おるてが?
- 〆 --
- 〆 --
- 長期忍務中 --
- //本当に最後の方の登場になるんで、最後の方だけ読んでくれれば大丈夫なのですが、
SSに出させていただきましたー。勝手にお父さんと関連持たせてすみません -- 華厳
- マッチョだ!!(半裸というか2/3裸の男を見るなりなぜか目を輝かせる少年忍者)
すげーまっちょだー! あれやってあれ、だぶるばい……だぶるばいせっぷん? -- 繰刀
- ……むぅ、絶牛雷犂熱刀(だぶるらりあっと)とな?
(覆面レスラーっちくな巨漢がクワッ!と目を見開いて) あの絶技を知るとは……童ながら末恐ろしい! 披露はしてやりたい……されど、身体に負担が掛かる故な。決して真似をしてはならんぞ? (約束できるか?と肩に大きな手を乗せて) -- イラクサ?
- えっとー……そうだっけ(首を傾げている)そうだったきがする! うん、じゃーそれー!!(バカだった)
もちろんしないぞ! あ、でもちょっとするかもしれない、ちょとはかくごしとけ!(いまいちズレた解答) (そんなことを言いつつ、犬のようにその場にしゃがむと目をキラキラさせながらイラクサを見ている) -- 繰刀
- 漢の約束ぞ?違えるは…この俺自らがおぬしのケジメをつけねばならん。(茶化さず釘刺し)
まず絶牛雷犂熱刀だが……その起源は古く、力士達の奉納が由来であるという…おぬしも相撲は知っておろう? (あれなのだよと指を一本立てつつ薀蓄モード) -- イラクサ?
- わかった!(男と男の約束、といわれると震えるものがあるのか、キリッとした顔で頷いた)
すもうなー、はだかのおとこがおしたりひいたりするやつなー?(ものすごい勘違いの仕方) つまりマッチョはおすもうさんか!? ど、どっそいおらー!!(身構える) -- 繰刀
- うむうむ。まわしたり転がしたりするアレだ。
(少年の答えを聞いて大体合ってると頷く、大雑把に) ハハッ!本職ではないがなー……里の仲間内では一二を争ったものだぞ? (すぐに興味が移り変わる様子にも馴れているのか…ドンと構えて、一番取るかと手招き) -- イラクサ?
- おー!! よーし、さっそくいくぞー!!(そのままはっけよいで飛び込む……かとおもいきや、忍の身のこなしで地を低く蹴る)
そりゃー!!(そのまま首元を狙った蹴りである。相撲の禁じ手とかそういうレベルではなく、どうも取っ組み合いのじゃれあいというと自然にこう云うふうに体が動くらしい) (とはいえ所詮は少年、ましてや未熟な忍。受けるにせよ避けるにせよ、大して難くない作業であることは確かだ) -- 繰刀
- (風を凪ぐ音、見えたのは刺草の首が薙がれた像…)
…おぉ?跳ねっかえりだのぅ… (残響は下…巨体に見合わぬしなやかさ、蹴り脚より更に深く、身を沈め) (同時に大きな手が伸びていた…片足を上げた繰刀の、股ぐらをむんずりと掴み寄せようと)
(首とは違った意味で急所という、大人気ない振る舞いであった) -- イラクサ?
- やったー! ……て、あれ?(残された像に勝ち誇る。本人も不意を突いたとかではないのだが)
(あの巨体が恐ろしいほどに滑らかに踏み込んだかと思えば、繰刀の顔も鷲掴みできそうな巨大な手が……) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!? ぴぎゃーっ!?!?!?!?! (凄まじい絶叫。悶絶しながら転げ落ちて転げまわる)くぅーん、くぅーん……っ(ごろごろじたばた) -- 繰刀
- む、やり過ぎたか。掴みは加減したのだが…いや、すまんすまん。大事ないか?
(気遣ってか覗き込み…悶絶する子供の前でわっしわっしと、宙で手を握ったり開いたり) -- イラクサ?
- ひぃっ(大事な場所を両手で抑えながら涙目でブルブル震える)うー、マッチョつよい、ごめんなさいでした……(でも謝るようしつけはされているらしい)
ぽんぽんいたい、くるとーかえるね……くぅーん……(ひょこひょこ帰っていった) -- 繰刀
- (ごとり、と誰もいない部屋のダルマが揺れる) --
- (そこが拷問部屋で、尋問中の血だるま……では無論ないのだが) --
- (静まり返った部屋) --
- 地震ではないな……ゼンマイの仕業か?
(屋内からの物音、部屋の外に居たイラクサが襖戸を開ける…誰の姿はない。故にそれとなしに呟いた) -- イラクサ?
- フィーヒヒヒヒヒ、お見通したぁ親分にゃぁ参ったもんだぜ
(じゅぐりと風景が歪み蜥蜴男が現れる)いーい岩魚が手に入った、こいつで一杯引っ掛けようじゃないか (笹で来るんだ岩魚を揺らす) -- ゼンマイ
- 親分は止めてくれんか?それではまるで野盗の類だぞ……
(人心地ついたかやれやれと軽く息を吐き) 知己を訪ねる際にも己の業を使う輩はおぬしくらいだからな (そもそも気付くように戯れて達磨を転がさなければ今暫らく隠れ鬼が続いたかもしれん、と)
むっ?酒の肴に岩魚を持参か…気が利くな! よし、飲もうぞ!待てよ?先に始めず待っておれよ!? (斯くもあっさり気を切り替える辺りは刺草の大らかさか、同胞への緩さか…) -- イラクサ?
- イラクサってつまり…… --
- うむ、葉の形がそれらしいであろう?
(意味ありげな口調に有無を言わさず、言い切った…異国名など気にするまでもない) -- イラクサ?
- ポカパマズさん!ポカパマズさんじゃないか!! --
- ムっ…おぬしも最果ての町より来られたか?
(『むおる』なる土地の住民もまた、刺草を見ると風変わりな名で呼ぶのだ) 生憎と我はイラクサという……遠い縁者やもしれんでな、話を聞かせてはくれんか? (無論心当たりはないのだが、頻りに声を掛けられるので馴れたものだ) 無論只とは言わぬさ!酒でも交わしながら、一つポカパマズについて語り合おうぞ!なッ? (不思議と知己のような気すらする…大きく笑いながら酒宴へと誘うのだった) -- イラクサ?
- かんだた? --
- すとりんぐ? --
- すぱいだー? --
- か細い糸如き希望を一度見せ、絶ち切る仏の掌……善人ほど実にえぐいと思うか
(文学の話である……ところでイラクサは牛建陀多とは全く関係はないのだが) -- イラクサ?
// †
|