名簿へ
- あらら、残念ね。 せめてもの手向けにこの大蒜の花を添えてあげましょう。 -- リセリア?
- 驚いたわね。 なにそれ？ ゾンビのくせに成長でもしたの？ -- リセリア?
- っへへ、俺みたいな下っ端でも長く生きて多く血を飲めばそれなりに知恵も力もつくってもんよ
まぁだこんなもんじゃ全然足りねぇけどな、ひひ -- ペーター
- おお……中々の男前になっているではないか。我の血が効いたのだな。ハハハ！ 嬉しいぞ！ -- エノン
- これはこれはエノン様。おかげさまで、ええ、どうにか人並みの体になりましてごぜえます、ありがてぇこって
エノン様には恩義がありますんで、何事かありましたら、どうぞお言いつけくだせえ
-- ペーター
- 不味そうな生物だこと。 吸血鬼というよりゾンビじゃないかしら。 -- リセリア?
- グヘ、おれ、ウマクナい、おれクワレルちがう、クう、だから、イイ
オマエ、ウまそう、オレくいたイ、グヘッ、ヘヘ -- ペーター
- 弱いものは強いものに食べられるってのを弱肉強食って言うのよ。 覚えておきなさい。 -- リセリア?
- ツヨいヤツ、ヨワイの、タベる、オレ、つよくナル、おまえタベル？ グヒッグヒヒヒッ -- ペーター
- 通じてるのか通じてないのかよく解らない奴ね…。 貴方がどう強くなるかは知らないけど今はまだ無理よ。
それに強くなったところで昼間なら私の勝ち。 所詮下級の浅知恵よね。 あははは。 -- リセリア?
- 我が名はエノン……最強の吸血鬼、そして貴様たちの王だ！
……苦しいか？ 苦しいよな……？ 我には貴様の辛さはよくわかる…… -- エノン
- アーゥー、オマエつよイか、オウさマ、えラいか？
くるシイ、おれカワク、チ、タリナい -- ペーター
- ああ、当然なのだ。我は最強にして闇の王……偉くて当然なのだ！
……完全なる吸血鬼になればまだ楽であるはずなのだがな……お前のように下級であるとその苦しみは酷いものがある……
我の血ならばやってもいいぞ……？ -- エノン
- チ、クレルか、オマエ、チ、ツヨイち、オレ、ホシイ、ｳﾙﾙｱｧｱｰ！！（口を大きく開いて牙を剥き出した） -- ペーター
- ああ、我の血は特別だ……少しは貴様の渇きも治まるだろう……
おい、あまりがっつくではないぞ……真の吸血とは、もっと優雅に華麗に行われるものなのだ……！（首筋を差し出しながら -- エノン
- ウォォオオーー！（話も聞かずに首筋に歯を立て、鮮血を飲み干そうとする） -- ペーター
- ふう……全く、やはり人間から吸血鬼になるのには無理があるのだ……少しは話を聞け（血をどんどん吸われていくが、全く動じていない。
吸えるだけ吸え……その分、貴様の渇きは癒えるはずだ。ククク…… -- エノン
- ﾝｸﾞｯﾝｸﾞｯ、ウ、ウまイ、ウメ、ｹﾞﾌｯ（極上の血を取り入れていく度に体が震え、痙攣にも似た動きを見せる）
ﾝｸﾞｯﾌ、おれ、ノンダ、いっぱい、オマエのチ、オレ、マンぞク（力ある者の血は緩やかに体内へと浸透していく、虚ろな目の奥に宿った知性はやがてゆっくりと目覚めていくだろう）
オレ、オマエ、カンシャすル、ｸﾞﾋｩ -- ペーター
- ククク、最上の吸血鬼の血ぞ？ ほかの吸血鬼の不味い血とは違うのだ……
これで少しは分別がつくだろう……ハンターに狙われる可能性も少なくなるだろう。我は吸血鬼の王なのだ！ 当然のことをしたまで！ ハハハ！ -- エノン
- ウヘッ、ヘ、ヘヘッヘヒッ、ウマイち、ノむ、おれ、つよくナル
オマエ、エノン、オまえオウサマ、おれ、オボエタ、ゲヒヒヒヒヒ -- ペーター
- よう、新人、武器や防具はしっかり装備しろよ、持ってるだけじゃダメだ(トマトジュースを差し出しながら) -- マッド
- ぶキ、ぼウグソービスル、おれオボエタ、ウメ、ウメエエエエ（ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀ） -- ペーター
- さあ改造だ！ --
- カイゾすル？おれツヨクナルカイゾすごいツヨイゲヒッ -- ペーター
- 紫外線照射装置を喰らえーッ！ --
- オブェエエエエエエ！！ウゲエエエエエエエゲエエエエエエエエエ！！！ -- ペーター
- す、すまん。デイウォーカーばっかりなもんだから本当に効くとは… --
- 数十人分の血を吸って知力94か…… --
- アーー…クレ、オメノちクレ、おれつよくなルアタマヨクナる -- ペーター
- うわっ キモッ --
- おれ、キモイ？ ゲヒッ、ゲヒヒヒヒヒ -- ペーター
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