一人R-TYPE・ROYALE

R-TYPEとは? Edit

  • 『R-TYPE』(アールタイプ)は、1987年に発売されたアイレム制作のアーケードゲーム
    及びその後継シリーズ作品群の総称である。ジャンルは横スクロールシューティングゲーム

用語解説 Edit

  • バイド
    シリーズを通して地球の敵対存在となる勢力。超束積高エネルギー生命体の総称であり、
    人類と同様の2重螺旋構造の塩基配列を持つ、自己増殖機能を備えた粒子で構成されている。
    波動としての性質も備えており、バイドそのものに対しては等質の波動を持ったものでないと干渉できない性質を持つ。
    様々な物質を取り込んで融合しているため、戦力には機械的なものから生物的なものまで様々なものが存在する。

    元々は26世紀の人類が、敵対する外宇宙生命体に備えてあらゆる科学を応用して作り出した、
    攻撃対象とした生態系を完全破壊する惑星大の生物兵器であった。
    しかし、敵の星系で発動するはずだった兵器は、些細なトラブルによって太陽系で発動してしまい暴走
    制御不能に陥った末に次元ごと消去する兵器によって異次元に吹き飛ばされ、一応の決着を見た。
    しかし、異次元の中で全てを飲み込みながら進化を続けていった結果、22世紀の太陽系に姿を現し、地球人類に襲い掛かった。
    バイド(Bydo)という呼称は、22世紀の人類によってつけられたもの。
   それは26世紀の人類が生み出した惑星級の
   星系内生態系破壊用兵器のなれの果てであった。
   銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った
   外宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、
   反応兵器や次元兵器と異なり空間を汚染することなく、
   その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器であった。
   月とほぼ同じ大きさのフレ-ムの中に満たされた、
   すべてを侵蝕し、取り込み、 進化して、
   自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける人の手による絶対生物、
   それは、生体物理学、遺伝子工学、魔道力学までも応用して合成した人工の生ける悪魔だった。
   これをバイパスパイルを通じて空間跳躍(D−wape)させ敵の母星の存在する
   星域に送り込み全滅させる計画は完璧に進んでいるように見えた。
   だが、ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。
   150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、
   一応の決着を見たのである。26世紀では。
   だが、"それ"は生きていた。
   異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す肉塊。
   気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、その力の発現した先には22世紀の地球があった。
  • フォース
    バイドの切れ端である超束積高エネルギー生命体にコントロールロッドを打ち込み、
    人工的に制御可能にした兵器。破壊不能で、外部からエネルギーを注入することで
    数倍の高エネルギー体(レーザー)に変換し放出できるという、触媒としての性質を持っている。

    ビットは、フォース開発の過程で製造された人工フォースである。R-9の出撃時点では未完成で主力兵器とまでは至らなかったが、
    後に開発研究が進められ「シャドウフォース」開発の礎になったと考えられる。
  • 波動砲
    R-9に戦艦級の攻撃力を持たせることを念頭において造られた兵器。
    前方に特殊な力場を形成し、エネルギーを収束させベクトルを付与した後に開放、放出する。破壊力はレールガンを遥かに上回り、
    さらに敵を貫通する性能を持つ。上記のように力場でエネルギーを収束させているため、物理的な砲口は存在しない。
    初期型ではこの収束システムが不完全なまま出撃に至っているため、
    エネルギーチャージの最大容量がスペックデータの50%という状態で戦線に投入された。
    なお後期型では改修され、本来の性能である2ループのチャージが可能になっている。

機体・艦船解説 Edit

Rwf-9A:アローヘッド Edit

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第一次バイド戦役において主力となった異相次元戦闘機。
その抜群の安定性・汎用性は数多くの後継機へと受け継がれ、R計画の中核を担う存在となった。

元々は宇宙空間における作業用のものだったが、
バイドのエネルギー体のみを抽出・凝縮し
4本のコントロールロッドを打ち込むことによって制御を可能にした、人類初の次元兵装「フォース
戦闘機に戦艦主砲並みの火力を持たせることを念願において開発された「波動砲
人工フォースを目指し開発された「ビット
これらを搭載可能にし、かつ異相次元艇としての機能をも併せ持つ最初の有人戦闘機
それがR-9A”ARROW-HEAD”である。
ロールアウト時期はAD2163で低出力波動砲を装備。
その後のバイド戦では、高出力波動砲およびザイオング慣性制御システムを装備したものが使用されている。

  • 第一次バイドミッション
    AD2164 バイドを撃滅すべく、R-9Aの一個大隊が異相次元へと飛び立った。
    一機のR-9Aがバイドコアの撃破に成功し、やがて世界に平和が訪れた。

Rwf-9A3:レディーラブ Edit

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R-9A ARROW-HEADR 9A2 DELTAのデータを元に設計を見直し開発された機体
フォースも改良型を装備しており、幾つかのサブシリーズが派生している。
ピンクのカラーリングとハートマークがトレードマークの機体でもある。

Rwf-9A4:ウェーブマスター Edit

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R-9直系モデルとしては最後のモデルである。
貫通力重視のスタンダード波動砲も最終モデルが装備されており
ウェーブマスター(波動砲を極めた者)」の異名を持つ
しかしその後、開発されていった様々な波動砲。
拡散波動砲やメガ波動砲などの登場により、徐々に時代遅れの機体として追いやられていった。

Rwf-9Ac:ウォーヘッド Edit

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第一次バイド戦のデータを元に建造されたカスタムタイプである。
亜空間での戦闘に特化した機体で拡散波動砲の装備など火器の強化に重点を置いて開発された
その突き抜けたポテンシャルと破壊力はまさに化け物と呼べる代物であった。

R-9のベテランパイロット向けカスタムタイプとされておりR-9A用の対空/反射レーザーがオミットされたこと
強力ではあるが独特の性能を持つ拡散波動砲が搭載されていることなどから、従来型に比べ非常に癖の強い機体になっている
最初から異次元戦闘艇として設計されたため、あらゆる点で性能の向上および小型化、
軽量化が図られた。また、アビオニクス系の強化によって1名での運用が可能になった
他、パーツのパッケージ化によってメンテナンス性も向上し、コックピットが脱出用ユニットとして分離するようになっている。
ただし、パイロットは四肢を除去された上で、機体のコンピュータに直結されて運用された(いわゆる生体コンピュータユニットである)。
これは、作戦遂行ならびに戦闘データ回収を目的としたもので、
前述のコックピット分離やライフシステムの向上、人工冬眠機能、キャノピーの装甲化もその一環である。

Rw9AØ:ラグナロック Edit

http://lh6.ggpht.com/_0zW23ZR0gLo/TNwqnGHtyrI/AAAAAAAAADY/0etSKjgBzdg/you_r90.jpg

太陽系外周におけるR-9Sの全滅を受けて同機をベースに火星基地で建造されたのがこのR-9/0である。
R-9Sのフレームを流用しているが、基本的に全て新しく設計かつ新造された。なお、R-9SはR-9Cより大型であり、
R-9ØもR-9Sとほぼ同等の大きさである。正式な読みは「アールナイン・スラッシュ・ゼロ」。
0はØのように斜線付きの0を用いる。ラグナロック(ラグナロク)は、開発コード名である
また、「ELIMINATE DEVICE」という別のコード名を持つ

新たなフォースコンダクタユニットによって、3種類のフォースデバイス(スタンダード・シャドウ・サイクロン)
の使い分けが可能な点が特徴の一つだが、この機体の最大のコンセプトは、強力無比な二種類の波動砲を搭載している点にある。
収束圧搾型波動砲ユニットにより従来の波動砲を遥かに上回る絶大な威力を誇りあらゆる物体を貫通する「メガ波動砲」と、
新ウェポンシステム「ハイパードライブモード」を使用する事で波動砲の連射を可能にする「ハイパー波動砲」は他に類を見ない攻撃力を当機に与えるに至った。
ただしハイパードライブモードは機体への負担が大きく、使用した直後はオーバーヒートを起こし波動砲のチャージが一時的に行えなくなる欠点も存在する。
量産後は、フォースがシャドウ・フォースに固定され、メガ波動砲もオミットされている。
ハイパードライブモードは改修されオーバーヒートこそしなくなったが、元々非常に扱いが難しいハイパー波動砲に武装が限定されてしまったため、
全体的に性能は弱体化している
有名な噂としては「肉体を14歳相当に固定した23歳の女性を機体に直結させている」というものがあるが、軍はこの事実を否定しているため真相は不明となっている


Last-modified: 2010-11-14 Sun 01:24:04 JST (4905d)