サイバー流道場
- ヘルカイザー・・・いや、亮さん。お姉ちゃんと全力でデュエルしてくれるんじゃなかったの・・・? -- アーシュラ
- はいこれ、お姉ちゃんからのバレンタインチョコよ〜♪ お口に合えば良いけどねぇ・・・
そういえば伝説では【パワーウォール】発動時にデッキの大半を投げ捨てたって話だけど、デュエルディスクのシステム上 墓地スロットに入れないとカードが反応しないんじゃ・・・? -- アーシュラ
- そうか...ここではもうそんな時期なのか...フ...まさかこんな場所で人間らしい時間にあうとはな...
それは... 「海馬コーポレーションに聞いてみた」 Q.パワーウォールを発動してデッキの一部を投げ捨てた人がいるのですが? A.ふぅん くだらん。そんなこともわからないのか。あれはすべてソリッドヴィジョンによるカード効果の反映だ -- ヘルカイザー亮
- 来月に同行しますファルアレイです。……亮さんは何かの競技の選手なんですか?
選手と冒険者の掛け持ちというのもすごいですね……。来月はよろしくお願いします! -- ファル?
- ...カードゲーム:デュエルモンスターズの...プロだ。ほう俺とは対極のものを持つのか...楽しませてもらおう... -- ヘルカイザー亮
- いやー今月はどうもってな。すごいドラゴン?だったぜこいつがな...来月もよろしく頼むぜ。情熱なんとかなるといいな... -- スレイン
- 確か、あの竜はこっちの方に・・・(近づいていく方向に異様なまでのオーラを感じ、その先に居る人物を見て)・・・!!
伝説の文献で見たデュエリストに会えるなんて・・・長生きはするものね・・・ -- アーシュラ
- ようこそ我がサイバー流道場へ...フ...近頃はこの世界でもデュエリストが増えているようだな... -- ヘルカイザー亮
- ・・・カイザー、いや、ヘルカイザーさんね?お姉ちゃんはアーシュラ・プラトン。お察しの通りデュエリストよ。
まさか伝説の人物と話が出来る日が来るとは思わなかったわぁ。(金属製のデッキケースを取り出し) 少し、「見せて」貰っても良いかしらね? -- アーシュラ
- 伝説など存在しない...それは過去!俺は今を輝き生きる!...いざ尋常にデュエル! -- ヘルカイザー亮
- そうね・・・今目の前に居るのなら、それは伝説じゃない。(左上で冷気が纏い、やがてそれは氷で出来たデュエルディスクとなる)
先攻は貰うわね。(ケースから抜き出したデッキを軽くシャッフルし、手札を引く)・・・行くわよ。デュエル! コールド・エンチャンターを召喚し、カードを3枚伏せる!ターンエンドよ! -- アーシュラ
- (コールド・エンチャンター...アイスカウンターの上位がいるとみて間違いはない...そしてあの伏せカードも。だが俺に恐れはない...!)
(デッキをセットすると自動的にシャッフル、カットされる...手札を五枚引く)...俺のターン。ドロー! (手札に揃う三枚のサイバー・ドラゴン...) サイバー・ドラゴンを特殊召喚!バトルだ!エヴォリューション・バースト!!!(手を振りかざしコールド・エンチャンターへ攻撃を宣言する) -- ヘルカイザー亮
- (サイバー・ドラゴンの口に光の粒子が溜まっていくのを見ると)・・・話に違わぬ思い切りの良さね。なら、答えさせて貰うわ。
(伏せたカードは起き上がり、輝く)リバースカードオープン!DNA改造手術!これにより場の全てのカードは魔法使い族となる! ・・・もう分かるわよね?(続いて2枚目の伏せカードが起き上がり)発動、ディメンション・マジック!! コールド・エンチャンターをリリースし・・・(氷の術者をアイアンメイデンが飲み込む。そして、それが再び開いた時) 現れよ!アイス・ブリザード・マスター!!(極寒の冷気と共に、氷の大魔術師が姿を現した) -- アーシュラ
- フフ...クク...攻撃対象を失ったサイバー・ドラゴンの攻撃は中断...カードを二枚セットしターンエンド...フ... -- ヘルカイザー亮
- ・・・なるほど、ね。(ディスクからカードを抜くと、アイス・ブリザード・マスターも姿を霧の様に消していく)
見せてもらったわ、ヘルカイザー。今回は此処までよ。・・・どうやら手加減されてるみたいだしね? (デッキをケースに直し、ディスクも溶かして消すと)次に戦う時は、女子供だからって手加減は無用よ。 お姉ちゃんも相応の用意をしてくるわ。 -- アーシュラ
- 俺と本気で戦いたいのなら全力でこい...「少し」などでは俺とサイバーエンドを測ることは不可能だと思え...ぐうぅ...(サイバー・ドラゴンも消えていく...) -- ヘルカイザー亮
- そうね・・・こちらも力量を測るため全力をぶつけるのに躊躇しちゃってたようね。分かったわ。次はお互い全力で、ね。
・・・・・・そうそう、お姉ちゃんこう見えて学者もやっててね。薬作りが得意なのよ。デュエルとは関係ないことだけどね? それじゃあね〜♪(最後に笑顔を見せると、踵を返して去って行った) -- アーシュラ
- (バックで流れるティアドロップ)
俺あんた知ってるぜ! プロデュエリストのカイザー亮だろ! 俺、加藤遊斗、俺も決闘者さ! -- 遊斗?
- (壁にある灯りが一斉に灯される...)
ようこそ我がサイバー流道場へ ほう...デュエリストがここを訪れるとはな。道場破りか?それとも... -- ヘルカイザー亮
- (デュエルディスクを装着した腕をぶんぶんと振る)いや、俺なんてまだまだだよ! 大会に出ても全然勝てないし……。
俺、今よりもっと強くなりたくて冒険者になったんだ! いつか俺が一流の決闘者になったら、その時は絶対にデュエルしてもらうからさ! -- 遊斗?
- ...そうか(純粋に強くなりたいと願う目..だがこいつはデュエルを楽しんでいる...)
挑戦はいつでも受けよう。お前が一流になる日を待っている... -- ヘルカイザー亮
- むぅ……(天を貫くバベルの塔、という名の水筒の上に佇み男の姿を眺める)
やはり、見れば見るほどに似ているでござる…それにあの機龍はきっと裏砕羽の物…やはりあいつは! -- 乙女?
- (迷い込んだ怪物なのか...気まぐれな襲撃者なのか。亮のさらに何倍もの巨体の怪物が三体の下級サイバー・ダークと対峙している...)
...ドロー(引いたカードは...【融合】!)現れろ...鎧黒竜・サイバーダークドラゴン!(三体の機龍が融合し闇と共に現れる...鎧黒竜!!!咆哮が道場内を木霊する!) -- ヘルカイザー亮
- あれは…物の怪の類でござるか?それに対するは…黒い機龍…裏砕羽の奴でござる
ひぃ、ふぅ、みぃ…三体の機龍、でもあれでは敵わなさそうでござるなぁ…どう出るでござる?藤丸… (鎧黒竜の咆哮の衝撃で吹き飛びそうになる身体をじっと屈め、鎧黒竜の姿を見る)三体の機龍が…融合!? あれは砕羽の機龍の最終形、終焉の機龍と同等…いや、それ以上の禍々しさでござる…こいつの戦い、とくと見せてもらうでござる -- 乙女?
- (咆哮が響き渡り鎧黒竜の真下に闇の泉が湧き上がる...そしてその中から徐々に浮き上がり姿を現すのは...)
サイバー・ダーク・ドラゴンの効果発動!墓地に眠る真紅眼の黒竜を装備する! (闇の底から現れたのは真紅の瞳を持つ黒き竜...鎧黒竜のアバラが開き何本かのコードが現れ黒竜を拘束する。悲鳴を上げる黒竜は...新たに迷い込んだこの異世界で手に入れた親友のカード...) 敗者は失せろ!!フル・ダークネス・バースト!!!(巨体の怪物をも凌ぐ鎧黒竜が更なる雄叫びを上げる!衝撃波の類か...巨体の怪物は光になるように消えていく) -- ヘルカイザー亮
- あ、あれは…真紅の眼を持つ黒き竜…あの伝説と歌われた竜が何故ここに居るでござるか!?
(ものめずらしさに眼を輝かせる余裕もなく、ただひたすら畏怖の念を押し殺そうと肩を打ち震わせる) (怪物が消えていく様子を見ると、へなへなと膝から崩れ落ちて)強すぎる…規格外の強さでござる、これが裏砕羽の力でござるか…? (腕からすべり落ちた決闘盤が水筒と衝突、がちゃんと大きな音を立てる) -- 乙女?
- (怪物が消え去りこのフィールドに戦うものがいなくなること...すなわち勝利が決まると鎧黒竜と真紅眼の黒竜は消える..)
ぐうぅぅううう!!!(心臓がある辺りを押さえ苦しみ膝をつく...異常に高まる心臓の鼓動に苦しむが...何かの音を聞き目を向ける) 誰だ...そこにいるのは... -- ヘルカイザー亮
- (膝を突き、苦しがる男の姿に眼を見開き)…まさか、裏砕羽の力はやはり胸を…!?
(しゅば、と一瞬にして男の所へと跳び)拙者でござる…一部始終、見せてもらった…やはりお主は胸を痛めているでござるな? それは裏砕羽の強大な力の副作用…早々に捨てねばお主の体は更に蝕まれていくでござるよ…(小さな小さな濡れタオルを男の額に当てて) -- 乙女?
- (高すぎる鼓動の音が徐々に収まっていく)巨大な力にはリスクがつく...それを恐れ捨て去り輝くことなどできるわけがない
俺にはわかる...一度この身を滅ぼした俺には...サイバー・ダークが何を求めているのかも...俺は永遠に輝き続ける...サイバー・エンドが俺と共にあり続ける限り...一瞬の輝きは永遠となるのだ...(腕から力が引きカードの束が散らばる。死ぬことはないが戦うたびに短く強い苦痛が押しかかる...) -- ヘルカイザー亮
- …そうでござるか、あくまでお主は力を求めるでござるな…? 砕羽流のりすぺくと精神はもう…忘れてしまったでござるな?
確かに、終焉の機龍が傍に居ればおぬしは無事かもしれんでござる、しかし力ばかりを追い求めては…いつか機龍にも見捨てられてしまうでござる、そのときはむくろは拾ってやるでござるよ… …そういえば、自己紹介がまだだったでござるね 敵ともいえるお主にこんなことは変かもしれんでござるが…拙者は霧生乙女でござる、愛瑠は砕羽流の忍……りすぺくと決闘精神の継承者でござる -- 乙女?
- ククク...俺が求めるのは最高の時間を永遠に輝かせること...戦うことにリスペクトが入る余地はない。知った上で断ち切らなければ...
最高のデュエル!最高の瞬間を永遠とするときサイバー・エンドと俺は輝き続ける!共にある限り俺とサイバーエンドは...(ゆっくりと立ち上がる) ...この異世界にもサイバー流があるとは...フ...サイバー流の正統なる後継者...俺は丸藤...亮...(側の椅子に雪崩れかかる様にもたれる) -- ヘルカイザー亮
- そんなことないでござる!決闘とは傷つけ合い、しのぎを削りながらも互いに心を通わせることの出来るすばらしいものでござる、その中に勝利への執着などというのは必要ないでござる!
最高の決闘は相手ありき、相手を尊敬尊重しない決闘者に最高の決闘などできようはずもないでござる 丸藤…亮…(自分の知る男の名と似ても似つかない名を復唱し)質問がござる、亮どのはどうやってその黒い機龍を手に入れたでござる? 黒い機龍は砕羽流においては禁忌のはず…ますたぁが弟子に伝授するなんてことはありえないはずでござる -- 乙女?
- ...そうか(先ほどとは違い...輝く瞳をもつデュエリストの言葉を黙って聴く。乙女が死線をくぐり地獄を見たことがないと知ると...この世界でデュエルの存在は違うのかと思い馳せる)
お前はまだ...いや。お前はいつか...(水差しからコップに水を注ぎ水を一気に飲み干す。本来いまだ安静の身でありながら戦い続けるために) サイバー・ダークはデュエルで相伝した。無論力で...鮫島師範から...サイバーエンドとより高みへ行くために... -- ヘルカイザー亮
- …?(いつか、と口ごもる男にはてなと首を傾げつつ、輝く小さな瞳は男をまっすぐ見据える)
師範、ますたぁから力ずく…やはり亮どのは乙女の知っている決闘者に似ているでござる…同じ砕羽流の門弟、乙女の兄弟子にあたる男もまた力に溺れ、ますたぁから裏砕羽の力を奪い取ったでござる… 亮どのが力によって何を目指しているのかは乙女にはよく分からんでござる、だからそれを否定することも敵わんでござる でも…強大な力だけを振りかざし、相手を叩きのめすだけの決闘はとても虚しゅうござる…そのことに気付く日が来てくれることを祈るでござる 来なければ…いつか拙者が強くなって必ずお主に教え込んでやるでござる ますたぁに代わって…! (それだけ言い残し、ちょろちょろと駆けて部屋を出て行った) -- 乙女?
- 似ている…とても似ているでござる…
お主、一体何者でござるか? -- 乙女?
- (壁にある灯りに火が灯る) ようこそ我がサイバー流道場へ --
- (乙女の小さな体から、少し長い影が伸び)砕羽流……やはり李央でござるか!?藤丸なのでござるか!?
しかし声はすれども姿は見えず…一体どこにおるでござる!(きょろきょろと辺りを見回し) -- 乙女?
- ...気配や声はすれど姿なしか。いいだろう...いざ尋常にデュエル!(一番奥の掛け軸の前からデュエルディスクを展開する音が聞こえる) -- ヘルカイザー亮
- だ、だからここに居るでござるよ!ここ!(ぴょんぴょんと飛び跳ねて自分の存在をアピールする)
でゅえる……決闘、戦いの儀でござるな? それなら拙者も砕羽流忍者として受けて立たざるを得ないでござる、いざ! (持ち前の小さな小さな決闘盤を展開させて) -- 乙女?
- 姿の見えないモンスターの精霊か...ここがどこの世界かは知らんが...ククク..先攻は譲ってやろう。こい!(青いオーラがあふれ出し掛け軸と壁にある灯りの列を揺さぶる) -- ヘルカイザー亮
- むむ……あくまでも乙女が見えないふりをするでござるか…!
しかも砕羽流は後攻が有利、それを知っていて…くっ!乙女の手番!山札から札を一枚引き、口寄せの術!(カードを一枚決闘盤にあて) 未熟な機龍召喚! -- 乙女?
- プロト・サイバーだと...?どこで手に入れたかは知らないが貴様にそれが使いこなせるかどうかみてやろう
何...有利不利など関係ない。先攻だろうが後攻だろうが...俺が勝つ。勝利に順序など関係ない。 俺のターン。ドロー...サイバー・ダーク・エッジを召喚。(鋭い刃翼をもつ機龍が闇の中から召喚される) サイバーダークエッジの効果発動。攻撃力を半分にすることで相手に直接攻撃ができる...姿を見せてもらおうか。カウンターバーン!!!(六本の鋭い空気の爪が乙女に襲い掛かる) -- ヘルカイザー亮
- こいつは乙女の相棒…契約の下結ばれた絆でお主を討ち破るでござる!
(姿を現した機龍に、怯えた表情を浮かべ)これ、が…裏砕羽の機龍…!?なんて禍々しい闘気…! 直接攻撃!?拙者の機龍をすり抜けて!? ぐぅぅぅぅ!!(機龍の爪を腕で受け止めようとするが、むなしく腕ははじかれ、小さな身体は大きく吹き飛ばされる) ぐうぅ、これが裏砕羽の機龍の力 今の拙者達では敵わない…傷一つ負わすことすら…今回は拙者の負けでござる…(山札の上に手を置く) -- 乙女?
- ほう...貴様のようなものがサイバー流リスペクトを語るか...だが(乙女のサレンダーを受けてデッキに戻るサイバー・ダーク・エッジ)
鬼にならねば見えぬものがある...!絆を知った上で断ち切る...それが裏サイバー流!!! 今のお前達では俺に牙を突き立てることなどできん...帰れ。異界のサイバー流門弟(デュエルディスクを通常に切り替えて背を向ける) -- ヘルカイザー亮
- 対戦相手を尊敬し尊重することが戦いにおいてもっとも大事な事…ますたぁシャークは口癖のように言っていたでござる…
今回はまったく歯が立たなかったでござる、しかし次会うときは必ずやお主を打ち倒して失われた心を取り戻してみせる…覚悟しておくがいいでござる! (疾風のように駆けて姿を消し、何も無い野原で一人立ち尽くし)もっと、もっと強くなりたいでござる、乙女は…負けたくない…!(ぎゅ、と強く拳を握りしめた) -- 乙女?
- ...(乙女がいなくなり一通り静かになった道場では) ぐうぅううう...!(早まる心臓の鼓動) まだだ...まだ俺は輝く...!永遠に輝き続ける...! -- ヘルカイザー亮
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