名簿/428316

  • (あれからどうなったのかは分からない、気が付いた時そこは街に程近い山、木に寄りかからせるように寝かされていた)
    (体の傷と言う傷は全て塞がり、そこを染める赤黒く固まった血、それがあの怪我が夢ではない事を如実に物語っている)
    (一緒に落ちたはずの龍の姿はどこにも無く、固く握られた右手には折れた短剣、左手には鮮やかなピンクの鬣、それが残った全て)
    (それ以後、桃色の龍を目たと言う話も、噂も、ぱたりと止む、討伐に向かったPTが戻ってこない事、その場所が完全に破壊されていた事)
    (そしてそれ以後の出現報告を聞かないことから討伐されたとして片付けられ、はや一ヶ月が経とうとしている) -- 2011-06-12 (日) 20:52:44
    • … (痛みも無く、最初は、死んでいるのかと思った しかし、確認すれば、そこここに血の汚れと、塞がった痕 そして、握った鬣)
      … (何かを言おうと口を開けたが、何も声が出ない 代わりに、鼻の頭が酷く痛む その痛みが目に通り、酷く熱くなった)
      … っ、畜生…ッ (鬣を握る手を瞼に押し付ける 桃色の毛を伝い落ちるものが、朝露のように地面をぬらした…)
       
      (そして一月が経つ 寝て、食べて、また寝て 男はただ、ぼんやりと生きていた 時折訪ねてくる友人には話もし、笑いもしたが、どこかいつも空ろな様子で)
      (ただ日々を過ごすだけの日々 男は生きているのか寝ているのか、わからない時間を過ごしていた)
      -- アラジン 2011-06-12 (日) 21:25:54
      • (夕刻、いつものように目的もないまま街をぶらつき家へと戻る頃合い、虚ろな日々を過ごすアラジンは気がつけるかどうか)
        (戸を開けた見慣れた家の情景がいつもと違っている、在るべき所に在るべき物が在り、不要な物は全て視界から片付けられている)
        (それ以外は特に変わらない、人の気配もなく普段通りの自分の家だ) -- 2011-06-13 (月) 10:35:42
      • (吸う訳でも吹かす訳でもなく、ただ咥えて灰を落とすだけの煙草 気晴らしの散歩でも、気づけば足が向くのは色々な記憶の残る場所)
        (俺はこんなに女々しかったか、と頭を掻いて苦い顔をするも、その場に暫く佇み、ぼんやりと時を過ごすのはやめられない 稼いで引退した身だ、それでも食っていける)
        …帰るか (ポケットの煙草が切れた 溜息を漏らして帰る家路 返事の帰らぬ家にただいまと独り言を言う 靴のまま板間を進み、)
        (いつもはそこ此処に転がしたままの酒瓶に爪先が当たらない事にも気づかず、どか、とリビングのソファに腰を下ろした)
        (そこで、ふと違和感に気づく …数瞬の沈黙 そして、目を見開いて立ち上がれば、自分でも驚く位に急いでリビングを出て、ある部屋に向かう それは、あの日から開けていない部屋 それを、躊躇いもせずに思い切り開ける!)
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 19:52:40
      • (どぉん、蝶番が外れるのではないかと思われる程の音そして勢い、そのアラジンを迎えたのは部屋一面に積り舞い上がる埃)
        (一月誰も訪れる者の無い部屋だ、所々に蜘蛛が巣を張りとてもでは無いが人が入れる有様ではない、無論人が入った様子も無い)
        (よくよく見ればこの部屋へ向かう廊下は片付けられた後が無く、反対のキッチンへ向かう方がわずかに片付けられている) -- 2011-06-13 (月) 20:47:38
      • エn… … (膝が挫けそうになるのを、壁に寄りかかる事で何とか堪える 何とも言えぬ苦笑が漏れて、それから、初めて煙草を吸った時のような苦さが口の中に広がる)
        …俺、朝にでも片付けたっけな (は、と鼻を鳴らして頭を掻く ぼさぼさの黒髪が乱れるのもかまわず何度も掻いて、それから溜息を吐いた) …情けねえ アラジン様ともあろうものが
        だが… (戸を閉める 誰も居ない扉に拳を当て、それから踵を返す …そこでまた気づくもの)
        …キッチン、片付けたか? …いや、覚えァねぇが、 (ぼんやりと過ごしていた自分を今更に自覚して頭を振る)
        (しかし、足はそちらに向く 随分と焼きが回ったもんだとも思う 酒でも出して、浴びて寝よう そう考え、キッチンの扉を開いた)
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 20:56:25
      • (エンディの部屋と違いここは普段から使われる場所ではある、が、それにも増して小奇麗になっている)
        (流しには細かく刻まれた野菜が半球状の器で水に漬けられている、どう見ても今日のものと思しき食材)
        (しかし人影も人の気配も無い、誰か酔狂な客がやってきてこんな事をしていったのだろうか…?)
        (そんな事を考えていると、今度は玄関の戸が開く音、そしてカツ、カツとブーツの踵を踏み鳴らす音) -- 2011-06-13 (月) 21:17:02
      • … おいおいボケるには早いぜ、俺 (まったく覚えが無いそのキッチンの風景 目を瞬かせれば、水につけられた野菜を一つ摘み、口に入れる)
        新鮮だな …誰か来た? (足音が聞こえた それから、何故か不意に、ぼろぼろの姿をした自分が気になった 近づく間に慌てて水場から桶を取り、水で手を濡らして、伸びた髪をかき上げる そこで、振り返って 誰何の声を向けようとした)
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 21:29:20
      • (足音が止まる、その主はキッチンの扉が開いていることに気が付いたのだろうか、ややあって再びその足音が聞こえる)
        (窓から眩しいほどの夕日が差し込みアラジンの視界を奪うも、そのオレンジの光の中に浮かぶ鮮やかなピンク色の髪)
        (少し困ったような表情を浮かべ、買い物袋をもった手を少し下げる少女が口を開く)・・・ただいま、と言うべきかしら・・・?
        (額に輝く小さな鱗、それを隠そうともせずに) -- エンディ 2011-06-13 (月) 21:47:20
      • (誰何の声は、驚きで喉の奥に引っ込んだ 一度肩透かしを食らった分、その驚きは一際大きく 後々までエンディに思い出し話で笑われるような顔で固まり)
        (そして、自分が我に帰った時には) …ッ (その小さな身体を抱きしめていた 強く強く、力一杯に)
        (どこに行ってた、とか、心配させやがって、とか感情に任せてぶちまけたい荒い気持ちと、それと同じ位に言いたい、お帰りの言葉 そのどれもが鬩ぎ合い、声に出ず)
        … (そして、結局出てきたのは、出てこようとした言葉のすべての根元にある言葉だった)
        愛してる エンディ
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 22:07:24
      • (当のエンディの方もそれほど余裕があったわけではない、抱きしめられ床に落ち転がるリンゴがその証)
        (背中に回す手はかすかに震え、それでも男の温もりを感じると力強く、再開の抱擁を心に刻み込むように)
        (そして顔を見上げ目を合わせ)ふふっ・・・(アラジンの愛の囁きに微笑みで返す龍の少女、言葉で言わずとも分かっている)
        (そう言いたげに目を閉じ、その証をねだるように薄桃色の唇を近づけ・・・) -- エンディ 2011-06-13 (月) 22:36:20
      • (長く、何度も何度も 口付けを交わす度に、そこに居るのだと言う事を確かめて)
        (息が乱れた頃にやっと唇を離し、酸欠になりかけている自分に苦笑しながら、もう一度長くキスをした)
        … エンディ (やっと、思った言葉が出る 名を呼び、猫が睦み合うように頬を寄せて) お帰り、だ
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 22:58:11
      • ただいま、アラジン・・・私の愛しい人(そしてもう一度軽く抱擁する)
        (落ちたリンゴを拾い上げ、どこと無くそわそわすると、やがて「ねぇ」と切り出した)
        私が悪いのは分かるわ、だけど・・・部屋くらい掃除してくれても罰は当たらないと思うのよ(と自分の部屋のほうに視線を向ける)
        (どうやら一度部屋を見て余りの惨事に諦めたらしい、この一ヶ月のアラジンが手に取るようだわ、くっくと笑っている) -- エンディ 2011-06-13 (月) 23:24:47
      • (抱擁と共に頬にキスを落としてから、林檎を拾うエンディを眺め、安堵の息を吐く男)
        …掃除? (その言葉に目を瞬かせれば、片眉を上げて頭を掻いた お見通しであっても、自分から言い訳出来る訳が無い 守りきれなかったという落胆で、気力すらなかったなんて)
        …男の一人暮らしなんてこんなもんさ (子供の強がりのような口調で返し、それから、ばつの悪そうな苦笑) 少しサボっちまった
        あと、ついでに言えばその、まぁ、何だ… 扉も、さっきちょいと壊れたかも知れねえ (勢い込んで開けた扉を思い出し、視線をそらし)
        …後で直すわ 悪ィ エンディ (感動の再会の後なのに、ひどく日常的な会話をして、謝る男 しかし、そんな受け答えでも、頬がにやけて)
        -- アラジン 2011-06-13 (月) 23:59:19
      • そうかしら?私を迎え入れたあの時はきちんと掃除されてたと思ったのだけど・・・?(そんな男を意地悪にやんわりと攻め立てる)
        でも、いいわ・・・それだけ思っていてくれた、その表れだもの・・・でも部屋と戸がそんな状態なのは困ったわねぇ・・・
        (おっとりと息を吐いて「直るまで寝る所がないわ」とアラジンを見上げる桃龍、以前と変わらぬにやけ顔に安堵の表情を浮かべ)
        それにしても・・・良かったわ、もしかしたらこの街に居ない事も考えたもの・・・あるいは失意のあまり・・・(ぐさと胸を突く仕草) -- エンディ 2011-06-15 (水) 10:18:34
      • そ、それはだな… …ああ、参った、降参だ あんまり苛めんでくれよ (両手と眉を上げて見せ、それから笑った)
        掃除するまでは俺のベッドだな 枕なら一品物の上等なのがあるぜ? (にやりと笑って自分の腕を叩いて見せ)
        馬鹿言え、エンディ 俺が居なくなったら、お前が帰ってくる場所がなくなるだろ? (さらっと言ってから、) それに、刺す為の剣は、誰かの硬いうろこで壊されたしな
        -- アラジン 2011-06-16 (木) 21:05:53
      • それなら私の部屋はずっとあのままよね、あるいはそれが狙いだったのかしら・・・(抜け目無いと降参の吐息)
        壊されたのは私も同じ、でも私の場合は元に戻るまでの一ヶ月、ずっと痛くて仕方が無かったのだから・・・(と額の鱗を指で触る)
        ならそう言うことにしておきましょう、夫の顔を立てるのも妻の務めだものね?(そして改めてよろしくとお辞儀をする桃龍) -- エンディ? 2011-06-16 (木) 21:24:22
      • それでも良いぜ? 毎晩だって一緒に寝てやるさ (冗談めかした言葉と、気持ちを込めた穏やかな瞳 手を伸ばし、女の髪を耳の上に梳き上げる)
        やっぱり、アレぁお前か、エンディ 改めて言われると、良くもまぁ、あんな見事な竜が、こんな可愛らしくなるもんだと思うぜ
        (髪を梳いた掌で頬を優しく撫で、逆鱗に触れる手に手を重ねる) 悪いな あれしか、俺は思いつかなかった 許せ
        そう言う事、だ ああ、よろしく … …? (下げかけた頭を上げなおし、まじまじとエンディを見る男 そして、何度かエンディの言葉を頭の中で繰り返し)
        …妻、で良いのか? (目を瞬かせ、聞き返す 思い出すのは、初めて家で交わった夜に、女が言っていた言葉)
        -- アラジン 2011-06-16 (木) 22:02:37
      • ふふ・・・良いぜ?ではなく寝て欲しいのではなくて?(重なる手に手を重ね、くいと下へ下ろす、見れば鱗の周りの印がなくなっているのが分かる)
        いいのよ、あのまま何もかも忘れたまま惰眠を貪るよりはずっと、ね?(と目を合わせ、まじまじと見られれば少し恥ずかしそうに)
        (そして妻で良いのか?と問い返されれば残念そうに)アラジンが嫌なら、私はそれに従うわ・・・(少しばかり拗ねたような仕草で目を逸らした) -- エンディ 2011-06-16 (木) 22:16:40
      • お見通しか? ちょっとは意地を張らせろよ … (逆鱗の印が消えているのをみれば、目を丸くして)
        (それから、そっぽを向いた女の頬を撫で、顎に指をかけて上げさせる) 馬鹿言え、嫌と言うと思うのか?
        それに… (まぁその、なんだ、と、酷く恥ずかしそうに言葉を捜し) …お前が愛人と言い張ってるときから、お前の事を妻だと思ってたさ、ずっとな
        -- アラジン 2011-06-16 (木) 22:50:52
      • ごめんなさい、アラジンがなかなか気づいてくれないものだから、ちょっと意地悪したくなってしまったわ・・・
        アラジンが嫌だと思っていない事も、私の事ををきちんと対等に扱ってくれた事も、どれも身に染みて分かってる
        だから拗ねてるのは少し別なことなのよ、改めてよろしくと挨拶したのも、伴侶としての立場を強調してみたのも・・・ね?
        (わからないかしら?と頬に手を当ててにこにこと笑う) -- エンディ 2011-06-16 (木) 23:03:33
      • 逆鱗よりも、その下にある瞳が魅力的だから仕方がない それに見とれちまって気付くのが遅れたんだ
        …あー… (微笑むエンディを眺めながら、色々と思考を巡らせる男 それから、ふと口を閉じ)
        …えっと、まさか… (見下ろす、抱き寄せた姿勢で自分の腹と重なった、エンディの腹部 それから目を瞬かせてまたエンディを見つめ)
        -- アラジン 2011-06-16 (木) 23:33:26
      • (ふふ・・・と曖昧に笑って、そして抱き止められていた腕を離し)そのまさか、ねえアラジン・・・父親になった感想はどう?でも・・・
        (その手はまるで変わらなく見えるお腹の上に添えられる)中々実感はわかないかもしれないわね・・・子供を得る、私もこんな不思議な感じは初めてだもの
        だから、子供に父親は愛人なんて(くすりと笑って)教えたくないものね -- エンディ 2011-06-17 (金) 10:12:39
      • … (呆然とした目を暫し瞬かせてから、不意にふつふつと湧き上がる喜びに素直に従い、思わず歓声を上げていた)
        すげぇ! マジか!? エンディ… (抱きしめようとして、慌ててそのまま腕を開いて) …っと、えっと、あんな大喧嘩やらかしたあとで気にするのも変かも知れんが、身体に障るか…!?
        そ、そうだな… はは、胸を張って生まれてこれるようにしないとな …俺たちの子供がさ
        実感なんて、急すぎてわかねえけど…ヤバいな これ 顔がにやけて締まらない (真面目な顔を保つのに一苦労してから、深呼吸をして)
        愛してる、エンディ (ちゃんと告白をした) …お前は、俺の妻だ これからも、いつまでも
        -- アラジン 2011-06-17 (金) 23:42:27
      • こんな事冗談では言えないものよ・・・ええ本当、気がついたのはつい最近・・・本当はね、ここに戻るかどうか決めかねていたのだけれど・・・(お腹を押さえて)
        そう言う意味でも感謝しないと、この子に・・・(瞳を閉じる、母性を湛えたその表情はいつになく柔らかく、それでいて強さを供え)
        私も、愛してるわアラジン、いつまでも、いつまでも・・・(とん、と一度離された胸の中に飛び込む、しばしの抱擁の後ややあって涙の跡が見える顔を上げ、幾度目かのそしてこの場だけの永遠を誓う唇をせがむ) -- エンディ 2011-06-20 (月) 11:07:40
      • …父無し子にするわけにゃ、いかんもんな (迷ってたのかよ、とちょっと拗ねた様に眉を上げて それからくしゃりと笑む) …大事にしないとな 生まれてくる前から親孝行だ
        (胸に寄り添う小さな身体を抱きしめ、髪に顔を埋める様にして、しっかりと妻の暖かさを感じる その事で、生まれてくる子も包み込む父の腕)
        (見上げる顔 その頬の跡を親指でなぞるように撫で、せがむ目を飽かず見つめ、それから、今までで一番優しいキスをした) …お帰り、エンディ
        -- アラジン 2011-06-20 (月) 23:24:45
      • (一番の抱擁と一番の優しさと男の奥に燃える情熱を唇に感じ、熱い吐息が零れた)ただいま・・・(短い言葉に込められた感情はいかばかりか)
        (そして、聞かれるだろうと思い用意していた回答を心の奥に仕舞いこんで、どうして・・・なんて必要ない、私がここに居ればそれで十分、そうよねアラジン)
        ふふ・・・(思わず込みあげる笑い、これから新しい生活が始まると思うと可笑しくそれでいて楽しくてたまらない、そんな様子を不思議そうに見返す男の顔を見て)
        (ずっと付いて行くわ、と心で独白する人の子の母となる龍、長い一生の中で一番輝くであろう時間を思うと自然と笑みが零れる、そしてそれはずっと変わらないのであろう) -- エンディ 2011-06-21 (火) 11:44:12
  • 依頼先から帰還た同行者に話を聞き、方々を探し回ってはや一ヶ月、未だに龍の少女の足取りはつかめない
    ピンクの鬣の龍を見た、そんな話を聞こうとも相手は空を自由に駆ける竜である、付近に居るとは限らない、そしてそれがエンディである保証もない
    だが肌を重ね合い偽りの無い言葉を聞いた男であれば確信を持つであろう
    -- 2011-05-25 (水) 12:43:38
    • …有難うよ (その手がかりを手にすれば、男は、情報提供者が何か言う前に馬に跨り走り出していた)
      (寝る身を惜しみ、酒や煙草も構わず、町から町へ、ダンジョンからダンジョンへを渡り歩く男)
      (疲労もあったし、姿も汚れ、みすぼらしくもなっていた 伊達男はなりふり構わず、竜を追っていた)
      (何度も情報は外れ、大トカゲやリザードマンとやりあった この情報も嘘かもしれない …だが) いくしかねえだろ アイツが待ってる
      -- アラジン 2011-05-26 (木) 23:31:23
      • (すでに見えなくなった後姿に溜息をもらす、危うきに近寄らずが長生きの秘訣だって言うのにそんな死にたいのかね、と)
        (目撃情報があった場所は普段であれば人も踏みいらぬ山の奥、馬を走らせ5日、だが普段であればその何倍もの日数を要したであろう)
        (5日ですんだのはそこへ続く人の足跡、それもごく最近のものを見つけたからだ。6人で構成されたそれは死火山の中腹に口を開けた洞窟へと続き、そして帰りの足跡は無い)
        (洞窟は深く暗いが露払いは既に済んでいる、奥へ進むのであればやがて血と腐肉の匂いを嗅ぎつける事になるだろう)
        (天地に連なる巨大な亀裂からは空と深く暗い地の底が覗く空間、そこに薄汚れたピンクの鬣を持つ巨大な何かがいる) -- 2011-05-27 (金) 10:42:53
      • (馬を洞窟の前で離す 馬はすぐに来た道を引き返していく) …ま、そうだろうな 洞窟の外まで臭って来やがる
        魔物と血の臭いだ (久しく嗅いでいない冒険の臭い 警戒する狼のように鼻に皺を寄せて唸れば、剣を抜いて洞窟の足跡を改める)
        …やっぱり此処か 6人 まだ誰も脱落しちゃいねえな… …さて、 (立ち上がれば、洞窟の奥に躊躇わず踏み込んだ)
        (先達が倒し損ねたのだろう小さな魔物を無言で叩き切り、進む洞窟 迷うことは無かった 匂いが強くなってくる)
        … (そして、そこで足を止めた 亀裂から差し入る光の柱に浮かぶ巨体 それが何かを確認すれば、ついで、辺りを見回す 先達の足跡はこっちに向かっていたはずだ)
        -- アラジン 2011-05-28 (土) 18:09:16
      • (ならば見えるだろう、背を向けたその巨体の周りに散乱する布、血、肉、かつて冒険者であったもののなれの果て・・・そして)
        ぐちり、ぱき、べき・・・(そんな耳触りの悪い音、何をしているのかは容易に想像がつくはずだ)
        GRRRRRR・・・・・(獰猛なそれでいて恍惚とした唸り声、咀嚼する横顔はまさに獣のそれ、血の匂いに酔う魔獣「竜」がそこに居る)
        (ざっと周りを見渡すも他の人間の姿はない、おそらく全滅してしまったのだろう) -- 2011-05-30 (月) 09:16:14
      • (顔を顰める しかし、それは死者への憐憫ではなく) 派手にやったもんだ (単純な呆れの呟き 逃げりゃ良かったのに、と)
        (ターバンを掻いてから煙草を咥える 哀れな探検者達を食べる様子を無感動に眺めながらマッチで火をつけ、一吹かし まるで、食べるのが遅い恋人を待つような気楽な様子で)
        (楽しそうだな、と、思う 汚れてもなお鮮やかな桃色の鬣を持つ竜に、確信めいた物を持っていた 思ったよりも驚いていない自分への苦笑)
        (風が抜け、竜に匂いが届くだろう それを判っていながら、男は隠れようともせず、煙草をくゆらす)
        -- アラジン 2011-05-30 (月) 23:52:44
      • (吐き出された煙が大気に融け色を失う、いつの間にか竜の唸り声が止まっていた。咀嚼していた顎も獲物を掴む手も、まるで彫像のように微動だにしない)
        (獣の習性、それは竜であれ例外は無いらしい、新たな獲物を見つけた喜びともつかぬ唸り声を上げ、地響きを伴い闖入者へと向き直る)
        (10mもの体躯を揺らし二歩三歩、口に残忍な笑みを浮かべ涎を撒きながら、熱い歓迎をしようと首を大きく持ち上げた)
        (無論愛の抱擁などではない、原初の力を持つが故の岩をも溶かす炎の吐息、瞳に理性の光などある訳もなくただ不遜な人間を灼熱地獄に叩き込むべく……) -- ローゼドラゴン 2011-05-31 (火) 18:28:47
      • (地が揺れる巨体がこちらを向けば、ゆっくりと両腕を広げて肩を竦める) 食事を邪魔するもんじゃなかったかな?
        (竜は言葉を返すこともなく息を吸い込む だよな、と口の端を上げて洞穴から飛び出す男は、すでに装填していた連弩から矢を竜にばらまくように放つ!)
        ちょいと、手荒いぜェ? (視線だけ辺りに巡らせながらかけ足を速め、片手離れた動きで矢を筒から引き抜く)
        -- アラジン 2011-05-31 (火) 23:52:33
      • (炎にまみれた岩肌が鎔け、赤銅色のまだらな模様を描く。しかし男の姿は無い。竜が唸る、まるで人間を焼き損なった事に歯噛みするかのように)
        (アラジンの放った矢も半数が炎のに飲まれ、残りは鱗を滑りあるいは弾かれ落ちた。バリスタ程の威力があれば貫く事も出来たかもしれないが・・・)
        ぶんっ!(そして注意を払う視界に写る黄色の塊、地面すれすれを薙ぎ払う尾の一撃、それは例えるなら巨木当たってまともに済むはずがない)
        (そしてその向こう、血に飢えた獣が放ったのは鉤爪!飛んで避けた者を狩る二段構えの攻撃) -- ローゼドラゴン 2011-06-02 (木) 17:10:46
      • こりゃあ、凄いな…ッ (くつくつと溶け落ちて形を歪めた岩を一瞥、引き裂かれた口元がひきつる)
        へ、破城槌でも持ってくるべきだったか (なんともか細い矢を指でもてあそび、ボウガンに装填する ハンドルを巻き上げヨウとしたところに、砂煙をあげて振るわれる尾)
        ちぃっ!? (腰を落とす、迎える前に、その向こうにさらに振るわれる爪を見た 後ろ、横、逃げるにしては相手の間合いが広い!)
        …へ (しかし、男は笑う そして、地面を蹴り、身を投げ出すようにして前にとんだ! 尾を飛び越え、そして、) ザッ (爪をくぐる)
        (しかし、ターバンが浚われ、弾き飛ばされる 壁にぶつかって止まるも、息が詰まる) ターバンが無かったら即死だった…! (牽制の射撃を放ちながら、体勢を立て直す)
        -- アラジン 2011-06-03 (金) 00:47:42
      • (振るわれた尾が岩壁を削り、踏み鳴らす足が振動となって土煙を巻き上げる、確かな手ごたえを感じた指を舐め、爪に引っかかってたターバンを吐きだした)
        (血と肉の味がしない、小癪にも避けた人間の姿を認めると大きな咆哮を上げ其方へと突進する!放たれる矢など気にする必要もない)
        (本能的に矢の危険は分かっているのか、必要以上に頭を下げず爪と炎の息でアラジンを追い詰めていく、それはまるで獲物をいたぶる猫にも似た動きだ)
        (先ほどの冒険者の末路が思い浮かぶ、強く残忍な獣は最後に相手をどうするのか) -- ローゼドラゴン 2011-06-03 (金) 11:43:27
      • (右から攻められればそれをくぐり、上から振るわれる尾を横に避ける 炎を何とか岩でやり過ごし、時折放つのはか細い矢)
        ちぃっ、埒が明かん!! このままだと、先客のように八つ裂きでお楽しみ、か… (片手が浚う矢筒 しかし、) もうあと二本…
        くっ! (鉤爪を避ける しかし、マントが裂かれ、僅かに血が飛ぶ 脇腹を抑え、息を吐く) 悪い趣味だぜ、おい、エンディ!
        (知る者の名を呼びかける 姿の面影もないけれど、それを確信していた 口調は軽く、) 食事のマナーを忘れたか? ええ! (滑車を回す クロスボウが装填される 構え、相手の顔に向けて撃つ)
        -- アラジン 2011-06-04 (土) 17:55:07
  • GRRRRR…(アラジンの呼びかけに返されるは残忍な唸り声、攻撃の手は休む事を知らず次第に獲物を追い詰めていく)
    (小さい者たちはいつもそうだ、いよいよとなれば何事かを叫び始める、それがやがて断末魔の絶叫へと変わる)
    (その瞬間こそ最も望むもの、まるでそう饒舌に語るが如く歪んだ口元から赤い舌が顔を出す)GOU!(顔に向けられた反撃を首を軽く捻りいなすと)
    (今がその時とばかりに牙を向き出し、大顎でアラジンを噛み砕こうと肉薄する) -- ローゼドラゴン 2011-06-06 (月) 10:43:55
  • (巨体に見合わぬ、その息もつかせぬ攻撃に、見る間に頬が、肩が破れ血が舞う ギリギリで避けているが、疲労と苦痛は段々と男の脚を鈍らせるだろう)
    けっ、夫婦喧嘩する為にも、英雄くらいにゃなっとくべきだったかァ? (短くなってきた煙草をはき捨て、鼻を鳴らす)
    (放った矢が弾かれる しかし、その隙を必要としていた) なまじ知能があると、ちゃんと避けてくれるからやりやすい…! (息を吸い込み、腰を落とす)
    食い散らかす悪い癖があるみたいだから…止めに使うのは… (迫るあぎとへの恐怖を、何とか歪んだ笑みに消化して)
    ビンゴ!! (追い詰められた壁を蹴り、真上に飛ぶ 真下を襲う竜の頭 その上で、軽業師のように素早く、鬣を掴む! そのまま身を翻し、頭に乗らんと!)
    -- 2011-06-07 (火) 23:12:26
  • ガチン(顎が閉じられ牙と牙が噛みあう音、だが肉に食い込む感触も骨を砕く感触もない、それが竜の苛立ちを募らせる)
    (あの人間は何処へ行ったのか、それを確かめるべく首を引いて・・・そこでようやくアラジンの狙いを理解する)
    GUAAAAAAAA!!(頭を振り上げ、より大きな咆哮を口にするローゼドラゴン、単なる苛立ちではない、命に関わる場所へ近づかれた恐怖が全て怒りへと転化され)
    GAUA!GUGOOOU!!(アラジンを振り落そうと洞窟の壁を崩し床を踏み砕き荒れ狂う!それでも掴んだ手を離す事は無いのだろう、あの夜、逆鱗を隠していた額の髪を撫で上げたのと同じ感触、それがこの手にあるのだから)
    ドウッ(それは竜が自らの背中を壁に打ち付ける異質な音、業を煮やし自分の身が傷つくことも厭わずアラジンを擦り潰そうと、迫る石壁は否が応にも選択を迫る!) -- ローゼドラゴン 2011-06-08 (水) 11:51:04
  • (振り回しても暴れても、男の手はしっかりと鬣を握りはなさない それどころか、しっかりと握り、少しずつ額に近づいて行く)
    …言っただろ なぁよ、エンディ? (指で漉くようにして鬣を撫で、上げる そこに見えるのは、竜の逆鱗)
    (賭けだな、と内心で苦く笑う そこに、ぐん、と自分を振り回す遠心力 迫る岩壁を見れば、目を丸くして、しかし、動かない 避けるならば、自分はこの手を開かなくてはいけない)
    (大音響 激しい衝撃 身がバラバラになり、ペシャンコになったかな、なんて思う それでも良い) 俺は、お前を離さない…ッ!
    (鉄の味がする声を上げる 口が切れたか、それとも、もっと大変な所が傷ついたか 食いしばった歯の隙間から垂れる赤 既に顔も服も血に塗れている、が、それでも)
    エンディ、なぁ、エンディよォ… (抜くのは剣だ 古風な装飾のショートソード) そろそろ目を覚まそうぜ 夢も命も、たらふく食らったろ
    (逆手に握る 見つめるのは逆鱗 …止まる) …あの呪いの印も、此処にあった 俺には、竜を止める術はここを狙うしかねえ … …チッ (だけど、と動きが固まってしまう) … (治るのか、殺すことになるのか、判らない)
    -- アラジン 2011-06-08 (水) 20:15:08
  • (ぐしゃりと、頭に取り付いた人間の形が歪む確かな感触、だがそれでも振り落とせない、そして耳に聞こえる呟きに今度こそ終わりとばかりに頭を下げ)
    (暴龍と化した以上、今のエンディには最愛の人間の言葉すら雑音としてしか届かないのだろう、べったりと血の赤に染まった鬣を振り乱し唸り吠える)
    (言葉として意味を成さない叫び、そこに込められるはこれで終わりとの愉悦か、あるいは早く終わらせたい、いや早く終わりたいのか・・・ぐんと頭を振り上る!)
    (この期に及んではアラジンが選び取れる未来はそう多くはない、愛する暴龍を止める手段を手放しここで殺されるか、あるいは逃げるか、それとも・・・!) -- ローゼドラゴン 2011-06-09 (木) 09:35:31
  • …言ってたよな お前、竜にならなきゃ、何も忘れないって …なっちまったよな、竜によ (振り回される中、言葉を零す 裂けた口に苦い笑いが浮かぶ)
    言ったよな、命の危険が無きゃ竜にはならねえって …ああ、守ってやるって言ったのに、悪かったなぁ、エンディ 約束、破っちまってさ …ッ (振り下ろされる頭 浮き、地面にぶつかる身体 どこかの骨が折れる音と、舞う血花 それでも、拳は更に強く)
    (関節が白くなって、固まってしまうくらいに力を込めた手が震える) これだけは、俺ァ破れねえ この約束だけは…ッ
    (咆哮とともに再度振り上げられる その声が、せかすように聞こえた 終わるのは何か) …へ、意識がなくなっても、俺のケツひっぱたいて進めるなんて、良い女だな?
    (頂点で止まる一瞬 逆鱗に触れた 唇を離し、小さく笑う) お前が記憶を無くしても、何度でも惚れさせてやるさ 俺は、お前を惚れさせた男だぜ? …だから、
    だから、死ぬなよ、エンディ …エンディアルレーゼっ!! (振り下ろされる勢いに逆らい、その逆鱗に剣をつきたてた!!)
    -- アラジン 2011-06-09 (木) 23:50:08
  • ギッ(短剣が逆鱗に叩きつけられる!手を痺れさせる硬い衝撃と硬質な音、しかしその乾坤一擲の一撃は刺さらず切っ先が鱗の上を滑りそうになる刹那)
    (ビキと、何かにひびが入る音を聞いた)キイィィィィィン──・・・・・・(続くは何かが破断する高く透き通る音色、同時にアラジンの手に感じられた抵抗が無くなる)
    (手を濡らす赤、やがてそれは視界をも覆う)''GYI!GG・・・GYAAAAAAAAAAAAAAAA!!'(その叫びを以て光となり砕けたのは龍の鱗である事を知るだろう)
    (洞窟を揺るがす咆哮と炎と、そして狂乱 床が踏み砕かれ暗く深い奈落の闇がその口を大きく開け、その淵へと立った龍は、まるで吸い込まれる様に、背中から、ゆっくりと・・・) -- ローゼドラゴン 2011-06-10 (金) 10:04:25
  • もてよ…ォっ! 太陽の剣…!! (滑りそうになる切っ先を力でねじ伏せようと、力を込めた瞬間 鱗と共に砕け散る剣)
    (次の瞬間、熱い赤に塗れる男 嗅ぎなれた匂いだが、酷く、喉に痛い 裂けた口元で歯を噛み締める 隙間から喉に流れた竜の血に咽る)
    (がくん、と視界が下がる 見れば、竜が崖に向かって傾くのが見えた それを竜の頭上で眺めながら、しかし、落ち着いている自分に気付く)
    …もう言わねえぞ (石の様に堅く握った手に、最後に力を込めた 男は笑っていた) 離さねえ …お前は寂しがりだからな、ついてってやるさ
    (なぁ、エンディ その声が空中に残る 竜と共に、男は闇に落ちていった)
    -- アラジン 2011-06-10 (金) 20:08:00
  • (一瞬の浮遊感、そしてあらゆる物を奈落へと引き摺り込む重力と言う名の魔手がアラジンと龍を絡め取る)
    (龍の体が崖の壁面に叩きつけられた衝撃、それが脳裏に留め置けた最後の記憶・・・・・・) -- 2011-06-12 (日) 20:35:27
  • (伸びた髪を後ろに束ね、活力にあふれた様子で久々に出没)
    何年か前に冒険者辞めた、って聞いたけど、景気はどう? アラジン -- ミロク 2011-05-20 (金) 16:28:38
    • ぼちぼちさ 盗賊上がりの俺だけど、とりあえず、遊んで暮らせる程度の金は貯まった さて、どうすっかね…ってトコだ
      そういうお前はどうだ、ミロク 随分とすっきりした顔じゃねえか
      -- アラジン 2011-05-21 (土) 18:11:58
      • やはり冒険は儲かるなぁ・・・。こちらは上々
        例の政変の後始末はすべて終わったし、もう一つの厄介事も片付いた
        もうしばらくこの街でのんびりしていこうかと -- ミロク 2011-05-22 (日) 02:22:03
      • そうみたいだな… 顔色が良い (昔よりもずっと穏やかな表情で笑い、頷く)
        ああ、それが良いだろうよ 裏家業をやっていても、休んで良い時期ってのはあるもんさ 走って生きてきたんだ、息抜きすりゃ良い
        いっそ女でもつくって子供を残しておくとかな どうだ、そっちの方の調子は
        -- アラジン 2011-05-22 (日) 03:05:04
      • (息抜き、と聞いてリラックスした表情になる。そして、彼の、今まで見たことの無い柔和な表情に気付いた)
        アラジンも随分変わった
        子供・・・。僕の種は残さない方がいい気もする。僕の愛情はちょっとズレているみたいだし・・・でも、血と技の継承者は欲しいな
        ハハ、アラジンのようには、なかなか(巧くはいかない) -- ミロク 2011-05-22 (日) 23:05:54
      • 年を食っただけさ (口の端を上げる 裂けた口は相変わらず布で隠してあるが、既に長年の傷 表情に歪さはない)
        ズレてる、ね 実際種が宿れば変わるもんだって話だがね 無理に望むもんでもないが…
        はは、暗殺者の技は一種の芸術だ いつになっても需要はある …弟子を取って伝えるのも悪くない
        俺も今じゃ大人しいもんさ ま、一線は退いた身だ 仕方ないっちゃ仕方ないが …お前がその気になりゃ、いくらでもだろうよ
        綺麗なだけだった顔も、中々精悍になったもんじゃねえか 男の色が増して見えるぜ
        -- アラジン 2011-05-23 (月) 00:53:32
      • (彼の大きな傷痕。かつての戦いの日々の勲章のよう。目を細め、眩しそうに見る)
        歳を重ねられることは幸運そのもの。互いに長生きしましょうか。父になるのも、良い・・・な
        ・・・照れる。でも、褒めても酒肴くらいしか出ませんよ?
        とりあえず、適当な酒場でひとつ、付き合ってください
        あぁ(にやりとして)奥様たちと睦み合いの時間だというならまた今度 -- ミロク 2011-05-23 (月) 01:49:09
      • 美人の嫁を取るなら、娘は産まないで置いてくれよ 親友を義父さんなんて呼びたかないからな
        (かかと笑って見せてから、逞しく生え揃った顎鬚を撫ぜて) なら俺は酒を出そう ま、その前に引っ掛けるのも悪くないな
        余計な気を回すもんじゃねえぞ、ミロク? 夜遊びくらいは許してくれる女達さ (肩を竦めてから、軽く背を叩いて歩き出した)
        -- アラジン 2011-05-23 (月) 20:02:17
  • 時間は少し遡り 黄金暦183年冬
    一人の女性が手荷物を持ってアラジンの家へと訪れる、鮮やかなピンク色の髪を持つその来訪者は無造作に扉を開け
    ──そう、まるで自分の家のように──とある部屋へと入りその腰を落ち着けた
    -- 2011-04-10 (日) 22:40:57
    • (そこにはまだ何も無かった 正確には、ベッドと空の棚だけ 誰も使っていなかったのが見て取れる)
      (しかし、主人の居ない部屋特有の陰のある埃臭さは無い よく清掃され、ベッドのシーツは清潔に乾いていた)
      (戸がノックの後に開く 顔を出したのは褐色の肌の男 一言目は) お帰り? (に、と口の端を上げるのだ) -- アラジン 2011-04-11 (月) 18:56:01
      • (家主の姿を認めると、あら居たの?そう感じられるきょとんとした表情)ただいま、かしら・・・?ふふ、お帰りなんて言われるの久しぶりかもしれないわ・・・
        (そしてぐるりと改めて部屋を見渡し)殺風景ね本当に・・・でもこの部屋を私の好きに出来ると思うと、そうね・・・ある意味楽しみかしら?(ぽんぽんとベッドを叩き具合を確かめる、悪くない、そんな仕草だ) -- エンディ 2011-04-11 (月) 21:15:35
      • (目を瞬かせる相手に少し笑い、裏の井戸で水を汲んでた、と) 一人暮らしが長いとそうなるだろうな 俺も、お帰りを言ったのが久しぶりだ
        ああ、まだ誰の色でもない部屋だからな …今からお前の色で塗り上げれば良い 俺の匂いも混ざる事になるけどな
        (エンディの居る部屋の風景を眺めれば、嬉しそうに目を細め) 悪くないな 気恥ずかしさもあるが
        -- アラジン 2011-04-11 (月) 21:27:08
      • 井戸、なるほど裏手にね・・・(そんな事をぽそぽそと呟く)そう?べつな女性を連れ込んで朝まで・・・なんて無かったのかしらね?(くすくす)
        つまるところこれからの私の城、と言う事かしら?いくら好いているとは言っても通行料はそれなりに払ってもらわなくてはね・・・?
        人が居る事、そしてそこにある心次第でいくらでも華やぐものよ・・・こう言うところは初心なのね、少し意外・・・かしら(からかうようにその姿を見る桃色) -- エンディ 2011-04-11 (月) 21:37:57
      • 後で一通り教えるさ (呟きを確認と取ったか、そんな事を言って返し)
        買った商売女くらいは居るが、家に連れ込みゃしねえさ 砂漠の狼は縄張り意識が強いんでね (笑う愛人に肩を竦めて見せた)
        門番と王の言う事は聞けってね お望みのままに 誠実の心臓なら、もう既に捧げはしたが (恐れ多い事ですが、と恭しく)
        ああ、今実感したよ …初心も初心 こう言うのは初めてなんでね 初夜の気分さ (大袈裟に照れる仕草をして見せた)
        -- アラジン 2011-04-12 (火) 23:30:47
      • あら聞こえてたの・・・ふふ、そうしてもらえると嬉しいわね、色々と世話を焼かなければならないでしょうし(一々聞くわけにも行かないもの・・・と気が付く男に上機嫌)
        その狼は縄張りも女性もたくさん欲しがる強欲さん、でも近くに住むことを許す相手はほんの少し・・・物語一つくらい書けそうね?
        私の部屋への通行料は誠実な心臓ともう一つ・・・アラジン、貴方の物語が、貴方の事が知りたいわ・・・それを教えてくれる事
        (それでどうかしら?屈託の無い笑みでにこりと微笑み、愛する男の唇に人差し指を押し当て、それを自分の口元に) -- エンディ 2011-04-13 (水) 00:10:35
      • エンディの声なら、世界の果てに居ても聞こえるぜ ま、やらせっ放しはしないつもりだから、世話女房を焦らないでも良いけどな
        エンディの知る、昔からの話の一つに加えてくれよ (軽く笑ってから、エンディが当てた指に目を瞬かせ、それから穏やかに目を細める)
        そう言えば、俺は人に自分の事を話す事が無かったな 物語は、詩人が人に伝えてこそ、か? …聞き手が居るなら、謡おうか
        (隣に腰を下ろす 間近で愛人の目を見つめれば、少しくすぐったそうに) とは言え、慣れてねえな 何から話そうか悩んじまう
        -- アラジン 2011-04-13 (水) 20:58:16
      • ふふ、世界の果てなら私の故郷からでも聞こえるかもしれないわね・・・耳の良い砂漠の男の物語として纏めてみようかしら(腰を下ろした男の手に自分のそれを重ね)
        (わずかに頭を傾け目を細める)何でもいいわ、生まれた場所の話でも家族の話でも・・・私の知らない事なら何でも、それとも・・・普段は軽い口でもこういう事を話すのは苦手?
        ゆっくりでも平気よ・・・お互いのことをもっと知る時間はたくさんあるのだから、自然と口から出るまで待っても(そしてそっと寄り添う) -- エンディ 2011-04-13 (水) 23:06:50
      • まぁ、これからはすぐ近くで呼んでもらうことになるから、聞き逃しやしないさ (重なる手は細く柔らかく 男の硬い大きな手が握れば、すっぽりと包まれた)
        軽いとはお言葉だな …好きな女に愛を囁く為に、俺の口はあるんだよ それ以外の使い方となるとからきしさ
        (肩を竦めて見せたから、そうさなぁ、と少し考え 寄り添うエンディの手を握ったまま、静かな時間を味わい)
        まぁ、生まれは何てこと無い 砂漠の一部族さ …砂漠を行き交う商人や冒険者を襲う、言っちまえば討伐対象? そのせいでオアシスを転々としてた
        (寝物語の様に穏やかな声で話し始める自分の生まれの事、家族の事 途中、何度か照れくさくて言葉を止める) …気恥ずかしいな、改めて、自分の人生を振り返るってのは
        -- アラジン 2011-04-13 (水) 23:43:57
      • (武骨な男の手に握られればその指を絡め取り)そう?初めて会った時からアラジンの口は調子良く動いていたと思うのだけれど・・・それでからきしなのね
        なら・・・愛を囁く時が本番、と言う事かしら?(楽しみね、と挑発的な笑みを浮かべてから静かに昔話に聞き入る、時折頷く仕草に桃色の髪が揺れた)
        薄々は感じていたのだけれどいわゆる盗賊なのね・・・(ぽそりと呟く、そこに非難や失望の色は無く、むしろ我儘に応えてくれた事が嬉しくて)
        ふふ、こうして過去を共有出来るのは一緒に居るからこそ、気恥ずかしさを誇りに思うべきではなくて?(広い肩に頭を預ける、間近で見る瞳も唇も何もかもが艶めかしい) -- エンディ 2011-04-18 (月) 11:07:29
      • いいや、ちょいと違う (指が絡む手を握れば、ウィンク一つ) 最初から愛を囁いてたのさ 一目惚れかもな?
        (呟きを聴けば苦笑をする しかし、相手の表情を見れば片眉を上げ) 嫌がらないんだな …その技術で生きてきた手なのに
        今までの俺を後悔するつもりはないが、少しぐらい嫌言を言われると思ってた …共有か ああ、嬉しいな この恥ずかしさも幸せって事か
        (肩に寄りかかる重みに目を細める 握った手を女の膝において握りなおし、艶やかに誘う唇を軽く味わう ゆっくり、時間をかけた後、額を軽くあわせ)
        (そして、続ける話 血生臭く、そして、無意味な縄張り争いに嫌気がさした事 結局仲間も家族も敵も失って、この町に流れてきた事)
        …ま、そんな感じさ 仇も討ったが、それで一人で盗賊続けるのも馬鹿らしくなった なんかもう嫌になってな 適当に金稼いで、適当な時に死ぬと思ってたんだが
        -- アラジン 2011-04-19 (火) 22:07:15
      • (ウインクに対しまばたき一つ、くくと笑みをこぼし)あきれた、アラジンが最初から流暢に声をかける女性は全て一目惚れなのね・・・
        それに心を奪われた私が言える事でもないのだけど、立場や生い立ちを好きになる訳ではないもの・・・貴方だったからよアラジン(触れる唇に少しの物足りなさを感じながら)
        そう・・・(淡々と天涯孤独の身となった事を離す男、その顔を見て感じる心のぶれ、寂しさなのだろうか・・・あいずちを打つしか出来ない自分を不甲斐なく思う)
        ふふ・・・でもそれが街に居を構えてこうして私を迎えるなんて・・・不思議なものね(どういう心変わりなのかしら、と心を見透かすような瞳で問いかける) -- エンディ 2011-04-20 (水) 19:06:50
      • 良い女を捕まえたから、最近は大人しいがね (笑うエンディに肩を竦めて見せて) 女全員に声かけてたわけじゃないんだぜ?
        俺だったから、か なんとも男殺しな言葉だ それでも、ちょいと不安だったんだ (素直にそういって笑って見せる 少し尖った愛人の唇を軽くついばみ、今はそれで収め)
        心変わりね… ん、まぁ、色々な (透明度の高い瞳で見つめられれば、少し困ったように眉を寄せ しかし目はそらさず)
        俺の一族はさ… (少し言葉を選んでから、) 血のつながりってのを酷く大事にしてたんだ 昔から、俺達が生きていたって証になるって それを続けていくことが、一つの使命だってさ
        (だから、と) 天涯孤独になった俺が、それを果たすべきだって、何でかこう、思っちまったんだよな 使命感じゃないが
        (言葉を選んだ理由はそれ 子を成せぬと言っていた愛人にはあまり言いたくなかった事 しかし、隠す不義もしたくない、とも思っていたこと)
        -- アラジン 2011-04-22 (金) 18:49:01
      • こうして言葉を交わさないとお互いの気持ちを知る事はできない・・・言葉を扱うと言う点では人も竜も変わらないわ
        だから正直に言って貰えるのは凄く嬉しい・・・そしてアラジンは悪くはないの、生きた証・・・子供を残したいのは生き物なら普通の事だもの
        この場合非があるのは私のほう、本当の事を言えばアラジンに負けず劣らず・・・不安、だったわ(だからこそ愛人を強調したのだけれど・・・と、目を伏せそう呟く)
        (そして目を上げ)・・・そう言えば聞かないのねどうしてか?って(一度言葉を切りアラジンの返事を待たずに)簡単に言うと私の病が原因・・・
        もう少し言うなら、その病の進行を抑えるための魔法、それが原因・・・(そこで続けて良いものかどうか表情を伺う) -- エンディ 2011-04-24 (日) 20:01:01
      • つまり、言葉が交わせるなら、もっと深く分かり合えるって事だ (重くなった空気を、一度浮かび上がらせるように明るい声で笑って見せ)
        不安? …エンディには、どうにも似合わない言葉だな (目を伏せる愛人を見つめ、相手の言葉を待ち) ああ… (言いかけ、言葉を止める 懺悔をするような女の声)
        (途切れる言葉を待ち、一度呼吸を置く) …そんな目すんなよ、似合わないぜ (何でか、エンディが怯えているように見えた 桃色の髪を指で漉き、ぽん、と撫でた)
        聞かせてくれ、お前の事を …俺も、誰にも言った事のない事を話したんだ (ちょっと冗談めかして目を細める 声は、眠る子に囁くように優しく)
        -- アラジン 2011-04-25 (月) 20:11:26
      • (安堵の吐息が一つ、頭に置かれただけの手それがとても大きく、まるでその掌に包み隠されるかのように感じられる)
        そう、ええ・・・そうね、なら聞いて貰おうかしら、ううん聞いて欲しいわ・・・(横に寄り添っていたのが向き合いその旨に顔を埋める様に)
        私の産まれはここからずっと西、未踏の険しい山の中・・・私の両親は部族の中でも高い位置だったわ、そのおかげで割りと何不自由なく過ごしてきたのだけれど・・・
        (小さいころの他愛も無い昔話をとつとつと語る)ある時一つの事がわかったの、私がとある病を抱えている事・・・そしてその病は一族に忌み嫌われるものだった
        (そこで顔を上げ小さく笑い)でも安心して、他人に感染するものでもない、不治ではあるけど直接命を奪う病でも無いわ・・・龍族、あるいは私達の一族特有のものなのかもしれないわね
        ただ・・・直接的な脅威より間接的なことを恐れた、それ故に・・・龍の姿を奪われ子をなす事を封じられ、ふふ・・・あとは流れに流れてこの街へたどり着いたのよ、旅の話をしてもいいのだけれど・・・アラジンが嫉妬してしまうも、止めておくわ -- エンディ 2011-04-27 (水) 00:53:33
      • (自分よりも長く、様々な生を過ごしてきた竜は、男の腕にすっぽりと収まる 軽く抱き、その背を撫でながら、語る歴史に耳を傾ける)
        とある病… それを嫌って、それが遺伝することを恐れて? (確認するように尋ね、顔を顰める) 酷ぇ事しやがる…とは、軽くは言えねえんだろうな 俺は、それがどれだけ怖い物か判らない
        …馬鹿言え、何があっても、今はこうして俺の女だ 俺は無欲なんでな、それで十分だ (強欲な男がしれっとそう言って笑い …少しだけ力を込める腕)
        …その病の事を、教えてくれるか? エンディ
        -- アラジン 2011-04-27 (水) 23:17:37
      • (教えてくれと言われれば小さく頷いて)ある日突然心や理性を失い衝動と欲望に支配された獣になる、そう言う病よ、先祖返りとも言われているけど・・・原因も詳しい事も一切が不明
        人から龍あるいはその逆に変化する際または普段から記憶の喪失等、そう言う兆候があるわ・・・そして普通であれば殺されるはずなのだけど・・・(私は特例、運が良かった、そう呟く)
        仲間を子を・・・アラジンからすればそう思うのも当然、でも・・・いずれ記憶も何もかも失い命を奪う事と未然に芽を摘む事、どちらが正しいか天秤にかける事なんて出来ない、そう思うのよ
        (厚い胸板に額を押し当てる、露わになる鱗と魔術的な紋様)私を外へ送り出す苦肉の策、それがこれ・・・ふふ、むしろ命があるだけマシと考えるべきよね(想い人を見上げ) -- エンディ 2011-04-28 (木) 12:13:10
      • ある日突然、ね… なるほど、竜族が暴れだせば、そりゃ確かに大変な事になるわな (眉を寄せる 自分が殺されかけたワイバーンなんかよりも、ずっと強力だろう)
        記憶の喪失? (それには驚いたように) …その封印が無かったら、お前に忘れられてるかも、か? そんな事があったのか …
        まぁ、こう言っちゃ何だが、お前の仲間の考えってのも、判らなくはない …お前も、それが判ってるから、こうして余計辛いんだろうしな (見上げるエンディを見つめ返し、苦笑する)
        …直す方法はー… (聞きかけて口を閉じる 自分よりもずっと長く生きたこの女の、自分自身のことだ その方法を探していないはずが無い、と)
        -- アラジン 2011-04-29 (金) 21:51:39
      • (アラジンが最後に口にした言葉は当然の疑問、そして途中で口をつぐんだ意図もまた痛いほど理解できた、それ故に静かに頭を振る)
        ・・・今のところ無いわ、有るとしたら封印なんて面倒なことしないもの・・・でも、こうして人として暮らしていれば発症するこ事は稀
        それが(ことさらに明るい表情を作って)この病と付き合ってきた私たちが得た対処法、記憶の欠落も竜の姿にならなければ大丈夫よ
        この封印、これが破れるのは命の危険に陥ったときだけ・・・アラジンと一緒に暮らす限りは無用な心配、よね? -- エンディ 2011-04-29 (金) 22:12:00
      • そりゃまあ、な お前を危険な目になんてあわせるか 面倒事も片付いたしな …だが、そうか (笑って見せる愛人を見つめれば、抱く腕に力を込め)
        竜の叡智にゃ及ばねえが…何とかしてやりてえな …言っても仕方ねえかもしれんがよ、無理に笑うな
        (顎に手をかけ、晒された鱗文様…普段見せぬそこを眺め) …泣き言ぐらいたまには聞かせろよ  (ゆっくりベッドに押し倒す 撫でる手は優しく)
        -- アラジン 2011-04-30 (土) 12:38:11
      • (無理に笑うなと言われれば自然と口元がほころび)お見通しと言うわけ、でも・・・不思議と見透かされて嬉しいのは何故かしら、ん・・・(ギシリとベッドが軋んだ)
        何も出来ない訳ではないわ、例えば・・・そうね、奇跡を願うとか・・・ふふ、アラジンにとって一番縁の無い言葉かしらね(組み敷く男の顔を潤んだ瞳でまっすぐ見上げ手を重ねる)
        (優しく触れる手を心地のいい緊張を伝えるかのように胸へと誘導し)私の泣き言を聞くのは難しいわね・・・今まで喋った事がないのだもの -- エンディ 2011-05-02 (月) 10:46:33
      • お前は出来た女だからな …だからこそ、すぐに判る 伊達に、こうしてずっと見つめてねえしな (額をあわせてそう言えば、胸に誘われた手で、そこをそっと絞るように力を込め)
        そうだな 奇跡ってのは嫌いじゃないが、趣味じゃない …探してみようぜ? (服の上から感じる柔らかさを楽しみながら、く、と喉で笑った) 俺達は冒険者なんだ
        欲しいものは勝ち取る性分だが、泣き言ばっかりは、零れるのを待つさ だから今は、この口は塞いでも構わないな (唇を奪う 柔らかな唇だけでなく、その奥までを味わい、濡らして)
        ま、啼き声位は上げさせられるかな、今夜は (唇を重ねたままそういって笑い、新品のベッドの上で、女を解く男)
        -- アラジン 2011-05-02 (月) 23:47:21
      • (その十分な弾力と大きさはアラジンの手を楽しませ、同時に体を求められているという気配を強く意識させる、はぁと熱い吐息が零れた)
        ふふ・・・不思議ね、アラジンとなら奇跡なんて容易く見つかる、そんな気がするわ・・・(それでもその程度のお世辞を口に出す余裕はあるらしい)
        ん・・・(だがそれも口で深く繋がるその時まで、男の味、匂い、そして野獣のような本能に当てられ、何もかもが蕩けてしまう)
        アラジン・・・(されるままに解されはだけさせられ、これから愛し合う男の名を呼ぶ)貴方の事をもっとたくさん知りたいわ・・・だから(シーツを握る手にきゅっと力が篭った) -- エンディ 2011-05-04 (水) 02:12:08
      • (甘い息が絡めば、それを舐めるように唇を舌で湿らせ 口付けを交わしながら、豊満といえる身体を掌で味わう 自分の身体の一部に熱が集まることを自覚する)
        その言葉、お前が心から言えるように頑張って見るかね (口から頬へ 顎から喉へ 下がる野獣は時折、牙傷の代わりに唇跡を白い肌に残す)
        ああ、これ以上無い近さで教えてやるよ …たっぷりと調べてくれ? (つんと上に張ったふくらみを味わい、そのまま下へ)
        (その途中で手を伸ばしたランプ しかし、傘をかける手を途中で止めて) …俺も、お前をもっと知りたいな (意地悪に笑って、明るいままにしたのだった)
        -- アラジン 2011-05-06 (金) 00:02:46
      • (獣が獲物の匂いを嗅ぐような仕草で、そして自分の物だとの印をつけられる、そんなマーキングが増える都度どうしようもなく熱が籠り身体が震えてしまう)
        は、・・・んっ!・・・あ、ぁ(蓄えきれない熱は艶っぽい声となって零れる、自分の声が男をどうしてしまうのか、分かっていながらも止める事など出来ず)
        ・・・意地悪・・・(明りを消そうとしないアラジンに応える言葉も弱々しく、しかし非難の色は微塵もなく)コト、トン(解かれたブーツが床に落ちる音が一種の諦観を以て耳朶に響く)
        (これで守る物は全て盗賊に奪われた、残るは奪われる事を心待ちにする龍の女のみ、ランプの光を照り返すしっとりとした白磁の肌がそれをせがむように盗賊の目に映るだろう) -- エンディ 2011-05-06 (金) 15:32:29
      • (一つ一つを強く長く 滑らかな肌を汚す赤い痕を指でなぞる 唇を舐める男の顔は、既に女の下腹にあり 目線を上げて見つめたまま、下着に指をかけて下ろした)
        はは、今更だな そんな俺でも、付き合ってくれよ? (指で茂みを撫で、その奥の湿った場所を浅く優しくくすぐって身体を起こす)
        (自分も上着を脱ぐ 傷の多い褐色の身体は女とは全てが正反対 色、傷、作りは荒削りの岩のようで、同じ材質とは思えぬほどに 白と黒、二つの肌が重なる)
        (美術商が名画を扱うようにそっと女の名前を呼ぶ その口が、女の密やかな場所を味わい広げた 森の中の静かな家に、濡れた音が響く)
        -- アラジン 2011-05-08 (日) 23:18:06
      • は・・・ぁ・・・(見られてる、それを意識させるかのように吐息が一つ零れた、アラジンの問いかけに言葉ではなく小さく頷く事で応える)
        (その表情は普段見せるものとはまた別な女の顔、声を漏らさぬように結ばれた唇、赤みを帯びた頬、潤んだ瞳、全てが男を誘う媚薬)
        ん!あっ・・・!(秘所は濡らす必要が無いほどに湿り、舌先が触れただけで腰を浮かせるほどに熱と厚みを帯びている)
        (不意に目が合う、自らの女をどう慰められているのかこれからどう慰められるのか、それを見るかの様に)アラジン・・・(応える声には隠し通せない喜色が混じり男の耳をくすぐる) -- エンディ 2011-05-09 (月) 12:55:26
      • (濡らす舌よりも蕩けた秘部 その味わいと甘い視線に女の高揚を感じて、ゾクゾクと男の喜びが身を震わせる)
        随分時の早いことだな…準備の良いお前らしいけど? (誘うように名を呼ぶエンディに、桃色の茂みに顔を埋めたまま笑って返し)
        でも、まだ余裕があるな… 我慢しなくて良いんだぜ? (既に堅く立ち上がっている自分の熱をぐっと堪えながら、既に迎える気持ちがある女のそこを丹念に舐め上げる 甘く深く、じらすように) 誰にも聞こえやしないしな
        (丹念にそこを味わい、溢れ垂れるもので首までを濡らす 指で広げ、皮に隠れていた小さな突起を舌で吸った)
        -- アラジン 2011-05-10 (火) 09:58:10
      • からかわ、ないで・・・それと、貴方が悪いのよ・・・?私をこんな、に、してしまう・・・ひんっ!・・・ん・・・は、ぁっ(じわりじわりと広がり積もり重なるさざ波のような甘い痺れ)
        (普段とは逆に主導権を奪われからかわれる立ち場へ押し倒された事も気持ちを昂らせるスパイス、秘所を舌でなぞられる度に欲情の火が燃え上がり、その熱に当てられ汗がにじむ)
        ふ、ん・・・本当に、女性の扱い・・・上手なの、ね・・・(身体だけではなく心の服も一枚一枚と剥がされていく誘惑の言、口を固く結んでいた紐が緩み、荒く甘い呼気と共に音がこぼれ始める)
        ひゃっ・・・くぅぅぅん!(一際大きく腰が震えアラジンの顔を挟むように足が跳ねる、硬く張りつめた女芯を責める都度初めて聞くであろう艶やかな声が耳を楽しませより一層男を刺激するはずだ) -- エンディ 2011-05-10 (火) 17:03:25
      • 俺は盗賊生まれの悪役だからな 咎められるのはむしろ名誉なことだ (喉を鳴らして笑い、感触を重ね上げた秘裂を指の先で新しく混ぜる)
        エンディがそういうなら、自信を持って良さそうだな …可愛い自分の女を気持ち良くさせるために、色々勉強してきたんだぜ? 褒めてくれよ (軽口を叩きながら口をエンディの場所から離し)
        (聞いた事が無い位に甘い声を上げる女に覆いかぶさり、愛液で濡れた唇を舐める) …なんだか、初めて抱くときみたいに緊張してるぜ、俺 変かな?
        (腰布を外し、下穿きを脱ぐ エンディの柔らかは灘に触れる男の剛直は、ビクンと脈動した 既にこちらも、準備は出来ていた)
        なぁ、エンディ (屹立した物の先端に、女の場所から直接潤滑油を塗りこみながら、女の耳元に口を近づけ) …『それでも』、俺はお前を離さないぜ
        (顔を上げ、目を見て微笑んだ そのまま、一気に押し貫く)
        -- アラジン 2011-05-12 (木) 01:26:02
      • (唇を舐められれば、少しでも多く触れていたい、とばかりに舌を押し付け)変じゃ、ないわ・・・だって、私も・・・(アラジンとは初めてだもの・・・)
        ・・・あ・・・♪(そう言いたそうな瞳がより熱く固いアラジン自身を感じ細められる、焦らす様な触れ合いに早くと洩らしそうになる口を懸命に噤み)
        ええ、ずっと・・・繋ぎとめて・・・(その言葉は待ち望んだ行為によって報われる、ひときわ高い喘ぎと共にアラジンを受け入れ貫かれ、そして心身ともに繋がった至福感)
        アラジン、お願い・・・もっと貴方を、感じさせて・・・(より相手の体温を感じようと愛する男の背に手を伸ばし、より深く愛して貰いたいを腰を押しつけるように) -- エンディ 2011-05-13 (金) 11:00:25
      • (喉を鳴らし、互いの味を重ねあう とろけ、一つになるような錯覚を覚えながら、それでもさらに絡めあう舌 離せど伝う銀の糸)
        (言葉よりも雄弁に繋がりを欲する愛人を抱きしめれば、耳元で小さく笑う つながる二人、囁く愛の言葉 腕にこもる力)
        お前はもう、俺のものさ …盗賊は強欲なんだ、誰にも渡さんぜ? (男自身で女の感触をしっかりと味わう びく、と震えて歓喜を表す剛直)
        …愛してる、エンディ (貫いた底に、さらに深くつながる動き 背から尻に手を動かし、しっかりと柔らかなそれを掴む)
        (体重を繋がった場所にかけ、腰を揺らせば、エンディの体を押し上げるように男の物が突く その間も、飽きず呼ぶ女の名)
        (女慣れしていると自負していた自分なのに、可笑しいくらいに唯々女を求める 初めて愛した女を抱いた時のように、愚直に、しかし全力で貪る)
        -- アラジン 2011-05-15 (日) 04:30:35
      • (男の仕草一つ言葉一つがどうしようもなく愛おしく心を昂ぶらせそして狂わせる)
        あ、あっ!・・・はぅ!(言葉で答えたいのに漏れるのは熱く艶のある喘ぎのみ、それを許さない男の責め、それに眉根を潜め必死で耐える)
        ひんっ、やぁ、アラジン・・・わたし、わたしもっ・・・!(もう体重など気にしてもいられず、支えてくれる事自体がどうしようもなく嬉しくて)
        (龍の少女もまた愛する男の名前を呟く、普段の凛とした声ではなく、まるで子供が母を呼ぶような切なく甘い響き、褐色の肌にその唇が走る)
        (そんな乙女然とした声と逆に、貫かれた蜜壷は打ち付けられる都度に蠢動し確実に男を高みに導く、そんな純と淫の交じり合った女は完全に盗賊の手中)
        ・・・アラジン、おねがい・・・っ、私を、貴方のもの、にして・・・(陶酔したような口調で囁くとぐっと足を絡ませて) -- エンディ 2011-05-16 (月) 22:57:33
      • (一揺れ毎にぎしぎしと身体がきしむ程の重みだが、食いしばる歯は快楽が理由 ベッドのスプリングは男の骨以上にギリギリの音を立てる)
        (重く、しかし細くて折れそうな女の身体 掌で水袋のように形を変える豊かな胸 普段の落ち着いた艶やかさとは違う甘い声 熟し濡れそぼった秘奥 味わう全てが快感)
        (絡む脚 汗ばんだ体がきつく重なり、根元まで女を貫く男の物がビクンを跳ねる 喉で小さく快楽に呻いてから、色の染まった耳に口付け、) 身体の奥に、刻み込んでやるよ
        (次の瞬間、腰から走る射精感 ぐ、と抱き締める腕に力が篭り、女の中で暴れる熱 遠慮も容赦も無く、一度長く女の胎内に流れ込む物 二度、三度、その度に満たす所有の味 その震えが収まっても、未だ、堅くそそり立つ)
        -- アラジン 2011-05-17 (火) 22:20:34
      • (胎内で跳ねる男を感じ限界が近い事を知るや、ぐっと力を込めまるで迎え入れるように奥へと誘い入れる)んっ!は、あ、あぁぁ・・・っ・・・!
        (子を成す場所を突き上げられそれと同時に放たれる熱い欲望の証、最初は大きくそして小さく体を震わせオーガズムの余韻か熱い息が男の頬にかかる)
        (愛する男の刻印を刻まれた幸福、それを確かめるごとくアラジンの唇を求め積極的に貪る龍の少女、やがて抱き付く力を緩めるとその背中を預けられたベッドが軋んだ)
        アラジン・・・(未だに硬さを失わない逸物を胎内に感じ潤んだ瞳に言葉を載せ相手を見る、たとえどんな事でも愛する男が望むなら朝まで狂わされても構わない、だから好きにして・・・と、) -- エンディ 2011-05-17 (火) 23:19:24
      • (脈動と震えがおさまっても、荒い呼吸を混ぜながら唇を交し合う 指で桃色の髪を梳き、うなじを手で支え、深く舌を絡める)
        (自分の子種を流し込んだ女の胎内 今は決して結ばれない行為かもしれないが、) …エンディ (唇を重ねたまま名を呼び、片脚を抱え上げる)
        たとえどんな身体でも、お前は俺の女さ …だから、さっきみたいな顔はすんな 信じられるまで (角度が変わった接合に力を加える 角度と深さが変わり、ごり、と奥をこすりあげる)
        今日は抱いててやるから (動かす腰 満たした白濁がこぼれても、さらに流し込み、何度も何度も…) (空が白む頃、砂漠の狼と桃色の龍は、仲の良い猫のように身を寄せ合い眠っていた)
        (いつも子ども扱いされ、からかわれている男は、竜の少女を守るように抱きしめ、穏やかな寝息を立てていた)
        -- アラジン 2011-05-21 (土) 18:01:07
      • (男が望むまま自分が望むまま何度交わい何度言葉を交わしたか、一晩だけでアラジンの手と唇が触れていない場所が無いほどに)
        (このまどろみの時間が永遠に続けばいい、そう思い祈るも日常は残酷に時を刻む)
        (その月の依頼、エンディが未帰還となった依頼に発ったのは実にその数日後の事であった……) -- エンディ 2011-05-22 (日) 23:01:44
  • (酒場の奥まった席で、水パイプを吸っているとアラジンと目が合った)・・・吸います? -- ミロク 2011-04-02 (土) 02:28:21
    • 味は? (ミロクが吸うたびにポコポコと鳴る水の音に耳を傾けながら、静かに飲んでいた男)
      そういえば、お前も吸う奴だったんな 今更思い出したぜ
      -- アラジン 2011-04-03 (日) 12:53:14
      • 林檎です(リラックスしながら嗜み)たまにですけどね。今日はそのたまの日だという -- ミロク 2011-04-03 (日) 20:56:42
      • 良い趣味だ (貰う、と片手を差し出し) お前が吸うと絵になるな 細面の美形は羨ましいぜ
        俺が吸ってると、盗賊の頭目が悪巧みしてるようにしか見えない、とさ (肩を竦める)
        -- アラジン 2011-04-04 (月) 18:20:38
      • (軽く笑って吸い口をひとつ寄越す)盗賊の・・・それもまた絵になる、ってことでしょう。きっと褒め言葉ですよ
        ところで。大願を果たせたことの礼が足りてないかと。カウェントさんには出鱈目な額を支払ったのに
        酒だけでは足りないでしょう? -- ミロク 2011-04-05 (火) 00:33:39
      • (受け取ってくるりと指で弄べば、それを管に差し込んで、ゆっくりと深く一吸い 喉の奥に絡むような甘い香りを、煙と共に吐き出した)
        金も女も間に合ってるしなァ…別に、そう着にする必要もねえがな (律儀だな、と片眉を上げた) -- アラジン &new{2011-04-05 (火) 22:20:59
      • 無欲な人だ。正直なところありがたいですが。ただ・・・・・・
        友誼の証として、せめてこれを受け取ってもらいたい(古風な意匠(デザイン)の短剣を寄越す)
        (それはレオスタンに何本か存在する、と噂される『太陽剣(サンブレード)』の変種・・・ただの飾りや宝物(ホウモツ)でなく、実戦用の武具だ)
        死霊やヴァンパイアには効果覿面ですよこいつは
        好みで無いなら売り払っても一向に構わない
        (苦笑いして)お願いだから遠慮しないでください。僕の立つ瀬が無い -- ミロク 2011-04-06 (水) 10:40:27
      • 遠慮じゃねえよ 俺は、自分が必要な物を知ってるだけさ (口の端を挙げる)
        格好つけて言うなら…そうだな 今こうして、お前と煙草を吸い合う時間は、金を出して買えたもんじゃねえ 正当な報酬だろう?
        (肩を竦めて尋ねて見せれば、クサ過ぎるか、と喉の奥で笑う もう一口煙草を吸ってから、見る短剣)
        良い剣だな 大事にされたから今残ってるんじゃなく、剣として本物だから、今に在る そんなところか (盗賊としての審美眼を光らせて頷く)
        (そして、躊躇いも無く受け取る) 売りやしねえさ これも、お前からだから貰えた物だ 遠慮せず貰うとも、ミロク
        (吸い口を外して管を返す 剣を薄く鞘から抜いて眺める) …不思議なもんだな 20代の頃は、金も女も手当たり次第だったが 今はそう荒稼ぎする気が起きない
        お前と知り合った頃の俺なら、 (剣を収めてくつくつと笑う) 『良い女と酒、後金だな!』とか迷わず言ってただろうによ
        -- アラジン 2011-04-06 (水) 19:07:13
      • (クサすぎるか?との台詞に首を横に振り、一言)
        いいえ、理に適ってます。ありがとう
        ・・・良かった。何かの役に立つはず。血や脂で切れ味を鈍らせない不可思議なモノで、銘はサンブレード
        アハハ、良い女なら何人も傍にいるし、金にも困らなくなった、ってところ・・・かな
        (半刻ほど取り留めの無い雑談をして、林檎の香気と、水に潜らせた煙を楽しむ2人の男であった) -- ミロク 2011-04-08 (金) 09:47:39
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  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst071616.png 黄金暦182年秋 酒場の街・旧市街
    • 秋の夜長に、冷たい風が吹く
      いつ頃からだろうか。ガス灯に照らされた街路を歩くアラジンを 尾行する影がある
      距離にして2、30m後方。数は2つ程か
      それとは別に 前方からも背の高い影が近づいてくる。これはただの一般人なのか、それとも・・・
      --   
      • (その気配を覚えながらも、男はのんびりと歩いている 歩き煙草、鼻歌 まるで一杯気分よくひっかけた後 ひどく無防備な背中がふらふらと)
        (目的地はあるらしく、あまり迷いなく旧市街を進んでいく 曲がり、進み 不意に、道でも間違えたのか振り返って戻ってくる)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 11:50:58
      • 彼に「用がある」者たちは、辟易していた
        標的は我ら気付いているのか いないのか。尾行をやめるべき頃合だろうか
        アラジンは、フードで顔を覆っているため唇しか見えない2人 とすれ違い、いつの間にか長身の者はいなくなっている
        だが尾けてくる気配が途切れることは無かった
        -- . 2011-03-21 (月) 11:57:15
      • (すれ違う二人に一瞥もくれずに、ひょい、とすぐ近くの建物に入った 看板と喧騒で分かる、場末の酒場だ)
        (店員の声と、それに応える男の声 さっそく酒を注文する陽気な大声がきこえた)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 12:09:15
      • その酒場には、先程姿が見えなくなった背の高い男がいる。奥の薄暗い席で、独り
        喧騒に埋もれ、茫漠たる気配を漂わせている
        -- 2011-03-21 (月) 12:52:06
      • (ぐるっと酒場を見回す男 その時に、もしかすると、背の高い男は男と視線が交わるかもしれない とはいえ、まるで興味なさそうに視線を移すのだが)
        (荷物を置き、マントの襟紐を緩めながら、数言店員と談笑する男 そして、男は荷物を置いた机から離れ、トイレに)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 13:02:42
      • 男は目線は外している。しかしそれでもアラジンの様子を窺っていることは、解る
        ・・・追ってくる気配は無い
        男性用のトイレの扉を開けると、誰もいない。・・・・・・いや、何かがいる気配がする。だが、何処に?
        -- 2011-03-21 (月) 13:32:08
      • (自分以外居ないはずのトイレなのに気配がある) …便所くらいゆっくり入らせて欲しいもんだな (溜息混じりに言いながら、懐から取り出す小瓶)
        (それを…) パリンッ! (地面に叩き付けた その瞬間、中から膨れ上がる白い煙! マジックアイテムなのか、一瞬でトイレの中一杯に煙が充満した)
        (それはそのまま扉からあふれ出し、酒場のほうにまで!)
        (驚きの声が上がり、トイレの方に向かう者、戸口へ逃げる者、様々に動き出す)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 17:24:18
      • トイレの奥にある窓の傍。人型に形成される煙の無い空間。小柄な暗殺者1体分
        口元をマスクで覆い、左手には肉厚のナイフ・・・標的に位置がばれると理解した途端、一足飛びに跳ね、刃を突き出す
        狙いはアラジンの左胸。正確に心の臓
        とはいえ少なからず驚いたのだろう。その軌道は単調で、鋭さにもやや欠けている
        -- 2011-03-21 (月) 17:41:08
      • そこかっ! (にや、と口の端を上げる 同時に抜き払ったナイフを構えれば、肉厚の刃で心臓に放たれた刃を受け流す)
        お前らは腕が良すぎる 無駄が無いから、読みやすいぜ (マントを掴んで相手に広げて投げて司会と自由を奪う 同時に、全力でナイフをマント越しに相手に放つ!)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 17:55:17
      • 硬い金属がぶつかり合う音がして、刺客の刃を阻むことに成功
        「ぐあ・・・」
        うめき声。ナイフの刺さった外套に広がる赤い染み
        崩れ落ちた透明な刺客。空間が揺らぎ、やがてその姿を現す。肝臓にまで達した傷は致命傷になるだろう
        浅黒い肌に銀髪。小兵だが、眼光は鋭い
        -- 2011-03-21 (月) 18:03:26
      • (小さいな、と手応えを受けてナイフを引く マントで拭うので刃に血は残らない 返り血もつかない なれた動きだった)
        (現れた刺客を見下ろし、男は切っ先を向ける) まだ目が死んでないなァ? 立派なもんだ (刺客のフードを、ナイフの切っ先を引っ掛けてはずす)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 18:12:05
      • フードが暴かれる。人間ではあるが 瞳は爬虫類の特徴を表し、舌は青い。一見しただけでは男か女かも判らない
        不意に背後から殺気。同じくらいの背格好の刺客がもう1人。今度は姿が視える
        彼の脊柱を破砕せんと波打つ刃を持つ短剣を振り下ろしにかかってきた!
        -- 2011-03-21 (月) 18:23:44
      • 半リザード? こりゃまた珍しい…高値で売れる っ!? (襲い掛かった殺気から、咄嗟トイレの壁に身体をぶつけるようにして逃れる)
        (しかし、刺客の手にはざっくりと何かを裂く手応え 男の左頬の布に裂傷が走る)
        酒場に居た奴じゃなねえな またチビっこか! (舌打ち一つ、ナイフを投げつけながら、トイレの扉を開く)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 18:32:17
      • 「・・・チッ」
        転がる同志の姿と、必殺の一撃を外された悔しさに刺客も舌打ち。女の声だ
        手甲でアラジンの放ったナイフを弾き、距離を保ったまま 奇妙な形の短剣を逆手に持ち直した
        黒い装束に、やはりハーフリザードの瞳、銀の髪
        -- 2011-03-21 (月) 18:40:33
      • (同族か、と目を見て思う 開いた扉から煙が抜ける またすぐに閉めれば、野次馬達も散って行く 喧嘩だと判れば、火の粉は被りたくないものなのだ)
        (狭いトイレで距離を取るにも、そこまで離れられるものではない 剣を相手が握りなおした直後、ちょい、と指で招き挑発) そんな怯えるなよ そこじゃ当たらないぜ、そのナイフ
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 18:55:02
      • 「抜かせッ」
        けして未熟者・・・ではないが、熱くなるきらいがあるらしい
        しかし思いの外、速い動きで彼との距離を詰めると、跳び蹴りを放つ。狙うは喉
        靴の先に、白刃が飛び出す
        -- 2011-03-21 (月) 19:12:26
      • (若い声、簡単に挑発に乗る未熟 相手さんも、随分と手駒が少なくなってきたか…と考える隙に、踏み込まれる 技術は未熟などと言えないレベル)
        (飛び上がる姿に目を丸くした男は、身を捻って踏み出す 刃が首を掠め、僅かな血が跳ねる 舌打ちと同時、ダガーを振り上げる!)
        (と、その下 ダガーを振り下ろさずに、宙に浮いた軸足を内股で刈り、そのまま地面に引き倒さんと胸を掴んだ!)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 19:20:12
      • トイレの床に叩きつけられ、息の詰まる音が唇から漏れる
        アラジンが掴んだ柔らかい感触は雌のそれであるが、訓練の賜物か、女が羞恥に遅れをとることなど ない
        即座に唇を窄め、毒液を飛ばすのは、人間にはできない芸当である
        もし、紫がかった飛沫が眼に入れば、激痛と共にしばらくの間、視力を奪われてしまうかもしれない
        -- 2011-03-21 (月) 19:37:30
      • (トイレの床に組み伏せ、片足でナイフを持つ相手の手を踏み制す そのまま、胸倉を掴んだ手に力を込め、襟締めをして呼吸を奪う)
        (そこに放たれた毒液は顔にかかり、片目を奪う 熱を持つ錯覚の後に、激痛が走り、背を丸めて呻く男 しかし、そのままギリギリと襟締めを続ける)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 19:47:37
      • 突然だった
        アラジンの鳩尾にメイスやフレイルで強打されたような衝撃が走り、脆い壁へと叩き付けられ・・・壁面が倒壊する
        建材の欠片と共に 転がり落ちた路地裏は、冷たい霧雨の世界
        察するに、硬い靴をもって蹴られたのだろう
        蹴った相手は、客席にいた3人目。長身の刺客
        姿はよく見えないが、酒場のトイレに開いた穴を通り、アラジンに止めを刺そうと歩みつつある
        -- 2011-03-21 (月) 19:56:42
      • !? (扉も窓も開けずに現れた相手 反応できずに吹き飛ばされる) 透過の魔法でも使ったか? くそ、これだから魔法ってのは…
        (雨の中激しく咳き込む 脆いと言えど、壁を壊すほどの威力だ 呼吸が乱れ、吐き気がこみ上げる しかしそれでもよろけながら立ち上がり、隣の建物の壁に寄りかかる)
        (硬めで睨み付けながら、口元には笑み) そちらさんも、随分焦ってるようだな ええ? わざわざ、人目があるような場所でどんちゃん始めやがって
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 20:04:45
      • 「なぁに。彼ら(野次馬)が真相に辿り着くことはない。魔法というのは便利でな?記憶も捏造できるんだ
        まぁ何だ、最初の一突きであんたが大人しく くたばってくれていれば、回りくどいこと(隠蔽工作)をする必要も無かったんだが」
        なぁ?アラーウッディーン?と聞き覚えのある声で語りかけてくる男の姿は・・・
        己に瓜二つではないか。鏡に映したように、アラジンが2人、霧雨の中対峙している
        -- 2011-03-21 (月) 20:13:17
      • それをするなら、最初からお前が動くべきだったなァ? (現れた姿に流石に驚いたように言葉を止めて、それから、口の端を引き上げ) ええ、アラーウッディーン?
        その姿で俺を殺して…その上で、俺に成り代わってアイツを殺しに? (頭によぎった予測を一つ口に出し、鼻を鳴らす)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 20:19:31
      • 大げさに、肩を竦めて苦笑する
        「最初から女(の刺客)を宛がうべきだったとは、反省しているところだ。さっきの女、何故殺さなかった?
        お陰であんたの目は半分、使い物にならないだろ」
        姿は同じ、発音や歩く癖まで本物と見紛うばかりだ。変身魔法(ポリモーフ・アザー)で化けたのだろうか
        それとも、世に聞く二重存在(ドッペルゲンガー)なのか
        「どうだろうな。あのサソリの見通す力は なかなかのモノらしいが。・・・さあ、楽しい語らいはここまでだ」
        抜き身のナイフをチラつかせ、笑顔
        -- 2011-03-21 (月) 20:30:47
      • そこがほれ、俺とお前の違うところだ お前、モテないだろ? (震える指で煙草を取り出して火をつける 霧雨の中、灯る赤)
        俺は良い男だからな (そんな事を理由にした煙を流した 同じ姿でも、中身が違えば違うもんだ、と笑う)
        (そして、ナイフを揺らして笑う男を眺めながら、ああ、と声を漏らす) もう2つ違う所があるな 俺とお前ァ
        俺は、殺すと決めた相手の前で、舌なめずりはしない主義だ 二流のやる事だぜ、それは (この上でまだ、挑発する声)
        -- アラジン 2011-03-21 (月) 20:38:16
      • // -- 2011-03-21 (月) 20:45:01
      • 目は口ほどにものを言う
        アラジン本人(オリジナル)の、死を目前にしての胆力に感心しているらしい
        「・・・・・この期に及んで口が達者だな、アラジン。今後の研究課題としよう
        俺はあんたに成らなきゃならん」
        悠然と歩み寄れば、躍り掛かれる距離。ナイフを数本、喉元や眉間、胸板に投げつけようと腕を振り始め・・・
        //
        -- 2011-03-21 (月) 21:04:42
      • 俺になりたいなら、学ぶべき事が多すぎらァな 殺されるなら、美女の手の方が嬉しいんだぜ (気が利かねえな、と鼻で笑いながら咥え煙草で歩み寄る相手を指してやる)
        それに、もう一つ、俺とお前に違うところがある (男が口を閉じると同時) ヒュッ (音 余裕を持って振り上げた男の手を、浚う軌道の風切矢 それはほぼ真上から)
        (次の瞬間、男が背負う壁、建物の窓が音高く次々に開かれる! 窓には人、人、人 男とよく似た偽物を狙う、幾多の鏃)
          -- アラジン 2011-03-22 (火) 10:12:19
      • ナイフは、放たれる寸前で停止する。本物を罠に掛けたつもりが、逆に掛けられていたのだ
        偽者は、視線だけを窓に向け、自嘲気味に答えた
        「詰み、か。・・・・・・用意のいい奴だ」
        射撃武器を逸らすような呪文は持ち合わせていない。少しでも動けば蜂の巣にされる。完全に動けない偽者
        「参ったねえ・・・」
        静から動へ。ナイフを投擲しようと、動く!
        -- 2011-03-22 (火) 21:54:27
      • なぁに、これ位用意の内に入らんさ (にぃ、と口の端を上げて) 俺は友達が多いんでな ちょいと頼めばこの通りさ
        (そして、男が動いた瞬間男は地を這うように横に飛ぶ 同時、周囲から躊躇いのない矢が暗殺者に飛んだ)
        …あんまり見れる光景じゃないが、見たくもない光景だな (小さく苦笑する)
        -- アラジン 2011-03-23 (水) 15:32:26
      • 濡れた地面に滲む赤
        矢を浴び、事切れた偽者は、徐々に元の姿へと戻りゆく
        頭髪も眉も、睫毛ない、のっぺりとした白い顔の男。行者のような襤褸をまとい、猛禽の爪を思わせる長い指
        光を失った眼で、薄ら笑いのまま天を仰いでいるのが いっそ不気味だ
        ・・・冷たい霧雨は止み、通りには街灯の光が暖かく揺らめく
        いつの間にか、男女組のアサシンはいなくなっており、死骸がひとつだけ残された形であった
        -- 2011-03-23 (水) 18:51:34
      • (立ち上がり、眺める死体 平たい卵のような死に顔は酷く滑稽に見えた) …は、笑ってやがる 嫌だねえ、気味悪い
        (雇った傭兵やごろつき、冒険者達が、作戦成功に喜びの声を上げる中、痛む片目を押さえて溜息 先に戦った二人の暗殺者も、もう撤退しただろう) 逃がしちまったな
        …野郎ども、よくやった! 死体は移動して例の場所に安置! 盗まれたりしないように見ててくれよ! 成功報酬は後日だ
        (声を上げながら歩き出す男 痛みに舌打ちを一つ残して)
        -- アラジン 2011-03-24 (木) 18:06:05
  • (in酒場)つかぬ事を聞くけど、アラジンは「戦う」ことが好きなのかな? -- ミロク 2011-03-14 (月) 00:24:23
    • 本当につかぬ事だな (煙草を燻らせながら片眉を上げる それから、んー、と銜え煙草のまま酒場の天井を眺める)
      ま、嫌いじゃねえな 痛いのには慣れてるし、喧嘩は男の花だ 死ぬのは勘弁だけどな
      -- アラジン 2011-03-14 (月) 23:11:23
      • 明快な答えだ。まぁ、アラジンのイメージからして
        俺は戦うのが好きんなんじゃねぇ・・・勝つのが好きなんだよォォ!って言うようには思えませんでしたが
        ところで
        僕を殺して、僕の故郷(ナジャ)への影響力を磐石にしようとしている者たちなのですが
        かなり排除できました。アラジンや皆のお陰です
        ただし残存している脅威が未だあって・・・この街の「旧市街」にはあまり近寄らない方が。きっと「戦う」ことになる
        敵の小隊を3つほど確認しています -- ミロク 2011-03-15 (火) 00:11:43
      • 勝つのは嫌いじゃないが、力比べの過程が面白いのさ 『女は落とす相手ではなく、愛を育む相手』ってェ言葉もある
        旧市街ね… (銜えたタバコを揺らし、相手の目を見れば、) 今更小隊程度じゃ、お前を脅かせるとは思えないが
        まぁ、短くない戦いだ お前のサポーターも相当疲弊してるから、それが穴かな …で、今度はどんな奴らだ?
        -- アラジン 2011-03-15 (火) 17:30:19
      • 戦士ですね(盗賊以前に、と付け加えるのは一応、やめておいた)・・・相手がきれいな女性だと僕も嬉しいのですけど、ねぇ?
        そういうことです。僕は神話の英雄でもない。死に掛けたことも数え切れない・・・
        ・・・・・・ヒトやリザードマンの暗殺者が複数
        それにまた魔導師です。こっちは単独でいるようですが、以前のように厄介なレベルかもしれません -- ミロク 2011-03-15 (火) 17:40:03
      • 男に生まれたからにはな お前にも覚えはあるだろ、ミロク? (軽く笑って見せ)
        いっそ、性別転換薬でも譲ってやろうか 相手への攻撃にもなるし、発奮もするだろ? (からかうように言ってから煙草を灰皿へ 肩を竦め) 相変わらず敵さんは国際的だな
        まぁ、魔術師は暗躍しても矢面に立っても使いやすいからな しかし、なんとも人材豊富だな 頭を潰して、まるままお前が奪っちまうのも良いかも知れんな
        (冗談か本気か判らないことを言って目を細める) もう一人の協力者の調子はどうだ?
        -- アラジン 2011-03-15 (火) 18:05:36
      • それはいい。薬の仕入れなら任せてください(自信満々に、冗談めかして応えた)
        これでもだいぶ、補給を断ったのですが・・・汲んでも汲んでも尽きない湧き水のような・・・・・・頼もしい。
        カウェントさんは相変わらず驚異的な戦闘力と回復力を見せてくれています
        持て余しているようで、いつでも戦えるかと -- ミロク 2011-03-15 (火) 18:21:41
      • 信じて送り出した! 手下の暗殺者が! 女になって敵のイケメンに篭絡される!! …ある! (ガタッ)
        物資人材が豊かな事で なんとも恨めしいね …はは、アイツは相変わらずだな 敵さんからしても、ナジャの白い悪魔は化け物か!ってな感じだろうな
        (瀕死の重傷を負ってからこっち、諜報や細かな『調整』を行う事に終始していた男は、目を細めミロクをしばし眺め…)
        ミロク、お前はこの戦いの先に何を望むんだ? 故国の平和か? (少しからかうような口調 まっすぐ見つめる目)
        -- アラジン 2011-03-15 (火) 21:45:42
      • ・・・あるの!?(ガクッ)
        望むもの。・・・そうですね。母や姉の仇を討って、それからナジャに昔のような平穏がもたらされれば、望みは果たされる
        (ただ、笑う)僕はもういないはずの人間だ。父の跡は継がず、マスターアサシンを目指して陰に生きようかな、と -- ミロク 2011-03-15 (火) 22:38:38
      • ある…あるのだ!! 俺が敵ならこれ以上の屈辱は無いが (うん…)
        影に、ね (冗談を言ってから肩を竦めて、今度は穏やかに笑う) 俺もまァ、言っちまえば一度死んだ人間だ お前とちょいと似てる
        なら、これも縁だ (にぃ、と口の端で笑って杯を掲げれば一息に飲み干し、立ち上がる) 言われたとおり、『近寄らんようにする』よ こわぁいトカゲに襲われちまうからな
        -- アラジン 2011-03-16 (水) 17:02:16
      • (彼の頬にある裂傷を、目を細めて眺めた)その傷は言ってみれば、僕のせいでもある。どう酬えばいいか、悩みますね
        (立ち上がると酒場のマスターに2人分を支払い)
        ああそうだ、アラジン。 ありがとう(店を出る)//戦闘しかけていいのかこれは!?どっちだ!? -- ミロク 2011-03-16 (水) 17:35:37
      • (礼の言葉には、ミロクの肩を叩くだけで返して その夜は分かれたのだった)
        //いいのよ! でも明日だ! (ねてた)
        -- アラジン 2011-03-16 (水) 21:11:52
      • //も、もう少しお待ちください・・・ -- ミロク 2011-03-17 (木) 22:14:52
  • 時は少し戻り・・・179年の夏か、それとも秋頃か。街中のスラムにほど近い地区
    アラジンが高くそびえる古い建物の合間、薄暗い通りを歩いていると 鈍く光るモノがあった
    近くに寄って見れば、光の正体は魔物の瞳をかたどった黄色の宝石・・・指輪。察するに魔導器だろう
    雨に濡れたそれは大きくヒビが入っており、魔力はほぼ揮発していると見て間違いない
    持ち主も見当たらず、人通りも皆無
    -- . 2011-02-22 (火) 22:08:25
    • (それは妙に目を引いた。 割れたそれに価値は無いだろうが、足を止め、その近くに立って眺める。)
      光がぐるぐるしてら、濡れた宝石ってな綺麗なもんだな。 …捨てられたもんかね。 (首をかしげ、爪先で軽く軽く転がす。)
      -- アラジン 2011-02-23 (水) 21:03:39
      • 瞬きをした
        気のせいではなく、瞳(宝石)が瞬きしたのを、アラジンは確かに見た
        もしかすると小耳に挟んだことがあるかもしれない
        北西の魔導王国ベルチアという所には、生体を器物に変える呪法がある、と
        その「犠牲者」を髣髴とさせる現象だったが……彼がそもそも知っているか
        知っているとしても、それだと思いつくかは別の話である
        ただの落し物。捨てられた物かもしれない。放置して去るのも一向に構わない
        あるいは…キリクなどに見せるのも一興かもしれない
        いずれにせよ、この宝石には魔導器としての価値も、財宝としての価値も無いことは間違いない
        -- . 2011-02-23 (水) 22:30:49
      • … (口元を隠す布の奥で、にや、と笑みを浮かべる) お前 「生きてる」な?
        (瞬きしたのを見た あくまで石にしか見えない物だが、しかし、自分が見た物はどんな奇怪な事でも受け入れて 靴の爪先にそれを引っ掛ければ、器用にそれを上に蹴り上げる)
        (宙で取ったそれと視線を合わせれば目を細め) こういうの好きそうな奴と言えばー… そうだな、
        何も教えないでキリク辺りに見せりゃ、良い反応しそうだ (悪戯少年のような笑みを浮かべれば、それをポケットに入れる) 椅子から転げ落ちるくらいのリアクションは期待してようかね
        -- アラジン 2011-02-24 (木) 18:59:49
  • ・・・・此処だな。森の近くで血生臭いが輝ける魂の持主が居るというのは・・
    父上の目撃談が確かならだが・・・僕自身としても興味深い(その一軒家の前に立つと、軽く戸をを叩く) -- アーゲート 2011-02-09 (水) 22:34:55
    • (ノックの音が静かな森辺に響く その余韻が消えて少ししてから、かたんことんと音が近づいて)
      ああ、誰だ? (声がした 扉が開けば、顔を出すのは長身の男 室内だが、顔の左半分を布で隠している 血の様に赤い目がじろりと青年を眺めた)
      …冒険者か? (無遠慮に眺めてから青年の目を見る)
      -- アラジン 2011-02-09 (水) 23:07:20
      • そんな所なのだ・・・僕は冒険者をしてる、アーゲートと言う
        (戸の前には男より頭半分ほど小柄である青年がおり、男の紅い瞳と対極の碧く静謐な瞳を向けてきた)
        成程・・・面白い。少し、竜の匂いがするが貴女は竜では無いな?血を受けた眷属と言う訳でもなさそうだが -- アーゲート 2011-02-09 (水) 23:41:11
      • (片手に杖をついた姿だが、上背があり体格も良い男は、弱弱しい印象を見せない 探るアーゲートの言葉を聴いてからしばらく眺め)
        偉そうな物言いをする坊主だな 生意気 (眉を上げれば、かかと笑い) しかし、鼻は良いみたいだな …どう見える、坊主
        (自分の胸板を指で叩いて見せ、ニヤニヤと笑う男 褐色の肌に無精ひげ 一見すると、そこいらのごろつきに見える粗野な服装だ 普通であれば、竜の気配などかけらも見つからないだろう)
        -- アラジン 2011-02-09 (水) 23:52:34
      • 生意気か、良く言われる言葉なのだ(言われても特に動じる事も、詫びる事もない。彼なりのスタイルなのだろう)
        鼻は利かん・・・ただ竜が僕らにとっては特別な存在であるという事・・解る理由はそれで十分
        (胸板を叩き胸を張る男を、しかし青年の視線はそんな表層の部分では無い真髄を見定めていた)
        驚いたな・・・ヒトを引きつける特性をかなり強く持っている。魅力とも言えるだろうが・・・それにしてもだ
        竜から血を奪った際の拒絶反応もなく、竜の眷属でもなく、それでも竜の血を受けている・・・竜本人の意志で、貴公に力添えをする為に血を分け与えたと見える
        貴公が何者か解らないが・・・僕らにとっては、信頼に値する人物と判断出来る -- アーゲート 2011-02-10 (木) 00:16:06
      • (からかいもどこ吹く風、平然としているアーゲートを見れば肩を竦め) 愛想は覚えた方が良いぜ、坊主
        ふぅん、そんなもんかね…ま、俺も良い女の匂いはよく嗅ぎ分けるが (水晶玉を覗く占い師のような目をしたアーゲートを眺めながら、扉に寄りかかって) おいおい、何だ、今度は褒め殺しか?
        ああ、俺に惚れた竜が救ってくれた 良いだろ (かか、と冗談交じりに笑って返し) で、信頼してくれた所で、アーゲート坊やは何でこんな所に?
        良い男を眺めに、なんて言うなよ? 俺は男色の気は無い (肩を揺らして笑った)
        -- アラジン 2011-02-10 (木) 00:51:51
      • 父と同じ様な事を言うのだな、貴公は・・・まあそれは良い、愛想と言うのはどうにも僕は苦手だ
        褒めた意図はないのだ。あくまでも、事実を述べただけ・・・それが賞賛になるなら、それは貴公の力が優れている
        ・・・・!成程、竜を虜にするとは・・・やはり・・・(ある種の確信の様なものを得た表情で)
        僕が来た理由は二つあるのだ・・・一つ、この森は僕の家にも通じている。ご近所への挨拶と言う訳だ
        もうひとつは・・・いずれ訪れる、邪神の来襲の時に貴公が戦える者であるか視ておきたかった
        その縁といい、精神といい・・・「黄金の魂」の器かもしれない -- アーゲート 2011-02-10 (木) 23:35:37
      • 苦手でも、笑顔は七難隠すもんだ 覚えとくと得をするぞ (淡々とした様子のアーゲートに軽く返し)
        竜だとはこっちは最初知らんかったけどな 言っちまえば、竜だろうが難だろうが、良い女が良い男に惹かれるのは当然だろう? (にや、と自信:旺盛)
        ほう、ご近所さんね まずそれはよろしく頼む …だが、邪神? やめてくれよ、俺はただの人間だぜ? …黄金の魂ね なんだか尻が痒いな
        (変に評価が高いと困る、と片眉を上げて) 俺は俺さ、普通のアラジン …だが、その邪神ってのはなんだ 黄金暦1999年に恐怖の邪神が、とかか?
        -- アラジン 2011-02-11 (金) 01:16:44
      • ・・・そうだな、それが男のサガだろう(ようやく、ふっと表情を綻ばせる青年)
        ただの人間ではない。ヒトとヒトを繋ぎ、支え支えられ力と成す。コミュニティーの力・・・早々あるものではないのだ
        (貴殿はその口ぶりでは女性限定かもしれんが、とくつくつ笑い)
        邪神は・・・この所居る、妙な集団を知らないか?新興宗教の様だが実体は邪神を崇拝している
        そして連中の出現とともに、冒険中に消息を絶つ・・・それも奇妙な事に遺体が痕跡も見つからぬ事件が多発している。何かが、ある -- アーゲート 2011-02-11 (金) 01:40:57
      • ああ、そう言う事だ そうそう、笑った方が良いぜ しかめっ面してて良い事はあんまり無い
        そんな大層なもんじゃねえよ、大袈裟な坊主だな (笑う青年に眉を上げ、それからこちらも笑った) だがまぁ、因縁付けにきた訳じゃなさそうで安心したぜ
        邪神崇拝…? はぁ、なんかそんなのが流行ってるのか? 数ヶ月寝込んでて最近の流行には疎いんだよ
        だが、ちょいと気になるな うちの嫁達も冒険者だ (眉を寄せれば少し考え、それから、入れよ、と促した) ちょっと話を聞かせてみな、アーゲート
        -- アラジン 2011-02-11 (金) 20:44:32
      • そうかも知れない。笑顔は、良い者を呼び込むというな・・・貴公を見ているとそう思えるのだ
        因縁をつけても僕に何の得もないな・・・そうだろう?(笑いに重ねてお互い笑い合う)
        ああ・・・詳しくは僕も調べているが・・・ん、すまないな(後に続いて男の部屋に上がる) -- アーゲート 2011-02-11 (金) 21:11:23
      • この笑顔に呼び込まれたって事は、お前も良い奴なのかね (からかうように尋ねてから、家に招いた)
        (壁には飾り布 床には絨毯 適当にクッションが置かれた中、座れよ、と促して自分は酒の準備をする)
        (酒瓶を置き、こちらも座れば話を始める) で、まずはその邪教って奴等の話を聞かせてもらおうか お前が知ってる限りで良い
        -- アラジン 2011-02-12 (土) 14:29:29
      • その見た目、内装・・・中東の生まれか、貴公は。道理であまり見ない顔立ちだと思ったが
        (あちらの作法に多少心得があるのか、躊躇なく床に座り)
        そうだな、先ずは僕の調べの着いている事に関してだが・・・冒険者の中に、「御子」や「神官」の様な連中がいる
        彼らの目的はシンプルで、まずは信者の獲得による邪神教団の拡張・・・もうひとつが貴公にとっても問題だろうが・・生贄の獲得だな
        たかが数人の信者の祈りで上位存在を呼び出す事は出来ない・・・となれば、強靭な冒険者をニエにする事は想像出来る
        そして手段だが・・・冒険の最中に斃れた者を、安らかな眠りに就くはずだった者を・・・外法で洗脳し、配下としている・・・・こんな所だな
        末端を倒しても、碌な情報がない -- アーゲート 2011-02-12 (土) 16:43:59
      • 大体そこらさ もう、こっちに来て長いけど、部屋はこうじゃないとなんか落ち着かん 生まれのサガかね (一杯の酒を酌み、アーゲートに出せば、自分も右に首を傾げる様にして一口)
        成る程な、信者の獲得と、その邪神様とやらを呼び出す材料集めか 両方とも殺してでも奪い取るって感じの匂いがぷんぷんするな
        (眉を寄せる) 俺もちょいと怪我で引退してたが、そろそろ冒険に出ようと思ってる もしかすると、そういう輩と一緒になるかも知らんな
        それで、もう被害者は出てるのか、お前の知り合いあたりで それとも、名も無き冒険者たちが食われてる感じか
        -- アラジン 2011-02-13 (日) 13:47:55
  • アラジンを半死の目に遭わせた相手は、ベルチア特務機関の上位魔導師か飛竜使いの一族あたり
    魔導師の方は、名は判らない。ただ、闇と氷魔術の達人ということと
    比喩でもなんでもなく、血の通った人間ではないということは確か
    こちらでも警戒するけど、危険を感じたらすぐに鏡に何か書いて寄越して欲しい
    それから。その魔導師ってのは女らしい。いつもの癖を出さないようにね?
                                 ミロク
    -- 2011-02-09 (水) 22:14:55
    • 美人か!?
                アラジン
      -- アラジン 2011-02-09 (水) 23:04:25
      • 目つきが悪いって話だ
        ◎◎◎◎○(信頼できる情報)
                     ミロク
        -- 2011-02-09 (水) 23:14:16
      • 強気な女は嫌いじゃない 冒険者やって10年近い身だ、人間じゃなくても驚かないさ
        注意はする 何かあったら鏡に書くさ 魔法への対抗方法は適当に考えておく
        飛竜使いが相手になったら、まぁ、何とか逃げるよ そんときゃ宜しく
                                 アラジン
        -- アラジン 2011-02-09 (水) 23:45:52
      • そう、強気な女の子はお尻が弱いって聞くしね
        魔術の対抗策として常套手段がある。敵が得意とする術と、相反関係にある属性の「護り」を持てばいい
        闇なら光、氷に対しては炎。そんな具合にね
        委細承知
                     ミロク
        -- 2011-02-10 (木) 00:08:46
  • (マスクと凄まじい量のエチケット袋を差し入れる) -- エルド 2011-02-08 (火) 00:20:07
    • マスクはともかくこの袋は何だ!? (まだベッドで養生してる男だ) -- アラジン 2011-02-08 (火) 00:30:23
      • こう、隙間から溢れるかなって……(口裂け部分を指差して)紐かなんかで固定して使えばぼとぼと落ちることもないさ!
        ああはいこれ本命のお見舞い(大量のブルーベリーやクランベリー、口を大きく開けなくても噛めるだろう) -- エルド 2011-02-08 (火) 00:38:22
      • 生々しい描写を入れると流石に色々あれだから描写してないし大丈夫だ! (クワッ)
        お、ベリーか 好きなんだよこれ、酸っぱいし (籠一杯のそれを眺めて嬉しそうに)
        -- アラジン 2011-02-08 (火) 00:53:20
      • 面倒は嫌いなんだとでも言うつもりか! 口掴まれてがばぁされねえようにな?!
        一番の問題は男から渡されたってとこだな……ということで養生しーやーなんかあったらタレットとか設置するから(軽く物騒な事だけいって逃げた) -- エルド 2011-02-08 (火) 01:07:16
      • バレンタインチョコとかじゃないし、有難く素直に頂いとくよ (男から、の言葉にはそんな事を言って)
        ああ、しかし、庭に色々仕掛ける必要も出てきたかも知らん その時は頼むわ
        有難うな、エルド なんだかんだで良い奴だなあいつ、やっぱり…
        -- アラジン 2011-02-08 (火) 01:35:56
  • (男はエンディの血とプティの処置のお蔭で、傷が塞がり、一命を取り留めた しかし、目を覚まさず昏々と眠り続けた)
    (血に塗れた帰還の数日後) … (男は不意に目を覚ます まだ動かない頭で見慣れた天井をぼんやりと認識して) …んぐっ!? (身体に走る痛みに思わず呻く)
    -- アラジン 2011-02-06 (日) 13:34:44
    • あー… (ぐったりとベッドの上で息を吐く 眠り続けた倦怠感と全身の傷の痛み 段々と思い出す現状)
      帰ってきて、…プティとエンディ、だったな (居たのは、と 安堵から笑みを零そうとした所で、) ぐぅ…っ (左頬に走る痛み 顔を顰めればそれがまた痛みに変わった)
      -- アラジン 2011-02-06 (日) 14:41:07
      • …ああ、そうか… (眉間に皺を刻む 長く息を吐けば、) 深くやられちまったんだよな 畜生
        (布を当てられた左頬 その下の肉は切り開かれ、傷は耳まで達していた 顎は動く 筋肉には達していなかったのが幸いか)
        …イケメンが台無しだな (一人で呟けば、は、と小さく笑い声を漏らした) 嫌われなきゃ良いが
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 14:50:38
      • (そして日が沈んで) …ん、寝てたか (薄目を開ける 部屋は暗く、夜が来ていた)
        (欠伸をする 左頬に走る痛みにまた顔を顰め、息を吐いた 酷く静かな部屋に自分の呼吸が溶けた) …誰かいるかー? (何とはなしに呼びかける)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 21:33:09
      • ま、居ないか… (ふへ、と苦笑を零す 増築したからと言って、住人が増えた訳ではない)
        …家作るの早すぎたかね… (広い分、妙な寂寥感が胸を埋める 眉を寄せ、息を吐く) 怪我のせいかね、心が弱ってやがる 俺らしくも無い
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 21:54:11
      • (扉をノックする音、その強さと不規則な音の間隔から、ミロクと判る)
        妻でなくて残念だが、僕だ。何か要るものがあれば言って欲しい。それくらいは調達してくるよ -- ミロク 2011-02-07 (月) 00:25:56
      • わざわざそんな事言わないで良いぜミロク (ノックの音で相手が分かる 左頬の布を気にしながら、入れよ、と声を返し)
        居る物というか、話がある …例の事で、だ (含ませる言葉)
        -- アラジン 2011-02-07 (月) 00:32:50
      • (傷を覆う布を一瞥し「手酷くやられたね」と感想を漏らして)何なりと -- ミロク 2011-02-07 (月) 00:36:10
      • お前の言ったアイツ等な 相当本気だぜ 酒場の依頼にもねじ込んで来てるみたいだ (ゆっくりと身体を起こしながらそう言った)
        (顔だけでなく逞しい身体の殆どが、湿布や包帯で覆われている) キングワイバーンの足首に、こんな模様の飾りがついてた 見覚えないか?
        (そう言って、寝台の羽ペンを取って紙に書く …ミロクは、きっと昔から見覚えがあるだろう、どこかの家紋章)
        …ワイバーンから逃げた後、追い討ちもかけられた ギリギリで殺しはしたが (これをやられた、と頬の布をはずす 耳元までの醜く裂けた口傷)
        -- アラジン 2011-02-07 (月) 00:55:04
      • (紋章を目の当たりにすると、おぞましいものを見た様に目を見開く)
        ・・・どうやら真実か。敵の背後には西方の大国の、厄介な組織が一枚噛んでいます
        (目を背けることなくその傷を見据え)
        それだけアラジンを深刻な脅威、とみなしたのでしょう
        詳細が分かり次第、追って連絡を入れます。傷が疼くなら痛み止め、使いますか?
        (軟膏が入った貝殻を差し出す) -- ミロク 2011-02-07 (月) 01:12:55
      • 道理でな 襲って来た奴等の言葉が分からないわけだ (西の言葉は分からん、と眉を寄せて頷き)
        (歯と皮膚が覗く口裂けの顔 布を戻せば、視線をそらさなかったミロクに目を細め) 流石の俺も死ぬかと思ったぜ 奴さんも相当尻に火がついてるな
        ああ、頼む …おう、貰っとくよ 看護は受けたが、まだ流石に治りきらん (受け取り、礼を言った)
        -- アラジン 2011-02-07 (月) 01:29:40
      • アラジンが死んでしまったら、申し訳が立たない・・・しばらくは回復に専念を。護りは固めておきます
        ああ、枕元に鏡を置いてくれると助かります。どんな種類でもいい
        魔族から伝わった鏡通信の術を使うこともあるでしょうから。それでは今夜はこれで -- ミロク 2011-02-07 (月) 01:35:23
      • 悪いな、頼む …この身体じゃ、下手するとコボルとリーダーにも負けるからな (苦笑して自分の傷だらけの身体を撫でた)
        鏡な…ああ、了解 今日から置いておくよ …気をつけろよミロク 安心は出来ないぜ (消える気配に声だけを向けたのだった)
        -- アラジン 2011-02-07 (月) 01:38:58
  • (深夜、扉の前で重い物が転がる音がした) -- アラジン 2011-02-06 (日) 01:18:04
    • (運んできた荷も解かぬまま、落ち着かない様子で右往左往していたが、その音に気付いて顔を上げる)
      ……! アラジンさん…!?(慌てて戸を開け、音の主を確かめようと) -- プティ 2011-02-06 (日) 01:23:19
      • (開ければ、そこには赤いボロクズが転がっていた 強い鉄錆の臭い 荒い呼吸音)
        (ごろ、とその塊が動いた それは男 戦闘の爪痕生々しい姿で、赤く濡れたマントを身体に巻くようにして倒れていた)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 01:37:51
      • ……っ!(ランプの薄明かりの中でも一目で分かる酷い有様。思わず息を飲み、普段のほほんとした女の表情にも焦燥が走る)
        アラジンさん…!アラジンさんですよね、聞こえますか!?(慌てて傍らに膝をつき、夢中で抱き起こす) -- プティ 2011-02-06 (日) 01:46:02
      • (少しの間、プティの声に気付かぬように、ただ弱い呼吸を繰り返す男だが、抱き起こされれば薄く目を開く)
        …おー… …美人が居るな、ここは天国か? (引きつるように眉を上げる 布で顔の下半分を覆い隠している為か、もごもごと不明瞭)
        (軽口も続けられず、痛みに呻き、身じろぎをした) 帰っては、来れたか…
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 01:58:32
      • ……も、もうっ…今はそんなこと言っている場合じゃありませんっ…! 立てますか…?(ゆっくりと、男の傷を気遣いながら身体を支え)
        とりあえず、ベッドへ…!(緊急事態に直面してか、見た目に似つかわしくない力で男の身体を運び始める。ゆっくりと、引きずるように) -- プティ 2011-02-06 (日) 02:12:39
      • へ、へ…悪ィ …ちぃと、しくじっちまった … ん、ぐ…っ! (立たされれば喉奥で呻きを漏らす ほぼ全体重を預けるようにして立ち上がる)
        嫁の顔が見れりゃ、ま、ひとまず… あッ、っぐ…! (運ばれる動きですら傷に酷く響く 満足だと呟く声は抑えた悲鳴に変わる 歩いた場所に、血の跡が残る)
        (絨毯を汚しながらベッドに運ばれれば、憔悴した様子で短く、弱い呼吸 応急処置すらそこそこ程度に見える 顔を隠す布すら真っ赤に濡れていた)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 02:22:50
      • アラジン・・・!(ガタリと戸口が開き焦燥を帯びた声が響く、プティを目に止めるも一瞬、ベッドに寝かせられているアラジンの下へ歩み寄り)
        ・・・容態はどう?・・・(息を呑みそう尋ねる、容態は芳しくない、はっきりとそれだけは分かるが聞かずには居られない) -- エンディ 2011-02-06 (日) 02:30:09
      • 分かります、一目で分かりますよぉ…! ですから今は喋らないで…!(何とかしてベッドに運び上げると、ランプを寄せて傷を検める)
        あ、貴女は…? ……見ての通りです。とりあえず応急処置を…!(同じく、駆け込んできた相手に目をやったが、すぐに男へ向き直り)
        (薬箱から鋏を出して服を破り裂いてゆく。そして、顔を覆う布へそっと手を掛けた) -- プティ 2011-02-06 (日) 02:35:49
      • (増える声 霞む視界でも判る) 天使が、増えた…な はは、は ぐ、 (笑いの声 血が喉に流れたか、咳き込み身を丸める 荒い息)
        (プティが翳したランプが見せる身体は燦々たる物 手でも裂き分けられそうな位にぼろぼろな服の下、大小の傷が刻まれている)
        (不思議な事に、魔物が負わせただろう鈍い傷の他に、鋭い刃物で折ったような傷も見られる 大人しく傷だらけの身体を晒していた男だが)
        …っ (プティの白い指が、真っ赤な顔布に触れた時、震える手がその手首を掴む) …ここは、いい (傷熱に浮かされた目を顰め、掠れた声を漏らす)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 02:42:31
      • 意識ははっきりしてるのね、それだけ軽口が叩けるのなら大丈夫・・・でも気力が続くうちに何とかしないとね・・・
        (誰にともなくそう呟き辺りを見回す、使えそうなのは応急処置ができる程度の医療品だけ、これでは・・・)
        少し借りるわアラジン(何を思ったのか剣を手に取りそれを自分の腕に押し当て) -- エンディ 2011-02-06 (日) 02:49:57
      • これは…!?(傷を目にして絶句する。爪や牙に混じった刃物の傷跡。ガーゼを宛がい傷を押さえ)
        …縫合も必要なようです、お医者様を……っ、どうして…ここもこんなに真っ赤じゃないですか…!(手首を掴まれたまま涙目で訴えるが、傍でエンディが剣を取る様子が目に入り)
        な、何を…っ!?(戸惑いの色を隠さず、エンディを見上げる) -- プティ 2011-02-06 (日) 02:54:47
      • 死ぬまでは、このまま、さ (引きつるように笑い、深く息を吐く 搾り出すような呻き声を漏らし、息を吸い込む 湿った音がしてへこんだ口布 嫌に凹みが広い)
        ここは、良いんだ… プティ… っ (首を振り掛けた所に、腰から剣を抜かれる感覚 反射的に顎を反らし、エンディを見上げた)
        (エンディが抜いた剣は中ほどから折れていた しかし、腕に押し当てれば、刃毀れした剣でも、柔肌を噛み切るには十分 エンディの傷から血が流れるだろう それを見て、驚くように目を開く男)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 02:59:12
      • ドラゴンの血を浴びると不老不死になれる、そう言う噂聞いたことがあるでしょう?あれは一部は本当、大部分はただの噂(皮膚を切り裂き赤い血がぽたぽたと滴る)
        ただ浴びたり飲んだりするだけでは駄目なの、力を分け与えるその意思が伴わないと(ヴンとエンディの姿が歪む、尻尾のみならず角翼牙爪が現れ流れ出る血に魔力の光が点る)
        いいアラジン、これを飲んだからといって必ず助かる訳でもない不老不死にもならない、あくまでも大事なのは貴方の気力、もし諦めるのであれば吐き出すのも自由よ(雫が一滴口に垂らされ、プティに血止め等の応急手当を目でお願いする) -- エンディ 2011-02-06 (日) 03:08:12
      • ……っ。(ゆっくりと顔の布から手を引く。その代わり、エンディの言葉に耳を傾けた)
        ドラゴンの…血…? ………(目での合図に頷き、消毒液を傷口へ。血を洗い流すようにかけながらガーゼで押さえつける)
        (縫合の必要ないものはその上から包帯を当て、しっかりと巻いてゆく) -- プティ 2011-02-06 (日) 03:15:04
      • (すでに弱っている意識は虚ろで エンディの説明も途中から聞こえているのか判らない様な澱んだ目をしていた男)
        (しかし、握ったプティの手は離さない 捲るのを止めるのではなく、震えるその手は助けを求めるようで 気力…と僅かに漏れる声)
        (血が絡まったプティの指で、僅かにめくれる口布 そこに竜の血が落ちた その一滴は、僅かに除いた口元にまるで狙い清ましたかのように落ちた)
        … すまねえ (小さく漏らした声 それは、二人に心配かけた事へか、プティの善意を止めた事へか、エンディが腕を傷つけてまで血を与えた事か そのどれもか)
        (判らぬままに男の意識は落ちる しかし、プティが手当するうちに身体に僅かな変化が見られた 比較的小さな傷は目に見えて塞がり、大きな傷からも出血が減っている)
        (…男の身体は、どうやら諦める事を選ばなかったようだ 呼吸も僅かに落ち着いたようだ)
        -- アラジン 2011-02-06 (日) 03:29:11
      • (その様子を見てようやく大きく息を吐き)・・・どうやら大丈夫みたいね、目を覚ますまで安心は出来ないけれど・・・(思わずたたらを踏む)
        (アラジンほどではないが顔色が悪い、頭痛を堪える仕草からも彼女にとってそれなりにリスクがある方法だったようだ)ええ、私は一応龍族の端くれなの、大半の力は封じられてるけど、これくらいなら・・・
        う・・・ごめん、なさい、勝手なことだけど後お願いしするわ・・・(ふらふらとクッションに横になるとそのまま寝入る桃色だった) -- エンディ 2011-02-06 (日) 03:39:08
      • ……傷が…!(冒険者となってから怪異など見慣れていたはずだったが、流石に目の前で起こった変化には目を丸くした)
        そう、だったんですか…これでしたらきっと……!(急速に自己再生を始めた傷に見え始めた望み。それを繋ぐべく処置の手を早めた)
        …ええ、今は…ゆっくり休んでください、お二人とも……(一通り処置を終えるころには二人とも返事を返せる状況ではなかったが、そう呟いてアラジンの手を握る)
        ……お帰りなさい、アラジンさん……(震えた声でそう告げると、憔悴した頬を涙が伝う。そのまま、日が昇るまで男の手を握っていた) -- プティ 2011-02-06 (日) 03:49:08
  • 運びの仕事、御苦労だったな……話が遅れて悪かった(先日任せた簡単な香辛料の輸送依頼について礼を言う)
    (国境を越える関係上、身柄がまっさらなアラジンのほうが関税が緩かったので頼んだ仕事だったようだ。別段黒い臭いはしない)
    ……さて、コイツは報酬だ。少し手間取ったからな、多めに包んどいたぜ -- ゲハイムニス 2011-02-03 (木) 15:51:53
    • 本当に、唯の香辛料だったのかってのは気になる所だけどな (肩を竦め、受け取る報酬)
      (それから、報酬の中身を眺め、ひょいひょいと金貨を何枚か取り出せば、金袋のほうを放って返す)
      これで十分だろ 『まっとうな』仕事ならさ (片眉を上げてにやりと笑い) 加算された分の借りは持ちたくない
      -- アラジン 2011-02-03 (木) 16:46:14
  • (ぎょろぎょろと忙しなく動く瞳)
    もし、そこな人間。・・・そう、あんただ。この家の主殿かね? -- 長躯の蜥蜴人 2011-02-03 (木) 00:30:56
    • うん? 何だリザードマン …珍しいな、町で見かけるたぁ
      (庭の切り株に腰を下ろして煙草を燻らしていた男 眉を寄せれば、リザードマンを眺め) ああ、そうだが
      -- アラジン 2011-02-03 (木) 05:35:56
      • (体格は良く、身の丈も2m50はあろうか 流暢な人語で話し続ける蜥蜴人)
        このあたりじゃあ専ら討伐対象なのかね。我々は
        (シシシと笑い、街のほうを右手で指差す)あれに薄らと見える建物が闘技場、でいいのか主殿?
        (彼が指差す方角に視線をやらない方がいいかもしれない)
        (腰の後ろに回した左手で、何か──おそらくは刃物のグリップを──握ったからだ) -- 長躯の蜥蜴人 2011-02-03 (木) 07:50:33
      • (デカいな、と素直な感想を漏らし それから、) ああ、その通り 俺も危うく切りかかるところだったぜ
        (腰帯の曲刀を叩いてあっさりとした笑いを漏らす) 町に行くなら、ローブとフードを被って行くのが良いと思うぜ
        うん? ああ、 (尋ねられればあっさりとトカゲから視線をずらし、町の方に視線をやる) あっちにある街だな ちょいと入り組んでるぞ、あそこは
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 17:11:07
      • ふむ。そうだな。そうしよう。混沌たる処と聞いていたが、意外と目立ってしまうものか
        (害意を収めたのだろうか、グリップから手が離れ・・・・・・)
        大きな都市だからな。いやしかし─
        (・・・・・・代わりに、握った拳をアラジンの腹に見舞い、昏倒させようとする)
        (とはいえ、トロルと互角以上にわたり合える彼からすれば、その拳はけしてあしらえないものではない) -- 長躯の蜥蜴人 2011-02-03 (木) 20:10:04
      • ああ、そうさ 悪魔や無機物が動き回るこの街でもな (手を話すと同時に明るく笑い、頷く男)
        害意を持って近づいてくる奴ってのは、鼻につくもんさ (トカゲの拳が腹に埋まるその直前、トカゲの柔らかい喉元に、剣の切っ先)
        (振り返り様に抜いたその剣は、トカゲが拳を振りぬいた瞬間、命を奪うだろう)
        …で、俺はこの家の主だが …お前が誰なのか、聞いてねえな? (トカゲを見る目は笑っているが、酷く冷たい光)
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 20:15:24
      • (鋭い先端が宛がわれたと同時に静止、まるで彫像のように動かない、いや動けない)
        ・・・・・・何。ただの、モンスターだよ。人間
        (蜥蜴人が己の奥歯を噛み潰そうとした瞬間に、その口から矢じりが飛び出し留まって、血飛沫が舞った)
        (後ろから射撃した者が居る) -- 長躯の蜥蜴人 2011-02-03 (木) 21:05:49
      • そうかよ、なら、人の言葉が喋れなくなるまで… ッ!? (小指から剣を握り直し、貫こうとした瞬間 眼前に止まる血塗れた鏃)
        誰だァっ! (気配がした方に顔を向け、誰何を叫ぶ 剣を引き寄せ、自分にも矢が飛ぶかと身構えた)
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 21:13:19
      • (木陰からすまなさそうに出てくる小柄な暗殺衣の男)
        ごめん、ちゃんとアラジンには当たらないように計算して撃ったつもりだった
        ・・・自爆しようとしてたからね、口を閉じられないように
        (歩み寄り、死体の装備を漁り出す)・・・無いか -- ミロク 2011-02-03 (木) 21:18:59
      • ミロク? (返り血に塗れた顔を訝しげに顰める そのミロクの服装ははじめて見たが、妙にしっくりきた)
        当たっちゃいねえが汚れた …自爆なんて、ずいぶん物騒な話だな 俺が殺したリザードマンの縁者かと思ったが
        …お前の関係か? (漁るのを眺めながら煙草に火をつけようとした 懐に入れていた煙草は血で湿気ていた 吐き出し、煙草は捨てた)
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 21:22:30
      • (金貨を差し出す手は血の臭いが強かった 怪物だけでなく、ヒトの血の臭い混じりの手)
        クリーニング代、とっておいて
        うん。高い確率で・・・・・・あぁ、僕の関係者に間違いないね
        この古傷、得物。間違いなく刺客のものだ(死んだ蜥蜴人を担ぐと再び申し訳無さそうな顔をする)
        ・・・迷惑をかけてすまない。アラジン、エイミアたちにも今後一切害が及ばないよう組織で何とかする -- ミロク 2011-02-03 (木) 21:31:23
      • (金貨を差し出して、話を切り上げようとするミロクを眺め、しばし言葉を発さずに)
        (しかし、鼻を鳴らして男は笑う) こちとら富豪のアラジン様だぜ? 一日一着服を変えても底が尽きないだけの金を持ってるさ
        で、歴戦の冒険者様だ 蜥蜴男程度じゃ迷惑とも思わんさ …だが、不愉快は残る お前の関係者なら、お前が償ってもらわんとな
        (座ったまま見上げ、片目を細める) 追われてるな、ミロク? 俺だけなら判るが、エイミアもってぇ事は… …外堀から攻められてる 結構な組織立った奴らだな
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 21:46:30
      • ・・・ハハ、そうでした。アラジンは並みの冒険者じゃない
        正解です。何もかも、お見通しってことか・・・
        (償いの気持ちからか、知りうる限りを話そうと努めた)
        相手はナジャって街の太守夫人と、その背後の連中
        僕が生きていると拙いってことで、関わりあいのある者も障害になるなら一緒に消そうと
        とうとう、ここまで乗り込んできた
        (レオスタンの地方都市ナジャといえば、28年前までは1国の首都だった場所)
        (相当数の刺客が送り込まれている可能性は高いとみて間違いない) -- ミロク 2011-02-03 (木) 21:57:49
      • 応さ 俺だぜ? (にぃ、と血塗れたまま笑って見せ) 見通しってか、予想でしかなかったけどな お前が出てくるまでは、お前の関係者なんて思いもしなかったし
        (濡れて重い髪をかき上げ、におうな、と赤い自分の手を眺めて顔を顰めた) ナジャ…聞いたことあるな どっかの国の中心だろ? (古い情報しかしらないが、)
        そっから追っ手って…なんだ、女王様でも寝取ったか? (かかと笑い、からかって それから息を吐く)
        障害になるなら、ね …馬鹿馬鹿しい、手を出さなきゃ死ななかったモンをな
        (臥して動かぬトカゲの屍骸、靴裏で頭を転がして眺める) 気にいらねえな …気にいらねえ
        (眉を寄せる それは、狙われた事が、では無い) 俺の嫁と、ダチを狙って平気で居るとは、良い度胸だ
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 22:07:52
      • ええ。連邦に組み込まれるまでは独立都市、首都でした
        (やっと笑う)寝取るだなんて、とんでもない
        僕がいずれ父上・・・ナジャ太守(行政長官)の後を継ぐことに決まって、面白くなかったのでしょう
        僕の母も姉も、尽くしてくれた家臣も殆どが 第一夫人の手の者に消されてしまいました
        (あっさりしたものだが、深い悲しみを秘めている様子が見てとれる)もう10年以上前の話ですが
        ・・・・・・アラジンは熱い人だ。・・・迷惑ついでに、刺客の排除に力を貸してもらえませんか?
        早期に勝利を収めることを約束しますから(もちろん、断ってくれてもいい、と付け加えて) -- ミロク 2011-02-03 (木) 22:26:50
      • へぇ、今は違うのか …って、へぇ、太守の倅だったのか 道理で (そこは流石に驚いたようだが、物腰や喋り方を思えば、納得したのか、へぇ、と笑い)
        (続いた家族殺しの段になれば 珍しく、男の表情が固まった それから、ミロクが見た事が無いような色の無い目で笑い) そうか、…そりゃ、尚更気にいらねえ (悪夢にうなされるような声で笑い)
        お前が戦うと決めたって事は、勝ち目があるってことだろう? 乗ってやるよ お前を殺されるのも、俺の嫁たちに手を出されるのも気に入らん
        何より、俺は、会った事も無いそいつらの事が…嫌いみたいだ (右手を差し出す) いつでも声をかけてくれ 手を貸してやる
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 22:35:55
      • (アラジンが協力してくれるのは友情や、身内を護るという気概だけでない)
        (何か秘めたものが彼自身にもありそうだと、その声色で薄々悟るのだった)
        勝算はあります。僕自身の暗殺術も通じるようですし、とっておきの傭兵も雇いました
        暗殺教団とも利害一致して戦力になる(固い握手を交わす)アラジンが力を貸してくれるなら尚更です
        エイミアも、もう1人の方も必ず護りましょう -- ミロク 2011-02-03 (木) 23:18:00
      • 取って置きね…なんか知り合いな気がする 冒険者だろうし (ここらで腕が立つのは、と笑い) 暗殺教団ね…ぞっとしねえな、俺みたいな一般人が聞くと
        (くわばらくわばらと肩を竦めるごろつきあがり 握り返す力は強く) ま、そこらの雑魚の掃除位はやってやるさ 王手はお前がかけろよ?
        … あ、もう2人なんだが (テレながら訂正する男だった) まぁ、エイミアともう一人は俺より強いんだけどな…
        -- アラジン 2011-02-04 (金) 00:01:06
      • カウェントさんです。お知り合い?
        教団は・・・・・・このあたりの魔物の勢力分布を整えたり、意外とまっとうな仕事もしてますよ
        (おっかないのは確かですが、とおかしそうに笑って見せたその顔 きっと殺されたという母や姉に瓜二つなのだろう)
        (彼女らが、ミロクを通じて アラジンに感謝しているような錯覚に陥るかもしれない)
        それに(真面目な顔) 誰が一般人ですか。ねえ?アラジン(不敵な笑み)
        ・・・3人?! 尊敬しますよ本当。何て甲斐性だ(目を見開いて驚いていた)あやかりたいものですねぇ
        チェックメイトは任せてください。それに・・・頼もしい彼女たち、といえども守るのは当然です
        ありがとう。それでは、今夜はここで。何かあったら、いや、何かある前に連絡します
        (幾つかの連絡先を教え、蜥蜴人の死骸を片付けに行った) -- ミロク 2011-02-04 (金) 00:36:33
      • …良く知ってるよ (頭を掻けば、やっぱりな、と笑った) アイツなら安心だろう 信用できる奴だ
        ああ、整えるってそう言う… …まったく、お前が女なら、そりゃもう身を挺してでも守ってやるが (その笑顔を見れば一瞬見ほれる 頭を掻けば肩を竦め)
        え、俺! おれちょういっぱんじん! …ごめんて そんな目で見るなって (大袈裟に肩を竦めた)
        はは、お前にゃ似合わんよ、俺みたいなのは …ああ、いつでも声をかけな お前も俺の宝物だからさ、ミロク (テレも無くそう言えば、笑って見送った)
        -- アラジン 2011-02-04 (金) 19:37:03
  • (ごろごろうとうとしている) -- アラジン 2011-02-01 (火) 22:20:58
    • (勉強のし過ぎかしら?と毛布をかける桃色) -- エンディ 2011-02-02 (水) 10:25:26
      • ん、ああ…? (身体に乗った毛布の感覚に目を覚ます男 かすむ目を開ければ、眉を上げ)
        ああ、エンディか… 気付かなかったぜ (ふぁ、と欠伸を漏らせば、絨毯の上で伸びをして) ちょいとな、転寝しちまってた…今何時だ?
        (寝転がったままエンディを見上げれば、おはよ、と片手を伸ばして)
        -- アラジン 2011-02-02 (水) 22:38:15
      • (おはようと言われればおはようと返し)もう寝ぼけちゃって、おはようとは言ったけれどもう外はもう真っ暗よ?
        だからむしろ起きなかった方が良かったかもしれないわね、アラジンはすぐに寝つける方?(枕元にしゃがみ込んで貴重なシーンよねとにこにこ、垂れた桃色の髪が伸ばした手に触れる) -- エンディ 2011-02-03 (木) 08:20:38
      • え、マジか マジだ (寝転がったまま窓を向けば目を瞬かせ 寝過ぎたな、と、しょぼしょぼする目を擦った)
        いや、あんまりだ 寝た分は起きてられるタイプだから、目が冴えちまう (しゃがむエンディを逆さまに眺め 手に触れた髪に指を絡め、するりと梳く)
        しかし、エンディ お前の方こそこんな時間に珍しいな (言いながらも、少し嬉しそうに目を細める 指は髪の手触りを楽しんで)
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 17:14:02
      • あらそうなの、ならやっぱり悪い事したかしら・・・でもアラジンが規則正しい生活をしてる感じがしないのよね
        近くを通りかかって、増築がどのくらい進んでるのか気になった・・・というのもあるわ、でも一番の目的は(人差し指で寝起きの無精髭を触る)何をしてるのかしら?と思って・・・ -- エンディ 2011-02-03 (木) 19:29:19
      • かっかっか、間違いねえ だが、こう見えて朝起きなんだぜ? 酒や女が入ってない時は、さ
        (冗談めかして笑い、顎を撫でるエンディの指に、くすぐったいぜ、と少し目を細める)
        恋しくなったか? (片眉を上げれば、撫でる手を取り、その指先にキスをして) なんてな
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 19:37:21
      • つまりお酒と女の子にはてんで弱いということよね?後者は良く知ってるから納得ではあるけれど(指先に口付けされればくすぐったそうに笑い)
        そう、ね・・・ここにこうして足を運んでいるのが何よりの証拠だもの、先客がいなければお話出来るかもとの期待もあったし・・・
        そうそう、先客といえばエイミアに会って見たわ(意味ありげな視線をぶつけつつ)可愛い子よね、ほんと -- エンディ 2011-02-03 (木) 19:48:27
      • 酒には強くなったが、良い女には未だに溺れちまうよ (言いながら取った手を引いて身体を起こし) もっと味わいたくて、止め処が無くなる
        はは、肯定されるとちょいと照れるな (口の端で笑い、それからまた大欠伸をした 頭が冴えて来たらしい)
        へえ、エイミアに? (座れよ、と隣にクッションを引き寄せて勧め 褒める言葉に嬉しそうに笑って) エンディとはタイプが違うけど、良い女だろ?
        どんな事を話したんだ? お前の事だから、喧嘩吹っかけたりはしてないだろうが
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 19:57:46
      • お酒と女性の深みを比べられてはたまらないわ、女だってどんどん磨かれて行くものよ男と同じでね?(飽きさせないためにもね、とクスり)
        ふふ、否定したら否定したで言葉巧みに肯定させるつもりだったのでしょう?アラジンにかかれば女の子なんて蜘蛛の巣に捕まったも同じ、と(そろりそろりとクッションに腰掛けて)
        ああいう子も趣味だったの、と意外な一面を見た感じかしら?えぇとそれが・・・話をする以前に心の準備ができていないみたいだったわ
        無理も無いわよね、この街では一夫一婦が普通だから(少し息を吐く)納得できるまでまた時間が必要かもしれないわね -- エンディ 2011-02-03 (木) 20:41:32
      • はは、そりゃ確かだ 悪かった (からからと笑えば、) 熟成してくだけの酒と違って、磨かれて更に新しい味わいを見せてくれる 負けてられねえな
        (恐る恐る、といった様子で腰を下ろすエンディを見れば) じゃあ、こうして捕まったエンディは、後はじわりじわりと食べられるだけ、か?
        (指を蜘蛛の様に動かし、床についたエンディの手をくすぐってみる) ま、蜘蛛の側から見たら、蝶々だと思ったのが竜だったなんてサプライズもあるんだが
        節操が無い、と言わないでくれよ? 色んな魅力が見えちまうのさ (首をすくめて見せてから、) ああ、エイミアにもプティにもちゃんと伝えたしな
        とは言え、そうだな まだちゃんとらしい事もしていない まぁ、あいつの心が落ち着くまでは、無理に答えは引き出さないつもりさ 判っていても、って奴だろうし
        -- アラジン 2011-02-03 (木) 20:49:36
      • 予想外の味わいだからこそ驚きもあるし、それが次への期待に変わるのよね、お酒はお酒で美味しいけれどお酒の範疇を出ないもの
        ふふ、3人に囲まれれば否が応でも成長しない訳にはいかないでしょう?ええ、私はもうアラジンに毒を打たれてしまって・・・糸を巻き付けるまでも無く虜よね・・・
        (とキスを求めるように動けばそれをはぐらかし)でも抜け駆けはやっぱり良くないから無し、とりあえずもう一人・・・プティにも会ってからにしたいし
        そうね、したいようにさせるのも優しさ、でも・・・私ならぐいっと引っ張って貰いたいわね、あの時は強引に・・・!って言い訳させる位の度量は期待してもいいでしょう? -- エンディ 2011-02-04 (金) 13:23:23
      • 次舌に乗るのはどんな味か 甘いか酸いか、美味いのは確かだな …ああ、イイ男はイイ女が作るとはよく言ったもんだ
        (そう言いながらくすぐった小さな手を握り、求められるままに唇を交わ…しかけて、はぐらされればかくんとよろけた) 抜け駆けね…それまでお預けか俺ァ?
        (眉を上げて情けない顔をすれば、しかし、と) 変なところ律儀だよな、エンディ 奔放なのかと思いきや …これも新しい味、か? (微笑み、ぽん、と頭をなでた)
        はは、あんまり待たせるようならそうするさ アイツはちょいとふわふわしてるところがあるから、そうしたら心も決めるだろうよ (かか、と明るく笑えば、少し優しい目になって)
        だが、この事位を決める女気を持ってもらわにゃ、俺の嫁は務まらんさ (すぐにいつもの、少し意地悪な笑み)
        -- アラジン 2011-02-04 (金) 18:58:51
  • よ、相変わらず結構儲けてるみたいだな
    (ラフな私服姿の金髪の男が尋ねてくる。普段よりあまりに感じが悪いので気付かないかもしれない) -- ゲハイムニス 2011-01-30 (日) 16:09:39
    • うん? ああ、お蔭さんでな (庭の切り株に座ってのんびり煙草をふかして増築中の家を眺める男)
      (ゲハイムニスの服装を見れば片眉を上げ、軽く笑う) 随分印象が変わったな グレたか?
      -- アラジン 2011-01-30 (日) 16:29:35
      • 今日はそういう仕事の帰りってだけだ、ケースバイケースって奴だよ(ハッと短く口元だけで笑い、切り株の横に腰掛ける)
        俺にもタバコくれ -- ゲハイムニス 2011-01-30 (日) 17:45:49
      • チンピラの息子の護衛でもしてきたか? (よく似合ってる、とニヤニヤ笑いながら返し、)
        (切り株に転がしておいた箱を取り、煙草を一本取り出して渡す マッチを放って) しかし珍しいな わざわざ俺の家まで来るなんて なんかあったか?
        -- アラジン 2011-01-30 (日) 17:55:50
      • 概ねそんなところだ(世辞でも嬉しいよとかいってひらひらと手を振り、タバコとマッチを受け取って一服。紫煙を吐き出す)
        何もねぇよ。あるとすればこれからだ(プカプカと煙を浮かせたまま、振り返らずに言う)
        アラジンお前……一仕事付き合ってみる気はねぇか? -- ゲハイムニス 2011-01-30 (日) 18:04:54
      • 一仕事? (その言葉に眉を寄せ) キナくせえ臭いがするな
        話は聞くさ 答えはそれからだ (がっつく事も無く、煙草を燻らせて視線だけやった)
        -- アラジン 2011-01-30 (日) 18:09:53
      • お前の想像通りの仕事だよ。冒険者だから出来る仕事だ(自嘲気味に笑ってタバコを大きく吸う)
        (紙切れを一枚。それは簡単な地図
        簡単な『運び』の仕事さ
        もしその気なら一回顔出してくれ(スッと立ち上がり、煙を吐き出す) -- ゲハイムニス 2011-01-30 (日) 18:32:48
      • 運び、ねえ… (咥え煙草で受け取る地図 眺めれば、なんとなくの位置は把握した)
        『お前ら』じゃ出来ないってのも気になるが… ふん、まあ良いさ (軽く笑って地図を巻き、腰帯にさす) 覚えとくよ ま、期待はすんな
        俺は気まぐれなんでな (くく、とからかうように笑いながら、立ち上がった男を見上げる) そっち行ったらよろしく?
        -- アラジン 2011-01-30 (日) 19:21:51
  • 突然下着が撒かれた!(最新60件の現役に適当に撒いてます。捨ておいてくれても構いません)
    下1桁秒が… 1:白スパッツ 2:黒スパッツ 3:白タイツ 4:黒タイツ 5:トランクス 6:ふんどし 7:紐パン 8:前バリ 9:絆創膏 0:逆に今履いてる下着を盗まれた! -- 2011-01-30 (日) 15:23:40
    • 誰が得をすると言うのかちょっと冷静になって考え直せ!? -- アラジン 2011-01-30 (日) 15:30:25
      • あ、俺が得した (新しいトランクスを手に入れた) -- アラジン 2011-01-30 (日) 15:30:50
  • (増築中 来月には完成するらしい)
    …なんか、結構でかくなりそうだな いや、住む人数増えるからいいけど
    (庭で煙草をふかしつつ、工事を眺める男だ)
    • とりあえず、イルゼにはエイミアを娶ったってことは報告しねえとな アイツ子煩悩だし… …子?
      (挨拶回りやら何やら考えつつ、薪割りようの切り株に腰を下ろして、ぼんやり晩夏の空を眺める) いい天気だ…
      -- アラジン 2011-01-30 (日) 13:21:40
      • 釣りにでも行きたいな… あ、だめだ、釣竿こないだ折れたんだよなぁ…
        芸舞場冷やかしに行くかー… (切り株に寝転がって、ぐだぐだとすごすのであった)
        -- アラジン 2011-01-30 (日) 14:07:17

Last-modified: 2011-06-21 Tue 11:44:12 JST (4665d)