名簿/201264
- 英雄・スレイン・テクナー --
- ──黄金暦129年 5月、熊討伐依頼にて死亡── --
- 死亡時アウンセンヌ教国聖騎士団が見取り遺体を本国に持ち帰った
墓は冒険者の街、ハイラーグ皇国、そしてアウンセンヌ教国等に建てられた 冒険者として活動していた中使用されていたBOL隊の寮にある一室にて遺品整理が行われたが武器防具などはあっても私物はほかの人間より少なかったという 残る遺品の一部は本人の弟子や友人に届けられた --
- その生涯をまとめた日記などが発見されたが英雄として目立つ能力もなく
ただひたすらに剣、そして友と共にあった生涯だったと後に語られる 生涯貞操を守りぬいた、という件については悪魔と戦うキャバリエだったから。という説や一人の女性のために守り抜いたというものやただ単に縁がなかたっという話もある --
- ただ遺品の整理をしていた騎士団員や親族、友人から不可解な証言がでる
曰く、冒険者としての写真や肖像画は全て20代、もしくは30代前半といっていいほど若い姿で描かれている しかし見取った騎士団員と友が見た姿は年相応に髭を生やし髪を伸ばした壮年の男性だったという 曰く....冒険者としての友人あてに送られた遺書の全てはアウンセンヌ教国で書かれたものであり役30年近い日数の前に出されている 曰く.....遺品のひとつにある後生大事にもっていただろう懐中時計には中身がなくただのガラクタであった など奇妙な話が付きまとった それ以外はただ友と酒を飲み、弟子と語らい、どこへでも遊び周り行くどこにでもいる冒険者だったという......一人の男の物語 --
- 黄金暦129年 5月 北西の方に8日ほど行った村のそばの洞窟 --
- ....................!!!!
ああ....そうか、戻ったのか。アイツを倒したから....時間が戻ったのか...... --
- ま....わかってたけどな。走馬灯みたいなもんかね....いい夢だった....もし、か....悪くなかったな --
- 「スレインーーーーーー!」「スレインーーーーーー!」「返事をしてくれーーーーーーーー!」
夢の続きか......聞こえる、仲間の声が....俺も、みんなと同じあの世に....いや、地獄か....行くとしたら、な --
- 「いたぞ!」「ひどい傷だ.....これはもう」「お、おいこれってあの時の傷と....」
.......みんな、なのか 「ああ、スレイン!」「遅くなってすまなかった....あれからずっと、ずっとお前を探してたんだ。ようやく見つかったってのに....」 み、みんな....生きて.....るのか........ --
- 「ああそうだ、俺達だよスレイン!」「みて、私達の息子なの」
俺を囲む甲冑の騎士達の一人が兜をはずすと二人の面影を残しつつも若さの抜け切れない顔が二人の間に入ってきた あ、ああ....顔はアレンに似てるが....目はスフィアそっくりだ..... 「くそっ!お前なんでそんな髭と髪を伸ばしてそんな格好なんだよ....探すのに苦労したじゃないか!」 ベック....泣き虫なのはまだ変わらないのか......「うるさい!死ぬな!」 レーナン....あのあと...俺達の国は.....「ああ、平和そのものだよ。世代が変わりつつあるが皆俺達の魂を受け継いでいる。」 --
- みんな、幸せな未来を手に入れている。よかった....本当に、よかった......きっとこれからも未来が....魂と共に続いていくんだ....
なあ、聞いてくれ。俺にも魂を受け継がせたヤツがいるんだ.....そいつはさ、最初本当にただの少年だったんだけどどんどん強くなっていってさ.....きっとこれからも...ヘズ...... ああ よかった みんなの幸せが見れて 未来が少しでも見れて 俺は 幸せだ それで....俺が出会.....で一番だ.....のが俺と同.....赤毛だがポニー.......の......アルフォ...俺は今、生きている。明日のため、未来のために....生きれたんだ。これからも繋がっていく....今日と明日、未来のために.... 「スレイン?」「スレイン.....」「スレイン.....」「スレインーーーーーーーーーー!!!」 --
- 黄金暦101年 1月 アウセンヌ教国 首都 --
- 騎士団 テント --
- 「....それ手紙か?」テントの一角にある机で筆を走らせていると同期のアレンが声をかけてきた。俺の目の前にあるのを見て眉をひそめているが
ああ。全部手紙だ。それもそのはず。俺の目の前にある手紙の数はゆうに30はある 「スレインは出す相手がこんなにいたのか?」 みんないいヤツらだ。前から送ろうと思っていたがこの半年間手紙を出すと妙にかんぐられそうでな 「で。これなんで全部日付指定が28年も先なんだ?そういうジョークがはやっていたんだっけか....僕はどうも疎くて」 そう。日付は全て黄金暦でいう129年に届くように指定してあった。あの時考えていた文面をもっと膨らませて書いていたものだ。なんとなく、今出さないといけない気がしていたからだ --
- ちょっとしたサプライズ。こんな時勢だから未来に送るとかロマンが溢れないか?中身は遺書みたいなもんだが、今から28年後生きていれば必要ないし。それこそサプライズだ
「ほんと、変なことするようになったよな。この半年でスレインが枢機卿や司教の中に潜んでいた悪魔を見つけた的中率はパーフェクト。神にでも生まれ変わったのか?」 ちょっとしたトリックだよトリック。悪魔は牛の小便を嫌うらしい 「本当なのか?」冗談だ。一度始末した連中の顔を忘れるわけがない。アイツが最後の一人だということも。これでようやくこの国は.... 「何をしている、気を引き締めんか気を」「ハッ!申し訳ありません騎士団長!」 父上、準備は整ったのですか。手紙を全て作り終え、兜を取り父の顔をうかがう 「準備は全て整った。これより最後の任務を行う!ヘンリー枢機卿の首を貰い受けに行く....ゆくぞ」騎士団員はみな、無言のままうなずいた --
- 枢機卿邸 屋根 --
- ハァ....ハァ....やはりお前だったんだな....取り付いていた悪魔は。戦いにより半壊した邸宅の上に膝をついている黒い甲冑の竜騎士
こちらでもずいぶん根回ししたつもりだったが....足りなかったようだ 当たり前だ。剣聖英雄をなめるな悪魔。ついでにデーモンスレイヤーもおかわり自由だ。剣を分離しゆっくりと間合いを詰めていく....ヤツをこの世から消し去るために 「スレイン!」「まて、危険だ!」 手を出さないでくれ! だが貴様に私を消すことができるのか? 今さら命乞いとはあきれ果てたぜ。するくらいならこの国に近寄るなって話だぜ 時間を巻き戻した私が消えることで再びこの時空の流れは正道へと繋がっていく.... .....何?「おい、アイツは何を....」 --
- 私がこの世界から消えたその瞬間、お前の時間は飛び....28年後のあの日へと進む
つまり俺は.....「28年後、あの手紙の...」 死ぬ。そういう結果になる。 「バカな!何を言っている」「耳を貸すなスレイン!」どうだ、この半年間味わっただろう。あの時なしえなかった幸福がここにある この先も続く幸福を手放し.....野垂れ死にするというのか。故郷から遠く、遠く離れた地で 俺は....そうだ。この悪魔を封印するか、弱らせるだけでいい.....そうすれば今が続いていくんだ。もっと、もっと.....今までできなかったことが......これから先も..... 「バカ者!剣を降ろすな!」「スレイン!!!」 --
- そう、お前の幸福は....ここで永遠となる。仲間にかこまれ..... 剣が抜かれた音が聞こえた
礎と 懐から懐中時計がおちた。無くしたと思ったいたのに なるが 落ちた拍子に蓋が開いた いい! 文字盤に埋め込まれた宝石が光った。哀しそうに見えた.... バカな....なぜ 弟子にも言った。悪魔の言葉に耳を貸さない、剣を信じろ....そして自分を信じろってさ。かっこいいだろ.....剣を振り上げることなく柄を組み合わせ1拍子での切り上げ、分離、一閃から交差の連撃が黒き竜騎士を切り裂いていた たとえその言葉が真実でも......な。人の心を利用するやつに俺は....絶対、負けない..... --
- 悪魔は霧散した。悪夢は覚め、消えていく....つかの間のまどろみを残し
「スレイン!」「よくぞ打ち勝った....」「ようやくこれでこの国は....」 みんな、すまない。俺はここで旅にでなきゃいけないみたいだ 「おい、何いってんだよコレから忙しく....」「み、右手が....」だんだんと右手が消えていっている.....言ったとおりのようだ この大陸からずっとずっと西の大陸にある辺鄙な街でな、冒険者やるんだ俺 おかしな話だろう、俺騎士の中でも随一っていうのに。そこはおかしな連中ばっかいてな....ま、楽しいところなんだよ。危険が山ほどあるがな「スレイン....」「何を言っているんだ馬鹿者!」ああ...もうほとんど消えているか....結構速いな で、まあそこにいるから....色々ごたついたのが終わったら迎えに来てくれよ。友達とか紹介するからさ....じゃあな、みんな 幸せな未来を.....ああ、手紙。出しておいてくれよ...中身見ないでね「スレイン!」「待つんだ!!!」 俺の意識はそこで途絶えた。夢を見ているみたいだったな.....いい夢だった.....ああ....なんか冒険者になってからのも夢、見ているみたいだ.... --
- 黄金暦100年 5月 サントマリアンヌ修道院 --
- この音はそう....鎧を着ているのか。甲冑を身に着けた騎士が近くにいるのか....懐かしい。懐かしい音に修道院の空気も.... --
- 「シスター!はやく先生を呼んできてくれ!スレインが死にそうなんだ!」(修道院の扉を殴るように開いた若い騎士は修道院中に響くように声を張り上げた)
......誰が死にそうなんだ? 「くそ....もうだめなのか...」「落ち着けフォス!こいつがこんなところでくたばるわけがない!」(血相を変えた妙齢のシスターが眼鏡をかけ白髪を結った男を連れてくる) 「ドクター!頼む、大切な仲間なんだ.....アレン達とあの悪魔を倒したと思ったら....」 ちょっとまて.....ここはどこでいつなんだ..... 「記憶が曖昧になってる、急ぐぞ」「お願いします先生、そいつを助けてやってください!」 --
- 同年 6月 修道院 病室 --
- ....生きてる
「先生の話じゃ本当にやばかったみたいだぜ。あんま傷みたことないってさ」 「一体どんな悪魔がいたっていうの?まあそれほどまでやるのだから相当のでしょうけれど」 ....(ここにいるシスターになんど聞いても同じ答え、ここは24年前.....そうか、妖精時計が.....作動したのか) 「しかし相変わらずだな。そんな死にそうな目にあって平然としてんだからまったく。」「人間離れは剣だけにして欲しいな。見舞いに来ても一言もないなんてね」 --
- いや....ある。(そうだ....ずっと言えなかったことが.....あったんだ....)
「はっなんだいそりゃ。是非とも伺いたいね」「おいよせよまだ....」 俺は、お前達を..かけがえのない仲間だと思っている。今まで戦ってこれたことも誇りだ。これからも.....一緒に戦わせてくれ.....ずっと、ずっと言いたかったんだ.....この言葉が....どうしても出なくて 「あ....ああ。ああ.....」「.....お前からそんな言葉が出るなんてな」「槍でも降るんじゃないか」「氷の騎士と言われたお前がな....」 --
- 俺がここにいるということはヤツもいるはず....ヤツが何を考えているのかは大体わかる。そう、ヤツが未来から戻ったように俺も未来から戻ってきた
大体のことは把握している。ヤツの先手を打ち倒す。そして俺は....仲間と共に戦い続ける。この国から悪魔を一掃するために.....今の俺と仲間達ならあと2年あれば十分だな さて....父上と母上にどんな顔をして会えばいいやら...... --
- 同年 アウセンヌ教国 実家 邸宅 書斎
「.....何があった?」(髪と髭を整え生まれつきなのか厳しい顔...間違いはない。父上だ....) いえ。何か。容姿は20の姿だが技、記憶はそのまま....周りの環境はこのときのままだ.... 「目だ」 目? 「やさしい目をするようになった。氷のようだった目が...今では炎が灯っているようだ。それも静かな炎が....」 父上の子ですから。炎の剣と呼ばれた父にそういわれたのがはじめてでなぜかうれしくなってしまった。姿は20でも今の年齢はその倍以上だと言うのに 「変わったな....一体なにがあった?本当にスレインなのか?」 男子三日も会わずばと言うではありませんか父上。正真正銘貴方と母上に育てられた一子....そこまで言うなら久しぶりに是非騎士団長殿、是非お相手をしていただきたいのですが 「あ、ああわかった。庭にでようか」父上、ずいぶん面食らった顔をしているな...そりゃそうだ。人間の形した剣術機械みたいなのだったからな....俺は --
- 庭
は...はははは!どうですか父上 「むう...この私がこうも一本取られるとはな....病み上がりでか」 戦いは如何なる状況でも起きます。いかに病み上がりであろうとこれぐらいはやってみせます 「むぅ...そうか。いつのまにここまで追い越されたのか....」父上には悪いが父上ぐらい俺は戦ってきたんだ....これぐらいはやらないとな.....そろそろか では父上、戻りましょう。久しぶりにいただく母上の食事が待ちきれません 「スレイン、その前に話して起きたいことがある。今国を支える司教、そして枢機卿の中に.....」いよいよか...だが俺は知っている、そうあいつらを一人残らず狩り出すのが..... --
- 国の中枢部に悪魔、デーモンに転生し支配を目論む逆賊がいる....という話ですね
「どこでその話を.....」無理もない...やつらの潜伏は非常に巧妙だった。普通のヤツラじゃ気がつかないほどだ。父上も微妙な違和感から探り始めたんだろうが.....ずいぶん根深く刺さっているとは知らんだろうな 父上、父上が私を退魔竜騎兵、キャバリエへ推薦したのはそういう意図もあってではないでしょうか。私も向こうで学ぶものが多かった.....日々生きる中へとしみこませた探る術が働いているのです 「そうであったか.....このような形になるとは思っていなかった。許してくれ」 何をおっしゃいます。私もこの国を守る騎士の一人なら、是非父上と共に戦わせてください。光をもって必ずや闇を祓ってみせましょう 「そう、か...............」(胸を張る俺にうつむいている父上....どうしたというんだ?) 「スレイン、お前は私の自慢の息子だ......」(父上は泣いていた。しかしとてもうれしそうに見えた......俺も、泣いていた。こうしたかったんだ、ずっとそう思ってた.....) --
- 黄金暦129年 5月 北西の方に8日ほど行った村のそばの洞窟 --
- (あいやーアニーちゃんやられたか....俺ももう動けないし年貢の納め時ってことか)
....(名無し共はさておきリクウ帰れたっぽしよしとするか。あいつ嫁さんいるし鈴ちゃんも楽しい盛りだし帰らないとまずいよな....帰っても引退だけどヴァユキリーも引退してるし悔いもないはずだしー) -- スレイン
- (アー今のうちに遺書の文面考えておこう。人間てこうなると考え結構まとまるもんだなーまずはこういう場合誰からがいいんだろうかね)
....(やっぱ弟子かな。ヘズ。ヘズ・ロッツェム。まあ、順調に強くなってるし問題ないだろうな。アイツが自分と剣、友を信じている限りこれからも強くなっていけるだろうしまっすぐ進んでくれるよな) (どんな困難も乗り越えていけるはずだ.........でもその途中で、どうしてもダメになって信じられなくなっても.....俺は怒らないよ) -- スレイン
- (次は....アッシュか。世話になったーなーこっち来てからホント、考え無しにだべって酒飲めるヤツに出会えるとは思わなかった)
(親友ってやつ...か、こいつはな。50の誕生日会にゃいけなくて悪い。俺リタイアだわ) -- スレイン
- (そうなると必然的に次はユーウェンだな。あの野朗なんだかんだでちゃっかり剣豪になりやがって....ま、再出発も順調だしいいじゃないか)
(なんつーか騒いでる間におっちんじまったな俺、もっとバカなことできたはずなんだがな....こいつは。ま、俺にもできたし剣聖とか英雄なんでちょろいもんさ。お先にな) -- スレイン
- (あ、やべ意識が消えかける。ここからはあれだ、だいぶ早送りでいこう)
(えーとマオちゃん。また同行する前に死んでごめん。武器手に入ったしココから先は明るいと思います。がんばってねェん!ポニテの写真お供えすると喜びます) (えーとネグ。名前の割りにポシティブシンキンなネグ・アクティブ。一度本気でやってみてかったわー再生能力あるとかいうし....鎧つけてキャバリエとして戦いたかった。満足してるかい?) (モノシロス、ことキイチ。列車にぎやかで楽しそうだなーオーナーパスをよこせ!じゃない、みんなで仲良くな。意地張ってると大事なこと逃すぜ?) (次はゲイダー....あれ、俺ゲイダーのフルネームしらなくね?!まずい....どうしよう。すまんゲイダー....ていうかリアルな話は時々困るのが普通の人とゲイの溝になってしまうんじゃないかと本気で思う) (ファイゼル。農家はアッシュ・ミストが見つかったんでお知らせします。現在....何時?ピンポンパンポーン) -- スレイン
- (アキちゃん、えーとアキ・ヘルベルチカ?だっけか。家族のためにがんばれ!パパなのかママなのかわからないというこの世界に不安を覚えますがこれが愛なのでしょう。せめて家族集合見てからでもと思ったんだがな)
(ファーズ。引退してて吹いた。ま、生きてりゃいいこともあるさ。俺はダメだ。) (マリナちゃん。盗賊がんばってね!でもつかまってひどい目にあわないように祈ってます。酒場の何割かはひどいことになるのを願っているというのが世界の過ちだと思います) (ヨルヨル、ヨルダさん。やっぱあのユニットはないわ!!!!) -- スレイン
- (やっべー似てたから間違えた。モモシロスだ。モノブロスみたい、ぶふーげふっ肺もだめか...)
(次はシェーラ。魔王だっけか、元。色々大変そうだなーマジで。頼りがいのある従者がいるので問題ないか。あと従者はナメた口きくようなら3,4...いや6ぐらい殴ってもいいと思う) (ドクター・ポイフル。ポニテ!ポニテ!ポニテ!アーアーアー美しい髪形ーポニーテールーこの歌を送ります) (アルゼル。これからもごひいきに!ということで珍しいものを色々仕入れてもらおうかと思ったんだがな。顧客探しはまた次回、そうでなくても冒険と目標目指してがんばってね) (ド紅。剣術界のセクシーコマンドーは流石に無理だと思うので真面目に修行したほうがいいと思う、あと武器作り直したほうがいいってばよ。一緒にバカやる前に死んで悪いな!これじゃ...満足できねえよな...) -- スレイン
- (リン、地母神リン・シプリス。こんなことなら....とか言うと思ったか!ごめん冗談。いや冗談にしては質が悪いな。アイオンと元気で。元気すぎるのも考え物だがな、ほどほどに。青少年に有害指定くらっちゃだめよ!)
(ヴァユキリー。草陰ゆきりだっけかね。せっかく引退したんだし旦那とお元気で。いつまでもあざとさの頂点に立ち続けてください) (リクウ。アマミ・リクウ。嫁と鈴ちゃんと幸せにな。長生きしてくれ、それでいい) (ディアブロスことウィッキー。俺は引退できなかったわー) (オーデン。オーデン・イモニエ?今もスフィンクスかい?元気ならいいさ....) -- スレイン
- (俺結構かんばるなーしかしなんかいろんなヤツの思い出が浮かんでくるな.....泣きそう。次は若い連中か。)
(エリクス。君にとってカシィルとの一軒はこの後にも続く心の傷となってしまったのではと思います。だが覚えておいてくれ、それが人間であれなんであれ道を踏み外した者には人間に裁かれなければいけないということを。人を裁けるのは同じ人間だけ。なぜなら人間にしかその痛みはわからないから) (リスト。リスト・テイン。迷ったときは友達に。Youには溢れてはみ出るほど友達がいるからな。きっと力になってくれるはずさ。自分の信じた道を貫いてくれ) (ヴィーラ。ヴィーラ....なんだっけ。ヴィーラ・ザ・黒騎士。先に言っておく。俺は英雄で、剣聖で、伝説の大富豪で....人間だ。普通の人間だ.....ただの人間だってふつーのやり方でけっこー強くかっこよくなれるんだぜ?かっこいいだろう、俺) (タバコ屋...あれ、ウィーベルでいいんだっけか。ヒャッハーデューエールだー!裁きの龍ってさ。ジャッジメントドラグーンていう名前かっこいいよな。闇は光には勝てない。光が人間をてらすから前に進めると思うんだ。何言ってるかわからね) -- スレイン
- (ふわらんーフワラン。人にだす茶に薬混ぜるのはだめよ!)
(セオトアへ。稽古付けられなくてごめんな、でも大丈夫だろう?Youならな....) (ペロポネソ....ペロ子ちゃん。もうあれからずいぶんたつんかー引退生活はまだ続くんだろう?見守ってやってください、若い連中を) (アニー、ポルノア連中。ポルノア全集まだですか。それだけが心残りです) -- スレイン
- (えーとあとは....ラム。ラム・スノーフレーキ。実は初恋でしたとかバラしてもいいでしょ今なら....俺も何か残せたかな)
(フレイムタン。フレイムタン・ブラックヒストリー...でいいのこれ?アナタの物語はこれから始まったばかりです。きっとこれからも大きな壁が立ちふさがると思いますが担い手と一緒なら乗り越えられると思います、負けないで) (アルフォンヌ。いやアルフォーレ・ピアレスか。生きて冒険を終えることはできませんでした。これから死ぬしいいよな。アルフォーレ!俺だーーーーーーーーー!結婚してくれーーーーーーー!) -- スレイン
- (あ、やべ思わず叫んじゃった。これで最後かな....エンヴィ。エンヴィ・クライブ。消えたって聞くしどこかで生きてるよな。元気でな...)
(そしてBOL隊のみんなへ) (色々あって流れ着いた先、理由はどうでもよくてもBOL隊に入れたことを誇りに思う) (この20年あまりの生活はまさに半生、第二の人生だった。今でも隊の仲間は家族だと思うぐらいにあの日々がとても楽しく懐かしく思う) (隊のみんなはこれらも生きてくれ。再殺者取れないような男にはなるなよ。) (アルファベットナンバーのカミラへ。これからもきっと辛いこともあると思いますが楽しいこともそれ以上待っているんじゃないかと思う。辛くなったら折れてもいいのよ、みんながいるからな) (BOL筆頭ラズさんへ。BOL設立はオレにとって第二の生きる場所ができたのと同じでした。一方的ですが新しい生き方をありがとう。オレもアルファベット隊のやつらがいる、ラズさんの故郷の北国に行ってみたかった) -- スレイン
- (あーでもこんなことを考えていたら帰りたくなってきた。みんなまた騒いでるだろうな....また楽しい来月が........なんか元気でてきた。もうちょっとがんばりますか。帰らないと......)
帰らないと..... どこに どこにってお前...家にだろ お前の寄るべき家はもうない -- スレイン
- 冗談きついぜ....俺がいくらこの後帰って美女に囲まれ酒なんとか肉林だからって独身寮追い出さなくても
そうではない。お前はもう冒険者としての生涯を終えたのだ。 でも家ぐらいいいじゃない、金ならまだ....おい俺の懐から何を... この妖精時計がお前の未来を刻む。この勝負.....俺の勝ちだ お、おおお前は.....!やめろ!そいつはまだ.... 生贄は十分に得た.....時計を巻き戻すのに十分すぎるほど 開いている文字盤を埋めるように黒い宝珠が埋め込まれていく。次第に時計は黒く染まり..... -- スレイン
- なぜだ....なぜなんだ...なぜお前は俺の影に......
お前が作った心の隙間は大きすぎた。俺が一人入るには十分過ぎた....お前の心が満たされ追い出されるまで十分なほど力をつけさせてもらった だからなんのために.... お前と同じ...あの時なしえなかったことを....果たすために。宝珠を集め切れなかったお前に未来を手に入れる資格は手に入らなかった。次に会うときが決着をつけるときだ.....さらば 妖精時計の針が戻っていく。1から12、12から11......反対周りに。カチカチカチカチ.......ひどく長く間その音を聞いていた気がする。俺の意識は、そこで途絶えた -- スレイン
- 外道の法により使役された妖精時計は歪み、役割を果たした
本来の王道を外れた妖精時計はただ歪み壊れ、静かに佇んでいた.....ガラクタと成り果てて --
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