《 汎 用 施 設 》
─── Wide use Institution ───




- ウ ラ ス エ ダ ー ル ・ バ ル ト 山 脈 -

バルト山脈
 


 
 

叙事詩/コメント/汎用施設

 
お名前:
  • 黄金暦226年 某日
    • " ウラスエダール・バルト山脈にて "
      • 北方の地、ウラスエダールはこの時期になると白の世界に包まれる
        俗に白銀の世界と呼ばれるもので、雪深く閉ざされることを想定してベレッタもアベルも率いる小隊も雪中行軍の装備で望んだ。
        だが彼女たちを出迎えたのは……、硝子となった白の大地であった。
        それは彼女たちがウラスエダールに入る少し前のこと、ウラスエダールは帝国に降り調停式を結ぼうとしていた。
        だが連合側はこれを許さず、連邦首都にドラゴンの卵を投下するという暴挙に出た。
        誇り高き竜はこれに憤慨、現れた赤竜はウラスエダールと呼ばれた国を焼き尽くした。
        その光景は今でも覚えている。山が砕け、大地が割れ、人々の悲鳴が空が飲まれていった。
        小隊は足止めを余儀なくされ、予定していたルートを変えて…ベレッタとアベルの約束の場所であるバルト山脈入りを果たした。
        だが…
        「……まったく、これじゃ山脈じゃなくて丘陵だよ」
        バルト山脈もこの竜害に遭い、脆く崩れやすくなっていた岩肌はのきなみ崩れて硝子の柱となり
        起伏の乏しい硝子の丘陵となったバルト山脈が広がっていた -- ベレッタ 2012-08-24 (金) 01:42:36
      • 何ともまぁ、見晴らしが良くなったもんだね(気楽な声で返すのは女であった)
        (帝国の服ではなく、汚れた古い冒険者の装備 続く男達も旅人然とした服装である 20に満たないその一団)
        足元は砕けた砂と硝子 風景は白透明 戦争すら出来ない不毛の土地だねえ…
        土や木々が無いからか、酷く空気も乾いてる ベレッタちゃん、水、買い貯めて置いて良かったね…
        (照り返す太陽の眩しさに目を細めながら、目深に被ったフードを少し押し上げる)方角はこっちであってる?暫く着てないし、地形も変わったから不安なんだけど -- アベル 2012-08-24 (金) 01:55:09
      • 「悪いけどここまで地形が変わったらボクに聞かれても困るよ
        …あ。そこ、君。足下危ない」
        アベルの小隊の一人が動こうとすると、ベレッタが手をかざしてそれを制止する。
        地面を踏もうとしていた足は宙空でピタッと止まって、
        それを横へとスライドさせると足の裏で踏もうとしていた場所にはささくれた硝子の針があった
        「岩の欠片が飛んできて溶けたときに地面と結着したんだろうね
        まるで東方見聞録にでてくる地獄、針の山だね…」
        やれやれと頭を押さえれば曇天の空が見え、少しづつだが灰色の雪が降りつつあった。 -- ベレッタ 2012-08-24 (金) 02:13:17
      • ですよねー…座標と歩数…気が遠くなる(フード越しに頭を掻く)谷底だってのがあるから、まだ探す目星はつくけども……
        うん?(止めるベレッタ、止まる男 見れば、止めなかった場合の惨状が容易にイメージできた)
        うへぇ……東の奴等は、悪いことしたらこんなトコに来るのか そりゃあ道徳教義が発達するわけだよ……帰ったら将軍に聞いてみるかな
        っと ……雪か まいったな(顔を顰める)ビバーグしようにも、って感じだな……積もって滑りやすくなる前に、もう少し低くて広い場所を探して、天幕を張るかい?
        まったく、何もない代わりに、敵もそうそう居ないってのが有難いね これっ位しか、良い事探しが出来ないけどさ(肩をすくめて提案した) -- アベル 2012-08-24 (金) 02:24:49
      • 「目印が残っていれば見つけることはできるかもしれないけど…」
        とはいえ、バルト山脈の面影すら消し去ってしまった竜害の前にあの目印が残っているとは思えない。
        「ここらを根城にしていた亜人もみんな死んじゃっただろうからね」
        だが北方の地ということもあり、本格的に降り出す前にテントは張りたい。
        「できるだけ風の影響を受けないところに作ろう。あと、飛んできた破片も怖いから仕寄は作っておいた方がいいかも」 -- ベレッタ 2012-08-24 (金) 21:47:12
      • まったく、溶かしも溶かしたり山三千畳 絶景かな絶景かなってね(くしゃみをする)風景見てるだけで身体の芯が冷えてくるよ
        せめて、山の形くらい残ってりゃねえ……っと、あいよ それじゃあ、丘を下ろう 下りすぎると雪滑りがおきた時に埋まっちゃうから、中腹辺りに
        ああ、それぞれ折り畳める盾は持って来てるからね 天幕の壁代わりにはなるよ(な、と水を向ければ、男たちは背負った板を見せた)
        (女二人の旅についてきた男たちは、二人によく従った その様子は、奴兵とその長と言うだけでなく、家族のような様子すら見える)
        (中腹の台地、片側が切り立った崖に似た急斜面に立っている場所 一同はそこを一時の休息に使う事にした 指示を出してから、毛布を床に敷く)疲れたろう 大丈夫、ベレッタちゃん? -- アベル 2012-08-25 (土) 00:03:44
      • アベルの好意に甘えて敷かれた毛布の上に腰を下ろす
        「雪崩れならいいんだけどね。まだこの辺りでも…」
        ベレッタが口を開いたと同時、丘を越え山となっている向こうで身を揺らす地響きが聞こえてくる
        「竜害のせいで地盤も非常に脆くなってるからね」
        心配ごとが尽きないよと皮肉混じりに言うも、その視線は伏せられ手が僅かながらに震えていた。
        「…ねえアベル。本当にまだ帝国側につくの…」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 00:12:16
      • (揺れる大地は、まるで竜の無念を蓄えているように身震いをする 皆膝をついて揺れを堪え、また天幕を張り始める)
        薄氷を踏むって言う言葉はあるけど、こっちは薄硝子を踏んでるわけだからね 否、ある意味、硝子の塊だから逆に強いか?ひひひ
        (盾を広げて壁にして、切り立った壁に寄り添うようにしていくつも小さな陣を張った 班に分かれ、調理、休憩、見張り、それぞれの仕事を始める)
        (他のよりも一回り大きな天幕の中、震える声を聞く)……ん、そうだな まだ、暫くあっちに居る事になる
        まだ戦争は終わらないし、それどころか、もっともっと、激しい物になる だから、まだ離れられないな ……ベレッタちゃん、不安かい? -- アベル 2012-08-25 (土) 00:23:57
      • 「ボクは怖いよ。…だってご覧よ、国一つが文字通りに消えたんだ。
        ボクはこの戦争が痛み分けで終わるとは言ったけど……」
        アベルの手を握る。平静を装っていたベレッタが震えるほどに畏れている。それが甲を通じてアベルには伝わった。
        「このまま続けばまたどこかの国が滅びるかもしれない。
        ……それこそ西ローディアやアルメナだけじゃない、帝国に併合された東ローディア地区だって報復でやり返されるかもしれないんだ。
        ボクは君みたいに兵士じゃないから割り切ることはできない。だから怖いんだよ…」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 00:35:08
      • (重ねた手 戦いを本分として選んだ自分よりも、小さくて柔らかな手 女の子の手だなぁ、と思ってから、そんな事を考えた自分に苦笑した)
        戦争が起こったら、禍根を全て平らげない限りは終わらない 西が勝っても、東が勝っても、痛み分けでも どっかで血は流れるし、どっかで人は死ぬ 一回戦いが始まったら、ずっとそんな感じだ
        でも、俺だって別に、こわくないわけじゃないんだぜ?(その手に手を重ね、ポンポンと叩く その手を握れば、)今は、ベレッタちゃんがこわがってるから、何とか平気だけど
        一人で寝る時や、行軍のふとした時 それに、この硝子の風景に入り込んでから 気を緩めると……(目を閉じる 眉間に皺が刻まれれば、ベレッタと同じか、それ以上に震える手があった 苦笑 奥歯が鳴る)
        割り切ってても、怖いもんは怖いんだ ……でも、ね、ベレッタちゃん(ぎゅう、と強く手を握れば、次第に自分の手の震えは収まる ベレッタよりも固くて、厚い手)それでも、俺は逃げは打てないんだ 打たないんだ -- アベル 2012-08-25 (土) 00:49:00
      • 「ここに来るまでにウラスエダールの滅亡に巻き込まれた村とか見ちゃってさ…。ずっと思ってたんだ」
        どんなに気丈に振る舞っても忘れられない光景…
        人々の苦痛が地面への影となって転写された焼死の博物館を目にすれば誰もが気を病む
        その苦悩をアベルに打ち解けたのは彼女への信頼があってこそか。それとも…
        「…君は凄いよ。怖いと分かっていてもそれを押し止めて覚悟を決めるんだから
        それが上に立つ者の示しなのかな?ふふ」
        アベルに手を握られたことで安堵を得たのかベレッタの震えも収まる
        「…ねえ、アベル。もしだけどさ、もしさ…君が良ければ……」
        と、言いかけたところで外が騒がしい。声からすればアベルの部下が何かを叫んでるようだ -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 01:09:38
      • ベレッタちゃんは、それで良い ……友達の皆がみんな、戦争に慣れたら、俺は、きっともう、普通の感覚は忘れてしまうから(弱音を吐く少女に、優しく女は微笑む)
        (重ねる手に指を結び、掌を合わせて握り合う)君の手の震えが、俺を元の世界に呼び戻す 大丈夫、絶対に俺が守ってあげる 君の為に、俺自身の為に(目を見て言えば、クスンと笑い返す)
        凄かないさ 意地っぱりなだけ それに、俺は力を手に入れて、必ずやらなきゃいけない事があるから ……うん?なんだい、ベレッタちゃん?(顔を近づけ、言いかける声を拾おうとしたところで)
        どうした!(立ち上がる 遅れて手を離せば、そのままで、と手で制して天幕から顔を出す)何があった!(既に手には剣 ベレッタが気付かぬほど自然に其れを握っていた) -- アベル 2012-08-25 (土) 01:21:29
      • 部下が呼びに来るよりも早くアベルは外へと出て、ベレッタはテントの隙間から様子を伺っている。
        アベルの部下は周囲の索敵中に大変なものを見つけたといって彼女を連れて行く
        部下は谷であった場所を歩き、足場となる場所を慎重に選んで降りて行く
        谷底だった場所は殆どがくずれた土砂によって埋まっていたが、部下の指し示した一点に土砂とは異なるものがあった。
        そこには一匹の竜、その死骸が横たわっていた。 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 01:33:00
      • 大変な物?大変な物では判らんぞヘクトー、報告は明確にしなさい(渋面を作って見せるが、しかし、敵に襲われた類の報告ではないようすなので息を吐く)
        ベレッタちゃん、おいで 残っているよりも、一緒のほうが怖くない(剣を納めて片手を差し出せば、手を握ってゆっくりと降りていく)
        (そして、谷底につくころには、その異物の正体をはっきりと認識していた)……こりゃあ、大変な物だ(目を丸くすれば、)……息は?この大きさでも、生きていれば脅威だぞ -- アベル 2012-08-25 (土) 01:40:07
      • アベルに手を取られて降りた場所、そこから見下ろす位置には既に死んでいると思われる竜がいた
        「…もし生きてたらボクたちの命はないと思うね」
        どうする?と、アベルの顔を見上げて指示を請う -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 01:52:35
      • ……竜の逆鱗を見つけ、其れを剥いでくれ(その指示に目を丸くする兵に、苦笑し)別に陵辱しようってんじゃない
        竜の魂は逆鱗に宿ると聞く なら、それ位は手を加えずに弔っても良いだろう 土もある 竜の葬式は知らないけど、埋めてやるくらいはしてやろう
        (指示を出してから、ベレッタに視線をやり)残りの遺骸はー……どう、此処で剥ぎ取っていけると思う?土産は多いほうが良いと思うけど -- アベル 2012-08-25 (土) 02:04:01
      • 「君って普段はぞんざいだけど、竜にも敬意を払うところを見るのはちょっと意外だったかな」
        ウラスエダールが滅びたことで竜鱗の素材も希少となるだろう。そのことを省みて自分の取り分も…
        …と言おうとしたところでベレッタが何かに気付く。竜の市街、その下に潰れた木製の破片なようなものが見える
        「……?」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 02:17:37
      • 死んじまえば、何だって罪はないさ(表情を隠す長い髪 顔を挙げれば、軽い笑み)それに、竜のゴーストなんて出てこられたら、どう倒せば良いやら!祟られないのが一番さ
        (冗談めかして言い、ウィンクひとつ そして、竜のうろこの硬さに苦労する男たちに声を向けようとして)
        ? どうしたんだいベレッタちゃん 何か見つけた?(一緒になってそっちを見れば)…木片?こんなところにー……
        …… あれ、えっと(何か引っかかって眉を寄せれば、自分たちが降りてきた場所を見上げ)……ここ、谷底ー…かな? -- アベル 2012-08-25 (土) 02:23:03
      • ベレッタもアベルと同様に首を傾げていたが、ある事が頭を過ぎった瞬間にハッとなって顔をあげた
        「…違う、そうじゃない。アベル!思い出して、僕たちが何を目印にしたか!」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 02:28:54
      • ……馬車の残骸?あ(あ、と口を開けて 改めて足元を見た) -- アベル 2012-08-25 (土) 02:35:49
      • 足下の谷底で横たわる竜の死骸、アベルと共に顔を見合わせて…
        「とにかくあの竜を一旦脇に避けないと…。アベル、人を集められる?」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 02:38:24
      • 脇にどかすっても、結構重労働だな あいよ、呼んでくる(頷いてから、一端指揮を任せて斜面を身軽に登っていく)
        (少しすれば、数人を上に残して男手が揃う)ドラゴンステーキでもして、少し容積減らす?
        (そんな冗談を言いながら、ロープを死骸にかけて、男手に引っ張って動かさせようとする) -- アベル 2012-08-25 (土) 02:51:31
      • 竜は死骸となってもその威風堂々たる姿は崩れず、まるで巨岩のようにそこに居座っていた
        ロープをかけて数人掛かりで動かそうとしてもその巨体は起き上がらない
        横腹に木杭を挟んで持ち上げるテコの原理も駆使して撤去作業に乗り出す
        悪戦苦闘しながらも竜の巨体が脇へと転がされ、その腹の下にあったものが晒される。
        薄汚れてはいたがアベルとベレッタが目印にした、始まりとなった馬車の残骸が潰れていた。 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 03:02:52
      • (結局、男でも女でも総動員して、全員がへとへとになったころ、やっとごろりと巨体が動いた 歓声を挙げようとして、雪崩の脅威を思い出して口を閉じる一同)
        これだ……もしかして、この竜の死骸のおかげで、硝子化を免れた、とか?……(目を丸くしながら馬車の残骸をどかし、其処を掘る 普通の土だ、掘れた)
        ……あった!(声を挙げて、引きずり出す袋 開ければ、加工済みの竜の武具 そして、袋を引き抜いたその奥にも、まだいくつかの袋があった 見る物が見れば、それが1財産をこえる価値があるものだと判る) -- アベル 2012-08-25 (土) 03:12:31
      • 「これだけ大規模な竜害だから他の竜も巻き添えを食ってもおかしくはないけど…」
        一緒に撤去作業に加わったが、あっという間に体からは湯気が出て息も切れ切れに近くの岩へと腰をかけていた。
        「こんな話を知ってるかい? 竜は死しても魂が結晶となって残るって…」
        掘り出された袋の一つからこぼれた赤の珠、退かされた竜の死骸へと寄り添うように転がる。
        「憐憫か肉親の情か…。ともかくこの竜は同属の匂いをここに感じて崩れる土砂から身を挺して守った…とかさ」
        その言葉にアベルを含めた全員が竜と竜珠を見る。もう何も物言えぬ姿だが、お互いが寄り添い静かに語り合ってるようにも見える。
        「…なんて。ボクが今考えた話だけどさ、こんな理由があったらいいとは思わないかい?」 -- ベレッタ 2012-08-25 (土) 23:09:11
      • …そんな事言われたら、持って行き難くなるな(片眉をあげてからかいながらも、目は優しく 転がった珠を拾い上げ、そっと死骸に抱かせた)
        でも、俺達よりも長く生きて、強いドラゴンだ そう言う事をしてもおかしくないな ……ごめんな、戦争に巻き込んで
        (帝国、西方連合の兵であれば恐怖の象徴でしかないドラゴンにそっと手を触れ、小さく謝る)
        (そんな様子を見れば、男達は姿勢を正し、帝国でも西方でもない敬礼をして見せた 貴人の葬列に参列したように 女が手を離せば、それに従うように敬礼をやめる男たち)
        ベレッタちゃん、持っていけるかい? -- アベル 2012-08-26 (日) 00:23:36
      • 「あくまでも、例えの話だよ。傷付いた竜がここにたまたまここに落ちただけかもしれない
        …ただ事実として、ここに竜がいたお陰でボクたちはこの場所を見つけられたという結果だけ」
        ベレッタは敬礼には加わらず、アベル以下数名の敬礼をただじっと見ていた。
        「…やだなあ。今回はアベルへの貸しを返して貰うんだよ」
        ボクの取り分も含めて今度はアベル達に持って貰うよと、竜の死骸も指差して。 -- ベレッタ 2012-08-27 (月) 22:08:00
      • ふ、ははっ そうだね、俺はまず、恩を返さないとだ
        (笑い返し、指示を出す まずは馬車の残骸を掘り返して、武具を)
        それから、少し時間はかかるがこの竜を運び出す 手順を守り、必ず全部運び出すぞ!
        ……でも、その前にー……(見上げる空は灰色で べれったに視線をやれば)少し休むか 雪降る中じゃあ危なすぎる -- アベル 2012-08-27 (月) 22:43:02
      • 「山の天候は変わりやすいし、…今のここじゃ天候がどうなるか分からない」
        竜害は天候をも左右し、事によっては大きく吹雪いてしまう可能性も視野に入れていた。
        竜の遺骸は彼女と彼らに大いなる恩恵をもたらした。
        竜は鱗だけでなくあらゆる部位が珍重され、牙や骨は強固な武器として生まれ変わり、その筋は束ねて糸となり弓などの弦として使われる。
        幸いなことに極寒の環境のお陰で肉に腐敗は見られず、その肉もまた滋養に効くとしてありがたく重用された。
        一日かけて竜を解体し、埋めていた竜具をもって彼女たちは下山を始めた。
        意外なことにベレッタは自分の取り分を3とし、
        「見ての通り、あのドラゴンブレスにも耐えた竜鱗だよ。これで生きて帰らなかったら……、その時は君の上司にでも賠償を要求するかな」
        …と、いってアベルたちに竜鱗などの装備を殆ど渡してしまった。
        折角の商売を不意にしたって社長に怒られるけど、君の為ならそれでもいいさ…と
        こうしてベレッタとアベルの二度目の旅は終わりを告げた────── -- ベレッタ 2012-08-27 (月) 23:16:46

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主にこちらが各地を旅するときに使われる予定ですが、

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  • 硝子の平原で想像するのが、不思議の海のナディアでアトランティス跡地だね (溶けた地形を見ながら) -- ベレッタ 2012-08-24 (金) 01:46:42
    • ナディアは見た覚えはあるけど内容が全然思い出せないわ……私はまんま上のサムネイルのイメージだったけど -- アベル 2012-08-25 (土) 02:08:25
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Last-modified: 2012-08-24 Fri 01:08:09 JST (4256d)