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- <冒険を始めたい人も冒険を続けてる人も出会いは冒険者ギルド!冒険者たちよ、集え!>
(……というチラシが届いている) -- チラシ
- 奴のバイアフの情報送信っと まぁ情報収集の一環って言えば少しくらいは言い訳にもなるわよね・・・
もっと熱に強い筋繊維出来ればいいんだけど・・・(焼けるような匂いのするイルリヒトを見てがっくりと肩を落とした) --
- 「おのれ!横から大将首を取るとは悪辣な…!」鋼鉄の巨人が地団太を踏むと、まさに大地が揺れる。
いやぁ、うまいこと露払いさせられましたね。ありゃ、完全に経験の差っすよ艦長。と上空の艦から響く声。開放されたバイアフの面の奥から、悔しげににらむ子供の顔。 -- マヌエラ
- まさかマヌエラ少佐の獲物を横取りだなんてそんなことするわけ無いじゃないですか!
まあマヌエラ少佐の指揮が適切だったお陰で私が止めをさせたというのはあるかもしれませんがね! おーほっほっほ!またよろしくお願いしますよー!(うれしそうに笑う大尉) --
- 戻りますよ、艦長。そろそろ活動限界だって博士が言ってますぜ。ツァイテンベルクの外で降りたくないでしょう?
艦から落ち着いた男性の声。こういう事態には慣れて居るのだろう。ブリッジからマヌエラに帰投を促す。 「覚えていろよ、次があったらマヌエラが大将首を貰うからなっ!」シャコンと面が降り、少女の顔が見えなくなる。頭上の母艦から降りたワイヤーを引っ掛けると、甲板ではイアフがワイヤーを巻き上げる。 -- マヌエラ
- ふっふーん♪たまにはやり返してやるのもいい気分ね(回収されるマヌエラを見て上機嫌に自分も帰っていくのだった) --
- スコアは9・・・よし私頑張った!次は頑張らないわよ!
今日はもうお風呂いいかしらね 化粧落としてシャワー浴びて寝ちゃおう・・・ --
- ・・・だーッ!くそッ!私だって好きでやってるんじゃないわよ!(紙をくしゃくしゃに丸めて床に叩きつけた)
あーくさくさする 結婚出来るならとうにしてるわ!(中指を立てた先、テーブルの上には母の名が書かれた手紙の便箋が置いてある) (要するに先ほどくしゃくしゃに丸めた紙は結婚もしないで切った張ったとは何事だというお叱りの手紙であった) --
- 大体私がバイアフ乗りとしての適正が高いって分かった時に一番喜んだの母さんじゃない!
それなのに今じゃことあるごとに妹引き合いに出して・・・ (ヘレナにはアデーレという妹がいる。出来のいい妹ではなかったが、そこにいるだけで人を和ませる雰囲気を持っていた) (母はよく姉妹を比較しヘレナを誉めたが、二年ほど前アデーレが早くに結婚してからそれが一転した) なんでこうなっちゃったんだろ・・・(ドーリーの後部―イルリヒトが収納されている場所―を見る) ・・・(空気が揺れヘレナは怒られたような気がした) 自分のせい、よね あーあー、どっかにいい男転がってないかしらねー --
- 大体こんなものね・・・来月からのレース絶対勝たないと --
- あーあ 15年前は良かったわよね あの頃はまだ私だって肌なんかピチピチしてたし
まだまだバイア強化兵なんかも少なかったから若いバイアフ乗りってだけでちやほやされたし・・・ でも同年代の皆はバイア強化兵増えてきた頃から結婚してやめてっちゃったのよねー 私もあの時気取って仕事が恋人なんて言ってなければなぁ --
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