名簿/478998

  • (ソレは闇に紛れて這いずる。ソレは闇と共に辺りをうろつく。ソレは闇の住人・・・・・・否。ソレは闇の住人すら食らうであろう、「異質」)
    ・・・・・・[チノニオイ]・・・[チノニオイ]・・・・・・[ウマソウ]・・・[ウマソウ]
    (ソレから延び、蠢きまわる管が不快な機械音声を放ちながら辺りを探し回る) -- デッド
    • 気に入らないわ。轢き殺すべきかしら?(その声は夜の闇よりも…。異形の怪物よりもいっそう闇の深いところから発せられ、闇を切り裂くように響く)
      醜いケダモノ…。でも、品性や優雅さ…そういったものでごまかしていない、吸血鬼の純粋な姿。醜いケダモノだわ。(語調が強ければ強いほど、その香りは増し、セイレーンの歌声のように誘惑する) -- デジレ
      • (魔獣は静かに声のする方へ。複数の触手が声の主を見定める。)
        キシイイイィイィ(蛇の断末魔のような音を鳴らし、巨躯の魔獣は背を伸ばす。悠然とデジレに歩み寄り、見下ろした。)
        ならば私は言ノ葉で着飾りましょう。純粋・・・「他者が望む」新祖など私はなりたくないですしね。(片膝を付き、傅くように頭を下げる)
        お初にお目にかかります。私、新米者のデッドディグスと申します。最たる美酒、ムニユ・シュプリームとお見受けしますが、よろしいでしょうか? -- デッド
      • (答えない。沈黙が否定足りえないのはよくわかっている。)
        (しかしそれ以上に、この怪物はわたくしの名を知っている。つまり、本能ではなく知識で知っていると言うことだ。獰猛な怪物がその嗅覚ゆえに嗅ぎ付けた訳ではないのだ!)
        (その見た目にそぐわぬ丁寧な言葉は驚愕と共に)滑稽だわ。
        他者の命を吸って生きる怪物。あなたはどれだけ着飾ってもその裾から覗く餓えた牙を隠すことの出来ない、吸血鬼そのものだわ。
        (毅然とした紫の瞳が、不快さを隠そうともせずに睨む。それは……) -- デジレ
      • (いっぱいいっぱいで、なかなかまとまらずにごめんなさい)
      • (静かに顔を上げ、その目の無き醜悪な顔をデジレへと向ける)
        その物言いは吸血鬼に限りません。他者の命を摂らねばらぬはこの世の道理。それを侮蔑と取るのならば、あなたの見る世界は全てが滑稽だ。
        ・・・・・・牙を隠せてないのは恥ずべき事でしょうが、その辺は未熟者ゆえ、お見逃しを。(今度は上半身も起き上がらせ、立ち上がる。再びデジレを見下ろす形に)
        さて、別に禅問答をしたくて、お伺いしたわけでは御座いません。早速本題を話させていただきます。
        (仕切りなおすかのように、金属片が開閉し死肉が鼓動する。)私は貴女の事は何も知りません。ただ、噂と香りを頼りに迷い込んだ哀れな蚊蜻蛉。未熟者ゆえの好奇心、探究心しか私には御座いません。
        ムニユ・シュプリーム。この愚かな私めに貴女の命の雫、試飲させてはいただけないでしょうか?
        //こちらも文通状態になってしまい申し訳ない -- デッド
      • 気に入らないわ。どうやら轢殺するしかないようね。
        あなたが着飾る衣はただの襤褸ではないというわけかしら。(不快そうにひそめる眉はデッドの意図に関わらず、その言葉がデジレの言葉と存在の矛盾を明示していたからだ。)
        (ぴんと伸びた背筋。くんだ腕。毅然とした紫の瞳は、邂逅の瞬間から変わらず、依然として彫像のよう)
        ワタクシの血の一滴足りと、吸血鬼の享楽とするつもりはないわ。 -- デジレ
      • ギキャカカカッカッ!!(掠れた断末魔とも壊れた機械音声とも取れる、常人が聞けば気が狂いそうなほどの不快な、デジレとは正反対の声色を発する怪物は、さらに不快な笑い声を上げる。)
        (異質の怪物は静かに腕を後ろに回す)ご安心を。こちらとて無条件で、何も差し出さず、貴女様の愛を頂こうとは思っておりません。
        (後ろに回した手が持つは、スーツケース。巨躯が持つためか、小さめに見えるそれを、デジレの前におく。鍵を開け、中を見せれば・・・。)
        ゼリー、ジャム、トマトジュース、紅茶セット。どれも献血所で頂ける、あるいはそれ以上の粗品です。どうぞお納めください。 -- デッド
      • やっぱりあなたは黄金の冠を戴いたつもりのただの気狂いだわ。(冗談だと言うのならば趣味に合わないし、本気であるのなら尚のこと)
        そのお菓子を食べて早くベッドにお帰りなさい、坊や。(豪と風が鳴る。しかし白い髪は、ふわりとも揺れず) -- デジレ
      • おや・・・。お気に召さない?(顎に手を当てデジレを見据える。微動だにせぬ姿に顔無き顔を向け。)
        そうは言いましても。この坊、大変寝つきが悪く、乳母のお守りを求め此処に在る訳で。
        如何様にすれば乳母様はミルクを恵んでいただけますかね?いや、まずは温もりでしょうか? -- デッド
      • 断じてノウ!(鈴の音が大きく一鳴りするようにびしりと言い放つ)
        ワタクシの血の一滴たりとて吸血鬼の享楽とするつもりはないわ
        それに、吸血鬼に安息の眠りが訪れるのはたった一度だけ。悪夢に震えてお眠りなさい。 -- デジレ
      • 一度?悪夢?・・・。(怪物は顎に当てた親指で頬をかき)貴女はずいぶんと悲愴な価値観をお持ちのようだ。
        そんな事を言えば貴女も吸血鬼の半成りのご様子、悪夢に震えてなどいるのですか? -- デッド
      • いいえ、一緒にしないで欲しいわね(きっぱり)
        この世界には狩る者と狩られる者、その二つが存在する。でも、吸血鬼は決して轢き殺す者ではない。
        夜明けという名の狩人に、常におびえ続けるしかできないのよ -- デジレ
      • ひき殺すのかひき殺さないのかどっちなんですか。いやまぁ私は勘弁願いたいですけど。
        (何かを諦めたかのような仕草で手をひらひらとデジレに振り)ただ、狩るか狩られるかは理解できますが、それならなおの事。貴女でもデイウォーカーぐらいご存知でしょう?
        人が進歩しているように我々だって進んでいる。ルキスオルトスに脅えるものももう少ない。ならば・・・・・・。(禍々しい機械音声はそこで止まり、ノイズだけが流れる。)
        ・・・二つ質問いいですかね?根本的で素朴な疑問です。無論適当に答えてもらってもかまいません。
        一つは、貴女は吸血鬼をどう思ってるんですか?もう一つは、貴女は自身の事をどう思ってるんですか? -- デッド
      • 吸血鬼がどれだけあがこうと、いずれ朝は訪れるのよ(闇の中、わずかな星あかりを反射して白い髪が明けの明星のようにきらきらと揺れる)
        (紫色の瞳が溜めるように一瞬細くなり)
        吸血鬼は、敵よ。そして私はそれを狩る狩人。
        (長い年月の末にたどり着いた言葉に迷いはない。紫の眼の奥に、濁った闇のごとく醜いデッドの姿が映る) -- デジレ
      • ま、形あるものはなんとやらと言いますしね。不死の王も例外じゃないでしょう。
        それにしても・・・まさかハンターでしたか。それは失敬。それは知りませんでした。できれば己が血の価値についても一言貰いたかったんですけどね。
        (デジレを見つめ返すような形で触手は蠢き、先端のレンズは瞬く。)でもまぁ、すっぱい葡萄ではないですが。だんだん貴女の血がそんなに貴重か分からなくなってきました。
        そんな冷たい目を持った「モノ」の血が美味しいとは私には・・・。いや、飲んでみないと分からないですけど。
        と言うわけでやっぱり一口いただきたく・・・。 -- デッド
      • ワタクシの血はワタクシの血よ。ドレスを飾る宝石や指輪と同様に語る物ではないわ。
        (短い沈黙)もし価値があるものだというのなら、それは「他人」が勝手に言っているだけのこと。
        (この触手の先端がこいつの目なのだろうか?しかし眼は触手ではなく、デッドの顔を一直線に睨む)
        ワタクシの血を求めて牙を剥く吸血鬼を狩るのも、人の世界を脅かす吸血鬼を狩るのも、そう大きな違いはないわ(一瞬、遠い、遠い過去を思うような翳りが浮かぶ。)
        (そして、もうすでに告げた言葉をもう一度告げる。)ワタクシの血の一滴たりと、吸血鬼の享楽とするつもりは、ないわ。 -- デジレ
      • (わずかな沈黙。わずかな伏し。怪物はただ顔なき顔を向け、耳なき耳を傾ける。)・・・善き。(そして最後の言葉を聴けば、再び姿勢を整え、再び傅く)
        ならば今回は諦めましょう。ハンターと知らず訪ねてしまったのは私の失態。再三断られたのなら大人しく引き下がりましょう。
        どうぞご無礼をお許しください。・・・さりとて、最後に一つだけ。この若造の反論を。
        私が着飾るのは王でもなければ狂人でもない。ただの民人だ。誇りこそ御座いますが、威厳を守ろうとは思いません。いかに世を愉しむか。これに尽きすが我が形。
        ・・・・・・王冠など必要な時に冠ればいい。(少しだけ首を上に動かすは何を思ってか。)
        改めて。私の名前はデッドディグス。探究心好奇心だけ動き、今宵はムニユ・シュプリームに叱られる新米者。どうぞ、お見知りおきください。(再び深い一礼をし踵を返す。だが背をむければ、傅く姿勢もまた崩れ。)
        さて、もう彼誰時。私は早朝の散歩を愉しみながら帰るとしましょう?では、ごきげんよう。・・・次はアイスクリームをご用意いたしましょ。
        (再び歪な笑い声を上げ、「異質」はゆっくり去っていく。残る闇はある種の平穏やもしれず。) -- デッド
      • (眼を細める。獰猛な見た目に反し、存外…)
        (しかしだからこそ余計に、その生来の見た目に反した言動がイラつかせる)
        (意識した物ではない。無意識的に、デッドの姿に自身を重ね見ていた。)
        (自身のそこに眠る本性を突きつけられているようで、それが正体不明のいらつきになり心を乱す)
        要らないわ。(人間の若い娘が、若い男に言われたのなら喜んで頷くのだろう。だが相手は吸血鬼であり、自身もまた吸血鬼なのだ。)
        (東の空の明けの明星が夜を追い払うようにきらりと輝き、その場に残された闇は自身の半身のみであった) -- デジレ
  • (夕暮れの墓地 さまよい歩く男の姿 黒いハットに黒いコート、墓掘り人めいた不気味で異様な姿
    男はある噂のためにここまで来ていた 吸血鬼を引き寄せる存在がこの辺りで目撃されているという話だ) -- メイヘム
    • (自分の存在は敵を呼び寄せる。そして、吸血鬼と人間の間の存在である自分を、人は恐れ、嫌悪する。故に、人気のない場所を選んですごす。)
      (墓地と言うのはその点でうってつけの場所だった。)
      (最初その姿を見たとき、誰か死人が出たのだろうと考えた。墓堀人めいたその姿は、この場所に余りにもふさわしかったから。しかしその男のまとう気配は余りにも墓堀人とはかけ離れていて、そしてある意味では余りにも墓堀人そのものであった。)
      (そう、吸血鬼…ではないのね。)
      (吸血鬼狩りに特化された人狼のセンサーが、その疑念を否定する)
      (だとすれば…ハンター。しかし、この近辺に吸血鬼はいない。お墓参りにも見えなかった) -- デジレ(ムニユ)
      • (化物にはいくつかの種類がある 人目を憚る者と逆に集団を好む者
        うら寂しい夕暮れ墓地に居るのは確実に前者だろう 憚るには相応の理由があるはずだ
        男はただの人間だ 特殊な能力などない だが経験は深い、現れたデジレを見ただけでもそれが只者でない事を理解した)
        ここで何をしている……俺は吸血鬼ハンターだ…(相手の反応を伺う 相手が吸血鬼やモンスターであれば少なからず動揺するはずだ) -- メイヘム
      • そう、やはりそうなのね(やはり男は墓堀人だった。傍らの重機動重二輪をなでる)
        何もしていないわ。静かなのが好きなだけよ(同業者ではあったが、警戒は緩めない。むしろ同業者だからこそ、だ。)
        (協力的に見えてその下で利用してやろう、弾丸避けにしてやろうと思っているものはまだましだ。邪魔な商売敵を前もって始末しようとするものも多い。そして)
        (やつらにとって自分は吸血鬼と紙一重なのだ。商売でもないのに私的感情で吸血鬼を狩るボランティアにとっては自分はどちらに映るか) -- デジレ
      • (男もまた慎重に距離を保ったままデジレをハットの奥からじっと観察していた
        奇妙なバイク様の機械、そして女から放たれる気配…男静かに口を開く)…吸血鬼を探している
        妙な噂を聞いた この辺りで吸血鬼が何かに引き寄せられるように集まるとな…
        お前がそうか? -- メイヘム
      • (男がその言葉を口にしたとき、面のように冷静そのものだった少女の眉がピクリと動く)
        (空気が、墓石にひびでも入りそうなほどに尖りはりつめる。)
        だとしたら?(言葉そのものは否定でも肯定でもない。仮定。蕩けるような甘美な少女の声音が逆に地獄めいた響きを持って発せられた) -- デジレ
      • 聞きたい事がある……(意外にも男の口調からはそれほど敵意は感じられない)
        吸血鬼についてだ……この街に根深く蔓延る吸血鬼…そいつを狩り出すためだ -- メイヘム
      • (男に対する視線は緩まない。ダイヤのように硬く鋭い輝きを浮かべる)
        なにかしら?(男の言葉に対して、ハンターにしては冷めた響きがある。) -- デジレ
      • こいつは俺の勘だ、確証はなにも無い…だがそいつはおそらく
        おそらく、部下を多くもつ組織的な連中だ 以前に酒場を人狼が襲った話しは知っているか?
        おそらく、それも関わりがある…心当たりはないか? -- メイヘム
      • 手勢を持つ吸血鬼は多い。軍隊を持つ吸血鬼も珍しくはないわ。
        その話ならきいたことがあるわね。ええ、そう。(傍らの車体を撫でる)
        でも、その件に関してワタクシはなんの依頼も受けていないわ。
        もっとも他のハンターの手に負えなければワタクシに依頼が来るかもしれないけれど。(自分(半吸血鬼)に依頼がくるのはいつだって最後だ。誰だって吸血鬼と商談などしたくはない。)
        (男を伺う視線。何を考えているのだろうか?次の言葉を待つ) -- デジレ
      • 俺がそいつを殺しに行く 俺は誰の手も借りたりはしない・・・ 吸血鬼は俺が殺す(冷たく。抑揚の無い声だった
        確かな意思 染み出すような殺意を感じさせるものだった) -- メイヘム
      • できるのかしら?人間に彼を轢き殺す事が(メイヘムを見つめる紫の眼を細める。)
        できるのかしら?人間であるあなたにあれを轢き殺す事が(場違いと思われるほど透き通った鈴の音のような声は、染み入るような甘美さを感じさせる) -- デジレ
      • ・・・・できるかどうかは問題じゃぁない 俺はやると決めた それだけだ 何度も殺してきたさ
        (過去にも、男は強大な吸血鬼を打ち倒してきた だが男の身体は長年の酷使に、内側からゆっくりと死に向かっていた・・
        果たして、かつてのような力が残っているのか・・・) -- メイヘム
      • (この男は、あのことを知っていて自分に会いにきたのだろう)
        (しかし……。あれに義理立てするわけではない。)
        覚悟だけでは、吸血鬼は斃せないわ。無駄な足掻きなどせず、安らかにすごしなさい。
        (男から漂う強い死のにおい。) -- デジレ
      • 心配は無用だ・・・ なんなら確かめてやろうか?お前を拷問して聴きだしても構わない・・・ -- メイヘム
      • とんだ大言壮語だわ。腕よりも口が達者なのね。(紫の瞳が冷淡さを増す。) -- デジレ
  • (今までに嗅いだ事の無いような鮮烈な、けれどそれでいて同属のようにも感じる匂いに惹かれ、その元を探して歩く)
    (特段気配を消したり、正体を隠す手段を持たない吸血鬼は容易に探知されるような存在で) -- メリア
    • ええ、そうね。判っているわ。(声が聞こえる。まだ年若い少女の声だが、不自然な落ち着きがある)
      そうよ。まだここはやつの領地ではないし、昨日の今日でやつが何かを聞いているとは思えないわね。そう、気に入らないけれどそういうことね。
      つまりワタクシを狙うものか、もしくは
      パァン
      (メリアの眼前で石壁が爆ぜる。石壁を砕いた鉄球には鎖が付いていて、視線でそれをたどれば、崩れた壁の向こうに月光に照らされた騎士)
      無関係だったなら、ごめんなさい。(気の強そうな挑戦的な紫色の瞳が、メリアを見る) -- デジレ
      • (自分を引き寄せる匂いの元。あいつだ、あの声の主が今日の食事か。それとも同属か)
        (立ち止まり、黙ってデジレの言葉を聞いていたけれど。軽く身を反らし、手を石壁と顔の間にかざす)
        (どうにも欠片が顔に向かうのを嫌っての行動のようで)…最初から謝るぐらいなら、行動に出る前に確かめてみたらどうなの?(ふん、と笑い。月明かりに輝く赤い瞳がデジレを見つめ返し) -- メリア
      • 当てなかったのは、つまりそういうことだと思っていただいて構わなくてよ。気に入らないわね。(破片を避ける反応は、割と戦いなれした様子が見て取れる。)
        (パワーや異能の力に頼っただけの動きではないとしたら、吸血鬼同士での戦闘を専門に行ってきたタイプの吸血鬼か、もしくは吸血鬼となってその力を得る前に戦いのなかに身をおいてきたものか)
        (巨大な重機動重二輪が唸る) -- デジレ
      • はは、気に入られようとして言ってるわけじゃないから仕方ないわ。それに気分を害するって意味では、先にやったのはあなたじゃない?(でしょ?と同意を求めてみたり)
        …ほら、そっちも行儀が良ろしくない(二輪を見やって。内心では何だあれ、なんて思っていたりするのだが)
        (間を隔てていた壁が無くなったからか、最初に感じていた匂いは一層強くなって。吸血鬼に関する者であろう事も分かったけれど、それ以上にその血を吸ってみたい衝動に駆られる)…ところで、さっき領地がどうとかって言ってたけれど -- メリア
      • この子はにおいに敏感なのよ。それに、礼儀と言うのはそれを守るに値する相手に対して守るものよ。(紫色の瞳が油断なくメリアを見る。その視線で、だいぶ慣れていることが伺える)
        (眉がわずかに動く)聞いていたのね。気に入らないわ。貴女もハンターだったのなら、ハンターが領地と口にした時にそれがどういう意味をもつのか、判るでしょう?(その反応をうかがうような隙のない視線) -- デジレ
      • 私は基準以下、ってわけね(残念、なんて言いながら。会話の端々に身振り手振りは小さく、また視線もデジレから切らさない)
        それは勿論。って言うか、聞かせてるんだと思ってたわ(くつくつ笑う、が。直ぐに笑みも消え失せて)そりゃまぁ、分かるわ。けど…何で私がハンターだったと思うの?(もしかして知り合いだったっけ?なんて言いながら、ワザとらしく思い出すフリをしてみたり) -- メリア
      • ブラフよ。
        石壁を抜いたハンマーに反応しながら、直接命中しないことを瞬時に理解して最小限の動きにとどめたこと。破片を気にして身体をかばったこと……。それなりに場数を踏んだ人間だったのね。(それで予想し、そして元ハンターだと指摘してみた)
        今度はワタクシの番。貴女は、ワタクシに、何の用があって、ここを訪れたのかしら?(薔薇が咲き誇るような声だが、空気はちりちりと張り詰める) -- デジレ
      • あらら(してやられた。少々悔しいが張り合う所でも無し)ま、ハンターより吸血鬼の方が長いけどね…
        用事が有って来た、というよりは匂い…あぁ、いや失礼か。香りに惹かれて来たって感じな(ううん、と唸り)…吸血鬼、よね? -- メリア
      • (違う)
        (とも言えず、不機嫌そうに(もともと不機嫌そうではあるが)黙る。それが、イエスと答える以上の答えになっていた) -- デジレ
      • (当然、メリアもそれを理解して)そっか。こんなに良い香りがしても、同属じゃねぇ(もっとも、試した事すら無いのだけれど)
        (と、そこで気付く)あれ。でも、さっき領地がどうのって言ってたわね?ハンターかつ吸血鬼、って(再びううむと唸る)
        (悩み事はただ一つ。この目の前の少女に手を出すか否かである。ハンターという事は、手を出しても他の同属との仲には問題は起きないだろう。ただ…そもそも同属の血を味わって平気なのか、それが問題だ) -- メリア
      • 吸血鬼と一緒にされるのは気に入らないわね。(今までよりも語調が強くなる。それは、メリアの疑問を確信へと変える。目の前の少女は吸血鬼でも人間でもない。ダンピールのハンターだ(正確には少し違うが)) -- デジレ
      • ダンピール、か(ぼそり、と呟くように)って言うか、そこまで言われると私もショックなんだけど。確かに大分違うけどさ…だって、親のどっちかが吸血鬼だったんでしょ?
        それならもう少し、手心ってのが有ってもさぁ…良いと思わない?(デジレにやる気が有る以上、下手に構えは取れない。それが引き金になりかねないからで…ほとんど棒立ちのまま会話を続けて) -- メリア
      • ワタクシは今まで、吸血鬼を親だと思ったことは、ないわ
        (父(血が繋がっているわけではないが)は、ずっと自分を騙していた。自分は彼にとって極上の食事でしかなく、彼がそう作ったことで自分は今も吸血鬼に狙われ続けている。どちらかが滅びるまで決して終わることのない戦い)
        手心を加えたことで、吸血鬼に殺されたハンターが多いのは、ご存知でしょう?(瞳に宿る怒りは、メリアよりももっと遠いものに向けられている) -- デジレ
      • そりゃね。人と同じか、それ以上に賢いもの。簡単に信じたら駄目な…もっとも、本気で当たってもこうなっちゃう奴も居るけどね(はは、と自嘲気味に笑う)
        絶対不変の敵で。同情する必要も、言葉に耳を傾ける必要も無く。どんな時でも無慈悲にトドメを…だったかな。ま、今じゃ自分がソレなんだから悪い夢な。本当に夢だったら良かったんだけど…(どこか寂しそうな眼差しをデジレに向けて、溜息) -- メリア
      • (押し黙って見つめる。)
        (自分は吸血鬼の側に立つ事ができず、彼女は人の側にとどまることが出来なかった。道は遥か以前にどうしようもなく別たれてしまっているのだ。いまさらどんな言葉もそこにはない) -- デジレ
      • ところで…こんな所で私と話していて良いの?誰かに依頼を受けてるんでしょ、まぁ対象が私ってのなら話は別だけどさ(話している内に食欲も萎え、少なくともメリアの中では今日の所はやり合う理由も無くなった)
        (そうなれば、いかにして相手の警戒を解かせるとまでは行かなくとも手を出させないで自分が帰るか、だが…) -- メリア
      • ええ、そうね。ワタクシが狩るべき相手は貴女ではなくてよ。その点は安心してもらって構わないわ。
        ただし…貴女がワタクシの血で喉を潤したいと言うのであればその限りではないけれど。 -- デジレ
      • やっぱり、その香りに惹かれて来る奴も多いのね(自分もそうだったな、なんて思いながら苦笑する)それじゃ私はこれで…と言いたい所なんだけどさ?
        あんな話の後じゃ、中々背中を向けて帰り辛いじゃない(そっちには飛び道具も有るみたいだし、と鉄球を指し)何か良い手って無いかな
        //最後の最後で寝落ちて申し訳ない… -- メリア
      • (クスリと笑う。心からの笑みに場の空気はやわらぎ、春の薔薇園の香りさえ漂う)
        そうね…神様にお祈りするって言うのはどうかしら(相手に戦う意思がないのであれば、戦うこともないだろうと考える)
        //こちらこそ時間とれず申し訳ないです -- デジレ
  • こっからいい匂いがする…。 -- ミリア
    • (匂いの元に近づくと、金属が衝突しあう音。)
      (顔を出した瞬間。横薙ぎの銀光が男の首をはねる。)
      (鮮血が舞いあがる。ゴロリと転がった首を見れば、青ざめた顔の口元に覗く乱杭歯)
      (吸血鬼の首をはねた少女は、刀身の血を払いそれをミリアに向ける)
      気に入らないわね……。新手の吸血鬼かしら?
      (このような場に好んで現われるものなど、きっとまともなものではない) -- デジレ
      • (げ、お取り込み中?と、少し顔を覗かせれば) ぎゃーーーーーーー!!!?
        (剣先を向けられるは年端もいかない少女、今しがた首が飛んだ男の鮮血に塗れて無様にも尻餅をついている)
        あうあうあう…確かにあたしきゅ、吸血鬼だけど、ちょっと気になる匂いがしたから来ただけなの!本当よ本当!
        //遅すぎる返信でごめんなさい… -- ミリア
      • わたくしを狙うものかしら?(それにしては…小首をかしげる)
        (首を失った吸血鬼の胴体がどろりと溶解し血液そのものに…そして真っ赤な霧に姿を変えた)
        (クリームのように濃厚な赤い霧はミリアを取り込もうと、カーテンのように広がり覆いかぶさる)

        再び横薙ぎに銀閃

        (ミリアの鼻に触れるかのように振られた刀は霧をも切り裂き、今度こそ吸血鬼は消滅する)
        気に入らないわね。轢き殺すべきかしら?(吸血鬼は、見た目で判断してはいけない。それは自分がよく判っていた。)
        (依頼は果たした。この吸血鬼の子供は、依頼には無関係だ。紫色の瞳が、自分とさして変わらぬ年恰好の少女を注意深く観察する)
        //こちらこそちょうどwikiに触れない時期でスミマセンでした) -- デジレ
      • 違うってば!うー、挨拶に来ただけなのになんでこんな事にぃ…。(背後より忍び寄る血の霧には全く気づかず)
        ひゃあああごめんなさいごめんなさい!(またしても剣線が自分を掠め、必死に謝りながら頭を抱えて縮こまる)
        (隙だらけの無防備で戦闘意志は微塵も感じられないが、少女の気配は確かに同族のものである) -- ミリア
      • (巨大な重機動重二輪がデジレの傍らに寄り添う。シートが開き、せり出した鞘に曲刀を収める)
        挨拶というのは、これにかしら?(先ほど切り捨てた吸血鬼の遺品である転がった二本の白い牙を踏み砕く)
        (紫色の瞳にいらつきがかげる。戦う術がなければ、自分もこうだったのだろうか?少なくとも見た目の年恰好はさほど変わらない) -- デジレ
      • わっ…? …?(独りでに動く仰々しい騎乗物を不思議そうに眺めて)
        う、ううん…そいつは知らない…。 あたしはただ、冒険同行者の挨拶に来ただけで…デジレって人、知ってる…ますか?
        (どうしよう、この人は恐らくハンターだ。しかもあまり友好的でない…どうにか戦闘に持ち込まずに切り抜けたいが) -- ミリア
      • (頭上にクエッションマークが浮かぶ)
        デジレと言うのはわたくしのことだけれど、冒険同行者と言うのは一体何かしら?(飼い犬を撫でるように、車体に指を這わせる) -- デジレ
      • あっ!そうだったんですか!同行者っていうのはこれです、これの事です!(商人護衛依頼の書類を見せる)
        あたしはミリア、リア・ミリアです!ほら、此処に載ってるでしょ? …って事で挨拶に、来たら匂いに惹かれちゃって…こんな状況です、はい。 -- ミリア
      • 悪いけれど、それは別人ね。(においの話をすると、一瞬空気がピンと張り詰める。下がった警戒ランクが少し上がった)
        つまり貴女は、人間に依頼されてモンスターと戦う冒険者と言うことかしら?(「吸血鬼でありながら」と言う言葉は飲み込んだ。代わりに「気に入らないわね」とつぶやく。口癖なのだろう) -- デジレ
      • えっ、でも、えっ?別人ですかそうですか…。(追求するのは得策でないと感じ、流れに合わせる)
        ええ、仰るとおりで…今のあたしが人間社会で働くには厳しいからこーいう仕事しか選べなくて…。 駄目ですか…? -- ミリア
      • (吸血鬼ハンターの仕事は、人に仇なす吸血鬼を依頼を受けて倒すこと)
        いいえ、でも…(褐色の顎に人差し指を当てる)変わってる
        そう、とても変わった行為だわ。どれだけ人間のために戦っても、決して吸血鬼が人間に受け入れられるわけが無いもの。吸血鬼が人間の血を吸って生きる限り。 -- デジレ
      • よく言われます。あたし、元々は人間だったから吸血鬼になっても心は人でありたいな、って。
        まぁ、正直生活費稼ぐのに必死な気持ちの方が大きいですけどね…。 血も買わなきゃいけないし。(懐から輸血パックを取り出して飲み始める) -- ミリア
      • (悲しそうな目をする)
        でも、それは、叶わない願い、だわ(どこまで行っても吸血鬼にとって人間は食料であるといういわば本能のようなものからは逃れられない。ぎゅうと手を握ると、指先を覆う金属が擦れる小さな音)
        (食料にとって捕食者は、生命を脅かす敵なのだ。強い実感がその言葉にはこもっている) -- デジレ
      • ……そんなのわかんないじゃない。(パックから口を離すと、少し苛立たしげに女を睨む)
        あたしはまだなってから一年くらいだし、これから100年だか200年だかあるんだ。そう簡単には諦めないわよ…!
        (とはいえ、吸血鬼としての本能が徐々に強まっている事も自覚はしている。いつかは自分もバケモノになってしまうのか…そんなのは嫌だ) -- ミリア
      • (ミリアの表情に、自分に自ら向けた刃は、この少女にとっても向けられているのに気づく)
        (「気に入らないわね」とつぶやく。自分だってまだ擦り切れたわけではないのだ)そうね、まだ判らないわね
        (あなたには…。表情は変わらずきついが、声音にやややわらかさが混じる) -- デジレ
      • うー…。(どうにも達観した様子で見られているようで、不機嫌な気分が治まらない)
        結局人違いだった事だし、そろそろ帰っていい…ですか? あとハンター仲間にはバラさないで下さいお願いします…。 -- ミリア
      • 構わなくてよ。夜が明ける前にお帰りなさい。
        心配しなくてもわたくしには仲間などいないわ。(この少女は自分が歩んできたような道を歩むのだろうか?その前にハンターに滅ぼされてしまうのだろうか?……それとも?)
        (いいえ、それはとても難しいことだわ…「気に入らないわね」ポツリつぶやく) -- デジレ
      • 後ろからバッサリとかも無しよ!? それじゃ失礼致しました、良い夜をー!(闇夜の中を逃げるように去っていく)
        (これから先、少女がどんな運命を辿るか、どんな苦難にぶち当たり乗り越えられるか…それはまだ誰も知る由も無い。そして、依頼当日にやっぱあんたじゃねーか!と、一悶着があったとか無いとか) -- ミリア
      • いいのよ。あの子は敵じゃないわ。…今のところは、ね…(傍らの重二輪をなだめるようにそうつぶやく。)
        夜はもう、終わるわ(時計が正しければあと1時間もせずに日が昇り始める。)
        (そしてそれはやはりそっくりな別人だというオチが付いた。吸血鬼ハンターの仕事は依頼されて吸血鬼を倒すことであり、冒険者の仕事ではないのだ) -- デジレ
  • ムニユ・シュプリーム……さて、そんな者が本当に存在するのか
    (半ば興味半分で部下に捜索させてみると、この辺りが怪しいという情報が出てきた。夜の散歩ついでに捜し歩いてみる) -- ヴラディ
    • (町外れの墓地。そこに果たして件の少女はいた)
      (離れていても吸血鬼ならその嗅覚に染み入る極上の血の香り。それはおそらくその少女で間違いはないであろう)
      (線も細く背も余り高くないが百合をモチーフに装飾された甲冑とドレスは、さながら月光に照らされる美姫のようだが、傍らにたたずむ異様な気配を発する巨大な自動二輪が異質であった)
      ごきげんよう、月が綺麗な夜ね(怒鳴っているわけでもない。傍らのものに語りかけるような語調だが、よくとおる声は離れていても充分に届いた) -- デジレ
      • (かつて美食家と謳われたジャン=フェル=カセロール大公という同胞がいたのは聞き及んでいる
         ムニユ・シュプリーム、確かに彼ならば作り出すことが可能だろう。そして、あの女から漂う香りはそのメニューに相違ない…
         そしてそのメニューだった女が大公の血を浴びて新生者となり、我等の同胞を殺したという噂も本当なのだろう
         傍らで異彩を放っているあの…吸血鬼に対して過剰防衛な代物……死んだ同胞は見事飛んで火にいる夏の虫になったワケか)
        ……ええ。満月も美しいことながら、今宵の三日月もまた貴女のように美しい…失礼ですが、貴女がかのムニユ・シュプリームでしょうか?
        (長身痩躯、燕尾服を纏う男は低姿勢でそう尋ねる。丸腰の姿も相まって、舞踏会で出会った女性と会話を交わすような態度にしか見えない) -- ヴラディ
      • (ヴラディがその名を口にしたとき、空気が変わる)
        (こんな夜中に町外れの墓地を訪れる輩など、まともな人間であるはずもない。ましてやその名を知る者となれば)

        (吸血鬼だ)

        だとしたら、どうするのかしら?
        (重二輪が、守るようにムニユの前にまわる。この墓地の納骨堂を宿に選んだのは正解だった。町からはだいぶ離れている。住人の眠りを妨げることは在るまい) -- デジレ
      • (その女が放つ気が一瞬で変わる…また憶測は確信へと近付いた。この女はこういった事態に慣れている
         だが――それ故に過去の事例と違うパターンに弱いかもしれない。しかしこの真祖はそれを狙ったワケではない
         単純に、今までデジレを襲い滅んでいった愚かな吸血鬼とは違うのだ……)
        そうですね……私の店にご招待したいと思います。自己紹介が遅れました、私はこういう者です
        (ピッ、と懐から取り出した真っ赤なカードをデジレへ投げて寄越す…それは名刺。彼の名が記され、カジノ「Cherry Tree Hill」への道標となるモノ)
        私の名はヴラディスラフ。血の濃さにおいて違いはあれど、貴女の同胞のヴァンパイアです… -- ヴラディ
      • (自動二輪の作業用アームが中空の名刺をつかむ。飼い犬にそうするように左手で自動二輪を撫で、ヴラディから目を離さぬようその内容を見る)
        私は吸血鬼を同胞などと考えたことは一度もないわ(眉の端がつりあがる。父親だと思っていたものが吸血鬼だったと言うことならあったのだが、自分にとって吸血鬼は自分の血を狙う敵である。)
        吸血鬼の経営するカジノ、耳にしたことがあるわ。私が、わざわざ敵の巣窟に招待されると思っているのかしら? -- デジレ
      • ……可哀想に。今まで幾度も愚かな同胞に襲われたのですね… (眉を吊り上げ警戒する姫に同情の目を向けた)
        しかし、私はそれでも貴女を同胞と考えますよ…ええ、少なくともたかが血が美味いというだけで貴女を襲った同族よりも、ね
        (この真祖はあろうことか、滅んだ同胞を「愚か」というだけで見限り、目の前の同族殺しを許容すると口走った)
        貴女は強く美しい……そして身を守るために同胞を殺した、それだけのこと。警戒するのは分かりますがね
        生憎と私個人としては例え美味だとしても混血を飲む趣味は無いのですよ……興味はありますが、貴女の同意があって初めて口に出来るモノと思ってます
        私の店の客にしても同じことです。私の店では、人間の生き血を自由に飲むことが出来ます
        既に貴女の強さは知れ渡っている…そんな危険を冒してまで貴女を脅かす客はいませんよ…
        (つまり、この男の店にいるヴァンパイアはこの男と同様に飢えていないのだ…)
        まぁ……それでも害を成す野蛮な客がいないとも限りませんが -- ヴラディ
      • (作業用アームの掌中の名刺が炎に包まれる。内容は覚えた)
        (炎に照らされた顔に浮かぶ小さな困惑)
        不愉快だわ、轢き殺したいわね。私が人間の血を飲んで享楽にふける吸血鬼に、見えるのかしら?(強い語調での拒絶。それは、自身の衝動を律する辛さの表れでもあった)
        (完全に相手の意図が読めたわけではない。紫色の瞳がヴラディの真意を推し量ろうと、睨む) -- デジレ
      • 申し訳ありません。私は見た目でその者の心を判断しようと思わない性質ですので…お気を悪くされたのなら謝罪いたします
        (強く言い放たれようとも柳に風と受け流す…深く頭を下げて謝罪した後も、その表情や態度は変わらない)
        しかし…貴女とて半分はヴァンパイアでしょう。その身体の乾きは誤魔化せないハズです…
        享楽関係なく、貴女にも血は必要……違いますか? 私は同胞が人間に咎められることなく血を飲める場所が必要と考え、店を作りました
        我が店は血を欲する紳士淑女のためにあります。それは貴女も当然含まれる…ゆえに、招待するだけですよ
        ……とは言え、女性の手を無理矢理引く趣味も当然ありません。エレガントではない
        来店するか否かは貴女の自由です。それでは…… (アッサリと背を向けて納骨堂を去っていく。呼び止めなければそのまま帰ることだろう) -- ヴラディ
      • 不愉快だわ(中身を吸血鬼といわれることに、いっそうの不快感を示す)轢き殺したいくらいに
        (視線にも、強い拒絶にも表情を変えない。真意を測りかねていた。だが)
        吸血鬼が人の血を啜る以上、いずれ誰かからハンターに依頼が来るわ。(答えは決まっていた。自分が生きるべきは夜明け。夜を駆逐する夜明けの時間なのだ。)
        (死にゆく者の血を舐める程度で確かに渇きが癒せるはずもない。しかし、その決心は固い。最初は父の裏切りに対する反感だった。だが今は違う。立ち去るヴラディに声もかけず、見送る。西の空が白み始めた) -- デジレ
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst073026.png
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst073026.png
  • …少しばかり読みづらくないか? -- ラフィット
    • なかなかかゆいところに手が届く色がみつからないのよ
      • これも少し明るすぎるし、なんだか10年前の気合入ったホームページのようになってしまうのよ
      • 三行だけは、もう少し明るくしたがいい。…俺は俺でredそのまま使ってるが、目に痛いな確かに -- ラフィット
      • こんなところかしら
      • 完全に「隠し設定」みたいだったが、見違えたな。少なくとも俺の環境で「控えめ大人しめの配色」に見えるぞ
        …ところで、匂いに惹かれてやってきたのをすっかり忘れていた。だが同族なのか、お前は? -- ラフィット
      • ありがとう。環境によって見え方が違うのは難しいところね
        いきなりメタな話題振りからきたのでそのまま済まそうと思ったのだけれど…(同族という言葉から相手の正体を類推する。と、同時にこちらの素性については知られていないものと判断した)
        半分は…と言ったところかしら。
        -- デジレ
      • ダンピールにしちゃ妙だが…いずれにせよ同族となれば話にならん。いくら旨そうでも絵に書いたモチだ
        さっさと残り半分も染まってしまうがいい。…くそ、飲めんとなると余計に腹が空いてきたな(もともとの渋面をさらにしかめる) -- ラフィット
      • 気に入らないわね。(何か感づいたような相手の様子に警戒の色を少し強める。)
        吸血鬼なんかになるつもりはないわ。
        -- デジレ
      • 同族で無いというならこのまま俺の渇きを潤すまでだが、貴様は自分で言うように…半分は俺たちの側に居るようだ
        諦めろ…と言ったところで聞かんか。人間に戻る術があるのかは知らんが、せいぜい気をつけることだ
        吸血鬼には俺と違い同族食いを躊躇わない連中も居る。半端者のままでは早晩そうしたものの餌食だ(しかめ面を歪め、笑ってみせる) -- ラフィット
      • 厭だわ。身の程を知らない吸血鬼ほど自分達を狩猟者だとでも言いたそうな顔をするものよ。(哂う様な言葉だが顔は笑わない。それは気質のためでもある)
        戻るつもりもないわ。一番美しい時間は夜でも昼でもなく、黄昏時だもの。
        -- デジレ
      • お前は同族で、俺は気遣っただけだ。…傍に居るだけで腹が鳴るな貴様は(腹具合のほうが一大事といった風情で苦笑する)
        …だが、黄昏時は短い。遠からず、必ず夜になる(深くため息をつき) 流石に、飢えには勝てんな。帰るとしよう
        邪魔をしたな(貼りついたようなしかめ面をいくらか緩めてデジレに向け、帰っていった) -- ラフィット
      • 気に入らないわね(吸血鬼は、自分の血を狙う敵である。故に同族だという意識はなかった)
        それは、血を吸い足りないだけではないかしら。(素性について明かすつもりはない。むしろ隠すべき素性である。ごまかした)
        夜もいつしか夜明けを迎えるものだわ。夜明けもまた美しい時間よ。
        さようなら。(今は吸血鬼退治の依頼を受けていない。自分を狙って現われたわけでもなく自分の素性を知っているわけでもない。戦端を開く必要はないと断じ、おとなしく男を見送る)夜明けが夜を轢き殺す前に、棺にお戻りなさい。
        -- デジレ
  • しょくたックス!! -- 2012-04-18 (水) 04:17:43
    • 真面目なRPで返してほしい場合、その言葉の意図を説明なさい。
      そうでない場合は轢殺よ!

Last-modified: 2012-06-09 Sat 19:12:17 JST (4329d)