冒険者/RE0014
- よし、これでいいな。今日から念願叶ってここが俺の城じゃああい！（おんぼろ事務所を前にして叫んでいる） --
- おっちゃんおっちゃん一国一城の主はめでたい思うねんけど、登録IDめっちゃ古ない？ -- テオ
- さぁてなんのことやら（ぷひゅーぷひゅーと下手な口笛拭いて誤魔化す）もう勘弁してよ、しょっぱなからすごい、もうすごいよ！一歩目から足ぐねっちゃったよおじさんはもう立ち直れないよ…… --
- おっちゃん元気出しぃな、見てへん見てへんだぁれも見てへん、な？飴ちゃんおあがり？足のぐねりにはよう効くで？さんまちゃんもいうとったで？ -- テオ
- ありがてぇ……人の優しみが胸に沁みる……年だから涙腺にも来る奴だわこれ。坊主のくせにオカン属性みたいなの持ちやがってちくしょう……年上の余裕なんて最早ねぇな！！ --
- せやかてこれなー、僕もオカンになるしかないやつやん？足のぐねりの前には万人は平等やって独立宣言にも書いてあるで。
見せてくれてもええねんで？年上らしいとこ。おっちゃんの懐の深さが試されるところやで。深さっていうか……豊かさっていうか……（その辺にある露店の屋台をちらっちら見る） -- テオ
- おじさんはね、今事務所を借りてその一月分の家賃を入れてしまった現時点で文無しなんだよね。おじさんは宵越しの金を持たないのが社会の掟だからね。
しかしまだこいつがある（出てくる銅貨）見てろ、俺の勇姿を……！！（その後、めっちゃ値切ろうとしてめっちゃ怒られて呆れられながら露店の屋台からたこ焼きを買ってきた） --
- おっちゃん……（ほろり）
世知辛い世の中の味がするわ。涙のしょっぱさやで……（もぐもぐはふはふ）うまっ -- テオ
- 男はそうやって強くなる、強くなるんだ…（挽回できたな……！と内心ほくそ笑みながらちゃっかり貰った自分の分を食べる）うまっ！ --
- （うまうま食べ終わって）ごっそさん！（手を合わせる）やっぱりたこ焼きはソウルやわ。おっちゃんの男気伝わってきたわ……。
僕テオゆうてただの農家崩れやけども、何かあったら頼ってな。世の中助け合いやで。たこ焼きの分は働くよって。（頭を掻いて）ほなまた！ -- テオ
- よかった……（よかった……）おじさんはそれだけでなんだか救われた気になる
俺はエドワード、ここの事務所で何でも屋ぁやってんだ。お前の頼みなら半額……４割…３割引きで請け負おうじゃねぇか、それじゃあなテオ。めっちゃ助かった！！ --
- いやぁ、無事に見つかったおかげで凄い報酬頂いちゃってよかった、おまけにこいつもあるし今夜は大盤振る舞いといけそうだ（報告しなかった分の薬草が入った袋を見てにんまりしながら） --
- エドワードはゾンビ討伐依頼を受けた。
冒険成功！
筋力が5上がった！
耐久が7上がった！
敏捷が9上がった！
器用が2上がった！
知力が5上がった！
魔力が10上がった！
感応が7上がった！
幸運が2上がった！
素晴らしいロングスピアを手に入れた！
報酬として金貨2000枚を受け取った！ --
- なんでも屋…なぁ…？（ぼろーい事務所にかかった看板を見てうーんと唸るＪＫ、はてさてどうしようかと悩んでいるふう） -- JK
- （重くなった財布を懐にしまいつつにんまり）ふふふ、槍結構高く売れたなぁおい。こういうとこで稼ぎを出しちまうのが出来る男ってぇやつだよなぁ
っとぉ、ありゃあ……（悩める少女の後姿を見つける。しかもその前には自分のぼろ屋もとい店があった）
そこなお嬢ちゃん、悩める顔してどうしたよ。何かいい事でもあったかな？ --
- ええ事あったらなんでも屋の看板なんて見ぃへんのとちゃう？（うぃっとに富んだ会話っちゅうやつ、お姉ちゃん嫌いやないで！とハーフボイルド感の漂うおっちゃんににっこり笑う）
なあなあおっちゃん、なんでも屋ーいうたらぁ…人探しもできるん？（まずは業務内容を確認といく） -- JK
- なぁに、挨拶代りみたいなもんだよお嬢ちゃん。それに、誰かが困ってる案件に対して答えを提示するのが何でも屋だ。それを見つけたのなら、いい事あったと言ってもいいんでないの？（と言っても、それはおじさんの腕次第だけどさ。と、こちらも口元に笑みを浮かべ、というか口元しか見えない）
もちろんだ、というかそういうなんか探す云々かんぬんはもうおじさんとこにはわんさか来るって―感じよ。まぁこの街来てからも犬だの猫だの何匹探して引っかかれたことか…… --
- せやな！おっちゃんの懐もあったかくなってみんなハッピーってなわけやし？（まあそれも出来高ってヤツかもしれんけど？と指で円をつくりマネーのマークだよ）
信頼と実績やわ（激戦の記憶を語るおっちゃんをひややかに見るＪＫ）
でな？探してほしいのんはお姉ちゃんの弟なんやけどぉ…（ＪＫの語るところによると年は14で身長170�僂曚匹両�年で、いまどき冗談のようなビン底メガネをかけていて真っ白な髪の毛と真っ赤な瞳が特徴だという）
まあアレやな！見つからんなら見つからんでええし！（依頼しておいて結果オーライ的なことを言い出すあたり弟のことをあまり心配していさそうである） -- JK
- そういうことそういうこと、おじさんハッピーエンド大好きだからね。いい商売だよほんと（もちろんこれもなたんまりあると尚よし！と同じマークを指で作る）
なんだよー！ おじさんめっちゃ頑張ったんだぞー！ もうここいらの界隈のペットの救世主の称号貰ってもいいくらいにはなー！ 他にもベビーシッターとか屋根の修繕とか色々してるんだぞおじさん！！
ふぅ、さて脱線どころか話が脱落してしまったけども話を戻すか。ほうほう……（ポケットからメモ帳を取り出して特徴を書き留めていく）
おいおいおい、探すの頼んでる割にはだいぶあっけらかんとしてるじゃねーの。つーか何かい？ 家出とかそういう思春期的なアレなわけか？ --
- ｲｴｰｲ！（ハイタッチ！お金に正直なタイプは逆に信用できるなんて言うＪＫ）
あらまー…せやったらいつどこにお嫁行っても大丈夫やな！（主夫力！いま男子に求められる力！なんていうあまり家庭のことは得意じゃない系ＪＫ）
んー…簡単に言うと…迷子？（ＪＫの話によると「こっちに来る途中どっかに行った」らしくあっという間の出来事だったらしい）
まーどこぞで溺れ死にでもせん限りは生きとるやろ…みたいな？（弟は超のつくカナヅチだが図々しく図太い性格のためたとえ絶海の孤島でも生きるには困らんだろうなんて話…）
っちゅーわけでほなな！お姉ちゃんそこの酒場ちかくの宿におるからなんや解ったら教えてや！（と、手を振ってその場を後にする…） -- JK
- ｲｴｰｲ！！（若者のノリにもついていくおじさん力）
そうだね……まぁおじさんも一人で随分長いこと生きてきたからね……大抵の事できる……嫁になれる……（寂しそうなおじさんが一人、そこにいた）
迷子っていうのもだいぶあれだが、しかし割と生存力に関しては絶大の信頼を得てる感が凄いコメント！ まぁなんとか探してみるか、こういうのも慣れっこだし任しておけよ。（メモ帳に情報を全て書き、閉じて胸のポケットにしまう）
ああ、まぁ期待して待っていろよ。おじさんの本気見せてやろう（そう言ってＪＫに手を振って返す）……ふぅ、さて、どうするかね。まぁ聞き込みからだよな、今月は冒険の方がしょぼかったしなんとかするか！（そう言って荷物を事務所に置くと再び街へと歩き出した） --
- …ふむ。ここか。さぁて何でも屋とやら、どの程度何でもかね…もしもーし？（ぼろ屋のこれまたぼろいドアを軽くノックノック） -- クロト
- うぇーす、なんだぁ元気いいねぇ（金切り声みたいな音と共に扉が開き中からほぼほぼ顔の視認がし辛い男が出てくる）まずは、新聞宗教お断り時事ネタは井戸端で済むし何かを信じるほど信心深い性質じゃあないときた。
初対面で不躾な文句から入ったが、そこそこ多くってねこういう手合いが。顔見りゃわかるが様式美ってやつだ。ようこそ何でも屋へ。店名はまだないが、歓迎するぞ若者 --
- そいつは重畳。ご高説を語る口は滑らかな癖に救いを提供する手は鈍い神様なんてのは俺も信じてない口でね。ま、うちの田舎の神さんはもちっとマシだが。
（肩を竦めそう言ったが男の表情が見えづらいことよりもその服自体が気になったようで）……別に服で仕事する訳じゃねーだろうが、随分とビビットなセンスだなオイ。…入っても？（などと軽口を叩きつつ視線で問う） -- クロト
- そいつは気が合う事で。この手で触れられるもの以外は信じようがねぇ。
そう言われてもな、広告打つ金もない。なら自分自身が広告代わりに派手でいる必要があるってだけだよ。わかりやすいだろう？（おどけたような口振りで返す。その言葉に嘘はないが全てを語っている様子でもない）
どうぞ、小汚いとこで申し訳ないが男やもめな事務所で秘書すらいやしない。なので、そこら辺は勘弁してもらいたい(扉を開けてすぐにあったソファを指差す。二脚のソファーとその間に挟まれたテーブル。どうやらそこが仕事で使う応接間代わりのようだ) --
- なるほど確かに分かり易い。その背広があんた自身って訳だ。にしても…ちっとおっさんの歳なら落ち着きが欲しいとこだな（たぶん俺よりかはだいぶ上だろ？と苦笑しつつ男の風貌を眺め）
それじゃ失礼するぜ（部屋に入れば何はともあれソファへ腰掛ける。そして部屋をぐるりと見回し）ノープロブレム。こういう所のが俺も落ち着いてな。ピッカピカに磨かれた床なんぞ居心地が悪い。
…さて、俺はクロト…、寝ぼけ眼のクロトだ。何でも屋のおっさんに仕事を頼みたくてな（と、そこまで言って間を置き）…まずはおっさんに一つ質問だ。何でも屋に守秘義務はあるかい？（冗談めかしてそう言う） -- クロト
- だいぶこれでも落ち着いたんだがなぁ、まぁおじさんこれが一張羅で変えるつもりも毛頭ないからね。割り切ってもらいたいところだ、こういう人間だってな
いやできれば俺はピッカピカがいいんだけどな。どういうわけか掃除した次の日には戻ってやがる。いやはやものぐさという呪いは大したものということだ（そう言ってコーヒーカップを二つ持ってクロトの対面に座る）
おっさん呼ばわりは特に気にしないが、ここは俺も名乗っておこう。俺はエドワード、縮めてもいいしそのままでも構わない。お前みたいな二つ名はぼんくらだのろくでなしだのしかないから、名乗るほどのものはないな。（つらつらと言葉を繋ぎ）そりゃあ仕事上色々あるからな。口は回るが必要以上の事をぺらぺら喋るようなことはしねぇ。もっとも、依頼人が悪党ならその限りでもねぇけどな --
- おっさん自活能力ねぇな！そんなんで掃除の依頼とか来たらどうすんだ…。家具壊しましたじゃシャレになんねぇだろ（少々不安になったが、まぁ自分の依頼には関係ないかと気を取り直し）
ふむ、それじゃあエドでいいか。短い方が面倒がなくていい。人生何事も苦労が無ぇのが大事だ（そうして、問いに対するエドの返答に満足気にし、コーヒーを一口にした）
そいつは頼もしい限り。あんま俺からの依頼はおおっぴらに話せる話じゃなくてな…（そうしてクロトは自分が酒場の用心棒をやっていること、その酒場では各種依頼を提供していることを手短に話し）
それが最近、依頼を受けた冒険者からのクレームが多くなってる。話を聞くに…どうも…偽の依頼が紛れ込んでるみてぇなんだわ（ぼやくように言う。その口ぶりは多少疲れている様子だ） -- クロト
- そうだ、洒落にならない事になる。言われるまでもねぇな！（どうやらそういうことも何回かあったようだ）
そうしてくれクロト。しかしそういう考えも、共感できなくもないな。面倒事は少ないに限る（だけどそうなるとおまんま食い上げなんだけどな、と嘯きながら）
ふーん、そいつはなんともきな臭くなってきやがったもんだな……（そうか酒場の……そう言えば見た事あるな、そう言ってコーヒーを啜り）
ふん、お前さんの口振りから察するにその件数も相当なようだな。それで、そっちはどこまで突きとめてるわけだ？ --
- ああ、依頼自体の信用度はともかくとしてその内容がまったくの別物となりゃ酒場の沽券に関わるからな。…だから、この話自体も広まってもらっちゃ困るのさ。
（問われれば、懐からファイリングされた依頼書の束を取り出しテーブルへ置く。それは貴族護衛依頼であり、盗賊討伐依頼であり、薬草採取依頼であり）
これはどれもその内容が真っ赤な嘘っぱちだった依頼だ。例えば…（炭鉱捜索依頼、と書かれた依頼書を差し）こいつは炭鉱の鉱脈を見つけさせる依頼だが（とんとん、と苛立つように指で叩き）
後から調べた所この洞窟は過去に既に石炭が枯れてたことが分かってる。それだけならまだいいんだが…この依頼を受けた冒険者のパーティは奥に閉じ込められ、何者かに襲われたそうだ。
死人こそ出なかったが高価な装備や金は全て強奪。襲撃者は用意周到に身元を隠してやがって誰だか分かりゃしねぇ（ふう、とため息を付き）…全てじゃねぇが、そうやって身ぐるみ剥がされた奴らが何人も居る。 -- クロト
- この問題自体が明るみに出る事、それ自体がまずいわけだ……そりゃあ守秘義務についても訊ねたくもなる。仕方ねぇ話さ（先程までの軽妙な口調とは裏腹に、その声音には緊張感がのっている）
こりゃ頭抱えるわけだな（出てきた紙束に思わずしかめ面になる。なんとも事態は深刻化しようとしていたのだ）
ほう…（何者かに襲われた、の部分で雰囲気は一瞬剣呑なものに変わる。が、それも一瞬で）どうにもこうにも、再び訪れた時代の中でも悪党どもは悪びれなく動いてくれるなほんと。とはいえ、やり過ぎだけどな。こればっかりはほんと、いかんせんやり過ぎだぜ…… --
- まったくだ。それに手口がいけ好かねぇ。何の罪もねぇ健全な酒場まで巻き込みやがってよ（本当の所、完全に健全だとはとても言い難いのだがそこは伏せ）
（殺さなかったのは事を大事にしたくなかったから、襲撃が無かった偽依頼は本命を絞らせないブラフだろう、と店主と捻り出した考えを合わせて述べ）
…だが、ここまでだ。依頼書の筆跡は統一感無し、依頼書自体も無関係のやつを使って提出されててそっちからも追うのもキツい。
一応俺も腕に覚えはあるつもりだがこういうのは苦手でね…そこで噂に聞いた何でも屋に頼んでみるかって事になった訳だ（そこまで言って、コーヒーを飲み干して空にし）
……エドに頼みたいのは犯人、もしくは犯人グループの正体を突き止めること。…もちろん、危険な仕事だ。報酬は弾む（エドの顔を見つめる。見えないその奥を見通すように） -- クロト
- はっは、まぁそういう事にしといてやろう。（酒場自体が健全ではないのはよく知っている。だがまぁ、それも込みで）ある意味、健全に違いないのは確かだ（あの無作法過ぎる世界にもルールがあり、今回のはそのルールを破るものだった）
そこそこ、頭のまわる奴がどうやらバックについてるようだな。厄介な事この上ないな。（面倒くさいのは嫌いだが、どうにも面倒臭い事になってきやがった……と顎髭を擦りながら）
どんな噂が流れてるのかが気になるとこだけどな（果たしてそれはベビーシッターやら人探しなのか、それとも……）まぁなんにせよ依頼が入るのはいいことだ。用件としてはとても好みなものだしな。俺好みだ
……なぁ、お前の用心棒としての基本給。日当はいくらだ。報酬なんざ弾まなくっていいさ。俺は臨時の用心棒、お前さんが表からで俺が裏から奴らをふん捕まえる。
つまりはなんのことはねぇ、断る理由もねぇ。クロト、このご機嫌な場所にはびこるどうにもクソったれな連中に教えてやろうぜ。この街の流儀って奴を（にやり、と口元に笑みを浮かべる） --
- ああ、どうにも計画的だ。個人でやってるには規模が大きいし手間もかかりすぎる…恐らくは集団なんだとは思うがなにせ手がかりが薄い。
…そりゃあもうとても有能でご近所のマダムに大層評判だったぜ？（実際割と良い話をよく聞いたのだが、それ以上にこの男には嗅覚がある、と感じたのだ）
あん？俺の給料なんて大したもんじゃねぇよ。俺も本業の邪魔になるし…気に食わねぇだけだ。それにまぁ、報酬は酒場からも出るが…いいぜ、やってやろうじゃねぇか。
はっは！言うねぇエド！それじゃここが自分の庭だって思い込んでるウスノロ共に手痛い勉強料を払わせてやるか！（交渉成立。エドの自信溢れる笑みに同じような獰猛な笑みを返し）
（やはりこの男には嗅覚があるのだ。悪という病巣が放つ、腐臭を嗅ぎ分ける嗅覚が）…うし、それじゃ今日の所はお暇させてもらうわ。方法や細かい所は任せる。…頼りにしてるぜ？（手を振り店を去っていった） -- クロト
- そうでしょうとも……まったく、宣伝効果はバツグンだよ（がりがりと頭を掻いて。どちらにしろ、この男がやっていることは表になっていること以外はわかりようがない）
いやいや、つまりはお前の用心棒代と一緒でいいってことだ。大枚もらうわけにもいくめぇ、ただ元の酒場に戻すだけなんだからな（ぐっ、と拳を前に出してクロトの胸をどんと突く）
任しときな青少年、まぁ荒事にはなるが……きっちりかっちり落とし前をつけさせてもらうように準備させてもらうとするぜ（店を去るクロトに任せろよと、見送り）さぁて、それじゃあこの街での初悪党退治だ……気張っていくとしますかね --
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