ウィリアムの基本的な設定と Edit

本人の身体能力などについて Edit

国籍はイギリス
血統はイギリス系アメリカ人。アメリカ人の母とイギリス人の父を持つ。
身長は180後半。体系はランナータイプ。細いがしっかりと鍛えられた身体。
金髪碧眼
イギリス陸軍を経て設立当初のSAS、L分遣中隊に所属していた。
武器や兵器の取り扱いについて幅広い知識と非常に優れた応用力を持つ。
性格は真面目で不真面目など。傭兵として、いるとき以外はふざけた大人に見える

第二次世界大戦終結の時期、この世界に飛ばされた
この世界に飛ばされた軍人や兵器を集めて傭兵団を組織している


装備 Edit

装備は固定化されておらず用途に応じて逐一変更している。
通常は機動性を重視しSTABOハーネスを組み合わせたPLCEベルトキットに
様々なポーチやツールをつけて一体としている。

ベルトキット ハーネス Edit

SATBOハーネス
緊急時にヘリコプターから降ろしたロープを接続して回収できるように
考案された体に巻くベルト
PLCE
アメリカ軍でいえばALICE装備。イギリス軍のベルトキット
ベルトの本数が多い

拳銃 Edit

M1911A2
45口径大型自動拳銃

Edit

必要に応じてベルトキット左腰にあるマガジンポーチとユーティリティポーチを外し
専用のベルト留め具を装着し二本の長剣を指す
銀顕
銀メッキが施された片刃の片手剣。
銀によって顕われる。というこの世界の法則の一片を用いたアンデッドや魔術的なものに対する武器

刃が厚く重さもある刀。柄は通常より体格に合わせて些か長い
刀身自身は京の西陣でつくられたものらしいが刀身に装飾はない
厚さと切れ味から軽装または鱗まみれの怪物ならなんなく斬れる
















一部以外には秘密の設定達 Edit

以下wikiでの交流や行事にまったく出ることはないだろう設定郡です
ついでにウィリアム以外のパーソナルキャラクターとの関連性なども含みますので
必要ないと思えば見ないことをオススメします

序章 Start Signs Sacrifice 始まりは痛みと涙 Edit

遥か遠くの大陸。そこは闇の勢力とそれを討伐、あるいは封印するために存在した国家郡が存在した。
大陸を二分する勢力。その半数を人類が、山脈を隔てた半数を魔族が支配していた大陸にある国家
名は『剣の皇国』 5人の剣士達と剣皇を頂点に日々あらゆる剣の技術とあらゆる剣の製法を生み出し研鑽してきた国家である。
全てはこの大陸の反対側から沸いて来る魔族との戦いのため。
その5人の剣士達の世代が変わろうというときに事件は起きる。たった一人の裏切りにより
魔族との戦線は崩壊。『大侵攻』により魔族が大挙して襲撃され皇国はなす術もなく滅びる。
最後の力を振り絞った先代達の力によって皇国から魔族を退け英霊達によって守られるものの
生き残った者達は散り、国への帰還と魔族の妥当を願い旅立っていった。
5人のうちの1人であったアルフレッドも裏切った剣士を探し当てもない旅に出たのだった

登場人物


アルフレッド・ゼロ

 剣の皇国で受け継がれてきた5人の剣士の1人で白雷の魔剣士
 皇国の首都でもある『白の都』を守ってきた一族の末裔。
 青い瞳の青年 20歳。剣術と拳法を得意とし一族が持つ特異な力である『交霊術』をマスターしていた。
 その秀でた剣術と交霊術により呼び出した英霊と共に戦うことで個人の戦闘から大多数の戦闘まで幅広く得意とする。
 しかし首都である白の都を中心とした国家郡の配置によりその力を発揮する機会がないことと
 最も魔族が支配する地域『黒き大地』と隣接している山脈が存在している『黒の断崖』に他の国家が
 直接的に力を貸さないことに強い憤り自ら進んで乗り込み『刻閻の騎士』であるヴァリオンと共に戦うことを決意し共に剣を振るった。
 性格は血気旺盛で理屈を考えるより感じたことを重んじる。故に父親や周囲の人間からは呆れられ諭されることも多い。
 しかし大侵攻の際に駆けつけるのが遅れ、白の都まで攻め込まれ家族や自分を慕う人間の多くを失う。
 その後、4年間各地を放浪し冒険者となった。
 裏切った魔剣士ヴァリオンの情報を探していた。
 その2年後にソードマスタークラスの魔族の圧倒的な物量による襲撃を受けて死亡。霊魂だけの存在となる。
 後に反攻作戦のためのアフタープランの開始を計画し実行。
 ヴァリオンを除く4人の剣士の中で唯一ヴァリオンの顔を知っている。

イール・ヴェルギス

 剣の皇国で受け継がれてきた5人の剣士の1人で蒼穹の魔剣士
 青髪の青年。19歳
 『青き砂城』を守護し続ける一族の末裔。
 若くして異世界の幻獣の子孫である精霊を従える騎士団の騎士総代も勤める
 非常にエリート志向が強く守護する力もない民衆を見下す傲慢な性格だった。
 そういった点もあり同期のアルフレッドとオーハリアとは肌が合わなかったが
 剣を交え共に戦ううちに騎士であることの使命に目覚めていく。  後にその使命感と正義感はアルフレッドの『騎士』のイメージとなった。
 得意な剣術はレイピア、サーベル術。
 契約した幻獣の力を受ける『召喚術』は5人の中で最も素質が高く天才的と言わせるほど。
 特に一角竜と共に海へ出れば負けることはまずないと言わせるほどであった。
 その才能と後に自覚する騎士の使命から多くの者の心を惹きつけたがそれゆえに
 『大侵攻』の際に失った者達への懺悔と哀しみが非常に強かった。
 生き残った民と共に脱出したイールは剣の皇国奪還のために海洋防衛国家計画に着手する。
 そして新たな騎士団を編成し来るべき日に備えている。

ヴァリオン・ヘリオイト

 剣の皇国で受け継がれてきた5人の剣士の1人で刻閻の魔剣士
 黒髪の女性。21歳
 『黒の断崖』を守護し続ける一族の末裔。しかしその実態は一族やその剣士達のみで
 魔族との防衛線を維持し続ける過酷な運命を背負わされた一族である。
 他の士族にはない『黒の封印術』と魔導剣によって
 『倒した魔族を武具または物質の概念を形どったものに封印する』ということができる。
 さらにその『封印した魔族の力を武具概念を用いて行使する』ことも可能であった。
 その使命の影響で他の士族との交流をほぼたってきたため同じ土地に住む剣士の中でも
 その素顔などを知るものは少なし外部では皆無である。たった一人乗り込んで
 勝手に戦線に加わったアルフレッドを除いてであるが。
 他の魔剣士とは比類なき力を持ち絶え間なく鍛え修練してきたことにより魔族を
 例外なく屠ってきたが戦いの連鎖と果て無き闇の中の戦いの日々によって心が消耗しきっていた。
 歴代の戦士も例外ではなく、『心の力』を消耗しきったものから闇に捕らわれてしまい
 次代となるものが刈り取り、新たな魔剣士となってきたという影の慣わしが存在する。
 そこを『進化した人の形をする魔族』につけこまれ一族ともに戦線を放棄。
 『大侵攻』を招く。現在は魔族によって魔導剣に封印されてその意志を消されている。

エルシャ・ネリオウゼス

 剣の皇国で受け継がれてきた5人の剣士の1人で碧靂の魔剣士
 碧髪の女性。20歳
 『茨の森』の領主であり守護し続ける一族の末裔。慈悲深い心の持ち主で自然の調和と
 それにより生み出されるエネルギーの循環を重んじる『精霊術』に長けていた。
 同期の魔剣士の中でも包み込むような優しさから心惹かれる一族の者や他の士族からも慕われていた。
 しかしその一方で『精霊術』と組み合わせた『大剣術』は野性的に近い荒々しいものであったが
 それもまた本人の神秘的な面を際立たせる因子にしかなりえなかった、という評価が多い。
 度々『黒の断崖』まで戦いに行くアルフレッドを止めてはいたが全く聞かぬ故に心を痛めていた。
 本来なら共に戦うべきはずというのはエルシャも理解していたがその土地柄『茨の森』から
 魔導剣を持つ魔剣士が離れれば『黒の断崖』を外れ魔族が攻め入る隙を与えてしまうためである。
 アルフレッドも理解していたため何も言わなかったようだ。
 思想は自然調和によるエネルギー循環から生と死を司り、『癒しと弔い』を尊んでいた。
 同性で交流も多かったオーハリアとは性格が正反対ではあったが仲の良い姉妹に見えたという
 奇妙な光景が度々見られたのは荒々しい一面を持ちながらも表に出せぬことが多かったゆえであろう。
 『大侵攻』の際、『黒の断崖』に続いて最も近く隣接していた『茨の森』は瞬く間に
 黒く塗りつぶされてしまった。生き残った少数の士族と共に後退しつつも戦い、最後は
 『青き砂城』から海の外へ出ることになった。

オーハリア・メージェ

 剣の皇国で受け継がれてきた5人の剣士の1人で焔淨の魔剣士
 赤髪の女性   22歳
 『赤の城砦』を守護する一族の末裔で赤の魔導剣の使い手の女性剣士。
 荒々しい気風と攻撃的な性格から『覇竜の狂姫士』と呼ばれていた。
 豪胆で大胆不敵、しかし弱者には優しく強者には弱者を守ることを薦めていたことから
 何より力を重んじ、力を持つ者の責任や役目、使命を尊ぶ騎士に近い精神を持ち合わせていた。
 同期の中で年の離れていたイールは彼女に弟のように扱われ反発しては叩かれるということを繰り返していた。
 後にこれがイールの中で騎士としての使命を目覚めさせる因子となる。
 エルシャとは同じ女性でありながら正反対の性格であったがよく遊びよく話しよく時間を共にした姉妹のような関係であった。
 得意な戦術は『火砲術』に『浄化術』に『騎乗術』、馬であれサラマンダーであれ双頭のワイバーンまで乗りこなした華麗な騎乗術は類稀なる才能と
 本人の手綱を握ること、リーダーシップの表れであると見られている。
 操る魔導剣にも『覇竜の焔』という特殊な機関が埋め込まれており大地、果ては闇をも溶かす灼熱を放つことができた。
 『焔淨』の名の通り浄化の炎を操ることができる士族の中でも最も才と能力に恵まれたもので
 触れた魔族は溶けるように燃やされ消えていったといわれている。
 『大侵攻』の際、最後まで士族と共に戦っていたが生き残った他の士族と魔剣士に止められ
 海の外へ脱出。その後放浪の後、とある宗教国の騎士団設立に浄化術を用いて一枚噛んだとの話。

第一部 Wild World War あるいは最も原始的な戦い Edit

第二次世界大戦も半ば、フランス奪還作戦のためにアフリカで設立された特殊部隊へ編入されるウィリアム
それは異形の軍隊との戦いの始まりであり終わりの始まりであった
しかしそれを予見していたある秘密結社が存在していた。それが超人紳士同盟である。
彼らの要請により終結した連合国軍側の特殊部隊ライトチャペルにより異形の怪物達はその戦線を後退させていく。
バルジの戦いと呼ばれただろう戦いが終わりあと一歩でドイツという時にその兆候が現れ異世界の怪物達の侵攻が起きてしまう。
数多の戦いの後極東戦線がその役目を終えたとき超人紳士同盟は現状の戦力でこれ以上対処できないと判断を下す。
ライトチャペルに下された新たな指令、それは彼らが来た異世界へ飛び込み
発生源である異世界のアーティファクトの破壊というものだった

連合国軍


アーサー・ハーディング
 元アメリカ陸軍第2レンジャー大隊所属 階級は軍曹
 年齢は23歳 第二次世界大戦当初に義憤に駆られてアメリカ陸軍に入隊
 アメリカ人としてあまり体格に恵まれなかったが『オペレーション・オーバーロード』
 (ノルマンディー上陸作戦)でも生き残る実力と技能適性を高めていく。
 しかし欧州戦線に突如として現れた異形の怪物達によって欧州は壊滅的打撃を受ける。
 混乱の最中、幼馴染の親友でもあるフランクと共に戦線を後退し続けていたが
 フランスで同じく幼馴染のウィリアムやSASの生き残り達と合流
 超人紳士同盟と臨時の連合政府の協定により設立された新たな連合部隊に編入
 ふたたび欧州で戦火に身を投じることになる。
 使用武器はトンプソンM1A1とコルトガバメント、M1ガーランドである。

ウィリアム・マクスウェル
 元イギリス陸軍特殊空挺部隊所属   階級は少尉
 年齢は24歳 元々アメリカに住んでおりその時アーサーとフランクリンと知り合う
 しかしハイスクール卒業と共に父方の祖国であるイギリスに向い、王立陸軍大学に入る
 大戦が始まる前から軍教育を受けていたため指揮能力でも一目置かれている。
 アフリカ戦線で創設されたばかりのSASに編入、対ドイツ工作を行っていたが
 フランス奪還作戦のため欧州に渡り、そのまま欧州戦線を戦い続けていた
 しかし異世界の怪物達が出現したことによってめまぐるしく変わる欧州戦線に
 なす術もなく後退し、イギリス包囲あと一歩まで追い詰められる
 しかし超人紳士同盟の補助や援護により新設された連合部隊に編入
 悪夢を終わらせるために戦い始める
 使用する武器はエンフィールドNo2拳銃にエンフィールドライフル、ステンガンである

フランクリン・テイラー
 元アメリカ陸軍第2レンジャー大隊所属 階級は二等兵→伍長
 年齢は22歳 アーサーにつられるように軍隊に志願した工兵
 家が雑貨屋であったせいか科学知識や雑学に詳しいがその様子を見せないような
 大柄な体格で大人しい性格。その体格を生かして迫撃砲や爆破筒を任されていた
 戦争への義務意識は薄かったが、異形の怪物達の進行があり敗戦続きの時は
 他の志願兵士と違い混乱を起さず状況を飲み込み仲間を奮い立たせた
 その後、SASらと共に新設の連合部隊に編入されて新たな階級を受理
 幼馴染の2人や生き残りの仲間達と共にドイツを目指し戦いに乗り出す
 使用する武器はブロウニングオートマチックライフルや迫撃砲、バズーカ砲である

エドワード・アンダーソン
 元イギリス陸軍特殊空挺部隊所属   階級は大尉→少佐
 年齢は35歳
 連合軍特殊部隊ライトチャペル指揮官。創設されたSAS-L中隊の指揮官だったが
 壊滅的打撃を受けた欧州戦線を生き延び兵士を集めている中で超人紳士同盟から
 条約により部隊編成の際に指揮官の座に無理やり押し込まれた
 本来イギリスで大戦の後教師になる予定だったためか指揮、統率作戦立案の力が
 非常に高く新大戦の欧州奪還からドイツ攻撃まで現場指揮を多く執ることになる
 この異常な事態の中でも敵の武器の回収や研究を行い弱点を探すために奔走する
 ドイツ核攻撃を阻止しベルリンでの最終決戦で頓挫した対空砲を使い巨人兵の部隊を
 生き埋めにし活路を切り拓くがその後、門から出てきた黒い魔竜の砲撃を受けて死亡
 最後の作戦をアーサー達に託し炎の中に消えた

ロイド・ハーレイ
 元イギリス陸軍特殊空挺部隊所属   階級は中尉
 年齢は31歳
 連合軍特殊部隊ライトチャペル副官。エドワードの右腕としてL中隊時代から
 補佐を行ってきた。レイピア術の達人で1度剣を持てば異形の怪物だろうと
 切り伏せるほどの腕前を持つ。最前線でアーサー達と共に戦い、指揮を執る。
 御伽噺のように銀のメッキが施された武器が有効と気付いた最初の人間。
 フランス奪還のドサクサに紛れ大帝の剣ジュワユースを拝借し銀メッキを
 施して背中に差しているのは如何なものかとウィリアムは思っていた
 特にその剣術の腕前は獣人兵との戦闘で多く輝き、切り伏せた人狼は数え切れない
 血族と呼ばれるヴァンパイアとの戦いにも使われた
 ベルリンでの決戦ではエドワードの戦死により指揮を引き継ぐが
 人虎と人熊部隊を足止めするため単独で相手を引きうけ、大多数の敵を道連れに
 生涯を閉じる。最後はテルミットの炎で自ら諸共の炎上だった

第二部 Over Order One たった一つの乗り越えるべき使命 Edit

20世紀は歪められてしまった。本来あるべき歴史を塗りつぶされて消えていく歴史
阻止するため発生源である異世界のアーティファクトを破壊するため
ゲートを潜った先にあるのは時系列もバラバラの異世界だった
そこで目覚めたのは・・・

登場人物


ウィリアム・マクスウェル
 異世界転移の影響で記憶を失う。本来の使命を失って方々で彷徨いつつも
 軍人としての使命を胸に元軍人や路頭に迷う冒険者を集めて
 近代武装の傭兵団を組織。秩序と律することや治安を重視し結束を強くしていく。
 しかし本来の目的を忘れてしまっていたため、こちらの世界の刺客である。
 黒の魔族により1度命を落としてしまう。
 緊急処置で再び元の20世紀の世界で目覚めた後、対概念強化施術を受けて再度
 帰ってくることで記憶の欠損もなくなった。そして何より紳士協定により
 新たな力である魔導剣アークフェンサーを引き継ぐ。
 アークフェンサーと仮初の契約を受けて白銀の騎士ゼロカイザーとなる
 (後にナイト:アークエイリアス=天に繋がる騎士と改名)
 仮初の契約であるがゆえに脆弱な部分が多く、外部の補助や多くの支援により
 穴をふさぎ、戦い続ける。しかし体への負担も大きく、敗北の回数も多かった。
 敗北するたびに欠損した人体を魔術や再生術によりリジェネレイト、リメイクを
 繰り返した。だが黒の魔族ソード・エ・スパディオにより心臓に重傷を受け
 魔剣の欠片を埋め込まれ傀儡のように記憶操作を受け、放浪する。
 その際、アークフェンサーは単独で緊急離脱したため紛失
 数年後、この街でとある魔女により埋め込まれた魔剣を排除。緑の魔導剣
 エルセリノスの持ち主であるユーヴァ・ルイヴォスにより再びアークフェンサーを
 手に取り、戦いを再会する。新たな魔導剣の持ち主と共に黒の魔族を打ち倒すため
 残り3人の魔導剣をめぐる戦いに身を投じることになった。

魔導剣アークフェンサー
 白の魔導剣の名を持つ魔剣。その核には擬似的に埋め込まれたアルフレッド・ゼロの
 意識が存在する。本来世襲制で変わるはずの持ち主であるが、正規の契約を果たせ
 なかった状況に陥ったため擬似的人格を埋め込んでウィリアムと仮の契約を行う
 紳士協定により致命的な敗北を受ける場合、緊急に単独で離脱するプログラムが
 埋め込まれている。仮契約のウィリアムとアジャストするため刀身とコア以外は
 全て機械と錬金術により補われている。
 属性は光と雷、白き光雷竜アークェルの力を振るう剣

ユーヴァ・ルイヴォス
 野生児。本来カンシィルベニア帝国軍人の嫡男であったが黒の魔族の奇襲により
 赤子のときに両親をなくす。偶然近くを通りかかったエルセリノスの使徒である
 熊に抱えられて森の奥に連れて行かれ、岩に刺さっていた彼女と森の使徒により
 教育を受ける。緑の魔導剣エルセリノスの教育により自由に育ち森の使徒と共に
 健やかに暮らしてきたが18になるころ同調者として覚醒し、真の緑の魔導剣
 契約者となる。エルセリノスは望んでいなかったが、その宿命か黒の魔族を
 狩りだす獣魔剣士となる。魔導剣エルセリノスと同調することで緑の獅子幻獣皇
 エーゼルヴァリオスとなる。比類なき力と再生能力、そして風の力と大地の力
 他人を癒す蘇生の力を併せ持ち、生命の溢れる幻獣の力を用いて黒の魔族を
 蹂躙といってもいいぐらいに叩きのめすことができる。しかしその力とは裏腹に
 本人は争いを望んでおらず森で静かに動物や母と慕うエルセリノスと暮らすこと
 を望んでいた。学園などに通い、知識を多く吸収し人として成長した後は
 エルセリノスにより止められていた人の体としての成長を果たす。
 精神と肉体が追いつかないのは魔導剣の同調者として非常に危険であったための
 措置であったが、そのおかげか無邪気な少年から穏やかに落ち着いた成年となる
 一時、魔導剣アークフェンサーの鼓動を感じ、エルセリノスと共に核の修復を
 行っていた。その核を保持していることと、強大な力から住処の森を襲われた
 しかしそれでも守り続け黒の魔族を破壊しつづけた。ウィリアムの記憶が
 戻った後、とある少年や友人の協力で復活したアークフェンサーを送り届け
 自らも残り3本の魔導剣を共に集めて黒の魔族との最終決戦に臨むために
 戦いはじめる

魔導剣エルセリノス
 紺碧の魔導剣の名を持つ魔剣。その核には以前の契約者であるエルシャ・ネリオウゼス
 の意識が宿っている。アークフェンサーの核のような仮契約の措置ではなく
 真の契約であるため緑の獅子幻獣皇エーゼルヴァリオスの力を全て使うことができる
 黒の魔族との戦いのために力を蓄えていたが、病によりなくなってしまう。
 その際に世襲により核に宿り、森の岩に刺さることで新たな同調者を探し、隠れていた
 生前の性格から母性が強く、孤児となったユーヴァを実の息子のように育て愛した
 魔剣としての力は生命と死を司り、任意の場所に新たな生命を宿し成長させることが
 できる。この魔剣を差した跡には木が生まれ、地を引けば芝が生える。
 属性は風と大地。緑の獅子幻獣皇エーゼルヴァリオスの力を振るう剣である

魔導剣

 魔導剣とは
 異世界の異質存在である幻獣の魂核を埋め込まれた五本の剣
 それぞれ色に対応する幻獣を持ちその力を秘めている
 その力は同調者によって無限大に引き出される
 生み出し滅ぼし育む力をそれぞれ副次的効果、本来の効果としてもっている
 異なる存在である『魔』によって力を『導』く『剣』
 魔導剣は『異世界からこの世界への力の門』を表しており、契約者、同調者は
 『その門を開く鍵』となる。門を開く正式な権利を持つ物はその巨大な力を
 自在に扱う権利と、黒の魔族と戦い続ける使命を受ける。
 同調者は世襲制であり、前の契約者が死亡した際、予め決めていた後継者となる者に
 その趣旨を伝えて自らの魂を核に憑依させ新たな魔剣の核となり
 同調者を世襲させる。門の扱いやセンスを引き継いだものでなければ異界の幻獣の力を
 導くのは大変困難であり、一歩間違えれば大陸ごと惑星を削りかねないものであるからだ

 仮契約
 緊急時として仮契約があり、同調者の魂や魂に似たものを一時憑依させ契約者を
 同調者として力を引き出すことができるが、正式なアクセス権を契約者は持っていないので
 本来の半分以下の力しか引き出せない。応急処置である

第三部 From Feeling Force 純粋なる力は誰がためか Edit


Last-modified: 2010-07-06 Tue 02:36:51 JST (5043d)