名簿/475270

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  • ……ここ、かあ(手にはメモ、背には旅行用の荷物を抱えて家の前に立つ長身の女)
    (両目を眼帯が覆っているが、どうもこの家の主に空間魔術を習いに来た、という風情ではないらしい)
    間違いないわよね、うん……よし(何度かメモの住所を確かめたあと、扉の前に立つ)
    (ごくり、と緊張したように生唾を飲み込み、深呼吸してからドアノッカーを控えめに叩いた)
    すいません、どなたかいらっしゃいますかぁー? -- リル? 2013-02-24 (日) 20:31:27
    • (暫くの間の後、ドアの向こうから明るそうな声が響いてくる)ほいほい、おまっとさーん。どちらさんでしょかーっと
      (扉が開けばドギツイ桃色の髪ひょこんと飛び出す、見た目20台後半のように見える…男とも女とも取れるような顔立ちだ)
      ん、あんま見ぃひん顔やんな、仕事の依頼かなんかか?御用は俺か、それとも嫁さんの方かな?
      俺は暇してるから何でも構わへんけど、嫁さんは忙しいからなぁ、ご期待には添えへんかもしれんけど
      (見たところ全くの無警戒、初対面だというのに馴れ馴れしく笑い流れ声をかけてくる)
      -- レディング 2013-02-24 (日) 20:50:26
      • わっ(てっきり使用人かだれかが応じるかと思っていたら、予想外に明るい声が返ってきて驚く)
        ……あ、どうも(ぺこり、とお辞儀)ええと……私、リルって言います。ルー・リル=ラ=ノイシュタルトです。
        そのぅ、ここにレディング・イシザネさんとスイ・イシザネさんがいらっしゃるって聞いて……。
        (忙しい、と言われて困惑したが、この場所を教えてくれた人の言葉通りに従うことにした)
        あ、えと。ぱ……しょ、ショーテルっていう名前を出せば、多分通してもらえるって聞きました! -- リル? 2013-02-24 (日) 20:54:59
      • (名乗りを聞けば思考を巡らせる、しかし一度では覚えられないであろうが、忘れはしないであろう名前に聞き覚えは無く)
        ルーリル……………すまん、覚えれへんかった。少なくとも初めて聞く名前やな。(ふむ、と値踏みするようにリルの立ち姿を眺め)
        ん、どっちかって訳じゃなく俺等両方に用事か、それもまた珍しいなぁ…って、ショーテル?
        (訝しげな目もその名前を聞けば途端、親しみを感じるものへと変わり)なんやショーくんの知り合いか!
        そんなら身内も同然やな、まま、立ち話もなんやし上がって上がって(扉を開け屋内へと招き入れれば)
        スイー、お客さんやー!ちょっと来たってー(居間へと案内しつつ、家の奥に向かって声をかけた)
        -- レディング 2013-02-24 (日) 21:07:54
      • あ、あはは……まあ、リルって覚えてくれればいいですよ。もしくはタルトで(自分の名前が長いことは自覚しているので苦笑)
        (その笑みもよく見ればおずおずと伺うようなものであり、はたして彼の名前が意味をもったか訝しむ)
        (……が、すぐさま目の前の人物の様子が変わったのを見て、聞いていたとおりの効力があったようで胸をなでおろした)
        よ、よかったあ、ぱーぱありがとう……じゃ、なくて! こほん、えっと。そうなんです、私、王様の義理の娘でして。
        (そんな風に自己紹介して、ぺこりとお辞儀しつつ敷居をまたぐ)……あら? ショーくん……? 王様のことそんな風に呼ぶのってたしかレディングさんって……。
        え、じゃあまさか!?(話に聞いていた年頃から考えてもっと年季の入った見た目を想像していたらしい。しかしその驚きも、スイの名前が出るとかちこちという緊張に取って代わった) -- リル? 2013-02-24 (日) 21:14:51
      • はーい、ちょっと待ってて。すぐ行くから。(返事から少しし、杖が床を打つ音とともに居間に顔を出す)
        お客さんってわざわざ呼び出すってことは、誰か外の方?(目を閉じ、杖を突いたままリルの前まで歩を進める)
        こんにちは、私が石実翠です。……あら、なんだかちょっと懐かしい感じ。(お辞儀をした後、少し首を傾げる)
        良かったらそっちのソファ座ってね。この辺り階段多いから疲れたでしょ?
        あなた、今日は私のお客さんだからお茶はよろしくね?(ちゃちゃっとリルにソファを勧め、レッドの方へ目配せをする)
        ……よいしょ、と。さて、今日はどうしたの?(眼帯に隠れた目を見つめるように閉じていた目を開き、微笑む)
        -- 2013-02-24 (日) 21:36:46
      • れ、レッドさんに、す、ススススイさんが……つ、ついに……!!
        (ガチガチに固まった様子でスイを出迎える。懐かしい、と言われた。きっと、義父の匂いを感じたのだろう)
        あ、あなたが……あ、私です! 私がリルです、ど、どうも!(目が見えないということを思い出し、大声で自分の位置を知らせるように挨拶した)
        (実際は緊張のせいで上ずっているのだが。ぎこちなくソファに腰掛け)ええっと、その、私、えっと……ぱ、ぱーぱ……じゃなくて、ショーテル王の! 義理の娘、でして!!
        その、ずっと……お話、聞いてました。お二人のこと、とっても大切なご友人だって、それで、えっと……。 -- リル? 2013-02-24 (日) 21:56:06
      • あいよ、ちゅーてもまぁ、俺等二人への客やけどな。聞いての通り、ショーくんの娘さんやって。
        (居間から程近いキッチンへと引っ込み)義理のー言うたってこんな大きい娘さんがショーテルにいるとはなぁ、報告くらいせえっちゅうの。
        俺等に子供が出来たっちゅうたら飛んで来てあーだこーだ世話焼いてったっちゅう癖にな。名付け親までしてったんやであいつ。
        まぁ名前付けてって頼んだんは俺等やけどな。(手際良くお茶を淹れながらぺらぺらと喋る声が聞こえてくる)
        (リルの緊張を見て取って、それを解そうとしているのか、それともただ単にお喋りなだけなのか)
        はいよ、リルちゃんにはミルクティーな。まぁそんな緊張してへんで、親戚の叔父さん叔母さんに会いに来たってつもりで構へんのやで?
        (肩をぽんぽん、と叩いてからスイの隣に腰掛ける。浮かべる笑みもリルへの態度も正しく血族へのそれのよように柔らかい)
        -- レディング 2013-02-24 (日) 22:52:07
      • リルね。改めてよろしくね。ふふ、そんな緊張しないでいいじゃない。お話もしづらいでしょ、リラックスリラックス。
        こういう時はつべこべ言わずにお茶淹れるの。そういう細かいこと言ってると奥さんに嫌われちゃうわよ?(頬杖をついて笑う)
        あ、お茶ありがと。ショーテルの娘さん?へー、そうなんだ。
        謁見の場とかじゃないんだし、無理しないでパパって呼んでもいいじゃない?(何度か言い直してるのを聞いて困ったように笑う)
        もしショーテルがそれで怒るなら私から文句言ってあげるから。ね?(お茶に口をつけ、微笑む)
        -- 2013-02-24 (日) 23:08:19
      • (指摘されると、自分が慣れ親しんだ方の呼び方をしていることに気づいて真っ赤になって口を抑える)
        あ、あわわわ……いや、ちが、外ではきちんと呼ぼうって、フェリックスさんの時と同じだ、うううう……っ!!
        (頭を抱えて落ち込んだところで肩を叩かれ、ミルクティーの香りに顔をあげる。並んで座る二人の優しげな笑顔は、父が自分に向けてくれるものと同じ)
        ……あ、ありがとうございます……(お茶に口をつけ)甘くて美味しい……(ほう、と吐息を漏らした)
        (それからは幾分リラックスした様子で、しかし尊敬をたたえた様子でカップを置き、改めて頭を下げる)
        改めて、お会いしてくださってありがとうございます。ずっとお二人に会ってみたかったんです。
        ぱーぱから何度も聞きました。養成校でのお二人の歌と、ぱーぱと一緒に音楽をやってたレッドさんのお話!
        その、実は私、アイドルを目指してるんです! ……過去形になるかもしれない、ですけど。
        音楽に興味を持ったのも、お二人の話を聞いてたからで……だから、憧れの人っていうか! 尊敬してます! -- リル? 2013-02-24 (日) 23:17:14
      • この歳になって捨てられたら俺どないしたらええか分からんのやけど…堪忍して下さい奥様…
        一生一緒にいたって下さいよぉー…(わざとらしい程情けない顔をして縋りつく)
        あはは、なんや尊敬なんて言われるとここら辺むず痒くなってくるなぁ、子供等にもそんなん言われたことないわ俺(照れ臭そうに頭を掻いて)
        まぁしかし、俺等の話聞いて音楽に興味持ってくれた、っちゅうんは素直に嬉しいわ。あの頃はホント、音楽に情熱傾けてたからなぁ。ショーテルと仲良くなったんも軽音楽部やってたからこそってところ無いわけとちゃうしな
        …しかし、過去形になりそうて。なんか、壁にでもぶつかってるん?
        -- レディング 2013-02-24 (日) 23:41:49
      • (この人は、フェリックスさんと似ているなと感じた。おどけているように見えて、その実人のことをしっかり見ている)
        (スイにしてもそうだ。彼女の目は見えていないのに、まるで隠している自分の目を見ているようだ)
        (だから、言葉もすんなり出た)……はい。実は、この間ステージに立った時……お客さんに、笑われちゃって。
        こんな大きな体に、わけのわからないもので目を隠して、アイドルらしくないって……それで……。
        (声が落ちる。俯き、肩を縮こませた)……あ、これ、別に目が見えないっていうわけじゃないんです。
        なんていうか、私、ちょっと変な生まれで……人を魅了する力が眼にあって。
        それをアイドル活動に使いたくないから、こうして隠してる……つもり、だったんですけど。 -- リル? 2013-02-24 (日) 23:48:12
      • ふんふん…なるほど、な。なんとなしに予想はしとったけど、ショーテルと同じで迷宮の生まれっちゅう事か。
        (考えこむように腕を組み、暫し宙に視線を彷徨わせる)若い頃は皆色々と悩むもんやんな
        普通とは違う産まれだったら尚更や。俺もそうやったからな、学生やってた頃なんかそらもう延々と悶々としとったし
        若い時の苦労は買ってでもしろってな、それで思い悩んで、壁にぶつかるんはええことやと思うよ。
        せやけど、ステージの上にまでそれを持ち込んだらあかんわな。ステージっちゅーんはな、なんちゅうか…
        (なんと表現すべきか、いまいち言葉が出てこないようでこめかみをトントンと叩いて)
        -- レディング 2013-02-25 (月) 00:06:37
      • (お茶をのみながら静かに話を聞く)
        なんだか、学生の頃の自分見てるみたい。(笑って頬杖をつく)
        ね、お客さんに笑われて、歌を聞いてもらえなくてどう思った?
        -- 2013-02-25 (月) 00:30:08
      • ええと……(言葉に迷っている様子のレッドをちらりと見つつ、問われればこちらも思考して)
        ……とにかく、落ち込みました。私が今までしてきたことはなんだったんだろう、って、何度も自問自答して……。
        どうしてアイドルになったのか、何をしたかったのか、なんでここまで頑張ってきたのか……全部わからなくなりました。 -- リル? 2013-02-25 (月) 00:31:34
      • なんだ、何を思い出せばいいかわかってるじゃない。
        そうねー、歌うの好き?ちっさい頃でも今でも、どちらでも。
        -- 2013-02-25 (月) 00:40:43
      • ……それも、実は(両手を膝の上に置いて、俯く)今考えると、わからないんです。
        私が歌い出したのは、お二人の話を聞いて、ぱーぱの楽器を聴いてから。それから段々、アイドルを目指すようになって……。
        はじめは、大層な目的なんてなかったのは確かです。今は……どう、なのかな。失敗してから、全く唄ってないから。 -- リル? 2013-02-25 (月) 00:45:21
      • その頃、リルが歌ったらショーテルは喜んでくれた?
        ショーテルって子供できたら絶対親ばかだろうなってあたし思ってたんだけど。(ふと思い出したようにおかしそうに笑い、静かに見つめる)
        -- 2013-02-25 (月) 00:55:00
      • あっ、それはもう!(ぱっと表情を輝かせて)あの、レッドさんから預かったギターとか使って、私のために何度も演奏してくれて!
        フルートとか、ドラムもそうですし、いろいろな楽器で聞かせてくれるんです! まあ、歌唱力は、私、平凡なんですけど……えへへ。 -- リル? 2013-02-25 (月) 00:56:34
      • ふふ、やっぱり。なんとなく想像できるなー。あたしもあなたの声好きよ。気持ちのいい声だわ。
        ショーテルがリルのアイドルとしての一番最初のファンだったんだね。
        ;きっと、ショーテルに喜んでもらえてリルは嬉しかっただろうし、歌うのも楽しかったわよね?
        歌うのが楽しくて、喜んでもらえるのが嬉しくて、それが始まりよねきっと。(懐かしむような表情で目を閉じる)
        -- 2013-02-25 (月) 01:08:30
      • 歌うのを、喜んでもらえた……(その言葉に、眼帯の下で目を閉じて過去を思い返した)
        (気づけばいつのまにか迷宮の中にいて、わけもわからないまま怪物に襲われそうになった最初)
        (ここがどこなのか、自分が何者なのか知らないままに生き延び、やがてショーテルに助けられたこと)
        (そして彼の義理の娘となり、歌を知って、のめり込んでいったこと。喜んでくれる父の表情に、心を踊らせたこと)
        ……うん、そう。そうだ……私は、ぱーぱが笑顔になってくれるのが、嬉しかったんだ。 -- リル? 2013-02-25 (月) 01:11:44
      • (何かを考えているのか、二人の邪魔をしないようにしているのか、腕を組んだまま黙っている)
        あぁ、それやそれ。(ピン、と人差し指を立てると何かに納得したように頷いて)
        ステージに立つ以上、人を楽しませてやらなあかんわけや。笑わせるんであれ、泣かせるんであれ、興奮させるんであれな。
        リルちゃんの場合は笑顔にしたい、言うんが原動力みたいやけどな。人を笑顔にしたいって言うんやったらまず自分が笑ってやらなあかんわな
        笑うっちゅー事はつまり、楽しむって事や。リルちゃん、自分がアイドルとしてやってるんは、なんや?
        それは、どういう風に書くもんかな?
        -- レディング 2013-02-25 (月) 01:21:15
      • は、はいっ(びしっ、と背筋を伸ばして話を聞く。どうもかなりバイアスのかかった話を聞かされているらしい)
        ……楽しませる、ですか(そういえば、このレディングという人は、皆を楽しくさせるために青春を駆け抜けたという)
        (そんな中で、自分は何者なのかという悩みを抱え、父とともに乗り越えたとも)
        私が、アイドルとしてやってるのは……歌って、踊って、笑顔を向けて、見せてもらって……ぁ。
        (自然と、眼帯に手が行っていた)……私……そっか。私は……怖かった、んだ。
        私がお二人に憧れてきた理由が、わかった気がします。私には、見えないものを、ただ一度でも見ようとしたり、自分を見つめることなんて……出来ないから。 -- リル? 2013-02-25 (月) 01:28:12
      • さ、分かったなら先に進まなきゃ。自分はダメだって縮こまってたらダメ。女の子は多少ワガママな方が可愛いんだから。
        あ、それと、自分に与えられたものを使うのは何も悪いことではないのよ。
        あたしだって魔法と夏フェスって言う機会、さらに言えばショーテルの力を利用して目的を達成したんだから。(唇に指を当ていたずらっぽく笑う)
        あなたにとって大事なのは自分自身と自分を見てくれている人たちを信じること。
        自分の歌は、聞いてくれている人たちは、魅了の目だけに負けてしまう程度のものなのか。違うでしょってね。(笑い、リルの眼帯を指で小突く)
        -- 2013-02-25 (月) 01:57:11
      • 怖がるっちゅうのは弱いって事や、でもな、弱いっていうのも悪いことだけとちゃうねんで?
        自分の弱さを知る事で、人は成長出来るもんやからな。今リルちゃんはそれを自覚する事が出来た、それは大きな成長やで。
        いや、実はな、似たような奴を俺は知ってるんよ。そいつは自分の弱さを認識出来ずにおって、自分が空っぽなんじゃないかって
        それが原因で友達を、全部を失うんやないかって思い悩んでた。まぁそいつは、俺やとか、他にも沢山の友達に支えられてその「壁」を乗り越えた
        元から立派な奴やったけど、その事を経て更に凄い奴になりよったからな、そいつは
        (誰とは言わない、が、懐かしそうに語る所から、わざわざそれをリルに語る事から思い当たる節はあるだろう)
        スイも言ってる通り、信じてやればええんや。自分を曝け出してやったらええ。もしもダメだったとしたって、支えてくれる友達が、親がおるやろ?
        …仮におらへんようだったらまた俺等んとこに来てくれたらええしな(最後は冗談めかして、笑いながらぽんぽんとリルの頭に手を伸ばし、撫でる)
        -- レディング 2013-02-25 (月) 02:24:37
      • (以前、父から聞いたことがあった。父もまた迷い、師と友に支えられ、諭されたということを)
        (その時の恩師の一人が残した言葉)「望め。そして迷い、存分に誤れ」……。
        (それは、スイとレディングにとっては、あの魔王の写身たる不可思議な師の包み込むような、矛盾した闇を思い出すことだろう)
        (額を小突かれ、頭を撫でられ、ぽかんとしてしまった。この人達は、本当に、まるで自分の実の親のように、暖かに言葉をかけてくれる。思いやってくれる)
        (突然現れ、悩みを吐露した自分に、こんなにも。「ぱーぱの言うとおりだ」と、まるで子供のように心の中で思った)
        (自分は弱い。だが、周りにいてくれる人、そして自分を見てくれる人々はどうだろう? 彼らを信じたことは、まだなかった)
        (ならこれからすればいいのだ。自分と、自分を見て、支えてくれる人々を信じればいい。そして、やりたいことをやる。誰かを喜ばせ、楽しくさせるアイドルという夢を、やりたいからやればいい)
        えへ、へ……うん、ありがとう、レッドさん、スイさん……ううん、私にとっては二人も、パパとママみたいなものだわ。
        (くっ、と後頭部に手を回し、眼帯の留め金を外す。あっけなくそれは払われ、蛇の眼を思わせる金色の瞳が顕になった)
        (スイの目をみる。見えなくとも、視えている瞳を)
        (レッドの目をみる。見えているものを、見せてくれる眼差しを)
        ありがとう、ふたりとも……っ、私、ここまで来てよかった……。
        (笑顔が溢れる。そしてそれと同じくらい、喜びと感謝から涙が溢れだして、滂沱のように頬を伝った)
        (アイドル仲間たちにもらった激励と、フェリックスに与えられた言葉。そして今、二人がもたらしてくれた指標……そして、父の笑顔)
        (それが再び、彼女を立たせてくれたのだ)
        私、絶対やるっ。アイドルになって、私のことを見てくれる人たちのことを楽しませてみせる! 絶対、絶対に!!
        もし折れても、その時は皆の力を借りて立ち上がるね。本当にありがとう、ふたりともっ!
        (素顔をさらして見せた涙ながらの笑顔は、かつて自分の歌に喜んでくれたあの少年王が養成校の在りし日見せたそれのように、まばゆく輝いていた) -- リル? 2013-02-25 (月) 02:44:49
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  • (簡単だが数種類の東国風の朝食を作り終え、一息つく 一週間の時はあっという間に流れてしまい、さすがにこれ以上の滞在は難しくなった それに生まれたばかりの息子や娘も恋しくなってきた)
    外国へ見聞に行ってくるっていう理由だったけど、そろそろ帰らきゃ スイにもご両親にも随分お世話になっちゃったね -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 20:07:40
    • (味見をして舌鼓を打ちながら、一週間毎日朝から晩まで色々な場所を引っ張りまわし、忙しい毎日過ぎたかな?っと軽く笑う)
      うーん、残念。でも家族が待ってるホウサを引き止めるわけにも行かないわよね。
      世話になったとかそんなのいいよ。私も、母さんも楽しかったし、父さんはまあ、ホウサ帰るって言ったら泣きそうだけど、そのくらい楽しんでたし。うん。(困ったように笑いお皿を並べる)
      -- スイ 2012-06-15 (金) 21:11:00
      • (相手の笑みに、ほほ笑み返す この一週間の充実っぷりは言葉に表せないほど素晴らしいものだった その意味を込めて)
        そう言ってもらえて良かった スイのお母さんにも色々と料理教えてもらっちゃったし、お父さんは感激屋というか感動屋というか、凄く新鮮でこちらこそ楽しかったよー
        あのご両親だからスイもこういう風に育ったんだって納得しちゃった(並べられた更に、卵焼き、青菜の胡麻和え、魚の切り身に紅白なますを次々添えて) -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 21:20:20
      • 私の時あんなに優しく教えてくれないんだよ母さん。ずるい。(憮然とした表情で料理を運んでいく)
        えー、なにそれ。あの二人でこういう風ってホウサには私はどう映ってるんだろう私。(軽く唸ったあと笑う)
        ……はー、やっぱ実際帰るってことになるとちょっと寂しいわ。
        -- スイ 2012-06-15 (金) 21:34:16
      • あはは やっぱり実の子だと余計厳しくなっちゃうのかな? うちのお父さんもそうだし(まぁまぁとスイの方をポンポン叩いて)
        スイってマイペースだけど時々お父さんにも似てるよ?(からかうようにクスクス笑いながら)よし、かんりょー
        …ん、まぁね 私も寂しいけど、でもほら会いたくなったら会えるんだしね それにスイには私の所にも来て貰わなきゃ うふふ、まだまだ私を見ることになるよー? -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 21:41:04
      • そういうもんなのかなー、やっぱり。容赦無く頭叩くんだから。
        え、嘘!父さんのこと好きだけど、似てるって言われるとなんか複雑……。(小さくため息をついて肩を落とす)
        ん、そうだね。あ、そうだ、そのことなんだけど。私、1年くらいはちょっとやることあって旅行できないんだけど
        その後、ホウサのところに遊びに行ってもいいかな?ホウサの子供たちにも会ってみたいし
        -- スイ 2012-06-15 (金) 21:57:37
      • 意外な所で親に似ること多いっていうよー? でもそんなこと言ったらお父さん泣いちゃうかも(スイの反応に堪らず笑い出し)
        もちろんいいよー うちはいつでも歓迎するね その時は子供の遊び相手になって貰おうかな?
        そうだ 今のうちに渡しておくね(言って袖から一枚の長方形の紙をとりだす 筆字で何やら書かれているが、簡単には読めないだろう)
        これは転換符って言うんだけど、これを身体のどこかに貼って私に会いたいーって祈ればすぐに私の所に来れるよ 便利でしょ? -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 22:04:32
      • 目の前でそんなこと言ったら泣くね。絶対。(釣られて笑う)
        よっし、任せなさーい。一緒に疲れて寝ちゃうくらい遊んじゃうんだから。
        うん?なになに?……へえー、なんかホウサの所の術はすごいな。
        あ、これ、母さんに見つからないようにしないと。研究用に取り上げられて船旅してこいって言われかねないわ。
        一応、行く一月前くらいに手紙送るようにするね?
        -- スイ 2012-06-15 (金) 22:28:30
      • おー頼もしー うちの子もスイなら絶対気に入るよ いつかスイの子供とも遊ばせたいね
        これは私のお兄ちゃ、じゃなかった兄様が作ったものなんだけどね 一枚失敬してきちゃった だから隠してて隠してて
        スイのお母さんは研究熱心だねぇ…うん判ったー 手紙待ってるからね あ、その符、一度使ったら無くなっちゃうから気をつけてね -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 22:39:05
      • あはは、気が早い気が早い。いつ結婚とかするかもわかんないんだから。
        あ、悪い子ねホウサ。ふふ、うん、使う日まで大事に隠し持っとくね。
        珍しいもの新しいものには目がないから、母さん。うん、日取り決まったらなるべき早く送るからね。
        あ、そうなんだ。やっぱり何度も使えるみたいな便利なものではないのかー。
        -- スイ 2012-06-15 (金) 23:08:38
      • そういうこと言う人が、案外早く結婚して子沢山になるもんなんだよー でもスイの子は本当に楽しみにしてるね
        えへーだってほら便利だし これならすぐに会えるからね わ、それじゃあ増々お母さんの目の届かない所に隠してなきゃ
        もともと何度も使える符ってのもあまり無いみたいなの でもスイがうちに来た時は、またこっそり符をあげる それは好きに使っていいからね
        (おしゃべりしながらの朝食も終え、日をかけての荷造りも終えて、帰り支度も済ませ)
        (一週間とはいえ、住み慣れてきたこの土地を惜しみながらも、荷物を持ってお辞儀をした)それじゃあお世話になりました -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 23:28:41
      • 楽しみにしててー、とはいえないけど、まあ、その時が来たらね。(ちょっとまごまごと返す)
        うん、部屋のクローゼット辺りにこっそり閉まっとこ。
        へー、そういうものなんだ。やっぱり地域によって魔法の体系って全然違うのね。
        (ホウサが帰ることを聞いて今日は仕事を休むと言い出した父親を仕事場へ無理やり連れていく母親などといった小さなゴタゴタを挟みつつも別れの時間)
        うん、すごく楽しかったよホウサ。一週間ありがとう。絶対、絶対、遊びに行くから待っててね?
        -- スイ 2012-06-15 (金) 23:47:19
      • こちらこそありがとうね また会えて嬉しかったー…って同窓会でも会っていたけど
        でも、友達は何度会っても良いもんだよね それじゃあスイ、いつまでも元気で 待ってるから絶対来てね!
        お父さんとお母さんもいつまでもお元気で じゃあまた!(元気よく挨拶を終え、晴れやかにその場を後にした また会えるその時を楽しみに、いつまでも笑顔で) -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 23:56:10
      • ホウサこそ、子供もいるんだし健康には気を付けてよ?
        またね、ホウサ!(泣きじゃくる父親と悠然とした母親と一緒に手を振り見送った)
        -- スイ 2012-06-16 (土) 00:23:19
  • (手紙の案内を経て訪れたかの地、緑と水に囲まれた城塞都市)
    (広大な田園風景の中に鎮座するその巨大な都市は、二重の城壁に囲まれた重々しい雰囲気と周囲とのギャップが混乱を呼ぶが、ここに来るまでの雄大な自然に目を奪われたその目には、何もかもが新鮮に見えていた為その城塞も割りと自然に受け入れられた)
    (ここでは珍しい形の服の裾を翻しながら、のんびり風景を満喫し教えられた道のりを歩く やがて辿り着いた家のドアノックを数回コンコンと叩いた) -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 20:58:35
    • はーい、ちょっと待ってねー。(こつこつと歩く音が近づいてき、ゆっくりと扉が開く)
      どちらさまー?ソフィア・イシザネの工房お尋ねなら表に別の入口あるわよー?(開けた扉からひょいと顔を出す)
      -- スイ 2012-06-14 (木) 22:14:21
      • (ソフィアという名には聞き覚えはないが、イシザネという姓には覚えがある ここで間違いないと安堵しつつ、開かれたドアから覗くスイににこりと微笑み)
        スイ! 久しぶりー鳳釵だよ 元気だった?(同窓会でも見た成長したスイの姿に穏やかに声をかけた) -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 22:25:39
      • あ、ホウサ!いらっしゃい!(声を聞くと喜色満面で手を取り出迎える)
        遠かったでしょ、ここ。入って入って。すぐお茶淹れるから!
        -- スイ 2012-06-14 (木) 22:29:42
      • うん じゃあお邪魔しまーす(取られる手を握りしめて中に招かれ)
        でも景色もいいし風も気持ちいいし、楽しみながら来たよー いいところだねココ(イスに座って窓から眺める景色を堪能する) -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 22:37:01
      • これでも交通の便は良くなったんだけどね。でもまだまだだわ。(楽しげに手を引き、居間まで連れてくると椅子を勧めキッチンへと姿を消す)
        うん、良かった。ふふ、昔はちょっと原住の怪物とかいて危なかったらしいけど、今は綺麗で安全な街ですとも。(カップとポットを盆に載せ戻ってくる)
        そういえばホウサ、同窓会の時身重じゃなかったっけ。もう大丈夫なの?
        -- スイ 2012-06-14 (木) 22:45:41
      • これだけ広いとねー 街中も迷子になっちゃいそうだった(あははーと笑うが、実際迷子になっていた)
        わぁいスイのお茶も久しぶり 結構物騒だったんだね でもそうやって苦労していまこんな立派な都市が出来てるんだと思うと感慨深いねー
        ん? ああ無事に出産できたよー 男の子だったから良かった 一姫二太郎で丁度良かったよー -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 22:58:05
      • 結構入り組んでるからねー、壁の内側。私も子供の頃は家帰れなくなって半ベソになったりしたっけ。(思い出し笑いをしながらお茶を淹れて差し出す)
        外壁の傷とか、補修跡とか見たり触ったりするとまた感慨深くなるんだよねー。
        ホウサ、もし何日か滞在していくなら街の中とか案内させてよ。色々見せたり食べさせたりしたいし。
        へー、男の子。あ、まずはおめでと!子供も増えて毎日にハリがあるでしょ。
        ということは、今回乱蔵は子守でお留守番なのかな?(あまり子守の姿を想像できない同級生の顔を思い浮かべてくすりと笑う)
        -- スイ 2012-06-14 (木) 23:10:32
      • あはは、やっぱりー? 私も小さい頃街中いった時よく迷子になってたよー みんなもやってるんだね(安心しながら礼を言ってお茶を一口)
        ふぅ…やっぱり美味し そうやって昔を思い出すのもまた故郷の醍醐味だよね 本当? うん見たい見たい 冒険者の街とはまた違ってここも独特で面白いんだもん
        ありがと! そうなの 子供二人増えて忙しくなったけど家族が増えていくのは嬉しいねー
        あ、バレちゃった? たまには私も息抜きをって言って送ってくれたんだー スイがこちらに来た時は大歓迎するって言ってたからその時に、ね?(一緒クスクス笑いながらも、優しい旦那様で良かったと改めて思いながら)
        ね、この街ではどんなことして暮らしているの? -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 23:25:58
      • うふふ、どこの街でもおんなじね。大人になって歩き直してみると、あれ、なんでこんなとこで迷ったんだろう?ってなったりするのよね、また。
        じゃ、滞在期間中は休む間があると思わないでね?屋台街とか問屋街、職人街とかも見せたいな。あとはちょっと離れた所にある湖とかも連れてっちゃお。(楽しげに指折り数える)
        子供が増えててんやわんやしてる例が近所にもいるし、ホウサと乱蔵の毎日が目に浮かぶようだよ。(くすくす笑ってからお茶に口をつける)
        寛容ないい旦那さんでよかったね、幸せもの。(内心を知らずとも正直な感想を述べ、ホウサのおでこをつつく)
        うん、私もまたそろそろ旅行とかしたいし、折角だしそう遠くない内にお邪魔させてもらっちゃおうかな?
        うん?私?私は基本的には裏にあるお母さんの魔道師工房で修行したり、薬草の管理したり、畑耕したりしてるかな。
        それ以外の時はなんだろ。ほとんどナフィとかラッドとお茶したり、最近はレッドと軽く出かけたりしたりする感じかな?
        -- スイ 2012-06-14 (木) 23:37:31
      • そうそう あと子供の頃はとっても遠かった所も、大人になったら短い距離だったとかね でもこの街だと大人になってもとっても広そう
        望む所! 妊娠中はあまり自由に動けなかったから身体鈍っちゃったんだよね いっぱい歩き回るよー(口に出される数々の場所に今から思いを馳せながらまたお茶を一口)
        ご近所にもご夫婦がいるの? 子育て大変なのはどこも一緒だね えへへー 私には勿体無いくらい良い旦那様だよー(こづかれる額に照れながらも素直に言って)
        来て来てー その時はここに負けないくらいいっぱい案内しちゃうから 美味しいものも沢山あるからいっぱい食べてね
        そっかー…大変そうだけどここの環境にあった良い仕事だねー 自然豊かな所は土もいいし良い薬草やお野菜が沢山できそう
        ナフィとラッド君もご近所さんなの? あ、そっか さっきのご夫婦がその二人なんだね わぁレッド君もいるんだ 賑やかそうでいいないいなぁ -- 鳳釵 2012-06-14 (木) 23:47:58
      • あー、そうだね。私、子供の頃あの山の向こうに他に何かがあるなんて考えもしなかったのに、今はそこに色々なものがあるっていうのがアタリマエのことになっちゃってたなあ。
        うん、この街は道も入り組んでるし、確かに大人になった今でも実際の広さより広く感じるかも。
        よっし、じゃあ、明日から早速ね!あ、宿とか取ってる?取ってないなら家に泊まるといいよ。何日でも何ヶ月でも歓迎なんだから。
        うふふ、今度遊びに行ったら乱蔵にもホウサの評価聞こうかな?きっと同じ事言いそうだけど。(嬉しそうに笑う)
        あ、楽しみ。やっぱり旅行と言えばその土地の食べ物よねー。あとは工芸品とか触るのも好きだなー。(まだ見ぬホウサの故郷を想像して楽しげに肩を揺らす)
        気にしなきゃいけないのは天候くらいだし、気軽なもんだよ。何よりも私にとっては昔から続けてる日常だしね。
        そうそう、あの二人が近所に住んでるの。それはもー、立派な農民になってるよ。レッドは最近越してきて、何でも屋みたいなの始めてるよ。
        ふふ、ここ他の国に比べたら機械とか発展してないし、それが逆に進んだ国に住んでた人には心地いいのかもしれないね?
        -- スイ 2012-06-15 (金) 00:05:59
      • 成長していくと同時に世界も広がっていくんだよねぇ でもこんなに広いとまだまだ見たことないのもありそうだね
        本当! 良かったー 宿代もちゃんと払うからね こういうのはきっちりしなさいっていつも言われているから でも暫くスイと暮らせるのは嬉しいよー
        うんうん 旅するのもそれが楽しみってのもあるよね あ、そだそだ工芸品といえばお土産があるんだった(言って旅行鞄の中に手を突っ込んだ後、絹袋に包まれた子供の頭くらいの大きさの物を取り出し)
        うちで作られる香炉とね、あとは白檀とか白梅香とか色々なの持ってきたの スイ白檀が好きだったもんね(はいと手渡す 布の中の香炉は翡翠色でひんやりと丸み帯びていた)
        私は畑仕事とかやったことないけど、昔からならもう手慣れたもんだろうね へぇあの二人もここに来たんだね あはは二人共凄く似合いそう 幸せそうだねぇ…
        レッド君はやっぱりスイの近くにいたかったのかな?(少しからかいを含む声で)でも友達が近くにいるってのは心強いよね 羨ましいなぁ
        機械も便利なんだろうけど、自然が少なくなるのが欠点だもんね 確かにそれならここに住めば気持ちよさそう うちの国も機械ってのがほとんどないんだー 術とかが発展していった感じかな -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 00:19:08
      • 買い物出来る場所は大体見たつもりだけど、たまに店入れ替わったり裏通りに小さな店開いたりするからなー。明日はそういう店探しもホウサに手伝ってもらっちゃおっと。
        えー、宿代は駄目だよ。お母さんにも怒られちゃう。どうしても気がすまないならー、家事のお手伝いとかでどうかな?
        わ、ありがとうー。……ひんやりしてて気持ちいいな。あとで持ってきてくれたお香と家にあるお香聞きくらべしてみよっか。
        私もあとで前に分けたお守りの親木から少し削ってホウサにあげるね。ただしお母さんには内緒。(笑いながら指を一本立てて口の前にたてる)
        あ、そうなの?じゃあ、ホウサには畑仕事も体験してもらっちゃおうかなー。むしろそれを宿代替わりにしちゃおっか?
        あの二人、ごく普通に惚気るからお話ししててたまにお腹いっぱいになることあるよ。まあ、幸せそうなのは間違いないからいいんだけど。
        んーまー、告白もされちゃったし。うん。(肘をついて少し恥ずかしそうにそっぽを向く)
        うん、元々の友達もいるけど、やっぱりあの学園で出来た友達が近くにいるっていうのはなんだか心強いよ。ふふ、ホウサも乱蔵と一緒にここ住む?
        似たような感じなのかもね、ホウサの国も、この国も。この国も機械の代わりに魔道が発展してるしね?
        -- スイ 2012-06-15 (金) 00:40:29
      • うんうんいっぱい手伝っちゃうよ! そういうお店探すのも楽しいんだよね せっかくだし色々買っちゃおっと
        えー…お世話になるなら尚更、あ、そだね それならーお掃除でもなんでもするよーご飯も作っちゃうよ
        どうぞどうぞ スイのお土産ならやっぱりお香かなぁって いいの? 嬉しいっ! あれ凄くお気に入りなんだー あ、やっぱり貴重なものなんだね(ないしょ と口元に手を添えて)
        体力なら自信あるから畑仕事でもなんでもするよー えへへこの機会に農作業も覚えちゃお(未知の体験にわくわくしながらも、二人の様子に微笑み、スイの照れる顔にくすくす笑って)
        次来た時はスイもレッド君のお嫁さんかなぁ? 友達同士が結婚するって嬉しいもんだし私はそうなってほしいけど あ、どうしよ 凄く魅力的 いっそ別荘でも作って時々こちらに来ようかな?
        ここほど自然もないし土も豊かじゃないんだけどね…それでもやっぱり機械になれた人だと物珍しそう 私は魔道も珍しいけどね? ね、ね 今度スイの魔法も見せてね -- 鳳釵 2012-06-15 (金) 00:56:02
      • 私の目じゃちょっと限度あるし、ちゃんと見えるホウサには頑張ってもらっちゃうからねー?
        お友達からはお金はもらえませーんー。ふふ、じゃあ、ホウサの国の家庭料理とか作ってもらっちゃおうかな。
        あー……、えっと、先に謝っておくんだけど。私のお父さん、大げさで感動しいでちょっと迷惑かけるかもしれないけど、ごめんね?
        うん、バレたら6時間説教コースかも。(うぇー、と舌を出してから笑う)
        ちょうどかぼちゃ収穫しようと思ってたところだから、ホウサには最低でもかぼちゃについて勉強してもらってから帰ってもらおうかな?
        んー、どうかなー?まだもうちょっと、うーん。(髪の毛を弄いで目線を落とす)
        うふふ、もしその気なら家探し手伝うよ?結構顔利くんだから私。(下げていた視線を上げ、嬉しげに笑う)
        そっかー、でも楽しみになっちゃうな。あの夏の時ほど大規模なものはできないけど、ちょっとした目眩ましならいくらでも見せちゃう見せちゃう。
        あ、そろそろ晩御飯の用意しよっか。ホウサの故郷の料理、作り方教えてもらっちゃうわよー?
        -- スイ 2012-06-15 (金) 01:15:31
  •  
  • // -- 2012-06-11 (月) 01:39:21
    • はいっ -- スイ 2012-06-11 (月) 17:16:41
  •  
  •  
  • (ナフィとラッド、二人がスイに生まれてくる子供の命名を頼んでから数ヶ月経ったある日のこと
    二人がいつものようにスイの家を尋ねると、スイは出かけており、母親のソフィアが応対に出る。
    ソフィアは挨拶もほどほどに二人の手を取り、彼女の魔道師工房の庭にあるガラス温室まで引っ張っていく
    「普段は部外者立入禁止だけど、今日は門弟全員に暇出してるし特別よ」、と。
    温室に入ると白い花の前にしゃがみ込み剪定を行うスイが目に入ることだろう)
    -- スイ 2012-06-05 (火) 22:10:09
    • (ソフィアに連れられ、普段は立ち入ることの無い温室の前へと訪れた二人)
      (立ち入り禁止、と何度か聞いたことがあったので一体何があるのだろう?と不思議に思っていた場所である)
      (そこへ連れて行って貰える、というだけで彼女の好奇心はもう全開である。うきうき気分を隠そうともせず、そわそわと戸をあけて中を覗き込み)
      え、えとー…お、おじゃましまーす…(許可が出たとはいえ、普段立ち入ることの無い場所だ。少し緊張した面持ちで中を見渡せば、親友が花の手入れをしているのが目に入った)
      あ、スイ!…何してるの?…綺麗な花だねー
      (笑顔で駆け寄り、大きくなったお腹に気を使いながらしゃがみ込む))
      -- ナフィ 2012-06-05 (火) 22:19:17
      • 遠目で見たことはあるけど、中はこうなってるんだなぁ……(ソフィアに軽く礼を言い、ナフィの付添人のような様子で温室に足を踏み入れる)
        (臨月にはまだ遠いが、小柄で細身な彼女の体躯では殊更大きく見えるお腹。それが双子であれば尚更だ。いつも以上に妻の動向に気を遣いつつ歩を進めて)
        おー ホント、綺麗だな(と、顎に宛てた手の人差し指を眉間に置き、考えこむように)……んー、見た事あるような、無いような… スイ、コレなんて名前の花だっけ?
        (すとん、と妻の横にしゃがんで 3人の目線が同じ高さになる)
        -- ラッド 2012-06-05 (火) 22:38:12
      • あ、いらっしゃーい。これは使う分と外に置いてた鉢植えの剪定してるの。(被っていた幅広帽を脱ぎ、額の汗を拭う)
        あ、この花はいいけど、そっちの花は触んないでね。似てるけど別の花でかぶれちゃうから。
        この花の名前?心して聞いてね、これがこのお腹の子の名前だから。(剪定した一本をラッドに手渡し、ナフィのお腹に軽く触れる)

        この花の名前はマーガレット。名前の元は真珠って意味の言葉。
        花言葉は誠実な心。それと、真実の友情。
        -- スイ 2012-06-05 (火) 23:02:13
      • へー、使う分っていうとやっぱり魔術関連なのかな…?(この場所が工房の庭にあることを考えればそういうことになる。無論、ただ飾るだけということも有り得るのだが)
        (花の名前がお腹の子の名前になると聞き、一瞬目を丸くするもすぐに真剣な表情になる)
        …それじゃ、決めてくれたんだね。うん、分かった…聞かせて、スイが決めてくれた名前―
        (膨らんできたお腹に添えられたスイの手に自らの手を重ね、次の言葉を待つ)
        (隣に居る夫の顔を見上げ、小さく微笑む。どんな名前でも、きっと素敵な名前だと。そう言うかのように)

        …マーガレット。誠実な心と、真実の、友情…(告げられた名前を噛み締めるように自信で繰り返しつぶやいて顔を上げて)
        うん…うん、すっごい良い名前!ふふ、マーガレットかー…うん、きっとこの子も気に入ってくれると思う!
        -- ナフィ 2012-06-05 (火) 23:11:10
      • (二つの花言葉が、ナフィとこの場にいる二人との結び付きを見事に表していると、直感でそう思った)
        (誠実な心。自分でそうだと思うのは少し恥ずかしい所もあるが、そうあろうとしていたのは間違い無い事実だし、だからこそ今こうして共にあるのだろう)
        (真実の友情は改めて言うまでもない。これからの長い生涯を一緒に過ごす、掛け替えの無い友人の事だ)
        (その二つの絆の名を冠した花、マーガレット。この地で、花の名に結ばれた三人に祝福されて産まれる子の名前としてはこの上なく相応しい)
        (良い名前、に頷いて)…ああ、本当にな。スイに頼んでよかったよ。俺、こういうのはからっきしだからさ(なんて嬉しそうに苦笑して)
        (妻の大きなお腹に優しく掌をあて、そっと撫でるように)…マーガレット。……そうか、お前はマーガレットっていうんだな。(先程よりも一際嬉しそうに目を細めた)
        -- ラッド 2012-06-05 (火) 23:33:12
      • はー、肩の荷降りたー。これ剪定終わったら妊婦さんに向いてるハーブティ包んであげるから待ってて。
        それまでそこら辺の花とか見てていいよ。ただし触らないこと。毒草とかも混じってるからね?(大きく息を吐き、帽子をかぶり直して笑う)
        -- スイ 2012-06-05 (火) 23:43:37
      • にひひ、ありがとねスイ!とっても素敵な名前だと思う。やっぱり流石は私の親友だね!
        (お腹を擦りながらスイに笑みを向け、夫の方を見やる)誠実な心、かー…ふふ、この子もそんな風に育ってくれるといいね?
        (と、父親としてこれからこの子たちを共に育てることになるラッドに笑いかけて)
        ん、それじゃ折角だし見学させてもらおうかな!にひひ、ずっと気になってたんだよねーここ。…これ、全部スイがお世話してるの?
        -- ナフィ 2012-06-06 (水) 00:00:35
      • 俺たちの子供だからなぁー 少なくとも、どこまでも真っ直ぐには育ってくれるさ(妻の微笑みと問いかけに、同じく笑顔で答える)
        (もう一度、これから産まれてくる子達をお腹越しに撫でて)……いや、育ててみせる。きっと(改めて、そう決意して)
        (自分達の境遇や出会いは普通じゃなかったけれど、この子たちにはごくごく普通の、愛に溢れた幸せな家庭を与えてあげたい。それは目標というよりは、ラッドの夢のようなものだった)
        …子供が産まれたら、またここに遊びに来たいな。勿論ちゃんと抱っこして、だけどさ(雑誌で見た事のある毒草を見つけ、苦笑いを浮かべ)
        -- ラッド 2012-06-06 (水) 00:27:02
      • もー、これっきりだからね?かなり大変だったんだから。
        私だけじゃさすがに温室全部まで手が回らないから、いつもはお母さんの弟子皆がそれぞれ世話してるの。実習も兼ねてね
        ここにある草花はほとんどが煎じて薬にするためのものなの。それとか、ハーブティでよく聞くカモミールね。(幾つかの草花を指さし説明していく)
        うーん、遊びに来させてあげられるかは約束できないなー。普段は本当に関係者以外立ち入り禁止だから。
        そこに朝顔に似てる花が咲いてるでしょ?ダチュラっていうのそれ。毒草なんだけど、薬にもなるの。
        こういう毒と薬紙一重の草花が沢山あるから、あんまり入れてあげられないんだ。危ないしね(ごめんね、と謝り立ち上がる)
        よっし、剪定おしまい。おまたせー
        -- スイ 2012-06-06 (水) 00:45:03
      • …ん、二人で頑張ろうね。お父さん?(ラッドの言葉に頷き、生まれてくる娘に想いを馳せて優しくお腹を擦るのだった)

        へー…色々あるんだねー(と、説明された草花を珍しげに見つめては「これは?」と目に映る見慣れない花達に興味津々だ)
        んー、そっかー…確かに私じゃどれが毒かなんて分かんないしなー。万が一ってこともあるだろうしね
        (少し残念そうに肩を落とすも、スイの剪定が終わったとなればすぐに顔を上げて笑顔に戻り)ん、それじゃ家に戻ろうよ!今日は私がお茶菓子作ってきたんだー
        (ほら、と手に下げていた籠を軽く掲げて)他にも色々話したいこともあるしね!
        (と、立ち上がったスイの手を引き、ラッドと3人で温室を後にするのだった)
        (その後、何時ものようにのんびりとした時間を過ごし、目前にまで迫った同窓会に向けて話を弾ませたという)
        -- 2012-06-06 (水) 01:02:56
  •  
  •  
  • にひひ、三日三晩じゃすまないぐらいいーっぱい考えたんだけどね?
    それこそ男の子でも、女の子でも。どっちの名前もラッドと二人で考えた末に、スイにお願いしよう!って決めたんだー
    大丈夫だよ、スイが付けてくれた名前なら絶対絶対、素敵な名前になるって分かってるもん
    (膨れっ面の親友を見て楽しげに笑う。からかいでも、嫌味でもなんでもなく素直にそう思える)
    (掛け替えのない時を共に過ごした親友であるからこそ。血は繋がらなくとも、家族と互いに認め合った仲だからこその言葉だ)
    ……だから、お願いします(全幅の信頼と期待を込めて、もう一度頭を下げる)
    -- ナフィ 2012-06-02 (土) 22:40:42
    • (言うべき事、言いたい事は妻が全て言ってくれた。そう、人任せにするというわけではなく)
      (友人たちとの繋がりを経て、こうして一緒になれた二人だからこそ、こうして頼むのだ)
      (絆を大切に想う気持ちが、これから産まれてくる子にも伝わるように)
      (妻を見て小さく頷き)……俺からも、お願いします(言葉少なに、同じように頭を下げた)
      -- ラッド 2012-06-02 (土) 22:55:30
      • (頬杖をつき、伸びた髪の先を指で弄いながら深くため息をつく)
        はいはい、わかったわよ。そんなに頼まれたら受けない訳にはいかないでしょ。
        はい、もー、さっさと頭あげる!タイミング悪く母さんが帰ってきたら怒られるの私なんだから!
        ……なるべく早い目に考えたほうがいいのこれ?(こめかみに指を当てて目を伏せて唸る)
        -- スイ 2012-06-02 (土) 23:05:08
      • ―っ!!(スイの呆れたような言葉に勢いよく顔を上げ、満面の笑顔を向ける)
        (そのまま言葉も無く立ち上がり、対面に座ったスイの顔をテーブル越しに思いっきり抱きよせた)
        ありがとぉーーーーーっ!!やっぱり、やっぱりスイは私の大親友だよ!引き受けてくれるって信じてた!
        (ぐりぐりとスイの頭に頬を摺り寄せ、豊かとは言い難い胸にスイの顔を押し付けるようにして)

        ―あっ!別に全然急いだりはしないから!生まれるまでに決めてくれればそれで大丈夫!
        にひひ……んぁーもースイ大好きー!
        -- ナフィ 2012-06-02 (土) 23:15:17
      • (ナフィの喜びようを見て、思わず笑みが溢れてしまう。それはどこか困ったような、楽しんでいるような風で)
        本当に、ありがとうな。ナフィも言ってる通り、ゆっくりでいいからさ。まだ…… 9ヶ月くらいだっけ?あったと思うし。
        -- ラッド 2012-06-02 (土) 23:26:45
      • うぶっ(頭を抱えられて息が詰まる)
        でも本当にあんまり期待しないでよ?一応頑張るけど。(ナフィの背中を軽くポンポン叩く)
        9ヶ月、うん、まあまあ猶予はあるね。……あれ、というか今から考えるの無理じゃない?性別わかんないし。
        ……両方考えるのかあ。(抱えられたままうぐぐと唸る)
        -- スイ 2012-06-02 (土) 23:40:22
      • 大丈夫大丈夫!スイが付けてくれる名前だもん、ぜーったい素敵な名前になると思うし!
        (と、無意識のうちにハードルを引き上げつつ、傍らで見守る夫に「ねー?」と同意を求め)
        あ、それについてなんだけどね?スイには女の子の名前を考えて欲しいの!
        男の子の名前は私の素敵なお父さんに考えて貰おうと思っててねー
        (と、照れくさそうに笑う。が、彼女はまだ知らない。実はそのお腹に二つの命を宿していることを)
        (それが判明し、更に大騒ぎするのはあと2月程後の事―)
        -- ナフィ 2012-06-02 (土) 23:48:31
      • そうそう!だからこそスイに頼んだ、みたいな所あるしなー
        (なんて冗談めかして返す。当然プレッシャーをかける意図は無い。信頼しているからこその軽口だ)
        うん、ショーテルに頼もうと思ってるんだよね。帰ったら手紙出さないとなぁ(二人を王として、時に友として導き、教え、背中を押してくれた彼は間違い無く「二人の父」である)
        ……というわけで、どっちが産まれても渾身の良い名前になるだろうし、それに……(と、今度はラッドがナフィの方を見て)
        1人や2人で終わるつもりも無いし。な?(臆面も無くそう言った。賑やかな大家族を作りたい、これも二人で話し合った結果だ)
        -- ラッド 2012-06-03 (日) 00:09:03
      • ん、それじゃあ女の子の名前ね。……この鬼夫妻。(ブツブツ言いながら紅茶を飲み干す)
        ショーテルなら余裕たっぷりで引き受けるんだろうなー。(数年合っていない王の姿を思い出してくすりと笑う)
        はいはい、ごちそうさま。毎度のことだけどさらっといちゃつかないでよね。
        -- スイ 2012-06-03 (日) 00:21:57
      • うん、大家族にするんだーって養成校に居たころから言ってたもんね!ふふふ、生まれる度にスイに名付け親になってもらうのもいいかもしれないねー?
        (夫の言葉に恥ずかしげもなく頷き、対面のスイに向けて軽口を叩いて笑いあう)
        にひひ、どうだろねー?ショーテルも何だかんだですっごい悩んだりしそうだけどなー…
        ほら、王として毅然と振る舞ってたりするけど、こういうのって経験無さそうだしね!
        (父親と呼ぶ迷宮の王が「あれでもないこれでもない」と悩んでいる姿を想像し、くすくすと笑い)
        あれ、イチャついてたの今の?(きょとんとした顔で夫の方を見やる。自覚が無い辺りたちが悪い)
        (彼女からすればただいつものように夫と会話していただけのつもりのようだ)
        -- ナフィ 2012-06-03 (日) 00:41:40
      • 悩むにしろスパっと決めるにしろ、何か物々しい辞典とかで意味までしっかり決めてくれそうな印象はあるよなぁ
        (三者三様、その場にいない級友に思いを馳せて楽しげに笑っている)
        いやー、どうかな!俺としても今のはイチャつきに入るかどうか怪しい所……(ラッドはと言えば、一切意識せずにといったわけではないようだが)
        (それでも今のはまだまだ平壌運転ですよ、とでも言いたげに悩むような素振りを見せて)
        …や、うん。気をつけてはいるんだけどな!つい……(申し訳無さそうに苦笑する)
        (学校を出て、一年中共にいるようになってバカップルぶりには磨きがかかったのだろうか)
        -- ラッド 2012-06-03 (日) 01:06:00
      • ふふ、そうかもね。どっちにしても反応見てみたいなー。
        ナフィはともかく、ラッド、意識してやってたらまたラッドの評価さがるよ?(冗談めかして笑う)
        ……あ、もうこんな時間。私、工房の方行かなきゃ。(時計の針を指で触れて時間を確認する)
        今日のお茶会は難題を押し付けられて終わりね。この後集中できるかなー。(眉間に指を当ててむむむと唸る)
        -- スイ 2012-06-03 (日) 01:20:59
      • にひひ、それじゃショーテルに名前を決めて貰う時にどうだったか、スイにもちゃーんと報告しないとね!
        っと、長居しちゃったかな。行き成り大変なお願いしちゃったとは思うけどー…それでも、スイだからお願いしたんだよ?
        まだまだ時間はあるし、ゆっくり考えてくれても大丈夫だから!
        (うなるスイの両手をしっかりと握り、瞳を見つめてにっこりとほほ笑んだ)
        (二人の間には今更過ぎる程の信頼の証とも言える笑顔。最後にもう一度ぎゅ、と強く手を握り席を立つ)
        さて、それじゃ、ごちそうさまでした!(ぺこり、とラッドと共に頭を下げて)
        それじゃ…また明日!
        (そう言って彼女たちはスイの家を後にする)

        (「また明日」―養成校を卒業した後になって)
        (大親友とこんな言葉を交わせる幸せをしっかりと噛み締めて夫の方を見やる)
        (恐らくは彼もきっと似た様なことを考えていることだろう。つくづく、人生とはどうなるか分からない物だ)
        (スイと今も日常的に交流を続けられるようになったこともそうだが、何よりこうして二人が出会い、結ばれて家族になって、子を成すにまで至った)
        (それを思えば不思議と互いに笑みが毀れた。言葉は少なくとも、想いは通じ合っている)
        (家に帰ればこれからのこと、これまでのことをきっと沢山沢山話すことになる)
        (在学中から描いていた幸せの未来図への第一歩を踏み出した二人は、その一歩を噛み締めるように家路を辿るのだった―)
        -- ナフィ 2012-06-03 (日) 01:33:13
  • (彼女とラッドが気ままな旅に出てから数年の後。ひょっこりと二人はスイの故郷へと帰って来た)
    (再会してまず一番にスイの腕の中に飛び込み、思いっきり頬ずりして一頻り甘えた後、やはりこの地に定住するということを告げた二人)
    (スイの力を借りて家の手配をし、街中の一軒家を新居とすることに決めた。庭付きのごく平凡な家ではあるが、その平凡さが何だかとても気に入ったのだ)
    (これから夫と二人、幸せで平凡な暮らしを送るつもりなのだし、このぐらいが丁度良いのだろうと。そう思った)
    (そうして、新しい生活を始めてから一月が過ぎた頃―)

    (此方に移り住んで以来、互いに家を行き来して何をするでもなくのんびりと時間を過ごすのが日課になってきていた)
    (だからこの日も何時ものように、二人してスイの家に遊びに来ていたのだ)…ねースイ、そういえば同窓会のお知らせってスイの所にも届いてる?
    (懐から一枚の手紙を取り出して尋ねる。シンプルな封筒に入った手紙を広げ、互いに見えるようにテーブルの上に広げて)
    (手紙には、あの冒険者の街で近く同窓会が行われる旨が記されている)スイも勿論行く…よね?
    -- ナフィ 2012-05-30 (水) 22:02:32
    • (家の他には、市街地より少し離れた城壁の外に畑用の土地を借りた。農園部での経験、知識を活かして自給自足をするという目論見である)
      (それだけでは不足かも知れないので、ラッドは副業を持っている。実家である研究所へ光剣の実用データの提供・及び光剣の改良・調整だ)
      (ラッドの持っていた光剣は試作型。国軍での制式採用に向けて安定させるために使用感覚の報告や、実際の調整などを担当している)
      (毎日特定の時間拘束される仕事というわけでもないので、二人の時間を邪魔される事無く穏やかな日々を過ごしていた)

      (最後に会った時より、少し背が伸びただろうか?少年の面影を幾らか残して大人びたラッドが、ナフィの隣で手紙?を眺めている)
      ―もう、5年も経つのかぁ……(感慨深そうに少し目を細め、自らの顎に手を添える)
      (文面をなぞるように指先が宙を動き、会場の案内で止まる)…あっ、会場はフェリっさんの店なんだな(いつか話していた事が実現し、うれしそうな表情を作って)
      そりゃあ行くだろ? 勿論俺達も行くしさ!大部屋の連中がどうなってるか、想像するだけでも楽しいよなぁ……
      (なんて、すっかり青年になった今も楽しげな表情は学生自体と何も変わらない)
      -- ラッド 2012-05-30 (水) 22:31:21
      • (ナフィとラッドとのしばしの別れから3年ちょっと。髪も背の半ばまで伸び、以前は見られないような落ち着きも見せ始めた。
        しかし、二人が帰ってきてしばらくは、昔のような落ち着きのなさであの家はどうだ、この家はどうだ、いっそ新築はどうだと二人を引きずり回し
        二人の家が決まってからも街の中を端から端まで知ってもらおうと毎日連れまわす日々を過ごした。
        そんな日々も落ち着き、気づけば日課のようになってしまった二人を招いてのお茶の時間。
        自身にも届いた手紙を取り出し、懐かしい場所、懐かしい顔を思い出して少し頬が綻ぶ。)
        うん、そりゃ来てるわよ。これで来てなかったら私ショックで寝込んじゃう。
        もちろん、また皆に会えるんだから。行かない理由なんて無いでしょ?
        そうねー、マリーと話してたことが実現しちゃった。うふふ、なんかいいよねこういうの。
        皆も来るかな。二人は旅してる最中に何人かとは会ったりしたんだっけ?
        -- スイ 2012-05-30 (水) 23:17:10
      • (5年の歳月で幾許かの成長を見せた二人とは対照的に、この少女は入学当初から全く外見が変化していない)
        (年齢からすれば幼すぎる程の外見である。幾らか大人びた二人の言葉に、あの頃のままの語調で、笑顔で答える)
        にひひ、良かった!これでスイが行かないなんて言ったらどうしようかと思っちゃった!
        うん、ショーテルとかその辺の人の所には遊びに行ったなー。二人でショーテルの国の迷宮を探索したりしたんだよ!
        (目くるめく大冒険を思い出して思わず頬が綻んだ。傍らのラッドに顔を向け、ね?と同意を求めるように首を傾げて)
        ふふふー、皆どんな風になってるのかなー…何人か子供が出来てる人達もいそうだよねー
        -- ナフィ 2012-05-30 (水) 23:38:03
      • スイが行くって言うまで私も行かない!とか言ったりしてな!(なんて茶化しながら、ナフィの話を聞いて頷く。外見が全く変わらないことで、これから先小さからぬ障害があるかも知れない)
        (それでも、自分はこの笑顔に惚れ込んだのだ。何も不安に思う事は無い。それに、外見こそ変わらないが彼女の内面は確かに成長しているのだ)
        (……もっとも、時折迷子になったりうっかり金遣いが荒かったり、まだまだ物を知らない所もあるけれど それも含めて彼女を愛している。互いに補えばいい)
        そうそう!在学中に行けなかったからさ、二人で行ってきたんだよ(物語に出てくるようなお菓子の家での戦いや、迷宮内を走る列車、その中にある国、さらに単眼の大鬼との激闘の思い出を懐かしげに語る)
        いやー……アレは凄かったな、うん。2回行っても3回行っても違う体験出来そうだし(大切な思い出ではあるが、全てが昨日のように思い出せる)
        カイなんかは、卒業したらすぐに作るみたいな事言ってたしなぁ フェリっさんトコもいそうだな!もう2人くらいいたりして……(懐かしい級友の顔が浮かぶ。実際に合えば皆もいい歳なのだろうけれど)
        (そして、彼は未だ知らされていない。妻の体に起きている異変に)
        -- ラッド 2012-05-31 (木) 00:01:20
      • あ、先にそう言って反応見ればよかったかしら?失敗失敗。(軽く舌を出して笑う)
        迷宮かあ。ちょっと懐かしい。一度だけお邪魔したことあったな。(懐かしむように目を伏せて、紅茶に口をつける)
        フェリックスとマリーは絶対子供いると思う。マリーも作りたいなって感じだったし。
        ……フェリックスとマリーもそうだけど、カイとノアも子供ってどっちの遺伝子が強く出るんだろうね。主に耳とか。
        ナフィとラッドの間の子供もちょっと気になるわ、そういえば。不老になったり成長が遅くなったりしないの?
        -- スイ 2012-05-31 (木) 00:29:53
      • あー、っとー……うん、その節はご迷惑をおかけしましてー
        (スイが迷宮に行く原因を作ったのは自分達である。懐かしくもあるが、ばつが悪そうに苦笑いを浮かべて)
        フェリックス凄い子煩悩になりそうだよねー…思いっきり甘やかしてそう!で、マリーがそれを嗜めるんだよきっと!
        (友人達のやりとりを思い浮かべ、くすくすと楽しそうに笑う)あ、確かにカイとノアの子供は気になるなー…肌の色とかもあるし!
        同窓会で確かめるのもいいかもね!…あ、それは多分大丈夫だとは思うよ!ラッドの故郷でちゃんとチェックしてもらったもん
        …ふふ、どっちに似るんだろうなー(と、二人の顔を見て何やら楽しそうに笑う)
        -- ナフィ 2012-05-31 (木) 00:40:05
      • ま、まあ4年も前の事だし、な…… うん(同じように少しだけ気まずそうに。許されたとしても、やっぱりむず痒い思い出だ)
        肌色もそうだけど、何よりあの二人の子だろ……?どんな戦闘狂になるか恐ろしいな……3歳とかで俺と同じぐらい強かったらどうしよ
        (なんて楽しげに笑いながら)ファルとフラウの所は、子供もだけどフラウがどうなってるかが一番気になるな!クソモジャ本家のスパルタでどれだけ変わるものか……
        お、俺たちの……?(うーん、と少し悩んで) ナフィに似てくれれば男でも女でも可愛いだろうしなぁ…… って、こんな話前にもした気がするぞ!?
        (在学中に遊びに行った海で、確かにそんな話をした。あの時は互いにお互いに似ればいいな、なんて言って笑い合っていたっけ)
        (それが現実になる日がすぐそこまで来ている事に、俺はまだ気付いていないのだけれど)
        ああ、遺伝の話だったら大丈夫!俺の病気も、ナフィの不老もまず遺伝はしないだろうってさ
        (ラッドの故郷でもホムンクルス技術はかなり進んでいる。いつか帰った時に二人して診断を受けていた)
        (自分達は互いに抱えた物のお陰で結ばれたけれど、それまでは明日を阻む枷となっていたわけで)
        (それを子供たちに遺さずに済む、と知った時は二人で大喜びをした記憶がある)
        -- ラッド 2012-05-31 (木) 00:57:41
      • (二人の様子を目を閉じたまま可笑しそうに眺め、カップを置く)
        ふふ、マリーは学校にいた時から肝っ玉お母さんになりそうな感じしてたものね。
        フラウはまだ苦しくなって逃げてきたりしてないから、きっと大丈夫なんじゃないかしら。
        5年の歳月で立派なレディになっちゃってるかも?……あんまり想像できないけど。(顎に指を当てて少し考えたあとくすりと笑う)
        そう、良かった。でも後々、両親と子供たちで変な光景になっちゃいそうね。
        ナフィが寂しくならないように私も合わせて老化止めちゃおうかしら。(本気とも冗談とも取れない口調で言い、傍らにおいていた本を手に取りページをパラパラ捲る)
        どうかしらねー、ちいさな頃は父親に似て、成長すると母親に似てくるとかよく聞くわよね。
        髪の色とかはどっちかに偏るのかしら、見えないけどちょっと興味あるわ。あ、お茶おかわりいる?
        -- スイ 2012-05-31 (木) 01:26:19
      • にひひ、カイとノアの子供なら3歳とは言わなくてもラッドを追い抜いちゃうのは有り得るかもよ?
        他の皆の子供もきっと強くなるんだろうし…私たちの子供もそうなっていくのかなー…?
        (と、言ったところで一人テーブルの下でお腹をさすり微笑んだ)
        え、スイそんなこと出来ちゃうの?(なんてことのないように告げる友人に驚いて顔をあげた)
        でも駄目だよスイー。スイはちゃんと自分の人生を生きなきゃ!私はラッドが居るから大丈夫だしね
        (年齢を重ねたからなのか。大人びた口調と仕草のスイに向け、あの頃と変わらない笑顔を向けるのだった)

        ……それにー。これからは二人だけじゃないし?(と、一拍開けてから意味深な発言をしてラッドを見る)
        -- ナフィ 2012-05-31 (木) 01:42:52
      • (楽しげに話を続けていた。級友たちがどう変わっているか、また変わっていないのか、など想像したり)
        (子供がどっちに似るか、どんな子に育つか、育てたいかなんて未来に思いを馳せたりしていたのは覚えている)
        ああ、お願いしようかな(と、スイにお茶のお代りを頼んで、少し)
        (次に何を話そうか、と考えていた内容が全て吹き飛んだ)
        (その言葉の意図する所はすぐに理解できた。子供の話を始めたのはナフィだし、その話をする時もこころなしか嬉しそうだった)

        二人じゃない……って……(理解できているのに、何故だか考えがまとまらない)
        それって、もしかして……(理解できたからこそ、言葉が出てこない)
        (ナフィの返す答えはきっと想像している通りの言葉。だけれど、それがどうしても聞きたいのか。実感を渡して欲しいのか。自分からは口に出す事が出来ず)
        (視線がナフィの目、テーブルの下、ナフィの目、と動いて止まる)
        (今喜んだってきっと問題が無い筈。それでも、青年の視線は外せずに、体は動かせずにいた)
        -- ラッド 2012-05-31 (木) 02:02:04
      • んー、たぶん、今の私は無理だけど、その内出来なくはない、かなー?
        そ?ふふ、まあ不老なんてことやるとしたらなにか別の理由込みですることになるだろうし今はそんなにやる気もないから安心して。
        はい、どうぞ。っと?(お茶を淹れながら、ナフィの発言を聞き、眉を上げ、きょとんとした表情をする)
        (少しして意味を察し、静かにポットを置いたあと、頬杖をついて微笑んで黙る。二人が喜びに浸れるように)
        -- スイ 2012-05-31 (木) 02:21:06
      • …にひひ。うん、そういうこと(驚きからか、固まってしまったラッドを見て嬉しげに口元を綻ばせて)
        この間さ、体調悪かったから病院で検査してもらったの。その時に分かったんだけどー…私、お母さんになっちゃったみたい
        (先日、体調が悪いからと言って病院に行った時に発覚したこと。驚かそうと思って、今まで隠しておいたのだった)
        (期待通りに驚いてくれた夫に、満足げに頷いて)これからもよろしくね、お父さん?
        あ、それでねスイ!お願いがあるんだけどー…聞いてもらってもいいかな?
        -- ナフィ 2012-05-31 (木) 02:41:09
      • そうか……そうか……(うんうん、と言葉少なに頷く。喜びを噛み締めるように)
        (自分が父親になるという実感も当然あるが、愛する人との間に子を成せた事が何より嬉しく)
        (涙をぼろぼろ溢して彼女を抱き締めたい気持ちが湧き上がるが、ここは友人宅。それはぐっと堪えて)
        ああ、改めて、(だけれど、喜びの涙は抑えきる事は出来ず)家族、として…(「お父さん」 そう呼ばれる事が切っ掛けとなって溢れ出す)
        よろしくな、お母さん…!(頬を伝う大粒の涙を拭い、満面の笑顔でそう返した)
        (何度かそういう話をして、その度に「自分が父親になるなんて」とはにかんでいたけれど)
        (いざそうなってみると、溢れる感情は想像の比ではなかった。きっと家に帰った後、また泣いてしまうんだろうな。心中でそう苦笑いして)
        …ああ、そうだった。こうなった時に頼もうって話をしてたんだよな!(もう一度涙を拭って、努めていつもの表情に戻す)
        -- ラッド 2012-05-31 (木) 03:06:07
      • ん?もっと噛み締めなくていいの?あたし幾らでも待つけど。(悪戯っぽく笑ったあとに、思わず口をついて出た一人称にバツが悪そうに顔をしかめる)
        なかなか治んないわね、やっぱ。うん?こんな時にお願い?あんまり難しそうなのはやめてね?(頬杖をやめ、軽く首を傾げて向き直る)
        -- スイ 2012-05-31 (木) 03:18:00
      • にひひ、ラッドと二人で話して決めたんだけどね?
        スイにさ、私とラッドの子供の名付け親になって欲しいの!養成校で…ううん、卒業してからもずっとずーっとお世話になってるでしょ?
        …私の、家族でもあるわけだしさ!だから、スイに考えて欲しいの
        (首を傾げるスイにそう告げる。前々から二人で決めていたことだ)
        (こうして定住することになって、毎日のように世話になっている。いや、養成校のころから色々とお世話になった相手だ)
        (その感謝の意を込めて、というのもあったが、単純に家族であり、親友でもあるスイに自分達の子に関わって欲しかったというのが大きい)
        ……え、っと。どうかな?(難しいのはやめてね、との言葉には反するかもしれない。名前を付けるなんてそうそう無い経験だろうし)
        (それでも、二人で決めたのだ。もしも子供が出来たら彼女に名付け親になって欲しいと)
        -- ナフィ 2012-05-31 (木) 03:32:35
      • あーもー、無茶振りー。(ふくれっ面でまた頬杖をつく)
        第一子なんだから自分たちで三日三晩くらい徹夜で悩めばいいじゃない、もー。

        ……先に言っとくけど、あたしネーミングセンスとかないからね。
        あとで後悔してもしんないんだから。(ため息をつき、二人を軽く睨む)
        -- スイ 2012-05-31 (木) 03:58:12
  •  
  •  
  •  
  • …さて、っと。これで準備出来たかな!
    ラッドも準備出来た?(スイの故郷を発つ日。最後の朝食を済ませ、荷物を纏めて本格的に出発の準備を終える)
    (元々大きな荷物は持ってきていなかったため、左程時間はかからなかった) -- ナフィ 2012-04-21 (土) 22:35:49
    • ん、出来てるよ。忘れ物も無い……はず(鞄をチェックして。こちらも旅行鞄に中ぐらいのザックと比較的軽装)
      …結構長居しちゃったな。そんだけ居心地良かったって事だけど(苦笑して、軽くザックを背負いなおす)
      ……そう遠くないうちにまた戻って来るってわかってても、別れの朝ってなるとちょっと寂しいのなー。
      (窓から見える街並みも、これで一旦見納めかと思うと妙に愛着があるように思えて) -- ラッド 2012-04-21 (土) 22:51:09
      • ナフィ、ラッドー。馬車来たよー。(二人の部屋を数度ノックして開く、窓の下を見ればそり付の車を引いた馬車が見えるだろう)
        今の時期、山越えのルート無理だからちょっと遠回りで時間かかるけど我慢ね?
        ちゃんとスノーブーツ持った?防寒着も持ったよね?お弁当も大丈夫だよね?あとは、ええと……。
        ……どうせなら春までいてくれてもいいのに。
        -- 2012-04-21 (土) 23:02:26
      • にひひ、大丈夫だよスイ!ちゃーんと準備は済ませてるから!(気遣いの絶えない親友に笑顔を向けて)
        うーん…私もそれでもいいかなーとも思ったんだけどさ、それだとホントにそのまま移住しちゃいそうだなーと思ってねー
        ここは旅の最初の目的地だったわけだし、もう少し回ってみたいところもあるしね! -- ナフィ 2012-04-21 (土) 23:08:51
      • そうそう。それに2~3年したらきっと戻ってくるからさ、気長ーに待っててくれよな!(にっ、と笑って)
        (と、聞き慣れた男声に呼ばれる)…おっと、おじさんにも挨拶しとかなきゃだ。ナフィの分もよろしくしとくから、暫し二人でごゆっくり!
        (2人に軽く手を振って、声のする方へと駆けていった) -- ラッド 2012-04-21 (土) 23:16:26
      • でもさー、こんな積雪がひどい時期にわざわざさー……。(名残惜しげにぶちぶち文句を言う)
        2、3年かー。長いなあ。でも、しょうがないかあ。ナフィ、色々見て回りたいんだもんね。
        ……ラッド、お父さんにもみくちゃにされるな。荷物も多分増えるなー。(呼ばれて降りていくラッドの方を向いてくすりと笑う)
        ……あーあ、最初じゃなくて最後の目的地にしてもらえばよかったかなー。(両手を後ろに組んで窓際まで歩いて行く)
        -- 2012-04-21 (土) 23:23:26
      • ん、いってらっしゃいラッド。……ラッド、スイのお父さんに気に入られてたもんねー。動けなくならない程度の荷物だといいけど…
        (釣り道具やら何やら持ち帰るハメになって動けなくなったりしないだろうか、と考えつつ)うん。ショーテルから招待状も来てるし…他にも色んな所に行ってみたいしね
        最後にはー…ならなかっただろうなー。絶対私が我慢できずにスイに会いに来てただろうしね
        (スイの背中に向けて明るく笑いかける。努めて、明るく) -- ナフィ 2012-04-21 (土) 23:29:37
      • 釣り道具は絶対持たされるだろうなー。あとは下手したら望遠鏡とか馬車に積まれちゃうかも。
        で、あとでお母さんに叱られる、「旅の邪魔になるようなものを押し付けてどうするの!」って。(窓のほうを向いたまま母親の声色を真似たあと笑う)
        そっかー、次はショーテルのところかー。よろしく伝えといてー?(窓枠を指でなぞりながら明るい声で返す)
        うふふ、あたしも手紙とか送ってたら寂しくなってナフィのいる所行っちゃってたかも。
        ……絶対また戻ってきてね、ナフィ。あたしまだまだナフィに見せたいものたくさんあるの。
        新春の大市とか、夏のボート大会とか、フードフェスティバルとか色々あるんだから。
        だから、また絶対来てよ。絶対だよ?(眉尻の下がりかけた笑みを浮かべ振り返る)
        -- 2012-04-21 (土) 23:43:05
      • あは、今のお母さんのマネ?似てる似てる!(スイの声真似と笑い声に釣られるように笑いだして)
        …でしょ?だから、多分この順番で正解だったんだよー。手紙出さないなんて、お互い無理だと思うし!
        …うん。絶対戻ってくる。だってさ、お父さんとお母さんが居て…大事な家族が居て。それって此処が私の家ってことじゃん?
        だからさ、絶対帰ってくる!(声色はいつものように明るく、元気なもので。しかしその顔は溢れ出そうな涙を堪えた顔) -- ナフィ 2012-04-21 (土) 23:51:48
      • でしょー?このモノマネだけはあたし自信あるんだー。(おかしそうにくすくす笑う)
        そうだねー。……でも、本音言うと楽しかったから、寂しい。
        うん、私も、お母さんも、お父さんも、ナフィとラッドの事家族だと思ってるから。
        いつでも帰ってきて。待ってるから。いつ帰ってきてもすぐにお帰りって言えるように準備しとくから。
        ……いってらっしゃい、ナフィ。(歩み寄って抱きしめる)
        -- 2012-04-22 (日) 00:00:48
      • …私も同じ。すっごく楽しくて…養成校に居た頃を思い出すぐらい楽しくて
        だから。すごく寂しい…でも。だからこそ、帰ってくるって約束出来るよ
        ……ありがと、スイ(抱きしめられ、堪えていた涙が一筋零れ落ちた。拭うこともせず、そのままスイを抱き返して)
        (扉の向こうから、夫と父親の声が聞こえてくる。話は終わったのだろう)…ラッドも話、終わったみたい
        (最後にもう一度強く抱きしめてから)…それじゃ、行ってきます!
        (またね、でも、サヨナラでもない。家から出かけるのだから…この挨拶が一番ふさわしい) -- ナフィ 2012-04-22 (日) 00:15:19
      • (「そんな持てませんってー!いや、いやいやいや!どうせまた帰って来ますし!」なんて会話が聞こえ―)
        (扉が開き、軽く頭を下げながら出てくる。苦笑するラッドの手には革製の長いケース。まず間違いなく釣竿だろう。)
        (二人を見て軽く頷く。大体の話は扉越しにでも聞こえていたが、そうでなくても気持ちは同じだ。)
        ……よし、そろそろ出かけるか(そう言って妻の手を取り、スイへと向き直る)ここが最初で、…多分最後だからさ。手紙、書くよ。おじさん宛てにも(と笑って)
        (釣竿で塞がった手を軽く上げて、晴れやかな顔で「いってきます」と告げ、妻と二人馬車へと歩き出す) -- ラッド 2012-04-22 (日) 00:34:45
      • この約束、破ったらナフィでもあたし怒るからね。ずっと口も聞いてあげないんだから。(涙を流しながら静かに強く抱きしめたあと体を離す)
        ……うん、そうしてあげて、ラッド。お父さん、絶対あたしより寂しがってるから。(顔を拭い、ラッドへ笑いかける)
        (部屋着の上にコートを羽織り、ナフィとラッドを追うように外へ出る。風は寒いが日は暖かく感じる。自分が養成校へ向かった日とよく似ている。旅立ちには悪くない日だろう、と思う)
        ショーテルによろしくね、二人共。暇があったら遊びに来てねって言っといて。
        ……いってらっしゃい。(馬車の横まで出て、泣きじゃくる父親といつも通り悠然と微笑む母と共に二人を見送る)
        -- 2012-04-22 (日) 00:48:56
      • …うん。絶対、絶対帰ってくるよ。ラッドが言ったようにさ。此処が最初で…最後の場所になると思うしね
        (零れる涙を袖で拭い、夫の手を握り馬車へと乗り込む)
        (後ろから聞こえるそれぞれの声に振り返り、窓から身を乗り出して大きく手を振った)
        お世話になりましたっ!すっごく楽しかった!ほんとに、ほんとにありがとう!
        お母さん、お父さん、スイ…いってきまーす!
        (その言葉と同時に、馬車がゆっくりと動き出す。涙で滲む視界もそのままに、家族が見えなくなるまでずっと、ずっと手を振り続けた)

        (こうして再び二人の旅路は始まる)
        (友人の顔を見るために立ち寄ったこの地で、二人は新しい家族と、新しい故郷を得た)
        (次に向かう先には何があるのだろう?)
        (今はただ、家族との暫しの別れを惜しみ涙を流すだけ)
        (いつか来る再開の時には笑っていられるように、今泣けるだけ泣いておこうと思った)
        (「ただいま」の言葉に涙なんて、きっとふさわしくはないから―) -- ナフィ 2012-04-22 (日) 00:59:01
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  • (スイの故郷を訪れてから暫くの時が過ぎた。毎日どこかへ遊びに行ったり、色んなことを話したりと大忙し)
    (そして今回は街の近くにある湖畔へとピクニックにやってきた。街道を歩くこと40分程)
    (小高い丘を越えると、視界一面に澄んだ湖が広がった)お、おぉぉぉーーー!ついたー!すごい、ひろーい!すごいねラッド! -- ナフィ 2012-04-20 (金) 21:38:18
    • (忙しいながらも幸せに満ちていて、どこか学校生活を思い起こさせる日々だった)
      (こんなに愉しいのが続くのなら今月いっぱいと言わず、1年でも2年でもいたいくらいに)
      (3人分の荷物を担いでナフィから遅れること数秒、漸く湖を目にして)はあー………(とまずは感嘆)
      広いのも当然スゴいけど、綺麗だなぁ…… しかもコレ、全部自然のものなんだろ?いや、凄いな……
      (故郷にも同じくらい綺麗な湖はあるが、人工物である。 天然の物となればまた格別な感動がある) -- ラッド 2012-04-20 (金) 21:46:04
      • (ナフィとラッドの後ろ姿を眺めるようにゆっくり歩いてき、ラッドからさらに十数秒遅れて到着する)
        んーっ、ここまで歩いてくるのも本当久しぶり!
        うふふ、すごいでしょ?ここら辺で一番大きな湖なんだから。
        それにしても今年はまだ雪積もってなくてよかったねー。雪降ると本当寒いんだこの辺り。
        シートとかはもうちょっと湖に近い場所で敷く?
        -- 2012-04-20 (金) 21:55:49
      • 私こんな大きい湖みたの初めてー!綺麗だなー…(湖を囲むように山脈が走り、頂上周辺に薄ら雪が積もっている。まさに絶景)
        うん!湖のほとりでお弁当たべたーい!ラッドの街も感動したけど、こっちはこっちで違った感動があるなー…
        (わー、と周囲をぐるりと見渡しながら湖の畔へと歩を進める。越冬のために北からやって来た渡り鳥や、湖面から飛び出る魚など、全てに目を奪われている) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 22:04:05
      • や、でも住むなら断然こっちだよなぁ…… 父さん母さんにも見せてやりたいくらいだし
        ようし、じゃああの辺で一旦荷物降ろすかー。お腹空いたー……(ナフィに引き連れられるように湖畔へ進む)
        キョロキョロしながら歩いてコケるなよー?俺助けてやれないかんなー?(両手と背中を荷物で塞がれた姿で声をかける) -- ラッド 2012-04-20 (金) 22:13:46
      • にひひ、こんな所に家立ててのんびり暮らせたら素敵だよねー……
        自然に囲まれて、毎日自給自足でのんびり過ごすの!そんで、時々スイの家まで遊びに行ったりとかして!
        (湖の畔に二人で住むなんておとぎ話みたいだね、とラッドと二人して笑いあいながら)
        ね、どう思うスイ?この辺に家立てたりとか出来るのかなー?
        (とはいうものの、町まで歩いて40分というのは日常生活には不便だろう。が、そんなことは頭から抜け落ちているようでただはしゃぎまわっている) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 22:37:11
      • こう、のんびり釣りしてたらナフィが昼ご飯持ってきてくれて、そのまま夕方までー みたいななー?
        (大体この辺りだろう、と荷物を降ろして。改めて辺りを見渡す)
        (自分の故郷が嫌いなわけでは勿論無いが、人生の大半を過ごした個室と比べるとここは余りにも広くて。未来の一つに思いを馳せれば胸が高鳴る)
        (ただでさえ自分たちの出会いからして物語じみてるのに!と笑って)
        おいおい、住む気満々だな!? ……でも、実際の所どうなんだろう(なんて、こっちもこっちでその気にさせられているようで) -- ラッド 2012-04-20 (金) 22:55:27
      • 最近ちょっと、運動してなかったからやっぱ鈍ってるなあ……。
        (嬉しげに声を掛け合う二人の声を聞き、途中で足を止めて手頃な岩に腰を掛ける)
        んー、ここはあんまりオススメできないかなー?氾濫した時とか大変だし、何より街が遠いからー。
        たま〜に遊びに来るくらいが一番だよー。(両手をメガホンのようにして声を響かせる)
        実際に住むなら、街の中でいい家探してあげるよ、庭付きのー。畑とかは城壁外にある土地借りればいいかなー。
        -- 2012-04-20 (金) 22:58:14
      • そうそう!二人でご飯食べてー…ううん、子供達も一緒に皆でのんびり過ごすの!素敵な毎日になるんだろうなー…(ほわー、と幸せそうな笑顔を浮かべ)
        あー…そっかー、街が遠いと色々必要なものが出来た時とか大変だもんねぇー(スイの言葉になるほどー、と頷き)
        ホントにー?だったらさー!ホントに住むことになったらお願いしちゃうかもー!
        (と、休憩中のスイに声を返して)ね、ラッド!なんかこんな景色見ちゃうとホントにその気になっちゃうね?勿論、ラッドの実家も良い所だったけど! -- ナフィ 2012-04-20 (金) 23:08:32
      • 段々具体的になってきて、今ここで「じゃあ住むんでスイさんよろしく!」って言いたくなるなぁー(と苦笑する。実際それぐらい魅力的な場所で)
        (土地もそうだが、妻の親友がすぐ近くに。そして、もしかしたら自分の親友も来るかもしれない。そうなればもっと楽しいに違いない)
        俺の所はなー、確かに利便性で言えば絶対上なんだけどー。でも子育てとか新婚生活って意味では絶対こっちのがいいって!子供たちには自然と触れ合って育ってほしい…!
        (さらに乗せられて未来への展望を語り出す。その表情はとても楽しげで、まるでクリスマスのプレゼントを楽しみにする子供のような) -- ラッド 2012-04-20 (金) 23:18:10
      • 任せてー。お父さんもお母さんも割りと顔がきくから親の威光フル活用しちゃうー。っと。
        (腰に括っていた二つ折りの杖を伸ばし、目を閉じてゆっくり歩き始める)
        うふふ、今言われても一ヶ月以内にお家ご用意致しますよ、旦那さん?
        他国との文化交流がないわけじゃないけど、この国はこのスタイルを維持し続けてきてるからねー。
        きっとこれからもあんまり変わらないよ、この国とこの自然は。
        おっとと。(杖を石に引っ掛けながらナフィとラッドの所へたどり着く)
        -- 2012-04-20 (金) 23:27:20
      • にひひ、旅が終わったらさ、もっかい此処に戻ってきて、そんでその時に最終決定しようよ!
        多分、ここより良いなーって思えるところってあんまりないと思うけど!
        (ラッドと二人してシートを広げ、腰を下ろして一息)あ、スイ!大丈夫?(よろけるスイを見て立ち上がり、シートの場所へと案内し)
        変わり続ける良さってのもあるけどー…変わらない良さ、ってのもやっぱりあるよね、きっと。…にひひ、何かはしゃいじゃったらお腹空いちゃった!お弁当たべよー? -- ナフィ 2012-04-20 (金) 23:34:20
      • 商売上手な事言っても今日は決めないからー!まだ行くとこいっぱいあるんだし!
        ……でも、それが終わっても此処は変わらずに待っててくれるんだろうし。たくさん思い出作ったら絶対帰ってくるからな!
        (待ってました!と言うが早いかリュックから弁当を次々と取り出す。準備を手伝ったわけではないので中身は知らず)
        こんな綺麗な所で食べる弁当は格別なんだろうし、それも楽しみだけどー、メニューも気になる! -- ラッド 2012-04-20 (金) 23:45:00
      • とと、ありがと、ナフィ。(ナフィに手を引かれてシートまで歩く)
        ちぇっ、ダメかー。うん、二人がまた来てくれるの待ってるからね。おかえりいつでも帰りを待つ、ってね?
        ん、そうしましょー。ピクニック連れてくって言ったらお母さん柄にもなく張り切っちゃってさ。
        そっちのバスケットはサンドイッチとイワシの酢漬け。こっちの容器は羊肉とキャベツのシチュー。
        そっちは生ハムとソーセージかなー。とりあえず火起こしてシチュー温める?
        -- 2012-04-20 (金) 23:58:39
      • スイのお母さん手作り弁当だなんて楽しみだなー!何度か夕食ご馳走になったけど毎回絶品だったもんねー
        ん、そだねー。冷めたシチュー食べてもあんまり盛り上がらないだろうし!ラッド、何か火おこす道具とかあるー?
        (広げられた弁当をあれこれ見て笑顔。早く食べたくてたまらないようでうずうずしているのが見て分かる) -- ナフィ 2012-04-21 (土) 00:08:40
      • 熟練の技ってーのかなー…、本当どれも旨くってなー(ナフィも10年、20年後には負けないくらいになってるだろうけど!と笑って)
        (メニューを聞くだけで空腹が加速するようで。何やらバッグをゴソゴソと漁り)
        フッフッフ…… こんな事もあろうかと国から持ってきたアウトドア用ミニコンロ!温めるくらいなら十分……、なはず!
        (シチューを容器に移し火にかけて)…さて、温まるまでボーっと待ってるのも何だし、いただきますか!(サンドイッチのバスケットに右手を向ける、同じく待ちきれないといった様子で) -- ラッド 2012-04-21 (土) 00:23:20
      • うふふ、そうでしょ。ぶっきらぼうな感じの所もあるけど、料理の腕はいいんだよね、お母さん。
        あ、便利なもの持ってるね。じゃ、よろしくね。(荷物から鉄製の平皿を三枚とスプーンを取り出す)
        鉄皿も用意してあるし、うん。それじゃあ、温まるまで他の食べ始めようか。
        フラットブレッドも持ってきてるからサンドイッチ食べちゃってもシチューのお供に困ることはないよー。
        -- 2012-04-21 (土) 00:31:13
      • ラッドもスイも準備良いねー!さっすが、頼りになる!(満足げに頷くノー準備の駄目な妻)
        ん、それじゃー…いただきまーす!(手を合わせ、三人の声が同時に響く)
        (静かな湖畔の昼下がり。3人の昼食は和やかに進んだという)
        (途中、シチューで舌を火傷しそうになったりだとか、サンドイッチを落としそうになったりだとか)
        (色々とハプニングはあったものの。それも含めてとても良い思い出になったとかー) -- ナフィ 2012-04-21 (土) 00:42:28
  •  
  •  
  •  
  • (手紙のやりとりがあってから数か月。夫と二人で、スイとの約束通り彼女の故郷に遊びに来た)
    えーっとー。此処がスイのおうちかな?…何かドキドキするねラッド!(傍らに立つ夫を見てわくわくした面持ち)
    よーし…それじゃ、いきまーす…!(意を決し、トントン、と家の扉をノック) -- ナフィ 2012-04-19 (木) 21:28:49
    • ん、地図も住所も合ってるね。(行きたい、と言われた時は確かに気乗りしなかったが、途中からその気持ちも楽しみに変換されて)
      俺、何重の意味で緊張すればいいのかわかんないけどなー……!(と、楽しげに苦笑する。)
      (許されてないなんて事は無いだろうけど、やはり気になることは気になるのだ。自分が悪い事なら尚更である)
      (ワクワク7割緊張3割といった感じで、戸を叩く妻の姿を半歩後ろから見守っていた) -- ラッド 2012-04-19 (木) 21:34:50
      • はい?(ノックされ数拍後、スイと同じ髪色でやや目つきのきつい三十半ば程度の女が扉を開き出てくる)
        (腕を組み、二人を値踏みするようにじっと見ると、ふ、と微笑む)
        ナフィとラッド、ね。娘から話は聞いてるわ。おかえりなさい、って言ってあげるべきよね。家族なんだから。
        翠には買い物に行かせちゃったけど、すぐ帰ってくるわ。入んなさい。長旅疲れたでしょ。
        -- 2012-04-19 (木) 21:43:21
      • あ…(てっきりスイ本人が出てくるものだと思っていた。出てきた女性に目をぱちくり)
        え、あ、えっと!はいっ!(中へと促されれば慌てて返事して)
        あ、えっとー…スイの、お母さん…ですか? -- 2012-04-19 (木) 21:46:46
      • (ナフィとは対照的に、そこまで驚いた様子は無く)はい、スイの同級生のラッド・ルクスです(こっちは妻のナフィで、と一応紹介して)
        (家族、と言われて少し安堵の色を見せる。そこまでの懸念があったわけではないのだけれど)
        ……お邪魔します(と、少し緊張した様子で軽く頭を下げ、促されるまま)
        (時間の指定はしてなかったので親と遭遇する事はある程度予測していたが、人の実家に上がるのはどうしても緊張してしまって)}; -- ラッド 2012-04-19 (木) 21:59:53
      • そうよ。ソフィア・イシザネ。スイ・イシザネの母親よ。
        ふふ、改めて自己紹介してもらうまでもないわ。(二人をソファまで誘導し、台所へ姿を消す)
        緊張するなっていう方が無理かしらね。(ラッドの様子をおかしそうに笑いながら台所から紅茶を持ってくる)
        ……あの子が帰ってくる前にちょっといいかしら。(正面に座り、居住まいを正す)
        娘が大変お世話になりました。あの娘、馬鹿だから迷惑ばっかりかけたでしょ。
        -- 2012-04-19 (木) 22:15:10
      • あ、い、いえ!とんでもないです!いっつもスイにはお世話になってて…(ソフィアの言葉にぶんぶんと首を振って)
        凄く優しくて、気配り上手で…むしろこっちが迷惑かけちゃったといいますかー…
        と、ともかく!スイから迷惑だなんて一回も被ったことないです!私の一番の友達…ううん、家族ですから! -- ナフィ 2012-04-19 (木) 22:20:34
      • (紅茶を出され、どうもと頭を下げる。言われた傍からの事なので、自分でも少し面白くなってしまうが)
        (自分も「むしろ俺が」と言おうとしていた所にナフィの発言、それに同調するように)…恥ずかしながら…そんな感じ、です。(と照れ臭そうに)
        その、スイがいなかったら、今俺達もこうして一緒にいなかったかも知れませんし。思い出も含めて、俺も大事な友達だと思ってます -- ラッド 2012-04-19 (木) 22:28:09
      • ありがとう。(二人の様子を微笑ましげに見ながら立ち上がる)
        ……ん、帰ってきたわね。あの子、あれだけ放射絞れって言ったのに。あとで説教ね。

        ただいまー。おかーさーん、ニュウドウイワシ買ってきたー。
        ……あれ?お客さん?っていうかあれ?もう来てるの!(ばたばたと飛び込んでくる)
        -- 2012-04-19 (木) 22:41:54
      • あ…!(玄関から聞こえる懐かしい声に思わず頬を緩ませて)
        (やがてリビングに飛び込んでくる友人の姿を見れば、ぱぁっと一層笑顔が明るくなった)
        えへへー…スイ、久しぶり!お邪魔してまーす!
        (立ち上がり、抱き着きに行こうかとも思ったが、ラッドに言外に制止されたので手を振って)) -- ナフィ 2012-04-19 (木) 22:47:40
      • (ナフィとスイ、その双方にそれぞれ別の意図の苦笑を向ける)
        (ピッ、と小さく手を挙げ)……や。半年ぶり、かな。(改めてこみ上げる気まずさはほぼ無く)
        (何度か反芻していた事と、先の家族という言葉もあるが 何より次にいつ会えるかわからない再開でそういった感情を出すのは憚られた)
        (態度が控えめなのは、ナフィが大変嬉しそうにしている分抑えたほうがバランスが取れるだろうとの無意識の部分が大きい) -- ラッド 2012-04-19 (木) 22:59:18
      • それじゃ、お母さん工房の方行くから。ゆっくりしていきなさいね(スイにゲンコツを落として手を振って出ていく)
        いったい!……ナフィ、ラッド、久しぶり!え、まだ半年しか経ってないの?
        なんか、もう一年くらい経っちゃったくらいの気分だったのに。ね、ね、ふたりともどんくらい滞在するの?
        (学校にいた頃にはあまり見せなかったような高いテンションで二人の前のソファに腰を下ろす)
        -- 2012-04-19 (木) 23:12:35
      • にひひ、お手紙見たら一気に会いたくなっちゃって!一番に会いに来たんだー
        今の所、特に何日って決めてるわけじゃないかなー…次の予定があるわけでもないし、のんびりしていこうとは思ってる!ね、ラッド? -- ナフィ 2012-04-19 (木) 23:18:32
      • ホントなー。学校卒業して大人になるってこういう事なのかも。時間進むのホント早いわ……
        ナフィが「絶対絶対スイの所に行くー!!」って言ってさぁー(ま、俺も第一候補だったけどさ。と楽しげな苦笑いを浮かべて)
        …んー?そうだなぁ、スイさえ良ければ割と長居しようとは思ってるけどー(ここで「すぐ発つ」と冗談でも言ったら後でどんな拗ね方されるかわからないので率直に) -- ラッド 2012-04-19 (木) 23:29:34
      • うふふ、嬉しいなー。すごく嬉しい!(ソファに座ったまま見てわかるくらいそわそわウキウキした表情で落ち着きがない)
        まあ、でもその早い時間の流れのお陰で今こんなにも嬉しいから、よしとしよう!
        そかそっか、じゃあ、ゆーっくりのんびりしていくといいよ!(台所からポットを持ってきて自分の分の紅茶も用意する)
        もし宿が決まってないならうちの空き部屋でも、裏にあるお母さんの工房の空き部屋でも使えばいいしー
        観光案内とか必要なら私が受け持つしね!
        -- 2012-04-19 (木) 23:35:47
      • 宿はー…どうなってたっけ、ラッド(宿の予約やらその辺の難しいことはラッドに丸投げしてた駄目な妻)
        一通りの観光はして回りたいなー!すごい長閑で良い所だねー。ラッドの故郷にもびっくりしたけど、こっちも素敵だなー
        (ラッドの故郷の都市とも言えるような大都会と比べると、自然に囲まれたこの街の美しさがより引き立つような気がした) -- ナフィ 2012-04-19 (木) 23:39:45
      • えっ、宿? ……ええと……空き部屋、貸してください(ぺこりと頭を下げる。駄目なら探せばいいと思っていたダメな夫)
        だなー… 俺のトコより見るべき物は多そうだ!(技術こそトップクラスだが、名所らしき名所がないラッドの故郷)
        (その近未来的な都市そのものが名所でもあるのだが、やはり思い出に残るのはこういった所での観光や名所巡りだろう) -- ラッド 2012-04-19 (木) 23:48:51
      • オッケー、じゃあ、宿と食事はまっかせなさーい!
        うふふ、そうでしょー。街入るまで本当何にもなかったでしょ。山と川と森ばっかで。
        ラッド、その反応は事前に宿下調べしてなかったでしょ。そんなんじゃナフィ任せられないぞっと。(ささっとナフィの座っている後ろへ移動してナフィの両肩に手を置く)
        色んなとこ案内したげるね二人共。城壁の上の見物コースとか、上手く行けば王城ももしかしたら一部分だけだけど見物させてもらえるかも。
        美味しい物だって沢山あるし、今月はちょうど収穫祭もあるかなー。うふふ。
        -- 2012-04-19 (木) 23:58:49
      • だってさラッド!私、スイに着いて行った方が幸せになれたりするのかなー?
        (なんて冗談めかして笑い、肩に於かれたスイの手に自らの手を重ねて)
        え!あのお城入れるかもしれないの!?おぉぉー…何だか俄然ワクワクしてきたなぁ!
        (街の外からでも分かる大きな城。自然と融和したその外観に感嘆の息を漏らしながらここまで来たのだ) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 00:03:40
      • う、うぐぐ…… 違うんだ、スイならきっと用意してくれてると…… いや、すみません……(しょんぼりしてみせる、実際そういう考えもあったはあったが)
        城も見たいけど、美味い物も気になるなぁー! 旅行先第一号、名物料理期待させてもらうかんな!
        (示し合わせたわけでもないのに行事に鉢合わせるとは何とも運がいい物だと、ナフィの言う通りにしてよかったと実感する) -- ラッド 2012-04-20 (金) 00:16:47
      • あはは、あんまり不甲斐無いとナフィ連れて逃げちゃうかんね、ラッド?(取られた手をギュッと握り、ラッドに見せて笑う)
        うん、端っこで静かにしてれば、庭園とエントランスくらいは見せてもらえるかなー。謁見の間とかは流石に無理だけど。
        この国、立憲君主制だからちゃんと王様いるしね?
        今の時期だとニュウドウイワシっていう陸で産卵するお魚がちょうど旬なんだよ。子持ちのをシチューにしたり、パイの具にしたり。
        二人共お酒飲めるなら、ワインなんかもおすすめだよ。一ヶ月早ければぶどうの収穫も見れたんだけどなー。
        今日はとりあえずうちでお母さんの手料理味わってもらって、うちのお父さんに猫可愛がりしてもらってね。大変だよー、きっと。
        あ、あと、先に釘刺しとくけど。夫婦だからといって羽目を外さないよーに。ね?(不機嫌そうな顔を作りラッドを睨めつけた後、堪え切れなくなって笑いはじめる)
        -- 2012-04-20 (金) 00:32:54
      • 王様、王様かー…ショーテルみたいな人なのかなー…(自分の中での王様と言えば彼しか居ないので、デカイ城でふんぞり返るショーテルを想像して苦笑い)
        にひひ、新しい娘ですーって挨拶すればいいのかな?(くすり、と冗談めかして笑い)お母さん、綺麗な人だったなー…お父さんはどんな人?
        え?ハメを、外すー…??ラッド、どういうことー?(何故かラッドに振る) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 00:40:12
      • (「陸で産卵する」から何故か「徒歩で陸に上がってくるニュウドウイワシ」を連想して吹き出しそうになる)
        ……な、なるほどニュウドウイワシ、ね。楽しみにしとこう!(脳内で振り切る、振りきれない。)
        (完全に許されたと思うほど楽観的でもないが、まさかここで飛んでくるとは。そしてナフィからも飛んでくるとは思わず)え゛っ
        あー……、ハイ。その、めっちゃ気をつけます……!(照れ笑い7苦笑い3の表情で返して、ナフィに耳打ちをする)
        ………夜は静かに寝ろ、ってことかな。(それだけではわからないかと、更に言いづらそうに)…その、大部屋でさ、あったじゃない… -- ラッド 2012-04-20 (金) 00:51:42
      • ショーテルみたいに若い王様ではないけど、温和な良い人だよ、今の王様。
        ふふ、挨拶する前に二人揃ってハグされちゃうかも。よく来たね!娘よ!息子よー!って。
        ナフィのこと家族だ―って言ったら、「娘は何人いてもいい!」って喜ぶし、
        婚約してる相手いるんだよって言ったら「じゃあ息子だね!お父さん息子と釣りとか行くの夢だったんだよ!」って言い始めるし。
        お父さんはそんな人で占星学者、星の運行と歴史と照らしあわせて共通点を探す人。今日は大変だろうなーほんと。
        はい、よろしい。(ラッドの反応を確認した後、対面の席に戻り楽しげに二人のやり取りを観察する)
        -- 2012-04-20 (金) 00:59:09
      • へぇー…にひひ、それじゃ私もお父さんって呼んじゃっていいのかなー。…ちょっと照れくさいけど!
        へぇー…学者さんなんだー。ラッドのお父さんも学者さんなんだよ!こう、機械とかそういう方面のだけど!
        (ラッドに耳打ちされ、一気に顔を赤くして)も、もうスイー!幾ら何でもスイの家でそんなことしないよ!そ、そりゃー、大部屋ではー…したこともあったかもしれないけどー…(もじもじ) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 01:10:39
      • 実父と、ナフィのお爺さんと、ショーテルと、スイのお父さんで4人目のお父さんって事か…!面白いけどわけわかんなくなってきたな!?
        そそ、魔導工学の研究者。 でも体動かすの全然ダメだから、釣りはスイのお父さんとやりたいなー(、と苦笑して)
        (恥ずかしそうにするナフィを見て、自分も羞恥心が持ち上がってくる)……ま、まぁ若気の至りだったってことでー…… その、そろそろ忘れたほうがー…… -- ラッド 2012-04-20 (金) 01:20:23
      • うん、呼んだげて呼んだげて、絶対喜ぶから。
        ラッドのそれも聞かせてあげたら感涙流しながら「今日の星図は一生保存しよう」って絶対言うから。賭けてもいい。
        へえー、魔導工学、機械かあ。こっちでは全然発達してない分野だなー。その辺の話今度聞かせてもらわなきゃね?
        どうだかなー。ナフィ、たまにラッドしか見えてないしなー。(紅茶に口をつけおかしそうに笑う)
        えー、若気の至りってまだ半年しか経ってないじゃない。(最初にラッドがいった月数を口に出して指折り数える)
        ふふ、まー、夜たまーにナフィ借りちゃうからラッドの実家にいる頃よりも一緒にいる時間は減っちゃうかもね?
        あたし、沢山お話したいことだってあるし、お話聞きたいことだってあるんだもん。
        -- 2012-04-20 (金) 01:27:17
      • 今まで家族が居なかった分、何人居ても全然おっけーだね私!にひひ、そんじゃお父さんって読んじゃおーっと!
        うー…ぁー…そ、れはー。そうかもしれないけどさー(事実なので言い返せない。からかい半分なのはわかってはいるがどうにも恥ずかしくて)
        あ、こっちに居る間にスイと二人で寝たりとかはしたい!二人でベッドにごろごろしながら色々お話するのー!
        (その間に夫はどうするのかーとかは頭から抜けている様子で)

        (そんなこんなで、色々な場所を観光したり、名物料理に舌鼓を打ったり、夫を置いてスイと二人でおしゃべりしたり)
        (久方ぶりに会う親友。いや家族との再会を楽しく過ごしたとか―) -- ナフィ 2012-04-20 (金) 01:53:36
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  • 郵便デース

    拝啓 石実翠様
    残暑が厳しい中でもだんだんと空が秋色に染まり始めた今日この頃、お元気しておりますでしょうか
    などと、手紙だとどうしても硬い文面からはじまってしまいますわね。こうやって手紙を書くのも久々で、少し書き方を忘れたりしています。
    こちらのほうは変わりないようでやはり養成校の皆、結構な人数が旅立ち、寂しく思うこともあります

    時々、ふと会話中に旅立った友人がいるような気がして間違えて名前を呼びそうになることも…半年ほどたってもなかなか慣れないものです
    翠のほうは実家でも順調なようですわね?お母様が魔導師だというのは知らなかったので少し驚きました
    次あうころには…もっと魔術が上手になっているかもですわね…私も最近は少し魔術の勉強などもしております。
    料理以外にもそちらも今度機会あらば教えてくれると嬉しいですわ

    そうそう、話かわってレストランは順調に…店名は「スウペ・タンドルマン」というお店でオープンテラスもありますわ!
    こちらに残った養成校出身の子や、他からもお客さんがそこそこ…今のところは順調にやれてますわ。モブ子ちゃんにウェイトレスしてもらったりアルバにシェフとして頑張ってもらったり
    残った子も結構顔だしてくれるのが本当にありがたいですわ
    もちろんシチューなども…今度良かったら食べに来てね?その時はおみやげにレシピも渡すから
    今はまだ残暑が厳しいですが、秋がくればすぐ冬、お体など壊しませんように

    親愛なる翠へ

    PS:結婚してもフェリックスさんが婿養子に入るので私の名前は変わりませんからそのままでOKですわ -- マリー 2012-04-19 (木) 11:28:03
    • うふふ、順調かー。あ、フェリックス婿養子なんだ。
      ……絶対、行かなきゃなー。(大事そうに手紙を仕舞う)
      -- 2012-04-19 (木) 17:35:06
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  • (御手紙が届いた)
    『前略、お元気ですか翠さん。僕は元気です
    そちら生活はどうですか? 僕も新しい生活を始めました
    色々な場所を旅しています。もし良ければ翠さんの故郷も教えてもらえれば、近いうちに遊びに行くかもしれません
    人を助けると言う事は未だに成りませんが、友人として翠さんの力になりたいと思っています 草々 ──凪 雪弥』 -- ユキヤ? 2012-04-17 (火) 20:51:28
    • 宛 凪 雪弥様

      お手紙ありがとうございます、翠です。
      私の方は慌ただしい帰郷も終わって、じっくりと魔道師としての修行に励んでいます。
      帰るまではこっちでもあの日々に負けないくらい頑張ろうと息巻いていたけれど
      たまに養成校での日々が懐かしくなって、寂しくなることもあります。

      ユキヤも旅を?
      ちょっと意外だなーって思っちゃいました。
      でも何処に行ってもユキヤの優しさに心救われる人はいるんだろうなって思います。
      旅はどうですか?
      色々と新鮮なものとの出会いはありましたか?
      なんだか前にナフィにお手紙を書いた時も似たような文面を書いてしまった気がします。

      でも、やっぱりどうしてるか気になっちゃいますよね。
      友達なんだもん。

      私の正確な住所は、封筒に書き加えておきますね。
      ただし、来てくれた時は力になってくれるんじゃなくて
      私が知らない、卒業より後の街の様子、旅先での話
      そんなお土産話で夜更かししようね?

      それじゃあ、来てくれるのをお茶菓子とおいしいお茶を用意して楽しみにしています。

      親愛なるユキヤへ。

      石実 翠
      -- 2012-04-17 (火) 22:09:53
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Last-modified: 2013-02-25 Mon 02:44:49 JST (4077d)