――右手を、前へ
- 研究所というのはこちらでしょうか(ようやく部室棟で「旭光研究所」の文字を見つけて) -- 紗盆
- ふむ、よく来たな、紗盆。(扉が自動的に開き、部屋の中で安楽椅子に腰かけていた永子が迎える。)
(様々な機械と魔術関連のものが所狭しと並んでいる部屋だ) -- 永子
- 何かと便利な扉ですね…こちらに来るのは初めてで少し迷ってしまいました
(見慣れない数々の品にしばし言葉を失っている) -- 紗盆
- 驚いたかね。無理もない……お前はあまり見たことがないものだろう。機関と魔術の複合……それがここにある。さあ、入りたまえ。
迷ったのであれば疲れただろう。茶でも出そう。 -- 永子
- 機会と魔力の融合…私には到底理解の及ばないことと伺えます
はい、それでは失礼します!(先ほどの会話からどんなお茶の淹れ方をするのだろうと期待しながら) -- 紗盆
- (永子の後ろにあったコーヒーメーカーじみた機械が突如動きだし、蒸気を吹き出しながら、茶を作り始めた。)
(どうも動力は魔力のようだ。そして、機械から伸びる様々な機械の腕が伸び、かきまぜたり湯を入れたりとしている。) できたようだな。(紗盆の前に機械の腕に掴まれたカップが置かれる。中は紅茶であった) -- 永子
- (見たことも無い動きをする機械に食い入るように目線を送る、そしてそれは目の前に出された紅茶にたどり着き)
なんというのでしょうか、色々なカラクリがいっせいに動き出す様は見ていて感動すら覚えるほどでした (目の前の紅茶を一口、人が入れたのと変わらない味にほっと一息) -- 紗盆
- まあ、普段は自分で淹れる。機械に頼りすぎるのは私の信条ではないのでな。
……さて、ようこそ、旭光研究所へ。これが私の研究所だ、あの機械王と戦うための、場所だ。 -- 永子
- 確かに私のようにはじめて見る方にはとても喜んでいただけると思います
学校内というのは驚きでした、戦うためのということは…武器もあったりするのでしょうか -- 紗盆
- ハッハッハ、当たり前だろう。これは部活なのだよ、紗盆。
私はあまり武器では戦わんからな……必要があれば作ろうとは思うが。 私の基本的な力は幻魔術であるからな。 -- 永子
- 部活というのは他にも部員というかたがいらっしゃるということですね
武器でなく魔法のような力をお持ちということは永子さんも霊感などがお有りなのでしょうか -- 紗盆
- ああ、一応私のほかにもう一人部員はいるぞ。彼女も人々を護らんとする者だ。
んん、霊感、か……私にはよくわからん。私の一族は巫者であったからな、そういうものも見えたのかもしれないが。 私はその力はあまり強くない。幻魔術と言うのは……うむ、説明するのは難しいでね。 -- 永子
- 私の考えるものとは違うようですね…まあ、他にも部員さんが
どのような方なのか少し気になりますね、永子さんのように目的を盛っていらっしゃると見受けられますし -- 紗盆
- オ。ナイス女子学生 --
- ふふっ、いい子だ。私もまだまだ学生として通用するということか -- 永子
- 洋館… -- ネロ
- そうだ、ここは我が洋館だ、少年。
(黒いセーラー服の少女が姿を現す) -- 永子
-
(少女に向かってドヤ顔で羊羹を差し出す) -- ネロ
- ふむ、シャレか。よくあるネタだが、こうも自信ありげに出来るとは中々だ。
褒めてやろう。(洋館を食べながらネロの頭を撫でようとする) -- 永子
- 三十路も近くなってまさかセーラー服少女に撫でられるとは思わなかった…(大人しくなでられながら)
よう噛んでたべ…洋館食っとるぅー!? -- ネロ
- 私はお前より年上だ。子供を可愛がるのが大人というものだ。(よくできたなと言いながら)
ふむ、またシャレか……んん? おお、これは間違えた。すこし、現実を歪めてしまったようだ。(洋館を食べるのをやめ、羊羹を食べ始める) -- 永子
- えっ!?あぁいや…(おばさんの)若作りでしたか…(暖かい視線)
ム、ムゥ…目が…疲れて居るのかな(ゴシゴシ) -- ネロ
- 私はお前より年上だが、この体、この身はかつての少女の時のままだ。失礼なやつだ、お前は。(撫でる手に力がこもる)
私がいくら幻魔術得る身であっても、洋館など巨大なものは喰らえない。少年、きっと疲れているのだろう。 (薄い笑いを浮かべて) -- 永子
- 何らかの方法で不老不死になったと…ではロリババアと言う奴でしょうか痛いイタァイ
くそうなんてこった、これじゃ立場が逆だよ!おぼえてろよー! -- ネロ
- こんにちわー、アルマですけど、永子さんいますかー?(コンコン、とノックをしながら) -- アルマ
- 入れ。(扉の向こうから声が響く。)
(扉を開ければ、古めかしい調度品がならび、永子は部屋の壁に並ぶ本棚に囲まれ、安楽椅子に腰かけていた。) お前か。よく来たな。ここがそう、私の家だ。歓迎しよう。 -- 永子
- どうも、永子さん。これお土産です、よかったらどうぞ(おいしいですよ、とクッキーの入った袋を渡す)
なんか急に来てすいません、ちょっとお聞きしたいことがあったんですけど、いいですか? -- アルマ
- そんな気を遣うものでもないというのに。すまんな、受け取っておくとしよう。お前は良い子だ。(袋を受け取り)
ほう、聞きたいことか。いいだろう。私は答えよう。この学園の同じ一員なればこそ。 -- 永子
- やりたくてやってるから、こっちこそごめんね。そんな風に気を使わせるつもりはなかったんだ
うん、ありがとう。聞きたいのはね、永子さんが作ったっていう部活のことなんだけど、一体なにをするところなのかな〜って思ってね? -- アルマ
- 私の創設した「旭光研究所」に興味を持つか。お前には見込みがあるな。これはまだ一時的な名称に過ぎん。もっといい名前があれば変える可能性もあるが……
我が部活動は、科学と魔術、あらゆる学問の研究を行う。そして、その成果をこの世のために行使するものだ。諸君ら学生、若きものを、世界の大敵から守るための部活だ。 ……まあ、具体的な内容は検討中と言ったところだが。 お前たちの望みを聞き、その実現を助けるものだ。私のところに望みを持って来れば、私はそれを助けよう。 そしてまた、私のように、人の望みを叶えたいものが集うものにしたいと考えている。そう……正義の味方の、集まりだ。 -- 永子
- あんまり部活動とかないですから、ちょっと興味があったんです。しかしなんというか、想定した通り普通の部活動ではないんですね。
つまり、人助けを主とした部活でいいんですよね。とても素敵な部活動だと思いますよ!(こくこくと頷いて) でも、まだ永子さんも来たばかりですし部員って……(永子さんだけですか?という視線を送りつつ) -- アルマ
- 普通の部活動など私は作らないからな。(不敵な笑みを浮かべる)
至極わかりやすく言えばそういうことになるな、人助けのためのものだ。 ……現段階では、まあ、私一人ではあるな。 -- 永子
- あはは、それはまぁ、なんとなくわかります。(短い間しかまだ付き合いはないものの、初対面からのイメージやらなんやらでそうだろうとは思っていたようだ)
(地雷を踏んだかもしれない、と思い慌ててほかの質問をする)あ、えっと、それでですね!も一つ気になって事があったんですけど、頭の言葉にもある「旭光」っていうのはなんなんですか? 魔術……的なものでしょうか? -- アルマ
- 何、まだ私が転校して数か月だ。そうホイホイ部員が集まるものでもないというのはわかるよ。どうだね、君が部員第一号になってみないかね?(気にしていないと言った風に)
「旭光」か……それは、朝日の光だ。夜明けを告げる光だ。闇を払い、人々の上に光をもたらすものだ。私が目指すものだよ、アルマ。 世界の大敵と戦い、暗黒を滅する……そのための、「旭光」だ。 ……とはまあ、そういうことだ。私はとあるものどもから《旭光姫》と呼ばれている。彼の大敵と戦っているときにそう付けられた。 実際は、それから取ったのだがね。 -- 永子
- あ、いいんですか? じゃあ私第一号になりますよ。(がそごそと持ってきていた鞄から紙を渡して)入部届も一応書いてきてたので、無駄にならなくてよかったです。
なるほど……「旭光」というのはそういう意味があったんですか。そして、そういう存在を目指す為にどうしていくか、問い、考えて研究していくのが、この部活ということでもあるんですね。 どういう部活か、来る前はよくわからなかったですけど……話を聞いてみて興味が出てきました。改めて、私でよければお手伝いさせてください! -- アルマ
- ほう……準備がいいな。(あっさりと返事をされ、加えて入部届も渡され、驚いたように言う)
そういうことだ。お前はよくわかっているな。お前もそういう朝日の輝きになるように、研究していくんだぞ。この、私と共にな。 是非とも、こちらからもお願いしよう、アルマ。私はお前を歓迎する。ようこそ、「旭光研究所」へ。 お前は良い子だ。(頭を撫でようと) -- 永子
- あはは、まぁ、なんというか……質問とかお話とかもしたかったのはもちろんですけど、メインはこっちでしたから。(にこり、とはにかむように笑う)
そうですね、そうなれたら……それは素敵なことですね。頑張っていきたいです、一緒に。 ありがとうございます、永子さん。これからよろしくお願いしますね、そして、少しでも助けになれるよう頑張ります。 !?(伸ばされた手の方向、自分の頭へと伸びる手を見て思わずバッと自らの頭を抑える。それは触れたからといって外れるものではないとわかっていても、無意識で反応してしまったようだ) -- アルマ
- 私の主な研究分野は魔術と科学の習合だ。科学の世にあって、消える定めにある幻想……それを護る研究だ。
さて、ついぞ部員第一号が誕生したというわけだ。頼りにしているぞ、アルマ。輝ける子よ。 ……うん? 良い子は撫でるものであったと思うが、違ったかな。 (手を伸ばすと、相手が頭を押さえるのを見て、首を傾げ、手を下ろす。) んん、何か失礼なことをしたのならば謝ろう。 -- 永子
- どれだけお役に立てるかわからないですけど、頑張ります……!ですので、頼りたいときは頼ってください。頼りになれるよう努めていきますから。
え、ああ、いやその!! ちょっと驚いたというか!! あんまり、褒められたことはないので……それで、つい。だから、謝らなくていいですよ。こっちこそごめんなさい(嘘と本当を混ぜながら、謝罪をする) -- アルマ
- ……そうか、驚かせてすまなかった。最近の子どもは撫でられるのを嫌がるものかと思ったが。
別に変なことはせん。撫でるだけだ。お前には今後、頑張ってもらうのだからな。(そうして、またアルマを撫でようと手を伸ばす) -- 永子
- どうなんですかね、私は特にそういう経験もないですしわかんないですけど……
えっと……じゃあ、その、お願いします……?(おずおずとしかし緊張しながら頭を永子の方へと向ける) -- アルマ
- 最近の子どもはわからんからな。私が子供の時とは大きく変わってしまったものだ。
うむ、素直でいい子だ。(永子の小さな手がアルマの頭に伸び、くしゃくしゃとその頭を撫でた。まさしく子供を相手にするがごとく、慈しみの瞳をもって) 冒険者という過酷な道を選びし子よ、若い希望を私は助けよう。お前の道を、私は助けよう。この学園全て、私が護るのだからな。 -- 永子
- ホント、永子さんあんまり見た目は私たちと変わらないのに、何歳なんですか?ホントは
(くしゃくしゃと撫でられて、くすぐったそうに目を細める)そんなに気張ったら、体壊しちゃいますよ。というか、一緒に頑張って護るんでしょう? あなたが助けてくれるなら、僕も、そんなあなたを助けていきたいです。永子さん -- アルマ
- さて、何歳だったかな。レディに歳を聞くものではないよ。(自分から年上うんぬん言っているわりにはこれであった。)
子供が大人の心配をする必要はない。私は、この世を、彼の《機械王》から護るものであり……いや、そうか。今は違うな。今はそう、一緒に護るものがいるのだったな。子供に助けられるような様を見せるわけにはいくまいが、私はお前を護ろう。そして、そんな私を、護ってくれ。暗き魔の手を振り払うには、一人よりも二人だ。 ……一人称が……いや、まあいい。最近の子どもはそういうものなのだろう。(最後に独り言のように呟いて) -- 永子
- あはは、ですよねぇ。まぁいずれ、話してくれる時が来たら嬉しいです。
ええ、そういう事です。護られっぱなしはいやですよ? そういうの、嬉しいですけどね。 それじゃあ私はこの辺でお暇しますね。それではまたね、です、永子さん。今日はありがとうございました。(自分の失言にも、永子の独り言にも気づくことなく、その場を後にするのだった) -- アルマ
- ……さて、そう言う日が来るかどうかわからないがね。何にせよ、お前よりは年上だ。
成程、護られっぱなしっは嫌、か。最近の子どもは逞しいではないか……。 ああ、入部ありがとう。手続きは済ませておく。また会おう。(去っていくアルマを眩しそうに見ながら言うのだった。) -- 永子
- 同郷の気配がしますこちらでしょうか…? -- 紗盆
- ふむ(本に囲まれた一室で安楽椅子に腰かけていた少女が、むくりと起き上がり、紗盆のほうに顔を向けた)
いかにも私が呉川永子であり、極東の出身だ。今は「転校生」をやっている。 その口ぶりだとお前も極東のものらしいが、何だ、それは。えらく珍妙な格好をしているが。 -- 永子
- ああっ、やはりいらっしゃいましたか(見た目とは違う口調や動作に重い空気を感じつつ)
永子さんというのですね、申し送れました私、丸聖 紗盆といいます 学生さんなのですね これですか?巫女であり、シスターであり、比丘尼であることを表した意匠なのですが…珍妙ですか?(なまじ何年と着ていたので不安になって聞き返す) -- 紗盆
- んん、珍しい名前だな。いかにも、私は学生だ。若人に混じりつつ、彼らを狙う世界の大敵を滅ぼさんとするものだ。
(永子の物腰からは、老境に入ったような落ち着きがみられるだろう。) 巫女でシスターで比丘尼などというものは初めて見たが。神仏習合ならまだしもシスターもか。お前の出身はキリシタンの信仰があったのか? ……ふむ、珍妙だ。実に珍妙だぞ、少女よ。(少し意地悪く笑いながら、遠慮することなく言った。) -- 永子
- ご立派な信念をお持ちでなによりです、どこか私ほどの齢とはちがう何かを感じますが
はいっ、実は私も一度もお会いしたことがありません…ええ、ほんの数人ですがいらっしゃいました そこまではっきりとおっしゃらなくてもっ!?私もコレを着て早4,5年になるといいますのに -- 紗盆
- さて、どうかな。案外、同じ年齢化もしれんぞ。(薄く笑いながら、年齢の事を言われるととぼけたように)
おそらくお前が唯一の例だろう。私もお前がどうしてそうなったのか知らんからわからんが。 何、珍妙なものは珍妙だ。私は嘘は吐くべき時でなければ吐かん。 そして、子供は子供らしくあるべきだ。その姿も可愛らしくはある。子供は子供らしくあるべきだ。その姿も恥ずかしがることはない、珍妙であれ、個性だ。 (紗盆に近づくと、ぽんぽんとその頭を撫でた。) //今日のところはこれで寝ますねー -- 永子
- (どこか納得のいかないものを感じつつも年齢への追求を心にとどめ)確かに世間をあまり知らずにいたことをこの街の奇想天外さからも知りましたし、そういうことですね
なりゆき…だったのかもしれません気がついたらこうなっていたので(チリンと鈴が鳴って)個性…ですか!そう思うと素敵です 永子さんありがとうございます、異国に来た不安が少し和らいだ様です(素直になでられ表情もどこか柔らい) //寝落ちしました、すみませぬ! -- 紗盆
- (孫や子供を見るような表情で紗盆を見つめる。)&br:うむ、それならばいい。私も最初に異国に出たときは戸惑ったものだ。
冒険に勉学に励めよ。 -- 永子
- ミソジックス! --
- み、みそ……君、ちょっと来たまえ……いいから……私は確かに君より年上かもしれないが、レディにそう、年齢の事を言うのは失礼千万と言うやつだ。
よって制裁だ。(チョップ) -- 永子
- イリュージョンセックス! --
- 最近の若い子は過激だな、んん? いきなり若い女の子にそんなことをいうんじゃないぞ(デコピン) -- 永子
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