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- (私室のドアをノック)ラプントゥル、今回はお疲れ様 -- デライラ
- お疲れ様でしたわね。最初だしこんなもんか……ですか -- ラプ
- 君が無事でよかった…どうだい? 甘い物でも。食堂から少し拝借してきたんだ -- デライラ
- お互い良かったですわ、へえ…気がききますわね。どうぞ、殺風景ですけど(ドアを開くとほとんど物の置かれていない部屋に招く) -- ラプ
- (部屋に足を踏み入れると深く息を吸った。不純な動機で)
…? 随分とさっぱりしているね、年頃の女性の部屋とはとても思えない(テーブルにクッキーや飴などの菓子を広げ) -- デライラ
- 質素倹約をモットーにしてる…してますの。お茶くらいは出ますから、ご安心を(お茶の注がれたティーカップを持ってくる) -- ラプ
- 実家に仕送りでもしてるのかな?
ああ、違ったら済まない。最近は身分の差に関わらず広くシヴュラを募っているそうだから -- デライラ
- まあそんなとこ、シビュラの家系って訳でもないですわ
そういうデライラさんは見た目からお嬢様って感じだ…ですね -- ラプ
- 違わなかったら違わなかったで失礼な話だったかな
ははは、そうかい? これでもおてんばだと言われたものだけどね? しかし、言われて嬉しくない言葉ではないね(紅茶を一口)うん、美味しい -- デライラ
- それっぽく振舞おうとしてるんですけど…そんなに簡単にはいきませんわね
少し訂正…見た目は、ですわ。中身はまあ、おいおい知っていきたいとこですわね お口にあったなら良かった、まだ衰えてないみたいだ…ですわ -- ラプ
- ああ、私もこれから君の事を知っていきたいよ(優しく微笑んで)
ん、何か経験のあるような口振りだね? そういう仕事でもしていたのかな ………(何やら腕組み考え込んで) -- デライラ
- はい、仲良くしてくださいね
ええ…召使いのようなことを少し。どうかした…ましたか?おかわりどうぞ(デライラのカップに注ぐ) -- ラプ
- ああ、ありがとう…(やや間を置いて)
…慣れない様だったら、私の前でくらいは君にとって気易い喋り方をするといい。今の君は少々その…無理をしているみたいだから 私達はいわゆる同じ釜の飯を食う戦友って奴なんだ、砕けていこうじゃないか -- デライラ
- 無理してるつもりはなかったですけど…でも、言われて見ればそうかもな
じゃあ、楽にさせてもらうよ。よろしくお願いしますわ…な、戦友(どっちにしろ混ざるのだった) -- ラプ
- ふふ、ついでに私の事もデライラと呼び捨てにしてくれて構わない
それでは、改めてこれからもよろしく。ラプントゥル(手を差し出し) さて、少し長居をしてしまったかな? 私は部屋に戻るとするよ -- デライラ
- わかった……デライラ(握手を返す)
またな、おやすみ(手を振って見送った) -- ラプ
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