見た目の質感的には胡麻羊羹の方が近い気もする
- ぐ
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- (道端で見かけるなり歩くプリンか何かだと思ってスプーンですくおうとしたがぷるぷるしただけだったので)見本品なんか、残念です……(悲しそうな顔で去っていった) -- "灰色兎"?
- (やおら背中にスプーンを突き立てられ、びくんっと小さく跳ねる。何事かと振り向けば去っていく後ろ姿)
食べ物と見るやいきなりスプーンなんてどうかと思うねボカァ! (書いたメモを見せる相手はもう遠く。お腹壊すぞっ!という心の叫びは誰にも届くこと無く、やるせない怒りとともに何処かへ消えていった) -- クード
- お、おい大丈夫だったのか黒いの! つーか家族だったのか黒いの!?
アタシゃてっきり何か新種の生き物かと思ってたぜ… 大丈夫だったか…? -- シャフィカ
- (ぱたぱたーっと手を振って元気さをアピールする黒いの)
これだけ人数が多いと、お屋敷にいてもなかなか顔を合わせなかったりするみたいですね (なんてことをメモ帳に書いてシャフィカに見せる) -- クード
- そっか、元気なら何よりだ…つーかでかいな、寄ってみると結構…いやだいぶでかいなお前。(こちらが小さいのもあるが、黒くてでかい威圧感に圧倒されそうになりながら)
ん?なになに…(見せられたメモに視線を這わせ) …そうだな、今何人がこの屋敷に居るのかすらわからねーくらいだ。 全員集まったら壮観だろうなぁ。 ああそうだ、一応見舞いの品とか持ってきてみたが…人の食いモンは食えるのか?(バナナをひと房、差し出しながら) -- シャフィカ
- (おもむろにしゃがんでみるが、元々足が短いので大して変わらない。ぺたんと座って更に上体をぐぐっと屈めて……やっぱり差はそんなに縮まらなかった)
(小刻みに上半身を曲げて頷いている、つもり。多分まだまだ顔も知らない家族が沢山居そう、と思っている) 食べられます 折角なので、早速 (そう書いたメモを見せてから、バナナを受け取り一本むしって残りをテーブルに。それから手の形からは想像もつかないほど器用に皮を剥いて──) (食べた。口らしき部分はちゃんと口として機能しているのだ。尤も、口にはあまり奥行きが無いようにも見えるが) -- クード
- あ、いや…無理しなくていいぜ? アタシが小さいのもあるからな…(それでも一応は近くなった頭を軽く撫で)
良かった、食えるのか。 ……う、うん…?(バナナを器用に剥く様子をじっと観察するがどんな手をしているのかと不思議になる) おお、食った。 しっかし…お前は一体どういう種族なんだ…? 一応この家の血が流れてはいるんだよな…? (みれば見るほど理解の及ばない不思議な生き物がバナナを食べる様子を、じっと観察しながら) -- シャフィカ
- (撫でられると表情こそ変わらぬ笑顔であるものの、嬉しそうなオーラが出ている)
(食べて、剥いて、また食べて。あっという間に一本完食である。そしてまたメモに何事かを書いてシャフィかに見せた) 父がアーロンデルク、母が人型魔族 つまり僕はハーフなのですが色々と不安定だとかで (つまり早い話が、両親のどちらにも似ず、その原因は不明、ということだった) -- クード
- (でかいが柔らかくて可愛らしい。撫でながら自然と笑顔になる小さいの)
いい食べっぷりだな! 怪我ももういいみたいで良かったぜ…本当。 (メモを眺めながら) ふぅむ…半分魔族か。 人型だったのにどうしてこうなったんだろうな…? ああ、そうだ。改めて…アタシはシャフィカ!ハーフドワーフだ、よろしくな!(改めて名乗り、笑顔で片手を差し出すのだった) -- シャフィカ
- ごちそうさまでした、美味しかったです
(メモを見せてペコリとお辞儀。どうしてでしょうねー?と上半身を横方向に曲げて傾げる動作) (クードです よろしくそう名乗ると握手に応じた。と言っても握っているのはシャフィカだけ。それでも見た目は握手が成り立っているのでOKであるとしよう) -- クード
- \ぐえー/
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- (なでこなでこ) -- エルニア
- (ぐったりしつつも力なくペンが動いて、メモ帳にどうにか)
ありがと 一緒に行った家の人達が無事で良かった (と書いてエルニアに見せた。一応、他の人を心配するくらいには大丈夫そうだ) -- クード
- クードも怪我だけで済んでよかったわ、ちゃんと休むのよ
食べてね、これ食べてね、これ食べて元気になってね …食べるのかしら?りんご食べるのかしら?もっと生肉とかの方がよかったかしら?(お見舞いのりんごお出しする) -- エルニア
- (仰向けのほうが楽だったかな、と思いつつ突っ伏したまま、あい、という感じで手を上げて返事をする)
(お出しされたりんごをにゅっと掴むと、もぞり、うつ伏せの体の下へ持っていく) (少ししてシャク……シャク……と咀嚼する音が聞こえて) おいしい ありがと (と、またメモを見せた。普段の食事はもっぱら自室に運んでもらっているせいか、クードの食事は屋敷の謎の一つと一部で噂されているとかいないとか) -- クード
- これちゃんと起きてるの?起きれるのちゃんとこれ?(頭をぺしぺし)
あっ、食べてる、食べてる…おいしかった?うん、ならよかったわ、ならよかったわ! それじゃ、お大事にねクード(普段は何を食べてるのかしら…人を…?かわいい顔で油断をさせて人を頭からばくりと…?とか思いながら手を振って帰っていく) -- エルニア
- (ぺしぺしされる度にぽよんぽよんと波打つ、程よい弾力感)
(お見舞いありがとと返事をしてぷいぷい手を振って見送った) (実は皆と同じ食事なので無害ですが、食べたものがどこへ行くのかという謎が新たに生まれそうだったりもするのだ) -- クード
- ……? ……?? ……!?(なんかくろいのと屋敷内ですれ違って、思わず二度見。さらに三度見) -- ローディ
- (だいぶ屋敷の人びとにも慣れて貰ったつもりでいたものだが、やはり人数が多いせいかすれ違わない人とはすれ違わないらしい)
(驚かれるのも久し振りだなぁと思いながら立ち止まり、ぽてぽてと回れ右。ローディの方へ振り向いてみる) -- クード
- 魔物……にしちゃァ邪気を感じねェし、討伐騒ぎになったりもせん……アー、コホン
俺の言ってることァわかるか?(とりあえず異種交流を試みてみる) -- ローディ
- (こくこくと頷く。頷くというか、上半身を小刻みに前に傾ける、というか。そんな動作の後)
(おもむろにどこからともなく取り出したメモ帳に何事かを書き込んで、ローディに見せた) お話も 出来ます -- クード
- おォ、そいつァ良かった。俺ァローディ・マグナス・アーロンデルク。よろしくな? アー……名前はなんてんだ? -- ローディ
- (ぺこり、とお辞儀をするとまたメモに書き書き)
フルネームだとクード・マゴロフ・アーロンデルクになるのかな よろしくお願いします -- クード
- クードか……よろしくな。しかし、その……なんだ。アーロンデルクってことァ、あの親父殿の子供なんだよな、多分(少し考え込む)
クードの母君も、クードと似たような姿なのか? -- ローディ
- (ふるふると上半身を捻るようにして振る。否定の意である)
母は普通の人間型魔族でしたので不思議だったそうです -- クード
- 不思議か、そりゃァ不思議だわなァ……(間族と言われてもあまり驚かない。というかこの外見で人間だと主張されるほうがびっくりではある)
ということァあれだ、クードも最近この屋敷に呼び出されたクチか。どうだ、屋敷の生活ァ。不自由はしとらンか? -- ローディ
- (ぽよぽよと頷く。それからなんだか嬉しそうにメモに書き込んでいく)
皆さん本当に良くしてくださって有難い限りです 時々、ちょっと驚かれたりはしますけど -- クード
- さっきの俺みてェにな(メモを読んで苦笑する)
まァ、あれだ。俺が言うのもなンだがクードは見るからに無害そうだからな、そんな怖がられやせンと思う。……遊園地に行くと人気者になれるかもな? -- ローディ
- (しかし夜中の屋敷でランプも持たずに歩いていると、流石に怖がられるらしい。使用人が悲鳴を上げることが何度かあったりもした)
既にマスコットが居たりすると営業妨害になりそうですね? (なんて冗談を楽しげに飛ばして) -- クード
- (人間だからそれくらいは勘弁してやってほしいと切に願う異母兄の図)
その時ァマスコットと仲良くして子供の人気を得りァいい。そうすれば遊園地側もむげにはできんさ(大真面目な顔で頷いて) ま、ひとまず弟……弟?(性別がわからないので疑問符がついた) が屋敷になじめてるみてェで何よりだ。なんかあったら相談してくれな? -- ローディ
- (そういうわけで夜の間は光量の大きいランプを持っている黒いのである)
(どうだろう、と思いつつも一応同意するように頷く。そういえば遊園地という所に行ったことがなかった) 是非、その時はお願いします ローディ兄さん……でいいです? (ふにゅっと状態を横に傾ける、疑問の仕草) -- クード
- ま、そういう事態にならねェのが一番ではあるがな。おお、それでいいぞ(満足げにうなずく)
っと、すっかり話し込んで足止めしちまったな、悪ィ悪ィ。またな、クード -- ローディ
- (それもそうですねー、と頷く。とは言え兄としては頼りになる場面があると嬉しいのではないかな、とも思うクードである)
(話せて楽しかったと答えるとぶんぶん腕を振って、自室に戻っていった) -- クード
- (ごりふれたロングボウ。長弓というものは修練を積めば積むほど、筋肉に、そしてひいては骨格に偏りが出ると言われる)
(尤も、筋肉も骨格も無い(かもしれない)クードには関係のないことだ。そもそも──) (この短い腕で有効なダメージを与えられるほど、弓を引くことが出来るのだろうか) -- クード
- (物は試し。まずは左手に弓を持ち弦を──引けない。届きはするものの、そこから腕を開く力が足りないのだ)
(半ば、弓と弦の間に体を割りこませようとするようにしても、引けない。突っ張ったままプルプルと震えるのが精々であった) -- クード
- (しょんぼりと、どこにあるか分からない肩を落とす。折角貰ったものだから使ってみたいと思うのが人情というもの)
(──しばらくの試行錯誤の結果、両足を弓に掛けて弦を両手で引く、という方法を編み出す事に成功した) (が、傍から見ると転がってじたばたしているようにしか見えないのだった) -- クード
- ごろごろ
- ごろごろ
- ごろごろ
- (夜の廊下。クードの大きな体にそっと隠れるように立つ)
(少女の夜歩きを咎めようという使用人のひとりが、きょろきょろと辺りを見回しながら通り過ぎた) ……ありがとう(クードの顔らしき部分をみあげて、囁くように) -- リリィ
- (ノープロブレムとメモ帳に書いた所で暗くて読めそうもないので、ぽよぽよと頷いた)
(尤もそれも見えたかどうか、という暗がりであるが) -- クード
- (意図が通じたのか薄く笑って、メモ帳を持つクードの手に、自分の手をそっと触れさせた)
夜目は利く方よ。(魔族の血を引くクードには、この少女からほんのすこし、人間とは違う気配を感じ取るかもしれない) -- リリィ
- (それなら安心、というようにまたぽよんぽよんと頷いた。故郷では夜目が利く者が多かったので然程不思議には思わない)
(むしろ、先日夜中の邸内で、使用人に悲鳴を上げるほど驚かれた事で漸く、人間は闇を見通せないのだと気付いた程だ) (そう考えて見ると、リリィの雰囲気は故郷の友人の一人に似ている気がした) (──が、気がした程度なので特に触れはせず。移動する?と問いかけるように身体を傾げて見せた) -- クード
- (こくりと頷き、連れだって。この時間のリビングに人気はなく、最低限の照明が灯されているばかり)
私はリリィ。あなたは?(何か、を問うよりも先に名を聞いた。見上げる瞳に、恐怖や好奇といった感情はなく) -- リリィ
- (普段はいつもそれなりに人の居るリビング。それが閑散として、どこか心淋しいような夜中の雰囲気が好きだったりする)
(そんなことを考えていたら、投げかけられた問いかけ。面識の薄い相手には大抵、まず何の生き物なのか問われる事が少なくない。というのに──) (名前を訊かれた。ふにっと上半身を捻って視線を合わせれば、そこには普段通りの眼差し) (少し嬉しくなって、メモ帳に書き記す文字も心なしか踊るようだ) クード。よろしくね、リリィ -- クード
- (薄く笑みを返す。少女の持つ空虚さは、夜の闇のように何者をも受け容れてしまう)
(見るからに得体の知れない、目の前の黒い彼のような存在であっても) クードも、アーロンデルクの人なのね。どこからきたの?それとも昔からここに? -- リリィ
- つい最近、とてもとても、遠い所から来ました
(異国とも異世界とも呼べる、説明し難い所。冒険者の街と同じ位に色々な人々が居て、そこで母と二人暮らしをしていたこと) (気がつけば、自分の身の上の色々を所狭しと書き込んでいた) -- クード
- クードは、おしゃべりなのね。(ともすれば母親のような、優しい声。淡い笑みを浮かべながら、書き綴られるそれを読む)
(とりとめがなくて整理されてもいないから、読みにくくはあったけれど、文句をこぼすこともなく) そして、幸せにそだった。ここの暮らしは、どう? -- リリィ
- (こんなに沢山話したのは母や友人以外では初めてだった。こうした話し方なのでテンポ良く、とは行かず必然的に二言三言で会話が終わりがちだ)
(リリィが聞き上手な側面もあるだろうが、そもそも長い話を根気よく読んでくれる人が久々なのだった) 楽しい 皆、良い人 (故郷では少なからず虐めにあう事もあった。何か特殊な能力があるわけでもなく、酷く単純な造形のでくの棒。格好の餌食だ) (ところが、こちらに来てからはそういった事はなく、平穏無事に──驚かれたりはするが──過ごせている) -- クード
- そう。よかったわ。(と、リビングに近づいてくる人の気配。きっとあの使用人だ)
(血の気の薄い白い手が、クードの頭らしき部分の下の方……リリィが届く限りの上の方を、そろりと撫でて) そろそろ遅いから、私はもういくわ。おやすみなさい、クード。(薄く笑って、暗い廊下に消えていく) -- リリィ
- (こうして撫でられるのは何時以来だろうか。見た目は同い年か、年下くらいに見えるのに。不思議と嫌だと感じることはなかった)
おやすみ (そう大きく書いたのを見せて頷くと、使用人から隠れるようにスッと闇に溶けた)
(が、うっかりぶつかってしまい、しこたま怒られたのは別の話である) -- クード
- なにこれでっかい、なにこれかわいい、なにこれやわらかい(なにこれ、なにこれ、と連呼しながらぺったぺっためっちゃ触る) -- エルニア
- (さらさらすべすべぽよぽよ。ぺったぺったされる度に表面が軽く波打つ。抵抗はしない、というかちょっと嬉しそうでもある) -- クード
- なにこれ、なにこれ、生きてるの?生きてるの?
あっ、知ってる、私知ってるわ、中に人が入っているんだわ!(背中に回ってぺったぺったファスナーを探しながら) -- エルニア
- 生きてますよ 中の人など居ない
(お決まりのセリフをメモ帳に書いて見せつつ、されるがままにしている) (エルニアの予想に反して、背中は綺麗サッパリ、継ぎ目どころか縫い目も見つからない) (ただただ、ぺったぺったする度にぽよんとした感触を返すばかりである) -- クード
- えっ、生きてるの、やっぱり生きてるの
(ぺったぺった)…背中もすべすべさっぱり…って事は、やっぱりそういう生き物…? え、なになに、誰かのペット?(言葉が通じるようなので、再度前に回って目を見ながら話しかける) -- エルニア
- (そういう生き物です、と答えるようにちょこんと頷く。ペットであるかの問いかけには首を……首?を左右に振った)
(そしてまたメモ帳に何かを書いてエルニアに見せる。もしかするとショックを受けるかも、という思いが恐る恐る差し出す動きに表れている) 一応、兄弟姉妹、ということになります クードと申します -- クード
- ペットじゃないの?じゃあ迷い込んだのかしら…
(恐る恐るとした動きに、どうしたの?と首をかしげ…メモ帳を見て「!?」という表情) えっ、そ、そうなの!?えっ、お、雄?雌なの?お兄さまなのお姉さまなの妹なの弟なの!? いやそもそもお父さまの守備範囲どうなってるの!?(と、混乱した様子で) え、えっと、とりあえず、私は、エルニアよ、うん、よ、よろしくね…?またもにもにさせてね…? (クードみたいな子もいるんだー…と、驚き冷めやらぬ様子で、またね、と手を振り去っていく) -- エルニア
- (性別はよく分かりませんとか母はちゃんと人の形してましたよとか。一応メモ帳に質問の答を書いてみせてはいたが、果たしてエルニアに見えていたかどうか)
(よろしくに応えてぽよぽよ、またもにもにさせてねに応えてぽよぽよと頷いて。それから同じように手を振って見送った) -- クード
- 屋敷の中になにやら不可解な生物が居るのは僕が酒を飲みすぎてるからかな?
(酒瓶を持ち一つ残った目を擦りつつ、その黒い物体を見つめる) -- パレッセ?
- 飲み過ぎは身体に毒ですよ
(そう書き記したメモ帳の一ページをよく見えるようにパレッセに突き出す怪生物である) -- クード
- なにやらお説教をされてしまった……よせよ、メイドみたいなことを言う怪生物なんて聞いたこと無いぞ
幻覚で無ければおおかたこれも当主とやらがまた変なのに手を出した結果なんだろう……となれば、だ まぁまぁ飲みすぎなんてそう硬い事を言うな。僕らは血のつながった兄弟、出会ったことを祝して一杯付き合いたまえよ(と柔らかボディに酒瓶をぐいぐいと押し付け -- パレッセ?
- (ぐいぐい押し付けられてわたわたしつつ、慌ててメモに書き加えて)
お酒飲んだことないです (そもそも飲んだらどうなるのか、恐ろしいことにならないだろうか……そんな感情が文面から伝わったりするかもしれないし伝わらないかもしれない) -- クード
- ん、なんだ?(赤い顔でメモを見れば意外にもそれは目の前の生物が酒を摂取したことが無いのを伝えるメモであった
飲んだことが無い……それは随分と、いやいやいかんぞ。(多分)男たるもの一杯ぐらい飲んで見なければ まぁとりあえず(とりあえず、と一口サイズのグラスを取り出し、中を満たせば)飲んでみたまえよ、この寂しい男に少し付き合うぐらい、罰もあたらんよ(とそのグラスを差し出す、鬱陶しければちょっと手痛く退けてもいい -- パレッセ?
- (しかしなんとなくパレッセの言う事にも一理あるような気がして、そして何より血を分けた兄弟の勧めを無碍に断るのも気が引けて)
では一口だけ (そう書いたメモを見せ、グラスを受け取ると──) (ぐわっと開いた口にグラスごと投げ込むような勢いで、一口に飲み干した。尤も、飲んだ液体がどこへ行くのかは全くの謎であるが) (兎に角飲んだ。するとどうだろう、口の中を満たす独特の刺激と香り。悪くない──そう思った所で) (べちゃっと後ろに倒れた。触れれば分かるが、熱を出して寝込んだ子供のような温度になっている。そう、一口で酔いつぶれたのだ) -- クード
- お、なかなか物分りのいい……口開いた! こわい!(ぐわっと開くそれに思わずびっくりしたじろぐ
あ、あぁ……君が獰猛な生物じゃなくて良かった…してどうだい、酒の味は―― (そう言い掛けた瞬間である、目の前の生物がべちゃっと音を立てて床へ倒れこむ) お、おい君大丈夫か……あ、湯豆腐みたい……(慌てて倒れたそれに手を触れれば、なんともほんのりと暖かい黒ゴマ豆腐が目の前にあった すまない、まさかこんなに弱いとは……いつかちゃんと謝るか (倒れたそれを目の前にそれだけを呟き、義足を扱いにくそうにしつつその怪生物をソファーの上まで引きずれば、必要なのかな? と思いつつ毛布をかけて部屋へと戻っていった) -- パレッセ?
- (翌朝痛む頭(?)に目を覚まし、「お酒はもう飲まない」と心に誓うとともに、ソファに寝かせてくれたであろうパレッセに御礼を言いに行こうと思う怪生物であった) -- クード
- …………??(屋敷内でクードを見つけ、こそこそ近寄る)
……壁? ……えっと……? (恐る恐る手を伸ばして背中を押す) -- ノーリ
- (さらさらすべすべ、高級な織物のような肌触り。押してみるととても柔らかく、それでいて適度に押し返してくる弾力を持ち合わせている)
(温度は丁度人肌くらい。生き物のようでもあるが呼吸をしている様子はなく、微動だにしない) -- クード
- まあ……なんでしょう、これは……。西方の絹織物のよう……。(うっとりと掌と手の甲を滑らせ)
(きょろきょろと周囲を伺い、人がいないのを確認し)……えい。(ぽふんと頬を寄せて抱きついた) -- ノーリ
- (殊、抱き付かれるに至って漸く、ノーリの存在に気が付いたようだ。驚いて、びくんと硬直する)
(硬直するといっても別段感触に変化が現れるわけではなく、単にびっくりしてちょっと跳ねたに過ぎないのだが) (兎に角、動いた。図らずも、己が一応生き物であると主張したのだ) -- クード
- ひぃえ!?(生物の反応に驚き、バランスを崩して尻餅をつき) ……え、ええっ……えええ??
え……? え、その……(膝立ちで伺うように這い、正面に回り)……ヒッ!(それが生き物であると気づく) -- ノーリ
- (振り向……く前に回りこまれた。ルビーのような、あるいは苺ゼリーのようなつぶらな瞳がじっとノーリを見つめる)
(口元はなんだか無闇矢鱈と楽しげな笑みを絶やさない。その実バケモノを見たような反応をされて、内心ほんのちょっぴり傷ついていたりもするが) (さておき、それは徐に体を捻り気味にしながら、左足を後ろに引き、右膝のような部分を曲げ、横についた突起、右腕のような部分を目の前の少女の前に差し出す) (立ち上がるのに手を貸そうとしているのだ。喋る事が出来たならこう言っただろう。「素敵なお召し物が汚れますよ」と) -- クード
- えっ? えっ? えっ??(おろおろ)
あ、えと……(相手に意思を感じ取るとおずおずと手を伸ばし)ああ、ええと、はしたないところを……(ぼっ、と顔に火が点って) とんだご無礼を……えと、はい……(稚気でとんでもないことをした自覚が出てくるので俯いたまま立ち上がり) ……(おずおずと伺う)あの、許して、いただけますか……?(相手に明確な意思があるか、言葉が通じるかの確認) -- ノーリ
- (どこからともなくメモ帳とペンを取り出すと、さらさらと何かを書いてそれをノーリに見せた)
気にしないで (喋れないなりの工夫である。奇怪な生物ながらそれなりに教養を持ち合わせているようだ) (更に何かを書き足してまた見せる。極簡単な自己紹介と「よろしくね」の一文。心なしか先程よりも笑みが深まっている、ようにも見える) -- クード
- まあ……(少し驚いて)……お優しく、紳士でいらっしゃいますのね。(ふふと笑い)
(何なのでしょう、このお方は……?としばし眺めた後)私、少し貴方の興味がわきました。 もし、よろしければいらしてください、ノーリ・アーロンデルクと申します。(さらさらと部屋番号を描き) では、失礼いたします、ええと……壁、さん? ふふ……。(楽しそうに帰っていった) -- ノーリ
- (紳士、なのだろうか。性別は分からないが振る舞いをそう述べるならば、それは確かに紳士と呼べるかもしれない)
(ノーリの言葉にぽよぽよと頷く(と言っても上半身を折り曲げているように見える)と、ぱたぱた腕を振って見送った) -- クード
- (ごろごろ) -- クード
- 現地妻ックス! --
- (ごろごろするうちベッドからべちゃっと落ちた) -- クード
- 黒吾魔道符…… --
- (黒護魔導府って書くとなんとなく退魔イケメン集団みたいだよねなんてこと露程も思ってなさそうな感じでじたばたベッドに戻る) -- クード
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