窓から入るんじゃねー!
- おきのどくですが、ひきこもりはしんでしまいました --
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- 似ている・・・そっくりだ(家族の肖像画を見ながら) --
- う、うるせぇ!似てるとか言うんじゃねえよ!全然似てねぇって!!(そっくりとか言われて喚いた) --
- よ、よし…部屋に入ってきた奴先着一名描くぞ!
…でも今日は気分悪いので寝る。明日描くから勝手に書置きしておいてくれ…うっ、頭が --
- (起きて何もない事に気づく)…いいんだ、わかってたんだ
人の部屋に勝手にはいる奴なんていない事が…(ジャコッベは静かに頷いた) --
- (窓の外から巨大な何かが部屋を覗き込んでいた) -- (巨大な影)
- うおおおおおおお!?!?!!ななななんんだ!?????!(いきなり部屋に影が落ちて窓の外を見遣ってびっくりする) --
- 先着一名、描 かない --
- なあジャコッベ、これで引っかかる訳ないのはわかってたんだ
…一度やってみたかっただけなんだ………(だがジャコッベは何も答えなかった) --
- 大 --
- 空 --
- 魔 --
- 竜 --
- キ --
- ン --
- グ --
- ガ --
- イ --
- よっしゃ完成だ!イヤッホーイ! --
- はぁ…むなしい。なんで生きてるんだろ俺…
なあジャコッベ…お前もなんで生きてるんだ?(しかしジャコッベは何も答えなかった) --
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