名簿/496178
- （蒸し暑い夏の夜、部屋に座す男の姿 傍らには刀 男の前、一間先に揺れる蝋燭） -- 茅原四十郎
- （静かに閉じた瞼 伸びた背筋 軽く引いた顎 脳天から股間までを柔らかな棒で貫いたような、気を張らぬ姿） -- 茅原四十郎
- （空気すら揺れなかった）
（いつの間にか蝋燭の明かりが男の横に移動していた）
（音もなく抜き打った刀の切っ先に、灯がともったままの蝋燭の先端） -- 茅原四十郎
- （居合い抜きからの横一文字 紫電残光消えるよりも速く、男の刀は蝋燭を討っていた） -- 茅原四十郎
- （片膝の姿勢のまま爪先を捻り、半身 峰を手の甲で滑らせて、切っ先に指を絡める）
（切っ先で煌々とした火をともしたままの蝋燭をつまみ、首無しの蝋燭に蝋をたらす）
（蝋が乾く前に蝋燭の首を乗せれば、元のように首が繋がる蝋燭 男は身を引き、静かに刀を鞘に戻す そしてまた、正座） -- 茅原四十郎
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- 四十郎おじさん、ちょっといいですか…？（開ける前に一言かけるのは常識）
（特に女性が多いこの里なら、生死にも関わるため） -- 黒豆
- どうぞ （声が返る 黒豆が襖を開ければ、自室で本を読む男の姿 背筋が伸びた正座で、書見台に向かう姿は下男とも思えず）
（少年に顔を向ければ、短く挨拶をする）座布団も無い部屋だが（座を勧めて向き直る）
どうしたね、黒豆 何か壊したか？（用事がありそうな少年に、少し冗談交じりにたずねる） -- 茅原四十郎
- おじゃまします…（その姿にちょっと緊張する、もともと大人の男性はあまり見慣れてないのだ）
え、えぇっと…その、お役目について…助言をいただけたら嬉しいなって
四十郎おじさんは、もう他の皆と同じくらいに達成してるのに…ボクは、全然役にたててなくて -- 黒豆
- 固くならんで良い 同じ下忍だ（小さくなる様子に、いつも不機嫌そうな顔を笑ませる）
助言？とは言えなあ…わしは、いわゆる忍びの技でめぐっているわけではないので、黒豆の参考になるかどうか… -- 茅原四十郎
- うぅ、それはそうなんですけど雰囲気というか…なんだか、違うなぁって
そ、それでも！何か参考になれば！（このまま足でまとい、と思われるのはいやなのだろう） -- 黒豆
- 雰囲気？…ああ、成程（合点して）この里は男が少ないから、緊張しておるか 父子はおらんのか？
（不精髭を指でいじりながら、カチコチな少年を眺めつつ ふむ、と少し悩み）わしはこの見た目なので、人にまぎれたり、闇に溶けるのは苦手でな
もっぱら撒き餌漁よ おびき寄せて、それを討つ 上策とは言えん荒事よな（自分の脇に置いた刀を取り上げてみせる 使い込まれた一振り）持ってみるか？ -- 茅原四十郎
- あ、はい…ボクは戦による孤児で…偶然拾われて、こうしているんです…（幼き頃で父親も母親も知らぬ身）
…撒き餌漁？…あ、そういう風に…確かに、ボクには合わなさそう…（むしろ危険を避けて通りたがる）
あ、はい。試しに…うぐ（鍛えてない訳ではないが、振っても武器に振り回されそうだ） -- 黒豆
- 成程（片眉を上げる それから少し考えてから膝を崩し、胡坐膝を叩いてみせる）座ってみるか 父子の代わりではないが、緊張が解けるかも知らんぞ
そうだろう わしと貴様は得意も体格も違う それに、わしは体力がないのでな、追い回したり付回すのには向かん 来た者を仕留める
（少年が両手でぐっと持つ刀を男は片手でひょいと持つ）忍びの戦い方ともまた、わしは違うでな -- 茅原四十郎
- い、いえ…流石に、そこまでは…いい、です（この年になって恥ずかしいのと、流石にまだ知り合って短い事もあってか遠慮した）
…うぅ、ボクは逆に…敵の位置とかを察知するのは、得意なんですけど（匂いで、怒りも殺意も恐怖も怯えもわかる、いずれも好きな匂いではないが）
…でも、なんとなく…参考になりました（能力を活かす、というヒントは得たのだろう） -- 黒豆
- かっかっか、冗談だ（明るく笑う男だ）
位置なぁ…それが判るだけでも優秀なもんだと思うが 自分の武力が見合わぬなら、誰か腕の立つ者と組めば良い 何も、貴様一人で諜報しなくても良かろうさ
腕に不安があるのならば、上忍に稽古をつけてもらえば良い しのび以外を相手にするのならば、わしが少しなら手を貸せるしな -- 茅原四十郎
- 山の中なら、役立つんですけどね…（山の獣に襲われぬのも、ひとえにこの能力のおかげでもある）
でも、依頼に関してはそうもいかなくて…なかなか、難しいです…
けど、それだといざというとき守ってもらったり、足でまといになります…だから、頑張って強くなりたいと思います！
あ、それでは…これ、ボクの丸薬です。何か痛みを抑えたいときは飲んでみてください、それでは！ -- 黒豆
- わしは殺気以外よく判らん わしが貴様に教えて欲しい位だ （忍びの技術の習得に手を焼いているのだ）
そうだな、強くて損をすることは無い …ほう、丸薬か かたじけない 頂こう
（見送ってから、その薬を眺めて手のひらに転がし） こんなものを作れるだけでも、たいしたものであるのだがなぁ -- 茅原四十郎
- （里のふもとにて。どこからともなく足元にやってきた狼がふんすふんすと鼻を鳴らして下男の匂いをかぎ）……くさい（と人間の声でつぶやいて、しまったという表情） -- 繰刀
- (大きな犬かと思えば、耳や顔つきからそうでないとわかる 流石にぎょっとしたが、近づく足取りに、気を落ち着かせる)
誰かの飼い狼か？(懐の小刀に注意を払いながらも、相手の動きを眺めて堪え)喋った？(眉をあげる)
…獣人の類いか 声からすると子供だな(しゃがみ、鼻面に手を伸ばす いやがらなければ撫でるだろう) -- 茅原四十郎
- （読みの通り、人懐こいためか嫌がることもなく、さっきまでのしまったという表情も消えてむしろ自分から歩み寄り）
（撫でられると気持ちよさそうに目を細めて首をぶるる、と震わせる）……はっ！
（しばらくしてから我に返って後ろに下がると、ぱっと少年忍者の姿に変わり）あぶないところだった、かいじゅーされかけたな……おそるべし、にんじゃ！（身構えた） -- 繰刀
- （自分が伸ばした手に、むしろ擦り寄るような様子を見れば、小刀を抜ける姿勢をといて）
（ひとしきり撫でる手は慣れていて、）我が家の犬を思い出すな アレも大柄だったが（よしよしと両手で掻く様に撫でてやり）
ほうほう、変化か 悪いが、わしはまだこの里に来て浅い、駆け出しの忍びぞ 小細工など持たん
（子供の姿を見て先ほどよりは小さく驚いて ぽんぽんと手を叩いて呼ぶ 撫でてやるぞと） -- 茅原四十郎
- くるとーもにんじゃだぞ！ にんじゃはにんじゃにふよーいにちかづいちゃいけないって……（と、キリッとした顔で言っていたが）
（ぽんぽんと呼ばれると、一応数秒逡巡したあと、てくてくと狼の時と同じように人懐っこく近づく）
（尻尾があれば振っているというニコニコ顔で撫でられるのを待っている。完全にバカ犬である） -- 繰刀
- わしはまだ忍者と名乗れる者ではないさ （クルトウ、と名前を繰り返す どんな字だろう、とか考えつつ）
（笑顔で見上げてくる少年を見下ろせば、無邪気なものだと笑い、大きな手で少年の頭を撫でてやった）
クルトウか わしは四十郎だ クルトウ、貴様は狼が元か、人が元か？ -- 茅原四十郎
- んー、わかんない！（天真爛漫な表情で）なんかなー、きづいたらくるとーはくるとーだったんだー、"ふーろ"はくるとーのことおーかみさまってよぶんだー。
だからくるとーはくるとーだけどおーかみで、おーかみだから……お？（よくわからなくなってきた、とばかりに首を傾げる。しかしそれも撫でられるとすぐに消えた）
しじゅーろーはやさしーなー、"きょーうん"はあんまりあたまなでてくれないからなー……えへへー、きもちいー（などと目を細めていると、本当に眠くなったのかくぁ、と欠伸をして）
んぅー、くるとーねむいからかえるね、しじゅーろーもにんじゃがんばれ……ばいばーい（欠伸混じりに狼に変じて去っていった） -- 繰刀
- （天井裏からのアンブッシュ！）…許されぬ！ニンジャがアゲるとはハラキリものよ！慈悲はない！ハイクを詠め！もしくはカキ氷をかき込め！ -- 雪子
- （きっちり刀の鞘で一撃は回避しつつ）わしはスイが好きじゃ 色つきのカキ氷は好かん！
まぁ、あげてしまったことは確かなので謝罪しよう … 茶でも淹れようか？（下男は少し考えて立ち上がる） -- 茅原四十郎
- …出来る！（ちょっとシリアスぶる） ええ！シロップ駄目？ナンデ！？
あ、お構いなくー。（と言いつつセイザにて待つ。礼儀である） -- 雪子
- 最低限はな まさか里で襲われるとは思わなんだが… 砂糖水で良い 夏には食いたくなるが、春先ではまだ早いのではないか？
（茶を淹れて戻ってきて）雪子嬢であったな 随分と特殊な体質であるようだ（隠していないようなので、どこかで話を聞いたらしい） -- 茅原四十郎
- そうねえ、まだちょっと早いわね。稼ぎ時には。夏になったらベンキョーさせて頂きます！のでぜひ金払うと良いわ！
一族に伝わる秘伝のジツよ。生まれたときからすでに私は雪忍だったのよ。でもどっちかというと雪より暖かい光線が出したかったわ！寒いの苦手なのよ！四十郎は寒いの平気？ -- 雪子
- 商売人であるなあ（ズケズケと物を言う雪子に笑い、）夏の時節にはひいきにさせてもらおう ところてんも良いが、カキ氷も格別だ
ふぅん？血族のみが引き継ぐ体質か しかし、娘子には難儀であろうな 冷えは女の敵だ
わしは暑いよりは寒い方が良いな 着込めば対応できる 野戦の時には命にかかわるが、普段であるならば
（そう言って出す茶は熱く、それなりにうまい） -- 茅原四十郎
- 暑さも脱げば対応できるんじゃない？ああでも全裸は駄目よ！駄目！…駄目だからね！全裸は！はぁはぁ…
ふう喉が渇いたわねお茶を頂くわ…（ひとしきり興奮したあとお茶をぐびりと飲み干す。熱い！しかし瞬時に雪玉を齧ることで事なきを得たのだった） この間2秒！ というわけでゴチソウサマデシター（しゅばっ！と天井裏へと帰っていくニンジャだった） -- 雪子
- 初月の汚名は返上だな（今月の評価を確認して頷く） -- 茅原四十郎
- 取り敢えず、挨拶位には回るとするか… -- 茅原四十郎
- 予想以上に早く終わった…（戻ってきた） -- 茅原四十郎
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- うっかりしておった…(探検にし忘れてたオッサンだ) -- 茅原四十郎
- 嫁探しックス？ --
- 正しい意味でのセックスさん久しぶりに見た 男女人数の釣り合いも、これで取れるだろう -- 茅原四十郎
- とれてないー！？ -- 茅原四十郎
- 人間が参加者のバランスを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね… -- 本間丈太郎?
- 本間先生は真理を突くよね… -- 茅原四十郎
- うむ -- 茅原四十郎
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