餓狼再び
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とあの方も仰っておられますぞ!!
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前職
ワープゲート
冒険中ゲート
更新順ダム
チャット部長
ガイドマップ
ASH課金マネージャー
編集:MenuBar
名簿/510440
そんでもって、これからの話
--
2014-04-15 (火) 00:04:54
わははっはは!わははははははは!
(唯一残った顔も無残に晴れ上がったマスターを前に、腹を抱えて笑うティラシンちゃんである。)
(ちなみにこちらもボッコボコ。「ディーラー」の鉄拳制裁は老若男女、容赦なかったようで。)
あー…ここまでな、叩きのめされて、説教されると。
なんだか逆にすっきりすんぜー
(それは、「絶滅動物園」からいつの間にかあぶれていて、BARに残った仲間たちが何だかカタギに戻っていて。)
(マスターに啖呵を切った手前、そこに混ざるのもなんだか気が引けて、BARのカウンターで一時間ちょっと挙動不審になった末)
(キルトの首根っこひっつかんで出奔し、クリケットさんに「夕飯までは帰っていらっしゃいな」とか言われ。)
(「ばーか!滅びろ絶滅動物園!」などと捨て台詞を残した末に、ディーラーと遭遇。どういうわけか生かして返してもらっての、今。) --
ティラシン
2014-04-15 (火) 00:11:30
もうやだ、今後一切、二度と瓦礫城には近づかねえ…あの武器商人のねーちゃんもいるし
(体のあちこちを怪物のパーツに置き換えられた男が、サーヴァントの傷を手当てしながら愚痴る、ちなみにこちらの方が念入りにぼこられたのか、腫れが酷い)
…で、どうすんだよ、あの様子だと全員足洗って真っ当に生きてくみたいだが
…俺等は俺等でどうにかしてくしかねえみてえだな…あてはあんのか?
(最後に絆創膏を貼って、その部分をぴしゃりと軽くはたく) --
キルト(ヒラ)
2014-04-15 (火) 00:19:18
ひゃっ(手当の間中、耳尻尾がしゅんとなっていた。)
ん、なんか名刺貰った。あのおっちゃん、意外とサービスいいみたい?
(それは、ダート・オウルのそれだ。「グリード」の宿敵。寄りにも寄って、そこを頼れと。)
酒場の街から結構あるみてーだけどよーとりあえず、だ。
(それは、グリードの仁義にもとる行為ではないか、と言いたそうなキルトの先を制して)
ふふふ、この俺をナメちゃーいけねー。謀略だよ!すぱいってやつだよ!
あのおっちゃんに言われた手前、覚悟はする。ファミリィって奴も学ぶ。
だがそりゃー、「グリード」で活かしちゃいけねえとは言ってねえ!
(屁理屈だ!) --
ティラシン
2014-04-15 (火) 00:35:50
(その自信満々に言い放つ様子が余りにもおかしくて、何か言おうとした顔が)
(ふ、と息が抜けて、微笑む)
あーそうだな、俺等はグリード、やりたい事をやりゃあいい
ただ何の策も無しにグリードだけどファミリーに入れて下さいは無しだぞ
ようやく辿りついた街で次の日仲良く魚の餌はごめんだ
(そういうと、自分は最低限の治療だけ済ませて)
…よし、そんじゃそろそろ行くか、忘れもんとかねえな?手洗いは済ませたか?
(意外とその辺りはマメなマスターであった) --
キルト(ヒラ)
2014-04-15 (火) 00:50:14
…駄目かなあ?おっちゃんの紹介だぜーで通んない?
(尻尾が揺れる。駄目だ、この娘にはブレーキが必要だ。)
兄貴の身支度してた俺だ、ハンカチ持ったし完璧だよ!
(ふふん、と胸を張る。無い。絶望的にない。)
ん、殺気立ってる連中も…だいぶ減ったみたいだし。
旅の無事を、兄貴に祈って、いきますか。 --
ティラシン
2014-04-15 (火) 00:58:52
いいか、一般的に死んだ人間の名前出してあの人がこういったから云々は碌な事にならん
昨日見たサスペンスもそうだったろ、ほら、死んだ当主の愛人が出てきて事件起きるあれ
そっかー(張られた胸を見て、優しい目線になる、男はおっぱい星人だった)
お前…ああ、そうだな、あの野郎が憑いてきたら
そこらの魔物なんざビビって寄ってこねえだろうし
(実際、生前街道の他の強力な魔物を殺しつくし、結果として街道を安全な道に変えた)
(人狼は、一部で旅人の身につける魔除けの絵にされた事もあった…そんな事実二人は知る由もないだろうが) --
キルト(ヒラ)
2014-04-15 (火) 01:09:50
死んだ当主が、死んでから乗り移って愛人増やしてただけなのになー!
何でみんな信じねーの、愛人さんかわいそーだったぜ
(しかし、その言葉には納得したようで。キルトの言うことはわりと聞く、これは大きな進歩と言えた)
あと俺、俺。ちょっとはやるかんな、いざとなったら守ってやる、頼って崇めてもいいよ、んー…姐御、とか? --
ティラシン
2014-04-15 (火) 01:18:14
あれはひどい超展開だった…アルバトロ○辺りが好きそうな
(妹位の見た目の少女が、そんな事を口にすれば、おかしさで思わず笑いが零れ)
はいはい、それじゃいざとなったら頼むぜ姐御、…崇めれば胸もでかくなるかな(ボソ)…
後は、そうだなあ、俺がいなくてもお前一人で何とか現界できる方法も探しとかなきゃならんな
(成長したのは、何もティラシンだけではない、あの保身しか頭になかった男は)
(この戦争と、新たなサーヴァントを通じて、他人を思いやる事をいつの間にか自然と行えるようになっていた)
それじゃ、改めてこれからよろしくな、アサ…いや、ティラシン --
キルト(ヒラ)
2014-04-15 (火) 01:27:17
んー?ま、ついでな、ついで。おめーの目標無くなったら、また頑張らなくなるのは目に見えてる。
(それは照れ隠しか、尻尾が揺れる。)
なんでー改まって。言われなくてもよろしくしてやんよ
キルト、に拾われた命ッスから…ス?
(何だか、懐かしい気分になってつい口癖が出た。これは当分、治りそうにないが。)
(その度ティラシンの顔がさっと赤くなり、誤魔化しのジャブが飛んでくる生活が続くことを、意味していた―) --
ティラシン
2014-04-15 (火) 01:34:39
そ、そんな事ねーし…(図星であった)
はは、あいつみたくティラって呼んでやった方がいいか…
おぶ!おま、サーヴァントの攻撃とかジャブでもいてえっての!ってか俺怪我人なんだが!
(そんなこんなで、二人でディーラーに渡された名刺を頼りに)
(彼のファミリーのいる街へ、旅立つのであった…)
(道中、様々な事があるだろう、きっと意見が対立する事も、喧嘩する事もあるだろう)
(だが、それでも二人は何とかやっていける筈だ)
(何故なら、男の冠する名前はキルトグラプトゥス(フデイシ))
(フデイシは、一人では生きていけないのだから) --
キルト(ヒラ)
2014-04-15 (火) 01:54:24
余談
--
2014-04-15 (火) 02:20:09
…何でよりによってあのフクロウのおっさんのいたとこいくんだよ…!!
(やはり、二人を遠巻きに見ている男達、その内の一人、赤ジャージの青年が)
(明らかに嫌そうな顔を見せる)
(それもその筈、彼らが今から向かうのは、かつて殺し合いをした敵対組織の総本部なのだから) --
カープ
2014-04-15 (火) 02:23:24
丁度いい機会だ…あの男もいい歳だろうし、あの時の礼をせんとな…蛇のしつこさを骨の髄まで叩き込んでくれる…
(対して、黒いジャージの男は、指を鳴らし笑みを浮かべる) --
蛇の目
2014-04-15 (火) 02:25:30
…(茶髪のニット帽の少女は、顔にこそ出さないが)
(やはり蛇の目と同じく、殺意を滲ませ) --
イール
2014-04-15 (火) 02:26:40
…お前等言っとくけどあたしら監視だからな、絶対揉め事起こすなよ
(釘をさすように、目つきの悪い拳法着の少女が言葉を放つ) --
ウィドウ
2014-04-15 (火) 02:28:25
大丈夫なんすかね…にしても、二人ともまあ楽しそうで
いいカップルになりそうっすね
(坊主頭の男が、に奴きながら旅立つ二人を監視する) --
エイプ
2014-04-15 (火) 02:29:56
若いっていいですね〜…うふふ
(修道女服の、羊の角を生やした女性が、笑顔で二人を見送る)
(やがて二人が見えなくなると振り向き)
ほらほら、私達も移動しますよ、久々に
楽しいお仕事になりそうですね〜♪
(5人を引き連れ、羊角の女がその場を立ち去る)
(例の街でこの監視組がどうなるかは、またいずれどこかの機会で…) --
シープ
2014-04-15 (火) 02:36:50
そして、少しだけ後の話。
--
2014-04-11 (金) 22:04:09
(貴方は正座させられている。誰にか、当然目の前の従僕にだ。)
うーしマスター、テメー今までのヤンチャ、全部吐いたか?
(隠しても無駄なのだ。どういうわけか、互いに記憶をやたらと夢に見る。特に、昼間に話したことに関連して。特に、自分が思い悩んでいることに関連して。) --
ティラシン
2014-04-11 (金) 22:06:40
はい…
(大分人間からかけ離れた体での正座は想像以上に辛かったが)
(それでも己の新しい従僕に凄まれたら、嫌とは言えなかった)
(結局、これからどう生きていくか、過去の罪をどう贖うべきか)
(聖杯が無くなった後もサーヴァントを現界させるにはどうすればいいか)
(効かれた事とは関係ない事まで、洗いざらい白状する) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 22:12:59
テメーとんでもねーくずだな!くず!どくず!
(べっしべっし頭をはたく。偽らざる正論。言葉のナイフは臓腑まで抉り抜く)
…ま、人のこたー言えねーけどよー
(仮にも犯罪組織、グリードの構成員である。無辜の人々への罪と言えば、もはや生きていること自体が罪。)
それに、生きていたいって言ったのも俺で、おめーに無理させたのも俺で、生きている限りは責任持たなきゃいけねーのも俺だ。その俺が言うぞ
(大きく息を吸い込んで)
テメー今更まともに社会復帰できると思うなよ!
--
ティラシン
2014-04-11 (金) 22:18:52
(言い逃れの仕様もない事実、自らの弱さに甘え)
(堕落しきり、3人もの人間を惨い方法で殺害した)
(発覚すれば、よくて晒し首か縛り首、投石刑や串刺し刑でも文句の言えない罪状だ)
(そしてトドメの一撃、だが、無論そんな事は、僕に言われずともわかりきっている)
わかってるよ、んな事…もう俺にはまともに生きる道なんて残っていないなんて…
でもよ、こんな俺だって、一応はお前のマスターだ、他人の命を預かってるのに、今さら
やった事にビビって自殺するだとか、弱い方に逃げるつもりはねえ…
頼む!俺は何してでもお前のためにも生き延びる、だから、力を貸してくれ!アサシン!
(歪な体で頭を地に擦りつけ、土下座をして己のサーヴァントに懇願する)
(虚勢と肥大した自己愛に塗れた以前の男では、決して見せなかった姿) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 22:38:16
アサシンだけどティラシンだ、ちゃんをつけてもいい
(踏む。土下座した頭を踏む。これほどの暴虐を、果たして自分を棚に上げて平然と出来る者がいるのだろうか。ここにいるのだ。)
覚悟決めろ。死んだ人のために、とか、これからは心を入れ替えて、だなんて考えんな。
(きっと、そうやって無理をすれば。今度はその重圧に耐えかねて、きっとまた不幸になってしまう。そういった輩だって、何人も見てきた。)
もうハンパーじゃねえ。とんでもねえクズ野郎のヒラでもねえ。「覚悟した悪党」の―
(思い出す。これでも動物図鑑は大好きなのだ、相応しい名前ぐらいすぐに出てくる)
キルトグラプトゥス。なげーからキルト。それが、俺のマスターの名前だ。 --
ティラシン
2014-04-11 (金) 22:56:07
(頭を踏みつけられ、丁度あった石に鼻をぶつけ鼻血を垂らす)
(心は入れ替えなくてもいい、クズのままでもいい、ただ覚悟だけを決めろと言われた男は、ただ首を縦に振る)
キルトグラプ…え?それ何だ?偽名?
(ここへ至って、その意味がわからず、だがニュアンスでおそらく生き物の名前だというのは理解でき、そして)
…おい、まさかそれって…
(もういない、かつてのサーヴァントが、どこかで爆笑しているのが聞こえた気がした、死んでも意地の悪い奴だ) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 23:11:05
悪党が居てもいー場所なんて早々ねーだろ、まあ…とりあえず、だけど
(それは、珊瑚のような巻貝のようなよくわからない生き物に、よくわからない虫のような生き物が付いた共生生物のようなよくわからない生き物。…どことなく、今のマスターに似ている)
まずはクリケットおば…ねーちゃんとこだ、挨拶考えとけよ!
(向かった先で、もう一つ、事件があることは。まだ、予想もつかないことではあるが) --
ティラシン
2014-04-11 (金) 23:16:26
そして、もう1つの、その後の話
--
2014-04-11 (金) 23:25:25
…何で俺等がこんなデバガメみたいな事しなきゃなんねえんだよ…
(ティラシンとヒラの会話を、ティラシンに気づかれない距離で監視する赤いジャージの男)
(鋭い眼と顔つきは、かつてヒラと呼ばれた男を従えた、あのアサシンの顔の面影がある) --
金髪の青年
2014-04-11 (金) 23:31:10
いいからその魔道端末持って中継を続けろ、後でまたあいつが煩いぞ…
しかし驚いたな、まさか本当にサーヴァントになっていたとは
(かつて見かけた、ハイエナにひっついて回っていた少女…変わらぬその姿を見た男が)
(驚きの声を上げる) --
ジャージの男
2014-04-11 (金) 23:35:58
(まるで意思があるかのように、髪を自在に操る女が、同じく魔道技術で作られた)
(音声収集マイクやら、他の機材をその髪で自在に操作する)
(その顔には、明らかにわかる怒りの色) --
拳法着の女
2014-04-11 (金) 23:41:17
あーオッケー、音声もバッチシ拾えてるっすよウィドウ
(変わって、ここはグリードの総本部、中継された映像は、幹部、そして首領であるケイオスの集まる大広間にて、今まさに)
(リアルタイムで中継されていた)
いやーしっかし、他人の告白タイムを覗くなんざ、意外と俗っぽい所あるんスね~、うちのボス
(金髪の坊主頭の青年が背後のスーツの男に問いかける) --
金髪坊主の青年
2014-04-11 (金) 23:44:48
(背後にいた、黒く長い髪と、髭を生やし、その髪と同じく漆黒のスーツに身を包んだ男が、ため息をつき、額に手を当てる)
…これで満足ですか、マスター・ケイオス
(疲れ切ったため息を吐きだし、隣で爆笑する組織の首領に、声をかけた) --
『悪魔』
2014-04-11 (金) 23:48:38
ハハハハハハ!!!
は―お腹痛い…こんなの、僕の知るどの結末にも当てはまらないよ…!
いやーこんな面白いもの見れるなんて、これだからあの街を眺めてるのは好きなんだ…ぷ、あっはははは!!
ねえ、『悪魔』(ディアブロ)もそう思わない?
(笑い過ぎて流れ出た涙を拭い、隣に佇むグリード最強の幹部へ、男は問いかける) --
ケイオス
2014-04-11 (金) 23:52:14
(ケイオスの言葉を聞けば、返事の代わりに深い、深いため息が男から吐かれた)
(例の街で行われた聖杯戦争、その際に潜伏した構成員からティラシンを筆頭に過去に死亡した者)
(また、組織の者でないにもかかわらず、グリードの者を名乗る多数の人間、更にはケイオスらしき人物を発見したという報告を受けた)
(男は、サーヴァントとして蘇った彼らを捕らえ、仲間に引き込むため)
(自身を筆頭とする幹部達によるサーヴァントのスカウト及び捕獲、そして人為的な魔力の補給源を作成し、サーヴァントを構成員として)
(迎える事により人員の確保、武力そして組織の拡大を目的とした、捕獲作戦を立案した)
(だがそれは、後少しという所で突如ケイオスにより中止、事態の静観を命じられ)
(そうこうしている間に戦闘員のサーヴァントはティラシンを除きほぼ全滅)
(計画は見事水泡へと帰す羽目になった)
(得たものといえば、あの石ころほどの価値もないマスターと、諜報員がせいぜいといった所の、実力は下の下といってもいいサーヴァントのみ)
何を考えて、あの計画を中止されたのか、是非真意をお聞かせ頂きたいところです
(本日何度目になるかわからないため息をつきながら、ケイオスへ言葉を返す) --
『悪魔』
2014-04-12 (土) 00:07:27
だって、皆『彼の物語のために』呼び出されたんだからね、終わった後ならいざ知らず
演目の最中に役者を勝手に持って行ったら、彼が困るでしょ?
何より、僕がどういう結末を辿るか見ていたかったからね…まあいいじゃないか
可愛い構成員も戻ってきてくれたし、おまけも付いてきたんだから
(笑いながら、涼しい顔で『悪魔』の問いかけに答える)
さて、あの二人はもういいかな…またころ合いを見てのぞき見しよっと
魔力どうするのかな、やっぱりマスターが未熟だし、これはもしかすると、録画の準備が必要かも…ふふふ
(ゲスな笑いを浮かべる首領、その意味がわかる金髪坊主の男が)
(「ボスもいい趣味してやすねー」と同じく下衆な笑いで返す) --
ケイオス
2014-04-12 (土) 00:16:45
…左様ですか…
(盛り上がる首領と部下を見て、一際深いため息をつく男)
(彼の部下らしき、羊角の生えた修道女服の女性に後を任せると)
(微塵も表情を崩さず、それでいて盛大に疲れたオーラを出しながらその場を立ち去って行った) --
『悪魔』
2014-04-12 (土) 00:21:20
(最後に、魔道通信機越しに、スネーク、カープ、ウィドウ、そして広間のエイプとシープに二人の監視と彼らに悟られない様護衛を任せると)
(人を下げ、大広間で独り、玉座に座り込む)
…さあて、こっちはおしまい、次は君だよ…君は、果たしてどんな結末を迎えるのかな…
わざわざ『僕』まで出張ってあげたんだ、つまらない終わり方は、許さないからね
(その場にいない、誰かに微笑みながら、混沌は一人呟いた) --
ケイオス
2014-04-12 (土) 00:25:09
--
2014-04-11 (金) 20:33:56
--
2014-04-11 (金) 20:33:48
―最後の夜。夜の街
--
2014-04-11 (金) 02:27:19
(あの宝具は痛かった。とんでもなく痛かった。なんで生きてるのか不思議なくらい―)
(いや。)
おい、おいハンパー…まだ、死んでねえ、よな…
(地面に、うつ伏せに倒れ。逆に、仰向けにもがき苦しむヒラの隣、ちょうどよく頭は天地逆ながら近い。)
ちょっとな、話、聞いてくれる?死ぬまで…
いや。俺、もう死んでたんだよ
(それは、彼女の。今の彼女の、思い出したこと、すべて) --
ティラシン
2014-04-11 (金) 02:32:14
(怪物の体の接合、キメラとの融合、今回のセイバーの宝具の余波によるダメージ)
お前、おまえ、何でここに来たんだよ…!ってか、あの時、お前なら逃げれただろ…!
…おい、碌でもねえ事言うな、お前みたいな能天気が死ぬとか口にするんじゃねえ、本当に死ぬぞ…
(痛みをこらえながら、何とかティラシンの近くまで行き…その傷を見て、思わず声を漏らす)
…くっそ!はあ?死んだ、それじゃ何で…
(何故死者がこんなとこにいるのかと言いかけ、その理由に気づく)
(自分が呼び出したあのサーヴァント…そしてあのバーでたむろしていたハイエナの仲間、魔術には疎いが、なんとなく似た気配を男は感じていた)
(そしてそれは彼女にも、つまり…) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 02:39:49
(察しの通り。息も絶え絶え、それでも、言いたいことだけは言うつもりで)
あー、あれ。俺な、シャーベット?って奴だった…へへ、かっこいいだろ
(その身体の縞が、ぴこぴこ動く耳が。確かに、人間離れしたものを感じさせはしたが。)
能天気じゃねー、っけどさ…あの、死んだときのことな。
へへ、兄貴さ、ずっとああだったわけじゃないんだぜ。
(それは、遠い遠いおとぎ話。今から―何年前の、ことだろう)
名前のとーりの、ワイルドでタフな兄貴。だけど、ある時、越えられない線を越えちまった。
(旧街道の怪物。人を喰らう、人狼の伝説。そこは、彼女が生きた時代。)
俺さ。能天気じゃねーけど、自分が何とかできるって。何とかしよう、って兄貴のところへ行って― --
ティラシン
2014-04-11 (金) 02:47:42
いいから喋んな!サーヴァントならこう、魔力補充して傷治すくらいできんだろ…!
(わかる、目の前の少女は、あの時ハイエナが倒したアーチャーと呼ばれた老人と同じ)
(おそらくサーヴァントとして存在するための、核の様なものをやられてしまっている、幾ら外側を治そうと)
(決して修復の効かない、そこを壊されては、もう…)
(今さらながら、自身を落ち零れと卑下して、碌に魔術を学んでこなかったことを悔やむ) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 02:53:48
聞けって。そこで、何もかんもわかんなくなった兄貴に、胴体泣き別れにされて。
(止まらない。彼女はサーヴァントとはいえ。極めて特殊な、「単独行動」型のアサシン。いわば、サーヴァントのなり損ないのようなもの)
あぁー…くそぅ、俺、もっと強ければさ。あの時、兄貴の頭、ぶっ叩いて、街に連れ戻して、もしかしたら、元のよーにさ…
(マスターとのつながりも脆弱。代わりに、マスターへ依存する諸々の制約もない。勿論、その恩恵にも預かれないということでもある。)
…そんなこと、忘れてたんだけどさ。忘れたかったのかな、って…今の、今の兄貴がいて、組織のみんながいて、…おめーみたいな新入りもいてさ…
(意志を感じる。生きたい、という意思を。今消えゆくその意思を繋ぎ止めるものは、貴方の体に確かに刻まれている)
へへ…でも、な。また兄貴、やられっちまった、かな…ダメか、やっぱり… --
ティラシン
2014-04-11 (金) 03:14:07
旧街道の魔物は。お伽噺通りに討ち果たされるがさだめ
おおかみがくるぞ、くるぞ…うふふ、脅かしすぎましたか?
ではお詫びに一つだけ。例の戦争の、禁じ手をひとつ、小耳に挟みまして―
(それは、いつだかにバーテンダーから聞いた話である。主のない従僕と、従僕を失った主の。令呪を繋ぐ―) --
バーテンダー
2014-04-11 (金) 03:18:36
(いつだったか、例の薬入りの酒を取りに行ったあの時聞いた、バーテンダーの話を思い出す)
(お前じゃ無理だ、どうせ俺には…という気持ちが、脳裏を掠める)
…っせえ!!!
(稚拙な魔術式を展開し、あの時聞いた話の内容を、うろ覚えの記憶の中から必死に引っ張り上げ)
(術を構築する…失敗すればどうなるかわからない、成功した所で助かるかもわからない)
…んなのどうだっていいんだよ…!俺はあのクソみてえな
アサシンのマスターだぞ、俺がやりてえからやるんだ…!
(必死に記憶の糸を辿り、呪文を紡ぐ…成功する事を祈りながら)
なあ頼むよ…これっきりのいっぺん限りでいい、カッコつけさせてくれよ…!!! --
ヒラ
2014-04-11 (金) 03:34:59
ひゃっ
(やっと見た目相応の声が出て。不安そうに、見つめ返す瞳には。今、あなただけが応えられるのだ!)
(何度も、綻びかける術式。おまけに相手は正規のサーヴァントかすらも怪しい存在で、更に死にかけているときた)
(断線。再構築。迂回。代用。消失。代用。短絡。直結。無数の制御式がマスターの脳髄を焼きかけながら。)
(―生きたい、という意思だけが。最後の一本を繋いだ。)
(半分焼けこげながら。そこには、一人のサーヴァントが、ちょこんと座っていた。耳を揺らし、尻尾を所在なさげに振り。目は泳いで、全くバツが悪そうに。)
と、問ぉーう…… テメーが、俺のマスターか?
(だがこうなったからにはしょうがない。問いかければ、にへっと笑って) --
ティラシン
2014-04-11 (金) 03:43:50
(その様子を見て、ポカンとした表情を浮かべる…やがて)
は、はは、ははは…!!おらー!!!!
俺はやってやったぞクソッタレがー!!!
(ティラシンを抱え上げ、誰ともなく罵声の様にも歓喜のようにも聞こえる叫び声をあげながら)
(男は大声で笑い続ける、髪は度重なる精神的なストレスで白くなり)
(体もあちこちが怪物のものと置き換えられ、既に人間と呼べるような有様ではないが)
(その顔だけは、今まで一度たりとも見せた事のない、やり遂げた男の、満面の笑顔を浮かべていた) --
ヒラ
2014-04-11 (金) 03:54:34
--
2014-04-08 (火) 20:20:18
--
2014-04-08 (火) 20:20:12
瓦礫城に集まる聖杯戦争のマスター達を探るため、単身乗り込んだ
キャスターの作りだした人造の代理マスター
だが、いつものように瓦礫城を探ろうとした矢先、かつて出会ったあの凶暴なアサシンと、そのマスターが貴方の気配を察知し
物陰から姿を現す
--
2014-04-06 (日) 23:47:36
(サーヴァントとサーヴァントは引かれ合う)
(そんな妄言を信じるつもりはなかったが、実際少々探りを入れるだけで、それなりの頻度で他のサーヴァントと遭遇する機会は多かった)
(紛い物のサーヴァントも、立派に代役の任を果たせているわけだと考えると、奇妙な皮肉を感じた)
さァて……。
(見られていることは分かっていた)
(故に人気の少ない路地に誘い込み、状況をお膳立てしてやった)
(敵が姿を見せやすいように)
誰かと思えば、いつぞやのキてるマスターにアサシンか。
得物でも探してたかは知らないが、こないだ尻尾巻いて逃げた俺で期待外れじゃないか? --
偽のキャスター
2014-04-06 (日) 23:56:26
アサシン「そうでもねえよ、マスターともなりゃ令呪がある、食えばそこそこの栄養にゃあ何だろうしなあ」
(物陰から現れたアサシンは既に武器を構え、あの時現れた謎の巨漢への警戒を怠らない)
おお、俺を殺しに、きき、きたんだああああ…
(そしてマスターの方は、あの時から更に怪物の体への置き換えが進み)
(片足と片腕にはやけどのある怪物のパーツ、体もあちこちに火傷の跡があり、更にトカゲのような尾も生えている)
アサシン「ヒヒ、さあて…頭と足、どっちから食ってほしいよ?」
(物騒な提案を偽のマスターへ問いかける、妙な動きをすれば即座にその手の武器が、人体の急所へと襲い来るだろう) --
ヒラ
2014-04-07 (月) 00:04:31
サーヴァントを喰うのか? 珍しいな不味そうなのに。
(単なる威嚇か偏執なカニバリズムかも分からない発言に相槌を返す)
(同時に、徐々に奇抜なオブジェとなりつつあるヒラの姿に眉を潜めた)
(相も変わらず、といった様相の危険な二人と正面からやりあうことに、メリットはない)
どっちも願い下げだな。それに腹壊すぜ、俺なんて胃の中に収めたらな、
(アサシンは伏兵のゴーレムを警戒している、とすぐに伺えた)
(護衛なしでマスターが出歩くことは稀という先入観のおかげで、ある程度の偽装は果たしている)
(後はゴーレムを動かしてアサシンのマスターを殺すか、無理なら適当に切り上げればいい)
いいこと教えてやろうか、アサシン。お前好みの連中の"御品書"だ。
(手の内にあるカードを晒す。それは情報。諜報活動により得た、無二の武器) --
偽のキャスター
2014-04-07 (月) 21:35:26
ハイエナ「いったろ、味がどうこうじゃねえ、栄養食だよ栄養食
マスターもサーヴァントも魔力の塊だからなあ、俺からすりゃあ」
な、何だ…俺等にそいつを襲えってのかぁ…?
(怪しんだ様子を見せながらも、アサシンのマスターがその言葉に食いつく)
ああ、あいにくだがぁ情報は間に合ってんだよォ!
(キャスターは知らないだろうが、既にあのグリードの軍団を使役するバーテンダーと知り合い)
(偽りとはいえ他のマスターの情報を知り得てる男にとっては(もっとも、正常な思考のできない今となっては無意味だが))
(それは価値の薄いものであり)
ここ、殺せえ!!
(その一言が放たれれば、アサシンは笑みを浮かべて偽物のキャスターへ襲いかかる!) --
ヒラ
2014-04-07 (月) 22:33:47
違いないな、栄養食だなんて。大抵味は二の次だと決まってるんだ。
(「でもな、みすみす養分になってやるだとか―」)
(一応マスターに従っていたのか。命令の言葉の弦に弾かれ、アサシンが跳躍する)
毛頭御免なんだよ!
(交渉決裂。むしろ想定内の展開ではあった)
(戦闘に主眼を置く者は、えてして目の前の獲物を優先する傾向にある)
(『アサシンに自分を狙わせること』 それこそが狙いだった)
(第一段階は突破、ここからゼロに近い勝ちの目が出る確率を、徐々に上昇させる)
(満面の笑みを張りつけたアサシンに対して、両の掌を開く)
(パーの構えから生成されたものは、冷気)
(涼やかでしかし刺々しさを纏う青いオーラが、瞬時に形を成し、一本の巨大な長槍となる)
くたばれっ!
(氷の長槍を握ると、空に舞う的、アサシンへと角度をつけて投擲する) --
偽のキャスター
2014-04-07 (月) 23:07:10
<<
風に乗りて歩む者
(
スカイハイ
)
>>
(それは、男が生前最も使用した魔術処理の施された靴を用いての空中歩行、それが己自身の能力という説と混同され、作られた宝具)
(魔力を消費せずに空中を駆け抜ける事の出来るそれは、足さえあれば飛行とほぼ同等の能力を持つに等しく、加えて―)
ヒヒヒ!
(中を蹴り上昇、氷の槍を避けつつ、更に高度を上げた男は、空中を壁でもあるかのように蹴り)
(その反動を利用した、強烈なメイスの振り下ろしを見舞う!)
(―これこそがこの宝具のもう一つの強み、ありとあらゆる場所を足場とし)
(どのような体勢からも力を込めた行動を行う事が出来る事…一見地味なそれは)
(アサシンの速度と組み合わさる事で、あらゆる角度、あらゆる状態から回避、もしくは致死の一撃が飛んでくるという)
(相手からすればやり辛い状態を作り上げるのに適しており、加えて)
(人狼となり強化されれば、それはもはや、巨石を巻き込み荒れ狂う竜巻の中心にほ放り込まれたに等しい)
ヒラ「く、おお、俺は死なねえぞ…」
(そしてマスターはといえば、アサシン達の戦闘からやや離れた位置へと、退避を始める) --
ハイエナ
2014-04-07 (月) 23:24:42
何だと!?
(空中で軌道を変えたアサシンの急襲は、偽のキャスターの左腕を文字通り"破壊"した)
(肘から下が弾け飛ぶ様は、人間であれば瀕死とは言わずとも、激痛に苛まれ続行が不可能になる程度にはダメージが散見される)
(そう、ただの人間であったならば)
(腕の断面を縁どるのは骨と肉ではなく、石質の凹凸)
(偽のキャスターの正体の片鱗を伝えることになる犠牲と引き換えに、絶好の機会を手に入れた)
(視線はアサシンではなく、ヒラへと移る)
(変わったのは姿だけ。相も変わらず強迫観念に苛まれている男は、自分のサーヴァントを信じようともせず、戦いに背を向けた)
(教えてやらねばならない。真の狩る側と、狩られる側を)
(得物を前に歓喜に震えるアサシンとは別種の笑みを、偽のキャスターは湛える)
(退避を始めたヒラの進路へ、以前も相対した黒フードの人物が立ち塞がる)
(無言のまま徐に腕を振り上げ、力任せにヒラを殴りつけようと、勢いを乗せた拳を叩きつけた) --
偽のキャスター
2014-04-07 (月) 23:43:55
ハイエナ「あ?んだあこいつ…」
(砕け散る左腕に、キャスターの正体へと思考を始め…)
ひ、ひぃぃぃいいい!!
(だがそれは、己がマスターの悲鳴に中断される)
(視線の先には、恐怖に腰を抜かしたマスターと、以前であったあの巨漢のサーヴァント…否、あのマスターの様子から察するに)
(サーヴァントの様に振る舞う使い魔か何かか)
ハイエナ「メンドくせえ…一気にバラしてやる!」
(その拳が振り下ろされるより早く、人狼へと瞬時に変化した男が黒フードの巨漢を蹴りあげる)
ハイエナ「踊れやおらぁ!!!」
(そして自信もそれを追うように宙をかけ上昇、強烈な突撃をぶちかますと、そのまま巨漢を弾き上昇…瞬時に空中を蹴り、真下にいる巨漢へ再度の突撃)
(巨漢へ突撃をしては、そのまま弾き飛ばし駆け抜け、再度方向転換、再び加速しながらの連続突撃を繰り返す)
(既に視認が不可能な速度となった男の連続突撃は、巨漢が踊るように)
(或いは狭い空間でバウンドするゴム球の様に何も無い上空で弾かれ)
「っらぁあああ!!!」
(トドメとばかり、真上から地面へ向けて突撃、巨漢毎地面へと追突、衝撃により轟音と粉塵が舞い上がる) --
ヒラ
2014-04-07 (月) 23:56:52
(ゴーレムの巨体が宙を舞う)
(氷を原材料として凝縮された命を持たない人形は、曲芸のボールのようで)
(ローブが千切れる度徐々に、黒衣の下に隠された正体が露わとなってゆく)
(青白い体色ののっぺらぼう。凍土を思わせる寒々しさを抱え、頭が、腕が、足に、次々と裂傷が生じる)
(空中で轢かれ、また轢かれて。ついに無貌の像は、大地へと陥落した)
(体は無残に砕け、人の形を保っていたと連想させるには既に考え難いほど)
(唯一、頭部らしき残骸だけが、砂塵に晒されていた)
(アサシンの勝利の勲章であろうか)
(そしてアサシンが、本来の得物へ舌なめずりをした時には)
(既に片腕を失った男は、尻尾を巻いて逃げだしていたのだった) --
2014-04-08 (火) 00:35:01
(残った頭部を勢いよく踏みつければ、ガラスの割れるような音と共に、残った部分も砕け散る)
ちっ、やっぱそういう事かよ…さあて、んじゃあ…
(みれば、すでに獲物の姿も消え失せ、後には腰の抜けたマスターが残るのみ)
ち…逃げ足のはええ野郎だ
(舌打ちをすると、マスターを蹴りあげ、再び瓦礫城の奥へと消えていった) --
ハイエナ
2014-04-08 (火) 00:44:08
--
2014-04-04 (金) 22:09:41
--
2014-04-04 (金) 22:09:34
兄貴また大怪我したって聞いたんスけど!
(もう何度目の襲撃だろうか。すっかりたてつけの悪くなったドアをどばんと開いてアサシンが。)
(今日はバナナを持ってきたみたいです) --
ティラシン
2014-04-02 (水) 22:52:25
ひぃぃいいい!!!(しかし、肝心のハイエナはおらず)
(代わりにいるのはあの情けないマスターのみ)
(よく見ればその片足も怪物の者に置き換えられている)
ああ、あいつならいねえぞ…今頃外で『補給』してんだろう、からよ…
(その言葉が何を意味するのかは、言わずともわかるだろう) --
ヒラ
2014-04-02 (水) 22:56:14
あれっ兄貴いねーの?じゃあしょうがなー、バナナ喰えバナナ
(どっかと自分用の椅子に腰掛け、バスケットからバナナを取り出して渡す。)
(まーおめーも大分「グリード」らしくなってきたかなー、などと、その姿を指フレームで四角く切り取りつつ) --
ティラシン
2014-04-02 (水) 23:03:19
(精神汚染のスキルによりほぼ完全に正常な思考が崩壊しているが)
(やはり元が元なためか、臆病で今一つ役に立たない所は変わらない)
ど、毒とかいい、入れてねだろうな…
(おびえながらも、腹は減っているのかバナナをがっつくように食い)
今日は何の用で来たんだよ… --
ヒラ
2014-04-02 (水) 23:08:13
バナナ食って倒れるとか犬かよテメーは!
(大笑いである。なおその知識が間違っていることを指摘出来る人物は今までの彼女の人生の中に現れていない)
にゃー?お見舞いと、あと、なんだったっけ…あっオメーへのお見舞いもある、何かバーテンが心配してた。はいこれ
(精神安定作用のある薬草酒のボトルが。単なる善意か、早々潰れてもらっては困るという意志か。)
えーっと、あと、なんだっけ…(たっぷり二分)情報だ(晴れやかな顔で)--
ティラシン
2014-04-02 (水) 23:16:24
(バーテンの名が出されれば、安どした表情を見せる)
(あのサーヴァントのせいで碌に同盟も組めず、周りがすべて敵と言っていい中で)
(彼だけが、唯一男が安心して話す事の出来る相手であったからだ)
そ、そうか、あのバーテンからか…ありがてえ…
…情報?(対して、こっちは怪しむような顔つき) --
ヒラ
2014-04-02 (水) 23:20:59
そうなんだよ、えーっとわかるかな、前話した、《審判》がやられたらしいって
俺も今日聞いた話なんだよ!で、どーもやられ方がおかしい。情報なんか筒抜けかってくらい一人のとこ狙われたし、狙い撃ちだし…あいつかも、しれないって
(思い出し、話していくたびにどんどん曇る顔。)
《正義》だよ。元幹部のくせに裏切り者のヤベー奴、《正義》が来たならなんでもやる。昔知り得た情報だって使ってくる、絶対に尻尾を掴ませないで、でも派手に俺達を狙ってくる。そういう奴なんだ…
(ぶるりと身震いする。彼女が弱気を見せるのは初めてのことだ) --
ティラシン
2014-04-02 (水) 23:33:23
(あの能天気という言葉が人の形をしたようなティラシンの様子を見るだけで)
(その≪正義≫とかいう存在がどれほど危険なものかというのが、見てわかる)
そ、そんなヤベエのが、こ、ここにいるってのか…?
(冗談ではない、というのが率直な彼の感想であった)
(未だってわけのわからない連中に襲われて片腕を、しかもその次は死にかけたアサシンに問答無用で)
(片足を魔力補給のため食いちぎられ、二度も死にかけたのだ、だがそれも、聖杯を手に入れるため)
(そして何だかんだといってもあのアサシンの実力が確かなのを、この目で見てきたからであった、しかし、今回ばかりは…)
な、何でそんなのがここにいるんだよ…!そそ、そいつ何とか出来ねえのか?ほら
お前等つええんだろ?囲んで袋叩きにするとかよ… --
ヒラ
2014-04-02 (水) 23:39:53
言ったろ、尻尾が掴めねーの!くそっ、こうやって、いつ誰が殺ったのかわかんねーって不安煽るのだって奴の常套手段なんだぜ
(そうは言っても仕方がない。切り替えが早いのも彼女の良い所だ)
その手には乗るかよ!よっし大丈夫、兄貴が見っけてボコってくれりゃあ大丈夫、全部解決。
(お見舞いのバナナを奪い取り、自分で残りをもぐもぐ食べると、喉をつまらせて)
むぐー!(先ほど渡した薬草酒をくれ、と必死のジェスチャア) --
ティラシン
2014-04-02 (水) 23:46:19
おいおい…(薬草臭の効果か、少し平静を取り戻した男が、酒を渡す)
アニキねえ…なあ、ちょっと気になったんだけど
お前、何であいつに付きまとってんだ、アイツどう見たってまともじゃねえのに
(ふと、なんとなく思った事を口にする) --
ヒラ
2014-04-02 (水) 23:52:06
んがぐっぐ(ラッパ飲み。どうにか流しこむと、その質問にぼっと赤くなる)
そりゃオメー、兄貴は兄貴だし…いや、まーアレな…聞きたい?
(言い淀むこと数回。結局、しどろもどろにも話し始めた内容はこうだ。)
むかしなー、つっても俺がガキの頃だよ。
まーそんときの俺ときたら悪ガキで、両親もいねーのをいいことに森で暮らしては近くの村に出かけて悪行三昧、野生児とかなんとか呼ばれてたっけ。
んで、だけど、本物がきた。近くにコボルドの集落が出来て、村を襲い始めたんだ。
そこからはすぐだよ。ガリガリ生存範囲を削られて、村は孤立した。俺が悪さする隙なんてねー、それどころか犬野郎どもに山狩りされて追い立てられる日々だ
知ってるか?そん時の兄貴、隣町で冒険者やってたんだよ。犬野郎どもの侵略に耐えかねた村からの依頼で俺の住んでた森に来た
すごかったぜ!俺が今まさに丸焼きにされそうなときに集落に殴りこんできた兄貴は!
別に兄貴は正義の味方じゃねえ、俺は何も良いことなんてしてねえし、不当に捕まったわけでもねえ。
ついでって感じで、丸焼き棒に括りつけられたままの俺を兄貴が持って帰ってくれなきゃ、実際死んでたよ
でも俺は縛り上げられたまま。力があれば、あんな風に自分を通せるんだって知った。
(そこからは速かったなー、と。無理くり押しかけて、面倒がられたのか、グリードの本部へ送られて。一端の暗殺者になってからは、兄貴の背中をずっと追いかけていた、と) --
ティラシン
2014-04-03 (木) 00:12:21
へー…(人に歴史あり、とはこの事か…何より、あのアサシンが)
(経緯はどうあれ人助けをした、というのが、男には俄かに信じられなかった)
…まあ、お前があいつの事どう思おうが関係ねえけどよ
あんまり、あいつを信用し過ぎねえ方がいいぞ(目を逸らしながら、ティラシンの気持ちを分かっていて、敢えて伝える)
…あいつみたいな奴とよくつるんでたからわかる、あの手の奴は、自分以外、心底どうだっていいって思ってる
体だけじゃない、心まで、マジモンの怪物だよ…
(忠告するように、歯切れ悪く、ティラシンに語りかける) --
ヒラ
2014-04-03 (木) 00:23:12
聞きたいっつっといてなんだそのいいぐさは!
(フルスイングのびんたである。が、何となく軽く感じられるのは貴方が暴力に慣れただけなのだろうか)
わかってんだよ。でも、兄貴はそれでいいんだ。
俺なんか気にしてるよーじゃ兄貴じゃねえ。
(ズキリ、と。一瞬のフラッシュバックが襲う。思い出せない過去、あれは旧街道の―)
(振り払うように頭を振ると)…なんだ、でもテメーは自分をちゃんと心配してろ。
死んだら兄貴も一蓮托生だし、俺も俺より下っ端なんていねーから寂しいし
(酒が入ったせいか、今日はいつもより口が回る。バナナを頬張りながら、暫く話し…最後に、やっと思い出したと最重要な情報が)
オウ、なんかすげーマッチョのおっさん?爺さん?こいつ、組織のこと探ってるサーヴァントだから殺ってこいってさ、しかも兄貴御指名。流石一流の暗殺者は違うぜ!
(人相書、撃破されたグリードからの戦技情報、そして出没地点…資料は、バナナのバスケットの一番下に入っていた。かくあろう、バナナを食い尽くしたから見つけたのだ) --
ティラシン
2014-04-03 (木) 00:34:40
で!?(思いっきり喰らって勢いでこける)
(こちらも、酒の効果のおかげか、普段より大分リラックスした状態で話せる)
(相手が何だかんだ、この戦争に入ってから一番よく話しているティラシンだからというのもあるだろうが)
あ?こりゃまた強そうなおっさんだなあ…こいつを倒して来いってか
…わかったよ、詳しい事は俺からあいつに言っとくから、お前はもう帰れよ
今日のあいつ絶対荒れてるだろうからな、マスターの俺ならいざ知らず
お前だって何されるかわかったもんじゃねえぞ
(なんとなく親近感を覚えた相手に対し、今日の所は帰る様促して) --
ヒラ
2014-04-03 (木) 00:45:14
バナナ、最初からなかったってことにしといてくれな…
(お見舞いの品が無くなったことが決定打。素直にその言葉を聞いて、千鳥足で帰っていく) --
ティラシン
2014-04-03 (木) 00:54:00
わかってるよ…その、何だ、≪正義≫とかいう奴に合わない様気をつけろよな
(その後、思ったより上機嫌だったアサシンに何とか指令の事を伝えたとか) --
ヒラ
2014-04-03 (木) 00:59:02
街への偵察に来たバーサーカーとそのマスター
二人が別々に分かれ、行動を始めてから少し経っての事であった。
何者かが、バーサーカーの後をつけている…わざと尾行に気づかせるように気配を撒きつつも
それでいて居場所は知られぬように、気配を感じた次の瞬間には、その気は消失している…まるで、バーサーカーをおちょくる様に
--
2014-03-30 (日) 21:54:11
(マスターと別れ、街に出て聖杯戦争の動向を探っていたときである。)
(何かが自分の背後をつけているのを感じた。だが、その気配を探ろうとすればすぐにそれは消える。)
(ふざけているのか、おちょくられているのか。無量の深い重圧を放つ黒衣の男はするりと剣を鞘から抜く。)
ふざけたことを……出てきたらどうだ。
俺は尾行されていようが、そんなものを撒くつもりは毛頭ない。 --
バーサーカー
2014-03-30 (日) 22:13:38
へえ、見たとこセイバーってところか?これで会うのは3人目だなあ…ヒヒヒ
(まるで最初からそこにいたかのように、つい先ほどまで無人であった筈のビルの非常階段に、人影が佇んでいる)
よぉ、俺ぁハイエナ、クラスはアサシンだ、よろしくなあ
そっちはどちら様よ?
(まるで友人に挨拶するように、あっさりと自身のクラスと真名をばらす)
はは、尾行じゃねえよ…こっちは、アンタをバラす気なんだからよ
(バーサーカーの殺気と、アサシンの殺気がぶつかり、一気に場の空気に緊張が張り詰める) --
アサシン
2014-03-30 (日) 22:26:51
(非常階段の方を見上げれば、人影があった。バーサーカーはそれを強く睨む。)
(唾棄すべき邪悪の臭いがした。自らがもっとも忌み嫌う、悪の臭いがした。)
お前のような悪に名乗る名などない。
(名前もクラス名も明かさない。それは自らのマスターが望むところではない。)
だがそうだな……悪を滅する勇者とでも、言っておこう。
(剣を構え、切っ先をアサシンへと向ける。アサシンとは厄介なクラスだが、マスターと共に偵察をしていなくて幸運であった。)
(それならば、やりようもある。)
そうか。俺を倒す気か。
だが無駄だ。俺は負けない。邪悪に対して、勇者が負けることはない。
行くぞ、邪悪なるものよ!
(ダン! と一気に地面を蹴ると、バーサーカーの体は、アサシン目がけて飛来する。その魔王を殺した剣を携えて。)
--
バーサーカー
2014-03-30 (日) 22:43:25
ヒ、ヒヒヒ!!!いいねえ勇者様!正に英霊って感じじゃねえか!
(けらけら笑いながら、ショートソードとメイスを構える)
ヒヒヒ、やる気は十分みてえだな…ヒヒ、じゃあよ、いっちょここらで
悪が正義に勝ってみるのも、斬新でおもしれえんじゃねえかぁ!
なあ、あんたはどう思うよォ!?
(飛来するバーサーカーよりもはるかに素早く、宙を蹴り疾走しながら迫る男)
そぉらよ!!
(そして、勢いを乗せたショートソードの一撃が、先に剣を構えたバーサーカーが剣を振るうよりも早く、繰り出される!) --
ハイエナ
2014-03-30 (日) 23:04:51
――いいや、ありえない。
(断言する。断言する。その節理が絶対だと信じるがゆえに。)
悪が正義に勝つことはない。絶対に、絶対に。
正義は悪には負けてはならないッ!!
(アサシンとはまた別方向の狂気をバーサーカーは抱えていた。)
(絶対善、絶対正義。悪を憎む狂おしいほどの思い。)
(勇者としての、呪いのようなものを。)
(この目の前のアサシンからは、何やら名状しがたい狂気、吐き気を催すような邪悪が溢れているように感じられた。)
(それが、自分に勝つなど、あってはならないのだ。)
チッ――さすがに速い!
(相手はアサシンだ。スピードでは随一のはず。他にも奇策めいたものを仕掛けてくるかもしれない。)
(剣を振るうよりも早く、ショートソードの一撃が繰り出される。)
クッ――!!
(バーサーカーをショートソードの一撃が襲い、身体へと刺さる。そもそもバーサーカーは避けることをしなかった。)
(たとえ自分がどれほど傷ついてもいい。滅びかけてもいい。)
(そして、邪悪を滅ぼす。男の執念ゆえの行動である。)
――お前はこの戦いで、その答えを知る!
(Dの剣がアサシン目がけて勢いよく振るわれる!) --
バーサーカー
2014-03-30 (日) 23:35:53
(バーサーカーの膂力から放たれる剣速は、男の予想を超えた速度で胸元を浅く斬り裂く)
へぇ、なかなかの剣速じゃねえか、パワーはあるみてえだな!
(そういうと再度空中を蹴り疾走、バーサーカーから離れた場所に着地する)
ヒヒヒ!!随分正義ってのににご執心だなあ!
んなころころ変わる薄っぺらいモンにこだわるなんざ、ストレスたまるぜえ!
(相手に挑発を入れつつ、自身の剣が手傷を負わせた事から、セイバーではない、別のクラスではという疑問が生じ始める)
セイバーじゃねえとなりゃ、あいつはなんだ…あの調子じゃ
バーサーカーって線も無くはねえが、一応くっちゃべるだけの理性はあるしな…
(受け答えができる程度の理性をオ持ち合わせている事が、男の予想を)
(真実から遠ざける、該当するクラスの予想がつかず、少しばかり悩む男だったが、だがそれも、すぐに考える事をやめ)
ま、ぶっ殺せばなんのクラスだろうが関係ねえか!
ソオラ!次行くぜえ!
(そういうと、取り出した連射式のボウガンを狙いもつけず、バーサーカーめがけ乱射する!) --
ハイエナ
2014-03-30 (日) 23:55:03
残念だが。
俺の正義は変わらない。揺れない。一貫し続けるものだ。
そのような、半端な覚悟の正義と同じと考えるな。
(男の言葉には揺れない。それほどの深い決意と覚悟があるのだ。)
(宇宙の闇の如く深い闇を湛えた瞳でアサシンを射る。)
(自らの体に傷が刻まれても気にした様子はない。)
(次は、連続してボウガンが乱射される。)
無駄だ。お前のその邪悪がある限り、俺の力は湧き上がる。
(虚空から剣をもう一本抜きだし、左手に構える。)
(そして二つの剣を回転させて矢を打ち落としながら、今度は先程の何倍ものスピードで襲い掛かる!)
(何故突然このような動きに変わったのか。見れば、男の右手の
紋章が強く光り輝いていた
)
(同時に、剣が光と闇を帯びる。不可思議な輝きにそれは包まれる。魔力のようであるが、それともまた違う、奇跡の力だ。)
(二つの剣を交差させ、ハイエナ目がけて投げる。それはまっすぐの軌道ではなく、複雑に曲がり、彼へと迫っていく。)
(勇者の光が、邪悪を強く照らす。) --
バーサーカー
2014-03-31 (月) 01:27:17
ハッ!そんじゃあ試してやんよ!!
(再びショートソードとメイスを構え、攻撃を仕掛けようとする、だが、突如剣を召喚し、先程以上のスピードで迫るバーサーカーに脅威を覚え)
(剣を逆手に構え、防御の姿勢をとる…だが、続くバーサーカーの行動は男を更に驚愕させる)
な、てめえそれまさか…令呪か!?
令呪持ってるサーヴァントなんざ聞いた事ねえぞ…!
(正体不明の力を纏い、まるで生きているかのように複雑な軌道を描き襲い来る双剣)
っんだよこいつ…!一体どうなってやがる…!
(毒づきながら、宝具の力により空を駆け、双剣を回避しようとする)
(流石はアサシンというべきか、その速度は並のものではない) --
ハイエナ
2014-03-31 (月) 22:32:05
令呪ではない……これは、Dの紋章だ!
(Dの紋章と呼ばれた、蝶のような形の紋章を輝かせ、ハイエナへと迫る。)
(悪に対して向けられる絶対正義の力。)
(魔王を倒すための神より与えられた力。)
(そして、この勇者を無限の螺旋に縛る呪いの力。)
(それが、この紋章だった。)
(二つの剣は、高速機動を行うハイエナに避けられ、地面に突き刺さる。)
(バーサーカーはその剣を強く蹴り空へと舞いあがる。)
(その手にあったのは、なんと三本目の剣! 虚空より剣が出でたのだ!)
(光と闇を纏う剣がバーサーカーの手に握られる。)
お前からは、吐き気を催すような、邪悪の臭いがする……!
そんな存在を許しておけるものか! ――消え去るがいい!!
闇と光はともに邪悪を滅ぼすもの
(
光と闇はともに正義を成すもの
)
たとえ、何度挫けて、倒され、這いつくばったとしても
(
たとえ、何度悪を倒して、世界を救って、それでも終わらないとしても
)
勇者は必ず悪を倒し、世界を救済する
(
それが常勝の勇者の理
)
故に、この剣にて、目の前の悪を滅しよう
(
故に、この剣にて、目の前の悪を救済しよう
)
デクス・ライトニングソード!
(
無限に加速し世界を越え悪を捉える電光石火の剣
)
(神速と呼べるような速さに至ったバーサーカーが、雷のように煌めきながらハイエナへと疾走する)
(空を駆けるハイエナを、悪を滅ぼすという狂気までに高められた強い意志で負う。)
(そして、光と闇を纏った剣で、電光石火の一撃を放つ!) --
バーサーカー
2014-03-31 (月) 23:34:17
あぁ!?んだそりゃ、この街にゃ長い事いたが聞いた事もねえぞ…!
(だが、それのもたらす力が、どれほど危険なものかは、バーサーカーの強化された力を見れば瞬時に理解できた)
(もはやアサシンの能力で対応できる範囲を超えている、そう判断した男は、即座に人狼へと変化すると)(バーサーカーの雷光の如き一撃を、強化された体で回避を試みる)
…が、ぐぁ!
(しかし、強化された体を持ってしても、その一撃を完全に回避する事は難しく)
(致命傷となり得る一撃を、文字通り紙一重で回避するのがやっとであった)&br…ははぁ、やるじゃねえか
(深く袈裟に斬られた方から脇腹へ、血を流しながらバーサーカーへ言葉をかける)
けどよ、お前、こんなとこで俺とずーっと遊んでて、いいのかい? --
ハイエナ
2014-03-31 (月) 23:57:24
変異能力……!!
〈必殺の一撃であったが、瞬時に開いては人ならざるものの姿へと変わり、紙一重で致命傷を回避したのだ。)
(ただの悪党というわけではないらしい。英霊として召喚されるほどの力を所持しているのだ。)
一度はさけても、二度目は避けられはしない……次で最後だ。
(再び剣の切っ先を向けたときであった。)
……何?
(ハイエナが奇妙な一言を放った。それにバーサーカーの動きは止まる。)
……どういうことだ、貴様。
(強くハイエナを睨んで言う。まるで、今このとき、他に何か重要なことを見過ごしているのではといいたげな……。)
……我が主に、何かしたのか!?
(目を見開き、そう叫んだ。) --
バーサーカー
2014-04-02 (水) 01:04:09
ヒヒヒ…そうさん、俺のマスターはよ、まあぶっちゃけていえば往来だろうと
平気で人刺すようないかれた野郎だからな
もしカチあってりゃ…
ただじゃすまねえかもなあ?
(舌を出して、挑発しながらバーサーカーを煽る)
(だが、それはブラフ…その場からバーサーカーを引かせるためのウソ)
(バーサーカーのマスターがマスター同士の戦いで勝てるほどの実力を持っていれば、或いは敵が嘘を見破る事が出来れば)
(それだけで後の無くなる、一か八かの賭け)
さあ、どうする?俺と鬼ごっこしてもいいが、その間にマスターに何かあったら、困るのはお前だよなあ?
幾ら強かろうがマスターがいなきゃ、その感じじゃ単独行動も出来ねえし、アンタ終わっちまうぜ?
(それでもなお、微塵も嘘を嘘と感じさせない威圧を感じさせながら)
(男は騙りを続ける) --
アサシン
2014-04-02 (水) 01:23:12
(黙して男の言葉を聞く。それが真実であるならばかなりの危機だ。)
(マスターは戦闘能力らしい戦闘能力はたずさえていない。非常に高い魔力は持っているものの。)
(本拠地の森でもないこの街では、マスター同士の戦いにでもなれば分は非常に悪い。)(殺される可能性は、高い。)
……俺は、これまでお前のような邪悪と戦いを続けてきた。
欺瞞、虚偽、挑発……お前たちの使う手はいつも、そうだ。俺の大切なものにつけこみ、狙う。
同じだ。同じなんだ。俺はそれを、幾度、幾万度、無限に等しい時を、その邪悪と戦い続けてきた。
だから、俺はお前たち邪悪の言葉に耳を傾けない。お前たちの言葉は聞くに値しない。
お前たちは、滅ぶべき邪悪だからだ。(剣の切っ先をアサシンへと向ける。)
我が主が本当に危機であるならば、俺を呼ぶはずだ。俺にはそれが出来る。
そしてもし、お前の言葉がたとえ真実だとしても、
――お前を、今ここで退ければ同じことだからな。
(紋章は黄金の光ではなくなっていた。黄金の光に、闇の光が混じってきている。)
例え、虚偽であろうとも、我が主を狙おうとしたその発想自体、許せない。
滅べ、滅べ、滅べ! 悪め、悪め悪め!! 貴様たちのような邪悪を滅ぼすために俺がいる。
邪悪は勇者に敗北する。それは世界の理だ――地獄で、その罪の重さを痛感しろ!
オオ、オオオオオオオ!!!
(激しい怒りに瞳が燃えている。主を狙うという発想自体が、バーサーカーの何か力を引き出す、怒りの引き金となっていた。)
(狂ったほどに強い意志の為、アサシンの言葉では揺れない。己を絶対の善、正義と信じているために。)
(威圧には威圧で返す。深い深い絶望と怒りと憎悪に満ちた気配が満ちていく。)
(バキン! 音を立てて、剣の刃が砕け散り、そこから恐ろしいほどのエネルギーが溢れ出していく。)
(光と闇のエネルギーを秘めた刃が出現し、伸びていく、伸びていく、伸びていく!)
(街中である故に、かつてヤクザのセイバーに使ったような対城宝具ほどではないが、あまりに長い刃を持った剣が出現する。10mはくだらない。)
(周囲の空間をゆがませ、バーサーカーがアサシンに歩むと、そのたびに地面が砕けていく。)
――
デクスソード
(
破邪顕正
)
(次の瞬間、恐るべきスピードでバーサーカーはアサシンへと飛び立つ。そして、あの恐るべき剣を振るう!)
(そしてそのまま駆け抜けていくつもりだ。それほどまでに自分の勝利を信じている。)(……そして、それほどまでに、主を心配している姿勢を示していた。すぐにでもマスターのところへ駆けつけるためであった。) --
バーサーカー
2014-04-02 (水) 02:06:47
こいつ…!!
(それは、聖杯戦争の常識では考えられない一手)
(自身の生命線たるマスターに危機が迫っていると言えば)
(例えどのような連絡手段を持っていても、どのようなサーヴァントでも、バーサーカーでない限りは多少なりとも動揺を見せる)
(だが、目の前の相手にはそれが一切ない、ただ目の前の、己が邪悪と認識した)
(敵を倒す事、それしかない、そして、自らが勝利する事を、マスターの身に危険が及ぶ事など無い事を、微塵も疑わない)
(…それは、悪を滅するというただ一つの目的のために動く、ある種完成された機械の様で)
ようやくてめえのクラスがわかったぜ…狂戦士なら狂戦士らしく言葉なんざ喋んじゃねえよ…!
(目の前のバーサーカーは、理性もあり、言葉も喋れる、だが、明らかに狂っていた、信念が、思想が)
(そして、目の前に現れる光線状の巨大な剣)
ちぃぃぃ!!!
(飛び掛かり、振り下ろされる剣の太刀筋から、辛うじて体の中心から避ける)
(剣の一撃に寄る威力は凄まじく、盛大にまきあがった土煙がはれる頃には)
(あの人狼の姿はその威力を示す剣の跡と共に、跡形もなく消えていた、その辺りに潜んでいるような気配も感じられない) --
ハイエナ
2014-04-02 (水) 22:40:59
(剣戟の後には、土ぼこりのみが残った。)
(あのアサシンの気配は感じられない。)
――主……!
(すでにそれは消滅したとバーサーカーは判断した。剣を鞘に戻し、バーサーカーは駆け出した。)
(主の下へと向かうためだった。)
(たとえ絶対に無事だと信じていても、それでもなお、どこか焦りを見せながら、物凄い速さでその場を去って行った。)
(邪悪は滅びたと信じて。) --
バーサーカー
2014-04-03 (木) 02:21:44
…お、終わったのか…?
(死闘を終え、バーサーカーが消えてから暫くし、あのアサシンのマスターが姿を現す)
一体何やればここまで滅茶苦茶になるんだよ、おいハイエナ、いるかあ?
(令呪が消えていないのを確認し、己のサーヴァントの名前を呼ぶ)
…まさか、死んじまったわけじゃねえよな…あいつがいなきゃ俺だって何れは…
(破壊の跡を見て、身震いする)
お、おい!いるんだったら―― --
ヒラ
2014-04-04 (金) 00:38:25
(唐突に、衝撃が襲いかかり地面に倒れ込む、起き上がろうとして再び転び)
な、何だ…何が…
(自身の足を見た時、気づく、気づいてしまう…己の片足が、根元から無くなっている事に)
(そして、目の前には)
くそ、あの野郎…覚えてやがれよ…
(片方の腕と足を切り落とされながらも、辛うじて生き延びた自身のサーヴァントが)
(魔力補給のためだろうか、自分の足を喰らっていた)
あ、ぎ…ぎぃやああああああああああ!!!!!
(片足を丸ごと食いちぎられたのを実感した瞬間、燃えるような痛みと喪失感が、男を襲った) --
ヒラ
2014-04-04 (金) 20:09:45
うるせえよ
(痛みで騒ぐ自身のマスターを殴り倒し、意識を奪う)
クソ、これでようやく生き延びれるってぐらいか…こいつの体をあの闇医者に弄らせといて
正解だったぜ…(マスターの足を完全に食いきると、壁にもたれかかり、魔力を足の修復にあてる)
(その後形だけでも修復が完了すると、感覚を確かめ終えるなり、片手でマスターを掴み上げる)
さて、面倒だがまたあの闇医者んとこいくか…
ったぁく、これと一蓮托生じゃなきゃあもっと最高何だけどよ…ま、しゃあねえ
いくか
(珍しく愚痴をこぼすと、マスターを持ったまま、例の闇医者の元へと去っていった) --
ハイエナ
2014-04-04 (金) 20:24:02
--
2014-03-30 (日) 21:41:42
キャスターのゴーレムが聖杯戦争の参加者を探している時の事であった
ボロボロのスーツを纏った男が、若者達の集まる地下クラブへと、姿を消していく
はたから見ればただ浮浪者が寝床を求め潜り込んだだけに見えるが
キャスターは気づくだろう、彼の背後に、悪霊の様にどす黒い気配を漂わせる、何者かが付き添うようにいる事を)
(レが、自身と同種の存在だという事を)
--
2014-03-28 (金) 21:39:46
(曰く「人殺し」「精神破綻者」「異常性愛者」「狂気が服を着ている男」)
(界隈を騒がせている、とある人物の風評だ)
(基本的に聖杯戦争の参加者は目立つ事を嫌うもの)
(むしろ派手に暴れることで気を惹き、縄張りに入りこんだ得物を食らう)
(そんな手法を取るマスターやサーヴァントがいる可能性も捨てきれなかった)
目撃情報が多いのは、このあたりか……?
(街の歓楽街。集まる人間の質を考えれば、さもありなん)
(深夜の丑三つ時ともなれば、人間の数も減っている)
(そう探すには苦労しないはずで、実際目的の人物はすぐに見つかった)
(御丁寧に、サーヴァントまでも同席させて)
アレか。しかしまあ。
(続くはずの言葉は「随分と醜悪な魔力の質だ」。その言葉を飲み込み、地下のクラブへ足を踏み入れる) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 21:48:09
地下では、今を生きる若者達が、歌や踊りを楽しみ、ある者は女性を口説きあるものはよからぬ話をしている
そしてそうした若者達より一回りほど年齢が高く、加えてその姿からあのスーツの男を見分けるのは容易であった、男はクラブのあちこちで何かをしながら
徐々に、従業員用の出口へ向かっていく…
--
2014-03-28 (金) 21:54:09
何やってるんだ?
(退廃感溢れるクラブの内装は、壁面のネオンや天井の小さな電灯のみが道標のあかりとなる)
(薄暗い店内では時折する男の"寄り道"が何を意味したか、伺うことは不可能だった)
(どうでもいい、と結論付け、人の波をよって、男の足取りを追う)
(「まさか誘われているのか」と疑心暗鬼に陥りながら) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 22:00:12
(そして、従業員用出口をくぐった先…ちょうど、非常口へと繋がる通路へ来た時だった)
ヒ、ヒヒヒ…!お、お前、マスターだろ…お、俺を殺す気だな…!(その目は、最早正気の光を宿していない)
わ、わかっているさ…、そう、わかっている…だからここに、呼びこんだんだからなあ!
ハイエナア!!
(男が名を呼べば、背後にいたどす黒い姿が、実体をとる)
ハイエナ「よぉ…あんたもあの戦争の関係者かい?&bre;俺ぁハイエナ、アサシンのハイエナだ、よろしくな…あー、お前男、女どっち?」
(マスターが狂人なら、サーヴァントも狂人、否、おそらくどちらかが、どちらかの狂気にあてられたのだろう) --
ヒラ
2014-03-28 (金) 22:12:18
(出口の先は階段に通じる通路。クラブの広大さから一転した狭苦しい空間だ)
(このまま気付かれずいけるか、と考えた矢先、ヒラがその正体を露わにした)
御丁寧に自己紹介ありがとうよ。
俺が男か女か? さあ、自分で確かめてみてはいかがですかね。
(唇の端を吊り上げ返事する)
(焦点の合わない虚ろな瞳の、逃げ腰のマスター)
(やる気満々の、早くも勝った後の算段を考えているようなサーヴァント)
(狙うとしたら、丸腰に見えるマスターになるか)
果たして、誘いこまれたのはどっちだろうな。(挑発的な態度を取り、出方を伺う) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 22:26:33
ハイエナ「ヒヒヒ!そんじゃあ勝った後にじっくり見してもらうぜ…原型が残ってたらな」
(そういうと、彼のマスターが震える手で何かを取り出す…一見するとそれは、何かのスイッチの様でもあり)
ここ、このクラブに爆弾を、しかけたあ!おお、お前ごとここを、吹っ飛ばしてやる…
こ、こんなところに、俺が狙った奴以外のマスターが、いい、いるなんて驚きだが
ヒヒ、手間が省けたぜ!
(先程クラブを見てきたキャスターなら、そんな人物は一人もあのクラブにいなかったことが分かるだろう
つまりこのマスターは
居もしないマスターを爆殺するために爆弾をクラブに設置し、吹き飛ばそうとしているのだ
)
ハイエナ「おもしれえ事考えんだろこのマスター
ま、そっちも多分わかってると思うけどよ、俺ぁおもしれえから
見守る事にすんぜ」
(そしてこのサーヴァントも、それが男の妄想である事を知っていながら
止めようともせず、逆に煽りたてる)
(こ個までくれば、この二人がどういった存在か、キャスターに\もいやというほど理解できるだろう) --
ヒラ
2014-03-28 (金) 22:42:32
(挙動不審に支離滅裂な行動を始めるマスター。ニヤニヤと傍観を決め込むアサシン)
(正反対だが、内から滲み出る狂気という性質は似通っていた)
(アサシンに示唆され正道を見失ったか、それとも生来の異常者だったのか)
(どちらにせよ、この場を損失抜きで切り抜けることは厳しそうだった)
(もしこの寸劇が、狂人を演じた上のブラフだとしたら)
(中々に演技派だと認めざるを得ない)
いいぜ、好きにしろみろよ。
(奴らは、やれと言われれば躊躇なく起動させるだろう)
(踊り場に立つ二人は、そんな常軌を逸した行動でも平然とトリガーを引ける、ある意味での凄味はあった)
(ならば、自分も同じ壇上に立つしかない)
別に俺にとっちゃ、見ず知らずの人間が死のうが関係ない。
(クイ、と手を翳して手招きする。「やれるもんならやってみな」) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 23:06:32
おお、俺を見下すなぁぁあああああ!!!!
(激昂したマスターが、躊躇なくスイッチを押す、少し遅れ、ホールから悲鳴と、連続した爆音)
(どうやらこの狂人達の言っている事は、事実の様だ)
は、ははは!!消えろ消えろ!俺を殺そうとする奴も
俺を見下す奴も!消えちまえええええ!
ハイエナ「ヒヒヒ、おめえもひっでえ奴だなあ…あのホール結構人数いたぜ?おまけに地下だ、さて、何人生き残れっか…
で、おたくはどうすんだよ…見たとこマスターみてえだが、サーヴァントも無しに
ヤル気かい?」
(逃げようとしたところで、そのまま逃がす気はないのは、殺気が物語っている) --
ヒラ
2014-03-28 (金) 23:13:47
(阿鼻叫喚の地獄は、もう想像するまでもない)
(ただ後悔するならば、この状況下に陥ったことで、また主に申し開きをする運命が定まってしまった)
(爆発音と立ち上る黒煙が扉の反対側からじわじわ浸食してくる)
(少なくともこの通路に限っては自らの安全を確保するため爆薬を仕掛けられていないはず)
(その可能性に賭けて、一点突破を目指す)
僕が? サーヴァントもなしに?
それはどうかな。
(背後の影から、別の人影が出現する)
(偽のキャスターよりやや大柄なそれは、黒いローブを纏い、素性を隠していた)
(両の腕でキャスターを抱くと、そのまま突進し、螺旋階段の外枠へと翔け上がろうとする) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 23:27:37
ヒラ「ここ、こいつ!!ひいい!!」
(慌てて突進を避けるマスターに対し、アサシンは笑みを浮かべる)
ヒヒ!そうこなくっちゃよお!
(その背に装備したボウガンを、キャスターへ向け数発放つ)
(咄嗟の事で狙いは甘く、呼び出した存在が十分な頑丈ささえ持っていれば)
(苦もなく弾けるだろう)
…ヒヒ、振られちまったか
(追うようなことはせず、自らも用は果たしたとばかり、姿を消す)
ヒラ「ひ、ひひひひ…」
(暫くして、マスターの男は立ち上がるとよろめきながら、クラブを脱出し人ごみへ姿を隠した…) --
ハイエナ
2014-03-28 (金) 23:36:05
(ゴーレムとは命なき存在)
(主の意を汲み従順に動き、体が千切れても活動を止めはしない)
(故にブレたボウガンの先端がフードの人物の頭を抉ろうが)
(脇腹や肩を掠めていこうが)
(そんなことはお構いなしに、一目散に逃走という主命を全うしたのだった)
意外と冷静だったな、奴ら。
(ゴーレムに揺られ、クラブから脱出した後、一人ごちる)
単なる戦闘狂ではない。戦うことに愉悦を感じる人種ならば、俺の逃走を簡単に許さないはず。
俺が逃げても奴らにとっては痛手ではない。
次の得物を探せばいいだけ、だから。
厄介な連中だ。
(実力、行動よりも、その思想が)
(心のベクトルが無軌道な者は、行動に一貫性を欠き、計算や理論で計ることが憚られる)
上手く誘導すれば、他のペアに対しての猛毒、にはなるか。
(茫洋と考えながら、ゴーレムの影が、月夜に飛ぶ) --
偽のキャスター
2014-03-28 (金) 23:49:19
後日、クラブの爆破が、謎の爆破テロとして大々的に報じられる
生き残ったのはわずか数名の大惨事であったそうだ
--
2014-03-28 (金) 23:54:40
--
2014-03-27 (木) 21:54:26
--
2014-03-27 (木) 21:54:20
セイバーのいた場所を、高速の連撃が振るわれる。あと少しでも回避が遅れれば
その頭にメイスを打ちつけられ、怯んだ所をショートソードで滅多切りにされていただろう。
ここは路地裏、セイバーが邪な気配を感じて来てみれば、そこには無関係の人々すら平気で餌にする
非道のマスターとサーヴァントが今まさに、無関係の者を手にかけようとしていた所であり
即座に抜刀したセイバーが斬りかかった事により、図らずもサーヴァント同士の戦いが幕を開けるのであった
--
2014-03-26 (水) 22:43:11
『下郎めが。犬畜生でももう少し分別があるぞ』
二本の刀を振るうたび、花が舞い、風が清らいでいく。そういう性質の刃なのだろう。
凄惨で血生臭い、この地獄絵図の世界を少しずつ、春の香りへ変えていく。
『―――せめて、この舞い散る桜が、手向けとならんことを。』
ふわりとした春風が、一転。剣圧を伴い、周囲を切り裂くかまいたちとなる。 --
セイバー
2014-03-26 (水) 22:54:01
ヒヒ、犬がそれ言うかよ!!
(舌を垂らし、挑発しながら空を駆け、地を駆け、あらゆる角度から攻撃を仕掛ける)
(一見してただ滅茶苦茶に武器を振るだけの猛攻に見えるそれは、その実鎧の隙間や、人体の急所を的確に狙っており)
(加えて近接に意識を集中させての、ボウガンの奇襲や宙を駆ける行動は、暗殺者を名乗るにふさわしい、変幻自在の死の舞)
(しかし、相手は最良のサーヴァントたる、剣の英霊、しかも神そのものともいえる高次の存在となれば)
( 流石に力の差があるのか、その手数の長にもかかわらず、ことごとくを防がれ
放たれる無数のかまいたちに徐々に膾切りにされ、劣勢に回り続ける) --
ハイエナ
2014-03-26 (水) 23:03:20
唖然とするしかなかった。強いとはわかっていたが、ここまでとは
最初の戦い以来、結界を張ったことはおいても、毎日ぐうたらと過ごしている姿からは想像も出来ない戦いぶりだ。
しかもちょっと様になっている。何故か少し悔しい。
それにしても、あのサーヴァントは… 何だ。
二人の間に、力の差は感じはするものの 人間離れした動きで、相手を翻弄している。
一撃一撃が間違いなく必殺であり、オレだったら… 果たして避けられるかどうか。
サーヴァントの戦いとは、このようなものなのか。 --
史楼
2014-03-26 (水) 23:08:21
「ヒ、ヒヒヒ…や、やれぇ…やっちまえぇ…!俺を殺す奴は皆、死ねばいいんだ…」
(廃人同然となったアサシンのマスターが、セイバーからは狙えない場所でぶつぶつと物騒な独り言を呟く)
(アヴェンジャーとの件以来、もはや完全に正常な思考を保てなくなった彼は、完全にアサシンの傀儡となり果て、こうして自身の使い魔の非道に加担している) --
ヒラ
2014-03-26 (水) 23:12:47
ヒャハハハハ!!!やるなアンタ!ただの犬コロだと思ったが、そういうわけじゃあ…
(再びかまいたちが、彼の脇腹を掠める…その脇腹を手で押さえるようにして、ハイエナは)
(自身の背後、セイバーのマスターとその真横にいる、喰らおうとしていた浮浪児へボウガンを向ける)
なさそうだ!
(そして引き金を引けば、連続で放たれたボウガンが、史楼と子供へ向け一直線に襲いかかる) --
ハイエナ
2014-03-26 (水) 23:16:20
『カカカ、わしはこう見えて狼じゃからな。飛んで跳ねるだけの溝鼠には負ける気などサラサラないわ。』
売り言葉買い言葉、というが、セイバーもそれに負けることなく応じる。むしろノリノリでもあった。
セイバーとしての剣士の勘と、狼としての獣の勘。この二つを以て、その自在な動きに対応してみせた
『聞いたぞ。お前はアサシンだったか。といってもそれも三流よな。正面からぶつかって勝てると思ったか。』
舞う。セイバーの戦い方は優雅だった。花が舞い。風が舞い。己が舞う。
荒れる風も、雨も砂利も。この舞の前に流されていく。
『確かにすばしっこいが、見えるぞ。お前の動きが全てな。―――疾風「沐雨」の型じゃ。』
そは、五月雨。風を纏い、雨のようにつき繰り出される。扇状に衝撃破を纏った剣戟が舞う。次のアサシンの宙からの攻撃に合わせ、それを放ったのだ。 --
セイバー
2014-03-26 (水) 23:19:00
(放たれたボウガンの矢毎、衝撃波に吹き飛ばされる)
(空中で一回転し、更に宙を蹴り移動、ビルの屋上へと着地する)
ヒヒ!ま、流石にセイバー相手に真っ向からやり合えばこうもならあな…
(空気が、変わる)
ヒヒ、けどよ、忘れてねえか、俺ぁアサシン、得意とするのは…
マスターを殺す事だぜ
<<
恐怖感染・魔狼譚
(
アバターオブホラー
)
>>
(直後、人狼と化した男が、自身の奥の手ともいえる宝具を開放する!)
(呪の化身と化した男が、知覚した者全てを発狂させ、死に追いやる、原初の恐怖を巻き散らす!) --
ハイエナ
2014-03-26 (水) 23:38:19
『ふざけ・・・!』
避けれなければ。気がついた時には 自分か浮浪児 どちらかの命をさしださなければいけない選択肢が迫っていた
オレは選択する。
子供をかばうように、抱きかかえる。身体をありったけの魔力で覆って、神へ祈った。
が、いくら待てど 矢は届かない。
セイバーが旋風のような剣戟で、吹き飛ばしたのだ。それも、両方の矢を。
オレが選択を迫られた命を。彼女は一閃で、救った。
『マジかよ… なんだよ、完全にオレ… ついていけてねえじゃん…!』
『そうだ… んなことより大丈夫か、おい!』
抱きかかえた浮浪児は、衰弱しきった表情で、呼吸が止まりかけていた。
直後、体中を抱きかかえられるような、悪寒が走る
吐き気なんてもんじゃない、胃を捕まえられ。脳をかき混ぜられているような…
魔力で身体を覆っていたのが幸いし、効果は遅れているが 今にも ■■たくなる。いや、オレは■■ないと… ダメだ。 --
史楼
2014-03-26 (水) 23:49:28
世界は灰色に。ピリピリと刺すような重苦しい空気があたりを包む。セイバーはそれを。素直に感心してみせる。
『成程。確かにアサシンの名を貰うだけのことは出来るようじゃな。』
『……対魔力も落第レベルなマスターではヤバイかもしれんのう。』
『しっかりせい!我が主!お前はこんなところで終わる男じゃないんじゃろうが!』
主に喝を入れる。凛とした声が不思議と、耳の奥まで届き、一時的な安らぎを生み出した。
『―――仕方ない。アサシンよ。お前が奥の手を見せるというのならわしもそれに、応えよう。』
『――――――ほんの少しだけじゃがなァ!』
《閏月夜の大神の咆哮》
(
おおかみおろし
)
黒い。漆のように黒い、巨大な狼が。金の瞳をその闇に煌々と輝かせ。
天に浮かぶ月へと向かい、高らかに咆哮を上げた。
『
アォオオオオーーーーーーーーーーーン!!!
』
―――瞬間、その狼を中心に、破魔の。破邪の声が、音が。総ての闇を吹き飛ばし
呪いを祟を、花と華に変えて。
文字通り華々しく。清らかに、高らかに。天を地を。浄化していく。 --
セイバー
2014-03-27 (木) 00:08:22
【人間ってなあよ、みーんな心に『恐怖』っつう暗殺者が住んでんだよ
ヒヒヒヒ!!さあ、テメーの心に殺されなあ!!】
(振り撒かれる恐怖が、その場にいるすべての人間の心を破壊し、死に追いやろうとする…)
【な、どういう…ことだよ…!】
(恐怖が、人が己を死に追いやるほどの、原初の感情が
己の振りまく呪と共に、払われ、清められ、無効化される)
【ばか、な…こいつ、俺の恐怖を…!!】
(何も無い、コンクリートの壁と荒れた土だけの路地裏が、花咲き乱れ、清らかな風の吹く清浄なる場へと作り変えられる)
(人狼の放つ恐怖は中和され、最早何の効果ももたらす事はない)
【…マジかよ…】
(所詮は怪物、怪異の類の反英霊である男の恐怖は)
(より強い心や信念が生み出すもの…信仰、神格。それらの集大成である奇跡の前に、完全なる敗北を喫した) --
アサシン
2014-03-27 (木) 00:19:42
聴きなれた声が聞こえる。
オレを心配している優しい声だ。
『わりぃ… セイバー。ちょっと追加で迷惑かけるわ…』
返ってこれた。が… 耐性の無い攻撃を喰らい、意識が落ちる。
『ごめんなさい。』
一言残して、倒れた。 --
史楼
2014-03-27 (木) 00:32:48
『謝ることはない。一瞬でも抵抗してみせたのはお主自身の力なのじゃ。なにも、恥じることはない。』
狼は、主を咥え、背に乗せる。そして敗北を知ったアサシンへ一瞥する。
『決して敵わぬ相手がいる。それが判っただけでも収穫であっただろう。半端な醜い狼よ。』
『今日のところは見逃してやる。次は、ないがのう。』
その場から一飛びでビルを越え、静まり返った空の闇へと消えていった。 --
セイバー
2014-03-27 (木) 00:49:48
ヒラ「ああ、あの野郎…に、逃げやがった…」
(ふらふらと出てくるマスターに目もくれず、狼と化したセイバーを見送る)
ヒヒ…やるじゃねえか、俺の完敗だわ、でもなあ、仕留めねえのは、失敗だったぜ
(その顔が、正しく悪魔の如く、裂ける様な笑みを浮かべる)
ハイエナってなあな、しつけえぜ?
(その言葉を残すと、マスターを引き連れ、花畑と化した路地裏を後にした) --
ハイエナ
2014-03-27 (木) 01:08:53
--
2014-03-26 (水) 22:31:30
--
2014-03-26 (水) 22:31:26
兄貴怪我したって聞いたんスけど!(どばんとヤサの扉を開けて。どこから嗅ぎつけてきたのか、アサシンの襲撃が!) --
ティラシン
2014-03-25 (火) 21:01:20
あー、何だおめえか、ち、食える餌が来たと思ったのによ
(既に『食事』を済ませ、魔力の補給と怪我の治癒は済ませている男は、ティラシンを舌打ちで迎える)
ヒラ「…」
(対して、マスターの方はというと虚空を見つめ、阿呆のように涎を垂らしながら何かを呟いている)
(まともな状態ではないのが、一目見てわかる)
ヒヒ、そっちはどうよ、あれからおもしれえ奴と会ったりしたか?
(異常な状態のマスターは気にも留めず、ティラシンによる他のマスターやサーヴァントの報告を、心待ちにする) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 21:06:55
あれ…あの、お見舞いのりんご持ってきたんスけど…(フルーツバスケットに果物ナイフまで完備。バーテンの入れ知恵である)
ってうわぁ、ハンパーのが重症じゃないッスか?!おいハンパー、顔が男前になったのはいーけど目ぇさませハンパー(ぺしぺし)
(しかしまあ。癪ではあるが、りんごをムダにするのも忍びない。椅子に座って、りんごをしゃりしゃり剥き始めながら応える)
うっす、俺が直接見たわけじゃないんスけど…組織から、兄貴に伝えるように言われた情報が色々あるっス
まずなんか結構みんな?やられてるみたいっス
(確認されているだけで、メガテリウムが少女の大魔術に、プロトスフィラエナがマッチョな軍人に、カメロケラスが斧を持ったアウトローに、メガラクネが見えない獣に、バイソンがコートの男に、ソウフライが機械魔人?に)
(いずれも敗死。だが、付けていた監視により幾らかの特徴、特にサーヴァントであること、宝具の使用履歴などは割れた)
ヤベーっすよ、さーぺんと?とかいうの!やっぱり兄貴が出てくれないと… --
ティラシン
2014-03-25 (火) 21:32:11
ヒヒ、お前にしちゃ随分用意いいな、ああ、そいつ今話しかけるとうるせえから
ほっといた方がいいぞ
(言うが早いか、ティラシンの言動に、呆けた顔が突如恐怖に強張った)
ヒラ「きぃぃえあああああ!!おお、俺は死なねえぞ…!だだ
誰にも殺されねえからな…」
(そのまま、一人で延々と部屋の隅で蹲り何かを呟き続ける…)
(名前は出なかったが、特徴からカメロケラス、メガラクネを倒した人物はすぐに見当がついた)
(他のものに関してはまだ不明だが、戦争をしている異常何れは出会うだろうと、一先ず特徴だけを頭にたたきこむ)
(最も、この狂人が必要な知識を必要な必要な時に引き出せるかは、疑問が残るが)
こっちは男みてえな威勢の女剣士と、気味わりい仮面野郎と会ったわ
女剣士はカウンター技、仮面野郎は…あー、何か殺気を見せねえ攻撃したり、偽物作ったり
変な野郎だった(最低限、有益になりそうな情報は覚えていたが、戦闘スタイルなど細部までは覚えていない狂人であった)
俺じゃなくても、あの面子なら何人かで纏めてかかってフクロにすればいけんだろ
ピンで動いてる俺が言う事じゃねえけど、ヒヒヒ(言いながら、ティラシンの剥いたリンゴを食いながら男なりの意見を口にする)
アンテロープとかカカポのおっさんとか、情報収集できる奴もいただろ、たしか --
アサシン
2014-03-25 (火) 21:54:12
マジすか!流石兄貴、やりあって情報までとったうえ生還して当然ッスね!
(場合によっては嫌味な一言だが、まったく他意なく尊敬の眼差しを向けてくるのだから始末が悪い)
うっぜ!リンゴ食ってろ!(ヒラの口にりんごを押し込んで黙らせつつ)
(気を取り直して。)どーも皆運が悪いっつーか、丁度単独で動いてる時に 殺れって指令が、行ってるみたいっス
(それは、重要な情報のはずであるが。それだけでなく、遭遇戦も混ざっている、という情報に巧妙に偽装されて)
あ、アンテっさんは頭いーんでBARでまとめ役、でち親父は…どこいってんスかね、なんか暗躍してるみたいっスけど
あとそうそう、オカ…《審判》が、動いたっス --
ティラシン
2014-03-25 (火) 22:04:31
ヒヒ!まあな!!(だそこはキチガイ、相手の他意等考える筈も無く、言葉を額面通りに受け取り)
(大人げなく自慢する)
ヒラ「もがーっ!」
(リンゴを突っ込まれ、仰向けに転がってじたばたするマスター)
あー、ま、馬鹿も多いからなあそこ、あいつ胃に穴開くんじゃねえの…(そこまでいって、次のティラシンの言葉に、大笑いする)
ッヒヒ!!そーかそーか、あのカマ野郎もいんのか!!おもしれえジャネーカ
で、当然他の連中見てえに負けるとかツマンネーことはしてねえよなあ?
(元々、当時今の幹部である『星』と争う程度には実力のあった男、当然何人かの幹部とは面識もあるし、中には仕事で対立した事のあるものもいた --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 22:13:22
アンテっさん頼まれたら嫌とはいえないッスから!大活躍ッスよ!(これもまた他意なく)
オカ…《審判》、悪い人ではないんスけどね…誰に対しても惚れっぽいのが…
(それは、一人で街を歩きたがる性質に繋がる。悪い人の定義がだいぶ一般からズレでいるあたり、犯罪組織グリードの構成員である)
「札付き」だけあって実力はすげーっスよね、やっぱり。なんか野良マスター?殺ったあと、メガラクネ殺った奴とバイソン殺った奴、まとめてお帰り願ったみてーで
(その表現は、殺せていない、ということも示している) --
ティラシン
2014-03-25 (火) 22:19:37
あー、何だあいつ、仕留め切れてねえとか腕にぶってんじゃねえの(バナナを一口で、三分の二ほど齧り)
そういやあいつ惚れっぽかったな、一度堅気に惚れて抜けるだのなんだの笑える事になってたなあいつ
しっかし、マスターを…ねえ、ま、最低限仕事はしたってことか
ヒヒ、こりゃあこっちも負けてらんねえなあ…
(血走った眼を見開き、闘志を滾らせる)
ああ、色々あんがとよ、飯も食ったし帰っていーぜ
(散々果物を剥かせたり小間使いじみた事をさせておいて、邪魔になったら帰れという駄目な先輩であった) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 22:30:03
んで、一晩にイケメン一人と病弱系女子と死体女子に出会っちゃったワァーとかご満悦で…正直、キモかったっス
兄貴!そんなこと言わずに兄貴!俺、今日寝ずの看病するつもりでお泊りセットも用意したんスよ!
(話題はそんな、どうでもいい話に移っていった…) --
ティラシン
2014-03-25 (火) 22:57:14
ヒヒヒ、かまわねーけどよ、狼の塒に女一人で泊まろうってんだ
とって食っちまうかもしれねえから気をつけろよぉ?
(と言いつつ、さんざっぱらこき使った後は特に何もせず、好きにさせていたとか) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 23:10:58
--
2014-03-25 (火) 20:50:48
--
2014-03-25 (火) 20:50:44
(基本的にアヴェンジャーは昼間でも現界して行動することが多い、ひとつは情報収集のため、もうひとつは買い出しのため、もうひとつは餌を撒くためだ)
(本来であればサーヴァントとしての気配を消せるはずなのであるがある程度近づけばサーヴァントとしての気配を探知できる程度に抑えている)
(今は買い物袋を脇に抱えた怪しい男、だが聖杯戦争の関係者であればサーヴァントとしてすぐに見るける程にわかりやすく) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 22:02:18
う、うぅ…(アヴェンジャーの視線に、明らかに普通ではない様子の人物が映る)
(年の頃は20代と言った程度の男…しかし、憔悴しきった顔は実年齢より老けた印象を与え)
(ボロボロの服から除く腕は、片方が無理やり怪物の腕と接合されてる…)
(人々が彼を避けて通る中、不意に男の視線がアヴェンジャーに向く)
お、おまえ…お前、サーヴァントだな、俺を殺そうとしてるな!そそ、そうだろ!
(サーヴァントと看破したのはあるいは偶然だったのかもしれないが)
(とにかく目の前の男は、聖杯戦争の関係者であろうことを匂わせる発言を、しきりにアヴェンジャーへ向け喚き散らす) --
ヒラ
2014-03-24 (月) 22:09:43
ふぅ、やれやれ……。(何かがかかると思ってはいたもののおそらくマスターの一人であろう しかし、このやつれた顔は一体何があったのか)
まぁ、落ち着きましょう たしかに私はサーヴァントですがあなたに敵意はありません。(荷物を地面に置くと両手を上げて敵意がないことをアピール)
(と、いうもののすでに精神が錯乱状態になっているのだ こういうのは無駄だ、問答無用というものだろう)
さて、これではお話になりません……居るのでしょう?(どこかに居るであろうヒラのサーヴァントへと語りかける) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 22:24:31
そそ、そう言って俺をここ、殺すんだろう…知ってるぞ…
(焦点の合わない瞳で、隠し持ったナイフを取り出しアヴェンジャーへ向ける)
アサシン「…ヒヒ、まあ、ばれるよなあ」
(そう言って、ヒラの後ろ、いつの間にか立っていた男が、ヒラを押しのけるように前へ)
アサシン「よぉ、俺ぁアサシン、生前はハイエナ・グリードって呼ばれてたんだ、よろしくなあ」
(自らの真名をわざわざ明かしながら、着やすく挨拶をアヴェンジャーへ向ける) --
ヒラ
2014-03-24 (月) 22:33:58
ほう……真名まで明かしてくださるとはご丁寧に 私はキャスター……そうですね
傀儡のキャスター
とでもお呼びください、アサシンのハイエナ様。
(偽りのクラスを名乗る、それは偽装スキルによりステータス自体も上書きされたもの 今は完全にキャスターとしての存在だ)
出来れば穏便に……という性分ではなさそうですね。
(ハイエナ……グリード……記憶の中におぼろげに、いや事情で他者への記憶がツギハギだ)
(だが少なくとも好戦的な殺人鬼だという情報は記憶にある やれやれと胸ポケットからナイフを取り出す) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 22:41:51
ヒヒ、キャスターなのに一人でぶらついてんのか?
人のこたあいえねえが変わってんな…ああ、もう俺等人じゃねえか、ヒヒヒ!!
あぁ?やんのかい(こちらも、生前愛用したショートソードと、メイスをそれぞれの手に持ちかまえる)
(打撃と斬撃、どちらにも対応できる独特の装備と構えだ) --
アサシン
2014-03-24 (月) 22:49:15
クラスごときで判断するものではありません、負けない算段があるからこそ単独行動が出来るというものです。
(左手の指を鳴らす、それが彼の特有の魔術起動である しかし、見た目上変化は起きない)
ちょっとしたマジックショーですよ。(服の内側から取り出すのは複数の投げナイフ 左手でそれぞればらばらの方向へと投げると再び指を鳴らす)
(するとあさっての方向に飛んでいったナイフがハイエナに向かって方向転換、あらゆる方向からナイフが襲う)
(ちなみにマジックのネタばらしとしてはハイエナにプラスの電荷、ナイフにマイナスの電荷を付与 マイナスはプラスに引き込まれるただそれだけのトリックである) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 23:00:02
ヒヒ、そうだろうなあ、そんじゃあいっちょ、遊ぼうぜえ!!
(高速移動により一気に距離を詰めると、アヴェンジャーへ向け剣とメイスの二連撃を加えようとする)
っ、んだあ!?
(だが、直後軌道を変え自身に迫ってきたナイフに気付き、敵へ向けふるう筈の武器を使い、咄嗟にナイフを弾く)
(もしやと周りを見回せば、まるで見当違いな方向に投げられたナイフは、いつの間にかすべて切っ先が自分へと向けられている)
…ヒヒ、こりゃあ面白くなりそうだ…!
(弾かれたナイフが地に落ちるより早く、複数のナイフがハイエナへ向け一斉に向かってくる)
(だが、そこは熟練の技術と経験を併せ持つ男、慌てる様子も無く、剣とメイスで飛来するナイフを次々弾き、砕き、叩き落とす) --
ハイエナ
2014-03-24 (月) 23:11:20
こういった戦いはあまり得意ではないのですが。(追加の投げナイフを投擲)
(そして、ハイエナが投げナイフに対応している間に詰められた距離を自ら詰めて至近距離、この距離では剣もメイスも十分に威力は出ない)
(そしてそのまま何もしない……していないように見えた、それは単純に殺気が無かったため 心臓へ向けて右手のナイフを突き出していた)
(この一突きはまさに熟練のわざとも言える鮮やかな一撃) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 23:27:18
どうしたぁ!?ご自慢の手品はナイフの向きを変えるだけかい!?なら俺の知り合いの方がまだ派手な事できるぜえ!
(殺気の感じられない…このような場にも関わらず、違和感を感じるほど、敵意のかけらも見せずハイエナの懐へ潜り込む傀儡のキャスター)
ヒヒ、ちゃちな手品しやがったら
(気づかない、傀儡のキャスター…アヴェンジャーのスキルにより殺意を隠された一撃は)
(防がれる気配すらなく、ハイエナの心臓めがけ突き出される)
(そして傀儡のキャスターの思惑通り、そのナイフは心臓に突き刺さり、間抜けな獣は無様な死を晒す…筈であった)
っ!?(その刃が、寸での所でずれ、心臓に近いが、即座に致命傷とはならない位置に突き立てられる)
(獣を動かしたものは、長年の冒険者としての経験が、幾多の強者との戦いが鍛え上げた第六感とでも言うべき超感覚)
(感知すらできぬ危機に対し、肉体が、反射的に動いたのだ)
…少しはマシなマジックもあるみてえだなあ(空気が変わる)
(目に見えんばかりの獰猛な殺意が、キャスターへと一点に注がれる) --
ハイエナ
2014-03-24 (月) 23:47:17
なるほど、まるで獣の勘と言いますか……これを避けられたのは少しショックです。(大げさにも頭に手をやり首をふる)
所詮遊び感覚で殺しをしているようなハイエナ様には到達できない領域にございます。(ナイフについた血を振り払う)
殺すのであれば
殺し終えていないと
名前負けしてしまいますよ? ふ、ふふふ……。(ほんの僅か、ほんの僅かだけ この男の中身がむき出しになったかのような)
さぁ、続けるんでしょう?(左手で誘う) --
アヴェンジャー
2014-03-24 (月) 23:56:37
…いい事教えてやるよ(突き刺されたナイフを引き抜き、投げ捨てる、鼓動と共に血が噴き出すが気にも留めない)
(直後、その体が歪に膨らんだように見えた瞬間)
(傀儡のキャスターの体に、無数の獣の爪跡の様な傷が刻まれ、その体が細切れになる)
(おそらく、常人…否、キャスターや非戦闘向きであるならば、英霊ですら気づけないであろう速度の、早業)
俺が獲物を遊びながら殺すのは、楽しみてえからだ
いくら鮮やかったって作業みてえな殺しじゃあ、俺ぁ楽しめねえんだよ
(キャスターだったモノが散らばる方を見やり)本職相手に説教垂れたわりにゃあ、あっけねえなあ(にやついた顔で呟いた) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 00:19:02
お見事です、さすが戦闘に関してはまさに化け物……と言ったところでしょうか。(細切れになったはずである、だがこうしてハイエナのマスターの背後で賞賛の拍手を送る)
あぁ、すみません 私を殺しになたれたことは確かです、それは見事なまでに ですが仕方がありません、いくら私を殺しても偽物なのですから。
迷宮入りの人形劇
(
ラビリンス・オブ・パペッティア
)
それが私の宝具であり、ハイエナ様は偽物の私と戦いを演じられていたまでであります。(深々と頭を下げた)
(もちろんアヴェンジャーにそのような宝具は存在しない 偽りのクラスを騙っているのだ宝具も当然騙るもの)
(とは言え殺したのに生きているというのはたしかに宝具の効果そのものである)
しかしまぁ、やはりハイエナ様は化け物……所詮は化け物にございます ふ、ふふふ……これでは人間に勝てるはずもありませんね。(口の端が釣り上がる)
えぇとあなた……そうあなたです!(ヒラの方に手を置いて) あぁ、なんたる不幸! あなたの姿を見る限りサーヴァントとの関係もうかがい知れるというものです。
あなたのその顔……えぇ、その顔です……もっとよく見せてください……。(両肩を掴んで顔を向けさせ)
実にいい……いい顔をしております 実にそう……。(今度は耳元に口を寄せ)
ドブ底で惨めに死ぬのが似合っている……
(言葉はナイフ、どのような凶器をこの男に刺すよりもコレが一番良いのだと ヒラから離れるとその場で一礼を) --
アヴェンジャー
2014-03-25 (火) 00:39:17
ヒヒ、そりゃまた、変わった宝具だなあおい?(指の骨を鳴らし、嘲笑を気にも留めず傀儡のキャスターへ視線を向ける)
は、て事は本物に当たるまで何度もテメェを殺せるってこった、ヒヒ、お得な宝具だなあおい…
(生前、男が終ぞ勝てなかった、最も弱く、それが故に己を打倒しえた存在)
(顔から、笑みが消えた)
あ…?
ヒラ「は、へ?」
(ハイエナが言い返すよりも早く、傀儡のキャスターの言葉が、正しくナイフの如く、ヒラの心を抉る)
う、うぅ…あぁぁああああああああ!!!!
(恐怖を煽られ、半狂乱になった男が、キャスター、ハイエナ、とにかく目に映る何もかもへナイフを振り回す)
ヒラ「おお、お前かァァアアアアアア!!!!!!!お前、お前が俺を殺すのカカカあああ!
じょ、冗談じゃねえ、冗談じゃねえぞ…!俺は、俺は死なねえエエエエエ!!!」
(もはやこうなっては言葉も届かない) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 00:51:53
ふ、ふふふっははははははははっ!(紳士とは思えぬような高笑い)
ふふふ……ふ、これは失礼いたしました図星でありましたか。
運命を乗り越えようとする意志、人間にはそんな素晴らしい力があるのです だからこそ化け物は人間には勝てない、ただそれだけのことにございます。
ふ、ふふふ……きっとハイエナ様を討ち滅ぼすのは今度も人間であることでしょう。(脇に買い物袋を抱え直す)
今日のところはここで閉幕、次は会えますでしょうかね……? あなた方二人に聖杯戦争のお導きがあらんことを。
(アヴェンジャーが指を鳴らすと目くらまし閃光 次の瞬間には姿も気配も完全に見失っていた) --
アヴェンジャー
2014-03-25 (火) 01:05:04
チッ…!(閃光に視界を遮られ、気づけば傀儡のキャスターの姿はどこにも無く)
…は、英霊のてめえがそれを言うかよ…
…冗談じゃねえ、殺されてたまっかよ、俺ぁまだまだ足りねえんだ、もっともっと
この世界から生き物が消えるまで、狩って狩って、狩り尽くしてやるぜ…ヒ、ヒヒヒ…!
(半狂乱で喚く己が主を即座に半殺しにすると、マスターを引きずり自身も姿を消した) --
ハイエナ
2014-03-25 (火) 01:12:19
--
2014-03-24 (月) 21:51:42
--
2014-03-24 (月) 21:51:38
(情報収集の際に遭遇した新たなグリードを追い、セイバーは郊外までやってきた)
(流れる大河を足下に、水道橋上での激しい激闘。燃え盛る車に亀裂の入った路面)
(辛くも勝利した彼女は、戦争の爪痕に背を向け離脱しようとした。その時である) --
セイバー
2014-03-23 (日) 22:04:29
(それは、完全に意識の外からの不意打ちであった)
(気配遮断による、完全なる不意打ち…アサシンだけができる、暗殺者の背後からの致命の一撃(バックスタブ))
(だがそれはマスターに限っての話であり、通常サーヴァント同士の戦いでは例え不意打ちを敢行したとして)
(騎士のサーヴァント、しかもしセイバーともなれば傷をつけられれば御の字程度)
(だがそれは、彼自身のスキル…闇の住人、捕食者の本能、斥候技術…それらが組み合わさる事により)
(例えサーヴァントですら、受ければタダでは済まない)
(初撃限定ではあるが他の騎士級のサーヴァントにも迫る一撃と化す!)
ヒャハハ!!次は俺と遊ぼうぜぇ!! --
アサシン
2014-03-23 (日) 22:11:16
ちっ まだいたのか、お仲間が!
(くるりと身を翻し、大剣を盾に受け止める。この数日、化け物狩りのたびにこういった不意打ちが行われていた)
(いやでも警戒心は高まるというもの。ここから踏み込み、身を入れてからのカウンターが決まりの戦法と化しつつあった)
死っっねえっ!
(巨塊で押し潰すような打ち下ろしが見舞われる。びゅうと嘶く風の音が、その威力を称えるよう)
(生じた余波が、廃車を軽々と粉砕し真っ二つにへし折った。何の宝具もなし、ただ彼女は剣を振るっただけである)
(しかしながら今回の襲撃者は、一連の技を物の見事に回避。続くボウガンも、それが当然かのように避けてしまう)
(後方に距離を取るセイバー。彼女は直感的に理解した。目の前の男も同じ、一人の精強なサーヴァントだと)
……何者だよ。最近暴れてるチンピラどもの親玉か? --
セイバー
2014-03-23 (日) 22:25:50
「ま、また餌かよハイエナア、こ、今度はその女かあ?」
(物陰から現れるのは、ぼさぼさの髪に、しわくちゃのスーツを着た優男、敗れた腕は途中から、魔物の腕と接合されている)
アサシン「ヒヒヒ、やるねえ、自信あったんだけどなさっきの一撃
俺かい?俺ぁハイエナ、この戦争じゃ『アサシン』って名乗った方が良かったかい?」
(にやけた顔に、ふざけた調子の男)
(だが、血走った目と放つさっきは、只者ではない事を伝えてくる…現に、隙あらば)
(セイバーに、腰にぶら下げたボウガンを放とうと、抜け目なく会話の最中様子を伺っている…) --
ヒラ
2014-03-23 (日) 22:33:19
随分とおしゃべり好きなご様子で。さて、どうするアサシン。暗殺は失敗。
このセイバーと正面きって殴り合うか、逃げ帰るか。どちらでも好きな方を選べよ。
ただし、どっちを選んでも後ろの男は粉微塵だ。例えばこうやってな。
(躊躇いなど一滴も見せず、ボウガンの矢は無情にもヒラめがけてすっ飛んでいく) --
セイバー
2014-03-23 (日) 22:40:38
(そのボウガンがマスターに届くかどうかという寸前に、アサシンのマスターが姿を消す)
ヒヒヒ…そっちこそ忘れてねえか、俺等暗殺者、素早さにやあ自信がある、後なあ…(声のするのは、アサシンのマスターがいた所の、横にある廃墟の屋上)
(ミシリ、と音が聞こえたかと思うと、月が出ていないにもかかわらずその体はみるみる巨大化し)
(口と鼻が伸び、耳はとがり、歯は全て鋭くギラつく牙へと変わる…)
(そこに現れたのは、最早暗殺者ではなく)
さあて…正面切って殴り合う準備はいいかい?赤ずきんちゃんよォ!!
(瞬間、その巨体が消えたかと思えば、セイバーの背後から人狼と化した男の爪が、振り下ろされる!) --
アサシン
2014-03-23 (日) 22:48:01
(その一撃は甲冑を纏うセイバーすら軽々と弾き飛ばし、空中にてもう一撃)
(そのままバレーボールよろしく彼女を川底まで叩き込んだかに見えた)
(だが夜風を切り裂いてアサシンに迫る矢が、まだ終わりではないと告げている)
(視線を下方へと落とせば理由がわかる。彼女が今片腕でしがみ付いているのは、客船の縁)
(そのまま腕力で跳ね上がれば、甲板の上の人並みを掻き分け一射二射)
(そこはパーティ会場であったのか、身なりの良い人々が、まるで蜘蛛の子を散らすように逃げ惑っている) --
セイバー
2014-03-23 (日) 23:15:35
ハハア…いいねえ!強い奴は大好きだぜえ!!!
(アサシンらしからぬ好戦的な台詞を吐きながら、人狼もまたセイバーを追うように)
(甲板へ、逃げ惑う者達を手で掴めるだけ一掴みすると、豪快に上半身を纏めて食いちぎり魔力を補給する)
ヒヒヒ!ちいっと、わかりづれえなあ、しゃあねえ、
あれやっか
…
<<
恐怖感染・魔狼譚
(
アバターオブホラー
)
>>
(人狼がそう呟いた次の瞬間、先程以上の悲鳴が次々に上がり、甲板の人々は倒れ、もがき苦しみ)
(中には自ら自分の首を絞めて自殺を図る者まで現れる…)
(あの人狼が、何かをしたのは明白だ) --
アサシン
2014-03-23 (日) 23:21:22
(その精神汚染はセイバーにも襲い掛かる。脳裏にちらつく根源的な恐怖)
(それが特定の形に具現化しないのは、彼女がサーヴァントであるからか)
(尾を引く恐怖を振り払うように……彼女はその姿を変える)
(得物は取り回しやすい一振りの長剣と化し、纏う外套は深緑に染まっていく)
(超筋力の赤。超高速の青。そして、彼女が今とった姿は超感覚の緑)
何がアサシンだよ。お前はただの化け物だ。
昔、似たような光景を何度も見てきたのを思い出す。あの女は確か……自らをグリードだと名乗っていたか。
構成員は動物の名前を名乗ると聞いたな。もしやお前も、そうなのか? 英霊もクソもあったもんじゃない……。
……おら、来なよ。ここで潰して、うんざりなアサシン狩りともオサラバだ。
(構える刃は青眼の型。竦む人々の中をにじり寄る) --
セイバー
2014-03-23 (日) 23:52:04
【ははははは!そうさ、俺ぁハイエナ、『旧街道の人狼』ハイエナ様よ!!】
(その声が、聞く者の心を萎えさせる)
【は、どうやら俺等の事を知ってるみてえだな、俺が寝てる間に随分有名になったもんだ!】
(その獣臭が、嗅ぐ者の心を震えさせる)
【ヒヒヒ!アレだ、反英霊って奴だろ、こっちもお前戸の喋りも飽きた事だし、死んじまいなあ!】
(その姿が、見た者の心を砕く)
(口から吸う空気すら、味覚を通じて恐怖を訴える…まさしく『恐怖そのもの』と化すアサシンの宝具)
(ただの人間が受ければ、今目の前に広がる地獄が顕現し、発狂した後に死へと至る…)
【いくぜえ!!】
(セイバーの特質を考えようとも、理解しようともしない怪物は)
(青眼の構えに対しての知識のみから、セイバーに対し)
(小細工を弄することなく、真正面から攻撃をする暇も無い、爪による連撃を繰り出す!) --
ハイエナ
2014-03-24 (月) 00:06:39
(猛攻乱打の雨霰。鮮やかに舞い散る火花が、打ち込まれるたび夜闇に咲いた)
(アサシンによる一気呵成の攻撃は、その悉くが剣によって阻まれたがためである)
(真空の刃が時折甲冑を抉り傷付けてはいるが、致命傷と呼べるものは未だ見受けられはしない)
(互いに責めあぐねるかといった状況、先に動いたのはセイバーの方)
(色鮮やかに滾る魔力の潮流が、船体を包み彼女へと流れていく)
(僅かに残る乗客から掠め取った魔力は、彼女という器を満たし、マスターの所在なしで宝具の使用を可能とした)
(刹那にて閃く銀光は緑の色を帯び、夜を一直線に貫いた)
(降りかかる敵意よりも確実に早く、的確に対象を穿つ。その宝具の名は
《白虹貫日》。
)
(後の先を得意とした彼女の技法が、後世によって拡大解釈されたがために生み出された必中の一撃である) --
セイバー
2014-03-24 (月) 00:33:00
(悪寒が走る、かつて自分が斃されたその時と同じ、死の感覚が)
っ…!!!
(咄嗟に、攻撃を止め防御に回るも、必中の一撃は寸分違わず人狼の急所へ、甲板に血の華が咲く)
…っはァ!!っぶねえナ…(だが、急所を貫かれてなお、この怪物は生き長らえていた)
(セイバーというトップクラスのステータスを持つ英霊が放つ必中の一撃、おそらく人狼となってなければその時点で)
(勝負は決していただろう)
はは…あっぶねえなあ、俺ぁまだまだ遊び足りねえんだ
こんなとこでくたばるわけにゃあいかねんだ、よ!
(そう言い残すと、甲板から跳躍し、更に空中を疾走、セイバーの攻撃射程の完全な外へ) --
ハイエナ
2014-03-24 (月) 00:44:11
(逃げ去るアサシンを、矢の雨が横殴りに追い掛ける。乱れ飛ぶ光はそれでも、人狼を縫い付けることは叶わず)
(取り残されたセイバーは、甲板上に広がる阿鼻叫喚の地獄絵図を前に、言葉を失したまま立ち竦んでいた)
(自ら望んで参加した宴だ。惨劇の覚悟はできていた。だが事象とは実際に直面してみると、心象には違う影響を及ぼすもの)
(苛立たしげに転がっていたテーブルを蹴り砕くと、彼女もまたこの場を後にした) --
セイバー
2014-03-24 (月) 01:03:11
--
2014-03-17 (月) 23:47:20
--
2014-03-17 (月) 23:47:16
ヒヒッ! --
アサシン
2014-03-16 (日) 19:26:51
ヒヒーンッ!クス --
2014-03-16 (日) 19:41:59
なっつかしいな、初めて来たときも似たような事言われたぜ(食う) --
アサシン
2014-03-16 (日) 19:45:41
Last-modified: 2014-04-15 Tue 02:36:50 JST (3664d)