名簿/494134?
- まぁた場違いなおっさんだなオイ。アルカーヌの野郎と同じで概ね金に困っているようにはみえねーけど……まぁ、詮索はよくねぇな
おっと、自己紹介が遅れたな。俺は105号室のグラフってもんだ。お隣同士仲良くやろうぜ執事さん -- グラフ
- 私はヴォン・バトラー。(挨拶も3人目となると慣れたもので、にこやかに対応する。そしてその好奇の視線も同様だ。気にせず右手を差し出し握手を)
最近越してきた若輩者故、ご迷惑をおかけすることも多々あるでしょう。 それでも、懇意にしていただけると私としても嬉しい限りです。よろしくお願いします、グラフ様。 -- ヴォン?
- おや……これは。随分とまた寮住まいとは無縁そうな……(挨拶へと顔を出せば、誰かの右腕としてどこぞの屋敷を仕切っているであろう106号室の執事を見て、静かに驚きの視線を向ける)
(余計な詮索まがいになった事に自分を恥じて)……失礼。俺は104号室のアルカーヌと言う者です。宜しくお願いします -- アルカーヌ
- (彼の視線を受け、気分を害していないことを示すため笑顔を浮かべ、右手を差し出す)私はヴォン・バトラー
訳合って寮住まいと相成りました。初めての事も多く、至らぬ点もございましょうが……その時はご容赦ください -- ヴォン?
- ヴォン・バトラーさんだね(気分を害していない笑顔に救われながら、右手の挨拶に応じて)
とんでもない、こちらこそ仲良く生活できれば……と思います 宜しければ召し上がって下さい(そういうと、焼き菓子の詰め合わせを差し出して) -- アルカーヌ
- これはこれは……ご丁寧に。(焼き菓子を受け取る。ここで遠慮をするのは失礼だろうと)
よろしければお茶でも如何でしょう? ちょうど美味しい茶葉を最近手に入れまして……。お礼、というにはおこがましいですが お急ぎでなければ、是非 -- ヴォン?
- お口に合えば何よりです(菓子折りの包みを見れば、この街でも有名なケーキショップの物だと言う事がわかる)
お招きありがとうございます、お言葉に甘えて、是非……(好意に感謝を込めて礼をすると部屋へと足を踏み入れる) お茶は好きなので楽しみですね(そして何より。彼の品の良さと、良家に仕えていたのであろう性質から、舌も肥えているだろうと思うから) (そんな彼の美味しいと称えるお茶を純粋に楽しみに、頬が緩む) -- アルカーヌ
- こちらこそ、お口に合えば良いのですが。(そうは言いながらもにこやかに。味には自信があるようだ)
さっそくこのお菓子をいただくとしましょう。どうぞ、越したばかりであまり褒められたものではありませんが、おあがりください。 (扉をひらき、中へ招く。謙遜の言葉とは裏腹に木を基調とした家具等、温かみのある、それでいて使いやすそうに整頓された部屋へ) (調度品、椅子ひとつとっても品のある彫刻などが見受けられる。寮という空間の調和をぎりぎり崩さないよう計算されているような、さりげないお洒落) (ヴォンの執事然とした恰好と寮をとうまくつなげるような、そんな部屋だった。ヴォンは椅子を引いて、勧める) 少々お待ちください。今、お茶を入れて参りますので。 -- ヴォン?
- とんでもない、どんなお茶か楽しみです(柔和な彼に、柔らかな笑みを見せて)
(自室は己の心を表す象徴である。彼の人柄と人生を思わせるかのように暖かな部屋、良い人生を送ってきた事を思わせる、質の良い木の家具は、使用されている木材の年輪が、品の良い家具から滲み出ている事を感じさせる) (調度品やさりげなく飾られる品も、どれもセンスや品が光り、かつ嫌みでない。その上、寮の空間にも調和している事が何よりも驚いた) ……品が良くて温かい。居心地の良い部屋ですね(思わず、そんな言葉が漏れてしまうほど) 椅子を引いて貰えば、軽く頭を下げて)ありがとうございます、楽しみに待っています (そして彼を待つ間、部屋の調度品の一つ一つを見るだけでも十二分に楽しんでいた) -- アルカーヌ
- いやはや……お恥ずかしい。(客人の言葉に照れた笑顔を浮かべ、手早く二人分、紅茶と茶菓子の用意を済ませた)
(カップを温めていたお湯を捨て、軽く蒸らした1杯目の紅茶を注ぐ。とたんいい香りが鼻をくすぐる。どうぞお召し上がりください、とヴォンは指し示した) (部屋を興味深そうに見ていたアルカーヌに、少し悪戯の色を乗せた瞳を向け)ふふ、私と同様、寮にはふさわしくないとお思いでしょう? 目立ちたい、とは考えてはいないのですが、どうにも長らく続けていた習慣や癖というのはすぐには抜けないものでして -- ヴォン?
- (目の前で紅茶を淹れて貰うのを見ていると、丁寧な仕草が様になっていて美しい)
(ポットが運ばれる前から、良い茶葉である証に、華やかで馥郁とした香りが伝わっていたが、温められたカップに注がれれば、一層香りの良さが際立つ) ありがとう、頂きます……(差し出されたお茶の色も、色鮮やかな透き通ったオレンジの水色が美しく、十分に香りを堪能してから一口含む) ははは、初めて挨拶に訪れた時は寮よりお屋敷の方が似合う人だからびっくりしましたよ 年も大分下なので、失礼な発言かもしれませんので、無礼があったら赦して下さい。……俺は良いと思います 寮や、その場に似合うより、一緒に共同生活を歩む上で居心地が良い人だとか、なやよくしていける人の方が俺は好きです それに、目立ちたい訳ではないのは十分にわかりますし。奇をてらう訳ではなく生きて来た証だと皆にも伝わると思いますから -- アルカーヌ
- (ヴォンは彼の言葉に笑みを深くした)……あなたはとても実直な方ですね。失礼なんてとんでもない、ありがとうございます
そう仰っていただけると、とてもうれしく思います。年を重ねると体裁、恰好ばかりを気にして、言い訳ばかりがうまくなるもの 貴方とお話しさせていただいて、つくづく痛感いたしました。と、同時に良き隣人をめぐり合わせていただいた縁に感謝を。 ……ふふふ、恰好ばかり、と言いながら、いささか気取った言い方になってしまいました。やはりなかなか悪癖というのは抜けないものですね (と、話も途切れ、ちょうど2杯目に良い時間が過ぎていたため、双方の空のカップへ紅茶を注いだ) 私にはちょうどいいのですが、少し濃いかもしれません。お使いになられるのであれば(ヴォンはミルクポットを彼の手前に置いた) -- ヴォン?
- はぁい、次の依頼同行のアーシュラよぉ♪ あら、中々品の良さそうな感じね〜。色々期待してるわぁ♪ -- アーシュラ
- これはこれは。(深く丁寧に頭を下げ、来客へ柔らかく響く声を発する)
私はヴォン・バトラー。貴女のご期待に沿えるよう全力で臨みます -- ヴォン?
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