気が付けばそこは太平洋だった?

  • オレ、何やってるんだろう……(腫れぼったい目を擦り上げてすっかり高くなった日差しに目を覚ます)
    (鏡の前には冴えない表情 村を離れる日は徐々に近付き、仕事の引き継ぎや荷物の整理も始めなければならない)
    結局何も断てなかった…(村を発つ前に全ての未練を断ち切るつもりだったのに、同じ事の繰返し)
    (だが、己は剣になると誓ったのだ 今更迷う訳にはいかない)
    なら、殉じるさ(上着を羽織り腰の太刀を確かめると、残り少ない日々を噛み締めるように宿舎の扉を開け放った)
    -- スレット? 2010-08-21 (土) 21:00:45
  •  
  •  
  • やっぱりこの時期は寒いですねー… 見回りは辛いかもしれないですけれど、終わったらこれと紅茶で、一息入れてくださいね(そう言うとラッピングされたトリュフを差し出す) -- チャリス 2010-08-20 (金) 23:52:46
    • ありがとう(トリュフを受け取り) 大丈夫、防寒対策はばっちりだから(もこもこの上着で笑顔を浮べる)
      そういえばリックにはもう相談したんだけど、一度村を出ようと思うんだ……暫く街で独りで生きてみようと思う
      わがままばっかりでごめんね?前も相談無しでいきなり村を飛び出しちゃったし……
      -- スレット? 2010-08-21 (土) 00:10:38
      • はい、暖かそうで良いですね。(そういう自分ももっこもこなメガネ)
        はあ……そう、ですか… あ、いえ。そんな… スレットさんがご自分で決められたことですし。わたしが何かいうことでは…
        でも、街なら徒歩でも行けますし、そう遠いと感じるものでもないですから。以前みたいに、何処とも知れぬ旅に出るわけではないんですよね? -- チャリス 2010-08-21 (土) 00:28:26
      • うん 取り敢えず用心棒の口でも探して暫く食いつなごうと思う
        ここに流れ着くまでは、そうやって路銀を稼いでいたんだ(剣一本を携えて曠野を彷徨っていた頃を思い出す)
        時々は村にも顔を出すよ やっぱりここはオレの第二の故郷だからね?
        みんなの顔も見たくなるし……チャリスの料理も食べられるからさ!
        -- スレット? 2010-08-21 (土) 00:35:46
      • 用心棒、ですか… スレットさんが用心棒なら、その人も安心ですね。でも、怪我には気をつけてくださいね?毎月の依頼もあるんですから。
        ……はい、いつでも帰ってきてくださいね!スレットさんの好物、なんだって作っちゃいますから!(どーんとない胸をはり)
        それじゃ、わたしはこれで…(そういうと、厨房に戻るメガネだ) -- チャリス 2010-08-21 (土) 00:42:37
      • 体が資本……だからね?ありがとう、心配してくれて
        うん、チャリスさんも元気で 村を出るまでもう暫くよろしくね
        -- スレット? 2010-08-21 (土) 00:48:20
  • (あきらめに見えて吃驚しつつシーマ村を歩き、スレットの姿を探し) -- リルカ 2010-08-17 (火) 21:45:16
    • 誰かをお捜し?(上方から声が掛れば、マント姿に刀の鞘を肩に乗せ、いつかの見張り矢倉の頂上) -- スレット? 2010-08-17 (火) 22:38:28
      • ん。(矢倉を見上げて手を振り)スレット・カーヴィングをね。時間が取れるなら話したいと思って。 -- リルカ 2010-08-17 (火) 22:46:25
      • 暖かい部屋でココアを飲むのと、矢倉の天辺で秋風に吹かれて森を見るの どっちが好み?(マントを被って座り込んだまま、頬杖をついて首を傾げる) -- スレット? 2010-08-17 (火) 22:49:43
      • 矢倉のほうで。ここの景色は気に入っているから。(相手の返事も待たず梯子に手を掛けて登り始め)
        (矢倉の頂上に来るとふぅ、と一息ついて秋風を肌に感じ)やっぱり良いわね、ここの景色は。 -- リルカ 2010-08-17 (火) 22:57:47
      • 悪くないね(景色を見るリルカの隣に座ったまま、同じく森の木々を眺める)
        (紅葉の枝は葉も落ち幾分寂しくなってはいるが、それでも赤や黄に森を彩り、冬の訪れる前の最後の一時を見せている)
        -- スレット? 2010-08-17 (火) 23:05:20
      • (景色を眺め、時折なにかか、あるいは誰かを思い出して物憂げに目を細め)
        ねぇスレット。もし自分の命があと二年や三年で終わるってわかったらどうする?
        (それはその景色にそぐわない、不躾・唐突・不吉に突拍子もない質問で) -- リルカ 2010-08-17 (火) 23:20:20
      • やりたいことを全部する(肩に刀を置いたまま、視線は森の木々を見詰める)
        好物を夢に出るほど食べ続ける 読みかけの本を全部終らせる 列車に乗って見たことのない景色を見に行く 好きな娘に本当は好きだったって気持ちを伝える……
        それはリルカ自身の話?(森から吹く風は幾分肌の熱を奪うが、温かな日差しはそれを補いどこからか聞こえる鳥の囀りが穏やかな秋晴れの空に響いている)
        -- スレット? 2010-08-17 (火) 23:31:46
      • ………好きなことを、か。なるほど。(口元に手を当てたまま考え込み)
        私だったら。(あの夏の夜の熱狂を思い出したのか頬を緩ませ、尻尾を揺らす)もう一度、イクスロアで歌ってみたいかも。
        ……ええ。(秋風に靡く髪を手で梳き)なんだか三流小説みたいでしょう?
        女の子が「私はあと数年で死ぬの」って言い出して。(自分で苦笑して)タチの悪いオチがつきそう。 -- リルカ 2010-08-17 (火) 23:43:05
      • 死なないさ リルカは強いもの(微かに笑みを溢して風を受ける)
        ああ、歌はいいね あの時のピック、取ってある リルカに返すよ……実は村を出ようと思ってるんだ
        -- スレット? 2010-08-18 (水) 00:00:40
      • ……ありがとう、スレット。(迷いのない笑顔を返し)こうして話に来るのがもう、気持ちが負けてるんでしょうね。
        え?(この状況、まるで――)もしかしてスレット。もうシーマ村には戻らないつもりなの…? -- リルカ 2010-08-18 (水) 00:15:54
      • 困ったときに相談するのが友達じゃないかな……それとも、もしかしてオレはその範疇に入ってなかった?
        そういえば一度もリルカから直に「友達だ」って言われた事ない気がする……!(話の矛先を逸らすように、低く唸って顔を顰める)
        -- スレット? 2010-08-18 (水) 00:19:48
      • え……! そんなことないわよ、スレットは大切な友達よ!?(身振り手振り、ついでに耳と尻尾も動きながら言い訳をし)
        話す! きちんと説明する、全部話して納得してもらうわ。スレットは友人だもの……!
        (かくんと上体を倒すように頭を下げ)ごめんなさい、最初から色々と礼を失した喋り方だったわね… -- リルカ 2010-08-18 (水) 00:30:05
      • あはは、いいよ むしろ、初めて逢ったときの話し方の方が好きだったし
        (顔を顰めてバントラインの嗄れた声を真似してみる 結構上手い)
        ……暫くは街で暮らそうと思う ここはあまりに居心地が良すぎて、一人で歩く方法も忘れそうになってしまった
        酒場で用心棒の口でも探すよ 今までもそうやって刀一本で生きてきたし、真冬の凍てつく寒さが少し恋しい…
        旅から戻るまでこんな気持ちになるなんて、自分でも想像しなかったけどね ところで聞いて良い?
        -- スレット? 2010-08-18 (水) 00:47:59
      • (土下座しつつ)
        あはは……バントラインは実在した猫。そうしてスレットが口調を覚えていてくれるのも、私にとっては嬉しいことなのよ?
        そっか……ここは温かいから。人の温もり、そして落ち着きのある場所。
        自分がそうありたいというのなら、ここを出るのも良い。それはある種の「旅」でもあるから。
        ええ……それじゃ少し長い昔話を。非常口(エメール・ジェンシア)が旅立つまでの御伽噺を―― -- リルカ 2010-08-18 (水) 11:56:31
      • (菩薩のような笑みを浮べる)
        あ、ちょっと待って!ごめん……先に話したいことがあるんだけど、いいかな?
        多分今を逃すと随分先になるだろうし、どうせなら村を出る前にリルカに聞いて欲しい(思わず手で言葉を制すると、申し訳なさそうな表情を浮べ)
        -- スレット? 2010-08-18 (水) 23:10:57
      • ……うん。(スレットの言葉に頷き)それじゃ先にスレットからどうぞ。
        (自分を制するスレットの手に自分も同じ仕草で右手を出し、いえいえと頷いて佇まいを正し相手の言葉を待つ) -- リルカ 2010-08-19 (木) 00:29:20
      • いや、大した話じゃないんだけど……ずっとオレが片思いしてるって知ってた? -- スレット? 2010-08-19 (木) 00:59:31
      • ………え?(思考は白紙に、スレットの言葉の意味を理解すると顔が赤くなり)
        え? え? スレットが……えっ(あとはただ赤くなって戸惑うばかりで) -- リルカ 2010-08-19 (木) 01:11:45
      • そうなんだ……勿論リルカにだよ?(一応のため念押し)
        で、二度目に話した時かな…少し身の上を聞いたでしょ あの時オレ、リルカに同情しちゃったんだ それがボタンの掛け間違い
        -- スレット? 2010-08-19 (木) 01:19:10
      • うん。スレットが私に……ってこと、だよね…(言葉にして恋愛感情を伝えられる、それがここまで自分を緊張させるものだとは知らずに)
        ……同情? それは今も……? -- リルカ 2010-08-19 (木) 01:27:23
      • ううん でもあの時は、「この娘は可哀相な身の上だから、オレが助けてあげないと」……って思い込んでしまったんだ
        ブレスとの決戦の前もそう 星辰をリルカに預けたのも、少しでも力になってあげたかった……
        今すご〜〜く恥ずかしい話してるの、わかる?(何故かせめるような目線で口を尖らしリルカを見る)
        -- スレット? 2010-08-19 (木) 01:36:29
      • 確かにスレットには何度も力になってもらったし、戦いも。
        星辰……ブレスと戦った時もすっごく助かった! スレットの想いも束ねられたから、勝ったし…
        あ……(熱さを感じる顔をぺたぺたと触り、耳を何度か撫で付けるように押さえてみたり)
        ……ご、ごめんスレット…でもこんな話にほんっとうに縁がなくて… -- リルカ 2010-08-19 (木) 01:50:20
      • そ、そこで照れられるとオレも困るんだけど……っ!(コホンと咳を鳴らせて気を取り直す)
        で、結局それはオレの勘違いだったわけで……リルカは強いよ
        オレなんかが余計な手を差し伸べなくてもきっとブレスを倒せたろうし、アルテミドロスにも必ず勝てる オレはそう信じてる
        それでも、リルカが求めるなら幾らだって手を貸すし、オレだって喜んでリルカの力になりたい……
        本当はこんな話する筈じゃなかったんだけど、さっきリルカがあんな事言うから…
        つまり、何を言いたいのか分かる?
        -- スレット? 2010-08-19 (木) 02:05:29
      • //活動限界が……引き延ばしてすまない(文通スイッチ) -- 2010-08-19 (木) 02:19:51
      • う、うん! アルテミドロスも制御してみせる。決闘にも当然勝つつもりで挑むし……
        それにスレットと戦って掴んだものって結構大きくて。スレットの今の感情が同情じゃなかっただけでもかなり気が楽っていうか……
        ごめん、わからない!(すごく素直にギブアップ)
        //こういう話に不慣れすぎて反応が鈍くてごめん… -- リルカ 2010-08-19 (木) 02:34:52
      • 今思えば旅に出たのもそうかもしれない リルカが命懸けの戦いをしていたのに傍観者として見守る事しかできなくて、そんな自分が悔しくて……
        つまりオレが言いたかったのは…あらためて友達になって欲しいんだ!(照れくさそうに耳を垂らして笑顔を作る)
        今日からは素直にリルカと顔を会わせる事が出来る気がする 同情なんてもうしない
        だから仲直り……オレの勝手な思い込みだったけどね?
        -- スレット? 2010-08-19 (木) 23:35:31
      • ………うん。(赤い顔のまま手を差し出し)
        仲直り。友達。(混乱の中、確かめるように相手の名を呼ぶ)スレット。
        な、なんだかその……片思いって言われて、舞いあがってて…ひょっとして私、何か勘違いをしている…?
        (くらくらする頭、額に手を当てて熱を冷まし) -- リルカ 2010-08-20 (金) 23:45:54
      • よかった…!(安堵の笑顔を浮べてリルカの手を取る)
        友情の握手……なんだか照れくさい(軽く握ってすぐ引っ込める)
        ううん、勘違いしてないよ それはそれで本当の気持ち
        でもリルカを困らせるような事はしたくないし、だから思い切って失恋しようと思って……あれ?
        もしかしてオレ、変な事言ってる……?
        -- スレット? 2010-08-21 (土) 00:03:19
      • ……好きと言って人を困惑させて。(背を向けて)自分の中でもう失恋してる。
        そんなのずるい……!(気持ちの整理がつかないまま走り出し)
        (そのまま慌しく矢倉を降りると振り返らずに去っていった――) -- リルカ 2010-08-21 (土) 00:31:27
      • え?あっ……!そんな事言われたって、オレだって……
        (リルカの背中を見送ると、マントのフードを目深に被り沈み往く夕日に身を解かす)
        (いつの間にか秋風は、冬の訪れを知らせる冷たいものへと変りつつあった)
        -- スレット? 2010-08-21 (土) 00:40:38
  •  あ
  • き さ
  •  め
  •  お
  • そ う
  •  じ
  • 秘剣・波斬りっ!(居合の要領で腰溜めに剣を構え、打ち寄せる波に刃を振るう) -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:06:50
    • うん…まだまだだ(敢えなく打ち寄せる波は頭の上から飛沫を浴びせ、全身濡れ鼠の姿)
      まあ水着だから良いけどね?(人気のない岩場の海岸 梅雨明けの暑い日差しが照りつけるが、泳ぐには不具合な場所のため周囲に人の気配はない)
      -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:10:19
      • 速さが足りない……いや胆力?(濡れた髪を両手で絞り、水気を切って風に乾かす)
        (ソーニャから仕入れた水着の上にショートパンツとシャツを羽織り、今日何百回目かの剣を振るう)
        (果たして意味があるかは分からないが、兎に角体を絞りたかった)
        -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:16:01
      • 一朝一夕では身に付かないか……(流石に体もへこたれ始め、岩場に腰掛け休息を取る)
        (荷物の結びを解けば遅めの昼食 笹の葉に包まれたおむすび二つ、不格好ながら量は多い)
        そうだ、チャリスにお弁当を頼めばよかったんだ…今度からそうしよう(竹の筒に入れられたお茶は村の井戸水で煎れたもの カラカラに乾いた喉に渋みの強さが鮮烈に染み渡る)
        -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:24:31
      • そう言えばこの辺に来るのは久しぶりだな…(握り飯を噛み締めつつ海を眺める ここは街に流れ着いたとき居を定めたオンボロ小屋のすぐ近く)
        (すでにあの漁小屋は海風に耐えかね影も残っていなかったが、ソーニャに聞いたデドの話に懐かしくなり、つい足を運んだのだった)
        -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:34:11
      • あの猫たちは何処に行ったんだろう…(うるさいほどに小屋の周りを彷徨いていた子猫の群れも、今はその姿も見えない)
        (新たな餌場を求めて旅立ったのか、せめて子孫の一匹でもいるかという淡い期待は裏切られていた)
        ま、漁町の方に行けばもっと食い物も見付かるしね?(己も餓えた狗なのだ 手早く一つ目のおむすびを胃袋の中に収めると、お茶を飲んでひとまずの安堵の表情を浮べる)
        -- スレット? 2010-08-14 (土) 01:40:00
  • イベントに乗り遅れる間の悪さを呪いつつ新技の開発にでも取り組もう…(薄手のシャツ一枚で木立に立ち、星辰を正眼に抜き構える) -- スレット? 2010-08-12 (木) 23:48:25
    • 満天星雨、流星乱華、どっちもリルカの姫神刀を抜けなかった……鍛錬の未熟さか、それともオレの覚悟が足りないのか(意識を切っ先に集中させ、糸のように剣気を研ぎ済ます) -- スレット? 2010-08-12 (木) 23:52:17
      • うん…天剣絶刀――満天星雨ッ!!(身体に潜む生命力を爆発させ、全てのエネルギーをその一刀に注ぎ込む
        上段から振り下ろす剣は切っ先を光の速さで多重に変化させ、太い樹の幹に数え切れない深い傷跡を刻み込む
        一瞬の凄まじい衝撃に木の枝に止っていた一羽の野鳥が驚いたように翼を拡げた)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:03:25
      • おっと…ごめんね(野鳥の翼に声を掛け、更に繰り出す二の刃)
        天剣絶刀、流星乱華!!
        (風に舞う花片のように踊る刃は残光を引き、多方向から太い幹に衝撃と鋭利な傷を撃ち込んでいく)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:11:12
      • くっ……!(瞬間、腕に走る激しい痛みに顔を顰め、思わず刀を取り落としそうになる)
        やっぱり連発は無理があるか……それに、入りが甘い(水桶に腕を入れて発熱する筋肉を冷やしながら、樹の幹に刻まれた傷跡を見る)
        (初撃の星雨に比べて二撃目の乱華の傷が浅い 刻み込まれた剣閃の深さを比べれば、それは一目瞭然だった)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:17:31
      • 要するに未完成か……(常に敵に対して万全の威力を繰り出せなければ、技を放つ意味がない)
        (そもそも連発する事自体、無理があるのかも知れない 連続で放つ大技に体の節々は悲鳴を上げ、震える右手は剣を握るのもやっとの状態だ)
        (リルカの姫神刀を受けどうにか街に辿り着いた時も傷口は激しい発熱を伴い、意識はしばし朦朧の境を彷徨った)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:27:36
      • 基礎体力がまだ足りないのかも知れない……あとは胆力か(星辰の刃を地面に突き立てたまま、腰を下ろして初夏の涼しげな風を髪に受ける)
        (どこからか聞こえる野鳥の囀りが火照った体を徐々に落ち着け、そよ風がたゆたう午睡へと徐々に意識を引っ張りはじめる)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:37:47
      • (不意ににゅっとスレットの顔に影が落ちる 覗きこむように上から悪魔が見下ろしていた)・・・こんなところで寝ると風邪引くよ? -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 00:41:45
      • あれ…ソーニャ?(実際寝ていたらしい、長い尾を体に撒いて一瞬見ていた夢から覚める) -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:43:19
      • やースレット。いや何、村をぶらついてたら横になって可愛く眠ってる少女がいたもんで立ち寄ってみたり。
        (木々の斬撃跡を見て)・・・また修行か何かしてたの?頑張ってるねぇ。 -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 00:45:37
      • あはは、趣味みたいなものだから……そうだ、聞きたかった事があるんだけど、いい?(可愛いと言われてちょっと上機嫌) -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:49:36
      • (ああ、完全にアウトだな、とにこやか笑顔の裏で思いながら)ん、いいよ。何だい? -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 00:50:48
      • うん、ソーニャがリルカにあげた『旋空』…昔の知り合いが持ってた剣なんだ どういう理由でソーニャの手に渡ったのかなって
        (ソーニャに自分とデドの関係 そしてその剣をリルカに見せられたことを告げる)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 00:54:59
      • ・・・ああ、旋空の事、かい?・・・・・・話か・・・(スレットの隣に座り、過去の二人の話を聞いた)
        ・・・そっか、やっぱり。あたしがデドに会ったのは、この街に来る時・・・洞窟の傍で、行き倒れてる長い銀髪のヤツを見つけてさ。最初は女かと思ったけど・・・
        その・・・お腹が食い破られてて、どう処置してもダメそうだったから、「何かして欲しいことは無いか」って聞いたら・・・死に際なのに、なんでか笑顔になってさ。
        「この刀預けるんで、介錯頼むッス。後は自由に使っていいッス。この刀便利ッスから、使いこなせればきっと…」・・・みたいなこと、言って。
        あたしはまだその時、あんまり冒険とか命の取り合いとかに慣れてなくて、刀を受け取っても手が震えるだけで何も出来なかった・・・これから、自分はこうやって野垂れ死にするような職業やるのかー、とか思ってたような。
        で、あたしが刀受け取って困ってたら、デドってヤツが最後に「俺のこと、しっかり覚えておいてくれる人が一人でもいれば・・・」ってなことを言って、刀をつかんで自分の首に当ててさ。
        で・・・死ぬ前に知り合いの名前を挙げて、最後に「さよならッス」って言いながら・・・あたしの持った刀が、あいつの手で、首に・・・(そこまで言って自分の身を抱いて)
        ・・・あの死に様は忘れない。あれ以来、旋空は武器として使うようになったけど。刀自体がより強くよりやりがいを求めてそうな気がしたから、リルかにあげたんだ。あたしは使いこなせ無さそうだったしね・・・
        ・・・スレットの友達、殺しちゃったね。ごめん・・・・・・(膝を抱え込むように座り、スレットとは目を合わせずに謝罪の言葉を呟く) -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 01:05:37
      • そうか、ソーニャが最期を見取ったのか…(片膝を立てて腕を組み、ソーニャの言葉に耳を傾ける)
        いや、いいさ きっと本人も満足してるよ 一人で死ぬのは恐らく寂しいものだもの(恐らく生きていないだろう事は知ってはいたが、やはり死に様を伝えられるのは少々つらい)
        (それでも本人が納得した上での死であれば、幾ばくの救いもあるだろう)
        ソーニャもつらいこと思い出させてごめんね?でも、そうやって残した剣が受け継がれて、誰かが今も振るってるんだ
        デドの想いもまだどこかで生きてるんだって思えば…(慰めるような笑顔をソーニャに向ける)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 01:21:09
      • ・・・ううん、あたしこそ。スレットの名前、デドが最期に言ってたこと…今思い出した。知り合い、だったんだなって。
        あのときの、生暖かい血の感覚は、多分ずっと忘れない。でも、その思いも含めて、リルカに託した。あの子なら上手く使ってくれるわ(全幅の信頼を感じるような深い声色で)
        ・・・ありがと、スレット。多分今、あたしより辛いのに。・・・・・・思いを継いで、あたしたちは生きなくちゃね? -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 01:25:12
      • あはは、そうだね 早速酷い目にあったけど…
        うん……いや、継ぐなんておこがましいものじゃないさ デドの思いはまだ生きてる
        デドに限らず、冒険で斃れた全ての魂はそうやって当人が気付かなくても、リレーのバトンや襷のように順に手渡されていくんじゃないかと……一般論に過ぎるかな?
        (照れたような笑顔を浮べてソーニャの顔を覗き込む)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 01:34:40
      • ・・・そう、だね。思いを伝え合っていくのが冒険者の性なのかもね。いやいや、あたしもそう思うよ?(こちらもはにかんだ笑顔で応えて)
        あたしたちはまだ生きてる。だからさ、冒険に終わりが来るまで、しっかり生きよう。・・・デドのこと話せて、ちょっと心が軽くなったかも。ありがと、スレット。 -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 01:42:30
      • いや、いいよ オレの方こそ……ううん デドもきっと喜んでるよ
        しっかり生きようか…なにげに難しい事を言う
        そうだね、オレもしっかり生きるよ その為にももっと業を鍛えないと…ところでソーニャ湿布薬持ってる?筋肉痛がひどくてさ(まだ痛みの引かない右腕を見せて苦笑い)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 01:49:15
      • 業、ね・・・あたしも鍛えないとなぁ、新しい力は手に入れたのに使い慣れてないからなぁ。ん、湿布薬ね?(貼るタイプの湿布を取り出し)
        今日は色々お話できたし、サービスでタダでいいよ。ほら、貼ったげる(袋から取り出して腕出せーと催促しつつ) -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 01:51:02
      • それくらい自分で貼れるから大丈夫だよ…!でもありがとう(素直に腕を出し湿布の治療を受ける)
        剣の練習なら声かけてくれれば付き合うよ リックも練習相手欲しがってたし、村の訓練場なら自由に使っていいんじゃないかな?
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 01:58:29
      • (ぺたぺた)・・・はい、できた。前も言ったけど女の子の体はいじめても筋肉つかないからね、程ほどにね?
        そうね、今度訓練場を使わせてもらおうかな。練習相手もして見たいしね?じゃ、そろそろ帰るわ、またねスレット!(鞄を抱えて去っていった) -- ソーニャ 2010-08-13 (金) 02:05:19
      • うん、ありがとう 覚えとく(湿布を上から撫でながら、木立に消えるソーニャを見送る)
        思いを継ぐ、か……(地面に立つ己の剣を見据えながら、独り言のように呟く)
        (今は天上に昇った友人の魂が、よりよき場所に居ることを願おう
        剣越しに見る晴れ渡った蒼穹に、夏の雲が微かに姿を見せ始めていた)
        -- スレット? 2010-08-13 (金) 02:12:45
  • やあ、スレット。このあいだは蠍酒、ありがとう。…美味かったよ(晴れやかな笑顔で訪ねてくる。片手には当然のように酒瓶)
    これ、去年漬けた梅酒。冬越しして、ぐっと深く漬かってる…とっておきのやつ(ひょい、と酒瓶を手渡す)
    シーマ村も、すっかり春だね -- ヴェール 2010-08-10 (火) 20:32:23
    • ありがとう(笑顔で受け取る)
      一年経つのもあっという間だね……ヴェールもこの季節はお酒が美味しくなるんじゃない?
      -- スレット? 2010-08-10 (火) 22:22:25
  • スレットさんいますー?なるべく男性扱いして欲しいと聞いたので、ガトーショコラをお持ちしました
    そういえば、あのかまくらすごいですね。まだ残ってますよ -- チャリス 2010-08-08 (日) 22:18:50
    • まあね、頑張って作ったし!(笑顔でチャリスを部屋に招き)
      わ…これ自分で作ったの?良くできてる
      -- スレット? 2010-08-09 (月) 01:51:12
      • お疲れ様でした。今じゃすっかり風景の一部で…もうじき溶けちゃうと思うとなんだか寂しいような気もしますね。その分、春も近いんですけど
        ふふ、ありがとうございます。それじゃあ、ハッピーバレンタイン、ということで(トレイを渡すと、厨房に去っていった) -- チャリス 2010-08-09 (月) 07:38:09
      • 暖かくなるのは良いことだよ 年中冬じゃ気持ちも落ち込んで来ちゃうし!(楽しげに笑ってトレイを受け取る)
        あれ、もしかしてオレって今年から渡す方……まあいいや、深く考えるのはよそう…
        -- スレット? 2010-08-09 (月) 08:04:47
  • シリアスをする気力がない……!こう言うときは一人遊びだ(白銀の世界に飛び出しせっせと雪を盛り上げはじめる) -- スレット? 2010-08-08 (日) 00:18:55
    • (シャベルで雪をどんどん掻き分け、巨大な雪山を築き上げていく) -- スレット? 2010-08-08 (日) 00:20:00
      • (ペタペタと雪を固めていき、桶に汲んだ水を掛けてさらに強度を高めていく) -- スレット? 2010-08-08 (日) 00:21:34
      • (やがてしまむらに出現する巨大かまくら 中は奇麗にくりぬかれ、大人五、六人は楽に入れるスペースが出来あがる) -- スレット? 2010-08-08 (日) 00:24:49
      • ふぅ、完成……(爽やかな笑顔で滝のように流れる汗を拭い、眼前に立つかまくらを見上げる)
        (堅固な要塞の如き威容を前に、その表情には偉業を成し遂げた達成感と、独力でそれを完成させた自身への満足感が満ち溢れていた)
        でもこれ、一体何に使ったら良いんだろう……(肌に染みいる一月の風が銀髪を高くたなびかせた)
        -- スレット? 2010-08-08 (日) 00:33:01
  • うん……胸がないって便利だな(早速部屋でソーニャから買った水着の試着をしてみる) -- スレット? 2010-08-06 (金) 02:18:56
    • でもこれで水練をはじめられる……!と思ったら十二月になっていた(窓の外を舞う雪に体を震わす) -- スレット? 2010-08-06 (金) 22:19:38
      • 凍死はつらいから街の温水プールを利用しよっと…(上着を羽織って刀を差すと、ブーツに履き替え雪の道を歩き始める) -- スレット? 2010-08-06 (金) 22:21:41
      • (凍える脚に吹く風も今は何故か心地よく、己の髪と同じ白銀の世界に目を細める
        一年前の今頃は、目も眩む吹雪に迷って渓谷を彷徨っていたところを女に拾われたのだった)
        (運が悪ければその言葉通り、凍死体となっていたか飢えた狼の腹の中にいただろう)
        (そう言う意味では、やはりあの命の恩人には感謝をしなければいけない……ふと顔を上げれば、商店の扉から現われる降誕祭の贈り物を抱える親子の姿が目に止る)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 22:38:08
      • (果たしてあの男は何者だったのか……白銀の髪と獣の耳尾を備えた姿は明らかに同族の特徴を有していた)
        (だが傷の癒えぬ手負いの姿でおぞましき剣を振りかぶる修羅の如き形相に、同胞との再会を喜ぶ暇はなかった)
        (あの時一寸でも剣を抜く手が遅れれば、己の首は胴を離れ、高らかに宙を舞っていた事だろう)
        (そうでなくても猛襲の兇刃に幾つもの深手を負わされ、瀕死の寸前まで追い詰められたのだ)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 22:49:02
      • (今此処に立っている事が奇跡とさえ感じられる程に、喉元まで死が迫っていた……)
        急ごう(気が付けば吹き抜ける風はさらに強さを増し、舞う雪もその影を濃くしている)
        (いつの間にか通りの真ん中に立ち止まり、考え込んでいる己の姿に気付くのだった)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 22:56:06
      • (果たしてあの男は生きているのだろうか もしそうなら再び己の前に姿を現わす日はあるのだろうか)
        逢いたくはないな……(独り言を呟きつつも、悪い予感とは当るものだ)
        (恐らく三度目は無いだろう再会の予兆に軽く身を震わせて、人通りの疎らな大路を早足で通り過ぎていった)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 23:04:29
    • <幕間劇> -- 2010-08-07 (土) 01:30:25
      • 凍てつく吹雪。叩き付けるような冬の風。人も通わぬ極寒の土地で、その男は生きていた。 -- 2010-08-07 (土) 01:33:01
      • 岩屋の影で屍人のように大柄な体を休めたまま、鋭い眼光を放つ黄金色の隻眼だけは、視界を真白に塗り潰す荒れ狂う吹雪の空を睨み続ける。 -- 2010-08-07 (土) 01:41:00
      • 女に潰された右眼が疼く……あのような相手に遅れを取るなど、男には想像も付かない事だった。
        更に、深手を受けた事で怒りの感情に取り憑かれ、魔刀の狂気に呑まれるなどと、男にとっては敗北を重ねた以上に己を許せぬ、屈辱的な事であった。
        -- 2010-08-08 (日) 01:00:33
      • 男は静かに肉体の傷を癒やしながら、復讐の無慈悲な牙を研ぎ始める。
        少年の持つ剣を奪う事など、今ではついでの目的の一つでしかなかった。
        己の受けた雪辱を晴らし、小僧と女に死を与える……そうでなければ、最早己に剣を振るう意味を見い出せない。
        -- 2010-08-08 (日) 01:09:15
      • 己にはそれを成すに十二分な業も力もある。同じ相手に二度目の敗北を喫するなど、あろう筈も無い事だった。
        荒れ狂う吹雪は更に激しく咆吼を上げ、叩き付けるように荒い岩肌を削っていく。男は胡座の姿勢で瞑目し、一時の静かな眠りについた。
        -- 2010-08-08 (日) 01:20:10
  • あれ……スレット?(ふと見知った顔を見つけ、話しかける) -- リルカ 2010-08-05 (木) 23:14:25
    • 後はランニングでしばらく走って、そしたら水練を始めよう!
      (体を鍛えるという久しぶりの明確な目標に妙にテンションを上げながら、腰に太刀を差し駆けだしたところでリルカに出会う)
      あ……え?(思わず駆けだしたポーズのまま凍り付く手足)
      -- スレット? 2010-08-05 (木) 23:20:38
      • スレット……(ソーニャの元へ遊びに行くつもりだったのか毛糸玉の入った籠を持っていてやっぱり硬直)
        (どこか華奢な体つきを爪先から獣耳まで眺め)……の、妹さん? -- リルカ 2010-08-05 (木) 23:23:32
      • ……!!(一瞬妹と言うことでこの場を切り抜けようか 『お兄ちゃんがいつもお世話になってます!』
        そんな言葉を心の中で反芻させながら、諦めて首を左右に振ると、ぎこちない笑顔でリルカに応える)
        やぁ……久しぶり 元気してた?
        -- スレット? 2010-08-05 (木) 23:35:05
      • (慄然とし、毛糸玉を落っことす)スレット…―――
        旅先で何があったのかはわからないけど。(戸惑いに満ちた、泣き顔と笑顔の中間のような顔)
        それでも私は友達がした選択は大切にしたいって思うから……これからは女友達としてよろしくねスレット…
        (最後には耳を数度振って爽やかに笑ってすら見せて) -- リルカ 2010-08-05 (木) 23:38:05
      • ちょっとまってよ!もう少し「何があったの?」とか聞いてよ!
        そんな自然に受け入れられるとオレの立場がないじゃないか……っ!!
        (思わず滂沱の涙が溢れる 丁度一年前の旅立ちの日、強くなって帰ってくると決意を胸に出た筈なのに、この現状は何だろう)
        (崩れ落ちそうになる体を堪えて、それでも決死の笑顔を浮べる)
        ごめん、ちょっと興奮しすぎた……リルカの方は変わりなく?(握る拳に力が籠る)
        -- スレット? 2010-08-05 (木) 23:46:43
      • 人間、誰もが触れてはいけないあるいは触れられたくないものがあるって学園で学んだもの…!
        でも可愛いからセーフっていうか……は、はは…(相手の目を見ようとせず)
        …冗談よ。薬か何かを浴びたか、もしくはどうしようもない事情があって一時的に女の子になってるのよね?
        (にっこりと微笑んで)おかえりなさい、スレット。旅先であったことを聞かせてよ。
        私のほうは学園を卒業して、色んな先生に鍛えなおしてもらってる。銘刀も手に入れたしね?(腰に帯びた『旋空』の鞘に触れ) -- リルカ 2010-08-05 (木) 23:51:14
      • やめてよ!目を逸らさないで!でも可愛いって言われたのはちょっと嬉しい……っ!
        (混乱する頭は自分でも最早何を言っているのか分からない)
        うん…自分でも原因はよく分からないんだ 元に戻れるのかどうかも……良かったらそこに腰掛けない?(木陰の切り株を薦める)
        旅はまあ色々あったよ 楽しいことも辛いことも……そうか、リルカはもう卒業したんだね 元気そうで安心したよ
        (自分も木陰に座り込めば、ようやく気持ちも落ち着いてくる)
        銘刀?(リルカの腰に目をやれば、どことなく見覚えのある柄に小首を傾げて)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 00:00:33
      • あとは髪の手入れと女の子らしいスカートと……リボンはダメね、私たちの耳とは相性が悪いわ。
        そっか……結構、重い事態なのね。(言われるがままに切り株に腰かけ)
        うん。やっぱり旅はいいものね……冒険者として満足したら私もまた渡り鳥として旅をしたいくらい。
        そしてスレットにとっても良い経験だったろうし……次の手合わせが楽しみね。(刀をスレットに見せ)
        『旋空』よ。デドという冒険者が持っていたものだって言えばスレットにはわかるってソーニャが言っていたけれど… -- リルカ 2010-08-06 (金) 00:08:11
      • 別に女の子になりきるつもりはないんだけど……っ!(下唇を噛み締めて)
        うん……今のところ戻る方法は分からないけど、一時的な物だと信じてるよ……
        そうだね、時々すごい孤独感に襲われたけど、そこから見える物もあった気がする
        やっぱり?どうしてソーニャが……街に来たばかりの頃に知り合った友達が持ってた剣なんだ
        もう十年も近く前になるのか 懐かしいな……(見覚えのある刀身に思わず目が細められる)
        (たった一年足らずしか交流する間もなかったが、初めての友人とも呼べる存在だった 彼が言っていた林檎の木は一体何処だったのだろう、時折ふと思い出す)
        新しい剣の使い心地はどう?きっとリルカに使われてそいつも喜んでると思うよ
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 00:23:34
      • でも今は女の子じゃない! 女の子らしさを磨くのも人生経験よ!?(何故か熱弁を振るい)
        スレットは真っ直ぐで芯が強い人だから。いつか自分らしさだって取り戻せるわ、思い出通りにね。
        旅は寂しいものよ、一人だもの。というか私がもう学園卒業して宿で一人になった時に時々泣くし。
        ……ソーニャがデドの形見として受け取ったものですって。(間接的にデドの死を告げる言葉、今度は違う理由でスレットと目を合わせられず)
        うん、かなりのじゃじゃ馬だけれどもうすっかり。今すぐにでもこの刀を使って戦えるくらいには! それに、手に馴染むしね? -- リルカ 2010-08-06 (金) 00:35:33
      • そんな人生経験欲しくないし……っ!(男に戻ったときにトラウマになるに決まってる 確信めいた予感がそこにはあった)
        あはは、ありがとう……結局寮を出ちゃったんだ?泣く必要なんて無いじゃない リルカには仲間が沢山いるんだし!
        そうか、形見か……(むしろ、友人が死ぬ間際になにかを残せたのだという、その事が逆に嬉しかった)
        その剣は大事にして欲しい、きっと色んな想いが詰まってるから…ねぇ、良かったらまた試合しない?
        修行の成果を見せてあげる……!って訳じゃないんだけど、この体になってからちょっと調子が出ないんだ
        やっぱり違和感があるみたいで……(幾分細くなった腕を見せる 体型が華奢になった分、筋力も少し落ちているようだ)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 00:46:52
      • 案外女性として生きる道も心地良いかも知れないし…! でもスレットはあくまで男の子のイメージだけど。
        卒業しても学園の寮にい続けることは、卒業という区切り……別れ? そういう、切なくて綺麗なものに土をつける気がして。
        そう、形見……(鞘を持つ指先に少しだけ力を入れて)ええ。戦いましょ、今度は刀で斬るだけじゃない戦い方を見せられるから。
        もちろんこの刀は大切にするし、デドとソーニャとスレットの思い出も鞘内に込める。
        ん……『女性の強さ』を使いこなせてる?
        肩から指先までしなやかに動かせば、力のロスを最小限にして筋力を武器に伝えられるんだけれど。 -- リルカ 2010-08-06 (金) 01:05:59
      • 他人事だと思って無責任に…!(意外に今の生活が楽しくなっている自分から目を背けて)
        だから一応リルカにも、男として扱って欲しい…こんな体してるけど
        区切りかぁ……分からなくもないかな?その気持ち
        うん、こっちはいつでも良いから声を掛けてよ 旋空を扱うリルカも楽しみにしてる
        女性の強さ?うん……そこまでは正直 まだ今の体を使いこなせてるとは言えないからなぁ(空で剣を握って軽く振る)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 01:23:24
      • あはは、ごめんスレット。当人にとっては色々と問題があるわよね……お風呂とか。着替えとか。
        ん、じゃあその気持ちを尊重する。スレットは今まで通り男の子として扱うわ。
        (切り株から立ち上がって抜刀、同じように旋空を握り、スレットと鏡合わせのように同一動作)
        (瞬間、噴き上げる風が二人の長い髪を揺らして)
        今、手の中にある全てを使って戦う。(鞘に旋空を納め)それが冒険者でしょ?
        さて、それじゃ私はこれで。ソーニャの家に遊びに行く途中だったのをすっかり忘れてたわ…
        またねスレット。試合を楽しみにしてるから。 -- リルカ 2010-08-06 (金) 01:47:29
      • うん……そこは色々ソーニャが相談にのってくれるんだけど……(何故か絶望的な気分になりながら)
        ありがとう……ちょっと元気が出てきたよ
        (やがて唸る風が髪を巻き上げ、応じるように笑顔を作る)
        勿論!オレだって旅に出てた一年間、遊んでたわけじゃないって教えるよ
        正直酷い目にも合ってきたんだから!(旅の思い出を心に秘めて、強く太刀の柄を握る)
        後でソーニャにテドの話も聞いてみよう……それじゃあまた 元気でね(リルカの背中を見送ると、新たな決意を胸に秋空の元を駆けだしていく)
        -- スレット? 2010-08-06 (金) 02:10:52
  • この頃なにかが根本的に間違ってきてる気がする……取り敢えずトレーニングだ!(ソーニャに貰ったプロテインを飲んで腹筋を鍛える) -- スレット? 2010-08-05 (木) 02:54:18
    • (さらに日課の腕立て伏せと懸垂を行い、縄跳びで体を絞っていく) -- スレット? 2010-08-05 (木) 23:07:41
  • 第一回、チキチキ何があったのか発表会〜。(わーと拍手しながらスレットの部屋にタイトルの書かれた垂れ幕を下げる)
    で、何があったのかとかいいからこれだけはハッキリさせておきたいんだけど。俺はスレットを男と女どっちで扱えばいい……!(なんとも言えない表情) -- リック 2010-08-03 (火) 00:45:01
    • わー……(死んだ目で一緒に拍手する)
      男一択でお願いします……(疲れ果てた表情で卓に平伏しながら)
      -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:53:14
      • 普通ならそう言うよなぁ……しかし男扱いしたら女性陣からの非難の声が上がりそうな気も。
        いいか、温泉入るときうっかり男入浴中の札とかにするなよ! 絶対だぞ! -- リック 2010-08-03 (火) 00:59:10
      • き……気を付ける!(村に戻ってから何度も男性用トイレの扉を開けながら)
        所で男湯と女湯しかない銭湯に入ったときはオレ、どっちに行ったらいいと思う……?
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 01:02:12
      • 気を付けろよ! ほんとうに気を付けろよ! ていうかまあ風呂の時とか海行った着替の時とか散々見られてるからいいんだけどさ。
        女の身体になっただけで見られたら怪我された気分になるわ……。(顔を覆ってしくしく)
        そこで第三の選択肢、風呂に入らないを君に与えよう。 -- リック 2010-08-03 (火) 01:06:43
      • 失敬な……でもこうなっちゃったら仕方ないよね(段々投げ遣りになっていく)
        ところで発表会って何?(今更垂れ幕を見上げて)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 01:12:38
      • え……ノリ以外の何者でもない……。
        まあ定期連絡会みたいなことでもしようか。とりあえず村民が追加でルートとフオリの二人。
        代わりにルゥが冒険から帰ってこなかった。いつのまにやら果樹栽培が始まってて、今畜産でもしようかと検討中。
        ていうか鶏小舎は作ったんだけど知識がないからそこで停滞中、村に関してはそんなとこかな。 -- リック 2010-08-03 (火) 01:17:10
      • うん……まさかルゥが居なくなるとはね…
        住人が増えたのは嬉しいね、畜産は手間が掛るからなぁ 経験者が欲しいところだね
        オレの方は……うん…(取り敢えず、旅に出たところから山奥の渓谷で女と出会い、暫く剣を習って別れたところまで話す)
        本当はもう暫く旅を続けるつもりだったんだけど、やっぱり村が気になってさ
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 01:27:13
      • 前職牧童とか農夫ってなかなかいないんだよね……とりあえず継続して探すつもりではあるけど。
        で、修行を途中で切り上げて戻ってきたらなぜか女になっていた……と。そりゃ修行が中途半端な天罰じゃないかな。(冗談めかして笑う)
        なんて冗談は置いといて、村に来る途中に何かあったんだな。(帰ってきた時の傷、そしてスレットの部屋を荒らしていた巨漢) -- リック 2010-08-03 (火) 01:34:27
      • うん……『仲間』に襲われた
        (ぽつりぽつりと記憶を辿って話し始める 直後の怪我のせいもあり、あまり確かな記憶ではないようだ)
        そいつはいきなり襲い掛かってきたんだ 真っ黒な剣を持っていて、恐ろしく強かった
        すでに手負いで深手を負っていたみたいだったけど、それでも身を守るのがやっとだった
        オレの同族にしか見えなかったけど、故郷の山にはあんな奴は居なかった……彼奴は深い谷底に滑落して、オレは必死に村に帰ろうとして……気が付いたら部屋だった
        (深い溜息 記憶はあの日の夜に巻き戻る)
        多分もう生きてはいないと思うけど……オレがこんな体になったのは、彼奴のせいなのかはわからない
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 01:46:00
      • 仲間……ね。(やはりあの男が一枚噛んでいたかと予想そのままでどこか落ち着かない)
        なんかあったのならそのあたりなんだろうなぁ……まぁ覚えてないならしょうがない。
        思い出せたらさくさく元に戻る方法もいけるんじゃないかな、思い出せなかったら……。(目を逸らす)
        なんにせよ。(ぽんと膝を打って立ち上がる) 当分はゆっくりしてなよ、何も帰ってすぐに忙しくすることもないさ。
        ただ、見張り番だけは変わって。流石に一人で毎日毎日夜寝ないで森見てると心が死ぬ。(苦笑を浮かべてまたねと言うと帰っていった) -- リック 2010-08-03 (火) 01:54:42
      • うん……ありがとう だけど、女の子だからもう暫くは労ってくれると嬉しいな?
        (笑顔でリックを送り出し、ベッドの上に身を横たえる 目を瞑れば、あの日の記憶
        狂気に憑かれた憤怒の“隻眼”と、ドス黒いまでの障気を放つ漆黒の刃が喉元に突きつけられる
        もしも相手が手負いでなく、もしも谷底へ転げ落ちていなかったら、自分は今生きていただろうか……
        強くなろう 掻きむしるような焦燥の心を抑えながら、寝苦しい真夏の夜を過ごした)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 02:01:46
      • (目を覚ましたらナチュラルに女の子とか言ってて頭を抱える) -- スレット? 2010-08-03 (火) 22:31:41
  • よし、もう大丈夫(宿舎近くの木立に立ち、腰から抜いた星辰を構える)
    (体の線が細くなったことで多少筋力が落ちたのか、握る太刀の柄に幾分の違和感を感じるが、それでも幼い頃より使い慣れた太刀はさほどの間を置かず手に馴染む)
    -- スレット? 2010-08-02 (月) 23:41:23
    • (風切り音を立てて白刃を振るい、時折体術を絡めて剣の感触を己の体に覚えさせていく) -- スレット? 2010-08-02 (月) 23:43:48
      • (不意に身を翻せば懐に入れた戦輪を指に嵌め、一投、二投と打ち放つ)
        (戦輪は空気を切り裂きながら直進し、音を立てて固い樹の幹に刃を食込ませていく)
        -- スレット? 2010-08-02 (月) 23:47:11
      • (そんな姿を一軒家の屋根から眺めてる悪魔)精が出るねぇ… -- ソーニャ 2010-08-02 (月) 23:48:32
      • 四投目を投げ終えたところで蹴りを放ち、止めの突きを放つところで重心が狂い、大きく転倒してしまう)
        いたっ……やっぱりまだ馴れないのかなぁ(些細な重心の違いに意識が付いていかないのか、まだ思うように扱えない華奢な体に顔を顰める)
        やぁ…(ソーニャの視線に気付くと照れたように頬を掻いた)
        -- スレット? 2010-08-02 (月) 23:53:50
      • (屋根から悪魔の翼を展開し、スレットのそばまで飛んでくる)…まだ体のバランス、慣れてないんじゃない?前よりも重心がずれてたよ(S科出身はそれなりに目も悪くないようで)
        んー、まさしく女の子になっちゃったねぇ、本当に。前から顔は女顔だったからあんまり違和感ないけどさ。どぉ?女の子として暮らしてみて。何か不便な事とかない? -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:00:46
      • うん…手や足がちょっと短くなってるみたいなんだ(ピコピコと狗耳を立てる 確かに身長も数センチ縮んでいるらしい)
        筋力も少し落ちてるのか、踏切も弱くなってるし……不便なこと?とりあえずは大丈夫かな
        つい男子用のトイレに立っちゃうくらいで……あはは…(まだ意識としては男なので、どちらかというとその折り合いのつかなさに困っている様子)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:06:35
      • そりゃ辛いかもね、筋力も落ちたか…女の体は筋肉付きにくいから、それなりに工夫は必要かもね。リルカとかあたしはいつもそんな感じだって考えるといい。
        男子用のトイレに立たれるとウチのフオリが困るからぜひ止めてね!…ふと気になったんだけど。生理って無いの?獣人には無いのかな? -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:08:30
      • その分身軽になったから、戦い方を考えてみるよ
        せっ!?……多分……ある(なんとなくの気恥ずかしさに顔を赤くする)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:14:59
      • そそ、リルカの戦いとかも見習ってね?…ってか、リルカには挨拶に行った?あの子結構心配してたからさ、無事な顔見せてあげてよ。
        …あるのか、それは大変な…(ちなみに悪魔は排卵を操作できるので無いのであった)じゃあ、生理用品とか準備しなきゃ。先月帰ってきてまだ来てないってことは、もうそろそろだろうし。
        使い方も教えようか?重いと結構つらいもんだよ…?(とカバンから各種生理用品を取り出しながら心配そうに) -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:17:40
      • そうなの?うーん……(なんとなく今の体が恥ずかしいのか、耳を垂らして)
        そうだね、そのうちにでも……他にも逢いたい人が沢山いるし
        えっ?そっ、そのうちね!今はまだ大丈夫だから…(ぎこちない笑みでソーニャを制して)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:21:42
      • …リルカなら、何も聞かずに受け入れてくれるって。そうだね、ゆっくりとお世話になってる人たちに挨拶回りしていくといいよ。
        そのうち、か…まぁ、ヤバくなってからでいいけどさ。そのままには絶対しないようにね!色々よくないから。…ってか、なんかやっぱり可愛くなっちゃってるねスレット。
        前よりもなんていうか、女らしい仕草になってきたかも。口調もちょっとだけ女っぽくなった? -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:23:42
      • うん、もう少し気持ちが落ち着いたら……(星辰の鞘を握る手に力が籠る)
        え?か、変ってないと思うけど……っ(もしや心まで女性化しつつあるのではと顔が一寸青くなる)
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:28:25
      • …そうかにゃー?あたしから見たら結構…いやかなり…?(と顎に手を当てて考え…と、ふと思い出して)…でも結構前からこんな感じだったかも?
        なんだろうな、外見が女の子になったからいつもの口調でも可愛く見えるのかもね?ま、あたしは眼福でいい事だけど。所で、男に戻れるアテってあるの? -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:33:58
      • 自分としては変ってないつもり……なんだけど(不安げな上目遣いでソーニャを見上げ)
        うん……わからない まったくアテはないわけじゃないけど、自分でもこうなった理由がわからなくて…
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:37:14
      • (キュン…)…やだ、誘ってる…!うん、スレット…町中で男に襲われないように気をつけてね(肩を叩いて)
        そーなんだ…うん、じゃああたしも商売やりながら、元に戻るような情報が聞こえたら知らせるよ。同じような症状があった友達もいたし、慣れてるから!
        それじゃ、特訓頑張ってね、スレット。生理始まったら我慢せずに相談にきなよ?(と言い残して自分の家に戻った) -- ソーニャ 2010-08-03 (火) 00:41:36
      • あはは、冗談でもやめてよ……うん、ありがとう
        その時はよろしくね?頼りにしてるよ(精一杯の笑顔でソーニャを見送り、その姿が見えなくなると膝を抱えて背中を丸める)
        早く元に戻りたい……
        -- スレット? 2010-08-03 (火) 00:48:31
  • (気怠い夏の夜のシーマ村、宿舎の扉が力無く開く) -- 2010-08-01 (日) 22:02:26
    • (闇の中から現われるのは、口に朱塗りの太刀の鞘を銜え、白銀の毛皮を纏った四足の獣)
      (だがその毛皮はこびり付いた大量の血と泥に汚れ、疲労困憊した肉体を引き摺るように、今は無人となっているかつて少年の暮らしていた部屋へと向かう)
      -- 2010-08-01 (日) 22:06:58
      • (獣は泥と血の跡を残しながら器用な前肢で部屋の扉を開くと、のろのろと中に侵入し、口に銜えた荷物を落とす)
        (だが獣の無尽の体力もそこが限界だったようだ
        部屋の中程まで進んだところで傷だらけの肉体を床に横たえ、死んだように動かなくなる)
        -- 2010-08-01 (日) 22:10:19
      • (暑すぎてまったく寝付けず、寝返りを打ってると物音が響いて。もう一人の住人かな、と思ったが、どうも様子がいつもと違う)
        (気になって、ランプ片手に廊下へ出れば、廊下になにかを引きずったような跡。それをたどると、今は旅に出ているはずの少年の部屋に続いていた。)
        (昨年の暮れにもこの部屋で荒事があったという。空いた扉から用心しながら覗き込むと、暗がりの中で倒れる獣の姿が見えた)…!?
        (しばし様子を伺うが動く気配はなく、なるべく足音を発てぬよう部屋に踏み込んで… 倒れた獣に、手に持った灯りを差し向けた) -- チャリス 2010-08-01 (日) 22:26:30
      • (ランプの明りに映し出される姿は、狼に似た白銀の獣の姿)
        (床に寝たまま死んだように動かないが、まだ息はあるようだ 微かに胸の辺りが上下し、弱い呼吸を繰り返しているのが見て取れる)
        -- 2010-08-01 (日) 22:33:22
      • 狼…なのかな?(疑問系。しかしこの色この毛並み、どうにも見覚えがあるような…と思った直後) うわ、ひどい傷……(目の当たりにし、思わず顔をしかめた。依頼中に狼は何匹も屠ってきた。だからこそこの状態が、決して楽観していいものでないことくらいはわかる)
         息は…ある。 えぇと…(ひとまず部屋を見回して、ばたばたと手近な窓から顔を出すと、櫓に向けて) リックさーん!! (と、もう一人の住人の名を呼んで。獣に向き直り、部屋に畳んであったシーツを裂いては、傷の確認のため、血と泥を拭い始める) -- チャリス 2010-08-01 (日) 22:45:50
      • (矢倉からチャリスの声を聞きつけるとすごい速さで宿舎までやってくる)
        どうした!(以前のこともあり剣に手をかけて部屋に飛び込む)
        む……。(そこにいたのは狼、どこで見たことがある) -- リック 2010-08-01 (日) 22:55:01
      • (傷口は見た目より酷くは無いようだ 自然の治癒力によるものか、そのほとんどは塞がっている)
        (それより体力の消耗が激しいらしく、舌を出して力無い呼吸を繰り返している)
        (獣は以前嵐の夜にリックが見たものより一回り躰が小さく、別の個体と思われる)
        (と…突然二人の見ている前で、獣はその形を変え始める)
        (長い鬣は髪へと変り、獣の脚は人間の手足へと徐々にその姿を変化させていく)
        (やがてそこに現われるのは、獣の耳と尾を持った、長い銀髪を床にたなびかせる褐色の肌の裸の――少女)
        (細い手足は少年と区別が付かないが、微かに膨らんだ胸と華奢な体の線は明らかに女性のものだろう)
        -- 2010-08-01 (日) 23:06:30
      • (呼んで程なくするとやってきたリックに、倒れた獣を示し) ここで倒れてて…えぇと、まだ、生きてます。 (おおかた拭ったのか、周りには血と泥に塗れたシーツの切れ端の束) その、どうしましょう…?(思わず怪我の確認をしてたあたり、どうしたいかは決まっているようなものだが)
        ……って、えええ!!?(突如姿を変えた獣―少女に思わず声を上げた)-- チャリス 2010-08-01 (日) 23:06:58
      • ……こないだこの部屋に押し入った狼がこんな感じだったけども。ってえええええ!?
        閃光騎士団規則其の三十二! 女の子の肌はじろじろ見ない!(と言っている時点で女の子と確認したわけであるが)
        チャ、チャリスよろしくたのんだ……。(背を向けたまますすすと部屋から出て行く) -- リック 2010-08-01 (日) 23:17:14
      • ここは……(少女は意識を取り戻したのか、顔にかかる銀髪をかき上げ強張る体をようやく起こす)
        (霞む目で辺りを見回し見慣れた顔がある事に安堵の表情を浮べると、笑顔で二人に声を掛ける)
        チャリス…それにリックだろ?ただいま……
        (部屋を出掛ける友人の背中に声を掛け、まだ痛む体の傷に顔を顰めた)
        -- スレット? 2010-08-01 (日) 23:27:09
      • そ、そうなんですか… ハッ!!(ぎろんとリックに視線を向けると、既に部屋から出て行くところだった。すぐさま扉をばたんと閉めようとしたところで、少女は目を覚まし)………へっ?(間の抜けたような声を上げた) -- チャリス 2010-08-01 (日) 23:35:12
      • は!?(ピタっと止まって顔だけ部屋に突っ込む)
        す、スレット……だよね? -- リック 2010-08-01 (日) 23:37:59
      • いたたた……無事戻って来れたみたいだね(節々の痛みに顔を顰め、体の傷を確認する)
        二人とも久しぶり、村の様子は変わりなかった?(傍らに自身の剣が落ちているのを確認すると、引き寄せて安堵の笑みを溢す)
        そうだよ?オレに決まってるじゃない(リックの問いかけに不思議そうに唇を尖らせて)
        -- スレット? 2010-08-01 (日) 23:40:12
      • えぇと、そりゃ昨年からするとちょっとは変わりました…けど、その、今一番変わったことが目の前にあるというか、いらっしゃるというか…(大絶賛混乱しつつも言葉をつむぎ)
        …!って、リックさんやっぱり見ちゃだめです!(顔だけ出すリックをぐいと押して、扉をばたんと閉める確定ロール) -- チャリス 2010-08-01 (日) 23:45:10
      • スレット……お前女だったのか……。(ごんぎつね風に言う騎士見習い。チャリスに閉められて指を挟む)
        いってえ!(扉の向こうで痛がる声がするが些細なことだろう) -- リック 2010-08-01 (日) 23:50:49
      • そうか、みんなも元気にしてるかな……あ、ごめん 女の子の前なのにこんな格好で(恥ずかしそうに額をかく)
        オレが女?何言ってるの 一緒にタイト達と海水浴で遊んだじゃ………………………………………
        (リックの言葉に己の体を見下ろせば、ようやく少女のものとなっていることに気付き助けを求めるような目でチャリスを見る)
        -- スレット? 2010-08-01 (日) 23:58:01
      • …夜中に五月蠅いなぁ…何やってんのチャリス…?ふわぁ…(パジャマ姿であくびしながら一軒家からやってきた悪魔) -- ソーニャ 2010-08-02 (月) 00:00:42
      • (些細なことだろう。頭をかくスレットに) あ、いえ…え、えぇと。スレットさん、なんですよね……?(上から下までまじまじ見る。確かに体つきは女性のもので、だけど顔は見慣れたそれで)
        (すると、スレット自身今頃気づいたようで。助けを求める視線を向けられる) え、えぇと…なにかあったんですか? ……っていうか怪我!身体、大丈夫ですか!?
        (ひとまずこのままではいけない。なにか衣類はないだろうか。辺りを見回す) スレットさん、なにか残してましたっけ?(簡単な掃除以外で立ち入らないため、あまり良く知らないメガネだ) -- チャリス 2010-08-02 (月) 00:04:03
      • (ひょい、とチャリスの後ろから部屋の中を覗いて)……スレット?スレットじゃない!? -- ソーニャ 2010-08-02 (月) 00:07:16
      • とっ、取り敢えずシーツ!(突然気恥ずかしさに襲われたのか、ベッドの上に敷かれたシーツを引っ張り頭から被って体を隠す)
        や、やあソーニャ、久しぶり……(一年ぶりに見る友人にぎこちない笑顔を向ける)
        (傷口はまだ滲みるように痛むが、とてもそれどころではないようだ)
        -- スレット? 2010-08-02 (月) 00:10:53
      • (天の助けか(悪魔だけど)、顔を出すソーニャに若干表情を明るくする) ソーニャさん、いいところに…! えぇと、カバンあります?売り物で悪いんですけど、着るものを出して欲しくて… -- チャリス 2010-08-02 (月) 00:11:52
      • うん、久しぶり…あれ?(女の裸も男の裸も見慣れた悪魔は一目で見抜く)…スレット、女の子になっちゃった、の…?ってか怪我酷いじゃない!?
        着るものより先に手当てよチャリスっ!消毒とガーゼと包帯と…!(たとえどんなに眠くてもカバンだけは手放さない、手持ちのカバンから応急セットを取り出して)
        スレット、恥ずかしいかも知んないけどシーツどけて、手当てするから!…とにかく、無事ってわけじゃないけど、帰ってきてくれてよかった…(傷口に消毒液をかけながら労わる) -- ソーニャ 2010-08-02 (月) 00:14:40
      • だ、だね… 手当てしないと!(出してもらった応急セットの中身を引っつかみ、スレットに向き直る。いざとなったら身を包んだシーツも引っぺがす勢い)
        ……そう、だね。言うのが遅れました。おかえりなさい、スレットさん(ソーニャが消毒した端からガーゼを押し当て、テープで貼り付けたり、包帯を巻いたり) -- チャリス 2010-08-02 (月) 00:20:45
      • あ、ありがとう…簡単でいい!簡単でいいからっ!(裸で二人の女性に手当てされてる状況がどうしようもなく気恥ずかしくなり、シーツを掴んで丸くなる)
        (傷口の殆どが塞がっていたお陰で、手当も大した手間を掛けずに終る)
        うん……今日は疲れてるから早めに休むよ 二人ともありがとう、お土産話はまた今度ね!(おおよその治療が終れば、包帯の巻かれた腕を撫でて精一杯の笑顔を浮べる)
        -- スレット? 2010-08-02 (月) 00:25:44
      • ……本当に女の子になっちゃったんだねぇ(声の高さにも気付きながら、丁寧に傷の処置を終えた)
        そだね、何があったかはまた今度聞くとして…とにかくお帰り、スレット。今日はゆっくり休んでいいよ。ほらチャリス、行こう(と応急セットをカバンに仕舞いつつ) -- ソーニャ 2010-08-02 (月) 00:29:07
      • いったい何があったんだろ…?(今は疲れてるだろうから、呟くだけのメガネ)
        えぇと、それじゃおやすみなさい。なにかあったら呼んでくださいね(ぺこりと一礼して、あとで掃除しないとなあ、なんて思いながらソーニャと共に部屋を去っていくメガネだ) -- チャリス 2010-08-02 (月) 00:31:23
      • うん、ありがと またね!(笑顔で二人を部屋から見送り、ベッドの上でシーツにくるまったまま膝を抱える)
        はぁ……なんでこんな事になったんだろう(性別の変った自身の体に違和感を覚えながら、傍らの星辰に視線を落とす)
        (恐らく何らかの関わりがあるであろう、帰り足の旅路で出会ったもう一人の『最後の山狗』
        その狂気に憑かれた怒りの眼差しと振るわれる殺戮の剣の恐ろしさが記憶の底から甦り、背筋を悪寒が走り抜ける)
        とりあえず寝よう…
        (ようやく叶ったったシーマ村への帰還が予想外のものとなり、これからの不安な気持ちを抱えて久しぶりの床についた)
        -- スレット? 2010-08-02 (月) 00:47:53
  •  
  •  
  •  
  • <幕間劇・死> -- 2010-07-30 (金) 23:22:47
    • 「さあて…今頃何処をほっつき歩いてるのかねぇ。」
      女は渓谷を見下ろす小高い岩場に腰を掛け、若草の薫る早春の風に身を任せながら荒涼とした峰々を眺める。
      山狗の少年がこの地を去って、すでに数日が過ぎていた。
      今更目を凝らしたとて姿を捉える事など出来よう筈もないが、足を組んで一体何をするでもなく、少年の歩き去った方角を眺める。
      -- 2010-07-30 (金) 23:36:44
      • 「フン、高々数日しごいたところで、使い物なるなら世話無いよ。」
        ほんの微かに雲のかかった抜けるような蒼穹を見上げ、自嘲するように鼻を鳴らす。
        実際、自分が伝えた事と言えば剣を扱う初歩の初歩。少々尻を蹴り上げる手伝いをしてやっただけの話。
        そんな事を思いながらも、結局少年の名すら訊ねて無かった事に今更気付く。
        「うん……結局聞きそびれちまったね。ま、縁があればいずれまた逢う日もあるさ。どうせこの世は地続きなんだ。
        あたしもそろそろ出ようかねぇ…今度はどっちに向かおうか。」
        そこらに落ちてる枝切れでも拾い、倒れた方角を目指すとしよう。そんな事を考えながら重い腰を上げた時、ふと剣を握る手が止る。
        障気――長閑な早春の風景には馴染まない、風に混じるほんの微かな剣呑の空気を女の鼻は嗅ぎ分ける。
        「千客万来じゃぁないか。」女が奇妙な笑顔で振り向いたとき、男は見上げる大巖の上に気配もさせず立っていた。
        -- 2010-07-31 (土) 00:03:34
      • 「餓鬼が……来なかったか?」
        男は巌に足を掛け、女の見ていたのと同じ峰の方角を眺めて眼を細める。
        「俺と同じ髪と瞳、背丈は精々胸下辺り。太刀を一振り差していた筈だ。」
        男は大小二振りの太刀を帯び、胸元の大きく開いた羽織姿、腰から下は裁着袴を身に付けている。
        褐色の肌に長く伸びた白銀の髪、尖った獣の耳と太い尾、金色に輝く鋭い瞳は数日前まで共にいた少年とよく似た特徴をしているが、天を突く巨躯と厚い胸板に包まれた胴をしており、厳めしく骨張ったその顔は、どこか陰鬱とした空気を漂わせている。
        微かに嗅ぎ取った先程の障気は、男の携える長い太刀から溢れ出ているものらしい。
        「この土地は“匂い”が強すぎる……すっかり跡が途切れてしまった。」
        男は峰に顔を向けたまま、独り言のように呟く。
        どうやら常人では分からない程に微かな臭気を辿り、この土地まで現われたのらしかった。
        -- 2010-07-31 (土) 00:26:19
      • 「知らないね。」女は事もなく応える。
        「例え知っていたとしたって、あんたに教える義理はないよ。あたしはね、そうやって頭の上から見下ろされるのが一番大嫌いなんだ。」
        女のあからさまな挑発に、男の相貌が険しく細まる。
        今まで炉端の石のようにその存在すら気にしていなかった女に対し、男は初めて顔を向けた。
        -- 2010-07-31 (土) 00:55:20
      • 「女……後悔するぞ。」男は腰の太刀に骨張った無骨な手を添えると、大巖の上から羽毛のように女の元へと飛び降りる。
        だがその軽やかな身のこなしとは裏腹に、着地する男の巨躯の重みに岩場全体が揺れたような錯覚さえ覚えた。
        いや、実際は男の全身から放たれる凄まじい怒気がそう感じさせるのだろう。
        数百年と樹齢を重ねた奥深い森の古木のような微かな存在感しか漂わせていなかったそれまでと違い、あからさまな怒りのオーラを噴出させて獣人は女を睨め付ける。
        「俺は今気が立っている……怪我したくなくば素直に話せ。」
        脅し文句でない殺気を言葉の端に漲らせながら、金色の野獣の瞳は矢のように鋭く女を射抜く。
        -- 2010-07-31 (土) 01:21:41
      • 「後悔…?悪くないね。此処数十年とんとご無沙汰してたところだよ。」
        女は暴風のような獣人の怒りの波動を浴びながら、風になびく柳のように、にこやかにそれを受け流す。
        それどころか醒めるような赤毛をかき上げながら、楽しげに口角を釣り上げ挑発するように嘲笑った。
        「あんたが何百年生きてるジジィか知らないけどね、あたしを誰だと思ってんだい……こっちも餓鬼のお守りを押しつけられて、少々鬱屈が溜ってた所さ。
        まったく丁度良い気晴しじゃないか。それじゃ、早速見せて貰おうか?その“後悔”ってやつをさぁっ!」
        女は吹き抜ける強風に鮮やかな真紅のマントを翻し、腰に吊した魔力の長剣の柄を握る。
        -- 2010-07-31 (土) 01:34:38
      • 男が鞘から黒塗りの太刀を抜き放てば、目に見える程に溢れる暴力的なまでの障気が周囲を包む。
        魔刀・荒脛鬼――持ち主の血肉すら喰らうと言われる漆黒の刃が陽光を翳らし、気配だけで相手を切り裂く殺意の切っ先を女に向ける。まるで剣そのものに生命でもあるかように、闇色の刀身は血に飢えた不気味な脈動を繰り返していた。
        女も合わせて長剣を抜けば、白銀の刀身から放たれる微かな魔力の光彩が虚空に虹色の軌跡を描く。
        無銘ながらも鉄さえ牛酪(バター)のように引き裂く刃が、魔刀の放つドス黒いまでの障気を打ち払うように刀身を眩く煌めかせた。
        両者はどちらとも無く間合いを取るように歩を進め、勝負の瞬間が訪れるのを待ち構える。
        いつの間にか周囲の森は静まりかえり、けたたましい程に響いていた野鳥や獣の声も聞こえない、不気味な静寂に包まれている。
        あれ程強く吹き付けていた荒涼の風も一瞬の間呼吸を忘れ、戦いの趨勢を見守ろうとしているかのようだった。 -- 2010-07-31 (土) 02:27:18
    • 同じ頃、少年は峠の清水で一時の涼を得ていた。懐に手を当てれば、別れ際に女から餞別として渡された一束の戦輪(チャクラム)
      掌に収まる程度に小型の刃の付いた円輪状の投擲武器で、指を輪に入れ、回転させる事で殺傷力を増し相手に飛ばすという変った扱い方をする。
      勿論、そのまま掴んで投げつける事も出来る。
      『あんたならすぐ使い方も慣れるだろ?』
      渡される時そんな事を言ってはいたが、どうせくれるならもう少しましな物は無かったのかと女の無骨さに苦笑いが出る。
      -- 2010-07-31 (土) 13:59:04
      • 「もう少し世間を見て回ったら、村に帰ろう。」
        シーマ村を飛び出した時の重苦しいまでの胸の閊えは、不思議と雲のない現在の青空のように晴れていた。
        これまでの旅路や出会った人々がそうさせたのか、今では星辰を握る腕に籠る確かな自信も理由の一つなのかも知れない。
        まるで生まれたときから一心同体の兄弟のように、その柄は手に馴染んでいた。
        -- 2010-07-31 (土) 14:09:18
      • 気が付けば季節はすっかり巡り、冬の影は路の何処にも見当たらない。
        新緑の草花が風景を彩り、鼻孔を擽る春の香りはまるで新たな旅立ちを祝福しているかのようだった。
        少年は荷物を背負い直し、再び旅路を歩み始める。
        この先に、己の身に降り懸かるどのような運命が待っているとも気付かずに。
        -- 2010-07-31 (土) 14:16:23
  •  
  •  
  •  
  • <幕間劇・三> -- 2010-07-29 (木) 00:00:44
    • 「いたっ……滲みるなぁ。」
      轟々と飛沫を上げて流れ落ちる滝の岩場に腰を掛け、上着を脱いで吹き抜ける風に半身を晒し、擦り傷と打ち身で痣だらけになった体に両掌で掬った流水を浴びせる。
      初春とはいえ雪解けの谷間の水は肌を刺すように冷たいが、繰り返される剣戟に節々を痛め、火照った体には心地良い。
      -- 2010-07-29 (木) 00:06:42
      • 「ちっとも手加減ないもんな…でも、確かにそうだ。」
        ここ数日の女の言う「軽い」組み合いで全身の筋肉は悲鳴を上げ、ようやく築き上げてきた子供らしいプライドは見るも無惨に粉砕され、踏みにじられて早春の風に攫われていった。
        「もう、しまむらも雪が溶けたかな…みんな元気でいるんだろうか。」
        爪先を足下を流れる清流に浸しながら、ぼんやりと己が旅立った、風車のある開拓村の景色を思い出す。
        果たすべき様々な仕事を残して早計に村を飛び出した事に一抹の後悔が無いでもないが、それでも日々研ぎ澄まされていく剣閃に微かな充実を感じながら、心中の迷いを払うように頭から冷水を被る。
        -- 2010-07-29 (木) 00:29:51
      • 「冷ったぁ……!」冷水を浴び粟立つ肌に吹き付ける谷間の風に全身を振るわせ、思わず目頭に涙が溜る。
        それでも意地を張るように何度も被り、濡れ鼠になって岩場に手を広げ寝転がる。
        『あんたは眼に頼り過ぎだよ。』
        穏やかな日差しに目を閉じれば、先程まで剣を交わした女の言葉が思い出された。
        「あんたは眼に頼り過ぎだよ。一寸右脚を見やったから、下段が来ると思ったろ……?ハッ!易い引っ掛けじゃあないか。
        半端に眼が良いもんだから、見え見えの手にも乗っちまう。もうちょい腕の立つのが相手なら、殺気だけで裸踊りをさせてるさ。」
        女は言葉通りにこちらの斬撃を誘って見せ、防御のがら空きになった胴体に神速の一閃を打ち込んでくる。
        あの細腕の何処から繰り出されるかと思う程にその斬撃は重く、鋭い。
        あれが習練でなく真剣での立ち合いであったらと想像すると、背筋に薄ら寒いものが込み上げた。
        -- 2010-07-29 (木) 00:59:30
      • そもそもが、この数日一体何合手合わせしたのか覚えてもいないが、掠り傷一つ浴びせた記憶がないのだ。
        それどころか、こちらが体力を使い果たし動けなくなるまで剣戟を繰り返したとしても、先方は顔色も変えず汗粒一つも見せはしない。
        軽くいなされ続けの為圧倒的運動量の差はあるにしても、こちらとて体力自慢の山狗である。
        「妖怪変化か狐狸の類か……」思わず昔話で読んだような、浮世離れした想像をしてしまう。
        -- 2010-07-29 (木) 01:18:00
      • 「やっぱり痣になってるなぁ。」脇腹を見れば木の枝で強か撃たれた部分が真っ青に。
        女の荒っぽい剣の指導には女性らしい優美さの欠片もなく、一寸でも気を抜けば即座に拳や蹴りが飛ぶ。
        あそこまで躊躇無く他者に暴力を振るえる異性を今まで観たことは無かった。
        「いや、居たか……」一瞬思い出されるのは、以前闘技場で戦った白衣の女。気性の荒さと蓮っ葉なところは、どことなく似た血を感じさせる。
        それでも剣を習う女に幾分の影を感じさせるのは、重ねてきた年輪の重みのせいか。
        一度気絶するまで殴られて以来歳の話をした事は無いが、少女のような屈託のない笑顔の中に時折見せる愁いの表情は、まるで四十も余計に老いた老婆のようにも感じられた。
        -- 2010-07-29 (木) 01:41:46
    • 「ん…寝てたかな?」気が付けば頭上にあった太陽が、僅かにその角度を変えている。ほんのつかの間夢の世界にいたらしい。
      節々の痛みも随分引いているようだ、冷たい滝の清水と恵まれた回復力のお陰だろう。
      幾分強張った体を解し、傍らに置かれた星辰を鞘から抜いて正眼に構える。
      -- 2010-07-29 (木) 23:00:43
      • 女は様々な剣士の構えを真似て見せ、それぞれの得意とする間合いや癖、対処法などを教える。
        経験則に基づく女なりの剣術論だが、幼少期に父親に初歩の手解きを受けて以来、ほとんど我流で剣を振るい続けた少年にとっては、正しく貴重な体験だった。
        なにより、休息の合間や食事の折々に女の話す遠い異国の文化や人々、忘れ去られた神話や伝承、人も通わぬ異境の風景、合戦場での思い出話や英雄豪傑譚の数々は、狭い世間しか見てこなかった山狗の心に新たな世界を拡げさせた。
        果たしてそのすべてが誠か嘘か、真偽の程は確かめようもないことだが、アルコールで満たされた杯を片手に焚き火の炎で物語る女の快活な表情と相まって、厳しい修練の間のささやかな楽しみとなっていた。
        -- 2010-07-29 (木) 23:48:31
      • 実際女は随分遠い土地まで足を運んでいるようだった。一度見せて貰った荷物の中には、長年掛けて集めたという奇妙な護符やお守りが沢山詰め込まれていた。
        そのそれぞれに見た事の無い文字や文様が刻まれ、一つとして似たものがない。
        当人の言うにはどれも確かな効力があるという。果たしてどれ程の歳月を掛ければ、人の足で世界を歩く事が出来るのだろう。
        女の素性が気にならない訳でもないが、本人に話す気があるなら聞くまでもないだろう。
        一度試しに『師匠』と呼んだら異様に気まずい表情をされたので、以後その呼び方は封印した。
        -- 2010-07-30 (金) 00:12:50
      • 「旅か……それもいいな。」此処に来て、一体何の為に村を飛び出したのか分からなくなった。己を鍛える為に出た修行の旅が、日々の鍛錬を繰り返すうち、何の為に剣を振るうのか分からなくなる。
        眼帯の剣士の姿が浮かぶ。倒したい相手は居た筈だが、それは自身の未熟さに対する裏返し。
        恨みや執念と呼ぶ物ではない、何とも奇妙なことだった。
        村に戻り冒険の仕事も落ち着いたら、女のような旅暮らしも良いかも知れない。剣一本を携えて、見知らぬ土地々々を渡り歩く。
        一度女にその事を聞いたら『根無し草って言うんだよ。』と、奇妙な微笑で応えていた。
        気ままだという意味なのか、寂しいと言う意味なのか、恐らく両方なのだろう。
        -- 2010-07-30 (金) 00:46:03
      • 「そろそろ午後の修練だよ。それが終ったら飯の支度!いつまで油売ってんだい。」
        谷間の木々の向こうから、抜けるような銅鑼声が響く。
        確かに体力は戻っているが、もう少し労りの気持ちが欲しい。
        女はすっかり恩義せがましく、日々の雑事や酒の相手などを押しつける。素人の習練に付き合ってやってるんだから、このくらい当然だとでも言うのだろう。
        こちらとて感謝してない訳ではないが、もう少し言い方は無いものだろうか。
        そんな事を考えながらも、やはり太刀を握れば表情が変る。
        迷ってる暇など自分にはないのだ。強くなる――先ずは眼前の目標に集中しよう。
        「天剣絶刀ッ!!!」女の裂帛の気合を真似るように、咆吼を上げて白刃を振るう。劈くような爆音を上げて大きく弾ける滝の流れ。
        ここ数ヶ月の習練で、剣に宿る風雷の力を操る術も幾分身に付いてきた。太陽の光を浴びて豪雨の如く降り注ぐ水の雫が、雲一つ無い晴天の空に美しい虹の橋を掛ける。
        -- 2010-07-30 (金) 01:20:15
      • 「はぁい、今行くよ!」
        深く息を吐き構えた太刀を朱塗りの鞘に静かに納める。
        間延びした返事を女に返すと、はたして今日はどれ程絞られるのかと暗澹たる気持ちで滝の岩場を駆けて行った。
        -- 2010-07-30 (金) 01:36:16
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  • <幕間劇・二> -- 2010-07-26 (月) 23:16:34
    • 「へぇ…それであんたはわざわざ修行の為に、こんな辺鄙なところまで来たってのかい?ハッ、ご苦労様なこったねぇ。」
      女は興味なさげに鼻を鳴らし、真鍮のカップにワインを注ぐ。
      二人の籠る岩屋の外では激しい吹雪。小さく爆ぜる薪の炎が茜の色に影を躍らせ、女の横顔を照らし出す。
      -- 2010-07-26 (月) 23:25:13
      • 「あたしかい?似たようなモンかねぇ……東から来た流れ者の乞食坊主にちょいと面白い話を聞いてね。
        『サトリ』やつを軽く習得してみようと思ったんだが、才能がないのか煩悩が強すぎるのか、こんなところに引き籠もったまま無駄に時間を潰しちまったよ。」
        女は気怠げな表情で厚手のマントに寝転がり、ナイフで小分けた乾酪(チーズ)を肴にワインで喉を潤していく。
        -- 2010-07-26 (月) 23:36:46
      • 「ピッパラの樹の下で瞑想しただけで成道した聖人がいたって話だが、やっぱり向き不向きかね……それともハナからやり方が間違っていたのかね?
        まあ、それは別に構わないのさ。この頃のあたしはすっかり偏屈ババアになっちまって、他人と関わるのが億劫なんだ。丁度良い気晴しには持って来いだったって訳さ。
        こうして面と向かって人と話すのも約一年ぶり位かねぇ……あんたが人ならばの話だけどね?
        ホラ、遠慮するんじゃないよ。折角の酒宴がつまらないじゃないか。」
        半眼で狗耳の少年を睨め付けながら、ワインの満たされた対のカップを強引に握らせる。
        果たして女は幾つなのか、老婆にも少女にも見える奇妙な顔で軽く唇を尖らせた。
        -- 2010-07-26 (月) 23:53:17
      • 「独りで寂しくないかって……?冗談!ま、少々退屈ではあるけどね。こうして迷い込んできたあんたは、格好の酒の肴って訳さ。」
        女が暫く言葉を切れば、峰から吹き降ろす凍てつく風が餓えた獣の遠吠えのように轟く。
        薄暗い岩屋から一歩でも外に出れば恐らく、自分の足さえまともに見れない雪の乱舞。
        「吹雪くねぇ……こいつはあんた、暫くの間足止めだよ。こうなったらあと一週間は止みやしない…ま、別に急ぎって訳じゃないんだろ?」
        他人事のようにカップを掲げ、注がれるワインはすでに二杯目。
        頬杖をつきながら幾分赤味を増した顔で半眼に、眼前に座る少年を見る。
        -- 2010-07-27 (火) 00:06:39
      • 「実際あんたは運が良い。もしあたしが渓谷で倒れたあんたを拾ってなかったら、今頃カチカチの氷漬けだよ。
        まともな防寒もせずこの季節にこんなところを彷徨くなんて、気違いじみた大馬鹿さ。
        もし寒さを凌げたとしても、飢えた灰色狼の腹ン中だよ。
        フン、これも縁っていうのかねぇ……そういうものを大事にするのがあたしの主義だが、こいつは余計なお荷物ってとこさ。」
        女は呆れ顔を浮べながら、わざとらしく鼻を鳴らせる。
        -- 2010-07-27 (火) 00:16:49
      • 「ま、所詮は他人の人生。あんたが何処でくたばろうが、あたしの知ったこっちゃないけどね…。
        で、今時わざわざ武者修行かい。この時分、剣術道場なんざ何処の街にも溢れてるだろ?
        剣を磨くだけだったら、旅になんざ出るこたぁない。腕自慢の一人や二人、道を歩けばぶつかるってもんさ。
        なんせ猫も杓子も乞食も餓鬼も、英雄志願の世の中だ。全く懲りない連中だね……
        勿論、あたしがとやかく言えた義理じゃないけどね?まったくどの口が言わせるのやら。」
        まるで己を戒めるように自嘲に歪む口許は、何も語らぬ女の過去を忍ばせる。
        -- 2010-07-27 (火) 00:34:00
      • 「ハッ!!若いねぇ。あたしにもこんな時分があったかと思うと、金槌で思い切り頭を殴りたくなるよ。
        あぁ?別にあんたを怒っちゃいないさ、少々哀れんでやってるのさ。
        よくもまあ見捨てられたこんな土地までのこのこと……命知らずも良いとこだよ。
        山路は歩き馴れてるって?五月蠅いよ。」
        -- 2010-07-27 (火) 00:57:48
      • 「それじゃあ雪が止んだら軽く揉んでやろうかね……なあに、遠慮はいらないさ。暇潰しに付き合って貰ったお礼だよ。
        余計なお世話だって?他人の善意は有り難く受け取っておくモンだよ。ヒネた餓鬼は可愛くないね。
        ハハッ、無礼るんじゃないよ。あたしだってこれ一本で喰ってた時代があるもんさ。
        もっとも何十年って前の話だけどね……あぁ、幾つだって?気易く他人の歳を聞くんじゃないっ!
        とっとっと……ちょいと強く撫で過ぎたかね?ま、今のうちゆっくり体を休めると良い。あたしのシゴキはちっとも優しくないからね。
        それまではのんびり杯を交しながら、街の話でも聞かせて貰うさ。
        あすこを離れてもう随分になるからね。どんな詰まらない話だって、あたしにとっちゃあ充分さ。
        あの酒場はまだあの場所に建っているのかねぇ……なあに、この吹雪が収まるまでは、酒も時間もたっぷりある。
        昔を懐かしみながら、ゆるゆる行こうか。ゆるりとさ……」
        -- 2010-07-27 (火) 08:44:54
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  • <幕間劇> -- 2010-07-25 (日) 23:35:40
    • 嵐の夜、無造作に宿舎の扉が開け放たれる。影の男は暗い室内に足を踏み入れ、人の気配の消えた部屋に鼻を鳴らす。 -- 2010-07-25 (日) 23:39:52
      • 「どうやら入れ違いか……」机上に残された伝言に目を落とせば、力強い筆遣いの「ありがとう」の文字。部屋の住人が此処を出てから、すでに数ヶ月は過ぎているらしい。
        男は住人の残り香を辿るように、鼻を鳴らして部屋の隅々を嗅ぎ回っていく。
        -- 2010-07-25 (日) 23:51:37
      • どうも、自警団です。この部屋の住人に何か用かな?(男の背後から笑顔でそう問う)
        あんまりちゃんとした客ってわけじゃなさそうだけども。(風が宿舎の窓に打ちつけガタガタと鳴った) -- リック 2010-07-25 (日) 23:58:19
      • 男は背後に立つ騎士見習いの声がまるで聞こえていないように、乱暴に部屋の家捜しを続ける。
        が、突然すっくと立ち上がり、視線も向けずに問いかけた。
        「剣を…預かってはいないか?此処の住人が後生大事にしていた筈だ。置いていくとは思えないが……」
        窓枠を揺らす風は激しくなり、大粒の雨が休む事無く鎧戸に叩き付けている。
        男の姿は闇に紛れシルエットすら定かではないが、声の位置から2M近い身長があるようだ。不意に男が振り返ると、暗闇の中に金色の瞳だけが爛々と輝いて見える。
        -- 2010-07-26 (月) 00:07:55
      • 構わず家捜しをする男に殺気を放ってみるが動じない、一体どういう神経をしているのだかと心の中で舌打ちをする。
        その瞬間立ち上がったため聞こえたかと思ったがそういうことではないらしい。
        「いや、預かっていない。剣士ならよっぽどの事がない限り自分の愛剣を預けるようなことはしないだろう」
        自分よりも背の高い人物は久しぶりである、戦いにはいるのならこれはまずい。
        「分かったなら早く出ていってくれると助かるんだけどね、貴方が散らかしたその部屋を掃除しなくちゃならない」
        リカルドはその目が少しだけ恐ろしかった。 -- リック 2010-07-26 (月) 00:18:09
      • 「そうか…ならいい。」男は元より青年の応えに期待していなかったかのように、鼻を鳴らして乱暴にベッドを引っ繰り返す。
        「構うな。用が済めば勝手に出ていく。」すでにリカルドの存在に何らの興味もないように、卓を引っ繰り返し棚の荷物をぶち撒ける。
        唸りを上げる嵐の風はますますその勢いを増し、建物の上げる悲鳴のような軋みの音は、倒壊の恐れさえ感じさせる。
        -- 2010-07-26 (月) 00:25:45
      • 「いいや、構う。この村は俺たちの村だ、そんでもって友達の部屋を荒らされて黙っているほど俺は平和主義じゃない」
        先ほど男に当てた殺気とは比べ物にならない剣気を発する。出ていけという意味を持ち、出ていかなければ相応の武力行使に出るという忠告。
        「もう一度言う、出ていけ」
        少し感じた恐れもねじ伏せる。スレットもルゥもいない今、この村は自分が守らなければならない。
        宿舎があげる悲鳴にこの分では嵐の過ぎた明日の朝は施設の修繕に追われるだろうと考えがよぎる。 -- リック 2010-07-26 (月) 00:39:17
      • 「出て行かなければ?」リカルドの放つ殺気に気付き、漸く男は手を止める。
        「出ていかなければ、どうするんだ。」微かに感じる男の怒気。今まで何らの感情も込められていなかった男の言葉に、僅かながらも怒りの感情が込められる。
        いや、それは怒りにも満たない。「何故こいつは邪魔をする?」そんな不自然な苛立ちが男の声からは感じられる。男の放つ剣呑の気配は、明らかにリックを「敵」として認識しつつあった。
        「…まあいい。やはり望みの品は無いようだ、邪魔をした。」男がリックに背を向けると、突然の雷光。一瞬の稲光に映し出されるその姿は、褐色の肌に無造作に伸ばした白銀の髪を棚引かせ、尖った獣の耳と太い尾を持つ見慣れた姿。
        だが、天をつく巨躯と衣服の上からも分かる膨れあがった筋肉は、明らかに青年の知る山狗とは別人だった。
        そして落雷。耳を塞ぐ轟音が建物を大きく揺らす。どうやら雷は村のすぐ近くに落ちたらしい。
        男は見計らったかのように鎧戸を破り、宿舎の部屋から暴風の吹き荒れる嵐の直中へと飛び出していく。
        ただ再びの雷光が闇夜を照らし出したとき、リックの眼にはすでに男の影はなく、白銀の毛皮を纏った巨大な四足の獣が疾風のように北へ走り去る姿だった。
        -- 2010-07-26 (月) 01:06:04
      • 「わからないならその身体に刻みこんでやろうか」
        争いはなるべく避けたいが、この場合はしょうがないかも知れない。軽く剣に手を添える。
        が、稲光と轟音が同時に走った瞬間気が逸れた。
        「ちくしょう逃げられたか!」
        部屋に踏み込み窓から身体を乗り出すように外を見れば、巨大な獣。
        「なんだったんだ……」
        部屋から飛び出す直前に一瞬だけ見えたあの身体、スレットに酷く似ていたのに根本的なところが全く違っていた。
        「一体何だって言うんだ。それに……」
        雨の吹きこむ部屋を見る。
        「これ誰が掃除するんだ……」
        当たり前だが自分で掃除して窓にもベニヤを打ち付けるなどの作業を行ったらしい。 -- リック 2010-07-26 (月) 01:21:50

      • 閃光。白銀の獣は疾風の如く落ち葉を舞い上げ、雷光と豪雨の降り注ぐ夜の?野をひた走る。
        疲れを知らない獣の脚は、一夜に幾つもの峯を飛び越える。
        路に残る僅かな同族の匂いを辿りながら、持つべき剣を持つべき者が持つ為に。
        -- 2010-07-26 (月) 02:04:27
  •  
  •  
  •  
  • (『御用の方は伝言をどうぞ』の書き置きがある) -- 2010-07-22 (木) 23:05:46
    • む……。(家を訪れてみれば、聞いた通り主の居ない部屋がある。生活感を感じない、しっとりと静まった部屋。
      秋になり、役目を果たした葉が褐色へ色を落とすように……。その部屋はひっそりとしている)
      直接、礼と侘びを入れたかったんだがなぁ……しかし、修行の旅か。次に会うときはより強くなっていると思うと、心が躍るな。
      (顎に手を当て、一つ笑い声を響かせる)楽しみになってきた。……そのときも元気な姿を見せられるよう、また俺も精進するとしようかね。
      さて……。(便箋を一枚、机に置いてさらさらと一文を書き記す)……これに勝る言葉もあるまい。それでは、帰るか。
      (「ありがとう」……と、強い筆圧で、勢い強く、しかしどこか柔らかげな五文字が便箋には刻まれていた) -- ガスト 2010-07-24 (土) 22:32:27
      • ガストさん、あれからどうしてるだろうな……
        (思い起こされるのはブレスとして戦った二度目の邂逅、そして傍観者として見たリルカとの雷光の決戦)
        オレも腕を磨かなくっちゃ 何のために村を出たって笑われちゃう………雪?(見上げる曇天の空から白い欠片が掌に落ちる)
        (冬の訪れを感じながら厚手のマントをしっかりと閉じ、枯れ葉の積もった土を踏みしめ渓谷を足早に進んでいった)
        -- スレット? 2010-07-25 (日) 08:37:15
  •  
  •  
  • よーしそれじゃ出発だ!(村に来たときと同じように太刀一本を抱えて旅立った) -- スレット? 2010-07-22 (木) 23:03:32
  • スレット、いる?(鞘に丁寧に納められた太刀を手に山狗の少年の元へ訪れ) -- リルカ 2010-07-20 (火) 21:58:15
    • いるよー、入って(部屋の中に招き入れる) -- スレット? 2010-07-21 (水) 01:26:40
      • うん。(部屋に招かれると星辰を納めた刀を差し出し)ありがとう。
        おかげで大切な人を失わずに済んだよ。これはスレットに返しておくね。 -- リルカ 2010-07-21 (水) 01:36:08
      • 少しは役に立ったかな?(笑顔を浮べて星辰を受け取る)
        オレは何もしてないよ、全部リルカ自身の力さ ガストさんの具合は?(星辰を荷物の上に載せ、小さな木の椅子を勧める)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 01:39:49
      • ……それはもう。(微笑んで手を下ろす)自分の歪んだ運命も断ち切れたくらいの名刀だったわ。
        ううん、でも私がお礼を言いたいの。(椅子に掛け)ガストはもうすっかり元通り。
        ウィリアムも笑顔を取り戻したし……私としては最高の結末を迎えられたかな。
        //ごめんなさい寝落ちてました………あと来月同行… -- リルカ 2010-07-21 (水) 17:31:30
      • そこまで褒められたらこいつもきっと照れちゃうよ!(己の愛刀に視線を送る 久々に持ち主の手に戻った古刀は誇らしげに鎮座していた)
        お礼なんてとんでもない!オレの方がいろんな事を教えて貰ったよ
        あいつがリルカのところに行って、いろんなものに助けられてたってやっと分かった
        ふたりとも元気になったんだ?終りよければすべてよし…かな!//社長め今頃やってくれる…ある意味最悪のタイミング
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 17:58:06
      • でも本当のことだもの。私一人だけじゃ絶対に無理だった……(スレットが持つ太刀の鞘に触れるようにキス)ありがとう、星辰。
        そっか…私が持ってる間は星辰を振るえなかったんだものね。やっぱり苦労した?
        そうね。(にっこりと笑って)私も修行不足を実感したし、これからもどんどん経験を積んでいかなくちゃ。 -- リルカ 2010-07-21 (水) 18:12:09
      • あはは、苦労なんて!ちょっと……寂しかったかな?(照れくさそうに顔を綻ばせ)
        多分リルカは強くなると思うよ これからももっと
        そういえば、もう学園も三年だっけ…卒業したらどうするの?(影で星辰にチョップを入れつつ)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 18:20:57
      • …そっか。私も相棒って言えるような刀が欲しくなってきた。スレットは星辰をどこで手に入れたの?
        うん。誰にも負けたくない、もっともっと強くなって……とりあえず勝率アップかな?(クスリと笑って)
        そういえばもうすぐ卒業…(チョップに気付かずに尻尾を揺らして考え込み)決めてない、かな。
        闘技場を中心にした組織を立ち上げてもいいし、修練を積むために何か考えるのも……後は住む場所も考えないと。 -- リルカ 2010-07-21 (水) 18:35:10
      • こいつは父さんがずっと大事にしてたんだ…御先祖様が守ってきた大事な宝物だって
        だから、一人で山を降りるときこいつだけ持ってきちゃったんだ 他に持てる物もなかったしね?
        もう誰も山には残ってない オレもこいつも天涯孤独…………そうだっ、デートしようリルカ!(突然笑顔で立ち上がる)
        シーマ村のことよく知らないだろ?オレが案内してあげる!
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 18:50:33
      • ……お父さんの刀だったんだ。(故郷の話、そして父の話に目を伏せて)
        それなら大切よね。(寂しげに笑って)当たり前の話……
        デ、デートぉ?(顔は真っ赤になり耳と尻尾がピンと立つ)突然ね、スレット……
        ……シーマ村の案内?(立ち上がって咳払い)それなら。お願いする。 -- リルカ 2010-07-21 (水) 19:11:43
      • うん!行こう!(にししと笑ってリルカの手を取り、盛夏のシーマ村へと飛び出していく)
        ここが穀物小屋で、ここが村長の野草園……あの風車小屋はオレが来てから出来たんだ
        (リルカを伴い村の小径を歩いていく 日差しは強く照りつけるが、森からは心地よい風が草木を揺らして吹き抜ける)
        あそこが村の訓練場で、リックやルゥと時々トレーニングしてる あの温泉小屋はガストさん達が村に来たときに掘ったんだ!
        勇者ってどんな人達なのか全然想像付かなかったよ……疲れてない?(木陰を選んで歩きつつ、傍らのリルカを振り返る)//さくさく行くのでツリーはこのままー
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 19:20:39
      • ちょ、ちょっと!(手を引かれてスレットに連れられ、セミの鳴き声と眩い太陽に目を細め)
        薬になる種類のものもあるのね、野草園。風車があるってことは小麦も作ってるのかしら……
        (吹き抜ける風にスカートを押さえ、深呼吸を一つ)…風が気持ち良い。ソーニャもスレットも良い場所に住んでるのね。
        ううん、大丈夫。見た目よりタフなほうなのよ?(手をひらひらと振って見せて) -- リルカ 2010-07-21 (水) 19:36:48
      • さっきまでいたのが村の宿舎で、ソーニャは一軒家が欲しいみたい…何か事情があるのかな
        野草園は村長が薬作りに使うんだ 街からもよくお客が来るみたい、けっこう評判良いんだよ?
        野菜畑に、ここが井戸 シーマ村の水はお酒造りに向いてるって、エルフのヴェールがよく言ってる 機会があったら飲んで御覧?
        そして最後は物見矢倉!ここから村の景色が一望できるんだ さあ昇ろう!(リルカを促し櫓の階段を上り始める)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 19:48:10
      • ふーん……それは間違いなく恋人と暮らすためね。(キラリと輝く眼光)ソーニャはフオリとラブラブだから。
        へぇ……私もよく怪我をするから買いに行こうかしら。それも体の一部を刺されるようなものばかりだし?
        うん、結構シーマ村に来ることは多いしね。でもじっくり回ったのはこれが初めて。
        うん!(スレットの後を追って櫓を昇っていき) -- リルカ 2010-07-21 (水) 20:14:06
      • 恋人?なぁるほど……(素で気付かなかった)
        オレもよく世話になってるよ?効き目は保証付きだから、贔屓にしてあげてよ
        ほら、陽が落ち始める!(二人が矢倉の頂に立つと、夕日が山の背に掛かり始める 頬を撫でる風は心地よく、すこしづつ伸びる影がシーマ村を包んでいった)
        この景色を見せたかったんだ……シーマ村は気に入った?(沈む夕日に目をこらしつつ、矢倉の縁に腕を乗せる)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 20:23:34
      • そうよ? ソーニャは親友だから……ずっとずっと幸せでいてほしいな…
        うん、それじゃ今度行って見る。特にこの街に来たばかりの頃は傷薬に困ってたしね…
        (目の前に開けた光景に目を丸くし)わぁ……(それは素直な感嘆の言葉)
        綺麗。(風に流れる髪、美しい夕陽に見とれて)…うん! 凄いよスレット。
        (その景色に心を奪われ、夢中になり)ねぇ、スレット。一つ聞いてもいい? -- リルカ 2010-07-21 (水) 20:56:50
      • よかった(しばしリルカと肩を並べ、沈み往く山の夕日に目を奪われる)
        ん、なに?(突然の問いかけに顔を向けて)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 21:00:30
      • …お父さんや故郷のこと、好き?(呟くような声量で聞き) -- リルカ 2010-07-21 (水) 21:16:16
      • 好きだよ(笑顔を浮べる)
        もうオレの一族はオレしか残っていなくって、絆と言えるのもこの剣しか残っていないけど…(腰の星辰に目を落とす)
        それでも好きだよ リルカは嫌い?
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 21:20:08
      • そっか……(表情は変わらず、それでも尻尾がシュンと下がっていて)
        私は。(目を伏せて)どれが父親かわからなかったから。
        今日はありがとうスレット。(明るく笑って)夜が来る前に帰るね。おやすみなさい。
        (背を向けて櫓を降り、夕闇の押し迫る村を走って去って行く斑猫の姿) -- リルカ 2010-07-21 (水) 21:37:23
      • 待って!(リルカを追って矢倉を飛び降り、斑猫の後を追いかける)
        待って、実は大事な話が……あっ!(夕闇の迫る小径を駆け抜け、斑猫の尻尾を捕まえる寸前小石に転んで頭を打つ)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 21:40:20
      • (斑猫は振り返り、少女の姿に戻ると振り返ってスレットを見る)
        どうしたの……? 大事な話って… -- リルカ 2010-07-21 (水) 21:41:34
      • 最後の最後で締まらなくなっちゃったな……(ばつの悪い表情で頭を撫でる)
        うん、実はこの土地を離れて旅に出ようと思うんだ しばらく戻らないと思う
        だから、もしよかったらリルカにもここに住んで欲しいなって 住人もいい奴ばかりだし、旅から戻って村が消えてたら寂しいだろ?
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 21:46:33
      • スレット、大丈夫……? コブができてるわ。
        ……私は。(胸の前で拳を握り)ここには住めない。野良猫だからとか、そういうのじゃなくて…
        ……ごめんなさい、スレット。 -- リルカ 2010-07-21 (水) 21:56:54
      • そっか でもいいさ!ちゃんとお別れが言えたから
        ここはいい村だから、たまには遊びに来て欲しい ソーニャもきっと喜ぶよ
        明日の夜明けにはここを発つつもり しばらくお別れになるけど、リルカも元気でね(友人との別れを惜しむように銀髪をたなびかせ笑顔を浮べる)
        (黄昏の空を風が吹き抜け、小径に生える草木を揺らした)
        -- スレット? 2010-07-21 (水) 22:04:10
      • うん、ありがとうスレット。スレットと戦ったことと大切な刀を貸してもらったこと…それとあなたとの友情も。
        絶対に、絶対に忘れないから。(少し目を伏せてから、改めて微笑みを向けて)……うん。「またね」スレット。
        (寂しげな、それでも最後ではない別れの挨拶――今度こそ山狗の少年を振り返らずに歩いて行った) -- リルカ 2010-07-22 (木) 20:42:38
      • 必ず!さぁて、荷物を纏めなきゃ(少女を見送り宿舎への道を駆けていく) -- スレット? 2010-07-22 (木) 21:06:39
  • (ポストにビラが入っている。近々学園祭が行われるようだ) -- 2010-07-21 (水) 01:28:40
    • 学園祭かぁ……おととしちょっと行ったなあ(女装胆練りの惨状を思い出しつつ)
      タイトは巫女服着てたっけ あはは
      -- スレット? 2010-07-21 (水) 01:32:34
  • あいつがないと不安だな…(腰にあるのは街の市で投げ売られていた中古の太刀)
    (故郷より持ち出した『星辰』は今は他者の手に預けられ、決戦の時を待ちわびているのだろう)
    (扱い慣れた愛刀に比べて腰にある太刀は余りに重く、無骨で冷たい印象を受ける
    長年連れ添った兄弟を失くしてしまったような喪失感さえ柄を取る手には感じられていた)
    でも、オレにはオレの戦いがあるんだ しばらく付き合って貰うよ?(腰の鞘を軽く叩き、新緑の道を歩き始めた)
    -- スレット? 2010-07-18 (日) 23:25:43
  •  
  •  
  •  
  • オレ弱いなぁ(右腿に包帯を巻き付けベッドに潜り込む) -- スレット? 2010-07-16 (金) 01:03:10
  • スレット君にもチョコの配給だー、有難く貰ってくれたまえ!(出来のいい麦チョコを渡した) -- ソーニャ 2010-07-15 (木) 23:04:07
    • おー、今年は見た目も良い出来!(喜んで麦チョコを受け取る) -- スレット? 2010-07-15 (木) 23:10:56
  • にゃ
  • (ローブを身に纏い、フードを目深に被ってスレットの元へ訪ねてくる) -- リルカ 2010-07-13 (火) 21:37:36
    • どうしたの?そんな格好で(扉を開ければすぐに背格好で相手に気付き、暖かな部屋へ招き入れる) -- スレット? 2010-07-13 (火) 22:02:19
      • ここでいい。(部屋に入らず、ローブの下から刀の鞘を見せ)私と戦って、スレット。 -- リルカ 2010-07-13 (火) 22:20:27
      • 決闘?構わないけど…リルカは大丈夫?(冷たい冬の道を歩いてきたのだろう相手を僅かに心配)
        約束だったね 場所は?(立て掛けてある太刀を取り、腰に下げる)
        -- スレット? 2010-07-13 (火) 22:25:16
      • 野良猫は寒さに耐えられないと生きていけないものよ。(手品師の扱うステッキのように鞘を一回転させ)問題ないわ。
        冬の山はどう? 一面の雪景色、血の匂いを追うのはお互い得意でしょうし。 -- リルカ 2010-07-13 (火) 22:34:08
      • 炬燵で丸くなる訳にもいかないしね…いいよ、リルカがそこで構わないなら(穏やかな表情を引き締めると、己も草臥れたマントを羽織る) -- スレット? 2010-07-13 (火) 22:37:12
      • 雪を喜んで庭を駆け回るほど幼くもないでしょう? それじゃ行きましょう。 -- リルカ 2010-07-13 (火) 22:43:40
      • 窓から見てうきうきする程度には大人かな(マントを寒風にはためかせ、粉雪の舞う道を歩き始めた) -- スレット? 2010-07-13 (火) 22:53:19
  • 独り身には優しさを!彼女持ちにはラブ時空をぶち壊す空気の読めなさを!オッサンタが今年もやってきた!
    というわけで今年のプレゼントはコレだ!(クリスマスツリーの形の瓶に入ったワインが届けられた) -- ギルデ 2010-07-13 (火) 18:28:16
    • わ、オレにまでプレゼントもってくるなんておっさん男前すぎる…
      ありがとう、おっさんもいいクリスマスを!
      -- スレット? 2010-07-13 (火) 22:00:13
  • やあ、スレット。…久しぶり(自警団に顔を出すエルフ)
    このあいだ、村に来る途中で泡を食ったゴブリンに出くわしたんだけどね…ヘンな風も吹いていたし、村で何かあったかと心配になってさ -- ヴェール 2010-07-12 (月) 21:55:17
    • いらっしゃい!(物見矢倉の武器の手入れをしながら振り返る)
      うん、実は村にゴブリンが雪崩れ込んできて…(簡単に事の顛末を説明する)
      まあ無事追い払えたからよかったけど、オレもリックも怪我しちゃって… ヴェールも巻き込まれなくてよかったね
      -- スレット? 2010-07-12 (月) 22:22:35
      • それは…大変だったね(荷物を置き、苦笑)
        それにしても、何が狙いだったんだろう。ゴブリンにシーマの薬の価値が判るでも無いだろうし、野党が野営地に…というならともかく、洞窟を好むゴブリンがこの村を襲うメリットが判らないな。…この村に財宝が、なんて噂でもあるのかな?(首をかしげる) -- ヴェール 2010-07-12 (月) 22:31:16
      • うん…なにかに追い立てられてるような、そんな感じだった
        目的は分からないけど、それが逆になんだか不安でさ…
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 22:38:10
      • 裏がある…だろうね。何者かがそうなるように仕組んだ…と考えるのが無難かな(荷物から白ワインのマグナムボトルを取り出し、詰所の机に)
        ああ、これは皆で呑んでほしい。…少し南の農園で買った新酒だよ。この時期の新酒なんて、ジュースみたいなものだけどね -- ヴェール 2010-07-12 (月) 22:49:54
      • 何者かか…(昏倒する寸前に見えた人影 深刻そうに眉を顰める)
        ありがとう へぇ、美味しそうだね(ボトルを受け取り陽に透かす)
        お酒造りは進んでる?なんだか危ないとこにも足を踏み入れてるみたいだけど…
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 22:53:55
      • 正直、行き詰まってるかな(肩をすくめる)
        危ないところ…ああ、犠牲地区だね。酒造りもあるけど、あそこに行くのは好奇心からだよ(フフッと笑い)まだ見ぬ植物が茂っていると聞いたから…ひと目、見てみたくてさ -- ヴェール 2010-07-12 (月) 23:08:22
      • 危険がごろごろしてるって噂は聞いたことあるけど 好奇心か…あんまり無茶はしちゃ駄目だよ?
        そういえば前にガスマスクをした女の子が来たっけ…不思議な水を売ってたんでヴェールの事を教えたんだけど、向こうはもう知ってたみたいだった
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 23:15:09
      • リックにも、注意されたかな?(尖った耳の後ろを掻きつつ目を逸らし)
        …カテリナのことだね(話を聞き、表情を曇らせる)あの水が湧き出て…緑あふれる土地があるという噂でね。横取りしないから案内してくれないかと頼んだのだけど…どうやら過去に酷い目に逢ったことがあるみたいでね
        …僕も、すっかり警戒されてしまったよ。ああ、水は僕も飲んだ(付け加えるように)…凄い水だけど、酒造りには向かないね…多分 -- ヴェール 2010-07-12 (月) 23:20:36
      • そんな名前だったんだ…うん、妙に警戒心が強くてさ
        それだけ貴重な水なのかな?飲んだとき体が洗われるような気がしたから、誰にも教えたくないのかも…
        お酒造りには向かないのか…残念 きっとすごいのが出来ると思ったんだけどなぁ
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 23:25:18
      • カテリナがきれいな水と言っていたとおり、混じりけが無さすぎてね…。僕の探している「おいしい水」とはまた少し、違ったんだ(寂しげに微笑む)
        美味しい水には水自体の味があるものさ。その水の湧き出た土地の「大地の味」がね…スレットなら、解るだろう?
        まあ、気長にやるよ。酒造りも…カテリナと仲良くなるのも、ね(ふぅ、と息をつく)…それじゃ、シーマやみんなに宜しく
        …また来るよ(ボトルが減って軽くなった袋を背負いなおし、詰所を出た) -- ヴェール 2010-07-12 (月) 23:40:52
      • ふぅん…確かにここの水と街の水も味が違うね お酒に向いた「おいしい」水かぁ……
        うん、ありがとう ヴェールの方こそ気を付けてねー(貰ったボトルを振って見送る)
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 23:47:58
  • 長いことスレット君を交友録に加えるのを忘れていた…本当にすまない(DOGEZA) -- ギルデ 2010-07-12 (月) 00:20:58
    • えぇえ、全然気付いてなかったし!気にしてないし!
      そういやおっちゃん、死に損なったって聞いたけど大丈夫?(お茶を出しつつ)
      -- スレット? 2010-07-12 (月) 00:24:25
      • とりあえず追加してくるね。いやホントごめんよー
        ん、あぁ!しっかり休んだからもうバッチリさね。来月からは冒険も再開するつもりよ?
        ほれ、元気元気!(腕を振り回して健康体をアピールするオッサン) -- ギルデ 2010-07-12 (月) 00:27:23
      • いや、そんな無理しなくても……
        とりあえず体は大事にしてよ いなくったら寂しがる人もいるだろうからさ!
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 00:29:15
      • よし、追加完了だ!……他に漏れがないか何か心配になってきたな…大丈夫だろうか
        はは、皆して見舞いに来てくれてね。友達のありがたみが身に染みたよ、ホント。これ以上心配かけないように次は頑張らないとなー
        …あ、そういや何とか村、とかいうトコに所属してるんだって?あれ、どういうトコなんだい? -- ギルデ 2010-07-12 (月) 00:33:08
      • 何だかんだみんな心配してたんだよ! シーマ村のこと?んー…
        一種の開拓村かな 村民みんなで村を大きくしていこうっていう
        オレが来たときは村長の家と物見矢倉しかなかったけど、風車が出来たり温泉が出来たり少しずつ大きくなってきてるよ
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 00:40:01
      • 開拓村、かぁ。へぇー、中々面白そうじゃないさ!
        ……で、だ。大事なのはそこに可愛い女の子が居るのかどうか、ってことなんだがね! -- ギルデ 2010-07-12 (月) 00:51:35
      • うん 一応説明会でも声かけたし、村民も増えるといいな
        女の子?うーん……モンクの子?は一人いるけど、おっさんの好みかどうか…
        村長?は多分可愛いと思う……性格を考えなければ
        -- スレット? 2010-07-12 (月) 00:58:10
      • そっか、そういや学園で説明会やってたんだっけ?…療養中だったんで覗けなかったのよねー…
        いやいや!どんな女の子でもその子なりの可愛さってもんがあるのさ!そこを見つけるのがオッサンの特技の一つ!
        っつーわけでサンキュースレット君!遊びに行ってみるわー。ってなわけでまったねー -- ギルデ 2010-07-12 (月) 01:03:13
      • い、行くんだ…殺してもしなないってやつだね うん(納得しながら見送る) -- スレット? 2010-07-12 (月) 01:07:39
  • そういやするっつっといて一回も手合わせしなかったなー  わり(平謝りして)
    なんか悩んでるよーにも見えるけどさ、変に悩んでもアホの考え休むに似たりだ。楽に行こうぜ?
    そんだけだ。んじゃな(手を振って去っていった) -- タイト(半透明) 2010-07-09 (金) 23:22:40
    • ああ、大丈夫 気にしてないから
      そっちこそ元気で またビーチボールやろうね(夢の中で懐かしい顔と再開する)
      (翌朝目覚めたときには随分すっきりした気持ちになっていた)
      -- スレット? 2010-07-10 (土) 00:45:17
  • はぁあ…(“ブレス”との戦いを終え部屋に戻ると、ベッドの中に潜り込む)
    (初めて自らの意志による獣化に加え、真空で裂かれ大地に叩き付けられた傷はしくしく痛むが、それ以上に己が助けようとした人物に殺意の剣を向けてしまった精神的動揺が大きかった)
    ……修行しないと(自分の中に潜む暴力的な衝動に憂鬱な思いを感じつつ、頭から毛布を被り込んだ)
    -- スレット? 2010-07-09 (金) 03:33:06
  •  
  •  
  •  
  • 村に来たついでにスレットにも渡しとこうかね。ほい(そう言うと肉キャンディの入った包みを投げ渡す)。まー、日頃お世話に…なってるかどーかも怪しい気がしてきた。まあいいや。良かったら貰ってくれ。 -- タイト 2010-07-04 (日) 23:38:27
    • ありがとう…ってなにこれ タイトの手作り? -- スレット? 2010-07-04 (日) 23:39:43
      • んにゃ、市販品(売ってるのかよ) まー、口に合うといいな…(意味深なことを言い残し去って行く馬鹿) -- タイト 2010-07-04 (日) 23:43:13
      • 本当に売ってるの?意外と美味しいのかな…(試しに口に入れて微妙な表情)br;う、うん ありがとう… -- スレット? 2010-07-04 (日) 23:50:57
  • デキタヨー。ループタイみたいに使って。 -- リック 2010-07-04 (日) 19:10:37
    • おー、ありがとう!よく器用にできてるなぁ…(手の中で貰った紐止めを転がし眺める)
      ところでリック、今暇ある?
      -- スレット? 2010-07-04 (日) 20:02:40
      • 暇っちゃ暇だけど頭はあまり動いてないかもしれない。 -- リック 2010-07-04 (日) 20:27:07
      • よければまた戦闘訓練に付き合って欲しいなって…具合が悪いなら、今度でも良いよ -- スレット? 2010-07-04 (日) 20:28:22
      • あー……ごめんよ、話したりするなら全然いけるけど戦闘となるとちょっと難しいかもしれない……。
        出来ればまた誘ってよ。 -- リック 2010-07-04 (日) 20:37:21
      • ちょっと素手格闘に付き合って欲しかったんだ、気分転換に
        いいよ それじゃまた暇なときにでも!
        -- スレット? 2010-07-04 (日) 20:39:21
      • くっ……そんな楽しそうなことを考えて……!
        んでもまあ頭動かないときにやると迷惑かけるからまた今度ということで一つ、それじゃまたねー。 -- リック 2010-07-04 (日) 20:44:47
      • 組み手レベルの簡単な奴ね?多分地味だし知らない人に持ちかけるのもちょっとと思って
        はい、紐止めありがとうねー 折角だから相手してくれそうな人探してみようかな…
        -- スレット? 2010-07-04 (日) 20:48:52
  • スレットのとこ遊びに来る度タイミングが悪い気がするけど今日こそはいるだろう!
    とはいえ話題は村のことについてになるんだけども。あとは……趣味? -- リック 2010-07-03 (土) 00:59:14
    • いらっしゃーい(ガンガンに暖炉を燃やした暖かい部屋で出迎える)
      ん、なにかの相談?趣味ってなんだろう…
      -- スレット? 2010-07-03 (土) 01:01:38
      • いやー単なる雑談だよ、特に深い意味はない。最近彫金ってーの? 指輪とかのアクセサリーだったり作り始めてさ。
        最初はこまいもの作るって精神鍛練の一貫だったんだけどこれが意外に面白くて。 -- リック 2010-07-03 (土) 01:07:37
      • へぇ…オレも最近手慰みに木彫りをしてるよ(窓辺に並べられた鳥やイタチや狐…森で見たものをそのまま彫ってる)
        集中力の修行かな…指輪とか、誰かに贈ったりしてるの?
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 01:11:11
      • 木彫りかー、金属以上にやり直しが効かなそうだ……。(うまいなー、と眺めている)
        最初は自分で持ってたけどそれもどうかなーと知り合いの錬金術士にあげたりしてる。あとは友達からリクエストもらったり。
        そう、スレットなんかリクエスト無い? -- リック 2010-07-03 (土) 01:15:49
      • うーん、アクセサリーかぁ…指輪とかはしないけど、マントの紐止めとか靴の飾りなら欲しいかな
        指輪なんて一人で作れるの?
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 01:21:53
      • 紐止めとか靴の飾りね……、別に自分が付けるんじゃなくても誰かに贈ってもいいんだよ?(笑いながらメモを取り)
        うーん、道具があればそこまで難しくはないかな。やっぱり出来では職人さんには負けちゃうけどね。 -- リック 2010-07-03 (土) 01:40:02
      • 贈るような相手なんていないし(頬を膨らませてリックを睨む)
        ふぅん…そう言うリックこそ、自分の将来のためにやってるんじゃないの?
        手作りの指輪を渡して求婚…なんてさ(からかうように笑いながら)
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 01:48:52
      • 奇遇だね俺もだ、相手なんていないなーいたとしても自分で作ったのじゃなくて買ったものにするね。(からかいにも動じず普通に答える)
        そもそもさっきも言ったけど精神鍛錬の一つだって、あとは騎士を万が一やめた時の保険? -- リック 2010-07-03 (土) 02:03:49
      • 手作りの方が心が籠ってると思うのに…保険って、騎士を辞めて職人を目指すの?
        そっちの方が意外だな…でも意外と向いてるかも知れない いっそ、ここでお店開くとか!
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 02:14:11
      • 年取って辞めざるを得なくなったり怪我で辞めざるを得なくなったり、かな。
        そんな先のこと考えるなって言われそうだけど……まぁ未来のもしもは色々考えといたほうがいいからね。
        さて、それじゃあ矢倉もどるよ。くそう、夜の番続きだ……ジャンケンに強ければ……。(ブツブツ言いながら矢倉に戻っていった) -- リック 2010-07-03 (土) 02:17:44
      • あはは、全く計画性がないよりいいと思うよ(自分のことは棚に上げて)
        はーい、頑張ってね ふぅ…未来かぁ
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 02:22:32
  • (シーマ村の人気のない場所にいるスレットに気配を消して近付く) -- リルカ 2010-07-02 (金) 23:04:15
    • ♪〜(村外れの切り株のベンチに腰掛け、のんびり鼻歌を歌っている 見廻り番の仕事にも飽きすっかり寛いでいるようだ) -- スレット? 2010-07-02 (金) 23:10:56
      • (刀を鞘に収めたまま後ろから近付き、柄で背中をつんつんと突いて驚かせようとしてみる) -- リルカ 2010-07-02 (金) 23:19:47
      • わかってるって、あとでちゃんと裏も見廻っていくから(誰かと勘違いしてるのか鼻歌は続く)
        (見れば手元で何か作業をしているらしい)
        -- スレット? 2010-07-02 (金) 23:28:26
      • 誰と間違えているの、スレット。(背中から柄で突付きながら話しかけ)
        ちゃんと見張りをしないで何をしてるの?(手元を覗き込み) -- リルカ 2010-07-02 (金) 23:33:00
      • 誰とってリックと…ああ、リルカか(ようやく相手に気付き振り返る)
        ん、手慰み 見張りって言ってもひまなものだよ、時々や兎が狐が畑を荒らしにくるくらいさ
        (木片を使ってナイフで木彫りをしていたらしい 作りかけの栗鼠の人形をリルカに見せる)
        -- スレット? 2010-07-02 (金) 23:46:59
      • 私が敵で「動くな!」って言ったらどうするの。(刀を離すといたずらを楽しんだのか耳がぴこぴこと動き)
        へぇ、上手ね。兎なら夕食になるけど狐を追い払うのはなかなか骨が折れそう…習性もあるし。
        スレットはこのシーマ村で見張り以外にどんな仕事をしているの?(オレンジの瞳で物珍しそうにスレットの持つ人形を眺めつつ) -- リルカ 2010-07-03 (土) 00:01:10
      • だってそんなことしないだろ?(こちらも愉しげに笑顔を返して)
        暇潰しにやってるうちに段々手先が慣れちゃった…完成したらリルカにもあげるよ
        うん、一応弓も使えるけどね 他にも鳥とか鼬とか…むしろ山賊くらい来て欲しいよ
        一応狩りとか採集かな?森に入って木の実や野草を集めたり…獣の皮を剥いで業者に引き取って貰ったりもするよ
        用心棒って言っても雑用係みたいなものだよ!刀を振るう機会もないさ(手の中で作りかけの栗鼠を遊ばせる)
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 00:14:33
      • …まぁね。(耳とは裏腹になんの表情もなく言葉を返し)
        ん……余ったらもらう。ひょっとしたらこれもシーマ村に必要になるものかも知れないし。
        山賊は怖いわ。冒険者がこれだけいれば必ず勝てるけど、確実に守るべきものを守れるとは限らないもの。
        (素っ気無く冗談を切り捨てて)自然と暮らすのは大切なこと。
        この村でも第一次産業をやっているのなら、住みやすい良い場所なのかもね。(背を向けて) -- リルカ 2010-07-03 (土) 00:36:04
      • 必要なんて無いさ 木切れは沢山落ちてるし、あとはオレが居眠りするか、暇潰しするかの気まぐれがあれば…
        勿論冗談だよ!敵が来たらどっちも命懸け、無駄な喧嘩はしたくないしね
        (器用にナイフで角を削り、手の中の栗鼠は次第に形をはっきりさせていく)
        住みやすさで言えばそうだね、昔住んでたボロ小屋に比べればここは天国だよ 冷たい海風は吹き込まないし、安心して背中を預けられる仲間もいる…
        そういえばどうしてここに?もうフェアルさんとの決着は付いたの?(手の中の木切に息を吹きかけ、リルカの背中を見上げる)
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 00:52:14
      • じゃあ……猫を作ってよ。あくまで気まぐれでね? 気が向いたら。
        ん。よろしい。(刀を手に風になびく髪を押さえ)本当は戦闘訓練でも申し込もうかと思ったけど。
        この村があんまりにも牧歌的だったからその気が削がれたわ。良い村ね、ここは。
        それじゃ私はこれで……またね、スレット。
        //寝落ちてました本当にすいません(土下座) -- リルカ 2010-07-03 (土) 02:42:37
      • 猫か…誰か飼ってたかな?ちゃんと観察してからじゃないと作れないんだ
        了解、今度街に行ったときでもよく見てみるよ
        あはは、決戦の前の予行演習?一応訓練のための施設はあるけど、たしかに似合わない村だね…
        うん、気を付けて 途中で狸に化かされないようにね(//お気になさらずー)
        -- スレット? 2010-07-03 (土) 02:59:02
  • (ちらりちらり、と様子を伺っている) -- フリージア 2010-06-29 (火) 19:24:34
    • ?(こちらを伺う視線に気付く) -- スレット? 2010-06-29 (火) 21:31:33
      • (ぺこり) あ、あのこれつまらないものですが!
        (お饅頭の箱を、差し出して見る) -- フリージア 2010-07-01 (木) 18:30:43
      • え?どうも…この間依頼で一緒だった子だよね あの時はお疲れさま!(饅頭の箱を受け取り) -- スレット? 2010-07-01 (木) 22:19:09
      • あ、はい、そうです!覚えていてくださいましたか!
        そのたびはお、お世話になりました…これはお礼ですので、お受け取りください…それでは失礼します!
        (ぺこぺこと終始緊張した様子で頭を下げていた)) -- フリージア 2010-07-02 (金) 19:13:54
      • ん、ありがとう そっちこそこれからも頑張ってねー…随分丁寧な子だなぁ(箱を開けて饅頭を頬張る) -- スレット? 2010-07-02 (金) 22:47:26
  • (うろうろ) -- カテリナ? 2010-06-28 (月) 23:34:55
    • うん…迷子かな?(奇妙な被り物をしているが、子供の背格好をしているので気になり)
      どうしたの?道に迷った?
      -- スレット? 2010-06-28 (月) 23:37:53
      • Забыли и Есть……Кто вы такие? -- カテリナ? 2010-06-28 (月) 23:41:32
      • え?ごめん、わからないよ・・・(異国の言葉なのか、意味が分からず顔を顰める) -- スレット? 2010-06-28 (月) 23:45:38
      • 迷ってない… 貴方は誰? -- カテリナ? 2010-06-28 (月) 23:48:39
      • ホッ、今度は通じる…オレはスレット この村の用心棒さ
        迷ってないならどうしたの?(どうやらこの場所は、シーマ村との村境の周辺らしい)
        -- スレット? 2010-06-28 (月) 23:51:52
      • お水を売りに来たの …10G -- カテリナ? 2010-06-28 (月) 23:52:36
      • 水?水なら余ってるんだけど…(シーマ村は潤沢な水資源でも有名らしい わざわざ買って飲む気にはならない) -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:04:25
      • (ふるふる) これは良いお水…… -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:04:55
      • 良いって…どんなふうに?(訝しげに少女のポリタンクを覗き込む); -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:16:51
      • (ちゃぷんと揺れるタンク)……10G -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:19:16
      • うぅん…(少女の様子にいたたまれなくなり、思わずお金を払ってしまう)
        でもこの辺じゃあんまり売れないと思うから、もっと街中へ行った方が良いよ?
        -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:21:38
      • (ポリタンクを傾け、紙コップになみなみと水を注ぎ)……спасибо…
        飲んでみて……・ 良いお水だから… -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:27:44
      • ん?うん…(言われるがままにコップに口を付ける) -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:31:36
      • (硫酸だ! ……などと言うことはなく だがそれは不思議な水だった 味も香りも普通の水のようだったが
        まるで内蔵のすべてを巡り、綺麗に洗い流していくような感覚が走る) -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:35:00
      • ブッ!(一瞬噴き出しかけるが頭を振って水を飲み干す)
        あれ、なんだろうこれ…美味しいっていうか…?
        -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:39:27
      • ……美味しくない? -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:44:06
      • いや、美味しいけど…その水何処から汲んできたの? -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:45:45
      • (ふるふる) 言っちゃだめって… だから言わない -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:48:15
      • 言っちゃ駄目、か…(強引に聞き出す気にもなれず)
        そうだ、街にヴェールってエルフがいるから、そいつの所に行ってごらん?
        いつも良い水を探してたから、多分たっぷり買ってくれるんじゃないかな(少女にエルフの住処を教える)
        -- スレット? 2010-06-29 (火) 00:52:44
      • ……その人知ってる 耳の長い人(マスクの耳の部分を伸ばすような仕草)
        ……スパシーバ(そして背中を向けて歩いていく子供 その背には大型の散弾銃がくくりつけられていた) -- カテリナ? 2010-06-29 (火) 00:58:42
      • 知ってる?もう知り合いだったのか…なんだろうあのでっかい銃
        なんだか変なやつが多いなぁ…
        -- スレット? 2010-06-29 (火) 01:00:39
  • やあ、スレット。久しぶりだね(あたりまえのように酒瓶を片手に訪ねてくる)
    (周囲を見回し)へぇ…いつのまにか宿舎なんてのも出来ていたんだね。…住み心地は、どうだい? -- ヴェール 2010-06-26 (土) 21:49:54
    • やぁ、いらっしゃい…まぁまぁ快適だよ!温泉ができたり勇者の館もできて村も賑やかになってきたしね
      (何の目的で使われるのかよく分からない建物を振り返って)//やっぱり向こうは誤爆だったのね!
      -- スレット? 2010-06-26 (土) 21:44:51
      • 温泉の湧く現場には立ち会ったかな…けど、勇者の館とはまた(苦笑しつつ、浅葱色の酒を湛えた瓶を差し出す)
        …記念館的な何かかな?この村にはまだ讃えるべき英雄も居ないと思うのだけど…いずれ、リックや君がそう呼ばれることはあるかもしれないけどね(山間の渓流の…深い淵から汲み出してきたような色の酒は静かに涼気を醸している) -- ヴェール -- 2010-06-26 (土) 22:00:09
      • ははは、勇者はちょっと難しいかな これはお土産…?何のお酒だろう…(不思議な浅葱色のボトルを覗き込んで)
        なんだか自称・勇者の一行が時々滞在するみたい って言っても温泉掘る所しか見てないけど…そういえば、ヴェールは学園祭には行かないの?
        (丁度今日は街の学園で、学園祭が行われているらしい)
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 22:07:45
      • 学園そのものには縁が無いけどね…祭りとなれば酒はつきものだ(間違ってます)…もちろん、覗きに行くつもりだとも//もちろん、誤爆ですとも…ぐふっ
        酒は、ブルーベリーを漬け込もうとしたら酒好きの水精が混じりこんだものだよ
        少し、回りやすいかな?…気をつけて呑んでくれ(文字どおり「沁みわたる」ように五体に行き渡る新鮮な酒の香) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 22:14:48
      • そうなんだ…オレは午前中ちょっと覗いてきたけど、あんまり人が多くてびっくりしちゃった
        学園って賑やかな所なんだなぁ…迷わないように気をつけてよ?
        酒好きの水精って…本当に飲んで大丈夫なの?香りはすごく良いみたいだけど…(不安そうにボトルを覗き込む)
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 22:18:39
      • 確かに、今いちばん賑やかな場所かもしれないね…学園は
        そうだね…迷わないように、気をつけよう。学園から出られずに、なし崩し的に生徒や教師に…という事態は避けたいね(クスクス笑う)
        …ああ、大丈夫だよ。酒瓶が空になれば勝手に精霊界に還るからね(チン、と酒瓶の口を指先で弾く) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 22:25:12
      • そんな恐ろしい迷宮なんだ…(学園から出られずミイラになっている自分を想像して)
        うん、知り合いにも何人か通ってる奴がいるなぁ…オレはちょっと、人の多いところが苦手でさ
        ふぅん…それじゃ早速飲んじゃおぅかな!こんな真っ昼間から山賊も出歩かないだろうし(コルクを引き抜きグラスに酒を注ぎ始める) ヴェールはどうする?
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 22:29:14
      • ご一緒するとも。まだ日は高いけど、何本となく飲み交わす…というわけでもないからね
        心配は無用だよ(目を細める)
        …夜盗の類は来るのかな?(窓から、落ち着いたシーマ村の風景を眺め)君とリックが居れば大丈夫だとは思うけどね…どうか、この村のことを頼むよ(姿勢を正し、頭を下げる) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 22:38:56
      • それじゃ早速(ヴェールのグラスに酒を注ぎ渡す)
        うーん、今のところ畑を荒らす野生動物くらいしか見たことはないけどね?
        はは、いいよ この村はオレにとっても大事な家だし、頼まれなくたって…さ
        それじゃ乾杯しようか(並々と酒で満たされたグラスを持ち上げ)//23:00からの胆練りに参加してくるけど、一緒に行く?
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 22:45:11
      • (//肝練りといえば…酒飲み放題!!かけもちになるけど、是非参加したいかな…!)
        …そうか、街の近くだし…熊に出くわすことは無いと思うけど気をつけてくれ
        (注がれたグラスをこちらも手に取り…)おっとっと…
        ああ、それじゃ…乾杯。(グラスを掲げた)//じゃ、一端締めますかー? -- ヴェール 2010-06-26 (土) 22:52:31
      • まあね、今は勇者立ち寄り所にもなってるし、滅多に悪党は来ないと思うよ(こちらもクスクス笑いでグラスを合わせる)
        そういえば、ヴェールってこの街に来る前は何をしてたの?(ゆっくり液体を口に含みつつ)//別に文通でも良いよ 締め切り近いから急いでねー
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 22:58:22
      • (//うっかりタイムアップ…肝練りはまた今度で。文通は了解ー、まったり行きましょうか)
        この街に…というと少し古い話になるかな。エルフの…酒造りの氏族で、杜氏見習いをしていたよ
        草木や大地の精と親しみ、酒を造って…呑んでいたのさ
        …ふむ、今と変わらない気もするね(おや?と首をかしげる) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 23:05:42
      • へぇ…最初っからお酒好きだったのか(ほんのり赤くなった顔で陽気に笑う)
        そういえばエルフは見た目より年取ってるって聞くけど、ヴェールは今幾つなの?(シーマに聞いた話を思い出しつつ)//レス遅くなるけどごめんね 胆練りは観客席から見物するだけもいいらしいよ!
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 23:08:34
      • (//レス遅くなるのはお互い様だよー。…こちらも掛け持ちだし)
        酒造りの氏族は産湯からワインだよ(おそらく、冗談だろう…笑いを堪えている気配)
        歳は…忘れたかな。そうは取っていないはずだよ。…人間のなかで「冒険者」と名乗る者たちが出始めた頃の生まれかな? -- ヴェール 2010-06-26 (土) 23:15:49
      • それじゃ酒好きになるわけだね! 冒険者と名乗る者たち…うーん…100歳くらい?(あんまりイメージが湧かないらしい、腕組みして低く唸る) -- スレット? 2010-06-26 (土) 23:30:10
      • 人間の暦のことはよく判らないけど…そのくらいじゃないかな?(おそらくは160〜170歳のエルフ…悠久のエルフ時間)
        まだ僕が歳若い頃に、その「冒険者」として人間の酒場を沸かせたエルフが居てね…僕の憧れなのさ(グラスを揺らし、ふふっと笑う)
        酒飲みエルフだとか、エルフッポイなんて呼ばれていたそうだよ(穏やかな口調…そっと、スレットのグラスに酒を足す) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 23:40:00
      • ふぅん…村長もそうだけど、やっぱり人は見た目じゃわからないな…(ヴェールからの杯を受け、美味しそうに数杯目を口に含む)
        憧れ、かぁ…エルフッポイって、もしかしてその人エルフじゃないんじゃ…
        それでヴェールはその人に憧れて、冒険者になったって事なのかな?
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 23:43:40
      • いや、冒険者になったのは…(気持ち言い淀み、グラスを傾ける)
        故郷で、禁を犯してね…100年ばかり戻れなくなって、食いつなぐために…(たはは…と、気の抜けたような笑い)
        それから、いろんな人間や同族に出会って…今では、エルフの霊酒を…僕が禁を犯す原因になった酒を造りたくて、冒険を続けているよ
        …ハーブマスターというやつを、目指しているんだ(言い終えると、静かにグラスを置く) -- ヴェール 2010-06-26 (土) 23:49:17
      • へぇ…お酒のために故郷を追放されるなんて、まさに酒飲みの鏡だね!(赤くなった顔で楽しげに笑う 大分酔いが回っていたようだ)
        ふぅん…ハーブマスターか ありとあらゆる薬草を知り尽すって事かな?随分難しそうだなぁ…
        -- スレット? 2010-06-26 (土) 23:59:44
      • 禁を犯した理由を里の古老に問い詰められて…解らない、そう生まれついたのだろうとしか答えられなかったのだけどね(思い出に浸るように…遠い目をしていたが、やおら笑い出す)
        ああ、きっと…酒飲みとして生まれついたが故だろうね(クスクスと…愉しげに)
        そして、あの味を知ったからには…世の酒飲みに知らしめなくては(止まらないクスクス笑い)…罰が当たろうというものだね
        ああ、遠い道のりだろうね…里に戻れる100年目までに、なんとか成就できればよいのだけどね(//薬草売り縛りハーブマスター狙い復活アリアリでトロトロ行く予定) -- ヴェール 2010-06-27 (日) 00:09:51
      • 世の酒飲みに知らしめなくては、か…義務感みたいなものもあるんだなぁ(酒飲みとはそういうものなのだろうかと感心しながら)
        まぁ、生まれつきなら仕方ないね?オレだってこの耳と尻尾を付けて生まれた以上、オレ以外にはなれないしね!
        だけど、流石エルフ お酒強いね…それともヴェールが特別なのかな?(顔色の余り変わらないエルフを前に真っ赤な顔で卓に突っ伏す)
        -- スレット? 2010-06-27 (日) 00:30:34
      • 酒と仲良く…ということなら、氏族の中でも群を抜いていたかな(満足げな微笑み)
        ドワーフとも張り合える自信はあるよ(手品のように…スレットの部屋の机にはいつのまにか空き瓶が並んでいる)
        これで、酔い覚ましにこの村の温泉に浸かっていければ良いのだけどね…さっき見たら水着着用のこと、って看板が出ててね(苦笑しつつ頭を掻く)
        流石に、そんな用意は無いのだよね…(残念そうに微笑む) -- ヴェール 2010-06-27 (日) 00:45:44
      • あ、あれ?(いつの間にか増えている空き瓶にそこまで酔いが回ったかなと目を擦る)
        ドワーフと飲み比べか…あんんまり想像したくないなぁ
        温泉?別に良いんじゃないかな…水着着用ったって、どうせ誰も見ちゃいないだろうしさ!(火照った体が熱いのか、窓を開けて涼しい風を部屋に入れる)
        -- スレット? 2010-06-27 (日) 00:54:02
      • …そうかい?じゃあ後で寄ってみようかな(シーマには黙っていてくれよ…と目配せし、グラスを傾ける)
        ああ、いい風だ…街と違って、森の香りがするね(グラスの中で酒を揺らし…うっとりと目を閉じる) -- ヴェール 2010-06-27 (日) 01:06:11
      • 街中の喧噪とは大違いかな?(時折聞こえる虫の声に耳を澄ませる)
        よかったら泊まっていきなよ 部屋はまだ空いてるし、今日は夜番だからオレのベッドを使っても良いよ?(幾分酔いも冷めたのか、落ち着いた表情で)
        -- スレット? 2010-06-27 (日) 01:10:22
      • 賑やかな街だからね…(虫の音を遠く聞きつつ、微笑を浮かべ)
        空き部屋は、確かにあるようだけど…今日は遠慮しておこう
        温泉に入らせてもらって…帰るのが難しいようなら樹の上に宿るよ。真冬ならともかく…これでも、森の民だからね(身の丈の枝さえあれば心地よく過ごせるのさ、と肩をすくめる)
        …というわけで、温泉で水音がしても僕だからね。矢を射込んだりしないでくれよ?(クスクスと笑い、空になったグラスを置いた) -- ヴェール 2010-06-27 (日) 01:26:47
      • そぉ?無理しないでベッドを使えばいいのに!
        はい、了解 湯あたりして倒れちゃ駄目だからねー?(ヴェールを温泉に送り出すと、自分は夜番のために物見矢倉へ登っていった)//ねてたごめん
        -- スレット? 2010-06-27 (日) 03:30:04
  • あぁ…やっぱり悔しいなぁ…!(ガストの騎士剣術の前に自分の未熟な腕前を思い知らされ、悔し涙で枕が濡れる)
    (深く抉られた脇腹の傷より痛む胸の閊えに煩悶しながら、その日は眠れない一夜を過ごした)
    -- スレット? 2010-06-24 (木) 01:13:47
  • スレット様、あれからお元気にしているでしょうか?私はなんとかで落ちたりはせずにやっております…
    甘いものはお好きにございますか?2月に御座いますのでお世話になっているからにチョコを配っているのですが…お嫌いでなければよろしかったら(そういって小さな小箱を差し出す) -- マレーネ 2010-06-21 (月) 22:23:49
    • え、チョコ…?ありがとう、貰っていいのかな?(貰えると思っていなかったので嬉しそうだ)
      うん、お陰様でね マレーネさんの方は元気でやってるのかな?
      -- スレット? 2010-06-21 (月) 22:26:32
      • えぇどうぞ(何かと忙しく、挨拶返しもままならぬまま時間がたっていたお詫びだろうか、中身は結構豪華な手作りチョコ)
        私のほうは忙しくててんてこまいなほどで…もう少し出歩きたいのでございますけどね?体がもう一つほしいほどに…こういう機会にで無理にでも動いておきませんと! -- マレーネ 2010-06-21 (月) 22:37:53
      • 別にいいのに…わぁ、美味しそう ありがとう、でもあんまり無理しないでね? -- スレット? 2010-06-21 (月) 22:51:44
      • はい、無理はせぬようにやっていきますわ…それではスレット様、いつかまた組むことがありましたらそのときは…今日は失礼いたしますわねではまた(深々とお辞儀すれば去っていった) -- マレーネ 2010-06-21 (月) 23:00:47
      • はーい、マレーネさんこそ元気でねー -- スレット? 2010-06-21 (月) 23:02:12
  • ええっと、スレットさんのお宅はこちらかしら? -- ディース 2010-06-20 (日) 21:04:01
    • はーい、えーっと…どなた?(でっかい鎌に目を落して) -- スレット? 2010-06-20 (日) 21:16:38
      • 貴方が来月の同行者の方かしら?あたしゃディースっていうんだけどね
        まー同行挨拶に来たってところよ -- ディース 2010-06-20 (日) 21:17:41
      • ああ!うん、来月の依頼だったね?よろしくね!(首切りに来たのかと思った…) -- スレット? 2010-06-20 (日) 21:19:38
      • ん?何を怯えてるのさ、あたしは魔法を使うから前衛は任せたよ!
        それじゃ来月よろしくね〜 -- ディース 2010-06-20 (日) 21:21:03
      • はーい、それじゃ現地で……ホッ、噂の追い剥ぎじゃなくて良かった… -- スレット? 2010-06-20 (日) 21:24:25
  • 冒険でしくじったりいろいろあって、すっかり貴方のとこに来るのが遅くなったわ。ごめんなさいね。
    で、村に来てずいぶん経つけど、この静かな村での暮らしはいかがかしら?退屈はしてない? -- シーマ? 2010-06-19 (土) 20:01:05
    • ああ、いらっしゃい(丁度部屋の片づけをしていたようだ…といっても、数える程度しか物のない殺風景な部屋だが)
      お陰様で快適だよ?用心棒ったって呑気なものだし、水も空気もおいしいし、おまけに家賃はタダ…これで文句を言ったらバチが当るよ!(水出しのお茶をグラスに注いでシーマに差し出す)
      -- スレット? 2010-06-19 (土) 20:09:55
      • (まだ新築らしい木材のにおいのする部屋をぐるりと見回し)…飾り気ないわね。らしい気はするけど。
        この村は盗賊的に見てもまあまだ襲うほどのものでもないでしょうしね。しばらくは楽なままと思うわ。
        (ありがと、と言ってお茶をひとすすり)わたしはまだ貴方が何を楽しみに生きているのかよく判ってないけれど、
        もし、何かほしい施設があったら言って頂戴ね。なるべく善処するから。 -- シーマ? 2010-06-19 (土) 20:18:34
      • あはは、インテリアとかよくわからなくて…うん、そう願ってるよ 無駄な喧嘩はしたくないしね
        何を楽しみ?うぅん、そうだなあ……特に欲しい施設は今のところないけど
        そう言う村長は?どうして村をつくろうなんて考えたの?(窓越しにすっかり枯れ模様となった森の木々を眺める)
        -- スレット? 2010-06-19 (土) 20:23:48
      • そうなの?まあ貴方自身が暮らすのに困らないなら構わないわ。
        問題は獣のほうね。そろそろ冬眠に備えて腹ごしらえをしたい熊をはじめ、実りの秋が終われば食べ物を求めて
        動物が畑に出てくると思うわ。そのへん、よろしく頼むわね。
        村の理由?まずは偉くなるためよ。故郷の村ではわたしは最年少、長になろうと思ったら最低でも500年はかかるのよね。
        それと故郷が退屈だったから人間の世界のそばに出てみる事にしたの。
        …そういうスレットはなんで冒険者なんてしているのかしら? -- シーマ? 2010-06-19 (土) 20:31:31
      • あぁ、獣か…そうだね、弓の手入れもしておかなくちゃ
        え、偉く???その発想はなかった…うんたしかに…偉そうだね(ボソリと小声で)
        オレ?んー…他に方法もなかったというか、成り行きというか…(手短に自分がこの街に来るまでの経緯を話す)
        -- スレット? 2010-06-19 (土) 20:37:11
      • そーよ。もし、熊が出たら…村の総力を上げても勝てるか知れないんだから
        その時のための備えは万端にしておかないとね。…て、なななにか言ったかしら!?(耳ぴくぴく)
        (そして身の上話をふむふむ、と聞いて)なるほどね、故郷というか一族郎党が病で…それじゃ流浪の生活になるのも無理ないわね。
        どれほど強い種族もあっけなく滅ぶこともある…恐い話だわ。 -- シーマ? 2010-06-19 (土) 20:55:19
      • 熊、熊か…冒険依頼に出るような奴じゃないといいけど
        え?なななにも言ってないよ!(誤魔化すように村長のグラスにお茶のおかわりを注ぐ)
        まぁ、死んじゃったものは仕方ないけどね?お陰でこうして広い世界にも出てこれたし、新しい(うち)も見付かったしさ(本人は余り気にしていないようだ)
        -- スレット? 2010-06-19 (土) 21:02:04
      • どうかしらね。街の傍に巨大熊みたいのはそうそう出ないと思うけど…。
        (注がれたお茶をまたひと啜りし)まあいいわ。聞こえなかったことにしてあげる!
        …て、ずいぶんアッサリしてるわね!?でも貴方がしっかりしないと貴方の一族は全滅でしょう。
        頑張って同系の種族を探して子を残さないと駄目なんじゃないかしら…? -- シーマ? 2010-06-19 (土) 21:14:58
      • 英雄殺しみたいな奴にこられたら、頭からガブリっていかれちゃうよ…あはは、ありがとう…(エルフって地獄耳なんだな…)
        そんなこと言われてもなぁ…獣人系は何人も見かけたよ オレみたいな犬とか猫とか
        でも今から結婚のこととか考える気もないし、まして子供なんて…
        -- スレット? 2010-06-19 (土) 21:20:05
      • その時は街にも応援を求めざるを得ないわねー。恐ろしい生き物よね、くま。
        そぅね、獣人は沢山。でもその中から貴方が一族を残すに相応しい相手を探せるか…
        そしてその相手といい仲になれるか、て考えると難しいことだと思うわよ。
        勿論、焦ることはないし、わたしは上手く行くことを祈ってるわ。
        お茶ごちそうさま。そろそろわたしは仕事に戻るわね。
        そろそろツリーフォークが石材の運搬を終えている頃だと思うし。またね。
        (行って片手を振り、部屋を出て行く) -- シーマ? 2010-06-19 (土) 21:30:51
      • はーい…一族を残すかぁ…うーん、うーん(頭を抱える)
        そう言えば村長って、ああ見えてオレよりずっと年上なんだよな?
        やけに落ち着いてる所もあるし、もしかして既こ……あとでこっそり聞くいてみよう
        -- スレット? 2010-06-19 (土) 21:35:03
  • なんとなくコメント名も新しくして気分を入れ替えよう -- スレット? 2010-06-18 (金) 00:27:31
    • 今変えたばかりかと思ったら一日前だった。よーっすスレット元気ー? -- リック 2010-06-19 (土) 00:27:26
      • 元気だけどごめん、すっかり見落としてた…(//眠気限界なのでまた明日ー) -- スレット? 2010-06-19 (土) 02:47:50
  • ねぇ、君? スレットー? おーい。(街中で声をかける少女) -- リルカ 2010-06-17 (木) 21:05:19
    • え?あぁ…あの時のキミか(相手をどう呼んで良いのか分からず、取り敢えず無難に返事を返す) -- スレット? 2010-06-17 (木) 21:22:49
      • 名乗ってなかったね。リルカ。リルカ・バントライン。この前は名乗り損ねたけど。
        前は出かける予定があったから少しばたばたしちゃって。公園ではそれまでの時間つぶしをしていたの。
        (人込みの中で話すことを躊躇ったのか尻尾を下げ)また、少し歩こうか? -- リルカ 2010-06-17 (木) 21:37:30
      • リルカが名前?女の子の名前にしてはバントラインは変だと思った(ちらりと横目で見ると前を向き直す 猫の時と違って態度が少し余所余所しい)
        ふぅん…いつもあの姿で出歩いてる訳じゃないんだ? そうだね、歩こうか
        (相手の言葉に同意すると、何処へ向かうでもなく歩みを進める)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 21:43:59
      • うん……(態度を察し、多くの言葉を避け歩き出し)
        今はちょっと事情があってね。言ったでしょ、いっぱいあるの。
        (街を歩きながら相手の感情を察しきれず口数が少なくなっていき) -- リルカ 2010-06-17 (木) 21:51:30
      • う…(相手の口が重くなるのを感じると顔を顰めて)
        別に怒ってる訳じゃないって!ただまあちょっと…驚いたけど 歩くのも疲れたね、あそこにベンチがあるから座ろうか(街路樹の木陰にベンチがあるのを見かけると、重い空気に耐えかねて指さす)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 21:57:13
      • うん。(少し伏せられていた耳を立ててベンチに座り)
        怒ってないなら呆れてるかなって。ああいう喋り方でからかってたのが、手の平返して話しかけてきてるんだし。
        (苦笑して胸の前で手の平をひらひらと振り)正直に言っていいよ、スレット。 -- リルカ 2010-06-17 (木) 22:06:45
      • だから怒ってないってば…(木陰のベンチに腰掛けふぅと一息 この所の暑さは獣人の少年にも少々応えるものらしい)
        えぇ?やっぱりからかってたの?前言撤回、猫になると性格が変わるとかそう言う感じだと思ってたのに(ぷうと頬を膨らませる)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 22:15:18
      • (ベンチに座って空を見上げ、木漏れ日に目を細める)
        バントラインとしてはからかった。でも猫としてスレットと話すことに何の悪意もなかった。
        あの姿でいるのは自衛の一つなの。宿も群れもない女の子が一人、この街で生きていける?
        (耳を伏せたままやや小さな声で言い訳をし) -- リルカ 2010-06-17 (木) 22:27:34
      • うーん……?まぁ、それは分らなくも無いけどさ……(低く唸りながら首を傾げる)
        (少女のこの街で独りで生きる過酷さは、少年の貧困な想像力でもなんとなく察せる部分であろう)
        オレも最近までずっとボロ小屋で、野宿みたいな生活してたからな…そういう気持ちは分からなくもない…多分…(少しずつ少女の言葉を咀嚼しながら、胸の内に落し込んでいく)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 22:34:01
      • 野宿をするにも猫の姿だと便利なの。木の上なら誰も害を与えようとはしないし。
        それに食事や洗濯、お風呂はちゃんとお金を払ってる。猫の姿のまま悪いことはしない。(そのままオレンジの目を伏せて)
        女の子が一人で生きていくのは大変。でも…これも言い訳だよね。
        ごめん、スレット。 -- リルカ 2010-06-17 (木) 22:57:00
      • まぁ、それはそうかもなぁ…いやいいよ!怒ってないから(真正面から謝られると弱い 慌てて手を振り)
        うーん、そうだな…(突然ねぐらを紹介するというのも厚かましいような気がし) えーと…リルカはいつもあの公園にいるのかな?今度、差し入れでも持って行こうか
        (果たして失礼な申し出に当らないかヒヤヒヤしながら恐る恐る訊ねる)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 23:03:40
      • ありがと、スレット。(木漏れ日の中で目を瞑り)でもいつもいる場所は変えているの。
        「猫は気まぐれ、風任せ」これが私の座右の銘。それに…人にご飯をもらったら飼い猫になっちゃう。
        (太腿の間に置いた刀の柄に触れ)自分で食べる分は稼ぐつもり。あ、でも嬉しいのは嬉しくて…
        ごめん、私何を言ってるのかさっぱりだね。(膝の上に刀を置いて笑い) -- リルカ 2010-06-17 (木) 23:26:29
      • ああいや、余計なこと言ったよ(怒られなかったので安堵の笑み) はは、腹は空かせても気ままな野良が一番かな?
        稼ぐって…そういえばリルカも刀を持ってるんだね、オレと同じだ(自分の腰に下げられたものと似た東洋の曲刀に目を落して)
        何処かの用心棒をやってるとか…それとも護身用?
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 23:31:57
      • 飼い猫じゃないなら。そう……家に住ませてもらうくらいなら考えてる。ただ、生活費は自分で稼いでね。
        へぇ、この街で刀を持った人に会ったのは三人目。私は闘技場で賭け試合をしてるかな。
        ただ…今月は怪我をしちゃったから無理そうだけど。あ、そろそろ行くね?(日の具合を確認し)
        それじゃまたねスレット。(小さく手を振ると刀を持って雑踏に戻っていき) -- リルカ 2010-06-17 (木) 23:46:33
      • 賭け試合か…あんまり無理しない方がいいんじゃない?(少女の細い体を心配そうに)
        相手だって本気で向かってくるだろうしさ…うん、それじゃ元気でね!(まだ何か言いたそうに少女の背中を見送ると、頭を振って家路へと向かった)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 23:54:13
  • (珍しいものを見る中年男性の図) -- アンサー? 2010-06-16 (水) 23:53:59
    • なっ、なに?オレの部屋になにかある?(キョロキョロと周囲を見回して) -- スレット? 2010-06-16 (水) 23:55:15
      • いやそうじゃねえ…久々に男を見た!お前自身が珍しいんだよ!だって酒場で立つのすげえ高確率で女の子だし! -- アンサー? 2010-06-16 (水) 23:58:34
      • そ、そうかな…?(ドキドキしながら)
        男も結構いると思うけど…酒場だけだとそうなのかな?(取り敢えずお茶を用意しつつ)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:00:44
      • っつうか多分俺が立つ時間というか俺の運命がそうなんだろうな、モテモテの為に生まれてきたんだよ俺、憧れていいぜ
        そういや大分前の列車で見た顔な気がするが…まあ自己紹介だな、俺はアンサー・ストレイト、またの名を不敗の聖騎士マスター・オブ・ソードとか呼ばれてないから宜しく -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:03:14
      • え?なにに?(お茶と煎餅とテーブルに出しつつ)
        オレはスレット ここに来たのは4、5年前かな?列車の時は人が多すぎて知り合いの顔以外覚えられなかったよ…おじさんも乗ってたんだ(ズズズ…)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:08:11
      • 4、5年前といったら相当若い頃に来たみたいだな、此処は若い子ばかり多いけどそういう場所なのかしらん
        まあな、確かタイトのダチと話してたみたいだが…あとおじさんじゃないぜ、お兄さんな、まだ若いから俺 -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:14:09
      • いやぁ…オレ、背伸びるの遅いから(照れ笑いを浮べて) でも時々びっくりするくらい小さい子もいるよね
        へぇ、よく見てたねおじ…お兄さん あの時は大騒ぎだったけど、怪我とかしなかった?
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:17:26
      • ああ居るな、どう見ても10歳以下の子とか、それでいて話しかけたら俺が臭い飯食べる事になりそうな格好してる子とか、アグネスは何やってるんだろうな
        納得はしていないけれど社交辞令で言ってみましたという雰囲気がバリバリ見える!それは置いといて怪我はしたな…途中で飛び降りたからな
        安全のためじゃなくて…いや安全の為か、周りがイチャイチャしすぎて居るのが辛かった…! -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:24:26
      • そんなにカップルって多かったっけ?(アグネスの話題には敢えて触れずに)
        あのまま谷底に落ちてたら命はなかったから、怪我で済んだだけラッキーだったよ しかし良くあの列車から飛び降りられたね…そっちの方が尊敬だよ
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:28:13
      • 多かったね…一等席と二等席からラブオーラ凄かったし、俺が守るからー的なのが凄かったぜ
        飛び降りるコツがあるんだよ、そのまま飛び降りたら列車の速度そのままの衝撃を地面に受けるけどそれと同じくらいの速度で全力ダッシュしつつ飛び降りれば問題無し!いや本当に -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:31:00
      • そうだっけ…自分の車両を見てるだけで他まで見る余裕無かったよ あと眠かったし
        本当かー?おっさ…お兄さんの顔うさんくさいからなあ(疑いの眼差し)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:35:06
      • ああそういや時間も時間だったよな、俺も割かし眠くて大変だったぜ…列車って不思議と眠くなるよな、それ以外の理由もあったが
        嘘じゃねえって!出来るからね!人を見た目で判断したら駄目だっての!これでも全力出したらすげえ早いんだぞ俺!必殺技あるぐらい早いから!障害物あると当たらないんだけど! -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:40:25
      • こうゴトンゴトンって一定間隔の揺れが段々眠気を誘ってね…(つられて首を揺らしながら)
        うーん…早さと必殺技の関係がいまいち分からないんだけど…必殺技ってどんな?
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:43:54
      • 必殺技?見せるのが手っ取り早いんだが家の中だと引っかかるしな…
        一番得意なのは音速で突っ込んで一直線に斬る、凄い燃費悪い。次に得意なのが衝撃波飛ばす、燃費いいけど若干弱い。あんま使わないのが瞬間移動して斬る、燃費酷いし威力もちょっと…。
        でもあれだろ?スレットも必殺技ぐらい持ってるだろ?俺知ってる、男の子は皆昔誰も居ない所で手の根合わせて波ーーーー!とか叫ぶって -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:47:55
      • 部屋ん中でソニックウェーブや衝撃波出されるのはたしかに困るかな…うん…
        オレ必殺技とか考えるの苦手なんだ…ネーミングセンスがなくてさ だから、多分おっさんと戦うと負けると思う(少年漫画理論的に)
        波ーーーー!はたしかにやった気するけど、いいよここでそんなこと言わなくて!
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 00:53:09
      • 必殺技の名前なんてシンプルでいいんだよ、Xの字斬りとか…シンプルに強すぎてもうそれだけでいいんじゃないかなってぐらい強いXの字斬りとか…
        隠さなくてもいいんだぜ、俺も大昔やったクチだからな。ちょっと時代が違うから階段から飛び降りキックだったけど、結果は心の弱い人が俺の脚を見たら泣き出すレベル
        さてそんじゃ自己紹介も済んだし行きますかね、お茶美味かったし楽しかったぜ!またなスレット -- アンサー? 2010-06-17 (木) 00:58:24
      • シンプル…シンプルかぁ…(しばらく考えるように) ってさり気なく重い話混ぜるのやめてよ!
        はい、お兄さんも元気でねー…なんだかすごく疲れた気がする…(テーブルに顔を伏せた)
        -- スレット? 2010-06-17 (木) 01:02:20
  • おーいスレットー、親睦も兼ねて遊びに行こうー。 -- リック 2010-06-12 (土) 18:19:45
    • へえ、列車旅行?面白そう(初めて聞く列車という乗り物に胸をときめかせる)
      んー、でも今日はちょっと予定が…折角誘ってくれたのにごめん!//参加しても最後までいられない可能性大なのだ…ごめんね
      -- スレット? 2010-06-12 (土) 20:55:55
  • 今日でこの小屋ともお別れだなぁ…(風呂敷に荷物をつめこむと、無人となる小屋を暫く眺める)
    お宝は残していけないからね 色々世話になったけど、それじゃあ、またな!
    (刀を担ぎ漁小屋にぺこりと頭を下げるとシーマ村へ向けて歩き始めた)
    -- スレット? 2010-06-11 (金) 23:34:58
  • あ、れ…なんでオレ生きてるんだ?(古ぼけた壁板の隙間から差し込む強い日差しに目を覚ますと、そこは見慣れた漁小屋の中)
    たしかオレ、トガゲ野郎共に囲まれて…イテテッ!わ、なんだこれ!
    (気付けば体中に抉られたような深い傷跡が残り、そのほとんどがすでに塞がっているものの、べったりと乾いた血の跡がこびり付いていた)
    いたたっ!あー痛!なんか数ヶ月も眠ってたような気分だな…
    (軋む体を強引に起こすと、指が動くのを確かめるようにわきわきさせて、ボサボサの長髪をかきあげる)
    うーん…何だか分かんないけど助かっちゃったみたいだな。まあいや。
    それはそうとして、何でオレ真っ裸なんだろう…(寝ぼけ眼を擦りあげながら、しばらくぼんやりと波の音を聞き続けた)
    -- スレット? 2010-06-11 (金) 21:34:09

Last-modified: 2010-08-21 Sat 21:00:45 JST (4969d)