HMK/0009
- ど…どうすかね…？（同じ剣禍対所属メンバーで実戦経験豊富、剣の扱いにも習熟している…という明神サンにフォームチェックしてもらおうと素振りを披露中、本部前での訓練であるが…）
（素人が最近やっとはじめた程度の腕前は実戦には厳しいかも…というのは本人が一番身に染みているらしく表情には焦りが） -- チアキ
- 未熟だな。実戦では使い物になるかどうか。……当面は魔剣の能力を活かすことを考えた方が合理的ではある。
（焦りを見せる様子にふむ、と嘆息して）剣術を体系的に身に着けるための訓練は、地道で時間がかかる。
まずは一つ、確実に身に付けろ。真っすぐ踏み込んでの斬り下ろし。それだけでいい。 -- 明神
- デスヨネ…（明神マジレス…仕事以外でも切れ味抜群なそれを聞くと…不思議と安心、どうやら自分は人外の天才ってやつではないらしい。）
まっすぐ……（ふだんは無理だこんにゃくだなどと口応えのひとつもするのだが、煮詰まってきた魔剣争奪戦ではそんなムダも命取り、素直に正眼の構え…魔剣の能力かどうかは知らないが「水の位」の構えだけあってそれだけは自然体、素人であるがゆえに変なクセもないようだ。） -- チアキ
- 綺麗に構えられている。正眼から、踏み込んで真っすぐに斬る。それだけを徹底的に磨け。
この局面で役に立つものを身に着けようとするなら、一つに絞るしかあるまい。絞るからといって、決して甘いものにはならないが。
血が滲むほど鍛錬すれば、戦いの中で、生きた選択肢の一つにはなるだろう。 -- 明神
- …はい…。（『もし避けられたら？防がれたら？返り討ちにされたら？』といった不安が沸き起こるが…ぐっと飲みこむ、そういった取捨選択をする段階にすら至っていないのだから。）
（はじめてスミくんを手に入れたときのように、鞘から出るのを拒否されたり、暴れられたり…といったこともない、そのまままっすぐ…淀みなく…湛えた水を一つの方向に流すように…）
…面っ！（すっと姿勢を崩さずに、逆らわず、流されず…踏み込み…斬り下ろす。）…ふぅ…（自分でも何度か繰り返した反復動作だが、人間一人ではどうしても集中力が途切れ能率が上がらず、いつしか数をこなすことが目的になってしまっていく…こうして見てもらっての稽古のほうが成果は大きい…と思う。）
明神サンも、最初はそうだったんですか？（剣だけでなく銃器、乗り物、習熟したものの数は比べ物にならない…だが最初から何もかもうまくいったかどうか…いや、これで当然上手くいった。と言われてしまったら逆に自信をなくしそうだが…無くすほどの自信か！とも思い） -- チアキ
- 斬り下ろしだけで戦わなければならないわけじゃない。
味方の援護もあるだろう。魔剣の能力もあるだろう。これは、戦いの中で使える行動の一つに過ぎない。
避けられれば他の者が隙を突ける。先に魔剣の能力で崩せば防がれにくい。使えるものは何でも使え。
（動きに乱れがあれば指摘し、正しい動き、合理的な力の使い方を指導する）
俺は、何でも最初から出来るような人間では無いからな。
魔剣も、銃も。地道に鍛錬し、出来ることを増やしていった結果に過ぎない。 -- 明神
- ……バカだな、ボク…（サイキ班のメンバーから犠牲者を出したくないばっかりに、いや…できるなら誰だって犠牲になんかしたくないという考え、欲が強くなってきたせいか）
（魔剣を持った自分が他の人と同じかそれ以上に戦えるようになれば犠牲を減らせる…なんて考えたのはかえってチームワークを疎かにしたワンマンのスタンドプレイに行きついて…打てる手を一人で打つ必要はない、のぼせた頭にまたもマジレスである。）
…こういうときも正直でバッサリだと、逆に安心しますね…（最初からできるわけないだろ。という正論を当たり前のようにマジレスをされるといつもの緊張感と違って逆に肩の力が抜け…回数をこなすたび乱れていたフォームが自然でムダな力が入らぬように）
……はーっ！もうだめー！うごけなーい！（冬だが汗だく、納刀して一呼吸おくと大きく息を吐き…緊張が途切れたか肩で息をし始める）…アレコレ考えるより、やれることやるほうが、スッキリしました。（ランナーズハイか知らないが、もやっとした気分が振り払えたとそちらを向いて、一礼。）
（そろそろ定例のサイキ班ＢＢＱミーティングで情報交換、集まってくる部下たちを迎えるためにＢＢＱの準備を始めるのだった…明神サンもどうすか！なんて…ちょっと緩みすぎてるのをバッサリ叱られたかそれとも和やかに食事ができたかは定かではない…） -- チアキ
- ミ🗞 --
- （…メモ帳で書いたせいか文字のエンコードが合ってないかもしれないので適宜テキストエンコードを変更して読んで欲しいんぬ） --
- （読めた。戦力的に高評価でありがたい…。しかし弟まわりのシナリオ全く進められていなくてこれは…何とかせねば…） -- 明神
- （読めて何よりですんぬ。名簿から読み取った範囲で判定しただけなのでプレッシャーに感じないで欲しいんぬー。読んでくれて有難うなんぬ） --
- （いやいやこれきっかけというのではなく常々思っていたのがぽろりと出ただけなので気にせず…。こちらこそありがとう！） -- 明神
- （明神の始業の直後に男から連絡が一つ入った、魔剣を一本手に入れたが持ち主には逃げられたのでそちらで魔剣を預かってくれというものだ）
（これは男にしては珍しい手落ちだ、この男と乏しき辻切りは都市中で起こっていたが大抵は斬り殺すか無力化して縄でふん縛り剣禍対に連絡が常だ）
（一方で明神の元にはこの男の剣筋と良く似た犯行をそれ以上耳にしている、ただ内容を聞けば果たしてこの男のモノか？とも感じた事だろう）
（片や魔剣を回収した上で撹拌じみた殺戮を行う中央区、片や無機質に魔剣ごと撒き散らす地下、だがどちらもまずは小手から斬り落とす新陰流のそれなのだ） -- 三厳
- （なんとも珍しい話ではあった。しかし、抱く疑念も晴らしたい）
（ひとまず話を聞いてみるべく、都心部の比較的安全な領域で落ち合うことにした）
（……あの人に限って、というほどよく知らないが。太刀筋はともかく、犯行に現れている『顔』が違うように思える。果たして） -- 明神
- （待ち合わせの場に15分前に男は着いていた、社会人としての染み付いた癖が未だに抜け切っていないのだろう）
（その姿は随分と生傷に塗れている、手当が必要な部位には湿潤式の半透明の大型の絆創膏などを当てている分うっすら見える傷口が生々しい）
（しかし表情はいつもの飄々としたモノ、そういった戦場が当たり前の人間にとっては痛みなどはそう意味など無いのだろう）
いやあご迷惑をお掛けして、という訳で一先ずこいつをば（そう言うと男は手に持っていた忍者刀を差し出す、鍔の形が何処かカエルめいていた） -- 三厳
- （お待たせしました、などと挨拶もそこそこに。忍者刀を受領する）
確かに。……忍者でカエル、といえば児雷也の大蝦蟇を思い出しますが。
（そこまで大仰な力も感じないが。ひとまず、速やかに剣櫃に封じる）
ひとつ、聞きたいことがあります。中央区、あるいは地下。心当たりはありませんか。 -- 明神
- 大凡当たりって所かねぇ、それを使っていた忍者の言う事には藤堂家の秘蔵の品だとかどうとかで
山田風太郎の小説に自来也主人公のがありましたが案外実在の歴史をモチーフにしてたのかも知れません
（笑いながら語っていた男だが忍者刀が封じられれば一息ついて）中央と地下、ですか…心当たりは十二分に
とは言っても地下はそうだろう程度で中央は間違いなくって所です（顎を剣櫃へ向けて）中央の方にうちの秘伝刀がありますね、一戦やったようです -- 三厳
- （文化財的な価値はそれなりに高そうだ、などと思いつつ、つづく話に耳を傾ける）
秘伝刀。それが疋田さんの目的の？
（……それにしても、恐ろしい痕跡ではあった。報告書で見た限りだが……かき混ぜた、というような殺戮の痕） -- 明神
- 秘伝と言っても本家と宗家のゴタゴタの最中に無くす程度の代物ですよ、百剣翁が収集してる時点でそういうモノで
（やはりと言うべきかどうやらこの男にとってその剣の価値はそこまで高くは無いようだ、やはり求めているのはこの男の家の方なのだろう）
（一方で男は明神のその何処か鬼気迫る表情を見て少し考える様子で）
由来としては剣聖の作とされてます、まあ剣を振ると時々頭の片隅に浮かぶ奴ですよ…自分の剣技を完全に遺したいっていう、で…遺した
その様子を見るに似てはいるが似ても似つかない、って感じです？ -- 三厳
- あの掻き混ぜて平らげた、という感じの殺戮の痕からは……剣聖、という単語は結びつきにくいですね。
地下の件も無視できません。俺の目からはまた違う。太刀筋は似ていますが、もっと機械的ですし、こちらは他の魔剣そのものには興味が無い。
正直、謎が謎を呼んでいますよ。俺の頭の中では。（眉間に皺を寄せて） -- 明神
- （明神の表現から男は顎に手を当てて）恐らくは戦場の技の名残でしょうね、剣聖と言えども霞を食う訳でもなく…かつては禄を貰う武将でした
戦場では槍を振るっていたそうですが敵兵への恐怖を煽るのも仕事だったのでしょう、この時代に活かす機会があるとは想像もしませんでしたが
（皮肉げに口にしているが実際の相手としては一対多も想定した剣術という事なのだろう、聖に至るまでに積み上げた血がそれを為すのだ…強敵と言える）
（一方で地下の話を聞けば男は僅かに目を伏せた）その点に関しては私もです、…恐らくは器を守る事にのみ特化して働いているとは思いますが
どの辺りで目撃されたか聞いても？（現段階では大凡千代田区辺り、程度となるだろう…ただ何かを探しているようでもある） -- 三厳
- 純粋に技術であれだけの仕業を成せるとは、信じ難い思いですよ。
器を守ることのみに……（顎を撫でて）何かご存じのようですね。
まあ、いいでしょう（千代田区あたりだ、と説明した）……探し物は見つかりそうですか。 -- 明神
- （知っているのかと問われれば男は僅かに言い淀む、基本同僚にすら何処か乾いた態度のこの男がそう示すのは…）
（とはいえそれ以上を聞こうとはせず打ち切る明神に苦笑を向けて）すみませんねぇ、口で説明するにはどうにもでして
千代田区…（そう聞いた男の表情が締まる）平将門の首塚か、目的があるのかそれとも引き寄せられているだけなのか…
…どうでしょうねぇ、私の方はもう取り戻せないでしょうから。ともあれ助かりました、近辺を張っていればいずれ会えるでしょう
それではこれで…（一礼をすると男は歩き出し）…ああそうです、弟さんの一件に関しては未だに情報が無く…申し訳ありません（それだけ伝えると去っていった） -- 三厳
- （首塚。また、なんとも仰々しい話になってきた）
（『会える』、『取り戻せない』、どうも使い手に心当たりがありそうだと感じるが）
構いませんよ。積極的に探している俺の方でもさっぱり足取りが掴めないくらいですから。
（本当にどこに消えてしまったのか。自分は取り戻せるのか？ 去っていく背を見送った後ひとつ瞑目して、その場から去っていった） -- 明神
- お、こいつぁ丁度いい所に（と明神を見かければてくてくと近寄り）
いやぁ、岸良のおばさ…姉ぇさんに釘刺されたもんでね、被害報告書書いたんだが、剣禍対に届けてもらってもいいかい？（と、書類を出す。書式はガタガタ、汚い字だが内容自体は過不足なさそうだ） -- 正国
- ……まあ、それなりの歳だと聞いているが。
構わない。一応内容は確認させて貰うが（二度手間はお互い避けたいところだ、と）
（ざっと目を通す。可読性はともかく、内容は纏まっている）問題ない。届けておこう -- 明神
- あんがとさんよ（書類を引き渡し、ふう、と一息つけば）オレが今まで遭遇したり見て回ったりした街の様子を改めて纏めてみたが…思ったよりも被害は多いな。
ライフラインがギリギリ保たれてるからどうにかなっちゃいるが、このままだと色々不味いかもしれんね。……ただ、新しい被害は減っているように感じた。
そこで聞きてぇが、兄さんたちの仕事の進捗はどうだい？捗るたぁいかんとも…このバケツをひっくり返したような災禍を抑え込み始めていると見たが。 -- 正国
- 可能な限り早く解決したいところだ。（ライフラインが途絶えれば、望まない犠牲がさらに増える。それまでには始末をつけたいところだが）
魔剣の回収は、数の上では進んでいる。……だが、捕らえた多くは力の弱い魔剣だ。
強力な個体は未だにかなりの数が残っているし、そういった魔剣を握った者が、力を使いこなし始めている。
実に不甲斐ないが、事態解決はまだ遠いと言わざるを得ないな。（と、苦々しく） -- 明神
- そうか…やれやれ、火事と喧嘩は江戸の華、なんて言うが、喧嘩だけで済みゃいいんだが…（現状では大きな火災なども致命的になりうる、とばりばりと頭を掻いて渋い顔を）
……ま、ボヤいても始まらねぇし、地道に少しずつでも回収を進めていくしかねぇんだろうが…そういや、明神の兄さん、氷の魔剣使いを探してたろ？そっちの方はどうなんだい。
回収した魔剣の中にそれらしい奴はいたのかい（彼ほどの使い手が特別視する剣だ、そう簡単には行かぬだろうが、と思いながら聞く）
オレも探してる刀があるんだがな、どうにも芳しくねぇから東京の中央部の方を探ってみようかと思ってんだ（即ち、百剣爺のコレクションルームへと近づく方向へだ） -- 正国
- ……いや。冷気を操る類の魔剣はいくつか回収が報告されているが、どれも小物だ。
それらしい魔剣の痕跡の報告はあるが、今のところ本体が剣禍対と接触したという話は入っていない。どうにも情報不足でな。
（コレクションルームに座しているとされる魔剣の情報を思い浮かべて、難しい顔をした）
ある程度状況の整理が付いてきたとなれば、深みに探りを入れる頃合いではあるか。止めるわけではないが……この辺りとは危険度が段違いだぞ。 -- 明神
- そうかい。お互いままならんもんだねぇ（自身の心当たりは芳賀の刀だが、そもそも彼は剣禍対だ、範疇には無いだろう、と）
かっかっか！安全な場所を探って何も分からねぇなら…踏み込むしかねぇだろうさ。石橋を叩いてるだけじゃ何も始まらねぇってね（からからと笑って肩を竦め）
明神サンは中心部についちゃどの程度情報を掴んでる？オレだって備えはしておきてぇからな、どんな情報でもいい。
逆に…何か調べて欲しいことがありゃ受けるぜ。ま、そっちの方は物資なりなんなりと交換の、商いにさせてもらうかもだが（などとにやりと笑い言う） -- 正国
- 今回放たれた魔剣のうちで最も力のあるとされるヴァンフルドが、中心部にある百剣翁のコレクションルームから動いていない。
それもいくつもの力ある魔剣を支配下に置いた上で、だ。
だが、『それは何故なのか』という部分に繋がるピースがまるで足りない。
つまり、こちらも同じだよ。どんな情報でもいい。出てきたものは買わせてもらう。
（こう言い切るからには、対価は必ず用意すると） -- 明神
- 覇王の牙城、未だ蟻の一穴たるや無し…と。くっくっく、とってもやる気の出てくるネタじゃねぇか。
（つまりは、己たちは何ヶ月もかけてなお、この災厄に対して分かっていることなど、殆どないのだという、再確認）
承知した。何が飛び出すかわからねぇ奇妙奇天烈驚天動地のびっくり箱だが、いい情報は既に一つだけある。
そりゃ、開けても中身がスカの骨折り損になることだけはねぇってことさ！（うし、と気合を入れて手のひらを叩き）
じゃ、オレぁ行ってくらあ。精々成果でも祈っておいてくれ、明神サンよ（一つ手を振り、箱を背負った男は去っていった） -- 正国
- ◆
- ◆
- ん？明神君じゃないですか！おーい！（人の姿も殆ど見えなくなった街中であれば人の姿というのは嫌でも目立つ）
（であればこそ顔見知りというのはより際立つ、以前この男は幾度か明神と仕事を共にした事があるのだ）
（明神からすると少々斬りすぎる嫌いのある人物であり相手が嫌がっても結婚生活の素晴らしさを語る手合だが）
こんな状況だし君は居るなとは思ってましたが出会えるとは奇遇ですねぇ、仕事は順調です？
（いつも通りににこやかに近寄ってくる、ただしこの男は剣禍対に呼ばれていない…そのごたごたの最中に休職しているのだ） -- 三厳
- （重二輪を傍らに停め、スマートフォンを参照しながら今後の方針を練っていた様子である）
（声を掛けられれば端末を仕舞い、視線を上げる。果たして、記憶にある人物だ）
（幾度か共闘したことがある。手練れだが性向に難あり。加えていえば、惚気が過ぎる。そんな人物）
……疋田さん。休職されたと聞きましたが。
（実力からいっても、剣禍対に召集されないはずはない。姿が無いのが気になって、ふと聞いてみたことがあった。詳しい事情は果たして語られなかったが）
（したがって、向けられる視線は怪訝なものだ。無理もない。本来この場にいるはずのない存在なのだから） -- 明神
- おや中々耳聡い、一応個人的には辞めたつもりなんですがそういう扱いになってるみたいですね
（ハハハと誤魔化すように男は笑う、管轄が異なる明神にはあくまで一身上の都合としか伝えられなかった事だろう）
（更に踏み込んで聞けば身内の不幸に関する情報を得られたかもしれないが…少なくとも現状お互いにそこまでの交友は無い）
ちょっとまあ、これはトップシークレットでしてね。家の事情でこっそり壊すか回収しなきゃな魔剣が一つありまして
剣禍対に呼ばれちゃうとその辺身動き取り難くなるもんですから（苦笑しながら自身の口に人差し指を当てる、男は真実のみを語る事で内心を隠す） -- 三厳
- トップシークレット、という割に話していますね。家の事情、ですか。
（どういった家の出自だったか、照会すれば分かることだが……）
（まあ、そうした選択も理解は出来る。必ずしも合理的かというと、疑問は残ってしまうが）
民間の魔剣保有者は、こちらに敵対しない限り、当面は放っておいてよいとのことです。
暫くは邪魔が入ることはないでしょう。 -- 明神
- 親父殿は隠したいようですが私はそうでもないもんでねぇ、結局の所先祖の尻拭いですから
（結婚以前の照会もこの男自身が国で働いていた以上は容易い事だろう、戦国時代より続く新陰流の家柄だ）
（そういった家柄ならば魔剣の一つや二つ保有していたもおかしくはない、何らかの事情でそれを失う事も）
ははぁ…中々の温情措置有り難い限りですねぇ、お陰で自由に動ける事が保証されましたが…
少し甘い気もしますがね？手放さないのならちゃっちゃと取り上げて外に放り出せば良い気もします、手放さないなら腕の一つでも落として
（男は平然と現代らしからぬ倫理観による判断を語る、事実その方が合理的に救える者も居るには居るのだろうが当然許される事ではない） -- 三厳
- （明神は真面目に照会をかけるのだろう。そういった事実はのちに知ることになる）
まがりなりにも政府機関です。それは出来ませんよ（肩を竦めて）
それに黒スーツに出会うと問答無用、ということになれば、現状こちらに敵意の無い魔剣使いがことごとく敵対するか、少なくとも非協力的になりえます。
敵を増やしたくはないんですよ。こちらも手が足りませんから。
というわけで、当面はお互い協力しても問題はない、ということです。 -- 明神
- 緊急措置とするにも今回は巻き込んだ人間が多すぎますからね、流石に出来ませんか
魔剣を手放せば日常に戻れると草の根活動してくしかないんでしょうねぇ、ハハハッご愁傷さま
（皮肉げに語りつつも事実それこそが現状最も必要な作業ではあるのだろう、表情は仕方ないといった体だ）
ああじゃあ私も無害そうな子にはそう声掛けときますよ、なので新陰流の使い手の情報が入ったら流して貰えません？
（それは即ち男が求める魔剣、またはその担い手に関する情報なのだろう…語る男の表情が飄々としたものから締まった物へと変わる…厄ネタだぞ、と） -- 三厳
- 分かりました。交渉成立です。（頷いて。職務に忠実だが、合理的な男でもある）
……交換条件、というわけではありませんがもう一つ。俺の個人的な事情なのですが。
（写真を一葉、差し出して）俺の弟です。封鎖域内にいたはずですが、行方が知れない。姿を見たら、教えてほしい。
（表情は前にもまして真剣である） -- 明神
- いやー実に助かる！正直個人だと魔剣の気配を追っては違ってで効率面では良くありませんでしたから！
（ハッハー！と表情をころころと変える、その何処かわざとさを隠さない様子は他者を寄せ付けすぎない策なのだろう）
（そして写真を差し出されれば顎に手を当ててまじまじと眺める…その表情は厄介そうなモノを見る顔だ）
お兄さんに似て中々利発そうな子だ、…連絡は当日も無い？（その当日とは禍事の事を指しているのだろう） -- 三厳
- （なるほど、その策は有効に働いているようだ。胡散臭さに、心を許そうとは思わない）
（厄介そうな顔をされても、至極当然のことだろうと思っている）
はい。連絡はありません。生きているのであれば、域内に残っている可能性は高いかと。
（そして、域内に残っているのであれば……魔剣を握っている可能性もまた高い） -- 明神
- 可能性として高いのは魔剣適正の高い子を人か魔剣が狙った…って所でしょうかねぇ、精神汚染の例は良く見られますし
分かりました、発見をしても手出しはせず報告と追跡第一で対処しましょう
（男は頷いて見せると踵を返して）幸いにして貴方の魔剣なら大概の魔剣の呪いに対抗出来る、まあ気楽にですよ
（気休めにも似た、しかし確かに善意の籠もった気遣いを見せると男は手を振り去っていった） -- 三厳
- ……ありがとうございます。（確かに感じた善意に、静かに、しかし心を込めた礼をして）
それでは。（去っていく背を見送ってから。自分もまた別な目的地に向けて重二輪を走らせた） -- 明神
- もしもーし？ちょっとよろしいッスかねえ？（剣禍対本部にて同僚さんに声をかけてみる、怠惰そのものの女が仕事人間にどんな用か？何か悪だくみでもしているのか…） -- チアキ
- 鞘木か。（書類仕事の手を止めて視線を向ける）
構わないが。（果たして何の用だろうか？と、当然の疑問を抱きながら用件を待つ） -- 明神
- （やっぱこういうタイプ苦手…息苦しい…根っからの怠惰ゆえか張り詰める緊張感に今にも逃げ出したくなるが）
相当ヤクいモン探してるそーっすね？『死体が勝手に踊り出す』…でしたっけ？
（死体に関連する魔剣…あえて適当な認識を話すことで訂正がてら詳細な情報を得るというテクニックを知っているかどうかは知らないが、カマをかけるような話し方）
そういうモンなら雑魚魔剣を何十本も確保するより一本で済みそうだし…恨みっこなしの競争とか…ああいや…なにも邪魔しようってことじゃなくて…
（手柄が欲しい。剣禍対に所属している異能者なのに超常の荒事にはてんで無力な現状で焦りが出たか手柄が欲しいのだと遠回しに）
情報の共有みたいな？そうそれですよ！ソレ…
（共有する情報を持ってるのかも怪しいし、そもそも剣禍対に所属する以上現在回収されていない魔剣についての情報はある程度データベース化されていてすでに共有されているはず）
（明神が現場で得た新鮮な生の情報が欲しいということだろう、ずうずうしいやつだ。） -- チアキ
- 死体を操る魔剣、だ。
……俺は個人の手柄や出世の競争には興味が無い。手柄が欲しいなら好きにすればいい。
（つまり情報はくれてやる、ということだ）
奴の作る『動く死体』は、よくある映画のそれよりも機敏で、力も強い。
多くの場合群れで行動し、数の利を活かして人を襲う。
付近に本体がいて都度操っているのか、プログラムのようなものに従って自律行動しているのか、あるいは両方のパターンがあるのか、それはまだ不明だ。
……こんなところか。これは所感だが、お前が単独で追うのは無理がある相手だ。少なくとも魔剣がなければ厳しいだろう。 -- 明神
- そうそうそれそれ、「魔剣オプスタンディング」だったかなぁ〜
（いい調子だ、ついでに死体絡みの能力を持っているという他の魔剣の情報も聞きだしてみるかと欲張る…ニヤつく口元）
…そりゃ、どうも〜…
（好きにすればいい。食い散らかした肉をハイエナするなら勝手にどうぞ？という強者の余裕に見えたか眉間にシワが寄る…余裕ぶってはいるが子供だ、自尊心が傷ついたらしい。）
（だが大事の前の小事だ、と気を取り直したかまたニヤニヤと営業スマイル）
じゃあすんなり生き返って元通りってワケじゃないンすね…
（こりゃ代えにするには無理があるな…完全蘇生が可能な魔剣なんてそうザラにはない。）
心配してくれてるんスか？ボクにだってアテくらいありますよお…明神サンがソレを追ってるって誰から聞いたと思ってるんス？
（明神と面識があり、追っている魔剣の情報を知り、動く死体と闘ったこともある、剣禍対所属ではない協力者…そいつから聞いた。と） -- チアキ
- ブードゥー・シャーマンの能力は死体操作と呼ぶのが正確だろうな。
……オプスタンディングといい、蘇生絡みの魔剣に興味があるのか？
（手柄を求めて、というだけとは思えない。妙に貪欲な様子に怪訝な顔をする）
心配というより、正直な感想、あるいは忠告だ。同僚を見殺しにする趣味は無い。
……正国か。奴も案外顔が広いな。奴の腕ならまず間違いはないだろうが。それで、これからどうするつもりだ。 -- 明神
- なんせ上手く使えば悪さしほうだい…じゃなくて、脅威度が高いンだから得点が高いかなと思って？
（どさくさに紛れて着服でもする気か、はたまた…チアキの経歴を知っているならうさんくささが増す反応をして）
……そういうの、気にしてないんだと思った…ああいや、あざーっす。
（人と距離取って仕事しまくってる。他人のことなんてどうでもいいと思ってる。というイメージがあったせいか閉じた眼がほんの少し開かれ）
へェ…彼、やるんだ…
（この前ちょっと会っただけだと腹ペコな男の子。くらいの印象だったが…思わぬ拾い物したかな？と口元をにやつかせ）
どうって決まってるっしょ、捜査は足で稼ぐ！ですよね。チャオ〜
（大物を探す以外にも雑魚魔剣の回収でだって実績は溜まる、封鎖区域内をうろついて収穫を探しつつ情報収集。いまどき女子は合理的なのだ！とわざとらしく敬礼して街へ出ていく…） -- チアキ
- あまりよくないことは考えるなよ。（横領は法律に触れるのは言うまでもない）
（よく言われることではある。一見して冷徹にみられるのも、特に気にしてはいなかった）
まあいい。無茶はするなよ
（忠告を理解したのか、理解していないのか。去っていく背に、小さく溜息。頭を悩まされる事柄が増えた）
（少なくとも気を配っておく必要があるだろう。書類仕事を一度切り上げて、さっさと都心部に向かうことにした） -- 明神
- こんなところか？ -- 明神
-
- ◆
- ◇
- ◆
- 相談はこちらで。 -- 明神
- 明日あたりブードゥー・シャーマンを処理してしまおうかと思っているのだが。
ゾンビの群れを好き放題倒していく小イベントにでもしてしまうか？ -- 明神
- ゾンビパニックは基本！（相手が魔剣使いじゃないならボクだって！というかまえ） -- チアキ
- よしきた。どれだけ集まるか分からないが、ページを立ててみたぞ。 -- 明神
- ★
- すまないここで文通を…頭が！頭が回らない！！ -- 明神
- 了解！遅くまで申し訳無い！カラダニキヲツケテ！ -- 三厳
- こちらこそすまない…最近睡眠サイクルがめっきり早寝早起きで…！（健康！） -- 明神
- 健康ならばそれで良し！具合が悪いとは比べ物にならない程良い…特にこの季節の移り変わりは -- 三厳
- 暑かったり！寒かったり！密だったり！ でつい微睡んでしまいなかなか出歩けていない現状……いろいろ考えねば！ -- 明神
- うにゃ！そうだんのかまえ！(ゾンビ退治のときのイベントページをお手本テンプレにしてもいいですかのサインだよ) -- チアキ
- いいよ（いいよ） -- 明神
- やった（やった）あとは山手線レオくんと闘っていいか聞くだけやな… -- チアキ
- 楽しみにしている…！！ -- 明神
- そして明神サンにフォームチェックをしてもらいにくるボク… -- チアキ
- 遅くなってすまない…！！ -- 明神
- いいんだ…（明神サンは色々ガジェットを駆使して戦うタイプだしー…同僚だしー…みたいな気持ちで見てもらっているけどそもそもの経験が足りないボク…） -- チアキ
- 示現流メソッドあるいはひたすら崩拳だけ練習させるアレ……！！ -- 明神
- 八極拳の練習だ！（まほたんとう）千の技より一つの技を恐れろっていうワンチャン精神…！（いざというときのためのボム）
そして訓練時代の明神さんのこととか聞いていく… -- チアキ
- 一招を以て千招を制す！
特に天才とかではないが努力はしてきたタイプ…！！ -- 明神
- 訓練を見てもらって少し苦手意識が払しょくされたかと思ったらこういうことをするボク！（距離感がアレなことをしつつきょうは撤退…） -- チアキ
- ばっさりいきそうだけど乗るのも面白そうだなって考えながら今日は寝る…！！（お疲れ様…！！） -- 明神
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