名簿/457818
- いつも、メイド・イン・ヘブンをご贔屓にして頂いている皆様に…ホワイトデーのプレゼントですっ。
今年は200年と言う事で、ショートケーキです…記念のチョコカード付きです、どうぞ、ご賞味下さい それから、魔導石の方も持って来ました…これでまた暫くは義手を動かせるはずですっ。 -- リヴィオ
- 発情薬が振り撒かれた --
- よう、アリウェスさん。大きな怪我はないかい。(殆どミカとの話の中だけの存在であったアリウェスがここに住み、ミカはもう居ないというギャップ)
(随分とそれにも慣れて、過去の光景は過去になり、現在を受け止めて、今自分はアリウェスを訪ねにここへ来ている) -- キフィ
- ? やぁ、キフィ。久しぶりだね。ははは、うん、おかげさまでね
(笑って迎えるが、相変わらず眼に光は無い) やっぱりキフィの家の薬は利くよ。いい薬だ -- アリウェス
- そうかい、それは良かった……。(故郷の町に戻れども、失った色は戻らずか。慣れた自分の心地との差を実感する)
そうだ……ちっとだけ聞いて帰りたいんだがね。……あの、闘技場に立っていた時の事だよ。あの観客席で仮面つけてた派手なヤツって、誰だ? -- キフィ
- ああ……あの女か
(アリウェスの顔から、ことさら色が消える) (先ほどまで少しだけあった人間味がさらに薄れ、その顔は仮面を通り越して人形になる) ……俺の主人さ。名前はよく知らない。覚える必要がないと思ってるから、覚えてない あの女を満足させる為に、俺は戦ってる。それが仕事だからね -- アリウェス
- (燦々と天へ両手を広げる春の陽気を吹き飛ばすは、真冬のそれを思わせる寒気の風の一陣)
(アリウェスの浮かべた表情は、それほど凄絶であった。まるで、突然アリウェスが目の前から攫われてしまったように思えたのだ) 成程……そうか。あれが主人ね。(剣奴の熱狂を利用して、金を鷲掴みにかかる守銭奴。そのほうが幾億、“マシ”だったろうに) (アリウェスの抱える闇は深く深く海の奥底のようだが、そこに杭を打付けて繋ぎとめる者が居るのだ) (其れが件のあの女というわけで、喩えで思うだけでも怖気と吐き気と怒気が纏まって喉から競り上がる気持ちだった) ……これ、セージの湿布。患部に張ると内側の傷も癒えるぜ……。(紙袋を渡す)今日は帰るとするわ、じゃあな、アリウェスさん。 -- キフィ
- え、あ……
(キフィのその言葉で、ハッと我に返る) (今自分はどんな顔をしていた? つい自問する。そして、自分の代わりにキフィの顔が答える) (すぐに仮面を被りなおすが、もう遅い。分かっている。だが、そうすることしか俺には出来ない) はは、うん、大切に使わせてもらうよ……ありがとう、キフィ。お店、また顔だすね (キフィを見送り、なんとか笑う。笑い続ける。上手くできた自信はない) …… (そして、完全にキフィの姿が見えなくなってから、考え込む) (内側の傷) (その言葉の意味を、噛み締める) ……優しすぎるな、彼は (そして、そう小さく呟いた) -- アリウェス
- 確か、戻ってきたと聞いたけど……そうだね、二人分置いておこうか。(ミカの家にラムチョコクッキーの包みを置いて、その場を後にした) -- スアラ
- (家にもどると、おいてある2つ分のラムチョコクッキー)
(笑って手に取り、一口) ……うん。おいしい -- アリウェス
- (ミカの墓前と、そしてアリウェスの暮らす家にナッツチョコレートを置いていく) -- クンネ
- (家のチョコレートと、墓前に添えられたソレを見て笑う)
ミカは……いい友達を持ったみたいだ -- アリウェス
- バレンタインの贈物が届いた!何やら黒いお菓子が3本入った袋に手紙が添えられており、手紙の内容はわざとこてこての東洋風に書いてあった
「謹賀幕恋多印。之即ち薩摩国にて流行し黒棒なり。尚、此れは義理に候…悪しからず 次は負けない。首を洗って待っていなさい! 謎の美少女くノ一」 -- 忍装束の少女
- これは……(内容物と手紙を読んで、くすりと微笑む)
次の再戦……楽しみにしているよ -- アリウェス
- 患者のその後の様子を見つつ季節モノの挨拶だ(板チョコを渡して) 最近みた冒険者の中では一番の重傷であったからな
シャレたものつけてるじゃないか その様子だと大丈夫そうだな 安心したぞ -- フタレイン?
- なんとかアテを見つけてね。これがちゃんとついたのも君の治療のお陰さ、ありがとうフタレイン
(板チョコを受け取って静かに笑う) -- アリウェス
- (ハート型のチョコと星型のホワイトチョコが入った箱をそっと置いていく) -- ナル
- ……?(家の前にある箱を見て不思議そうな顔)
……誰かきたのかな? -- アリウェス
- (前に公園で見かけたアリウェスを見つけると)こんばんわ、お散歩中ですか?(お久しぶりですと頭を下げつつ) -- ミモザ
- ……? ああ、ミモザか。久しぶりだね(虚ろな目でこちらも淡々と頭をさげる)
そんなところだよ。日課の帰りでね -- アリウェス
- 今日丁度バレンタインで…今皆に配ってる所なので…よかったらアリウェスさんもおひとつ如何ですか?(はいっとカバンから小箱を取り出して) -- ミモザ
- ああ、そうなのか。わざわざありがとう。1つ貰っておくよ(礼を言って受け取る)
ってことは、もうこっちにきて結構たつってことか……はやいものだね -- アリウェス
- 私が冒険はじめたのも去年の今頃なので…あっという間に一年で…はやいものですね… -- ミモザ
- 全くだ。この一年何かしたって気がしないよ
小さい頃、この街で過ごした一年は……もっと長かった気がするんだけどな -- アリウェス
- 喩え話ですけど…7歳の頃の1年は人生の1/7…でも30歳の1年は人生の1/30…体感時間は年をとるたびにどんどんと短くなっていく…っていう話をきいたことがありますね
私も18になって…なんだか最近時間の流れが凄くはやくかんじるんですよ… -- ミモザ
- へぇ、それは面白い話だ……なるほど、でもなんとなく理解できる
確かに、生きれば生きるほど、生が間延びしていくのを感じている 今が色褪せて、思い出だけが鮮明になっていく……不思議なものだね -- アリウェス
- なのかもしれません。ただそれが不幸なことでは私はないと思いますけどね?過去が鮮やかならば…今が色褪せていると思っても、未来には今もまた鮮やかで輝いて見えるかもしれませんしね? -- ミモザ
- ははは、確かにそう思えば、こうやって早足で流れていく今も悪くなさそうだ(そういって、嬉しそうに笑声を漏らす)
明日より昨日が好きだけど、明日もすぐに昨日になってしまう今は、そう思えば悪くも無いもんだね -- アリウェス
- 過去が鮮やかであるならば思い出すことは悪くはないことですしね…過去のほうが濁っていたり淀んでいる人は今にも未来にも希望をもてませんから…
っとついつい長話を…私はこれで…それでは(軽く会釈をしながら、過ぎ去っていった) -- ミモザ
- お陰で楽しかったよ。ありがとうミモザ
また今度ね(手を振って見送った) -- アリウェス
- (アリウェスがミカのお墓に行くと、黒薔薇のチョコレートクッキーが添えてあった) -- ローテローゼ
- (墓参りにいくと、墓前に添えてあるチョコクッキーに目がいく)
お菓子、好きだったもんな。よかったなミカ (小さく笑った) -- アリウェス
- (ここはミカの家だったはず。表札もミカの名前が残されたままだというのに、邸内には異なった人物の顔が見える)
(ミカの恋人か?と思うと余計に声が掛けられず、そのまま通りすぎるだけとなった) -- ヘルメットさん
- (通り過ぎていくヘルメットの女性を見送りながら、部屋の掃除をする)
……? また、ミカの知り合いかな…… -- アリウェス
- (ミカの墓前、黒い着物に身を包んで花束を片手にやって来る。思っていたよりも墓は綺麗で、持ってきた清掃の道具は必要無さそうだ)…あの兄上、という方かのう。良い家族を持っておったのじゃな
………すまん、随分と参るのが遅れた。気持ちの整理をつけるのに、こんなに時間がかかったのは初めてじゃよ。…漸く、主が死んだと…受け入れられた (墓前に花を供え、自作であろう線香を焚き手を合わせる)…なぁミカ、最後まで楽しんで…逝けたか? (しゃがみ込み、手を合わせたままぽつぽつと墓に向かい語りかけている) -- クンネ
- (クンネの言葉だけが、質素な共同墓地に響く。言葉は墓石に吸い込まれ、そして消えていく)
(秋風も寒さを増す十月。軽く吹いた夕風が花束の花弁を数枚攫う) 大丈夫。私は最後まで楽しかったよクンネ。だって救いは全部此処にあったから (背後から声が聞こえた気がした。本当に聞こえたかどうかはわからない。聞こえなかったかもしれない。振り返ってもそこには誰もいない) (風の悪戯か、それとも墓場の空気が生んだ幻聴か……それはわからない) --
- (閉じていた目を見開いて…聞こえたような気がした言葉を反芻する。振り返りもしない、確かめることもしない。目の前の墓標をしっかりと見据えて双眸を崩し)
そうじゃな、主ならそう言うと思ったよ。ならば、言うことはない。安らかに眠ってくれ、ミカ。お流れになった再会は、何時か儂が常世に行った時としよう。主が先延ばしにしたのじゃからな…長く待たせる事になるぞ (笑みさえ浮かべながらそこに友人がいるように、言葉を重ねる)…主の兄者にも会ったよ。何かを抱えておるような目をしていた。主に変わって力になれたらええがのう… (風に攫われて舞い飛ぶ花びらに視線を移し、立ち上がる)…また来る、たまには愚痴を言いにくるかもしれんがその時は宜しくのう。…また、じゃ (もう一度手を合わせると静かに立ち去っていく) -- クンネ
- (クンネが立ち去り、姿が見えなくなってしばらくしてから、反対の入り口から金髪の男が墓地に入ってくる)
(手に持っているのは花束と、清掃道具。右腕だけで器用に両方もちながら入ってきて、ミカの墓前で少し眉根をあげ……そいて顔をほころばせる) ……今日は、お友達がきてくれたみたいだね……よかったじゃないか、ミカ (それだけいって、添えられた花束の隣に自分の持ってきた花束を添えて、笑った) -- アリウェス
- あんたと一緒ならまぁ大丈夫かと思ってたんだが…挨拶が遅れたなアリウェス。こんな再会ってのも悪くはないと思うが、いまいち俺は好きじゃねぇな -- スパイク
- (左腕を隠すように右手だけで器用に家事をしていると、知った顔が現れた)
君は……スパイクか。この前は仕事でごたついて結局挨拶できなかったね(笑う。光はなく、色はない。ただ淡々と、笑う) ははは、そうかい。俺はまたスパイクと会えただけで嬉しいよ。流石に今回は死ぬかと思ったからね -- アリウェス
- (家に戻り、左肘の先をなでる。もうそこから先には何もない) -- アリウェス
- (片腕でも戦えないことはないが……それでも仕事に支障がでるのは間違いのないことだ。早急に義手が必要になる)
(この街なら魔法的なものから科学的なものまでなんでもそろってる。アテさえあればあとはどうにでもなるだろう) -- アリウェス
- (ひとまずいえることは……)
また出費が増えてこまるってことだな……ミカ、悪いけどまだそっちにはいかないよ。いくつもりもないから(もうとっくにいない妹のベッドの上で横になり、ひとりごちた) -- アリウェス
- You listen to my voice. Listen to my heart. Now I see it clearly…….
(歩いていた。ただ何の目的も無く。滓かに残る記憶の断片を噛み締めながら。呟きながら。) You listen to your voice. Listen to your heart. Do you even smile……? (きっと何かの歌だろう。煙草で焼かれた声で。ゆったりと。噛み締めながら。彷徨いながら。) There is……is……嗚呼、畜生。続き、なんだったっけなあ……。(壁に凭れ掛かりながら、また一本火をつけた。) (空は高く、白雲は淀みなく。ただ流れてゆく様を眺めていた。煙の帯が、高く高く吸い込まれてゆく。) (照り付ける日差し。棚引く夏風。遠く波立つタオルケットが、意識を忘却の彼方へと誘うようで。) (そっと目を瞑った。在りし日の思い出に、身を任せるように。) -- レナルド
- (浮かぶ女性の幻影。笑い顔、困り顔。羞恥、叱咤、表情は変わる。四季のように次々と。留まることは無く。)
(あれはそう、跳ね馬のような人だった。くすんだ髪が酷く綺麗で、風に攫われるその姿は、愛しく思えた。) ……初恋だったんだ。きっと、恐らく。多分……嗚呼、畜生。名前、なんだったっけなあ……。 (のそりと立ち上がり、歩き出す。噛み締めながら。幸せそうに) -- レナルド
- (記憶の残滓に導かれるように、レナルドの歩いてきたその先。ミカの家)
(今は誰もいないはずのそこに代わりにいたのは、恐らく彼の記憶の中にある煤けた金色と同じ色の髪を持つ男) (同じように蒼い目で、歩いていくレナルドを見る) ……ミカの、知り合いだったのかな? (聞こえるか聞こえないかはわからない。ただ、そう呟いた) -- アリウェス
- ええとどうもはじめまして…(15歳なので15年ぶりといえば面識がない)ここに俺らと同じ街で育った冒険者がいるって聞いてきたんですけど
その人に伝言があって…心当たりありませんか? -- ラウリィ
- あ、はい、はじめまして(町外れのミカの家の庭先を今日も掃除している)
多分、俺のことですが……どうかしましたか? -- アリウェス
- えっとー、来るかどうかは分からないけど…フェノ姉とかキフィ兄さんとかもまとめてみんなで8月に海に行こう!
と言う催しがあるのでその伝言にきました、とりあえず伝えたので繰る過去ないかじっくり考えてみてください、それでは -- ラウリィ
- はぁ、それは御丁寧に……(チラシをうけとって見送る)
(海か) -- アリウェス
- 出落ちたりしたけれど私は元気です フタレインです んで、本題 下積み10年を経てついに診療所を任されたよ(ちらしを渡して)
疾病にはまだ十分な対応はできないけど小さな怪我ならワンコイン 気軽に寄っていってね (法医陣診療所のちらしには先代が海港支部設立のため異動になったとこ、フタレインがゴルロア支部を引き継いだことが追記されていた) --フタレイン?
- あ、これは御丁寧にどうも……フェノール……フタレイン?
大きくなったねぇ -- アリウェス
- 来月はオレと同行のようだが…随分と眼が死んでいるな、まあ良い…出来るか出来ないかだ
俺はうちはマダラ…15年生き残ったその実力見せて貰うぞ(穴の空いた「まだら饅頭」と書かれたもみじ饅頭を渡すと消えた) -- マダラ
- ただ生き残っただけさ。そんなにできるわけでもない
アンタの忍術とやらのほうがずっと頼りになったよ、また機会あればよろしくね -- アリウェス
- ミカは元気にしておるのかのぅ…話をしていきたいが、時間が足りぬ…ぐぬぬ、チョコだけ置いてくかの。(帰郷の挨拶じゃ、と簡単なメッセージカードを付けて赤い包みの甘い薬草チョコを置いていった) -- クンネ
- (ポストに入っていた、メッセージカードのついたチョコを見る)
……ミカへの贈り物か……クンネ? ああ、あの子か。久しぶりだな(15年前の記憶をなんとか引っ張り出す) (とりあえずチョコは墓前に添えよう) -- アリウェス
- ……ああん。(とある家の前で立ちぼうけている。家を天辺から爪先まで眺め降ろすと言った)ミカの家じゃねえの。 -- キフィ
- (しばらく家を見ていると、庭の方で掃除をしている男が見える。煤けた金髪の、草臥れた顔の男だ)
(男はキフィの姿を見止めると、その手を止めて、曇った蒼瞳でキフィの顔を眺める) ……? あれ? もしかして……キフィ? -- アリウェス
- (風は、タバコの煙をかき消していき、遠くへ流れる。ここへ来れば辛さが込上げてくるかと思ったが存外そうでもない)
(それはそれとして風の抜けた先である。そこに、依頼で同行した男が居る。しかし、ここで見ると随分印象が変わって見える……) ……そうだが。(茹り濁った青に微かな見覚えを感じる。昔を思い出して辿ってみれば、引きずり出されるかのごとく記憶が蘇る) (清濁が思い出のあちこちに残るこの場所だからこそだろう。でなければ、誰がどう、ここまで様変わりのした者を同じ人だと判ろうか……) ああそうか……ミカの兄さん、な。依頼書で名前見たとき気づいたらよかったわ……はは。 -- キフィ
- 気にしないでいいよ。それはお互い様だからさ。まだお店やってるの? アイヴィーさんは元気?
(合わせる様に笑う。目に光は無い) つか、キフィおっきくなったねぇ。俺がまだこっちにいた頃はこんなにちっちゃかったのに……ま、15年もたてば当然か。ははは -- アリウェス
- 店も母さんも元気だよ……15年経つが殆ど様変わりしちゃいねえ。6歳だった俺の背はいっとう伸びたがね。(目を直視せず逸らし、煙草を吸う)
……。(胸が締め付けられる思いだ。原っぱの花でなく日陰に生えるような、そういうところに属する人だと思っていたが、今はなお悪い) (一つまみの風に薫る幸せすらもないように見える。命の火は血を沸かさず、ちろちろ燻っている。それも、これも……) アリウェスさん、な。少し言っていいかい……ミカのことな。アンタが居なくて寂しそうに見えたから、俺も傍に居るようにしてな。 そんでな、あの病に……ちょっとぐらい力になれねえかって色々な、知ってる療法とか手は尽くしたんだがどうにもならんかった。 (目の先に影が落ちる)済まねえ……。 -- キフィ
- そっか……そりゃあよかった。みんなで遊んだ公園とかも、まだあるようだしね。今度顔だしてみようかな
(キフィの気遣いを察してか、なるべく明るい口調で喋ろうとするが、元々こうやって淡々と喋る性格だったせいか、どうにもそれも上手くいかない) うん……キフィのことは、ミカの手紙にもよく書かれてたよ。お陰で、あの子は晩年も苦しい思いをせずに逝けたはずさ。兄としては嬉しい限りだよ。ありがとう(頭を深く下げる。言葉はそれでも淡々としてしまう……感情の起伏を抑えることが、すでに心の奥底にまで根付いてしまっている) ……病については、それこそ気にしなくていいよ。15で病に気付いたときから、もう手遅れだったんだ。医者にもとっくに匙を投げられて、それで25まで生きたんだから、大往生だよ あの子もきっとキフィから謝罪の言葉なんて貰いたくないはずさ 友達にそんな顔させてると思ったら、きっと泣き出してしまう (ぎこちなく、微笑む) -- アリウェス
- ……すまないね、アリウェスさんが言うのは全部わかってるんだよ。(空っぽでも明るい笑顔はこちらにも伝わって微笑みになる)
ただね、アリウェスさんが傍に居られねえんだから、傍に居る誰かがなんとかしてやらなきゃいけねえんじゃないかってな。 何にもできないままただ伝わるのはあんまりにも空虚だからさ……。だから、気が済まねえんだ。謝らないとな……。 (「許して貰いたいのか。辛いのは自分だけじゃないのに楽になろうとするか」自問にはこう返答する。「それだけじゃ無え」) ただね、こうして謝っても一つだけは言えるんだよ。伝えたいことがある。 ミカは俺含む友人共と一緒に居たから、寂しい終わりなんかじゃなかったって。死ぬまで生きていたと、な。 いや、はは……こうして話せて良かったよ。二度と会えないと思っていたからな……。 -- キフィ
- (キフィの言葉を聞いて、少し黙る)
(心が張り裂けそうだった。とっても嬉しかった。その言葉一つ一つが優しくて、暖かくて、帰ってこれたと痛感できた) (それでも、なんでだろう) (そう感じているのに、そう分かっているのに、そう理解しているのに) 君がそういってくれるなら、きっとミカも哀しまずに逝けたはずだ……本当にありがとう、キフィ。俺も帰ってこれて嬉しいよ (『なんとも思わない』) (そう育ってしまったから。そうならなければ生きていけない場所にずっといたから) (心と頭が……一緒にならない) -- アリウェス
- (仕草にも目にも言葉にも、そこには全く色がない。それは怒り憎しみをひた隠す仮面か、何者かに色を奪われた草木か)
(昔から反応の薄い人であり、境遇は劣悪。色が消えうせたと見て、硝子の瞳を見つめるが正しいのだろう) (しかし、蓋を開けると前者ならと思えば思うほど積極な心はくすんでいく……今はただ、ほんの少し話したで良いとしようか) そんなら、良かった。……うん、ああ、そういやここへ俺は同行の挨拶に来たんだ。また組んだら宜しくってことで。 今日は帰ることにしよう。また、店にも寄ってくれるといい。そんじゃあ、さいなら。(そうして帰路へついた) -- キフィ
- 荒事は本職さ、任せてくれよ。また組んだときはよろしく
ああ、それじゃまた……うん、近いうちに店にも顔出すよ。アイヴィーさんにも挨拶したいし (そういって、何とか笑顔を取り繕いながら見送る) (15年。すっかり浦島太郎かとおもったが、戻ってみればそうでもなかった) (誰のお陰かといえば……) ミカのお陰……か…… (それだけ呟いてこちらも踵をかえし、、詰所に戻った) -- アリウェス
- (今月の依頼が終って程なくした日、その時依頼で同行したカラスを連れた少女がやってくる)
こんにちは、今回はかー君がお世話になりました(丁寧にお辞儀する) -- レン
- それは御丁寧にありがとう(ミカの家を掃除していたら現れた少女を見て、頭を下げる)
いや、でもお礼なんて……カラス君のお陰で俺も助かったからね。お互い様さ -- アリウェス
- セックス!! --
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