旧市街/北区/誰彼洞

  • (しかと絡め、組み結ばれた両者の腕)
    (…これまでの見失った経緯もあってか…寄り添う青年も若干安心したようにモノを見やって)
    肯定。一先ず……モノの寝床を確保すべきだろうから、時間は掛かるが
    再度表層の市街跡に戻るか…このまま深層で一晩過ごす事を提案する。
    (先の水辺…というよりは湯だったが…も思案したが、ある程度平坦な場所と考えての提案ではあった) -- ミエズ 2014-06-20 (金) 08:50:30
    • わたくしは、どちらでもよろしくてよ。
      (そういえば、あまり生活感というのは感じなかったように思える。)
      ミエズは、何処で寝ているのかしら?(つい、気になった) -- モノ 2014-06-24 (火) 23:10:31
      • なら……(少しモノの足元を見て、任せるとの言葉に首肯すると)
        随分疲労しているようだ…この階層で泊まろう。もう少しだけ、我慢して欲しい…
        (向かった先は…モノには見覚えのあろう鏡の部屋)
        (目星を付けていたのか無造作に棚を開けて中から何かを引き出す)
        一先ずこれで…羽織っているだけでは、つらいだろうから。
        (…修道服めいた簡素な衣裳とサンダルを差し出して)
        (上で置き忘れてきた衣服は後で回収してくる、と付け加えて) -- ミエズ 2014-06-25 (水) 00:23:32
      • (衣裳部屋からの移動の最中、脅かす訳でもないだろうが問い掛けに真顔で)
        棺の中、と言ったら……驚くだろうか?
        (果たして冗談なのか、表情からは分かりにくいが…それも上で見掛けた無数の棺を思い出すだろうか)
        生ける物としての睡眠への欲求は元より薄くされていたし、
        今となっては、不要に近い……だから
        寝ずの番が出来るボクに任せて…キミは安心して今宵休んで欲しい
        (モノに付き添うミエズだが、棺で眠るというのはこう見えても死人の側に近い…という喩なのかもしれない) -- ミエズ 2014-06-25 (水) 00:26:46
      • (続けてミエズに連れられた場所は開けた中庭めいた空間だった)
        (地下にも関わらず…他より不思議と明るく感じるのは)
        (天井が夜空の星のように淡く発光しているからか)
        (…何かしらの照明や、外から採光されているのでもないだろうが) -- ミエズ 2014-06-25 (水) 00:34:23
      • ま…まぁ、ちょっと疲れましたわね。(未知の場所への興奮に、疲労を忘れていたのは若さゆえ。言われてみればちょっとした冒険だった。)
        (連れて来られたのは先刻の部屋。見られてはいないだろうが、ほのかに自分の匂いなどが残っている。)
        (ビクビクしつつ服を受け取り、着用すれば小さなシスターがそこに現れた。)

        (棺の中、というのはこの場の雰囲気にはとても似つかわしく不思議とすんなり受け入れる。)あそこは、寝室でしたのね。
        でも……寝ないのは辛くはありませんの?(睡眠が不要なら、気持よく眠り、夢を見るということもないのだろうか?欲求がないというのは、どこか無味乾燥なものを感じさせる。) -- モノ 2014-07-02 (水) 00:12:20
      • (一度此処まで辿っていたのだろうか…と着替えの間、思考していたが)
        丁度良い、だろうか……着慣れずに不自由はあるかもしれないけれど
        (装い新たに修道女めいた姿が見えれば頷いて付き添っていく)
        (…モノの言葉に、寄る辺のない夜族にとって地上で唯一安息を得られるのが地縁の残ったあの棺なのだと答えて)
        斯くあれと調整されたのもあっただろうし、それが当然と……疑問すら抱かねば、辛いという情も涌かずに在れた
        (この街で歳月を過ごし、職分上とは程遠い「余計」ともいえる思考が、或いは欲が…芽生えた自覚は彼にもあったが)
        (そこまでを告げる事はなく、そういうモノなのだから平気なのだと思ってくれれば良い…と) -- ミエズ 2014-08-20 (水) 21:06:14
  • (小さなくしゃみが静寂に響く)
    (未だミエズが戻ってくる様子はない…当然というべきか)
    (上層へ向かい、諸々探してから再びこの地底湖まで帰るのだ)
    (少なからず急ぐと見込んでも往復だ、モノを連れてきた片道より早いとは思いにくい)

    (躊躇いがちに未熟な肢体、肌を曝して…幼い実りを包む布地が最後まで残りはしたが)
    (下肢の冷えからむずつく感覚に入水の意を決し、進むのならば)
    (底に脚は付くが存外深く、湖面が胸元まで迫って泳げそうな有様)
    (外縁より心なし熱いのか、身を包むのは温かな湯水) -- 2013-12-04 (水) 00:31:58
    • (大きな音が響いてビクリと身体を隠す。反響した自分のくしゃみだと気づいたのは一瞬後だった。)
      (それでもあたりを伺いながら、ゆっくりと手をおろし……。)
      チャプ……
      (素足を水につける。水の中は人間の目では視界が通らず、足の裏でゴツゴツとした地面を探りながら慎重に。)
      (地底湖は思ったよりも深く、動くたびに流体が普段晒すことのない肌の表面やその隙間をなで、開かれたロケーションもありなんだかむず痒い。)
      (深部へ行けば水温は殊の外高く、ぬるま湯に体の力が抜けて「ほにゃぁ」と間の抜けた声を漏らした。)

      (水底に山のように盛り上がっている部分を見つけ、腰を下ろして長いこと浸かっていると、この奥がどうなっているのか気になってくる。)
      (口元を見ずにつけてぶくぶくと泡立てて……よし、と立ち上がる。)
      奥を見てやりますわ。
      (対岸を目指し、ずんずん遠くへ歩いて行く。) -- モノ 2013-12-07 (土) 05:17:54
      • (人心地付いてか…少なからず気力が戻ったモノの探検心、ミエズが戻る様子もない暇が拍車を掛けたのか)
        (白靄に隠れた大空洞の深奥へと歩みを留めるものはない)

        (平坦でない底と胸元まで体に纏わり付く湯水…歩みはゆっくりしたものになる)
        (中ほどまでは来ただろうか?辺りの視界は次第に一層遮られて白い世界にぽつんと一人……方向感覚が失われるほどではないが)
        (温い水から完全に温かい湯に……温泉と言ってもいいほどで、上の階層で感じた底冷えする感覚とは無縁ではある) -- 2013-12-19 (木) 22:56:31
      • (歩みは決して早くない。水の抵抗と、透明度の高さから水底はよく見えるものの、揺れる水面で凹凸は掴みづらい。「きゃっ!」躓いて転ぶ。バシャンと大きな水の音)
        (体表の奥まで撫でる湯の温度は高く、肌は汗ばむ。軽い疲労に、息をついてふと足を止める。まだ奥は見えない。モノの人間の目では見通せない闇にひとり、ふと不安になる。)
        (でも、たぶんきっと大丈夫だ。ほんとうに危険なら……。あいつが来ているはずだから…。)
        (更に歩を進める。)
        (奥へ…奥へ…) -- モノ 2013-12-20 (金) 22:28:42
      • (過った一抹の不安。それも今はモノの足を止めない)
        (不在の連れ添いを思えば信頼…というよりはある種の信用が勝る)
        (…途上で滑って潜ったのもあって頭の先まですっかり濡れて)
        (重く湿った髪が時折顔に掛かり、視界も唯一明瞭な足元へ)
        (…自然と顔も俯き、沈みがちになるが足取りは存外重くはならない)
        (気付けばいつのまにか、湯面が腰より浅く、対岸に近いと言う事か) -- 2013-12-20 (金) 23:48:37
      • (「もう…」と文句をいいつつ、頬に張り付く髪をのけながらどんどん進む。)
        (いつしか、水面から胸があらわになり、続いてお腹、もう既に水面は撫でる水位となり、毛細管現象で隙間に上がってきた水が歩くたびに押し出され、曲面を伝って湖へと帰ってを繰り返す。)
        (胸元まであった時とは違い露出した身体は重いが、水の抵抗が減ったぶん進みやすくなっている。疲労と温度から心臓の音を鳴らしながら。)
        そろそろかしら?
        (ゴールに向けて、歩む早さはあがる。水位が下がるスピードは増していく。) -- モノ 2013-12-21 (土) 21:43:55
      • (岸辺に上がれば其処には白靄に隠れた人工物)
        (対岸の岸壁にあった階段同様、小高い処に口を開ける巨大な門)
        (上層で見掛けた無人の市街部、建造様式に近しく思える)

        (疲れた足に強いて門を潜れば広がるのは一転してしっかりとした足場の人工的な空間と下る階段)
        (一種の神殿めいた風情だが、吹き抜けの階下…大広間の中心、小高い場所に正方の台座らしきものがみえる) -- 2013-12-21 (土) 23:12:41
      • (ピタッと足を止め、周りを眺める。相変わらず視界は悪い。ここは、夜族が心地よく暮らすための場所なのだ。)
        (わずかに躊躇ったが、どうせこの暗さでは誰にも見られまい。それに人の気配はない。なによりここまで来たのだから最後まで行きたいという気持ちが勝った。)
        (普段よりもやや鈍い動きで壁に手をつきながら奥へと進んでいく。ペタペタと濡れた裸足の足音だけが、闇に吸い込まれていく。)
        (すると)

        (わぁと歓声が上がる。)
        (まるで神殿だ。その厳かかつ非日常的な雰囲気は、非日常的なモノの格好も自身を敬虔な殉教者のように錯覚させた。)
        (ここが終点だろうか?それとももっと先が?)
        (まずは広間の中心へ向かい丘を登る。)-- モノ 2013-12-22 (日) 14:26:44
      • (もはや一切身を秘すものもなく、一糸纏わぬ有様のモノ…)
        (さながら恥ずべき処はないと神の御前で包み隠さず己を曝け出した風情だ)
        (…夜族に信ずる神があるのかはわからないが)

        (廃堂の床にぺたりぺたりと濡れた足跡と滴れ弾いた雫を残しながら)
        (目についた台座の前に立てば其処には薄暮に彩付いた半透明の小さな塊)
        (何かしらの鉱石だろうか?それが幾つも、台座の上に並んで)
        (…直観的に硝子めいた表面、刻まれた溝)
        (大きく喪われてはいるが、これらが『一個の何か』であったのだろうと思い到らせる) -- 2013-12-22 (日) 23:56:49
      • (台座の前に立ち、その上をみると宝石のようなガラスのような細工物。)
        (思わず表面を撫でれば、溝が肌に触れる。)
        これは何かしら…?
        (欠けてはいるが、どうやら組み合わせるものらしい。)
        (ふむとひとりごち、あたりに欠けた部分を探す。)
        (よく見えないので、膝立ちになり顔を下げて地面を舐めるように半ば手探りでパーツを探す。) -- モノ 2013-12-23 (月) 17:57:43
      • (溝を繋ぎ合わせれば文字、『……黎明…夢…』等が見える)
        (何かしらの文言の断片と見えるが、やはり解読には散逸が多すぎる)

        (足元の冷んやりとした石床、四這いで他の破片を手探りするも…それらしきものは指先に触れず見当たらない) -- 2013-12-23 (月) 20:17:02
      • 明るい夢…なんのことかしら?(欠けた部分をつなぎ合わせれば、なにか意味のある文章になるのだろうか?首を傾げる)

        (かけている部分は見つからない。それでも熱心に(自分がどんな格好をしているかも忘れて)探し続けている。ずいぶんと台座からも離れてしまった。)
        (ずいぶんとそうやって探していたが、むき出しの部分が敏感に空気の流れを感じる。顔を上げれば目の前には更に深い闇が口を広げていた。)
        (身体を起こし、ぺたりと座り込む。これだけ探しても見つからなければ、神殿中をくまなく這うか明かりを探してこなければ見つからないだろう。)
        (床は冷たい。一処にとどまっていれば、やがて体温が移るのだろうが、這いまわっていたおかげで体温は奪われるばかりだ。背筋をゾクゾクっと震わせ、小さなくしゃみ。冷気にその肌は固くこわばっている。)
        (寒さが、雰囲気から麻痺していた羞恥を取り戻させ、自分の今の姿を改めて鑑みる。)
        戻ったほうが良さそうですわね…。(よいしょと立ち上がり、目の前の闇に自ら飲み込まれるように歩き出す。)
        (だが、それは……。) -- モノ 2013-12-23 (月) 21:06:49
      • (一度温まった身体が再び冷え始めて、一層寒さを感じる)
        (…戻った方がいい。モノの言葉とは裏腹に幾ら進めど元の湖岸に辿り着けない)
        (人為的な空間は天然と比べて同じ場所と錯覚を抱きやすいと言う事か)
        (気付けば随分と進んでいて、果たしてどちらから来たのかすら定かではない…いつからか、道を違えていたのだろう) -- 2013-12-25 (水) 00:18:30
      • ふがっ…しゅん(珍妙なくしゃみ。完全に体が冷えて、肌が泡立っている。)
        (行けども行けども湖に出る気配がない。モノは割と愚鈍な部分があり、それが仇となった。ずいぶんと進んでしまった。)
        (戻るのか進むのか、迷いながらも進んでいく) -- モノ 2013-12-25 (水) 21:20:50
      • (兎も角動けば何処かへ辿り着く…というのも一種の道理か)
        (足場は整ってはいるが細い通路、視界が定まらないのもあって壁伝いに進めば不意に何かに)
        (手が当たる……ドアノブだ) -- 2013-12-26 (木) 22:15:35
      • (行き止まりに当たる。その可能性は全く考えていない。前向きなのか莫迦なのか。)
        (視界が悪いと誰にもみえないと考えてしまうもので、身体を隠そうともせずに進むと)
        きゃっ!
        (不意に手に触れた突起に悲鳴を上げ、びくっと震えて飛び退る。ついでに、バランスを崩して尻餅をつく。冷たい。)
        (しばらくビクビクしながら様子をうかがっていたが、なんの気配もない。ゆっくり警戒しながら立ち上がり、先ほどの突起の部分を手探りで)
        ドア…なのかしら?(ふぅと胸をなでおろし。脅かさないでくださいまし、ちょっとちびってしまったじゃありませんの…とぶつぶつ文句を言いながら、ドアを)
        (あけた) -- モノ 2013-12-26 (木) 22:37:16
      • (音を立てて重厚な扉が開く)
        (薄闇、モノの視界におぼろげながら映ったのは人影……己の鏡像)
        (正面に大鏡のある其処は、用途は定かではないが一個の部屋らしく)
        (…窓などは一切ないものの、壁際に備え付けられた大きな両開きの戸が幾つか目についた) -- 2013-12-29 (日) 22:44:08
      • きゃあっ!!(人影に思わず大きな悲鳴。一拍おいて、身体を抱きしめるようにして隠す。しかしよくよく見てみれば、薄暗がりに映っているのは白い肌、白と黒の二色の髪、見覚えのあるライン。それは自分の姿だった。)
        (ほっと息をついて、部屋にはいる。身体を隠していた手を解き、鏡に触れる。鏡の向こうの自分も、手を伸ばしている。)
        (鏡を眺めると、見知らぬ部屋で肌を晒している自分に不思議な気持ちになる。心臓の鼓動が大きくなる。)
        (おそるおそるグラビアアイドルのようなポーズをとってみる。鏡の中で、裸の自分が扇情的なポーズをとっている。)
        (ポーズをとっているうちに、鏡に向かってゆったりとした動きで踊りだす。やわらかな肉が揺れる。からだを動かすと、心臓の鼓動がいっそう高くなる。)
        (動きを止め、鏡を見つめる。どうしよう…。誰か来るかもしれない。しかし、今まで人気はなかったじゃないか。だったら…。)
        (ごくり)
        (鏡におしりを向けてみる。そこには自分の見たことのない部位が映ってる。ぺたりとおしりを鏡にくっつけると、鏡は冷たい。)
        (誰も来ないと大胆になっていく。鏡に向かって片足を上げてみる。鏡には、見知らぬ場所で足を開いている自分。血液が逆流しているようだ。夢中になっていた。)
        (指先に押され、てらてらと光る。) -- モノ 2013-12-31 (火) 02:45:12
      • (暗い廃墟の中、彷徨い歩く裸婦…鏡面に幼くも媚態を踊らせて)
        (痴態を、恥部を曝し…日常、人目のある場では到底出来ない行為。日頃は味わえない解放感)
        (背徳的な愉悦と昂揚、仄かに灯った暗い悦び…小さな胸を高鳴らせた事実を突き付けるように)
        (鏡の中に映るもう一人のモノ、交わる視線…まるで別人のように、妖しく微笑みかけていた) -- 2014-01-02 (木) 23:31:31
      • (耳がキーンとなって自分が上げている声も聞こえない。)
        (視線は食い入るように、鏡の中のポルノ女優の痴態を見つめ続ける。普段とはぜんぜん違う。)
        (鏡に写った姿であるがゆえに現実感に乏しく、その中で夢中で身体を慰め続ける姿は他人のようであり、だとすれば羞恥などほとんど感じることもなかった。)
        (今までやったこともないようなことを、今までで一番長い時間し続け、最後に一声啼いた。反響が糸をひくように響いたが、それが収まるように意識もまた途切れた。)

        (どれだけたったのだろう?興奮お収まった身体に浸透する寒さで目を覚ます。)
        これ……。(思い出せば、強い後悔。なんでこんなことをしてしまったのだろう?誰かに見られていないだろうか?あんなところを見られてたら、恥ずかしくて生きていけない。) -- モノ 2014-01-23 (木) 21:37:03
      • (古ぼけた鏡の中には顔色をなくし、青ざめた少女の顔)
        (意識が飛んでどれ程経っただろう…幸いというべきか、相変わらず周囲に人の気配はなく)
        (耽っていた間に汗ばむほど火照った肌、弾んだ鼓動も落ち着きを取り戻している) -- 2014-03-13 (木) 00:05:15
      • (羞恥心がひいてゆくと、今度は不安が心の中を染めてゆく。)
        (静けさと薄暗さが孤独感となって旨を締め付ける。)
        い、イノー?どこですの?いるんでしょう?イノー?
        (最初は遠慮がちに、だんだんと声は大きくなり、最後には涙声に変わる。)
        だれでも構いませんわ。だれかいませんの? -- モノ 2014-03-13 (木) 22:56:24
      • (衣装箪笥の狭間での呼び掛け……相棒の応えは兎も角、遠吠えが何処からか響いてくる)
        (こんな不毛の世界、死んだ街に…獣だろうか?) -- 2014-03-15 (土) 22:13:23
      • なに…かしら…?
        (手には武器どころか、一枚の着衣すらない。肉食獣などに出会ったら自分は格好の獲物だろう。)
        (ジリジリと後ずさり…部屋を飛び出し、悲鳴を上げながら駆け出す。) -- モノ 2014-03-15 (土) 22:20:19
      • (当てどなく部屋を飛び出し、駆けていくが遠吠えから逃れられる様子もなく)
        (むしろ大きくなって近づいているような気さえする…害意があるのなら最悪何処かで迎え撃たねばならないだろうか) -- 2014-03-15 (土) 23:43:58
      • ひゃああああああああ!!(もはや一目散に、あてもなく唸り声から逃れようと泣き出しながら全力で走る。走る。)
        (その背後に動物の声が迫ると足を滑らせて前のめりに転び、膝をついた姿勢のまま床に突っ伏して両手で頭を抱え込む。) -- モノ 2014-03-16 (日) 00:34:40
      • (身体が強張り、思うように身動きも取れず…立ち上がろうにも足がもつれる始末)
        (頭を抱えたまま、身を震わせて蹲るモノの背後)
        (遂に真後ろまで何かが追い付いてきたのだろうか?その荒い息遣いが聞こえる気もする)
        (更にゆっくりと傍までやってきて、肩に力を掛けて触れる感触)
        (……想像していたような毛むくじゃらの獣の掌ではなく、人の手だ)
        ……遠くまで行かずに待っていて欲しいと、頼んだはずだが、モノ。
        (声を掛けていたのは渋面の青年、後ろからモノに外套を被せて) -- 2014-03-18 (火) 23:43:41
      • (背後から獣の息遣いが聞こえる気がする。怖くて振り向くことはできないが、狼が今にも獲物を鼻先を真っ白な尻に近づけ、息を吹きかけられているような、そんな気持ちになる。)
        ひゃあっ!!(肩を掴まれて大きな悲鳴を上げる。)
        (膀胱が空になっていなければ、また…というのは見てわかるほどに。)
        み、ミエ…ズ?(声をかけられ恐る恐る振り向くと、そこにはここで唯一知っている顔で、安心のあまり抱きついて、そしてほっと脱力した。)
        どこにいっていたんですの!?(と文句を言ったあとに、つきだしたおしりの奥や小便以外のものが溢れてぐっしょりと濡れた股間を晒していたことに気づいて赤面し、少しだけ離れた。) -- モノ 2014-03-27 (木) 00:26:58
      • 何処に、というか……いや、キミを見つけるのが遅れて…すまなかった…
        (詰られるとは予想外だったか感情の起伏が見え隠れしたが…結局は頭を振って、謝罪の言葉に変わり)
        (羞恥と動揺で距離を取ったのを知ってか知らずか…途切れたモノの匂いを辿るのに手間取った、と付け加えて)
        …正直、あの場から聖堂を抜けてこんな所まで足を伸ばしているとは、思いもしなかった -- ミエズ 2014-03-30 (日) 23:33:57
      • に、匂い……(まだこれ以上赤くなるのかと思うくらい赤面し、泣きそうな表情を浮かべる。自分でだって臭うくらいなのだ。)
        う…っく…せ、聖堂…?(泣くのを我慢しながら、やっと疑問を口に出す。聖堂と言われればたしかにそのような雰囲気だったが、何の神様を祀っているのだろうか?自分の知っている聖堂とは違う気がする。) -- モノ 2014-05-07 (水) 21:23:48
      • (死都を満たしていたであろう夜闇の住人達を思えば、聖の響きはまるで縁遠そうで似付かわしくもないが)
        …そう、聖堂。おそらくモノ達が想像する特定の神を祭る場ではないけれど。
        原初に神の怒りに触れ、夜明けに焦がれようと陽の下を踏み入るは許されぬ…寄る辺無き民。
        夜族に纏わる者達が信仰を残しているのは意外だろうか?
        (モノの気を紛らわせる為か、疑問への解か幾らか語った後に…逆に問いを交えて)
        かつて呪われた不死を経た始祖達が、何時とも知れぬ滅びに怯え、永く逃れた末に至ったのが…深淵の安息だったのだという -- ミエズ 2014-05-07 (水) 23:57:43
      • (首を傾げる。どうやらミエズの話はこの少女にはちょっと難しかったらしい。それでも、ミエズの気遣いは少しは効果があったようで、なきやんだ)
        いっぱい長生きしても、死ぬのが怖いから神様にお祈りする…ということかしら? -- モノ 2014-05-09 (金) 01:00:15
      • …その通りかも知れない。彼らはただ跡形もなく消え滅ぶのはやはり堪え難かったのだろう
        (モノの言葉を受けてか鉄面皮めいた青年の顔が暗闇の中で微かに緩み、笑みを作る…ひとときではあったが)
        自らが無になる恐怖を受け止める境地に到るには、どんな形であれ…信仰が必要だったんだ

        モノ、そろそろ行こうか…地上もじきに日が暮れてしまう。
        (流石に此処で一夜を過ごすのは君には辛いだろうから、と) -- ミエズ 2014-05-13 (火) 00:22:22
      • (じきに地上も日が暮れてしまう。その言葉に軽い驚き。長い時間ここにいたようで、実はそうでもなかったようだ。正直、時間の感覚がなくなっていた。ここはそういう場所なのだ。)
        (しかし、その言葉が本当なら北区で夜を過ごすこととなる。それは、人間にとってあまりに危険なことだ。)
        ミエズは、か弱い乙女を夜の北区に放り出す気ですの?(軽く睨む) -- モノ 2014-06-02 (月) 20:04:53
      • (詰られて戸惑ったように目を丸くして)
        いや、境界の関門までキミをエスコートする心算では…無論…
        (どの道これから中心市街まで戻るとなれば深夜になる…荒廃地帯を蠢く機械群の活動は昼夜で然程差はない)
        (夜型の彼としては日暮れからの強行軍の方が安全との感覚ではあったのだが……)
        その、すまない……早く戻りたいのだろうと思っていた、どうもキミは…此処を好んで居ないように見受けるし…苦手なのでは?
        (言葉を選びながらだが謝意を伝え…独力で到達した実力との認識も合わさって、モノの感覚とは大きく齟齬が生じたのだろう) -- ミエズ 2014-06-03 (火) 20:37:48
      • それは…(苦手ではある、がそれを口にするのもなんだか負けた気がして言わない。)でも、ミエズは私といてくださるのでしょう?危ないことは在りませんわよね。
        (にこり、と笑う。イノもどこかに居るのだろうが、アイツは頼りにならない。ほんとうに危険になるまで現れないのだ。そして、モノの様子を見て楽しんでいる。) -- モノ 2014-06-04 (水) 20:53:24
      • (迷いなく肯定すべき場面であるが)
        善処する……それに。
        (他者の命を確約できるほど自信家ではないのが言葉の端に滲む)
        (それでも、おそらく、滞在中に致命的な状況にはならないだろう…と)
        (無闇な不安を煽らぬようにか、付け加えて) -- ミエズ 2014-06-07 (土) 00:19:02
      • わたくしの騎士としての働きを、期待していますわ。(ミエズの腕を取り、組む。)
        (人が住んでいるところだもの、そんなに危険なことは在りませんわね。と高をくくった思いもあって、とりあえずは安心したのだ) -- モノ 2014-06-10 (火) 21:04:30
  • たしか…このあたりですわね…(端末に表示された地図に、現在地と目的地のアイコンが重なっている。)
    (自動防衛システムのセンサーに引っかからないように進むのはなかなか骨が折れたが、どうやらここで間違いは無いようだ。)
    (北区はロレイラルの一部が顕現しており、さまざまな兵器が眠っている。それらを発掘してくる連中がいるのだが、彼らの話によればこの奥に)
    ふじょうのつち……。
    (吸血鬼を生み出すための土が眠っているらしい。この周辺にはこ事件前にも訪れたことはなかった。肝試しと称して遊びに行く男子はいたようだが…。) -- モノ 2013-09-12 (木) 20:34:04
    • (機界の荒廃が入り混じった北の一帯、座標の地点には廃材金属が壁の如く鎮座して)
      (機界の住人といえば融機人や機械兵士で、吸血鬼の結び付きは無いに等しいはずではある……接点が出来たとすればかつての名残か)
      (……響融化の異変以前は町を築く為の造成が行われたというが) -- 2013-09-12 (木) 21:51:37
      • この奥には入れませんの…?(コンコンと壁を叩く。)
        (入れないのであれば……安心だ。掘り出してよからぬことをしようというものも現れまい。)
        (だが、誰の手にでも届くようであれば、それは問題になる。そのための調査に派遣されたのだ。) -- モノ 2013-09-12 (木) 22:05:29
      • (壁のように積み重なった廃材…触れた一つ一つの強度は結構なものであろうし、下手に掘ろうとすれば見るからに崩れてきそうな感がある)
        (ただ、よくよく見れば…隙間から壁の向こうの奈落が覗ける程度と、障壁としての厚みは存外無く)
        (覆い隠す為の偽装といった風で…廃鉄鋼の山の傾斜も常人が登るのは難儀だろうが、足場を選べば壁の上まで辿り着け無くもないだろう) -- 2013-09-12 (木) 22:36:10
      • モノちゃん(ついとゆびさす。とんとんとんと動く指先をたどれば、どうやら壁の向こうに行くためのルートのようだ。) -- イノ 2013-09-12 (木) 23:07:36
      • うん?なんですの?(帰ろうとしていたところで呼び止められ、不機嫌そうに振り返る。)
        ふむ…(人差し指を顎に当て、指先を追う。)中に…入れそうですわね。
        (根付のついた紐をくるくると回し、壁の亀裂に引っ掛ける。いくつかの滑車に通された紐は、驚くほど軽い力でモノの体重を持ち上げる。)
        (たやすく壁の天辺に登ることができた) -- モノ 2013-09-12 (木) 23:10:50
      • (壁の上、頂から臨めば巨大な奈落を囲うように残骸が被い、築かれているのが一目瞭然)
        (地盤が沈んだのか、或いはもともと地表の下に広大な空間があったのか)
        (壁の陰、遥か下方の大穴の底には崩れた人工物)
        (機界の様式とは明らかに異なる…埋没した建物の痕跡が幾つか見て取れる) -- 2013-09-13 (金) 23:05:32
      • やれやれ…ですわね…(そおっと上から見下ろすと、穴は深い。ちょっと怖い。)
        い、いきますわよ……。(今度は逆に、紐を伝ってそろそろと降り始める) -- モノ 2013-09-14 (土) 00:07:31
      • (壁上から降りていけば地表よりも深い底まで妨げるものはない)
        (強いて言えば積み重なった鋼材が壁面から所々飛び出している程度だが)
        (慎重に下る分には然程影響もなく…穴の底に足が着けば金属とは違う、石畳の音)
        (頭上、降りてきた壁を見上げればまるで地下空洞から伸びた煙突のようで。)
        (届く光明も限られて真下でも薄暗く、辺りに到っては闇が広がって視界は悪い) -- 2013-09-14 (土) 23:15:39
      • ずいぶんと深くまで降りてきましたわね…。(周囲を見回すが、見えるのはごく周辺のものだけで、それもシルエットだけで、暗い影にディテールもあやふやだ。)
        イ…ノ…?(不安に駆られ、相棒の名を呟くのは反射的に。しかし、答えるものもなく、それらしい人影も無い。)
        いなくても良いときにはいるくせに…。(外にいるのだろうか?呼ぶべきか…。いや、イノに頼るのは厭だ。怖がってると思われなくない。我慢をする。) -- モノ 2013-09-15 (日) 00:29:54
      • (暫くすれば闇に目も慣れてくるだろうか…暴走機械も侵入していないようで独りの呟きが響くほど無音の街並みが地下に広がっている)
        (北区一帯が荒涼と廃墟と化しているが原形を留めているせいか、この何の気配の無くなった地下街の方が薄気味悪さは上回るだろう)
        (…現在地は街の東西を貫く中心の大通りと言ったところか、何処と無く盆地のような立地で周囲の高台に建物が散見される) -- 2013-09-15 (日) 22:27:22
      • 街…?ですの…?こんな地下に?(知らなかった。生まれてからずっとこの町に住んでたのに。)
        ―ォォ…――ィ…―――(思わず呟いた独り言が反響し、びくりと首をすくめる。)
        (フードを被り、面をつける。紐は余裕を持って切断し、帰りに使うことにする。)
        (そして建物を目指し、街の、奥へ……。) -- モノ 2013-09-15 (日) 23:24:28
      • (村落や商店街の規模を越えていたのは成れ果てからも見て取れる)
        (死者の都…地下墳墓に彼の世で困らぬようにと広大な町並みを作った話もあるが)
        (此処は限られた敷地を地下へと広げた…土地活用の一環だったのだろうか?)
        (円形広場の外縁…穴の周辺の建物は頭上から落ちてきたと思しき鉄塊で倒壊や半壊も目立つが)
        (奥地では朽ちず、完全な形で残されて…)
        (異変まで営業していた店の跡、直前まで誰かが棲んだ部屋の痕跡)
        (…歩き回って目星を付ければ他とは異質な、窓も戸もない巨大な箱のような建物に行き着いた) -- 2013-09-16 (月) 04:14:27
      • (それは、街だった。)
        (薄暗くて、全貌は全くわからないが、地上と変わらぬ街が、そこにあった。)
        (一つだけ違う点といえば、その街には……生気がなかった。廃墟だからとか、人の気配を感じないからとかそういう部分とは全く違う、もっと根幹の部分でここは、生者のために作られたのではない。生活の痕跡が残っているというのに、そう感じさせる空気があった。)
        (視界も定かならざる道を、時には躓き、時には壁にぶつかりながら、どこかあせった様子で進んでいく。)
        もう…(小さく震えながら、壁伝いに角を曲がればそこに。)
        匣…ですわ…。 -- モノ 2013-09-16 (月) 04:57:09
      • (正しく匣といった風情のそれ……幅と高さはモノの身の丈を越すだろうか、奥行きは両腕を広げたよりもある)
        (何かしら意味の秘めた構造物かもしれないが、周りと比べ異質さは否めない) -- 2013-09-16 (月) 20:14:31
      • (小首をかしげる。遠めにはかなり大きく見えたのはなぜだろう?近づいてみれば、それはかなり小さく、小屋ともいえない大きさだった。)
        (しばし、それを忘れこの匣を見つめる。)
        (指先でそっと触れ、周りを歩く。) -- モノ 2013-09-16 (月) 22:27:40
      • (遠目より存外小さく感じる匣体に触れればゾッとする程に冷ややかな感覚が奔り)
        (さして低温という訳でもないが、生気を奪われるような悪寒…僅かばかりの接触でも不吉さが滲む)
        (周囲を視て回れば一方向だけ摺ったような跡…)
        (重石のように蓋をしているのかもしれないが、動かすとなるとどうにも難儀に思える) -- 2013-09-16 (月) 23:12:26
      • (悪寒が走る。反射的に指を離した。一瞬何か力を吸い取られたような脱力感に、じわりと染み。冷や汗を指先でぬぐう。)
        これは…蓋ですの?(見た目どおりの重さなら、滑車を使えば動かすことは出来そうだ。)
        (もちろん、その建造物に紐を引っ掛ける場所と……)
        (中を改める度胸があれば、だが…。) -- モノ 2013-09-17 (火) 05:58:23
      • (一見する限り何の変哲も無い、艶やかな表面の鉱物の類に思えるが…妖しさは内側から滲んできているのか)
        (余裕を持って紐を切って来ただけに周りの柱に噛ませ、匣を囲って回してでも実現可能だろう)
        (…だが閉じないように固定等まで考えると、手持ちの量が危うくなるかもしれない) -- 2013-09-17 (火) 22:18:40
      • なんとかなりそう、ですわね…(う〜と唸りながら、しばらく足をすり合わせるようにステップ。)
        よし、やりますわよ。(モノの使う紐術には弱点がある。)
        (驚くほど軽い力で、驚くほど重い力を発揮するのだが、滑車をいくつも使う特性上、かなり長い紐を必要とする。)
        予備も、持ってくるんでしたわ…(手早く腰の滑車に通し、ベルトを外して柱にかける。)
        (実際に計算をすればそれは膨大な数式を必要とするのだが、勘と経験で滑車の位置、サイズ、高さを考えて最小の力で最大の効果を出す。)
        どうやら、ぎりぎりですわね…(ごくりと唾液を飲み込み、、ゆっくりと紐を引く…) -- モノ 2013-09-18 (水) 02:16:50
      • (此処まで危うい場面も特になく、そうした気配もないだけに然程心配もないと思われるが)
        (手慣れた動きで支度を終え、最大効率の力の流れが完成する)
        (滑り出しこそ抵抗があったものの、一度動きだせば存外スムーズに…)
        (本来はどうやって動かすものなのか、若干疑問も涌くが)

        (隠されていたのは暗い穴、そして下る階段…何処となくじっとり湿った空気が漂って) -- 2013-09-18 (水) 23:43:15
      • 入り口…でしたのね…(覗き込むと、薄暗い地下よりも更にくらい、墨で塗りつぶしたような世界が続いている。ぬるりとした…まるで粘性の生物に肌を舐められるかのような空気に悪寒が走る。)
        (あわ立った肌が服の生地にすれる。紐を振り返り、指先ではじく。きちんと扉を押さえていることを確認する。)
        (一歩、階段に踏み出す。濡れたゆかで、足を滑らせないように……。)
        (滑車を外した腰の軽さが、心細い……。) -- モノ 2013-09-19 (木) 08:01:04
      • (深い暗闇…下方へと続く階段、傾斜と段差がなかなかきつい)
        (通路の道幅は狭く、腰を曲げるほど天井は低くないとはいえ人独り通るのがやっとで)
        (石壁の圧迫感や窮屈さは否めない…これではすれ違うのも困難に思えるが)
        (…そもそも多勢の利用は考慮外なのか、或いは別の通路があるのか)
        (長い階段が終われば一転して広けた場所に行き着くだろう) -- 2013-09-20 (金) 00:08:22
      • (子供でなければ、かなり窮屈だろう。それでもその急勾配を降りるために、足元に意識を集中させねばならず、そのたびに肌が濡れる不快感に眉をひそめる。)
        (その湿っぽさと狭さはまるで…まるで何か生き物の咽喉を下っているような、そんな気持ちにさせた。) -- モノ 2013-09-20 (金) 00:47:36
      • (食道めいたと感慨を抱く曲がりくねった階段が終わり、辿り着いた広い空間は胃袋に相当するのだろうか)
        (……見渡す限りに並ぶ、石の箱。入り口の石蓋に比べてかなり小さいが、人が横になれそうな大きさではある) -- 2013-09-20 (金) 12:01:23
      • (ぞっとした。)
        (これではまるで…ここは、まるで…)
        カタコンベ…。
        (では、上にあった町は何だというのだろう?)
        (広い街だ。知らない場所があったとしても不思議ではない。しかし、これは…。) -- モノ 2013-09-21 (土) 03:23:10
      • (脳裏に過ぎる地下墓所、玄室……そうした言葉が目前の無数の箱を石櫃と結び付ける)
        (じと付く肌に見えない屍臭が纏わりつくようなおぞましさが這うようで)

        (…あの街で暮らしていたのは果たして何だったのか。思索を進めれば自ずと本来の目的を思い出すかもしれない…吸血鬼を) -- 2013-09-21 (土) 17:04:23
      • (恐る恐る石棺に手を伸ばし、ふれる。ざらざらとした石の感触。とても、冷たい。)
        (きっと、中にいるのね。)
        (身動きすら出来なくなる。)
        (なにが?)
        (それはわかっているではないか。)
        (だって…こんなにたくさん…ありえませんわ……。)
        (じゃり…一歩下がる。しかし、確認しなくては…。) -- モノ 2013-09-22 (日) 08:24:02
      • (触れるほどに目前の箱、退き下がれぬ使命感と薄氷を踏むような危機感……板挟みで鈍る歩み、知らず後ずさったその時)
        静止を命じる……次いで問う。キミは何者か
        (全く不意に、背後から抑揚の無い男の声…暗がりに響いた) -- 2013-09-22 (日) 20:58:52
      • (不浄の土があるなら…。あるなら…。確認して、報告して、しかるべきしょちを…。しょちを…。)
        (呪文のように胸中で唱えながら、それでも意思に反するかのように身体は後ずさり。)
        ひゃうっ!!(間の抜けた悲鳴をあげ、振り返る。)
        (吸血鬼が生きていたのだ!ここは…死者の町ではない!)
        (声から逃げようとすると、足がもつれすとん、と石畳に尻がぶつかる音。)
        わ、わぅわぅわぅ、たくしの、ち、血はせ、聖属性でしてよっ!!(歯の根があっていない。両手をぶんぶん振り回して声の主を近づけまいとする。)
        (石畳にいきおいよく水しぶき。同時に、埃臭い空気につんとしたにおいが混じる。湿度が一気に上昇する。)
        (よほど我慢していたのだろう。水流の勢いは強く、止まる気配を見せない。) -- モノ 2013-09-23 (月) 05:49:14
      • (状況が許容を超えて、対処し切れずに思考が遅々として…緩慢と空転しているとも知らず、「彼」は赤々と眼を光らせる)
        (此方の呼びかけによほど動揺したのか、甲高い声が響き、跳ねるように振り返った侵入者)
        (…初見での印象は殊の外幼い顔立ちで、少々変わった風貌が目を惹いた)
        (足が縺れたか、少女がそのまま尻餅……暗がりで「彼」の五感が捉えたのは独特の臭気と音)
        (広がる水溜まりに日頃から硬い表情は変らぬものの、沈黙に困惑の色が滲む)
        (最初の距離を保ったまま、跪くと…喚き、四肢を振り乱す血の気が引いたように白い、少女の目の高さに近付けて)
        ……否定。ボクは、キミの血を必要としない。(ゆっくりと声を掛けた) -- 紅眼の青年? 2013-09-23 (月) 10:23:03
      • (青年がしゃがむと、みっともなくMの字を描く足の間から絶え間なく流れるせせらぎが見える。)
        (番人の動きに合わせ、両手で頭を覆い守りの姿勢で固まる。)
        ら、らから…お、おいしく…ありませんわよ……
        (鼻声だ)
        (しばらくすると少女から体温が下がっていくに連れて、ひざを閉じたアーチの下に源流を持つ水溜りが足元まで広がるのと反比例して身体のこわばりが引いていく。頭上で組んだ腕の下の赤い瞳が、小動物のように番人の様子を伺う。) -- モノ 2013-09-25 (水) 00:56:56
      • (少女の秘裂から今だ溢れる小水…失禁に気付かぬ訳はないが、無様と冷ややかに嘲笑する事もなければ眉を顰め責めるでもなく)
        (身を庇うように腕を上げた少女を落ち着くのを待ってか静かに見て……或いはその無言が逆に恐怖を煽るだろうか)
        驚かせてしまったようですまない……キミを害する心算はない。
        此処は誰も、今はいない……けれど、大事な場所だから踏み入ってはならない -- 紅眼の青年? 2013-09-25 (水) 21:08:00
      • やがて水の音が収まり体温低下に身を震わせるほどの時間そうしていると、警戒はそのままではあるが気持ちに余裕が出る。
        かばう腕は変わらないが、おそるおそる青年に尋ねる。
        「だいじな…場所?」窮屈そうに首をかしげるのは律儀さが垣間見えた。 -- モノ 2013-09-27 (金) 07:22:10
      • (鵡返しの訊ねにようやくながら落ち着きがみえて頷き)
        肯定。此処は言うなれば産室……成り立てが最初に迎えた場だ
        (死者の入る棺の並ぶ部屋を赤子の揺り籠のように男は語った) -- 紅眼の青年? 2013-09-28 (土) 08:24:58
      • この…お棺の中に一杯いる…ということですの…?(ぶるっと震えたのは、体温の低下だけではなかった)
        それが本当だとしたら…大変なことになりますわ…! -- モノ 2013-09-28 (土) 21:47:38
      • ……否定。彼等が居た場所だから…
        (そう告げて立ち上がると少女が先程触れていた重厚な石櫃を今度は男が軽く押した、ように見えた)

        ドンと、何か落ちたか大きな音と埃が舞って……棺が蓋を開けていた) -- 紅眼の青年? 2013-09-28 (土) 22:38:17
      • じゃあ、どういう……。(その言葉の途中で青年が動く)
        ひゃあああっ!(想像以上に、と言っても青年の行動は不意のものだったのだが、かなり大きな音に悲鳴をあげ、頭を抱えてうずくまる。) -- モノ 2013-09-28 (土) 23:00:01
      • 見て御覧、何も…とは言わないけれど、少なくとも怯える必要はなくなると思う
        (確かに中身は空ではない、ただ土らしきものが敷き詰められているだけで)
        他も概ね同じ筈だ……
        (迂闊な振る舞いで再び目を潤ませ、頭を抱える少女へと声を掛けながら) -- 紅眼の青年? 2013-09-28 (土) 23:18:09
      • (恐る恐る顔をあげる。しばし青年をうかがうと、信用することにしたのか、上半身を起こして小さく深呼吸)
        本当…ですのね?いきなり噛み付かれたら、呪いますわよ?(ビクビクしながら青年に近づき、そおっと棺を覗き込む)
        この土が…ふじょうの土…ですの? -- モノ 2013-09-29 (日) 19:14:10
      • (表情も変えずに頷いて)
        呪われるのは遠慮したいから、保証する。肯定……アンホーリーソイル、そう呼ばれる事もある
        これは元々中に居た者に所縁のある土地の……出生の地縁が結ばれた土になる。 -- 紅眼の青年? 2013-09-29 (日) 20:43:56
      • その…土って、ただの土…ですわよね?私はかなり危険なものだと聞いたのですけれど…。
        (青年に向かって首をかしげる。すぐ脇に立つと、濃厚なモノの香りがする。)
        ただの土なあ……ひゃっ…ぶしゅんっ!!
        (大きなくしゃみ。) -- モノ 2013-10-01 (火) 19:30:08
      • 土は土…だ。けれど、その主と魔術的に結び付いている。その道の者には不用意に触れさせるべきではない
        だからこそ見回ってもいる……
        (横でくしゃみをしたモノを暫し見る……一度上へ戻る事を提案して、代わりの服を用意すると) -- 紅眼の青年? 2013-10-01 (火) 20:03:20
      • よくわかりませんわ。危ないものですの?危なくないものですの?(危険度がいまいちつかめなかったのか、不機嫌そうに唇を尖らせる。)
        (ずずず…と鼻をすする)こ、これは…その…。(すっかり忘れていたのか、いまさら何とかごまかそうと思案をめぐらせる。薄暗い穴倉でも、はっきりわかるくらい赤面している) -- モノ 2013-10-01 (火) 21:03:41
      • ……無造作に放置していいものではないと思っている。
        (重たげな蓋を持ち上げ、棺を閉じながら回りくどいと言いたげな眼差しに一拍おいて)
        天辺の穴を廃鉄材で覆い隠して通路を封鎖したりもしたのだけれど……存在の噂が広まっているようだし、実際こうしてキミが辿り着いている
        (この場の片付けはあとでしておくから付いておいで…と手招いて) -- 紅眼の青年? 2013-10-01 (火) 22:11:21
      • びみょうに危険…ということですわね?(判ったような判ってないような、そんな表情。)
        困りましたわね…人のうわさにふたは出来ませんもの…。
        な…(すでにかなり赤面していたようだが、更に上の段階に。絶句する。)
        か、片付けなら私が…(とは言うものの、掃除道具も持っていないしそもそも水道などあるのか?イノにやらせようとしたが、こういうときだけ姿を見せない。)
        (濡れた着衣がおしりに張り付いて(においも)気持ち悪い。少しでもはやく脱ぎたいし着替えられるなら着替えたい。)
        まってくださいまし(ひょこひょこと歩きづらそうな蟹股で青年のあとを追いかける) -- モノ 2013-10-01 (火) 23:23:43
      • (少女の恥じらいや沸騰しそうな赤面も、青年からは見えているのだろうが表面上は淡々としたもの)
        概ねその通りだと思う…憂慮すべき事態だ。
        定期視察よりは人員を配する事ができれば今よりいいのだけれど…
        (置き去らない程度の足取りで迷いなく進んでいく…だが向かう先はモノが降りてきた階段ではなく)
        (寧ろ下っていくようで…不審に感じた頃に青年がようやく口を開いて)
        この先に水源がある。身を清めるのに使えると思う…
        その間に、ボクは…代わりの服を探しておくから
        (不快そうなのを察しての配慮だろうか?) -- 紅眼の青年? 2013-10-02 (水) 23:30:50
      • それ…社であなたが話してくださらないかしら?(どうやら不浄の土に関する危険度を想像することが出来なかったらしく、仕事を投げた。)
        (濡れて肌に張り付く着衣は冷たく、臭う。その上、なんだか痒くなってきた。もう脱いでしまおうかしら…。などと羞恥心と不快感を天秤にかけながらよろよろとついてゆく。)
        まだ…おりますの?(もしかして誘い込まれたのだろうか?そう思った矢先に青年の声、びくっと身をすくませ、足を滑らせ青年に向かって落ちる。) -- モノ 2013-10-05 (土) 00:42:40
      • 社……ボクもキミについてよく知りたいと思っていた。
        此処へ送った者がいるのなら是非逢う機会を……
        (至極真面目に、希望したいと向き直ったところで不意に掛かる重み…躓くモノの身体を受けて)
        ……大丈夫、だっただろうか?
        (滲み伝う湿り気と、冷えで震える少女へと訊ねながら…優先順序の判断を誤ったかと務めて平静な顔で思案していた) -- 紅眼の青年? 2013-10-06 (日) 22:02:15
      • ちょっとつまづいただけですわ(吸血鬼に類するものなら、触れた肌からその心臓の強く脈打つのを感じる。未知の場所と恐れと、もう一つ別の感情から来るものだろう)
        この街の、危ういバランスを保っているボランティア組織ですわ。もっとも、人手は足りませんから後手に回ったり、どうしても必要と判断したときにしか動けませんけれど…。 -- モノ 2013-10-20 (日) 01:14:57
      • キミにとって視界が悪いのを失念していてすまない。足場も悪いから…掴まって。
        (差し出された手は少女をエスコートするようで)
        名乗り遅れたけれど、ボクは主よりこの場を任されたミエズという…改めて、御社の代表にキミから取り次いでもらえるだろうか? -- 紅眼の青年? 2013-10-21 (月) 22:02:10
      • (育ちを思わせる優雅さで、青年の手をとる。が、優雅さが見えるのはそこまでで、足場の悪さから抱きつくような姿勢で捕まる。)
        私はモノ。皆、そう呼びますわ。本当はもう一人居たのだけれど…。(いつの間にか居なくなっていたが、特に心配はしていない。だいたい、居なくなるのも現れるのもいつも突然で、その実本当に危険なときにはかならずそばにいるのだ) -- モノ 2013-10-23 (水) 02:45:00
      • (触れ合う手、ミエズと名乗った青年は存外温かい…まるで生身のように)
        キミの連れが…?
        (意外そうに言葉を繰り返すが、やはり途切れる…再び彼女が躓いたのを支えて)
        (間近で身を寄せる少女の顔は俯き気味で、ただでさえ武骨そうな青年の側から窺うのは難しい)
        モノ、キミは少し震えているようだ…身体が冷えてきているのだろうか?
        (不器用ながらも気遣うように尋ねてくるのはやはり迂遠な敵意や悪意とは遠く見えて) -- ミエズ? 2013-10-25 (金) 00:38:18
      • 冷たいですけれど…(それよりも不快なにおいに眉をしかめる)
        イノのことなら気にしなくてもよくってよ。居るのか居ないのか、いつも最悪のタイミングで顔を出すんですもの。ところで、お風呂というのはまだ先でして? -- モノ 2013-10-26 (土) 20:45:55
      • なら、まずは先へ行こう……モノ、おいで。
        (思案を先送りして手を引いたまま更に階下へ)
        (染み付いた臭いがどちらのものとも言えなくなり始めた頃、ようやく段が終り……その先に地底湖)
        (薄ら白い靄が立ち込めてはいるが揺らぎのない水面が視界の遥か先まで広がって) -- ミエズ? 2013-10-28 (月) 19:45:22
      • 呼び捨てでも、まぁよろしくてよ。(なぜかちょっと偉そうな表情で、手を引かれてついていく)
        (何度目かの「まだですの?」を経て、たどり着いた先は…)
        よく…見えませんわね(薄いもやと洞窟、その果ては視界に入らない) -- モノ 2013-11-01 (金) 20:57:02
      • モノ、随分辛抱させたけれど…到着だ
        元々は水源を兼ねた地底湖ではあったのだけれど…響融化の影響か水温が高めだから
        (上の湿気の原因でもある、と一先ずの案内も終えて遠い目) -- ミエズ? 2013-11-06 (水) 22:53:14
      • 確かにしっけがすごいですわね(湿度が高いと、不快指数は上がる。更にここまでの疲労でかなり汗くさい。)
        それではその…(頬を染め、口ごもる。活動服のジッパーにかけた指を落ち着き無く動かしている) -- モノ 2013-11-08 (金) 21:39:28
      • ああ、モノ……ボクは替えの衣類を探してくるから、あまり遠くへは行かないでくれるだろうか?
        (暫く掛かるだろうけれどと前置きして背を向ける…もと来た道へと独り戻って行き) -- ミエズ? 2013-11-08 (金) 22:29:56
      • (暗さとうすもやで見えないと思っても、やはり乙女なのだ)
        よろしくてよ(ミエズが背を向けたとたん、待ちきれなくて服を脱ぎだす) -- モノ 2013-11-08 (金) 23:26:00
      • (ようやく気兼ねする存在もその場から消え…再び姿を現すまでの束の間、緊張の糸も切れるだろうか?)
        (解放感は心理的なものだけでなく、不快さを与えていた衣を脱ぎ捨てられる事もある筈だが…何より)
        (地下と忘れる程の広々とした空間、薄靄もあってさながら夜の屋外風呂)
        (澄んだ湖水、触れれば存外温い…聞いた通りではあるが) -- 2013-11-09 (土) 00:36:38
      • (活動服は上下が繋がったタイプで(もうすっかり染みになっている)、腰までおろしたあとはパンツに指をかけて同時におろす(こちらはオフホワイトで、パンダのプリントが入っている。)
        (下半身をさらすと、すこし寒く)くしゅん…(くしゃみをした)
        (足を痛めそうなのでブーツは履いたまま、脱いだものをその場において、短めのブラウス姿で泉のふちまで行く。)
        (しゃがんで泉に手を入れると、なるほど暖かい。足を開いて、チャプチャプと汚れた部分に水をかけて手でこする。) -- モノ 2013-11-09 (土) 01:45:09
      • (まだ子供めいた下着姿を晒そうと見られる心配はない…薄靄で隠れるのもあるだろうが)
        (ミエズが戻るまでどれほど掛かるか判らないが、湯で身を掛け流して滲みた下着を洗うだけならばそう時間も掛からない)
        (湯水に浸かって過ごす方が幾らか冷えずに済むだろう) -- 2013-11-18 (月) 22:02:11
      • (薄暗いとはいえ、開放された空間である。開いた部分に外気が冷たく落ち着かない。外側に水をかけて軽くこすってすます。)
        (しゃがんだまま振り返っても、あるのは入口付近に脱ぎ捨てられた汚れたパンツと戦闘服。)
        くしゅん…っ!(ブラウスとブーツに靴下だけという格好でいると、露出した下半身の水はだんだんと温度を下げていく。)
        (体温を下回ると寒くなり、立ち上がって内ももをすり合わせる。お腹も冷えてきた)
        (ちらりと地底湖を見る。ぬるま湯とはいえなかに入ったほうが懸命だろうか?このままだと、今度はトイレに行きたくなりそうだ。)
        (しかし場所も場所である。下半身は仕方がなかったが、裸になるのはためらわれた。)
        (かなり迷い、ブラウスのボタンを外し始める。ボタンを外し終えるとカップのないブラは、パンツと揃いの柄。一瞬迷ってからフロントホックをはずす。) -- モノ 2013-11-19 (火) 02:30:41
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  • (倉庫街での放火殺人事件の余波で捜査が入り、納入の遅れていた『荷』が運び込まれて) -- 牙獣騎 2012-05-22 (火) 23:17:59
  • …ここも造成地の一部か?(紋章入りの外套を纏った赤毛の男が洞窟の前でしかめ面) -- ラフィット 2012-05-07 (月) 23:31:00
    • (今さら整備中の看板に気付いて帰って行った) -- 2012-05-08 (火) 11:17:59
      • 肯定……旧市街再開発事業における『誰彼洞』計画地であると告げる
        (山麓の洞穴前に佇む槍の番兵は渋面の男に対して無機質な声で応えた) -- 牙獣騎 2012-05-08 (火) 11:22:23
  • 超先生? -- 2012-05-06 (日) 00:02:20
    • …否定。誰ぞ彼は古来より黄昏刻の語源に到る。
      百均着火器とは特段関係はない…

      (今はまだ何もない伽儖洞にたたずんでいる衛兵が無感情に答えて) -- 牙獣騎 2012-05-06 (日) 00:12:26
  • キンケドゥ? -- 2012-05-05 (土) 23:49:14
    • …否定。暫定呼称は『たそがれどう』…
      我が主人はこの地に常闇ではなく永らく夕暮れを望まれた
      故に夜族と人族の架け橋、緩衝域としての役割を期待されている…
      (異形の鎧を纏い、槍を手にした衛兵がそう答える)
      -- 牙獣騎 2012-05-05 (土) 23:58:46

Last-modified: 2012-05-22 Tue 23:18:00 JST (4349d)