名簿/408744
- (図書館でとある古い物語を探している) -- ユーリィ
- 何かお探しかしら?(書架の前を行ったり来たりする姿に、つい声をかける) -- ヴィオラ
- ああ、遠くて近い物語って本が無いかな、と……あれ? 確か……ヴィオラさん(振り向き、知った顔がある事に驚く) -- ユーリィ
- 遠くて近い――あら? ユーリィ?(こちらも知った顔に驚きながら)びっくりした。図書館、よく利用するの? -- ヴィオラ
- んにゃ、大体年に一回か二回、ってとこだな。
結構サ店って暇な時間があるんだよ。で、店にあるマンガも何度も読んで飽きちまってさ -- ユーリィ
- (ユーリィの返答に、くすり、と微笑をこぼして)お客さんを待つ暇な時間に本を読む。いいじゃない。私はすばらしいことだと思うわ。
それで今日は、お店の本は読み飽きたから、めずらしく図書館にきてみたの? -- ヴィオラ
- はは、そう言ってくれっとありがたい。
ああ、大正解だ。賞品は……そうだな、次に店に来てくれた時に珈琲一杯奢らせてもらおう(そう言って笑い) んでまあ、むかーしお袋に読んで聴かせてもらった本が無いかな、と思ってな。 実の所、面白いのならどんなのでも良いんだけどよ -- ユーリィ
- あら、ありがとう。リッツとの約束もあるし、お言葉に甘えて、近いうちにごちそうになりに行くわね。
(その後は、真面目な司書の顔になって)ふむ。『遠くて近い物語』ね。どこかで聞いたことがある気もするんだけど(//ワイルドアームズ的な意味で)この図書館にあったかしら? 面白いものなら何でも、って言うのなら、いくつか紹介できるものもあるかもしれないけど。 -- ヴィオラ
- ああ、歓迎するぜ。 と、リッツと何か約束したのか?(ちょっと意外そうに)
古いのだからなあ……うちにあったのもどっかいっちまったし。(//実は両親が合成材料にしちゃった) お!それならヴィオラのおすすめを紹介してくれるか? -- ユーリィ
- ちょっとね。女同士の秘密(悪戯っぽく笑うと、急に年齢不相応に若く見える)
『遠くて近い物語』、王立図書館なら所蔵があったと思うんだけど、残念ながら、この図書館小さいのよね。年々予算も削られてるし(不満顔になる)。 私のおすすめでいいなら、そうねえ、最近だと冒険者たちの舞踏会のお話なんていうのがあるわね。私が子どもの頃に憧れた冒険者たちがたくさん描かれてて、個人的に好きな作品の一つね。そのあたりに興味があるのなら読んでみるのも悪くないかも。 あ、もちろん読んだことがあるなら他のものをすすめるわよ? -- ヴィオラ
- はは 女の子の秘密ってなら仕方ない
まあ、あれだ。リッツはちぃっと人見知りするトコがあるけど、仲良くしてやってくれよ うーん、どこも世知辛いな……無いものは仕方ないか。流石に本一冊借りに王立図書館まで行くのはなんだしな お、面白そうだな!それにこーゆーのならリッツも興味があるかもしれねえし -- ユーリィ
- リッツはいい子よ。私の方が仲良くしてもらってる気がするわ。
あら、それにする? じゃあ、貸出の手続きをしましょうかね。 -- ヴィオラ
- はは、あんがとな(妹を褒められて照れたように笑い)
ああ、そんじゃあ決定で……ここの場合は貸出カード作るのか? -- ユーリィ
- 作るけど、王都の図書館よりは緩やかな規則よ。私やあなたの場合は冒険者としての登録があるから、それで貸出カードの作成もできるの。簡単よ。 -- ヴィオラ
- なるほどなあ、冒険者登録が身分証代わりって事か。 -- ユーリィ
- そういうこと。それじゃ、私にお任せあれ(図書館の利用者が増えることが嬉しいのであろう。ほとんどスキップとも見える足取りで、ユーリィを先導して貸出カウンターへと歩き始めるのだった) -- ヴィオラ
- あいよ、それじゃま、いっちょ頼むぜ(あんなに浮かれて転ばなきゃ良いが、と思いながらヴィオラに付いて行く) -- ユーリィ
- 今月はお疲れさん。なかなかのご活躍だったぜ。……司書さん、なのかい。 -- エルガー
- あら(と、冒険でみた顔にほんの少しの驚きをみせて)ありがと。罠をみやぶったあなたも大活躍だったじゃない。
ええ、いつもはこの図書館で働いてる司書よ。でも――(と、声をひそめながら周囲を見渡して)同僚たちには内緒ね。ここ、副業禁止なの。 -- ヴィオラ
- 副業禁止、ね。ああ、バラさないよ。
ここの図書館も、そのうち調べものかなんかで使わせてもらうかもしれないな。 -- エルガー
- ええ、活用してちょうだい。何かわからないことがあったら、ここで尋ねてもらってかまわないから。 -- ヴィオラ
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