3年B組 五十君馨
- 嘘だ…どうして……こんなこと…カオル――!! -- アセルス?
- …先月、一緒だったじゃん。ねぇ?何か、何か言ったらどうなの?…っ!(何処かへ走り出した) -- 永岡
- ひっぐ…ぐすっ…そんな…嘘、だろ…? 冗談やめてよ…馨…
帰ってくるって約束したじゃんか…えぐっ… うわあああああああああああ!!!! (馨が使っていた机に泣き崩れる -- 遼?
- ケガしたって聞いたんだが 大丈夫か…? -- 遼?
- どこで聞いたんだ…?大丈夫、かすり傷だよ、これくらい…うん、ちょっと痛いけどさ、これくらいで済めばラッキーだって一緒に居た奴らが言ってたから、多分大丈夫。 -- 馨
- 良かった…本当に良かったよ… 本当はさ、俺も怖いんだ…
みんないなくなるんじゃないかって… その、すごくつらいことばっか考えて… (目元を拭い) お願いだ、馨はいなくならないでくれ… こんなこと言っても仕方ないとは思うんだ でも、言わなきゃと思って その、ごめん… -- 遼?
- …うん、やっぱ皆怖いよな、本当は………オレばっか取り乱してバカみてーだよな?
ありがと…大丈夫…とりあえずオレはまた次はキノコだし。 …それより、オマエこそちゃんと、還ってこいよ…遼。遼まで居なくなったらオレ…。 -- 馨
- や、遊びに来たよ キノコ見つからなかったって話だね?
なに、財宝も見つかったみたいだし生活はできるさ 困ったことがあったら相談に乗るよ? -- アセルス?
- わざわざ来てくれたのか!…うん、キノコは見付からなかったけど、無事に帰れただけでも良かったよ。こっちは危ないみたいだし。
うん、ありがと。こっちに知り合いが増えただけでも心強いよ。 -- 馨
- や、次回一緒みたいだねー。無理せず早めに終わらせて帰ってこようかー -- 永岡
- はは、入れ違いになっちゃったな、次回はよろしくな!うん、怪物退治じゃないから、きっとすぐ終わるさ。 -- 馨
- 無事で良かったよ 次は志穂といっしょか… 二人とも無事に帰ってきてくれ -- 遼?
- 心配してくれてありがとな。本当だ、声かけてこよう、大丈夫、志穂は俺が守ってやるよ! -- 馨
- お前もうちょい上着ろよ・・・目のやり場に困るぜマジで。腹巻きくらい付けたら男らしくなるんじゃねぇの? -- 黒丞?
- 男子の制服、上着とズボンしか持ってないんだよ!貰ったヤツだからさ。腹巻きか、うん、昔の漫画の番長っぽくていいかも。
- 服着ると全然印象変わるな・・・って言うか誰?・・・いや、嘘だ分る、馨だよな -- 黒丞?
- あはは。この格好だとちょっとマジメくさっててらしくなかったかな。うん、オレだよ。 -- 馨
- 弱いくせに無茶すんじゃねーぞ? まぁ、無茶したところで俺は助けないけどな -- 天利
- 誰が「弱い」だッ!まぁ、こんな世界じゃ、皆他の冒険者より弱いのは仕方ないけどさー。助けてもらおうなんて期待してねーよ!…まぁ、無茶はあんまししないようにするよ。うん。ありがと。
- カオルーン!なんかお外凄いよ!こりゃトンでもないことだよぉー! -- ヒカル?
- ほんとだ…これ、完全にゲームか漫画の世界じゃねぇか!
…でも……オレはちょっと楽しみだな。受験とも、世間の目ともオサラバできて…不謹慎だけどよ。
- (おどおどしながら後ろをついてきている) -- 静流?
- うん?クラスではあんまり話さなかった子だよな?よろしく…これからは運命共同体だからな。
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