名簿/85367
- ･･･失礼するぜ、どっかのカトラス振り回してるバカに縁のある奴が居るって聞いたんだが･･･ -- ジャック
- カトラスを振り回す莫迦…？(ふ、と無造作に置いてあったカトラスに視線を移す)
…ああ、兄上の縁者か。何の用かな、少年(薄っすらと、人当たりのよさそうな笑みを浮かべてジャックを出迎える) -- ヴィットーリオ
- 縁者･･･まぁ、そうだな。義理の･･･「弟」ってとこさ（少し悲しそうな顔で言う）
･･･間違いねぇみたいだな、あの馬鹿兄貴の･･･ で、あいつはどこに行っちまったんだ？ -- ジャック
- く、クククク…(「弟」と言う言葉を聞き、抑え切れぬ笑い声をたてて)
そうか…奴め、所詮は家名を汚した出来損ないだったか、く、クハハハハハハハハ！！！！ それにしても弟とはな！ ジョヴァンニの時と言い、何処までもスカルラッティの者としての自覚が足りなかったらしい！
ならば取り繕う必要もあるまい？ 本家の命を受けてな、つい先月、私が殺した(先ほどとは違う、酷薄な笑みを浮かべてジャックに宣告する) -- ヴィットーリオ
- ･･･そうかよ。信じたくなかったけど部屋見りゃだいたいわかっちまったよ･･･
っざけんじゃねぇ！何が本家だ！家名だ！ 俺から･･･大事な人を取り上げる権利がその伯爵様にはあるってのかよ！ -- ジャック
- 何を勘違いしている？ 騎士の命は主のものだ。その自覚すら無い者があまつさえ主君に刃を向けたのだ。殺されても文句は無かろう…尤も、それが分からぬからこそ奴は出来損ないだったのだがな！
貴様も哀れな事だ、兄上のような愚か者に付き合わされる羽目になるとはな(言葉とは裏腹に、蔑みの目でジャックを見て)
……ん？ 貴様……女か。成程、奴は人を見る目すら無かったという事か -- ヴィットーリオ
- 確かに･･･酒飲みだし、バカだし、鈍感だし･･･挙げりゃキリが無いダメな奴だよ
でもなぁ！それでも･･･それでも俺にとっちゃ･･･大切な･･･！（今にも泣きそうな表情で、もう飾る事も無く訴える）
出来損ないで結構だよ！それでもいい･･･もうなんでもいい！あいつを･･･あいつを返せよ！この脳までブリキの騎士人形！ -- ジャック
- …ふん、餓鬼の癇癪ほど鬱陶しいものは無いな。煩くてかなわん(言うと、ジャックを壁に強く押し付けようとする)
…兄上の身体か。手に入るならば私も欲しい所だな…(片手でカトラスを手に取ると、ジャックの顔の横の壁に突き刺して)
だが、奴は死んだ。無様に、崖から転がり落ちて、な。死体を引き上げることすら叶わんだろう -- ヴィットーリオ
- ･･･こ、このくらいでビビると思ったかよ、ブリキ人形（と言いつつ少し震えながら）
･･･無様？どっちがだよ。ご主人様に尻尾振って「骨取ってきたよご主人様！褒めて褒めて！」って言ってる犬のほうがよっぽど無様だと思うがね（吐き捨てながらカトラスを引き抜き、手に取る） -- ジャック
- クハハハハッ！！ 誇りも知らぬ小娘が囀るな(ジャックの身体を扉の方へと突き飛ばす)
それは持って行け。どうせ私は使わないからな。精々死人の持ち物に慰めてもらうが良い -- ヴィットーリオ
- 誇り？自己満足の間違いじゃねぇのか？
･･･やめだやめだ、これ以上ここで泥試合したって誰も･･･あいつも、そんな事は望まねぇ
邪魔したな、お言葉に甘えてこいつはありがたく頂いて行くさ･･･（フラフラと去って行った） -- ジャック
- まあ、頑張んな -- マッド
- 適当にやらせてもらうとしようか。どう転がるかも分からんしな -- ヴィットーリオ
- テストだ -- ヴィットーリオ
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