながら)
        そんなわけで因縁をつけさせてもらおうかなと思い至りまして、あ、これどうぞ(山吹色のお菓子を詰めた重箱を差し出す) -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 22:47:49
      • もちろん、僕らの同業者全員にとっては不倶戴天の大敵だ! 書誌調査室にもお尋ね者のブラックリストが回ってる。
        エムロードが戻るまで一対一で構わなければ共用コメント欄を二つに増やしてお越し願おうかな。あ、どうもどうもご丁寧に…。(オハギをお出しする) -- アマネ 2014-06-07 (土) 22:56:55
      • ブラックリスト…ですよね(納得)
        軽い戦闘とかいれたいとは思うので、エムロード氏にも居合わせていただきたいところですがさてさて。
        一人でいるところを襲撃してもいいのですが。 -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 23:08:29
      • 本に関わる者からすれば、古代ローマ式の記録抹殺刑が相応しいところだろうね…逆に記録に残して、本にしてしまってもいい。
        あの子が途中からまざっても違和感のない流れでどうにかこうにか! やり方はどうぞお好きなように。 -- アマネ 2014-06-07 (土) 23:17:05
      • どうにかこうにか混ざればいいという具合でしょうか、これは! -- エムロード 2014-06-07 (土) 23:35:33
      • では失礼して…と。本の匂いに誘われて一人でふらふらと図書館に迷い込んだあたりで一つ。 -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 23:36:33
      • おかえりエムロード! 現代を生きる座敷わらしにして漂白のボヘミアンたるファインマンさんの面目躍如というところだね。 -- アマネ 2014-06-07 (土) 23:43:43
      • あ! ドーモ、エムロード=サン。ブラックゴートです(お辞儀)
        とりあえず魔導書を燃やす焚書官として因縁をつけにきたところでして。アマネ史が一人で動いても合流できたりできそうですか? -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 23:44:34
      • ドーモ。ブラックゴート=サン。エムロードです。(オジギを返す)
        ということで只今戻りました、図書館で何かということで、忘れ物届けたりなんかで偶然追いかけて行っちゃう系でしょうかこの場合 -- エムロード 2014-06-07 (土) 23:51:46
      • それが妥当ですね、本のある風景にふらふらと紛れ込む主を探すのは大変でしょうがそこは契約者の魔力を追いかけて頑張ってください(チャキッ) -- 黒山羊さん 2014-06-07 (土) 23:52:55
      • では適当なタイミングで……戦闘開始直後くらい?何かしら合図してくれたら入る感じとかでしょうか -- エムロード 2014-06-08 (日) 00:07:12
      • 入りたい! というタイミングでエントリーしてくれてもいいですし、アマネ史が呼ぶ声に応えてもいいかと
        臨機応変に組み立てていければ! -- 黒山羊さん 2014-06-08 (日) 00:09:48
    • やだナチュラルにビブリオマニアだわこの人… -- 黒山羊さん 2014-06-08 (日) 00:23:43
      • まがりなりにも国家公務員の端くれだから万万が一衛兵さんに逮捕されても保釈してもらえるわけさ! ただし経費は給料から出る。 -- アマネ 2014-06-08 (日) 00:44:12
      • さてまあ、この後躊躇なくぶっぱなすんですが。
        ちょっと待ったコールとか入れます? 引き金を引く直前乱入とか -- 黒山羊さん 2014-06-08 (日) 01:55:58
      • 戦闘開始直後かちょっとピンチ目な時に乱入が美味しいかなって思わなくもんないので様子をうかがっていたりはします -- エムロード 2014-06-08 (日) 02:03:34
      • 一発目は空砲だと聞いたことがある…。(どきどき) -- アマネ 2014-06-08 (日) 02:06:28
      • えっ、誰がそんな噂を? 警察じゃないんですよ???
        とはいえ今日はちょっときついので、お休みしてきます…起きてから次のシーンばーんします…(おやすみなさい…) -- 黒山羊さん 2014-06-08 (日) 02:13:54
      • えっ。もはやこれまでか…不甲斐ないご主人を許してほしい。許してくれるね。おやすみなさい。 -- アマネ 2014-06-08 (日) 02:31:41
    • 思った以上にド派手な戦闘になってきてて怖い
      ともあれ、そろそろエムロード=サンが飛び込んできてもよさそうな -- 黒山羊さん 2014-06-09 (月) 00:08:57
      • よし、ピンチだ! おいでよエムロード! -- アマネ 2014-06-09 (月) 00:23:29
      • とりあえずシリアスめに駆けつけてみました、多分まだお弁当抱えたままですけど -- エムロード 2014-06-09 (月) 00:40:50
      • シリアスが台無しになるくらいかわいがりたくなってくるね…エムロードがどうにかしてくれたあと消火機構が作動して炭酸ガスブシューって感じかな? -- アマネ 2014-06-09 (月) 01:08:31
      • お弁当を投げ捨てて走るかどうかでちょっと迷いましたが、このような形で時間稼ぎは出来そうな感じでしょうか -- エムロード 2014-06-09 (月) 01:16:54
  • 都会のアマネ・ファインマン ID:512887
    ──黄金暦280年 2月、バスルームにてシャンプーが目に入って死亡── -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:25:12
    • 気付いたら野垂れてたよ…一寸先は闇だ! 明日が見えない! 最近は死亡報告もあまり見なくなったね…気のせいかな? -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:29:25
      • ガチ死に向かい突き進む運命でなくて安心しましたが、死亡報告はまぁあまりみないですね……あまり重要視されなくなってきてるのかもしれません -- エムロード 2014-06-14 (土) 01:18:16
      • 家庭の事情で数日家を離れてました……すみません -- エムロード 2014-06-23 (月) 23:26:09
      • 事情はわからないけどお疲れさま! そういう時は遊びは二の次だよ。こちらこそ気を遣わせてしまったみたいで…。
        さて、そろそろ次が見えてきた様だけど、このあとのご予定は? -- アマネ 2014-06-24 (火) 00:23:08
      • 予定は特にないんですけど、だらだら続けるのも今すぐにやめてしまうのもちょっともったいない気分はありますね
        そちらのご予定としてはいかがでしょうか? -- エムロード 2014-06-24 (火) 23:32:31
      • 惜しまれるくらいがちょうどいいこともあるさ。でもせっかくだしファインマンさんの正体は明かしておきたいかな! -- アマネ 2014-06-26 (木) 00:24:27
      • その辺は聞いておきたいところですね、組織の実態とかも気になりますが -- エムロード 2014-06-26 (木) 00:31:46

Last-modified: 2014-06-26 Thu 00:31:46 JST (3585d)