旧市街/西区/香りの店アルジャン・ルナール
- (夜の帳も降り始めた頃合、旧市街を散策する小柄な人影)
(ひっそりとした店と漂う香りに興を惹かれたか覗き込んで) -- ミエズ
- (興味を持って覗き込むとそこには、窓に背を向けて何やら作業をしているのが見える)
(時折耳や尻尾をパタパタさせつつ作業に没頭している為、物音等があれば覗きこまれている事に気づくかもしれない) -- エイミア
- (揺れる尾に釣られて顔も左へ右へ、身の丈が足りないのもあって)
(何をしているのかまではよく見えず…窓にこつりと軽く触れ、背伸びして) -- ミエズ
- (昼間は往来を行きかう人々の声や足音が聞こえるが、暗くなってくると早々聞こえてくる物ではなく)
ん…?(窓に何か当たる音に反応して思わず振り返る、ちなみに色んな液体やら乾燥した花を粉末にしたりとかしている様子も見えたり); -- エイミア &new{2012-06-07 (木) 20:36:18
- ……。(何やら調剤でもしているようだと思っていると振り向く背中が見えて、少年の無機質な視線が店主と合う)
(習性か、或いはバツが悪いのか暫し動かず……紅い瞳がぶれずにじぃっと、見続けて) -- ミエズ
- ……えーっと…(振り返って小さな影、よく見れば人の様で何か言おうかと思ったがタイミングを逃した様で見続けられながら)
(とりあえず近づき、窓を開けて)…どうかしたかな?それともボクに何か用?(どうにか口にした言葉がそんな問いかけ) -- エイミア
- (不自然な沈黙が破れれば小さくぺこりとお辞儀して)
変わった香りがしたから、気になって…… (覗いていたのだと言葉少なに伝えて) -- ミエズ
- (お辞儀と、言葉少ないながらも簡潔な内容に頷き)
んー・・・気になるなら、良かったら中入って見てみる?大したことやってる訳じゃないけどね(頬をかきながらもそんな風に答えて -- エイミア
- ……うん。お邪魔する……
(今度は大きく首肯、かつかつと早足気味に戸を開け…店内へ) -- ミエズ
- いらっしゃい、ようこそアルジャン・ルナールへ。(と、出迎えながらそういえば店名自分の口で言うの久しぶりだなーとか思いつつ)
(ミエズが店内を見渡せば色とりどりの小瓶やらが並び、嗅ぎなれないがどことなく心やすらぐ香りが広がっている) -- エイミア
- 銀の、狐………なるほど。
(店名を聞けば呟き…暫し考え込むようにした後、店主を見やって納得したように頷く) 何だか…不思議な、匂いだ…… (硝子細工の煌めく容器にも気を惹かれたか、しげしげと眺めながら店内を見て歩き) -- ミエズ
- 捻りも何も無い名前だけどね(頷く様子に苦笑しながら肩を竦めて)
今、丁度調香してた所だから変わった匂いになってると思う。そんなにこのお店珍しいかな?(店内を眺める様子に声をかけながら) -- エイミア
- 端的に象徴を掴み、表せるのは決して間違っていないと思うけれど…調香?
…香りを、此処で…? …肯定。珍しいかは判らないけれどボク自身この街で初めて見た。 正確には…こうした店を今まで知らなかったと言うべきかもしれない -- ミエズ
- そうかな?まあ今更深く考える事でも無いんだけどね、そそ、調香。此処で。(指で下を示しながら)
・・・言われて見れば確かに、あんま見ないね。あったとしてもどこかのお抱えみたいな感じになるだろうし。 って自分で珍しい?って聞いて肯定してたら世話ないね まあ何にせよ、ここは香りに関して取り扱ってるお店。で、自己紹介がまだだったね、ボクはエイミア、一応ここの店主(よろしくと手を差し出して) -- エイミア
- 香りの、お店……肯定。この付近では飲食店は比較的営業しているけれど、
他はあまり見かけないというのも一因かもしれない (自己紹介と共に差し出された手を見て、エイミアの顔を見やり、再び手を眺め…) (暫し考えるような様子を見せたが何か納得したように頷き) ミエズという。今は北の……誰彼洞という場所に拠を置いている。 (手を取り、よしなにと告げて) -- ミエズ
- どうしても衣食住の方が優先になっちゃって身だしなみとか後回しになりがちだもんね
だからこういう店もあんま見かけないんじゃないかな? (こちらの手を見て少し考え込んでるミエズに、なんか間違ったかな?とか思いながらも) ん、よろしく。(握手を交わして)北の…あー、はいはい…ということはミエズ、日光に弱い系なのかな?(あそこで働くには線が細い…と付け加えながら) -- エイミア
- 失礼した。握手する経験がこれまでなかったから、少し…(戸惑ったのだ、と)
(そう応えてから概要は知っている風な相手の様子に頷いて) …肯定であり否定。建造以外にも役はあるから、それに… ボクも夜闇を好む部類ではあるけれど、特段日中が苦手な訳でもないんだ -- ミエズ
- そう?なら良いんだけど…
(そしてミエズの言葉になるほどと口にして)確かに他の部分の仕事も出てくるもんね、一応覚えておかなくっちゃね ふぅん?まあ色んな種族がいるから、簡単に十把一絡げには出来ないねぇ…(頷きながら耳をパタパタと動かし) -- エイミア
-
- (キッ、とタイヤが路面を噛む音が響く。ゴーグルを首に掛けつつ、青年が前かがみになっていた身を起こした)
はい、到着と。一応押さえてきましたけど、大丈夫ですかルーツァさん、酔ってません? (一足先に降りて、店内へ続くドアに手を掛けつつ心配そうに) -- リチャード
- 大丈夫〜ですよ〜。こういうのに乗るのは〜初めてですけど〜、すっごく速いんですね〜。びっくりしました〜
(あまり表情が変わらないタイプなので分からないかもしれないが、実際に驚いているらしく降りるのがえらく遅い) よいしょっと〜…(やっと降りると、店の方へ)おじゃま〜します〜 -- ルーツァ
- な、何!?(外から聞き覚えのない音が聞こえてきて何事かと一瞬身構えながら)
(そうしているとドアが開いて)あ、えーっと…いらっしゃいませ?(二人連れで店に入ってくるのを確かめてから声をかける、なぜか疑問形な銀狐) -- エイミア
- (ルーツァがドアをくぐるのを確かめてから、自分も店の中へ。店員らしき姿を認めると、小さく頭を下げ)
少しお邪魔します。こちらの方が、香水を探していてですね…。 -- リチャード
- (店に入ると、息を大きく吸い)…いいにおいです〜。私〜香水屋さんって初めてなんですよ〜
(店主を見つけると、小さく頭を下げて)初めましてでしょうか〜?同じ西区で乳製品店をしている〜ルーツァと言います〜 (ぺこりとお辞儀して) -- ルーツァ
- ああうん、いらっしゃい(もう一人の方にも再度言いつつ)うんうん、こちらが香水を…(と言ってルーツァに目を向け)
これはご丁寧に、こっちからも挨拶がてら何か買い物行かないとって思ってたけど。 (同じ様に店を経営している相手と知って何度か頷きながら)じゃあボクの方も自己紹介、香水とか後は香り関係の店をやってるエイミアだよ。(こちらも倣ってお辞儀をしてから、よろしくと手を差し出して) ところで香水を探しに来たって話だけど、どんなのが欲しいとかもう決まってたりはする? -- エイミア
- エイミアさんですね〜、よろしくです〜(握手に応じて手を上下に振ると、同時に揺れる胸部分)
うふふ〜、来店の方はお待ちしてますけど〜今日は私がお客さんという事で〜 はい〜。私はあんまり詳しくないので〜似合うものを選んでもらえると助かります〜 (と、リチャードに聞こえない様に少し小さな声で)…私のお店はミルクを扱うので〜、お休みの日に匂いを隠せるのがあればと〜… -- ルーツァ
- (握手しながら揺れる胸の部分を目撃した瞬間、銀狐に衝撃が走る)
(自身の胸元を少しチラリと見下ろして、どこか肩をガックリとさせているのはきっと気のせい) そうだね、ならとにかく今は全力で当たらせてもらうよ。(言いながら頷いて)んー、似合う物かぁ…(少し考えながら小さな声で告げられる内容に) …大丈夫、そういう事ならボクの専売特許だから(耳をピクピク、尻尾を軽く振り何やらごそごそと探し初めて) (取り出すのは一つの瓶)これなんかおススメだけどどうかな?(手の甲あたりに軽く付けて嗅いでみてと手渡して、嗅いでみればバニラの香り) -- エイミア
- …?(その様子をよく分からずニコニコと見つめて)…専売特許〜、ですか〜?それは心強いです〜
(瓶を受け取ると)ええっと〜、こうでしょうか〜(手の甲に少しつけて、香りを嗅ぐ)…わ〜、良い匂いです〜 リチャードさんも〜、嗅いでみてください〜(そう言って、リチャードの方に手を向けて) -- ルーツァ
- (しばらく興味深そうに店内を見回っていた青年だったが、呼ばれれば振り返る)
どうかしましたか。…ん、これは…いい香りですね、甘さが伝わってくるような…(目を閉じて、感じ入る) -- リチャード
- ボクの場合、匂い方面に詳しくなったのってこの耳と尻尾が原因というかおかげというか、まあ詳しく言うと長くなりそうだから置いといて
(これなら多少ミルクの匂いは誤魔化しが効くからと、リチャードに聞こえないように小さな声で伝えて) どうやら気に入ってもらえたみたいで何より(心の中でほっと胸をなでおろしながら) (店の中には香水の瓶だけではなくお香やアロマ、他にも何に使うか分からない器具もあったりと少し物珍しいものが置いてあったりしつつ)彼氏さんにも気に入ってもらえたみたいだし何よりかな?(目を閉じてるリチャードを見て -- エイミア
- リチャードさんも〜気に入ってくれてるみたいですし〜、それではコレにしましょうか〜
そうなんですか〜?…それでは〜置いておく事にします〜(よく分からないが、話したくないようなので気にしない事にして) (店主の気遣いに小さく頷き)はい〜、ありがとうございます〜。では〜、こちらを一本お願いしますね〜 …あ〜、その〜、リチャードさんとは〜そういう仲では〜…(彼氏、の言葉に少し顔を赤くしながら困ったように手を左右に振り) -- ルーツァ
- あまり香水には詳しくないですけどね、俺も。普段のルーツァさんから感じる香りに近くて安心する、というか…へ?
…あ、あー。そうですよ、全然違いますって。そういう仲では…ねえ?(同じような仕草で、手を左右に振って否定する。どことなく赤い顔) -- リチャード
- 機会があったら細かいこと話すかな、じゃあ香水1つで銀貨1枚ね。(瓶よりやや大きいサイズの箱に入れて
え…違うの?(てっきり一緒に見に来たからそういう仲なのかなーと勝手に思い込んでいた銀狐) あー…ごめん、ちょっと早合点しちゃってたみたいで。お詫びと言っては何だけどお試し用のラベンダーの香りのお香サービスで入れてみたから(バツが悪そうな顔をして香水を入れた紙袋に小さな袋を入れて差し出し) -- エイミア
- はい〜、また時間が有る時にでも〜という事で〜。銀貨1枚ですね〜(ハンドバッグから財布を取り出し、お金を渡す)
違いますよ〜、今日は一緒にお買い物してるだけでして〜…あ〜、オマケ貰っちゃっていいんですか〜?ありがとうございます〜 (袋を受け取ると、小さく頭を下げて)お香ですか〜、これも初めてです〜 -- ルーツァ
- そ、そうですって、ただの買い物で…(と否定はするものの、指摘されれば確かにこの構図はそれそのものだ。なんとなく、気分が落ち着かなくなる。そわそわ) -- リチャード
- (代金を受け取り精算を終えて)間違っちゃったお詫びと、ついでにサービスも兼ねてる
使うときは陶器のお皿か何かに乗せて回りに火が付きそうな物を置かないように気を付けてね(ラベンダーのリラックス効果とか軽く説明しつつ) わ、分かってる分かってるからとりあえず深呼吸で落ち着いて?(落ち着かない様子のリチャードを落ち着かせようとしている銀狐) -- エイミア
- うふふ〜、では〜こちらのお店に来てくださった際も〜何かサービスさせてもらいますね〜
ふむふむ〜、そうやって使って〜…リラックスに良いんですね〜。それじゃあ〜休憩室で使う事にします〜 …リチャードさんも〜、ちょっと焦りすぎですよ〜(クスクスと笑いながら) それでは〜そろそろ行きましょうか〜?次は〜服のお店とか回ってもらっても良いですか〜? -- ルーツァ
- は、はい、ご丁寧にどうも…!(すって、はいて、すって、はいて…どうにか気分を落ち着かせる)
あ、はい、了解です。それじゃあ一本向こうの大通りのほうへ…ありがとうございました、店員さん(振り返り、頭を下げる。そしてルーツァを伴って、店を後にするのだった) -- リチャード
- そう?なんか悪いなぁ…でもせっかくだし好意には甘えさせてもらおうかな。
そうそう、そんな風にリラックスするのに使うと良いって訳で。 良いって良いって、何となく性分みたいなものだし(リチャードに向かって軽く苦笑しながら) ん、ありがとうございました、帰り気を付けてね(笑顔で店を出る二人を見送る銀狐) -- エイミア
- いい匂いー……(ふらふら) -- 杏
- (ふらふらと訊ねてくる杏の姿を見て)……一応言っておくけど、カレー屋じゃないよ?
(と、店の前を掃きつつ一言伝えながら -- エイミア
- えっカレー?(きょろきょろ)え、えと、どう考えてもこれはカレーの匂いではないと思うのですが
それともあれ、香水を扱うと思わせて実はカレー屋さんとかそう言うフェイント?(獣人だーと言う顔である) -- 杏
- あー…ごめんごめん、少し前にカレー屋と間違えられた事があってつい。
どんなフェイント!?良い匂いがする位しか共通点が無いよ!まあ一応香水も扱ってるって感じだけどもうちょっと別の店だよ…(珍しいっぽい物を見る様な視線に首を傾げる銀狐) -- エイミア
- その間違った人、鼻でも詰まってたんじゃないか、と疑うわ……(くんかくんか)
ふーん、となるとアロマセラピーのお店って感じかなぁ?何となく匂いに敏感っぽいし……(耳の先をじっと見つめる)ちなみに品揃えは? -- 杏
- あははは・・・(苦笑してから)まあ、大体似た様なもの。敏感かどうかは自分じゃ分からないけど、必要になったから自己流で覚えていった感じ
(頭の上、耳の部分にむず痒い物を感じて少し耳をパタパタさせながら)品揃えは結構色々あるよ。好みの物が無ければこっちで調香したりするよ。……カレーの匂いとか(目を逸らす) -- エイミア
- (ぴこぴこ動く耳、不意に何かを思い出した様な顔と仕草をするもまぁいいやと思い直す、そこまで一呼吸でやってのける杏)
ないわー、カレーとかチーズくさい女何て言われたくないわー……ほほう調香とはなかなか珍しい事を、ちなみに今薫ってる子の匂いは?客寄せ用? -- 杏
- (ハッとした様子に何かあったかな…とか思いつつ)
・・・ボクもそうは思うけど、どっからチーズの話題出た!?うん、まあそんな所。と言ってもお店の前を通った時に軽く薫る位だけどね、この西区って近くに食べ物扱ってるお店もあるし …ところで、ボクの頭に何か変なのついてる?(さっきから見てるみたいだけどと付け加えながら) -- エイミア
- こんな匂いは嫌ーって連想したらたどり着いたのがチーズだった、ってだけですがー!匂いはずるいわ……焼きたての匂いを漂わされたらお店に入るしかないじゃない、と言うくらいには
え?ああいや全部こっちの事、ふと夢で見た子にも貴女みたいなキツネ耳が生えてたなーって、それだけ(気にしないでーと手をパタパタさせる杏) とりあえずー今お香に頼る様な事もない、し……必要になったらまたお邪魔させて貰うことに、では失礼しまーす(なんだか疲れたようにふらふらその場を後にするのでした) -- 杏
- (そうして去っていくのを眺めながら)…まあ僕は無関係だろうけど、キツネ耳かぁ…(そんな風に呟いて肩をすくめてから店に戻る) -- エイミア
- わー… (窓から覗けば、綺麗な香水瓶が並んでる店内が見えた 思わず足を止め、中を覗きこむ少女) -- リスタ
- (漂うカレー臭) --
- カレーショップか! -- リスタ
- 違うわ!(出入り口から出てきながら)
カレー臭するの取り扱ってるけどカレーショップじゃないからね!?…っと、えーっと…で、どうかしたの?(窓の前に立っている相手に訊ねる) -- エイミア
- (開店準備をしている) -- エイミア
- これで良いかな。外観ももうちょっと整えないとなぁ -- エイミア
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