名簿/500653
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- （この屋敷は露出の高い女性しかいないんだろうか……という顔で見ている） -- クラウス
- あら、クラウスじゃないそんな辛気臭い顔してどうしたの？
(開けたばかりのワインを胸の谷間に抱いてグラスに注いだ分を飲み干す) --
- ……そんな辛気臭い顔をしていますかね、僕は。
（ワインを胸に抱いている姿をみて怪訝な顔をしている）
いえ、随分と挑戦的な格好をしているなと思って……僕は、そう、クラウスです。
……僕は、貴女とかつて親交があったんでしょうか。……失礼、事故で記憶を失っているもので。
（かつてのクラウスはもっと明るく活発であった。昔を知るものにとっては、今の姿は嫌に落ち着いて見えるだろうか） -- クラウス
- そうねぇ --
- 交友があったなんていってももう何年も前の話しだし・・・（グラス越しにクラウスを眺め）
あのときの貴方との思い出なんてスカートを捲られたくらいかしらね
（徐に立ち上がり探るようにクラウスを見つめる）ふぅん、記憶喪失・・・ --
- （驚いたような表情で）俺はそんな悪ガキだったのか……覚えていないが、すまないね、姉さん。（ちらと手元の名簿を確認する。おそらくは姉に当たる人間のはずだった）
そう、記憶喪失です。僕自身も覚えていないんですがね……事故で記憶を失ったようですよ。その後すぐに、洋上学園都市に飛ばされましたがね。
この屋敷には、貴女のような格好をしている者が妙に多い気がしましてね……それでまあ、不思議に思っていたわけです。 -- クラウス
- まぁ気にしなさんな、お互い子供だったんだしさぁ！あっはっはっは
（自分の格好を見て）まぁ仕方ないわよ、なんか暑いしねぇ --
- そうですね……昔のことだ。そう、もうそんなことはしないので。……スカートということは、昔は普通の格好を……？
あ、暑い……そんなことはない気もしますが……。
僕は記憶を取り戻して家督を継ぎたいと思っていますが……何となく記憶を取り戻すのが怖くなってきましたね。（肩を竦めて笑う） -- クラウス
- まるで今は普通じゃないかっこうしてるみたいに言うじゃない、普通の格好よ普通の
何十年も前からある戦士としての正装よ
ふぅん、家督をねぇ・・・ま、風来坊見たいな事をやってる私には関係ない話だけど
・・・・・・そう言えばさぁ「あの子」は元気してるの？アンタがその調子じゃまた世話焼いてるんじゃないのー --
- ……普通じゃないと思いますが。
（小声で呟いた）
「あの子」……？ ああ……
妹のことですか。僕にいたらしい実の妹――エルナ。（妹のことを問われ、しばらく考えるように黙る）
ええ……もしも今この場にいたら、随分と心配して世話を焼いたんでしょう。皆の話を聞けば、そういう子だったようだ。
ですが、もういません。姉さんがいない頃の話であったようなので、知らなくて当然なんですが……
5年前、僕とエルナが真冬の池に落ちる「事件」があったそうです。そこで、エルナは死にました。その時の事故の影響で、僕も記憶を失ったそうです。
……ですから、もう、いないんですよ。僕は、そんな妹のことも今は覚えていませんが（自嘲気味に笑う） -- クラウス
- っと、わるい、変なこと聞いちまったね。（地雷踏んだなぁ・・・と頬をかき）
まぁなんだろうね。思い出したいことがあればまた聞きにきなよ。
外に出て遊ぶことも少なかったからアタシが知ってるあんたのことなんて少ないけどさ --
- いえ、いいんですよ（静かに笑んで）
昔の僕はそれは悲しんだんでしょうが、今ではよくわからなくて。悲しいと言う感情もあまりない。ただ、真実を知りたいというだけです。
ええ、昔話でもまた聞かせてもらいたいものです。少しでもいい。昔の自分について知らないと。
では姉さん、ありがとう。また会いましょう（そういうと部屋を後にした） -- クラウス
- （無意識の内に背を比べる）
（トリガーの頭と自分の頭を橋渡しにするように板を置いて、ビー玉を乗せる）
ｺﾛｺﾛ…（ダウの方へ転がるビー玉）…くっ！（ミリの差で負けた） -- ダウトゥース
- フフン（勝ち誇った顔でダウトゥースを見下ろす、ギリギリ見下ろせたはず） --
- サイクロン！ --
- セックス！ --
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