名簿/449315
- (ゴルロアンマフィアからのダイレクトメールだ)
「芹沢の野望2期に河内から参戦することになった。旗印はラック・ダンティアイス」 「完全な新体制だ。組織としての幕引きぁ幹部交代だ何だでゴタゴタしたが…足ぉ洗ったってンでないなら、どうか力を貸して欲しい」 「いつもの場所で話し合いぉしてるから覗いてくれ。面倒ぁゴメンだというなら参加・不参加の表明だけでも構わ無ェ」 -- ロベルト
- (コンコンという重いノックの後、「入るぞ」と声をかけ、返事を待つまでもなくドアをあけて中に入る トレードマークの黒い杖もなく、いつものように足も引きずってはいない 重量感のある足取り)
約束の時間より少し早かったかな(そういうと、視界の隅にデジタル表示で現在時刻が映る 正確な時間だ 余計な機能はつけるなって言ったのにあの医者 心中で毒づく) -- ルイージ
- 構わないよ 今、午前の仕事が終わったところだ(立ち上がって出迎える)
今日は、足の調子は(見えない目が、ルイージを観察する) いいようだね そこのソファーを使うといい(席を勧める) -- クイーン
- (ソファーには座らない 足をサイバネティックスに交換したことには、もう気づいているだろう 杖をついて生身を偽装する必要は無い そんな姑息な手段は必要ない)
用件は、わかってるんだろ?(サングラスは取らない これはごまかしではなくファッションなのだ 偽装する必要も無いが、わざわざサイバーアイを見せびらかして教えてやる必要も無い) -- ルイージ
- 君のことだ…クラウディオの潔白を証明し、かくまっている家族の命を
救いたいのだろう?(にやりと笑う 数年前まで組織でトップクラスの殺し屋であった男を前に、緊張の様子も見せない ゆっくりとした動きでデスクを迂回し、ルイージに全身を晒す) (二人の間を隔てるものは何も無い) -- クイーン
- そうだ(必要最低限の返事を返す)
てめぇが裏で何したかを、話してもらう でなければ、この場でてめぇを消せば、この件はカタがつく てめぇには、仲間なんていねぇだろうからな (やや浅慮ではあったが、この男らしい単純さがあった) (緊張が走る サングラスの下のサイバーアイが、クイーンの帯に隠された手を拡大する サイバネティックスを嫌うゆえ、最低限の機能であり透視機能こそ無いが、クイーンの手が少しでも、微動でも怪しいそぶりを見せれば、ヤツよりも早く銃を抜き撃つことが出来る) (鈍ってはいたが、誰よりも早い 自信がある) (クイーンの腕部を拡大し、視野に納めながら、静かに返事を待つ 自白か、死か) (脇に下げた掌に汗がにじむ) -- ルイージ
- 君が…クラウディオと旧知の間柄だというのは
私もよく知っている 君が、この事態を信じることが出来ないという気持ちもよくわかる (わざとゆっくりと、言い聞かせるように話す ルイージが銃を抜かないぎりぎりの動作 そして)
パン!パン! (不意に部屋に銃声が響いた)
(通常ではありえない位置 着物の裾、腰の下あたりから銃口が覗き、白い煙が一筋立ち昇っている 腕は…) (相変わらず胸元、帯を乗せて組んだままだ!) -- クイーン
- !?(緊急事態にサイバーアイが視界の中のクイーンを拡大しては縮小する 警告を告げる真っ赤な文字が端に躍る くそっ!落ち着け…言うとおりに動けこのポンコツが!)
(すぐに落ち着きを取り戻したサイバーアイはクイーンの裾から覗く銃口を発見し、拡大する 三五口径 フォウル社 バジリコック187 発射された弾丸:2 予測される残弾:4とテロップが流れる うるさい!そんなことは言われなくてもわかる!) (だがどういうことだ?ヤツからはサイバネティックス特有の小さなモーター音もしなかった ヤツは生身だ わけがわからない) クソッ…(銃を抜こうとする 手に力が入らない 衝撃で骨がイカレタのかもしれない このポンコツが!) -- ルイージ
- ふふふ…あははっ!(帯の下から手を出す 手の中で、二二口径ドラゴンフロンティアをもてあそぶ)
どうせなら足や目だけでなく…強化骨格も入れればよかったのに、ねぇ…おじいちゃん 皮下装甲も入れれば、もしかしたらダメージもそんなになかったかもしれないねぇ(カチリ…パンッ!二二口径が火を噴く ルイージの肩口から血が噴出す) 中途半端に生身のままでいるからさ(カチリ…パンッ)腕も置き換えれば、こんな状態でも反撃できたかもねぇ(カチリ…パンッ) -- クイーン
- (ごぼっ…と口から血が噴出す 撃たれる度に身体に衝撃が走るが、倒れない)
(サイバーレッグの機能ゆえだとは思わない これは、俺の意地だ) (サングラスがずれて落ち、無骨な戦闘用サイバーアイがむき出しになる 外観どおりの機能さえあれば、不意打ちは防げたのだろうか?瞬時にヤツの全身をスキャンして、隠された武器も…) (なにを考えてやがる…そんなのは俺じゃねぇ! 部下の中にはサイバネティックスで身体を強化するものもいる 自身はサイバネティックスには否定的であるが、それであいつらが生き残れるのなら、それでいい) -- ルイージ
- 義理堅い君のことだ…きっと自分で敵をとりに来ると思ったよ(ゆっくりと近づく 獲物がすでに無力なのは知っていた)
義理堅い君のことだ…裏切り者の家族をかくまうなんて…裏切り者の敵を討つなんて…そんなことに部下たちを巻き込まないだろうことも 十分わかってた 君だけが、邪魔だったんだ 君がセーフハウスにかくまっているクラウディオの家族を消すのに、ね セーフハウスのことも知っているよ、あの医者はいい腕だったろう?もっとも…自分で自分を治療は、出来なかったが、ね お別れだ、ルイージ 君は君の友人たちと同様…裏切り者として死ぬのだ 組織よりも友情を取った、裏切り者として、ね(ドラゴンフロンティアをルイージの眼前に構え…) -- クイーン
- (クイーンのこえが、まるでどこか遠い国の演説のように聞こえる なにを言っているかわからない…サイバーイヤーなら、なにを言ってるかもはっきりと聞こえたのに なにせあれは、やろうと思えば100m先の針の音だって拾えるんだ そんなことを言っていた若いやつの顔が浮かぶ)
(あいつはもう結婚したんだったか…?巻き込まなくてよかったなぁ…) (二二口径の銃口がサイバーアイの視界を覆う 小口径だとおもっていたが、こうしてみるとまるで俺を頭からすっぽり飲み込む蛇の口みてぇだ)
(それが…最後の思考だった) -- ルイージ
- 少し話しがある 今、空いてるか? -- トニー
- やぁ、トニー 新しい仕事も入ってあまり時間は取れないが、そうだね…折角君が来てくれたんだから、10分ほどあけようじゃないか
(予想していたのか、突然の訪問にも驚いた様子はなく、部屋に迎え入れる 部屋は特に変わったものではなかったが、無機質な印象を受ける) -- クイーン
- たいした話しじゃないさ 時間はとらせねぇよ
クラウディオの話しさ あいつとは古い付き合いだっからな… いきなりの事で驚いたぜ まさかあいつが裏切ってたなんてな -- トニー
- 私もとても残念だよ 彼は
私が組織に入る前から、ずっと"金庫"を守ってきたのだからね(あくまで笑みは絶やさない) 本来なら君にも相談した上で、行動すべきだったのだろうけれど 君は君で、若い連中を集めてとても忙しそうだったからね 秘密裏に行動するしかなかった 内容が内容だけに、ね -- クイーン
- ああ、奴とは20年来の付き合いだ 昔から、マフィアってよりはエリートサラリーマンって感じだったな
まぁ…あいつも歳をとった… 一体何に金を使っていたんだ? -- トニー
- 組織に入らなければ、きっといい銀行員にでもなっていただろう
金の流れについては、大体掴んではいるが… 決着がつくまではむやみに他言できないのは わかるだろう?(口の端が釣りあがる) -- クイーン
- そうだ、その「金の流れ」ってやつだ 俺がファミリー内部の調査を
ずっとしてきたのは知ってるだろ? 俺もいくつか不審な流れがあるのは知ってる つまり… 俺にはその話しを聞く義務があるんだ ファミリーのためにな? まぁ、ある程度まとまったらたのむぜ 次の定例会には俺も出席するからな 次の会議じゃ、みな新会計担当様の手並みを見たいだろうからな -- トニー
- クラウディオが、組織でどんな立場の人間だったのか 知っているだろう?
これは本当に 本当にデリケートな問題なんだ 君の立場は知っているからこそ、この問題に関しては慎重にならなければならない 私はあくまで後任がきまるまでの中継ぎに過ぎない あまり期待されると困ってしまう 早く後任を決めなければね -- クイーン
- そうだな…… これ以上ガタガタしているとつけ込んでくるヤツが出る 早いとこ、なんとかしねぇとな…
そういえばあいつの家族はどうするつもりだ? 裏切り者はその家族も全員……だろ? -- トニー
- (ぴたり と微笑が凍る)
それに関しては…邪魔が入ってね 把握はしているんだが、少し難しい状況にある その件に関しても、順を追って解決していくつもりだよ -- クイーン
- 邪魔だって? そいつは難儀だな なんなら、粋の良いヤツを何人か回してやるぜ?
ケビン辺りにまかせてやればすぐに解決するだろう さて、時間を取らせちまったな? それじゃぁ、また 次の会議で…… -- トニー
- 言ったろう、トニー これはデリケートな手術なんだ 外部の人間の手を借りるわけには行かない
なぁに、すぐにかたをつけるさ(やや引きつった笑い) そちらの件に関しては、よろしく 何せ、初めての大きな役職だ -- クイーン
- そうか、それじゃぁその話もまた今度聞かせてもらおう 邪魔をしたなクイーン それじゃぁな
(胸からサングラスと取り出してかけると、でっぷりとした腹を持ち上げてやや大股に去っていくのだった) -- トニー
- 同盟参加の誘いが届いた! --
- 君がクイーン、か?変わった名前だな、本名でないのかも知れないが
来月は同行させてもらう、よろしくな しかしそれは……大丈夫なのか?(自分の顔のクイーンが目隠しをしている部分を指差して見えているのかどうか確認しようとしてみる) -- フィナンシェ
- 君は…ふふっ、そうか(話を聞いて声をかけた意図に納得したのだろう、口元に笑顔を浮かべる)
君はとても間がいい 私は滅多に外に出ないんだ その点だったら心配しなくてもいい 代わりのものを同行させよう 何せ私は…こういう身体だからね(クスクスっと笑い声を漏らす) -- クイーン
- なるほど、そう言う事か……(少なくとも見えていると思わせるつもりは無いらしい、と判断する)
出来ればその代わりの者とやらに一言よろしくと伝えたいのだが、都合は良いかな?無理なら言伝をお願いしたいが…… -- フィナンシェ
- …?は…ははっふふふ、いや、失礼 私をメッセンジャーにか ふふふっ
残念ながら、今日は連れてきていないんだ 伝えておくよ、お嬢さん -- クイーン
- 悪いとは思うが、これも必要な事かと思っていてな……ではよろしく頼む
名乗ってなかったな……私はフィナンシェ・レイター、お嬢さんと呼ばれるほどの家柄ではないからよしてくれると嬉しい では失礼するよ、その代わりの者も怪我させずに返せるよう努力する -- フィナンシェ
- 構わないよ なにせ…(目隠しの下の目を細める)命がけの仕事だからね
よろしく、ミス・レイター 失礼の無いように言い聞かせておくよ -- クイーン
- ぽっくりぽっくり
(正面のビルからハイドアウトを眺める) これで、少し動きやすくなるかな?今のうちに、色々済ませてしまうとしよう… --
- (ふとすれ違った時、一瞥を向けるとそのままに過ぎ去っていった) -- フリント
- ぽっくりぽっくりぽっくり…(気にした風も無く、そのまま通り過ぎる) --
- セックス! --
- 初見殺し! --
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