名簿/451916

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  • まぁそういうワケで来月も一緒なのだ(地面の弾痕ほじくりながら) -- ビャク 2011-10-28 (金) 22:39:22
  • (屋敷の前で物凄い堂々とリボルバーを出して一発一発弾丸を込める青年)
    よし、殺るか。殺られねばならぬ気がするのだ…! 三千代の家にいく時間を割いても…! -- ソーマ 2011-10-27 (木) 21:34:01
    • ん〜いい朝だ、こんな日は何か新しい物語が始まりそうな予感。
      (扉を開けたところでリボルバーを触る青年を発見。すぐさま扉を閉める)
      ……夢か。
      -- ガゼット 2011-10-27 (木) 21:54:32
      • よし(チャキ)
        (撃とうとしたら締まった)
        3! 2! 0!(ドン)
        (邸前の地面に穴が開いたよ。やったね!) -- ソーマ 2011-10-27 (木) 21:57:28
      • (安全を確認して出て来た)てめえそれが数年ぶりの再会をした親友に対する振る舞いか!
        お前の恋人に彼氏の躾がなってないなって告げ口するぞ!
        ミナト塩だ、塩を持ってこい!
        -- ガゼット 2011-10-27 (木) 22:10:51
      • 親友であろうと秘密を知られたからには生かしてはおけない…それが運命だ…(弾丸抜いてからリボルバー向けてガチガチトリガー引く)
        躾されてないし! ミナトも居るのか、ならばその前に決着をつける…!
        で、聖杯だかなんだかんだやってたみたいだが生きてたんだなお前。元気そうじゃないか(目に力がある、と単純にそう思い) -- ソーマ 2011-10-27 (木) 22:14:44
      • ククク、既にその情報はリサッカへ拡散済みよ! 今頃はBAR Alberichで話のタネになっていることだろう!
        いなけりゃ朝の買い物か俺の部屋のベッドで寝てるよ(優越感)
        ああ負けたよ。ヒューイのバカにしてやられた。本体見つけたら超粘着してやる。(表面上の態度は以前と同じ。しかし瞳に宿る炎は、以前までのものとは明らかに異なっている)
        -- ガゼット 2011-10-27 (木) 22:20:41
      • (リボルバーに弾丸詰め直しながら)やっぱり殺そう、一番ネタになる場所に流してんじゃねーかー!! 同窓会第二回までに忘れ去られてますように…
        ふーん、まあ出てきたら挨拶してこ…ん? お前のベッド…うわ、メイドにベッド取られてるご主人とかだせえな…(一緒に寝たとかいう発想に辿りつかない)
        …負けたのか。どっかの旅空じゃないのかね、本物は。やっぱなんか変わったな。新しい研究の目標でも見つかったか? -- ソーマ 2011-10-27 (木) 22:26:26
      • 同窓会セカンドとか開催されるのかよ、随分失踪者も増えてるんじゃねーの。
        この期に及んでそんな台詞が出てくるとはやはり童貞……。(当然寝てないしこちらも童貞のまま)
        仕方ねえよ。あの時の俺が弱かっただけだ。(少々表情を不機嫌に変えて)
        もう芽の出ない研究は辞める。俺は好きに生きてやるのさ。
        -- ガゼット 2011-10-27 (木) 22:44:15
      • また学校復活でも無い限りないだろうなー。失踪者言うな失踪者
        彼女と合意があればいつでも捨てられる余裕のある童貞と言って貰おうか…(ただし実際の余裕は余りない)
        あの時の、ねぇ…自信だけはやたらたっぷりだったのにな。好きに…ほほう、じゃあ差し当たって次に何をする気か教えてくれたらいいものをやろう -- ソーマ 2011-10-27 (木) 22:53:34
      • 養成校が復活しないのは学園って施設の仕業なんだ。したたかな奴だよあいつは。
        まさかお前童貞捨てるために戻ってきたの。俺が子供の名付け親になっていいのか!
        サーヴァント化したヒューイがキチガイ過ぎたんだよ。色んな意味で上を行かれた。
        えー本当に? 俺の国を手に入れたいです。マジでやります。
        -- ガゼット 2011-10-27 (木) 23:37:40
      • なんだってそれは本当かいガゼット!?
        んー? ムード次第…? 29まではがっつかないでいいかなって。名前は案だけは聞いてやろう…
        サーヴァントになるとやたら強くなるってのは本当だったか…ま、死ななかったなら十分だろ
        間違え通話しない様に通信機をな(片手で持ち運べる魔導通信端末を投げ渡す) ……お前の妹に喧嘩売るって事か?(本気に見えるので顔を顰め) -- ソーマ 2011-10-27 (木) 23:57:05
      • おのれ外道高校……おのれ! お前今幾つだよ、とっととやっちまえよ!(当方25歳)
        殺す気満々じゃねーかってくらいに俺を目の敵にしてたよ。友達甲斐のないやつ。
        (キャッチすると手の中に収められた小型の道具を見やる)マジか。俺イタ電するぞ。今日はミナトがこんな料理作ったとかクソどうでもいいことで連絡するぞ。
        そっちも考えたけど手間がかかる。もっと楽な方法があるぜ。(にやりと笑う)自分で国を作るんだよ。
        -- ガゼット 2011-10-28 (金) 00:08:37
      • (子供の名前考えタイム) -- ガゼット 2011-10-28 (金) 00:11:27
      • 外道高校…そんなんあったのか。26になったぞ、まだ3年猶予がある…!
        何だお前、ヒューイとそんなに仲悪かったっけ…? 友達だったかも怪しいレベル…
        しろしろ、暇な時以外は聞きながすけど。三千夜からかかってきたら切るけど。連絡手段あった方がいいかなってな、ナナツにも渡すんだった…
        手間っつーか戦争、内乱になりかねないよな……自分で……? 未開の地にでも行く気か…? 本気か?(薄々感じとっていても、目を見て確認する) -- ソーマ 2011-10-28 (金) 00:25:51
      • いや俺が敵のマスターの挑発に乗ってころすーってやってたら、ヒューイが本気でキレた。別れ際に「一生呪われろー!(意訳)」ってされた。
        (ナナツで思い出した。キライ先生が聖杯戦争の勝者になりそうなことは伏せておこう)
        領地と民がいりゃそこが国だよ。崩れる時はあっという間だが、何より創始が難しい。
        このまま街に残ると俺が腐りそうだったから丁度いいんじゃねえかな。
        (出てくるのは軽口ばかり。しかし目は口ほどにものを言う。研ぎ澄まされた鋭い眼光は、強い決意と揺るがない意思を示している)
        ぐあーいざ名前を考えろと言われると出てこない。(顔を上げると、雲一つない晴天が目に入り)
        今なら青空とかつけそう。俺適当すぎる。
        -- ガゼット 2011-10-28 (金) 00:37:24
      • はぁ……なんか愛憎両方あってぐだぐだになってる感じがするな……聖杯戦争自体の顛末も気になるが、まぁそれは別の機会に教えてくれ
        そういうもんか…創始は難しいだろうよ。ま、応援はしとくよ(その目からは、きっとどんな困難も乗り越えていくつもりだろうという、熱が伺えたから)
        まだ残ってる奴にある意味失礼な言い方だな、ま、新しい方向に歩きだすのはいい事だ、ミナトも連れてくんだろどうせ
        (釣られて空を見上げる。なるほど、今すぐ旅立ちじゃないのが惜しいくらいには晴れていた)
        青空って意味がある言葉を探してくるんだよそういう時は、さぁて、そろそろ三千夜の屋敷に行くかなっと…ああ、その前に。お前、これと似たの作ったりしないか?(相変わらず背中に背負っていたギロチンブレードの柄を叩き) -- ソーマ 2011-10-28 (金) 00:52:34
      • そのうちお前の子供昔話をしてやるよ。おじさんこう見えても昔はモテモテでなって。
        あれだよ人の性質だよ。一箇所に留まってゆらりとした生活する奴が性に合ってる人間と、違う人間がいる。今街に残って暮らしてるのは大体後者だ。
        ああミナトも来るってさ。今更手放せるかよ、あんなできたメイド。
        もう持ってる。(屋敷の中からソーマのものより幾分か小ぶりの刃を持ち出してくる)
        面白兵器かと思えば案外実用性が高いな。設計注文しちまった。
        -- ガゼット 2011-10-28 (金) 08:14:19
      • なんでそんな同級生全員が生温かい笑みになりそうな事話そうとするの? ガゼットはマゾなの?
        俺はどっちだったのかねぇ……たまにはゆっくりしたいもんだけどな。まあ、腐る前に心機一転出来てそうで何よりだ
        どうしてそこが手放せるかよあんないい女にならないかなぁ…ガゼットの童貞が10年は長引くの決定したなぁ…仲良くな
        …お、やっぱりあったか。なんか直感だったけど意外と使えるだろう? …ん? ガゼットに振れるのか…? -- ソーマ 2011-10-28 (金) 20:33:06
  • はろーガゼぽんご無沙汰ー元気してるー?はいコレお土産のガンガゼ(小型ケースに入ってるのを掲げ)あぁ、熱めのアールグレイでいいわよストレートでー(なんか騒がしいのがやってきた) -- リサッカ 2011-10-25 (火) 22:23:29
    • リサッカのお腹が大きくなってるぅうううううううううううう!? と思ったら普通のリサッカだった。おひさ。
      俺は元気よ超元気。元気過ぎて毎日ミナトに無理難題押し付けて困らせるくらい。
      コーヒーはミナトが来るまで待って。俺煎れられない。
      -- ガゼット 2011-10-25 (火) 22:29:41
      • まじで!ちゃんと運動してるわよ太って無いわよ!?…………ないわよね?普通じゃないあたしってなんだ普通じゃないあたしって
        こないだBARに寄ったときみんなの顔見て、そう言えばガゼミナとも最近会ってないなーってふらっと寄ってみたんだけど、元気なら何より、って言うかいつの間にか髪切ってたのね綺麗だったのに勿体ない あんましミナト困らせるんじゃないわよー、毎日お世話になってるんでしょー ちゃんと部屋自分で片付けてんの?目につくトコにワザとえちぃ本とか置いてミナトの反応こっそり見て遊んでるんじゃないでしょうね
        ちなみにアールグレイはこひーじゃなくて紅茶よん(勝手にくつろぎながら) -- リサッカ 2011-10-25 (火) 22:36:24
      • そりゃー妊娠出産に向けて色んなところが張ってきた肉リサッカだ。ガンガゼとか土産にするのもどうかと思うぞ、刺されたらどうする。
        ガゼ×ミナはありだな、ミナ×ガゼはないわ。俺が忙しかったから、ミナトが一人でバーに顔出すの自粛してたんじゃね。と思ったら俺お前がいない時に一度バーに行ったわ。タイミング悪いな。
        (自分の短くなった髪を撫で)ミナトにも長いの気に入ってるって言われたよ。ある種の決意表明だ。
        コーヒーも紅茶も同じよ。当然紅茶もむり。アイツ任せの生活って楽だわーマジ楽だわー。足向けて寝られない。
        -- ガゼット 2011-10-25 (火) 22:43:32
      • しねーですしー、まだとーぶん先の話ですしー、とか言ってると来月冒険でね……そうなったらガゼぽんに責任取ってもらお 大丈夫、飼育ケースに入ってる間は無害無害、そのまま放置してもよし、放置してもよし、ガゼガゼ仲間だからきっと気が合うわ
        ガゼットはやっぱり主導権握りたいタイプ、と……そーなのよ、あたしがいない間にさり気なく賑わっちゃってさーずるいひどい あらら忙しいって研究?
        決意表明、ねぇ……またなんか新しい目標でもできたのかしら
        一緒にするなし!……と言おうと思ったけどあたしにとっても似たようなモノだわ いいなーいいなー、料理も相当自分好みの味に調教したんでしょ?あたしも一人欲しいなー -- リサッカ 2011-10-25 (火) 22:54:48
      • えっ魔物に孕まされるの、俺認知しないよ。放置したら死ぬんじゃないか。うにってどうやって飼育すればいいんだ、リサッカ汁を飲ませればいいの?
        ほら俺の下であがけとか、黙って言うとおりにしろとか男なら言ってみたいじゃん。
        忙しいのはええと……ご、合コン?(流石に聖杯戦争でヒューイクローンと命削り合ってたとは言えず)
        今調教って言ったな。お前は毎夜エトゥに調教されてるんだろ、エロ同人みたいに! エロ同人みたいに! エロ同人みたいに! ミナトは俺のだからやらんぞ。
        -- ガゼット 2011-10-25 (火) 23:00:36
      • ちょっと心配になって来月の依頼見てみる……うっし、余裕 海水に入れて放置でいいんじゃない?海草とか食べるんでしょうから勝手に水槽に生えた苔でも食べてるわよきっと……なん?昔ガッコで作った謎汁(牛乳に生肉や大豆やら入れて味覇で味を調え……られなかったカオス汁)をご所望か
        やーんケダモノー!男のロマン、なでしょうねそういうのってー……こういう会話できるのガゼットくらいしかいないコトに今気付いて改めて貴重な友人だと再認識するあたし
        合コン?まーじーでー で、誰かいい生身の人間は見つかったのかしらー?
        ゑー、でもだいたい合ってるし……やー!言ーわーなーいーでー!3度も言わないでー!今度首輪付けられてガゼットの前に現れても友達でいてくれるわよね?ね?……ぶー、一晩くらいあたしと入れ替わってもらおうかと思ったりしたのにー -- リサッカ 2011-10-25 (火) 23:12:05
      • //ちょっと聖杯の方に集中するんでレス明日遅れたり以降になりそうでう -- 2011-10-25 (火) 23:18:25
      • //あいあい、そっち優先でー こっちは用らしい用はなくて、ちょと話したくなっただけだからー -- リサッカ 2011-10-25 (火) 23:21:11
      • 海水もいちいち新鮮なのに変えないとダメなんだろ? 汲み置きを毎度用意するのもめんどいな。
        残留組も随分減ったけど、他の連中ってどちらかと言えば真面目系じゃんねえ。こういうくだらない話に花を咲かせてくれるのは俺くらいじゃね。
        いや全然。俺に合った女がいない以上仕方ない!
        俺がリサッカと友達以上の関係に進むから安心していいよ。……お前とエトゥ倦怠期なの? 新しいプレイを求めるお年頃?
        -- ガゼット 2011-10-26 (水) 19:26:15
      • 水代えようとしたところでさくっと挿されるんですねわかります
        連絡付かなくなっちゃったのも何人かいるわねぇ……なんでこうバカ話できるのは揃いも揃っていなくなっちゃうかな!
        うっわー、高望みしてんじゃないのー?って言うかミナトみたいに完璧なのがすぐ側にいるからねえ……
        うわあたしの安らげる場所がどこにもない、エトゥに何されても知らんわよ……や、や、そー言うんじゃないって!求めませんー! -- リサッカ 2011-10-26 (水) 21:14:39
      • 可愛いウニにはトゲがある。ウニのトゲは身を守るためのものじゃなくて、傷ついても自分を触る度胸のある人間だけを選んでるらしいぜ。はい嘘情報。
        まだコッキーとか残ってないか? あの辺が消えると本当にちょっとH系男子は全滅だな。
        そういえばソーマとミツヨがさー。(こないだ通信機を借りた時にを説明)「はぁーい貴女のソーマですよー」とかミツヨに言ってるんだぜ! うける!
        その時は俺がエトゥに首輪付けるし……おっとあまり遊んでると空間を越えてエトゥバスターが飛んで来そうだ。
        だから俺だってなあ、近くに生身の女が欲しいんだよ! それもすっごい乳とか大きくて普段は貞淑なんだけど俺の言うことには絶対服従でどんな面白要望にも応えてくれるのが!
        -- ガゼット 2011-10-26 (水) 21:21:37
      • ゑ?投げて武器にするためじゃないの?あと、うにテニス でもその嘘情報はびみょうにかっこよくてずるい、なんかずるい
        残ってる残ってる、でもコッキーはコッキーでイメチェンって言うか、全盛期より落ち着いた感じになったっけなぁ……とっしー、お前は今ドコの世界にいる……
        えー!なにそのかわいい!なんだかんだでちゃんと連絡取り合って手ちょと安心、今度会ったときにネタにしてやろうひひひひ
        やぁん、2人してガゼぽんの玩具にされちゃうんだワ……3食昼寝付でお願い……っと
        難易度たっかー……いろんな人がいるこの街でも、その要求に応えてくれる人っているかしら……さてと、お茶も出てこないようだし、そろそろこの辺で引き上げますかーね
        そんじゃね、また思い出したときに現れるかもしれないわ -- リサッカ 2011-10-26 (水) 21:37:37
  • (始めにノック。次いで、きぃ…と扉を開く音。小柄な女性が、中を覗き込み…)
    ぁの……ガゼットくん?います、です……か?(か細い声を、空間へ響かせる… //) -- 季來 2011-10-23 (日) 01:36:40
    • //ぶぶぶぶんつうでもよければ へんしんはおきてからです! -- 2011-10-23 (日) 01:42:52
      • (//) -- 季來 2011-10-23 (日) 02:06:26
      • (居間でくつろいでいると、来客の声が届いた。普段来客に応対する従者は買い物中。
        少々心がささくれている状態で他人に会うことは吝かではないが、追い返すのも悪いので)
        誰かと思えば、元養成校のアイドル教師、キライ先生じゃないですか。
        (卒業して数年、特に顔も会わさなかったが、態々こんなとこにまで尋ねてくるのは)
        行き遅れ気にして婚活でもしてるの?(嘘だ。大体の用件は分かっている)
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 10:25:24
      • (三行目から、ぐさり、ぐさり、ぐさりと言葉の棘が突き刺さるような感覚に、順繰り項垂れて)
        ぅ、ぅぅ……(ふるふる震えて、涙目になりそうなところを抑え… 意を決して、ぐぐぐ…と顔を上げて――)
        せんせいは……私はっ。――生徒さんをそんなふうな目で見たことは、まったくありませんです!!(ドーン)
        ……。(思わず作った握りこぶしを下げつつ…) ぇと。……こんにちは。ここで(玄関)でもいいですから、少し……お話、しませんです?
        これ、お土産です……変なものは、全然入ってませんですから。御口にあうかどうかが、気がかりですケド……(はにかみ気味の表情を隠すように、籠を掲げてみせて…)
        (その風体は、屋敷とミスマッチにならない程度の小奇麗な洋装――教職時代を彷彿とさせる衣類を纏っていて。
         手に提げていた籠からは、ブドウ酒の瓶が顔を出し、また焼き菓子の香りが漂って…… 武装の類は、一見して見当たらない) -- 季來 2011-10-23 (日) 15:37:38
      • (洒落た格好の元教師に対するのは、草臥れたローブ姿のこれまた草臥れた表情の青年。籠の中から顔を出したものは、お土産と呼ぶには少々色がついている)
        でも独身ですよね。(自分も独身であるのでいい加減言葉のナイフの余波が飛んできそうではある)
        そういえば同級生が結婚したって話は指折るほどしか聞かないな。同棲で止まってる連中もいることだし。
        んで何の用事だい。別に他の奴らの顔を見るために、わざわざ回ってるわけでもないでしょ。
        (困ったように頭を掻いて)ま、聖杯の件かな。
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 16:48:14
      • (追撃の言葉にも、持ち堪える。…持ち堪える。引きつりをほぐして、微笑みを浮かべて…)
        (伏し目がちに、ふるふる、と首を横に振り) ……それも、ありますです。ケド。
        ガゼットくんとは――もちろん、他の何人もの生徒さんともですケド――ずっと前の同窓会でも、お話できなくて。
        そのあとにも、随分経って……遺跡の拠点で、トバルさんやガゼットくんを見かけたときから。
        こうして、一度でもいいから、ゆっくりお話したいって、思っていたんです……。(ガゼットの顔を、見据え直して…)
        ……ぇと。ガゼットくん、お体のほうは、元気です? ぁと生活に困っているとか、お仕事がうまくいっていないとか… -- 季來 2011-10-23 (日) 17:03:27
      • (年齢はともかく、どう見ても10代の少女らしいこういう仕草は可愛いらしいと思う。ナナツがキライ先生ブーム来てるね派だったことも多少は頷けた)
        同窓会もあれだけ生徒がいりゃあね。行方知れずは外しても、街を出た連中まで相当数来てたじゃん。
        (教師として、やはり生徒のことは気になるのだろう。出席率の悪い、教師の悩みの種な生徒であったとしても)
        俺としては別に話すことなんてないよ。(心配げな表情を見せられて、思わず顔を横に背ける。聖杯から敗退したことは既に知られている。今更告げるまでもない)
        まあ……普通。飯の支度はミナトがしてくれるし、帰って来たら温かい食事があるのは嬉しいよ。
        (あ、やべ。おかしな勘違いされそう。知ってるのかなこの人)
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 17:16:24
      • (胸中を知ってか知らずか、くすりと笑いを零して――言外に、『よかった』と……言葉には、表さず)
        はいです。あとは、もう少し。立派なお屋敷に見合った格好だったら、先生…〜〜じゃないです、私も、安心なんですケド……。
        ……ミナトさんは、今は、いらっしゃらないんです? お仕事中、とか……ぃえ、それならそれで、構いませんですけれども……。
        ……、……(黙して、少し、考える。距離感を測りかねているとも、『この距離』で良いとも思えて……) -- 季來 2011-10-23 (日) 18:08:04
      • 中は存外にボロいぜ。大きくて立派なのは外面だけだよ。(俺と同じだな、と軽く自嘲して)
        地下室に監禁してる。(どうせ信じないのですぐにネタバラしを)嘘、外に買い物。
        (悩んでいるのは、聖杯に関する情報を引き出すことに悩んでいるのか。勝利を得るためには、そんな小さいことを躊躇しているようでは負けは見えている)
        ……先生さあ、どうして聖杯戦争に参加したの?(焦らされる前に、先にこちらが動いた)
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 18:56:12
      • ぁ……、ぇと…… か、かっこいいお婿さんを見つける為です?!(今度は、こちらがぷいと顔を横向けて)
        (――真っ赤な嘘だった。ただ、それに頷かれたら、ある意味再び大激痛ではあったが……) ……ごめんなさい、です。
        思っていたより元気そうで、それに、叶わなくなった願い事に心を殺されてなくて。それだけで、少し安心してしまって……。
        ……だから、厭なコトを思い出させてしまうのなら、ガゼットくんは、答えなくていいんです。
        ……ぁの、お土産だけ。受け取ってくださいな……?(籠を、差し出して…) -- 季來 2011-10-23 (日) 21:47:31
      • 先生サーヴァントを旦那に仕立て上げるつもりだったの。怖いわー行き遅れの執念って怖いわー。
        (どうせ人間は、心の奥底の秘事は誰にも知られず生きているのだ。そうすることが、日々を過ごすために都合がいいのだから)
        ……俺はもういいんだ。願いは叶ったからな。(軽く笑うと、バスケットを丁寧に受け取って) どうもありがと、先生。
        (そして一つ、心に残る懸念を)そういや、アルムってマスターは残ってるのか? そろそろマスターの人数も減ってるはずだよな。
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 21:54:45
      • (5本目くらいの言葉の針に、がくりとくるも、直ちに立ち直り。籠を受け取ってくれたことに、目を細めて、お辞儀して……)
        はいな。今残っているマスターは私を含めて4名、アルムって名前のヒトも―― (はっとして、ふるふる首を横に振り)
        〜〜て、ですから。ガゼットくんにだって、色々あったんでしょう、から…… そういう話、しなくてもいいんですよう…… -- 季來 2011-10-23 (日) 22:10:22
      • (このあたりは魔術師としてではなく、人生経験の差か。自分がもう少し大人になりきれていたら。サーヴァントを早々に使い潰すこともなく、より良い関係を気付けたのではないか)先生もよく残れたよ、流石だな。
        いいや、先生には知っとく必要がある。これは俺があいつらに負けた私怨とか込みで。
        アルムのサーヴァント、見たことがあるか?(奴はアサシンだ。そうそう他の対戦相手に姿を見せるはずがないと知りながらも)
        仮面被ったスカした野郎だが、先生の口調じゃまだ詳しい情報は入手してないっぽいな。
        (大丈夫だ。この人なら、そんな事実に臆しやしない。意を決し、事実をありのままに告げる)あいつの正体は元養成校卒業生のヒューイで、クラスはアサシンだ。
        相手が先生だろうが、マスター狙えるチャンスがあると見たら容赦なく殺しに掛かってくるぞ。気を付けてな。
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 22:28:13
      • 〜〜だ、だから、いいんです……ガゼットくんは、もう、戦いから外れて……それに、願いも、叶ったって、今言いましたです、ですからっ――!!
        (『続きを、言って欲しい?』『言わないで欲しい?』 家庭訪問も、同窓会も、もう終わって。あとは、血腥い世界の――)
        (――確かに、目的は、『それ』でもあった。だけど、『それ』だけではなかった。ただ、元教え子と、他愛の無い言葉を交わして。久々に作った、焼き菓子を食べて貰いたかった……)
        (――そうして、その“元教え子”から突き付けられた事実。胸中より湧き上がる感情の色は、自分でも知れなかった)
        (既に3回戦。アルムのサーヴァントが、ここまで徹底した隠匿の可能なクラス――アサシンであることの目星は、薄々とついていて――それでも、その真名は――)
        ………… ごめんなさい、です……。結局、こんな風に、聞き出す形になってしまって……。(次いで湧き上がる自己嫌悪に、目を伏せて)
        ……そう、ですよね。セイバー……カインさん、私のサーヴァントだって、割りと最近に亡くなった方で……。
        ずっと行方知れずの、誰かが。こんな風に、召喚されるコトだって、ありますです、よね……。
        (それを、一度も考えなかったわけでもなく。けれども、見知った姿は、イレギュラーが一人。……だから、思考から外していた……)
        (目の前の彼と、アサシン――ヒューイは、どんな会話を交わしたのだろうか。……どんな戦いを繰り広げたのだろうか)
        (悪戯な好奇心と、不埒な想像が、鎌首をもたげ…… 罪悪感と、自己嫌悪が強まり、胸が苦しくなる)

        ……本当に、ごめんなさい、です。(頭を下げて…) もう、この話……しなくて、いいです。ガゼットくん…… -- 季來 2011-10-23 (日) 23:21:42
      • ダメだ。
        (懇願を無慈悲に跳ね退け、なおも言葉を続ける。
        確かにヒューイは行方知れずではあった。しかし同窓会には来ていたために、一応の生存は季來も知ったと思っていた。
        言葉を交わさなかった人間がいるのなら、来訪を最後まで知らなかった人間がいても道理は通じる)
        負け犬の俺から、少しだけ話させてくれよ。
        (籠の中の餡子の詰まった焼き菓子を一つ掴むと、口の中に放り込む)
        先生はここまで勝ち残ってるんだよ。強いんだよ。
        まさかサーヴァントが教え子であるから戦えませんとか、そういう泣き事言うんじゃないよな。
        (確か季來の一回戦の相手はトバルだ。既にその際に覚悟は済ませたと思い込みたい)
        俺と俺のサーヴァントはアルムとヒューイに負けた。
        聖杯戦争に参加した奴らは、マスターもサーヴァントも、どんな運命も納得の上で壇上に登ったんだ。
        だから……
        (菓子を一噛みして、喉の奥まで飲みこんで)
        手心加えて負けようなんて絶対思うなよ。優しいキライ先生。
        -- ガゼット 2011-10-23 (日) 23:39:16
      • (気がつけば、また、泣きそうになっていて。ただ、今度その表情を伏せることは――“彼自身”から目を逸らすことと同義で)
        (平気そうに話を続けていても、きっと彼も、深い『痛み』を負ってここに居るのだから……)
        (全部の言葉を受け取って。それから、『私も応えるべき』だと思う――)

        (目を細めて…… すう、と左腕を伸べて。左の袖を捲り。左腕を包むバンデージを、緩める……)
        ……その心配だけは、ありませんです。
        (そして、露になった素肌の。皮下の広範に、黒い斑状の何かが渦巻く、病的な様相を見せ――)
        皆が皆、色んな願いを持って集まってきて、戦って――。それを、乗り越えていけるのは。
        『その願いだけは、どうしても譲れないから』……でしょう、ガゼットくん?(にこりと笑ってみせて)
        (そうして、バンデージを巻き直し始める…)……ふふ。見せやすいところでも始まってて、よかったです……。ゃ、よくないですケド…… -- 季來 2011-10-24 (月) 00:20:29
      • それ、皮膚病か?
        (にしては歪過ぎる。皮の表面ではなく、肉自体が黒く膿んで変質している。
        薬や手術で治せるものなら既に手を出しているはず。とすれば)
        それがあんたの願いか。
        (発言からすると腕だけではなく、全身に蝕みは広がっている。
        発症は最近か、もしくは学園にいた頃か、もしくは遥か昔からか。きっと季來は、孤独に戦いを続けてきた)
        先生。
        (無理やりに手を取り、強く握る。バンデージ越しにでも体温は伝わり、生きているという実感を与えてくれた)
        頑張れ。
        -- ガゼット 2011-10-24 (月) 00:32:47
      • (ちょっと考える素振りを見せて…) ぇと……、どちらかというと。……内臓疾患……です?
        ぇへへ、先生……じゃなかった、私も、もういい歳ですから……。(はにかみ交じりに、微笑んで)
        (きゅ…と握り返す…。まだ、確かに動く、その手で…)
        はい、です。……ガゼットくんも――

        ――『頑張って』 -- 季來 2011-10-24 (月) 00:50:12
  • 手を翳して叫ぶ
  • 見失った足元に
  • 悲しく残る痕跡
  • 君が望む場所
  • そこに何が見える?
  • (決戦の日。宿舎の中で戦いの"支度"を終えた。情報を集めた上では、アルム自身は戦闘能力を持っていない。
    今回も戦いの主権はサーヴァントたちに委ねられるはずだが、万が一という可能性もある。
    ダンサーの形勢が不利だと察知した場合は、速やかにマスター狙いの戦法に移行する。
    ダンサーには「アサシンの相手をしろ」とだけ指示してある。自分のサーヴァントにすら秘匿しているからこそ使える奇襲策だ。奇襲は察知されては意味を失う)
    意外と"軽い"な。(衣服の上からは普段と変わらない様子を伺わせるマスターは、待機を命じていたサーヴァントを呼びつける)
    往くぞダンサー。戦いの時だ。
    -- ガゼット 2011-10-16 (日) 20:35:27
    • ――御意に(風とともに、その場に降り立つ。霊体を保つ意味はないと、自ら判断していた)
      (己の主の昂ぶりに呼応してのことか、それとも自ら思うことがあるのか―それは、彼女自身しか知りえないことだろう) -- ダンサー? 2011-10-16 (日) 20:37:53
  • ―マスター! ご無事ですか!?(その気配と入れ替わるように、中空から舞い降りる一人の女。よほどの焦りを抱いていたのだろう、表情はこわばったままだ) -- ダンサー? 2011-10-12 (水) 00:20:42
  • (既に思考は次の段階に移り始めていた。ヒューイの当時をよく知る人物を探し、情報を得る。誰でもいい、連絡のつく友人を当たれば、埃くらいは出る。
    飛び掛けた意識を引き戻したのは、息を切らせたダンサーの言葉)
    ああ。いやに慌てているな。
    (偵察に出していたダンサーが戻った理由は、敵マスターの情報を集めたというよりは、自分が先程サーヴァントと接敵していたことが懸念になったのだろう。衆目に晒された空間で現界していることからも伺い知れる)
    アルムのサーヴァントらしき男に警告された。戦いから降りろ、ってな。
    (この段階になっての有効打とは思えない行動だ。現在残っている組は一回戦を突破した、大なり小なり他者を足下に踏み越えて来た兵たちなのだ。
    それでもサーヴァント……ヒューイが声を掛けたのは、やはり同窓生として思うところがあったからだ。
    結果的に、交渉は決裂に終わってしまった。
    そして問題が生じる。自分とヒューイの関係をダンサーに吐露するのか)
    -- ガゼット 2011-10-12 (水) 01:22:49
    • よかった、ご無事でしたか…申し訳ありません、マスター…私が軽率に過ぎたのかもしれません…。
      先ほどのアレが、此度の相手、アサシンのサーヴァント…お知り合い、だったのですか? -- ダンサー? 2011-10-12 (水) 23:54:38
    • いや、あんたを離れさせたのは俺だからな。軽率といえば、むしろ俺の方だ。
      (街中を散々連れ回して、と自嘲する。もしあの群衆の中に敵マスターでも紛れており、自分たちの存在を察知されたらどうなっていたか)
      アサシン?(そうか、ヒューイはアサシンなのか。料理人のサーヴァントなら、次に相対する時のネタになっただろうに)
      ああ、昔の"友人"だよ。(先日街へ繰り出した際断片的に見せた、自分の過去。ダンサーと彼らの前では、態度も表情もまるで違う。マスターに対する認識が、あれでどう変化したか)
      あいつからの宣戦布告は受け取ったよ。持て成してくれるそうだ。俺は手を抜くつもりはないし……
      ダンサー、あんたも妙な気を起こすなよ。(一回戦を見ている以上、信頼できると踏んではいるが)
      -- ガゼット 2011-10-13 (木) 00:04:53
    • せんせん、ふこく…ですか(アサシン、というクラスにしては、ふさわしくないような行動だと、素直にそう感じた。しかしマスターがそういうのであれば、こちらとしては意を唱えるつもりはない)
      友人というからには、そんなに過去の人間ではない、ということですわよね…。仲はよかった、のですか?(探るような問いを、自らの主へと投げかけて) -- ダンサー? 2011-10-13 (木) 00:14:43
    • 学生時代だな。俺だって十代の頃は、普通に学校に通ってたのさ。
      (ダンサーの質問は、自分の心中へ潜ろうとしているようだ。マスターである人間を試しているのか)
      あんたが知る必要があるとも思わんがな。普通だよ、普通。
      (自分にとっての普通は人並み以下を指す。明確に仲が良く友人と言える間柄だった者を思い返すと、片手ですら足りる気がした)
      -- ガゼット 2011-10-13 (木) 00:23:25
    • …確かに、普通であればそうなのかもしれませんが…。手を抜くつもりはない、ともおっしゃいました。でも、それでも…(思い返すのは、先日の酒場や夏祭りでのマスターの姿。今とは違う、余分なものの抜けた姿を頭の片隅に置いて、従者はさらに言葉をつなげた)
      本当に、かつての友人を相手に、闘い切れるのですか?(あんなに、友に囲まれて楽しそうにしていた、貴方が。そう、心の中で言葉を付け足した) -- ダンサー? 2011-10-13 (木) 00:40:45
    • (やはり疑われている。聖杯戦争を勝ち抜くべきマスターとしての資質を今一度問われているのだ。ならば言葉で以って示そう。己が聖杯を求める意味を)
      前に、俺は聖杯を手に入れた際の願いがないと言ったな。ありゃ嘘だ。
      (軽く笑うと、ここがラウンジであることをダンサーに示し、無言のままで自室へ戻った。設置されていたベッドに大の字に寝そべると、しばらく身体の力を抜いていたが、噤んでいた口を開く)
      俺はな、勝利が欲しいんだ。そのために聖杯戦争に参加した。
      -- ガゼット 2011-10-13 (木) 00:56:48
    • (主について、自室へ戻る。霊体化も、今更であるとは知りつつも、行使した。空気だけの存在となり、耳にした言葉は、微かに驚きを得るには十分なもの)
      勝利を…ですか。目に見える何かではなく、ただ、戦うことで得られる勝利のために、聖杯戦争を?(言外に、何故、という問いを発する。にわかには、信じきれなかった、その理由) -- ダンサー? 2011-10-13 (木) 01:17:09
    • ダンサー。生まれてから、あんたは自分の価値を一度でも自覚したことがあるか?

      (視線は木造りの天井に注がれている。少しの昔から現在までを反芻し、記憶のアルバムを捲る)

      俺は西方のとある国の王位継承権を持っていた。王子だった。
      国王である父親は善政を布き、当たり前のように国民の誰からも好かれ、母は親父を内外から支える良き妻だった。
      小さな頃からその光景を見続けていた俺は、漠然と自分もそうなるものだと考え、何時の間にか10数年が過ぎていた。

      16歳の頃、俺は家を出されてこの街に来た。放蕩息子はもういらん、って理由でな。
      今になって思えば、親父としては武者修行や文化を研修させるための滞在旅行とかいう側面もあったんだろうな。
      しかしまあ、昔の俺はバカだから気付けなかったんだよ。

      それからの俺はとりあえず学生としての籍を置きつつ、テキトーにその日暮らしを続けてきた。
      思春期によくある学校なんてくだらねー精神で、最初の2年くらいはほとんど授業をフケた。
      それからまあ……"色々あって"授業にも出始めて、そこそこは楽しかったよ。
      (現れては繋がれる想い出のピース。そこに立っているのは聖杯戦争に臨む魔術師ではなく、青年へと足を掛けた少年で)
      -- ガゼット 2011-10-13 (木) 01:37:08
    • (僅かに、眉をひそめる気配がする。王位、という単語に反応してのことだった)
      ……自分の価値を自覚したことは、ないでしょうね、私には。もしあったのであれば…こうして聖杯にすがることもなかったのだろうと、そう思いますわ。
      (滔々と語られる思いの片鱗に、ただ耳を傾ける。自分の相槌を求めてはいないだろうと、そう感じ、最後まで聞き届けようと、従者は耳をそばだて) -- ダンサー? 2011-10-13 (木) 23:04:01
    • 俺もあんたと同じだよ。全てが手の中から滑り落ちたからこそ、蜘蛛の糸を掴んだ。
      (僅かな気配の変化にも気付かず、ただダンサーの言葉に同意した。なおも粛々と過去の断片は語られる)
      ある日のことだ。
      国に残っていた俺の妹から手紙が届いた。
      目玉が飛び出したぜ。中身は、妹が王位を継承したので、もし椅子を奪いたいなら謹んで挑戦をお受けいたしますって内容だった。
      別にどうでもいいかって思ってたさ、その時はな。
      しかし違った、本当は血筋にも興味はないと、自分に思い込ませていただけなんだ。

      ……月日が経つに連れてな、心の中で反芻し始めたんだよ。
      本当にこれで正しかったのか?
      あの時戦いを選んでおくべきじゃなかったか?

      それを象徴するかのように、以後の俺の人生は失敗ばかりだったよ。
      いつもいつもいつも、重要な選択を誤っちまう。

      好きだった女は別の男のものになってガキこさえてる。
      そいつの腕を掴めそうになったにも関わらず、俺は手放した。
      巨額を投資して初めた研究は鳴かず飛ばずで、今でも頓挫してる。
      ダチをどうにかして助けたいと思ってたんだけどな、結局そいつ自分で解決しまったよ、笑えるだろ。

      毎日毎日惨めさで気が狂いそうだったよ。
      俺はこれからも永遠に、敗北者のままなんだってな。

      きっとな、最初に手紙を受け取って心を偽り、逃げの一手を打った日から、俺の運命は決まっちまったんだ。
      俺の未来は何処へも行くことはない、四方塞がりのデッドエンドさ。
      ただ一つ、道があるとすれば―
      (指を立て、木造りの天井を示す。寝転んだ姿勢で眺める天井は高く、遠い)

      天だ。
      -- ガゼット 2011-10-14 (金) 00:05:42
    • …不運、と、そう思うわけではないのですか? あくまでも、ご自分の運命の選び方のせい、だと?(短く、そう告げる。渦巻くものを感じるが、それを今ここでともにさらけ出すのは躊躇われた、それゆえの問い) -- ダンサー? 2011-10-14 (金) 00:17:24
    • チャンスを引き寄せるのも、運命を転がすのも才能だよ。俺には決定的に、明日を掴むための力が欠けていた。
      ここから足掻いたところで結果は同じさ。
      諦め半分で生きると、こう……世界が色褪せて見えてきてな。
      視界がモザイク掛かったようにぼやけて、人の顔が欠けるわ。
      空が灰色に染まって、川がコールタール的なネトネトのギトギトに感じるわ。
      夢も希望もないって言葉の意味が本気で理解出来たぜ。
      できれば最高に理解したくなかった感情だよ。

      聖杯戦争への誘いを受けたのは、そんな時だ。
      どうせ負ける。最初はそう考えた。
      だけどな、もっと大きな感情が胸の中で燃え上がったんだよ。
      もう嫌だ。負け犬として地面にキスして這いずる生活は御免だ。

      たった一度だ。一度だけでいい。
      これからはもう何もいらない。死んだってな。


      俺はこの戦いで頂点に行き。
      最強の称号と最高の充足を得る。


      分かったか、だから俺は勝利が欲しいんだよ。俺だけが胸に刻める、絶対的な記憶がな。
      (珍しく、本当に珍しく心情を全て吐き出すと、ベッドからのそりと起き上がり、霊体となっているダンサーに問いかける)
      あんたを選んだマスターがこんな小さな人間で見下げたか?
      -- ガゼット 2011-10-14 (金) 01:02:01
  • (宿舎のラウンジ。多くの集う場所。交流を目的に作られた。いざ来たる時を待つための。)
    (そこでそれが起きたのは、ある意味では必然であったのかもしれない。)
    (彼らが顔を合わせていた教室という場所と、そこはあまりにも、要素が似通いすぎていた。)
    (ガゼットのサーヴァントであるダンサーが、次に敵対するアルムの偵察に赴いている、丁度その時。)
    (廊下に響く足音。恐らくはわざとだ。互いの関係性を考えれば、相手に己の訪れを気づかせる必要もないし、第一、姿を見せたままにその場所を訪れる道理もない。)
    (かつん、かつん、と廊下の床を叩く硬い足音は、ガゼット・コルテージュがコーヒーを飲みながら資料へと目を落とす、その直近で止まった。)
    …こんなところで会うなんて、奇遇だな、ガゼット。
    (奇遇。そんな筈はない。その言葉は今この場にふさわしい物ではない。けれど、声は軽く、そう告げて。)
    (訪れた人影は黒衣。仮面をつけたまま。仮面。連想させるのは、数年前にすでに死んでいる、かつてのクラスメイトであった女子の一人。)
    (けれど、仮面の少女とは、性別も違えば、何もかもが違う。)
    (そしてその声は、確かにガゼットにも覚えのあるはずの、クラスメイトのそれで。)
    久しぶり。
    (仮面の内側の表情は、笑っているのか、そうでないのか。判らぬままに、今ここにかつての同級生は再会した。) -- 黒衣 2011-10-11 (火) 00:42:21
    • (無い脳味噌を占めていることは、次の戦いをどう勝ち抜くかという策謀である。
      一回戦はサーヴァント同士の交戦により辛くも勝利を奪取できたが、次の戦いもそう上手く運ぶわけはない。
      新たなステージに駒を進めるためには、より一層の戦略が必要になる。
      マスターの人間性。サーヴァントの特徴。
      情報は力である。その力を販売していた商人のサーヴァントが早期に敗退したことは、結果的に不利益を齎していた。
      思考のループに陥り、もう何杯目かになるコーヒーを淹れようと席を立とうとした時。男性の声が掛けられる)

      (顔を上げると、自分を見下ろしていたのは白塗りの仮面の人物だ。
      声質とシルエットからすると男性。しかし何より違和感を感じるものは「奇遇だな」という発言である。
      仮面の正体は声を交わせる程度には親しい人物だということになるが、一学年から二学年の授業は欠席が多かった彼の頭の中からは、同窓生なら真っ先に想像するであろう仮面を被っていたクラスメイトのことなどは抜け落ちており。
      ただ目の前の男が、自分の名前と過去を知る何者かであるという苛立ちだけが、胸中で煮え繰り返った)
      誰だお前?
      -- ガゼット 2011-10-11 (火) 19:50:22
      • (こちらの正体を誰何する相手の台詞に、今度こそ仮面の内側から笑い声が聞こえた。)
        (笑い声は堪える様に喉を鳴らすものになり、そしてそのまま、腹を抑えるように身を折って。)
        酷いな、お前。人の部屋まで押しかけて、ギロチンの修理代をせしめて行ったくせに。
        金しか目に入ってなかったのか、お前は。そんなやつだと、ソーマが泣くぞ。
        (ある程度の親しみの篭った声でそんな科白を吐いて、おかしい、という感情を抑えきれないように一頻り笑った後。黒衣はゆっくりと、身を起こした。)
        …でも、それならよかった。安心した。
        (ぞっとする程に冷たい声。先ほどまでの親しみやすさは、霧散している。)
        いざ、そうなった時に、呼びかけられるのが少し怖かったんだ。もしかしたら鈍るんじゃないかって。
        だけど。あぁ。声を交わしても意味の無い、この位の距離の関係性なら、容赦とか、特に無い。
        (仮面をつけた顔を、相手から横へとそらして。溜息を一つ吐いた後、再び向き直る。)
        一度だけ言う。棄権しろ、ガゼット。 -- 黒衣 2011-10-11 (火) 20:03:41
      • (態々正体を明かすくらいならば、知らなければよかったこともあるだろうに。
        少し低いようで感情に乏しい声色の主は、自分と相手しか知らないはずの事実を突き付けた。
        例え単なるクラスメイトという間柄であったとしても。
        もしかすると戦いを回避できたのではないかという僅かな可能性は、記憶の奥底をロックした鍵のおかげで完全に断たれてしまった)
        (名前など呼ぶ必要はない。そんなものは今となっては。余計な感傷の一つだ
        確か卒業後に死んだだの、遺体が発見されただのそういう噂が流れたことは覚えている。
        普通に数年前の同窓会に顔を出していたために、すっかり頭の中から消えてしまっていた。
        あるいは、本当に死んだものだと認識していれば、また別の反応を返したかもしれない。
        もう構わない。たった一握りの願いのために。積み上げてきた己を、過去を、全てを捧げてやる)
        逆だろ。お前のマスターを棄権させろよ。
        (仮面がサーヴァントだとは一目で分かった。
        偽名で参加していたとしてもマスターとして動いている姿は皆無であったし、纏う気配は明らかに人外のものだ)
        -- ガゼット 2011-10-11 (火) 20:30:57
      • (もしも、もう少し。他者に対する希望を持っていなければ。もしかすれば黒衣の男は、本物の己の今を知ることが叶ったかもしれない。)
        (けれど、今、この場ではそうならなかったし、そうであればこれは必然であったのだろう。)
        (今をもって、目の前の相手はかつてのクラスメイトであると同時に、倒すべき。ともすれば殺すべき間柄の、敵となったのだ。)
        …残念だけど、ガゼットよりはうちの相方のほうがまだ好ましいから、パス。
        勝てる勝負を捨てさせるのは、相方に申し訳がないからな。
        (笑いながらそんな科白を言おうとも、声の中には笑い以外の何者も存在していない。)
        …棄権しないなら、次の決戦日。闘技場で会おう。待ってはいないけれど、来たら、もてなすさ。
        (ここまで言えば、相手にも、次の対戦が己とであることは伝わったことだろう。もしかすれば、自分に関する情報を集め始めるかもしれない。)
        (けれど、あの頃のクラスメイトの誰一人として自分の過去は知らないし、探ろうとも出てくるようなものは、戦種含めてなにもない。あの場所、懐かしの学び舎で、それを誰かに明かすことは、終ぞなかった。)
        (そう考えれば、そう。)
        (かつてのクラスメイトの一人が、他のマスターたちと違うところなんて、どこにも無いのだ、と。)
        (今更ながらに気づいてしまった。)
        …じゃあな、ガゼット。ばいばい。
        (ガゼットの目の前、黒衣の姿が大気に溶けるように、揺らいで。とろり、と混ぜ合わさるように、消えていった。) -- 黒衣 2011-10-11 (火) 22:15:03
  • ガゼット様、一回戦の勝ち抜きおめでとうございます。ガゼット様の願いが叶えられるよう、当教会は尽力いたしますので -- シスター・シモーネ 2011-10-10 (月) 17:12:17
    • ……ああ。
      (気のない返事を返す。現れたシスターは相も変わらず慇懃な態度で、用事は形式的な事務連絡だけだ。
      ふと戦いに敗北したマスターの処遇はどうなっているのだろうと疑問を持つ。一回戦の対戦相手であったラキュ・テイルは、敗北してから宿舎内で姿を見ていない。
      役目を終えて去った、と説明されれば済む話だ。しかし聖杯戦争に関わった者を教会が野放しにするかという懸念もある。
      何にせよ、答えは戻ってくるはずがない。自分の心の中に秘めるに限る)
      -- ガゼット 2011-10-10 (月) 17:47:00
  • ・【浄銀の塊】を手放しました
    ・【 非常に上質な杖/氷の魔導器】 【出来の良い指輪/炎の魔導器】 【非常に出来の良い杖/闇の魔導器】 【ごくありふれた魔法書/雷の魔導器】 を手放しました
    -- 2011-10-10 (月) 11:48:42
  • ――そろそろ、教会の話にあった決戦の時期、でしたかしら(霊体のまま付き添いながら、そんなことをぽつりと零す) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 00:48:43
    • (迷宮へ向かう往路の途中、サーヴァントから告げられた言葉は、近いうちに戦いの火蓋が切られるという警告だった)
      分かりきったことを聞くな。迷宮の奥にある決戦の間で、サーヴァント同士が戦いを行い、敗者の魂を捧げ先へと進む。
      扉が開くためには大量の魂が必要とされ、実に半数の組の勝敗が選別される。
      (サーヴァントは勝機や自信のほどを確かめたいのか、更に何かを言いたげに聞こえる)
      -- ガゼット 2011-10-08 (土) 00:54:17
      • 私達は、さながら壺の中の虫のようなもの、なのですわね…。こどく、というのでしたかしら。
        でも、その先には聖杯がある。手にしたものの願いを叶える、奇跡の産物が…。 -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 01:03:01
      • そうだ、無数の毒虫を何かしらの器の中に混合し、最後の一匹になるまで食い合わせる。結果的に最も強い毒と生命力を持った虫が誕生するという仕組みだ。
        (さながら聖杯戦争と同じだ。虫はサーヴァントであり、容器は迷宮か聖杯か。文献で読んだ本来の蠱毒では確か、最後に残った一匹を使い―。
        ふと奇妙な符号について、とある仮説が生まれる。聖杯戦争が蠱毒のシステムを参考に作られたなら、最後に勝者となったサーヴァントも贄とされてしまう。
        皮肉なシステムだ。目的を叶えるための最終便には、自らの命が乗車券だとは。そもそもサーヴァントは一度死んでおり、死への恐怖は薄いかもしれないが)
        ダンサー、お前は本当に聖杯が存在すると信じているのか?
        -- ガゼット 2011-10-08 (土) 09:32:51
      • あら、どうしてそのようなことを?(問いは、ダンサー自身には予想外に過ぎた。声音だけでも、驚いたような感覚がよく伝わることだろう)
        聖杯があるからこそ、私達サーヴァントはここに存在しえるのですよ、マスター。私達の存在も、かの聖杯の力の一端―そうではありませんか? -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 15:02:55
      • (サーヴァントは聖杯戦争を勝ち抜くための駒で、その為だけに存在する。サーヴァントこそが聖杯の実在を示唆していると言われれば、確かに納得はいく。
        しかし未だに、この場に及んでさえ、どこか万能の願望器と評される聖杯は、机上の空論ではないかという気にさせられる)
        俺は疑い深いんだよ。言い方を変えよう。本当にこの戦いに勝利することで、願いが叶えられると思っているのか?
        (愚問だ。願うからこそ、ダンサーは此処にいる)
        -- ガゼット 2011-10-08 (土) 16:33:23
      • ええ、もちろんですわ―とは、私もはっきりとは(意外にも、彼女は口をわずかに噤んだ。ややあってから、ゆっくりと、自分の思考を発信するように言葉をつなげていく)
        かつて、幾度かあった戦争、その勝者達はことごとく願いを叶えた、と私の知識にはあります。ですが―私は、その彼らではありませんので。
        ある種、私もマスターと同じく疑い深いものなのかもしれませんね? ですが、それと聖杯の存在の実証とはまた別のものです。
        望みが叶うのであるならば―私は、足を止めたりなどいたしません。何度死を得ようとも、前へ躍り続けますわ。 -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 18:21:30
      • (言い切るダンサーには強い決意を感じた。夢を達成するために、他の全てを犠牲にして勝ち抜けようという貪欲さがなければ、次のステージへ進むことは不可能だ。
        同時に、聖杯に対する確固たる願いの存在も伺える。サーヴァントの悲願など自分にとっては微々たる、気に留める必要もない点だった)
        ダンサー、あんたの望みとは何だ。よければ聞かせてくれ。(気紛れに尋ねてしまう。既に迷宮はすぐ傍にあり、到着するまでの時間は僅かだ)
        -- ガゼット 2011-10-08 (土) 18:39:21
      • …そういえば。マスターに対して問うたことはありましたけど、私の方をお話したことはなかったでしたわね(今気づいた、と言わんばかりに唇を指で押さえて、という行為が見られたかもしれない。霊体のままでなければ)
        私の望みは…そうですわね、立国、というのでしょうか。国を、造りたいのです。私の国を。 -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 19:01:13
      • ……国?
        (心の中のざわめきを抑えつけ、思わず同じ言葉で返してしまう。国は歴史と人の積み重ねが作るものだ。
        いくら聖杯の力であっても、一昼夜で更地から国が建てられるなど、荒唐無稽な話がすぎる)
        富か名声か、随分俗な答えだな。普段の態度からすると、もう少し超然とした答えかと予想していた。
        -- ガゼット 2011-10-08 (土) 19:30:27
      • あら…そうなりますと、マスターは見る目がないことになってしまいますわ。私は、俗物もいいところですもの。
        いいじゃないですか、そういう夢を持つサーヴァントがいても。何しろ一度死した身では、この夢は、それこそ神に奇跡を祈るくらいでしか叶えられないのですし(そう告げて、言葉を切る。それらがすべて本心からの発言かどうか、踊り子の口調からはよく読み取れないかもしれない) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 19:40:35
      • あんたが俗物であろうが、サーヴァントの質に影響を与えるとは思わんな。
        むしろ強欲さが力に直結しているするなら、どれだけの宝具を隠しているか見ものではあるな。
        (自分がかつて一つの国を手中に収める資格を得ていたと知ると、ダンサーは自分をどう捉えるだろうか。軽蔑か、憐憫か。しかし今のガゼットという男の、過去のページは破り捨てられた。砂時計は二度と戻らない)
        ダンサー。(迷宮の入り口に至った。これから待ちうける運命を想いし、息を吸い込んで短く告げる)

        勝つぞ。
        -- ガゼット 2011-10-08 (土) 19:49:44
      • マスターがそれを望むのであれば(短く応ずる。ほどなくして、迷宮は二人の姿をその胃に飲み込んだ) -- ダンサー? 2011-10-08 (土) 19:53:39
  • ――マスター(ふ、と気配が形を成す。いつものようにふわりと、サーヴァントはその場へと舞い降りた) -- ダンサー? 2011-10-06 (木) 21:45:14
    • (宿舎の中。極力ダンサーに限界させることは避けている。諜報活動に優れたクラスは、少しの魔力の揺らぎからでもサーヴァントの情報を感知できるからだ)
      珍しいな。態々姿を現してまで俺に伝えたい話があるのか。
      -- ガゼット 2011-10-06 (木) 21:53:16
      • ええ、姿を潜めろということであれば、霊体に戻りますが…先日の、ウィッチのマスターを、どうお捉えになりましたか?(腰を落として、頭を垂れ、潜めた声で問いかける) -- ダンサー? 2011-10-06 (木) 21:59:31
      • (ダンサーもそれなりの察知能力は持ち合わせている。もしこの部屋を特別監視しているサーヴァントやマスターがいれば、すぐに気配を察知するはずだ)そのままでいい。
        (告げられた問いは敵マスターの値踏みだ。先程対戦相手と戯れていた場面は、当然傍に控えさせていたダンサーにも見られているはずで。自分らしからぬ行動を取ったと、質したいのか)
        子供だな。まるで警戒心が薄く、自分の置かれている状況をいまいち理解していない。
        -- ガゼット 2011-10-06 (木) 22:07:04
      • …ですね。本当に、子供のようで…あまり、そちらをよく見てはいられなかったのですが。
        (子供への感想は、こちらも同じだったらしい。ただ、苦笑交じりに紡がれた言葉は、きな臭いものを感じるには十分すぎる内容だろう) -- ダンサー? 2011-10-06 (木) 22:11:36
      • (暗に「あまり遊ぶな」と言っているように聞こえる。事実ラキュとの邂逅は、通りすがった年上の男性が荒れた子供を宥める、という温かみの溢れるものだった。ここが聖杯戦争の舞台でなく、街角であったならばだが)
        自分でも驚いたな。仇敵を目の前にしたというのに無力すぎる娘を目の前にして、憐みと同時に保護欲が沸いてきたんだ。
        どうしてあんな子が聖杯戦争のマスター候補に選ばれ、更に参加の意思を示したのか謎だ。
        (しかし油断は禁物だ。あらゆる可能性を想定し潰せ。もしラキュが類稀な魔術の才を眠らせていたら。もしラキュのサーヴァントがダンサーを遥かに越える強大な存在だったなら)
        俺を見縊るなよ。決戦の日が楽しみだな。
        (瞳の奥に濁った光を湛え、自らのサーヴァントに霊体に戻るよう指示する)
        -- ガゼット 2011-10-06 (木) 22:24:56
      • (指示には頷いた。霊体に戻るその前に、そういえば忘れていた伝言を告げる程度の気楽さで、己の主へとそれを告げる)
        ウィッチ――彼女はキャスターとは毛並みの違う、剣使いのようです。懐に飛びこまれて首を狩られないよう、ご注意を。 -- ダンサー? 2011-10-06 (木) 22:28:19
  • こんにちはー新聞取りませんかー? あったかいですよー?(新聞と契約書の束を持っている) -- アルス 2011-10-04 (火) 19:00:02
    • うわっまた来たよこいつ……。(窓越しに来訪者を確認)
      今日はどうやって追い返そうかっと。(入口まで来ると大声で)うちは新聞間に合ってるよ。
      -- ガゼット 2011-10-04 (火) 19:21:54
      • 壁に空いた穴とか塞げますよー 水にぬらして丸めて乾かせば燃料にもってこいですよー(完全に貧乏扱い) -- アルス 2011-10-04 (火) 19:38:28
      • 俺が貧乏に見えるかっ!(扉を開けてアルスへ肉薄しガン見する)
        前から思ってたんだがお前は俺に恨みでもあるのか、こうやって神経を摩耗させて戦いを有利に運ぼうって腹か?
        -- ガゼット 2011-10-04 (火) 19:53:42
      • えー……こんな家ですし…… ってどんな穿ったこと前から思ってたんですか!?
        今はお金がいるんですっ 新聞の需要ありそうですもん、ここ -- アルス 2011-10-04 (火) 19:56:48
      • 新しい家は値が張るからギリギリのラインで妥協したんだよ!
        あーうん、お前が聖杯戦争を勝ち抜く上で最大のライバルと目した俺をどうにか敗退させようと小細工を弄してるのかってね。
        金ならスラムで乞食でもしろっ! もしくは靴磨き!
        -- ガゼット 2011-10-04 (火) 20:03:04
      • 最大のライバル……ないですわー ないですわー ないですわー ないで 大事なことなので3.5回言いました
        ああ、靴磨きのほうがまだお金溜まりそうな気がしてきましたよ…… 本気で売れませんもん(しょんぼり)
        もうちょっと違うバイト探してきますよ またね -- アルス 2011-10-04 (火) 20:08:42
      • ムキー! お前俺と当たった時念入りにディスってやるからな! アルスのくせに!
        覚悟しろよ! いや落ちろ一回戦で落ちろ!(塩撒いて追いかえした)
        ミナト! 今度あの不審者が来たら門前払いしていいからな!
        -- ガゼット 2011-10-04 (火) 20:16:27
  • こんちはー 来月依頼のほうで同行するみたいなんで、ヨロシクね。お互い成長できるよう頑張ろー -- トバル 2011-10-03 (月) 23:41:18
    • 律儀すぎるだろ! 軽く流せよんもートバル元先生ってばー -- ガゼット 2011-10-03 (月) 23:45:25
      • いやー 俺こういう挨拶は出来るときはやっとく派だし。 まあ良い感じにきつくて、けど死にそうで死なない依頼であることをこそっと祈ろう! -- トバル 2011-10-03 (月) 23:53:30
  • マスター:ラキュ
    サーヴァント:ウィッチ

    商人から得た情報によると、共に女性のペアか。クラス名から察するに魔術主体で攻めてくる可能性は高い。
    事前に対策の仕込みができるといいが、後はマスターか。
    -- ガゼット 2011-10-03 (月) 22:42:10
  • (門の取っ手をガコンガコン)こんにちはー -- アルス 2011-10-03 (月) 17:43:11
    • (しばらく経って家主が出てくる。前回と風体が異なり、長かったブロンド髪がばっさりと切られている)
      こんにちは。なんだお前か。(これでもかと露骨に眉を顰めると口を一文字に結んで)
      どうした、いずれ闘う敵に賄賂でも贈りに来たのか?
      -- ガゼット 2011-10-03 (月) 17:57:27
      • あっれ、切っちゃったんです? もったいない もしかして維持費に困って売ったとか……?
        賄賂のつもりはないですけど、友チョコにっていうか名前違ったじゃないですかーー! ガゼット? -- アルス 2011-10-03 (月) 17:59:53
      • このまま伸ばすとマスター同士の取っ組み合いで髪引っ張られて不利だと思ったんだよ。
        とも……ちょこ……?(逆立つ全身の体毛。ああ、あろうことか、この男は!)
        ホモだーーーーーーーーーーーー!
        -- ガゼット 2011-10-03 (月) 18:09:59
      • マスター同士の取っ組み合い……って誰がホモですかーーーーーーーーーーーー!!?
        友達にっ あげるチョコだからっ 友チョコ!! -- アルス 2011-10-03 (月) 18:21:25
      • 帰って下さい! お願いだから!(ドアを勢いよく閉めて内側から声を張り上げる)
        男が友達にチョコを渡すか! 実はお前が男装の麗人だったとかいう素敵展開ならもらってやってもいい!
        だがそれ以外は許可しないッ! 自分でそのチョコを食え!
        -- ガゼット 2011-10-03 (月) 18:23:00
      • うわわっっ!!? と…
        逆チョコ友チョコなんて珍しくないでしょーーー!? いえ普通に男ですって、ついてますって!!
        ……もー…… いいですもん、サーヴァントと食べますから(ぶーたれて帰って行った) -- アルス 2011-10-03 (月) 18:29:08
      • ……共闘でも持ちかけてくるかと思ったが。(アルスが帰って一人ごちる。アルスを彩る嘘臭さは濃さを増した。現状危険な相手ではない。しかし内面が霧に包まれた相手として、警戒心を抱いて正解のはずだ)
        いつまで羊のフリを続ける気だ。
        -- ガゼット 2011-10-03 (月) 18:36:04
  • ―ただいま戻りましたわ、マスター(音もなく、その場に降り立つ。ふわりと舞うヴェールや薄布を押さえるように身を捻りつつ、主を見返し) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 22:59:17
    • お帰り。(重力も感じさせず現れた姿はさながら天女だ。身に付けた衣服は風に靡き、一層の幻想感を演出する)
      無事で何より。まだ幕すら上がっていないこの時点で傷を負うのは愚の骨頂だ。有益な情報は得られたか?
      -- ガゼット 2011-10-02 (日) 23:04:56
      • (問いには、素直に首を振る。指と指を微かに擦りあわせながら、瞳を閉じて)
        残念ながら…姿も何も、確認はとれずじまいですわ。幾つか推察ができるか、という程度です。 -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 23:07:42
      • (噂に聞くアサシンほどでないにせよ、ダンサーも隠密行動には適しているサーヴァントだ。その上で尾行を退けたのなら、アルスか従えるサーヴァントが有能だったという証拠になる)
        その件についてはお前の心の中に留めておいてくれ。いずれ闘う機会が来れば役に立つ。
        (ふん、と軽く鼻を鳴らし)トボけていても、聖杯戦争へ参加するに値する度量を持つ男だということか。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 23:17:15
      • かしこまりましたわ、マスター。どうやら、そのようですね。宿に着くなり何か鼻歌を歌っておりましたけど…それほどに、自信があるのかとも。
        そしてその自信を支える強い願いも。…そういえばマスター、マスターが聖杯を求める理由を、私はまだ耳にしておりませんわ? -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 23:20:21
      • (戦いの最終目的が聖杯という到達点である以上、いずれ尋ねられるとは思っていた。隠すつもりもなかったが、いざ話すとなると少々気後れする)
        ……特に何も。(既に答えは決まっていた。自分は他の多くのマスターのように明確な目的を持ち、聖杯戦争に身を投じたわけではない)
        ただの気まぐれだよ。目の前に参加の権利がぶら下がってたから、餌に飛びついてみただけだ。
        (これまでの聖杯戦争は命を賭したものであり、伊達や酔狂での参加者は悉く駆逐された。今回もおそらく、敗退者は同じ運命を辿ることになる)
        幻滅させてしまったら悪いな。(大して悪びれもせず、ソファーへ深く掛け直す)
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 23:30:03
      • (その言葉を聞くと、ダンサーはすぅ、と視線を細めた。しばらく何事か考えていたが、やがてゆっくりと言葉を選び、告ぐ)それは、ただ、興味本位での、ということでしょうか? -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 23:36:56
      • (実際は理由がある。「何もない」からこそ、答えとして明確な返事ができるだけの理由。それを伝えるには、一週間そこそこの付き合いであるダンサーとの溝は深すぎた)
        そういうことになるかな。生憎女性に対する上手な切り返し方を知らないもんでね。
        ダンサー、あんたはこんな俺を軽蔑するか?
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 23:42:10
      • (問いの答えが返ってくるには、さらにいくらかの時を必要とした)
        …いいえ、そんなことは…とは、はっきりとは申し上げられませんわね。興味本位で、この狂おしい戦いに足を突っ込むなどと、正気の沙汰ではないと、私ですら思いますわ。
        ご自身の命を狙われる可能性がある戦に、どうして興味本位でなどと? -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 23:51:49
      • (ダンサーは自分を探っている。長い聖杯戦争を勝ち残るために、マスターとなった人間の正体を見極めようとしているのだ)
        きっと俺は頭の螺子が緩んでるんだ。あんたが俺に対してどんな感情を抱いても許す。気に入らないなら背中から刺し殺せ。
        俺は研究者としても魔術師としても二流で、他の才覚溢れる連中からは霞んで見えるはずだ。一つだけ、誓えることは。
        (月を隠す雲が晴れ、夜の闇から解放された男の顔に張り付いてたものは、紛れもない決意の証)

        俺の頭は、あんたと聖杯戦争を勝ち抜くことで占められてる。
        -- ガゼット 2011-10-03 (月) 00:03:20
      • (その言葉を受けても、女の表情はあまり変化はしなかった。主の思惑通り、正体を見極めようとしているのか、それとも他の何かの理由か…普段通りの微笑を浮かべ始めるその姿からは、如何とも読み難い)
        …それならば、いいのです。ですが、それならば…いずれは、聖杯に願うものを見据えておくべきかと思います。差し出がましいことではありますが…まだ枯れるような御歳ではないのでしょう?(妖艶に笑いかけると、そのまま姿を消し、霊体へと還っていった) -- ダンサー? 2011-10-03 (月) 00:15:13
  • うわーでっかいお屋敷 人住んでるんですかね、幽霊屋敷的な雰囲気…(ひょいと中を見ようと) -- アルス 2011-10-02 (日) 16:48:08
    • (窓から伺える家の中では、騒がしい物音と男性の罵声が聞こえる。「どこだ」「見つからない」と言った声からすると、捜し物をしているのだろう。
      諦めたのか腰を上げ、何となしに視線を窓にやると、招かれざる客と目が合った)
      -- ガゼット 2011-10-02 (日) 16:59:47
      • 住んでるんですねぇ…… これだけ広いと、探し物もタイヘンそ
        あれ ……は確か、マスターさんですね こんな街外れにお住まいとは…
        (遠くて聞こえないだろう独り言を言いつつ、にこりと笑って頭を下げた) -- アルス 2011-10-02 (日) 17:03:50
      • (端正な顔立ちと一つに縛った金髪からは、それなりに育ちが良く、貴族の子息と言われても納得できる雰囲気を醸し出していた。
        しかしイメージは一変する。窓まで駆け寄ると、勢いよく開き、開口一番こう告げた)
        この泥棒猫がっ! 俺の家に入り込んだ目的はなんだ、金か、研究資料か、財産か! 騎士団か断罪に突き出すぞ!
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 17:22:10
      • は、入ってませんよ!? 研究資料? ……は興味ありますね
        それにしても、落ち着いてくださいよっ わたしだって通りがかっただけで、そもそも人が住んでるとも思わなかったんですもんっ
        攻撃なんてしないでくださいよ? わたしもしませんから! -- アルス 2011-10-02 (日) 17:28:07
      • そういえば土地は買ってなかったわ、家の中だけが俺の領域≪テリトリー≫だわ。
        通りがかりでこんな僻地まで来る奴があるか! ちょっと散歩するにも市街から外れてるし、犯罪者に決まってる!
        (一気に捲し立てると息を切らせて)なんだこいつ……不審すぎる……。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 17:31:51
      • ちょっと散歩じゃなくってがっつり散歩する気だったんですよ!
        なんだこいつって……覚えてないんです? ほら、礼拝堂で告知されたじゃありませんか
        わたしもマスターですよ、アルスといいます 確かあなたは……ゼペットさん? -- アルス 2011-10-02 (日) 17:39:00
      • ?(腕を組んで思い出す仕草。礼拝堂礼拝堂……)
        そうだったかな。30人近くもいると顔と名前が一致しねえや。(のらりとかわすと改めてアルスを眺める。まず目についたのは赤緑のカラフルなマフラーをしている点だった)
        おかしい、顔合わせた時にそんな素敵アイテム装備してたら絶対に覚えてるはずなんだが。まあいいか。
        いかにも俺がゼペットだ。サーヴァントはお昼寝中、狙うなら今だぞ。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 17:47:24
      • あっ、ね、いいでしょ? わたしもコレ「お気に」なんですよ〜んふふふ♪
        確かに……あの人数ですからねぇ…… じゃあ、これを機に覚えてくださいな アー・ルー・ス
        あなたのこと呼ぶのはゼペットでいいです? だーからっ、攻撃はしないってさっき言ったじゃありませんかぁ〜…
        ………サーヴァントって寝るんです? -- アルス 2011-10-02 (日) 17:52:46
      • いやーこれはダサくね? クリスマスカラーすぎて、俺のセンスからいうとちょっと……なあ。はいはい泥棒のアールースね。
        (本当は分かってるな俺の名前……)どうだか、決戦日までに不慮の事故でマスターが倒れたりすれば、サーヴァントもお役御免になる。管理側にバレない暗殺は、一つの勝利の手段じゃねえのかな。
        え、お前のとこのサーヴァント寝ないの?
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 18:02:47
      • うそん!? まぁ…感覚ばかりは仕方ないですよね… あなた的にはシックなほうが好みな…泥棒じゃありませんって!?
        えっ……(口に手を当てて、さも意外というように) ……そんな、だって、誰も死ななくていい戦争なんでしょ?
        サーヴァントだって本体とは別なんですし 管理してくれてる人にだって、バレないとか、そういう……
        (困り顔で押し黙ってみせる。しかし相手からの問いにはっとしてみせて)
        え、寝てないんじゃないですかね 違ってたらすみません あとで訊いてみましょ
        それじゃあ、……命は大事にしてくださいよ、ゼペット またね -- アルス 2011-10-02 (日) 18:16:11
      • (問いを投げた後もじっとアルスを観察する。苦悩している仕草も、言葉も、真実と嘘の境目はどこかと)

        (退散され、アルスの姿が完全に消えた後で。霊体として待機させている自分のサーヴァントを呼ぶ)ダンサー、いるか?
        (当然眠らせているなどという言葉は嘘だ。わざわざ敵の前で無防備だと誇示する人間は、余程の自信家か間抜けに他ならない)
        聞いての通り、マスターの一人だ。今のところ羊のフリを通してるが、実際のところは疑わしいな。よく顔とマフラーを覚えておけよ。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 18:29:20
      • (屋敷の主以外には存在していなかったはずの気配が、呼びかけに応じて増える。ガゼットのすぐ側に、まるで初めからそこにいたかのように、妙齢の女の姿が現れる)
        ええ、そのようですわね、マスター。できれば、サーヴァントのほうとも面を合わせておきたいところですが…いかがいたします?(からかうように、主の方に片手を置きつつ、横からその表情を覗き込んで) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 18:35:47
      • (主の意向を汲むいいサーヴァントだ。以前の戦争では、マスターとの不和故に自害の命令を出されたサーヴァントもいたらしい。素直に従ってくれるなら、当分は安心か)
        いいんじゃないか。今回はマスターの身分が最初から割れてる分、サーヴァントの情報を小出しにする必要は薄い。
        サーヴァントの誇示は、敵への牽制にもなる。……顔が近いぞダンサー。(どうにも落ちつかず、軽くのけぞり)
        奴を追跡できるか?
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 18:47:03
      • (作り物めいた微笑は絶えず、それゆえにどことなく定まらない雰囲気を持つ従者は、主の言葉に小さく頷いた。胸に片手を添えて、困ったように吐息を一つ)
        以前はマスターの情報を極力さらさないことが勝利の約定だったはずなのですが…本当に、おかしなことばかりですわ。
        …たとえどうあれ、聖杯を手に入れられるのなら、私はそれでいいのですけれど(短く言い切った言葉には、今までのダンサーから感じられるおかしな雰囲気とは明らかに違う、熱が潜んでいた。が、それもすぐに掻き消える)
        万事お任せを、とはお世辞にも申せませんけれど、ね。マスターの能力次第では、すぐに気づかれるでしょう…。それでもよろしければ。 -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 18:57:48
      • それだけ、今回の聖杯戦争が特別なものなのさ。あらゆる分野からマスターを募っている。街の悪ガキや、魔術師専攻の本格派。果てが俺のような瘋癲者だ。
        (これまで感情らしきものを隠蔽していたダンサーに、初めて感情らしき揺らぎが見えた。真摯に聖杯を手に入れようとする姿勢は本物で、少しだけ心中が理解できる気がした。理解ではできても、共感という点では、自分はダンサーとは程遠い)
        構わん。その失敗をチャンスに昇華すればいいだけのことだ。手段は任せる。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 19:05:56
      • …自分を癇癪と言い切るには、まだまだ理性をお持ちに過ぎるのではないですか、マスター?
        (おかしそうに笑いながら、主から一歩を離れる。そして舞いに臨む姫君のように優雅に一礼を捧げると、次の瞬間には空気に溶け込むようにその姿が消えていく) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 19:18:00
  • …ここが、マスターの家で間違いありませんわよね?(霊体化を解除する。音もなく、その場へ降りたって) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 00:15:43
    • ああ。(気配を感じないと思えば、消費する魔力を少なくするために姿を消していたのか)
      大きな屋敷だが二人暮らしだ。俺の他は使用人が一人だな。(屋敷の壁は木造で古いが、苔や蔦の類は見られない。"使用人"の手入れのおかげだ)
      (戸を引くとダンサーを邸内に招き、普段使っている居間へ腰を落ち着ける)
      最低限の義理だ、名乗ろう。俺はガゼットだ。おっとダンサー、あんたの名前は構わない。
      (自宅のためかやや態度、口調共に間延びして)サーヴァントってのは、本当の名前を知られると危険なんだな?
      -- ガゼット 2011-10-02 (日) 00:24:07
      • 使用人が…なるほど、本当の意味での『サーヴァント』をすでに召し抱えていらっしゃったのですね、マスター(その符号がなんとなくおかしかったのか、くすくすと声を零して笑いながら、後に続く。自身は席につくこともなく、その場に佇んだまま、主の言葉に頷いた)
        その通りです、マスター・ガゼット。聖杯戦争のことに関しては、すでにご存じのようね? -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 00:30:34
      • うちにいりゃそのうち会えるよ。つっても本拠をここに置くか、それとも他の連中と同じに迷宮の宿泊所に寝泊まりするって問題もある。
        (まあ座れよ、と手をソファーへやる。元々霊体のサーヴァント、立つも座るも消費する魔力は同じかもしれないが、どうにも落ちつかない)
        文献でざらっと読んで頭に入れたつもりだった。今回はかなり趣向が変わってるな。勝ち残った一組が聖杯を手に入れる、って点は合致してるか。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 00:36:21
      • ええ、確かにそのようですわね。過去に数度行われた、あらゆる願いを叶える聖なる杯を賭けた血で血をぬぐう死闘…そのどれとも、此度の戦争は勝手が違うようですわ(促しに応じて席に着きながら、マスターの情報へと補足を入れていく)
        もっとも、それは他のほとんどのサーヴァントたちも同じ条件でしょう。彼らのやり方を参考にする意味でも、本拠はなるべくその、迷宮の側に寄せておいた方がよいかと思われますが…? -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 00:46:36
      • 極端な話、これまでは交戦を回避し続けても、ラストの二組に残って最終戦だけを勝ち抜けばそれで勝利というパターンが組めた。
        しかし今回はサーヴァントを倒しかつ迷宮を探索し奥へ進む必要がある。勝ち抜くには堅実なプランを立てないとな。
        それを受けて本拠を迷宮側に決定するなら、俺たちの情報を外へ出すリスクより、他ペアの情報を収集するメリットが大きいか。
        (顎に手をやり、何事か考え)最低限の荷物だけ持って行くか。必要になったら取りに戻るとしよう。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 00:55:11
      • …なかなかに、局を見る目が備わっているようで、私としても嬉しく思いますわ…。
        うすうす感じているとは思いますが、私は真っ向から勝負を挑むことに長けているわけではありませんので…尚更、情報を得る意味があるかと存じます(どことなく、作り物めいた微笑。完璧に過ぎて、逆に空虚なものを感じさせる) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 01:15:01
      • よせやい、最もリスクの低い手段へ流れてるだけだ。虎の子を得るためには穴に入る他にも方法があるってな。
        ほう、そうなのか?(初対面、ダンサーと名乗られた時の印象通りか。しかし些細なことだ。戦うに足る能力さえあれば)
        出立は明日にしよう。今日は休め。来客用の空き部屋が二階にある、そこを使ってくれ。
        (ダンサーは確かに女性として蠱惑的な魅力を持っている。同時にどこか歪でもあった。男性の求める理想像として作られた美術品を体現するならば、こう仕上がるよう思える)
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 01:30:26
      • 慎重派であると、今はそう思わせていただきますわ、マスター。ではお言葉に甘えまして…私の能力の一端を説明するのにも、その方が都合がよろしいと思いますし。
        部屋は、二階でしたわね?(天井を見上げ、次の瞬間には跳躍する。天井にぶつかるはずのその細身の姿は、次の瞬間には空気に溶けるようにその姿が薄れ――主には知覚できるであろう、霊体化) -- ダンサー? 2011-10-02 (日) 01:43:50
      • (突飛な行動に目を見開く。天井に穴でも開けるつもりかと慌てて止めようとするも、その心配は杞憂に終わり)
        気の早い女だ。数十年ぶりのベッドがそんなに楽しみだったのか?
        (自分も遅れて、居間の電灯に手を伸ばした)明日から忙しくなるな。
        -- ガゼット 2011-10-02 (日) 01:52:52
  • Come on now then say what you mean
  • Maybe It's wrong and maybe obscene
  • Leave it on my message machine
  • Do me a favour
  • Say what you mean

Last-modified: 2011-10-28 Fri 22:39:22 JST (4535d)