冒険者/0017
- シィホ、怪我は良くなった？…ふふ、カーネルが怖い顔をして、貴女の所に行ったと思うけれど…大丈夫だったかしら？勿論、私の差し金よ？
ふふっ…貴女の顔を見ると、怒る気もなくなってしまうから、カーネルに言いつけてしまったわ。これに懲りたら、余り無茶はしないでね？炎翼人の誇りと言うのは、私達に心配かけてばかりなのだから
それと私の方も、最近色々あって…貴女が休んでいる間に、少しイメチェンをしたわ。次に会う時に、驚かないでね？ちゃんと体も鍛える事にしたし、魔力…魔術も余り使わない事にするわ。この体を、少しでも大事に使おうと思うのよ。人間達の言葉に、郷に入れば郷に従え、だったかしら？そんな言葉があったわ。
私もこうして此処に居る以上、人の真似事をしてみるのも悪くないと思う。何時までも魔力便りじゃ、きっと同じ目線にはたてないものね。…自分の事ばかり書いているわね。ごめんなさいね？
シィホ…炎龍の討伐、頑張りなさい、そして貴女の役目を果たしなさい。貴女の行く末に、幸運があらん事を -- ビエネッタ
- 怪我のせいでお返事かけなくてごめんなさい。お見舞い改めてありがとうございました
ずっと一緒にいてくれて嬉しかったです。やっぱり一人はちょっと寂しいものですから
カーネルさんに伝えたのは貴女だったのですねビエネッタ……いえ、悪いのはわたしなので構いませんが……無茶するのも炎翼なのでそこは了承していただきたいですね
イメチェン……？ ビエネッタがそう言うことをするのは珍しいですね？
体を鍛えるのはいいことだと思いますよ。なんなら今度一緒に付き合いましょう
ええ、勿論頑張りますよ。まずは対策を立てないといけませんね
良いんです。もっとビエネッタの事を知りたいから……どんどん書いてくれて構わないのですよ？ -- シィホ
- 怪我も大分良くなったようね、シィホ。良かったわ…もう、本当に心配して居たのよ？
ふふ、安心しなさい、シィホは一人では無いわ。だって、シィホの周りには、沢山の人間達が居るもの…一重に貴女の人徳と言う物かしら？
それと、イメチェンと書いたのに結局ばれてしまったわね。ごめんなさいね？私も、少しだけ無茶をしたわ。でも…後悔はして無いし、するつもりも無いわね
意外と、今の状態に満足しているのよ。やる事は沢山あるし不便だけれど…それが良いかな、なんて…思えたりっ？ふふっ、兄様の気持ちが少し分かった気がするわ
あら、そう…？まあ、日記なのだから、自分の事を書くのは悪くない筈なのだけど…シィホが読むと思って書いているからかしら？恥ずかしい事も沢山あるわ
例えば、そうね…この体を維持する様になってから、なんだか夜一人で居ると無性に人恋しくなると言うか…その
発情期？と言うべきかしら。あれが来るのよ。いえ、別に毎日と言う訳では無いわよっ？たまに…たまによ？シィホは、そう言うときって無いのかしら…私が変なのか、少し不安だわ。その、こう言う事は面と向かって話すのはすっごく恥ずかしいから、日記で相談しようと思ったのだけど…ごめんなさい、変な相談よね -- ビエネッタ
- その節はご心配をお掛けしました。ですが今度こそ勝ってみせますよ
そして龍の心臓を手に入れてカーネルさんの力になりたいのです
わたしこそびっくりしましたよ。イメチェンというにはあまりに弱々しく見えて……本当に大丈夫なのですか
魔力が足りなければわたしに言って下さい。いつでも差し上げますから……本当にお願いしますよ
今度その話を聞こうと思ったのです。千年以上一人で居て……寂しくはなかったのかと
ビエネッタも寂しかったのですね。ならわたしが一緒に……って発情期！？
そ、そそそそその……人間には無いのですが……生殖行為は年中出来るという意味で無いのかもしれませんし……
ビエネッタがそうなったということはやはり力が弱まって命の危険に晒されたから子孫を残そうとした、とか……？ 勝手な解釈ですみません
ええと……わたしは……は、恥ずかしいですね……確かに人恋しくて寂しいことがありますけれど
そ、その……発情とか……そういった気持はないです……誰かに抱きしめてほしいとか、熱が欲しいとかそういう気持ちは……ちょっとあるかもですが
ビエネッタの感情がどういったものかはわからないですが、わたしもビエネッタの力になりたいです
どうすればその気持ちを和らげることが出来ますか？ えっと……一緒に運動をして気を紛らわすとか……そ、その……抱きしめて欲しいのならそうしますし…… -- シィホ
- ええ、シィホならきっとカーネルを助けられる…彼女の希望になってあげられる筈よ
そう言えばカーネルの事。これは此処に書くべきことか悩む所だけれど…私の見立てでは、来年末位には、状態が悪化してくると見ているわ。そしてこれは良いと思われる発見だけれど…黒水練はカーネルの持つ性質と同化している可能性が大いにある事に気付いたの
シィホがしてる、目隠しをして魔力を感じたり、見る訓練があるでしょう？あれでカーネルを見てみれば分かるのだけれど、黒睡蓮には、力の弱まる時と力が強まるタイミングがあるわ。そしてこれはカーネルの状態に左右されていると推測出来るから…カーネルが言っていた、冬の間が最も魔力が強く…夏の間が最も魔力が落ちる。と言う物に沿えば、何か事を起こすならば、夏の間に決行するのが良いと見立てを立てる事が出来たわ
シィホはカーネルを救うつもりなのでしょう？ならば、有益な情報は共有しておきましょう
人間には無いのね…確かに、人間は生殖行為に制限は無い見たいだものね
でも、私は魔力が使えない今の状態になってから、なんだか無性にそう言う時があって…一人で、その、まあ、解消する為にするのだけれど…って、嫌だわ、私本当に何を書いているの…！
それがわかったら、こんな…こんな恥ずかしい相談なんてしていないわ。運動…そう言う時は運動すれば落ち着くのかしら。なら、次にそう言うのがきたら、運動してみようと思うわ
あ、でも、確かに…シィホと一緒に寝ている時は、そう言う感情になった事は無いわ。ならこれは、やっぱり…私は寂しいのかしら…？自分の気持ちが、自分で把握できないなんて…本当に変な感覚よ -- ビエネッタ
- わかりました。カーネルさんの役に立てるように……なるべく努力するつもりです
まずはもっと強くならないと……先の戦いの敗北の原因はわたしにあります
わたしが弱かったから……他の皆さんの作戦や武装は完璧だった、囮であるわたしが倒れたことに寄る失敗です
今度はそうならないためにも……もっと、もっと強くなってみせます
なのでビエネッタも何か強くなれる手段があるのでしたら協力していただきたいです
以前教えていただいたような修行なども頑張りますので！
人肌恋しくて寂しい……発情、とはちょっと違うような気もしないでも……ううむ……
一人で解消とはどうするかはわかりませんが一人で抱え込むのは辛いと思います
わたしじゃ力になれないのでしたらやはり人間の病院に行ってみても良いかもしれませんね
でもやっぱり……困ってるビエネッタを放っておけません。何か力になれませんか
一緒に走りたいというのならトレーニングも兼ねて手伝いますし、一人で寂しく過ごしているのでしたら遊びに行きます
眠れないのでしたら子守唄を歌いますし、お茶が飲みたいのならお茶を淹れます！
わたしじゃ力になれませんか……？ ビエネッタにはいつも通りの元気になってもらいたいです -- シィホ
- なんだか、日記を書くのも久し振りね？…それに、こうして向き合ってみると、意外と書く事がないわね？
だって、最近は毎日の様に、シィホと会っているから。大抵の事は、もう話してしまっているわよね
あ、でも。クリスマスパーティ、意外と人が沢山きて、自分でも驚いているの。お陰で、賑やかで随分楽しい思いをさせて貰って居るわ
シィホが寝てる間に、皆結構無茶をしたり騒いだりしているのよ？カーネルも中々ノリが良くて…ふふ、バランスボールに乗っているカーネルを見せてあげたかったくらいよ
ソレと、これは相談なのだけれど…最近、弟があまり、元気がなくて心配なの。それで弟を元気付けようと思って…交尾をしましょうって誘ってみたのだけど
…やんわりと断られてしまったわ。ウチでは、男は女よりも上位の生き物よ。だからそれが当たり前で、男の人を元気付けるにはそうしなさいと母様に言われていたのに…何が間違っているのかしら…？シィホは、わかる？ -- ビエネッタ
- ではここでは口では言い辛い事や改まった質問などを書いてみてはいかがでしょうか
まぁ……その……前のしわしわになったページを見ると少し恥ずかしかったりむずがゆい気持ちになっちゃいますね
それはビエネッタの人柄や宣伝の効果だと思いますよ。図書館なのに賑やかというのもなかなか悪くはないですね
カーネルさんも楽しんでいただけているようでよかった。二人が楽しく遊んでくれるとわたしも嬉しいです
こ、交尾……！？ な、なにを言ってるのですかビエネッタ……！？
そんなの断られて当たり前ですよ……家族なのでしょう。そんなのいけませんよ……！
もし四季くんを元気づけたいのなら、何も言わずに一緒に側にいてあげるとか、何か料理を作ってあげるとか
後は自分から話しかけてくれたらそれをきちんと聞いてあげたりすれば、少しは気が楽になるのかもしれませんね
決して気負わずに四季くんが負担に思わない程度に気を遣ってあげてください
わたしも四季くんが心配ですけれどそこは二人の問題ですから口にも顔にも出さないようにしましょう
決して自分でさっき言った方法をやっちゃ駄目ですよ……！？ ビエネッタの教育もちょっと心配なわたしです…… -- シィホ
- そう言うのは中々、書くのが恥ずかしいじゃない？それに、私の悩みなんて…明日のご飯をどうしようかしら？…なんて、そんな物ばかりよ。シィホや、カーネル…この町で暮す、色々な人間達や、生物達の持つ物に比べれば、語るほどの事もないのよ。
敷いて言えば、正月と呼ばれる今、何にもやる気が出ずごろごろみかんを食べながら過ごしていた、と言う事くらいかしら？
特に宣伝した覚えもないのだけれどね。シィホと、カーネル、それと四季と…その位の人数でするつもりだったのよ。だって、クリスマスよ？私本で読んだ事があるの。クリスマスは、恋人や親しい人と過ごす日だって
だから皆、割りと暇なのね…なんて思って居たわ。あ、内緒よ？こんな事思ってたなんて知れたら、きっと怒られてしまうもの
そ、そうなの？ウチでは当たり前だったのよ？母様は何時も言っていたわ。兄妹と言えど雄である兄達は、お前達とは身分が違う。勿論この私よりも雄は格式が高い。だから、身を弁えなさい、と。
私はあまり、体に特徴がある方では無かったし、母様の言う人らしさと言うのも好きではなかったから…その、そう言う経験は無かったのだけれど…
他に、元気付ける方法を知らないわ。だから、とおもったの。…そんな事で、大丈夫なのかしら？なんだか、難しいわね…心？と言うのかしら。難しい。
う、うん…わかったわ。シィホが言うなら、私も気をつけましょう。私の教育…誰かに、何かを教わるなんて事は殆ど無かったから…フェン兄様位よ、私に色々、教えてくれたのは -- ビエネッタ
- --
- 貴女はきっと、此処に来るでしょうね。シィホ、貴女が人間で居たいと言うのは…とても良く分かる事だわ。
シィホ、良く聞きなさい。貴女に必要な物は、この世界との絆よ。貴女の身体を、この世界にとどめて置くには…貴女はこの世界の住人でなければならない
貴女は、貴女の時間を歩み、貴女の手をしっかりと握ってくれる人間と共に過ごしなさい。ソレが貴女を人として、この世界に繋ぎ止める事でしょう。ソレは私では無いけれど、貴女の周りにはそういった人間が沢山居る筈よ
シィホ、元気を出しなさい。前を向きなさい…貴女に出来る事をしなさい。貴女が、今貴女で居られる時を大事にしなさい。
…私は、貴女が魔物になれば良いと思ってしまった。私の仲間になってくれれば良いと…思ってしまった。私には、貴女に友達といってもらえる資格なんて無かった
私は…欲を持ってしまった。不安で、辛そうな。いえ、一番辛い筈の貴女を前に、その心の闇に付け入ろうとしてしまった。だから、私はもう貴女の傍には居られない…ごめんなさい、シィホ
ごめんなさい… -- ビエネッタ
- わたしは弱いんです。寒さに弱くて、厚着をしないと外に出られない
心の中はいつも不安でいっぱいで、皆に嫌われないか心配で、無理して笑っていたこともあった
今のように素直になれるまで何度も偽りの自分を演じて、心を隠して、怯えて震えていた
わたしが今まだこうして生きていられるのは、諦めないで居られるのは皆がいたから
わたしみたいな存在でもここに居て良いんだって思わせてくれたから
わたしはビエネッタさん、あなたが「この世界にわたしが必要」って言ってくれたことを忘れてません
ずっと嬉しくて……人に認めてもらうのってこんなに嬉しいんだって思って……
確かに初めはリュカさん、ビエネッタさんの知識や力を頼りにここを訪れました
だけどいつの間にか二人はかけがえのない友人になっていて……
ビエネッタさんはわたしの事を心から心配してくれて……わたしが貴女を傷つけたのに、許してくれて……
これからこの体の事を何とかするために皆に協力してもらおうと思っています
でもその中に、貴女も含まれています。大事な、わたしの親友……
貴女がどう思おうとわたしは貴女のことを大事な親友として想っています
自分が許せないという気持ちはわたしも良く持っているからわかります
けれど、貴女の顔を……笑顔をまた見られないのはわたしにとってとてもつらい事なんです
だから時間がかかっても良い……お願いだから、戻ってきてください
わたしは弱い。もし魔に堕ちたら貴女のような高潔な意志は無く、ただの獣になってしまうでしょう
それが怖かったんです。でもその言葉が貴女を傷つけてしまった……
もう一度会えるのなら、謝りたいです。わたしはずっと待っていますから
ビエネッタさん、また一緒にお茶してください。また一緒に……必ず会えると信じています -- シィホ
- （ページに続きは無い。だが、涙で濡れてグチャグチャになっている） --
- --
- 最近、アリーが来たわ。吸血鬼の子なんだけれど、体を鍛えようと修行をしようと思っているみたいなの。
それで、仙人の術や修行法が書かれている本は無いかと、此処を訪れたみたいね。正直私も東洋の魔術にはあまり詳しくなくて、仙人ならイェチンに聞いたら？と言ったのだけど…出来る限り、自分で努力をしたいと言っていたわ。
ああ見えて、意外と芯は強い子なのかもしれないわね。それと、趣味はガーデニングみたい。…ガーデニング、私も始めてみようかしら…育てるならさぼてんとか、人食い植物とか、そう言う格好良いのが良いわよね！
それと、大魔王アキベドルにも会ったわ。噂通りの器の大きさを感じたわね。それでね？一緒にお茶をしたんだけど…アキベドルはお茶を淹れるのがとても上手だったわ。あんなに大きいのに、小さいカップを片手に…戯れだと言い、買ってきたらしい林檎大福を置いて、そんな事言うのよ。大魔王が、和菓子屋で林檎大福を買うなんて、ふふっ、なんだか、私おかしくて笑ってしまいそうだったわ。
そう、それとね…私も…最近、お茶を淹れる練習をしているの。でも、どうしても上手く行かなくて…アキベドルのお茶も、美味しいんだけれど、後一つ、何かが足りない気がするのよ。アキベドルはそれが、人とそうでなき者との食い違い、と言っていたのだけれど…それが何かは、教えてくれなかったわ。ああ見えて、意地悪なのよ、きっと
シィホの淹れるお茶は、とても美味しいわ。どうしたら私も、シィホの淹れる様な美味しいお茶が淹れられるのかしら。ササキに聞いたら、想いやりと言っていたけれど…よく、わからなくて。一人で優雅な、ティータイムを過ごすと言うのは、まだまだ先の話になりそう -- ビエネッタ
- ええっと確か……ソニアさんと仲の良い方でしたね。以前カラオケでお見かけしたことが
体を鍛えるのって大変ですからね……わたしもいつまでたっても筋力がつかなくて……
ガーデニングですか。サボテンは初心者にはおすすめですけれど食虫植物は難易度跳ね上がりすぎなのでは……って違った人喰いだ！？
そんなの飼われたらきっと遊びに行ったわたしが食べられちゃうので……サボテンあたりにしておきましょう……！
アキベドル様に……！？ わたしの時と違ってなんという和やかムード……
美味しいお茶の淹れ方ですか？ それこそ作法に関してはビエネッタさんのほうが知識が豊富だと思いますから具体的な説明は省きますが
恐らくササキさんが言っていたのは気持ちを込める、といった所でしょうか
相手に美味しいものを飲んでもらいたい、そう言った気持ちを込めて作れば多少は技術が伴わなくてもおいしく感じられるとか
わたしは魔術は使えませんけれどこれは魔法みたいなもの？ だと良いかなって思って使っています
更に付け加えれば飲む環境によっても変わりますよ。やっぱり一人より二人、皆で飲むほうがおいしく感じられます
わたしもビエネッタさんと一緒に飲むお茶は凄く美味しいと感じましたしその……
わたしの気持ちを込めたお茶を美味しいって言ってくれるのは……何だか照れくさいですけれど嬉しいですね
……その2つを考慮すればビエネッタさんにもきっと美味しいお茶が淹れられるはずですよ。がんばってください
──先ほど、わたしの話も聞きたいとおっしゃっていましたが。本当によろしいのですか？
わたしはビエネッタさんが楽しく暮らしている日記を読むほうが好きなのですけれど -- シィホ
- 無理に筋力をつける必要は無いわよ。トレーニングだって得て不得がある物だもの。シィホにあった奴を探していけば良いと思うわ。…バランスボールとか？
むう、シィホが食べられてしまうのは避けたいわね…寧ろ、食人植物をシィホが食べると言うのはどうかしら！…やっぱりさぼてんが良いわね。人を食べるさぼてんとか見つかるかしら…
アキベドルは大魔王と言うだけあって…厳しい反面も見せるけれど、ふふ、あの人は随分、戯れが好きな様よ。こんな町にずっと住んでいたら、御人好しになってしまうものなのかもしれないわね。
気持ちを篭める…？なら、私の入れるお茶には気持ちが篭っていないと言う事なのね…。中々、難しいわね？おいしくなぁレト言うやつをやるのが美味しさの秘訣…と言う事ね？
シィホの入れるお茶はとても美味しいわ。貴女と過ごすティータイムは、まるで夢の様な時間よ。一人ではきっと、味わえない物なのね。
口では出し難い事も、こうして日記にするなら多少、言い易いのではなくて？と思ったのだけれど…シィホが嫌と言うなら、別に書かなくても良いわ。無理強いは出来ない物ね… -- ビエネッタ
- ええと、こうして此処に何か書くとなると、恥ずかしいわね。最近あった事を書くと良いのよね？
そうね…えーと。えーとって、書き過ぎかしら？違うのよ、沢山あるといえばあるの。
ランが買ってきてくれた、アイスがとても美味しかったのよ。カップも凄いオシャレでね。それと、金のスプーンを使うと良いのよ。味が映らないんですって
あとは陽子にしまむらというお店に連れて行かれたわ。その…下着を…買いにね。
あ、でも、別に…すけすけとか、そういう派手奴じゃないわ！普通の白の、なんだけど…
でも、私のローブだと、横から見えてしまうわ。これはこれで、恥ずかしいからなんとか着こなしを考えないといけないわね。
ニンジャもきたわ。スパイダーシルクを探しているみたいだった。スパイダーシルクは、此処らへんでは中々入手し辛い物よ。大蜘蛛の生息地を教えたのだけど、ニンジャはああ見えてやり手よ。きっと大丈夫…よね、多分…
ああ、書こうと思うと、結構書くことがあるわね。私ってば、こんなにイベントに溢れる生活をしていたのかしら、なんて思ってしまうわ。まだまだ書くことはあるけれど、あまり長くなってしまうのも、大変よね？また明日は、楽しい日が来ると良いなと思うわ。 -- ビエネッタ
- 日記読ませていただきました。本当にたくさんのことがあったのですね
わたしもこうして筆をとるのは恥ずかしいですけれど何だか楽しかったりもします。
らんちゃんはとても純粋で良い子です、きっとアイスの美味しさをビエネッタさんに教えたかったのだと思います
一緒に食べてみてもっと色々な美味しいものを知ってもらえればわたしも嬉しいかな？
陽子さんは気配りの達人です、頼りになりますしある程度の無茶振りにも乗ってくれて……さすが陽子さん……！
「さすが陽子さん」……通称さす陽は色んな場面で使えることの出来るスキルなので是非ビエネッタさんも覚えておいてくださいね
下着、ですか……確かにビエネッタさんには必要だと思いますけれど……その、見えちゃいけないのと、外の世界にはバイ菌が多いですから……衛生的な意味で
ちゃんと買えたようでよかったですね、でも横から見えてしまうとなると……そうですね、サイドが紐になっているタイプのものは……
すみません、ちょっと刺激が強すぎますね……！
でもビエネッタさんはわたしと違って大人だからそれでも良いのかな？ まぁ、お任せいたします
着こなしに関しては少しわたしも思う所があるので今度体のサイズを測らせて……いや、データとして送って頂ければそれで十分です
ニンジャさんは世の為、人の為、依頼の為に義を尽くす人です。きっとその依頼も達成されることでしょう
相談に来たということはビエネッタさんが頼られているということ……良かったですね、色々な方に信頼されているのですよ、貴女は……
もちろんわたしだってビエネッタさんのことを……って話がそれてしまいましたね、文章なのに
書ききれない事がたくさんあるということはわたしとしても嬉しい限りです
これからも沢山楽しい思い出を作ってくださいね。わたしも陰ながら応援していますよ
もうノートに書くスペースが無くなってきたのですが……わたしの事は今回は簡潔にまとめておきましょう
猫に襲われました。路地裏で。この日記だけは死守しましたがセーターはほつれ放題、タイツは伝線し放題で泣きそうです（泣）
いずれビエネッタさんにも相談するかも……猫こわい…… -- シィホ
- それはお互い様なのではないかしら？でも、きっと…楽しいと言う気持ちも、お互い様よね？
でもらんは、あんなに小さく見えるのに…少しドキっとさせられるような事を言うのよ。なんだか、人生経験？が豊富な、しっかりとしたレディと言う印象を少し受けたわ。見た目に寄らず、侮れないという奴かしら？
でもとても良い子ね。アイドル、と言う職業は、どんな人間でも笑顔にさせようと身を呈するときいたことがあるわ。きっと、らんは良いアイドルなのでしょうね。
ええ、陽子は見た目は地味だけれど、陽子もとても良い人間ね。陽子は他にも、カレーがお上手なのよ。もやしはあんまり美味しくなかったけれど、甘いカレーを作ってくれるの。今度、シィホも食べてみると良いわ。フルーツが沢山入ったカレーよ。…さす陽？ふふっ、なにかしらそれは。なら、今度陽子が何かしたら言ってみようかしら？陽子はきっと、恥ずかしがって嫌な顔をしてしまうかもしれないけれど…それも、少し楽しいかもしれないわね
ええ、下着については、随分恥ずかしい思いをしたわ…！でも、これはとても哲学的な問題かもしれないわ。人前に出る時に、履いていないというのは常識的な観点からみれば恥ずかしい状態だけれど
下着を履いているというのを悟らせる様な状態というのは、それはそれで恥ずかしい…わ。…紐？！それは少し、過激すぎないかしら…私が、お、大人と言っても、見たとおりの体しかしていないわ。それに…シィホのほうが、胸が大きいじゃない
それは、過大評価ね。私は兄様の後釜に過ぎないもの。この知恵も、椅子も、兄様が用意してくれた物よ。私が何かを…人間なんて、と思って居た私が、人に何かをする事を避けて来た私が、人に信頼されるなんて、そんな甘い話は、きっとないわ。
書いていると、思ったよりも書くことは多いわ。驚きよ？…あら、それは随分と凄い経験みたいね。ふふっ、なら次は、怖がらないで…猫とお友達になってみると言うのはどうかしら？
きっと…そうやって、皆がお友達になれたら…らしく無い事を書いているわね。内緒よ。私が、こんな事を思ったなんて、内緒。
それと、弟に、ビエ姉は変わったなんて、言われてしまったわ。私は、そんなに変わったのかしら？弟に嫌われないか、少しだけ…不安。 -- ビエネッタ
- らんちゃんは意外と大人……！？ 初耳ですね、しかしレディへの階段を登っているというのは事実
アイドル活動も大変そうですけど応援していきたいところですね
陽子さん料理も出来たのですか……十分凄いと思うのですけれど
彼女は自己評価が低いきらいがあるので少し心配です
しかし履かないより履いてるほうが10倍マシだと思いますから……！
そ、そのいつ風が吹くかわかりませんし、わたしも心配ですから……
ええと、不安でしたらオーダーメイドのブランドを紹介いたしますけれど
わたしの事は良いんですよ……（照）む、胸だって確かに最近ちょっと下着がきつくなってきましたけれど
太ったわけじゃないです！ 現に体重が今どんどん減ってきていますからね
それでもわたしはビエネッタさんを頼りにしていますし、これからも頼らせてもらいますよ
この図書館の管理人として、そして友人として、ね……（かっこいい自画像が描かれている）
四季くんのことでしょうか？ 彼は素直で真っ直ぐでひたむきに強さを目指している子なので……
姉弟の機微を感じ取ったのかもしれませんね。でもそれは嫌うとかではなく、これから先のビエネッタさんのことを心配してくれているのだと思いますよ
彼はわたしの事も気遣ってくれた優しい方ですから、心配しているようなことはないかと
不安だったら姉弟水入らずで対話してみるのも良いかもしれませんね
ビエネッタさんは猫の怖さを知らないからそんなことが言えるのです……（怯）
大量に来てみんなしてよってたかってわたしを……その辱めて……！ うぅ、死にたい……
あんなギャングと分かり合える気がしません（泣）どうにか対処法を教えて頂ければ……！ -- シィホ
- ええ、ランはああ見えても凄いわ。私とランでも恋人になれる…なんて、変な事を言っていたのよ？でも、同性では子供は残せないわよね？
あ、それとね…陽子はちゃんと凄いのよ。陽子は眼鏡が凄いなんていってたけれど、普通の眼鏡よ、あれは。なんだか、色々と色んな事が見える見たい。兄様の本で読んだ事があるわ、そう、確かあれは…神々の義眼…そう呼ばれていたわ。ふふっ…こういう時に使うのかしらね？さすよう…って
下着は…そうね、でも、毎回オーダーメイドを頼むのも大変よ。だから何とか、今きているローブをどうにかする方方向で行こうと思うのっ！少しだけ直せば、下着のライン位は隠せると思うのよ。
…私は、私の日記より、シィホのお話の方が読みたいわ。そうね、結構シィホを抱く事はあったけれど…それなりの存在感を主張してるものね？ふふ、ごめんなさい。少し意地悪を書いてしまっているわね
ええ、私に出来る事なら、何でも力になるわ。…格好良いシィホも、素敵ね？…惚れてしまうかも。なんて書いたら…ううん、私ったら何を書いているのかしら。兄様が移ったのね、きっと
弟はとても良い子よ。だから、きっと、私の事を心配してくれているのだと思う。でも、あの子はああ見えて、とても繊細な子よ。ウチの家庭環境もあるのかもしれないけれど、人一倍他人の機敏に関して凄く気を使ってしまう子だから。…私の交換日記なのに、弟の事ばかり書いてしまいそうだからここまでニしておくわ。ふふっ…もう、残りページも少ないから…次のページで最近あった事を書くわね。 -- ビエネッタ
- 確かに子供は残せませんがそういった愛の形もあるらしいですよ……！
初耳ですね。陽子さんは自分はいたって普通の人間だってよく言ってますけど
まさか気づいていないだけ……？ でもわたしからは言わないほうが良さそうですね
ビエネッタさんの衣装って独特ですものね……その……横側とか……
こう見えて服飾も少し勉強しているので何かあれば相談してくださいね
抱くって……！？ そ、そんなつもりじゃぁ……うう、胸が当たっちゃってたのですか……ごめんなさい……
惚れるって！？ も、も〜！ ビエネッタさんのいじわるー！！ （怒った顔文字）
四季くんはこの間わたしのトレーニングに付き合ってくれましたよ
貧弱なわたしの為に色々考えてくれて……本当に良い人だと思います
ビエネッタさんとも仲良くやれているのでしたら、良かった -- シィホ
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