人の日記を覗くなんていけない人ですね

  • 1??年?月

  • 服を全て脱いで姿見を見る。
    私の後ろが透けて見えていて、完全に透明になっているようです。
    きえさり草という魔法の草が手に入ったので試してみました。

    ひとしきり不思議がったのち、私は玄関を見つめた。
    高なる鼓動に背中を押されるかのように足が進む。
    ゆっくりとドアを開け、恐る恐る外に出ました。

    …………

    私の横を人が通り過ぎていく。…本当に見えていないようです。
    中央通りの真中に裸で立っている。その事実で張り裂けそうなほど心臓がドキドキしています。

    次第に堪らなくなり、豊かな膨らみを包み揉みほぐす。
    敏感になった突起を指で転がすと甘い吐息が零れた。
    ハッとして、周りを見回すが誰も気付かなかったみたい…。

    歩いている人とぶつかるとまずいので、建物の壁際に寄り掛かって始めました。
    指を滑り込ませると溢れる体液。ふふ…もうこんなにいやらしくなっちゃってます。

    …………

    ぐちゅぐちゅと蜜口をかき混ぜる音が聞こえる。
    もう音が聞こえることなんか気にもせず、怪訝そうにこちらを見る人々の視線がさらに私を掻き立てました。

    はぁ…っ、イイっ…!気持ちイイ…!
    くぅ…、お外で、道で、こんなにおま○こ弄って気持ちイイんです…!

    必死に声を抑えながら頭の中でイヤラシイ言葉を叫ぶ。
    何度も何度も絶頂に飛び散った快楽汁が地面の色を濃く染めていった…。


  • 1??年7月

  • 暑い日差しの中、ひんやりと冷たい湖で泳ぐのはとても気持ちが良いものです。
    夏になるとここに来て水浴びするのが日課になってしまいました。
    人はほとんど来ないので、水着は付けず堂々と裸で泳いでいます。

    今日ものんびりと湖に浮かんでいると、森の方からガサッと音がしたのに気がつきました。
    多分動物…、と考えながらも一応警戒して見ていると揺れる茂みの中から一匹のオオカミが現れました。
    まだ小さく、子供のようです。群れからはぐれたのでしょうか。

    こちらをじっと見つめる瞳。私はその場を動かずにじっと見つめ返す。
    しばらくすると湖に近付いて水を飲み始めました。

    そんな子オオカミのまだ子供の可愛らしい姿に少し触れてみたくて私は近付いていきます。
    こちらが近付いてくるのにすぐに気付いて顔をあげました。
    警戒されているのかと思いましたが、意外に穏やかな様子です。
    恐る恐る手を伸ばすと、…簡単に頭を撫でさせてもらえました。

    …………

    湖の縁に座る私の膝の上で眠る子オオカミ。
    一緒に来ていたスライムのプリムと随分遊んでいたので疲れちゃったみたいです。
    人間にとても慣れてる感じですね。飼われていたのでしょうか。

    日も傾き、そろそろ帰りたい頃なのですが…。
    連れて帰る訳にはいきませんので、子オオカミをそっと下ろして立ち上がる。

    身体を拭いて服を着ようとしていると、突然子オオカミの唸り声が聞こえた。
    驚いて振り返ると、立ち上がった子オオカミが空を見上げながら唸っていました。
    …それに様子が普通じゃありません。

    動けずにいると変化はすぐに起きました。
    子オオカミの身体の形が変わりはじめ、人の形に変化していきます。
    獣人…だったんですね。人に慣れた子がこんな所に居た理由がわかりました。

    少年ぐらいの体躯に変化した子オオカミがこちらを見ます。
    …先ほどまでとはまるで違う瞳で獲物を見つけたかのように私を睨み付ける。
    次の瞬間、私は彼に飛びかかられ押し倒されてしまいました。
    すごい力で身体を押さえつけられ身動きが取れません…。

    捕まれた腕に彼の爪が食い込み血が滲む。
    痛みに顔を歪ませると、…ふと拘束される力がゆるみ彼が身体を退けました。
    身体を起こすと少し離れたところで蹲る彼の姿がありました。
    我に返ったプリムが彼に近づいて話しかけて連れてきました。正気に戻ったみたいですね…。

    でも身体の一部はそのままのようで…。
    隠すなんて判らないでしょうから、昂ぶった獣欲を堂々と見せられてしまいました。体つきは少年なのに…。
    正気には戻ったみたいですが、息は荒く、…それが我慢出来そうにない様子です。
    それは私でもさすがに…、と考えているとプリムがニコニコと手を挙げました。

    …………

    地面に四つんばいになり、おしりを突き出す。
    指で秘所を開いて、獣欲を招き入れた。
    始まってしまえばもう止まらない。激しく揺さぶり貪り尽くす。

    先ほどプリムが提案したのは、自分の身体で彼の獣欲を受け止めるという話。
    私はプリムと舌を絡ませながら自分を慰めていました。見てたらちょっと、ですね…。
    彼の身体が止まる。透き通ったプリムの身体越しに吐き出された精液が見える。
    すぐにまた腰が動き出すのを見ながら私も軽い絶頂を迎えた。


  • 1??年12月

  • 雪深い冬。冷たい風に柔毛がそよぐ。
    雪の積もる丘の上でスカートをたくし上げて仁王立ちしている私。
    零れだした温水が湯気を立てながら雪を溶かしていきました。
    この開放感…快感です。

    …………

    何てやってるから風邪を引くわけですよね。前もやった気がします。

    結構ふらふらになってしまい、今回はプリムが看病してくれています。何て健気なスライムでしょうか。
    今、着替えと汗を拭いて貰っていますが、ひんやりした手が心地良いです。
    着替え終わるとまたベットに倒れました。座っているだけでもふらふらします…。

    ん…。尿意を催して目を開ける。
    トイレに起き上がろうとしますが、身体を起こすだけでやっとの思いです。
    プリムが寄ってきて身体を支えてくれました。
    どうしたの?という表情をしたので、少し躊躇ってトイレと小さく伝えました。

    …………

    実は寝込んでから何度かトイレに行きたくなっていました。
    1度はプリムに支えられながら何とか行きましたが、2度目からは…。

    プリムが寝ている私の足下の方から布団の中に潜り込んでくる。
    脚の間まで進んでくると、私の寝間着のズボンと下着に手をかけてスルッと下ろされました。

    熱気に包まれた布団の中でひんやりとした感覚が私の股間を覆う。
    …プリムが口を開いてそこを覆っているんです。
    動けない私が寝たまま済ませることが出来るようにとプリムが思いついた作戦でした。
    前におしっこを取り込んだことを覚えていたんでしょうか…。

    我慢していた力を緩めると尿道を通っておしっこが溢れ出ました。
    それをプリムが零さないように口で受け止めています。…恥ずかしいです。

    全部で終わったのが判ると、舌でそこを綺麗に嘗め取るプリム。
    敏感な所まで舌で綺麗にしてくれるので…困ります。

    別の熱でうなされた声を漏らしてしまい、それを聞いたプリムは歯止めを無くしてしまいました。
    制止する声も聞かず、先ほどよりも執拗にそこを嘗め、転がす。
    力なくなすがまま、されるがまま。無理矢理与えられる快感に身をよじりました。

    …………

    布団を強く握りしめて絶頂の声を上げ震える。
    再び綺麗にしてから服を元に戻し、布団から這い出たプリムの満足そうな顔。
    風邪が治った暁には覚えていなさいよ…。


  • 1??年?月?日

  • 私は今、学校に来ています。
    私立ゴルロア学園。数年前に出来た冒険者育成学校だそうです。
    学校なんて行ったことありませんから、ちょっと羨ましいです。

    廊下を歩いていると見かけない顔に興味津々でひそひそと話している様子がよく判ります。
    職員室を出た私が向かっているのは美術室。
    今日なぜここに来たのかというと、美術の授業のモデルに応募したからです。

    1週間ほど前、酒場の掲示板に募集のチラシが貼ってあるのに気付いて、連絡してみたらすぐOKが出ました。
    やっぱりそう簡単には集まらないみたいですね。ヌードデッサンのモデル。

    …………

    美術準備室に着くと、美術の先生が待っていました。
    もうすぐ授業が始まるのでここで着替えておいてくださいと言って教室の方に向かいました。

    準備室で一人になった私は早速服を脱ぎ始めた。
    初めて来た場所で裸になるという状況に、心臓が激しく脈打ちます。

    裸になった私は目の前に窓があることにやっと気付きました。
    …今は誰も居ないようですが、気付いてない間に…なんて考えると恥ずかしさで顔が真っ赤に。
    そそくさと白いシーツを身体に纏って授業が始まるのを待っていると、
    すぐにがやがやと教室の方に生徒達の声が聞こえ、授業の鐘が鳴りました。

    しばらくして先生が準備室のドアを開けて私を呼びました。…遂にです。
    シーツ一枚で身体を隠し、部屋を出るとそこには10人弱の生徒達が待っていました。

    …………

    軽く紹介をされたあと、真ん中の台に上る。
    回りを囲む生徒達を見れば、…男の子の方が多いですね。
    私よりも緊張してる様子が伺えて、ちょっと緊張がほぐれました。

    纏っていたシーツを外し、肌を露わにする。
    おぉ…と男子生徒達と先生がどよめく。…先生?

    先生の指示に従って最初は普通に足を崩して座ったポーズをとりました。
    …男子生徒の視線がいろいろな所に突き刺さり、肌が紅潮するのを感じます。

    …………

    数十分が経った頃には全員慣れた様子で筆を走らせていました。
    私も最初の興奮があらかた冷め、モデルとして役目を全うしています。

    ポーズが何回か変わった頃、休憩を入れることになりました。ずっと同じポーズは大変ですね…。
    準備室に戻って軽くストレッチをしていると、ちょっとトイレに行きたくなり、
    教室にいる生徒さんに場所を聞いてトイレに向かいました。
    ちょっと悩みましたが、服を着るのも面倒でしたのでそのままの格好で行きました。

    校舎の外から生徒たちの声が聞こえてきます。
    この辺りは特別教室が集まっているようで、今の時間は他の生徒は居ないようです。

    個室に入って用を済ましながらデッサン中の事を思い返しました。
    ふふ…あの子、胸が好きなんでしょうか…ずっと見てましたね。
    男の子達の食い入るように見つめる視線を思い出しながら胸を両手で包み込む。
    立った先端を指先で弄りながら、片方の手を股間に滑り込ませる。
    こっちを見たらどんな反応するんでしょうね…。
    そう独りごちて、濡れ始めたそこを指で広げて淫らに微笑む。
    声を抑えながら個室の中で休憩時間一杯まで過ごしました。


  • 13?年?月?日

  • 今日は酒場に香辛料の配達にきました。
    ちょくちょく依頼があるので助かっています。

    ところで…前から気になっていたのですが、
    あの窓辺に座っている酒場に似合わないお人形はなんなのでしょうか。
    酒場のマスターに聞いてみると、挨拶してくると良い、なんて言われました。…どういうことですか?
    言われるままにお人形に近寄ってみると、くるっと首がこちらを向いた。びっくりしました…。

    彼女の名前はシイリィスというそうです。自己紹介してくれました。
    意志を持った人形ですね…。貴重な出会いです。

    …………

    そんな彼女を自室に招いて、…彼女の前で脚を開く私。
    その貴重な出会いがどうしてこうなっているのでしょう…。

    始まりは私が穿いてないことを見られてしまったこと。
    彼女のそこに付いてないものに興味を沸かせてしまったようで、見せて欲しいと頼まれてしまいました。

    ベッドの上に座って脚を開く。
    もちろん穿いていないのでもう彼女の視線はそこに釘付けになっているのが手に取るようにわかります…。うぅ…。
    私の前に座り込んでじっと見ていた彼女が触っても良いかと問いかけてきました。
    …もう好きにして欲しかったので、快く承諾しました。

    仄かに暖かい小さな手が私のそこをなぞる。冷たいと思っていたのに不思議な感覚です。

    こちらを見上げて少し見づらいと言うので、後ろに身体を倒して自分で脚を持ち上げました。
    これで彼女にはっきりと私の濡れたそこを見せることが出来ます。

    彼女も座り直して私を両手で自由に弄くり回しました。
    掴んで、広げて、入れて、掻き混ぜて、摘んで、擦って……ッ…。

    …………

    荒い息を吐く私と手をべたべたに汚した彼女。
    最後はおねだりしてしまった気がします…。

    見れば私が出した体液でお洋服まで濡れてしまっていたので洗ってあげることにしました。染みになったら可哀想ですからね。

    お洋服を干して戻ってくると、下着姿の彼女がベッドに座って待っていました。
    戻ってきた私に彼女は小さな声で呟きました。

    …………

    どうしたらいいんだろうと困る私。
    彼女は同じようにして欲しいと言うのですが、お人形相手は初めてで…。

    とりあえずベッドの脇に座った私は、彼女をベッドの上に立たせてドロワーズに手をかける。
    するりと下ろすと、彼女のそこが露わになった。
    両脚の付け根の球体関節の間に簡単に造形された秘所。作った人はどんな人なんでしょうか。

    そこをじろじろ見る私を見下ろす彼女の瞳はいつもと変わらない様子。
    下着を脚から抜き取った私は彼女のそこに指を這わせてみた。…反応はありません。
    感覚があるのかも判りませんが、ちょっと意固地になって反応させてみたくなってしまいました。
    指先を口に含んで濡らし、ぬるぬると先ほどより少し強く触る。

    …ぁ…。

    その小さな声を私は聞き逃しませんでした。ふふ…。

    …………

    私の手にもたれかかりながら彼女は指の愛撫を受けている。
    ひときわ大きな声を上げて、大きく彼女の身体が震えました。いけたのでしょうか…。

    震えが収まるとむくりと起き上がる彼女。さっきまでの熱っぽさはどこへ行ったのか、元のお人形の表情をしていました。
    ありがとう。と一言言って下着を穿こうとしたのでちょっと待ってもらい、濡らしたハンカチを持ってきて彼女の股間をぬぐってあげるとちょっと恥ずかしそうでした。

    スライムのプリムと遊んでもらっている間にお洋服も乾いたようです。
    着せてあげているとなんだかお人形遊びをしているみたいで懐かしいですね。

    その後はお茶をしながらお話をして過ごし、日も沈み始めた頃、酒場に戻っていきました。
    と別れ際にまた来てくださいね言うと、ええ。と短く答えてくれました。


  • 13?年?月?日

  • はてさて、どれくらいぶりでしょう。
    とりあえず時間の経過はさておいて、また大変なことが起きました。

    …………

    ある日の朝、スライムの様子を見ると
    いつものように水槽一面に広がっておらず、水槽の中央で大きな丸い固まりになっていました。
    初めて見るスライムの状態にどうしよう…!とあたふたしていると、丸くなったスライムがふるふると揺れ始める。
    心配になった私は揺れるスライムに手を当てると震えが止まりました。
    そして丸だったスライムが次第に形を変えていく。

    …………

    大きな水槽の中で膝を抱えてうずくまる少女。
    形状変化が止まると、こんな姿に変わっていました。
    スライムのように透き通った身体。

    眠っているかのように動かない"少女"が気になり、また手を伸ばす。
    頭に触れると、やはりスライムのような感触。そのまま2、3度頭を撫でました。
    すると…ピクリとふるえて、目を覚ましたかのように顔をゆっくりと持ち上げる。
    こちらを向き、私の顔をじっと見つめる顔はどことなく私に似ている気がしました。

    おはようございます、笑顔で声をかけると…言葉はないけど笑顔で返事をしてくれました。

    …………

    なぜ人の形になったのかは判りませんが、とりあえず水槽から下ろそうと脇に手を入れて持ち上げようとする。
    手がめり込んだりしないかと心配しましたが、ある程度形を保つようでちゃんと抱えることが出来ました。
    床に下ろしてあげると、その場にへたりこむ少女。足にはまだ慣れが必要なようです。

    体躯から言って10歳ぐらいでしょうか。あのキャンディを使った時の私ぐらいの大きさですね。
    体積がもっとあれば、私ぐらいの大きさにもなれたのかもしれませんね。

    とりあえず服を着せようかと考えていたところに這い寄ってくる少女。
    どうしたんですか?としゃがんで声をかける。
    少女はそのまま近づいてきて、私の顔を両手で挟んで…口づけをされた。
    少しして口を離し少女は微笑む。私も少し驚いたけれど、微笑んで頭を撫でてあげる。

    喜んでもらえたと思ったのか、再び口づけをしてきた。
    軽い唇を重ねるものだったのが、次第に舌を絡めあう深い口づけを交わす。…変わった味がした。

    …………

    いい加減元に戻ってほしい所です。…けど、気持ちいいので良いです。
    スカートの中から相変わらず立派に反り経つおちんちんを取り出し、彼女が手でしてくれている。
    文字通り包み込むように手の形が変わり、きゅっと締め付けながら前後に擦り上げられる感触が気持ちよくて、
    彼女の手が止まったとき、とてもはしたない表情をしていたんだと思います。

    彼女は手を離して後ろにぺちゃっと寝転がると足を開いて私を見る。
    私たちがしていたことを覚えているのか、同じことをしようとしているのが判る。
    私は起き上がって彼女に近寄る。そこは人間の物に少し近い造形を作っていました。
    …これも私を真似ているんでしょうか。そう思うとなんだか恥ずかしくなります。
    私は彼女に覆い被さり、そこにおちんちんを挿入した。

    小さかった穴も自在に形が変わってすんなりと侵入した。
    ぐちゅぐちゅと音を立てて腰を振る。先ほどの手とはまた違う締め付けで私の快感を更に昂ぶらせていく。
    彼女を見ると先ほどと変わらない笑顔で私を見ている。彼女には快感が伝わっていないのでしょうか…。
    私は堪らなくなって彼女の唇を奪い、舌を絡ませながら彼女の中に精を吐き出した。

    …………

    事が終わったあと彼女のお腹を見ると、私が出した物が溜まっているのが透けて見える。こんなに出したんだ…。
    時間が経つにつれてだんだん消化されて消えていく。これは今まで通り。

    とりあえず子供用ワンピースを着せました。すぐにべとべとになるけど、裸のままよりは良いと思います。
    それと彼女に名前をつけてあげました。プリム、それが彼女の名前です。


  • 133年4月1日

  • 私の前にホワイトちゃんがぺたんと座っている。
    その顔の前には、興奮に反り返った私のおちんちんがビクビクと脈打っていた。

    …………

    事の始まりは私が自室でそれの処理をしていた時。

    「リーアリースさーん!!」

    いつものように元気よく入ってきたホワイトちゃん。
    玄関からはまだ距離がある。急いで私は服を整えた。

    「いらっしゃいホワイトちゃん」

    紅潮の冷めないままの顔でホワイトちゃんを出迎える。
    屹立したそれはすぐに治まる事は無く、スカートを押し上げ股間に膨らみを作っていた。
    たわいのない会話をしながらも、股間を隠すように手で押さえていたが、
    押さえつける手とスカートがおちんちんに擦れてゾクゾクと快感が走り、卑猥な声が口から漏れ出す。

    「…リアリスさん、どうかしたの?…大丈夫?」

    快感に震える私を病気じゃないかと心配して見上げるホワイトちゃん。
    その純粋な顔を見ていると、今まで彼女には向かなかった私の中の淫らな部分が鎌首を擡げた。

    「…ごめんなさい。ちょっと、病気になってしまって…こんなに腫れてしまいました…」

    心配そうに支えるホワイトちゃんの手を取って、スカートの膨らみに触れさせると、その異常な膨らみに目を見開いて驚いている。
    その小さく柔らかい手の感触から来る快感に私は腰を引いてしまいました。
    それを痛むのと勘違いしてしまったホワイトちゃんは、痛みを忘れさせるように優しく撫でてくれました。
    ホワイトちゃんのさする手が気持ち良くて、先走り汁でスカートに恥ずかしい染みが出来てしまいます。

    「リ、リアリスさん…。どうしよう何か出てきちゃったよ!?」

    何かしてしまったのかと慌てるホワイトちゃん。
    惚けた顔の私は熱っぽい息を漏らす。

    「はぁ…、ホワイトちゃんの手が気持ちよくて汁が出ちゃいました…」

    ホワイトちゃんは不思議そうな顔をして、気持ち良かったなら良いけど…、不安そうに呟く。

    「もっとした方が良いかな…?」

    上目遣いに見上げる顔に私はもう止まらなくなりました。

    「ふふ…。じゃあ、最後までお願いしますね…」

    ホワイトちゃんの手をとって、部屋の奥へと連れて行く。
    私はベッドに腰掛け、ホワイトちゃんを私の前に座らせた。

    「今度は直接撫でてもらえますか?」

    二つ返事で快諾するホワイトちゃん。
    純真無垢な女の子に見せてしまうのかと思うと、心臓が飛び出てしまいそうなほど胸の鼓動が激しく高鳴る。
    私はスカートに手を掛け、ゆっくりと捲った。

    …………

    ガチガチに硬くなり、天を突いて欲情を主張する私のおちんちん。
    それが何か理解できなかった様子のホワイトちゃん。これが何か理解した瞬間、真っ赤な顔をして短い悲鳴を上げながら後ろを向いた。
    少しの時間だったけど、その視線に反応に溜息が出る。

    「…リ、リアリスさん!?それ、それって、その…!?」

    向こうを向いたままあたふたと問いかけるホワイトちゃんがとてもかわいいです。

    「はい、ホワイトちゃんがさっき撫でてくれたのは私のおちんちんです」

    顔を覆ってた手を離して慌てている。
    このままでは約束を果たしてくれそうにありませんので、事情を少し説明することにしました。

    …………

    「じゃ、じゃあ…そのキノコのせいでそんなことになっちゃったんだ…」

    視線を逸らしながら話を聞くホワイトちゃん。
    説明をするのでこっちを向いてください、とお願いしたらこちらを向いてくれました。
    もちろん隠していません。

    「はい、ですから先程のようにさすって汁を出さないといけないんです」

    とても困っているという口調でもう一度お願いする。きっと顔は蕩けたままです。
    ちらちらとこちらを見て、悩むホワイトちゃんだったけど、頭を振って決心した顔で私を見る。

    「…うん、わかったよ!リアリスさんが困ってるんだもの、助けてあげないと!」

    ホワイトちゃんは本当に良い子です。

    …………

    「今度は手で握って…そう、そのまま上下に擦ってください」

    ゆっくりホワイトちゃんの手が動き、だらだらと垂れる先走り汁がホワイトちゃんの手を汚してくちゃくちゃと音を立てる。

    「うわっ、なんだかまたおっきくなったかも!?」

    ホワイトちゃんの手に包まれる感触で、更におちんちんの硬さと大きさが増していきました。

    「は、ぁ…良いですホワイトちゃん。とても気持ち良いです…」

    あのホワイトちゃんにおちんちんを扱かれていると思おうと、とても気持ちよくてすぐに出てしまいそうです。
    褒められて嬉しそうにがんばっているホワイトちゃんのそのお顔にぶちまけたくなりました。

    「はぁ…はぁ…、もうちょっと、速く…!もう少しで、出そうです…!」

    何が出るのか判らず言われるがままに、ホワイトちゃんは手の動きを早くする。
    熱い塊が私の中からこみ上げてくるのが判る。それをひたすら我慢した。
    もっと、もっと、この気持ちいいのが欲しい!

    「あぁぁぁ…!出ますぅ…!!!」

    我慢の限界を超えて、一生懸命扱いてくれたホワイトちゃんに大量の白濁液をぶちまけた。

    「うぇぇ、べたべたー…なにこれー…」

    白く汚れたホワイトちゃんを置いて、射精の余韻に浸る私。
    ですが私のおちんちんはまだ大きく、ホワイトちゃんを狙っていました。

    「ホワイトちゃん…、まだです…まだ治まりません…」

    顔を拭いているホワイトちゃんを抱き上げてベッドに下ろす。
    何をされているのかわからない表情のホワイトちゃんの上に覆いかぶさった。
    私のおちんちんがホワイトちゃんのお腹に当たる。

    「うぅ…、今度はどうしたらいいの…リアリスさん…?」
    「ふふ、今度はホワイトちゃんの体でしてもらいます。これを治すためです、良いですよね…ホワイトちゃん」

    もう私の中にはホワイトちゃんとおちんちんのことしかありませんでした。
    ホワイトちゃんの両足を抱え上げ、太ももと股間の間におちんちんを挟みこんで腰を振る。
    白濁液で汚れたおちんちんが、柔らかな太ももとかわいらしいパンツの感触に挟まれて、また硬さと大きさを取り戻す。

    「リアリスさんが変になっちゃった…」

    足を抱えられて逃げることも出来ないホワイトちゃんが呟く。
    私が腰を揺らすたびにスカートが捲くれて、かわいらしい下着が露になり慌てて押さえる。
    それでも構わずに私は腰を振り、ホワイトちゃんの股間におちんちんを擦り付けた。

    しばらくするとホワイトちゃんの様子に変化が見られました。
    嫌がっていた表情が緩んで、息も少し乱れてきたようです。

    「ホワイトちゃん…どうかしましたか…?」
    「リアリス、さん…私、なんか変だよぉ…」

    振っていた腰を止めてホワイトちゃんの足を解放するが、荒い息で脚を広げたままパンツを隠す気力が無いようです。
    ぐちゃぐちゃに濡れた白い下着はうっすら透けて、ホワイトちゃんのそこの形がわかる。

    「ふふ、ホワイトちゃんのここはまだ子供ですね」

    一本の縦スジに指を這わせると、ホワイトちゃんの身体がピクリと跳ねる。
    気持ちよくなっているのが判ると、下着の上からやさしく愛撫を続けた。

    「私だけじゃなくて、ホワイトちゃんも気持ちよくなってもらわないと不公平ですから」

    初めての感覚に身体を揺らすホワイトちゃんがかわいくて堪りませんでした。
    許可も取らずに下着に手を掛けて脱がすと、いろいろと混じった汁が下着とおまたの間に糸を引いて垂れる。
    穢れを知らないホワイトちゃんの大事な部分が私の目の前に現れた。

    …………

    まだ着ていた服を脱ぎ捨てて、ホワイトちゃんの脚の間に身体を進めた。
    縦スジに私のおちんちんを宛がうと、ぬちゅと音がして、ホワイトちゃんがこちらを見る。
    私が何をしようとしているのかに気づいて、起き上がり逃げようとする。
    ホワイトちゃんの脚を捕まえて引き戻し、うつぶせに倒れたホワイトちゃんの腰を両手で掴んで離さない。
    暴れる脚に何度も蹴られるが、構わずホワイトちゃんの股間におちんちんを押し付けた。
    何度も滑り、ようやく入り口に先端がほんの少し埋没したのを感じると、ホワイトちゃんは短い悲鳴を上げ身体を強張らせる。

    「ひっ!リアリスさん…!もうやめよう、やめてようよ…?」

    後ろを向き、涙を湛えた顔で懇願するホワイトちゃんですが、そんな顔は更に情欲を増すだけです。
    ゆっくりと幼い縦筋に押し入り、挿入を妨げようと抵抗する柔肉を引き裂いていく。
    無理やり与えられる痛みにあがる悲鳴はエッセンスでしかありませんでした。

    「あぁ…、ホワイトちゃん感じますか?奥まで入りましたよ…?」

    顔を伏して嗚咽を漏らすホワイトちゃんとの結合部からは純潔を破った証が流れる。
    いたわる気も無くゆっくりと腰を動かし始めると、くぐもった悲鳴が聞こえた。
    私を締め付けるホワイトちゃんの中がとても気持ちよくて、快楽に身を任せておちんちんを擦りつける。

    「ぅ、ん…はぁ、はぁ…気持ち良すぎて、もういっちゃいそうです…!」

    そう言う矢先に恍惚の表情を浮かべる。
    私のおちんちんがビクンビクンと震えながら、ホワイトちゃんの中にたっぷりと注ぎ込んでいます。
    力が抜けてホワイトちゃんの上に倒れこむ私。
    涙を零したまま放心しているホワイトちゃんを横から見ながら、ぽっこり膨らむおなかをさする。

    「ふふ、ホワイトちゃんのおかげでいーっぱい出ました…。でも…」

    まだ衰えることを知らない私のおちんちんを、自分の出した精液を掻き出しながら抜き取った。
    ぴたりと閉じていた秘裂は、大きく口を広げてどろりと白濁液を吐き出す。
    力無く倒れるホワイトちゃんをひっくり返し仰向けにして、再び挿入する。

    「んっ…はぁ…、もっともっと…出させてくださいね…」


  • 132年8月某日

  • 更衣室の一室。ざわざわと部屋の外から人々の声が聞こえる。
    私は紅潮した顔で声を必死に押し殺していました。
    水着姿の私の足元に跪いた奥様が、私のおちんちんを咥えて頭を振っています。

    …………

    更衣室からなかなか出てこない私の様子を気にして、
    私が居る更衣室を覗いた奥様が見たモノは、水着から飛び出したそれを慰める私の姿でした。

    …………

    腰がビクビクと震え、奥様の口の中に白濁液を吐き出した。全て口で受け止めて喉を鳴らす。
    奥様は私の水着を上げて、小さくなっていくそれをしまわれ、手を引かれて海に向かいました。

    …………

    パレオを付けて、一目ではわからないように下半身を隠していたのも束の間、私達は岩場の影にいた。
    奥様は岩に手を付いて腰を私に向けて突き出す。
    股間の部分を指でずらすと、卑猥な部分が露わになった。
    露に濡れたそこは、まるで先程の口のように咥えたいと私のおちんちんをねだっているよう。

    既に硬く尖り、水着からはみ出したそれを奥様に宛がい、ゆっくりと埋めていく。
    お姉さんとはまた違う感触に身体を震わせた。

    …………

    奥様の豊満な胸を揉みながら、夢中で腰を振る私。
    奥様にもう逝きそうなことを伝えると、そのままで良いと喘ぎ声の合間に蕩けた顔で言い、
    それを聞いた私は我慢していたものを容赦なく全て中に吐き出した。

    出し切り、おちんちんを抜くと、泡だった愛液と私の白濁液がどろりとこぼれおちた。
    奥様がこちらを振り返る。まだ萎えてないのを見て艶やかに笑った。
    脚を上げ、どろどろに汚れた局部を自ら指で広げる。
    私は誘われるがまま、再び奥様の柔肉の中に欲情の塊を突き刺した。


  • 132年6月某日

  • 今日はお姉さんの部屋にお呼ばれされました。
    あの件で最近会えなかったからでしょうか…。

    …………

    適当なおしゃべりをして、ご飯を一緒に食べて、そして夜。
    一緒にお風呂に入ろうということになりました。…困ったことになりました。

    服を脱いで、コソコソと下着を脱いで下を隠す。
    何隠してるんですか? お姉さんがそう言い、今更と笑う。

    …………

    下を見下ろすと、タオルの下から主張する私のおちんちん。
    再び顔を上げると、私を睨むお姉さん。そして隠すタオルを剥ぎ取った。
    太ももの間で孤立するおちんちんにお姉さんは目を丸くした。

    かくかくしかじかと事情を説明する。
    今までのことを理解したお姉さんは、マジマジと私のおちんちんを見る。

    …………

    バスタブの縁に腰を掛け、ゾクゾクする気持ちよさに身体を震わせる。
    上下に私をこするお姉さんの手にあえなく暴発してしまった。
    お姉さんの顔から胸に掛かる白い体液。ぺろりとなめて、苦い表情をする。

    …………

    身体を洗い、二人ともバスタオル一枚で部屋に戻る。
    ベッドに腰掛けるお姉さん。視線は私の下に集中していました。
    バスタオルを押し上げているそれと同じように、私も興奮を隠しきれずにいました。
    タオルを広げてベッドに横たわり、お姉さんは火照った身体を私に差し出した。

    そこは充分に潤い、受け入れる準備は整っていました。
    お風呂場の時から既にスイッチが入っていたのでしょうか。
    私はいきり立ったおちんちんをそこに宛がい、ゆっくりと挿入する。

    お姉さんが初めてではないのは知っていました。
    言いようのない焦燥感をぶつけるように、不器用に快感を貪った。

    …………

    抱きしめあいながら、身体を震わせた。
    二人の繋ぎ目からは白く濁った液体が溢れ出す。

    私達は絶頂の余韻のまま、口付けを交わした。


  • 132年4月1日

  • 街の殆どの人間が眠りに就く深夜。影が蠢く。
    窓に何かを細工していると、ガラスの一部が綺麗に切り取られた。
    手を入れ鍵を外し、窓を静かに開け、その影は部屋に静かに入っていった。

    窓のすぐ横のベッドに安らかに寝息を立ててる女。
    布団を剥げば、寝間着の下から浮かぶ、柔らかそうな身体。
    静かにベッドに上がり、覆い被さった。

    寝間着を捲り上げ、暗闇の中に白い肌が露わにする。
    呼吸に合わせて上下している二つの膨らみに、舌を這わせ、むしゃぶりついた。

    ……………………

    身体の上に何かが乗っているような重さを感じて、私は目を覚ます。
    ……何…? 初めは何か全く判らなかった。
    それがこちらを向いた時、私は悲鳴を上げようとしたけれど、口を大きな手で塞がれた。

    恐ろしい力で押さえつけられ、私の力ではビクともしない。
    口を塞がれていては魔法を唱えることすら出来ない。

    大男の手が私の下着に掛かる。
    脚を振り回して必死に抵抗をし、振り回した脚が、大男の顔に当たった。

    男は笑顔のままこちらを見て、私のお腹に拳を叩きつける。
    動かなくなった私を見て、大男は悠々と下着を剥ぎ取った。
    そこには縮こまった男性器。まだ効果は残ったままだった。

    大男は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに下卑た笑顔を浮かべる。

    大男はベルトを緩め、私のそれよりも何十倍も大きいそれを取り出した。
    それを目にした私は、最後の力を振り絞って暴れたが、無駄な抵抗だった。
    何度も打ち付けられる拳に、私はなすすべがありませんでした。

    …………

    押さえられた口から悲鳴が漏れだす。
    無理矢理広げられたそこは既に純潔は破られ、力任せの注送を受け止めきれずにいる。
    私の意思とは反対に、痛みを和らげようと濡れ出し、音を立てていた。

    大男の息が荒くなり、激しく腰を打ち付ける。
    私は必死にそれを抜こうとするが間に合うわけもなく、大男は一番奥まで突き入れ、恍惚の表情で腰を振るわせた。
    汚れた…。絶望に涙を流す私を大男は見下ろて笑い、再び腰を動かし始めた。

    …………

    グチャ、グチャ…。白濁液と愛液の混ざった音が聞こえる。
    こんな状況でも反応してしまう身体が悔しい。
    いつの間にか私のおちんちんまでもが大きく硬くなっていた。
    大男の空いた手が私のおちんちんを掴み、誰にも触られたことのないおちんちんを刺激する。

    口を押さえていた手が緩み自由になるが、溢れ出したのは嬌声だった。
    知らない男に犯されながら、おちんちんを扱かれて、私は感じていた。

    大男の腰が激しく動く。また私の奥に注ぎ込まれてしまします。
    深く差し込まれたおちんちんの先から放たれた精液が私の中を叩き、私は身体を仰け反らした。
    同時にイカされた私のおちんちんからも、大量の精液が私自身に降り注いぎ、身体を白く汚す。

    ぐったりとした私を俯せにし、お尻を持ち上げられると、大きく開ききった穴から白濁液が溢れ落ちた。
    汚れきったそこに、また大男のおちんちんが挿入され、後ろから犯される。
    私も、私のおちんちんを掴んで、手を動かした。


    深い暗闇の中、私は白く、白く染まっていった。






    …………

    私は飛び起きた。
    自分の身体を見回しましたが、眠りに就いた時となんの変化もありません。
    …夢、夢ですか。なんという夢ですか!?

    寝汗で寝間着がぐっしょりと濡れていました。
    夢で良かったと、安堵のため息を吐いていると、股間の回りが特に冷たく感じる。
    慌てて布団を捲り確認すると、…染みが。下着の中は暴発した精液で汚れていました。

    私は涙を浮かべながら、下着を洗いました…。


  • 132年3月某日

  • 大変、困ったことになりました。
    スカートをたくし上げて姿見の前に立つ。股間に下がる、男性のそれ。
    手に入れたキノコを食べてみたらこんな事に。
    ですが、今日は行かなくては行けない場所があるので、出かけなければなりません。
    下着を上げてそれをしまいこみ、荷物を持って出かけました。

    …………

    大通りを目的地に向かって歩いて行く。下着に擦れて、何だか変な感じです。
    少しそれを気にしたのがきっかけで、むくむくと勝手に大きくなっていきます。
    下着を押しのけ、スカートの中で顔を出し、スカートと先端が擦れ合う。
    見ればスカートの前が不自然に膨らんでいる。…これは何だか、新しい感じです。

    …………

    大通りから外れて脇道に入る。
    お客様の家はもうすぐですが、このままではさすがに行けませんよね…。
    周囲を見回して、また細い脇道に入る。

    物陰にしゃがみこみスカートを捲れば、真っ直ぐに屹立したそれが現れた。
    口から涎を垂らしてスカートを濡らし、もっと刺激を欲しがっている。
    手を添えてそれを擦りあげれば、慣れない快感が私を支配した…。

    …………

    白濁液が地面を2回汚す。
    ようやく昂ぶりが治まり、元の大きさに戻っていった。…元の大きさに?
    どうやら今回はすぐに消えてはくれないようです。


  • 132年1月某日

  • 年が明けて132年。ここに来てから6年が立ちますね。はやいものです。
    今年は東の民族衣装、着物をお姉さんと二人で着てみました。貸衣装屋は便利です。

    お姉さんが落ち着かなそうに私の後ろを歩いています。
    こういうお姉さんは、ああいう時しか見ることがなかなか出来ません。

    この着物を借りた貸衣装屋さんは私達に耳打ちしました。
    下着は着けないんだよ。 それに従った結果がこうです。
    良いですね。素敵な文化です。

    …………

    神社に行く道すがら、奥様と出会いました。
    お姉さんとは初めて顔を合わせたことになります。

    着物のことを褒めてくださったのと同時に、奥様は耳打ちしました。
    下着は着けてないのよね。 奥様も知っていたようです。
    一緒に耳打ちされたお姉さんの慌てぶりが可愛かったです。


  • 131年11月某日

  • 冬も間近な11月、その子と出会いました。
    いつもの裏路地、いつもの袋小路。
    いつものようにいつものことをしていると、目の前にその子が居ました。
    全く気付かずに目の前に立って見下ろしていた。

    驚いて身体を私は隠す。見られたことに頭が一杯な私にその子はこう言った。
    白い子、知らない? …何のことだか全く判らない。首を横に振って答える。
    そう。 ただそれだけを言って、側に積んである木箱の隙間などを探しだした。

    続けないの? 何かを探して後ろを向いたまま言う。そうは言いましても…。
    そこには居ないのが判ったのか、こちらを振り返り見下ろす。
    言い方を変えるわ、続けて。 …はい。

    …………

    私がしている最中、その子は木箱に座り、さしたる興味もなさそうにこちらを見ている。
    時折、周囲を伺っているように見えたが、もうどうでもよく。
    見知らぬ女の子に見られながら、ひたすら快感を貪る。
    見られるのもやはりいいかもしれない。

    …………

    飛び散った汁が地面を濡らす。
    息を整えながら、その子を見上げる。
    来ないわ…。 何かが来るのを待っていたようだ。来て貰っても困ります。
    あの子、変わった事に興味があるの。 …それで私にさせたんですか。
    ありがとう。 そう言って木箱から降りて袋小路から出て行く。

    私は慌てて追いかけ、袋小路を出て周囲を見回したが、既に姿は見当たらなかった。

    その代わり、何かの鳴き声が聞こえた気がした。


  • 131年9月某日

  • 冒険も行かなくなって、時間がたっぷり取れるようになりました。
    改めて勉強するために図書館に通ったりしています。読書の秋ですし。

    …………

    薬草学の本を探したあとは、大人の本の探索です。
    今日はどんな本にしようかと本棚を見ていくと、前回来た時に見覚えのない本がありました。
    新しく入れた本でしょうか。その赤黒い背表紙の本を手に取り、表紙を見る。
    私の知らない文字で題名が書かれていました。中を開いてみてもやっぱり読めません。

    …? おかしいと思って目をこする。文字が動いた気がしたんです。
    まさかともう一度良く見ましたが、何の代わりもないページ。
    やっぱり気のせいですね…、そう思って本を閉じた瞬間、閉じた本の間に何かが挟まりました。

    …今度は見間違いじゃありません。
    人間の手が本の間に挟まっていました。その肌の色は闇のような黒。
    私は驚きと恐怖に悲鳴を上げて、手から本を落としました。

    開かれたページからそれは這い出るように蠢く。
    私は逃げようとするが腰が抜けてしまい、立ち上がることが出来ません。
    這いずって逃げようとする私の足首を、何かが掴んだ。
    ゆっくりと振り返る。本から腕まで生えたそれが私の足首を掴んでいた。
    力は強く、ふりほどこうとしている内に、腕は二本、三本と数が増えていく。

    両の足を掴まれ、無理矢理左右に開かせられる。
    根本はタダの本の筈なのに、動かすことすら出来ない。
    一本の腕が手の平をこちらに向けた。私はそれを見て息を呑む。
    そこにはクチがありました。舌をだらりと垂らして笑っていた。

    口の付いた腕が私の脚の間に近づく。
    また別の腕が伸び、止めようとした私の腕と口を押さえつけた。
    脚を高く持ち上げられると、スカートが捲れ下半身が露わになってしまう。
    黒い手が触れ、股間に舌が這う。嫌悪感に身体が震える。
    べちゃぁ…にちゃぁ…、と嫌な音。粘つく唾液が私のそこを気持ち悪く濡らす。

    股間に当たる感触が離れ、終わったのかと涙で濡れた顔を上げる。
    黒い手は、指を後ろに無理矢理仰け反らしていた。限界を超えた手と口は裂け、突き出された舌だけ残る。
    それが次第に形が変わっていった。出来上がったそれは、明らかに人間のサイズではありませんでした。

    …そんなものを、私に…?
    暴れる私を更なる力で押さえつける腕。
    それがゆっくりと私のそこに近付き、口を添えた。

    …………

    瞬間、何かが割れた音がした。
    私を押さえつけていた黒い腕が掻き消える。

    疲れ切った身体を起こし、本の方を見ると、そこにはメガネを掛けた、綺麗な緑色の髪の女性が立っていた。
    こんなところに……、封印が……。女性が本を拾い上げ、何か呟いていましたが何を言っているのかわかりません。
    見ている私に気付いた彼女は、優雅にお辞儀をして暗い本棚の奥の方へと消えていった。


  • 131年8月某日

  • 今月が最後の冒険ですね。
    私は冒険者を止めることにしました。本業だけでも充分収益になり始めたからです。
    危険な依頼も増えてきましたし、丁度良い頃でした。

    そして、最後の依頼はどんなものかと身構えていると、グール討伐でした。最後はあっけないものですね…。

    …………

    グールを一網打尽にして洞窟から出たあと、すぐに村の側の泉に行きました。
    この夏の暑い中、更に悪臭がひどくなった洞窟に居たんです。すぐに身体を洗いたくもなります。
    幸いにも全員女性のパーティ、遠慮もありません。遠慮のあった人も居ましたが問答無用で水浴びです。

    冷たい水に浸かり、皆気持ちよさそうです。
    そんなゆったりした時間の中、招かれざる客が現れました。
    木々の合間から現れる十体前後のオーク。
    こちらは裸。装備は全て向こう側に置いてあります。

    オークはやたら興奮している様子、気が付けば股間から突き上げる醜悪なものが…。
    そして雄叫びを上げて襲いかかってきました。

    …………

    裸のまま魔法を唱え、オークを撃つ。最後の一体が倒れた。
    ほぼ全員が魔法使いのパーティを襲ったのが運の尽きです。

    死体を前に水浴びを続ける気も起きるわけなく、私達は村へすぐに戻りました。


  • 131年7月某日

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  • 仕事を終えて陽も落ちた頃、いつものように銭湯へ。
    お金も充分集まってきたので、引っ越しも考えましょうか…。

    お代を払って脱衣所へ入ると、顔見知りの奥さんが居ました。
    先月、風邪で寝込んでいた男の子の母親さんです。…と、その横にあの男の子。
    一人では心配だから、一緒に女湯というところでしょうか。
    こんばんは、と軽く挨拶して母親さんと話しながら特に気にせずに脱いでいると、
    男の子がちらちらとこっちを見てる気配がしました。
    笑顔で見返すと慌ててあっちを向いちゃいました。かわいいです。

    …………

    洗い場で並んで身体を洗う。せっかくなので背中を流してあげましょう。
    前は自分で洗うんだよ!と母親さんのお言葉。判ってるよ!と言い返して、こそこそと洗っています。
    母親さんの言いつけで、交代して今度は私が背中を流して貰うことに。
    私もさすがに前は洗わせれませんが、飄々と身体を洗っていきました。

    正面にある鏡越しに、男の子と視線がかち合う。
    気になりますか?と聞くと、押し黙ってしまった。

    …………

    母親さんは痩せてくるわ、と笑いながら言ってサウナに行ってしまいました。
    二人並んで湯船にゆっくり浸かっていると、男の子が何か言い足そうにこっちを見ていました。
    どうしたの?と聞いてみると、触って良いですか!と、唐突に聞かれました。やっぱり気になってたんですね。
    男の子の勇気を無碍にすることも出来ず、内緒ですよ?と許してあげました。どんな反応するか興味もありましたし。

    私の正面、脚の間に座らせて、湯に肩まで浸かり、回りから判りづらいようにする。
    恐る恐る私の胸に触れる男の子の手。一度触れるとふにふにと熱心に揉んでいる。
    私はそれよりも、触れてしまいそうな程近くにあるおちんちんが気になっていました。

    …………

    母親さんと一緒に帰る男の子はとても満足げな表情でした。
    私も帰ってから満足しましょう。


  • 131年6月某日

  • 今日も今日とて訪問販売。順々に回って、ドアをノックしていく。
    あら、いつもこの時間には居るはずのお宅がお留守のようです。

    ノックをして声を掛けても反応がありません。何処か出かけているのでしょうか。
    もう一度ノックしようとすると、ガチャリとドアが開きました。
    出てきたのはこのお宅の息子さん。見ると寝間着姿で、鼻を啜っている。
    お母さんは出かけているみたいで、どうしたのか聞いてみると、やはり風邪をひいているようです。

    ここのお宅には何度か上がったこともあり、この子ともお友達です。5、6才だったかな。
    私が来たので無理に起き上がらせてしまったみたい。ごめんなさい…。
    大きなくしゃみをする男の子。汗をかいたままで、身体を冷やしてしまったようです。
    お母さんが帰ってくるのはまだ先の様で、私はちょっと悩んでから上がらせてもらいました。

    …………

    男の子の部屋に連れて行ってもらい、着替えがどこにあるか聞く。
    着替えを取り出している間に、さっさと裸になっている男の子。丸出しでした。
    ベッドに座らせてタオルで身体を拭っていく。子供の成長は早いものです。
    上から順に拭っていくと、ちらちらと目に入るおちんちん。ちょっと大きくなってる気がします。

    一通り拭き終えて、新しい下着を穿かせて、新しい寝間着を着せて、ベッドに寝かしつけて、一段落です。
    ちょうどその時、玄関から聞こえる声。お母さんが帰ってきたみたいですね。
    事情を話して、あとはお母さんにお任せしました。母親が一番ですよね。


  • 131年5月某日

  • 今月の依頼書を見ると、リストに私一人だけの名前。
    マスターに聞くと、現地の人達と行動を取るように言われました。

    …………

    そして現地に一人到着してみると、村人が5人同行するとのこと。
    いずれも男性で各々武装はしていますが、どこまで戦えるか判りません。
    戦いやすい相手だと良いのですが…。私が頑張らないと。

    …………

    遺跡の中、村人5人を連れて怖々進む。
    崖の上の細い道を誰も落ちずに渡り切れたのは奇跡でした。

    しばらく進むと標的が見つかりました。…トロル、厄介です。
    奇襲を仕掛けて有利に攻めるしかありません。

    弓手の方々は狩りになれているのか、放たれた矢は的確にトロルを貫き、次々に倒れていきました。
    彼らを過小評価していたみたいです。ごめんなさい。

    …………

    騒ぎを聞きつけたのか次々にトロルが現れました。
    その中に一回り体躯の大きい奴、多分あれが統率しているのでしょう。

    村人の矢と私の魔法で駆逐されていくトロル達。
    何とかなる、そう思った時、背後から悲鳴が上がりました。
    いつの間にか背後に回った一体が術者を襲った。大きな棍棒で叩き飛ばされ、倒れる術師。
    私はすぐに闇の触手をトゲのように伸ばし、突き立てた。

    …………

    静まりかえった遺跡の一室。無数のトロルの死骸が転がっている。
    術師は手の施しようが無く、すぐに息を引き取った。

    私達は彼を背負い、村へと帰還しました。
    依頼終了…です。


  • 131年5月某日

  • 今日も今日とて、訪問販売をおこなっています。
    お薬が切れてはいないか聞いたり、新しいお薬を薦めたり、色々と伺います。

    …………

    十何軒か回った頃、おトイレに行きたくなり、次のお宅でお借りしようと尋ねました。
    しかしドアを叩いても反応はなくお留守。仕方ないので次のお宅まで我慢です。
    …またもお留守。次もお留守。ここら辺一帯の人達で何処かへ行ってるのでしょうか…。

    叩いても反応のないドアの前で、もぞもぞと脚を擦り動かす。
    公園まではとても遠く…、もうダメです。
    玄関から少し離れた壁に向かってしゃがみ込むと、すぐに勢い良く出た。

    …………

    地面に残るどうしようもない水たまり。
    きょろきょろと見回して、赤い顔で逃げ去った。ごめんなさい。


  • 131年4月1日

  • 真昼の広場には多くの人達が行き交っている。
    広場の真ん中に立っている私は、春先に似つかわしくないコートを身に纏っていた。
    赤らんだ顔、熱い吐息。これから自分がすることを思うと、頭が溶けてしまいそうだった。

    コートのボタンに手を掛け、一つ一つゆっくりと外す。
    前を広げれば、もうそこには何も隠す物は無い。
    だけど、そこで止める理性は既に無かった。
    コートを広げ、そのまま脱ぎ捨てる。私は遂に…広場で、こんなに大勢の人の前で裸になってしまった。

    ざわめく人達。男は好奇の目で、女は蔑んだ目で私を見る。
    その視線が私を身体を嬲る。

    足元に落ちているコートの上に腰を下ろす。
    脚を広げ、私を良く見て貰えるように秘所を指で広げた。
    男達が集まり、私を囲んで下卑た笑みを浮かべて私を見ている。

    …………

    後ろに寝転がり、自慰に没頭する。一度目はすぐに訪れた。
    快感の余韻に震えながら周りを囲む男達を見る。
    男達は股間を大きく膨らませ、興奮した面持ちで私を見下ろしていた。

    更に大きく脚を広げ、濡れそぼったそこを両手で広げる。
    無言の誘い。男達は顔を見合わすだけで、前に出る人は居ない。意気地無し。

    いかにも荒くれ者という風体の男が、男達を押しのけて前に出る。
    私の横に来てベルトを外し、屹立した男性器を取り出した。
    言われるままに私は起き上がり、男性器に口を付ける。
    口での奉仕など、やったことのないので動きはぎこちない。
    前後に口を動かしながら、私の手は股間に伸び、くちゅくちゅと音を立てる。

    我慢しきれなかった他の男が、ペニスを取り出し擦り始めていたのを横目で見ていた。

    …………

    ふたたび寝かされ、男が広げた脚の間に入る。
    太く大きなおちんちんが私の口に宛がわれ、押し入ろうと力が込められた。
    充分に解れたそこは全てを受け入れた。痛みが走る。
    まさか処女とは思わず、男は一気に突き入れたのだった。
    そして痛みに喘ぐ私にも気付かずに、腰を揺らし始める。

    …………

    痛みなどはとうになくなり、快感に喘ぐ声が広場に響いていた。

    男は一段と激しく腰を動かすと、私の一番奥で爆ぜた。
    中に注がれるのを感じながら、私の頭の中は真っ白に染まっていった。

    おちんちんが抜き去られると、赤の混じった白濁液が溢れ出す。
    放心していた私の顔の前に私達の汁で汚れたおちんちんを突き出されたので綺麗にしてあげました。

    …………

    今度は犬のように四つん這いとなって腰を突き出す。

    次は…、誰がしてくれますか…?





    …………

    という夢を見ました。私は何という夢を見てるんでしょうか…。
    …そのまま朝からしてしまいました。


  • 131年3月某日

  • スライムの恐ろしさを改めて感じた今月の冒険です。
    天井から落ちてきたとても大きなスライムが、同行者の一人を一気に飲み込み、助ける時間も無い状況でした。

    …………

    そんなことがあり、うちの子の安全性を確かめなければいけません。
    大きな水槽の半分ぐらいの量まで増えた元ブラックブティングのうちの子。それぐらいから増えなくなったのは幸いです。
    水槽を床に下ろして、水槽の隅の方で水栽培ならぬ、スライム栽培している花をそっと取り除きました。

    服を脱ぎ、下着姿になる私。身をもって確かめようと思います。
    いつものようにローテーブルを片付けてシートを敷き、その上に座った。
    手を叩き、スライムを呼ぶ。のそりと平面だった水面が盛りあがり、ゆっくりと水槽から溢れ出る。

    …………

    座っている私の脚にスライムが上ってくる。久しぶりに感じるぬるりとした感触。
    テストと称した別の何か期待して鼓動が高鳴る。
    次第に腰を覆い尽くすスライム。脚の間にも滑り込み、濡れた下着が肌にべたりと張り付く。

    身体を上って胸まで来る。危害を加える様子は無く、逆に私に気持ちよさをくれる。
    下着の隙間から入り込み、直接敏感な部分を刺激される。
    身体の一部の硬度を変え、まるで舌で舐められているような感触がする。

    身体を包んだスライムが、私を後ろに引っ張る。寝かせるつもりだろうか。
    引っ張られるまま、身体を後ろに倒して肘を突いた。
    意外に力はあり、閉じていた脚は絡みついたスライムによって左右に広げられる。

    下着を溶かすことをしなくなった代わりに、器用に外すことを覚えたようで、
    私はスライムに下着を脱がされています。スライムに着替えを手伝って貰う変な光景がいずれ見られるかも知れません。
    露わとなった各所を、再び愛撫してきました。心地よい感覚に私は熱の篭もった息を吐いた。

    秘所に滑り込むスライム。自在な身体の形状は中を傷つけることなく愛撫する。
    気持ちよさに身を委ねていると、後ろにまで侵入しようとしているのに気付いた。
    キャンディで小さくなっていた時のあの快感を思い出す。
    期待したいやらしい表情をしていたと思います。鏡で見てみたい。
    ゆっくりと穴を広げて入り込んでくる。

    …………

    前と後ろを同時に責められて果てました。
    いやらしく開いた穴をスライムはまたゆっくりと責め始める。

    …………

    大切なことを忘れてました。
    命の危険性は無し。指示のない限り貞操の危険も無し。

  • 131年2月某日

  • 2月、甘い香りが漂う街。あの子は上手くチョコレートを作れたでしょうか。

    …………

    そんな甘い時間も関係なく、私は路地裏で肌を晒している。
    まだまだ寒いこの時期にこんな事やっているとまた風邪引きそうですね。
    でも、したいのは仕方ありません。

    コートの前を開け、胸も下半身もさらけ出し、まるでそう言う衣装かの様に堂々と歩く。
    誰にも見られてないからですけれど。

    足音が聞こえる度に曲がり角に隠れて様子を伺う。
    イザとなれば魔法で出した闇に紛れて隠れることも出来る。
    …けれど、ちょっと見られても良いかな、なんて思ってしまう時が最近ある。
    その度に思い直して、急いで身を隠す私です。

    …………

    路地裏のある場所に短い行き止まりの通路がある。
    通路の奥は陽が当たらず、常に影が差しています。絶好のポイントです。
    いつものように一番奥に座り込み、興奮に満たされた身体を慰める。

    足音が聞こえる。手前の通りを誰かが通り過ぎるようだ。
    いつもなら、魔法で影を濃くして見えないようにするのですが、今日の私はそれをしませんでした。
    私から通りはよく見える。通りからもこちらを見れば見えてしまうでしょう。

    足音が近付くにつれて、胸が痛いくらいに鼓動が強く打つ。
    足音の主が見えた瞬間、真っ白になる。

    …………

    その人は気付かずに通り過ぎていった。緊張したからだが脱力する。
    嬌声を我慢するために噛みしめていた指にはくっきり歯形が残っていた。

  • 131年1月某日

  • ランプの明かりが照らす部屋の中。男と女が二人きり。
    …ここは遺跡の中の一室です。冒険の途中、罠に掛かりこの部屋に閉じ込められてしまいました。
    他の仲間達はすぐ近くにいたので、この部屋に閉じ込められてしまった事は気付いているはずです。
    救出が来るまで、ここでぼんやり待つしかありません。

    …………

    一時間半…二時間ぐらいでしょうか、まだ助けが来る気配がありません。
    それに、ちょっと私も限界が近付いてきました。
    状況が悪すぎです。逃げる場所もありません。

    更に時間が経過して、もぞもぞと脚を擦りあわせて我慢してましたが、もはや猶予はありませんでした。
    ランプの油を節約するために、火を消しているのは好都合。
    静かに立ち上がり、壁を伝って部屋の隅に行こうとすると、
    気を張っていたのか、足音に反応して一緒に閉じ込められた仲間が声を掛けてきましたが、
    私は気にしないで、とはぐらかしました。

    壁に手が当たり、部屋の隅まで来たのが判った私は、急いで下着を下ろしてしゃがんだ。
    ぴちゃぴちゃと水音が部屋に響く。慌てても音を止める方法はすぐに思いつかず、
    両手で顔を覆って終わるのを待ちました。恥ずかしい…。

    …………

    有事を済ませて、しばらくすると爆発音が響いた。
    隣の部屋から…? 危険を感じてその壁から離れる。
    そしてもう一度爆発音が聞こえた時、壁が崩れ落ちた。
    壁に空いた穴の向こうから明かりが見える。大丈夫か!と仲間の声が聞こえた。
    やっと助けに来てくれたみたいです。

    爆発のトラップが山のようにあったので、解除に成功したものを使ってこの壁に穴を開けたらしいです。
    後から考えると、遺跡が崩れたらどうするんですか…とも思いましたが、助けて貰ったのはとても感謝しています。

  • 130年12月某日

  • 12月、クリスマスムードが漂う街に、サンタ衣装を良く見かけられます。
    魔女衣装を着たことがちょっと気に入った私は、今度はサンタに挑戦です。
    チューブトップでミニスカートのワンピースに上着の付いたサンタ衣装を入手しましたので、
    これを着てクリスマス訪問販売です。大売れ間違いありません。

    …………

    お子様には大人気でしたが、売り上げはあまり変わらない結果でした。それに寒い。
    丁度近くまで来たので奥様の所にも寄っていこうと、玄関を叩きました。
    私の衣装を見て、まず寒くないか心配されてしまいました。確かにこの格好は寒いですね…。
    暖まっていくように言われ、ありがたくお部屋に上がらせていただきました。

    暖かいお茶を頂いてほっと一息ついていると、可愛いサンタさんね。と言われて照れます。
    何故か隣に座る奥様。何だか近いです。
    私もプレゼント貰って良いかしら? 奥様が耳元で囁く。
    お客さん宛に特にプレゼントは用意しておらず、答えに困る私の脚に手が載せられる。
    恐る恐る自分を指さすと、奥様がにっこりと微笑んだ。

    カップをテーブルに戻し、少し俯き加減で待つ。
    そろりと伸ばしてきた奥様の指が胸元に掛かり、服を下ろそうとする。胸にファーが触ってくすぐったい。
    ゆっくりとソファに押し倒され、暖めてあげる、と呟いて奥様は私の胸に顔を埋めた。

  • 130年11月某日

  • 11月。11月…特に行事も無くて普通の日々です。
    そんな季節の変わり目に、事もあろうか風邪に倒れてしまった私です。

    …………

    薬草売りとして大失態。自分が病にかかるとは恥ずかしい限りです。
    空気の冷え始めた外で散歩していれば、風邪をひくのは当たり前でした。
    冒険で疲れてることもあって、ひどい体調です。

    自家製の薬を飲んで、一日中ベッドに篭もっています。
    適度に水分と栄養をとって、一杯汗をかいて、早く治さないといけません。

    …………

    どれだけ汗をかいても尿意は来るわけで、ふらつく頭を抱えながら身体を起こす。
    ベッドから起きるのもだるい、トイレがとても遠い。…視線を部屋の端にやると適当な物を見つけました。
    闇魔法の触手をひょろひょろと伸ばし、取っ手を掴んでベッドの脇に引き寄せる。
    金属製のバケツ。何というか、その時はもう出来れば何でも良いとしか考えておらず…。

    バケツをベッドの上に置き、ズボンとパンツを下ろして跨ると、水が金属を叩く音が部屋に響き、気持ちよさそうに熱い息を吐いた。
    音が止むと黄色い水の溜まったバケツをベッドの脇に下ろして、綺麗にしたあとまたベッドに潜り込んで眠った。

    …………

    翌朝、幾分かはっきりした頭でそのバケツを見つけて、恥ずかしさに悶絶したのは言う間でもありません。

  • 130年10月某日

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  • 10月末の日。街ではハロウィンというお祭りが行われます。私の故郷にはなかった習慣です。
    各々怪物に仮装して騒ぐ、大まかにそういうお祭りだそうです。どういう意味があるかはわかりません。

    今年は私も参加してみることにしました。
    私が用意したのは可愛らしいデザインの魔女の衣装です。
    チューブトップ状の上と丈のとても短いミニスカート。
    実際に着てみると、胸元がまる見えで、スカートもちょっとしたことで中が見えてしまいそう。
    普段の服とは違って、肌の露出が多めでちょっと恥ずかしいです。

    …………

    広場を中心に東西南北に延びた大通りは、たくさんの蝋燭の火と魔法光でライトアップされています。
    広場は様々な怪物に仮装した人々でごった返しています。その中には子供達もたくさん含まれていました。

    子供達は適当な大人を見つける度に、トリックオアトリートと声を掛け回っていました。
    トリックオアトリート。おかしをくれないといたずらするよ、と言う意味だそうです。
    しばらくすると、私の所にも何回か子供達が寄ってきて、その度に用意しておいたお菓子をあげていました。
    ですが、意外に子供が多く、お菓子はすぐに無くなってしまいました。

    そんな時、また別の男の子達が寄ってきて、トリックオアトリート!と元気に言いました。
    残念だけどもう手持ちのないことを素直に告げると、子供達は顔を見合わせて笑い…、
    せーの!掛け声と共にスカートを捲られてしまった。昔からある男の子のいたずらですね。
    ただその被害者が私だったのが、双方にとって悲運でした。

    今日は魔女の衣装に合わせて、ずっと前に貰って仕舞ってあったあの下着を穿いていました。
    ちょっと大人な大胆な。透けたりしているえっちな下着です。

    ひらひらと舞うスカートを慌てて押さえる私。
    主犯の子を恨めしそうに睨み付けていると、…ふらぁっ、とそのまま後ろに倒れてしまいました。
    …良く見れば、その子の鼻から鼻血がたらり。ちょっと刺激が強すぎたみたいです。ごめんなさい。

  • 130年9月某日

  • いつもの公園に行くと奥様があのベンチに座っていました。
    こちらに気が付くと、今日もお散歩中?と聞かれました。
    奥様のその笑顔で、別の意味でのお散歩中と聞かれているのは何となく判ってしまいます。
    私は返事をする代わりに、奥様の前でスカートをたくし上げました。
    あらあら、と嬉しそうに微笑む奥様の言う通り、今日も好きなことをしています。

    そんな私を見て奥様が顎に指を当てて少し何かを考えると、すっと立ち上がり私に付いてきてと言いました。
    あ、そのままでね?と付け加えたのは言うまでもありません。

    …………

    着いた場所は公園の休憩所。私も何度が利用した所です。
    中には向かい合わせにベンチとテーブルがあるだけの小さな建物です。
    奥様に促されてベンチに座ると、奥様はスカートの中に手を入れ下着を脱ぎさりました。
    持っててね。と脱ぎたての下着を手渡される。派手では無い上品な下着です。

    奥様が私の目の前に膝を突いて座り、私の顔を見上げて何かを待っています。
    私は赤面しながらスカートを再び捲り上げ、脚を広げる。
    当然ながら奥様のすぐ目の前に私のそこが晒されていることが、一層熱を帯びさせた。

    随分前のお返しよ♪ 多分、銭湯の時のことだと思います。
    そう言って雫に濡れたそこに奥様は口付けた。

    …………

    ぴちゃ…ぴちゃ、といやらしい舌音と甘い声が聞こえる。
    だらしなく脚を広げて奥様のご奉仕に私は身を任せる。
    奥様のご奉仕がとても気持ちが良くて、そこはもう充分に蕩けていた。
    奥様も自らの手でご自身を慰めているようで、熱い吐息が私をくすぐる。

    もう…、と潤んだ瞳で奥様に許しを請う。
    ニヤリと笑い、先程以上に私を責め立てた。
    頭が真っ白になる。絶頂は飛沫となって奥様の顔を汚す。
    共に奥様も果てたらしく私の脚にしなだれかかり、二人快楽の余韻にしばしの間浸っていた。

  • 130年8月某日

  • 8月、暑い暑い真夏のある日。
    暑さに負けて部屋でごろごろしていると、外から声が掛かる。
    窓から顔を出してみると、仲良くしている女の子が来ていた。
    返事をしてから気が付くと、その子は水着を着ていました。
    話を聞けば、これから海に行くので一緒に行こう、とのことです。
    一足先に女の子は海に向かい、私は準備を始めました。
    水着はどこでしょうか…。

    …………

    海に着き、更衣室で水着に着替える。…ちょっと小さい気が。
    今更仕方がないので、とりあえずあの子を探すことにしました。
    今年もたくさんの人達で賑わっている海。探すのは一苦労です。
    そんな時、だーれだー!と言う声と、手で目隠しをされました。
    声ですぐ判ってしまいます。嬉しそうに正解と言う女の子。

    聞くと海は初めてらしく、ちょっと不安そう。
    最初は慣れるつもりで手を繋いで浅いところで水遊び。
    それからちょっと深め(あの子の胸辺り)の所で泳ぎ始めました。
    段々となれてきたみたいで、楽しそうな笑顔が微笑ましかったです。

    そんな時、大きな波が私達を襲いました。
    遊びに夢中で私が気付くのが遅れたせいで、二人とも波を被ってしまいました。
    海から顔を上げて、二人して咽せる。鼻にまで入ってとても痛いです。

    急にあの子が慌てた顔で抱きついてきました。
    どうしたのかと思っていると、ある物が無いことに気付き、顔が真っ赤になる。
    水着のブラが先程の波に攫われて、何処かに行ってしまったみたいです。
    それをあの子が隠してくれていたようです。

    運良く、すぐに波間に浮かぶ水着を発見して事なきを得ました。
    あの子に改めてお礼を言いにいかないといけませんね。

  • 130年7月某日

  • 真夏の暑さの中、蝉が大合唱する森の道を二人で歩いていく。
    今日はお姉さんと一緒にお気に入りの場所へ涼みに向かっています。
    街から一時間程行ったところにある森の奥に、綺麗な滝と湖があります。
    この森は怪物も居ないみたいで、安心して遊ぶことが出来ます。道中は保証出来ませんが。

    森の中を歩くこと約10分。大きな湖が眼前に広がりました。
    滝から流れ出すひんやりとした空気が辺りを包んでいます。
    お姉さんも涼しいと喜んでくれました。

    手荷物を置いて、さぁ泳ぎましょう、と私は服を脱ぐ。
    下着に手を掛けようとした時、お姉さんの手が止まっているのに気付いた。
    どうしたのかと聞くと、外で脱ぐのに抵抗があるようです。…普通はそうでしたね。
    私達二人だけですから恥ずかしがらなくても平気ですよ、と良いながら私は下着を脱いで裸になる。
    湖に足を浸けるとひんやり冷たくてとても気持ちが良い。
    はやくー、とお姉さんを促すと観念して服を脱ぎ始めました。

    …………

    水を掛け合ったり、泳いだり、水遊び。二人とも裸で何だかちょっと嬉しいです。

    水縁の浅瀬で水に身体半分を浸かりながら、二人寝そべって休憩をしている。
    虫の声、滝の音、風に木々が揺れる音。今は私達だけの空間。
    横を見ると、お姉さんが目を瞑って気持ちよさそうに水に浮かんでいます。。
    さらさらの髪が水に揺れ、水面に浮かぶ白い肌がとても綺麗でした。

    私は水の中で手を伸ばして、お姉さんの手を握った。
    お姉さんは目を開けて、どうしたの?とこちらに目をやる。
    私は何も言えず、お姉さんの手を握ったまま自身の胸に手を当て、私の鼓動を伝える。
    ちょっと恥ずかしくて、私は目を伏せてしまいました。

    すると、お姉さんも私の手を自分の胸に当てました。…お姉さんの鼓動が伝わる。
    お姉さんは恥ずかしそうに笑って起き上がり、私に覆い被さってきました。
    じっと見つめあう二人。ドキドキと、胸の鼓動が高鳴っていく。
    ふっと微笑みあい、優しい口付けを交わした。

  • 130年6月某日

  • ドアを開けて外を覗く。…誰もいない。
    遠くから微かに声が聞こえるが、これだけ離れていれば大丈夫だろう。
    部屋から一歩出ると、夜風が火照った肌を撫でた。
    昼間はたくさんの人々が歩いているこの道に、私は何も纏わずに立っている。
    それだけで溶けてしまいそうだった。

    月明かりの下、私は悠々と歩いていく。
    支える物がなく揺れる胸の先が、興奮を表すように主張している。
    歩きながら指先で転がすと嬌声を漏らしてしまい、慌てて口を押さえた。
    何の動きもないことを確認してから立ち上がってまた歩き出す。今度は到着まで我慢した。

    …………

    荒い息を吐きながら、いつもの公園に到着する。
    入り口から目を凝らすと、ベンチに先客が居た。二人…カップルかな。
    見つからないように遠い方の入り口に回って公園に入った。
    ここから入ると、子供達の遊具のエリアに来ることが出来る。
    ブランコ、ジャングルジム、鉄棒、子供のように遊んでみる。
    鉄棒を裸で回るのはちょっと痛かった。

    一通り遊び、中心にあるドームの上に登って寝そべった。背中がひんやりと冷たい。
    遊び回ったせいだけじゃない心臓の強い鼓動が耳に響く。それを確かめるように私は胸に手を伸ばした。
    少し手に余る大きさの胸を両手で優しく揉む。じわりとした気持ちの良い感覚。
    熱い息を吐きながら肢体を焦らすように撫で回し、下腹部へと手を滑らせる。
    私のいやらしい泉はたくさんの湧き水を湛え、溢れかえっていた。

    …………

    夢中で蜜をかき混ぜていると、人の足音に辛うじて気付いた。
    多分あっちに居た二人。急いでドームの中に身を隠した。

    遊具で遊ぶ音、男女の話し声が聞こえる。
    こんな状況でも私の手は私の身体を弄る。とても気持ちが良い。
    すぐ近くに人が居るのに、…だからこそかもしれない。間違いなくそうだ。
    指は私の一番敏感な部分を擦る。我慢しきれず、私は嬌声を漏らした。

    女が声に敏感に反応した。
    男が訝しげに気のせいだろうと言うが、女は頑として聞こえたと言う。それもこのドームから。
    仕方なく立ち上がった男の足音が近付いてくる。それでも指は止まらない。もう少し、もう少しで…。

    ドームの側で足音が止まり、男が穴を覗いた瞬間、ドームの中から闇が溢れ出した。
    ドームから生えた闇は触手のように暴れ、カップルは恐怖で声も出せずに逃げ出した。
    周りに誰も居なくなるとすぐに闇は霧散し、その中心で絶頂の余韻に震える私が居た。
    ちょろ…、ちょろちょろ…、だらしなく脚を広げたまま私は失禁してしまった。

    …………

    愛液とおしっこでぐちょぐちょに濡れた股間を水場で洗う。
    洗う手のちょっとした刺激で、あの快楽を思い出して身体が震えた。大満足。

    さて帰ろう、と公園から伸びる暗い道を見る。
    熱の覚めてしまった私には、帰り道が恥ずかしすぎて死にそうでした。
    …が、またスイッチが入ってしまい、部屋に戻ってからもう一度してしまった。

  • 130年5月某日

  • 今月は怪鳥討伐依頼でした。
    犠牲者を出しながらも怪鳥を討伐し、これでまた村に平穏が訪れることでしょう。

    …………

    冒険の途中で同行者が虫に刺されたこともあり、昔から気になっていた事を帰ったら実験しようと思いました。
    上手く行けば良い薬になるでしょうし、物は試しです。材料は…、自分で調達するしかないですね…。
    適度な大きさの空の瓶を用意する。これぐらいのサイズなら大丈夫でしょう。あとは待つだけ。

    水分を取りながら実験の準備をして、待つこと小一時間。来ました。
    ついついトイレに行こうとしてしまったけれど、やろうとしていたことを思い出して、
    テーブルに用意していた瓶を手に取った。戸締まりは良し、カーテンも閉めました。

    立ち上がりスカートをたくし上げて、瓶の口をそこに当てる。既に下は脱いで準備していました。
    力を緩めると、瓶の中にジョロジョロとおしっこが溜まっていく。ふぅ…とため息を吐いた。
    少しするとちょろちょろと勢いが無くなっておしっこが止まる。
    瓶を持ち上げて見ると、大体半分ぐらい溜まっていました。
    とりあえず瓶を置いて、綺麗にしましょう…。

    …………

    色々と試してみましたが結局何の成果もなく、部屋にアンモニア臭が漂うだけでした。残念です。

  • 130年4月1日

  • 目を覚ますと石の床が目の前にあった。
    顔を上げると真っ暗な部屋の中、手には枷が付いており天井へと鎖が伸びていた。
    腕の痛みで意識が覚醒していくと共に、異常な状況に陥っていることに気付く。
    脚も床と枷で繋げられており、一糸纏わぬ姿で真っ暗な見知らぬ場所に私は拘束されていた。
    膝を突いて腰を突き出した状態で、どこを隠すことも出来ない。

    どうして、何でこんな状況なのか思い出そうとするが、何も思い出せなかった。
    部屋の様子を伺っても、この暗さでは何も見えない。
    必死に束縛から逃れようとしても、痛いだけで枷が外れる様子はなかった。

    …………

    恐怖と不安に苛まれながら幾ばくか時間が過ぎた時、後ろの方でガチャリと何かが開く音がした。
    誰かが入ってきたのか、足音らしき音が聞こえる。
    こんな姿を見られたくないと、抵抗をするがやはり無駄だった。

    しかし待てども、その足音の主は私から離れた所をグルグルと回っているばかり。
    良く聞くと、何なのか判らないが足音とは別に液体の垂れる音が聞こえていた。

    私は意を決して、こんな状態にした犯人に違いない足音の主へ、強気な声で話しかけた。
    ぴたりと足音が止むが返事はない。幾分目も慣れてきたが目と鼻の先ぐらいまでしか見えそうにない。
    またすぐに足音が聞こえ始めた。後ろから、今度は私に向かって歩いてきているらしい。
    首を無理矢理後ろに向けるがやはり何も見えない。

    私のすぐ後ろで足音が止まった。誰かが後ろに居る気配がする。再び声を掛けるが返事はやはり無い。
    代わりにそれの息づかいが聞こえた。荒々しい、興奮しているような…。
    べちゃり、と何かがお尻に触れ、私は恐怖に悲鳴を上げる。
    下半身を撫で回す二つの何かは、ローションを付けた人間の手の様に感じた。
    必死に腰を振ってその手を払いのけようとするが、拘束された状態ではどうすることも出来ない。

    弄る手が離れると、今度は生暖かい風がそこに当たった。息…?顔が私のすぐ近くに…?
    ぬちゃぁ…。股間を這う嫌な感触。舐められたとしか思えなかった。
    粘着質な音を出しながら、私のそこは舌に弄ばれる。

    気持ちの悪い愛撫を、涙を流しながら私は早く終わることを願って耐えていた。
    唐突に舌が離れ、やっと終わったと脱力する。…しかし、それで終わりではなかった。
    再び手が上半身を這い回り、覆うもののないたわわに揺れる胸をその手が覆い、揉みしだく。
    辛うじて胸を揉む手が見える。とても大きい男の手。ひどい火傷の様な跡が見えた。

    胸を揉まれていると、内股に触る硬い何か。それが何かは想像も容易だった。
    それは入り口を求めて、太ももを滑り私のお腹に触れる。男性器はそんなに大きいものだったのだろうか。
    触れた感触は私の股間からおへそまであった気がした。こんなものが私の中に入れられたら壊れてしまう。
    遂に入り口にそれが添えられ、恐怖で身体が震えた。
    私の中に入り込もうと力が加わる。初めてがこんな…、嫌…っ!
    泣き叫んで逃げようとするが、すごい力で腰を押さえつけられ、動くことすら出来ない。
    無理矢理押し広げて入りこみ、私を引き裂いて容赦なく奥まで突き入れられた。
    その凄まじい痛みに身体が反り返り、目を剥いて嘔吐く。
    意識が飛びそうになった私など意に介せず、男は私の中で動き始めた。
    前後に擦りつけられる度に走る痛みに意識が呼び戻され、苦痛の叫びが部屋に響いた。

    何度か前後運動を繰り返され、奥まで入れられた瞬間、男の動きが止まった。
    責めが止み脱力するが、すぐにそれがどういう意味か思い当たった。
    痛みに紛れて、私の膣内(なか)で何かが、溢れ出ていた。
    受け入れがたい悪夢。暗い部屋に拒絶の叫びが響いた。

    …………

    あれから4度、男は私の中で果てた。
    男性器が抜き取られ、支えていた手が離されると私は力無く床にへたり込んだ。
    いやらしく開いた口から、男が放った精液が溢れ出ている。

    …その時、足枷が外れ、自由になっていることに気付く。
    だが脚に力が入らず、立ち上がることすら出来ない私は、見たくもないが後ろの男を振り返った。

    …………

    見るんじゃなかった。
    今、私は"それ"に正面から押し倒されている。

    私を犯していた"それ"は、人間とは程遠い異形の姿をしていた。
    舌と思っていたものは、口があるはずの部分から生えた何か。
    私を触る腕とは別に、ぴくりとも動かない腕が腋から1本生えている。
    身体中には水泡の様なものが無数にあり、割れたものから粘液が溢れており、身体中を濡らしていた。
    火傷の様な跡だと思ったのは、その水疱が破れた跡だったのだ。

    何なのか判らない"それ"に奪われ、また私を犯そうとしている。
    脚を広げられ、人間のものより遥かに大きい性器が再び挿入される。
    限界まで広げられたそこは、それをいとも簡単に受け入れてしまう。
    奥まで突き入れられると、甘い嬌声が私の口から零れた。
    3度目ぐらいから私も感じ始め、4度目には絶頂してしまっていた。

    胸を"舌"で舐りながら腰を動かし、"それ"は私から快楽を貪っている。
    厭らしい水音と、もう隠すことのない嬌声が暗い部屋に響く。
    5度目の射精が子宮口にぶちまけられると共に、私も絶頂した。
    もう、良いです…。白く弾ける意識の中、私は考えるのを止めた。

    私はもう悪夢から目覚めることはなかった。

    …………



































    なんつって♪


  • 130年3月某日

  • ホワイトデーのクッキーを作って、お得意さん周り。
    大体の所は配り終えて一段落です。あとは奥様の所に行って終わりかな。

    公園でベンチに座って休憩をしていると、一匹の犬が駆けてきた。
    首輪と手綱が付いているので、飼い犬と思いますが来た方には誰も見当たりません。
    遠くから逃げてきたのでしょうか。こちらに気付くと寄ってきました。
    人懐っこい様子で、私はしゃがんで撫でてあげると、顔を舐めてきました。くすぐったいです。
    クンクン、ペロペロ。あっちこっちされていると、不意に股間に顔を突っ込んで匂いを嗅がれる。
    さすがに慌てて引き離しました。もう…えっちな犬です。

    しばらくすると、小さな女の子が犬の名前を呼びながら、こちらに向かって走ってきました。
    謝る彼女に大丈夫ですよ、と言ってあげました。
    でも飼い主さんが来たのに、まだすがりついてきます。
    ちょっと様子がおかしい?と思った矢先に腰を振り出す犬。
    赤面しながら慌ててリードを引っ張る女の子。…春ですね。

    …………

    ボールを投げて遊んでいる女の子と犬を見ながら、私は芝生に座っています。
    投げて拾ってくるを繰り返していると、不意に私に向かって突進してきました。
    勢いよくのし掛かられて、後ろに倒れる私。うわー。
    咥えてきたボールを私の胸元に落として、遊んでとでも言ってるのか、ぺろぺろと顔を舐める。

    お姉ちゃん大丈夫? 駆け寄ってきて心配そうに声を掛けてきた。
    笑いながら、のし掛かる犬を持ち上げて起き上がる。元気が良いのは良いことです。
    ふと女の子を見ると、困惑した表情をしていました。
    どうしたのかと思っていると。…犬の足にスカートが引っかかって、結構捲れており…。
    慌ててスカートを直し、誤魔化すように笑う。顔から火が出そう…。
    何でパンツはいてないの?と至極当然の疑問が投げかけられた。
    何と答えれば良いのか返事に困っていると、対して興味もなかったようで犬を呼んでまたボール遊びを始めた。

    はぁ、とため息を吐く私。
    女の子に気を付けて帰ってね、と声を掛けて私も帰路についた。

  • 130年2月某日

  • 2月、今年もまたチョコの香りで街が包まれる季節です。
    今年はお姉さんと一緒にチョコを作ることになりました。お互いに食べあうだけですけど。

    お姉さんの家は私の所とは違って綺麗で広いキッチンです。羨ましい。
    型に入れたチョコを冷やして、余ったチョコでソースを作ります。
    オーブンもあるので、パンケーキを焼いてチョコレートソースをかけて食べる計画です。

    暖めた牛乳に生クリームを入れ、次に刻んだチョコレートを入れてゆっくりと混ぜる。
    綺麗に溶けたらチョコレートソースの出来上がりです。
    お姉さんが指に取って味見をする。美味しそうな笑顔が可愛いです。

    もう一回指に取って、はい、どうぞ♪と私にも差し出してきました。
    お姉さんの指を口に含んで、チョコレートを丹念に舐め取る。ちょっとお姉さんの顔が赤い。
    今度は私が指に取って差し出した。ちょっと躊躇ったあと、お姉さんも綺麗に舐め取ってくれました。

    はぁ…。熱っぽい息を吐く。
    お姉さんを見ると、唇にチョコレートソースが付いているのに気が付きました。
    私は肩を掴み、ゆっくり顔を近付ける。付いてますよ、と呟いて優しく舐め取ってあげました。
    いたずらっぽく笑う私と、顔を赤らめたお姉さん。見つめ合う私達は、そっと唇を近付けた。

    …………

    絡め合った唇を離して、お姉さんの服をはだけさせる。
    露わになった綺麗な胸を見て、私はふと隣に置いてあるボールの中のものを思い出した。

    スプーンでチョコレートソースを取り、お姉さんの胸に垂らす。
    胸を伝い垂れるソースを舐めとる。マシュマロのような甘くて柔らかい舌触り。

    柔らかさを堪能しながら、私はスカートの上から脚に手を這わせる。
    胸元から見上げるとお姉さんが潤んだ瞳で何かを訴えかけていました。
    私はわざとらしくどうしたのか聞くけれど、お姉さんは口ごもるばかり。
    焦らしていた脚に這う手を脚の付け根まで滑らせて、そこに触れる。
    ここ、ですよね…。暖かいそこに指を滑らすと、お姉さんが小さく頷いた。
    私は微笑んで口付けをし、お姉さんの前に膝を突いて、彼女のスカートを下ろした。

    …………

    パンケーキの焦げた匂いで大騒ぎになったのはすぐあとでした。

  • 130年1月某日

  • 今回の冒険、最初に現れたのが虎の時点で、私達のレベルを超えた依頼だと感じた。
    けれど、まだ何の情報も掴んでいない状況で依頼を放り投げることも出来ず、進むしかなかった。

    深い森の奥地で見つけたのはトロルの巣となっている洞窟。
    迂闊にも私達は見つかってしまい、一度は撃退したものの、次に現れたトロルの圧倒的な力に
    疲弊した私達では太刀打ち出来ず、退却を余儀なくされた。

    …………

    洞窟を抜け出し、木々をかいくぐりながら走る。
    しばらくしてトロルの追撃が無いことに気付き、走る速度を緩めた。
    巻いたか…。仲間の一人が呟いた。私は怪我が大丈夫か、足を止めた仲間達を見回す。
    …一、二……、五!?…あの子が居ない!!
    途中ではぐれてしまったのかわからないけれど、周囲には見当たらない。
    戻って探そうと仲間が提言したが、もう戻りたくないという仲間も居た。
    その人達は残って貰って、私達だけで来た道を周囲を警戒しながら戻った。

    …………

    森の奥からトロルの声が聞こえた。静かに近付いて木々の間から様子を私達は奴らの様子を伺った。
    3匹のトロルが何かに群がっている。そのうちの一匹が雄叫びを上げ、しばらくしてその場所から離れた。
    トロルの股間に汁を垂らしながらそそり立つものが目に入った。
    "何か"の壁になっていたトロルが空いた場所に移ると、隠されていたあまりの光景に私は目を伏せた。

    脚を広げられ無理矢理押し入れられると、赤色が混ざった白い液体が溢れ出た。
    在らぬ方向に曲がった腕を掴まれ、口にまで突き入れられていた。

    …………

    仲間の弓手が唐突に矢を射ち、声を上げながら飛び出す。
    放った矢はトロルの頭に突きささり倒れる。残った二匹を弓手が挑発すると彼女を離し、彼に襲いかかった。
    弓手は私達に合図をして、トロルを引き連れて森の中に消えていった。

    私達は急いで地面に捨て置かれた彼女に近付くが、既に事切れていた。
    仲間がマントで彼女を覆い抱きかかえ、その場から急いで離れた。

    …………

    残った仲間の所に戻り、日が傾くまで待ったが、囮となった彼が戻ってくることはなかった。

  • 129年12月某日

  • 今月は何故かゴブリン討伐依頼でした。
    ゴブリンロードが相手とはいえ、私達の敵ではありませんね。
    けれども、今回はちょっとだけ厄介な相手が居て…。

    …………

    ゴブリンを何度か撃退した私達は、インプの群れに襲われました。
    目標ではありませんが、人に襲いかかる以上、倒さなければいけません。
    今まで倒したゴブリンよりも力は弱く、すぐに片が付くと思っていたその時、
    木の上から一匹のインプに奇襲され、気付くのが遅れた私は何か液体を掛けられてしまいました。
    インプはすぐに倒され、怪我はありませんでしたが、掛けられた液体の効果がすぐに現れました。

    異常な身体の疼き。即効性の媚薬のようなものだったみたいです。
    元お医者様の同行者が私の様子を調べて、どういう類のものか理解したようでした。

    …………

    我慢しない方が良い、私達はここで待っている。とお医者様の言葉に従い、木々をかき分けて仲間から離れる。
    出来るだけ遠くに行きたかったのですが、脚に力が入らなくなり、その場に座り込んでしまった。
    木にもたれ掛かり、脚を開く。そこに触れるとタイツの上から判る程に湿っていた。
    私はもう、そこに触れた指を離すことが出来ませんでした。

    …………

    どれだけ時間が経ったのでしょうか。症状が落ち着いた私は、朧気な記憶を頼りにみんなの元に戻りました。
    様々な顔で出迎える仲間達。…今歩いてきた程度の距離では、多分声が届いていたのかもしれません。
    俯いたままの私に、お医者様の体調を気遣う言葉を掛けて貰い、少し救われた気がしました。

    …………

    依頼終了後の翌朝、同行者のちょっと柄の悪い男が怪我をしているのを見ました。そしてお医者様も。
    何があったかは聞くことが出来ませんでした…。

  • 129年11月某日

  • 寒空の夜、いつもの銭湯へ行きました。
    そこで偶然奥様と出会いました。どうやら自宅のお風呂が調子が悪いそうです。
    初めて奥様の裸を見ました。すごく大人の魅力です。
    あんまり見てるものだから、嫌がられちゃいました。失敗。

    それからお風呂では背中を流して貰いました。
    人に背中を流して貰ったのは初めてで、なんだか嬉しかったです。
    お返しに私も背中を流してあげました。気持ち良く出来たかちょっと心配です…。

    お風呂に浸かって、色々とお話をしました。
    旦那さんがベテランの冒険者で、遠い場所への依頼が多くてなかなか帰ってこなくて寂しい、
    なんて愚痴まで出てきて、それは寂しいですねー、と相づちを打っているとふとももを撫でられました。
    びっくりして奥様の方を見ると、艶っぽい眼で私を見ていました。

    …………

    ゆっくりと二人の顔が近付き、唇を重なり合い、舌を絡め合う。
    他にお客さんが…今気付かずに出て行って、私ぐらいの女の子が一人。
    それでも構わずに奥様は、湯の中で私の胸に手を這わす。
    私も負けじと、私の胸より更に大きい奥様の胸を揉みしだく。
    既に硬い先端をひねりあげると、奥様の嬌声が響いた。
    女の子が不審がってこちらを伺うが、絡み合う口を見て、すぐに目を逸らした。

    もじもじと動く脚の付け根に手を差し入れると、水とは違うぬるっとした液体が指に触る。
    唇を離し、湯船の縁に座るように指示した。
    脚を開いてください、と更に指示すると、後ろの子を気にしながらも脚を開いた。
    奥様の乳房に吸い付きながら、いやらしく滑るそこを手で虐める。
    指を噛んで、声を耐える奥様がとても可愛かったです。
    胸から口を離し、舌を這わせながら下に降りていく。
    手入れの届いている茂みを過ぎて、また口付けを交わす。

    あの女の子が湯船に入った時、ちらっとこっちを見てギョッとした顔をした。
    脚の間からちょっと視線を向けると眼があったので、微笑んでみました。
    それでもそそくさと済みの方でお風呂に浸かる女の子、なかなか強者です。

    奥様も見られていることに気付いて、更に感じ方が激しくなりました。
    空いた手で自ら乳房を揉み、乳首を転がしています。
    私も自分で自分を慰めながら、奥様を気持ち良くさせようと舌を動かしました。

    不意に名前を呼ばれて顔を上げると、首を小さく横に振っている。
    私は笑顔で頷いて答えて、敏感な部分を吸い上げると、
    奥様の身体が何度も震え、私の顔に飛び散りました。

    …………

    ありがとう、と奥様に口付けされて、ぬるぬると濡れた顔を綺麗にしていただきました。
    奥様が一言謝ったけれど、赤い顔をした女の子は向こうを向いて無視しています。
    私達が出たら一人ですから。と変なスイッチの入ってる私はそんなことを言ってお風呂場を出ました。

    銭湯を出て、別れ際にまたキスをされてしまいました。
    ほわほわ暖かい気分で帰路についた私でした。

  • 129年10月某日

  • 今日はお姉さんとお茶をしてきました。
    ミラクルキャンディの件もあって、ゆっくり会うのも久しぶりです。
    喫茶店で最近のことを色々話したり、楽しいおしゃべりをしました。

    …………

    お話も落ち着いた頃、私は笑顔でテーブルの下を指さした。
    訳がわからず、首を傾げるお姉さん。言われるままテーブルの下をのぞき込んだ。
    私は少し足を開いて、スカートをちょっと捲った。
    ゴンッ、とテーブルにお姉さんが頭をぶつけた音がした。

    頭をさすりながら、お姉さんが顔を上げる。
    相変わらず好きですね…。とあきれ顔。私はにやにやと満足顔。
    これから何かするんですか?と聞かれたけれど、特に何も考えていませんでした。
    じゃあちょっと行きたいところがあるんです。と言うので喫茶店を出ました。

    お姉さんに連れられてやってきたのは、図書館。私も薬草などを調べるためによく利用しています。
    私達以外にもまばらに人が居ますが、さすが静寂に包まれています。
    どんどん奥の方へ進むお姉さんの後を付いていくと、ある一角に入って立ち止まりました。
    私の方を笑顔で振り返り、今度はお姉さんが本棚を指さしました。
    並んでいる本の背表紙を見ていくと、…うわー。どうやら官能系の本の棚のようです。

    好きなおかずを選んでくださいね。いつもと変わらない笑顔で本を薦めるお姉さん。
    訳がわからず、首を傾げる私。…本、私、ここ?とジェスチャーで問うと、大きく頷きました。

    …………

    適当に興味をそそった本を手に取って、通路の角に立っている見張り役のお姉さんをチラリと見る。
    がんばって♪なんて言われたら余計恥ずかしいです…。
    本棚を背もたれにその場に腰を下ろして本を開く。

    ページを捲っていくと、主人公の女の子と男の子のえっちをし始めた。
    こういうのは初めて読むので、ドキドキしながら次へ次へと読み進める。
    読み進めながらスカートを捲り上げ、膝を立てた脚の付け根に手を入れる。
    くちゅくちゅと私のいやらしい音が、静寂な図書館に響いている気がして、さらに熱さが増した。

    …………

    膝に頭を付けて余韻に身体を震わせている。本の中の女の子と一緒に果ててみました。
    お姉さんが近寄ってきて、気持ち良かった?と声を掛けてきた。惚けた顔で頷く私。
    少し休憩して立ち上がると、床には私のいやらしい跡が残っていました。

  • 129年9月某日

  • カーテンも閉めきった部屋の中で、服を脱いでいる。
    そろそろ元の姿に戻ろうと思い、その準備中です。
    服を着たままだと、破れるどころか窒息するやもしれませんから。

    小さい身体ともこれでしばらくお別れですね。鏡の中の子供の自分に手を振った。
    キャンディの瓶から青いキャンディを一つ取って、口の中に放り込んだ。
    全身がまばゆい光に包まれ、急速に大人の身体へと変化していく。

    光が収まると、以前の私の身体に戻っていました。…うん、元の大きさで安心しました。
    まだキャンディの数はあるので、必要な時に使いましょう。
    お嬢様の服もお洗濯してお返ししないといけませんね。

    …………

    さて元に戻った身体を見てないで、今日は今までちゃんと出来なかった掃除でもしましょう。
    背が足りなくて、高い所にホコリが溜まってそう。作業用の割烹着を着けて、お掃除開始です。

    パタパタとはたきを掛けていると、ドアを叩く音。
    返事を仕掛けて、今の格好を思い出して口をつぐむ。もう一度叩く音と名前を呼ぶ声。
    あの声は配達の人です。注文してた物が届いたんですね。
    背中側は空いていて、背中からお尻までまる見えです。前から見るだけならばれないですよね…?

    お待たせしました、と声を掛けてドキドキしながらドアを開ける。いつもの配達の人です。
    受け取りのサインをして、配達の賃金がいくらか聞こうとすると、ワンテンポ遅れて返事が返ってきた。
    不思議に思って視線の先を探すと…、胸の先が布をちょっとだけ押し上げて存在を主張していた。
    顔から火が噴いたように、一気に顔が熱くなる私。ひゃぁぁ…!
    急いでお金を渡し、ありがとうと一言言って、追い払うようにドアを閉めた。

    …………

    荷物を胸に抱えて、深呼吸をする。
    強調されたそこを、バカ…、と指で弾いてビクッと震えた。

  • 129年8月某日

  • まだ身体が戻っていない私です。実際の所、薬の効果は実験で判明しています。
    狼男が狼少年に戻ったのを確認しました。連れて帰られた狼少年の行く末は判りません。
    これはこれで面白そうなので、気の済むまでこのままにしておきます。

    冒険のお仕事も、薬草売りのお仕事も続けてます。
    能力的には劣るような事は無かったので、冒険も平気でした。
    訪問販売の方は、妹さんのお手伝いだと勘違いされ、お小遣いまで貰ってしまいました。
    本当に妹が居たらどんな感じだったんでしょうか…。

    …………

    身体が小さくても暑いのには変わりなく。
    今年も水路で遊ぶ子供達。4年も経てば最初の子達も居なくなってしまいますね。
    下に降りて見ていると、こちらに気付いて、誰…?と顔を見合わせている。
    私は笑顔で近付き、両手で水を掬って近くの男の子に掛けた。
    しばらく間が開いて女の子たちが笑う。掛けられた男の子が怒って、水の掛け合いが始まりました。

    夢中になっていると、川底に足を滑らせて、後ろにひっくりかえってしまった。
    身体を起こすと、男の子達がこっちをじっと見ている。
    スカートが捲れていることに気付いて、私はスカートを押さえて下着を隠した。えっち…。
    へんたーい!と女の子達からヤジが飛んで、また追いかけっこが始まった。

    …………

    私ははしゃぎ疲れて、岸辺に座って休憩。
    そんな所に、男の子が一人来て謝る。さっきのことを謝ってくれたみたい。
    気にしないで、と言いながらも意地悪心が少し首を持ち上げる。
    水から足を上げて、腕に抱えて座りなおす。…多分、前からなら見えてます。
    たわいのない話をしながらも、ちら…ちら…と視線が下に向くのが判ります。
    ズボンの上からだと判りづらいけれど、…ちょっと膨らんでる気がしました。

    やっぱり男の子って好きなんですね。と笑いながら立ち上がった。
    バレてたことにしどろもどろになってる彼の目の前でスカートをたくし上げる。
    硬直している彼に、オシマイ♪と言ってスカートを戻す。
    私はちょっと恥ずかしくなり、走って土手を上がった。一度だけ振り返って手を振り、そのまま家に帰りました。

    ふふふ…帰った後、どうしたかなぁ…あの子。

  • 129年7月某日

  • 私は今、大変な事になっています。
    鏡に映る私はどう見ても年齢一桁ぐらいの少女の姿です。
    何故こんな事になったかというと…、多分あのキャンディでしょう。
    広場で笑顔がまぶしい女性が無料で配っていたキャンディを食べた途端にこんな姿に。

    だぶだぶの服を引きずってテーブルに置いてあるキャンディ詰めを見る。
    綺麗な赤と青のキャンディが入っている。
    ひょっとしたら、どちらかが若返りで、どちらかが歳取りなのかもしれません。
    けれど、どっちを口にしたのかは…覚えていません。
    大体10歳ほど若返ってますから、もう一度若返りを食べたら…。

    どっちが正しいキャンディか調べる前に、とりあえずこの服を何とかしましょう。
    ワンピースの下でブラが所在なさげに揺れている。うう…、小さくなってる…。
    要らなくなってしまったブラを外していると、ドアを叩く音。
    つい返事をしてしまい、出なければいけなくなり…。

    …………

    ワンピースを引きずりながら、迎えたのは以前訪問販売したスライム付きのお嬢様。
    首を傾げる彼女に誤解される前に説明をしました。

    スライムさんの方がこのキャンディの危うさをいち早く理解して、食べようとするお嬢様を窘めていた。
    服が無くて困っていると話すと、お嬢様のお古があるのでお貸ししましょうか、と仰られた。
    是非お願いします!と返事をすると、うむ、判った!と言ってお嬢様は一人駆けていってしまいました。

    ぽつんと残された一人と一匹。
    私はとりあえず、絡みついて邪魔になっているワンピースを脱ぎました。
    季節は夏に入り、一日中暑くて堪りません。

    それを見てスライムさんが苦言をしました。
    うちのスライムに慣れてしまったせいか、そう言ったことを忘れてました。
    以前も言われた、スライムは危険だと言うことをまた聞かされてしまいました。ごめんなさい。
    特に野生のスライムは危険らしく、こんな匂いがしたら要注意だそうです。…あれ…?

    …………

    身体が熱く火照りだし、足から力が抜けふらふらと目の前のスライムに倒れ込んだ。
    何か謝罪の言葉が聞こえた気がしましたが、頭に入ってきません。
    疼くそこに手を伸ばしたくても、腕に力が入らず言うことを聞きません。
    だらしなく開いた口から涎を垂らしながら、目の前で動いた物を潤んだ瞳で見た。

    私が倒れないように触手が身体に巻き付いた。
    下着にも触手が絡みついて、ゆっくり脱がされてしまった。糸を引くほど口から涎を垂らしている。
    くちゅ…、と子供のものになってしまったそこに触手が触れた瞬間、電流が走ったかのように身体を震わす。
    そのままゆっくりと前後に動き始め、ぐちゅぐちゅ、と卑猥な音が部屋に響く。

    大きく身体を震わせ、息を吐く。床には大きな水たまりが出来ていた。それでもまだ身体は治まらない。
    何かを考えているのかスライムの動きが止まり、また動き出した。
    触手はあそこをなぞってそのまま後ろの方に進んで、止まる。
    そこに押し当てられて振り返った瞬間、細くなった触手が押し込まれた。

    前後に動かされる度に気持ちよさそうな声を上げる。
    同時に前の愛撫も続けられ、次第に大きな波が押し寄せてきて、弾けた。
    …慌てたように後ろから触手が抜かれて、何かが背中に掛かった。

    …………

    心ここにあらず、と言った状態で身体を綺麗にしてもらい、ベッドに寝かしつけられた。

    目覚めた後、テーブルの上に子供服とメモがあるのに気付いた。
    メモを読んで、ちょっと苦い顔をした後、私はまたベッドに潜り込んだ。

  • 129年6月某日

  • 窓の外を見ると、空は暗く土砂降りの雨。梅雨の季節です。
    これなら多分大丈夫…と一人頷いて、ハンガーに掛けられたレインコートを手に取る。
    半透明の素材で出来ていて、持った手がうっすら透けて見えます。
    服の上からそれを羽織って、私は家を出ました。

    …………

    いつもの公園に到着。この雨では…誰も居ないですね。
    中央付近にある屋根付きの休憩所に入り、被っていたフードを取って、鞄を下ろした。
    もう一度辺りを見回してから、レインコートを脱ぎ、そのまま服にも手を掛ける。
    ブラまで脱いでから、またレインコートを羽織りました。素肌に触れてひやっとします。
    コートを押さえて、胸を強調するとコートに擦れる先端が透けて判る。わぁ…。
    ベンチに座って靴を脱ぎ、ショーツを下ろした。
    コートの丈はミニスカートぐらい。でも裾の方はボタンが無いので、ちょっと開くと…見えます。
    脱いだ服を鞄に入れて肩に掛ける。…あ、肩に掛けると胸が強調されて…。

    …………

    準備が出来た私はフードを被って休憩所から出た。相変わらずの土砂降り。
    この雨で人通りはとても少なく、来た時も数人すれ違っただけでした。
    遠目からなら多分気付かれないはずです。…多分。

    いつもの道を私はレインコート一枚で歩いています。
    ワンピース一枚とは比べものにならない興奮に、目の前がくらくらしました。
    街の中をしばらく歩くと、途中の曲がり角から…人が歩いてきました。
    向こうも普通のコートを目深に被り、雨から逃げるように早足で歩いてきます。
    自然に、自然に通り過ぎる…。心の中で自分に言い聞かせながら、私達はすれ違いました。

    あまりの体験に蹌踉めきながら細い路地裏に入る。
    壁にもたれ掛かりコートの裾を広げて見ると、"大雨"で濡れた内股を雨風がすり抜けた。
    今すぐ…、という欲求を私は我慢して、また我が家に向かって歩き出しました。

    …………

    ふらふらと息も絶え絶えに歩き続け、ようやく自分の家に辿り着いた。
    部屋に入ってドアを閉めると、膝から崩れ落ちて倒れてしまいました。
    仰向けになってコートの前を乱暴に開け、限界まで火照った身体を慰め始めた。
    一度目はすぐにも訪れ、その後は気の済むまで何度も、何度も…。

  • 129年5月某日

  • 5月、今月の依頼は楽な物に変えて貰ったので、いつもより空いた時間で薬草採取です。
    遅れを取り戻さないといけないので頑張らないと。

    …………

    小川を渡ろうと石の上を飛んでいったのですが、途中で足を滑らせて川の中にどぼん。
    ずぶ濡れのあげくお尻も打って最悪でした…。

    荷物を下ろして、濡れた服を脱ぎました。
    今日は着替えを持っていきませんでしたので、川岸に生えた木の枝に脱いだ服を干して、
    乾くのを待つことにしました。天気も良いのでしばらくしたら乾くと思いましたから。

    肌を撫でる春の風が心地の良かったです。強風じゃなければ。
    不意に川に沿って、一瞬息が詰まるくらいの強風が吹いた。

    風が過ぎ去り、乱れた髪を整えていると、あっ!と私は振り返りました。
    枝に干していた服がありません。強風に巻き込まれて飛ばされてしまったみたいです。

    遠くまで探しても川沿いには落ちていませんでした。
    かなり遠くまで飛ばされたか、森の中に落ちてしまったのか。
    とても見つかりそうに無さそうでした。お気に入りの服だったのですが…。

    …………

    この格好で森の中に入ると、あちこちを切ってしまいそうなので諦めるしかありませんでした。
    仕方なく帰ろうと思ったのですが、大きな問題が一つ。どうやって帰るかです。
    森を抜けると、草原の向こうに街が見えます。街道にはとりあえず人は居ないようです。

    街道から離れた所を、裸で歩いて行く。街の近くで裸になるのは初めてです。
    足を進めるにつれて私の身体は熱くなっていきました。

    衛兵から目視されそうな距離まで近付くと私は四つん這いになりました。
    長く生えた草が上手く身体を隠してくれます。
    四つん這いになって裸で歩いていると、まるで獣のよう。
    おしりを突き出して、大事な部分を隠しもせずに歩いていく。

    しばらくすると歩みが遅くなり始めり、遂には足を止めて突っ伏してしまう。
    高く突き上げた股間からは、たらりと欲情の証が内股に垂れた。
    私は我慢出来ず高く上げた股間に手を伸ばして、私を慰め始めた。

    …………

    すっきりした後は、衛兵さんから壁で死角になってる辺りで、
    ランチの時に使った敷布を身体に巻いて門をしれっと通り、その後急いで家へ帰りました。

  • 129年4月某日

  • 今月の依頼は、キングワイバーン討伐でした。サソリですら大変だというのに…。
    春先になるといつも危ない依頼が舞い込んできますね。
    暖かくなると変なのが出るというのは本当のようです。

    …………

    身体を癒すためにしばらくお仕事はおやすみです。
    薬草採取で大変な時期だというのにまたこんな事に。

    訪問販売もおやすみしていたので、心配した奥様がわざわざ来てくれました。
    とても嬉しかったです。

    傷は大したこと無かったのですが、身体のあちこちが痛むとぼやいていると、
    マッサージしてあげましょうか? と言うことなのでちょっとやって頂きました。

    …………

    下着姿でベッドにタオルを敷いて俯せに寝て、奥様のマッサージを受けた。
    とても気持ち良くて、痛みと疲れが飛んで行ってしまいそう。
    気持ち良くてほわほわしていると、仰向けになって下さい、と呼ばれる。
    のそのそと寝返りを打って、仰向けになりマッサージが続けられた。

    ちょっと外してもいいかしら?、と言われて生返事で答える。
    フロントホックを外されて、胸が露わになった。
    心の中で、あ…、と気が付いたけれど、黙々とマッサージが続けられたので、
    私も気にしないようにしました。でもちょっと恥ずかしかったです。

    …………

    はい、終わりです。そう言って奥様が汗を拭う。私は一層ほわほわした顔でお礼を言った。
    話を聞くと、前に自分が受けたマッサージがとても良かったので、自分で習ってしまったそうです。
    なんというバイタリティでしょう。恐れ入ります。

    マッサージの余韻で、身体を抱きしめていると、
    あっちの方のマッサージも良いですよ…? と笑顔で言われて、慌てて大丈夫です!と断った。

    自分でしますから…。

  • 129年3月某日

  • ホワイトデーのお返しに、クッキーと下着を送りました。
    控えめなのです。ちょっと透けたりしていましたが。

    …………

    今月も超巨大サソリ退治でした。辛いです。
    収入のためには仕方がありません。まだこなせているので大丈夫だと思います。
    来月も巨大な怪物だそうです。またサソリだと思うとちょっと憂鬱です。

    それに今回は毒ガスにまで引っかかり、喉と鼻がジンジンしています。
    今、薬を作っているのですが、これがちょっと…。妙薬口に苦しとは言いますが…。

    出来上がった薬は白く濁ってどろっとした液体です。
    これを飲むと喉に良いのですが…。叔母様も苦戦してた覚えがあります。

    意を決して口に含むと、独特の苦みが口の中に広がる。
    必死に飲み込もうとするけれど、気持ちの悪い粘り気に吐きそうになりました。

    コップ一杯程ですが、一気には飲めませんでした。
    口の端から垂れる液体を拭う。すごく気持ち悪い…。
    もう止めたいですが、薬草売りの意地です。
    吐きそうになるのを涙目で堪えて、ぐいっと残りを飲み干しました。

    …………

    次からは一番じゃなくても良いので別の薬にしよう…。
    そんな事を考えながら、ベッドに伏せる私でした。

  • 129年2月某日

  • 冒険から帰ってきて、ずっとベットに寝転がっていた。
    初めての超巨大サソリ戦で身体が痛むのもあったけど、別の事もありました。

    …………

    ただ天井を見上げていると不意にドアをノックする音。はーい、と答えて起き上がる。
    どなたですかと問いかけましたが返事はありませんでした。
    そっとドアを開けると、そこには誰もおらず、代わりにコツンと開けたドアに何かが当たりました。

    足元を見ると箱が二つ。
    一つにはカードが付いていました。Happy Valentine's Dayと綺麗な字で書いてある。
    部屋に戻ってもう一つの箱を開けて見ると、…下着? これにもカードが入っていました。
    この前は逃げてごめんなさい。でも、ちゃんと下着は着けてくださいね。とのこと。
    お姉さんからのバレンタインプレゼント。…良かった、完全に嫌われたと思ってました。

    鏡の前で穿いていた下着を脱いで、プレゼントの下着に足を通す。
    スカートをたくし上げて、前から見たり、後ろから見たり。
    可愛くて良いものそうな下着。

    …………

    私はすぐにお姉さんの家に走った。
    同じようにノックすると、お姉さんがドアを開ける。
    驚いた表情で部屋に招き入れてくれました。

    お茶を用意しようとするお姉さんを呼び止める。
    スカートをたくし上げて、プレゼントの下着を穿いているのを見せてお礼を言った。
    お姉さんは驚いた表情をして、変なものをあげてごめんなさい、と謝られたけど私こそと逆に謝りました。

    その後、私の趣味のことをゆっくりとお姉さんに話した。
    黙って聞いていてくれたけれど、最後に危ないからと釘を刺された。
    好きな物を簡単に止められるわけもなく、私が困った顔をしていると、
    お姉さんも困った顔をして、出来るだけ私が一緒に居る時なら、と言ってくれた。
    嬉しくてつい抱きついちゃいました。

    お姉さんと腕を組んで、お姉さんとお散歩行きたいです。私は早速言いました。
    呆れた顔をするお姉さん。もう…しょうがないですね、と笑いながら、二人で部屋を出た。

  • 129年1月某日

  • 本当にするんですか…? と珍しく弱気な声のお姉さん。
    にっこり笑って、はいと答えて、私はスカートに手を入れてお姉さんのショーツを下ろした。

    何故こんな状況かというと。年が明けて初詣に行く前にちょっとしたゲームをしました。
    それで勝った方の言うことを一つ聞く、という罰ゲームを実施しているわけです。

    脱がした可愛らしいショーツをポケットに入れ、お姉さんを連れて出発です。

    …………

    神社はすごい行列。この神社が出来る前は初詣なんて風習はなかったそうです。
    私もここに来て、初めてそんな風習を知りました。

    私にくっついて歩くお姉さん。顔を赤くして落ち着かない表情で可愛いです。
    神社までの階段を上る時も頻りにスカートを気にしてました。

    御参り、おみくじを済ませて、さぁ帰りましょうと言う時、
    ちょっとトイレに…。と耳打ち。冷えますものね。私も一緒に行くと、…ここもすごい行列でした。
    ちょっと迷ったあと、ここは我慢して途中の公園で行こうということ。

    …………

    そして私はお姉さんをいつもの場所に連れてきた。
    ちょっと我慢の限界が近くて、もじもじして困惑しているお姉さんに私は言いました。

    ここで、ですか…? 一層困惑するお姉さんに笑顔で返す。
    やっぱり躊躇うお姉さん。私はお姉さんに向かって自分のスカートをたくし上げた。
    何も付けていないそこにお姉さんの視線が刺さるのを感じて、私は震えた。

    私がしたら、お姉さんもしてくれますか…? そう言うなり返事も待たずに力を緩める。
    脚を開いて立ったままする様をお姉さんに見せつけた。この時の私は間違いなく変態さんです。

    全て出し終わって息を吐く。気持ち良い…。
    次はお姉さんの番です。と促すが…。彼女は首を横に振って、一歩二歩と後ずさりそのまま走り去った。

    私はそのまま立ち尽くしていた。やっぱり、だめですよね…。

  • 128年12月某日

  • 私は今、毎年恒例の初日の出参りのためにとある山に来ています。
    麓の街で宿泊して年明けを待つ予定です。
    温泉街としても有名なので、普通のお客さんも生憎の天候にもかかわらずたくさん居ました。

    …………

    宿に到着するや否や、お風呂セットを持ってお風呂へ。
    大好きな露天風呂があるのがこの宿に泊まる理由です。

    脱衣所にはたくさんの人達が居ました。
    やっぱり他のお客さんたちもここが好きみたいですね。
    ちゃっちゃと脱いで露天風呂へ向かいます。先月で薬が抜けて良かったです。

    とても広い露天風呂。チラチラと雪が降って、温泉に溶けていきます。
    身体を洗って湯船へ。日頃の疲れまで溶けていくようです。

    …………

    湯船に浸かって外を眺めると、向こうは足跡一つ無い辺り一面の雪景色。
    何となく、何となく湯船から上がり、雪の上に大の字で飛び込んだ
    ぎゅむっ。雪に大の字で沈む私。とても冷たい!寒い寒いと起き上がって、急いで湯船に戻った。
    周囲から笑われて、ちょっと恥ずかしかったのです…。やってみたかったので仕方ありません。

    そんな中、おてんばそうな女の子がタッタッタと走ってきたかと思うと、私と同じように雪に飛び込んだ。
    雪に小さな大の字を付けてすぐに戻ってきて隣に座り、冷たいね!と笑った。私も笑って応えた。
    その子のお母さんが謝りながら来たけれど、良いですよー。と三人で笑いながら暖まりました。

  • 128年11月某日

  • またしても薬物テロです。今度は説明までしていってくれました。
    効能はたしか、効果が掛かった者の顔を見ると、ふたなり?になるらしいです。
    蓋ナリが何かはともかく、説明から言ってこれは他人に被害が出てしまいそうですね。
    効果が切れるまで大人しく部屋に篭もってましょう。

    …………

    薬を被った顔を洗って、まだ汚れていないか鏡をのぞき込む。
    鏡の中の自分を見つめたその時、ドクンと心臓が大きく脈打った。
    薬の効果…!? 激しく脈打つ胸を押さる。苦しさに蹌踉めき壁にもたれ掛かる。

    …意外に早くそれは収まった。冷や汗に濡れた額を拭う。
    見たところ身体に変化は無かった。一安心して立ち上がろうとすると何やら違和感。
    違和感の先は、…私の股間。何かがそこにあって、内股に当たっている感触がした。

    私は恐る恐るスカートを捲り上げ、それを目視するとすぐにスカートを戻しました。
    そこには恐ろしい化け物ではなく、可愛らしいウィンナーがありました。
    …日記で誤魔化してもしかたないですね。それはどう見てもおちんちんです。

    …………

    所持している本を調べても、この症状については何も書かれてませんでした。
    多分これがふたなりという物なのだと思います。まさか自分を見ても効果があるなんて。
    ため息を吐いて本を閉じ、それを見下ろす。先程から、スカートに山を作るほどに腫れ上がっていた。
    大きくなるというのはこんな感じなのでしょうか。

    好奇心に押されてスカートを捲り、最初に見た時より何倍にも膨れあがったそれを見る。
    初めて見る大人の男性器が自分の物だなんて…。
    赤面しながらそっと指先で触れると、それはピクッと跳ねた。
    収めるにはこうすれば良いんだよね…。熱い吐息を吐きながら、聞きかじった知識を元に手で覆い動かした。

    …………

    私は視線の定まらない顔でよだれを垂らしながら、だらしなく足を開いて椅子に力尽きたように座っていた。
    私の身体と床には白く濁った液体がぶち撒かれている。股間にあったアレはもう影も形もない。

  • 128年10月某日

  • さすがにお店の家賃も入れると無理がありますね。
    冒険の報酬も結構割くことになってしまい、今月は貧乏です…。

    …………

    今日は薬草採取と食料調達を兼ねて少し遠出。
    山の方には丁度秋の味覚が盛りだくさん。食費節約です。

    たけのこを必死に掘り返して、やっと獲れたと休んでいると、目の端で動く何か。
    目を向けてよくよく見ると、動いているのはキノコのようです。
    上半分ぐらいがうにうにと動いている何とも奇妙なキノコ。
    珍しいのでいくつか回収しておきました。どういうものか調べておきましょう。

    …………

    女心と秋の空、と言われるとおりの急な雨。
    朝はあんなに天気だったのに、土砂降りになるなんて思ってもいませんでした。
    雨宿りの出来る場所が無いか走り回った末、洞穴を見つけ駆け込みました。

    ずいぶん雨に晒されたので既にずぶ濡れです。
    急いで洞穴の周りからまだ使えそうな木片を集めてたき火を起こす。
    濡れた服を脱いで、身体を拭く。早く乾くよう気休め程度に明かりの魔法を付けた。

    荷物から毛布を取り出して纏う。冒険セットのままで良かったです…。

    …………

    雨は夜になっても降り続け、山を下りることが出来ませんでした。
    ここで野宿するしかないようです。

    寒さで催し、洞穴の隅でおしっこを済ませる。
    気温も下がり、毛布だけではちょっと寒くなってきた。
    膝に顔を埋めながら、ぬくもりが欲しいなんて思ってしまう私。
    色々なことを思い出していると、ついむずむずしてきてしまった。

    たき火から少し離れて座り直し、足を広げる。
    外で裸になってるというだけで、最初からスイッチが入りかけていた。
    遭難しかけだというのに、つくづくえっちな私だ。

    …………

    一人で暖まりながら、乾いた服を着て一夜を過ごし、
    翌朝、雨の止んだ山を気を付けながら下山した。

  • 128年9月某日

  • 9月に入って私は街角のお店を借りました。お金が無く短い期間だけですが。
    とても小さなお店ですが、ちゃんとしたお店を持てたのはとても嬉しいです。

    それに、このお店は少し変わっていて、窓がマジックミラーというもので出来ています。
    原理はよく判らないのですが、向こうからこちら側は見ることが出来ず、
    こっちからはよく見えるようになっています。魔法みたいですね。
    元々何のお店が入ってたのでしょう?

    それを知った時から、ちょっと試してみたいことが出来てしまい…。

    …………

    中に入り、外に向かって手を振っても誰も反応しません。ちゃんと見えないようですね。
    扉を閉め鍵を掛ける。これで誰かが入ってくる心配もなし。
    …心配になって、もう一度外に出て確認した。

    ごくっと唾を飲む。
    大丈夫なのは判っているけど、すごく躊躇う。
    外は昼間。道をたくさんの人達が歩いていく。誰もこちらを見ては居ない。
    ゆっくりと、ゆっくりと服のボタンに手を掛けた。

    胸元を開け、薄ピンクのブラに覆われた胸を晒す。…うん、誰も見てない。
    それを確認してた私は、ブラを緩めて捲り上げた。

    …………

    持ち込んだ商品展示用のテーブルに座り、途中に下着の引っかかった足を上げていた。
    外に見せつけるように細い指は股間を這い、卑猥な音と声を店の中に響かせている。

    このためだけに、このお店を借りてしまいそうです。

  • 128年8月某日

  • 8月、今年も海に行きました。今年の水着は奥様手作りの特別製です。
    多分、気が付いた人も居たんじゃないでしょうか…。思い返すだけでドキドキします。

    …………

    翌日の朝、今度は私の家に奥様をお呼びしました。
    あの時、もう一つのお願いをしてあったのです。

    服を脱いで立つ。
    刷毛となみなみと液体の入った器を持って、奥様が笑顔で近付いた。

    …………

    そうして出来上がったのが、このボディペイントの水着です。
    遠目からは水着にしか見えない奥様の自信作。良く見れば…、丸わかりですね。
    更衣室から出たら、出来るだけ人の眼に止まらないように海に向かう。
    裸で人前を歩くのは初めての体験でした。すごい、すごすぎます。

    海に浸かって一呼吸しても落ち着く気がしませんでした。身体中が熱い。
    耐水性の高い塗料だから剥がれる心配もなく、ふらふらと人の合間を泳いでいく。

    中心から離れた所で海から上がった。海岸の隅の方で多少少ないとはいえ、何人か人が居る。
    私は隠さずに堂々と歩いた。その方が怪しまれない気がしたから。
    何も覆われていない胸が自由に揺れる。…乳首、立ってるね。

    …………

    荷物の置いてあるパラソルとレジャーシートに向かうと、水着の奥様が手を振って待っていた。
    コソコソと座って周囲を見回す。…意外にもばれてはいないようです。良かった…。

    ただ座っているだけでも、じわりと劣情が零れ出す。
    ここでする? 様子を察した奥様の大胆な提案。目の前には多数の人々。さすがに無理です…。
    じゃあ、こうしましょう。 奥様の方を向いて膝枕で寝転がるように言われる。

    私達の後ろの方には誰も居ないので、ばれる心配もないとのことだけど…。
    不安が過ぎりつつも私の手は身体に伸びた。

    …………

    ぎゅっと縮こまり痙攣する。指を噛んで嬌声が出るのを耐えた。
    内股を私から出たものがとろりと垂れていく。

    …しばらくして緊張が解け、惚けた顔で大きく深呼吸をした。
    気持ち良かったわね…。 そう言いながら奥様は顔に流れる汗を拭って、頭を撫でてくれた。

    その手もまた、とても気持ち良かったです…。

  • 128年7月某日

  • 7月、また暑い夏がやってきました。
    先月のお姉さんは会って遊んだりしています。
    昨年公園で会った奥様も見かけたらちょっとお話ししたりします。

    …………

    そして今日は相談もあって奥様の家に伺っています。
    お茶をいただきながら、たわいのないお話をする。ちょっとえっちな話題もあったり…。

    それで相談したいことって? 本題を促される。
    さすがに奥様相手でも恥ずかしくて、なかなか言い出せなかった。
    私は意を決して話した。

    …………

    ドキドキしながら、準備が終わるのを待つ私。
    道具は一式持ってきていたので大丈夫。
    お待たせしました。お湯を張った器を持って奥様が戻ってきた。

    何を相談したのかというと、…下の、毛を剃ること。
    試したい事もあって剃りたかったのだけど、自分ではとてもやりづらくて、
    悩んだ末に奥様なら…と、相談に来たわけです。

    じゃあ下着を…、まぁ…。奥様が楽しそうな声を上げる。
    スカートを捲ると私が何も穿いていなかったから。最初から準備をしてきました。

    椅子に座って脚を開き、柔毛を晒す。奥様にそこを晒すことが恥ずかしくて胸が高鳴る。
    お湯に浸けて絞ったタオルをそこに置いて蒸らす。赤ちゃんになった気分…。
    しばらくしてタオルを外し、今度は泡立てたクリームを塗りつけた。
    心の準備は良いですか? と問われ、…お願いします、と頷いた。

    剃刀が肌を滑る。毛が剃れる感触がした。
    上の方を剃り終えると、足を上げてくれませんか?と言われた。剃りづらいらしい。
    椅子に足を上げて、M字開脚になる。
    そこに指を添えられながら、全て剃られていった。

    …………

    はい、出来上がりよ。蒸しタオルで綺麗に拭き取られる。
    一本も毛のないつるつる。子供みたい…。

    はぁ…ありがとうございました。息を落ち着けて、礼を言う。
    …もう終わりで良いの? タオルでそこを拭きながら奥様は言った。
    くちゅ…、と音がした気がした。既に溢れているのは自分でも判ってた。
    んっ…。つい声が漏れる。上気した顔で奥様を見る。
    彼女は小首を傾げて微笑んでいた。どうして欲しい?とでも言っているかのよう。
    …お願い、します。恥ずかしさに耐えられず俯く。
    ふふ…、わかりました。そう言って彼女は私のそこに口付けた。

  • 128年6月某日

  • 巨大ムカデが討伐対象で肩をなで下ろす。
    ムカデでも恐ろしい相手には違いありませんが、トカゲじゃなくて安心しました。
    超巨大ムカデ1匹を何とか薙ぎ倒し、依頼は無事終了です。

    …………

    その夜は村で宿泊。大抵宿賃をタダにしてくれるのは大助かりです。

    お風呂に入った後、怪我の治療をしようと準備をすると、
    手伝いましょうか? と同室の仲間から声を掛けられる。
    ちょっと年上の占い師のお姉さん。礼儀正しくて優しそうな人です。
    肩の後ろの方なのでお願いすることにした。

    …………

    ベッドの上に座って上を脱ぐ。軽く当てていた当て布を外し、自前の薬を渡す。
    傷に染みて小さく悲鳴を上げる。大丈夫ですか…?と聞かれるが、だ、大丈夫です…、と涙目で返した。

    今度は当て布をしっかり貼って治療終了。
    ありがとうございました。と言って服を着ようとする。
    …え? 不意に暖かい感触。見下ろすと後ろから手が伸びて、私の胸を掴んでいた。

    大きい、ですよね…。後ろから聞こえる呟き。戸惑っている間にふにふにと揉まれている。
    私は小さいから羨ましい…。抱きつくように身体を密着してきた。
    それは既に優しい愛撫に変わっており、胸の先端が恥ずかしく起きあがる。
    気持ち良いんですね…。硬くなったそこを指で転がされて、羞恥に染まる。

    しばらくして片手が胸から離れ、お腹を撫でながら下に降りていく。
    良いですか…? 手が止まり、耳元で囁かれる。最後の確認なのだと思う。
    少し躊躇った後、私はこくりと小さく頷いた。

    優しくしてあげますね…。彼女が微笑んでいるのが想像出来る。
    そっと下着の中に手が滑り込む。柔毛を撫で、そのまま敏感になっている部分に手が触れた。
    ビクッと身体が震えるのを見て、まだ初めてですか…?と聞かれる。私は口には出せず、頷いて答えた。
    じゃあ大事にしないといけませんね…。彼女はとても優しくて、とても気持ち良かった。

    …………

    我慢しないでくださいね…。そう言うと少し強めに虐められ、私は初めて他人の手で達してしまった。
    お姉さんに身体を預けて気持ち良い余韻に浸る。
    気持ち良かったですね、こんなにびしょびしょですよ…。私ので濡れた指を見せつけられた。

    そっと私を横たえ、目の前で彼女は服を脱ぎ始めた。
    見せつけるようにショーツを脱ぐ。糸を引き、彼女から蜜が垂れるのが見えた。

    今度はリアリスさんが気持ち良くさせてくださいね…。そう言って私の横に横たわる。あの笑顔だ。
    小さいけど綺麗な形の胸が呼吸で上下している。
    熱に染まった私は起き上がり、彼女の胸に口を付けた。

  • 128年5月某日

  • 今月はゴブリンロード討伐でした。
    途中、男は狼なのよ〜気を付けなさい〜なんて狼男を倒した後歌ってる人が居ました。
    私も気を付けましょう。

    …………

    ひとつき遅れの薬草採取週間です。
    先月の怪我もまだ治っていませんが、今の内に集めておかないと今後が大変のなので仕方ありません。
    怪我のせいであまり長く屈んでもいられないのですけど。

    お昼御飯を食べたあと、何だか疲れたので寝転がって休憩する。牛になっても知りません。
    冒険に出る前までに体力を戻しておかないと大変そうです。

    ほかほか陽気。
    少し暑く感じて私はローブを脱いだ。薄着でも丁度良い気温。
    自然と下に着ていた服にも手を掛けていた。

    ふるっと揺れる胸の下に巻かれた包帯が痛々しい。
    残ったショーツをそっと足から抜く。
    すがすがしい風が身体を撫でて気持ちが良い。この開放感がとても好き。

    裸で丘の上に立って辺りを見渡す。遠くに私達が住む街が見える。
    そこから延びる道にも人が歩いているのかな、と思って手を振ったりしてみた。

  • 128年4月某日

  • 洞窟の最深部に居たのは、見たこともない大きさのトカゲだった。
    体長は…十数メートルはあるんじゃないだろうか。
    私達は気付かれないようにゆっくりと近付き、先制攻撃を仕掛けた。

    突然の襲撃に暴れ出す超巨大トカゲ。
    洞窟の壁は崩れ、砂煙が舞い視界を覆う。
    風切り音が聞こえた時には、私の身体は宙に舞っていた。
    地面を這いずりながら後ろを振り返る、どうやら振り回した尻尾が直撃したらしい。

    悲鳴が聞こえた。それと逃げろという声。
    私は痛みを堪えながら、目の前にあった来た道とは違う穴に逃げ込んだ。

    …………

    ボロボロの体を引きずりどれだけ進んだだろう。他のみんなは後から来なかった。
    壁にもたれて座り、休憩を取る。体勢を変えるとズキッと腹部が痛んだ。
    服を捲り上げて見ると、鳩尾の辺りが青く腫れ上がっている。
    ひょっとしたら肋骨まで折れているかもしれない。

    早くみんなと合流しないと。そう思い、再び歩き出そうとすると。
    ぺたり…、ぺたり…、と進もうとした方向から聞こえてきた。
    ついさっき聞いた音。暗い通路の先に、その姿が見えた。

    逃げないと…!でも後ろにはあいつが…。
    それでも後ろに逃げるしか無かった。でも傷ついた体ではそれもままならなかった。
    不意に膝の力が抜け、転んでしまう。胸に激痛が走り、身を捩る。

    足に何かが触れ、後ろを振り返り眼を見開く。追いつかれた。
    必死に這いつくばって逃げようとするが、スカートに食らい付かれ引き戻される。
    牙で引き裂かれたスカートなど気にしてる暇はない。
    再び逃げようとするも、人間より遥かに大きい身体が私にのしかかる。
    食べられるっ…。私は生きたまま喰われる恐怖に叫んだ。

    …しかし、いつまで経っても(とはいえ、ほんの少しの時間)、その鋭い牙が襲うことはなかった。
    剥き出しになった私の足に何かが当たる。それはぬるりとした暖かい物だった。
    急にトカゲが足の間に割り入る。それが今度はお尻に当たった。

    喰われて死ぬことより恐ろしい事が起ころうとしていることに気付き、青ざめる。

    嫌だ、そんなこと絶対に嫌っ…! 私は必死にもがいた。
    だけど、その体重をどかす力など私にはもう残っていなかった。

    股間を撫で上げるソレ。下着を穿いてきて良かったなどと一瞬呑気なことを思ってしまった。
    それも束の間、中心に宛がわれ、無理矢理押し込もうと力が加わる。

    …響く絶叫。

    …………

    急にのし掛かっていたモノが消える。
    そして気遣う声が聞こえた。

    上着を取り出し、私の腰を覆う。
    散り散りになった仲間を捜していたらしく、私の声を聞きつけ、助けに来たそうだ。
    通路の向こうからもう一人仲間が現れる。始末した、と言っている。

    残りの仲間を捜さないといけない。歩けるか…?
    彼女はそう言ったが、歩ける状態ではないのは眼に見えていた。

    頼む。彼女は男に言い、了解。と彼は言った。
    痛むだろうが我慢してくれよな。彼は私を軽く腕に抱き上げ、そう言った

    …………

    一人以外の仲間を捜し出した私達は、傷だらけの身体を引きずりながら街に戻った。

    仇討ちを誓う彼ら。
    …私は二度とアレには会いたくもなかった。

  • 128年3月某日

  • 恒例の薬草クッキーが焼き上がるのを待ちながら、ぼんやりと空を見上げていました。
    やっと症状も治まり、おむつ生活からおさらばとなって喜ばしいことなのですが、
    タンスに眠る、可愛く作ったおむつともお別れとなると寂しくもあり。

    …………

    体調も良くなったので、久しぶりに遠出して薬草採取に行きました。
    そう言えばこの近くの村でも依頼を受けたことがありましたね。

    森の中で薬の材料になる物を集めること小一時間。
    お昼にしようかと思って、休めるスペースを探していると、どこからか声が聞こえてきました。
    人間の声、ですね。村の人でしょうか。
    声のする方にこそこそと近付いていくと、居ました。一組の男女が親しそうに話をしています。

    逢い引きですね。邪魔者は退散と去ろうとした時、二人が口付けを交わし始めました。
    わぁ、と言いかけて口を押さえる。男の手が女の体をまさぐり、これは始まろうとしているのではないでしょうか。
    …もう少し見ていきましょう。木陰で見つからないように勉強です。

    …………

    後ろから激しく突かれ、中に出されてしまったみたいです。ばかとか言われてます。
    けれど嫌そうではないので良いのではないでしょうか。

    観察を続けていた私の手はべとべとです。
    ストッキングのまましてしまったので、ストッキングまでべとべとします。
    二人が去るのを待って、いそいそとストッキングと下着を脱ぎました。

    後始末をしながら、私が望む相手も居ないからしばらくは無理かな…なんて考えたりした。

  • 128年2月某日

  • 初めてリザードマンと戦い、慣れない相手のため大きな傷を受けてしまいました。
    討伐には成功しましたが、依頼者の娘さんは助けられず、とても残念です。

    …………

    例の症状は、多少和らいだように思えます。あくまで多少ですが。
    匂い消しは切らさずにしないといけませんね…。

    いつものように大きな怪我の治療には医療スライムを使っています。
    冬場は凍らないように体温が上がるようで、温くて気持ち良いです。
    暖かさとぬるぬるした愛撫で、場所によってはちょっとえっちな気分になるのが難点。

    貴重な水分の味をしめたのか、治療の度に求めてくるようになりました。
    治療するご褒美とでも言っているのでしょうか。(※自分用のスライムはちゃんと分けてあります)

    治療が終わった後はご褒美タイムです。ある意味私もご褒美です。
    最近はあの症状のせいもあって、治療の際は最初からはいてません。

    M字に脚を開き、誘う。
    そこは待っていたかのように既にぬらりと汁を垂らしていた。
    ゆっくりとスライムが近付く。しかしいつものように張り付いてこない。
    どうしたの、と声をかけてもふるふると揺れるだけ。
    既にスイッチの入っている私は焦らされ自分の指で始めてしまう。

    もう出てしまいそうになった時、急にスライムが襲いかかった。
    いきなりの責めに私の身体は仰け反る。

    …………

    …いってしまったのに出なかった。惚けた頭にはてなを浮かべる。
    再び始まるスライムの責め。膣内にも入り込み、ピストンを繰り返す。
    何で、出ないのっ…? そんな疑問も快楽に消えていった。
    尿道にスライムが入り込み、栓をしている事実には気付くわけもなく。

    再び限界に達した私は腰を突き出しながら震える。その瞬間、スライムは栓を外した。
    お腹に溜まっていたおしっこが、ぷしゃっと吹き出す。うん、とても気持ち良かった。

    汁の中にお尻を下ろした私をスライムが綺麗に舐め取っていった。

  • 128年1月某日

  • 症状は未だ治まらず、解毒方法も判明していません…。
    水分はあまり取らないようにして頻度と量を少なくして、緊急時のため…その、おむつ…を付けてます。

    おむつは昔、妹弟のを変えていたので大体判ってました。
    でも、まさかこの歳で付けるなんて思ってなかったです…。

    冒険中ももちろん付けていました。
    毎回、おむつに頼っていた訳じゃないですが、たまに間に合わない時もあって…。

    …………

    依頼場所の洞窟が川沿いにあるようなので、川に沿って進んでいきました。
    目的地までは5日程掛かるらしく、何度か野宿することになりました。

    夜中に飛び起きる私。股間に広がる濡れた感触。またやっちゃった…。
    睡眠中にも止まることを知らず、涙ながらにおむつを洗う日々。
    その夜もこっそりテントを抜け出し、私は川へ洗濯に。
    見張りの子にはお花摘みにと言って誤魔化した。もう摘み終わってるけれど…。

    少し離れた場所でおむつを外す。濡れている股間が冬の夜に寒い。
    そこを綺麗にして、川で布を手早く洗う。
    そんなことをしていると、ふるっとあの感じが湧いてくる。
    私はもうしょうがないので、少しは愉しむことにした。

    足を大きく開き、川に股間を突き出して、そこを指で開いた。
    程なくして、ちょろちょろと残ったおしっこが排泄されて川に消える。

    …………

    その後、余計なことまでして時間が掛かってしまった。
    新しいおむつに変えて戻ってくると、見張りの子が眠っていた。
    ふぅ、私にはセーフだけど危ないですね。
    目が覚めてしまった私は、その子に声をかけて見張りを交代した。

    …………

    日が昇った頃にまた漏らして、みんなが起きる前に大慌てで片付けた。

  • 127年12月某日

  • 部屋で薬の在庫を確認していると、開けていた窓から何かが投げ込まれました。
    ぶわっと広がる煙。久しぶりに薬物テロです。今度はどんな効果かな。

    徐々に煙が薄れていく。
    何か変わったのかあちこち確認してみるけれど、特に変異するものでもないようです。
    後々発症するかもしれないので気を付けておきましょう。

    …………

    在庫の確認を終了して、一息吐く。
    不足している薬の補充に出かける前に、ちょっとトイレにと思って立ち上がると…。

    下腹部に違和感を感じた。慌てて力を込めようとするけれど力が入らない。
    押し止めようとスカートの上から手で押さえた部分に染みが広がる。
    もう我慢することが出来ず、テーブルに突っ伏したままおしっこを漏らす。
    ぴちゃぴちゃと椅子と床に音を立てて落ち、水たまりを作っていった。

    こんな所で漏らしてしまい、私は恥ずかしさに震える。
    ぐっしょりと濡れたスカートとショーツを涙目になりながら脱いだ…。

    …………

    後始末をした後、落ち込んで出かけることもしなかった。
    少し落ち着きを取り戻して、何であんなことになってしまったのか考えてた。
    …明らかにあの薬だ。でも利尿効果とは違う…。

    効果を調べるために私はお茶を飲んでまた尿意が起こるのを待った。
    …今度は恥ずかしいですが、瓶を用意してあります。

    しばらくして待ちに待った尿意を催した。
    ゆっくり、だけど素早くスカートを捲って瓶を宛がう。
    さっきと同じように我慢をしようとするけれど力が入らず、
    ちょろちょろと瓶の中に放尿してしまった。うう…恥ずかしい格好…。

    …………

    瓶の中の物を始末してきました。
    効果は大体判りました。尿意を我慢出来ないようです。
    どれくらい効果期間があるのかわかりませんが、日常生活が大変になりそうです…。

  • 127年11月某日

  • 今月の依頼も無事終了です。
    護符を拾ったのですが、他の人に回ってしまいました。
    前張りとやらが試してみたかったのですが…。

    …………

    今日は真冬になる前に日光浴をしようかなと定番の公園へ行きました。
    一番安心して使える場所ですね。男の人は殆ど来ませんし。

    公園の端の方にあるベンチ。入口からも離れていて奥様たちも殆ど来ない様なところです。
    そこに腰を下ろして、私はコートの前をそっと広げました。
    胸も下腹部も晒し、日の光が肌を白い照らしています。今日はコートだけでここまで来ました。

    陽射しはまだ暖かく、ちょっとウトウトしてしまい…。

    …………

    あっ、と目を覚ました私。危ない、眠ってた…。
    けれど大丈夫だったみたい…と思って、横に気配を感じる。
    恐る恐る横を見ると、この公園でたまに見かける女の人が私の隣に座っていた。

    慌てて前を隠す私。もう遅いのは明白だった。
    しどろもどろに言い訳を言おうとしていると、
    そんな格好で寝ていたら危ないわよ、と窘められた。

    顔を真っ赤にして、ごめんなさいと呟く私にその人は、
    別にその趣味を咎めるつもりはないわ。
    気持ちよさそうに寝てたから、見張ってあげてたの。なんて言ってくれた。

    好きなの?と聞かれて、俯いたまま頷く。
    続きはしないの?と聞かれて、え?と聞き返す。
    彼女は優しく微笑んでいた。

    どうしようと迷うも、その微笑みに負けて再び肌をその人の前に晒した。

    ただ何もせず、私をじっと見ている。
    その人にも聞こえてしまいそうなぐらい激しい鼓動。
    胸は張り詰め、私は熱い泉を湛えていた。

    私は堪らず、あ、あの…と呟いた。
    気にせずに好きにして良いのよ。と見つめられたまま許された。
    やっぱり彼女は目を離さない。私は躊躇いながらも、自然に手はそこに伸びていった…。

    …………

    その後、私は何度も何度も謝りながらその場を去った。
    風邪引かないようにね、何て言われながら。

    あそこに行ったら、また会えるのかな…。

  • 127年10月某日

  • 今月もコボルト討伐依頼でした。2ヶ月連続ですね。
    久しぶりにブラックブティングと遭遇しててんやわんや。
    うちの子は良い子に育ってくれました…。

    鬱蒼と茂った森を進むと、ちょっとした広場ぐらいのスペースに出ました。
    何故か宝箱があったのでみんなで調べていると、一陣の風が吹いた。
    私は慌てて翻るスカートを押さえる。危ない危ない、今日は付けてないのでした。
    宝箱の中から目ぼしい物を選んで回収し、先を進みます。

    …………

    そうして難なくコボルドの群れを掃討し、依頼を無事に終了。
    私達は依頼者の村で一泊することに。ゆっくり休みたいですしね。
    パーティメンバーの男の子の様子がちょっとおかしかったのが気になりましたが、
    顔が赤くてちょっと熱がある感じ、でも元気そうなので大丈夫でしょう。

    年長組は飲み明かすといって部屋で酒盛り。
    男の子が寝られないとふらふらしてたのを捕まえて部屋に連れてきました。
    一つベッドを貸しただけですよ?

    翌朝、よだれを垂らして寝てたのか口元が何だかべとべとで臭かったです。
    見られてなかったかなー…、見られてたら凄く恥ずかしいです…。



    …………時は戻り、深夜…



    あの女の子と一緒の部屋に寝るなんて…。

    向かいのベッドにあの子が寝息を立てて眠っている。
    自分も眠ろうと目を瞑ると、あの白いおしりが目に浮かぶ。
    あの後、あの子をまともに見れなかったのもこのせいだ。

    風でスカートが捲れてラッキーどころじゃない。
    っていうか、何で穿いてないんだよ!

    息子が宿屋の中で元気にテントを張っている。
    これじゃ寝れやしないと身体を起こすと、あの子も寝返りを打った。
    綺麗な脚がタオルケットからはみ出ている。もう少しであのお尻が見え、
    いや、何考えてんだ!もう一度見たいとかそんな事!…そんな事…。

    …………

    スカートからすらりと伸びた足…。
    生唾を飲み込み、ゆっくりとスカートに手を伸ばした。
    その下から下着が現れる。さすがに今は穿いてるか…。

    再び女の子が寝返りを打ち、仰向けになる。
    タオルケットとスカートがずれて、股が丸出しだ…。
    服の下のふくよかな胸の膨らみが、呼吸と共に上下している。

    俺はもう我慢出来ずに、その子の目の前で硬く屹立したものを取り出した。

    …………

    荒い息を整えていた。手には熱い嫌な感触。
    どこにも飛んでないか暗い中確認する。大丈夫、みたいだな…。

    落ち着きを取り戻した頃になって、罪悪感に見舞われる。
    俺は逃げるように部屋を出て行った。

  • 127年9月某日

  • 今月は少し遠い山の麓にある村からの依頼。
    洞窟に巣くったコボルトを退治して欲しいとのことでした。
    数が多く、大変な状況でしたが村人たちの助けもあり何とか成功です。
    まさかあんな仕掛けを用意してたなんて…。

    討伐が終わったあとは、村に泊まって行かないかというお誘いもあり、
    村で一泊することになりました。
    聞くところによると温泉があるようです。
    ゆっくり浸かって、冒険の疲れを癒したいですね。

    …………

    村に帰って早速みんなで温泉へ。山の方にあるようなので逆戻りです。
    村の人の案内で行ってみると、立派な天然露天風呂がありました。すごいです。

    側に脱衣用の小屋があるだけで、あとは自然のまま。
    案内の人を帰してから、私達も自然のままの姿に。
    今回のパーティは全員女の子。私も気にせず裸になれます。
    論理的に外で裸になれる露天風呂は良いですねー。

    もじもじして小屋から出てこない子を、引っ張って連れ出しました。
    結構勝ち気な子だと思ってたのに意外な感じで面白い。
    縁に座らせて、強制的に洗いっこ。ふふ、抵抗しても無駄ですよー。
    私の洗いテクニックで次第に力も抜け、気持ち良く温泉に入りました。

    …………

    来月は別々の依頼というのを知った彼女は複雑な表情をしていましたが、それはまた別のお話。

  • 127年8月某日

  • 8月の夏真っ盛り。
    こんな暑い日は海ですよね。
    日焼け止めは忘れずに塗りましょう。

    …………

    今年は更衣室で着替えることが出来た私は今、息を整えています。
    今年の水着はスカート付きの水着。パンツは鞄の中にしまってあります。
    気を付ければばれないはず…。意を決して更衣室を出ました。

    空きスペースを見つけてシートを広げ、こぢんまりと場所を取った。
    シートを広げるだけで色々と危なかったです。
    日焼け止めを塗って海へ。寝転がってる人は極力避けてながら…。

    海に身体を沈めると、冷たくて気持ち良い…。
    ふとスカートを見ると、流れに揺れて捲れている。
    …!? 慌てて少しだけ沖の方まで逃げた。

    空を仰いでぷかぷかと波に揺れる。
    まったりしすぎて自分の格好を忘れてしまいそうですね。
    沖はまだ人は少ないので多少安心です。潜ってる人が居たら…ダメですけど。

    …………

    お昼も食べて休憩。
    タオルを掛けて足を緩める。ずっと気にしてたから疲れちゃった。
    水着からしみ出た雫が股間を流れ落ちる。改めてタオルの下は何もないことを意識した。

    この下は何も穿いてないんですよー、と小さく呟いていやらしく微笑んだ。

  • 127年7月某日

  • 巨大な怪物討伐依頼、無事終わらせてきました。
    超巨大ムカデをこの手で倒し、仇を取ることが出来て良かったです。
    死骸は有効利用させて頂きます。

    …………

    夏の夜です。とても暑いです。
    何ですかこの暑さは。寝てられません。

    汗だらだらで寝間着もべたべた。
    お風呂が部屋にないのが苦です…。
    銭湯もこんな時間では開いていませんし…。

    脳裏によぎるのは日中子供たちが遊んでいた水路。
    不快感に居ても立っても居られず、部屋を飛び出した。

    …………

    水面に月を映しながら、静かに水が流れている。
    そこにそっと足を入れると、冷たい水の感覚が心地よい。
    私は思いきって水路に寝転んだ。水位は低く、流されたり溺れたりすることもない。
    身体中を包み込む河の流れは、暑い不快感を一気に流していった。

    爽やかすっきりしたところで水路から上がると、気付く。
    あまりの暑さに着替えとか何も考えずに来てしまった…。
    寝間着は水に濡れ、身体のラインにぺったりと張り付き、肌を透かして映している。

    部屋が近くて良かったけれど、それでも少しは歩かなければならなかった。
    来る時は誰にも会わなかったが、帰りはどうかわからない。

    夏とは違う熱さを感じながら、月明かりの下、私は歩き出した。

  • 127年6月某日

  • 6月、夏になる少し前の過ごしやすい時期。
    今日は公園でランチをしに行きました。
    冒険前なので今日のお仕事はおやすみです。

    透き通った空の下、青々とした芝生の上でランチ。良いお天気ですね。
    子供連れのお母さんたちが向こうの方で井戸端会議に花を咲かせています。
    そんな中、ランチを食べ終えた私は次の欲求を満たそうとしていました。

    …………

    脚を立て、少し脚を開いて座っている私。
    正面から見たら、下着が丸見えだと思います。見せませんけど。

    お母様たちの視線を気にしつつ、スカートの中に横から手を入れる。
    ショーツに手を掛け、ゆっくりと外していく。
    どうしてももぞもぞとなってしまい、怪しまれないかドキドキ。
    お尻を浮かせて、太ももの中程まで下ろすことが出来た。
    ここまで来たらそこはもう丸見えになっているはず。

    突然目の前を走り去る子供たちにビクッとする。
    そのまま遠くに行ったのを確認して、私はまたそろそろと下ろしていった。

    足首に下着が掛かっている状態。
    見つかったらノーパンだってばれちゃいますね。
    わざと脚を持ち上げて、脚からショーツを外す。
    ただ脱いだだけで、すごい事になってるのが判ります。

    …ちょっと、スカート捲ってみようかな…。

  • 127年5月某日

  • 今月は南西に行ったところにある村の村長から巨大な怪物討伐依頼を受けました。
    依頼は失敗。二人の仲間を亡くし、逃げ帰りました。とても悔しいです。

    …………

    さすがにあの傷は自分で治療することが難しいので、お医者様に治療して貰いました。
    多少動く分には問題ない程度に回復したところで、自己治療に移りました。
    お金がとても掛かりましたし…。

    訪問販売は中止して、今は治療に専念しています。
    やっぱり自分の薬を信じてますので、治りも良い気がします。
    病は気からですね。違うかな。

    太ももの怪我が大きく、お医者様には傷が残るかもしれないと言われました。
    だけど私には秘密兵器があります。

    湯船があると良いんだけど、無いので仕方なく部屋にシートを敷きます。
    水槽から別の容器でスライムを掬います。服を脱いでシートに座ります。
    まだ痛々しい傷が残っています。痛いです。
    そこにそっと先程のスライムを掛けます。傷を覆うように広げればOK。
    ジワジワと治癒される感覚がこそばゆいです。

    …………

    ある日、スライム治療の途中でウトウトしてしまいました。
    いけないと思ってスライムを見ると、股間まで広がって来ていました。
    なんだかくすぐったいと思ったら…もう。
    最初みたいにショーツを溶かす気配もないので、そのままにしてみました。
    でも何でそこが気になるんでしょう。関係のない場所だと思うのですが。

    しばらく好きにさせていると、そのゆるゆると撫でる感触がちょっと気持ち良くなってきた。
    少し固くなったところを刺激され、声が漏れる。
    当たったとでも思ったのか、そこを中心に触り始めた。

    自分以外が触るのは初めてだなー…、なんて考えながら身を委ねる。
    ショーツの中に入ってくる様子は無い。横から入ることは判らないのだろうか。
    もっと触って欲しい私は、ショーツを指でそっとずらす。
    晒されたそこはスライムと溢れたものでヌラヌラと光っていた。

    ここですよ…、指先で触って欲しい部分を強調する。私、すごくえっちだ…。
    スライムがゆっくりとそこに覆い被さる。
    布の上からとは全く違う感覚。快感が身体を走った。
    良いものを見つけた、とでも思ったのか今までよりも強くそこを弄ばれる。
    溢れ出す汁を吸いながら、花びらも柔らかく愛撫してくれた。

    初めての快楽に、私はすぐに果ててしまった。

    あ…ダメ…。言葉とは裏腹に弛緩したそこから貴重な水分が零れ出る。

    それすらも残さず吸い、満足したかのように私の身体から離れていく。
    私も、この心地よい疲労感に沈むように目を瞑った。

  • 127年4月某日

  • 4月、春爛漫。花が綺麗ですね。
    それはそうと、もう露出を止めようと思います。

    …………

    嘘です。エイプリルフールです。

    スライムは順調に容積を増し、今入れている容器では収まらなくなってきたので
    新しく水槽を用意して移すことにした。

    水槽の中で容器を返すと、静かに新しい水槽に移る。
    何もしなくても餌らしきものが手に入るからか、大人しいものです。
    指を差し出すと、スライムも身体を伸ばして指をつついたり、絡んだりします。
    意外に知能があるのかもしれません。

    色も以前の黒ずんだ色から濃い緑色に変化した頃、予想通りの能力が付きました。
    軽度の傷ならスライムの再生力で、傷の治りが良くなるみたいです。
    治療中のじわりとした痛痒い感覚がちょっと気持ち良いかもしれません。

  • 127年3月某日

  • 3月、特筆することもなく…。
    薬草入りクッキーでも作って売りましょう。

    …………

    先月捕まえたスライムは少しずつ成長しています。
    適当な薬草を与えてますが、色が多少変化した気がしますね。
    ちょっとどうなるか楽しみです。

    今月の冒険はコボルト討伐でした。
    冒険も順調に進んで、情熱もバッチリ回復です。

    …………

    依頼者の人が服を扱ってる商人だったんですが、
    ちょっとえっちな衣装を扱ってる人みたいで、こっそり見せて貰ったんです。
    それで透け透けのとか隠れてないのとか、貰ってしまいました。

    帰ってから一人付けてみる。
    うわぁ、すごい…全然隠れてないです。

    …一通り付けて、そっと仕舞っておきました。

  • 127年2月某日

  • 2月、バレンタインデーですね。
    薬草入りチョコレートでも作って売りましょうか。

    …………

    今月の冒険はゴブリン討伐でした。
    今となっては余裕のお仕事ですね。魔法も使い慣れてきました。

    今回も出てきましたブラックブティング。
    ですが注意深く戦えば何て事ありません。

    私の渾身の一撃で弾け飛ぶブラックブティング。
    バラバラになって溶けていきました。さぁ、先へ進みましょう。

    …………

    ゴブリンキャプテンもばっさり倒し、依頼完了。
    さぁ帰ろうとした時、ちょっと違和感。こそこそとスカートを捲る。
    そこにはさっき倒したブラックブティングの残骸らしきものがべったりと張り付いていた。
    小さすぎて全然気付かなかった。
    これだけ時間が経って、やっとタイツを溶かした所で私が気付いたわけです。
    ああ、こんなに穴開けて…。これはもう着れないなぁ…。

    仲間に声を掛けて、股間を見せる。不可抗力ですよ?
    火を近付けて引き剥がそうかという話になったけど、他も燃えそうで拒否。
    とりあえず脱げば何とかなりそうなので、脱ぎましょう。

    後ろを向いて、ウキウキとタイツとショーツを脱いだ。
    あ、ショーツもちょっと穴が…うぅ。

    ショーツにへばりついたスライムを見つめる。
    何かに使えるかもしれないから持って帰ろう。
    私はショーツごと小瓶に詰めて鞄に仕舞った。

  • 127年1月某日

  • 1月、今年もまた無事に一年を過ごすことが出来ました。
    これもまた皆様のおかげでございます。
    今年もご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

    …………

    年が明けた深夜、私はとある山に登っています。
    初日の出を見るためですが、…疲れました。

    ある程度の高さまで上って、休めそうな広さの場所に陣取ります。
    その頃にはもう東の空が明るくなり始めていました。急がなきゃ。

    身を切るような寒さ。身体を動かした暑さを全て奪い取っていく。
    あのお茶を飲んで身体を温めながら待っていると、向こうの山の間から光が差す。
    日の出だ。一枚だけ羽織っていたコートを脱ぎ、日の光を浴びる。

    初日の出の光を全身に浴びようと思いついたのはいつだったか。
    そうして、本日それを実行したわけです。

    今年もがんばろう、と初日の出に誓った。

  • 126年12月某日

  • 12月、冬真っ盛り。冬将軍でも来そうな位です。
    春が待ち遠しいですね。って去年も書いた気がします。

    …………

    今日は冬物の服を買いに来ています。
    ううん、都会の衣装屋はまだ慣れません。
    店員さんの接客をかいくぐり、気に入った服を持って試着室へ。
    なんか苦手だなーと、ため息を吐いた。
    手に持った服を掛け、服を脱ぐ。今日はさすがに付けてきた。

    ドキドキしながら足を通し、ボタンを留める。…入った♪
    ウォーキングを続けていたおかげで、秋は完全に乗り越えました。

    その後、何着か試着をし、買うものを決めた。
    今日は特にそんな気もなかったのだけれど、下着姿の自分を
    姿鏡で見ていると、その気が首を持ち上げる。

    …………

    裸の私が鏡に映っている。
    部屋にこんな大きな鏡はないので、何だか変わった気分。
    胸の形を気にしたり、ちょっとポーズを取ったり。

    そんな時、不意に外から店員さんが声を掛けてきた。
    慌てて、当たり障りのない返事を返す。ちょっと声が裏返った。

    店員が離れたのを感じて、ほっと肩をなで下ろす。
    もう出ようと自分の服を着る。下着は…ちょっと付けれなかった。

  • 126年11月某日

  • 11月、風がとても冷たくなりました。
    風邪引かないよう、無茶をしないように。
    部屋も寒くて、もうちょっと良い場所に移りたいです…。

    …………

    今年はとても寒く、既にコートが手放せないような気温です。
    寒さのせいか、お客さんも風邪の方が多く、風邪薬が飛ぶように売れています。
    この寒さでは私も自重した方が良いかもしれません。

    ということで、寒いので下はタイツを穿いています。
    たった一枚でも、ショーツ一枚とは全然違いますね。

    …………

    そんな中、公園ではしゃいで遊ぶ子供たち。さすが子供は風の子。
    楽しそうな子供たちを横目に私はトイレに向かった。
    そそくさと子供たちの目に付かないように草陰へ隠れ、タイツとショーツを下ろす。
    ぐるりと高い垣根に囲まれたこの場所は、外で催した時の定位置になっていた。

    腰を下ろして、力を緩めようとした時、がさっと目の前で足音が。
    顔を上げると小さな女の子が立っていた。私がどうしようと慌てていると、
    彼女はにかーっと笑い、パンツを下ろしてしゃがんだ。

    …ちょろちょろと水音がする。おしっこをしてるようです。
    この状況は何だろう、と考えながら私も一緒に用事を済ませました。

    あ、ちゃんと拭かなきゃダメだよ。

  • 126年10月某日

  • 10月、馬肥ゆる秋。おいもさんおいしいです。
    大丈夫ですよ?そんなに太ってませんよ?

    …………

    早朝、街を颯爽と歩く私。
    散歩ではなく、ウォーキングだ。

    事の始まりは昨夜のお風呂。
    下着を着けた時に気付いたこのラインの食い込み。
    それが私を発起させました。

    色々と美味しくてしょうがなかったんです…。
    今後も美味しく食べるためにも消費しなくては。

    …………

    途中、公園で休憩を取った。ベンチに座って、持参した水分補給。
    すっかり身体は汗でべたべたで、タオルを取り出し汗を拭き取る。
    顔、首もと、上着を開けて胸元。そこまで拭いて少し考える。

    きょろきょろと辺りを見回して誰も居ないことを確認すると、
    そっとブラ(スポーツタイプ)を捲り上げ、胸を露わにする。
    胸の谷間、胸の下に溜まった汗をタオルで拭い、束の間の開放感を味わう。

    よーし、もう一歩き。
    と、服を正して私は再び歩き出す。

    …………

    日課を終えて銭湯へ。
    恐る恐る体重計に乗り、ちょっと減る目盛りに喜ぶ私だった。

  • 126年9月某日

  • 9月、秋も目前ですね。
    暑さも収まって過ごしやすい頃です。

    …………

    今月は先月に続いて、鉱脈捜索依頼でした。
    今回の洞窟は怪物も居ないそうなので、ゆっくりと探索出来ました。
    ある程度探索して、怪物が確かにいないことを確認したので二人組に分かれて探索することに。

    前を行く仲間のランタンが闇を照らしている。
    それでも自分の足元も見えないくらいに暗い。

    これぐらい暗かったら、ただ振り返っても見えないかな…。
    そろりそろりとスカートを持ち上げる。
    ショーツを晒しながら、後ろを付いていく。

    突然仲間が声を上げたので、急いでスカートを戻す。
    何かがランタンに光に反射したらしい。びっくりした…。
    仲間が調べてみると、どうやら朽ちたボロボロに朽ち果てた剣だったみたい。残念。

    そしてまた捜索を続ける。
    さっきと同じように後ろを付いて歩きながら、下半身を晒す。
    今度は隠していた布が無い。さっき調べている最中にこっそり脱いでしまった。

    …………

    合流して誰も成果がなかったことを告げる。
    依頼は失敗。私は満足。

  • 126年8月某日

  • 8月、夏真っ盛り。
    部屋の中では大体下着姿です。ワンピースも足にひっつくのが…。
    お風呂がある部屋に引っ越したい。
    そういえば冒険者になって1年。早いものです。

    …………

    今日は海に行ってきました。
    まさか海がこんな近くにあるなんて知りませんでした。
    きっと地形的に見えないようになってたんだと思いたいです。

    それに私は海が初めてです。とても大きかったです。
    湖どころの大きさじゃありませんでした。すごかった。

    冒険者の方々も結構来ているみたいでした。
    一人で遊びに行くのは寂しすぎました…。

    更衣室が大変な行列でいつ回ってくるかわからない状態。
    でも、しっかり下に水着を着てきたのでバッチリです。
    さくっと服を脱いで、泳ぎましょう!

    …………

    はぁ、たくさん泳ぎました。
    波とか魚とか、すごい楽しかったです。
    さぁ、着替えて帰ろうと思ったら、またあの行列。
    どこか適当なところで着替えよう…。

    岩場の影を探して、水着を手早く脱ぐ。日焼けしたかな…。
    身体を拭いて、ワンピースを着て、と。
    着替えの下着は持ってきませんでした。
    海に向かってスカートを広げる。素敵な開放感…。

    私と同じように着替える場所を探してきたのか人の気配。
    そそくさと荷物をまとめて、帰路についた。

  • 126年7月某日

  • 7月、夏ですね。…暑いです。
    下着だけ、またはワンピースだけの生活が続いています。
    日記のページが腕にひっつく…。

    …………

    水路で子供たちが水遊びをしている。
    今年は親同伴で、一緒に遊べる状況じゃなさそうだ。
    羨ましそうに見てたら、去年と同じ子に手を振られた。
    笑顔で手を振り替えして、その場を去った。

    それにしても暑い。この一枚だけ着てるワンピースまで脱いでしまいたい。
    ここに来る前は森の泉で水浴びとかしてたなぁ…。

    …………

    あれが12歳頃だから、13歳ぐらいからかな。
    夏は薬草摘みのついでに、森の泉で水遊びするのが恒例になってた。

    最初の頃は足を浸けたり、軽く涼んでいた。
    ある時、水底の苔に足を滑らせて、ずぶ濡れになってしまった。

    岸に上がり、服を脱ぐ。下着までびしょ濡れだった。
    すごくドキドキした。心臓が飛び出るんじゃないかと思った。
    外で裸になったのは、これが初めてかな。

    夏の陽射しが一糸纏わぬ身体を照らしていた。

    …………

    懐かしいなぁ…。この時からはっきりと感じたんだと思う。
    近くにひっそりと水浴び出来るような場所ないのかなぁ…。

  • 126年6月某日

  • 6月、じめじめと雨の日が続いてます。
    洗濯物が横断幕のように部屋に吊されている…。

    …………

    大雨の中、薬草採取をしてきた。
    こんな時に備蓄が切れるなんて最悪。
    いつ止むかも判らないので、仕方なく出かけた。

    街に帰ってきて、部屋より先に銭湯へ直行した。
    雨で身体が冷えてしまい、すぐに湯船に浸かって暖まりたかった

    脱衣所には他のお客さんの姿が見えない。
    さすがにこの雨じゃお客さんは少ないみたい。
    ささっと身体を洗ってちゃぷんと湯船へ。ふぅ…、あったかい。
    他のお客さんが居ないと広々と使えた。溶けちゃいそう。

    …………

    お風呂から上がり身体を拭く。ほかほか。
    着替えを出そうと鞄を覗くと、私は気付いた。

    …着替えを入れ忘れたことに。
    そうだった、薬草採取用の服が乾いてなくて、この鞄から出して…。
    籠の中のずぶ濡れの服を見る。これはまた着れないし…。

    …………

    雨の中、早足で歩く。
    結局、ローブ一枚とブーツという姿で帰ることにした。
    さすがに風邪を引いてしまいそうなので、真っ直ぐ帰ろうとしたのだけれど…。

    人通りは…無い。音も雨で聞こえないよね…。
    帰宅途中で催し、我慢出来ずに横道でおしっこを済ませようとしている私が居た。
    ローブを捲り、立ったまましやすいようにそこを指で広げる。

    放物線を描いて、雨と一緒にぴちゃぴちゃと地面を叩く。
    恍惚とした表情で事を済ませ、すっきりとした顔で帰路についた。

  • 126年5月某日

  • 今月は予定通りキノコ狩りへ。
    キノコじゃなくて魔法書を見つけてきた。
    めぼしいキノコも生えておらず、目的のキノコも見つからず。キノコ…。

    魔法書を貰ってしまったので暇な時間に調べてみた。
    …なんとか読める。闇の魔法書らしい。
    内容は入門レベルらしく、手順が一から挿絵付き書いてある。
    これなら私でも出来るかもと、ダメ元で練習を始めてみた。

    …………

    あれから2週間。基本的な事は出来るようになったが、
    冒険で使うにはまだ難しかった。

    趣味も兼ねて、ちょっと荒行をしようと私は夜の公園に出た。
    昼間は子供たちで賑わうこの公園も、夜になれば静寂な場所になる。

    意識を集中する。
    魔法書から呼び出された闇が溢れ出し、形を変えていく。
    設置した的を見つめ、スペルを唱えると闇が矢となり放たれる。
    矢は的に当たり、夜の闇に拡散する。

    今回は1発で出来たけど、実は命中率がとても悪い。
    的を直して元の位置に戻った私は服を一枚脱いだ。
    的に当てたら、一枚脱ぐ。全て脱いで最後当てるまで帰らないのがルール。
    まだ上着一枚、息を整えて次の魔法を放った。

    …………

    数時間が経過して、私は一糸纏わぬ姿のまま魔法を唱えていた。
    下着姿になるまではトントン拍子に進んでいたのだけれど、
    ブラに手を掛けた頃から、調子はあっという間に崩れた。

    既に口から垂れたよだれが内股を濡らしている。
    手こずっているのも、途中からルールをもう一つ追加したルールせいだった。
    成功するまで触るの禁止。

    最後の力を振り絞って放った矢が、的に当たったのを見て、私は膝から崩れ落ちた。
    頭が真っ白になる。当たった喜びだけで果ててしまった。

    疲れ果てた私は重い身体を引きずって家に帰って寝た。
    これはもうやらないでおこう…。

  • 126年4月某日

  • 4月、春ですね。咲き乱れる花の季節。
    ぽかぽか暖かくなって、とても良い時期です。

    …………

    今月はまた狼討伐。来月からは変更が受理されたので、
    またキノコ狩りに行けるみたいです。色々探そう。

    昨日、散歩がてら桜を見に行ってきた。
    風が強かったので桜色の下着で揃えてみました。

    到着したもののお昼から花見の客があちこちに居て、落ち着いて桜が見れない。
    仕方なく出店のお団子を食べて帰った。

    花見が出来なくて残念、かと思いきや実は本命は別にあって、
    とある森の中程に1本だけ生えた桜があります。多分知ってる人も居ると思う。

    夜、先客が居ないのを願って足を運ぶと、
    予想以上に美しく満開の桜がひっそりと月明かりに浮かんでいた。
    今日は誰も来てなかったみたい。ラッキー。

    チラチラと桜の花びらが落ちて、地面も少し桜色に染まっている。
    私もその中に混ざりたくて、スカートを下ろしブラウスを脱いだ。
    月明かりの下、下着姿で桜と踊るようにゆっくりと周囲を回った。

    足を止め下着をそっと外し、薄く桜色に染まる肌を晒す。
    花びらが肌をかすめるのがくすぐったくて、まるで桜が私に触れているかのよう。
    私はそれに答えるかのように寝転がり、桜に見せるように花に手を添えた。

  • 126年3月某日

  • 3月、まだ肌寒いですね。コートが手放せない日々です。
    ホワイトデーを目前に私もクッキーを用意しました。
    もちろん自分で食べる分です。

    …………

    冒険以外の時間は、薬の訪問販売や薬草の調達に当てている。
    冒険中も珍しい薬草とか探したいのだけれど、討伐依頼の時はなかなかそれが出来ない
    とりあえず捜索依頼願いの書類は出してきた。通ればいいな。

    春も近付き、新しい草花が芽吹く。
    薬草売りの春は忙しい。

    今日も薬草採取に行ってきた。
    街から少し離れた丘の上に薬草の群生地があり、何度か足を運んでいる。
    お弁当も持って軽くピクニック気分だ。

    お弁当を食べて、お茶を飲んで一息吐く。
    身体が暖まる薬草茶。まだ寒い外の作業はこれが一番。
    ただ、ちょっと副作用がある。

    採取作業の続きをしていると、副作用が早くも出てきた。
    あのお茶には利尿作用があり、おしっこが近くなる。

    誰も居ないことを確認して、ローブとスカートを捲り上げしゃがむ。
    程なくしてちょろちょろと排泄する。あ、もちろん薬草から離れた場所です。

    全て出しきるとふるっと震えた。
    空の下、広い草原でおしっこすると、何て気持ち良いんだろう。
    拭って綺麗にし、もう一頑張りと作業を再開した。

  • 126年2月某日

  • 2月、バレンタインですね。
    私もチョコを用意しました。
    自分で食べる分だけど…。

    …………

    薬草売りの仕事もぼちぼち売れて良い感じ。
    依頼のついでに材料集めも出来るので丁度良い。

    ある男の子から潤滑油が欲しいと注文を受けた。
    所謂ローション。えっちなことに使うらしい。
    作り方は簡単、ぬるぬる成分の草を水に浸しておけばいい。

    なんだか間接的にお手伝いしてるみたいでドキドキする。

    適当な瓶に入れて出来上がりと。いくらにしようかな。

    ちょっと余ってしまったので試してみた。
    ちゃんとしたお客さんに渡す前のテストです、テスト。

    テーブルを避けてシートを広げる。お風呂場が部屋に付いてればなぁ…。
    ローションの入った容器の前に裸になって座る。寒い。

    手に取ってぬるぬる感を楽しみ、ゆっくりと胸に手を這わせる。
    一頻り胸で遊んだあと、新しく手に掬い股間に垂らす。
    冷たさにぴくっと震え、そっと手を伸ばした。

  • 126年1月某日

  • 年も明けて、初仕事。
    2度目のキノコ狩りに行ってた。
    前回のような状況はちょっと泣きたくなるので、
    今度はまじめに探して、目標のキノコを見つけた。

    …………

    ついさっき発情薬を撒かれたので回収した。
    結構貴重なもので、私も一度しか見たことがないです。
    慎重に回収作業を行ったけれど、そこそこ吸い込んでしまったみたい。
    やっぱりすごい、

    筆を置いて夢中になってしまった。手がべとべと。

    …………

    ちょっと(?)外に出てた。大満足。

    服も濡れてしまったので、私は着替えようと脱いだ。
    まだ薬が抜けないのか、身体は火照っていた。

    耳を澄まして、ドアを少し開けて、首を出して、廊下に誰も居ないか調べる。
    安宿の廊下に一歩踏み出すとギシッと音が響いて、驚いて辺りを見るけど
    誰かが聞いている気配はなく、そっと歩き出す。

    廊下を何往復かし、もう戻ろうと思った時、
    不意に足の力が抜け、その場にへたり込んでしまう。
    部屋の近くまで我慢しようと思っていたけれど、もう限界だった。

    …………

    はしたなく腰を上げ、身体も床もべたべた。何度いったかなぁ…。
    誰も来なかったことに感謝しよう、何度も出来たし。
    這うように部屋に戻りながら思った。

  • 125年12月某日

  • 今年最後のお仕事。
    初めて珍しい茸捜索依頼が回って来ました。
    そういえば、依頼希望出して無かった。

    ………

    森の中で目的のキノコを探すのがお仕事みたい。
    場所が結構大きな森で、何だか見つかる気がしない。

    最初は固まって探していたけれど、
    襲ってくる狼も居なくなった頃から別々に別れて探すことになった。

    チャンス到来。けれども冬、寒くて流石に脱げない。
    どうしたものかと考えている内に、すーすーして冷えたせいか尿意を催した。
    見える範囲にパーティのみんなが居ないのを確認して、
    腰ぐらいの高さがある藪の中にしゃがみこんだ。

    ちょろちょろと暖かいのが出だして、息を吐いた次の瞬間、
    急に足音が聞こえ、私はキュッと力を込めて止めた。

    さっきは誰も居なかったのに!
    ひょっとしたらしゃがんで探していて、今の私みたいに藪で見えなかったのか…。

    「…誰か居るのか?」

    この声はパーティの男の子だ…。
    藪に分け入った音を聞いていたのか、こっちにゆっくりと近づいてくる。
    うぅ、途中だけど仕方ない…。立ち上がって顔を出す。

    「なんだお前かー…脅かすなよ」

    ごめんなさいと謝り、見つかった?とか、たわいのない話をした。
    平静を装っていたけど、一度出し始めたものの限界はとても近かった。

    「ん、大丈夫か?」

    大丈夫、と短く返す。多分、すごく赤い顔してたんだろうなぁ。
    男の子の前で、立ちながらお漏らしだなんて。

    …ちょっと音が聞こえたのか、訝しげにしながらも気付かずに別の所を探すと立ち去る。
    彼の姿が見えなくなったあと、ちょっと涙目になりながら後始末をした。

  • 125年11月某日

  • 今月から冒険の仕切り直し。
    案の定、チャンスもなく日帰りで終了。
    うーん…書くことも無いし、ちょっと前の事でも書いておこう。夏ぐらいだったかな…。

    …………

    いつものように日課の散歩をしていた夏の夕方。

     ポツ   ポツ

    雨降るかもなぁと思ってたけど、本当に降って来た。
    急いで街路樹の下に雨宿りするも、すぐに雨足が強くなったから全身ずぶ濡れ。
    夏場で薄着だったから、肌にぴったり張り付いてる。

    道行く人も、たまに雨から逃げるように駆けていく人が居るだけ。
    建物の窓も閉まって、雨の中に取り残されたみたい。

    激しい雨音と共に、鼓動が強くなる。
    きょろきょろと見回し、誰も居ないことを確認して服のボタンに手を掛けた。

    服の前を開けると、雨風が露出した肌を冷やそうとする。
    だけど身体の熱は篭もっていくばかりだった。

  • 125年10月某日

  • 冒険から2週間ぐらい経ちます。
    命からがら逃げ出して、冒険者に拾われて、治療して貰って…。
    やっと自分の部屋に戻って来られました。

    まだ2回目の冒険だというのに、女の子だけのパーティなのに
    あんなにも怪物がたくさん居たら無理です。
    一緒に捕まった内の一人は一緒に逃げ出せれたけれど、無事逃げれたのかな…。

    道中は楽しかったのに…。

    …………

    女の子だけのパーティともあって、和気あいあいと道中を進んだ。
    依頼主の村まで移動に二日掛かるので途中で野宿になった。
    近くに水浴びの出来る場所も都合良くあるわけなく、
    身体を拭いて着替える程度しか出来ない。

    仕方ないよね、身体拭いたり着替えしないといけないんだから。
    みんな同じくらいの歳だし、コソコソと着替えたりしてるけど、
    私はもちろん普通に隠さず脱いだ。その日も下着も着けてなかった。

    お風呂なら普通だけど、人前で、更に外で裸。
    ちょっと注意されたけど、女の子同士だから平気平気と平静を装って流した。

    ふふ…、驚いた顔すごかったなぁ。
    拭くのが汗だけじゃなくなっちゃった。

  • 125年9月某日

  • やっと冒険に行くことが出来ました。
    異様に夏が長かった気がする。

    …………

    初めての冒険は洞窟に巣くったゴブリン討伐の依頼。
    ゴブリンは故郷でも見かけた。すぐに追い払われてたけどね。

    薄暗い洞窟の中をゆっくりと歩いて行く。カンテラの光だけが頼り。
    流石に何かする状況じゃないなぁ…。

    冒険の時は薬草取りに使ってた長袖のローブとスカートとブーツ。
    初めてなので一応下着は付けている。

    途中、大鼠なんかも出てきたけれど、依頼自体は無事完了。
    肝っ玉だけは鍛えてます。

    …………

    洞窟:難

    うーん、洞窟だといつ襲われるか判らないから難しいなぁ、残念。

  • 125年?月某日

  • うーん、話を聞いてみると事故か何かが起こったらしくて
    本部から全然連絡がないみたい。
    変なタイミングで冒険者になっちゃったなぁ。

    しかも何だか夏が長い。ずーっと8月みたい…。
    寒いよりは良いんだけどね。やりやすいし。

    …………

    日課の散歩の途中で、子供たちが水路で遊んでいるのを見かけた。
    涼しそうねー、と見ていると女の子が二人、一緒に遊ぼうって誘ってきた。
    子供に混じって遊ぶのにちょーっと躊躇したけど、まぁ暑いからいいかなって。

    ばしゃばしゃと水を掛け合ってじゃれる。
    私もワンピースだけ着てたから肌まですけすけ。

    ふふっ、気が付いた男の子がチラチラ見てる。
    わざと話しかけたりして、反応が楽しかったなぁ。

  • 125年?月某日

  • 冒険に出発する予定がとても伸びた。
    まだ目処も立ってないみたい。
    うーん、せっかく外に行けると思ったのに、ちょっと不満。

    仕方ないので街を歩くことにした。
    今日は下をはいていきました。
    なんでかっていうと、散歩の途中で脱ぐと興奮するから。

    人が多い、ほとんどの冒険者が冒険に出られないみたい。
    ふらふらと街を歩いて、ふらふらと路地裏に入った。

    一応周りを見渡す。路地裏はいつも通り人気が無くていい。
    スカートを捲り上げて、薄い緑色のショーツを見せる。
    これだけでも結構興奮するけど、私はもっとそれが欲しくて、
    薄布をゆっくりと下ろした。

    …………

    そのあとは、またふらふらと散歩して帰ってきた。
    でも途中でスカートめくりされたのは想定外!
    その子以外気付かなかったみたいだからセーフセーフ。

  • 125年8月某日

  • 私は今日、冒険者になった。
    理由はいろいろな所に行けるから。

    今日も冒険者登録所に行くとき、下に何も付けずに行った。
    お兄さんたちがジロジロと見てくる。
    場違いな私に目を向けているのだろうけど、それでもすごくゾクゾクした。

    顔が赤かったんだと思う、マスターが流行の風邪じゃないかと気にしてきた。
    こんな理由で赤いなんて考えもしないだろうなぁ。
    表の顔は普通の女の子だもの、ふふ…。


Last-modified: 2010-03-29 Mon 00:57:58 JST (5114d)