聖杯戦争/本戦/二階層中枢・Ⅴ

聖杯戦争/迷宮/第二階層/中枢　　　　企画/ゴルロア聖杯戦争/4期

- 第二階層中枢：悠遠なる水底 -

お名前:

- 聖杯の迷宮　・　第二回戦 -
- 告知
  - 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
- - Sword, or Death - 　with what in your hand...?
  - （その舞台に、降り立つ）………（一回戦のときのような、そして一度紅蓮と相対したときのような迷いはない）
    （自分のサーヴァントへの信頼と、相手の夢を乗り越える覚悟を持った顔で堂々と立つ）
    （そう、勝たなければならない。散っていったシャノンの夢のためにも）
    （何より、自分の願いを叶えるために）
    行くよ、セイバー。（杖を掲げると、自分のサーヴァントに向かって声をかけた） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:03:48
  - （決闘場に足を踏み入れれば、ひんやりとした空気が肌を撫でる）
    （しかし、それは内に秘める闘志を冷めさせず、むしろ浮き上がらせるようで）
    （シィナの横、この男は、それが当然であるかのように、常の如く堂々と）
    ウム。行こう、主よ。
    （主が勝利を望むのだ。己はそれに応えるべくして此処にある）
    （無垢な少女の、その切なる願いのために。戦いの時は来た） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:13:18
  - （先の戦いを終えて以降、ずっと感じていた何か。ずしりと、重い物が圧し掛かってくる感覚。それは、舞台へと歩を進めるにつれさらに大きく、重くなってくるように感じる）
    ………（視線の先に立つ少女は、なぜか自分よりずっと大きく見えて）
    （いつもより数歩、相手へと踏み込めないままに杖を構える。まるで何かから身を守る様に）…セイバー、出番だ
    （相対するシィナが従者を呼ぶ声を聞き、自らも傍らに立つサーヴァントへ呼びかける） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:14:07
  - (呼ばれれば、とばかりに声に答えて実体化するサーヴァント)
    (対手の鎧姿に比べて、冗談のような軽装。Ｙシャツに長履きに、小袖。腰には既に打刀を携えて)
    セイバー、推参
    (短く答え、一歩前に出る姿は…ほんの僅かな揺らぎがある。芯が通っていない様な。いつもの飄々とした姿は無く…僅かにぶれている)
    (怪我の治りが遅い。というよりも残っている。表面的には何もないが、ダメージとして回復されていない…それだけの魔力を要求していないからだ) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:19:42
  - （真っ直ぐに、紅蓮を、相手のセイバーを見る）
    本当は、我侭なねがいだってわかってる。
    他人のねがいをダメにしてでも叶えるべきねがいじゃないことも。
    でも、私にとっては本当に叶えたいねがいだから。
    だから、あやまらない、ふりかえらない。
    （全身の、令呪化した文様が光り輝く）
    セイバー、『最初から全力で』！！（大きく叫ぶと、令呪から流れ出す魔力が奔流となってセイバーに注がれる） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:27:30
  - （侍の少年は、どこか覇気に欠け、気力十分とは言い難い。それを経験によって培われた洞察力で察知する）
    （そのような相手を手にかけるのは、本来ならば控えるところ。しかし、これは聖杯戦争だ）
    （全ては主のために。その願いを叶えるために）
    （そうであるからこそ、その命に異存は無かった）
    ……心得たッ！
    （膨大な魔力を受けて、その存在感が何倍にも膨れあがる）
    （巨剣を抜き、構える。放たれる巨大な戦気は、周囲を押し潰すかのよう） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:38:35
  - 我侭な願い、叶えたい願い…そうだ、ここに集ってきた者は誰もが持ってきた（耳に届いた言葉を聞き、重い凝りはどんどん強くなる）
    （相対するサーヴァントから迸る圧倒的な威圧感、確かに苛烈では在ったものの…　己が従者が初戦で見せた力とて負けてはいない…筈であった）
    （令呪を用いての対抗も考えたが、切り札自体が有限である事への意識、自身のパートナーの不調や僅かなズレに気付ける余裕がなかった事などから――あるいは、セイバー本人が気付かせまいとした事もあったのかもしれないが――　ともかく、今はその判断を下さなかった）
    我にとっての、願いは…（考えつつも身体は動く。以前もそうしたように、相手の従者は自身の従者へと任せ。自らは光の槍を生み出し、自分の役目である相手マスターの押さえ込みにかかる） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:48:50
  - (シィナの真っ直ぐな視線と意思を受けて、なるほど。あの巨人の騎士はいい主を得たようだと僅かに口先を歪ませる)
    (さて、自分の主は。紅蓮はこれに抗する事が出来るのか…？　期待もあるし、不安もあった。それを切り捨て)
    (同時に令呪の発動。相手に魔力が満ちる────存在感が増す。ひしひしと感じられるそれは…堅固な、主を護る大山)
    (「あれは盾の英霊とでもした方がいいでござるなぁ」と、そんな感想を抱きながら)
    ひゅっ(その、戦気を貫くような疾走。膂力で勝負する気などない。足を使って間を置かず斬り続ける。それが勝機だ)
    (間合いは一瞬で詰まる。先に、リーチの長い巨躯の騎士の間合いに入った。ただ、紅蓮だけが分かるであろう…その疾走は。一回戦の物より、鈍い) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:50:54
  - （遅い来る、全身の虚脱感。生命そのものを消費して発動する魔法という名の呪いが、少しだけ蹈鞴を踏ませる）
    （相手のマスターが、こちらを狙ってくる。当たり前だ、自分たちのペアの最大の弱点は、自分の存在なのだから）
    （つまり、私がいる限り、私がセイバーに守られている限り、実質それは２VS１ということになり、万が一にでも、勝ちが転がり込んでくることはない）
    （――だから）
    （あえて、それを願う）
    （三つ目の令呪を使うということは、すなわち信頼関係の築けていないサーヴァントに対しては、自由を与えることに等しい行為）
    （加えて、マスターをセイバーの自動防御の宝具の制御下に置くことは、自身の身を守るという目的においては最善手であるにも関わらず）
    （自分は、あえて。あえてそれを、手放す）
    『セイバー、守らないで！！』私は、一人でやれるからっ！！
    （全身の令呪が輝き、絶対服従の命令となってセイバーに向けられる）
    （目に見える力ではなく、見えない信頼と絆、それを信じた故の命令。逃げ出したくなる足を堪えながら、鞭を仕舞い、杖を握って飛び込んでくる紅蓮に相対する） -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:00:10
  - （点に囚われず、全体を捉える戦いの視界。その中に、紅蓮の持つ光の槍）
    （己が宝具、『その背に守るもの(ビハインド・マイ・ブレイブ)』は、主に害なす全てから主を庇うもの）
    （主の命が、己の手を擦り抜けていってしまわないように。それはあらゆる凶刃を、己で受け止めようとする自己犠牲の宝具）
    （その発動を予感して、戦いの流れが脳内で構築されはじめた刹那。さらなる令呪が発動された）
    （３つ目の令呪の発動。それは、愚行であるはずの行為）
    （しかし、己と主の間には、令呪の束縛など必要ない。それほどまでに絆は深く、だからこその発動）
    （令呪による命令は絶対服従。しかし、そうでなくても、この男はそれに従ったろう）
    （主が己を信じるように、己も主を信じているから）
    （令呪の魔力が宝具を抑え、余剰のそれが力へ変わる）
    （だが、二つの令呪の魔力より、今、男に力を与えているのは、主との信頼に他ならない）
    （だからこそ、答えは声では返さない。目の前の対手に集中する、返答はただそれのみによって為す）
    （『いざ』と声を掛ける暇も惜しいとばかり疾駆するサーヴァントに、巨剣による袈裟がけの斬撃を放つ）
    （剛力に奢ることなく、それは何より錬磨された技によって迅い） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 23:20:51
  - （…違和感。自身と繋がる彼が、何かおかしい）
    （サーヴァントに好不調があるとするなら、今の彼はそれであると言うのか。先の戦いでは問題なかった…とするならば、今の原因は………主人である我か？）くっ…！
    知らずと疎かにしていたとでも…セイバー！（二つと二つの影が交錯する直前、咄嗟に魔力の流れを織り変える。より多く、より強く）
    （同時、自らも仕掛ける。令呪は確かに力となるが、その源となるマスターを止めれば済む事。光の槍を投げ放つと共に、駆ける勢いを加えてシィナへと杖を振り下ろす　…焦りを抱えたまま） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:42:38
  - (身に収まる魔力量の太さが増した。少しは治癒に回す分が出来そうだ…徐々に、だが)
    かたじけない(そう呟く声は届いたかどうか。そう、侍は主に命運に預けていた。従者の怪我の具合すらも勘案せよという様に)
    ほう…！(錬磨された袈裟切りに、目の前の騎士の評価をさらに引き上げる。なるほど、剣の英霊と認めるに吝かなくなった。だが)
    (体格差。厳然と存在するその差を最大限に利用する。地を這う様な低姿勢になり袈裟切りをやり過ごしたのだ。そんな姿勢から放つ剣撃などない様に思えるが…)
    (ただ、剣の業を練り込んできたこの英霊にとっては何の事は無い。打刀の間合いに入ると同時に片足を切断せんと抜き打ちが閃いた。相手の宝具を知らぬままに) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:45:41
  - （予期せぬ紅蓮の槍の投擲、かなり反応が遅れ、回避しようとしたときには、腕を浅く捉えていて）
    （直撃こそしなかったものの、血の尾を引いて、光の槍が壁に突き刺さり、消失する）
    いっぎ……っ！（泣くな。涙で前が見えなくなる。痛い。痛い。痛いけど、泣くな！）
    （勝つんだ、勝たないと全部無駄になる。シャノンの涙も、自分の覚悟も、自分を信じてくれたセイバーの覚悟も！）
    （曇りのない眼で、紅蓮だけを見る。セイバーがいる限り、相手のサーヴァントは抑えてくれる、綱渡りのような信頼の上を、綱渡りだからこそ真っ直ぐ進む）
    （これなら、止められる。止めないといけない。止めないと、勝てない！）
    ……っ！！（思考に後押しされるように掲げた杖で、その杖の攻撃を防ぐ。ガインッと杖同士がぶつかる音がして、切り裂かれた右腕の傷から血が噴出す）
    （痛みに体勢が崩れ、右手が僅かに緩み、杖を離してしまう。そのまま左に、紅蓮から見て右によけようとするが、一度防がれ威力は失したとはいえ杖の一撃は肩に叩きつけられた）
    （左手だけで握った杖を、それでも）
    （――涙を最後まで堪えた瞳で紅蓮を見て、遠心力で振り回して相手のわき腹に向けて叩きつけようと振る）
    ――あああっ！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:02:00
  - （躱されるのは想定内。前提であったとすらいってよい）
    （己が見込んだとおりの技量をもって、侍は易々とそれを潜る）
    （己の鎧を気に留めた風もなく、巻藁を両断するが如くに振るわれる居合の一刀は迷いなく迅い）
    （究めた技を以て刀を振るえば、装甲などあってないが如しということか）
    （見事という他ないその業前に、思わず笑みが零れた）
    （だが、巨躯が故の懐の内、飛び込んだ其処は死の間合）
    （僅かにその足を上げて斬撃を回避、瞬間、轟然と放たれるのは、その回避を予備動作としたひと蹴り）
    （最小限の動きで、その命を狩りにゆく。彼の格闘はそれ自体が宝具であり、その全てが致命たりうる威力を持つ） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 00:10:35
  - （避けられ、止められた…その事はまだ良い、問題はその次。打ち合う間に合ったシィナの目…その眼光に一瞬、気圧される）
    （反応が遅れた身の肋骨に、硬い物同士がぶつかる感触が響く）ぐっ…！　（…が、倒れない。１０歳の少女の腕力では、人を一撃で打ち倒すには程遠い）
    舐める…なっ！一人でやれる…などとっ！（手首を返し、自身の長い杖の先…打ち下ろした側と反対の先でシィナを強かに打ち据える）
    …小さなマスター、もう止めろ。お前では我は倒せない…（紅蓮自身でも分からない、先の瞳に何かを感じての…勧告）お前の願いが何かは知らぬが、諦め――（だがその最中、側より聞こえた音に言葉が途切れる）
    （重い音。剣戟ではない、もっと何かが砕けるような…自身のサーヴァントが起こすそれとは全く異質な音に、思わず振り向き、見る） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:48:53
  - ……！？(蹴りか、それ以外の手段で攻撃を防ぐか。予測のパターンはその二つで、そして見事に的中する)
    (生半可な蹴りであれば無視できる。強烈でも斬りながらすれ違う事は可能)
    (だが、その二つのどちらでもなく。宝具の域にある蹴撃だとは！)
    が…っ！！(護謨毬のように弾け飛んだ。方向は蹴られた方向と同じ、斜め上に吹き飛ぶように)
    (直撃ならば死は免れない一撃をかろうじて防いだのは砕けた鞘と…巨躯の騎士が得た感覚であろう、すなわち「手応えが軽すぎる。」直撃の瞬間に自ら飛ぶ浮身という技術だ)
    が…ふ…！(それでも優に10ｍ以上吹き飛び…宙で体を捩じり両足で着地。だが衝撃で後ろに下がりながら膝を突いた。喀血) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:49:59
  - （逆に叩いた手のほうが痺れる。戦闘訓練どころか、人を棒状のもので叩いたことすら初めてで）
    やれるっ、私はやれっ――（言い返そうとしたところに、杖の一撃が入る）
    （悶絶するほどの痛みに、身体を曲げ、咳き込む。それでも、声を上げたりはしない、すればきっと、セイバーはこちらを見るはずだ）
    （目じりに涙は浮かぶ、辛い、苦しい、今まで生きてきた人生の中で、こんなに苦しい瞬間はあっただろうか）
    （両親に見捨てられ、誰からも笑われ、必要とされたことなど一度もない）
    （辛かった。本当に辛かった。いつも自分は一人で、独りで、それでも歩いてここまで来たんだ）
    （諦めるなんて選択肢は、シャノンの涙と一緒に捨ててきた。辛くても、苦しくても、這ってでも夢を叶えなければ）
    ――私が生まれてきた意味がないもんっ……！！
    （もはや、それは技術ではない。魔術でも、戦闘術でもない）
    （ただ、相手の思惑を妨害したいだけの、突進、振り返り、自身のセイバーを見る紅蓮の足に向かって）
    （武器も持たずに思い切り低空タックルのように飛びかかる） -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:57:28
  - …やる。（必殺を期した一撃が返す感触は、あまりに軽い）
    （打ち合う刹那に鞘手が動いたのが見えた。斬撃に際して必要以上に重心を乗せていないのも確認している）
    （蹴りに鞘を合わせて装甲と化し、さらに自ら後方に跳んだのだと、理解するのは一瞬のこと）
    （だが、出会いの一合、その結果としては理想に近い。殺しきれぬまでも、十分な損害を与えている筈）
    （しかし、これだけの反応を持ち、敏捷性にも長じている。容易く詰め切れる相手ではない）
    （そう認識を新たにし、次の一手に移る。朗々とした呪文の詠唱）
    天なる大気よ、母の腕より早くに我を抱きたるものよ、疾く疾く奔りて我が歩みを飛翔に変えよ
    （短縮言語による呪文の圧縮は、これだけの文字列を、吹き飛ばされた侍が地に着くまでの間に、余裕をもって詠唱せしめた）
    （体勢を立て直す間を与えまいと。速度増加の魔術によって、離れた間合を一息に殺す）
    ムンッ（主たちの打ち合いはその背に遠く、再びの斬撃。地を割るような斬り下ろしが、迫る） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:13:45
  - セイ、バー……？（吹き飛ぶセイバー。呆然と、その様子を見ていたのは時間にして数秒なかっただろう）
    （その数秒は、シィナの行動を許すには足る時間で）
    く…っ！？　そんな意味など…意　味……（言葉を聞いて過ぎっていたのは、自分がその意味を与えられた時の選択）
    （自分には何もない、奪われるだけ、何も掴めないと嘆き続けた小さな自分は、都合よく差し伸べられた力へ縋って、そして縛られてしまった。深く考えもせずに）
    （この少女は自分ではない。意味を探す理由も、求める物も、何もかも違う、この先もまたきっと違う。ここで力及ばず何も得られなかったとしても、自分のようになるなどありえない、そんな理由で敵に斟酌する必要など何もないのだ。が）
    （一瞬の揺れ。迷いが遅れとなる。もつれるように転がる拍子、反応の遅れから強かに頭を打ちつけ）あ…
    （痛恨の失策。視界が赤く染まり、意識が深い場所に引き込まれていく――） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 14:20:49
  - …ぐっ(自己の損傷を把握する。胴に、治癒しきっていない斬撃痕と、先程の一撃による、内臓に至る損傷。鞘は砕け散った。宝具である故にいずれ修復されるが、少なくともこの相対では砕かれたままだ)
    (…アレを抜けば鞘も戻る。あの強固な鎧も無いが如くだ…だが。出来ない。それをすれば心が折れる。魔王と相見えた時の様に…！)
    (吹き飛ぶ最中でも詠唱は聞こえていた。顔を上げれば、己を両断せんと轟然と降ろされる剣…刀で受けるのは論外！)
    ちぃ…！(鞘が砕かれているのが反撃の手を潰した。残っていれば膝立ちからでも反撃出来たものを…！)
    (敵の速度は明らかに増加している。詠唱からして魔術を使う騎士であったとは…血が滾ることこの上ない)
    術式による身体強化…隙のない男でござるな！(両手に刀を持ったまま、転がる様に横に横転。その勢いで立ち上がる。ここは逃げの一手しか取れない…そこで視界に移る主の窮地)
    ……主殿！！(今すぐに、この山を越えて辿り着く事は出来ない。ただ強く呼びかけるのみ) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 19:41:09
  - （両者はもつれるようにして地面を転がる。地面のあちこちで身体を打つ痛みを、歯を食いしばって耐える）
    （転がりが治まると、よろよろと立ち上がり、杖を拾う）わた、しは……勝つんだから。
    （げほ、げほげほと咳き込む。令呪がなくなり、自分のサーヴァントへの魔力の供給が遠慮のないものになっている）
    （自身の魔力変換構造により、生命そのものがセイバーの魔力に返還され、供給されていく）
    （目の前には倒れ伏す紅蓮。勝利への近道、その切符）
    （――だから気づけない。咳き込みによる喀血を。自分の体の深刻な劣化を）
    （杖を構える。あとは、動けないようにすれば。マスターさえ、倒せば）
    （――自分の勝ちだから）
    （大きく杖を振りかぶって、倒れ伏す無防備な紅蓮に向かって、思い切り、振り下ろした） -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:25:10
  - （エンチャントで速度を増して尚、侍のサーヴァントを詰め切るには足りない）
    （そも敏捷性に圧倒的な差がある中、逃げに徹されてはあまりにも不都合）
    （そんな中、主から流れ来る魔力が、僅かに変質するのを感じ取る）
    （主の持つ本来の魔力から、命を削って生成した魔力へと。より切なる波動が身を満たす）
    （マージョリース学派が特色のひとつ、『代償供物』――己が肉体を捧げ、身の程を越えた魔力を得る秘術）
    （外法である。それは学生の頃、学派のその術について知ったときより変わらない思い。若き憤りに歪んだ教科書の頁を思い出す）
    （しかし、この少女には、その命を削ってさえ望むものがあるのだと。込み上げる感情を堪えながら守護してきた。守るのだ、これからも！）
    （なればこそ、迅速に対手を仕留めなければならぬ。そう、それは『全力で』）
    百の剣閃、千の魔術、万の砲火も禦ぎ守らん、黄金を被りて、満ちよ―――禦ぎ守る鉄壁の剣(ディフェンダー)！！
    （即断即行、宝具たる巨剣、その真名を解放する。瞬間、白き輝きが場を満たし、剣身が青白く燐光を纏う）
    （表面に浮かび上がるルーンと魔術回路の複合体は、精緻に織られた絨毯のように複雑な幾何学模様を剣身に描き、明滅する）
    （同時。巨剣の真の魔力が発動する。魔術障壁により形成され、対手を囲むように整然と並ぶは光の剣。その数、無数）
    （外に向けるばかりが障壁ではない。内に向けられたそれは輝剣の檻、あるいは天蓋）
    躱す能わず。――閉じよ
    （次なる発声を引金に、総数知れぬ光剣の群が、侍目掛け、全天周より殺到する！） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:06:20
  - 「何、簡単な調査です。以前2回…旧型使用のケースでも問題なく遂行できました。貴女で3人目です」　　（そんな事言って、誰一人帰ってきてないって話じゃないか）
    「大丈夫、ここはパパが引きつけるから。夜までに13番区で合流しよう」）　　（嘘だ。ずっと待ってたのに）
    「検査の結果、貴女に適応因子が認められました。望むのであれば対抗種としての待遇を受けられます」　　（その手を取っちゃダメだ。本当の狙いは…）
    「行かないで！　助けて！助けてよ紅れ――」　　（助けたかったよ！でもあの時はどうしようもなかった！）
    「対抗種が奴らとだけ戦っているのではない、とは説明があったでしょう？　そのような事では困ります、我々も慈善事業ではないのですから――」
    「わかりました…どうしてもと言うなら、別の任務を与えましょう。あなたの適正は、捨てるには惜しいのです」　　（そうだな、相手の素性も知らなかった自分が悪いよ）
    「逃げて！　14番区の防壁が突破されたって、ここもすぐに――」
    「また被災孤児か…　もうここも一杯なんだよ、他を当たってくんな。　…いや、ちょっと待ちな。お嬢ちゃんがちょっと我慢してくれれば保護してやれるかもしれないぜ？」　　（…嫌だ！やめろ！　思い出したくない！）
    （嫌だ、こんな夢…！　どうしていつも、間違える…何もなくしたくないのに、全部通り抜けていって…　誰も　何も　自分の傍には残らない…）
    （またなのかな）
    （また今度も全部　無くし　て）
    
    …殿！
    
    （声が　聞こえた）
    （誰か呼んでる…自分を？　何故？）
    （この声、傍にいてくれた人の声。自分にはまだ、やれる事が　自分はまだ、終わっていない。何度間違えても）次は…間違えない…！
    （鈍い音。だがそれは、骨を砕く音ではなく。伸ばした腕が、振り下ろされた杖を受け止めらた音）
    これが正しい事かなど、我にお前の願いを踏みにじっていく権利があるのかも今は知らぬ（杖を掴んだまま目を開く。シィナを見据え、ゆっくりと身体を起こし）
    だが我は…そのための手足が我に残されている限り、過去も、今も、未来も…全て諦めぬ。何度だって我は前に進む！（言葉と共に令呪の一画が解け、解放される。道を切り拓けという意志と、その為の力を乗せて） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:14:10
  - (主に声をかけたものの。それ以上気を払ってしまえばこの巨躯の騎士に命運を断たれる。即座に向き直り、構えは正眼に)
    …真名の解放…！(あの巨剣の輝き。詠唱を見てそう断じない事があろうか。いやない。真名の解放とはすなわち、宝具の全力の解放だ)
    …なんと…！(無数に広がる剣の壁。間違いない、この攻撃は…囲まれた。周囲に逃げ場はない)
    (素早く自己に埋没する。暗示をかけろ。傷は無視して、人体の枷を外し駆動する業を身に降ろす)
    (間を置かず、真正面に疾走する。受ける手は無い、収束する前に突破する事だけが生存の機だ───例えそれが、瀕死になる事が免れぬ道でも)
    (そう、決死の決意を固めた時に。膨大な魔力がその身に宿った)
    (主の命が下る。待ち望んでいた主の主が。切り拓けと。道を)
    (目に見える魔力が全身から吹き出した。ただ、道を往けという単一命令は果てしなく強い指向性を与える)
    
    ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！
    
    (純粋な魔力を纏い、青く輝く魔力を纏った侍が突進。光の壁と激突して閃光の華を咲かせた。魔力に包まれた躯が。刀が、剣の結界を切り開かんと吠える！) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:23:49
  - （譲れない思いが、願いがあるのは自分も相手も同じ。だから、一筋縄で自分の願いが叶えられるとは思ってない）
    （それでも、受け止められた杖の一撃と共に、勝利への道が崩れていくのを感じ）
    （――同時に、視界の違和感に気づく。――余りにも、それは茫洋としていて）
    （大きく咳き込む。手から杖が落ちる。拾わないと。拾って勝たないといけない）
    （杖を拾い上げ、後方に跳ぶ。咳き込みは止まらない）
    （涙目になり、杖を構える。セイバーへの魔力供給を、さらに行うために増幅の魔法陣を描く）
    ……させない。絶対、叶えるんだから。約束したんだからっ……！
    （負けじと魔力の奔流がセイバーへと流れ込む）
    だから私は……私の手足が残らなくてもいい、過去も、未来も全部いらないっ……！（サーヴァントたちにも聞こえるような大声で叫ぶ）
    今を叶えるちからがもらえるなら、ぜんぶ、ぜんぶ使って私は前に進む！！（真逆の覚悟。全てを捨ててでも前に進む、そんな覚悟と共に、杖を構えた） -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:30:17
  - （雲霞の如く、否、それよりも遙かに厚く、多くの、超高密度の剣の群はさながら光の壁の如く）
    （それは、射貫き串刺し殺さんとする殺意の群）
    （全方位より標的を過たず倒す、己が必殺を誇る技の一つ。それは不可避の千撃。そのはずだった）
    （それが――拮抗したのは僅か数瞬――弾かれる、無数の輝剣はちりぢりに、令呪が魔力を喰らいし侍によって！）
    その信念、認めよう
    （だが、負けるわけにはゆかぬ。聞いたか、無垢なる少女の悲痛な叫びを！！亡き両親の暖かな言葉を求めて、過去も、未来すらいらぬという！！）
    （そう、負けるわけにはゆかぬのだ。己は、そのために――主たる少女の望みを叶えんがために、戦っているのだから）
    （本当に？）
    （本当だとも）
    （己は、少女の未来をこそ願っていたのではなかったか）
    （否だ。今は違う）
    （真名による誓いを経て、令呪による命をを受けて）
    （『守らず』『全力で』）
    （二重の令呪の拘束が、魔力の奔流となって満ちてゆく）
    （令呪の魔力は、今、我が主がその想いを叫びながら、命を削ってまでも供給し続けている魔力によって温存され――）
    （その巨躯は、魔力を受ける器としても、巨大な容積を持っていた。我が身に残るはその一画分）
    （その身は聳える城塞が如く、迫り来る侍を迎え、待つ）
    来るがいい、侍よ
    （輝くままの巨剣をその背に）
    我が拳を以て、その剣を折り砕こう
    （侍の信念、魂そのものを砕く。そう宣言して、拳を握る）
    （勝負を決めるは、次の一合） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 23:07:58
  - もう…もう止せ…！（傍目にも分かる異様。このマスターは言葉の通り、全てを投げ打って臨んでいるのだろう）
    捨てるのなんか簡単だ！　だが…過去も、未来も！今も！拾い直す事など出来ないんだぞ！
    （後方へと跳んだシィナを追い駆け、光を纏った杖を振るう。打ち倒すためではなく、止めるため。この戦いに幕を引くため）
    …セイバー！（道を、未来へと続くこの道を徹す力。己が従者と己とに、持てる力の全てを乗せて――） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 23:17:48
  - (主と、巨躯の騎士の主の声も聞こえていた。悲痛な叫び。それでも斬ると言って恥じぬ、省みぬ瞳は)
    唯、仕えた主の道を斬り拓く。それが侍の道であれば
    (唯一解ではない。それはこのサーヴァントの望む侍の姿でしかない。それでも、その信念はっきり口にした)
    参る
    (来いと呼ぶ騎士に応える侍の声は短く。主の呼び声に答えて更に疾走)
    (構えた刀は両手で、切先を巨躯の騎士に向け突きの構え。結界の剣を弾き飛ばしたのと同じ構えで。魔力だけがその身の裡に収まった)
    (嵐の前の静けさ。剣の間合いに入れば。令呪に上乗せされた力が、魔剣を顕わした)
    
    星貫(BLADE ARTS Ⅲ)
    
    (それは。目で捉えるならＸ字に横一文字を斬っただけの軌跡にしか映らない。凡庸な３つの太刀筋。銀光は同時に三閃)
    (だがその現実は)
    (霧を生み。音より疾い無数の突き、点の連打に他ならない。その数数える事何人にも能わず)
    (無数の星の数程、光在れと。繰り出された突きは巨躯の騎士を貫き、道を斬り拓く剣光に他ならない──────！) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 23:27:59
  - それは、さいしょから、拾える人の意見だよっ！
    私はここにこなきゃ、誰かと出会えなきゃ、何一つ拾えないままだったっ！
    でも、今は違う……今だけは違うの……！だから、私から夢を奪わないで！！（大声で叫ぶ）
    …セイバー！（道を、未来を全て代償にした今だけを守る力。杖を以って迎え撃つ。持てる命の全てを乗せて――） -- シィナ 2011-10-16 (日) 23:47:39
  - （守るべき未来を代償に、現在を掴むべく。我が身は主と共にある）
    （しかし、この男の切り札は、もはや金剛不壊(アダマス)ではあり得ない）
    （それは、本質として守るための宝具。『守るな』という令呪は、それを使うを許さない）
    （守るための幻想(ほうぐ)は壊れゆく。背の巨剣が魔力へと変わり、令呪の魔力と一体となって）
    （今この時に相応しいのは、より根源的な破壊の力。迫る敵を打ち倒し、勝利(いま)を手にするための力）
    背を見る者に安楽は無し、其は峻烈なる星界の火、天より降り来たる鉄槌
    （主を守るための誓句は、敵を斃すための呪句へと変貌する）
    相対する者に畏怖よ有れ、其は凄烈なる劫初の焔、地にて砕き爆ぜる巨星
    （朗々と響く詠唱に従い、膨大な魔力は一つの魔術を形成する）
    我、遍く禍の僭主を為さん
    （固有結界。燎原の炎、照らされ立つは巨躯なる騎士）
    （守るべき者の在るべき城塞は無く。猛々しい真紅の魔鎧を纏ってただ独り）
    （彼の手に剣は無く。あるのはただ、身に纏う鎧と、その肉体。振るうべき武器は孤拳ただひとつ）
    
    ―――万砕真紅の大流星(ルベウス)
    
    （魔鎧の強化能力を、拳の一撃のみを振るうためだけに特化して）
    （放たれるのは山一つ消して余りある、天より巨星の堕ちるが如くの破壊力）
    （ただ一撃で遍く全てを消し飛ばし、真紅(ルベウス)に染める魔拳が、一条）
    
    （天にさんざめく星々の魔剣と、天より降り来る流星の魔拳）
    （そこは音を越えた世界）
    （無数の剣閃と、ただ一つの拳撃が交錯する） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:16:22
  - (それは稀有な感覚であった。己の貫くべき、進むべき世界が「変わる」)
    (その世界において。落ちる流星の如き拳はまさに無双の一撃であり、何人も。神ですらそれに怯えるであろう深紅の一条だ)
    (だが、忘るる勿れ)
    (其の魔剣の名は星貫(ホシヲツラヌクモノ))
    (星の数ほど貫き。星をも通せと放たれた魔剣である)
    (なれば、流星を貫けぬはずがあろうか───────！)
    
    (音より速い、刹那の交錯は終わる。互いの距離はやや置かれて背中合わせに)
    (侍は、業の終わりの姿のまま微動だにしない。残心) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:56:44
  - （交錯。互いの業が音速を越えたが故の衝撃波が、空間に割れるような音を響かせる）
    （連鎖するが如くに幻想の世界は壊れ、真紅の魔鎧は千々に砕けて、青と水が支配する決闘場の光景が戻る）
    （星を貫く魔剣は、名にし負う宿命の如くに流星の魔拳を突破して――騎士の巨体を蜂の巣に変えた）
    （拳を振り抜き、血に塗れた巨体は、尚その場に崩れずに。しかし、その身に逃れ得ぬ死を抱いて力なく）
    ――見事、だ
    （死力を尽くした己を、尚上回った対手への、それは賛辞の声。虚飾なく実直、彼らしく端的に、戦士としての矜持を果たし）
    （ぐらり、その巨体が、ついに膝をつく）
    （決着は、成った） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:11:39
- - Tear, and Death - 　with what in our hand...?
  - （視界の端で捉えたの事実が、現実が、信じられない。その光景は、あまりにも自分にとってありえず）
    （信じがたい唯一の風景であったから）
    （流星のごとき拳の一撃を、さらに上回る速度の剣撃が貫き、巨漢が膝をつき、俯く）
    （杖が落ちる音）
    （目の前に、相手のマスターがいるというのに……その光景に引き寄せられるように、ふらふらとセイバーの元に歩いていく）
    ……セイ、バー……？（感情の失した声で、血に塗れた自身のサーヴァントの名前を呼ぶ） -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:20:01
  - （蹲るような姿勢から頭を上げれば、普段よりいくらか距離が近いだろうか）
    （土気色の死相。死神を待つばかりの顔。赤の鎧は血によって紅に染まっていて）
    （従者の姿は、覆らない現実をありありと映し出していた）
    （呻くように、言葉を吐く）
    ……すま、ない
    主よ……両親に、会わせてやることが……
    （込み上げた血で、咳き込む。抑えた手指の隙間から、赤黒いもの）
    すま、ない -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 22:11:33
  - （よろよろと、血に塗れるセイバーに近寄っていく）終わり……なの。
    私の……せいはい、せんそう……。
    うそ、だよ……だって……だって、セイバーは、勝つって、言ったし……。
    私、まだ……まだ、戦える、し……。
    （呆然とした顔で、傷だらけのセイバーを見る）
    ……願いも、まだ、叶えて、ないのに……。
    こんなところで……終わり、なの……。
    （焦点の合わない目でセイバーの喀血を一度見たあと、ふらふらと地面に膝をつく）
    そんなの……いやだよ……。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:13:58
  - いやだよ……そんなの……。
    だ、って……せいはいせんそう、終わっちゃったら、私の、聖杯戦争、終わっちゃったら。
    
    セイバーに、もう、会えない、なんて……
    
    （堪えてきた涙が）
    （勝つために捨ててきたはずの涙が）
    （堰を切ったように、溢れ出す）
    
    （ボロボロと、何かが崩れ落ちるような涙が地面を次々に濡らす）
    い、いや、だ……せい、セイバーと、わ、わか、れるのは、いやだよ……。
    だって、わた、私を、私を、見て、認めて、くれ、くれたのにっ……。
    まだ、わた、私、何も、何も、返せて、ないっ、のにっ……。
    
    （セイバーを涙でぐしゃぐしゃになった顔で見上げる）
    
    わた、私、もう、我侭、言わないから……。に、荷物も全部、私、わた、私が、自分でも、持つから……。
    あ、足が、痛くても、あ、歩くし、歩く、から……お腹、が、空いても、が、我慢する、から……！
    も、もう、聖杯なんていらない……っ！！　お父、さんとお母さん、いき、生き返らせなくても、いい……っ！！
    と、友達も、認めてくれるのも、い、いらないっ、からっ……これから、みん、皆に嫌われて、ず、ずっと独りでもいいからっ！！！
    
    （大声で。喉が張り裂けそうな大声で、叫ぶ）
    
    いなくならないでえぇぇぇ……せいばあああっっっ……！！
    
    （その巨体に抱きつき、涙を染みこませる） -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:20:43

（勝つと、守るといっておいて、この様だ。奥の奥の手まで使っての敗北）
……すま、ない
（しかし、胸に悔恨はない。己に出来ることは全てやった）
（ただ。泣きじゃくる少女の願いに、応えてやれなかったこと）
（それが、ただ、哀しい）
すまない、主よ。……もう、よいのだ。
俺は、ここまで、だ。死とは、こういうものだ……
（そうして響く、少女の叫び）
（抱きつかれるがままに、震える手で頭をそっと撫でる）
（それほどまでに、想われていたのか）
（だが――だが、これで、孤独な少女に、他人を信じることを、教えることが出来た）
（己の存在は、無駄ではなかったのだ）
（救われた思いで、言葉を振り絞る）
……ひとつだけ、願いがある
（もともとは、オリジナルが晩年抱いた悔恨から生まれた思い。だが、今は違う）
（少女のためだけに生まれた、従者(セイバー)という、この男の真なる望み）
（だから、残された僅かな時間に、過去など語ることはしない。それは、己のものであって己のものでないから。意味など無いから）
（少女にとっての『俺』は、冒険者メガ・ミダイスキとは別人、サーヴァントとして、複製品として作られたこの『俺』なのだから）
（だから、残りは全て、己のために、そして少女のために）
『生きろ』
（それはエゴでしかないのかもしれない）
（ごくごく僅かな、残りの魔力を振り絞っての治癒魔術。細胞の劣化を少しでも癒そうと）
（男が形見として残せるのは、僅かな延命だけだった）
生きて、己自身の未来をを掴め。
……主には、もう、それが出来る
（現界させるための魔力も使ってしまった。徐々に霊体と化し、薄れてゆきながら――にこりと笑う。無骨な岩が動くような、いつもの笑顔）
（この少女に生きてほしいと、己の未来を歩いて欲しいと。それが心の底からの願いだった） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:02:26
（今まで何一つ得られなかった。だから、何かを失う悲しみも、知らずに生きてきた）
（でも、今、失うものができた。だから、とめどなく涙は溢れ、子供のように泣きじゃくる）
（辛い）
（苦しい）
（悲しい）
（――寂しい）

（消え行く命を前に、せめてその一言一言までを覚えていようと、懸命に涙を耐える）
（零れる涙はなくなったが、しゃくりあげるような嗚咽は止まらず、それでも真っ直ぐにセイバーを、メガを見る）
（違う）
（責めたいんじゃない）
（もっと一緒にいたかった）
（楽しかったんだ）
（そう――生まれて初めて、自分は誰かと一緒に生きた）
（それが、何にも変えがたいくらい、楽しかったんだ）

（だから、ごめんなさい）
（私が弱くて、ごめんなさい）
（メガは、何も悪くない）
（だって、アナタは、私の生まれて初めての、友達、なんだから）

（『願い』はない）
（確かに、そう言った）
（聖杯に何を願うのかと、メガに尋ねたとき、確かに彼はそう言ったのだ）
（だから、それは……今まで我侭だらけで、メガにたくさん迷惑をかけた）
（自分が、叶えて、あげないといけない願いなんだ）

（私の願いは叶えられなかったけれど）
（メガの願いを叶えることができるなら）
（メガが、それができると言ってくれるなら）

がんばるっ……

（どんなに辛くても）
（どんなに悲しくても）
（どんなに寂しくても）
（自分は、笑顔で、さよならが言える）

（それは、涙でぐしゃぐしゃで、見ていられない、本当に不器用な笑顔だったけれど）
（この最初の友達が、もし自分を思い出す日が来るときがあったら）

（――笑顔を思い出して欲しいと、そう思ったから）

あ、りがと……メガ……。（ぼろぼろと涙を零しながらも、懸命に、消え行くメガの笑顔に、笑顔を、返した） -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:29:58
（『がんばる』）
（肯んずるその言葉に。涙で歪んで尚、精一杯浮かべるその笑顔に）
（その全てに、満足した笑みを浮かべる）

ウム。

（そうして、頷き）
（実体の霞みゆく掌を、少女の頭に伸ばし、撫でる）
（もはや触れることすらできないけれど、代わりに心が繋がっている。それで十分。十二分）

（サーヴァントとして、この世に存在した間は短かったけれど）
（少女に聖杯を手にさせることはできなかったけれど）
（とても、とても幸福だった）

（それは、最期の瞬間まで、ずっと）

―――ありがとう、シィナ

（男は虚空に溶け、消える）

（赤い鎧も、流れていた血も、大きな身体も、優しい笑顔も）

（全てがまぼろしのように）

（存在の痕跡は、少女の内だけに残して） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:50:19
（掌から零れていく、メガの痕跡）

（抱きしめても、抱きしめても、指先から失われていく）

（楽しかった）

（幸せだった）

（だからこそ――嗚咽と、泣き声は、高く、長く）

（消えてしまった初めての友達を思い、大声で、天に届けとばかりに、泣く）

（やがて喉も枯れ、涙も尽きるころに、ようやくよろよろと立ち上がった）

（荷物を拾い、よろよろ、ふらふらと歩き始める）

（足をもつれさせ、地面に倒れる）

（それでも、立ち上がり、また荷物を拾い、歩き始める）

（これからは……一人でも、歩いていかないといけない）

（それが、最初の友人が最後に残した、たった一つの『願い』だから――） -- シィナ 2011-10-18 (火) 00:02:03

- Sword, or Death - 　with what in your hand....?

（衝撃と轟音が渦巻き――相対する世界、燎原の炎が剥がれる様に消えてゆく）
（固有結界の崩壊、それは即ち相対するサーヴァントの敗北を意味する。勝負は決した。自らの刃は確かに応えてくれた）
（杖を手放し、自分の横をすり抜けていく少女をただ見送る。拾える者、確かにそうだ。今回は自分が希望を拾った、そして、一人の少女の手から希望を奪った）
（それが結末）

…………………（泣きじゃくる少女の声を背に天を仰ぎ、大きく息を吐く）
（重かった）
（勝利したと言う喜びと、勝利したと言う重みを感じ、立ち尽くす） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:57:17
(少女が駆け寄るのを邪魔しない様に。自身の魔剣を受けてもついに、膝を突くだけで倒れなかった好敵手に)
まさしく、生死の境紙一重でござった…お主の信念。忘るる事あるまい(静かにそう言って、主の下に歩み寄る。ゆっくりと、足音を立てて)
(かつん。こつん。と少女の慟哭に隠れてしまいそうな小さな音と共に紅蓮の隣に歩み寄り)
…主殿の命。確かに果たしましてござる。つきましては……
お暇を頂きたく
(ふらりと、天を仰ぐ紅蓮の方に倒れかかった。流星を貫いた代償は安くなかったのだ…剣を握る手以外は全ての個所に傷があると言ってもいい。戦闘前より余程の重傷だ…纏う赤い小袖が血で二重に赤く) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:03:57
（自らへと歩み寄る既に聞き慣れた足音に、天を仰ぎ見るを止め）
…ああ、良くやってくれた。見事だ、セイバー　あ…お、おい！？（慌て抱きとめた従者は血と泥に塗れ、それに、思っていたよりずっと小さく）
………うん、暇を取らす。今はゆっくり休んでくれ　…ありがとうな、セイバー（感謝の言葉と共に、その身体をしっかりと抱きしめて） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:28:09
(抱き止められた。主の体は案外しっかりしているが、柔らかくも感じ)
……全く、生易しい戦いなどないでござるな……(ちらりと、視線を斃した二人に向ける)
(騎士は消える寸前で、小さい少女は…泣きながらも笑っている)
(騎士は、彼女を護って満足したのだろうか。己の本懐を果たし、消えるのだろうかち…ふと、羨ましくなった)
後事はお任せ致す。己の意思で対手を退け踏み進んだ道、どうか悔やまれぬよう(す、と霊体化してその姿を消す) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:39:45
（悔やまれぬよう　出来るのだろうか。否、やるのだ。自らの意志で）
（侍の目線を追った先、巨人と少女は笑顔と泣き顔と笑顔で）
（正しい事ではなかったかもしれない、でも。少しだけ　そこには救いを見た気がして）
（敵であったはずの二人に惜別の情を感じつつ、やがてその光景から背を向け、前へと進む）
（迷宮のさらに奥へ、先へと。勝利した者の権利として――） -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:42:15

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対戦相談室 †

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正座的な植林 -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:15:43
- そしてこれがお茶と枝と月餅です -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:16:08
  - 拙者のタンメンまだでござるかー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:20:47
  - タンメンもう少々お待ち下さい。こちらお先に半チャーハンと餃子になります
    …こっから先はもう新規ツリーでしたっけ？ -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:25:19
  - いるでござるが、巨バーが多分23時になるので、br;もしかしたらこちらの敗退RP見てからとなると遅くなるやもしれぬので明日以降でもいいのではないかと思うござる -- シィナ 2011-10-17 (月) 20:26:37
  - ふむ。さすがに相手の終わり方見ないで帰るというのもないでござるな…！　保留にして別の事始めてるべきでござろうかー。チャーハンうまいでござる -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:28:33
  - 植えたにござる。
    もしあれでござったら、サブツリー立ててくれると見やすいのではないかと思ったり。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 20:29:32
  - こちらがわが始める時にサブツリー開始にすれば分かり易いでござるかなー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:40:38
  - （正座） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 21:55:46
  - お帰り　最後を飾りましょう（すでに準備できながら） -- シィナ 2011-10-17 (月) 21:57:49
  - (敦盛踊りまくり) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 21:58:05
  - 今からレス打つので気長にお待ちをー -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 22:02:03
  - マスターいらっしゃるかなー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:07:36
  - ちょっと離れておりました、おかえりなさい -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:14:37
  - 同じようなレスポンス二回はきつそうなので、
    すぐに私のほうもう１レスいきます。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:14:57
  - （二回送信して二回とも場所をミスった） -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:21:31
  - おかマスター。幼女曇りまくりなう　そして落ちついて！　頑張って！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:22:50
  - マスター、拙者らはこれ見終わるまで動かないのでござるかー？　同時並行で動きます？ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:33:17
  - うぃおー、並行で動いちゃっても問題ないですよねー -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:34:20
  - では行きますか。どちらからにしましょう -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:35:04
  - お待たせいたした。では我からで -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:46:40
  - 了解いたしたー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:49:57
  - あぁそうかこれ枝が完全一致だと… -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:55:53
  - （自分たちのところの枝タイトルをそっと改変しつつレス） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:03:16
  - ぐえー！！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:04:21
  - 思わず追加で絵も描くさ。
    うちのサーヴァントは格好いいなあ！！！うちのサーヴァントは最高に格好いいなあ！！ -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:18:41
  - 巨バーさんかっこいいなぁ！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:20:20
  - てれる……！ -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:21:33
  - 巨バーさんが男前すぎて辛い -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:22:35
  - …あ、いえ　うちの従者殿が男前でないと言う意味ではなくて -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:22:57
  - 拙者女顔でござるしー　歌舞伎やってたらお前達は俺の翼なんだ！　とかやってるタイプでござるしー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:25:30
  - （皆川フェード） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:51:19
  - （爆発エフェクトに掛かるメガの笑顔）
    えっ、爆発は困る。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:53:18
  - 霊体化してれば爆発しても無傷…よし！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:57:33
  - え、なに爆発オチなの（アフロヘアー用意して） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:58:41
  - 紅蓮さん何かこの場で話す？
    しばらく泣いた後話せるようになるけど……。
    あー……もらい泣きひどかった今。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:59:00
  - んむむむむむー…　この場は黙って去ろうかと思っていたのでございます　よ -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:07:32
  - 了解なう。
    三回戦頑張って！！ -- シィナ 2011-10-18 (火) 00:08:23
  - 敗者としてにやにやしながら見守っております。がんばれー！ -- 巨人騎士 2011-10-18 (火) 00:14:49
  - 頑張りますー　最後にもう一文打ち込む予定ですが…　二人ともありがとう！すごい素敵だった！ -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:16:28
  - 対戦の度に相手の方が凄い…と思う日々！　ありがとうございましたー！　三回戦いきなり詰んでる気もするけど頑張ろう　おー -- セイバー(侍) 2011-10-18 (火) 00:20:12

お名前:

- 聖杯の迷宮　・　第二回戦 -
- 告知
  - 対戦期間になりましらたら下記の相談室を併用しつつ、それぞれで決着をお願いいたします
- - Sword, or Death - 　with what in your hand...?
  - （その舞台に、降り立つ）………（一回戦のときのような、そして一度紅蓮と相対したときのような迷いはない）
    （自分のサーヴァントへの信頼と、相手の夢を乗り越える覚悟を持った顔で堂々と立つ）
    （そう、勝たなければならない。散っていったシャノンの夢のためにも）
    （何より、自分の願いを叶えるために）
    行くよ、セイバー。（杖を掲げると、自分のサーヴァントに向かって声をかけた） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:03:48
  - （決闘場に足を踏み入れれば、ひんやりとした空気が肌を撫でる）
    （しかし、それは内に秘める闘志を冷めさせず、むしろ浮き上がらせるようで）
    （シィナの横、この男は、それが当然であるかのように、常の如く堂々と）
    ウム。行こう、主よ。
    （主が勝利を望むのだ。己はそれに応えるべくして此処にある）
    （無垢な少女の、その切なる願いのために。戦いの時は来た） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:13:18
  - （先の戦いを終えて以降、ずっと感じていた何か。ずしりと、重い物が圧し掛かってくる感覚。それは、舞台へと歩を進めるにつれさらに大きく、重くなってくるように感じる）
    ………（視線の先に立つ少女は、なぜか自分よりずっと大きく見えて）
    （いつもより数歩、相手へと踏み込めないままに杖を構える。まるで何かから身を守る様に）…セイバー、出番だ
    （相対するシィナが従者を呼ぶ声を聞き、自らも傍らに立つサーヴァントへ呼びかける） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:14:07
  - (呼ばれれば、とばかりに声に答えて実体化するサーヴァント)
    (対手の鎧姿に比べて、冗談のような軽装。Ｙシャツに長履きに、小袖。腰には既に打刀を携えて)
    セイバー、推参
    (短く答え、一歩前に出る姿は…ほんの僅かな揺らぎがある。芯が通っていない様な。いつもの飄々とした姿は無く…僅かにぶれている)
    (怪我の治りが遅い。というよりも残っている。表面的には何もないが、ダメージとして回復されていない…それだけの魔力を要求していないからだ) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:19:42
  - （真っ直ぐに、紅蓮を、相手のセイバーを見る）
    本当は、我侭なねがいだってわかってる。
    他人のねがいをダメにしてでも叶えるべきねがいじゃないことも。
    でも、私にとっては本当に叶えたいねがいだから。
    だから、あやまらない、ふりかえらない。
    （全身の、令呪化した文様が光り輝く）
    セイバー、『最初から全力で』！！（大きく叫ぶと、令呪から流れ出す魔力が奔流となってセイバーに注がれる） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:27:30
  - （侍の少年は、どこか覇気に欠け、気力十分とは言い難い。それを経験によって培われた洞察力で察知する）
    （そのような相手を手にかけるのは、本来ならば控えるところ。しかし、これは聖杯戦争だ）
    （全ては主のために。その願いを叶えるために）
    （そうであるからこそ、その命に異存は無かった）
    ……心得たッ！
    （膨大な魔力を受けて、その存在感が何倍にも膨れあがる）
    （巨剣を抜き、構える。放たれる巨大な戦気は、周囲を押し潰すかのよう） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:38:35
  - 我侭な願い、叶えたい願い…そうだ、ここに集ってきた者は誰もが持ってきた（耳に届いた言葉を聞き、重い凝りはどんどん強くなる）
    （相対するサーヴァントから迸る圧倒的な威圧感、確かに苛烈では在ったものの…　己が従者が初戦で見せた力とて負けてはいない…筈であった）
    （令呪を用いての対抗も考えたが、切り札自体が有限である事への意識、自身のパートナーの不調や僅かなズレに気付ける余裕がなかった事などから――あるいは、セイバー本人が気付かせまいとした事もあったのかもしれないが――　ともかく、今はその判断を下さなかった）
    我にとっての、願いは…（考えつつも身体は動く。以前もそうしたように、相手の従者は自身の従者へと任せ。自らは光の槍を生み出し、自分の役目である相手マスターの押さえ込みにかかる） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:48:50
  - (シィナの真っ直ぐな視線と意思を受けて、なるほど。あの巨人の騎士はいい主を得たようだと僅かに口先を歪ませる)
    (さて、自分の主は。紅蓮はこれに抗する事が出来るのか…？　期待もあるし、不安もあった。それを切り捨て)
    (同時に令呪の発動。相手に魔力が満ちる────存在感が増す。ひしひしと感じられるそれは…堅固な、主を護る大山)
    (「あれは盾の英霊とでもした方がいいでござるなぁ」と、そんな感想を抱きながら)
    ひゅっ(その、戦気を貫くような疾走。膂力で勝負する気などない。足を使って間を置かず斬り続ける。それが勝機だ)
    (間合いは一瞬で詰まる。先に、リーチの長い巨躯の騎士の間合いに入った。ただ、紅蓮だけが分かるであろう…その疾走は。一回戦の物より、鈍い) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:50:54
  - （遅い来る、全身の虚脱感。生命そのものを消費して発動する魔法という名の呪いが、少しだけ蹈鞴を踏ませる）
    （相手のマスターが、こちらを狙ってくる。当たり前だ、自分たちのペアの最大の弱点は、自分の存在なのだから）
    （つまり、私がいる限り、私がセイバーに守られている限り、実質それは２VS１ということになり、万が一にでも、勝ちが転がり込んでくることはない）
    （――だから）
    （あえて、それを願う）
    （三つ目の令呪を使うということは、すなわち信頼関係の築けていないサーヴァントに対しては、自由を与えることに等しい行為）
    （加えて、マスターをセイバーの自動防御の宝具の制御下に置くことは、自身の身を守るという目的においては最善手であるにも関わらず）
    （自分は、あえて。あえてそれを、手放す）
    『セイバー、守らないで！！』私は、一人でやれるからっ！！
    （全身の令呪が輝き、絶対服従の命令となってセイバーに向けられる）
    （目に見える力ではなく、見えない信頼と絆、それを信じた故の命令。逃げ出したくなる足を堪えながら、鞭を仕舞い、杖を握って飛び込んでくる紅蓮に相対する） -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:00:10
  - （点に囚われず、全体を捉える戦いの視界。その中に、紅蓮の持つ光の槍）
    （己が宝具、『その背に守るもの(ビハインド・マイ・ブレイブ)』は、主に害なす全てから主を庇うもの）
    （主の命が、己の手を擦り抜けていってしまわないように。それはあらゆる凶刃を、己で受け止めようとする自己犠牲の宝具）
    （その発動を予感して、戦いの流れが脳内で構築されはじめた刹那。さらなる令呪が発動された）
    （３つ目の令呪の発動。それは、愚行であるはずの行為）
    （しかし、己と主の間には、令呪の束縛など必要ない。それほどまでに絆は深く、だからこその発動）
    （令呪による命令は絶対服従。しかし、そうでなくても、この男はそれに従ったろう）
    （主が己を信じるように、己も主を信じているから）
    （令呪の魔力が宝具を抑え、余剰のそれが力へ変わる）
    （だが、二つの令呪の魔力より、今、男に力を与えているのは、主との信頼に他ならない）
    （だからこそ、答えは声では返さない。目の前の対手に集中する、返答はただそれのみによって為す）
    （『いざ』と声を掛ける暇も惜しいとばかり疾駆するサーヴァントに、巨剣による袈裟がけの斬撃を放つ）
    （剛力に奢ることなく、それは何より錬磨された技によって迅い） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 23:20:51
  - （…違和感。自身と繋がる彼が、何かおかしい）
    （サーヴァントに好不調があるとするなら、今の彼はそれであると言うのか。先の戦いでは問題なかった…とするならば、今の原因は………主人である我か？）くっ…！
    知らずと疎かにしていたとでも…セイバー！（二つと二つの影が交錯する直前、咄嗟に魔力の流れを織り変える。より多く、より強く）
    （同時、自らも仕掛ける。令呪は確かに力となるが、その源となるマスターを止めれば済む事。光の槍を投げ放つと共に、駆ける勢いを加えてシィナへと杖を振り下ろす　…焦りを抱えたまま） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:42:38
  - (身に収まる魔力量の太さが増した。少しは治癒に回す分が出来そうだ…徐々に、だが)
    かたじけない(そう呟く声は届いたかどうか。そう、侍は主に命運に預けていた。従者の怪我の具合すらも勘案せよという様に)
    ほう…！(錬磨された袈裟切りに、目の前の騎士の評価をさらに引き上げる。なるほど、剣の英霊と認めるに吝かなくなった。だが)
    (体格差。厳然と存在するその差を最大限に利用する。地を這う様な低姿勢になり袈裟切りをやり過ごしたのだ。そんな姿勢から放つ剣撃などない様に思えるが…)
    (ただ、剣の業を練り込んできたこの英霊にとっては何の事は無い。打刀の間合いに入ると同時に片足を切断せんと抜き打ちが閃いた。相手の宝具を知らぬままに) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:45:41
  - （予期せぬ紅蓮の槍の投擲、かなり反応が遅れ、回避しようとしたときには、腕を浅く捉えていて）
    （直撃こそしなかったものの、血の尾を引いて、光の槍が壁に突き刺さり、消失する）
    いっぎ……っ！（泣くな。涙で前が見えなくなる。痛い。痛い。痛いけど、泣くな！）
    （勝つんだ、勝たないと全部無駄になる。シャノンの涙も、自分の覚悟も、自分を信じてくれたセイバーの覚悟も！）
    （曇りのない眼で、紅蓮だけを見る。セイバーがいる限り、相手のサーヴァントは抑えてくれる、綱渡りのような信頼の上を、綱渡りだからこそ真っ直ぐ進む）
    （これなら、止められる。止めないといけない。止めないと、勝てない！）
    ……っ！！（思考に後押しされるように掲げた杖で、その杖の攻撃を防ぐ。ガインッと杖同士がぶつかる音がして、切り裂かれた右腕の傷から血が噴出す）
    （痛みに体勢が崩れ、右手が僅かに緩み、杖を離してしまう。そのまま左に、紅蓮から見て右によけようとするが、一度防がれ威力は失したとはいえ杖の一撃は肩に叩きつけられた）
    （左手だけで握った杖を、それでも）
    （――涙を最後まで堪えた瞳で紅蓮を見て、遠心力で振り回して相手のわき腹に向けて叩きつけようと振る）
    ――あああっ！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:02:00
  - （躱されるのは想定内。前提であったとすらいってよい）
    （己が見込んだとおりの技量をもって、侍は易々とそれを潜る）
    （己の鎧を気に留めた風もなく、巻藁を両断するが如くに振るわれる居合の一刀は迷いなく迅い）
    （究めた技を以て刀を振るえば、装甲などあってないが如しということか）
    （見事という他ないその業前に、思わず笑みが零れた）
    （だが、巨躯が故の懐の内、飛び込んだ其処は死の間合）
    （僅かにその足を上げて斬撃を回避、瞬間、轟然と放たれるのは、その回避を予備動作としたひと蹴り）
    （最小限の動きで、その命を狩りにゆく。彼の格闘はそれ自体が宝具であり、その全てが致命たりうる威力を持つ） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 00:10:35
  - （避けられ、止められた…その事はまだ良い、問題はその次。打ち合う間に合ったシィナの目…その眼光に一瞬、気圧される）
    （反応が遅れた身の肋骨に、硬い物同士がぶつかる感触が響く）ぐっ…！　（…が、倒れない。１０歳の少女の腕力では、人を一撃で打ち倒すには程遠い）
    舐める…なっ！一人でやれる…などとっ！（手首を返し、自身の長い杖の先…打ち下ろした側と反対の先でシィナを強かに打ち据える）
    …小さなマスター、もう止めろ。お前では我は倒せない…（紅蓮自身でも分からない、先の瞳に何かを感じての…勧告）お前の願いが何かは知らぬが、諦め――（だがその最中、側より聞こえた音に言葉が途切れる）
    （重い音。剣戟ではない、もっと何かが砕けるような…自身のサーヴァントが起こすそれとは全く異質な音に、思わず振り向き、見る） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:48:53
  - ……！？(蹴りか、それ以外の手段で攻撃を防ぐか。予測のパターンはその二つで、そして見事に的中する)
    (生半可な蹴りであれば無視できる。強烈でも斬りながらすれ違う事は可能)
    (だが、その二つのどちらでもなく。宝具の域にある蹴撃だとは！)
    が…っ！！(護謨毬のように弾け飛んだ。方向は蹴られた方向と同じ、斜め上に吹き飛ぶように)
    (直撃ならば死は免れない一撃をかろうじて防いだのは砕けた鞘と…巨躯の騎士が得た感覚であろう、すなわち「手応えが軽すぎる。」直撃の瞬間に自ら飛ぶ浮身という技術だ)
    が…ふ…！(それでも優に10ｍ以上吹き飛び…宙で体を捩じり両足で着地。だが衝撃で後ろに下がりながら膝を突いた。喀血) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:49:59
  - （逆に叩いた手のほうが痺れる。戦闘訓練どころか、人を棒状のもので叩いたことすら初めてで）
    やれるっ、私はやれっ――（言い返そうとしたところに、杖の一撃が入る）
    （悶絶するほどの痛みに、身体を曲げ、咳き込む。それでも、声を上げたりはしない、すればきっと、セイバーはこちらを見るはずだ）
    （目じりに涙は浮かぶ、辛い、苦しい、今まで生きてきた人生の中で、こんなに苦しい瞬間はあっただろうか）
    （両親に見捨てられ、誰からも笑われ、必要とされたことなど一度もない）
    （辛かった。本当に辛かった。いつも自分は一人で、独りで、それでも歩いてここまで来たんだ）
    （諦めるなんて選択肢は、シャノンの涙と一緒に捨ててきた。辛くても、苦しくても、這ってでも夢を叶えなければ）
    ――私が生まれてきた意味がないもんっ……！！
    （もはや、それは技術ではない。魔術でも、戦闘術でもない）
    （ただ、相手の思惑を妨害したいだけの、突進、振り返り、自身のセイバーを見る紅蓮の足に向かって）
    （武器も持たずに思い切り低空タックルのように飛びかかる） -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:57:28
  - …やる。（必殺を期した一撃が返す感触は、あまりに軽い）
    （打ち合う刹那に鞘手が動いたのが見えた。斬撃に際して必要以上に重心を乗せていないのも確認している）
    （蹴りに鞘を合わせて装甲と化し、さらに自ら後方に跳んだのだと、理解するのは一瞬のこと）
    （だが、出会いの一合、その結果としては理想に近い。殺しきれぬまでも、十分な損害を与えている筈）
    （しかし、これだけの反応を持ち、敏捷性にも長じている。容易く詰め切れる相手ではない）
    （そう認識を新たにし、次の一手に移る。朗々とした呪文の詠唱）
    天なる大気よ、母の腕より早くに我を抱きたるものよ、疾く疾く奔りて我が歩みを飛翔に変えよ
    （短縮言語による呪文の圧縮は、これだけの文字列を、吹き飛ばされた侍が地に着くまでの間に、余裕をもって詠唱せしめた）
    （体勢を立て直す間を与えまいと。速度増加の魔術によって、離れた間合を一息に殺す）
    ムンッ（主たちの打ち合いはその背に遠く、再びの斬撃。地を割るような斬り下ろしが、迫る） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:13:45
  - セイ、バー……？（吹き飛ぶセイバー。呆然と、その様子を見ていたのは時間にして数秒なかっただろう）
    （その数秒は、シィナの行動を許すには足る時間で）
    く…っ！？　そんな意味など…意　味……（言葉を聞いて過ぎっていたのは、自分がその意味を与えられた時の選択）
    （自分には何もない、奪われるだけ、何も掴めないと嘆き続けた小さな自分は、都合よく差し伸べられた力へ縋って、そして縛られてしまった。深く考えもせずに）
    （この少女は自分ではない。意味を探す理由も、求める物も、何もかも違う、この先もまたきっと違う。ここで力及ばず何も得られなかったとしても、自分のようになるなどありえない、そんな理由で敵に斟酌する必要など何もないのだ。が）
    （一瞬の揺れ。迷いが遅れとなる。もつれるように転がる拍子、反応の遅れから強かに頭を打ちつけ）あ…
    （痛恨の失策。視界が赤く染まり、意識が深い場所に引き込まれていく――） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 14:20:49
  - …ぐっ(自己の損傷を把握する。胴に、治癒しきっていない斬撃痕と、先程の一撃による、内臓に至る損傷。鞘は砕け散った。宝具である故にいずれ修復されるが、少なくともこの相対では砕かれたままだ)
    (…アレを抜けば鞘も戻る。あの強固な鎧も無いが如くだ…だが。出来ない。それをすれば心が折れる。魔王と相見えた時の様に…！)
    (吹き飛ぶ最中でも詠唱は聞こえていた。顔を上げれば、己を両断せんと轟然と降ろされる剣…刀で受けるのは論外！)
    ちぃ…！(鞘が砕かれているのが反撃の手を潰した。残っていれば膝立ちからでも反撃出来たものを…！)
    (敵の速度は明らかに増加している。詠唱からして魔術を使う騎士であったとは…血が滾ることこの上ない)
    術式による身体強化…隙のない男でござるな！(両手に刀を持ったまま、転がる様に横に横転。その勢いで立ち上がる。ここは逃げの一手しか取れない…そこで視界に移る主の窮地)
    ……主殿！！(今すぐに、この山を越えて辿り着く事は出来ない。ただ強く呼びかけるのみ) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 19:41:09
  - （両者はもつれるようにして地面を転がる。地面のあちこちで身体を打つ痛みを、歯を食いしばって耐える）
    （転がりが治まると、よろよろと立ち上がり、杖を拾う）わた、しは……勝つんだから。
    （げほ、げほげほと咳き込む。令呪がなくなり、自分のサーヴァントへの魔力の供給が遠慮のないものになっている）
    （自身の魔力変換構造により、生命そのものがセイバーの魔力に返還され、供給されていく）
    （目の前には倒れ伏す紅蓮。勝利への近道、その切符）
    （――だから気づけない。咳き込みによる喀血を。自分の体の深刻な劣化を）
    （杖を構える。あとは、動けないようにすれば。マスターさえ、倒せば）
    （――自分の勝ちだから）
    （大きく杖を振りかぶって、倒れ伏す無防備な紅蓮に向かって、思い切り、振り下ろした） -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:25:10
  - （エンチャントで速度を増して尚、侍のサーヴァントを詰め切るには足りない）
    （そも敏捷性に圧倒的な差がある中、逃げに徹されてはあまりにも不都合）
    （そんな中、主から流れ来る魔力が、僅かに変質するのを感じ取る）
    （主の持つ本来の魔力から、命を削って生成した魔力へと。より切なる波動が身を満たす）
    （マージョリース学派が特色のひとつ、『代償供物』――己が肉体を捧げ、身の程を越えた魔力を得る秘術）
    （外法である。それは学生の頃、学派のその術について知ったときより変わらない思い。若き憤りに歪んだ教科書の頁を思い出す）
    （しかし、この少女には、その命を削ってさえ望むものがあるのだと。込み上げる感情を堪えながら守護してきた。守るのだ、これからも！）
    （なればこそ、迅速に対手を仕留めなければならぬ。そう、それは『全力で』）
    百の剣閃、千の魔術、万の砲火も禦ぎ守らん、黄金を被りて、満ちよ―――禦ぎ守る鉄壁の剣(ディフェンダー)！！
    （即断即行、宝具たる巨剣、その真名を解放する。瞬間、白き輝きが場を満たし、剣身が青白く燐光を纏う）
    （表面に浮かび上がるルーンと魔術回路の複合体は、精緻に織られた絨毯のように複雑な幾何学模様を剣身に描き、明滅する）
    （同時。巨剣の真の魔力が発動する。魔術障壁により形成され、対手を囲むように整然と並ぶは光の剣。その数、無数）
    （外に向けるばかりが障壁ではない。内に向けられたそれは輝剣の檻、あるいは天蓋）
    躱す能わず。――閉じよ
    （次なる発声を引金に、総数知れぬ光剣の群が、侍目掛け、全天周より殺到する！） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:06:20
  - 「何、簡単な調査です。以前2回…旧型使用のケースでも問題なく遂行できました。貴女で3人目です」　　（そんな事言って、誰一人帰ってきてないって話じゃないか）
    「大丈夫、ここはパパが引きつけるから。夜までに13番区で合流しよう」）　　（嘘だ。ずっと待ってたのに）
    「検査の結果、貴女に適応因子が認められました。望むのであれば対抗種としての待遇を受けられます」　　（その手を取っちゃダメだ。本当の狙いは…）
    「行かないで！　助けて！助けてよ紅れ――」　　（助けたかったよ！でもあの時はどうしようもなかった！）
    「対抗種が奴らとだけ戦っているのではない、とは説明があったでしょう？　そのような事では困ります、我々も慈善事業ではないのですから――」
    「わかりました…どうしてもと言うなら、別の任務を与えましょう。あなたの適正は、捨てるには惜しいのです」　　（そうだな、相手の素性も知らなかった自分が悪いよ）
    「逃げて！　14番区の防壁が突破されたって、ここもすぐに――」
    「また被災孤児か…　もうここも一杯なんだよ、他を当たってくんな。　…いや、ちょっと待ちな。お嬢ちゃんがちょっと我慢してくれれば保護してやれるかもしれないぜ？」　　（…嫌だ！やめろ！　思い出したくない！）
    （嫌だ、こんな夢…！　どうしていつも、間違える…何もなくしたくないのに、全部通り抜けていって…　誰も　何も　自分の傍には残らない…）
    （またなのかな）
    （また今度も全部　無くし　て）
    
    …殿！
    
    （声が　聞こえた）
    （誰か呼んでる…自分を？　何故？）
    （この声、傍にいてくれた人の声。自分にはまだ、やれる事が　自分はまだ、終わっていない。何度間違えても）次は…間違えない…！
    （鈍い音。だがそれは、骨を砕く音ではなく。伸ばした腕が、振り下ろされた杖を受け止めらた音）
    これが正しい事かなど、我にお前の願いを踏みにじっていく権利があるのかも今は知らぬ（杖を掴んだまま目を開く。シィナを見据え、ゆっくりと身体を起こし）
    だが我は…そのための手足が我に残されている限り、過去も、今も、未来も…全て諦めぬ。何度だって我は前に進む！（言葉と共に令呪の一画が解け、解放される。道を切り拓けという意志と、その為の力を乗せて） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:14:10
  - (主に声をかけたものの。それ以上気を払ってしまえばこの巨躯の騎士に命運を断たれる。即座に向き直り、構えは正眼に)
    …真名の解放…！(あの巨剣の輝き。詠唱を見てそう断じない事があろうか。いやない。真名の解放とはすなわち、宝具の全力の解放だ)
    …なんと…！(無数に広がる剣の壁。間違いない、この攻撃は…囲まれた。周囲に逃げ場はない)
    (素早く自己に埋没する。暗示をかけろ。傷は無視して、人体の枷を外し駆動する業を身に降ろす)
    (間を置かず、真正面に疾走する。受ける手は無い、収束する前に突破する事だけが生存の機だ───例えそれが、瀕死になる事が免れぬ道でも)
    (そう、決死の決意を固めた時に。膨大な魔力がその身に宿った)
    (主の命が下る。待ち望んでいた主の主が。切り拓けと。道を)
    (目に見える魔力が全身から吹き出した。ただ、道を往けという単一命令は果てしなく強い指向性を与える)
    
    ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！
    
    (純粋な魔力を纏い、青く輝く魔力を纏った侍が突進。光の壁と激突して閃光の華を咲かせた。魔力に包まれた躯が。刀が、剣の結界を切り開かんと吠える！) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:23:49
  - （譲れない思いが、願いがあるのは自分も相手も同じ。だから、一筋縄で自分の願いが叶えられるとは思ってない）
    （それでも、受け止められた杖の一撃と共に、勝利への道が崩れていくのを感じ）
    （――同時に、視界の違和感に気づく。――余りにも、それは茫洋としていて）
    （大きく咳き込む。手から杖が落ちる。拾わないと。拾って勝たないといけない）
    （杖を拾い上げ、後方に跳ぶ。咳き込みは止まらない）
    （涙目になり、杖を構える。セイバーへの魔力供給を、さらに行うために増幅の魔法陣を描く）
    ……させない。絶対、叶えるんだから。約束したんだからっ……！
    （負けじと魔力の奔流がセイバーへと流れ込む）
    だから私は……私の手足が残らなくてもいい、過去も、未来も全部いらないっ……！（サーヴァントたちにも聞こえるような大声で叫ぶ）
    今を叶えるちからがもらえるなら、ぜんぶ、ぜんぶ使って私は前に進む！！（真逆の覚悟。全てを捨ててでも前に進む、そんな覚悟と共に、杖を構えた） -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:30:17
  - （雲霞の如く、否、それよりも遙かに厚く、多くの、超高密度の剣の群はさながら光の壁の如く）
    （それは、射貫き串刺し殺さんとする殺意の群）
    （全方位より標的を過たず倒す、己が必殺を誇る技の一つ。それは不可避の千撃。そのはずだった）
    （それが――拮抗したのは僅か数瞬――弾かれる、無数の輝剣はちりぢりに、令呪が魔力を喰らいし侍によって！）
    その信念、認めよう
    （だが、負けるわけにはゆかぬ。聞いたか、無垢なる少女の悲痛な叫びを！！亡き両親の暖かな言葉を求めて、過去も、未来すらいらぬという！！）
    （そう、負けるわけにはゆかぬのだ。己は、そのために――主たる少女の望みを叶えんがために、戦っているのだから）
    （本当に？）
    （本当だとも）
    （己は、少女の未来をこそ願っていたのではなかったか）
    （否だ。今は違う）
    （真名による誓いを経て、令呪による命をを受けて）
    （『守らず』『全力で』）
    （二重の令呪の拘束が、魔力の奔流となって満ちてゆく）
    （令呪の魔力は、今、我が主がその想いを叫びながら、命を削ってまでも供給し続けている魔力によって温存され――）
    （その巨躯は、魔力を受ける器としても、巨大な容積を持っていた。我が身に残るはその一画分）
    （その身は聳える城塞が如く、迫り来る侍を迎え、待つ）
    来るがいい、侍よ
    （輝くままの巨剣をその背に）
    我が拳を以て、その剣を折り砕こう
    （侍の信念、魂そのものを砕く。そう宣言して、拳を握る）
    （勝負を決めるは、次の一合） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 23:07:58
  - もう…もう止せ…！（傍目にも分かる異様。このマスターは言葉の通り、全てを投げ打って臨んでいるのだろう）
    捨てるのなんか簡単だ！　だが…過去も、未来も！今も！拾い直す事など出来ないんだぞ！
    （後方へと跳んだシィナを追い駆け、光を纏った杖を振るう。打ち倒すためではなく、止めるため。この戦いに幕を引くため）
    …セイバー！（道を、未来へと続くこの道を徹す力。己が従者と己とに、持てる力の全てを乗せて――） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 23:17:48
  - (主と、巨躯の騎士の主の声も聞こえていた。悲痛な叫び。それでも斬ると言って恥じぬ、省みぬ瞳は)
    唯、仕えた主の道を斬り拓く。それが侍の道であれば
    (唯一解ではない。それはこのサーヴァントの望む侍の姿でしかない。それでも、その信念はっきり口にした)
    参る
    (来いと呼ぶ騎士に応える侍の声は短く。主の呼び声に答えて更に疾走)
    (構えた刀は両手で、切先を巨躯の騎士に向け突きの構え。結界の剣を弾き飛ばしたのと同じ構えで。魔力だけがその身の裡に収まった)
    (嵐の前の静けさ。剣の間合いに入れば。令呪に上乗せされた力が、魔剣を顕わした)
    
    星貫(BLADE ARTS Ⅲ)
    
    (それは。目で捉えるならＸ字に横一文字を斬っただけの軌跡にしか映らない。凡庸な３つの太刀筋。銀光は同時に三閃)
    (だがその現実は)
    (霧を生み。音より疾い無数の突き、点の連打に他ならない。その数数える事何人にも能わず)
    (無数の星の数程、光在れと。繰り出された突きは巨躯の騎士を貫き、道を斬り拓く剣光に他ならない──────！) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 23:27:59
  - それは、さいしょから、拾える人の意見だよっ！
    私はここにこなきゃ、誰かと出会えなきゃ、何一つ拾えないままだったっ！
    でも、今は違う……今だけは違うの……！だから、私から夢を奪わないで！！（大声で叫ぶ）
    …セイバー！（道を、未来を全て代償にした今だけを守る力。杖を以って迎え撃つ。持てる命の全てを乗せて――） -- シィナ 2011-10-16 (日) 23:47:39
  - （守るべき未来を代償に、現在を掴むべく。我が身は主と共にある）
    （しかし、この男の切り札は、もはや金剛不壊(アダマス)ではあり得ない）
    （それは、本質として守るための宝具。『守るな』という令呪は、それを使うを許さない）
    （守るための幻想(ほうぐ)は壊れゆく。背の巨剣が魔力へと変わり、令呪の魔力と一体となって）
    （今この時に相応しいのは、より根源的な破壊の力。迫る敵を打ち倒し、勝利(いま)を手にするための力）
    背を見る者に安楽は無し、其は峻烈なる星界の火、天より降り来たる鉄槌
    （主を守るための誓句は、敵を斃すための呪句へと変貌する）
    相対する者に畏怖よ有れ、其は凄烈なる劫初の焔、地にて砕き爆ぜる巨星
    （朗々と響く詠唱に従い、膨大な魔力は一つの魔術を形成する）
    我、遍く禍の僭主を為さん
    （固有結界。燎原の炎、照らされ立つは巨躯なる騎士）
    （守るべき者の在るべき城塞は無く。猛々しい真紅の魔鎧を纏ってただ独り）
    （彼の手に剣は無く。あるのはただ、身に纏う鎧と、その肉体。振るうべき武器は孤拳ただひとつ）
    
    ―――万砕真紅の大流星(ルベウス)
    
    （魔鎧の強化能力を、拳の一撃のみを振るうためだけに特化して）
    （放たれるのは山一つ消して余りある、天より巨星の堕ちるが如くの破壊力）
    （ただ一撃で遍く全てを消し飛ばし、真紅(ルベウス)に染める魔拳が、一条）
    
    （天にさんざめく星々の魔剣と、天より降り来る流星の魔拳）
    （そこは音を越えた世界）
    （無数の剣閃と、ただ一つの拳撃が交錯する） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:16:22
  - (それは稀有な感覚であった。己の貫くべき、進むべき世界が「変わる」)
    (その世界において。落ちる流星の如き拳はまさに無双の一撃であり、何人も。神ですらそれに怯えるであろう深紅の一条だ)
    (だが、忘るる勿れ)
    (其の魔剣の名は星貫(ホシヲツラヌクモノ))
    (星の数ほど貫き。星をも通せと放たれた魔剣である)
    (なれば、流星を貫けぬはずがあろうか───────！)
    
    (音より速い、刹那の交錯は終わる。互いの距離はやや置かれて背中合わせに)
    (侍は、業の終わりの姿のまま微動だにしない。残心) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:56:44
  - （交錯。互いの業が音速を越えたが故の衝撃波が、空間に割れるような音を響かせる）
    （連鎖するが如くに幻想の世界は壊れ、真紅の魔鎧は千々に砕けて、青と水が支配する決闘場の光景が戻る）
    （星を貫く魔剣は、名にし負う宿命の如くに流星の魔拳を突破して――騎士の巨体を蜂の巣に変えた）
    （拳を振り抜き、血に塗れた巨体は、尚その場に崩れずに。しかし、その身に逃れ得ぬ死を抱いて力なく）
    ――見事、だ
    （死力を尽くした己を、尚上回った対手への、それは賛辞の声。虚飾なく実直、彼らしく端的に、戦士としての矜持を果たし）
    （ぐらり、その巨体が、ついに膝をつく）
    （決着は、成った） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:11:39
- - Tear, and Death - 　with what in our hand...?
  - （視界の端で捉えたの事実が、現実が、信じられない。その光景は、あまりにも自分にとってありえず）
    （信じがたい唯一の風景であったから）
    （流星のごとき拳の一撃を、さらに上回る速度の剣撃が貫き、巨漢が膝をつき、俯く）
    （杖が落ちる音）
    （目の前に、相手のマスターがいるというのに……その光景に引き寄せられるように、ふらふらとセイバーの元に歩いていく）
    ……セイ、バー……？（感情の失した声で、血に塗れた自身のサーヴァントの名前を呼ぶ） -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:20:01
  - （蹲るような姿勢から頭を上げれば、普段よりいくらか距離が近いだろうか）
    （土気色の死相。死神を待つばかりの顔。赤の鎧は血によって紅に染まっていて）
    （従者の姿は、覆らない現実をありありと映し出していた）
    （呻くように、言葉を吐く）
    ……すま、ない
    主よ……両親に、会わせてやることが……
    （込み上げた血で、咳き込む。抑えた手指の隙間から、赤黒いもの）
    すま、ない -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 22:11:33
  - （よろよろと、血に塗れるセイバーに近寄っていく）終わり……なの。
    私の……せいはい、せんそう……。
    うそ、だよ……だって……だって、セイバーは、勝つって、言ったし……。
    私、まだ……まだ、戦える、し……。
    （呆然とした顔で、傷だらけのセイバーを見る）
    ……願いも、まだ、叶えて、ないのに……。
    こんなところで……終わり、なの……。
    （焦点の合わない目でセイバーの喀血を一度見たあと、ふらふらと地面に膝をつく）
    そんなの……いやだよ……。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:13:58
  - いやだよ……そんなの……。
    だ、って……せいはいせんそう、終わっちゃったら、私の、聖杯戦争、終わっちゃったら。
    
    セイバーに、もう、会えない、なんて……
    
    （堪えてきた涙が）
    （勝つために捨ててきたはずの涙が）
    （堰を切ったように、溢れ出す）
    
    （ボロボロと、何かが崩れ落ちるような涙が地面を次々に濡らす）
    い、いや、だ……せい、セイバーと、わ、わか、れるのは、いやだよ……。
    だって、わた、私を、私を、見て、認めて、くれ、くれたのにっ……。
    まだ、わた、私、何も、何も、返せて、ないっ、のにっ……。
    
    （セイバーを涙でぐしゃぐしゃになった顔で見上げる）
    
    わた、私、もう、我侭、言わないから……。に、荷物も全部、私、わた、私が、自分でも、持つから……。
    あ、足が、痛くても、あ、歩くし、歩く、から……お腹、が、空いても、が、我慢する、から……！
    も、もう、聖杯なんていらない……っ！！　お父、さんとお母さん、いき、生き返らせなくても、いい……っ！！
    と、友達も、認めてくれるのも、い、いらないっ、からっ……これから、みん、皆に嫌われて、ず、ずっと独りでもいいからっ！！！
    
    （大声で。喉が張り裂けそうな大声で、叫ぶ）
    
    いなくならないでえぇぇぇ……せいばあああっっっ……！！
    
    （その巨体に抱きつき、涙を染みこませる） -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:20:43

（勝つと、守るといっておいて、この様だ。奥の奥の手まで使っての敗北）
……すま、ない
（しかし、胸に悔恨はない。己に出来ることは全てやった）
（ただ。泣きじゃくる少女の願いに、応えてやれなかったこと）
（それが、ただ、哀しい）
すまない、主よ。……もう、よいのだ。
俺は、ここまで、だ。死とは、こういうものだ……
（そうして響く、少女の叫び）
（抱きつかれるがままに、震える手で頭をそっと撫でる）
（それほどまでに、想われていたのか）
（だが――だが、これで、孤独な少女に、他人を信じることを、教えることが出来た）
（己の存在は、無駄ではなかったのだ）
（救われた思いで、言葉を振り絞る）
……ひとつだけ、願いがある
（もともとは、オリジナルが晩年抱いた悔恨から生まれた思い。だが、今は違う）
（少女のためだけに生まれた、従者(セイバー)という、この男の真なる望み）
（だから、残された僅かな時間に、過去など語ることはしない。それは、己のものであって己のものでないから。意味など無いから）
（少女にとっての『俺』は、冒険者メガ・ミダイスキとは別人、サーヴァントとして、複製品として作られたこの『俺』なのだから）
（だから、残りは全て、己のために、そして少女のために）
『生きろ』
（それはエゴでしかないのかもしれない）
（ごくごく僅かな、残りの魔力を振り絞っての治癒魔術。細胞の劣化を少しでも癒そうと）
（男が形見として残せるのは、僅かな延命だけだった）
生きて、己自身の未来をを掴め。
……主には、もう、それが出来る
（現界させるための魔力も使ってしまった。徐々に霊体と化し、薄れてゆきながら――にこりと笑う。無骨な岩が動くような、いつもの笑顔）
（この少女に生きてほしいと、己の未来を歩いて欲しいと。それが心の底からの願いだった） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:02:26
（今まで何一つ得られなかった。だから、何かを失う悲しみも、知らずに生きてきた）
（でも、今、失うものができた。だから、とめどなく涙は溢れ、子供のように泣きじゃくる）
（辛い）
（苦しい）
（悲しい）
（――寂しい）

（消え行く命を前に、せめてその一言一言までを覚えていようと、懸命に涙を耐える）
（零れる涙はなくなったが、しゃくりあげるような嗚咽は止まらず、それでも真っ直ぐにセイバーを、メガを見る）
（違う）
（責めたいんじゃない）
（もっと一緒にいたかった）
（楽しかったんだ）
（そう――生まれて初めて、自分は誰かと一緒に生きた）
（それが、何にも変えがたいくらい、楽しかったんだ）

（だから、ごめんなさい）
（私が弱くて、ごめんなさい）
（メガは、何も悪くない）
（だって、アナタは、私の生まれて初めての、友達、なんだから）

（『願い』はない）
（確かに、そう言った）
（聖杯に何を願うのかと、メガに尋ねたとき、確かに彼はそう言ったのだ）
（だから、それは……今まで我侭だらけで、メガにたくさん迷惑をかけた）
（自分が、叶えて、あげないといけない願いなんだ）

（私の願いは叶えられなかったけれど）
（メガの願いを叶えることができるなら）
（メガが、それができると言ってくれるなら）

がんばるっ……

（どんなに辛くても）
（どんなに悲しくても）
（どんなに寂しくても）
（自分は、笑顔で、さよならが言える）

（それは、涙でぐしゃぐしゃで、見ていられない、本当に不器用な笑顔だったけれど）
（この最初の友達が、もし自分を思い出す日が来るときがあったら）

（――笑顔を思い出して欲しいと、そう思ったから）

あ、りがと……メガ……。（ぼろぼろと涙を零しながらも、懸命に、消え行くメガの笑顔に、笑顔を、返した） -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:29:58
（『がんばる』）
（肯んずるその言葉に。涙で歪んで尚、精一杯浮かべるその笑顔に）
（その全てに、満足した笑みを浮かべる）

ウム。

（そうして、頷き）
（実体の霞みゆく掌を、少女の頭に伸ばし、撫でる）
（もはや触れることすらできないけれど、代わりに心が繋がっている。それで十分。十二分）

（サーヴァントとして、この世に存在した間は短かったけれど）
（少女に聖杯を手にさせることはできなかったけれど）
（とても、とても幸福だった）

（それは、最期の瞬間まで、ずっと）

―――ありがとう、シィナ

（男は虚空に溶け、消える）

（赤い鎧も、流れていた血も、大きな身体も、優しい笑顔も）

（全てがまぼろしのように）

（存在の痕跡は、少女の内だけに残して） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:50:19
（掌から零れていく、メガの痕跡）

（抱きしめても、抱きしめても、指先から失われていく）

（楽しかった）

（幸せだった）

（だからこそ――嗚咽と、泣き声は、高く、長く）

（消えてしまった初めての友達を思い、大声で、天に届けとばかりに、泣く）

（やがて喉も枯れ、涙も尽きるころに、ようやくよろよろと立ち上がった）

（荷物を拾い、よろよろ、ふらふらと歩き始める）

（足をもつれさせ、地面に倒れる）

（それでも、立ち上がり、また荷物を拾い、歩き始める）

（これからは……一人でも、歩いていかないといけない）

（それが、最初の友人が最後に残した、たった一つの『願い』だから――） -- シィナ 2011-10-18 (火) 00:02:03

- Sword, or Death - 　with what in your hand....?

（衝撃と轟音が渦巻き――相対する世界、燎原の炎が剥がれる様に消えてゆく）
（固有結界の崩壊、それは即ち相対するサーヴァントの敗北を意味する。勝負は決した。自らの刃は確かに応えてくれた）
（杖を手放し、自分の横をすり抜けていく少女をただ見送る。拾える者、確かにそうだ。今回は自分が希望を拾った、そして、一人の少女の手から希望を奪った）
（それが結末）

…………………（泣きじゃくる少女の声を背に天を仰ぎ、大きく息を吐く）
（重かった）
（勝利したと言う喜びと、勝利したと言う重みを感じ、立ち尽くす） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:57:17
(少女が駆け寄るのを邪魔しない様に。自身の魔剣を受けてもついに、膝を突くだけで倒れなかった好敵手に)
まさしく、生死の境紙一重でござった…お主の信念。忘るる事あるまい(静かにそう言って、主の下に歩み寄る。ゆっくりと、足音を立てて)
(かつん。こつん。と少女の慟哭に隠れてしまいそうな小さな音と共に紅蓮の隣に歩み寄り)
…主殿の命。確かに果たしましてござる。つきましては……
お暇を頂きたく
(ふらりと、天を仰ぐ紅蓮の方に倒れかかった。流星を貫いた代償は安くなかったのだ…剣を握る手以外は全ての個所に傷があると言ってもいい。戦闘前より余程の重傷だ…纏う赤い小袖が血で二重に赤く) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:03:57
（自らへと歩み寄る既に聞き慣れた足音に、天を仰ぎ見るを止め）
…ああ、良くやってくれた。見事だ、セイバー　あ…お、おい！？（慌て抱きとめた従者は血と泥に塗れ、それに、思っていたよりずっと小さく）
………うん、暇を取らす。今はゆっくり休んでくれ　…ありがとうな、セイバー（感謝の言葉と共に、その身体をしっかりと抱きしめて） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:28:09
(抱き止められた。主の体は案外しっかりしているが、柔らかくも感じ)
……全く、生易しい戦いなどないでござるな……(ちらりと、視線を斃した二人に向ける)
(騎士は消える寸前で、小さい少女は…泣きながらも笑っている)
(騎士は、彼女を護って満足したのだろうか。己の本懐を果たし、消えるのだろうかち…ふと、羨ましくなった)
後事はお任せ致す。己の意思で対手を退け踏み進んだ道、どうか悔やまれぬよう(す、と霊体化してその姿を消す) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:39:45
（悔やまれぬよう　出来るのだろうか。否、やるのだ。自らの意志で）
（侍の目線を追った先、巨人と少女は笑顔と泣き顔と笑顔で）
（正しい事ではなかったかもしれない、でも。少しだけ　そこには救いを見た気がして）
（敵であったはずの二人に惜別の情を感じつつ、やがてその光景から背を向け、前へと進む）
（迷宮のさらに奥へ、先へと。勝利した者の権利として――） -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:42:15

──────────────────────
　
- 相談室 -
- （とても申し訳なさそうに正座） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 21:34:57
  - (踊る） -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 21:39:55
  - （敦盛） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 21:41:27
  - （仮眠から激しく起床土下座） -- シィナ 2011-10-15 (土) 21:55:12
  - さくさくっと舞台に上がろうかな。
    マスター同士がまず相対して、サーヴァントに出てきてもらう感じで。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 21:57:18
  - 揃った…(シィナＶＳ紅蓮の後にコスプレ対決と書きくわえようとしたのを隠しながら) -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 21:57:22
  - 了解いたした。あ、上では色つけた方がいいでしょうか。 -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 21:58:23
  - （小さく※ただしどちらもサーヴァント　と書く） -- シィナ 2011-10-15 (土) 21:58:24
  - 紅蓮さんとセイバーの色がやたら近いので鯖だけ色つけようか。
    全員暖色だこれ。男色って変換されるPCもどうかと思うけど。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 21:59:54
  - （フレディ・マーキュリーのコスプレ） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:00:27
  - （子供の時のトラウマなので漏らす） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:01:02
  - 了解いたしたー　色はどうでしょうね、同じ系統の色が並ぶと逆効果な事もありますが（侍バーに執事服着せながら） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:01:24
  - 執事侍(執事侍)さもにゃんのＰＣはもう駄目だ…じゃあ鯖だけ色ですかな -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:02:22
  - もしかして：フレディ違い -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:04:55
  - （そのマチガイに今気づいたので漏らさなかったことにしてドライヤーで布団を乾かす） -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:05:43
  - （あ、早漏だった）いや、声かけられたからつい -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:15:28
  - いいんだ（遅くてすまないのポーズ） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:17:23
  - いにゃ、大丈夫でしょう。場面が分割されてるし。
    スムーズに戦いに移れそう。
    紅蓮さん戦闘参加できるー？　それとも鯖だけ同士の対戦にするー？ -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:17:53
  - 何事もなければ１回戦同様に襲い掛かろうとしますー　中の人的にも戦闘はOKです、できます
    しなくていいやー、てなら戦闘しようとしたときに誰か制止してくれれば -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:21:44
  - OK乱戦行きましょうじゃあ。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:22:26
  - 制止と書いて逮捕と読むんですな… -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:23:11
  - （ﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝ） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:24:11
  - 鯖マス鯖マスの順の方が鯖は戦闘RPしやすいのかな
    今のままだとマス鯖マス鯖になるけど、どっちのほうがいい？
    自分たちのマスターの行動でサーヴァントの動きが制限されてやりづらそうなら鯖マス鯖マスの順にしようかと思うけど。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:24:31
  - ふむ、どちらかというとマスの動きを見てから動きたいかな。マス鯖マス鯖でいいかなぁと。他の方は？ -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:27:29
  - 戦闘中に令呪を使ったりするケースを考えるとマス鯖マス鯖のがおさまりがよさそう。
    動きが制限されるといえば自分の庇う宝具なんですが、「本当に危ない時以外発動さないで、セイバーは自分の戦いに集中して」みたいなくだりが欲しいかな。今のままだとほんとにオートで発動しちゃうので -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:30:30
  - ぐうう！バレてる！最後の令呪、実はそれにしようとしてた。
    どっちかに狙われる機会があったらあくまで「勝つため」にそういう使いかたしようかと。
    了解、マス鯖マス鯖で。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 22:34:08
  - その順番で了解いたしたのですよー -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:36:24
  - あ、それならやっぱり攻撃に対してマスターの反応が先にこないとうまくいかないでしょうし、マス鯖マス鯖の順でよさそうですね -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 22:41:08
  - （ボムをケチって死ぬ人のポーズ）侍バー殿、このターンは耐えておくれと言ってみる -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:51:28
  - ごほうびはー？ -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:52:52
  - ３日間、おやつに八つ橋を追加しましょう -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 22:56:22
  - 生のがいいでござるー -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 22:58:59
  - （ああ生ってそういう） -- 巨人騎士 2011-10-15 (土) 23:00:02
  - （一回戦に続きまた主従ックスなの……）
    美味しいパスを貰ったのでいきなり使ったよ。二回戦進出者の中では一番早く令呪使いきったのでは……？ -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:01:04
  - 隠語じゃないでござるよ！？　令呪ブースト三段とか勝ち目ねぇでござるー！　あ、使ってるのは二画だった -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:04:16
  - （賞味期限近いから）ダメって言ってるのに、セイバーったら私の弱みに付け込んで生を要求してきて…（くすんくすん）
    うじうじ悩んでる間に早速２画とかどうしよう、さすがに対抗発動しないとか…？ -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:08:37
  - よし、これは勝てるのでは……！！
    負けなくても一回戦に一個ずつは使おうとはしてた令呪。他に面白い使い道なさそうだしねー……。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:10:40
  - 戦闘RPでは完膚なきまでに敗北してるのに勝ち進むペアとか新しいんじゃねと今思いました（投げ捨てながら） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:12:25
  - あ。使うなら必殺技使う前がいいかなぁとマスター。二画ここで使っちゃうなら一画治癒して貰ってもいいですが　治癒は自前の魔力を送って貰った方がこう…その間にさもにゃんに追い詰められるマスター！　素敵！ -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:13:29
  - まあ今ので寿命が全体でごにょごにょ年ほど縮んだので
    いきなり戦闘中に倒れて帰らぬ人になるという説も存在し続けている。
    追い詰めていいならもういきなり使おうかな、使うか迷ってたとっておき。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:15:57
  - 戦闘中に寿命使い切っておばあちゃんになって…おや、今回の聖杯戦争に限ってはおばあちゃん化は勝利フラグでは… -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:17:30
  - あのお婆ちゃんは負けた場合でも老衰してその場で立ったまま往生してほしい。 -- シィナ 2011-10-15 (土) 23:21:12
  - おばあちゃんは弁慶か何かですか
    セイバーへ力を流しつつ気の抜けた同時攻撃。へへっ、こんな小さな女の子…残りの魔力だけでも捻ってやらぁ（死亡フラグ） -- 紅蓮 2011-10-15 (土) 23:46:12
  - ラオウだと思うでござるな。なんで主従で死亡フラグ立てながら突撃してるんでござろうな… -- セイバー(侍) 2011-10-15 (土) 23:48:52
  - 半分うつらうつらしてるのだけど自分のターンになると思いっきり眠気が吹き飛ぶ。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:02:37
  - （長考看板） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:12:48
  - 宣言無く３０分とか長考するタイプですまない…… -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 00:14:01
  - 死ぬほど反応なくなったら寝てると思うので、セイバーを自由にしていいよ……しょうがないにゃあ。
    できるだけそうならないように頻繁に喋ろうと思います、喋ろうと思います。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:14:29
  - 泣きそうな顔で精一杯殴ってくる幼女とか心が辛いでーす -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:16:14
  - 従者殿質問、蹴りは喰らいますかね -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:28:48
  - なんらかの成長に繋がればいいなあと思ったり曇ったり -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:30:49
  - そりゃあもう食らいますよ！！　わぁい！！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:31:16
  - 了解いたしたー　（引き続きもうちょっと思考看板） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:35:02
  - マスター！　後ろ後ろー！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:52:25
  - （土下座）お待たせし申した。幼女怖い幼女　マスターサイドでは物理的に勝ってるのに勝手にすごい追い込まれる -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 00:53:38
  - ウィザードタックル。相手は死ぬ。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 00:57:59
  - キャットファイトきてるね… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 00:59:23
  - サモナーとしてのプライドなどとうに捨てた！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 01:00:10
  - ぐらっぷらー… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 01:05:03
  - 幼女に押し倒される幸せ　ぐれんさんです -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 01:07:11
  - …やる。って格好いいな……！！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 01:22:40
  - 口数少ない漢の貫録… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 01:26:00
  - てれる。さかのぼったら直前の発声が20行以上前だったわ… -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:27:58
  - 自分にしか分からないくらいの表情の変化で笑ってる巨イバーが見える。
    勝負に対してはワイルドでクレバーだね -- シィナ 2011-10-16 (日) 01:35:50
  - 巨人の血のせいで本能的にバトルはお好きなので。でも人間入ってるからいろいろ冷静っていう感じです。 -- 2011-10-16 (日) 01:42:56
  - また名前忘れた！belowじゃないＰコメは苦手！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:44:10
  - あざとい… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 01:45:07
  - 何故ここbelowじゃないんだろう……？と思ったら相談でも最新にあがるように同コメ内なのか……。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 01:46:04
  - そのようで。そろそろ二時が近づいてきたのでマスターの霊圧が気になる時期 -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 01:51:28
  - ということは一晩中タックルした体勢のままのサモ -- シィナ 2011-10-16 (日) 01:52:02
  - Ｑ．昨夜はどこにいましたか？
    Ａ．紅蓮さんの上にいました -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 01:53:11
  - ああ、上ってそういう…この泥棒猫！（扉から顔半分だけ出しながら） -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 01:54:07
  - ああ、やっぱりこのコンビも人を殺した後のエロールは格別だぜコンビなんだ……。
    一回戦と同じく10歳の前で繰り広げられちゃうんだ……。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 02:04:31
  - 一回戦もそうだったんだ… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 02:07:54
  - それを乗り越えて、私たちは今ここに立っている……
    紅蓮さんピンポイントで寝落ちてそうだねこれ。
    続きは明日かなー。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 02:09:02
  - 曇らせた相手にまぐわいを見せつけて快楽を愉しむつもりなんでしょう！エロ同人みたいに！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 02:09:52
  - 明日の時間はどうしましょうね。８時半～９時頃から待機して揃い次第？ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 02:13:04
  - そこまでエロ同人みたいにするなら見せつける所か巻き込んで３人でゴー！　やりません
    このペア強いはずだわ…トラウマ乗り越えてるわ…ですね。しかしシィナさん日曜は怪しいと言ってたような…？　月曜持ち越し？ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 02:13:30
  - そんな感じで。なるべく間に合うように帰ってきますゆえ。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 02:13:43
  - 了解いたした。それではまた明日！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 02:17:06
  - 余り無理はなさらずー！　お疲れ様でした。次回、防戦一方の紅蓮組はある秘策を打ち出す…
    次回「打撃系魔法少女紅蓮――２０代後半という年齢を乗り越えて」乞うご期待 -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 02:20:38
  - （トゲトゲの上に正座して石を抱える紅蓮さん） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 14:21:34
  - 豆腐メンタルのスイッチにかすったのでクリティカル入ります　の　よ
    落ちる前に書きかけてた文章を完成させただけなので動けるﾉ自体はまた夜からになります、申し訳ありません -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 14:23:25
植え替え＆待機 -- シィナ 2011-10-16 (日) 16:56:40
- そしてこれは枝。
  あっ、昏倒してる紅蓮さん紅蓮さん昏倒してる、勝てる、この勝負勝てるよせイバー…！！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 16:57:29
  - ぶっちゃけ詰んだ気がするでござるよ？ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 19:41:30
  - どういう方向に進めればいいか紅蓮さんの意見を聞こう。
    （今仮眠から起きた） -- シィナ 2011-10-16 (日) 19:55:10
  - おはようござるます。戦闘行動を開始しらす -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 19:56:34
  - 見事に仮眠をコントロールできるようになってちょっとおどろいてしらす。
    このままだとシィナちゃんは紅蓮さんの首に手を掛け、ごきりと。はしないものの、追撃していいものかだけ聞きたいです。
    主人公力で跳ね返してくれるのかな。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 19:59:21
  - 凄い高度な技術を…現状拙者駆けつける術ないでござるからなー。令呪ワープなら巨バーさんかわせるけど、意識ないなら使えないですし
    マスター幼女に乗られて喜ぶからパワーアップしないかな… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:03:34
  - 侍イバーからのいい呼びかけ入ったので、逆転フラグでもいい。
    どの道巨イバーまだいないので、ここで私が返信しても次で止まるのでちょっと全員揃うまで待つなり。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:05:58
  - おはようございます、今からちょっぱやでお風呂です
    寝ると終わっちゃうので気合で起きて令呪使うと思いますけど無防備でシィナさんの手番は、その　ごめん（考えてなかった） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 20:06:21
  - むしろ死に瀕した方が吹っ切れるイヤボーン体質じゃないかな我 -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 20:07:08
  - 逆にじゃあ紅蓮さんここでレス挟んでもいいよ、侍バーの返事を受けて。
    それに対するリアクションということで私につなげて、
    何か主張があれば叩きつけてくれてもいいし。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:08:57
  - おは主殿(風呂をＲＥＣしながら)
    令呪使って主殿の近くにワープするとさもにゃんけっ飛ばすくらいはしないといけないのでさもにゃんは跳ね飛ばしたり何か吹っ切れてがおーとかっこいいセリフ吐いて対処して貰いたい気はする　うん　イヤボーンでもよろしいが -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:14:12
  - うぉーう揃ってる！今来ましたー取り急ぎ流れを読むます -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 20:15:52
  - 巨バーさんいらっしゃい。今主殿がスーパーサービスタイム中なのでそれから戻れば全員揃うはずでござる -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:17:05
  - あ、来た。手番を適当に処理しようかな。
    そしたら次レスで紅蓮さんに対処して貰えばよさそうだし。
    ただし、侍バーは窮地にさらに巨イバーの一手をかわしてどうにかしないといけなくなるのでペアの連携が重要になり難度が上がる -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:18:06
  - 来いよ難度上昇！　でもぶっちゃけ今回は主殿に頼ってみようかなって☆　万全じゃない拙者で巨バーさん抜けるビジョンがない…主殿に一度助けて欲しいんでござるよねー -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:20:09
  - ここで自分がディフェンダーの真名解放してゲージ技ぶっぱすればいいのではないだろうか。
    侍バーさん大ピンチ！主を呼ぶ声に紅蓮さんが目を覚まし、すんでのところで令呪発動！さあ反撃だ！みたいな -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 20:21:35
  - サモスカルクラッシュ。相手の頭蓋骨は割れる。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:24:59
  - あ、真名解放みたい！　それみたい！！！　主殿の意向次第でもありますが
    令呪ブーストでピンピンになって押し返すのもいいなぁ…あ、これ終わった気がするでござる(すぅーっと薄くなる侍バー) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:27:03
  - ついに真名解放が……！一回戦で固有結界出させてもらってるし、
    本当に全部やらせてもらってる感があっていいね。
    勝ちコンビなのに此処まで鱒鱒でも鯖鯖でもピンチなコンビ初めて見た。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:30:56
  - ゆあがり今日42度で入れるのは無謀でしたあっつい（カメラを破壊しながら）
    ゲージ技我も見たいにござる異論ありません。頭蓋を砕かれると厨キャラは死ぬ、死なない事もある。か、かっこいい台詞…？かっこいい……！？（おろおろ） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 20:33:35
  - こう、お互い仲良くなったり悩みを話したりみたいなプロセスが終わってないでござるからなー　ここで一気にその辺を取りつつ逆転したい所。全部やってほしいでござるよ、全部見せて！　全部！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:34:11
  - 相手マスターとは基本仲良くせず、頭蓋は基本割る。みたいなスタンスだったので、結局敗退したシャノンとも絆っていうほどのものはなかったですし……
    紅蓮さんの一手で全てが決まるといっても過言でない。紅蓮さん回避＋侍バー援護という１ターンに二回動くレベルの主人公力を是非 -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:37:57
  - （ぷれっしゃーでしぬ）
    （頭蓋を粉みじんに砕かれてしんだ） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 20:38:49
  - 一回戦でも剣の真名解放はしてたよ！詠唱短いから地味だったけど。
    バリアで剣身伸ばす以外の攻撃を披露する方向で、もうちょっと待ってね！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 20:38:51
  - カメラが壊れたー！！　やはりここは主殿が意識不明の間に回想シーンが入るのかな…　主殿ー　主人公力とヒロイン力発揮でござるよー -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:39:21
  - 我の手番で超待たせると思うからゆっくりでいいんだ… -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 20:40:14
  - （自動防御切らずに、自分で自分の頭殴りながら杖を振り下ろすことで）
    （セイバーに交代しつつ剣を紅蓮さんの頭に振り下ろせてたら勝ってたんじゃないかなこの勝負……） -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:41:59
  - ああ、ああいうのも真名解放っていうんだ……本人の名前だけかと思ってた……（原作未プレイ） -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:42:51
  - 宝具は真価を発揮するのにその名前を叫ばないとダメとかそーいう感じでござるよ真名解放。必殺技の名前を叫ばないと戦えないルールがサーヴァントを強くするでござる -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:44:55
  - なるほど……！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:47:31
  - 『紅蓮頭蓋粉微塵破壊杖』（ケーリュケイオン）！！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 20:48:13
  - (あ、これは主殿死んだな…) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:49:08
  - シィナちゃんを狙って攻撃した敵マスター、その攻撃に反応して突如出現、反撃でワンパンＫＯ……みたいな使用イメージはあった。庇う宝具。
    そしてもうちょっとお待たせします（平伏） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 20:50:56
  - カウンター宝具として優秀すぎる…！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 20:54:35
  - お待たせいたした…… -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:07:08
  - なにこれ食らって負けたい…ハッ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:09:13
  - （イメージ映像：ちゃんと一斉に襲いかかる殲景・千本桜景厳） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:09:56
  - …完膚なきまでにボコボコに負けるけどさもにゃんの命が尽きてEDとか今過ぎったよ（しばらくおまちください） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 21:11:35
  - 主殿そろそろ成長してー！　頑張ってー！　さぁてどうしようかなこれ… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:14:32
  - 全方位同時攻撃とか壮絶な無茶振りですまない…… -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:15:38
  - い　い　ん　だ(とてもいい笑顔) -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:16:15
  - あ、そっちペアにゆるふわさんたちからの宣戦布告（in運営相談室） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:31:58
  - 実は『防御しないで』で皮肉にも巨イバー庇ってお腹を貫通する攻撃貰って、
    残HP全部使って『全力で倒して』で相手を倒そうとしてでも倒せなくて、巨バーの胸の中で逆に息を引き取るタイプの終わり方も考えてはいた。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 21:33:40
  - 主人公属性組来たでござる…！？　とりあえず判断は主殿に任せますかな -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:33:42
  - なにそれ超曇る。曇りカウンターっていうか曇り自爆ですよねそれ
    自分もろとも全員曇らせる勢いですよね -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:36:45
  - ……ねえ、もう見えないけど、ちゃんと、倒せたよね……。
    私、頑張ったよ、セイバー……だから、お願い、最後に一度だけで、えほっ、いいから……私を褒めて、みたいな流れ。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 21:38:13
  - 曇り地雷すぎる…！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:40:20
  - （5重くらいのプレッシャーで震えだす） -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 21:42:58
  - やさしい嘘をつきながら少女を看取るセイバー（巨）、彼女が息を引き取ると同時に彼の身体もまた薄れて消えてしまって、後に残るのは少女の亡骸のみ、みたいな展開……ある！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:46:26
  - 物悲しさ高いでござるなぁー！！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 21:49:22
  - 巨イバーの包容力というか許容力パない。あるんだ……！
    （紅蓮さんに精神安定剤を投げる） -- シィナ 2011-10-16 (日) 21:51:31
  - ネッサ天国で幸せになってればいいなあ（と、残された人たちが思う）的な展開好きよ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 21:58:46
  - いいよね……生きてる人たちが勝手に妄想する幸せな死後……。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:02:49
  - いい… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:04:03
  - あっ、侍バーも同類だった…！！何この業の深い集まり！！ -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:08:23
  - 基本ハッピーエンドが好きでござるがそういうのも終わり方としてはありでござるよ…！ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:11:12
  - 自分近ごろ引退した子をそういう終わりで締めたばかりなんだわ。放置キャラだったからこっそりな！
    あ、自分もハッピーエンドちゃんと好きだよ。ご、誤解しないでよねっ！ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 22:11:52
  - ネッサ当人以外が幸せじゃないハッピーエンド好きよ -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:14:52
  - ギリギリで意識を取り戻して受け止めて令呪使っただけなのにどうしてこんなにかかった我 -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:19:55
  - 結界が収束しきる前に一点突破しようとしている感じで一つ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:26:19
  - ぶっちゃけ「大量の剣で逆ハリネズミ状に串刺し攻撃」なので確定で斬り払いまくって突破していいのよ（今更） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 22:28:49
  - （皮肉にも必要以上の覚悟完了をするマスター） -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:31:20
  - 全包囲攻撃はロマン！　…展開上破られちゃう事が多いのがちょっと寂しいですね -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:31:31
  - （あれ、これ次の一合で決着してよくね？） -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 22:31:52
  - 全方位攻撃は破らないとまず死にますからなぁ…あ、そうなんですか。もっと密度が高いと思ってましたよ拙者！
    次で決めるなら、拙者この勢いで魔剣撃ちますが -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:34:01
  - さもにゃんしんでまうのん…？ -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:34:44
  - 巨バーのやりたいことが全部できてたら私はどっちでもいいよ。
    このまま引き伸ばしてもいいし。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:35:43
  - 固有結界見たいけど、さもにゃんの魔力余裕的に無理っぽいよね… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:36:47
  - その凄まじい密度の剣を斬りまくって突破するのが厨二！
    『守るな』が効いて鎧のみでの発動になるのと、令呪二画分貰ってるってことも考えると足りるんじゃないかな -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 22:39:42
  - いや、結構余裕あるよ、片肺ダメになっただけだし。 -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:40:08
  - 確かに、わざわざ魔力供給し続けることもなかったかもしれない。
    ビタミンC取りすぎて尿で排泄されてしまうような状況になってるのならえっ、サモの努力無駄っ！？ -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:41:23
  - 巨バーさん的にやりたい事はなんだろう…　グロい余裕だ！？　グロい余裕だよこれ！？ -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:42:03
  - 令呪１回分くらいの魔力が丸々残ってたことにして（巨大なので魔力を溜めおける容積が大きいため）、このまま令呪のせの超必を撃ち合って紙一重で負けたい
    しれっと怖いことをいうな！？ -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 22:44:09
  - 必要以上に水をやってサボテンを枯らす子供みたいな状況ね。
    元々バイスリーって昔のキャラが左の子宮を供物にしてたように、二つある機関の片方は魔力のために捧げるのが、
    うちの学派の魔力捻出術なので……。大丈夫ぜんぜんいけるいける（喀血） -- シィナ 2011-10-16 (日) 22:44:09
  - 一般的に片肺潰れるのは大丈夫って言わない！
    さもにゃんいきて -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 22:47:53
  - 了解いたした。じゃあこっちはこの勢いのまま令呪乗せ魔剣をぶっぱなしますと宣言。超必楽しみだわ…
    昔学園に居ましたなその人。えーと、2つあるもの…目とか耳とか…足…怖い！　怖いなぁ！　さもにゃんの未来はいらないが負けフラグでござるなぁ… -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 22:49:32
  - 一応迎え撃つのが基本スタイルなので超必は後出しさせてね、ごめんね -- 巨人騎士 2011-10-16 (日) 23:10:28
  - 主従共々対称的な感じで…　うおー、もっと巨さもペア見てたいんだけど　うおー -- 紅蓮 2011-10-16 (日) 23:24:23
  - お待たせいたした -- セイバー(侍) 2011-10-16 (日) 23:28:30
  - お待たせいたした -- シィナ 2011-10-16 (日) 23:47:59
  - お待たせいたした -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:16:56
  - 幼女に逢えば幼女を斬り　巨人に逢えば巨人を斬る。剣の理ここにあり。ってなんだろう、ただ一発の方が勝ちそうですよねー！！
    かっこいいなぁ…勝敗というか交錯後の表現はどうしたものか…とりあえず次はマスターでいいのかな？　鯖同士の結果先に置きます？ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:25:33
  - 固有結界格好良い…！　あれですね、こういう時はスピード系不遇の法則
    書いては消して書いては消してしてますけど、パスはありなのだろうか…どうでしょう？ -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 00:28:03
  - ふふふ、これが私が一週間考えた必殺『超すごいパンチ』です
    音が届くより早い一瞬に心理描写を挟んでですね、こう、サーヴァントへの信頼描写合戦でさらに勝負感を演出？ -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:34:12
  - ぐえー！！(超凄いパンチで潰れる)　心理描写はマスターにお任せしていいのかな…！
    固有結界崩れる描写は巨バーさんがされるでしょうししなくていいかな。うむ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:37:40
全然アリよねパス私たちのRPなのだし　あと植える　長い。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 00:39:13
- 枝なり -- シィナ 2011-10-17 (月) 00:39:46
  - 植えたら一枚脱ぐルールを一回戦でやってたの思い出したでござる　意図的なのでセーフ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:40:04
  - そんなルールやったら自分積極的に植えちゃうんで……
    もちろんパスもありだし、紅蓮さんのお好きにどうぞー -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:43:33
  - 令呪で全裸にしなくても自分から全裸になってくれるこの信頼関係こそが絆だと思う。
    順番決まったら教えて、順番からどういう流れにすればいいか想像するゆえ。
    仔細に教えてくれたらまたそれはそれで嬉しいし。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 00:48:06
  - 今回は植えてませんほめて（下着まで行った1回戦を封印しながら）
    心理描写を挟むにした場合、戦争のパートナーとしては信頼度高いのだけど、それ以外の私的には壁を感じているぐれんさんちょと辛い（土下座）
    違うんじゃ　信頼度上げイベントやる余裕がリアルでなかったんじゃ… -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 00:48:18
  - 敗退消滅までは今日きついかなあ…… -- シィナ 2011-10-17 (月) 00:48:32
  - 猶予期間の半分なかったでござるから仕方ないでござるよね…俺に惚れろギアスでも使うしかないでござるか。では、拙者が先に参りましょうか？ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:49:54
  - 準備とかで留守以外も潰れてたので実質2日あったかどうか…　ではお先にお願いします（ふかぶか） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 00:51:09
  - ちなみに自分明日は23時くらいの出現になります。
    では侍バーさんに続いて私がー -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 00:52:26
  - 技の名前と展開が噛み合うって凄いと思うの　勝手に背中合わせにしちゃったけどよかったかしら… -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 00:57:18
  - そろそろと忍び寄るスイマーさんの足音。自分は明日だと21時くらいからになりますね -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 01:01:31
  - 既に四回くらいスイマーさんと握手して寝落ちてる -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:06:43
  - 睡魔もたたっきってるのは拙者だけでござるか…！　皆さん無理なら明日に持ち越しましょう -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 01:07:59
  - 私はやろうと思えばやれる。細かく寝落ちながら -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:11:50
  - あっ、よし！ -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:12:46
  - 立ち往生だとマスターとピロートーク出来ないから膝をついたよ、ほめて
    なんだかんだ明日平日ですし、スイマーさんに負けそうならば無理せず、今日は早く寝るのがいいかと思いますよ -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:13:21
  - 多分ここから曇、ええと、本領発揮できるので眠気吹っ飛ばせる。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:16:25
  - 傷を追えなかったけど拙者かすりでもしたら砕け散る紙装甲なんでござるよねおのれ…！　後はマスターとそれぞれのサーヴァントの時間ですかな…？　とりあえず今日はこの辺でいい気がするでござる -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 01:17:16
  - 今曇とか言いませんでしたかさもにゃん
    了解いたしたではまた明日に致す。眠れ、る……うごごご…（机の下へと沈みながら） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 01:21:13
  - 幼女曇り祭り始まるでござるな…マスターおやすみなさいでござる。拙者、一言くらいは巨バーさんにあるでござるが幼女完璧優先で　見守るでござーるー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 01:22:32
  - じゃあ明日ツリー植え替えて最後の会話かな。
    鯖鱒ごとに１枝ずつあるといいかも。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:22:35
  - 音の壁を越えた交錯の余波かなんかでそれっぽくボロボロになってもいいのよ。突きで減衰してから掠ったとかー
    お楽しみは明日かな。自分もちょっときついんだわ…… -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:22:50
  - こっちが先行してやっていいならやれるけど、巨バーが大丈夫かに任す。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:23:15
  - ういー。じゃあ明日ね。お疲れー。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 01:23:39
  - 明日で！ -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:23:47
  - というわけでおやすみなさーい -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 01:24:15
  - なるほど音速の余波…！　よし。では植え変えてそれぞれペアで進めましょうか。明日以降は -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 01:24:19
  - おやすみなさーい -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 01:24:39
正座的な植林 -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:15:43
- そしてこれがお茶と枝と月餅です -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:16:08
  - 拙者のタンメンまだでござるかー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:20:47
  - タンメンもう少々お待ち下さい。こちらお先に半チャーハンと餃子になります
    …こっから先はもう新規ツリーでしたっけ？ -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 20:25:19
  - いるでござるが、巨バーが多分23時になるので、br;もしかしたらこちらの敗退RP見てからとなると遅くなるやもしれぬので明日以降でもいいのではないかと思うござる -- シィナ 2011-10-17 (月) 20:26:37
  - ふむ。さすがに相手の終わり方見ないで帰るというのもないでござるな…！　保留にして別の事始めてるべきでござろうかー。チャーハンうまいでござる -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:28:33
  - 植えたにござる。
    もしあれでござったら、サブツリー立ててくれると見やすいのではないかと思ったり。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 20:29:32
  - こちらがわが始める時にサブツリー開始にすれば分かり易いでござるかなー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 20:40:38
  - （正座） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 21:55:46
  - お帰り　最後を飾りましょう（すでに準備できながら） -- シィナ 2011-10-17 (月) 21:57:49
  - (敦盛踊りまくり) -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 21:58:05
  - 今からレス打つので気長にお待ちをー -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 22:02:03
  - マスターいらっしゃるかなー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:07:36
  - ちょっと離れておりました、おかえりなさい -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:14:37
  - 同じようなレスポンス二回はきつそうなので、
    すぐに私のほうもう１レスいきます。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:14:57
  - （二回送信して二回とも場所をミスった） -- シィナ 2011-10-17 (月) 22:21:31
  - おかマスター。幼女曇りまくりなう　そして落ちついて！　頑張って！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:22:50
  - マスター、拙者らはこれ見終わるまで動かないのでござるかー？　同時並行で動きます？ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:33:17
  - うぃおー、並行で動いちゃっても問題ないですよねー -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:34:20
  - では行きますか。どちらからにしましょう -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:35:04
  - お待たせいたした。では我からで -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:46:40
  - 了解いたしたー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 22:49:57
  - あぁそうかこれ枝が完全一致だと… -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 22:55:53
  - （自分たちのところの枝タイトルをそっと改変しつつレス） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:03:16
  - ぐえー！！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:04:21
  - 思わず追加で絵も描くさ。
    うちのサーヴァントは格好いいなあ！！！うちのサーヴァントは最高に格好いいなあ！！ -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:18:41
  - 巨バーさんかっこいいなぁ！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:20:20
  - てれる……！ -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:21:33
  - 巨バーさんが男前すぎて辛い -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:22:35
  - …あ、いえ　うちの従者殿が男前でないと言う意味ではなくて -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:22:57
  - 拙者女顔でござるしー　歌舞伎やってたらお前達は俺の翼なんだ！　とかやってるタイプでござるしー -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:25:30
  - （皆川フェード） -- 巨人騎士 2011-10-17 (月) 23:51:19
  - （爆発エフェクトに掛かるメガの笑顔）
    えっ、爆発は困る。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:53:18
  - 霊体化してれば爆発しても無傷…よし！ -- セイバー(侍) 2011-10-17 (月) 23:57:33
  - え、なに爆発オチなの（アフロヘアー用意して） -- 紅蓮 2011-10-17 (月) 23:58:41
  - 紅蓮さん何かこの場で話す？
    しばらく泣いた後話せるようになるけど……。
    あー……もらい泣きひどかった今。 -- シィナ 2011-10-17 (月) 23:59:00
  - んむむむむむー…　この場は黙って去ろうかと思っていたのでございます　よ -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:07:32
  - 了解なう。
    三回戦頑張って！！ -- シィナ 2011-10-18 (火) 00:08:23
  - 敗者としてにやにやしながら見守っております。がんばれー！ -- 巨人騎士 2011-10-18 (火) 00:14:49
  - 頑張りますー　最後にもう一文打ち込む予定ですが…　二人ともありがとう！すごい素敵だった！ -- 紅蓮 2011-10-18 (火) 00:16:28
  - 対戦の度に相手の方が凄い…と思う日々！　ありがとうございましたー！　三回戦いきなり詰んでる気もするけど頑張ろう　おー -- セイバー(侍) 2011-10-18 (火) 00:20:12

聖杯戦争/本戦/二階層中枢・Ⅴ

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