名簿/366560
- (大きな旅行鞄を一つ、重たそうに引きながら安宿の一室にたどり着く)
(窓を開けて1月の空気を身体に受け止めながら) とーちゃーっく!・・・さぁーって、ここにはどんな音が見えるのかな、楽しみだなぁ〜♪ -- ライルーシェ
- (とりあえず近所付き合いは大事だからな。挨拶だけでもしておくか……)
(ドアをノックする)失礼する。最近ここに越して来た者なのだが…… -- 慧音?
- あ、はーい!ただいまー!
(ノックされると大慌てで玄関へと向かっていき、あけると) いらっしゃい!えっと…ボクも最近越してきました…ライルーシェっていいます! -- ライルーシェ
- 上白沢 慧音と言う。ああ、よろしく(微笑む)
そうか、君も最近越して来たばかりだったのか……何か周りが慌ただしいと思ったはずだ 私もこの街のことは詳しくないのだが……まぁ、何か有益な情報があれば提供するよ これは、引越し蕎麦と言う奴だ。とりあえず貰ってくれるか(木箱を渡し) -- 慧音?
- かみしらさー?(和名になれていないのか、戸惑うような形で名前を呼んでから)
あ、あはは・・・あぅ、すいません (背後で荷物が散らばったままの部屋を隠すように、小さな背丈で遮りながら) わ、わー!ありがとう、ぼく今夜のご飯どうしようかなって迷ってたんです、けーねさん! -- ライルーシェ
- か、み、し、ら、さ、わ、だ(顔を近づけて口をわかりやすく動かし)
それは良かった……ふふ、見た所君は年端も行かない子供のようだが ご両親はおいでではないのか? そんなに荷物があったら大変だろうに(しっかり見えていた) -- 慧音?
- かーみしらさわ?(目の前で動く口と相手の発音通りに唇を動かす、それでもやや狂った調子の発音になってしまい)
うん、ボク一人です…えっと、家出してきて…? (罰が悪そうに俯きながら答えたが、すぐに部屋の向こうの事を言われると慌ててジャンプ) わー!みないでー! -- ライルーシェ
- うーん、どうやら君の言語圏では難しい発音のようだな。けーねで構わないよ(困ったような表情で微笑む)
すまない、覗くつもりは無かったのだが……誰だって散らかった部屋は見られたくないものだよな…… 今何といった……いえで……だと……(ワナワナ震え) -- 慧音?
- (相手の微笑みを見ると、軽く頭を振って)えっと、ちゃんと呼んだ方が良いなら響きの方をみちゃいますけど…
・・・・・・?(何を震えているのだろうか、と首を傾げて相手を見上げながら) 度、どうかしたんですか、けーねさん…・・・お腹痛いんですかー? -- ライルーシェ
- (ギラっと眼が光った後、ライルさん目がけて頭突きをする)
なんて親不孝者だ! 反省しなさい! 子供は親の監視下で正しく育てられる義務もあるのだぞ! 君は一時の感情で家出をして……ご両親にたくさんの心配をかけていることを自覚するんだ! 子供が一人で行動することがどれだけ危険なのかと言うとな……(延々説教をし始める) -- 慧音?
- うわぁぁぁぁっっっっーー!!
(その瞬間、盛大な音が響き渡りライルの視界一杯に音が広がったとか) ・・・・・・ふぇ、あぅ・・・ (頭突きの衝撃か心ここにあらず、といった調子で左右に揺れたり頭の周りに星やひよこが回っているかのような状態になっている、恐らく相手の説教はまったく耳に入らず右から左へと抜けている事だろう) -- ライルーシェ
- と、言う訳でだな。生半可な気持ちで独り立ちするということは……っておい、大丈夫か?
しまったやり過ぎたか……これじゃあ私も教師失格だな(申し訳なさそうに溜息をつき) (ハンカチを濡らして顔を拭き)しっかりしろライルーシェ。ただの頭突きだ。そんなに痛くしたつもりはなかったのだがな……すまん -- 慧音?
- ようやく衝撃が収まってくると、相手にされるがままで顔を拭かれながら)
えぅ……とっても痛かったです、あ、でもけーねさんは気にしないでください (慌てて首と掌を振りながら困ったように笑って) お、怒られちゃうのは覚悟して家を飛び出してきたし、パパとママにも悪い子としてるのはわかってますから! (その手をぐっと握り締めて弱々しい力瘤を作って微笑んだ) -- ライルーシェ
- ふっ……ちゃんと覚悟は決めていたようだ。余計なお世話だったな、すまない
私はどうにも説教癖があってな……初対面の君に失礼な事をしてしまった。改めて謝るよ、申し訳ない(深く頭を下げて) 何か事情があるのだろう? もう口出しはしないが何か手伝えることがあれば協力するよ 長居してしまったな。蕎麦の作り方はわかるか? 食べていってくれ、それじゃあ(微笑んだ後帰って行った) -- 慧音?
- こ、こちらこそ!!(此方も負けずと深く頭を下げると、その後に困ったように頬をかく)
う、うぅん…きっとけーねさんからしたら笑われちゃうと思うから、恥ずかしいよ…… うん!ママが前に珍しい麺だって作ったの手伝ったから大丈夫、またねけーねさーん!(両手を振って帰る相手を見送って、それから昔の事を思い出しながら料理に明け暮れた) -- ライルーシェ
- ははは、大人なのかい君は(酒場での問答を見ていたようで、そんな事を聞いた) -- ロタール
- も、もちろん大人だよ!冒険者だってできるもん!
(胸をドンッ、と叩いて誇らしげに言うがすぐに自信が無くなって来たのか) そ、それで、あの……アナタは……? -- ライルーシェ
- 私か?私は…まあ、君と同じ冒険者だな。名をロタールと言う、ここで会ったのも何かの縁だ、よろしく少年
(自信無さ気なその表情に笑いつつ大きな手を突き出して握手を求めた。) -- ロタール
- あ、はい…・…よろしくお願いします、ロタールさん!
(少年と言われても気を害した様子もなく、むしろ当たり前のように差し出された手を取って握手を重ねると) わぁー…ロタールさんって,冒険者長いんですか、それともなんか凄いお仕事してたとか… パパの手よりおっきーやぁ…… -- ライルーシェ
- 実は…冒険者はこの前始めたばかりなんだ。
昔の仕事はちょっとやり続けるのが困難になってね…… -- ロタール
- (握手の手を離すと相手の手を取って、それを開かせてから自分の手と比較するように重ね合わせたりしている)
あ、それじゃあおんなじ…でもない…よねぇ (重ね合わせた手が、裕に自分の倍はある事に眼を丸くして相手を見上げながら、その掌を見せてみる) あ、わかった!じゃあロタールさんは兵隊さんだ、腕だってパンパンで強そうだもんねー (うらやましいなぁ、とボヤきながら二の腕を指で突付く) -- ライルーシェ
- ははは、君は目がいいな、正解だよ。今度一杯おごろう、何が飲みたい? -- ロタール
- やっぱり!(正解とわかった途端に飛び上がって瞳が輝きを帯びる)
(そしてその目で相手を見上げながら、今度は相手の腕と自分の腕を並べて大きさを比べて遊び始めながら) んー…じゃ、じゃあ……ミル… ・・・ビ、ビールだって呑めるし、それでいいよ!(マスターとの会話を思い出して、精一杯の虚勢を張る) -- ライルーシェ
- くく…はははは…!わかったわかった、今度ビールの一杯でもおごってやろう。
(思わず大笑いしつつ、膝を折ってしゃがむ。意図を汲んだのか、腕を比べやすいように目線の高さを合わせたのだ) -- ロタール
- (ビールを奢られると聞いて、自分で言い出した事なのだが露骨に複雑そうな表情になる)
(以前、父親にねだって一口飲ませてもらったあの黄金色の液体の味を思い出して…なのだが) わう…おねがいしまーす…… (腕を比べて、此方も自分の倍以上はありそうな逞しさに、はぁぁ…とため息をつきながら自分の腕を押してみると、ぷにぷにした質感が) (更に相手の方を触って見ると、がっしりした感触が返って来て、唇を引き結びへの字にして悩んでしまった) -- ライルーシェ
- どうした?ため息をついて……もしかして、羨ましかったりするのかな? -- ロタール
- はい?・・・んーっ、そういうのじゃないんだけど、何となく…
勢いで冒険者になっちゃったけど、大丈夫かなー、とか、パパやママは心配してるかなーって、思い出しちゃって ・・・これくらい逞しくなればどんな強い魔物と戦っても無事でいられるかな・・・? -- ライルーシェ
- ……そうだな、私ぐらい筋肉を体にこさえればどんな魔物にでも勝てるやもしれん
(自信はなかったが、子供に夢を見せるようなつもりでそう言っておいた) 私も君ぐらいの子供が居て、そして冒険者をやってるのを知ったらそれはそれは心配するだろうなぁ… さて、私はそろそろ行くとしよう。また会おう少年、きっと無事にやっていけるさ。死ぬなよ? -- ロタール
- (相手から肯定の言葉が出ると、自分の腕と相手の腕を見比べて何か頷いてみせる)
んっ、って子供いるんだ…わー…なんだかボク、急に自分が恥ずかしくなってきちゃった… (父親ほどの歳のさもある相手が一応は、同期なのだと言うと背筋に震える感覚のようなものを感じてしまう) う、うん!ボクなら大丈夫、ロタールさんも気をつけないと…その…パパがいなくなったら、ボクも哀しいし…き、きをつけてね! -- ライルーシェ
- (スッと通り過ぎた人影からは、何の音も見えなかったことだろう。そのままどこかへ去っていった) -- イリア
- (呼吸の音も、足音も、或いは衣擦れの小さな音ですら聞こえないおかしな相手)
(その相手に興味がわいたのか、去っていく途中でよく眼を細め、まるで睨みつけているかのように見てみる) んーーーーーっ?んんーーー・・・・・ (それでも何の音も聞こえないと、こっそりと自分の足音を消しながら後をついていく) -- ライルーシェ
- ふぅん・・・って、あれ?何でこんな所に子供がいるんだろ・・・(とか口にしている、人のことを言えない程度に背がちんまいの) -- レート?
- ふっふんふ〜ん♪(楽しそうに足をバタつかせながら、喧騒が一番激しい時間帯の酒場で夜食を食べている)
(たまに何かに触れるように手を伸ばしており、相手には気がついていないようだ) -- ライルーシェ
- ・・・まるっきり子供だよね?しかも回りに親らしいのもいないし一人・・・良いのかなこれ。おーい、そこの子供ー?(とライルーシェに向かって呼びかけてみる) -- レート?
- (ちょうど食べ終わる所だったのか、満足そうに空になったお皿を見下ろしてお腹で撫でると、声をかけられた)
はーい!(投げられた声が自分の方へと向かってくるのが見えて、思わず返事をしながら声のした方向を見てみた) -- ライルーシェ
- (その立ち振る舞い、声の感じからやっぱりと思いながら、こっちを向いた相手に)ねぇ・・・あなた、子供よね?何でこんな遅い時間に一人でこんなところにいるのよ?
お世辞にもあんまり治安が良いとは言えないし、親とはぐれたんなら衛兵の詰め所まで送ってあげるわよ? -- レート?
- (ポケットから財布を取り出して、会計のお金が足りているかの用意だけ始めつつ)
え、あ、やっぱりボクの事…なんだよね…… んーん、大丈夫ですよー、一人で帰れます…これでも大人ですから! そういうお姉さんこそ、そんな治安わるい場所に大丈夫なんですか・・・? -- ライルーシェ
- そりゃそうよ、見た所まだ成人前みたいだし。・・・いや大人って、どう見ても10代前半が関の山よ?
あ、私は良いのよこういうところ慣れてるし今は冒険者もやってるからね?・・・・もう一度聞くけど、本当に大人なの? -- レート?
- ……うっ…(見た目の事を突かれると思わず胸を抑えて黙り込んでしまう)
そ、それならボクだって冒険者だから平気だよ!・・・・・・子、子供かなー・・・あははは -- ライルーシェ
- もー、そんな事言ってるとその内変な人に襲われるわよ?って冒険者ぁっ!?
・・・何で一人でこんな所にいて、しかも冒険者なんかやってるのよ・・・?(イマイチ納得出来ないといった様子で首を傾げながら -- レート?
- 変な人……変な人って、なぁに?
(首を傾げて純粋な瞳で相手を見ながら) んーっと、ボクにはやりたい事があって、そのためにここにいるんです! -- ライルーシェ
- 例えば小さな子を見境無く襲おうとする変態とか・・・そんな変なのがいたりするわよ。
ふぅん、やりたい事…よっぽど深い事情があるみたいね、じゃなきゃその歳で冒険者なんかになろうとは思わないわよね。・・・良ければそのやりたい事、聞かせてもらえる? -- レート?
- …だ、大丈夫ですよ、ボクだって冒険者だから強いです!
(腕を折り曲げて二の腕を叩いて笑ってみせる) んーっと…えーと、…ボクだけにしか見えないものがあって、その見えないものをもっと見て見たい…から、かなぁ? -- ライルーシェ
- あはは、そうねぇ・・・ま、無茶だけはしちゃダメよ?なんか見てて危なっかしいし・・・
・・・うん?えぇっとそれって、何ていうか・・・それって今も見えてたりする・・・?(一歩後ずさりながらやや引きつった表情、幽霊か何かの類が見えてるのではないかと思って) -- レート?
- はい!(満面の笑みで元気良く頷いて)
…んッと、見えますよ・・・ほら、あそこにもここにも・・音が見えてます (テーブルの上を指差したりしている) -- ライルーシェ
- ひぃっ!?って、音・・・?(首を傾げている) てっきり霊か何かと思った・・・
ふぅん・・・ちなみにどんな風に見えてるか教えてもらって良い? -- レート?
- そんな、幽霊なんて・・・い、いませんよ?
(テーブルの上で手を組んでかすかに震えながら) んっ、と・・・物によってそれぞれで、酒場の音なんかは大体ごつごつした感じがしてますよ・・・? -- ライルーシェ
- ・・・いないなら良いんだけど。(ホッと胸を撫で下ろして)
へー・・・と言っても私には見えないから何ともいえないけど。・・・ちなみにそれって他の誰かに言ったりした? -- レート?
- そうです、いませんよ、いません…(自分に言い聞かせるように何度も小さく呟きながら)
言ってませんよー、この辺りなら知られても平気そうだし良いかなーって、へへへー -- ライルーシェ
- そうよね、いないよね・・・それにしても音が見える、ねぇ。
まあ確かにこの辺なら変わり者も多いみたいだし大丈夫、かもね ・・・ま、精々気をつけなさいよ?えーっと・・・あれ、そういえば名前・・・なんだっけ? -- レート?
- うん、こうして話してる声も良く見ると見えるよ…やっぱりこっちの方でも、ボクだけなんだ・・・?
ライルーシェ!ライルって言います・・・えっと、お姉さん・・・? -- ライルーシェ
- へぇー・・・といってもどんな様子なのか大体しか分からないから何とも言えないけど・・・。うん、残念だけど私は見られないね
ライル、ライルね?私はレートよ、レート・アウェイクス。よろしく、ライル さて、と・・・こうして見知ったのも何かの縁だし家まで送るわよ? -- レート?
- そっかぁ・・・どこかに見える人いないかな、って思ってたけど難しいのかな…
そんなボクも一人で帰れます…けど、そ、それじゃあお願いできますか・・・? -- ライルーシェ
- もしかしたらいるかもしれないけど・・・私の知り合いにはちょっと心当たりは無いわね。
ん、了解。じゃあ行こうか、ライル(そう言って送っていったとか) -- レート?
- 部屋にパンフレットと願書が届いている。 --
- (肩を落とし気味に部屋へと帰ってくる、その表情は疲れきっており今にも倒れてしまいそう)
はぁー・・・酷い目に会った・・・けど・・・ (楽しかったとは声に出さずに、部屋の郵便受けに届いていた学園のチラシを見て) ・・・学校かぁ、そういえば行かないで飛び出してきちゃったもんなぁ・・・ -- ライルーシェ
- えらい酷い目にあったと聞いたぞ?大丈夫か? -- ロタール
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