MF/0035
- 『鼻歌が聞こえる、噂は本当だったようであった！』（新築の家で起こる怪奇現象の話を聞いて様子を見に来る） -- 銀河
- ふ〜〜ン♪ ふふ〜ン♪ ふんふんふ〜ン！！（鼻歌をうたいながら血文字で何やら紙に書きつけている） -- アーネスト
- （祝福された銀製の装備とかめっちゃ服の下に隠したままやってくる幹部）…お。アーネストとリボロゴじゃん。ハロー、どうも。元気してた？…って聞き方も変か？
用心棒の仕事、最近はあんまり回してないけどそのうち働いてもらいそうな雰囲気だから様子を見に来たけど…どうよ、最近の調子は。（幹部になる前から、時折こうして用心棒の仕事を振る立場。幹部になってからは初めての来訪だった） -- ハロー
- おお！！ これはこれは幹部昇進したと噂のハローくンじゃないですかァ！！（パァンと柏手を打って迎える）
調子については勿論いつも通り、すこぶる不健康！！ 不調ですとモ！！ 何せもう死んでますからネ。HAHAHAHAHA！！！ まぁ、つまりはいつも通りですネ。それより、御仕事くれるんでス！？ それはとても嬉しいですネ！ 楽な仕事だともっと嬉しいですヨ！ -- アーネスト
- 事実だよ。でもこれまで通りの対応でいいからねェ。偉ぶるつもりも特にないから（にへっと笑って）不健康にしてはいつもうるさいよねェ君たち。
いつも通りなのはいいことだよ。いつも通りにいかないってことは何か起きてるってことだしねェー（煙草に火をつけて）…仕事の話ではある。今すぐじゃなくてそのうちって話だけど。
…楽な仕事ではないかなァ。しばらく後の話になるけど、この街からファミリーがゴッソリいなくなるんだ。旅行とかじゃなくて遠征みたいな感じでねェ。…その間、町全体の用心棒をしてほしい。要は警戒を強めるって事さ。 -- ハロー
- ほほウ！ そのような遠足沙汰があるのですネ！ つまり、私と『脈無し』くンはお留守番というわけですカ！ 実に分かり安くて良い仕事ですネ！
仔細は『脈無し』くンが戻ったら伝えておきますとモ！ -- アーネスト
- 留守番って言うよりも、不死系の人たちを連れていけないのよ。なんせ武器が（スーツをめくる。銀の銃弾の入ったマガジンがぎっしり）…こういうのばっかり使うからねェ。
万が一の誤射でファミリーを殺っちまってもつまらん。ってなわけで用心棒という仕事も相まってお願いにね。了解していただけるなら助かるよ。何事もないのが一番いいんだけどねェ、敵対組織がなんかやらかさないとも限らないし。
そっちにもよろしく頼む。時期が来たらポストマンから詳細の手紙が届くと思うから…よろしくねェ。…ああ、ついでに聞いてみたい。吸血鬼相手に有効な攻撃手段ってどんなのが思い浮かぶ？ -- ハロー
- があアアア！！！ 目がぁあアアアア！！ 目がぁアアアア！！（銀の弾丸が詰まった弾倉を見ただけでごろごろ転がって首も落ちる）
（おっこちた首をまた元の位置にのせながら）確かに、それで撃たれたりしたら私、昇天しちゃうかもしれませんネ。天国の御先祖様達に「なんでデュラハンなんて不浄の者になってんだおめー」ってしこたま怒られること請け合いですからホント困りますヨ〜
まぁ、ともかくそういう事なら安心して街に残りますネ！
で、吸血鬼に有効そうな攻撃ですカ。うーン、普通にその物騒なぎらぎらした奴で十分じゃないですかネ？ 私、吸血鬼の知人というと、たまたま行き付けの養殖物生血バイキング「兎」とかで見かけて、帰りの乗合馬車も一緒だから割と目が合ってお互いの事は知らないでもないけど、喋った事はないし名前も知らない程度の知人しかいないんですよネェ〜。ちょっと苦手なものまでは分からないですネぇ
ああ、でも、私とか『脈無し』くンは塩が苦手ですヨ。だいたいのアンデッドもそうなんじゃないですかネ？ -- アーネスト
- 特攻だねェ！？やっぱり効くんだねェー…。こういうのを克服したからこそ人間って強いのかもしれない。…えーと大丈夫だね。殺ってないか不安になったよ（はぁ、とスーツを元の位置へ）
えっまって。アーネストって後天的デュラハンなの…？どういうことなの…？そういう存在ってあり得るの…？（よくわからん奴だ…と理解を新たにして）
そ。今度潰しに行くのがそいつらだからね。これが効くってのは分かるけど……いや知人が壊滅対象に混ざってないことを祈るばかりだけど…。
……塩か。（ふむ、と）…清めの塩、とかも言うもんねェ。安価で大量に仕入れられてかつ保存も効く…。…や、案外悪く無い案だなそれ。あんがと。参考になったわ。
そんじゃその時が来たら仕事よろしくねェ。ハローの名前から行くから（リボロゴにもよろしく、と去っていく なお将来の話だが、吸血鬼討伐でファミリーが減った時期に街をぐるっと囲むように塩を積み重ねたって話だ） -- ハロー
- 私、生前から騎士ですからネェ〜〜。死亡を条件にしたクラスチェンジをした姿が今の感じですヨ。カッコいいでしょウ？ デスナイトですヨ？ 死の騎士ですヨ？ クール！！！ 体温が無いだけにネ！
御仕事については大船に乗ったつもりでいてくださいネェ、私、これでも仕事はしっかりするほうだと自負していますからネ！
（後日、塩で封鎖された路地がいくつか通れなくなって途方に暮れるデュラハンがいた） -- アーネスト
- ハイ、一先ず御家ができましたネ。素晴らしい！ 新築！！ 実際はただの貸家ですけどネ -- アーネスト
- オレらにしちゃ出来すぎだぁな……っていうかどうやって借りてきたんだ『首無し』。 -- リボロゴ
- 良くぞ聞いてくれました『脈無し』くン！ その答えはとっても簡単ですネ！ そして、その質問に答えるにあたって良いニュースと悪いニュースがありますヨ！ どちらから聞きまス？ -- アーネスト
- いいニュースしか聞きたくねえ……心の底から……。 -- リボロゴ
- はい、まずはいいニュースですネ！ 当面、お金の心配もしなくて大丈夫ですヨ！！ 具合的には一週間くらいですネ！！！ -- アーネスト
- そいつぁいいや、少なくとも一週間は死んでられるって話かよ。心の底から聞きたくないが悪い方は何だよ。今のも十分悪い方だが。 -- リボロゴ
- あと一週間で利子払わないとここから追い出されるってことですネ。いや、私みたいな余所アンデッドにお金貸してくれるところなんて近時のマフィアさんくらいしかいなかったもんでしてネ。 -- アーネスト
- 成る程怖い顔のお兄さんがよくいらしてると思った。
最高だな……。小銭拾いじゃどうにもならねーだろうし、どうにかしねーとな……。 -- リボロゴ
- ふふ、『脈無し』くン、この私がそれについて何の対策も講じてないとでも思っていましたカ？ -- アーネスト
- へえ、無い頭で考えたのかよ『首無し』。 -- リボロゴ
- 勿論ですとも！ この明晰で明朗、それでいて軽やかな頭脳と熱かったハート（過去形）で！
実はおっかないマフィアさん達からお金のついでに御仕事の斡旋もしてもらったんですヨ！ 凄いと思いませんカ！？
なんと、一度仕事するたびに仕事の報酬の100%に等しい分だけ借金を減らしてくれるそうですヨ！！ 素晴らしいですネ！ -- アーネスト
- そんな上手い話があんのかよ、親切な人たちだな。心が腐ってねーもんな。
ついでにお前の首から上も買えるくらいの金も借りりゃよかったのにクソデュラハン、上手いことハメこまれてんじゃねーか！ -- リボロゴ
- ええ、ハメられたなんて何をいいますカ！ こうしてお金だって借りられているではないですカ！！ しかも新しい御家まデ！！
しかも、ここの家賃みてくださいヨ、こんなに安いんですヨ！ なんか、ジコー物件とかいう奴みたいでしテ。時効って御家にもあるんですネ。 -- アーネスト
- ふざけろ、事故物件つかまされてんじゃねーか、事故生物が住むとか洒落にもなってねー……。
あー、面倒くさくなってきた。今日のところはもう死んどこうぜ、どうせあと一週間猶予があるんならどうにかするしかねーんだし。 -- リボロゴ
- いいですネ、どっちにしろ、エクソシスト＝サンとかプリースト＝サンとかに前触れなく殴られるとかいう事もありませんしネ！！ 死んだように眠って身を休めるとしましょうカ！！ まァ、いくら休んだところでどうせ元から死んでますから何も変わんないンですけどネ -- アーネスト
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