名簿/423006
- そっか、最近どうも見ねえと思ったら引退してたのか…お疲れ様だな
どうよ、無事引退してみての感想は -- モルト
- …もう一年半は前の話だから今更どうもこうもねーな、今は知り合いの人工生命体の女がやってる医院で雑用やってるよ。
伝説の大富豪さまが用務員だぜ、笑えるがまあ悪くはないな。 -- ザルスタッド
- 伝説の大富豪なんだし何か起業とかしてみねえの?
あれだぞ、何か本書くだけで今のお前なら多分がっぽがっぽ稼げるぞ にしても英雄様が医院の雑用ねー…世の中ってよくわからん -- モルト
- 金に興味はねーな、ベースになった元々の性格が関係してるのかもしれんが。
それにここまで金を稼いで何に使えってんだよ、あればあるだけいいって物でもないだろ。 俺もそう思ったがまあ、悪くはないぞマジで。毎日やることがあるってのがいい、心が錆び付かなくて済む。 -- ザルスタッド
- …何か前より口調がフランクになったな、いや、いい事だけどさ…びっくりした
前のザルならあって困らんしな位いう筈だったのに…どうした、変な薬でも打たれたか? んー…まあ満足してるなら何より、前よりぶすっとした顔もしてねえし確かに満更じゃあなさそうだな -- モルト
- お前が変わったのか俺が変わったのか、おそらく両方だろうな。良くも悪くも年月は人を変えるってことだ。
…いや、不必要な金はいらないってスタンスは前からだぞ。必要最低限の身なりは整えろって話だ。 ああ、毎日が楽しくて仕方ないってほどじゃあないがそれなりに充実してるよ…あれだ、サンドバックぐらいにはなるからどつきあいがしたけりゃいつでもこいよ。 -- ザルスタッド
- ま、相手に困ったら遠慮なくお相手してもらうよ、今は(外にいるコカトリスを見て)あいつがいるけどな
そんじゃまた暇なときでも遊びに来るぜ、用務員頑張れよー -- モルト
- やあ。引退おめでとう……とでも言うべきだろうか。 -- マルチプル
- めでたいんだかめでたくないんだか分からんが一応、ここで一区切りだ。わざわざ来てもらってすまんなマルチプル。
最上位のストーンゴーレムもヴァンパイアも倒した、データの収集としてはもう十分だろうさ。 -- ザルスタッド
- ひとまずのところ、するべきことは果たしたというわけだ。なに……すまんなんてことはないさ。
私にとっては数少ない親しい相手。当然の事だよ。 -- マルチプル
- 俺が作られた目的は果たしたんだが、これを報告する相手は20年も昔に壊滅してるときた。一体どうしたもんかな。
お互い知人が少ないのは変わらず、か。これからの身の振り方も考えないとな…何も決めてねえ。 -- ザルスタッド
- ひたすらに目の前だけを見て……というわけでもないのは、私や他の連中と付き合いのあることからも確かではある。
しかし、先行き不透明。なら、知り合っている連中に見出してみるとか、頼ってみるとかも、悪くはない……かもしれないな。 -- マルチプル
- 元々の性格なのかは分からんが、かなり考え込む性質なのは確かだ。知り合いの誰かのように猪突猛進とはいかんさ。
知り合いを頼るか…ちょうどいい、目の前のお前に頼らせてもらうとしようか。医院に掃除夫は必要ないか? -- ザルスタッド
- その辺りは知っているところだな。それなりの長い付き合い。ちょくちょく見かけても来た……私の服装に気を向けるくらいもあるらしい。
さておき……そう来るのではと思っていたよ。そうだな……歓迎する。今の手よりも柔軟な手があるのは、ありがたい。 -- マルチプル
- …それはいいだろ、何か入用ならまた連れて行ってやるって。そうだ引退祝いにどこか食事でもしよう、パーッと。(ごまかしたいのか、らしくない口の速さでまくしたてる)
そこまで読んだ上でわざわざ来るってことは…ま、まあそれならそれでいいさ、話が早いってことだ。よろしく頼むな、ドクター。 -- ザルスタッド
- まあまあ。私はあれに楽しい思い出と感謝を持っている。当然、その際には快諾させてもらうよ。今の、食事の誘いと同じくね。
では、おちらこそよろしく頼むザルスタッド。同じ形のものが乏しい生活、共に満たされることを楽しもう。 -- マルチプル
- ゴホン、…それは俺も同じだ、あれは楽しかったな。そういう思い出を積み重ねていけば俺もお前も、いわゆる人間らしい存在のあり方って物になるんだろう。相手が俺でいいのかは考える余地があると思うがな?
こちらこそだ、早速勤務形態と時間について話し合うとするか、コーヒーでも飲みながらな。(後はコーヒーブレイクをかねて雑談タイム) -- ザルスタッド
- なに……今この時にそちらがあったのなら、それこそがと考えることも出来るだろう。では……まずそうしようか。
(しばし話し合いにふけるのだった) -- マルチプル
- ザルは…会うと絶対説教してくるからな…とりあえずおいとけば気づくだろ
まあ、向こうの勝手ったって偶にゃあお返ししねえとなあ(熱で溶けかけたチョコを家の前に置いておく) -- モルト
- …これはモルトの奴か?溶けてる所からしてあいつだろうな。 -- ザルスタッド
- 最後に出会った人物に対して求婚したくなる薬が振りまかれた --
- っと!危ないな一体なんだこれは。…そのまんまのラベルだなおい。
それにしてもどこのどいつが一体こんな…待てよ?…よし。出かけてくるか。 -- ザルスタッド
- そろそろ引退しているかと思ったが……これは意外だ。 -- マルチプル
- お前に診てもらったおかげなのかは分からないが今回は中々調子よく動けてな。
(トレーニング用の自然岩が幾つか転がる自宅の庭を見ながら、来客であるマルチプルに淹れたコーヒーをテーブルに置く) -- ザルスタッド
- 病は気からともいう。健康であると自認することが出来れば、その分だけ心は軽くなって体も比例するだろう。精神と体は繋がっているものさ。すると……私もしたかいがあるというわけだ。
(遠慮無く手を伸ばし、口をつけた)しかし、庭付きの家とは……少し驚いたな。もう少し質素な暮らしをしているイメージだった。 -- マルチプル
- フルスペックで改造されてるとは言えベースは人間だからな、そういうメンタルの部分も影響するのは確かだろうさ。
俺が撃破されたとなったら、診てくれたお前の評判落とす事になるからな。それは俺としては…俺としては?(自分の言葉に疑問符を浮かべて) ま、とにかくこの調子で回復させていきたい所だ。 …ああ、この街で試験をするために俺を作った機関が調達した。通信設備とかの電子機器を置くスペースを考えての事らしいが、機関が壊滅した今は長らく起動もしてないし無用の長物だな。 -- ザルスタッド
- 俺としては……避けたいか? 煮え切らないが、もしそうだとするならありがたいことだ。
それにしても……何のためにあるかと思えばそういう事だったとは。解析させてもらっただけでも、大した技術が用いられている。思えばなるほど、これくらいは必要になるのも頷けるものだ。 今はめっきり、岩が散るばかりのようだが、それが風情となっているのが救いだろう……。 -- マルチプル
- ああ、それは勿論避けたいな。まだ生きて存在していたいのが一番だが、その次ぐらいにはお前に恥をかかせたくないって理由もあるってだけだよ。
いずれはメンテナンス用の機械とカモフラージュを兼ねた研究員を運びこんで長期的にテストする予定だったみたいだが…ま、今はこうして気楽な暮らしをさせてもらってる。 運びこむのが大変だけどな…荷馬車で引いてくると人目を付くし。 -- ザルスタッド
- 私に関わることが二番目に来るとは……照れて仕方ない。同時にうれしくも思う。(どんな顔をしたものかと、照れくささの混じる笑みを浮かべてコーヒーを啜った)
何が転じて、功を奏すとも分からないものだ。とはいえ、そうでなくともなかなか難しい立地であったとなってはどうなったものか……決して心安らかではなかったろう。 -- マルチプル
- いやまあ、友人が少ないからな俺。喫茶店で知り合ったのとあとはモルトぐらいか…ああ、赤毛のうるさいチビがいるんだよ。
時間の経過で暗示が解けて自分の人格を取り戻して暫くは追手が来ないかピリピリしてたが…そんな事もなくもう15年か。 こうやってそれなりに楽しい生活が出来ているのはそうだな、嬉しいな。 -- ザルスタッド
- 私も多くはない。同じくあそこで触れ合ったのが、せいぜいの輪だ。だからこそ、重なるところは濃く思う。
親しい相手に憂いが無いことをいわおう。そして私もともにそれを喜ばせてもらうさ。本当、嬉しいことだ。(珈琲を飲み干して) さて、経過の観察がてらに訪ねてきたがいい一時だった……そろそろもどるとするよ。 -- マルチプル
- 全くだな、最近は茶店に立ち寄ることもなくなったが久しぶりに顔を出してみるか。
ああ、送って行くぞ最近寒くなってきたからな。コートを着るまでちょっと待ってくれ -- ザルスタッド
- それもいいな……ああ、わかった。是非頼む。ゆっくりで構わないからな。(腰を下ろしてそれを待ち) -- マルチプル
- それにしても本当に寒くなったな、ある程度機能調節できる俺達はともかく普通の人間には割と堪えるだろう。
そういえば来月も生きてれば年の瀬か。…何か欲しい物でもあるか?(他愛のない話をしながら冬の早い夕暮れの中を一緒に歩いて行く) -- ザルスタッド
- 早いものだ……気がつけばこのころ。意識から抜けて落ちていた。催しの季節。そうと訪ねられればなんと返したものか……そうだな、以前から衣服のたぐいは話に登っていた。その辺りを見繕ってもらおうか。
(並び、歩調を合わせ、闇も押し迫る中長い影は並び) -- マルチプル
- こういうちょっとした約束事でもあるのとないのとでは依頼のやる気も違ってくる訳だしな。そういう意味じゃ言い方は悪いが利用させてもらってるって事か。
(診療所の前まで来ると手を軽く上げて)それじゃ、生きてたら何か一緒に見繕いに行くか。またなマルチプル、お前も無理するなよ。 -- ザルスタッド
- 気にすることはない。そうして繋がりが、何であれあれば、執着になってくれる……楽しみにしているよザルスタッド。それじゃあ、そちらも無理のないようにな。
(軽く手を振って返せば、診療所の中へ戻っていった) -- マルチプル
- そういや来てもらってばっかであいつんとこ行った事ねえや…あいつんちってどこだろ
(道すがら因縁つけてくるごろつきを襤褸雑巾にしながら) -- モルト
- またお前はそういう事するだろ、通りを焦がすんじゃない建物が燃えたら大事だからな(騒ぎを聞きつけてやってきた青年が襟首をもって制止する -- ザルスタッド
- 人を猫みたいな持ち方すんなー!(ギャーギャー喚き散らして火を噴き出す)
へ、あたしだって学習すんだ、そんなしょっちゅう街の中焼野原にしたりしねえさ、キレたらともかく -- モルト
- 熱いな(噴きだした火が腕を掠めるが、火傷には渋い顔をした程度で痛がったり驚いたりもせず)ああ悪かった、俺が悪かったから自警団呼ばれる前に逃げるぞ。
(揃って駆け足で青年の自宅へ帰りつつ)しかし何をしてたんだ?普段から喧嘩を売ってた奴に絡まれたのかよ。 -- ザルスタッド
- けっ、強がりだきゃあ無駄に上手い…ってやべ!
(自宅で勝手に食べ物漁りつつ)ん〜?別に、向こうがぶつかってきてチビって言ったからちょっとお仕置きしてやっただけだぞ まあいいじゃん、悪い奴みたいだったし -- モルト
- (あれ食っていいって言ったっけ?と思いつつも自分も生ハムのブロックをスライスして野菜とソースの挟まれたパンでサンド)
だからお前は…俺が口出しする事じゃないかも知れないがな、そうやって何もかもに突っかかってその先になにかあると思ってるのかよ。 -- ザルスタッド
- 意外と小難しい事考えてんだな〜ザルは(勝手に取り出した燻製肉を食べながら)
先とか果てとか興味ねえし、その時やろうと思った事をしてるだけだぞ、あたしは ってかあたしだって何でもかんでも突っかかってるわけじゃねえぞ!人を狂犬か何かみてえに見やがって… -- モルト
- 考えざるを得ない状況で生まれて、生まれ直して、この街に送り込まれただけだ。性分なんだよ。(水分ぐらい取れ、とカクテルにしようと買っていたリンゴジュースのボトルを置く)
自分のしてきた事に意味があるのか、何か残せた物はあったのか。常に考えろとは言わないがたまに考えとけよ。 暴れたいだけ暴れて最後にみんな無くして野垂れ死にってのはな、俺は嫌だね。お前にはそうなってほしかない。 -- ザルスタッド
- 本人が満足ならそれでいいとあたしは思うけどね、一度きりの人生だ
そいつがやりたいようにやりゃあいいさ(ぐびぐびリンゴジュースを飲んで) ぷっはー!それに、やりたい放題好き放題したって残るもんはあるぜ?悪名とか ま、あんま考え過ぎてもしょうがねえし気楽にいこうぜ -- モルト
- 話せば話すほどタイプの違う相手だな俺とお前は、戦闘スタイルは多少似てる所もあるってのに。(全部飲むとはさすがに想定外だったという顔)
善でも悪でも名前が残れば勝ちか、理解できなくはないが刹那的だな。(何とはなしに寂しそうにしながらジッポーで軽めのタバコに火をつける) 悩みがなさそうなのは素直に羨ましい所だな…ああ、来たついでにこれ持って行け。わざわざ渡しに行くために街中探すのは面倒だ。 (ひゅっと相手に靴の化粧箱のような物を投げ渡す 中身はがっしりとしたニーパッド)お前の事だから生半可な物じゃすぐに消し炭だろうからな、ちゃんと耐熱ゴムだ。 -- ザルスタッド
- (//寝落ちてました、ごめんなさい…)
いいじゃん、世の中同じやつばっかじゃつまんねーだろ? 別に、名を残す事が勝ちとかそうは思っちゃいねーよ、ただ自分の生き方に満足できるかどうか、そこが一番大事だと思うけどな、あたしは ん?(もらった箱の中を空けて)いいのか?前も言ったけどあたし別にお返しとかしてやれねーぞ?くれるなら使うけどよ ま、とりあえずサンキューな!あたしはそろそろ帰るとすっかな…じゃなーザル、あんま考え過ぎっと眉間に皺寄るぞ〜(ぶんぶん手を振って帰っていく) -- モルト
- 確かに一理はあるな、同じ価値観の人間だけじゃ世の中は硬直して行き詰まっちまう。(その点はよく分かったよ、と手を振って答える)
それはそうだが…それで満足できるのか?お前はさ。もっとこう…いや、やめとくか。無意味な議論になるだろう。 いいんだよそんなもん、子供は黙ってクリスマスプレゼントを受け取っとけ。ああ、風邪引かないように野宿は控えとけよ。そんじゃあな。 (//無理すんなー!?) -- ザルスタッド
- ……
(一応は快気したのか表を出歩く女の姿、手荷物片手に地図らしきメモを見ながら) (目指す先はザルスタッドの住み拠であった) -- カリーナ?
- (地図に記された住所の場所には多少広めの庭がある一軒家、整備されたトレーニング用具が置いてある)
お、カリーナか。もう出歩けるようにはなったんだな。(買い物帰りなのか紙袋を手に持った姿 -- ザルスタッド
- ……驚いた。まともに暮らしてたんだな…
(地図と現在地の建物を何度か見比べて、家主の顔を想像し…割と失礼な呟き) (借り部屋でなく、しっかりと自宅を街に持っている冒険者は意外に少ない) (成功を収めている冒険者でもかなり値が張る以外に大半が流れ者であり…定住しにくい不安定な職なのもあるだろうが) 出掛けてたか、ザルスタッド…ああ、船室に軟禁で流石に腐りそうだったからな (掛けられた声に暫し眼を瞬かせ、そう応えた) -- カリーナ?
- 俺はこの街で運用中だったからな。不信感を持たれないように俺を製作した国家機関が称号取得進度に合わせて用意したんだ。
確かに冒険者にしては立派な家だって言われるから失敗かもしれないな、まあその機関が潰れてマインドコントロールの解けた今となってはもうどうでもいいさ。 そいつは面倒そうだな、お前さんの性向なら特に腐ってそうだ。 -- ザルスタッド
- 運用…機関、まい、こん?(あまり馴染みのない言葉なのもあって微かに戸惑い)
よくわからんが、剛毅というか丼勘定過ぎて潰れたとしか思えんな…(…社宅のようなものと理解したようだが) ふむ、ああ、気を悪くするな……別に似合わないとかそういう事じゃない。 (何と無く意外に思っただけだ…とフォローになってない事を言う) 全くな…退屈過ぎて、せめてナイフと林檎位差し入れればいいものを… -- カリーナ?
- …ま、あれだ。軍が作った人間の姿をしたなんかだと思ってくれればそれでいい。
確かにある意味では自業自得って所だったが…ま、もう数年前の話だからな。あー海の人間にはこうやってどこか一所に留まるって言うのは性に合わないだろうな。 はは、それは災難だったな。次の機会があったら何か暇つぶしを差し入れる。(そんな事はない方がいいんだがな、と続けて) -- ザルスタッド
- つまり普通の兵士とは違う…という事か……しかし…
(まるで自分は人でないという言い方だな…と思いつつ) 実家は港で店をやってたしな……根からの船乗りな訳でもない …なら協力ついでにこいつでも試食しておいてくれ 腕馴らして作ったんだが、味覚が狂ってないかは客観的に判らないんでな (手荷物を渡す、中身は輪っか状の菓子…飾り気もなく素朴そうなドーナツだった) -- カリーナ?
- 軍人崩れと言ってるのはほら、そう言っておいたほうが何かと通りがいいからな。ありふれてる。
へえ意外だな、ちゃんと帰る場所があるのか。(親指で自分を指さし)俺にはこうなる前にも後にも、そんな物はなかったから羨ましいな。 …そういえば料理番やってるんだったか、そういうイメージが沸かないが一つ貰うぞ。(ぱく) …うん、安心するな。派手じゃないがいい味だ。 -- ザルスタッド
- 事情が込み入ってるようだし、確かに其の方が当たり障りはない、か……
何だ、そんなに意外か…?物語の主役じゃあるまいし、波瀾万丈な人生を送っている奴ばかりじゃないさ 元はおふくろの店だが、妹夫婦に任せたからな……流石に今更戻れないよ
…ああ、下手に凝るよりそういう方が判りやすいかと思ってな。 しかし…わざわざ玄関前で食べる事もないだろ すぐ其処なんだから家で適当に何か飲み物でも入れて食え… (立ち食いを呆れたように見る、用は済んだとばかりに包みごと押し付けて) -- カリーナ?
- 船乗りといえば自分の船を家と棺桶に決めた奴らの集まりだとばかり思ってたんでな、割と新鮮だ。
いや味の感想ぐらいはここで言っておきたくて…なんだ、これを全部?悪いなカリーナ今度何かで返すよ。 -- ザルスタッド
- …気にするな。気になるなら…見舞いの礼代わりとでも思えばいい。
近頃浮かない様子たが…まあ、無理せずな? -- カリーナ?
- ん。(町の通りで、ばったりと顔合わせする)貴方……アレ、ええと。そう、ザルソバ。合ってる?
奇遇、ここ、出会う。私、買い物、帰り。貴方、何用? -- アレッサ
- (通りで新しいスキットルを選んでいた 革のホルダーが付いたクロームメッキの高い奴を手に取り、悪くないなと呟いた所に鉢合わせ)ようアレッサ…それは東洋の麺料理だ、ザルスタッドだザルスタッド、言いにくいならザルでもスタッドでもいい。
俺は買い物の途中だ、スキットルを他人にくれてやったから新しいのをな。 -- ザルスタッド
- サル、だな。覚えた、私。……スキットル?それ、何?(ザルスタッドが持っているものを覗き込む) -- アレッサ
- ザルスタッドだ、ザ。tharstadだから本来はツァール・スタッドなんだが…まあいいや、こっちは型番だからな。ザルでいい。
何ってスキットルだよ、ウィスキーやラムを入れておく金属製のゆるいカーブの掛かったアレだ。 -- ザルスタッド
- ……(覗き込んで、ザルスタッドが持つスキットルを見て、一言)水筒。鉄瓶。そう呼ぶ、私。これ。そう言う名前、初耳。 -- アレッサ
- (あまりにも簡単な言い切り方に思わず苦笑)まあそういう括りなんだがな。改めて言われると妙なおかしさがあるな、笑いのセンスがあるぞアレッサ。
蒸留酒は強い酒で容量が少なくても問題がない、だからこういう携帯しやすい形状が取れるのさ。 -- ザルスタッド
- ……ふん。真面目、私。洒落た、名前、必要なし。勝手、ウケるな。(目の前で握りこぶしを作ってみせる、どうやら結構短気なようだ)
酒、あまり、呑まない。呑む、すぐ、変なる。こんな、蒸留酒、よけい、無理。 -- アレッサ
- いいんだよ褒めてるんだ俺は、お前だって馬鹿にされるより褒められるほうがいいだろう?
そりゃ酔っ払ってるんだ、酩酊すれば自律機能に変調が生じるのは当たり前だ。それでも酒はいい物だぜ、軽いスパークリングワインなんかから始めてみたらどうだ? -- ザルスタッド
- 馬鹿、してる、お前。(軽くボディブローを放つ)……酔っ払ってる、そんなもん、私、知ってる。そうじゃない、酒、弱い、言ってる、私。
味、そう、好き、違う。……甘い、酒、ジュースみたい、それ、呑める。少し。 -- アレッサ
- おうふ(ボディに軽くブローを受けて思わず声が出る 相手の拳にはがっしりした筋肉の確かな感覚がスーツ越しに伝わった)
あー弱そうだなお前は、色々と真面目なんだろうし。あまり気にせずに少しずつ馴らしていけよ。 ふむ…じゃあ来月はそれにしておくか。 -- ザルスタッド
- 慣らす、必要、ない。ジュース、それ、十分。……来月?何、話。それ。(首をかしげた) -- アレッサ
- 生きてれば分かる、生きてればな。だから詰まらない事で死ぬんじゃねーぞ。
お前の探してるアリス・リデルの事だって分からなくなってしまうからな、俺も興味がないわけではないしな。 -- ザルスタッド
- ……(ふん、と察した様子で)死なない。私、正義の英雄。……化け物、程度、負けて、たまるか。
あと、私、アリス・リデル……探してない。そいつ、死んだ。……100年も前のこと。 -- アレッサ
- みんなそう言うんだよ(レジに並んでスキットルの代金を支払い二人で外に出ていく) そう言って皆死んでいったんだ。
うん?アリス・リデルの事を聞いていたのはお前じゃないか。死んでいるのは確かだがどういう事だよ、生まれ変わりなんてオカルトな事もありえないしな。 -- ザルスタッド
- ……アリス・リデル、どう思われてた、気になる。……あと、アリス・リデル、知人、気になる。……それだけ。
生まれ変わり、違う……ただ、アリス、何を遺せた?……それ、知りたい。 -- アレッサ
- 没後90年が来ようかって時に知人ね…中々面白いこと言うのなアレッサ。
(問いかけにむう、と一度うなる 自分にはかなり難しい問題であると感じたのだ)…どうなんだろうな、死んだ後も何かを残せる人間って凄く少ないんだぜ、何十年も残るような物ならなおさらな。 ただ…何て言えばいいんだろうな。この街がここまで大きくなれたのはアリス・リデルみたいな著名な冒険者達もそうなんだが、その他の歴史に残らない44万人の冒険者の努力があったからなんだろうな。 だからそうだな、この街がアリス・リデルの残した物だ。そして俺はこの街が嫌いじゃない。 -- ザルスタッド
- ……ふん。お前、きざ。気取りすぎ、それ、せりふ。(背を向けて、肩をすくめる)ま、私、嫌い、じゃない。そういうのも。
この町、嫌いじゃない、か。……ふん。(少し、笑って)私が守った町よ。当然でしょ。(最後に、そう、流暢に呟くと、マントを翻して去っていった) -- アレッサ
- そうかー?そこまでキザな事を言ったつもりはないんだが…気を付けとくか。
うん?(流暢に喋るアレッサに首をかしげつつも手を振って見送り) …なんだ、結構しゃべろうと思えばしゃべれるんじゃないか。 -- ザルスタッド
- 戦わなければ…存在意義を見つけるために。 -- •ザルスタッド
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