紅蓮

  • ふぅ…セイバーも浴びてくるか? さっぱりすると思うぞ(修練後の汗を流すための淋浴を終えて部屋へと戻り、髪を拭きながら椅子へと腰掛ける)
    (この主、2回戦の決戦を終えて以降はこうした寛ぐような所作が増えた)
    (…かと言って、修練に身が入っていないわけでもなく。棒術、光術などの修練に際しても、自ら試行を申し出て繰り返す等)
    (人が変わった…と言う程ではないのかもしれないが。兎も角、微妙な変化があった)
    -- 紅蓮 2011-10-19 (水) 23:15:15
    • よい湯でしたかな? 拙者は特に汗も掻いておりませんしな(沐浴中も護衛していたのだが。帰還した主にそう答え)
      (余裕が出来て来たな、と感じる。悪くない兆候だ。武芸者としてはともかく術師としては使えるようになるのではないだろうか、自分の専門外なので勘に過ぎないが)
      何か心境でも変わりましたかな?
      -- 2011-10-19 (水) 23:19:39
      • あぁ、身体を動かした後だと格別だな。もっと前にこれを知っていたら、お前と同じく剣士にでもなっていたかもな(冗談めかして言い)
        …言われるほど変わったか? まぁ、少し前よりは幾分変わったのだと思うが
        (水差しから水を注いで、口にしながら)セイバーはどうだ、あの時の怪我とかは――っと。あ…(何かを思い出したような顔)
        -- 紅蓮 2011-10-19 (水) 23:46:45
      • 剣の道でござるか…(普段なら流す言葉にふとひっかかり)…主殿は剣の道をどんなものと思いますかな? 素人考えでよいのでお聞かせ願いたい
        前に進む意思、のようなものがはっきりしてきたかと。いい傾向ですな
        魔力を頂いておりますし、もう残ってござらんよ…ふむ?(妙な顔になったので黙り)
        -- 2011-10-19 (水) 23:49:42
      • 剣の道…? それはまぁ…腕を磨き、その腕で名を上げ、死後も後世まで名を残すような…いや、これは剣術家か
        だとすると…その道程で、己がどこまで高められるかを試す… いや、これだと剣である意味がないのか? むぅ、すまん…思い付いたのだとこのくらいだ
        ……あぁ、そうだ。先のマスター・シィナとの戦い(やおら、頭を下げ)…済まなかった。我が不調に気づかなかったばかりに、本調子を出せていなかっただろう
        彼らは本当に強かったが、我が足を引っ張ったのも確かだ…本当に、済まなかった
        -- 紅蓮 2011-10-20 (木) 00:10:20
      • (紅蓮の回答に若さを感じて少し笑い)
        拙者が、剣聖なんぞと呼ばれるに至って見つけたものは…剣の道とは、剣になる事でござった
        余計なものを殺いで、削いで…ただ、純粋に剣を振るだけの物になる。そこに、剣技の行きつく果てを見た
        (それが、彼の辿り着いた宝具。彼だけの魔剣(BLADE ARTS)だった)
        …ですがそれは。本当に理由なく全てを斬り伏せるモノ、果たして人としてはどうであったのか…(だからこそ、正しい、道を示してくれる主が欲しかったのかもしれない、と思う。唯、一振りの剣で、安心して居られるために)
        …ああ。その事でござるか…お気になさらず。そちらに余計な心労をかけまいと隠していたものでござる
        頭を下げる必要はありませぬ。ただ、前を向いて進んで下さればそれで、戦闘時の推移は全て任されるでござるよ
        -- 2011-10-20 (木) 00:21:32
      • お前は本当に良いサーヴァントだな…(溜息、そしてはにかみ)
        確かにあの時は、他事まで負い込む余裕はなかったかもしれん、だが…お前に主、と呼ばれる立場であるなら、ちゃんと気付いてやりたかったのもまた真なのだ。覚えておいてくれ
        剣に…か。なるほど、確かにそれはもう人ではなかったのかもしれないな
        理由もなく、関わりも、何もかも無くし、ただ刃として研ぎ澄まされて…
        …だがな、それで良かった事もあるのではないか と我は思うぞ?
        -- 紅蓮 2011-10-20 (木) 00:56:55
      • お褒めに預かり光栄でございますな(嫌味でなくそう言い)
        それならばもう少し周囲を見る視点を鍛える事ですな、冷静さと判断力の訓練でござるよ。人を使う立場であるならば特に
        仏に逢うては仏を斬る。神に逢うては神を斬る。ただそれだけでござったなぁ…
        ……よかった事、とは?(善悪すら捨てたその道に、何があるというのか。答えを求めて主を見る)
        -- 2011-10-20 (木) 01:04:47
      • はは…手厳しいな。自分を御するだけでも持て余しているが、そうだな…そうあれるようにならなくては(頷き) …と、おや。分からんか
        剣の道の果て、剣聖と呼ばれるまでの物に成れたからこそ、今こうして我はお前を呼び出せ、前へ向かって歩けている
        あ、いや… 我に使役される事は、別にお前にとっては幸運でも何でもないのかもしれないが…!
        …少なくとも、我はセイバーを呼び出せて良かったと、今はそう思っているよ
        -- 紅蓮 2011-10-20 (木) 01:17:36
      • まあ、人の上に立つ者になるかどうかはともかく、多少は部下を動かす術も身につけておいて損は無いでござる
        ……ふむ? ……ははぁ(なるほど。と思った。出会った事自体への祝福)
        (その点で言うなら)
        …なるほど。では、今後も主殿の剣で在り続けましょう、結果がどうあっても、最後まで拙者を呼んでよかったと思って貰えるように…そうすれば、拙者も満足できるゆえ
        -- 2011-10-20 (木) 01:24:49
      • うむ。恐らく、もうあと僅かの間になると思うが…その時が来るまで
        (そう、この戦いは終局に向かいつつある。勝ち残るにせよ、敗れるにせよ、こうして主従で居られるのはそう長くないだろう)
        (セイバーの目を見、改めて告げる)先へ進む道を拓くため、我と自身のため、剣としてその刃を振るってくれ
        -- 紅蓮 2011-10-20 (木) 01:59:56
      • …確かに、終盤に差し掛かって参りましたな…(短い間ながら色々あったものだと僅かに想いを馳せ)
        …(真っ直ぐ見返してふ、と笑いかけ)
        御意(そっと紅蓮に手を伸ばした)
        -- 2011-10-20 (木) 02:09:43
      • (目があうと、こちらも笑い返し)…ああ、頼んだぞ
        (笑顔。この戦いが始まるまでは殆ど出す事のなかった表情。自分はこの短い間に、多くの事を教えられた。その中で何時も傍にあったのは……)
        (……終わりは近付く。だがその終わりは一秒でも先へと… 聖杯にではない、もう一つの願いを抱え、手を取る)
        -- 紅蓮 2011-10-21 (金) 21:51:53
  •  
  •  
  •  
  • (二刀を腰に下げた黒髪の少年が……同じく黒髪の少年の腰の得物をみて嗤う)
    ……ほほう、少しは使えるようになったようだな -- 黒髪のセイバー 2011-10-12 (水) 02:19:18
    • ……ッ!?(少年が声をかけるや否や、忽然と、呼ばれる様に。本体を迎えるかの如くに、着流しの少年の腰に黒刀が現れる)
      お主……!
      (驚きは無い。既に感知はしていた、今までにも、集会所で、表層でニアミスする度にカタカタと鳴った黒刀が教えてくれたのだから…だが)
      (もし、この瞬間に侍のマスターが居たら驚愕していただろう)
      (それは、このサーヴァントがこの聖杯戦争中で初めて見せた、全域へ向けての警戒の表情。普段持つ剣理の到達者としての余裕が剥ぎ落されていた)
      ……何度ならずともこの刀にて、万物を斬れば慣れもするでござるよ(これを得た当時は抜くだけで殺意に呑まれていたのを思い出しながら、そう返した)
      -- 2011-10-12 (水) 20:49:03
      • くくく……成程、どうやら余が与えた力を有用に使っているようだな……大儀である。褒めて遣わそう
        (弧月のように笑みを歪ませ、紺色と菫色の瞳で侍を睥睨する)
        どうした? 抜かないのか? ……剣の意志が赴くままに……くくく…… -- 黒髪のセイバー 2011-10-12 (水) 21:22:52
      • 大義である…だと…それはどういう意味か。拙者が斬ったのは魔の者であるぞ(人を斬ってない等とは言わぬ。だが数の比でいえばそこに嘘は無かった)
        (この、魔王のために何かを斬った事は断じてない…有用に使う事、むしろ利用していると睨むかと思っていたのだが)
        …っ。貴様……!?(腰の黒刀がいつもに比して叫ぶ。斬れ、斬れ、目の前の魔を斬れ お前の意思等知らぬ。斬れ と。本人が意図せず、その柄を握り構えてしまうほどに)
        (有得ざる物を見る目は爛々と青く輝き、柄を握ったまま相手を睨みつける…だが、戦っているのは己の衝動とでしかなかった。普段に比べて隙だらけの構え)
        -- 2011-10-12 (水) 21:37:38
      • 態々余に聞き返す必要もあるまい……汝が其れを握り、佳く知った事ではないか……
        (腰の刀には手を触れず、嗤う。嗤う。嗤う)
        ……狂気……殺意……衝動……そして……愉悦
        甘美であったぞ、汝が其れを握るたび懐疑し、苦悩する様を見つめるのはなぁ?
        (魔性が嗤う。如何にも愉快といった体で嗤い続ける。そう、何を斬ったか……そんなことは二の次だ)
        (斬る事で、斬る度に、そして斬る故に生まれる心の闇……それが生まれることこそが……魔王にとっての有用な使い道)
        今も余を愉しませ続けてくれているではないか……忠義に篤い信奉者を持てて余は幸せだぞ? くくくく……! -- 黒髪のセイバー 2011-10-12 (水) 21:58:39
      • ま、まさか…!(見られていたというのか。この刀を振るう度に、殺意と戦い。ようやく振るえる様になった後にも、人が変わったと言われるまで苦悩は続いた)
        (結局、己の一生では超越し得なかった苦悩が全て盗みとられていたという事に、気付かされた)
        …ふざけるな…己は、そんな事のために…斬ってきたわけではない!(怒りで、逆に体に芯が通る。姿勢は正され、必殺しかせぬという姿勢に)
        (私闘にペナルティがある事も忘れ、相手を斬滅せしめんと抜かれた一刀はしかし。剣士としては完璧に過ぎる一撃であった。その、得物が他ならぬ相手自身から生まれた刀である事を除けば。その心が清澄さとは遠く、怒りに満ちている事を除けば)
        -- 2011-10-12 (水) 22:12:24
      • (光すら切り裂く宵闇の一刀……その軌跡は見事、目前の少年を一刀の元斬り伏せ、1つの身体を2つの肉塊へと変質させる)
        (上半身と下半身が泣き別れした少年の華奢な身体は夥しい出血と共に崩れ落ち、光の無い瞳で虚空を見つめる) -- 黒髪のセイバー 2011-10-12 (水) 22:27:49
      • (振り抜いた黒刀は、血の一滴も浮かせずにその役目を果たした)
        (本人の意思に反して。同時に何よりも本人の意思に答えて。己を制御出来ぬ故の、矛盾した心の結果をまさに現実に顕わした)
        ……しまっ……!(頭が冷える。二等分した死体自体には動揺は無い。こんなもので死ぬはずがあるか、アレが。かの魔王が)
        (必ず聞いているだろう。必ず無様な己を嗤っているだろうと、天を仰いで)
        おのれ…おのれぇえええええええええ!!(怒りの叫びは魔王に向いたものか。今だ未熟にすぎた己に向けた物か)
        -- 2011-10-12 (水) 22:42:27
      • 成程、思ったよりも心中は冷静なようだな
        (声が響く。そう、侍の予想した通りに)
        だが、恥じる必要も慟哭する必要もない……汝は正しい。剣の道とは即ち殺戮の道……狂気と本能に従うことこそ正道よ……何度も余は教えてやったではないか……
        (そう、声が聞こえてくる……恐らく侍の想像の埒外から……声が聞こえてくる)
        お前の意志等知らぬ。斬れ……と……ふふふふ、ははははは……はーっはっはっはっは……!
        (そう、確かに声は聞こえてくる。侍の持つ……その『漆黒の刀』から……!) -- 黒髪のセイバー 2011-10-12 (水) 23:25:25
      • ! ?(てっきり、目の前の死体から声が響くのだと思っていた。違う。目を逸らすな)
        バカな…(先程言っていたではないか。斬る度に見ていたと。そう、魔王の噂など届かぬ地でも魔を斬り果たした。それも見られていたなら。それは)
        バカな……!!(この黒刀でしかなかったのに。今、ようやく、気付いた)
        違う、剣の道とは…そんなものではない…あってはならぬのだ…!(黒刀を地面に突き刺し、一歩を置いて睨みつけそう言う。先程、正気を見失い剣を振るったばかりでも、そう言わなければ心が折れる)
        こうして人を玩弄するために貴様は欠片を落とし続けていたというのか…! 許さん…!(これはやはり破壊すべきであったと確信する。だが、どうすればいい? その術が分からない。故に、言葉しか放てず動けない)
        -- 2011-10-12 (水) 23:39:17
      • 何故、否定する? 何故、思っても居ない事を口にする? ……恐れる必要は無い。剣とはなんだ? 武とはなんだ? 答えは既に出ている……
        ……どちらも殺し、奪い、侵す為の手段であろう……?
        くくく……玩弄とはまた失敬だな? 余は汝の願うまま、望むまま、求めるままの力を与えてやっただけだ……その力に溺れ、狂い、そして悦んだのは……他でもない汝であろうが……! くはははははは……!
        認めてしまえ。己の狂気を。認めてしまえ。己の殺意を。認めてしまえ……殺生の……いいや、簒奪の愉悦を!
        (言葉が響く……常に侍を内から揺さぶってきた甘言。それをはっきりと言葉にして魔王は囁く)
        (認めてしまえば楽になる。暗にそう言葉の裏に秘めながら……)
        さぁ、抜くが佳い……力を手にするが佳い……今一度、己の闇を認めろ……己の闇へ堕ちろ……さすれば、余は更なる力を汝に与えてくれようぞ……いつか、この剣を与えた時のようになぁ、くくくく……! -- 黒髪のセイバー 2011-10-13 (木) 00:53:32
      • ……!(今度こそ否定できない。剣とはそういうものだ。全て切り捨てるモノ。瞳は閉じ思考は内面に沈む)
        (…でも、そこに自分は何かを見出したのではなかったのか。魔剣。剣の理の果てに辿り着いた答え)
        (甘言が染みる。何でも斬れる黒刀で、全てを斬れば。この悩みも煩悶も消え…斬り捨てて。全て切り捨てて)
        (それはとても魅力的だと、ただの修羅になるのは楽だからと手を伸ばして)
        (何故か。マスターの顔が過ぎった。全てを斬るのなら、自分はあのマスターも斬らねばならぬのかと思った瞬間に)
        ……出来ぬ……ッ!(黒刀を握ろうとしていた拳は、かろうじて宙で握られる。僅かな縁を元に人の心を引き戻して)
        -- 2011-10-13 (木) 01:18:46
      • くくく……成程……其れが今の汝の答えか……
        (黒刀の瘴気が抜ける。それは闇を失い……黒刀からは白刀へと変質する)
        (そして、抜けた瘴気が形を成し……闇が群れれば……其処に立っていたのは黒髪の少年だった)
        愚かな『女』だ……認めていれば今しばらく玩具にしてやったモノを……まぁ佳い。ならばコレも戯れだ……
        (黒髪のセイバーが腰を落とし、腰の刀の鯉口を切る……そして、柄に軽く手を当てれば、其れは剣の道を往くモノなら一目で分かる、居合い抜きの構え)
        汝の道を否定してやる
        其の刀を抜くが佳い……魔剣でなくなったその刀でどれだけやれるのか、試してやる
        (宝具と思わしき魔王の持つ刀……其れに瘴気が、魔力が収束していく) -- 黒髪のセイバー 2011-10-13 (木) 01:36:53
      • (女かと言われて思わず、昔の事を思い出した。そういえばそんな事を言われた事があった気がする)
        我が剣の道、否定できるものなら…!(白くなった刀に手を伸ばす。握り、同じく白くなった鞘に納めた。今はもう、何の力も感じないが。逆に握るのに不安の無い刀)
        ……ッ!(やはり、魔王の力は強い。瘴気がそれを何より物語る…だが。思い出せ、一度遭遇して、刀が届いた時の事を)
        (祓うのだ。あの頃に戻れずとも、この身は写し身でも。人である頃の心を思い出して)
        …ッッ!!(小細工は無い。閃く白刀は真っ直ぐ、同じ構えをとる黒髪のセイバーに向かい…)
        -- 2011-10-13 (木) 01:56:32
      • (最早、言葉は交わさない。今は魔王とてクラスはセイバー。剣のサーヴァント)
        (互いに剣を其の身に宿したサーヴァントならば、この期に及び、最早、言葉は要らない)
        (構えた瞬間から決まっていた。そう、二人に今必要なのは……一閃の邂逅のみ)
        (姿が掻き消える。だが、それは侍にとって見えないわけではない。何故なら侍の姿も恐らく掻き消えたろうからだ)
        (摺足から一足で重心を移動させ、宛ら瞬間移動の如く抜ける……それは刀を、剣を志す者の共通言語)

        (互いの影が交差する。鍔鳴りは一度)

        (最早、決している……その刹那で全てが……居合い抜きとは即ち其れ。刹那の間すら、お互いには長すぎた) -- 黒髪のセイバー 2011-10-13 (木) 02:25:50
      • (互いに剣の英霊(セイバー)たるに恥じぬ交錯)
        (剣技の極みのような、永い刹那の間の後に)
        (心は不思議と穏やかであった。今まで、揺り動かされ、堕ちる間際にあった動揺は最早なく)
        (ただ、目を閉じて。白い。力など何も感じない…だが妙に手に馴染む白刀の柄を握っている)
        ……(手応えはあった。己にも、この手の内にも)
        -- 2011-10-13 (木) 20:30:42
      • (不可視の剣閃……その宝具を用いたその居合い抜き。当然ながら不可視。当然ながら音を越え、光にすら追いつく魔閃)
        (侍の胸に深く刀傷が残る。魔王の顔には笑み)
        ……くくく……どうだ? ■■■よ……佳い気分だろう?

        モノ ヲ キル ト イフ コトハ

        (魔王の身体が裂断される。傷などといった生温いものではない)
        (白刀の軌跡は鮮やかに魔王の身体に真っ白い銀痕を残し、直後にその軌跡から朱が溢れ出す)
        ははははははははは! やはり、やはり分かっているではないか!! ■■■・■■■■■■■!!
        (大輪の朱の華を咲かせ、魔王は高笑いする……嘲弄するように。狂喜するように)
        いくら其の身を変えようが、いくら其の願いに身を窶そうが、汝は何も変わりはしない……汝の魂は何も変わっていない……汝の手には既に染み付いている……真っ黒な紅が……鮮やかな死が……!
        (白刀に魔王の身体が、侍の刀に宿っていた闇が、再び染み込んで行く。黒が。瘴気が。殺意が。我が居所は此処であると云わんがばかりに)
        ■■■よ……努々忘れるな、汝の魂の色を……汝の穢れた手の色を……余はこれからも常に汝を見返している……余はいつでも汝を試している……それから生まれる苦悩こそが、汝が永遠に余に捧げる供物だ……
        聖杯の闇がいずれ再び汝を導くであろう……其れまで生き延びるが佳い……其の時こそ……汝は……くくく……ふふふ……ははははははは!
        (朱に染め上げられた魔王の身体は夜色の瘴気へと変わり、闇は■■■の刀を再び抱いて……消えた) -- 黒髪のセイバー 2011-10-14 (金) 00:15:34
      • ……ッ(そう。斬った。結果は変わらない。変えられなかった。相手を唯斬っても倒せないと分かっていたのに。魂の赴くままに刀を振るった)
        (嘲弄の声が響く中で、ただ、刀を握り締める。モノを斬る事とは。そも、斬るというのは…)
        …魂に染みついた、血の匂いとでも…!(魔も人も、神も斬った手は既に赤く。魂は斬る事を至上にした。意識を強く保ち否定しようとするも声が出ない…否定の言葉を作れない)
        …ぐっ…(手も、魂も染まっているというなら。腸の中も紅いのか。こちらが斬っただけでなく、魔王の刃はこちらにも届いていて)
        (白刀が黒く染まり、戻る頃には。どう、とその身が倒れていた)
        未熟な…道を極めた錯覚をしただけであったのか…(強く悔み、黒い刀の衝動に呑まれる前に意識が消えたのは不幸か幸いか)
        (ただ、ほんの一部。誰も気づかない様な針の一点ような場所。黒刀に白の色が生まれた事を、まだ知る由は無かった)
        -- 2011-10-14 (金) 00:51:07
  • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011462.png -- 2011-10-11 (火) 20:46:56
  • (既に定期的に何度もやっている戦闘訓練の、何度目が終わる直前。場所は山の中腹程で、景色のいい場所だ)
    (空は青く、空気は澄んでいる。地面は土が露出している場所を選んだ…倒した時にダメージを受けすぎない様に)
    ふむ、ではこの一本で終わりにしますかな(セイバーが握っている得物はただの棒だ。杖術と基礎的な近接戦の立ち回りを叩きこむ事に、一回戦の間は終始していた)
    -- 2011-10-07 (金) 22:38:51
    • (加えて言うなら山から街を見下ろす景色は格別で、天気も合わせて考えれば格好の行楽日和…ではあるのだが)
      (ここには左様な行楽を楽しむ風景はなかった。飄々とした態度の従者とは対照的、乱れた息を懸命に整えながら杖を構える女の姿)
      はっ… はっ…  最後…か…(先までの立会いで幾度となく打ち込み、振り回し、しかしそれらは一度として自身の従者を捉える事は叶わなかった)
      (勿論、この訓練を始めた時よりは随分と良くなっている。のであるが、差し合いが加熱すると基本を忘れ、打ち込まれると応用が出せず、と。無為に疲弊を貯めては崩れる具合だ)
      -- 2011-10-07 (金) 23:03:22
      • うむ(ここまで、紅蓮をわざと疲労させるために何度も何度も捌き、転ばせ、抑えて打ち倒した)
        (意気はあるのだが、どうにも冷静さが足りない。やはりこのマスター、喋り口よりも随分人間的に幼い)
        おや、燕が
        (頭上を見上げるあからさまな隙。誘いと行ってもいい…さて、疲労で体から余計な力が抜ければ、無駄のない動きになるはずだがどう来るか)
        -- 2011-10-07 (金) 23:09:22
      • 隙ありっ…!(好機と見れば即座に飛び込む。思い切りは良いのだが、逆を言うなら殆どのフェイントなどに引っ掛かっていたとも言う。今もまた誘われた訳であるが)
        (上段よりお手本通りに振り下ろされる杖。隙を突く事に気が行っており、――従者の気苦労も空しく――やはりこれも無駄に力が入っていた)
        (が)はっ!…っ、と……!?(姿勢が崩れる。積み重なった疲弊に耐え切れなくなった踏み込んだ膝が、自身の意思を裏切っていた)――ッ!?
        (驚き、無我夢中で立て直そうともがく、その中に関しては狙い通り正しく、無駄な力など何も入れる余地もなく…)
        (結果で言えば偶然の噛み合い。その動きは、体幹からの流れを淀みなく肩へ、腕へ、杖へと伝え… 今までにない鋭い一撃となり従者に振り下ろされた)} -- &new{2011-10-07 (金) 23:34:49
      • (見ずとも音だけで分かる隙だらけの打ち降ろしに嘆息する。仕込むには時間がかかりそうだと…しかし)
        …ほう(ここでセイバーの目が初めて紅蓮を見た。偶然の絡み合いから生まれた、鋭角な一撃)
        (半歩ずれればかわせるものではあるが…あえて杖を真横に構えれば)
        (快音)
        (これまで、受ける事すらなく全てかわされてきた紅蓮の杖が、初めて受けられた音だった)
        -- 2011-10-07 (金) 23:41:23
      • ………(打ち込んだ当の本人の表情は、驚愕。呆けたように数秒、受けられた姿勢のまま固まっていたが)
        今のって…今、何か…え?(紅蓮自身の手に返ってきた、何かにぶつかるのではなく、何かに確かに打ち込んだ手応え)
        (素早く身を離すと、杖を構えなおし、嬉しそうに言う)…も、もう1回!何か今…もう1回だけ!
        -- 2011-10-07 (金) 23:57:04
      • 偶然とはいえ中々によい一撃でござったよ主殿
        はっはっは(嬉しそうにいう紅蓮に笑いかけ)
        (鋭い杖の一閃が紅蓮の足を払う。丁度尻餅を突かせるように、しかし足は痛めさせない絶妙の力加減)
        明日、決戦でござろう? これ以上は体に障るでござるよ(と紅蓮の隣に座る)
        -- 2011-10-08 (土) 00:02:44
      • だろう? だから忘れないように…きゃっ(話につられ、不意の足払いにへたり込む) …む、そうか。それは…言われて見ればその通りだな…
        (足を投げ出して座り、ぼんやりと街の方を眺める)…なぁセイバー。明日………勝とうな
        -- 2011-10-08 (土) 00:18:13
      • ははは、中々可愛い悲鳴を上げますな(子供にそうするように倒れた紅蓮の頭を撫でて)
        侍の刃は主の勝利の為に捧げる物。無論、勝つでござるよ(何の気負いもなく、紅蓮と視線を並べて断言した)
        -- 2011-10-08 (土) 00:24:45
  • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp011462.png -- 2011-10-07 (金) 01:30:25
  • (部屋に備え付けの茶を淹れ、従者と自身の前に置く)さて、と… 先日潜った遺跡について感じた、いくつかの仮説を話しておく
    恐らくは、この施設全て――今いるこの施設、召喚の間、遺跡まですべて含め、聖杯戦争のための大きな一つのシステムとなっているのだろう
    …とすると、先のループすらこの儀式を成立させるための仕掛けの内、あの時見抜けなかったとて、左程気にしなくても良いかも知れん
    まぁ…全て仮定ではあるのだが
    -- 紅蓮 2011-10-05 (水) 20:15:21
    • 結構なお手前で(茶の席でもないのにそんな事を言いながら茶を飲み)
      (紅蓮の話に静かに耳を傾けた)
      …ふむ。召喚の間と遺跡は納得いくのでござるが。施設は教会が作った物でござらんかな?
      ふむ、つまり…決戦日が過ぎれば道が開くという事ですかな、儀式を成立させるための加速とはそれでござる
      -- 2011-10-05 (水) 20:22:23
      • む、そうか。それは考えすぎだったな、すまん
        ともあれ、「儀式を規定どおりに遂行させようとする流れ」のような物が、教会以外からも感じられるのは確かだ
        まだ今は過剰に焦り、一番槍を急く必要はない。来るべき日まで安穏と構えていようと言う意味ではないが、着実に情報を集めつつでも遅くはない と思う
        -- 2011-10-05 (水) 20:29:43
      • そんなに素直に謝らなくともよいでござる。ふむ、聖杯…実在するなら聖杯の差配かもしれませぬなぁ
        皆目、目的も何も見えませぬが……ふむ。よろしい、主殿もようやく自分で方針を打ち出して主らしくなったでござる(満足げに頷き)
        では、まず情報収集から入るのでござるか
        -- 2011-10-05 (水) 20:40:09
      • 正道、情報戦から初めよ…とお前にも言われたしな。力が未熟なりにできる事から
        資料室で調べた結果、過去この地で「聖杯戦争」と呼ばれる争いがあったのは事実で、サーヴァントの目撃例などもある。聖杯の存在については信じて良いのだろう…今回の物が本物であるなら、だが
        他に、見かけた幾人かのサーヴァントについても、過去この地で冒険者などとして活躍がないか調べてみたのだが…
        -- 2011-10-05 (水) 20:56:29
      • 情報戦は情報戦で難儀なものでござるがー、拙者の領分にござらんし。頑張るでござるよ主殿
        …ああ、それは事実のようですな(一瞬、僅かに眉を潜めたがすぐに戻った) 真贋を見極めるにしても…辿りつかねば分かりませんでしょうなぁ
        ふむ。結果は?
        -- 2011-10-05 (水) 21:06:37
      • 驚く事に一人だけ目星がつけられた
        黄金歴100年代から50年ほどの永きに渡り、裸の女王がこの街にいた事があると言う記録があってだな
        豪奢な金髪に神々しい裸身、不老不死で、50年以上の永きにわたりその姿を保ち続けた…これであのサーヴァントと違っていたら何の冗談だ
        残念ながら伝承として見つけられた(見た目のキーワード3個ほどで検索ヒットした)のは一人だけだったが… 他のサーヴァントの正体なども、慎重に偵察すれば見極められるかもしれん
        -- 2011-10-05 (水) 21:13:34
      • …ほう(目を丸くする。調査能力は中々のモノなのではなかろうか)
        …ふむ、150年代なら拙者生きておりましたが知らんでござるなぁ…
        …不老不死。そんなものがおるのでござるか……まあ、大きな一つの前進ですな
        問題は、対戦相手がどうかわからんという辺りでござる
        -- 2011-10-05 (水) 21:28:23
      • そう言えば、お前縁の品を見出した屋敷のお家騒動は150年代とあったか… まぁ冒険者は星の数ほどいるからな。冒険者としての晩年は静かな物だったのかもしれないし、良く似た別人の可能性もあるか
        …あぁ、これが対戦相手とは限らんのはその通りだ。だが、いずれ対戦相手となるかもしれないし、目を盗んでの私闘もありえるかもしれん
        資料にばかり目を向けている訳にはいかんが、今後も折を見て調べる事にはする …中にはアタリもあるかも知れんしな
        我の方からはこのくらいと思うが…そちらでは何かあったかね
        -- 2011-10-05 (水) 21:52:46
      • はぁ、懐かしい話でござるな……拙者の話を探したりはしましたかな?
        女王であるというのが本当ならばアサシン染みた真似はせんと思うでござるし、死闘はそうそうなさそうだと思いますが…ああ、令呪があるでござるが
        ではそちらはお任せ致す。霊体化して護衛するので安心して調べ物して下され。逆に一人で行くなら気をつける様に
        拙者でござるか…遺跡に潜った時に居た者を除くと…何人かと軽く話したりの交流はしましたが、有益な情報は…要注意のサーヴァントと、別口でマスターとサーヴァントの組み合わせが一つ分かったくらいでござる
        -- 2011-10-05 (水) 22:06:16
      • …物のついでで一応、な。あそこの一員と言うことが判ればすぐだった、外で洩らさんように気をつけた方が良いだろう…今更言うまでもないか
        組み合わせが分かるのはありがたいな。マスター同士の名が公表される以上、主従の判明は対策にも繋がる。それと…要注意、か?セイバーであるお前が言うのだから本当に要注意なのだろうが…どいつだ?
        -- 2011-10-05 (水) 22:33:14
      • なるほど。ま、拙者気にせんでござるよ。気になるなら調べればよろしいし、疑問があれば答えましょう
        うむ、ただマスターの名前を把握したわけではないので容姿でしか説明できないのでござるが…(ラヴィニアとバフーンの容姿を説明する) …ふむ、主殿はこの辺りの出身ですかな? 拙者の勘が間違って無ければ…サーヴァントに魔王が紛れこんでいるでござる
        -- 2011-10-05 (水) 22:42:23
      • ふむ、気になる事もあるが一先ずは…(説明される容姿をメモに書きとめながら) 少女、と。多いな少女、知る限りでも3人目だ…まるでダメに見えるオヤジ?
        サーヴァントとして現れているからには、相応の力を持つはずだが…昼行灯だとしたら、喰えん奴かもしれん
        と…すまない、我は生まれがこの辺りではなくてな。伝承などはそれほど詳しくないのだが…魔王、だと? 人ならざる者がサーヴァントとして紛れ込んでいると…一体、どいつが
        -- 2011-10-05 (水) 23:02:22
      • 主殿も少女って感じでござりますしなー(このサーヴァントからすれば) とにかく冴えない感じの(失礼)
        策士タイプやもしれませんな。掴みどころがないタイプは往々にして知恵が回るでござる
        ふむ、この辺りや一部地域では有名な伝承でござるが…矛盾の魔王というものです。資料室に冒険者以外の資料があるなら容易く調べられるかと。ただ、生前力を借りたサーヴァントなのかもしれんでござるし、本体という事はないでござろうが
        -- 2011-10-05 (水) 23:09:35
      • …っ!? い、いや、我はもうそんな歳ではないだろう。確かに50年以上前に生まれた方から見ればそうかも知れんが…えぇい!私の外見の話はおいといて、だ!
        (大きく咳払い)先日調べたのは冒険者が主だったからな…調査項目として覚えておく。しかし魔王、か…真偽や正体はさておき、伝承になる程であれば実際に強大な力を持っているのだろう。当人の断片にせよ、その力を借りたサーヴァントにせよ…なるほど、確かに注意しておく必要があるな
        …しかし、どうしてそんな事が分かったのだ? 勘だけで分かるほど禍々しかったとでも言うのか
        -- 2011-10-05 (水) 23:23:17
      • 歳を聞いたりはしないでござるが。立派に娘っこでござるよ(からから笑う)
        うむ、まあ対戦相手ではないでござるし片手間にでも。うむ…とかく厄介な相手でござるよ…人間にとっては特に
        何、生前一戦やらかした事がありましてな
        -- 2011-10-05 (水) 23:38:11
      • からかうのはその辺でやめたまえよ…(片手を口元にあてつつ、従者の顔を見ないようにしながら)
        ほぅ…うむ、では勝ち残り、立ちはだかる壁となる可能性は大いにあるな。調べておかねばな
        ……魔王と?それはなんと…お前は本当に強い剣士だったのだな。そう言えば生前の死体は発見されていないという記録だったが…まさか、お前の命を奪ったのが?
        -- 2011-10-06 (木) 00:05:21
      • かかか。ではまた今度
        案外あっさりやられるかもしれませぬがな。本気でない公算もありますし
        いやいや、拙者一人で戦ったわけでもなし。倒したわけでもなし、未熟でござったよ…ふむ? それはまた違うでござるよ…さて。そろそろ鍛錬の時間でござ主殿、着替えて準備を(と部屋を一端出る。すぐ外にいるのだが)
        -- 2011-10-06 (木) 00:09:47
  • 発情薬が振り撒かれた -- 2011-10-04 (火) 16:33:03
    • 教会とやらの警備も大した物だな(マスクをして換気しながら) -- 2011-10-04 (火) 18:57:59
      • いやはやどこにでも撒かれるんでござるなぁ、発情薬 -- 2011-10-04 (火) 19:56:38
  • (集会場での説明後)事前説明の確認と念押し…と言ったところか。胡散臭くないと言えば嘘になるが…ともあれ、これで明日からでも迷宮へ挑めると言う事か
    ……何やら、こう…型どおりに事が進められてる気がするのだが(釈然としない表情で、部屋に置いてある果物を齧る)
    -- 2011-10-02 (日) 22:57:44
    • ふむふむ(紅蓮の齧る果物は異様に綺麗に剥かれている。何を隠そうそれを向いたのはこのサーヴァント)
      (桂剥きの如く細く長くリンゴの皮を一本のまま斬り、剥いていく。使っているのは短刀だ)
      教会には教会の思惑があると見て間違いないでござる。少なくとも聖杯の真偽確認以外にも何か目的はあるのでござろう
      此度の儀が型どおりのようだとするならそれは教会の意思か聖杯の意思か…まあ、それはまだ見えんでござろう。それより重要な事があるでござろう?(しゃりしゃりしゃり。果物を剥く…否。斬る音が響く)
      -- 2011-10-02 (日) 23:02:24
      • ここで我がぼやいてもやる事は変わらんし、な(咀嚼し、飲み込む。目線は従者の手元に)
        …うむ、いくつか聞いておきたい事はある。例えば…互いに出来る事、出来ない事など
        真名を明かせなどと言うつもりはないが、これから戦争を行うに当たり、我らは互いを知らなすぎると思うのだが
        -- 2011-10-02 (日) 23:30:03
      • (食べ終わったと見れば剥き終わったリンゴを紅蓮に向けて投げる。放物線を描くそれが紅蓮の両手に収まり)
        なるほどなるほど
        無名故明かしても構わんでござるがね。主殿はやはりなってないようで、わかっとらんござるなぁ(ヒュ、という音に続き投げつけられる短刀)
        (紅蓮の両手にあるリンゴの中央を貫き、衝撃で持ちあがった両手と紅蓮の眼前に切先を覗かせる短刀)
        剣の英霊が問おう。汝、聖杯に何を望むか
        -- 2011-10-02 (日) 23:34:22
      • …何? ―――ッ!?(突きつけられた刃の先で、驚きに見開かれた瞳が一瞬 揺れる)
        (なってない、わかっていない――この英霊の言う通りなのだ。この戦いに臨むには、この主の意思も、決意も、理解も、あまりに薄い。洩れ出る不平不満は、不安と虚勢の表れ)
        (揺れるは一瞬。直に強い――恐らくはこれも虚勢の―― 怒りの表情で従者を睨み返し、叫ぶ)我が望むは…力だ。我が失った…いや、失った以上の!世の理をも打ち破れる、圧倒的な力を!
        -- 2011-10-02 (日) 23:59:22
      • (虚勢を張っているのは見ずとも分かる。どうもこの主、見た目と話方にそぐわず幼いようで。怒りの顔も子犬にじゃれつかれた程度にしか感じない)
        (だがまぁ、命の危機に晒されても虚勢を張れる部分は、まあギリギリの及第点かと納得しておく)
        失った力を取り戻す、と。よろしい、努、忘れるなかれ。最初の願いを踏み外していれば、どこにも辿りつけぬと(弱い主の諭す様に告げた)
        じゃ、方針の話に移るでござるかな。拙者セイバー故に正面対決なら誰とぶつけて貰っても構わぬでござるよ、その分絡め手には期待するのが間違いでござる。して、主殿の特技は?
        -- 2011-10-03 (月) 00:07:13
      • …っ、あぁ…もう忘れん 「これ」は私のものだ(大きく息を吐き、前を見て頷く。虚ではない、本心からの表情)
        …我の技は光。光を生み出す事、闇に閉ざす事、見えざる像を映し出すこと… お前と逆。騙し、誤魔化し、脇腹を突く。光で「焼く」事もできるが、基本的に力はない
        他に、ごく僅かながら過去見もできる。が…これも正面から当たる技とは程遠い …つまり、存分に頼りにさせてもらう事になる
        -- 2011-10-03 (月) 00:31:45
      • うむ(これ、というのが気になるが。一体なんであろうか…)
        …ふむ。幻やまやかしの類でござるかな。己の弱点が分かっているのは結構、サーヴァントと戦おう等とは思わない事でござるよ
        …過去視でござるか? それはまた凄いでござるなぁ。遡れる程度によりますが。うむ、頼られるがよい。次は打つ手の種類の話に行くでござるかな
        主殿、勝利のためならどこまで出来るタイプでござるかな。闇打ち上等なのか、正々堂々決闘しかしたくないのか。その辺りは?
        -- 2011-10-03 (月) 00:39:48
      • 解っている。我がサーヴァントと直接相対する事があれば、即ち敗北。迷宮で何かあっても、基本的には守りを考えて動く
        過去視の方だが、数十年程度なら視られるはずだ。もっとも、遠い事象を視るには時間もかかり、その間は他に力(現界の維持)を回せぬ。多用はできないと思ってくれ
        (どこまで の言葉に、表情が沈む)……全力だ。何でもやるさ、闇討ち、監視者を欺き、寝首を掻く。ここは戦場、勝ち抜くために相手も最善を尽くして来るだろう。それに対するならば当然の行為だ―――それに対するなら
        -- 2011-10-03 (月) 20:06:26
      • その通り。しかし、アサシンやらがおる事を考えると…一撃くらいは回避して欲しいものでござるな。体術の心得は?(無いと分かっているが)
        …ふむ。敵の正体を知るのに使えそうでござるが…中々に使用条件が厳しい。奥の手と考えましょう
        ほう(ふむ、と沈んだ顔を見て笑い)つまり、正々堂々来る相手には正道にて迎え討ちたいと? …主殿、基本的には誰も欺きたくないと思ってござらんか?(責めるまでもなく、問う)
        ああそれと、監視者…教会については既にこちらを謀るってこざろう。油断、情報の鵜呑み、いずれもせぬように
        -- 2011-10-03 (月) 20:13:54
      • 小物相手であればこれで殴り倒す事もある、程度だ(常に傍らにある杖に目をやり) 格別に劣っているとも思わんが、本物の相手は長く持たんだろうな
        (問われれば、また少し考え)…あるいは、こんな事を考える自分を正当化させたいだけかも知れんな
        あぁ、監視者には気をつけよう。ここにいる限り奴らの腹の中も同じ、先の説明も嘘ではなくとも事実の全てでは無かろうし
        -- 2011-10-03 (月) 22:04:05
      • ふむ、まあ素人以上近接戦を訓練した兵士以下と言った所でござるな。よろしい、その辺りは後日なんとかするでござるよ
        まあ。いずれにせよ主殿は「いかなる手段を用いても聖杯が欲しい」とは言わなんだ。つまり、聖杯への欲求もそのレベルなのでござろう、ならば半端な覚悟で悪事に走る事もありますまい、情報戦からともかく始めなされ
        それ以前に不自然な事だらけでござるよ。教会の思惑が読めぬでござるなぁ…
        -- 2011-10-03 (月) 22:07:59
  • (聖杯戦争の参加者に割り当てられた個室に戻って来る。男女だろうがなんだろうが同じ部屋、らしい)
    やや、中々に面白い時代、施設でござるなぁ(扉が開くとそんな第一声を放つ)
    -- 2011-10-02 (日) 00:20:59
    • 我が読んだ文献では、ここまで至れり尽くせりと言う話ではなかったな
      参加者同士、生き馬の目を抜くような戦略を繰り広げるものだと(ぱたん、と 読んでいた本を閉じ、顔を向ける) …そう書いてあるのだが。どうも少々趣が違うらしい
      …お前が生きていた時代とも大分変わっているのか?
      -- 2011-10-02 (日) 00:27:07
      • ふむん
        今回の物は少し特別のようでござるな? まあ、どの道殺し合いになるのは変わらんでござろう?
        町並みはまだ分からんでござる。これから出て見ないとでござる
        ああ、そうでござる。商人殿から西方風の服を買ったので主殿が金を払っておいてほしいでござるよー
        (荷物を置けば、マジかTシャツに黒いズボン、小袖である)
        -- 2011-10-02 (日) 00:32:13
      • まぁ元々が攻略本通りに進むものでもあるまい。お前の言う通り、結局は殺し合いをする事になるのだろう……
        (そこまで言い、相手の格好に気付いて脱力)……おい、何だその…マニアショップか観光地にでも売ってそうな格好は! しかも人のツケでなど何を考えて…! ……ったく、だが施設の商人といざこざを起こす訳にもいかんか。おい…幾らだ
        -- 2011-10-02 (日) 00:45:10
      • そんなものでは戦争とは呼ばれんでござろう。遺跡の探索も行かねばなりますまいなー、斬れる物が多ければいいんでござるが
        まにあしょっぷ? 本当はこのTシャツはいらんのでござるよ(脱ぐとTシャツをポンと紅蓮に投げた) Yシャツが欲しかったのでござるがー。仕方ないでござろう、拙者、持ち合わせなどござらんし
        ああ、額は本人に聞いてくだされ(にこり)
        -- 2011-10-02 (日) 00:51:12
      • 我に払いに行けと?(シャツを広げ、げんなりした表情) …お前が買ったものだろう、服代くらいは出してやるから自分で行け
        しかし、そのために集まっているとは言え…戦争に専念させるための利便…などと、考えてみればぞっとせん施設だな、ここは
        …あぁ、折を見て探索も始める。斬れる者を与えんと、そのうち我の首を狙い出しそうだからな、お前
        -- 2011-10-02 (日) 01:07:03
      • ふむ、一応アレもサーヴァントらしかったですし主殿では不安ですな。では(さりげなく爆弾発言をしつつ手を出す。金を出せと言いたいらしい)
        ま、教会とかいうのにも狙いがあるのでござろう。ここまで用意する利というものが
        うむ。ですがその前に街中に行ってYシャツと小物を買いたいでござるよ。ははは。主殿を斬れば即消滅は必定、拙者バーサーカーにはござらんぞ?
        -- 2011-10-02 (日) 01:10:30
      • (頭が痛そうに額に手を当て)…何だ、どうも本当に毛色が違うらしいな、今回は。英霊の商人だと…何の冗談が顕現したのだか(読んでいた本をベッドに放り投げ)
        節度のあるサーヴァントを得て、涙が出るほど幸せだよ(溜息一つ、金貨袋を手渡し) 今日はもう暮れている…街に出るなら明日としよう …英霊が服を欲しがるとは知らなかったが
        -- 2011-10-02 (日) 01:23:03
      • 拙者、このような儀に呼び出されたのは初めてでござるから違いが分かりませぬなぁ。魔王らしきモノまで居りますしこの程度で驚いていては疲れるでござるよ?
        (受け取り、頷く)うむ、ではそのように。何、着ている物が随分古かったので全盛期の格好にしたかっただけでござるよ。さて、では代金を払ってくるでござるー(と部屋を出ていくのであった)
        -- 2011-10-02 (日) 01:26:03
  • 作ったでござる -- 2011-10-01 (土) 23:53:19
    • 大丈夫かな…うむ -- 2011-10-01 (土) 23:58:56

Last-modified: 2011-10-21 Fri 21:51:53 JST (4561d)