聖杯/機械人形は再度思う
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編集:MenuBar
名簿/510458
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お名前:
(瓦礫城の一角、人の寄り付かぬ遺棄区画の一つ。平時は喧騒の欠片もないその場所を脅かす轟音、破砕音)
ふははははは! まったく驚かせてくれるわ、この世界は!
(暴威の嵐を掻い潜り、廃ビルの間を跳ぶのは金銅に輝く鎧の騎士)
この世の英霊は皆、女傑揃いか!?
(“彼”の正体を知らぬ騎士は、その姿に見合わぬ破壊的な力に感嘆の声を上げる) --
鎧のセイバー
2014-04-13 (日) 00:06:40
最近の英霊はちょこまかと曲芸ばかり上手いですね!!
(廃ビルの壁を駆け、虚空を飛ぶ鎧の騎士に対してバーサーカー悪態をつく)
(地面に数ある大小の瓦礫は、そのままバーサーカーの投擲武器となり、凄まじい質量とエネルギーをもって騎士を襲う)
(だが、瓦、壁の一部、柱、等々、その事如くを騎士は避け、その度に轟音が鳴り響いた。)
(バーサーカーは奥歯を噛みしめた。性質上、特に疲労があるというわけではないが、このままではらちが明かない)
(空中を舞う騎士と廃ビルを順に見て、一呼吸した後、バーサーカーは荒業に出た)
破ァッ!!!!
(気合一閃、後ろ回し蹴りを放つ。それは廃ビルの柱の一つを容赦なくたたき折り、さらには壁や天上などを巻き込み崩壊を起こし始めた)
(破滅の音をたてながら、ビルが傾く。バーサーカーは健脚をもって走り抜ける。空中をかけている騎士を無理やり叩き落とす算段であった)
--
バーサーカー
2014-04-14 (月) 21:56:14
(罅割れた壁面を蹴り、宙を地上であるかのように駆ける騎士に次々襲い掛かる大質量の塊)
(直撃すれば人体など粉々に砕くであろうそれを紙一重でかわし続け、反撃の機を伺う)
(既に相手を人間とは見做していない、あれは巨人だ、桁外れの剛力を備えた小さな巨人だ、一瞬でも油断を見せれば、その瞬間に骨まで叩き潰されると理解している)
(―――と、そこへ)
――――これほどかッ!!
(轟音、遅れて傾く高層建築)
(足場のコンクリート壁より振り落とされ、地面へと倒れゆく太い配管の上に降り立つ、伸びる足場の先に破壊者の姿)
やってくれるわ!!
(瓦礫が降る、鉄骨が軋みをあげる、その中で赤く燃え上がるのは騎士の大剣)
(今まさに崩壊しようとする廃ビルの狭間を駆け、狙うは敵手の首一つ、鉄をも斬り裂く炎の剣を振り下ろす) --
鎧のセイバー
2014-04-15 (火) 00:59:04
(目論見は半分成功、半分失敗) (建物が倒壊しようとも、やはりそこは人非ざる者。騎士がすぐさま体制を立て直しこちらへ攻撃を仕掛ける様は流石であった)
(振るう剣は素人が見る分ですら、炎の魔力を帯びていることがわかり、それ即ちバーサーカー自体の堅さのみでは防げぬことの証明であった)
(襲い来る斬撃をバーサーカーは体を流すと同時に、左手の甲で横へはじくようにして受け流す)
(そしてその反動を利用し、体を回転させ右の裏拳を放った。が、それは虚空を斬り、暴風を起こした)
――!!
(バーサーカーはぞわり、と毛が逆立つような悪寒を感じ取り、そのまま無理やりな体勢で間を置かず左の膝蹴りを繰り出す)
(なりふり構わぬ行動が功を奏し、返す剣を繰り出そうとしている騎士の肩へと当たり、ダメージは無いが体勢を崩すことに成功)
(斬撃はバーサーカーの髪の一房を刈る程度に留まった。バーサーカーは体勢を整えるため、後転しながら距離を取る)
(後ろで、ひときわ大きく、建物が崩れ落ちる音がした)
(埃の舞うなか、じり、じり、と円を描くようにして一定の距離を取る二人)
(バーサーカーは再度、手頃の大小の瓦礫を取り、騎士へと投げつける。また同時に地面を思い切り蹴り、一気に距離を縮めると拳を左、右、と繰り出した)
--
バーサーカー
2014-04-16 (水) 21:28:37
(崩れ落ちる高楼、立ち込める土煙を背景に立つ敵サーヴァントの姿)
(この細腕があの惨状を作り出したのだから、まるで悪い冗談である)
(その気になれば一人で城すら崩すであろう)
(片手に剣、片手に盾、先に均衡を破ったのはバーサーカー)
(瓦礫の砲弾を鋭くいなす剣の切っ先、その僅かな間隙で限りなく狭まる彼我の距離、打ち出される拳を遮るのは獅子と鷲を象る赤き盾)
(伸ばした手の先、僅か二撃、武器すら持たぬ徒手の力にて、鉄の武具が無残に砕け散る)
(―――その向こう側、バーサーカーの視界に見えるは面頬を上げた騎士の顔)
喝ッ!!
(大きく開けた顎より吐き出される超高熱の焔、その勢いは噴火さながらに、バーサーカーの肉体を飲み込もうとする) --
鎧のセイバー
2014-04-17 (木) 01:35:10
(瓦礫城のカフェテラス。通りの隅にあると聞いて、知る人ぞ知る…的な店かと思えば、それなりに人は入っているようだ)
……まぁ、「前例」もありますし。この建物の何処にサー…「あれ」が居てもおかしくはないでしょうね
(着席し、評判のワッフルと紅茶を頼む…店員がテーブルから離れればそう口にし)
しかし、果たして現れるのでしょうか。よく…とは言ってましたが、毎日来るとは聞いていません。何日此処に訪れることになるのか……気が遠くなってきました
とは言え、実体化してくるからには向こうを掴むのは容易でしょう…領主にとっては。…逆も勿論、でしょうが
……考えただけで面倒になってきますね、この建物全体を探ってしまう…とか出来ないんですか領主。頑張って欲しいのですが
(一応目は出入口から離れてはいないが、暇なのかよく動く口だ) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 22:10:44
こなければこないで平和な日常が送れるのだから文句はあるまいて・・・
(こちらも座ってグラスを片手に辺りを見回す)
気配察知か?結局相手が優れた気配遮断の術を持っていたら役にたたんが…さて
(物は試しと周りを伺う) --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 22:15:01
んもー、マスターがぱくぱくと食べるからでしょう? また買いに来るだけむしろ私は譲歩しています。
今日からワッフルは1日2個まで。昨日みたいに箱ごと食べるなんてことをしたら金輪際買いませんからね?
(ぶつぶつ文句を言いながら歩いてくるのは割烹着の姿をしたバーサーカー。他に人影は見当たらないが、誰かと話している風だ)
(そうしていつものようにお気に入りの店の扉をくぐると、何やら気配を感じる。同類だけが感じる、独特の臭気)
(実際には匂うわけではないが、バーサーカーはすん、と鼻をならした。そして一目でラヴィータとランサーの方へと視線を向ける)
……初顔さん、ですね。
(ぽつり、と呟くと、二人の方へとまっすぐに歩いていく。そうして大胆にも隣の席へと座った)
(店員に、紅茶とワッフルを頼んだ)
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 22:24:23
(瓦礫城の建物は朝に壊れても夜には直っていて、翌日には何事もなかったかのように別の誰かが住み着く)
(隙あらば自分のものにして構わない暗黙の了解があった)
(せっかく人の寄ってくるカフェである 壊れても翌日には誰かが同じ店を出している)
だって態々箱あけるの面倒だったから、つい…(我慢がきかないことを今日も従者に叱られる ふたりにとってはよくあることである)
(従者を現界させていなければ移動もままならない魔本は常に魔力を垂れ流している 召喚をするほどの魔術師であればすぐに感付くだろう) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 22:28:55
(バーサーカーがこちらへ段々と近付けば、ランサーも勿論気配に気づくだろう。…その反応に気付けば、より一層出入口へと注視した)
(すると少しして、扉が開かれる…思わず視線を外せず見つめていれば目があって)
……初めまして。その口ぶり、常連さん…ですかね
(向こうは勿論気付いているだろう。けれど、穏やかに日常会話を続ける)
(……ラヴィータは正確に言えば、魔術師ではない。けれど隣の席に座る女の、手元の本……それの異常さを肌で感じる。思わず眉間に皺が寄った) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 22:38:32
探る必要もなかったな(一人呟きグラスを傾け)
…失礼、何かこちらの店では特別な礼儀でも必要だったかな
察しの通り私達は初めてここにきたものでね --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 22:43:33
ふふ、初めまして。
どうです? ここのワッフルは最高でしょう?(と、ラヴィータに問いかける)
(ちょんちょん、と自分の眉間に指をあてて、笑顔を見せる。そんな顔、似合いませんよ。と小声で教えて)
いえ、特別なものはなにも。瓦礫の街はそのあたり寛容ですから
美味しいものを美味しいと素直に言葉にできる心があれば、それだけで十分ですよ。ねぇ、店員さん?
(注文の品を運んできた店員に話しかける、店員もバーサーカーに対しては気の置けないらしく、親しげに肯定した)
(ワッフルの一つを『本』へと差し出す)
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 22:54:44
(テーブルに置かれた本から上半身だけ幻体を映し出してワッフルをいただく)
(立体映像のような体の中をワッフルが滑り降りていってゆっくり本に沈み込んだ)
食事の邪魔はしないで欲しいかしら
(食べたそばから物足りなげにしながら) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 23:01:52
「最高」…そうお聞きして来たのです。香りだけで胸が満たされてますが…肝心の味の方は、まだ
(…と言っていれば店員が注文の品を届けに来る。運ばれてきたそれに嬉しそうに手を付け、口に運べば顔は綻び)
…顔。あぁ……(緩んだ顔にもう皺は無かったが、刻んでいたのは分かるようで、納得したように)
貴女の手元の……”それ”が、気になってしまって、つい
(ただの本ではないのは分かる。置かれたワッフルと本を見つめていれば現れる幻体に、少し目を見開きつつ)
………その”食事”…と言うのはどういう意味ででしょうか。今現在の食事の話ですか?それとも…(あくまで表情は朗らかなもののままで) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 23:10:31
私の従者にも似たような者がいたが、そこまで可愛らしい者ではなかったな
(笑いながら本の行動を見守り)
甘味の味も最高のようだ。深い皺も消えるぐらいだ、文句もあるまい --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 23:14:28
よかった。どうやら少なくとも会話が成立する方の様ですね
あ、すみません。どうにも最近『同族』と会話が成立してもこう朗らかにいかないものですから。
(脳裏に浮かぶのはあのけむに巻くような話し方をする老人)
会話が成立しているようにみえて、どろどろと泥のような粘着質な、また蛇みたいな話し方をする人がいてですね…
気を付けたほうが良いですよ。会話すること自体、罠、ということもあり得ますから。
(自分はどうなのか、という話だが、そこも含めての警告なのだろうか)
っと、マスター。あまりつんけんするのも良くないですよ。私にはかわいらしく見えますけれど、あまり失礼を働くものではありません
第一印象は大切です。ほら、笑顔ー。
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 23:30:26
やはりインテリジェンスアイテムは珍しいのかしら…(黒ずくめの白髪紳士の言葉の似た存在が気になるが今は聞く空気じゃないと察し)
礼を欠くつもりはないわ(表情を変えるのも億劫だという様子で頬を従者にひっぱられたままにする)
立ち塞がる壁なら全力で打ち壊したいってだけだもの ちゃんと敬意を持って叩き潰すわ
(魔本のほうは振りかかる火の粉を全力で払いつくす強硬派なのは明らかだ) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 23:40:27
会話を交わさず貴女をどうこう…と言うのなら、もう少し場所を選んでやります
(ちらりとランサーを見やり)…意に反しそうですし…私も物騒な事は出来ることなら避けたいので、仕掛けたくはないです
(大勢参加者が居るであろうこの戦争。他にそのような人間が居てもおかしくはないのだが、バーサーカーの言葉から連想されて出てきたのはあの老人であった)
………狸爺、か
この様な戦いに出向いていても、礼を欠かさないと言う人間も多いのですね………ふむ(目の前の「それ」を人間と呼んでいいものかはさておいて、何か思う所があると言うように少し考え込む……が、頭を振って思考を会話に戻しつつ、ワッフルに再び手を伸ばす)
その志しは結構ですが……叩き潰すおつもりですか。…周りの敵を? --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 23:51:40
あの二枚舌の事だな、私もあまりああいった手合いは好きではない
口ばかり回して行動に誠実性を欠く、配下にはおいておきたく無い存在だな
第三者を巻き込むような真似はするな…(視線を送られ手を払い答え)
それは其方も同じだろうから話がしやすくてなによりだ --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 23:54:37
こんなこと言ってますけど、疲れるの私ですからー。(ぷにぷにとマスターの頬を弄繰り回しながら。空気が締まらないったらない)
ま、でもそうですねぇ……。マスターが本気で叩き潰せというのであれば、私はその命に従うまでですよ
(笑顔のまま頷く。そこに見えるのは揺るがぬ自信。どんな敵であろうと叩き伏せることが出来ると、そう態度で示している)
(同族の気配を感じとり、堂々と隣に座った理由の一端がそこで伺えるだろう)
ただ、闘わずに目的に近づけるようであれば、それに越したことはないと私は思っているので
ギスギスするのもあんまり好きじゃありませんし?
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:03:02
まぁ、でしょうね(それでもやはり見慣れぬけったいな「本」は警戒してしまう。人ではないのなら、やれぬことではないのではないか、と)
…随分な自信ですね。自分達に降りかかる火の粉が、絶対に振り払えると
それは、理解できます。先程も言いましたが、私だってそのような大事は避けたい……しかし、どうも私の目にするサーヴァントは、ほのぼのしていて、いけない
その癖、妙に自信を持っていて……もしかして、サーヴァントとは皆そんなものなのでしょうか……? --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 00:15:50
生前英雄だったものも多い、自信を持つのも当然の事だろう(自分の事を棚にあげ口を挟み)
私としてはそういったものと戦うのは嬉しくもあり同時に避けたい事でもあるわけだがね
君達も相手にするのは大変そうだ(空になったグラスをテーブルに置き新たにもう一杯注文しつつ) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 00:20:56
というより、自信のない者がサーヴァント足りえるでしょうか?
正道であれ邪道であれ、何かしら自分が一番だと理解し信じ切れることがまず第一条件でしょう?
そこのお兄さんに一度訪ねてみるといいですよ? きっと私と対して変わらない返事が頂けるはずです(と、ウィンクした)
なので私としてもそこのお兄さんと意見は同じ。戦うと大変そうだなぁ、と。
もう一つ付け加えておくなら、私も、お兄さんも欠片も相手に負けるとは思ってないですよ。
ねえ?(同意を求め、紅茶で唇を湿らせた)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:28:03
…お兄………?(フォークを持ってキョロキョロと辺りを見回す。この会話の中で「お兄さん」と言う名称で呼ばれるような男性は見当たらない)
(が、続けられる言葉に漸くそれが自らのサーヴァントを指してるものだと気付き)
………お兄、さん…ですか……はぁ…(一体これを何処からどう見ればそう見えるのか、と顔に書いたような表情で、ワッフルを切り分ける)
自信があるのは結構ですが…その大きな口に見合うだけの力が……いえ、無ければただの口だけです…有るのでしょうね、きっと
…貴女は既に他のサーヴァントと接触しているようですが…ああいえ、狸爺は置いておいて(隠されればそれまでだが、この様子だとその辺りは喋ってくれそうな気もした。話が聞ければ僥倖な、軽い問いかけ) --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 00:40:22
そうでもない。私は上に立つものではあるが、上に立つものが必ずしも一番強くある必要は無いと私は考えている
兵には兵の、将には将の、そして王には王の役割というものがあろう(グラスに酒を注いだ給仕に手で礼をしつつ)
戦うにあたって負けるつもりで望む事は無いが、だからといって負けを考えずに戦うほど私は不遜ではない
(再びグラスに口をつけてから)過去に幾度も負けておる故、そのような事は口にできんよ
とはいえ、今は従わざるを得ない状況ではあるが・・・ところで君の役割は何かな? --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 00:42:54
おやおやお兄さんは意外と謙虚ですねぇ……。ふふ。(楽しそうに笑って)
あ、私と接触したサーヴァント、ですか? 色々いますよぉ。姑息な人から暴力的な人、まっすぐな人とか(と指を折り、そこでとめて)
そういう貴方は無いんですか? いや、無いはずがありませんよね。同族は知らず惹かれあう。
そして匂いでわかるものです。今日のように。(ぱくり、とワッフルを齧る)
(体を少し、ランサーへと向きなおして) まあ背水の陣ばかりを敷く司令官など、愚図もいいところですからねぇ。逃げ道は作っておくのが常道ですか
堅実です。ですが多少不遜なぐらいでちょうどいいんですよこの戦いは。
老獪であることを武器にするのも手……ですが、根底には熱が必要です。聖杯を求めてやまぬ熱が
とと、失礼しました。少し熱くなってしまいましたか。(と、照れたように頭を掻いて、続くランサーの言葉を聞く) 私の役割ですか? もちろんマスターの守護ですよ。(何のクラス、というのはやはり言わなかった)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:56:56
誰と戦ったなんて覚えてないわ(戦ったことを漏らすが特に意識してるわけではない 思考がいたって単純なだけだ)
なぁに?戦の話? 私は突撃陣形で往復するのが大好きよ 蹂躙っていうのかしら
私の従者はその道を切り開くための手であり足であり剣なのよ(蹂躙するための、という意味だ) --
魔本
?
2014-04-11 (金) 01:09:22
(同じ問いかけからそれぞれ違う返答。返答からして、どうやらこのコンビはサーヴァントの方がまともそうである……今の所は。)
この辺りを拠点にしているのは皆同じ。会うのは当たり前でしょう……と言うのは少し、つまらないですね。私は巡り合わせを信じる方です……惹かれ合うと言うその表現は正しいでしょう
しかし匂いで解るのは……サーヴァントに備わっている機能なんですか?それ
(こちらも切り分けたワッフルを口に入れ、暫く黙って話に耳を傾けているが)
熱。……”それ”は、領主には一番足りないのでは?
(直接しっかりと聞いた覚えはないが、聖杯と言うものに熱を上げているようも見えない。どうなのかと言いたげに視線を投げつつの、咀嚼) --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 01:19:16
私は聖杯とやらに特に興味は無いのでな、そのような情熱は持てんのだ
我が願いは我が力にて適える
ああ、役割というのはそういう事ではなく…手であり足であり剣…
なるほど…ならば君は負けられん立場なわけだ、合点がいった --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 01:22:10
少なくとも私や今まで相対してきたサーヴァントには同類を嗅ぐ能力は備わっているみたいですよ。
(今までを思い出し、そうつぶやいた。もちろん自分が目立つ格好をしているから、というのも一因ではあるだろうが、それだけでは説明がつかない部分も多々あった)
おかしいですねぇ…聖杯に、厳密に言えば聖杯が叶える願いに興味がないのに呼ばれたんですか、まず有り得ない、とは思っていましたが(と、指先を顎に当て考える風に)
たまには聖杯も間違いも起こすってことでしょうね。(と、そこで話は打ち切った。楽しそうに笑っている)
負けらない立場であるのは誰しも同様です。負ければそこで何もかも終わってしまう。逃げること、別にこれは敗北でもなんでもない
おそらくあなたの言う敗北と私の考える敗北は違うんでしょうね。どんな無様な姿をさらそうとも、可能性が残る限りにおいてそれは敗北ではありません。
……詭弁に聞こえますか?
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 01:39:27
聖杯の理に従い令呪を捧げる戦いですからね 何かしらあるんでしょう(令呪の持つ何らかの波動――ソナーのようなもの――だと感じていた 面倒なので深く考えない性質である)
人間の願いに際限はありませんが人間ひとりの手で叶えられる願いはたがしれてると思いますよ? そのために人間は手を取り合い群れをなすんでしょう
願いの下に従わせるものが多ければ王と呼ばれるのかもしれないわね --
魔本
?
2014-04-11 (金) 02:12:46
…サーヴァントとはそういう物らしいですね。詳しくないのですが、聖遺物の有無…なども関係するのでしょうか
まぁ、領主に関しては有り得なくもない…かもしれません。ただ、召喚されたからにはお熱である方が好ましいのですが
(そしてまた一口、ワッフルを口へと運ぶ。黙っているかと思えば紅茶を口にし、再び言葉を紡ぎだす)……果たして誰でも、でしょうか。私共人間はそうかもしれませんが……何もかも終わらない者だって、居る筈です
特にあなた方のような、英霊……いくらでもどうこうしようがありそうに見えますがね
(今度は魔本の方へと視線を向け)あなたなんかは令呪にそのような力がなくとも、分かりそうなものですが
………ふむ、それに関しては、同意見ですかね。その為に…とは一概に言い切れませんが
それに、王にも色々あるでしょう。目的が同じでもやり方を違えれば真逆の捉え方をされることもあります --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 02:43:28
聖杯関係なく起こされたことなど幾度となくあるものでな、それに理由を考えても意味などあるまい
言うたであろう、我が願いは我が力にて…聖杯などとそのような物に頼る願いなど最初から分不相応なのだ
人が手を取り合うのは当然だが、神頼み…いや、聖杯頼みか。…左様なものは根本からして間違っておる
ラヴィちゃんが起こさなければ私もそんな物に関わらずに済んだのだがな(聖杯参加者をまとめて否定しつつ嘆息する) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 02:53:57
よほど自分の身体に自信があるのね(白髪の男の弁にそう応え)
私は自分が何かを頼らなければ何も成す事ができないと識っているし… どう手にしたかよりどう扱うかのほうが大事だとも識っているわ
(聖杯という神秘には創造や祝福などの善性だけではなく、破壊や憎悪という悪性も含んでいるだろうことは予想していた)
どこかで起きた爆発や光の柱や魔力の流れを感じても、私にはそこに行くだけの足すらないの(見てわかるでしょ?と本は嘯く)
誰にでもどうにもできないことはあるわ この街(瓦礫)でもいくつかの気配もすでに消えているもの(ブロンドの女に終わらないものなんてないと応え)
残ったものが力を消費してくれているならいいのだけど 人間というのは託されたり経験を積むと強くなるものでしょ?
(だから早めに摘める芽は摘んでおきたいと思うのは道理)できることなら私たちに降って欲しいものね --
魔本
?
2014-04-11 (金) 19:34:26
数多の英霊のなかから、それこそただ広い砂漠の中の塩の一粒を選ぶような奇跡にて現世に再現している。
これを何度もやり直しがきく、なんておっしゃられるのであればとんでもない。
さらに願いをかなえる奇跡を求めるとなるとそれは偶然を待つような温い心持ではなく、必ず手に入れるという確固たる意志が必要です
それを何とでもなる、自分の力で……などと言っているようでは、貴方達は根本からこの戦いに向いていない。
少なくとも興味本位や、もし聖杯の悪性に対してどうにかしてやろうなどと甘いことを考えるのはやめたほうが良いでしょう。
私もマスター同様に貴方がたはすぐさまこの戦の場から降りるべきだと進言いたします
何も危険な橋を渡る必要はないですし、その程度の覚悟であればいつか必ず取り返しのつかないことになる。
(と、そこまでいって再度カップに口をつけた)
ああ、もう一つ。私は手加減が苦手ですからー。(口調はのんびりと、だが響く音は鋭く)
(敵対すると容赦はしない、つまりはそういうことだろう)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 22:26:47
英霊とて死人となればそのような物なのですか?すみません、特殊な英霊と居るとそちらがデフォルトに感じてしまっていて…うっかりでしたね
……あら?領主に熱が無い…とは言いましたが……私がいつ「手に入らなくとも」なんて口にしたでしょうか。
(話の流れとは反比例して、朗らかな笑みを浮かべて)
「必ず手に入れる」?「確固たる意思」?…それですら生温い。そもそも手には入らないのです……正確には、あなた方の手には…ですが
領主はともかく、私が戦いに向いてない…と言うのなら事実でしょう。それに関しては「……だから?」と答えさせて頂きますがね
降りろ、ですか……(そう呟けば鼻で笑いティーカップに口をつけて)
馬鹿馬鹿しい。下らない。誰に口を利いているのか。あなた方が私が何を知っているのか。容易に口出ししないで頂きたい
……礼を欠かないと言った割に、「手加減」などと巫山戯たことを口にする。貴女はあの狸爺を貶していましたが…レベル的に似たようなものだと、自覚なさってはどうでしょうか。 --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 23:00:28
(グラスを傾けつつ冷めた目で熱に浮かれた者達のやり取りを眺める) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 23:06:36
別に礼と言ってもあなたの意思を尊重して恭しくするつもりなんてないわ 嘘偽りなく受け答えして真正面から受けて立ってあげるって言ってるのよ
(人としての礼儀を重んじるのではなく、戦争相手として正々堂々ねじ伏せることこそが礼を尽くすことだといわんばかりに)
あなた方の家族を人質に取る気もないし他に被害を出すつもりもないってだけ(もちろんこの場で暴れるつもりはないわと真意を告げ)
場を用意するならいつでも相手するわよ それが”いまここ”だって言うのなら…(命令を下す必要はない 狂化の機械人形は意思を持つ 自由な意志を) --
魔本
?
2014-04-11 (金) 23:53:10
ふふ、あれと同レベルというにはいささか私を買いかぶり過ぎですよ。それに……
(ちょんちょん、とランサーの方へと指し示して)
やっぱりあなたたちは歩調が合っていないと思います。もう少しお二人で話し合ってはどうでしょう?
見ている方向もバラバラ、貴方のサーヴァント冷静な風でありますが、単に貴方に興味がないだけでは?
熱くなる貴方を見て、抑えることもなく、同調することもなく勝手にしろ、との態度では…(と、明らかに落胆したようにため息を吐いて)
マスター、帰りましょう。この人たちは放っておいても大丈夫そうです
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 23:54:35
誰が私の意見を尊重しろと言いましたか?煽るにしても「手加減」などとふざけた単語が出てる時点で相手に対して礼がなっていないと言っているのです…何が真正面、だか。程度が伺える…
家族?被害?…下らない……そう吠えなくても、黙って這って居ればいいのに。そんなに蹴散らされたいのでしょうか
(示された方を見つめるが、ため息をつき)
興味が無い…だからどうしたのでしょう。私は領主に興味を持ってもらいたくて喚び出した訳ではありません
……もう宜しいですか。先程から大人しく受け答えしていれば下らない事ばかり吐いて。おままごとがしたいならあなた達こそ出て行ったらどうですか
あと、こちらの店に迷惑を掛けるのはやめて頂きたいですね。外で騒ぎを起こすつもりはありません
あぁ…気を使わなくても、こちらから帰らせて頂きます(静かに席を立てば、代金を支払おうと店員の元へ向かおうとするが……足を止め)
……所謂”モノ”と会話をしても無駄な時間を食うだけでしたね。手を下すのも煩わしく思います。勝手に負けてその辺にでも転がっていて下さい……焚書、くらいは…してあげてもいいですよ?
(そう言えば軽く鼻で笑い再び歩み出す……代金を支払えば、ここに居る必要も感じられないとばかりに足早に去っていく) --
ラヴィータ
2014-04-12 (土) 00:19:11
(ラヴィータが去ると知ると音も無く立ち上がり店員に代金とは別の金貨を渡し)
騒がせてすまなかったな(謝罪の言葉を口にする)
どうやらヌシ等、纏めて聖杯とやらに頭をやられておるようだな
…狂信者どもめ(自身を呼び出したマスターを含めて切り捨て)
そんなに戦いたくば他者の迷惑にならん場所を用意せい、何時でも相手してやろう
(最後にそう告げ店から出て行った) --
ランサー
?
2014-04-12 (土) 00:27:34
手加減がよほどお気に召さなかったようね 今までずっと手を抜かれたり対等に見られなかったりしたのかしら(装いから神職についている女性だと判断し)
次に会うときが楽しみだわ 従者のほうも威厳や威圧が似合う紳士のようでしたし(チップまで渡して気前がいいわ、うらやましい…と呟く)
やるしかないわね… すべての障害を薙ぎ払って神秘に至る道を切り開く! 忙しくなるわよ(内から湧き出る熱を抑えようとはしなかった) --
魔本
?
2014-04-12 (土) 01:06:51
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+
格納
(瓦礫城の一角、人の寄り付かぬ遺棄区画の一つ。平時は喧騒の欠片もないその場所を脅かす轟音、破砕音)
ふははははは! まったく驚かせてくれるわ、この世界は!
(暴威の嵐を掻い潜り、廃ビルの間を跳ぶのは金銅に輝く鎧の騎士)
この世の英霊は皆、女傑揃いか!?
(“彼”の正体を知らぬ騎士は、その姿に見合わぬ破壊的な力に感嘆の声を上げる) --
鎧のセイバー
2014-04-13 (日) 00:06:40
最近の英霊はちょこまかと曲芸ばかり上手いですね!!
(廃ビルの壁を駆け、虚空を飛ぶ鎧の騎士に対してバーサーカー悪態をつく)
(地面に数ある大小の瓦礫は、そのままバーサーカーの投擲武器となり、凄まじい質量とエネルギーをもって騎士を襲う)
(だが、瓦、壁の一部、柱、等々、その事如くを騎士は避け、その度に轟音が鳴り響いた。)
(バーサーカーは奥歯を噛みしめた。性質上、特に疲労があるというわけではないが、このままではらちが明かない)
(空中を舞う騎士と廃ビルを順に見て、一呼吸した後、バーサーカーは荒業に出た)
破ァッ!!!!
(気合一閃、後ろ回し蹴りを放つ。それは廃ビルの柱の一つを容赦なくたたき折り、さらには壁や天上などを巻き込み崩壊を起こし始めた)
(破滅の音をたてながら、ビルが傾く。バーサーカーは健脚をもって走り抜ける。空中をかけている騎士を無理やり叩き落とす算段であった)
--
バーサーカー
2014-04-14 (月) 21:56:14
(罅割れた壁面を蹴り、宙を地上であるかのように駆ける騎士に次々襲い掛かる大質量の塊)
(直撃すれば人体など粉々に砕くであろうそれを紙一重でかわし続け、反撃の機を伺う)
(既に相手を人間とは見做していない、あれは巨人だ、桁外れの剛力を備えた小さな巨人だ、一瞬でも油断を見せれば、その瞬間に骨まで叩き潰されると理解している)
(―――と、そこへ)
――――これほどかッ!!
(轟音、遅れて傾く高層建築)
(足場のコンクリート壁より振り落とされ、地面へと倒れゆく太い配管の上に降り立つ、伸びる足場の先に破壊者の姿)
やってくれるわ!!
(瓦礫が降る、鉄骨が軋みをあげる、その中で赤く燃え上がるのは騎士の大剣)
(今まさに崩壊しようとする廃ビルの狭間を駆け、狙うは敵手の首一つ、鉄をも斬り裂く炎の剣を振り下ろす) --
鎧のセイバー
2014-04-15 (火) 00:59:04
(目論見は半分成功、半分失敗) (建物が倒壊しようとも、やはりそこは人非ざる者。騎士がすぐさま体制を立て直しこちらへ攻撃を仕掛ける様は流石であった)
(振るう剣は素人が見る分ですら、炎の魔力を帯びていることがわかり、それ即ちバーサーカー自体の堅さのみでは防げぬことの証明であった)
(襲い来る斬撃をバーサーカーは体を流すと同時に、左手の甲で横へはじくようにして受け流す)
(そしてその反動を利用し、体を回転させ右の裏拳を放った。が、それは虚空を斬り、暴風を起こした)
――!!
(バーサーカーはぞわり、と毛が逆立つような悪寒を感じ取り、そのまま無理やりな体勢で間を置かず左の膝蹴りを繰り出す)
(なりふり構わぬ行動が功を奏し、返す剣を繰り出そうとしている騎士の肩へと当たり、ダメージは無いが体勢を崩すことに成功)
(斬撃はバーサーカーの髪の一房を刈る程度に留まった。バーサーカーは体勢を整えるため、後転しながら距離を取る)
(後ろで、ひときわ大きく、建物が崩れ落ちる音がした)
(埃の舞うなか、じり、じり、と円を描くようにして一定の距離を取る二人)
(バーサーカーは再度、手頃の大小の瓦礫を取り、騎士へと投げつける。また同時に地面を思い切り蹴り、一気に距離を縮めると拳を左、右、と繰り出した)
--
バーサーカー
2014-04-16 (水) 21:28:37
(崩れ落ちる高楼、立ち込める土煙を背景に立つ敵サーヴァントの姿)
(この細腕があの惨状を作り出したのだから、まるで悪い冗談である)
(その気になれば一人で城すら崩すであろう)
(片手に剣、片手に盾、先に均衡を破ったのはバーサーカー)
(瓦礫の砲弾を鋭くいなす剣の切っ先、その僅かな間隙で限りなく狭まる彼我の距離、打ち出される拳を遮るのは獅子と鷲を象る赤き盾)
(伸ばした手の先、僅か二撃、武器すら持たぬ徒手の力にて、鉄の武具が無残に砕け散る)
(―――その向こう側、バーサーカーの視界に見えるは面頬を上げた騎士の顔)
喝ッ!!
(大きく開けた顎より吐き出される超高熱の焔、その勢いは噴火さながらに、バーサーカーの肉体を飲み込もうとする) --
鎧のセイバー
2014-04-17 (木) 01:35:10
(瓦礫城のカフェテラス。通りの隅にあると聞いて、知る人ぞ知る…的な店かと思えば、それなりに人は入っているようだ)
……まぁ、「前例」もありますし。この建物の何処にサー…「あれ」が居てもおかしくはないでしょうね
(着席し、評判のワッフルと紅茶を頼む…店員がテーブルから離れればそう口にし)
しかし、果たして現れるのでしょうか。よく…とは言ってましたが、毎日来るとは聞いていません。何日此処に訪れることになるのか……気が遠くなってきました
とは言え、実体化してくるからには向こうを掴むのは容易でしょう…領主にとっては。…逆も勿論、でしょうが
……考えただけで面倒になってきますね、この建物全体を探ってしまう…とか出来ないんですか領主。頑張って欲しいのですが
(一応目は出入口から離れてはいないが、暇なのかよく動く口だ) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 22:10:44
こなければこないで平和な日常が送れるのだから文句はあるまいて・・・
(こちらも座ってグラスを片手に辺りを見回す)
気配察知か?結局相手が優れた気配遮断の術を持っていたら役にたたんが…さて
(物は試しと周りを伺う) --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 22:15:01
んもー、マスターがぱくぱくと食べるからでしょう? また買いに来るだけむしろ私は譲歩しています。
今日からワッフルは1日2個まで。昨日みたいに箱ごと食べるなんてことをしたら金輪際買いませんからね?
(ぶつぶつ文句を言いながら歩いてくるのは割烹着の姿をしたバーサーカー。他に人影は見当たらないが、誰かと話している風だ)
(そうしていつものようにお気に入りの店の扉をくぐると、何やら気配を感じる。同類だけが感じる、独特の臭気)
(実際には匂うわけではないが、バーサーカーはすん、と鼻をならした。そして一目でラヴィータとランサーの方へと視線を向ける)
……初顔さん、ですね。
(ぽつり、と呟くと、二人の方へとまっすぐに歩いていく。そうして大胆にも隣の席へと座った)
(店員に、紅茶とワッフルを頼んだ)
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 22:24:23
(瓦礫城の建物は朝に壊れても夜には直っていて、翌日には何事もなかったかのように別の誰かが住み着く)
(隙あらば自分のものにして構わない暗黙の了解があった)
(せっかく人の寄ってくるカフェである 壊れても翌日には誰かが同じ店を出している)
だって態々箱あけるの面倒だったから、つい…(我慢がきかないことを今日も従者に叱られる ふたりにとってはよくあることである)
(従者を現界させていなければ移動もままならない魔本は常に魔力を垂れ流している 召喚をするほどの魔術師であればすぐに感付くだろう) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 22:28:55
(バーサーカーがこちらへ段々と近付けば、ランサーも勿論気配に気づくだろう。…その反応に気付けば、より一層出入口へと注視した)
(すると少しして、扉が開かれる…思わず視線を外せず見つめていれば目があって)
……初めまして。その口ぶり、常連さん…ですかね
(向こうは勿論気付いているだろう。けれど、穏やかに日常会話を続ける)
(……ラヴィータは正確に言えば、魔術師ではない。けれど隣の席に座る女の、手元の本……それの異常さを肌で感じる。思わず眉間に皺が寄った) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 22:38:32
探る必要もなかったな(一人呟きグラスを傾け)
…失礼、何かこちらの店では特別な礼儀でも必要だったかな
察しの通り私達は初めてここにきたものでね --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 22:43:33
ふふ、初めまして。
どうです? ここのワッフルは最高でしょう?(と、ラヴィータに問いかける)
(ちょんちょん、と自分の眉間に指をあてて、笑顔を見せる。そんな顔、似合いませんよ。と小声で教えて)
いえ、特別なものはなにも。瓦礫の街はそのあたり寛容ですから
美味しいものを美味しいと素直に言葉にできる心があれば、それだけで十分ですよ。ねぇ、店員さん?
(注文の品を運んできた店員に話しかける、店員もバーサーカーに対しては気の置けないらしく、親しげに肯定した)
(ワッフルの一つを『本』へと差し出す)
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 22:54:44
(テーブルに置かれた本から上半身だけ幻体を映し出してワッフルをいただく)
(立体映像のような体の中をワッフルが滑り降りていってゆっくり本に沈み込んだ)
食事の邪魔はしないで欲しいかしら
(食べたそばから物足りなげにしながら) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 23:01:52
「最高」…そうお聞きして来たのです。香りだけで胸が満たされてますが…肝心の味の方は、まだ
(…と言っていれば店員が注文の品を届けに来る。運ばれてきたそれに嬉しそうに手を付け、口に運べば顔は綻び)
…顔。あぁ……(緩んだ顔にもう皺は無かったが、刻んでいたのは分かるようで、納得したように)
貴女の手元の……”それ”が、気になってしまって、つい
(ただの本ではないのは分かる。置かれたワッフルと本を見つめていれば現れる幻体に、少し目を見開きつつ)
………その”食事”…と言うのはどういう意味ででしょうか。今現在の食事の話ですか?それとも…(あくまで表情は朗らかなもののままで) --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 23:10:31
私の従者にも似たような者がいたが、そこまで可愛らしい者ではなかったな
(笑いながら本の行動を見守り)
甘味の味も最高のようだ。深い皺も消えるぐらいだ、文句もあるまい --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 23:14:28
よかった。どうやら少なくとも会話が成立する方の様ですね
あ、すみません。どうにも最近『同族』と会話が成立してもこう朗らかにいかないものですから。
(脳裏に浮かぶのはあのけむに巻くような話し方をする老人)
会話が成立しているようにみえて、どろどろと泥のような粘着質な、また蛇みたいな話し方をする人がいてですね…
気を付けたほうが良いですよ。会話すること自体、罠、ということもあり得ますから。
(自分はどうなのか、という話だが、そこも含めての警告なのだろうか)
っと、マスター。あまりつんけんするのも良くないですよ。私にはかわいらしく見えますけれど、あまり失礼を働くものではありません
第一印象は大切です。ほら、笑顔ー。
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 23:30:26
やはりインテリジェンスアイテムは珍しいのかしら…(黒ずくめの白髪紳士の言葉の似た存在が気になるが今は聞く空気じゃないと察し)
礼を欠くつもりはないわ(表情を変えるのも億劫だという様子で頬を従者にひっぱられたままにする)
立ち塞がる壁なら全力で打ち壊したいってだけだもの ちゃんと敬意を持って叩き潰すわ
(魔本のほうは振りかかる火の粉を全力で払いつくす強硬派なのは明らかだ) --
魔本
?
2014-04-10 (木) 23:40:27
会話を交わさず貴女をどうこう…と言うのなら、もう少し場所を選んでやります
(ちらりとランサーを見やり)…意に反しそうですし…私も物騒な事は出来ることなら避けたいので、仕掛けたくはないです
(大勢参加者が居るであろうこの戦争。他にそのような人間が居てもおかしくはないのだが、バーサーカーの言葉から連想されて出てきたのはあの老人であった)
………狸爺、か
この様な戦いに出向いていても、礼を欠かさないと言う人間も多いのですね………ふむ(目の前の「それ」を人間と呼んでいいものかはさておいて、何か思う所があると言うように少し考え込む……が、頭を振って思考を会話に戻しつつ、ワッフルに再び手を伸ばす)
その志しは結構ですが……叩き潰すおつもりですか。…周りの敵を? --
ラヴィータ
2014-04-10 (木) 23:51:40
あの二枚舌の事だな、私もあまりああいった手合いは好きではない
口ばかり回して行動に誠実性を欠く、配下にはおいておきたく無い存在だな
第三者を巻き込むような真似はするな…(視線を送られ手を払い答え)
それは其方も同じだろうから話がしやすくてなによりだ --
ランサー
?
2014-04-10 (木) 23:54:37
こんなこと言ってますけど、疲れるの私ですからー。(ぷにぷにとマスターの頬を弄繰り回しながら。空気が締まらないったらない)
ま、でもそうですねぇ……。マスターが本気で叩き潰せというのであれば、私はその命に従うまでですよ
(笑顔のまま頷く。そこに見えるのは揺るがぬ自信。どんな敵であろうと叩き伏せることが出来ると、そう態度で示している)
(同族の気配を感じとり、堂々と隣に座った理由の一端がそこで伺えるだろう)
ただ、闘わずに目的に近づけるようであれば、それに越したことはないと私は思っているので
ギスギスするのもあんまり好きじゃありませんし?
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:03:02
まぁ、でしょうね(それでもやはり見慣れぬけったいな「本」は警戒してしまう。人ではないのなら、やれぬことではないのではないか、と)
…随分な自信ですね。自分達に降りかかる火の粉が、絶対に振り払えると
それは、理解できます。先程も言いましたが、私だってそのような大事は避けたい……しかし、どうも私の目にするサーヴァントは、ほのぼのしていて、いけない
その癖、妙に自信を持っていて……もしかして、サーヴァントとは皆そんなものなのでしょうか……? --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 00:15:50
生前英雄だったものも多い、自信を持つのも当然の事だろう(自分の事を棚にあげ口を挟み)
私としてはそういったものと戦うのは嬉しくもあり同時に避けたい事でもあるわけだがね
君達も相手にするのは大変そうだ(空になったグラスをテーブルに置き新たにもう一杯注文しつつ) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 00:20:56
というより、自信のない者がサーヴァント足りえるでしょうか?
正道であれ邪道であれ、何かしら自分が一番だと理解し信じ切れることがまず第一条件でしょう?
そこのお兄さんに一度訪ねてみるといいですよ? きっと私と対して変わらない返事が頂けるはずです(と、ウィンクした)
なので私としてもそこのお兄さんと意見は同じ。戦うと大変そうだなぁ、と。
もう一つ付け加えておくなら、私も、お兄さんも欠片も相手に負けるとは思ってないですよ。
ねえ?(同意を求め、紅茶で唇を湿らせた)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:28:03
…お兄………?(フォークを持ってキョロキョロと辺りを見回す。この会話の中で「お兄さん」と言う名称で呼ばれるような男性は見当たらない)
(が、続けられる言葉に漸くそれが自らのサーヴァントを指してるものだと気付き)
………お兄、さん…ですか……はぁ…(一体これを何処からどう見ればそう見えるのか、と顔に書いたような表情で、ワッフルを切り分ける)
自信があるのは結構ですが…その大きな口に見合うだけの力が……いえ、無ければただの口だけです…有るのでしょうね、きっと
…貴女は既に他のサーヴァントと接触しているようですが…ああいえ、狸爺は置いておいて(隠されればそれまでだが、この様子だとその辺りは喋ってくれそうな気もした。話が聞ければ僥倖な、軽い問いかけ) --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 00:40:22
そうでもない。私は上に立つものではあるが、上に立つものが必ずしも一番強くある必要は無いと私は考えている
兵には兵の、将には将の、そして王には王の役割というものがあろう(グラスに酒を注いだ給仕に手で礼をしつつ)
戦うにあたって負けるつもりで望む事は無いが、だからといって負けを考えずに戦うほど私は不遜ではない
(再びグラスに口をつけてから)過去に幾度も負けておる故、そのような事は口にできんよ
とはいえ、今は従わざるを得ない状況ではあるが・・・ところで君の役割は何かな? --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 00:42:54
おやおやお兄さんは意外と謙虚ですねぇ……。ふふ。(楽しそうに笑って)
あ、私と接触したサーヴァント、ですか? 色々いますよぉ。姑息な人から暴力的な人、まっすぐな人とか(と指を折り、そこでとめて)
そういう貴方は無いんですか? いや、無いはずがありませんよね。同族は知らず惹かれあう。
そして匂いでわかるものです。今日のように。(ぱくり、とワッフルを齧る)
(体を少し、ランサーへと向きなおして) まあ背水の陣ばかりを敷く司令官など、愚図もいいところですからねぇ。逃げ道は作っておくのが常道ですか
堅実です。ですが多少不遜なぐらいでちょうどいいんですよこの戦いは。
老獪であることを武器にするのも手……ですが、根底には熱が必要です。聖杯を求めてやまぬ熱が
とと、失礼しました。少し熱くなってしまいましたか。(と、照れたように頭を掻いて、続くランサーの言葉を聞く) 私の役割ですか? もちろんマスターの守護ですよ。(何のクラス、というのはやはり言わなかった)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 00:56:56
誰と戦ったなんて覚えてないわ(戦ったことを漏らすが特に意識してるわけではない 思考がいたって単純なだけだ)
なぁに?戦の話? 私は突撃陣形で往復するのが大好きよ 蹂躙っていうのかしら
私の従者はその道を切り開くための手であり足であり剣なのよ(蹂躙するための、という意味だ) --
魔本
?
2014-04-11 (金) 01:09:22
(同じ問いかけからそれぞれ違う返答。返答からして、どうやらこのコンビはサーヴァントの方がまともそうである……今の所は。)
この辺りを拠点にしているのは皆同じ。会うのは当たり前でしょう……と言うのは少し、つまらないですね。私は巡り合わせを信じる方です……惹かれ合うと言うその表現は正しいでしょう
しかし匂いで解るのは……サーヴァントに備わっている機能なんですか?それ
(こちらも切り分けたワッフルを口に入れ、暫く黙って話に耳を傾けているが)
熱。……”それ”は、領主には一番足りないのでは?
(直接しっかりと聞いた覚えはないが、聖杯と言うものに熱を上げているようも見えない。どうなのかと言いたげに視線を投げつつの、咀嚼) --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 01:19:16
私は聖杯とやらに特に興味は無いのでな、そのような情熱は持てんのだ
我が願いは我が力にて適える
ああ、役割というのはそういう事ではなく…手であり足であり剣…
なるほど…ならば君は負けられん立場なわけだ、合点がいった --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 01:22:10
少なくとも私や今まで相対してきたサーヴァントには同類を嗅ぐ能力は備わっているみたいですよ。
(今までを思い出し、そうつぶやいた。もちろん自分が目立つ格好をしているから、というのも一因ではあるだろうが、それだけでは説明がつかない部分も多々あった)
おかしいですねぇ…聖杯に、厳密に言えば聖杯が叶える願いに興味がないのに呼ばれたんですか、まず有り得ない、とは思っていましたが(と、指先を顎に当て考える風に)
たまには聖杯も間違いも起こすってことでしょうね。(と、そこで話は打ち切った。楽しそうに笑っている)
負けらない立場であるのは誰しも同様です。負ければそこで何もかも終わってしまう。逃げること、別にこれは敗北でもなんでもない
おそらくあなたの言う敗北と私の考える敗北は違うんでしょうね。どんな無様な姿をさらそうとも、可能性が残る限りにおいてそれは敗北ではありません。
……詭弁に聞こえますか?
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 01:39:27
聖杯の理に従い令呪を捧げる戦いですからね 何かしらあるんでしょう(令呪の持つ何らかの波動――ソナーのようなもの――だと感じていた 面倒なので深く考えない性質である)
人間の願いに際限はありませんが人間ひとりの手で叶えられる願いはたがしれてると思いますよ? そのために人間は手を取り合い群れをなすんでしょう
願いの下に従わせるものが多ければ王と呼ばれるのかもしれないわね --
魔本
?
2014-04-11 (金) 02:12:46
…サーヴァントとはそういう物らしいですね。詳しくないのですが、聖遺物の有無…なども関係するのでしょうか
まぁ、領主に関しては有り得なくもない…かもしれません。ただ、召喚されたからにはお熱である方が好ましいのですが
(そしてまた一口、ワッフルを口へと運ぶ。黙っているかと思えば紅茶を口にし、再び言葉を紡ぎだす)……果たして誰でも、でしょうか。私共人間はそうかもしれませんが……何もかも終わらない者だって、居る筈です
特にあなた方のような、英霊……いくらでもどうこうしようがありそうに見えますがね
(今度は魔本の方へと視線を向け)あなたなんかは令呪にそのような力がなくとも、分かりそうなものですが
………ふむ、それに関しては、同意見ですかね。その為に…とは一概に言い切れませんが
それに、王にも色々あるでしょう。目的が同じでもやり方を違えれば真逆の捉え方をされることもあります --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 02:43:28
聖杯関係なく起こされたことなど幾度となくあるものでな、それに理由を考えても意味などあるまい
言うたであろう、我が願いは我が力にて…聖杯などとそのような物に頼る願いなど最初から分不相応なのだ
人が手を取り合うのは当然だが、神頼み…いや、聖杯頼みか。…左様なものは根本からして間違っておる
ラヴィちゃんが起こさなければ私もそんな物に関わらずに済んだのだがな(聖杯参加者をまとめて否定しつつ嘆息する) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 02:53:57
よほど自分の身体に自信があるのね(白髪の男の弁にそう応え)
私は自分が何かを頼らなければ何も成す事ができないと識っているし… どう手にしたかよりどう扱うかのほうが大事だとも識っているわ
(聖杯という神秘には創造や祝福などの善性だけではなく、破壊や憎悪という悪性も含んでいるだろうことは予想していた)
どこかで起きた爆発や光の柱や魔力の流れを感じても、私にはそこに行くだけの足すらないの(見てわかるでしょ?と本は嘯く)
誰にでもどうにもできないことはあるわ この街(瓦礫)でもいくつかの気配もすでに消えているもの(ブロンドの女に終わらないものなんてないと応え)
残ったものが力を消費してくれているならいいのだけど 人間というのは託されたり経験を積むと強くなるものでしょ?
(だから早めに摘める芽は摘んでおきたいと思うのは道理)できることなら私たちに降って欲しいものね --
魔本
?
2014-04-11 (金) 19:34:26
数多の英霊のなかから、それこそただ広い砂漠の中の塩の一粒を選ぶような奇跡にて現世に再現している。
これを何度もやり直しがきく、なんておっしゃられるのであればとんでもない。
さらに願いをかなえる奇跡を求めるとなるとそれは偶然を待つような温い心持ではなく、必ず手に入れるという確固たる意志が必要です
それを何とでもなる、自分の力で……などと言っているようでは、貴方達は根本からこの戦いに向いていない。
少なくとも興味本位や、もし聖杯の悪性に対してどうにかしてやろうなどと甘いことを考えるのはやめたほうが良いでしょう。
私もマスター同様に貴方がたはすぐさまこの戦の場から降りるべきだと進言いたします
何も危険な橋を渡る必要はないですし、その程度の覚悟であればいつか必ず取り返しのつかないことになる。
(と、そこまでいって再度カップに口をつけた)
ああ、もう一つ。私は手加減が苦手ですからー。(口調はのんびりと、だが響く音は鋭く)
(敵対すると容赦はしない、つまりはそういうことだろう)
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 22:26:47
英霊とて死人となればそのような物なのですか?すみません、特殊な英霊と居るとそちらがデフォルトに感じてしまっていて…うっかりでしたね
……あら?領主に熱が無い…とは言いましたが……私がいつ「手に入らなくとも」なんて口にしたでしょうか。
(話の流れとは反比例して、朗らかな笑みを浮かべて)
「必ず手に入れる」?「確固たる意思」?…それですら生温い。そもそも手には入らないのです……正確には、あなた方の手には…ですが
領主はともかく、私が戦いに向いてない…と言うのなら事実でしょう。それに関しては「……だから?」と答えさせて頂きますがね
降りろ、ですか……(そう呟けば鼻で笑いティーカップに口をつけて)
馬鹿馬鹿しい。下らない。誰に口を利いているのか。あなた方が私が何を知っているのか。容易に口出ししないで頂きたい
……礼を欠かないと言った割に、「手加減」などと巫山戯たことを口にする。貴女はあの狸爺を貶していましたが…レベル的に似たようなものだと、自覚なさってはどうでしょうか。 --
ラヴィータ
2014-04-11 (金) 23:00:28
(グラスを傾けつつ冷めた目で熱に浮かれた者達のやり取りを眺める) --
ランサー
?
2014-04-11 (金) 23:06:36
別に礼と言ってもあなたの意思を尊重して恭しくするつもりなんてないわ 嘘偽りなく受け答えして真正面から受けて立ってあげるって言ってるのよ
(人としての礼儀を重んじるのではなく、戦争相手として正々堂々ねじ伏せることこそが礼を尽くすことだといわんばかりに)
あなた方の家族を人質に取る気もないし他に被害を出すつもりもないってだけ(もちろんこの場で暴れるつもりはないわと真意を告げ)
場を用意するならいつでも相手するわよ それが”いまここ”だって言うのなら…(命令を下す必要はない 狂化の機械人形は意思を持つ 自由な意志を) --
魔本
?
2014-04-11 (金) 23:53:10
ふふ、あれと同レベルというにはいささか私を買いかぶり過ぎですよ。それに……
(ちょんちょん、とランサーの方へと指し示して)
やっぱりあなたたちは歩調が合っていないと思います。もう少しお二人で話し合ってはどうでしょう?
見ている方向もバラバラ、貴方のサーヴァント冷静な風でありますが、単に貴方に興味がないだけでは?
熱くなる貴方を見て、抑えることもなく、同調することもなく勝手にしろ、との態度では…(と、明らかに落胆したようにため息を吐いて)
マスター、帰りましょう。この人たちは放っておいても大丈夫そうです
--
バーサーカー
2014-04-11 (金) 23:54:35
誰が私の意見を尊重しろと言いましたか?煽るにしても「手加減」などとふざけた単語が出てる時点で相手に対して礼がなっていないと言っているのです…何が真正面、だか。程度が伺える…
家族?被害?…下らない……そう吠えなくても、黙って這って居ればいいのに。そんなに蹴散らされたいのでしょうか
(示された方を見つめるが、ため息をつき)
興味が無い…だからどうしたのでしょう。私は領主に興味を持ってもらいたくて喚び出した訳ではありません
……もう宜しいですか。先程から大人しく受け答えしていれば下らない事ばかり吐いて。おままごとがしたいならあなた達こそ出て行ったらどうですか
あと、こちらの店に迷惑を掛けるのはやめて頂きたいですね。外で騒ぎを起こすつもりはありません
あぁ…気を使わなくても、こちらから帰らせて頂きます(静かに席を立てば、代金を支払おうと店員の元へ向かおうとするが……足を止め)
……所謂”モノ”と会話をしても無駄な時間を食うだけでしたね。手を下すのも煩わしく思います。勝手に負けてその辺にでも転がっていて下さい……焚書、くらいは…してあげてもいいですよ?
(そう言えば軽く鼻で笑い再び歩み出す……代金を支払えば、ここに居る必要も感じられないとばかりに足早に去っていく) --
ラヴィータ
2014-04-12 (土) 00:19:11
(ラヴィータが去ると知ると音も無く立ち上がり店員に代金とは別の金貨を渡し)
騒がせてすまなかったな(謝罪の言葉を口にする)
どうやらヌシ等、纏めて聖杯とやらに頭をやられておるようだな
…狂信者どもめ(自身を呼び出したマスターを含めて切り捨て)
そんなに戦いたくば他者の迷惑にならん場所を用意せい、何時でも相手してやろう
(最後にそう告げ店から出て行った) --
ランサー
?
2014-04-12 (土) 00:27:34
手加減がよほどお気に召さなかったようね 今までずっと手を抜かれたり対等に見られなかったりしたのかしら(装いから神職についている女性だと判断し)
次に会うときが楽しみだわ 従者のほうも威厳や威圧が似合う紳士のようでしたし(チップまで渡して気前がいいわ、うらやましい…と呟く)
やるしかないわね… すべての障害を薙ぎ払って神秘に至る道を切り開く! 忙しくなるわよ(内から湧き出る熱を抑えようとはしなかった) --
魔本
?
2014-04-12 (土) 01:06:51
瓦礫城・大通り沿いのオープンカフェ
(それなりに繁盛し、それなりの味を提供し、それなりの日常感に浸れる)
(大通りに面した一店舗は、瓦礫城の隠れた名店として、人づてに実しやかにリピーターを増やしていた)
(通りすがりの人物が例え聖杯戦争のサーヴァントだとしても)
(カフェの醸し出す穏やかな雰囲気は、つい戦争の参加者という自分の立場を忘れさせるものがあった)
(それが、普段のカフェの風景であったなら)
よう、何のサーヴァントだったかな。どうでもいいか。
美味いなここのコーヒーは。いい豆使ってるんだろうな。
(チェアに腰掛け、にやけながら声を掛けてくるのは、以前に相対した人物)
(非道にも一般人を走狗に使い、バーサーカーの逆鱗に触れた、敵対者だ) --
偽のキャスター
2014-04-08 (火) 23:00:43
(特別コーヒーというものにこだわりがあるわけではないが、やはり飲むときは美味しいものが飲みたいのは誰しもで、それは彼や、彼のマスターも例外ではなく)
(瓦礫街のなかで希少ともいえるそのカフェに、バーサーカーはコーヒー豆を買いに来ていた)
(彼は日々というものをかけがえの無いものとして大切にしているような、サーヴァント、それもバーサーカーにおいてはカフェよりも希少な性格をしており)
(無論、彼はその独特の空気が気に入っていた。だから、サーヴァントの姿を見たときは聖域を荒らされたような心持になったのも無理はなかった)
……ええ、ここのコーヒーは香りが良いですからね。貴方もコーヒーを楽しみに来たんですか?
私も好きなんですよ。なのでもし『虫』が豆を食い荒らして台無しにしてしまうようであれば、怒りを抑えられなくなるかも知れないほどに
(バーサーカーは笑顔であった。完璧の、完璧がゆえにどこか凄みが感じられるような)
--
バーサーカー
2014-04-08 (火) 23:36:11
(コーヒーについてくるシロップが一番の目当てだったが『卑しいですよマスター』と端正な顔で言われてからはシロップだけ欲しいとは言えずにいた)
私の従者はモテモテなのかしら お茶に誘う方が後を絶たないわね たまには断ってもいいんじゃない?
(人間がそこらにいる街中だとしても従者に不利になるとは思っていなかった 人を傷つけるのは望んでいないが死んでしまうものはしょうがない それはそこまでの運命)
(それに何度も歩いて地理は把握しているだろうし、手当たり次第に物を投げつける従者にとって瓦礫の町並みは武器庫のようなものであると言えた)
(だから、降りかかる火の粉を全力で払っても構わない)あなたの好きにしていいわ
(従者への命令はすでにすんでいる 立ち塞がる壁は打ち砕け、と 動けぬ主人のすることはひとつ 懐に大人しく仕舞われることだ) --
魔本
?
2014-04-09 (水) 01:22:24
(キャスターとバーサーカーの間に距離はある。しかしそんな空間の壁は、超越者であるサーヴァントたちにとっては些細なことだった)
(バーサーカーが本気を出せば、自分などそれこそ虫のように捻り潰される。その覆らない事実は十二分に理解している)
(その上で盤上戦を仕掛ける。"仕込み"のされたデンジャー・ゲームを)
血気に逸るなよ。俺の話も聞いてくれ。例えばそう、この喫茶店全てが。
(カップに指を絡め、軽く持ち上げる)
(湯気の漂う濃い茶色のブルーマウンテンを啜ると、渋い顔をしてわざとらしく舌を見せた)
(しかしバーサーカーは、この優雅な雰囲気を漂わせて人物が如何なる手段を用いて挑んできたか知っている)
既に俺の人質だとか。
(カップを置く。ソーサーとカップ、二つの陶器がカチリ、と音を立てる)
(他の席に座っている客は、概ねバーサーカーが見知ったような常連客ばかり)
(その全ての人々が、懐から大型のナイフを取り出し、自らの喉元に添えていた)
(誰の顔も例外なく絶望に彩られている。声も出さず、ひたすら彼らは恐怖に支配され怯えていた)
分かってるよなァ〜。僕の指示一つでこいつら全員お陀仏だぜ。 --
偽のキャスター
2014-04-09 (水) 22:50:22
(この聖杯戦争という性質上、必ずしも正道で向かう敵ばかりでなく、むしろそういった類の奴ほど馬鹿を見るのが常)
(騙し、陥れ、たくらみ、罠にかけ、誑かし、企てる。基本戦術の一つ。人質を取るなどむしろ当たり前)
(いつかはこういう場面に陥る、バーサーカーは頭で理解していた)
ああ、そうですか。それは非常に残念です。彼らとは友達になったばかりだというのに。
(笑顔を保ったまま言う。そしてあろうことか、何も意に介していないかのように、ゆっくりと逆にキャスターへと歩いて近づく)
それで? そこからどうするんですか?
ここにいる全員ののどを掻っ切って、赤い雨を降らせて。それから?
首なしのまま、私たちを襲う。そういう悪趣味な戦いを?
(人質の怨嗟の声と絶望の視線がバーサーカーへと突き刺さる。だが彼は構わずキャスターとの距離縮めていく)
あなた、何か勘違いしていませんか? それとも私を馬鹿にしてらっしゃいます?
人質、とは交換すべきものがそれ同等かそれ以上の価値がある場合に成立する方法です
確かにここで彼らの頭が胴体から離れたとして、今後ここの美味しいコーヒーが味わえないとしましょう
非常に残念です。また一から探し当てないといけません。本当に悲しいですね。
ですが、そこまで。お分かりですか?
(完璧な笑顔のまま、唇の隙間からこぼれ出たのは純粋な殺意)
お前、こいつらが我がマスターよりも価値があると、本気で思っているのか?
--
バーサーカー
2014-04-09 (水) 23:43:41
(『笑うという行為は本来攻撃的なものであり 獣が牙をむく行為が原点である』)
(キャスターが敵サーヴァントがバーサーカーだと理解していれば、正しくその言葉を反芻したのだろう)
(たおやかな草食獣から一転、得物を喰らう肉食としての本質を露わにした威嚇の笑みに対して)
(それを望ましいものと感じているかのように、充足した柔和な表情で返事をした)
いいな。
そうでなくちゃ。
(無論、端から全てが企み通りに進むとは思わなかった)
(今回の主目的は、サーヴァントの性質、及び従えるマスターの方向性の再確認)
(カワイソーな市民を犠牲にする安易な手段が有効だと知れればそれでよし)
(どうやらバーサーカーの啖呵を顧みるに、おそらくそのマスターも)
(無関係な人間を平気で犠牲にできる、踏み躙ることのできる)
(聖杯戦争の場に相応しい漆黒の意思を持った"つがい"の二人であると知れただけでも収穫だった)
(これで多少は、動きやすくなる)
(握っていたカップが地に落ちる)
(割れた外枠から中身が地面に染み出した頃と、それを皮切りにカフェテラスで惨劇が起こり始めたのは、ほぼ同時刻だった)
(芸術的なほどに艶やかな赤い飛沫が次々と産声を上げる)
(引き起こした張本人は身を翻して、キャスターは瓦礫城の奥へ立ち去る)
(変わりにバーサーカーの逝く手を阻むように、二つの大柄な人影が物陰から躍り出た) --
偽のキャスター
2014-04-10 (木) 00:07:28
(バーサーカーは鋼の心を持つ。最優先事項はマスターであり、また聖杯の獲得だ。それを誤ることはない)
(だが今、赤い雨に頬を濡らし、バーサーカーが思うのは彼らの事も間違いなく大切なものであったということ)
(バーサーカーは忘れることはない、彼らと紡いだ言葉を。冗談を言い合い、ともに笑いあったことを)
(日々を精一杯生きる彼らと、日々を語り合い、確かに親愛を育んでいたことを) (そしてそれらをすべて自分の事情で巻き込み、たやすく踏みにじったことを)
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
(獣のごとく叫び疾走する)
(地面を蹴る轟音が後からついてくる)
(型を無視し振りかぶり思い切り鋼の拳で殴りつける!)
(一撃で原型をとどめぬほど砕き、拳は振りぬける!)
(すかさず振るわれるもう一つの拳!)
(止まぬ拳!)
(拳!)
(拳!)
(拳!)
(拳!拳!蹴!拳!拳!拳!拳!蹴!蹴!拳!拳!蹴!拳!蹴!拳!拳!拳!!!)
(鋼の竜巻がその2体の影のうち1体を瞬く間に細切れへと変えていった)
(すかさず、逃げるキャスターを追おうとするが、もう一体がその行く手を阻む)
どけえええええええええええええええええええええ!!!!
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 00:41:29
(砕かれる)
(刎ねられる)
(擂り潰される)
(折られる)
(裁断される)
(裂かれる)
(抉られる)
(打ち壊される)
(あらゆる破壊活動が齎す分解行為の果ては明白だった)
(拳と脚での制裁に一貫した結果、原型すら留めず、ゴーレムの一体が細切れと化す)
(後にはかろうじて腕部や脚部の端の欠片が残るのみ)
(そんな演武を目の当たりにしてなお、ゴーレムの巨体は退くことはない)
(退けるほどの知能を持っていなかった。ただ与えられた使命に従い動くのみの、ある意味で哀れな操り人形は)
(ゴーレムの体が淡い輝きを放った。高まる熱は瞬時に周囲の気温を上昇させる)
(物言わぬゴーレムの平らな顔が雄弁に語っていた)
(「オ マ エ モ ミ チ ヅ レ」だと) --
2014-04-10 (木) 22:44:17
(鋼の獣は1体をスクラップにしたあと、もう1体へととびかかっていた)
(瞬間悟る。奴は自分をまきこんで自爆する気だと。そしてすでに防御が致命的に間に合わぬということも)
(バーサーカーは嗤う。だが、それがどうしたというのだ)
(間に合わぬ? 否。断じて否。悠々間に合うではないか)
(攻撃が、怒りが。握りしめた拳は何の為にあるというのだ)
(バーサーカーは叫ぶ、赤子のように。変則的に、それでも全身をたわませ、拳ただ一点に憤怒を乗せて)
轟音。
(光、音、爆風がその場を包み込んだ。瓦礫はさらに細かな瓦礫となって吹き飛ぶ)
(老朽化が進みに進んだ廃墟が、連鎖的に崩壊していく。わずかに残っていた人の営みを掻き消しながら)
(その光景を一言で表すなら『災害』――それも徹頭徹尾悪魔的な)
(災害が去り、その渦中であった場所には大きなクレーターと、一つの影)
(焦げた血液が、人影の頬を一筋、汚している)
(それはあたかも涙が流れているかのように)
--
バーサーカー
2014-04-10 (木) 23:22:23
瓦礫城・大通り沿いのオープンカフェ
--
2014-04-01 (火) 21:39:04
や、久しぶりだねぇ
(そこを通りかかる君をまるで待ち伏せていたかのように、通り沿いのカフェでサンドイッチを楽しんでいる老人が1人)
元気にしていたかな? --
眉雪のキャスター
2014-04-01 (火) 21:40:26
どうしましょうマスター。とても嫌な奴がいました。(と、もちろんそのキャスターにも聞こえるように言う)
(今日の朝、カーテンを開くと快晴で瓦礫街らしからぬ爽やかな風が頬を撫で、いい気分のままスクランブルエッグを作ろうと卵を割ったら黄身が二つ入っていた)
(食後のお茶も茶柱が立っていたし、いつもはしつこい寝癖もブラシを数度通すだけで落ち着いて、マスターもこれぐらい素直だったらな、なんて思ったりもした)
(鼻歌を歌いながら布団や真っ白に洗濯したシーツを干して、日が傾くまでに買い物でも、と外出し、いつもの店で物色していると掘り出し物の本が安く売っていて思わず衝動買い)
(思い切ったがいい買い物をしたと、時折表紙をみてほくそ笑んで、通行人に変な目で見られたのを愛想笑いで切り抜けて)
(さて、帰ったら干したての太陽の匂いのする布団に一足先にねっころがって、本を読みながら、気が向くまま少しお昼寝、なんて算段を立てて)
(いい気分のおすそ分けに、マスターにもワッフルを買ってあげようかな、と寄り道をしたら……これだ。)
……いますこぶる私は機嫌が悪いです。
くだらない用事だったら、貴方のクラスをすぐにでもデュラハンにしてさしあげますからね?
(にっこりと笑って、キャスターの背面の椅子に、こちらも背を向けるようにして腰かけた)
--
バーサーカー
2014-04-01 (火) 22:17:11
おやおや、嫌な奴とはご挨拶じゃあないか
こんなにも私は君達を好いているというのに
それが証拠に、今日はお茶飲みに誘っただけなんだがねぇ
(お互いに背を向けたまま、会話を続ける。老人はニヤニヤと笑いながら、背後を一瞥することもなく紅茶を飲む)
それよりも、先日、随分と派手に交戦したそうじゃないか
見たところ元気そうには見えるが、実際は厳しい戦いだったんじゃないのかい? --
眉雪のキャスター
2014-04-01 (火) 22:24:24
お茶、いいですねぇ。ここの紅茶は香りも良くて、舌と鼻が幸せな気分になりますよ
もっとも、貴方がいなければ心も軽くなるとは思うんですけれど。(近くにいた店員を呼び、ケーキと紅茶、そしてお持ち帰り用のワッフルを頼んだ)
(あれだけ派手にやったんだから、隠せるとはゆめゆめ思っていなかったが……どうにも話が早すぎる)
(ここはひとつしらんぷりを決め込んでみようか。この老人に毎度正直に対応する必要もない)
(バーサーカーは顎に人差し指を当てて、1〜2度瞬きをした)
先日? いいえ? 誰か人違いじゃあありませんか? 私はおかげさまで元気ですよ?
--
バーサーカー
2014-04-01 (火) 22:43:13
(そう、言われれば、老人はやはり背を向けたままクスリと微笑み)
まぁ『そういう事』でも私は構わないがね
だが、仮に私が件の『黒衣のサーヴァント』の情報を握っているといえば……『そういう事』にはならないで済むかな?
(背後に投げかけるように呟いて、レタスサンドをしゃくしゃくと食べる) --
眉雪のキャスター
2014-04-01 (火) 22:51:17
(運ばれてきた紅茶のカップに口をつけた。キャスターの問いに、たっぷり一呼吸おいて)
……はぁ、おいし。
(ケーキを一かけら口に放り込んで、マスターにもおすそ分けしてから)
なるほど? 他サーヴァントの情報は確かに興味深いですねぇ……。
(キャスターの口ぶりからして、どうやらあの黒衣のサーヴァントは生きているようだ。ならば自分に対して脅威となる可能性はある)
(『おしゃべり』なタイプだとはいえ、いやむしろ、その性質からすると、変に意固地になるとはぐらかされて終わるだろう)
(バーサーカーは潜考する。それならそうと全く関わらないのも一つだが……どうせある程度はばれている)
(ならば、少しでも情報を引き出すのも一つの手か。ただ、この手のタイプは虚実を混ぜてくる故、取捨選択が必要になってくるだろうが)
(はあ、とため息を吐いた。日が落ちる前に話が終わればいいが。布団やシーツが冷たくなってしまう)
それで? 仮に『そういう事』でないとしたら、貴方は弱った私をどうしたいんですか?
(実際に弱っているかどうかではなく、匂わせることで相手の出方を見ることにした)
--
バーサーカー
2014-04-01 (火) 23:32:49
仮に『そういう事』になっているのなら……私は君の助けになりたい
私は君達が好きだからね
(追加でこちらもワッフルと紅茶のおかわりを注文し、空いた皿をテーブルの隅にどける)
といっても、出来る事は情報を君に提供することだけだがね
私は弱いからね
ようするに、手を組もうといいたいだけさ
最初にいった通りにね
まぁ、がっちりしっかり同盟組もうという話じゃあないよ
今よりも友好的になろうというだけの提案さ
その方がお互いの利益になる --
眉雪のキャスター
2014-04-01 (火) 23:43:49
そうですかー。(気のない風に、君たちが好きうんぬんはいつものように流しながら)
確かに、皆が少しずつ友好的になれば世界は平和になるだろうし、この『戦争』だって起こりはしませんねぇ
(こちらの提案したマスター同行の条件、忘れているのか、それともあえてそうしているのか)
手を組む、ということはつまりこちらも何か提供する必要があるということでしょう?
私は貴方の情報に対して差し上げるものというものがとんと心当たりがないんですけれど。
(バーサーカーは再度紅茶で口を湿らせた)
--
バーサーカー
2014-04-01 (火) 23:59:38
いや、それでも戦争は起きるし人は殺し合うさ
別に人は恋人同士でも殺し合うし平和なんて人が溢れて物資が減ればいとも容易く崩れ去る
そうなったら『理由を探してでも』……人は戦争をするよ
歴史が証明している、残念ながらね
(運ばれてきたワッフルをむしゃむしゃと食べながら、それこそ何でもないように言う)
別に今対価をくれなくたっていいさ
後払いだって私はいいのだよ
……私が得をしないように見えるのが訝しいと感じるのなら、一応いっておくが……これは戦争だ
君に情報を与える事そのものが既に打算でしかない
深く考えるのは結構だが、君はそういうクラスでは恐らくないだろう。素直に貰えるものは貰ったほうがいいと私はおもうがね
それでも納得がいかない、考えてから返答したいというのなら……『利用』される利点も考えるべきだと、私は助言するね --
眉雪のキャスター
2014-04-02 (水) 00:25:55
失礼ですねぇ。私はこれでも計算高いんですよ。そう、おそらくはどのサーヴァントよりも間違いなく。
私の場合は特殊ですから、そのクラスでなければこうしてあなたと話すらできなかったかもしれません。
それにどちらかというと、私の思考はあなたに近い。『利用されることを利用』することも時には必要だとも重々理解しています
(バーサーカーは席をたって、彼の両肩に手を置いた。そして座っている彼の上から覗き込むようにして、顔を近づけ、至近距離で囁く)
最終的に聖杯をつかむことが出来ればそれでいい
実にシンプルで、そのためには利用しようが利用されようがどちらでもいい。あなたも、私も。
ですから、聖杯をつかむ確率が高いと判断するに限り私は、前にも言った通り、協力することもやぶさかではありません。
貴方が有用な情報を流す。もしくは場を作る。そして私が戦う、そういう場面もあり得ます。
ただ、もう少し低姿勢にしていただかないと、私の愛するマスターが反発しかねません。つまりは……
Leck mich im Arsch
(と、バーサーカーはキャスターのワッフルを一つ取って齧り、そこから離れ、椅子に座りなおした)
--
バーサーカー
2014-04-02 (水) 22:05:19
(眼前、逆側から覗きこんでくる美貌……そこについたまるで創り物のような冷えた瞳)
(覗き困れて尚、老人は目を細め、まるで味わうように視線を絡めた後……くすりと笑みを漏らし、少し冷めた紅茶を飲む)
肝に銘じておこう
ならば、私は君達の従僕であり、先駆けだ
媚びろというならその可愛いお尻も靴先も喜んで舐めよう
それでいいかな?
飲める要求なら、できる限り飲むよ
私も君も……求めるところも成すべき所も同じだろうからね --
眉雪のキャスター
2014-04-02 (水) 22:39:20
あはははははっ!!
降参、降参です。貴方本当に勝つためには何でもいいんですね……そういうところシンプルで嫌いじゃないです。
分かりました、協力しましょう。無論、なんでも、とはいかないでしょうけれど
(と、右手を差し出して、握手を。そうしてにっこりと笑った)
さて、私はそろそろお暇します。日が傾いてきたからお布団入れないといけないですし。
あ、ひとまず、ここのお会計持っていただけます? ちょっと掘り出し物の本を買ったばかりで懐が寒いんですよ。
ごちそうさまでーす。(今度は上目づかいに、悪戯っぽい笑みを浮かべて伝票を差し出した)
--
バーサーカー
2014-04-02 (水) 22:55:40
手段を選べる程、私は強くないからね
(そういって右手を握り返してにっこりと微笑む)
ははは、それはお互い様だ
だから……それは別に構わないのだよ
お互いに協力できるときにだけ、協力すればいい
例えば、今のようにね
(そういって伝票をうけとり、会計に向かってこちらも踵をかえす)
ひとまず、お茶のおごりくらいはいつでも請け負えるつもりだ
カフェでみかけたら、気軽に尋ねてくれたまえ
それでは、また --
眉雪のキャスター
2014-04-02 (水) 23:21:05
(聳え立つ異様な外観――瓦礫城と呼ばれる奇妙な街に、男はいた。)
(聖杯戦争の舞台はどうにも酒場の街だけでは収まらないらしい。この混沌とした、瓦礫を積み上げて作り上げたような魔城にも、サーヴァントとマスターは潜んでいるという。)
(こんな場所ではマスターも到底連れては来れない。マスターと距離は離れるため、力は多少落ちてしまうが、この男は気にした様子はない。目的は一つ。マスターの為に従者の如く動くのみである。)
(瓦礫街の路地の一つ。人があまり住んでいないようなエリアの中で、男はそれと出会った。)
(遥かオリエントの、東洋の給仕服に身を包んだ女である。見た所、女にしか見えない。この瓦礫城自体、東洋の趣が強いが、それとも少し違うようである。)
(男はあまりに禍々しい気配と、重圧、暗い瞳をその給仕服の女に向けた。感じ取れる魔力と気配、明らかに普通のものとは違う。おそらく、サーヴァントだ。)
(いや、確信めいたものがあった。老キャスターとの取引で手に入れた情報にあった、魔本と割烹着姿のペアであると思われた。割烹着姿のサーヴァントが他にもいるなら別ではあるが……確信めいたものは、やはりあった。)
(だが、それでもなお、どこか奇妙な印象を受けた。他の、サーヴァントとは違う気配。男は、それを脅威と判断した。)
サーヴァント、だな?
(黒衣に身を包んだ男は、絶望と悲しみに満ちた声で、女に向けて言った。)
(剣の柄に手をかけて、いつでも抜けるように用意をして。) --
黒衣のバーサーカー
2014-03-26 (水) 23:56:15
「私達は目立つんでしょうかね?」
喋る本は無自覚に言い放つ。
「向こうから来てくれるのは動くのが億劫な私にはとて都合よくてありがたい話ですが……」
手となり足となり立ち塞がる壁を打ち破る剣となる契約をした従者に、今は契約以上の信頼を置いている。
「あなたが壊れると再生に魔力を消費するの。疲れさせないでね?」
過剰な信頼が役目の難易度をあげさせる。これまでの敵対者はまだ様子見といった雰囲気だがすべてを払い除けている。
「抜き身でこないだけここ数日の訪問者よりずっと友好的ね。傅く気はなさそうだけど」
友好的などというのはもちろん皮肉である。それぞれの願いのため簡単に矛を収めるものなどいないだろう。 --
魔本
?
2014-03-27 (木) 12:11:27
(今までの敵とは違う気配。柄に手をかける、その仕草のみで相当な練度であることを容易にこちら伝えた)
(サーヴァントであること、確かに隠そうとも同族であれば漂う匂いでわかるものだが、相手は隠そうともしていない)
(それは絶対的自信の表れともとれ……慢心、と一笑に付すには危険すぎた)
マスター。あなたあれだけ食べているんですから、少しぐらい疲れたほうが体にいいかもしれませんよ?
それと……今日は夕飯を奮発しますから、ちょっとばかり頑張ってください。
(軽口を叩くが、内容はいつもとはちがう、マスターの魔力を頼る可能性の示唆。警戒の表れである)
(いつものように『本』の入った鞄を固定して、流れるように構える。こちらは徒手空拳。ただし、全身鈍器のようなものであるが)
(バーサーカーは微かに口元を綻ばせた。余裕、なのではない。内なる攻撃性が表情となって漏れ出ただけの事)
(魔術を使って絡め取るようなスタイルではなさそうだ。で、あれば、それはこちらとて得手とするところであった)
(後の先を取る型そのまま、サーヴァントを見やり、いつでもおいでなさい、とばかりに手を招いた)
--
バーサーカー
2014-03-29 (土) 23:26:46
……成程。
(手招きする割烹着のサーヴァント。その表情には笑みが浮かべられている。)
(この自分を相手として、笑みを浮かべた者はまずいなかった。)
(だが、目の前のサーヴァントは、どこか攻撃的な、そんな笑みを浮かべていた。)
(多大な自信があるのか、それとも。)
(狂って、いるのか。)
そちらがやる気ならば、話は早い。
(黒衣の男が剣を抜く。禍々しい闇と、神々しい光が剣より噴き出した。)
ならば、問答は無用ということだ。俺はお前を……俺の前に立ちふさがるもの全てを。
悪として、斬るのみだ。
(狂気を宿した瞳で割烹着のサーヴァントを見て、言った。)
――行くぞ!
(そう叫ぶや否や、黒衣の男は駆け出した。凄まじい速さである。一陣の風の如くになり、真正面より奇怪な剣で割烹着のサーヴァントに斬りかかる!) --
黒衣のバーサーカー
2014-03-30 (日) 00:14:02
――速い!
(そんな風に言葉でなく感覚で実感できたのは、すでに3度斬りむすばれてから)
(この受けに特化した構えでなければ、対応は難しかっただろう。受け流し、躱し、翻す。長い髪の一部が切り裂かれが空中を舞った)
(割烹着のバーサーカー――以下甲と呼ぶ。――は一旦距離を取ると見せかけ、バックステップ後あえて前に出た)
(此方の間合いが短いからといって離れていてはらちが明かぬ上、相手の思うつぼだ)
(それに斬撃には最適のタイミング、間合いというものがある。黒衣のバーサーカー――以下乙と呼ぶ――が振り下ろす勢いが出る前に剣を横殴りにした)
(ガイン!と生身の人間には出せぬ音が響く。剛力を誇る甲の拳は、通常であれば剣を粉砕してしかるべきの衝撃を叩きだした。だがそれは壊れない)
(目論見は成功せず、心の中で舌打ちをする。ただ、ここで終わるわけはなく、甲は乙の懐に入り込むようにして、左拳、右拳、左拳、左蹴りと続けざま放つ)
(剣と違って小回りが利く分、コンビネーションの回転は速い。これがこちらの有利な部分。乙は剣の1本、甲は両手両足4本あるのだ)
--
バーサーカー
2014-03-30 (日) 00:53:40
(Dの剣で乙は甲に斬りかかる。それは受け流し、躱されていく。)
(三度それが続く。だが乙はそれも構わずに斬撃を続ける。連撃である。)
(無論相手は下がるはずだと考える。そこを己の俊足で一気に詰め寄り、切り裂く。その算段であった。)
何だと!
(しかし、甲はそうはしなかった。いったん距離を取る振りをして、こちらへと踏み込んできたのだ。)
(距離は詰まり、端正な甲の顔が迫る。斬撃の間合いを突かれたのだ。)
(乙の強烈な一撃が出る前に、甲はDの剣を横殴りに殴った! 金属音が高く響く。)
……鉄か!
(その音はおよそ人の拳が出せるものではない。鉄の籠手でもしているのか、もしくは手そのものが鉄であるのか。)
(この剛力に強靱さ。最初に出会ったときの違和感はこれであったのか。人ならざる物の気配!)
(勇者の剣として魔王を倒し、そして魔王の剣として世界を壊したDの剣は砕けない。真なる力を発揮してはいないといえ、宝具である。)
(その剛力に打たれ、剣ごと乙の体は揺れる。)
クッ……なるほど。徒手空拳がお前の神髄か!
(懐に入られ、続けざまに四肢を使って連撃を放たれる。)
(最初の二発はは躱したものの、残りの二つを喰らい、体は揺らぐ。こちらが振りかぶる間に、いくつもの拳、脚が飛んでくるのだ。)
(乙はそこで対抗し踏み込むことはせず、体を大きく屈ませ、一気に後ろへ飛んだ。)
(そして飛びながら地面に己が剣を突き刺し、それを足掛かりにして、瓦礫城の宙へと舞った。)
(人気のない廃墟のようなビルの側面を駆け、砕きながら甲へと迫る。斜め上空から飛びかかる。)
(その手には、何も持ってはいない。) --
黒衣のバーサーカー
2014-03-30 (日) 01:27:11
破ァッッ!!!!
(手数を押して、2度ほど打撃を加えられたが、明らかに浅い。ダメージを与えられたとは甲は判断しなかった)
(それでも、と息をも吐かせず嵐のように拳、蹴りを見舞う。そして体勢が崩れたか、とおもうタイミングで蹴りを放った)
(が、それは罠。フェイクを織り交ぜ、その蹴りを乙は紙一重で躱す。瞬間、斬撃を振うには短いが、少し大きめの隙が生まれる。乙はその隙を見逃さず、距離を取った)
(曲芸のように、というには荒々しく壁を破壊しながら頭上へと飛ぶ乙を甲は見る)
姿に似合わず、器用なものですね!!
(甲は吠えた。そしてすかさず、むんずと瓦礫の一つを取って乙へと投げる。が、予測よりも早く壁を登る乙が、ぎりぎりでよけるのを視界に収めた)
――ここは瓦礫の街、利用できるものは何でも利用しましょうか――
(そう判断した甲は近くの柱をおもむろに抱きしめると……)
ガゴォッ!!!!!
アアアアアアアアアアアァァァァアァアァァアァッッ!!!!
(空の手で襲い来る乙に対し、甲はやすやすとその巨大な柱を振り上げる!!!!)
--
バーサーカー
2014-03-30 (日) 21:46:06
来い……!
(乙がそう命じると、地面に突き刺したはずの剣がひとりでに動き、乙の手の中へと戻る。)
(仄かに剣が光と闇を帯び、万象切り裂く刃と化す。これならば鉄も問題なく切り裂ける。)
(はずであったが。)
――何!?
(音を立てて、甲の近くにあった柱がもぎ取られた。甲がその力で柱をもぎ取ったのだ。)
(これで確信が持てた。おそらくこの怪力、およそ人間ではない。サーヴァントと化して怪力を得た可能性もあるが、この奇妙な感覚といい、人なるものの力ではない!)
く、ぅ、おおおおおっ!!
(自らが柱で殴打される直前、手に持っていた剣を真横に投げる。それはブーメランのように弧を描いて、甲へと向かって行く。)
(柱は乙を直撃し、乙は地面にたたきつけられ、さらに壁へと激突する。)
……なるほど、単純な力ゆえに脅威となるか。
(崩落した瓦礫の山のなかから姿を現す。)
(そして、虚空より剣をもう一本取り出し、甲へと向ける。)
それにそうなれば、この場所全てのものが武器となりうる。この場所はお前にとっての最良の場所か。
(取り出した剣を顔のあたりに構え、切っ先を甲に向ける。)
ならば、それら事吹き飛ばすまでだ。 --
バーサーカー
2014-03-30 (日) 22:07:24
(柱が乙を吹き飛ばす前に、彼の手に剣が戻るのを見た。なるほど、だから先ほどはああやすやすと手放したのか、と納得しかけたところに)
(――!! 柱の影から剣が飛来する! 甲は尋常ではない反応でよけようとするが……避けきれない!!)
ザグゥ!!
(ただの剣であれば、やすやすと跳ね返す甲の体も、魔力や他の力を帯びているソレに対抗するには不十分で)
(左腕に無骨なオブジェが生える。ギリ、と奥歯をかみしめ、それを右手で引き抜くと、手からこぼれるように虚空に消えた)
(切り口からは血を模した赤い液体が流れ、その様は本当に人間であるよう。それだけで怨念めいたこだわりで甲の体は作られたものだと知れるだろう)
(右手で切り口を抑えながら左手の様子を見る。多少は動く。そして時間があればマスターが魔力で修復はしてもらえるだろう)
(だが、現時点でいえば、戦力の低下としてかなり手痛い。この左腕では十分な打撃を生み出すことはできないだろう)
……吹き飛ばす、とは穏やかではないですねぇ。ですが、私もそうやすやすとやられるものではありません。
(相手がなにやら構えを取っている。おそらくは重い一撃、単純にこちらを葬り去ることを目的とした一撃必殺の)
(ならば、こちらとて、対抗するほかない)
(左腕がいささか不安だが、何、十分に動く右腕がある。回転する部位が1つ減った程度だ)
(甲は構える。一撃必殺の型を)
(場に、静寂が訪れた)
--
バーサーカー
2014-03-30 (日) 22:42:05
(Dの剣は甲の左腕に突き刺さった。そこからは赤い血が滴る。まるで人間の血のように。)
(よほど精巧に、こだわり抜かれて作られた身体であるようだ。怨念すら感じられるほどのものだ。)
ならば向かってくるがいい。何を武器にしようと、何で向かって来ようと。
我が正義の力の前には何もかもが無力だ。悪は滅び、道は開ける。
さあ、我が力を受けろ。
(訪れる静寂。わずかな時。そして、それが破られた。
我が剣は剣ならず
(
我が剣は砲なり
)
我が剣は切り裂かず、我が剣は全てを吹き飛ばすものなり
(
我が剣は吹き飛ばし、遍く邪悪に破壊と救済をもたらすものなり
)
(剣に光と闇が集まっていく。光と闇が刀身の周囲をぐるぐるとまわり始める。)
受けろ――美麗なる人の造りしものよ
――
デクス・カノン
(
無量光/無量闇を放ち万象を彼方へと追いやる剣砲
)
!!!
(剣先から一筋の、とても細い光が放たれ――それが一気に膨張し、爆発的なエネルギーの塊と化す。)
(この剣は今や砲台であり、バーサーカーの脚を反動で地面に埋めながら、甲目がけて光と闇の、破砕性を持つ力が迫る!)
(それは路地裏を埋め尽くすほどの太さを持つ力。だが、人一人が掻い潜れるほどの隙間は残されている。) --
バーサーカー
2014-03-30 (日) 23:23:28
正義なんてものはもっともくだらない概念だと、小さいころに習わなかったんですか?
そして私は悪などという、そんなまどろっこしい存在ではありません。
(乙から光が、闇が放たれた)
(必殺の一撃、これではまだ足りぬ。不完全のままでは足りぬ。それを埋める何かが無いとあの圧倒的な力に飲まれてしまう)
(甲は飛び込んだ。本流のなかでわずかある隙間に。それも一瞬後、力に埋め尽くされるであろうその場所に。少しの時間を求めて)
(バーサーカーは叫んだ)
マスター! 許可を!! ただ一つの許可を!! 私が狂うことの許可を!!!
今あなたがするべきことはたった一つ!!!
(言は徐々に激しく、その言葉はサーヴァントがマスターへと命令するか如く!)
ただ一つの『暴』であることを許せ!!!!!
(『本』が共鳴した)
(サーヴァントが躍動する)
そして
とうとう
赤子が泣く
宝具
『赫拉克勒斯』
(
クライベイビー
)
--
バーサーカー
2014-03-30 (日) 23:48:09
「あの剣すごいわね。1本欲しいんだけど投げてきたやつは消えちゃうし、どうなってるのかしら?」
街の武器屋がいい品なら引き取ってくれるという話を思い出し、鞄の中でもごもごと呻くが従者にその声は届かない。
従者の拳を受けても折れぬ神々しき護りの力、そして鉄をも裂き意のままに破壊を撒き散らす禍々しき滅びの力。
対照的なふたつの力を併せ持ったその剣がとても魅力的なものに思えた。
「でも、私の従者を傷つけるなんて……」
もしもこの身が自由に動くのなら、命運を預けた従者と共に戦えたらどんなにいいか……
力を溜め対峙したふたり。衝撃に備え本を硬く閉じる。
世界を光が覆うその刹那――従者の呼び声に抑えきれぬ興奮が爆発し体が打震えた。 --
魔本
?
2014-03-31 (月) 00:04:48
――いいや、俺は正義であり、俺の前に立ちふさがるもの全てが悪だ。
故にお前もまた、滅びる。消える。それが、勇者の前に立った悪の運命だ!
(有無を言わさない言葉で返す。あまりに揺れない狂った意志)
(慄然たる一撃が甲を襲う。あらゆるものを消し去る力。運命に絶望しても戦い続け、神を殺すと誓った勇者の一撃。)
(それは、機械の身なる
未來のイヴ
(
バーサーカー
)
を消し飛ばしたかに思えた――)
(否、断じて否であった。それは砕かれてなどいなかった。)
(体をずらし、隙間へと入り、絶対破壊の中へと飛入る。)
(あと一瞬でその体の全ては砕かれる、そう、その刹那――)
――貴様、まさか……
バーサーカーか!?
(狂うこと、それを主に求める。狂いの許可を。)
(『本』が共鳴する。恐るべき「暴」の力が溢れ出すのを感じる。)
(ただ一つの『暴』となったそれは、まさしく。)
(善も悪も関係ない。それは、ただ、ただ。)
(――破壊する力なのだから。)
オ、オオ、オオオオオオオ―――!!
(絶対破壊、絶対正義の光と、
未來のイヴ
(
バーサーカー
)
の拳から放たれたただ一つの『暴』なる力が激突する。)
(瓦礫城の廃墟のビルが砕かれ、崩落していく。眩い閃光が周囲を白光に染めて――)
(光の中でバーサーカーは、黒衣のバーサーカーは思った。自分は、寝ている赤子を、恐るべき赤子を。)
(目覚めさせたのか、と――)
―――――――――――
(全てが終わった後、甲の前には何もなかった。黒衣のバーサーカーは消えている。)
(消滅したのだろうか? だがそこには痕跡も何一つ残ってはいない。)
(おそらくは『暴』を受けて退散したのだろう。かなりのダメージが乙には与えられたはずだ。)
(二人のバーサーカーの初戦は、このような顛末となった。) --
バーサーカー
2014-03-31 (月) 00:25:29
郊外 夕暮れ時の公園
--
2014-03-25 (火) 22:22:19
どーもー、こーんにーちは! ……あれ?この時間だとこんばんはかナ?
んー ま、どうでもいいか? そうネ、どうでもいいネ?
(人気もまばらな公園、笑顔で話しかけて来たのは異国装束に身を包んだ女性。年の頃は二十歳と言ったところか)
(表情を見る限りでは友好的だが、隠す気もなさそうな殺気と、サーヴァント特有の気配からして…友好的な用件ではないだろう) --
マグピー
2014-03-25 (火) 22:23:43
どうもー。初めまして、でいいんでしょうか?
(同類の匂いを隠すことなく漂わせながら、敵意をこめて挨拶されたが、バーサーカーはお辞儀を返す)
どうでもいい、とは言いますけれど挨拶は何事も基本ですよ?
円滑な人間関係とは挨拶から始まるといっても過言じゃあありません。(と、地面に無数にあるうちの一つ、こぶし大の石を取って)
こんなふうに、ね!!
(先手必勝。殺意を隠そうともしない相手に遠慮が必要だろうか。バーサーカーはその石を思いっきりぶんなげた!)
(その細腕からは想像もできない速度で、眼前へのサーヴァントへ石が襲いかかる!)
--
バーサーカー
2014-03-25 (火) 22:50:37
初めましてです!やー、話の通じる人でワタシ嬉しいよ
そうネー 出来れば円滑な人間関係と相互のコミニケーシヨンとか取れたらよかたけど(やれやれと言った具合で首を振り)
ワタシ達の立場を考えてしまうとやぱり余り意味のない事になるネ…? 残念無念!
(言葉と同時、その腕が宙を掻く)
(腕の軌跡の先、何かぐにゃりと「歪み」が広がり バーサーカーの投じた石と接触)
ガオン!
(「歪み」と投石が轟音を上げて相殺された)あはー!?凄い凄い! コレ、大砲でも普通相殺できないヨ!?
(何が楽しいのか、歓声を上げて喜ぶサーヴァント)凄いパワーだけど…それだけならワタシの敵ではないネ?この死合い、もらた?
(相殺したと同時、高く高くジャンプ。バーサーカーの頭上高くから飛び込んで来る) --
マグピー
2014-03-25 (火) 23:13:38
(その石が激突するかと思われた刹那、何の抵抗もなくその腕に呑まれたのをバーサーカーは見た)
(小手調べとばかりに投げた石は正解だった。虚空へと消えたソレは明らかに質量保存を無視した挙動で)
(隠す、消す、削る。何かしらの能力を持っている。もしかするとその性質によっては一撃で致命傷を負いかねない)
(まずはどの程度、どのようなことが出来るのか、その見極めが重要か)
ああもう、手品師か何かですかっ……!
(バーサーカーは頭上から襲い来るサーヴァントから逃れるように強く地面を蹴って後転する。再度鳴る轟音。削り取られた地面がそこにあるのを見る)
(あるはずのないキモを少し冷やしながら今度は道端に落ちていた――備えてあったともいう――ゴミのたっぷり入ったポリバケツを中身をぶちまける様にサーヴァントへ投げつけた)
(石ほどの殺傷力はないが、今度は視界を奪うための広範囲での攻撃)
--
バーサーカー
2014-03-25 (火) 23:48:55
種も仕掛けも…さて、どうでしよネ?
(にやりと笑い、再びの跳躍をするサーヴァント。その程度では到底避けようもない、広範囲の散弾だが――)
ガ ガ ガ ガ ガッ ガォン!
(幾度も響く轟音。そして――「瞬間移動」とでも言うのか。音と同じ回数だけ、サーヴァントの姿が幾度も消える。重力や慣性をも無視した全く異様な動き)
(空中のサーヴァントの指先が複雑な軌跡を描く。その度に響く轟音、そして繰り返される移動)
少し広くなた程度で私を捉えられる思たか?愚かネ
(やがて投じたゴミの軌道全てを掻い潜ったサーヴァントは、その手を大きく振りかざし正面から振り下ろ――)
(しつつ、更に消える)
――もらた!
(瞬時に背後へと移動。バーサーカーの背後から必殺の拳を繰り出す) --
マグピー
2014-03-26 (水) 00:10:05
(鳴り響く音はその都度、ゴミを消し、姿を消し、人間の目には捕らえられぬ速度で移動と消去を繰り返す)
(健脚を誇り、しっかりと間を取っていたはずのバーサーカーをあざ笑うかのように、そのサーヴァントは瞬く間に距離を詰めてきた)
(十分な間合いを詰め、バーサーカーを削り取ろうと振りかぶるその腕は、虚を突く一点に特化した動作であった)
(目の前から消え、背後をとり、完全に勝利を確信したその攻撃は標的の背中を――)
ガキン!!!
(――削り取らなかった)
(何故、と状況を認識する前に、サーヴァントの視界に入ってきたのは己の肘から上をひしゃぐバーサーカーの肘)
(空間を削り取れぬその部位が、冗談のように折れ曲がっている)
……おあいにく様ですが、貴方のその攻撃、実に『規則的』です
『削れる部位』『削れる範囲』『削るための行動』あまり見せない方がよかったですね。
(
機械の
(
にんげんじゃない
)
目が、思考が、演算能力がその一見不規則である行動を捕らえ、分解し、最適解を導き出す)
ボキボキボキ!!!
(そしてそのまま腕を取り、増えた間接を巻き込みながら、バーサーカーはそのサーヴァントを地面へと叩きつけた)
(鈍く、大きな音が響いた。そこに一切の慈悲は無かった)
--
バーサーカー
2014-03-26 (水) 01:13:43
……え?
(呆然とする。自分の技『空間削除』)
(慣性や予備動作は人の脳に予測として働きかける。でも、自分の技はそれらの軌道を用意に裏切らせる事ができる)
(あえて大仰な飛び込みや振りかざしを見せ、そこからの撹乱、そして反応不可能な位置からの奇襲。自分はこれで多くのターゲットを葬り去ってきた。筈なのに)
(だが、こいつは。これは。こんな……)こんなの…
(『人の身ではありえないネ――』その言葉が紡がれる事は永遠になく)
(轟音の響いた公園には、巨大なクレーターと、衝撃でバラバラに飛び散った何かしか残らなかった――) --
マグピー
2014-03-26 (水) 01:28:37
街の裏路地
--
2014-03-24 (月) 23:13:43
さあどうするサーヴァント! この窮地を脱するなど、造作もないことだろう!?(人の気配に満ち溢れた路地に、若者の哄笑が響く―)
(遡ること数十分前)
(発端は給仕服の女を見掛けたことだった)
(広い街だ、そんな服の女が一人二人いてもおかしくはない。そうおかしくはない)
(通常と異なる点は、女の纏う強大すぎる魔力だった。人間ではりえない膨大な容量が、吹けば飛びそうな小さな肢体に詰め込まれている)
(サーヴァントだと断定すると、それからの行動は早かった)
(「場所を変えようか」サーヴァントに近づき、わざとそう言ってみせ、路地の奥まで連れ出して)
(こちらの「戦力」を明かした。壁の裏側に、物影に、ゴミ箱の中に潜ませていた、魔術で洗脳した一般市民を、わざと披露して見せたのだ) --
偽のキャスター
2014-03-24 (月) 23:26:09
(1、2、3...。わらわらと現れる人影をバーサーカーは数え、途中であきらめた。意味がない。どうせ途中から増えるに違いない)
(人間を操るところを見るとどうやら敵のサーヴァントは膨大な魔力・術を能力としたサーヴァント。マスターが天才である場合も可能性がないでもないが…)
(たすき掛けにした大きめの鞄には『本』が入っている。そっと指先で触れると、反応は鈍くどうやら主は睡眠中のよう)
(『激しい運動』で外れてしまわないよう鞄をベルトで胸の前で固定する。これでよし、とバーサーカーは呟き、彼らに向きなおしてお辞儀をした)
わざわざ大勢でのお出迎えありがとうございます。
ですが、今日は少し私用がありまして……あまり長くはお付き合いできません。
出来れば穏便に、手短に要件を済ませていただけると助かるのですが。
(とはいっても、本人も本気ではないのだろう。軽くステップを踏んで、足場を、自分の調子を見る。問題はない)
--
バーサーカー
2014-03-24 (月) 23:48:14
(壮年の男。年取った老女。手を繋いだカップルらしき男女)
(性別も年齢もバラバラで統一性のない面子には、二つの共通点があった)
(頭部に歯車らしき形状の異物が埋め込まれている。文字通りに『埋め込まれている』)
(通常頭に歯車など刺されてしまえば人間は死ぬ。彼らを狂わせた原因が歯車にあることは、サーヴァントにも明白だろうことだった)
(もう一点。手に思い思いの凶器を握っていた。スパナ、ノコギリ、バールのようなもの……)
(臨戦態勢、という風なサーヴァントに、乾いた笑みを見せる)
決まってるだろ? こいつら全てが参加者で、パートナーさ。
(中指を勢い良く上方に立てる。それだけでも意思表示には十分だった)
踊ってくれよ、死のダンスを!
(合図を皮切りに、四方八方から武器を構えた市民が襲いかかる!) --
偽のキャスター
2014-03-25 (火) 00:00:35
あまりに多いとこちらの手が足りません。ダンスのお誘いは一人ずつが礼儀というものですよ!
(思い思いの武器をもってこちらに殴りかかってくる彼らを前に、表情を崩さぬまま、構えをとるバーサーカー)
(右手が円を描き、カップルの女のスパナを捌きつつ袖を取る。その力の流れのまま背後から襲いかかろうとする人間へと放り投げた)
(と、途切れぬまま後ろ回し蹴りをもう片割れの男へ放ち、壁へと吹き飛ばす。瞬きひとつの間の出来事。だが、相手の数は多く攻撃はやまない)
(距離をとり、あるいは詰め、相手のリズムを崩し一斉に攻撃できないよう、自分のリズムを形成していく)
(バーサーカーは演武のごとく激しく、時折円舞のように軽やかに迫りくる敵をいなしていった)
(生きた人間であれば、本気を出すわけにもいかない。ある程度は加減しておかないと)
……いっそマスターの「お食事」にしてしまえば楽なんですけれどね……。
(などと本気かどうかもわからないつぶやきを漏らす)
(キャスターを除く最後の一人を吹き飛ばし、ほう、と息を吐いた。パンパンと埃をはらってキャスターへと言葉を投げかける)
さて、今度はあなたが踊ってくれるんですか?
--
バーサーカー
2014-03-25 (火) 00:33:57
なっ……!?
(操られた人間相手ということで手を緩め隙を作るか、もしくは一切の慈悲なく殲滅するか)
(選択肢はどちらでもない、第三のもの)
(つけ入る間隙も与えず、流麗の動きで、一人の死者も出さず場を収めてしまった)
(それも一切苦にせずに、さも当たり前といった風に)
フッ……フフフ……。
(人間たちは気絶している。この分ではすぐに術が解け正気を取り戻すだろう)
(目論見は見事に打ち砕かれた。低い笑い声と共に、くるり、背を向ける)
生憎、ダンスは苦手だ。
(キャスターとバーサーカーの間に、黒い衣をまとった影が出現する)
(影はキャスターを抱えると、塀を蹴って跳ね、瞬く間にバーサーカーから距離を取る)
見せてもらったよ、お前の実力。使用人のサーヴァント!
(そう捨て台詞を吐くと、次々壁を伝い、遁走したのであった) --
偽のキャスター
2014-03-25 (火) 00:49:37
あら、あらら。いっそ一気に葬り去るべきだったんでしょうか……。なかなかに私もこの状況に慣れてませんね……
(素早くこの場から立ち去るキャスターを目で追って呟く。深追いは危険だろう。今度会ったときは問答無用で殴りかかるのが正解か)
(と、うめき声に意識をとられ、周りを見る。どうやら死人などはいないようだ。手加減の苦手な自分としては上々の出来だろう)
でも……どうしましょうかこの状況。私治療は苦手なんですよね……
(主はまだ起きておらず、気持ちよさそうに(?)寝ている。起こすのもどうかとは思うが、少し悔しい)
(守護する側だから文句は言えないが、自分が奮闘し終わってもねぎらいの一つもないのだ。どうにも腑に落ちない)
(それに今から応急処置や救援を呼ぶにしても時間はかかりそう。これは夕飯の時間を延ばしてもらわないと)
ま……それぐらいの我慢はしてもらいましょうか。……もし何か言うようだったらおかずの小龍包にたっぷりからしをつけて差し上げましょう
(てきぱきと作業しながら一人ごちる。さっさと終わらせて騒ぎになる前にはここを出て、食事の用意をしないといけない)
寝る子は育つ。良く食べる子も育つ。ですが、マスターはどうなんでしょうね。(と、鞄へと指先をふれた)
(その日の夜、どこかで女の子の声で「辛い!」などの悲鳴が上がったとかあがらなかったとか……)
--
バーサーカー
2014-03-25 (火) 01:13:02
(その老人は、笑っていた)
(手に浮かぶ令呪に似た紋章を隠しもせず、自らがサーヴァントであると隠しもせずに笑っていた)
(瓦礫街。その片隅のカフェテラスで紅茶とスコーンを楽しみながら、道行く君をみている)
やぁ、お嬢さん
いやお嬢さん……ではないかな?
まぁ、どちらでもいい
良ければお茶でもどうかね --
眉雪のキャスター
2014-03-21 (金) 23:04:06
(その紋章を見る前に一目で理解した。彼はそのカフェテラスから明らかに浮いている。衣装が、などと細かい話ではなく、存在が、だ)
(明らかに「こちら側」の存在である。バーサーカーは嘆息する。瓦礫街で数少ない好物のを提供してくれるお店が、今後使えなくなりそうな、そんな予感)
(胸に抱いた『本』を、心なしか強く抱き直して)
……お茶、ですか。
ここのスコーンは絶品ですからね。私も一つ頼もうと思っていたんですよ。
(その鷹揚な態度をどう見るべきか。罠をはった故の自信? ならば逃げの一手だが…)
(あえて先手必勝で殴りかかるのも一つの手。しかし今はマスターがいる。慎重な対応が求められた。――相手の目的は何?)
(少し距離を保ったまま、バーサーカーは立つ。対して彼は座って紅茶に舌鼓をうっていた)
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 23:24:34
(僅かな反応の機微で『同類』であると老人は判断し、愉快気に口元を吊り上げる)
そう警戒しないでくれたまえ
私は君とお茶がしたいだけだ
ここで『やりあう』つもりはない
(そう、自らあらゆる事情を言外に曝露し、対面のテーブルを勧める)
ああ、その拳を固めるのはやめておきたまえ
こんなところで暴れても他に目をつけられるだけだぞ? --
眉雪のキャスター
2014-03-21 (金) 23:31:36
(間違いなくその言葉の通りなのだろう。彼は今ここでやりあうつもりは無い)
(機械仕掛けの試行・思考がそう結論付ける。バーサーカーは彼の勧めた椅子に典雅な動作で腰かけた)
(と、店員が近くを通る。いつもの注文をする)
……そうですね。私もお気に入りの店に通えなくなるのは痛いです。
貴方のような人に知られた故、暴れなくともそうやすやすと通えなくなりそうですけれど。
どうしてくれるんですか。ここのスコーン、マスターもお気に入りなんですよ。
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 23:49:50
(くぅくぅと寝息を立てていたかはわからないが浅い眠りから目覚める 沼から浮かび上がるようにゆっくりと意識が覚醒する)
私の分の蜜は多目にしてもらってあるわね(休息している間のこともある程度は把握できている いつもの注文をしたのなら問題ないだろう)
この人が奢ってくれるのかしら だったらメニューの端から端まで頼むのだけど…(本は空気を震わせ人語を話した) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 23:54:52
ほほう、変わったマスターのようだね
そして、私の事は気にしなくて結構。私は今後もこの店を利用する。君たちも利用するといい
サーヴァント2人が揃っている状態で暴れるバカはいないはずだからね
(そういってうまそうにスコーンをかじり、紅茶を啜る)
さて、まずは自己紹介をしようか
私はキャスターだ
見ての通り、荒事は苦手でね --
眉雪のキャスター
2014-03-21 (金) 23:59:36
すみません。自己紹介しようにも名前が無くて。(と笑顔を張り付けて、にべもない答え)
ああ、私の事は好きに呼んでもらって構わないですよ。それが貴方が認識する私です。
(店員が運んできたスコーンを自分へ、そしてマスターへと。一欠けらが本に食われ、かき消える)
んー、本当はここで貴方を倒して、後顧の憂いなくこの店に通いたいんですけれどねぇ
ですがちょっと私の戦闘方法はスマートではなくて…。穏便に済ませられる自信がちょっと。
あ、私も荒事は苦手なんですよ。気性的に。本当です。
(と、返答しながら彼への観察を始めた。どういう目的なのか。どういうスタイルなのか。どういう考え方を持った者なのか)
--
バーサーカー
2014-03-22 (土) 00:12:47
では君の名前は君が教えてくれるまでは適当に呼ぶとしよう
そして……私を倒すことは不可能だ、諦めたまえ
まぁスコーン分とお茶は奢るからそれで勘弁してくれ
(断言するようにいって、笑う)
君が本当に荒事が苦手なら私と戦ってもお互いに消耗するだけ……しかもこんな往来で暴れれば位置は知れ放題
情報は駄々漏れだ
バトルロイヤルにおいてこれ以上ないほどの悪手といえるだろう
故に……君は私を倒せない。私も君も倒せない
さて、では話をしようか
単刀直入にいおう、私と手をくまないか? --
眉雪のキャスター
2014-03-22 (土) 00:24:36
名前が無いのは本当なんですけれどね。(と、聞こえないようにぽつりとこぼして)
良かったですねマスター。大食漢の貴方の分、今回はこの方がお持ちしてくれるみたいですよ
(冗談を口にして、紅茶で唇を湿らせる。スコーンを一口かじって)
ま、私もそう思っていたところです。あんまりドンパチはしたくないですねぇ
なるべくなら漁夫の利を得られるような? あんな感じで。(と、軽く笑った)
……手を組む?
私たちが、貴方と?
手を組む、とするとあと2本手が足りないんじゃないですか?
(この場にマスターがいないサーヴァントの提案など、どこまで信用できるか。と皮肉を飛ばした)
--
バーサーカー
2014-03-22 (土) 00:35:17
和事が得意なのね… こうしてお茶に誘い出して機嫌を伺うのは何かの手管かしら…(もう少し空気がよければスコーンの全種類制覇を申し出るところだった)
組もうにも私のバーサーカーの手はもう塞がってるの 片手には私の命運 もう片方には自身の命運(ことさらに「私の」という部分を強調して)
あなたの手ももう塞がっているのではなくて? --
魔本
?
2014-03-22 (土) 00:37:56
おいおい、財布の中身程度にしておいてくれよ?
生憎と手持ちはあまりないんだ
(そういって、金貨を何枚が転がしておく。スコーン代と考えればそれでも破格ではある)
そう、漁夫の利だ
だが、それも正しくない。漁夫の利は誰もが狙っている
それを掻っ攫っても恨みを買うだけだ……正しいのはもっと単純な事
複数で徒党を組んで、脅威となりえる強力なサーヴァントを袋叩きにして弄り殺す
これが一番正しい
強力な相手とは一対一でやれば負けるに決まっているのだ、なら先に囲んで殺すのが一番スマートかつ合理的かつ、やらない理由がない定石だよ
そして、私はその定石をよりスマートに行うために君達と仲良くしたい、といっている
……信用する、しないではないのだよ
これは定石だ
信用よりも利で考えたほうがわかりやすく、尚且つ互いのためになる
むしろ、私を信用などしないほうがいい
それでは目が曇る --
眉雪のキャスター
2014-03-22 (土) 00:41:45
私はいつでも透き手さ、それこそ手ぶらだよ
それが定石だからね、ははははは --
眉雪のキャスター
2014-03-22 (土) 00:42:24
なるほど、一理ありますね。一時休戦し、まずは共通の敵を……というわけですか。
(確かにそれが理想だろう。だがやはり問題は山積みだ)
(まず、信用が置けないまま共闘すること、裏切りの危険)
(此方の手を見せることになる、後の障害になる危険)
(相手がどの程度『使える』のか、この場では判断できない危険)
(相手のマスターが実際にどう行動しており、どう判断しているのかわからない危険)
(すでに相手が他に手を組んでおり、上手く搖動することでの共倒れを狙っている危険)
(さまざまなリスクがある。――断るのが妥当。だが、そうなると穏便には済みそうもない)
ふふ、私のマスター可愛いでしょう?
(と、自分のサーヴァントであることを強調する彼女の口調に笑いながら)
まず一つ、条件があります。
貴方のマスターに会わせること。
そもそも貴方が独自に動いているのであれば私たちと手を組んだと、ここで決めたところで何の保障にもならない
貴方と、貴方のマスターがそろえば、その時、再度考えましょう。
(先ほどの笑顔一転、バーサーカーは感情のこもらない目でキャスターを見た)
(相手を分析するような冷徹な目が、この場は引けと雄弁に語っていた)
--
バーサーカー
2014-03-22 (土) 01:04:58
まるで誰が強敵であるかわかっているかのような口ぶりね そしてそれが私達ではないと聞こえるわ
人間の賢いところは誇りに思うべきだけど、ひとつの答えに囚われるは愚かな事よ あなたがかつて聖杯を手にしたのならその定石を受け入れたかもしれない……
でもそうではないでしょう? 叶えたい願いがあるから現世(ここ)にいるのでしょう 強い願いがあるのは私達も同じ いえ、誰よりも強い願いよ
私の願いを叶えるために、あなたもあなたの主人も付き従ってくれるというのなら配下にしてあげてもいいわ こんなこと主人に伝えられるのかしら --
魔本
?
2014-03-22 (土) 01:09:42
(細く目を細めて、変わらず笑う)
(何を言われても、恐らく主張は変わらない)
(なぜなら、それは『定石』だからだ)
(覆す意味がない)
(定石を覆して打てる手など、たかが知れているのだから)
別に断わってくれても構わないのだよ?
私は私の条件で提案しに来ただけだからね
うちの主に会うのはまぁ勝手だが……会ったところで何も変わらんよ
君が猜疑を抱くかぎり、いくら『保障』だの『信用』だのと幻想を積み上げようと新たな疑念が浮かび上がるだけだ
我々は『一時休戦』以上の関係には絶対にならない以上……そんなものは生まれるわけがないのだよ
そんな生まれるはずもないものを条件にしたところで、無駄な事だ
どうせ、状況が整えば……そんなものがあろうがなかろうが、否が応にも手は組まざるを得ない
故に、私は『私は定石に悖り動く準備がある』とだけ、君たちに伝える
返事の是非は問わない
問う必要もない
そしてそれは、君たちにとっても同じ事であるはずだ
我々は既に互いに得をしている
喜ばしい事だね
(そういって残ったスコーンを一口で食べて、紅茶で流しこむ)
まぁ、それでも個人的にここのスコーンは気に入っている
よければ、またお茶をしたいところだね
(そういって、連絡先の書かれたメモを渡す)
主に会いたいのなら好きにするといい
いずれにせよ、私の提案は変わらない
打つ手も、変わらない
きっとお互いにね
(そして、喋る本に向きなおれば、小さくまた微笑む)
付き従うのは恐らく、主すらも断わらないだろうな
それに相応しい願いと……『物語』がそこにあるのならむしろ喜んで付き従おう
それこそ……一つの答えに囚われるのは愚かしい事だからね、ははははは
まぁ、私はどちらでもいい
最終的に勝てれば過程はそれこそ瑣末事だ --
眉雪のキャスター
2014-03-22 (土) 01:22:56
私としては手を組むのもやぶさかではないんですけどね。何せほら、マスターが(しれっと言い放つ)
ああそうだ。マスターの食費を何とかしてくれるのであれば私が全力で説得させてもらいますよ。
(連絡先を受け取って。懐へと仕舞った)
(とんとん、と軽く指先で本を撫でて、落ち着かせるように。あまり感情的にならないで、と)
(間違いなく貴方と私の考えは一緒だと、優しく指を綴らせる)
(そのうえで、彼とは共闘も決別も決定しない保留がこの場では一番妥当な選択肢だと。そう伝える)
さて、帰りましょうかマスター。
スコーンが少し食べたりないかもしれませんが今日はここまでにしましょう
少し甘いものを控えないと太っちゃいますよ。
--
バーサーカー
2014-03-22 (土) 01:35:00
ははは、それは嬉しい提案だ
資金力に余裕があったらその提案もさせてもらおう
(冗談めかしてそう嘯き、見送る)
(去っていく割烹着の後姿を見ながら、目を細める)
マスター、サーヴァント共に慎重だな
……で、あるなら、基本的には仲良くできそうだな
今後が楽しみだ
(相手と共に互いに望んだ答えを得て、満足気に笑った) --
眉雪のキャスター
2014-03-22 (土) 12:00:09
魔本は今日も瓦礫の街を彷徨い歩く
同族はいないものかと書庫へとたどり着く
ここへ来るのも何度目だろう いないとわかっていてもまた来てしまう
意思を持つ本には何度か出会った 魔力を持ったアイテムにも
少し似ててもどこかが違う 求めるものはどこにもなかった
わかっていたのにまた失望する つい書庫の本に手が伸びる つまみ食いもいつものことだ
満たされない 食べても食べても満たされない
お腹がすいた
お腹がすいた
いくら食べても満たされないの いま食べたのにもうすいた
食べたい 食べたい
すべてを食べたい 何もかも全部 食べたいの
でも我慢
食べてはダメなの 人間を
主の世界を 食べてはダメなの
満たされない
どうして私は満たされないの
どうして私は満たされないの
どうして どうして 満たされない……
空腹に苛まれる魔本はどうして満たされないのかと呪詛を繰り返す
すべてを取り込もうと幻体は蠢き辺りに手を伸ばす
その手を押さえ込もうと魔本は打ち震える 本能に逆らう葛藤が魔本の頁をはためかせる
その羽ばたきは音となり 魔力を含んだその音は 意味を持った信号となる
素に銀と鉄 礎に石と契約の大公……
人には聞き取れないその羽ばたきによる詠唱は描かれた魔術回路に力を持たせる
……風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国……
魔方陣は輝きを増し魔力の奔流は魔本を飲み込もうと襲い掛かる
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
魔本はその詠唱を覚えていたわけではない いくつも本を飲み込ことでいつの間にか識っていたのだ
望むものを与える 聖杯に願う 魔力を集める
いくつかの文献を飲み込み組み合わせてひとつの
知識
としたのだ
詠唱は続いている
――されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の……
それは追加詠唱であった 集めた知識のすべてを流し込む
それがどんな影響を与えるかは理解していなかった
――汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!
魔術回路のすべてが輝きでみちた 溢れ荒れ狂う魔力が収束し其の者は地上に顕現する
(召喚を果たしたのは魔性を宿した一冊の本)お腹がすいたの 願いを叶えてちょうだい
……ねぇ、お腹がすいてるの 早く供物を用意してちょうだい(やはり声をかけるのは一冊の本)
(神秘を集め召喚されたバーサーカーは人間の英雄ではなかった そして呼び出したマスターも人間の魔術師ではなかった これは何かの因縁だろうか) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 01:43:28
宵闇の果てに漂う機械人形の耳に、声が届く。
もう役割を果たすことのないはずだった、その耳の鼓膜を震わせる
飢えを満たせ
我が飢えを満たせ――
と
求め狂うが満たされぬ、悲しく深く冀望する声が人形の耳を叩く
そしてその機械人形の鼻を刺激するのは懐かしい匂い。
独特な匂いは人形にある記録、記憶を思い出させる。
神か、あるいは悪魔の悪戯かにより自我を持つに至る前は、人形はたった一つの命題を持っていた。
それは記号や図や絵を組み合わせてできあがるもの
それはその記号や図や絵を理解してこそ価値がわかるもの
それは情報を保存しておくもの。意志を保存しておくもの
それは『本』
本を守護せよ。
疑問というものが生まれぬ体のまま、命題を遂行する機械人形であったころの
古びた紙、インク等の匂いに囲まれたころの記憶、記録が人形の意識を呼び覚ます
呼んでいる
もう一度役目を果たせと呼んでいる
そう認識すればこの宵闇にも光が届く――――
バーサーカーは、本の前に現れると、その目をゆっくりと開いた。
「おはようございます。マイ・マスター」
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 19:22:24
(魔力の大半を使い果たし人の姿をとる幻体すら出すのも億劫になり本の姿のまま、権限した人の形をした其のものを観察じっと見つめた)
食べても……いい? いえ、今のは忘れて……(飲み込んでしまいたい本能と同時に食べるべきではないと自分の中の何かが囁いた)
とにかくお腹がすいてしょうがないの 好き嫌いはしないから
(目の前のものに魔力を奪われたのは確かだったが不思議と嫌悪感はわかなかった 血肉をわけるというのはこういう感覚なのかと、命運を共にするサーヴァントに対して湧き上がった感情を結論付けた)
私の空腹を満たすのはあなたの力に頼るしかないの 私の命はあなたの手に握られてるの あなたは私の手足となってすべてを奪ってきてちょうだい
(何を召喚し、供にしたのか興味が沸いて問いただしたかったが、それ以上に空腹だった 埋めても満たされることのない空腹 それを埋めるため戦う日々が今始まる) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 19:48:47
(バーサーカーはきょとん、と本を見つめた。確かに呼ばれたが、まさか本当に『それ』そのものだとは思っていななかったのだ)
いや、私食べてもあまりおいしくないですよ。何より堅いですし。好き嫌いはしないにしてもおいしい物の方が嬉しいでしょう?(と、気を取り直し笑顔を浮かべ返答する)
(バーサーカーはマスターをそっと拾い上げると胸に抱く。気のせいか、魔力が流れてくるのを感じるようで)
了解しました、マイ・マスター。
今をもって私はあなたの腕であり、足であり、貴方を守る骨であり、肉であります。
すべてを奪う、その前に。貴方のその空腹を満たしに、夜のデートへと向かいましょう。
(と、書庫を出て、食料を求め瓦礫の街を練り歩く。何がマスターの好物なのか、まずは調べる必要がありそうだ)
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 20:20:00
密度の高い物質(モノ)も好きよ? 消化に時間がかかるけれど食べ応えがあるもの(転がっている端材を拾わせ食べてみせる 文字通りなんでも食べるのだ)
(瓦礫の街の雑踏 飲食店や屋台も多く並ぶ)人間の食べ物はおいしくていいわね どうしてあんなものが作れるのかしら? 穀物を倉庫ごと食べるよりずっと満たされる感じがするの とても不思議
(雑踏を抱えられながら彷徨う)従者となった貴方は私の魔力でも維持できるのだと思うけど、普段は何を食べるのかしら?
(こちらも興味があった 同族を探しても同じものはいなかった この従者も同族ではない しかし人間でもない 興味深いの一言である) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 20:49:13
あはは、かといって私を食べるようなことはよしてくださいよ。全力で逃げさせてもらいます。
ま、3つ願いを重ねられた場合、あるいはこの身を差し出すこともあるやもしれないですが。(適当に拾った端材を本へ触れるように差し出すと、何の抵抗もなく取り込まれていった)
……これ、おいしいんですか? こういうのでいいのなら見渡す限り食料に困ることはなさそうですが……
普段、ですか? 今しがた現世に体を再現させた身ですから、記録を辿りに答えるなら……そうですねぇ。(と、人間らしい仕草で、頬に指を当てる)
マイ・マスター。あなたほどではありませんが、好き嫌いはありませんでしたよ。ですが好みをいうなら紅茶とスコーンのような焼き菓子でしょうか
(ぐるりと周りを見る。どうにもそういった気の利いた飲食物を提供してくれるようなカフェテリアなどは見つかりそうにない)
(コツン、と目の前にあった石を蹴り、歪に跳ねるのを視線で追うとその先に、ところどころ消えている電光を看板とした場末のバーがある)
マスター。あなたは日ごろどういったものを?(人間の食べ物でよければ提供できそうですよ、と口を綻ばせた)
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 21:04:45
おいしくはない…わね それに家や道を食べるのはダメよ 人間が困るもの… 私、人間が大好きなの だからなるべくなら人間の困ることはしたくないわ
(人の手によって創られ、人によって使われ意味を持つはずの人工物の性 主人を持ち使われていた頃への憧憬もある)
(焼き菓子と聞けば期待に体を震わせ)お菓子も大好きよ 手のかかったものはそれだけ価値があるわ(店の前にいけば少し落胆し、お金はないわと付け加えるのだった) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 21:16:58
…しかたないですねぇ。すべてを奪え、というにはなかなかにマイ・マスターは殊勝だ。もっとも、私とて強奪は好きではありませんが
守護するのが基本私の役目ですから。むろん、飢餓から護ることも必要でしょうけれど
(さて、と考える。ならばどうするべきか。マスターと自分が数奇にも人ならざる者であるためすぐには危機的状況には陥らないだろうが)
ひとまず衣食住を確保するのが先決でしょう、マスター。
1つ、拠点を構えましょう。2つ、食料を確保しましょう、3つ、服……は必要ないですか?
幸い、空き家には困りそうにありませんし、住み心地のいい場所を探しましょうか。
(それまではこれで我慢してください。と、また一つ端材を拾い本へと与える)
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 21:28:38
生きるためには奪う必要がでてくるのは仕方がないことだわ それを笑顔で差し出させるための力が貴方よ 圧倒的な暴力で抗う心ごとすべて奪ってちょうだい
今なら届かないはずだった星に手が届きそうなの(聖杯に群がる魔術師を叩き伏せサーヴァント達の魔力をすべて奪うことを夢想して)
お腹はすいてるけれど気分がいいわ 衣食住は貴方の好きにしていいわよ 防衛するのに地の利は必要だものね
任せたわよ…えぇと、貴方のことなんて呼べばいいのかしら?(今まで関わる相手が主人だったので主人としての立場がわからなかった)
それじゃ少し休むわ 消化するのに少しかかるから(震動して声をだしていた本がすっと静かになった) --
魔本
?
2014-03-21 (金) 21:54:49
了解しました。マイ・マスター。それではまず快適な空間を手に入れるところから。
それと私の事は好きに呼んで構いませんよ。何せ名前がありませんから。
ああそうですね……前は名無しの権兵衛と呼ばれてましたよ。我ながらひどいセンスだとは思います(と含み笑いを漏らして)
さて、おやすみなさい、マスター。良い夢を。
(夢を見るのかどうかは定かではないが、そうバーサーカーは声を掛けて、夜の瓦礫街を歩いて行った)
--
バーサーカー
2014-03-21 (金) 22:16:44
せっくす! --
2014-03-21 (金) 00:25:48
あんど! --
2014-03-21 (金) 00:25:59
アンネナプタンポポホフ! --
2014-03-21 (金) 00:26:12
なにそれこわい --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 00:26:58
ペッチョチョチョチョリゲス! --
2014-03-21 (金) 00:27:59
ついでにとんちんかんとかマジ懐かしい --
2014-03-21 (金) 00:31:02
名無しのゴンベエ --
2014-03-21 (金) 00:32:19
ググったらそういうつながりかと理解してなるほどと納得したけどあやまって --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 00:35:33
いやぁ若干申し訳ない。 --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 00:49:33
お前かよ!!!!!! --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 00:50:22
いいえ? --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 00:59:57
えっ --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:00:09
謝ってと言われたので御客様の代わりに謝ったのです、むしろ感謝していただきたい --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 01:00:39
若いバーテンダーが陥りそうなエゴイズムだ --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:05:54
もう結構です、貴方の実力はわかりましたから --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 01:06:46
記名付きでやると定型っぽさが薄れてより煽り合いに見えますな --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 01:07:28
正しいサーバントの姿……! --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:13:59
大変大変バーサーカー様!バーテン初日に三名もお客様が来るなんて聞いてない! --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 01:32:09
あとここ本コメントじゃないか!あの、すいません本当おじゃましました… --
バーテンダー
2014-03-21 (金) 01:32:56
自演は一人という計算か? --
ヤクザ
(
セイバー
)
2014-03-21 (金) 01:33:21
いいんだ……。ガチは明日から。今日という日は寝るまで。明日という日は起きてから。 --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:35:11
お前と自演で100.10倍だぞ10倍 --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:35:36
まずは見事自演の危険から逃れたごんちゃんをケジメしまーす! --
ヤクザ
(
セイバー
)
2014-03-21 (金) 01:36:55
まあ待ちたまえ。これは違うんだ。やったー!マスターだー! --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 01:38:03
いってらっしゃい〜。 --
ヤクザ
(
セイバー
)
2014-03-21 (金) 01:39:55
相談はここでいいのかな? --
眉雪のキャスター
2014-03-21 (金) 22:36:41
私単体だったらここ、マスター含みなら
ここ
だね --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 22:37:39
というよりメタ・相談用コメを作るべきか今迷ってるところ --
バーサーカー
2014-03-21 (金) 22:39:28
ではあちらに移動させてもらおうか --
眉雪のキャスター
2014-03-21 (金) 22:40:49
Last-modified: 2014-04-17 Thu 01:35:10 JST (3655d)