名簿/465739
- ありゃ、オッサン引退したのか? どうすンだこれから。 -- カテン?
- ……アンタは当然ながらヴァレンタインなんて知らないわよね。
まあ説明するのもすごくめどいし、唯の差しいれだと思って受け取って頂戴。はい。 (…と、超辛いチョコを手渡し) そんじゃ、ローマに帰れるまで頑張りなさいよ! (言って飛び立った後に気付く。…チョコ自体も知らないんじゃね?と) -- カナエル?
- ハァイ。いらっしゃるかしら? -- マーガレット?
- ん・・なんだね? -- マルクス
- 用がなきゃ来ちゃダメなのかしら、ここは・・・?いやぁん。サービス悪いわね(わざとらしい微笑み) -- マーガレット?
- ・・・・・全く用のなく他人の家に来るという事もあるまい サービス・・・? 何故私がサービスを・・・ いや、この際何も言うまい
もちろん、別にいつ訪れても構わない -- マルクス
- あえて言うなら暇潰しね・・・それが用というのなら用なんでしょうけど・・・
良いお答えね。男はそうやって懐が広くなくっちゃ。ふふふ -- マーガレット?
- 懐が広い・・・か・・・ そうだな、ここに入れば嫌でもそうなる いや、広くなければ生きていけぬ なんとも奇妙な事ばかりが起きる
私の心が壊れているのであればどんなに幸せであろうかと思うほどにだ 暇つぶしか・ 君は夫を持たぬのか? -- マルクス
- 大変なお悩みを抱えてるみたいねぇ・・・私にはよく分からないわ
夫・・・?世の男は皆私の僕よ、だからそんなものは要らないの。んふふふふ -- マーガレット?
- ・・・・・そうか、君は愛を知らないのだな いや、そういう形の愛もあるのかも知れぬが… だが君は満たされていないのだろう
だからこうして…… いや、これ以上は言うまい しかしこの国の夏は恐ろしく熱いな トーガを着ているのが嫌になるほどだ そういえば君は… 君はなぜあんな町のはずれに暮らしているのだ、不便ではないのか -- マルクス
- なぁにその目、やーな感じ・・・冗談を真に受けちゃだめよぉ
私は喧騒と日の光が苦手なのよ。暗く静かな森の中が落ち着くの、理由はそれだけ -- マーガレット?
- ・・・むぅ、すまない… 私はどうも冗談というのがわからぬ 堅物だと昔からよく言われていたが… どうしたものやら…
それは私も判る 町は華やかで良いが… ふと奇妙な疲労感に包まれることがある やはり私はよそ者なのだとつくづく思うのだ ………もうすこし金を得たら、少し町とは離れたいと思う もしかしたら故郷に帰るヒントがつかめるかもしれぬしな -- マルクス
- どうもならないんじゃないかしら・・・気にしてもしょうがないと思うし
そう・・・どういった所がお好みなの?貴方は -- マーガレット?
- もっと落ち着いた所だ ローマに帰るにせよ、この世界に暮らすにせよ
いつまでも今のままではおれまい どこかに家を立て、家畜を育て、暮らしたい -- マルクス
- そうね、その為には取り敢えず・・・お金が必要よね、やっぱり
世知辛い世の中はどこも一緒だったりする?ふふふ -- マーガレット?
- ローマでは市民は生きていくだけなら何もする必要がない
食事や家は保証されていた 施設も安く使用できる だからこそ、自分になにがでくるか、成すべきかを問われる 私は代々軍人の家計であったから私も軍人になったのだ 君には…君には故郷は? -- マルクス
- へぇ・・・変わった所なのね。だからこそ自分の存在意義が問われる。か・・・
私?私はここが故郷なの、だからここが私の帰る場所 -- マーガレット?
- そうか… この町の生まれなのか ならばこの世界の事ももはや日常なのだろうな 君には奇妙に映るのかもしれぬが… 私たちにはそれが普通の事だった
我々市民は国のために命をかける代わりに、国を変える力も持つ だから国を動かす者達は我らにパンとショーを与えるのだ -- マルクス
- そうね、言ってることが時々わからないもの。ショーというのもよく分からないし・・・オペラか何か? -- マーガレット?
- 殺し合いさ 人と人が… 時には人と獣とが命をかけて殺しあう残酷なショーだ 多くの市民はそれに熱狂している……
戦場を知る身としては複雑な気持ちだがな -- マルクス
- あらま・・・愚かしわねぇ・・・そんな事で喜ぶだなんて(淡々と口にし)
戦争も戦争で私はあまり好きではないけどね・・・戦いたいなら当人同士が直接やり合えばいいのよ って、そういうのがお仕事の軍人さんには少し耳が痛かったかしらね -- マーガレット?
- ハァイ。どなたかご在宅?退屈なので少し相手していただけるかしらね -- マーガレット?
- (そっと戸が開き、豊な白いトーガ姿の男が顔を出す)
………(しばし沈黙) 何か用なのであろうか…まさか娼婦か…?たしかに魅力的で豊満な身体をしている… いや、もしそうだとしても私には妻も子も そういえば部下にも堅物と揶揄されていたな……… すまない君、私には妻と子がいるのだ、申し訳ないが辞退させてくれ -- マルクス
- 違うわよぉ、失礼ね。ただ暇潰しで遊びに来ただけのイチ冒険者
私はそんな安くないわよ、欲しかったら心を奪う事。んふふ・・・体は褒めてくれるから許すけど(胸を強調するポーズ) -- マーガレット?
- くっ…(一瞬まじまじと胸を見た後で顔を背ける) や、やめてくれっ
まったく…男の部屋に1人で来るとは、娼婦と思われても仕方ないだろうっ…私が良識ある人間で良かったな 冒険?……君もか 私も食い扶持を稼ぐために冒険をしている…余所者がいきなり金を得られるのは驚きだ -- マルクス
- あら、可愛らしい反応。良いわね、男はそうでなくちゃ。んふふふ・・・
そうかしら?ここでは当たり前の事なのだけど・・・あなたここの人じゃないわね。外から来たの? 冒険者稼業は身分種族の差別はしないのお金の払いもいい。ただし失敗の代償は命…どちらが大事なのかしらね。ふふ -- マーガレット?
- ………ローマの女達にもたまに言われる……私は父の代からの、生まれながらの軍人だ……女の事は得意ではない
私にも未だに信じられないのだが……私はローマという国から来た それも望まぬうちに突然にここに…そう、放り出されたと表現するのが適当だろう -- マルクス
- 軍人と言うと戦争中も女をはべらすってイメージだけどそうでもないのね…
聞いたことのない国ね…ah…なるほどよく聞く話ね、この街ではわりと -- マーガレット?
- 恐ろしい事だ…何者かがあえてそうしているのだろうか…
だとすれば一体私に何をさせたいのか…… 貴族や金持ち達にはそんな者もいるが 私は質実剛健を旨としている……(むね……またチラッと胸元を見て目をそらす) コホン……君の名前は? 私はマルクスだ -- マルクス
- どうかしらねぇ・・・私も気にしたことないから・・・(視線を感じると笑い、態々胸を強調する)
(瞳を閉じ胸に手を当て聞いた名前を頭の中で反芻する)・・・マルクス・・・覚えたわ (スカートの裾を持ち上げ一礼)マーガレット。マーガレット・パープルアイ。ミス・マーガレットそう呼んでね? -- マーガレット?
- (マーガレットの仕草にパチクリと目をしばたたかせる、女性のそうした姿はローマでは見られないのだ)
あ、う、うむ…マーガレット…だな 何か意味のある名前なのかな? それと、君は冒険をしていると言ったが……その細腕で剣を振るえるのかね? -- マルクス
- ミス。頭にそれを忘れたらダーメ(ウィンクして笑う)
ah...ここでは重たい剣や槍ばかりが武器とは限らないのよ・・・だから私の細腕でも大丈夫なの 心配してくれてるの?ありがと。ふふ・・・ -- マーガレット?
- ち、違うっ(顔を赤くするおっさん)わ、私はただ純粋な興味で…そ、そう、軍人としての興味だっ
ミス…?それも名前の一部なのかね? ではミスマーガレットと呼べばいいのかな(ミスとマーガレットを繋げた微妙な発音) 本来ならば客人には相応のもてなしをするのだが…今は私には持ち屋もなければ奴隷も居ない…君を楽しませるような事はできないな… もしよければ何か食べに行こう…と言っても君のほうが町には詳しいのだろうな -- マルクス
- ミスは一人前の淑女に対する敬称よ、紳士だったらつけて当然ね。なるほど文化が違うものねぇ・・・
持ち屋はともかく奴隷は貴方がなればいいじゃない。良いわよ?踏んであげるから(そこまで言って妖艶に笑い) 食べに・・・?あ、ごめんなさい、私人前でご飯は食べない主義なの。お誘いありがとうね軍人さん。気持ちだけ頂いておくわ -- マーガレット?
- (ピクッっ眉間に青筋)私が奴隷にだとっ!無礼者!! 私はれっきとしたローマ市民………いや、今は違うのか
…すまない、私とした事が取り乱した だが奴隷扱いは頂けない(めんどくさいおっさんですまない) -- マルクス
- あら・・・拒否?・・・人によったら喜んでなるのにね。残念
良いわよ、気にしないで。ただ・・・なりたくなったら何時でもお言いなさい。ふふふ(特に気にした様子もなく笑う) -- マーガレット?
- く……女と言うのはどこの国でも変わらぬな… 私の妻にそっくりだ…(押しきられたタイプ)
そうか、たしかに男と二人で食事と言うのはおかしな物だ(古代ローマでは男女は別々に食事をした) では何か好きなものはあるかね?簡単なものならば手にいれよう……これくらいは不義理とはなるまい -- マルクス
- 甘い物全般大好きよ。あ、恐らくそちらの世界では無い物が沢山あるだろうからお勉強してから持っていらっしゃい
それじゃ、今日はそろそろ帰るわ。また今度ね(スカートの裾を摘み上げ一礼すると出ていった) -- マーガレット?
- う、うむ……(手をひとふり)……調子が崩れる……風呂に行って気をまぎらわそう……
帰る頃にはこの部屋の匂いも消えているだろうか……私は不貞な事は絶対にしないのだっ -- マルクス
- ……隣の家……やはり、挨拶はせねばなるまい。せめて危険が無いことだけでも分かって貰わねば、今後の生活に支障が出てしまうだろうしな……
(コンコンとノック)済まない。家主はご在宅か? -- ホット
- 誰だね(ガラッ)…………熱い -- マルクス
- ……失礼、魔力が少し抑えきれてなかったか?(少し念じる 温度が下がった)……これで大丈夫だろうか。
私は隣に住むホット・ハンスバックと言う者だ。新しく住むことになったので、挨拶をと思ったのだ。 -- ホット
- (こめかみを押さえて苦悶の表情)神よ…貴方はなにゆえに私をこれほど苦しめるのか……
い、いったいなんなんのだお前は… い、いや、ここではお前のような者が普通なのかもしれないな… コホン 私はマルクス マルクス・ファビウスだ ホット・ハンスバックだな う、うむ お、覚えておこう… (汗をだらだらと流し、明らかに引いた様子のローマ人) -- マルクス
- ……済まない、狼狽するのも致し方ないが……私は危険ではない、それだけを伝えに来た。
いや……私は普通ではない。そうであればよかったのだが、私は忌子だ、見てのとおりの。 マルクス殿か……(その姿を見て)見るに、高名な騎士とお見受けするが。 -- ホット
- こちらこそ済まない 私は…… 私にも信じられないのだが… 私はどうやら突然にここに来てしまったようなのだ ああ、つまり… 私は本当はここの人間でない… いや少し違うな
この世界とは別の世界の人間であるようなのだ だから妙な事を言うかもしれんが許してくれ 危険ではない…? そうか、そう言うのなら、そうなのであろう… 私は… 私の世界では名の知れた軍人であった 数百の部下を従え幾度も戦争に出征した -- マルクス
- ……異世界より来たれり人か?異世界と言うには容姿はいたって普通……とてもよく似た世界がある、ということなのだろうか。
軍人……数百の部隊の長となれば、やはり高名な方だ。礼儀を以って接させていただこう。(深々とお辞儀をして) 貴方も数奇な運命をお持ちのようだ。……これも、神の思し召しなのだろうか。 -- ホット
- 私も困惑している 言葉も通じるし、食べるものもそうは変わらぬが… やはりまるで生活の仕方の違うのだ
神のなさる技なのならば、これは私への試練か、はたまた罰か… 私は我がローマのために働き、妻をめとり子をなした… その何が神の御心に触れたのか日々悩んでいる… 君は……君はこの世界の住人なのだね …ここにはローマという国は無いのかね? -- マルクス
- ……この国は魔物の脅威に日々晒されている、この国だけではない……どこの国でも多かれ少なかれ被害が出ている。もう、百年以上もだ。
貴方が高潔な人物であるならば、これは思し召しであろう。神は、貴方と言うこの世界を救うべき戦士の一人を遣わしたのかもしれない。 ……済まない。ローマという国はついぞ聞いたことが無い……(深く頭を下げた) -- ホット
- あの冒険で現れた怪物はやはり幻ではなく、本当の怪物だったのか… うむ、それが何者であれ我らを脅かすというならば相手とならん
ここでもローマと同じような問題に直面しているのだな… いや…(開いた手をホットの方に向け) 仕方のない事だ 答えは解っていたが… 確認をしたかった やはり我がローマは遥か彼方…… 私の手の届かぬどこへ行ってしまったのだな -- マルクス
- ローマという国でも……同じような状況にあるということか。だとすればなおのこと……心中、お察しする。
……私でよければ、何か力になれることがあればなんなりと言ってくれ。協力は惜しまない。(そう言って、深々と頭を下げて) マルクス殿。貴方に神のご加護があらんことを。……では。(十字を切ると、一礼して立ち去った) -- ホット
- うむ、互いの未来の平穏なる事をアポロン神に祈ろう ………ふぅ……本当に妙な所だ…
しかしなぜあの男はあのように何度も頭を下げるのだろうか… それにあの呪いは一体… 文化が違うと言うことか -- マルクス
- おいおっさん、そろそろ悪夢は覚めたかァ? あのまま自殺しちまうンじゃねェかと思ってたが案外タフだったみてェだな。見た目通りか。
で? 結局どうすンだ手前ェ。いつまっでもローマローマ言ってるわけにはいかないンじゃねェの? -- カテン?
- ん?君はあの時の…… ああ、これが悪夢だとしたらどんなに良かったか… だがしかしこの土の感触は確かに現実だ
そしてあの怪物…… 奴を殺した時の剣の感触… それも全て真実なのだ… 私は軍人だ 軍人たるものいかなる場合に置いても取り乱してはいけない 私はこの環境を受け入れねばならぬのだ… -- マルクス
- うんうん、キチンと状況把握出来てきたみてェだな。それでこそだぜおっさん、なら冒険者続けるワケか。
まァ、やめたくなったからってすぐにやめられる商売でもねェがよ。よかったじゃねェか腕に覚えがあって。 -- カテン?
- 私はおっさんではない 私のマルクス・ファビウスという これでも、国では数百の部下を持つ百人隊長だったのだ
そういえば、君はなんと言うのかね? これも何かの縁、神のお導きなのだろう… -- マルクス
- へいへい、マルクスでもデカルトでもなンでもいいぜ。オレか? オレはカテンだ。しちメンドくせェ神もいたモンだがね。
その様子だともうカンペキこっちに骨埋める覚悟決めたのか? いや、そうじゃねェと言われてオレに何か出来るワケじゃねェが。 -- カテン?
- ローマには神は掃いて捨てるほどいる ドアにも椅子にも神は宿るのだ
いや、私はいつか必ずローマに帰る ………妻と子がいるのだ もう一度その顔を見るまで死ねん -- マルクス
- お? なンだ帰る気があったのか。つったって、またオレん時みたいに帰り方聞いて回るつもりか?
しょうがねェ、こっちでもなンか手がかりがねェか探してみるよ。……いやまァ、覚えてたらだがな? ついででな。 -- カテン?
- すまない…… 礼を言うカテン 情けない話だが私には他に頼れる者もいないのだ…
そういえば君も私も同じようにここに来たと言っていたな… 君の国はどんな所だったのかね -- マルクス
- ンな湿っぽいこと言うなよ、らしくねェぜ。オレも別に本気でやるわけじゃねェしよ、片手間だ片手間。
あ? あー……そうだなァ、最後にいたのはァ、手前ェがいた時代から2000ちょい後かなァ。日本ってンだが。 -- カテン?
- ニホン?なんだそれは いったいどこにある? -- マルクス
- えーとォ……東? すンげー東、インドより東。……インドわかンのかな。天竺。オーケー? -- カテン?
- 知っている ペルシアよりもさらに東 魍魎の跋扈する世界だと聞いている 私はここがそうなのかと思っていたが……
そんな所にも国があり人が住むのか… 君は、そこに帰りたくはないのかね? -- マルクス
- まァ手前ェがいたのと同じ地球(トコ)なのかはわからンがな。……あ? あァ、そうだなァ。
オレもうそこで死ンだからな。で、気がついたらこっちだ。帰るも何もねェんだ、やり残したことも特にねェし。 -- カテン?
- 死んだ…? 何を言っている こうして立って歩いているではないか お前は生きている
生きているという事は何かの約にたたねばならぬ それが人の生きている理由だ! -- マルクス
- (あ、思ったより熱血タイプだなこのおっさんという顔)いやァまァそうなンだが……わってる、わってるよ。だからこうして冒険者やってンじゃねーか。
ここではそりゃ色々するつもりだぜ、腰落ち着けてのんべんだらりなンざ性に合わねェしな。ただ、帰るとかそういうことを考えるつもりはねェ。そンだけだ。 -- カテン?
- そうか…… お前はお前なりに考えているのだな てっきり自堕落なだけの子供だと思っていた(真顔できっぱり言い放つローマ人であった)
……… 君は… 気を悪くしたらすまない 君は、国にあまり良い思い出がないのかね? -- マルクス
- ハハハ、まァこのツラしてりゃアな。それで正解だぜおっさん、その上でオレ頼ってンだからわかンねェよな手前ェは。
あ? いンや、嫌いじゃアねェなァ。嫌いじゃアねェが、あっちでやるべきことはもう済ましたからなァ。あンたと逆だ。ああ、別に気分害したりはしねーよ。 むしろこういうこと話すのアンタが初めてだしなァ。……ま、アンタが帰るための手がかりらしいもの、見つけたら教えてやるよ。ンじゃな、マルクスのおっさん(ひらり、手を振って去っていく) -- カテン?
- 意外と見所のある若者だ 私の部下のアウグエイトスに似ている…… -- マルクス
- なんだか古い形の鎧であるな。西洋の事典で見たことがあるような気がするな……羅馬のそれとよく似ている。
(重そうな本を抱えた幼い少女がローマ人をみて言った。) -- 類苑
- なんだこの子供は……やけに大きな書物だな まだ小さいのに熱心な…良い家の子供なのだろうか
!?子供、ローマを知っているのかい? -- マルクス
- 子供ではない! 我は古事類苑! 日ノ本の歴史、その資料、そして遍く事物を記録した最大にして最高の大類書の化身なのだ!(よくわからないであろうことを口走る。)
ああ、知っておるとも。羅馬はたしか欧羅巴の一つで……古代ローマ帝国はもう滅んで数千年になるが。(大正時代時点での知識で言う) -- 類苑
- ……?孤児……?そうか、お前は苦労しているのだな 変わったトーガを着ているが質はよさそうだ
この町の市民なのかね?……(少女の言葉に眉をしかめ) 我がローマが滅ぶ……それを聴くのは二度目だ……お前も、「時代」の違う者なのか -- マルクス
- その孤児ではないわ! 古き事、故に古事なのだ!
まあ今のところはそうなっているが、かつてはおそらくこことは違う世界……東洋の、大日本帝国の古本屋にいたはずなのだ。 ……いや、すまぬ、聞かなかったことにしてくれ。(ローマ時代は色々あるとはいえ、自身の国が亡ぶ未来など聞かされたくはないだろうと思い、しまったという顔をした。) どうもそうらしいな。貴様はどうにも本物のローマ人のようだ…・・ -- 類苑
- 古き事?なるほど、そういう事か それはすまなかったな…(素直に詫びるローマ人)
とうよう…?ペルシアよりも東なのか? そういえばお前は妙に平たい顔をしているな、そういう種族なのか そうだ子供よ、私はこの町について…いやこの世界と言うべきなのか?より多くを知りたいのだ さしあたり、市民に解放された風呂や食堂などはどこかね -- マルクス
- うむ、貴様らからすれば波斯よりはるか東、印度よりも東、亜細亜と呼ばれる地方に含まれるところから我はきたのだ。我からすれば貴様は妙に堀の深い顔をしている種族に見える。
うむ、ちなみに子供ではない。 我もまだここに来たばかりでよくは知らぬが……。 風呂ならあっちで、食堂は……あっちだな。(とりあえず自分の知っている物を教えた。) -- 類苑
- どう見ても子供ではないか……いや、私も小さい時は大人に軽んじられるのは嫌なものだった……それではなんとお呼びしましょうか?
ふむ…少し遠いな…だがここの食べ物は実に美味い、素朴だが舌によく馴染む 風呂と食堂は一緒になっていないのか…それではまず風呂に入りそれから食堂へ行こう -- マルクス
- 今は子供の姿だが子供ではないのだ。我は大類書の化身だと言っておろう! 我の事は古事類苑、類苑と呼ぶがよい。
旅館とかならばいっしょになっておるだろうがなあ。色々探してみると良い。この街には店がありすぎるほどあるからな。 それでは我はここら辺でいぬとしよう。羅馬人よ、また来るぞ(そういうと、てくてくと歩いて去って行った。) -- 類苑
- ……??(よく言っていることが分からないので曖昧な微笑) ああ…ルイエンでいいのかね?
まぁいずれは子供も大人となるだろう だが体ばかりが大きくなってもそれは大人といえぬ 目上を敬い、よく学び、働きなさい ロー……… …ローマのためにと言いたい所だが、ここはローマでは無いのだったな… うむ、それではまた -- マルクス
- ローマ人は冒険者登録を終えた --
- …………よく判らぬが… これでよかったのだろうか -- マルクス
- しかしあのカナエルという者に食わせてもらったラーメンという食べ物 この世の者とは思えぬ旨さであった
また食べたいな… -- マルクス
- ここではエンメルパンは食べられておらぬのか…… -- マルクス
- しかしここは一体……ここはどこなのだ… 私はハンニバルの軍と戦っていたはずなのに突然こんな所に…(頭を抱えて道端でまるまるマルクス) -- マルクス
- ナニコレ…。(散策中にまるまった何かを発見。棒切れ片手に背をびすびすつついてみる) -- カナエル?
- 何者だ!?(マントを翻し、即座に臨戦体勢となる) ………?! な、なんだお前は……!? -- マルクス
- その言葉そっくりアンタに返すわ…(男の反応が戦闘的なので一歩下がり)
こんな街の往来で饅頭の真似事してたり、剣抜いたりするんじゃないわよ。 でもまあ、何者かと聞くなら答えたげるわ!アタシは冒険者の守護天使カナエル!神の御使いよ。 -- カナエル?
- 神の御使だと? どの神の使いなのだ? 突然人の背を啄いておいて何を言うか
俺はCENTURIONだぞ 俺に無礼を働けばその場で切り捨てられても仕方のない事だぞ! ……しかしここはどうやら異郷の土地… コホン 私の名はマルクス・ファビウス 我が偉大なるローマの軍人だ 貴方は? -- マルクス
- はぁ!?天使が神って言ったら決まってるじゃない、唯一神よ唯一神!アンタ、キリスト教知らないの?
(愚かにもローマじんにはっきり言ってしまう天使だ)いやほら、なんかボロ布が落ちてるなーって。 せんちゅりおん?…何か言う事がいちいち古めかしいわねアンタ。 …て、ローマ?ローマって…えー!?(それはこの世界の国の名前ではない、のは知っていた) アタシは今名乗った通り、カナエルよ。今は冒険者の願いを叶えるためにここにいるわ。 -- カナエル?
- キリスト……ゆいいつしん?知らないな 地方の神か何かか… だが神には違いない… その御使とは…
そうか、お前はカナエルと言うのか やはりここはローマでは無い… ならばここは一体どこなのだカナエルよ 冒険者?それは一体なんだ -- マルクス
- 唯一て言ってるでしょー!!まあローマ人に言っても仕方ない事か…。
じゃあアタシに分かる事だけ説明してあげるわ。まずココはアンタの住んでたローマから…えーと… (どう言ったらいいかと考え)そぅ、ものすごい遠い場所にある街なの。馬を使っても辿り付けないほどの遠くよ。 -- カナエル?
- 馬が駄目ならば船を使おう 私はなんとしてもローマに帰らねばならぬ 敵であるハンニバルは強大だ!
それに国には妻も子供もいるのだ! -- マルクス
- …船ねぇ。(世界の違いについて説明するのあきらめた)
んじゃ船を手に入れるためにアンタは金を稼がないといけないわね。 そのハンニバルバルハンニバルが誰かは知らないけど、アンタはまずローマに帰るためにもまずは金を稼がないといけない。 (自分の財布から金貨を出して見せ)これがココの通貨。ローマとは違うでしょ? で、これを稼ぐには冒険者をするのが一番手っ取り早いの。 冒険者ってのは荒事を請け負って報酬で金を稼ぐ、まあ何でも屋ね。 -- カナエル?
- ほう(カナエルの差し出した金貨をしげしげと眺め)た、たしかに… 我がローマのものとは違うようだ…(懐から時の権力者の顔が掘りこまれた金貨を出して比べ)
たしかに、己の境遇を嘆いていても始まらない ここがどこだとしてもここで生きていかねばならない! 荒事…… 戦争があるのか -- マルクス
- ローマ皇帝、ね…。まあ金は金だしその金貨を売れば同じだけのこっちの金貨にはなると思うわ。
(腕を組んでうーんと唸り)戦は戦でもモンスター相手なのよね。て言ってもアンタの世か…ローマに居るものじゃないし…。 えーと、神話に出てくる怪物とか居るじゃない?そういう連中を退治するのが主な仕事になるわ。 …んじゃ興味あるならついてらっしゃい、冒険者達の集まる酒場まで案内したげるわ。 -- カナエル?
- コウテイ…?(説明しよう!彼は帝政ローマ時代の前の人なのだ!わかんねーよそんなの! スルーしていいよ、ごめんね)
モンスタァ? 訳の解らない事ばかりだ だが嘘を言っているようにも感じぬ む…ぅ…… いいだろう… 情けないが他に頼るものもない… -- マルクス
- …違うの?ローマってもいろいろあるのね。…イエス生誕より前の人かしら。
(相当に古い時代の人間なのはこの天使にも判ったようだ)ま、実際に冒険してみれば分かるわよ。 剣の腕には自信あるんでしょ?それで十分だわ。…んじゃ行きましょ、ご飯くらいおごるわ。 (行って酒場へと男を案内する。…冒険者を増やせた天使はそれは上機嫌だったとか) -- カナエル?
- SEX! --
- Exitus acta probat! -- マルクス
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