名簿/498109

  • ………師匠、ついに俺も洋上を卒業して…ここから離れる事になったっす。
    (あの時の海辺、花を携え、水平線の向こう…海と空の間を、眺めながら呟く)
    …平凡だった筈の俺の人生が、あんたのせいか、エリのせいかは分からないっすけど、随分と波瀾万丈になっちまったっすよ。
    入学してすぐの頃はまさか世界を見て回ろう、だなんて考えに至るなんて思ってもみなかったっすからね。
    (二年前のあの日、羽佐間海空と戦ったのはこの辺り…面影は一切無かったが、身体が何となく、覚えていた)
    (あの時咲き乱れた草木は既に無く…攻防の最中で抉り取った砂浜は既に修復されていて)
    (壮絶な戦いがあったという名残は何処にも無かった)
    …時間が経つのは早いっすね、あっという間だったっすよ。あの時師匠が、そう言った通り…俺とエリは、一緒に歩いて行く事になったっす。
    …改めて誓わせて貰うっす。貴方が授けてくれた、この力と…心。
    信じるものを、愛するものを…護る為に、使わせて貰います。
    (季節外れの蓮華の花束、白い、その花を砂浜にそっと供えて)
    (暫し黙祷すれば…音も無く、姿を消した) -- ジロー 2013-06-11 (火) 00:59:13

    •  
      ──東方で白い蓮華は最も清く美しい華とされている。
      それが彼にとって、君らにとって何を意味するか語るものはいない。
      ただ白浜に引いては押し寄せる波が引いて攫い、その華を海へ。空へ運ぶだけである。
      彼らの旅立ちを見守るように広がり消え散りゆくのだ。
      -- 2013-06-11 (火) 01:09:07
  • 【融合世界─転─】 -- 2013-05-18 (土) 00:48:08
    • 『世界を変えるほどの力か。その願いが転じて生まれ変わった少女の異能は』 -- 2013-05-18 (土) 00:49:07
      • (心中は驚くほど穏やかで、今までにないぐらい落ち着いていた。)
        (とろとろと溶けるように生命が浪費されるのを感じながら、ジローと目が合えば微笑んで)
        ……先輩
        先輩、これでもう全部終わりじゃ駄目ですか
        これ以上戦う必要なんてありますか…?
        (海空へ顔を向ける、そこにいるのは、あの不気味なまでに圧倒的であった存在でなく)
        (自分たちと同じ、ただの人間である羽佐間海空で)
        (こんなことがあってもなお、それでも彼にひょっとして何か、良心のようなものがあるのではないか、と)
        (そう信じて、問いかける) -- エリザベート 2013-05-18 (土) 01:04:32

      •  
         
        いいや、エリザベート。これが始まりなんだ。
        僕が鐘となればよかったんだが君の異能に阻まれたからね。
        計画の通りならこれで終わりなんだろうが…だがね、その必要もなくなったからね。
         
        君が黄金瞳と目覚めたことで計画の最終調整が済みそうだよ。
        僕がやるよりね。君を以って、この計画を完了としたい。
         
         
        どちらにせよ、ジロー君は僕と戦うだろうけどね。
        今度はわかならいかな、今の僕には異能も力もないからね。 -- 海空 2013-05-18 (土) 01:19:47

      • (その微笑みを見れば、頭ではなく心で、何が起こったのかを理解する事が出来た)
        (今尚産み出され続ける生命達と共に、自分にもまた生命が、エリザベートが流れ込んで来る)
        (身体は驚く程に軽やかで。今までに味わった事がないくらい、生命が満ち溢れていた)
        (エリザベートの隣へと並び立ち、薄らと微笑み返す)
        …カッコ悪いっすね、助けに来たつもりが助けられて
        (それが、彼女が望んだ事とは知る由もないが…一つ、願いは叶えられた)
        後悔なんてしてないっすけど。俺は、ここに来て、良かった。


        (反転し創造の力を手に入れたエリザベートと、それを受け人の身へと堕ちて来た海空の邂逅、問答にはただ黙って耳を傾ける)
        (一度は師と仰ぎ、その教えを受けた身だ。彼を、信じたいのは…自分も、一緒だった)
        (しかしその祈りにも似た問いへの返答は…希望とは程遠く)
        (やはり、彼は…一度狂ってしまったモノは、二度と元には戻らないのだろうか)
        (先ほどまで怒りで満ちていた海空への感情は、悲しみにも似た何かへと変わっていた)

        …あんたが何を望むのかは、今をもって理解出来ねえっす。でも…
        その、計画とやらは完了させる訳には行かないんすよ。エリ先輩は、エリ先輩のままでいて貰いたいっすからね。
        その為にも…俺は、羽佐間海空。あんたを、今度こそ…打ち倒す。
        今度こそ、師匠、あんたの野望を…止めてみせる(刺繍の縫い付けられた帽子を脱げば、エリザベートへと渡す)
        …ちょっと血で汚れちまいましたけど、大事なものっすから、預かっといて下さい。

        (そして、彼女を守るように。一歩前へと進み出た) -- ジロー 2013-05-18 (土) 20:20:48

      •  
          
        思想が違えば理解などできないよ。君へ送る最後の言葉だ。
        元より考えの違う者と語り合う必要などなし。それと会い、敵であるあら──
         
         
        汝の拳にて、打ち倒すべし。守るものを守れ。
         
        本当にこれで最後だよ。この体となってしまっては僕も長くはないからね。
         
        その前に君が死ぬか、僕が死ぬかだが…いや、よそう。語る必要などない。
         
        (人に貶められた体であろうと、構えを取る。その構え、忍にして拳術家の…構え)
        (慣れぬ体であろうと、そう機能させていた通りに体を動かす)
        (高速機動、俊足)
        (全ては、決着をつけるために、弟子であるジローへ) -- 海空 2013-05-18 (土) 22:08:09

      • そうっすね、言葉は…必要無いっす。もう、誓った筈っすからね
        (一歩、また一歩、海空へと歩を進め、対峙する)
        貴方から授かったこの力は、守る為に使うって。
        (海空と同時に、構える。それは鏡写しのように、全く同じ立ち姿で)

        ニヤアカマジロー、参る…っす!!!
        (全ては、決着をつけるために、師匠である海空へ)


        (同時に高速機動を開始する、奇しくも同じ速度域に展開された忍同志の世界で幾度と無く、交差する)
        (拳を叩き付け合い 蹴り足をぶつけ合い)
        (お互いの身を、生命を削り合う)
        (言葉は無くとも、ジローにはそれが対話のように思えた) -- ジロー 2013-05-18 (土) 22:21:58

      •  
         
        (名乗りはしない。名前などない、この名前は仮初で拝借したものであり。個の名前も消え去った。)
         
        (ここにいるのは、今対峙している目の前の少年の──師である忍)
        (自覚してからというもの全ては帰結した。そう考えられるようになったのだろう。機能を集約させていたのだからそれも当然である)
         
         
        (戦いは以前有利…いや、拮抗よりも一歩自身が上となっていた。)
        (戦いを教えていた身である故に、軌道の読み、クセ。それらの知識や記憶の残滓は確かに存在していたが故か)
        (また、それは人の身となってしまったが故に自身の力が落ちたせいか?)
        (エリザベートの異能の影響か、これが本来の彼の力なのだろうか?)
        (以前優勢は変わらずとも、決め手にかける攻防…高速機動の拳術、忍術の応酬。今、黄金瞳を持つこととなったエリザベートには…捉えることができるかもしれない)
        (最も捉えたところで、理解できる世界は知れぬが。) -- 海空 2013-05-18 (土) 22:30:40

      • (身体が羽根のように軽い、今ならばどんな無茶な動きであっても、問題なくこなせてしまいそうな程に)
        (自分の知る海空はもっと速かった筈だ、もっと強かった筈だ)
        (そう考える余裕がある程に、対抗する事が出来ている)
        (しかし戦闘経験の差なのか、技術の差なのか、やや劣勢に立たされている)
        (決め手にはならないまでも少しずつ、推され始めているのは事実)
        (この状況を打破する為には、使うしかない。出し惜しみして勝てる相手ではない)

        (【三つ子の魂百まで(ケルベロス)】を発動しようと、念じる…が、しかし)
        ……………!?

        (自在に動き回る、実体を持った分身。操れるようになった筈の自らの異能)
        (それが、出ない。驚愕に、ほんの一瞬、動きが鈍る)
        (その一瞬が、忍同志の戦いにおいては致命傷となり得る事は分かっていた筈なのに) -- ジロー 2013-05-18 (土) 22:43:03

      •  
         
        ──自らの想定外と言う顔だね、致命的だ
         
        教えたはずだ…その時にできる力を全て発揮するには…自身の力を全て把握しなければならないと!
         
        (それがたとえ戦いの最中でも。戦いの中で、むしろ慣れてきたのがこの男である)
        (この男は戦いの最中に高速で学習し蓄積。自らの体を完全に把握した。故に…今なら行使できる)
         

        ──奥義!
         
        千白蓮!
         

        (自らの両手、両足交互、あらゆる身体の稼動と駆動、最速により白く軌道を描く破壊の打撃と斬撃、貫通撃)
        (それはまさしく東洋で最も神聖とされる浄の花、白い蓮華の花の如く!)
        (忍の極められた拳術の奥義がジローへ解き放たれた!) -- 海空 2013-05-18 (土) 22:57:00


      • っ…………!!!!
        (戦いの最中であるというのに、諭すような言葉が耳に届く)
        (その声に我に返り、回避行動を取ろうとするも…時は既に遅く)
        (海空の”奥義”が迫っていた)
        (途切れる事無く、幾度と無く叩きこまれる打撃、斬撃、貫通撃)
        (無数の破壊に身を刻まれながら、その姿を、奥義を行使し自らの命を奪おうとする海空の姿を)
        (場違いにも、美しいな、等と感じてしまって)
        (また、駄目なのか)
        (俺は折角救ってもらった生命で、また…破れてしまうのかと)
        (俺は愛する人を護ることも出来ない、弱い人間なのかと)
        (俺は、やっぱり守られているだけがお似合いの、弱い人間なのかと…)
        (走馬灯のように巡る過去の記憶に、悔しさに、歯噛みして)

        (海空の手刀が、胸部を貫こうとした)


        (その時だった)
        -- ジロー 2013-05-18 (土) 23:22:56



      • 「全く、ジローはまだ俺達がいないと駄目なのか?」
        (沈みゆきそうな意識の中で、声が、聞こえた)
        (それは、ジローにとても良く似ているが少しだけ違う、彼にとってとても懐かしい声)
        「…大丈夫だよ、ジロー。僕達がいなくたってもう、君は戦える」
        (もう一つ、これもまたジローに良く似た声が聞こえた)
        (だが、それはジロー自身も聞いた事が無い声色。だけど、何故かとても懐かしくて)
        「そうだな、ジローは強くなったもんな。」
        (それは、自分の魂の片割れ。遠い昔に死んだ筈の、双子の兄の声)「そうだよ。君は、強くなった。だからこのくらいじゃ、死なないよ」
        (それは、三つ子として産まれる筈だったのに、この世に生を受ける事無く消えた、もう一人の魂の片割れの声)
        「だけど」 「あぁ」 「最後に僕達が」 「もう一回、背中を」
        「「押してやらないとな」」
        (トン、と二つの手の感触が、背中を叩いたように思えた)


        -- ジロー 2013-05-18 (土) 23:23:16
      • (閉じかけていた両の瞼が、見開かれる)


        (ギラリと獰猛に光る、その右の眼に宿りし色は黄金
        (今にも貫かんとされていた、最高速の海空の貫手を掴み唇の端を吊り上げる)

        捕まえたァ…!!!

        (それと同時に、二つの気配が唐突に現れる)
        (海空の腕を掴む、彼と同様の眼光をたたえ嗤う、二つの影が叫ぶ)

        「「奥義………」」

        「「双・千白蓮!!」」

        (それは、海空がジローに放ったのと、変わらぬ奥義)
        (それと違うのは挟撃の形で行われるという事のみ)
        (動きを封じられた海空に、双方から破壊の花吹雪が襲いかかる!!) -- ジロー 2013-05-18 (土) 23:23:39

      •  
         
        (人が、死の間際に浮かべる顔というのは恐怖である。少なくとも自らがここに見てきたものはそれが全てであった。)
         
        (だが、自らは。それとは違い──微笑んだ)
         
        (自らの人でもあり機械でもある無機物と有機物が融合した、歪の体が、双方から挟撃の形で放たれた自らの体を打ち、斬り、砕く)
         
        (そう、全部わかっていたこと。こうして彼によって、彼女によって、彼らによって砕かれるのは)
         
        (全て、この人でもある身となったときに帰結された終末)
         
         
        ──はい、よくできました。

         
        (体を砕かれ、方々を破壊され、血と機械をまき散らし ヒビの入る顔から血を流しつつ語るソレは地に落ちた) -- 海空 2013-05-18 (土) 23:32:01

      • (エリザベートの創りだした、生命に溢れる”世界”に破壊の嵐が通り過ぎた)
        (ソレの傍らに立ち、見下ろすのは、黄金の瞳を光らせる忍)
        (彼が行使した異能は後に【愚か者(ストゥールティ)】と名付けられる)
        (命を落とし、消え去った魂の片割れ達と分け持った【三つ子の魂百まで(ケルベロス)】ではない、彼自身の新たなる始まりを告げる力)
        (反転した、エリザベートの異能の影響下でしか使うことの出来ない”可能性”の異能)


        ………師匠、俺は。俺達は…
        新たな世界なんていう、見えもしないものに希望を託す程この世界に絶望しちゃいねえ、っす
        この世界に産まれたから、俺は、エリ先輩と…出会えたんすから。


        …ありがとう、ございました。(在りし日、手合わせを終えた後に何時もそうしていたように)
        (もう、海空であると認識出来ない程に崩れ落ちた、ソレに。)
        (深く、頭を下げた) -- ジロー 2013-05-18 (土) 23:49:44
      • 先輩…

        (足りない、海空の生命を繋ぎ止めるに今の自分の生命では足りない。)
        (──そもそも、そんなこと望んでもいないだろう。)
        (だからこれは自分の勝手な感傷だ。)
        (頼りになる先輩を自分が勝手に投影して、勝手に信頼して、勝手に裏切られたと思って)
        (こうなってしまったことに、勝手に悲しいと思っているだけだ。)

        (言いたいことは山ほどあった、それでも何一つ言葉にすることができず)
        (言葉に出来なかった思いは涙になって、はらはら落ちる。)
        (彼にとってはきっと何の思い入れも無い、何てことのない思い出が頭よぎって)

        先輩、先輩…
        ……ごちそうさまでした、私先輩の作るごはん好きでした…
        (最後に掛ける言葉にしては何とも情けない、そんな一言を呟く)
        (それから、ジローに倣うように深く頭を下げ)
        …ありがとうございました -- エリザベート 2013-05-19 (日) 00:07:37

      • ──知ってるさ、ジロー、エリ
         
         
        君達が、神であろうと悪魔であろうと、異能であっても。
         
        それが障害に、悪夢に、壁になろうとも
         
        打ち砕き、乗り越え、共に生きていけることを…
         
         
        いや、こうして言葉に表す以上のことをできるのだろう。
         
        言わずとも、エリの新しい反転した異能はそれだけに留まらない。
         
        これから、僕のように狙うものは必ず現れる。
         
        それでも君達ならなんとかできるだろう、今のように。故にこれ以上語る必要など、ないだろうね…
         
         
        いんだよ、これで。これがジロー君の師であり、エリザベート君の先輩ができる最後の役割だ。
         
        今、僕は人となり人として満足している。
        (機械であり、役割として生まれたそれは。望まれた、君達の記憶が、些細でもあった思いが描いてた彼になり、彼の役割を認識し、そうであることを望んだ人となって)
        なんてことない、戯れに生まれた時間も、記憶も、繋がりも(修行、日常、遊び、それらが生んだ彼というものが)
        今ここに帰結し、集約し、一つの流れとなり今の僕が生まれた。その僕が、君達を新たに送り出すことができてうれしいよ
         
         
        だから最後に。おめでとう、そして…
         
         
        ありがとう
         
         
        (そして、その男は。崩れて砂となり、消えた)
        (融合世界は戻る。洋上都市へ…)
        (3月の海の漣の音が、静かに流れた) -- 海空 2013-05-19 (日) 00:21:07


      • (まるですべてが夢幻であったかのような時間が終わって)
        (しかし二人の瞳に宿る光が、あれは現実であったと強く告げる。)
        (未だ異能の暴走が続くエリザベートの足下、砂浜にもやがて緑が芽吹き…しかしそれは花開く前に散って波へ攫われていった。)
        (不死者に成り下がったエリザベートの生命力、どうやら無限というわけでは無かったらしい。)
        (終結に安堵する暇も、悲しむ暇も無く、その場に昏倒したエリザベートを回収しにきたのは)
        (どこで開幕を見届けていたのやら、何とも複雑そうな面持ちで現れたアルブレヒト。)
        (ジローを見るその目にはどこか羨望が溢れていたがそれはまあどうでもいい、全くもって別の話だ。)

        (一般の病院では対処出来ない、との説明だけ残してどこへやら運ばれていったエリザベート)
        (一週間後、ピンピンして戻ってきた彼女の瞳はすっかり翠色に戻っていて…ついでに異能も元通り。)
        (…とはいえ、多少の変化はあったらしい。)
        (だがそれもまたどうでもいい、これからの話だ。)
        (とにもかくにも、これでお話は一区切り。)
        (ひとまずはめでたしめでたし、で締めるとしよう。) -- 2013-05-19 (日) 01:25:22
  • 【融合世界】 -- 2013-05-17 (金) 00:12:44
    • 『融合し、変容していく世界──そこで、二人の少年と少女は』 -- 2013-05-17 (金) 00:14:07

      •  
        勘違いしないでほしいな、エリザベートは新たな世界を生むのであって、犠牲になるわけではないよ。
         
        しかしまた、君の耳にそれは届かないか。虚無衆を倒せる今…僕を倒せる、倒そうと思っている、君にはね
         
        (制服姿の男が高速移動で世界をかける。その速度はゆっくりとジローとの相対速度を詰めていき…)
        さて、どうやって君を壊そうか。君の異能について僕は理解しているつもりだよ、やや面倒だなとね。
        心臓を抜いたら死ぬかな、流石に -- 海空 2013-05-17 (金) 00:17:35


      • エリ先輩に、あんな顔をさせておいて…ほざくんじゃねえ!!!
        (怒りは、沸点に達している。目は血走り、牙のような犬歯を剥き出しにして、高速の世界を、駆ける)
        (その世界に追いついてくるモノ達、海空の配下たる虚無僧達を一人、また一人)
        …邪魔を、すんなぁ!!!!
        (拳で、脚で、肘で、膝で。怒りの赴くままに、それでいて正確に打ち抜いて無力化していく)
        (だがしかし、今の彼は忘れている。何度となく、教えられたであろう、それを)
        (感情を制御してこその、シノビであるということを。荒ぶる力は確かに強くもあるが)
        そう簡単に、殺られると思ってんじゃねえ!!!
        (鋭く、勢いこそあるが。それ以上に、雑となった動きは余りにも隙が多く)
        (速度を捉えた。その拳を、海空へと叩きつけようと振り被り…) -- ジロー 2013-05-17 (金) 00:39:04

      •  
        (その腕が捻じれ外れ、顔から地面を滑ることとなったジローは気づいただろうか)
        (総会長でもある彼の異能、重力をも用いた拳術、忍術は…最小限の動きと、最大の力と効果も相まって)
        (合気、柔、空手などシノビであっても到底作用としては考えられぬほどの力となっていたことを)
         
         
        いけないな、ジロー君。僕はさっきも、いや前から君に言っていたんだけどね。
        忍とは心の刃、心を忍ばすものであり、闇と同化せし者。静なる者であるとね。
        そして、その先にその最中にこそ考え戦うことが勝利への道につながるのだと…
        やれやれ、どうして狂犬になってしまったんだか。
        (ジローが起き上がろうとした時既に遅い。背後、に既に)
        読めるよ、先の先まで
        (振り返ろうと、まず体を動かそうというその姿勢すら崩すように膝を足で打ち抜く)
         
        君はどこからでも戦えるように教えたからね、もうちょっと行くよ
        (糸の切れた人形がもつれあがこうとしたその時にもまた、慈悲なく貫き手がジローの左肩を貫く)
         
        はい、次は内臓(左手で首を掴み、右手で腹を握撃…掴み、捻り差し込み、捻じる)
        (内臓消化器官を破壊しジローの口から壊れたボトルのごとき赤く鮮やかな血液は吐き出される)
         
        これでまず1回かな、いやまだ足らないか。
        結構体力あるんだよね、ジロー君。獣人だけじゃなく異能のお蔭だよね
        (そのまま足掻くジローをエリザベートのところまで引きずり、寄越すように投げる)
        (肉袋が、エリザベートの前に血を漏らす)
         
        はい、これでまず一回目
        (そして、うつ伏せに、呻くジローの背を踏んで。心臓に向かって手刀を差しこむ)
        (アバラを砕き、肉を千切り、心臓を掴んで握り停止させる)
        (ジローはまさしく、一度ここで死んだ) -- 海空 2013-05-17 (金) 00:56:04

      • (取った)

        (そう、思った瞬間の出来事であった)
        (垣間見た、海空の表情を見た瞬間に背筋が凍り付くような悪寒が走った)
        (だが、しかし。それに気が付いたのは時既に遅く。)
        (為す術も無く、叩き付けられる。脳が揺さぶられ、思考力は著しく低下する)
        (それでも立ち上がろうとした、動きを、止めてはならないと)
        (無駄な抵抗だった、そこから先、全ての行動は阻害され)
        (ただただ、蹂躙される)
        (蹂躙される)
        (蹂躙される)


        (意識を失ったのは何処からだったのか、それは分からない)
        (ふと気が付いた時には…恐怖する、エリザベートの姿と)
        (物言わぬ骸となった、自分の姿と)
        (素っ気なく自分を殺し尽くした、海空の姿が視界へと飛び込んできていた)

        (完全なる無意識の下で、異能が発動していた。それは、霊化。自らの内に保管された二つの魂を解き放ち、実体化させる力)
        (一体どの瞬間に入れ替わったのだろうか。自分でも、何が起きたのかが理解出来なかったが…今が好機だと)

        (自分は今一度、死んだ。その反省を活かす。癪ではあるが、海空の言ったその通りだ)
        (氷のように冷静になれ。その怒りの焔は内に閉じ込めろ。)
        (気配を消し去り、無防備にすら見える海空の背へ、迫る) -- ジロー 2013-05-17 (金) 01:19:13

      •  
         
        ──いいね
         
        でも惜しいよジロー君。僕が言ってたことはもう少しあるんだよね。
        (ジローであった死骸に語りかけている?否、ジローならわかる。わかるが遅い)
         
        (虚空から出てきたのはあの鎖!機械の音が、機械の鐘が鳴る鎖が5!いや10ジローの霊体を2体捕える!)
         
        僕がただ、殴った、蹴った、殺したで済ませるような計画を立案し実行してくるか、とね
        (そこにはジローが打ち倒したはずの虚無衆。その編み笠はない、その顔はない。全て…機械!そう、機械の…従者!)
         
        異能を、神を、悪魔を否定し抹消するために来た僕が何の備えも、枝も置かぬと思っていたのかい?
         
        (そして、振り向いた)
        (それもまた、無機質だった)
        (──それの手には、聖なる紐が、打てぬものを、人ならざるものを討つものが巻かれて)
         
        ──残念でした
        (1つを打ち抜く。それは…あっけないほど簡単に潰えた)
         
        さてもう一つだが、そのままだと不都合だろうからね。戻ろうか肉体に
        (鎖に束縛されたままの霊体を掴むとそのままジローの肉体へ強制的に打ち付け霊体を肉体へ戻す)
        (ついで心臓に撃を流し、再びその脈を取り戻させた)
         
        うーん、これだと2回半だね。どう?生きてるよねジロー君。生きてるよエリザベート。
        どうする?最後の抱擁とするかいエリ。 -- 海空 2013-05-17 (金) 01:38:37
      • (自分が何を、どう叫んでいたのかさっぱり覚えていない)
        (気がつけばただ叫び過ぎて潰えた喉、血の味が滲む。)
        (覚えていたところで何の意味もない。何一つ止めることが出来なかったのだから。)
        (ただ子供のように喚くだけで、この指ひとつ動かす事ができなかったのだから。)

        あっ…
        …あ、あ…

        (名前を呼ばれて、ビクリと竦む。)
        (海空の表情はいつもと変わらず、穏やかで今までのこと全てが夢であるようで)
        (夢であったら良かったのに)


        https://lh6.googleusercontent.com/-qlUt2Q0lPSc/UZUWfq8uyoI/AAAAAAAAEwU/eGnmqxgGagk/s804/%25E3%2581%2588%25E3%2582%258A%25EF%25BC%2591.jpg 

        (糸が切れた人形のように、その場に崩れ落ちる。)
        (膝を濡らす血はすっかり冷えきっていて)
        (赤く白く、黄色く、人の体とはかくも色鮮やかなものなのか。まるで現実感が無い。)
        (しかし、ゆるく身体に触れれば指を汚す血が、まだ暖かさの残る感触が容赦なくこれは現実だ、と突きつける。)
        ジロー…?
        ねえ…や、やだ…やだやだ…
        うそ…やだ、こんなの……やだ、いやだよ…?
        (起きて、とせがむ子供のように必死に声を掛ける)
        (全部嘘だった、演技だったと立ち上がって笑って欲しい。そうじゃなければ、これが現実だとしたら)
        (触れたいのに触れられない、抱き起こしたいのに出来ない。)
        (それをしてしまえば今度こそ本当に、本当に)
        なんで…?
        なんでこんな、なんで…
        やだぁ…
        (目の前の現実を拒絶するように顔を覆って首を振る。)
        (それでも消えない、夢から醒めない、顔を汚す血の生臭さがこれは決して醒めない夢だと知らせる) -- エリザベート 2013-05-17 (金) 02:25:57

      •  
         
        ──なぜ?
         
         
        いくつか理由はあるね。僕の目的のため、とか。君の異能が、とか。
         
         
        でも一番大きく占めるものは君もわかっているだろう?
         
        ──それは
         
        ──君が彼を
         
         
        ──愛したからに、他ならない
         
        ──願ったからに、他ならない 
         
        ──望んだからに、他ならない
         
         
        奪ってしまいたいと、願ったからに他ならないんだよ
         
         
        これは、君が望み、来るべくして来たんだ
         
        そうだろう?エリ。
         
        君が願うということはつまり、表現を変えればこういうことなんだ。 -- 海空 2013-05-17 (金) 02:39:24



      • (何かを、感じる)
        (目を見開こうとした…なんでこんなにも、瞼が重いのだろうか)
        (薄らと開いた瞼から見える世界は、霧がかかったかのようにぼんやりと歪んでいて、白かった)
        あれ…なんで………

        (声が、出ない)
        (それどころか、全身が石になってしまったかのように重く)
        (ぴくりとも、動かすことが出来ない)
        (これは、夢…?)

        (また、何かを感じた)
        (霧が、少しだけ晴れてきた)
        …エリ、先輩………なんで、そんな顔を………

        (錯乱しているように、首を振る彼女の姿が目に入った)
        (同時に、少しずつ…思い出してきた。何故、自分がここで、横たわっているのかを)
        (何故、エリザベートにそんな顔をさせてしまったのかを)

        (歯痒さに打ち震えたくとも、身体は動かない)
        (悔しさに脳を焦がしたくとも、何も考える事が出来ない)
        (惨めだった、あんなにも勇み、吠えたというのに)
        (自分は何もする事が、出来なかった)
        (あの男を打倒して…まだ、沢山やりたい事があったというのに)
        (まだ、伝えていない言葉が沢山、沢山あったのに)
        (手を、伸ばそうとする。動いているのかどうか、自分ではもう、分からない)
        (せめて、これで最期だというのならば、せめて…伝えたい事が、あった)
        (潰れた肺にはもう、空気は残っておらず。声は、出せないけどしれないけれど)

        '微かに、ジローの唇が震えた
          なかないで  そんなかおを しないで

        (今にも消えてしまいそうな、命の灯火を燃やして)

          エリ先輩  俺は   

        (薄い白に染まっていた世界が、少しずつ、黒く濁ってゆく)

          あなたのことを  

        (暖かな雫の感触を、指先に感じた)

          あいしています  




        (そしてもう、何も見えない)
        (何も、感じない)
        (その手は、届いただろうか 伝える事は、出来ただろうか)

        (命の火は、静かに…吸い込まれ、消えた)


        -- ジロー 2013-05-17 (金) 22:01:02
      • (そうだ、自分は願い、望んだ。)
        (どこにもいけないように奪い尽くしてしまうことを願って)
        (永遠に自分の中に閉じ込めてしまうことを望んだ。)
        (その結果…、その願いは 望みは…今叶おうとしている。)
        (手を伸ばせば、もうすぐにでも。)
        (彼の心ごと体ごと、異能ごとその生命全てを自分の物にしてしまえるのに)

        (どうしてこんなに辛いんだろう、どうしてこの胸は息も出来ないほどに痛いんだろう。)

        (…そんなこと、もうだいぶ前から気付いている。)
        (私が本当にしたかったのはこんなことじゃない。)
        (相手の未来を奪って、縛り付けて、ただ一人で人形を愛でることじゃなくて…)

        (一緒に生きたかった、隣で笑いたかった。)
        (彼に笑って欲しかったし、幸せを感じて欲しかった、彼に惜しみなく全てを捧げたかった。)
        …でも私にはあげれるものがないんだもの…
        何もないんだもの、何も…
        (彼にずっと笑顔をあげられる自信が無い、幸せだと感じさせ続ける自信もない)
        (容姿だって身体だって、人並み以下だ)
        (際立った才能があるわけでもない。)

        だから…
        だか、ら……
        (しょうがない)
        (いつものお決まりの言い訳をしようとして)
        …ジロー?
        (微かに、目の前のその身体が動いたような気がして)
        (その唇が何かを伝えようとしているような気がして)

        や、やだ…だめ、しゃべらないで…
        (首を振る、何もかも忘れて、こちらへ伸びる手を取った。酷く冷たい)
        (どうしてこれで身体が動くのか不思議なくらいに冷たく、指先まで強ばっていて)
        おねがい、じっとしてて…
        (せめて触れた先から自分の温もりが伝われば良い、と強く願う。)
        (実際は奪い取っているだけだというのに、触れれば触れるほど彼へ這い寄る死の影は速度を増すのに)
        きこえないの…きこえない…
        なんで聞こえないの…?
        (自分の耳を呪う、何一つ役に立たない自分を呪う)
        (彼の最後の言葉すら満足に聞き取れず、彼を救う事すら出来ず満足に愛を伝えることもできず)

        (…そして、愛は消失した。)
        (エリザベートは愛を惜しみなく奪い、奪い尽くしてただ呆然と)
        -- エリザベート 2013-05-17 (金) 23:03:16

      • (しょうがない、しょうがないしょうがない)
        (だってしょうがないこういう異能なんだもの、私は悪くないもの)
        (誰も愛を教えてくれなかったんだもの、与え方を教えてくれなかったんだもの、だからしょうがないわ)
        (奪いたくて奪ったんじゃない、こんな異能を与えた誰かが悪いんだからしょうがない)
        (しょうがないわよね?)

        …しょうがないわけないじゃない
        (頭の中で必死に言い訳をする自分に、吐き捨てるように呟く)
        (これが言い訳ばかりして、逃げ回っていた自分にかけられた呪いだとしたら)
        (罰を受けるのは自分であるべきだ。)
        (しょうがない、なんてことは何もない。)
        (全部自分が望んだことだ、ほんの少しの勇気を出すのを恐れて)
        (傷つかない方、傷つかない方へと逃げた。)
        (その結果を目の前にして、まだ逃げるのか?いつまで同じことを?)


        https://lh5.googleusercontent.com/-ytP4jZmoBTw/UZY8l6xvbuI/AAAAAAAAEww/tvJU0pX6Mho/s560/eriza.jpg 

        (自分自身への憤りと嫌悪で全身の血が沸騰しそうになる。)
        (全身で自らの異能を否定する、それは愛ではないと)
        (そんな愛し方しか知らないならばいっそ死んでしまえ、と)
        (愛を起点とした異能が、反転する。 反転した)

        (愛は惜しみなく与う)
        (私へ近づく人へ触れる人へ私を愛する人へ、愛を惜しみなく)
        (大丈夫、愛し方は皆が教えてくれました。与え方は貴方が教えてくれました。)
        (貴方へ私を捧げます、私の愛、私の生命私の全てをこの生命が続く限り)
        -- エリザベート 2013-05-17 (金) 23:35:48

      • (異変は直ぐに起こった。)
        (エリザベートを中心に、地面に罅が入る。あるはずのない生命が芽吹く。)
        (鎖に苔が浮く、蔦が絡み景色を緑へ塗り替えていく。変化は近く遠く、目に入る風景が緑に満たされていく。)
        (生き物の輪から外れたエリザベートの生命を浪費して、周囲に生命が満ちていく。)
        (なにもない所に生命が生まれるのなら、失われた生命を蘇らせることだって) -- エリザベート 2013-05-17 (金) 23:43:06




      • とくん



        (それは確かに、たった今潰えた筈の生命)


        とくん


        (摘み取られ、焼きつくされた筈であった、生命の苗木)


        とくん とくん

        (闇に覆われていた世界に、再び太陽が登る)
        (眠りについた生命が、その眩い、暖かな光を浴びて)
        (もう、砂しか存在しなかった筈の不毛の大地に、再び生命の芽が、生まれる)

        (折られ、潰され、貫かれ)
        (肉の塊に成り下がった身体が、少しずつ元の姿を取り戻していく)



        (…眩しい)
        (……………眩しい…………?)
        (あれだけ重かった瞼が、開いた)
        (黒に塗り潰されて、彩りを失った筈の目に飛び込んできたのは)
        (光に満ち、草花が咲き乱れた彩り豊かな世界)

        (そして、その中心には)
        (息を呑むほどの神々しさを放ち、立つ、エリザベートの姿があった)

        -- ジロー 2013-05-18 (土) 00:26:46

      •  
         
        ──成った
         
         
        果たされた
         
        ──ジローの死より生まれ変わる新たな異能
         
        命を与える異能。奪うものから、与えるものへ
         
        ──計画は成功。第二実験から第三段階へ移行。
         
         
        11素体によるプランの進行を確認
         
        進行不可 素体資格喪失及び素体の存在既定欠損を確認
         
        ──何故
         
         
        (そしてソレは自らの異変に気付く。今、目の前にいる異能の反転により蘇生した少年ではなく)
         
        (あの少女が反転した異能。それが、また、自身にも影響を及ぼしていることを──)
         
        (人の姿をした神を落とす存在機械から人へ)
         
        (それはまさしく…新たな世界の創造主となる神如きものが、人へと堕ちるような)
         
         
        参ったな、ここまでとは計算外だった。 -- 海空 2013-05-18 (土) 00:39:31
  • 【3月】 -- 2013-05-14 (火) 23:43:02
    • (卒業式が終わった後の事)
      (別れを惜しむ声、卒業を祝う声であちらこちら賑わっている中、海空の姿を探してキョロキョロ歩く)
      (なんやかんやで島に残る人も多いが、彼は卒業したらここを出る…と言っていた)
      (世話になったし、花ぐらいは贈りたい…と用意した花束を抱えて)
      (…ついでに、ほんの話のネタではあったろうが、先日の返答…「なんでも一つ叶えてくれる」らしい願いの件についても)
      (何か返答をしないとな、と…)
      …あ
      (いくらか歩いて、その姿を見つけ声を掛ける。大きく手を振りながら)
      あの、卒業おめでとうございます
      (頭を下げて、ひとまず花束を差し出した) -- エリザベート 2013-05-14 (火) 23:43:18
      • やぁエリ。ありがとう、いやぁなんだかんだで早い時間だったよ。
        (花を受け取り、礼を述べる。その姿は珍しく制服だった)
        どれ、少し歩こうか。色々話したいこともあるしね。
        君との3年間を懐かしむ時間があってもいいんじゃないかと、今思ったものでね。都合はいいかな。
        (あぁ、他意はないよ。似たようなことを言った子から怒られたんだよねさっき…とかなんとか言いつつ) -- 海空 2013-05-14 (火) 23:48:08
      • あ、流石に今日は制服なんですね…?
        (滅多に見たことのない姿に少し目を丸くして、それから卒業式だから当たり前か、と自己解決)
        (これといって予定もない、先日の返答もあるし拒む理由も無く、頷いて)
        怒られたんですか?……機嫌でも悪かったんですかね?
        (きょとん、としながら歩き出す)
        …本当にここから出て言っちゃうんですね、先輩… 聞いてはいましたけど…
        なんだか改めてそうなんだって思うと寂しいです -- エリザベート 2013-05-14 (火) 23:56:51
      • うん、部活の時も制服なんだけどね。いくつか兼任してたけどその内の一つはこの姿だったかな。
        卒業式にそんなことを言うものだから、愛の告白だと思われたようだよ。女性の心というのはわからないね。
        うん、今日でこの学園に来た目的も達せられるしね。改めてこの学園に来てよかったと思えるよ。
        人はもとより一人。出会いもあれば、また別れも必然である。しかしそれは永遠の別れならずと。
        一時の別離も、死別もまた本質的に言えば別れではないというものかな。
        いつかは皆、別れ出でてゆくもの。君と出会ったのも、また先に別れがある必然も内包している。
        自身を生んでくれた父母とも、いつかは別れるものだ。原初よりの出会い故にそれはまた重いと聞くが僕は顔を知らぬのでわからぬかな。
        エリと出会ったのも、春の時期だったね。なんだかんだでぼんやりしている時だったかな。
        (歩いていけば、出会った学園の敷地やらに一つ一つめぐりゆく。回想の如く。) -- 海空 2013-05-15 (水) 00:04:37
      • …?制服でしたっけ?ジャージだったような……あ、兼任…
        (農林水産部だけでも忙しそうなのに、すごいなあ、と感心する。言い回しに少し引っかかりは覚えたものの)
        (この先輩が妙な言い回しをするのはいつものことだ。)
        (むしろそれが聞けなくなるのだ、と思えば妙だと思うより、なんだかしんみりしてしまった)
        …あはは、第二ボタンとか…そういうあれですね
        それはちょっと先輩が悪いかもしれないですね……
        (歩きながら、語る海空を見上げる)
        (ああ、なんだか今日はいつもより余計に変だなあ、と首を傾げながら)
        ……あ、そ…そうでしたっけ…そう、だったかも
        入学式の辺りはあんまり…覚えてなくて…
        (1年の頃の自分の姿を、あまり思い出したくない…というのもあり、苦笑いする) -- エリザベート 2013-05-15 (水) 00:10:38
      • 寿司研究会、吉岡さんの留年を見守る会、忍部、雅楽部、悪魔封印修道会、東洋歌道研究会…今思うと懐かしいよ
        かわいい子だったんだけどね、いや僕卒業する身分でそういうのはどうかとも思うしね
        あの時はなんだか、そうだな。迷子になってしまったような、そんな雰囲気だったんだよねエリは。
        知らない場所に一人置いて行かれたような、周りは知らない人ばかり。入学式なんだから当然なんだけどね。
        そういうのとは別の、寂しさや孤独感、隔世感というのかな。そういうのを感じてね。声をかけたんだか声をかけられたんだか。
        (いつの間にか開けた海岸部へその足は運ばれる。入学シーズンゆえか、海開きもまだなので人はいない。)
        ここで海鳥と海を眺めていた時だったかなぁ -- 海空 2013-05-15 (水) 00:18:59
      • そん なに…そんなに(そんなに)
        うーん…ほら、文通とか…そういうのでつながるのも素敵だとおもいますし…
        (笑いながらも、昔の話をされればやはり眉がハの字になる)
        あの…はい、そうですね…あのころ、は…
        (追い出された、捨てられた、およそ家族と呼ばれる人間から)
        (そうやってここへやってきて、周囲は知らない人ばかりで、人と話す術も知らなくて)
        (誰も助けてくれなくて、しかしどうやって助けを求めれば良いのかもわからない)
        (こんなに目が眩むほどの人がいるのに、どうして自分だけこんなに孤独なんだろう…)
        (そんなことを、思っていた気がする)
        (だから、きっと声を掛けられたのだろう)
        (あの頃の自分が知らぬ人に声を掛けられるほど、勇気があったとも思えない)

        (3月、まだ潮風も冷たい。人が居ないのも当然か、と寄る波を眺め)
        ……この季節だと、誰も居ないですね…
        (だから、ひょっとして入学式の頃の自分は逃げてきたのだろう)
        (大勢の中で感じる孤独より、一人で感じる孤独のほうがいくらかマシだと思ったから) -- エリザベート 2013-05-15 (水) 00:29:48
      • お話するにはちょうどいいさ、静かなくらいがね。
        (そうしてエリザベートへ向き直り、問うた)
         
        さてエリ。ここで聞こうか、決めて来たかな願いを。
        僕なら本当になんでも一つ叶えてあげられるんだけど君は何を望むのかな。
        (言葉遊びでもないよ、と最後に付けて問うた) -- 海空 2013-05-15 (水) 00:37:03
      • あ…
        (ハッとしたように海空を見る)
        (遠い過去の話なんてするから、妙に憂鬱な気持ちになってしまった)
        (それを振り払うように首を振って)
        …えーと……なんだろう、本当にあの…考えたんですけど…
        (向き直り、言葉を濁しながら指あそびをする)
        (どうせ冗談の類だ、と思っている。だから適当な事を言ってしまえば良いのだが…)
        ……異能、が…あの、私の異能が、無くなれば良いなあ…みたいな…
        (自分の両手を見る、両手だけでは無く全身)
        (誰かから奪うことしか出来ない、自分のことを深く知ろうとしてくれた人ほど傷つけるだけの異能)
        ああ…だから、なんだろう……
        …こんなものなくても、ないほうが…なんだろう、どうして私……
        (こんな異能に目覚めちゃったんだろう、と震える両の手を見ながら目を伏せた)

        (その理由は自分が一番分かっている。)
        (愛を信じられない、人を信じられない、どうせ皆離れていく…家族だって私を捨てたのに)
        (どうして、赤の他人が自分を愛してくれるだろう…だから、そのぐらいなら)
        (…そういう、酷く身勝手で恥ずかしい意識が自分にはある。)
        (きっとその罰だ)
        (そうでなければ、最初から誰も近づいて来なければ、期待することもない)
        (愛されたいと願うこともない…、それでも一人は寂しい)
        (でも「しょうがない」よね、私には「こんな」異能があるんだから…)
        (そういう言い訳の為の、私の浅ましさの現れだ。)

        (…どちらにせよ、異能が消えた所で自分がどうしようもない事実に変わりはない)

        …こんなこと言われても、困っちゃいますよね
        あの、アイス奢ってくれるとかそういうので良いですよ、お願い
        (話題を代えるように笑って) -- エリザベート 2013-05-15 (水) 00:57:49
      • 知ってるよ。エリがその異能を疎ましく思っていることも。
        (そのままエリザベートへ歩き、すれ違うように、彼女の隣へ歩み寄り)
         
        知っているよ。エリがその異能を発現したから。あのような格好をしているのも。
        (その肩に、手を置く。囁くように。赦すように。)
         
        その異能を疎ましく思いながらも、それもまた優しい誰かを呼び寄せるため。「仕方ない」とし
        優しい誰かが、声をかけているから。その人の目を引く姿をしているのも。
        そうしなければ、誰も近づかないだろうという寂しさ。
        こんな異能があるからこのような浅ましきこともできるという許しのような、愛おしさも感じていることを。
         
        (この男にエリザベートの異能の効果は現れていない。確かに触れているはずであるのに)
         
        エリ、君の本当の願いは異能を消すことなのかい?異能を消すことが最初の願いなのかい
         
        ──抗う術などない
         
        君が異能を発現させたとき

        ──苦悩が苦悶へと変わり

        何を願ったんだい

        ──叫びへと変わる時

        ──私は、お前を救ってやろう -- 海空 2013-05-15 (水) 01:14:06
      • (不意に吹いた風に、てんでに引かれた髪を抑える。)
        (波音が喧しい、それでも海空の声は不思議と、恐ろしいほどに耳に届いて)
        …先輩…?
        (それが何故か妙に、恐ろしく感じた。)
        (彼の目は真っ直ぐにこちらを見ている。というより見過ぎている。)
        (まるで自分の表層よりもっと深い、ドロドロした部分を見透かすようで)
        せ、先輩…先輩
        もう戻りましょう、もう……
        (部員の人も待ってますよ、打ち上げするんですよね…?そんな言葉は虚しく空回り)
        (肩に触れる手、耳朶に囁かれる声)
        (その声色は優しいのに、綴れる言葉は容赦なく内面を抉っていく)

        ち…
        (見透かされている、見透かされている見透かされている)
        (どうしようもなく浅ましくて恥ずかしい自分が、見透かされている)
        (違う、と言いたいのに声にならず、必死に首を振る。)

        (ああどうしてこの人には、自分の力が効かないのだろう)
        わ、私…か、かえる…かえります…
        せ…先、輩変ですよ……おかしいです…
        (海空の身体を押しのけようと、みっともない程に震える手を伸ばす)
        (このままここに居てはいけない、このままここにいたら)
        (きっともっと、取り返しが付かないぐらい醜い自分を引き摺り出されてしまう) -- エリザベート 2013-05-15 (水) 22:48:35

      •  
        いいんだよ、エリ。
        知っているからそう怯えなくてもいいんだ。
        (伸ばされた手を取る。それは優しく、支えるような手。力ではなく心に訴えかける、抑えるような穏やかさ)
         
         
        気づいていないのかい?それとも、言葉に出せないのかな。
        単純なことだからね、そんなことで異能が表れたとは思えないのかな。
        簡単なことだよ。願い。それは願いだからね。願いという純粋な求め。
        君は強く願ったんだろう。恥じることではないさ。
         
         
        一人は嫌だったんだろう?寂しいのは嫌だったんだろう?
        愛されないのは嫌だったんだろう?孤独は嫌だったんだろう?
        不要とされるのが嫌だったんだろう?必要とされたかったんだろう?どのような形でも…そのような浅ましい姿で
        悪い子ですから、注意してください。構ってください。寂しいんです。とみんなに伝えていたんだろう?
         
         
        求めていたんだろう、人を。愛されたかったんだろう、人に。
        例えその誰かの都合も、心も、体も奪うこととなったとしても一人は嫌だったんだろう?
        奪う、とは違うか。その誰かを、人形のようにしてでも…フフフ、自分のように。飾られるだけの物にしてでも。
         
        孤独は嫌だったんだろう。
         
        故に、その異能を手に入れてから尚更恐れた。
         
        みんな自分恐れ、離れていくだろうと。誰も自分の側にいなくなる。本当に一人になると。
         
        だからそんな恰好をして、わざと向こうから優しい人が声をかけてくれるように装ったんだ。
         
        その人の優しさを利用してでも、一人は嫌だったんだろう?
         
         
        そう、だから君が今ここにいるんだろう?ジロー君 -- 海空 2013-05-15 (水) 23:16:40

      • …そうっすね。
        (遮るものも無い、海辺の開けた空間の中。呟くような声が響いた)
        (何時からそこにいたのだろうか、気配も無く、音も無く)
        (問い掛けに応えるように、ふっと、静かにその姿を現した)

        (目深に被られた帽子でその表情を伺う事は出来ない)
        (海空が生み出した幻であるかのように、ただ、その場に立ち尽くし)
        (それでも彼等を見ている、という事だけは分かる視線だけをエリザベートと、海空へと向け、佇む) -- ジロー 2013-05-15 (水) 23:40:15
      • (ただただ、壊れたおもちゃのように首を振る。)
        (声はひたらすらに優しく、自分の酷く弱い所へ訴えてくる。)
        (必死に隠して、そのまま忘れてしまおうとしていた汚い部分をゆっくりと裸にしていく)

        やめてください、やめて…やめて…
        おね、が…い…おねがいします…ごめんなさい…ごめんなさい…

        (一人は嫌 寂しいのは嫌、愛されないのは嫌、愛されない自分が嫌)

        (我慢するのは嫌、でも愛して、構って一人にしないでと口にだすのは嫌)

        (「可哀想な私」を誰か愛して)

        (改めて言葉にされなくても、こんな汚い自分、自分が一番良くわかっている)
        (そしてこんな自分が誰かに愛されるわけないのも、自分が一番良くわかっている)

        やめて、わかってるから やめて…!
        だって…だってしょうがないじゃなっ…い…!!
        だってしょうがないじゃない…!皆どうせ離れて行ってしまうなら

        (ヒステリックに叫んで、手を振り払う)
        (何も聞きたくない、と耳を塞いで首を振る)

        わかってる、わかってる…わたしが間違ってることなんてわかってるけど…
        もうどうすれば良いかわからないんだもの…!!
        (理屈ではわかっている。自分が歪んでいることなんてもうずっと前からわかっている。)
        (だからこんな自分が人と触れ合う資格なんて無いことも)
        (それでも寂しくて我慢出来なくて求めてしまう。)
        (しょうがない、しょうがない、といつもの言い訳をして目を逸らしてここまできて)

        (もうすっかり、どうすれば良いのか分からなくなってしまった。)
        (だから、しょうがない)
        (私は悪くない、皆が優しいから悪いんだ、皆が私に期待させるような優しさを見せるから……)

        http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst083544.jpg 
        …あ…
        (すっかり乱れきった心が、一瞬にして冷静になる)
        (その名前と、その声と…ああ、出来れば幻であって欲しかったけれど)
        ………ちが…っ……違う…、違うの…
        (ずっと出したかった言葉、ようやく喉から出た頃にはもう遅かった)
        (見られた、聞かれた、終わってしまった…という言葉で頭が真っ白になる)
        ………ちがう、ちがうの…ごめんなさい、ちがう… -- エリザベート 2013-05-16 (木) 00:35:35

      •  
         
        だ、そうだよ。ジロー君。でも、それでも問題ないよね。
         
        君はエリが大好きだからね。夏の臨海学校の時の頃かな。周囲からみてもわかるくらいにね。
         
        それでも、と君は言うのだろうね。君は優しいし、エリが好きだからね。
         
        仕方なくありません。自分が傍にいます。貴方が抱える問題も、一緒に解決していきましょう。
         
        僕がいます。大丈夫です。とかかな。
         
        あぁ勘違いしないでほしいけど、これは嘲りではないよ。
         
        そんな優しい君が大好きだし、だからこそ僕は君に色々教えてたわけだしね。
         
        僕もジロー君とエリなら、どんな困難でも乗り越えられると思うよ。
         
         
         
        そう
         
         
        二人とも
         
         
         
        ────人であれば、ね -- 海空 2013-05-16 (木) 00:54:39
      • 残念っすけど、俺にはそんな綺麗な言葉が吐けるような語彙は無ぇっすよ。下町生まれの下町育ちっすからね


        (ぽつり、言葉を紡いだ後帽子を被り直して、見据える)
        (傍らにいる海空の事等、目に入っていないかのように。)
        (恐怖と、焦燥と、絶望と、悲しみを、全てを綯い交ぜにしたような眼をしたエリザベートを)
        (一切の曇りはなく、澄んだ瞳をして。ただただ、真っ直ぐに見つめる)
        そんな目、しなくたって大丈夫っすよ。エリ先輩
        (一歩)
        汚い部分が無い人間なんて、この世にいないっすから
        (また一歩)
        綺麗なものと、汚いもの。二つが心の中にあるから人は人なんすよ
        (少しずつ、近寄っていく)
        だから、師匠の言った事は違くなんてない、本当の事の筈っす。

        だからって
        それがなんだって言うんっすか?
        目を背ける事なんて、無い。そんな所も全部ひっくるめて、エリ先輩は、エリ先輩なんすから。


        (手を伸ばせば、もう届く。そんな近くにまで歩を進めて)
        一緒に踊った時、言ったっすよね俺。嫌がられようと遊びに行くって。
        (笑みを浮かべる、普段なんて事の無い会話を交わす時に浮かべる、何時もどおりの微笑みを)
        心配いらないっす。俺は、エリ先輩をいらないなんて言わない、離れて行ったりしない。
        だから………────────


        (その手を、伸ばす)
        人の恋路を、邪魔しないで貰えますか
        師匠────いや…羽佐間海空ッ──────!!!!!
        (エリザベートに振り払われ、宙を彷徨ったままの海空の腕を全力の力を込め、掴む)
        (抑えきれない怒気を孕んだ、狂犬の瞳を相対する男へと向けた) -- ジロー 2013-05-16 (木) 01:36:39

      •  
         
        参ったなぁ。本当は君には関わらず見届けて欲しかったんだがこれでは悪人みたいじゃないか。
        いいかい、ジロー君。僕は君達の味方だよ。君達が好きだからね。もう一つの段階に至り、未来を築いて欲しいから今いるんだが
        (ジローが掴む腕を振り払おうともしない。動こうともしない。まるで、そう戦う気などないのか)
        (それとも。子犬に噛まれた程度として見ているのか)
         
        順序を追って説明しようか。先に結論を言うけど。エリはもう真っ当な人間じゃないんだよね。
        君のような獣人とか種族的ではなく、存在的意味合いでね。 
         
        あれは春だったかなぁ、エリの保護者というか監視者が来たでしょ。アルブレヒト先生。彼のお蔭で気づいたんだよね。
        彼はエリの異能が暴走した時のため、それを止める…息の根だね。ためにいるんだが。
        ちょっと考えてみようよ。エリの異能ってもう暴走しているようなものじゃないか。
        制御統治下を離れているよね、完全に。臨海学校の反動のときも暴走に近いのかなと思ったが、そうではなかったらしいね。
        ほとんど暴走しているのと同じなのになぜ、去年突然彼が着任したんだろうか。だってそうだろう。最初から監視を直接つけておけばいいのだから。
        つまりね、去年の今ごろ。エリの異能は本当に暴走したんだよ。観測は難しかったけどね。
        それが何の関わりがあるか、ということかな?考えてごらんよ、臨海学校の後の反動の広域封鎖のようなものがなかったんだよ。
        つまり、局所的にその暴走が強く発現したんじゃないかな。
        加えて、アルブレヒト君。彼ね。もしもの時の、とみんなは思うかもしれないが。
        そのもしもの時、遠距離からの一撃で十分じゃないかな、エリがただの人間だった場合彼女を殺す場合。
        委員会も統治会も無能ではないしね、起きれば対処できると思うよね。でもなぜ彼が必要か?人道、優しさ、生徒への思いやり?違う違う。
        その異能の暴走をきっかけに、エリ…彼女はね。
        そういった普通の人間や、異能使いに対処するために用いられるだろう殺し方が通じない存在になったんだよ。
        表向きは、人の形をしつつ。人ではないものになったんだ。
         
         
        エリ?エリザベート・ゲッテンベルム。
        君は自分の口で言えるかな、あの時何が起きて暴走して。自分が何になったかを。
        君を愛してくれている、ジロー君のためにも話してくれないか -- 海空 2013-05-16 (木) 02:03:48
      • (違う、と必死に呟きながら、泣きそうな顔で首を振る)
        (こんなタイミングで、一番知られたくない人に知られてしまった)
        …ちがうの…
        (真っ直ぐな視線から逃げるように顔を覆う。)
        (逃げ出したいのに足が動かない、逃げ出した所でもう取り返しがつかない。)
        (一歩、また一歩距離が近づく度に、体温が下がっていく気がする。)
        (耐え切れずに溢れてきた涙で喉がちくちくと痛む。こんな所見られたくなんてなかった。)
        (離れて行ってしまう、幻滅されてまたひとりになってしまう)

        (そのぐらいなら、そのぐらいなら…)

        ……あ
        (暗い色に染まりかけた思考が止まる)
        (恐る恐る、震えながら顔を上げればそこにはいつも通りの、いつもと同じ)
        (温かい微笑みがあって…手を伸ばせば届きそうで)
        (ほんの少し勇気を出せば、触れられそうで)

        (異能の事も忘れて、手を伸ばしかける)
        (救いを求めるように伸ばした手、それは何にも触れる前に動きを止めた)

        …っ

        (動きだけではなく、呼吸まで、心臓まで止まるかと)
        …あ、…私…あの……
        (どうだろう、彼は受け入れてくれるだろうか)
        (…くれるのかもしれない、なんてことはないと笑ってくれるかもしれない)

        わ、たし…あの……
        ……吸血鬼、に…襲われて……あの……
        (だから、問題はそこではなく)
        襲われて……異能が、暴走して……気がついたら…相手が、死んで、て…あの……
        (触れようとした手を引く、一歩一歩と距離を離す)
        た、たぶんね あのね…私…相手の、相手の全部を…奪っちゃって…し、死なないの…
        死なないし…、傷なんてすぐなおっちゃって……きっとね、見た目もね…多分ずっとこのままで…
        (つまり自分の本当の異能はそういうものなのだ)
        (愛する人の全てを自分の物にしたい、心も身体も、その力も)
        (全てを奪って、最後には自分一人しか残らない…人の形をした何か)
        (それがエリザベートという生き物…になってしまった。)
        (愛される訳がない、愛されてもそれを受け入れて良い訳がない)
        (そうしてしまえば最後、自分はきっと相手の全てを奪ってしまうのだ)
        ごめんなさい…ごめんなさい…違うの…
        ダメなの、私貴方が欲しいの…きっと私だけのものにしてしまいたくて…
        全部奪ってしまいたい…そ、そういう…そういう怪物なの…そうなっちゃったの…
        (泣き笑いの表情で、後ずさる足を止める)
        (ああもうどうしようもない、もう誰も救えない、救われない)
        ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい… -- エリザベート 2013-05-16 (木) 02:58:45
      • (握りつぶさんばかりの力を篭めている筈、それでも尚顔色一つ変わらない)
        (それどころか余裕すら垣間見せて、改めて男の実力を思い知らされる)
        (しかし、それで引く訳にはいかなかった。この男の目的は、一体何なのか)
        (それを見極め、必要とあれば…打ち倒さねばならない)
        (勝てるのか?身体能力も、技術も全てが海空には遠く及ばないというのに)
        (この凶人を討ち果たす事が、出来るのか?)
        (出来るか、出来ないか、ではない。やらねばならないのだ)
        (全ては、エリザベートの為に)

        悪人でなくとも、善人では無いって事くらいは分かってるっすよ
        そんなあんたっすから、碌でもない事を考えてるのは予想が付くっす。一体、何が目的なんすか
        なんで、エリ先輩に…近寄ってきたんすか。返答次第じゃあ………
        (その問い掛けは、エリザベートへの問い掛けに遮られて)



        (黙って、独白に、真実の吐露に、耳を傾けていた)
        (何時の間にか、海空の腕を握っていた手は離されて)
        (一歩、また一歩と…離れていくエリザベートの姿を、心を、見据えていた)
        (自惚れかもしれないが、少しずつ、距離を縮めていたと思っていた)
        (屈託無く笑う、その無邪気な笑顔に)
        (幼い子のようにムキになって怒る、そんな姿に)
        (今まで共に過ごしてきた時間の中で見てきた、その全てに)
        (心を惹かれて、同じ道を歩んでいきたいと駆け寄っていったこの人の心の奥に)
        (こんなにも。あぁ、こんなにも深い闇が隠されていたなんて)
        (何故 知らなかったのか)
        (何故 気が付かなかったのか)
        (自分は今、どんな表情をしているのだろう)
        (少なからずの衝撃は、受けている)
        (それは、顔に出てしまっているのだろうか)
        (衝撃の余りか、感覚が麻痺して、分からない)
        (…いや、違う。見据える先の、エリザベートの表情は、自分と鏡写しと考えていい筈だ)

        (泣き笑いの表情で、立ち尽くす彼女を見れば)
        (自分が”そういう表情”を、しているのが手に取るように分かってしまった)


        (───だが────それでも──────)


        (気が付けば駆け寄って。彼女の異能の事も忘れて)
        (エリザベートの体を、抱き竦めていた)
        (これ以上、彼女が涙を流さなくても済むように)
        (これ以上、彼女が謝らなくても済むように)

        (もう。これ以上、彼女が離れていってしまわないように)
        それが………それが、なんだって言うんすか!!

        何度だって、言わせてもらうっすよ!
        俺は!貴方から!!絶対、絶対に、離れたりしない!!!
        エリ先輩が、望むのであれば全部を奪われたって、構わない!!!!

        だから…だからもう………
        …そんな顔はしないで下さい…っ…!!! -- ジロー 2013-05-16 (木) 04:04:56
      • (嫌になるぐらい卑怯だ、と思う。)
        (そう言ってくれることも分かっていた、彼ならばそう言ってくれるだろう、とわかっていた。)
        (…そしてきっと、海空もわかっていた。)

        (そう答えるだろう、と分かっていて言わせたのだから、答えなければ良かったのに)

        (その言葉が聞きたかった。)
        (引き止めて欲しかったし、抱きしめて欲しかった。)

        (だから今そうされて、離れないとと思うよりずっと強く嬉しいと思ってしまう。)
        (その体を押し退けるより、抱き返したいと腕が震える。)

        いや、だめ、だめなの… こんなことしたい、したく…
        (必死に首を振って絞りだす拒絶の言葉)
        (けれどそれを嗤うように、自分の異能は緩やかに)
        (それでいて、確かにジローの生命を貪っていく。)
        (相手を殺してしまうかもしれない、という恐怖と、それ以上に)
        (それでも良い、と言ってくれたという歓喜。)
        (身体が動かない、動けない、このままでは本当に) -- エリザベート 2013-05-16 (木) 23:03:39

      •  
         
        僕の目的かい?それは世界を新しく生むことさ。
        そのためにはエリザベートの異能が必要なんだが、これがどうして中々難しいと思っていたところに君が来てくれてよかったよ。
        あぁ先に言っておこう、その世界は神も悪魔もいない。異能もない…人が人のために生きる世界であり、人の世界だ。
        君らが抱えている問題も解決してくれる新世界だ。
         
        君達には、その世界で幸せになって欲しいんだ。
        新しい世界に生きてくれ、ジロー君、エリちゃん。
         
         
         
        ───だからね、今ここで君にエリザベートの異能で死んでもらわれると、困るんだよね。
         
        (虚空から鎖が5!ジローの首!両手!両足に巻きつきエリザベートから強制的に引きはがし砂浜を撫でるように引き回し、放り投げる!)
        (そこに表れるは…海空の忠実なる配下、虚無衆!編み笠の下から朧なる光を瞬かせ今ここに参上した!) 
         
        ジロー君、君は優しくて本当にいい子だが考えがないのはいけないよ。
        そのまま抱き着いて死んでも、何も救われないからね。君の自己満足にエリちゃんを巻き込んで彼女の傷だけ増やしてもしょうがないことも、考えてほしいな
        そう、物事に関すること。なんにでも考え、最適最善なる結果を求めることをあきらめてはいけないよ。
        下町育ちだからといって、諦めてはいけない。語呂もないなら本を読みたまえ。それもまた君の力になる。
         
        (そうして虚無衆が鎖を離せば、呪詛か聖句かを唱え始め…この世界周辺がゆがんでいく)
        (これは…結界!周辺地域と隔絶するかのように、世界は歪み、結びつきまるで異世界の如く変容していく)
        (寺、ピラミッド、巨大な観音像、通信電波塔、巨大な艦船等等…世界のあらゆる何かがゆがみ結合した世界!)
         
        さて、ジロー君。困っていたんだがね、どうエリザベートを昇華させようか。そこで導き出したんだ。
        つまり、そう教えてくれないか。君は何度目で死ぬのかな、ということをね。
        最大限抵抗していいよ、もしかしたら死なないかもしれないけど。
        いやでも、死んでもらうけどね。ここで。 -- 海空 2013-05-16 (木) 23:25:13

      • (じわり、じわりと。蝕むように身体から力が、命が抜け落ちていくのが分かる)
        (何度かの経験はあったものの、ここまで強く、エリザベートと触れ合った事は無かった)
        (エナジードレイン。彼女が抱える闇、その根幹たる異能)
        (海空と行った修行の、その最中。幾度と無くも聞いた、死の足音が今もまた聞こえてくる)
        (それでも、腕を離せなかった。離したく無かった。)
        (それはただの自己満足かもしれない、しかし、今この手を離せば二度と彼女を、救い出せないような、そんな気がして)
        ………っ………!!
        (言葉を、紡ぎ出そうとした。その時)


        (突然の、浮遊感。それが何かを確認する暇もなく、砂浜へと叩き付けられ)
        カッ…ハッ…!(それがエリザベートの異能によるものか、叩き付けられたショックによるものかは分からないが)
        (血を吐き出す。何度感じても慣れない、嫌な味が口内一杯に広がった)

        (生命力を食われ、朦朧とした意識の中で海空の声を)
        (修行の最中でそうしてきたのと同じような、導くかのような、諭すかのような言葉を、聞く)
        余計な、お世話っすよ…そんな、狂った考え方をする人に…何を、言われたところで…
        聞く耳を、持ちたかねえっすからね。
        (単なる強がりだと自分でも分かっていた。実際には耳が痛くなるような、図星ばかりを突かれている)
        (そう、分かっていても、認めたくはなかった。如何に、自分をここまで引き上げてくれた、師の言葉であっても)

        あんたの理想が、素晴らしいものであろう、という事は何となく、分からないでもないっすよ
        理想の実現の為には、犠牲が必要になるんだろうって事も、分かるっす
        …それでも、その犠牲が…俺の大事なものだっていうなら。俺は、抗う。
        バカな考えだって言われたって、抗うしか…ねえんすよ!
        (歪に変わっていく世界の中で、吠える)
        (奪われた生命力は、既に再生されていた。本人も知らない、気付いていない自分自身の持つ異能の力によって)
        …何を言ってるのか全然、分からねえっすよ。俺は、単なる人っすよ。何度目だとか、意味のわかんねえ事を…
        (海空は勘づいているのだろう)
        (ジローには、ただ頑丈であるというだけでは説明の付かない生命力が秘められている事を)

        (海空の言葉に、もう耳を貸すつもりは無かった。故に、構える。相対する男によって教えられた法を。)
        (そして、常人には知覚すら儘ならないシノビの世界へと。高速機動へとその身を委ねた) -- ジロー 2013-05-17 (金) 00:07:57
  • 今年は自分で作って見ました、海空先輩のお陰で料理できるようになりましたから……というわけでチョコブラウニーです(おずおず差し出す)
    ……そろそろ会えなくなりますね? お師匠様 -- 雑務 2013-05-13 (月) 00:17:58
    • そうだね。既定現実はその意味を成さず、境界より出でた可能性が現実を作るようになる。
      ──世界は変わる。その時、君も解放される。ありがとう。(ブラウニーを受け取り語る)
      彼女も、皆、この世界の人々も皆救われる… -- 海空 2013-05-13 (月) 00:43:08
      • 先輩が何を言っているのか、私はよくわかりませんけど……フォスさん達の様子をみると、ちょっとだけわかったような気もします
        本当に、もうお別れなんですね(なんとか、笑顔を作って見る)
        (うまく出来たかどうかは知らない)
        先輩は……救われるんですか? -- 雑務 2013-05-13 (月) 00:47:20
      • それが僕の望みだ。僕が生まれた理由であり、僕が成すべきことである。
        そこで君達が救われることこそ、僕が救われる。それが僕の望みだ。
        君達の幸福と健やかなる未来を望んでやまぬ。 -- 海空 2013-05-13 (月) 00:49:00
      • 相変わらず、あなたは我が道を行くんですね
        誰にも流されず、誰にも留められず
        自分の信じる道を往く
        (顔を伏せたまま踵を返して、歩き始める)
        あなたと私の道が交わらないことは残念ですけど
        だからこそ、私はあなたに惹かれたのだと思います
        (そのまま歩いていく。ソレが彼の望むことだから)
        さようなら、手の届かない人
        それでもアナタの弟子でいれて、私は幸せでした -- 雑務 2013-05-13 (月) 01:02:05
      • さようなら。
        新世界で生きてくれ。 -- 海空 2013-05-13 (月) 01:03:17
  • 海空、バレンタインのチョコ持ってきた。チョコじゃないけど(ほい、とマーブルパウンドケーキ置いて帰る) -- ステイシア 2013-05-12 (日) 22:56:45
    • サンキューガールラビュー -- 海空 2013-05-12 (日) 23:00:45
  • どうもコンバンワー!バレンタインデーチョコの配給になりますよー!
    洋上都市で農奴やってるひとはじめてみました。わー、記念撮影しちゃお!(パシャリ) えへへ、失礼しましたー!(退散) -- エル? 2013-05-12 (日) 21:44:02
    • \キャオラッ!/ -- 海空 2013-05-12 (日) 21:45:11
      • \ヨッシオカッ!/ -- 海空 2013-05-12 (日) 21:45:28
      • \ヨッシオカッ!/ -- 海空 2013-05-12 (日) 21:45:57
      • \ヨッシオカッ!/ -- 海空 2013-05-12 (日) 21:46:05
      • (喝采) -- 2013-05-12 (日) 21:46:19
      • \吉岡魅力運がUP!/ -- 2013-05-12 (日) 21:48:53
      • (喝采) -- 2013-05-12 (日) 21:49:06
  • 先輩 いつぞやは同行ありがとうございました(ぺこりとお辞儀)
    チョコ持って来ましたので良かったらどぞー(ブラウニーチョコを差し出した) -- トシ@少女 2013-05-12 (日) 21:07:45
    • ありがとうトシくん。今日も元気で何より。僕は卒業するが、以後も息災であらんことを -- 海空 2013-05-12 (日) 21:44:59
  • バレンタイン、バレンタインですー…
    今年はアップルパイを作ってみたのです、よろしければ…!(ぺこぺこ、と頭を下げつつアップルパイをお渡しする) -- ナナモ 2013-05-12 (日) 19:46:23
    • 女子力が高いねぇナナモ君。よきかな、いただきます。 -- 海空 2013-05-12 (日) 20:24:39
  • (いそがしそうなので、そっとバレンタインの贈り物を置いて行く)
    (愛らしい装飾の入った小袋。中身はチョコドーナッツ。クッキー系ドーナッツでサクサクしてる) -- クレハ 2013-05-12 (日) 17:38:47
    • ありがとうクレハ君。いやぁ女子からこうやってもらうのもこれで最後だね。 -- 海空 2013-05-12 (日) 20:24:21
  • そういえばマグロバーでのお礼を言ってませんでした、とても美味しかったので、ありがとうございました空海さん -- 美月 2013-05-10 (金) 21:17:49
    • \ヘイラッシェー!/ -- 海空 2013-05-10 (金) 21:21:57
      • どういたしまして。 -- 海空 2013-05-10 (金) 21:22:05
      • 『メリークリスマス!マグロ市!にて』 -- 海空 2013-05-10 (金) 21:22:38
  • 海空、めりくり。クリスマスプレゼント置いとくね(忙しそうなのではい、とクッキーを手渡して去っていくのだった) -- ステイシア@クリスマス 2013-05-10 (金) 21:16:07
    • ありがとうステイシア君。良く似合っているね、うんうん -- 海空 2013-05-10 (金) 21:21:43
  • 冒険実習おつかれさまですわ 海空様は農業系とお聞きしましたけれど専攻はきのこ掘りではございませんのね
    一体普段はどんなことなさってるのかしら -- シャーラザッド? 2013-05-10 (金) 18:56:21
    • キノコはダメだってね、言われてしまったからしょうがないんだ。普段も何も僕は見ての通り農業だよ -- 海空 2013-05-10 (金) 21:21:27
      • (誰に何をダメと言われたのだろうと首をかしげつつ)キノコ以外ですとやはり麦かしら 麦は色々なお酒ができますわよね
        それに自然と向き合うお仕事はアッラーの御恵みを直に感じられそうでいいですわね 雨にも風にも負けず頑張ってくださいまし -- シャーラザッド? 2013-05-10 (金) 21:47:14
      • 栽培してるからねそもそも。行ってもなぁと、ね。麦酒はまさに古来からあるものだね。
        うちは基本醸造禁止だけど、まぁ大目に見てもらってるよ。雨にも風にも負けないのは麦でね、いやはや自然は教科書に勝る。お元気で。 -- 海空 2013-05-10 (金) 22:10:44
  • (土いじりをしている海空を眺めている。どれだけ時間が経ったか、ポツリと言った)
    ボクなりに考えたんだけど。ボクは子供だと思う。だから子供らしく生きていくことにしたよ。 -- レジェム? 2013-05-09 (木) 02:47:44
    • なんとかの考え休むに似たりだよ。一生懸命考えたのは褒めてあげたいけどね。その結論事態あんまり子供っぽくないし。 -- 海空 2013-05-09 (木) 21:11:46
      • ……いや、ホントのコト言うとさ。確かにその通り、色々考えたけどわかんないことだらけなんだよね。自分のどのあたりが子供っぽいのかだって。
        でも、わかんないから諦めました、ハイ終わりじゃつまんないでしょ? だから、ボクはわかんないことをわからないなりに追いかけてくことにしたの。伝えたかったのはそういうこと。 -- レジェム? 2013-05-09 (木) 23:02:01
      • いいね。何が、ではなく。前向きなのはね。いいよ、求めることは。それだけで動力になる。
        その下地がしっかりできたなら、何も言うことはないさ。一杯食べて一杯寝て一杯追いかけて一杯考えてみるといい。それが子供の特権だよ。 -- 海空 2013-05-09 (木) 23:05:07
      • (ふふん、としてやったりの顔)今ボクのこと、子供扱いしたね。やっぱりボクは子供ってわけだ、うんうん。
        ……誰だって求めるものがあるんだな、って最近になって気づいたんだ(ジローやシアでさえも)キミが求めるものは、何? -- レジェム? 2013-05-09 (木) 23:08:51
      • 変った子だよ君は。だがそれもまたよし、というものじゃないか。君もまた生まれたばかりの求める者の一人であるし。
        僕も当然あるよ。愛、勝利、世界等々数えきれないね。欲深いんだよ僕。 -- 海空 2013-05-09 (木) 23:12:09
      • そりゃまたなんとも(本気とは思っていなかった。そも、この男の本気などを探ろうとしたところで夜に影を探すようなものだ)
        ボクはね(腰掛けていた柵から飛び降りて)イヤなものがたくさんあるんだ。それをはいわかりました、って認めるのはもっとイヤだから、全部「イヤだ」って言うことにした。
        ま、そういうことだから。キミの求めるものがほんの一欠片でも手に入るといいね、海空くん。じゃあね。 -- レジェム? 2013-05-09 (木) 23:26:13
      • 認める…それが大人なんだ。だが君はそれを嫌だという。自分で言わずとも子供ということさ。
        その輝き。手放さぬように。それじゃあね。全部手に入る予定ではあるけど、その時はまた。じゃぁねレジェムくん。無垢なる狩人。 -- 海空 2013-05-09 (木) 23:33:30
  • Mission complete
  • Excellent Work Tenno
  • (正座)
  • そして来月は僕とステイシアちゃんがご一緒なんですねぇ。二人とも強くなったので活躍にご期待下さい!
    あ、そういえばセンパイ、そろそろ夏野菜の初物が出来る頃かと思ったんだけど、何かいいの入りましたかねぇ? -- オムー 2013-05-04 (土) 21:47:43
    • あぁ、楽しみにしてるよ。彼女も十分力強く頼もしい同行者であるしね。ちなみに今月は麦がおすすめ。 -- 海空 2013-05-04 (土) 21:50:40
      • ですねぇですねぇ。もうセンパイにはドーンと!ドーンと構えてて欲しいですねぇ。
        麦ですかー。漠然と麦飯ってイメージしか沸かないですけど、何か他に料理とかありますかねぇ? -- オムー 2013-05-04 (土) 22:05:10
      • ではそうしていようかな。時々援護するぐらいで十分そうだ。
        そうだね、些か蒸すからここはナス科の夏野菜を集めて、そうめんと一緒に頂くのがいいかもね。本格的なのは来月ぐらいなんだが。それか煮込み料理が中々。 -- 海空 2013-05-04 (土) 22:08:11
      • ちょっとシーズンには早かったか…(あわよくば安く手に入れようとか考えてた)
        しかし今から覚えておいて損はなさそうですねぇ(メモを取り出して走り書きを始める)勉強に…なりますねぇ…っと!
        ありがとうございました、今度はシーズンにお伺いするかも知れませんねぇ。来月の出先でもよろしくお願いしますねぇー! -- オムー 2013-05-04 (土) 22:37:12
      • まぁまぁ、来月をお待ちなさい。冒険が終わったら翌週は収穫があるからね。その時に。
        麦粥や、麦飯もなかなか。自然薯はいつだったかなぁ。あぁ、それではまた来月にね。 -- 海空 2013-05-04 (土) 22:52:23
  • 二ヶ月経ったっすけどね、刀削麺がようやく満足いく味に仕上がってきたんで食ってもらいに来たっすよ海空先輩ー -- ジロー 2013-05-04 (土) 21:45:51
    • ではいただこうか。ううん、それとすまないが前回のお話しについてちょっと訂正。刃物の扱いについて慣れがある…というのは僕の間違いだったようだ。
      君に素質がない、刃物が不安に思える。というのではなくね。まぁ、食べ終わってから。 -- 海空 2013-05-04 (土) 21:49:21
      • (相当練習したのだろう、小麦の塊を手際よく削り麺にしていく姿はそこそこサマになっていた)
        …どういうことっす?ちょっとその期待のされ方がよく分からねえんすけど、料理に関していえば努力も怠ってねえっすよ…?(出来上がった刀削麺を出しつつ、首をひねる) -- ジロー 2013-05-04 (土) 22:05:04
      • いいね、かなりいい感じだ。うん、実はね僕は忍者なんだが知人にジロー君に近い雰囲気の子がいてね。刀剣術に関してかなり秀でていたものだから。
        つい、ね。僕は拳術だったものだからいや、参った参った。 -- 海空 2013-05-04 (土) 22:06:45
      • …衝撃の告白っすね、ニンジャって。そんなニンジャが身近なところにいると思ってなかったっす…アイエエエ…
        あぁ、それで、っすか。残念ながら剣術とかは殆ど使えねえっすからねえ、やってるのは我流っすけど、殴る蹴るの喧嘩術っす。
        …(暫し考えるような顔を見せて)…拳術の心得あるんすよね?…指導してもらうことって、出来ねえっすか先輩。 -- ジロー 2013-05-04 (土) 22:23:45
      • そういうものだよ忍者なんて。変わり身の術とかね
        (刀削麺の前にいた海空が転がると、丸太に。また暗闇から出てきた海空が屋台にきて食べ始まる)
        いいよ、卒業までの間なら。時間さえあれば妖を討つ蓮華の拳まで教えたいところだ。 -- 海空 2013-05-04 (土) 22:27:42
      • (目を離していないつもりだったにも関わらず一瞬で変わり身を行なってみせた海空に目を瞬かせて)
        …本物、なんすねえ…なんか只者じゃあないんだろうな、とは思ってたっすけど…
        (地面に膝を付いて頭を下げる。)宜しくお願いするっす!あの鮫野郎が卒業するまでに、なんとか勝っておきたいんす! -- ジロー 2013-05-04 (土) 22:30:47
      • こんなものは遊びにしかすぎないよ。わかりやすく、伝えられるからね。
        まぁまぁ頭を上げてくれ。頭を下げたところで強くなるわけでもないしね。ヴィル君か、そうだなぁ。彼は身体に関するもののようだし、うん。
        ちょっと厳しいけど、がんばってついて来てくれると思うよ。
         
        ──さて、それでは始めようか。 -- 海空 2013-05-04 (土) 22:33:11
      • うっす!宜しくお願いするっす海空先輩…いや、師匠!体は丈夫っすから、遠慮とか無しで来てほしいっす!
        (顔を上げて、立ち上がれば)…って、え。もう…っすか?もうちょっと前置きとかあるもんじゃ…って
        (まさかいきなり始まるとは思っていなかった鍛錬、表情は変わっていない筈なのに)
        (その気配が平素の海空とはガラリと変わったのを肌で感じ、粟立った)

        (その日の夜、ジローの屋台は急遽休業となっていた) -- ジロー 2013-05-04 (土) 22:45:31
      • ──説明せねばなるまい。
        羽佐間海空が呼び出した四十九段観音堂は四十九階層からなる仏塔である!
        しかしその内部には挑戦者を殺害するため、ありとあらゆる困難が仕掛けられていた!
        果たしてジローは無事この修練を生きて卒業できるのか!?
        次回を待て! -- 2013-05-04 (土) 22:50:02
  • 海空センパイ 今月はお疲れ様でしたー あんまりお役に立てなくてごめんなさい -- トシ@少女 2013-05-04 (土) 19:39:16
    • 冒険というもの、であれば君は十分に戦った。恥じることなどないよ。こうして無事に今、話していることこそその証拠さ。 -- 海空 2013-05-04 (土) 21:42:22
      • センパイ…(ジーンと素直に感動して)ありがとうございます! また今度同行したらもっと頑張ります! 見てて下さい -- トシ@少女 2013-05-04 (土) 22:08:21
  • 回転
    • 天井
      • ゴゥンゴゥン -- 2013-05-03 (金) 00:37:42
      • 響く。音が。機械の音が。
         
        学園都市のとある一角
         
        ──そこには東洋建築…島国の城がある。
        約10年前に東洋城郭研究会が完成させた、古きよき古の戦城がある。
        現在では観光地の一つとされ、東洋文化研究会の会合場所にも使われている。 -- 2013-05-03 (金) 00:42:49

      •  
        ──しかし
         
        人気のなくなった、立ち入りが制限されたここで集まる者達がいる。
        御膳の広間を中心にし、歴々のある人物が集まり正座していた。
        しかしその姿は見せず。各々顔の見えぬ装束を纏い、座している。
        そう、その姿…まさしく

        ──秘密結社 -- 2013-05-03 (金) 00:46:05
      • カカン -- 2013-05-03 (金) 00:46:52

      • 屏風が開き、最後の幹部が表れる。 
        赤黒の装束に真紅の瞳の男… 
        ──羽佐間 海空 

         この夜に集まった彼らの目的とは一体なんであろうか!? -- 2013-05-03 (金) 00:50:14
      • 「して、今年もやってきましたな。この時期が」
        「然り。我らが集まるのも道理。」
        「故に。海空殿、周知の如くであるが。此度の案件の音頭を頼みたい。」
         
        男はこの会合…特に幹部会の中でさえ、ある程度の地位があり。崇敬に近いものを持たれている。
        故か、幹部の視線もまた集まり。この会合に集まった者もまた、空席である上座に最も近い彼にその視線を注いでいた。 -- 2013-05-03 (金) 00:53:12
      • 「ではこの度の案件を。年に一度の、我等の集まりの主題を。今年の事象を記さねばなりません。」
         
        下座からあらわれた黒子が巻物を海空の側近へ一礼し手渡す。
        側近はまた、自らの主と幹部に一礼。そして、巻物を転がし、広げた。
        その後。懐から墨壺と筆を取り出し、海空へ
        それらを手にした海空は、墨壺を開け…筆をつけ、開かれた巻物の最端へ落とす
        そして、走らせる。
         
        黄金暦246年 -- 2013-05-03 (金) 00:58:11
      • 吉岡さん
        カンニングと追試放棄並びに都市プレート貫通により留年ではなく
        ──落第 
        -- 2013-05-03 (金) 01:00:54

      •  
        「落第!?」
        「落第と申されましたか!」
        「留年ではなく…落第!?」
        「この50年でも無かった異例の事態ですぞ!」
        間が一斉にざわめく。そう学園創設して依頼の異常事態が起きた。
        吉岡さんの…落第! -- 2013-05-03 (金) 01:02:23

      • 「そう。我等秘密同好会…吉岡さんの留年を見守る研究会創設50年の中でも最大の違例事態」
        海空は、懐からそっと事務室からの通達の写しを出し、従者に手渡し各々へ配らせる。
        「まさに凶兆…!この50年で起こりえぬことが起こりましたぞ!」
        「我等研究会の存亡の危機…?いや、これはまさか学園都市に不吉な事が…!」
        喧騒とも言えるほどにざわめきが強くなる。
        創設以来50年、ただ吉岡さんの奇行と珍事件をまとめていたこの秘密会は、とんでもない事態に直面していた。
        留年ではなく…落第!まさかの0年生である! -- 2013-05-03 (金) 01:06:37

      •  
        「静粛に。」
         
        海空の一言で真冬の泉がごとし。間は静まり返った。
         
        「学園側ではこれを落第ではあるものの、0年生と処理し、1年生への進級期間としたようです。」
        「わかりやすく、頼みますわ」
        「つまり…留年と、さしてかわりがないということです」
        「しかし来年、もし来年吉岡さんが留年すれば…0年生ですぞ!」
        「ありえなくないのが吉岡さんです。-1年生だから1年生だねやったよと言われてもなんの不思議でもありません」
        「海空殿、それは先読みに近いネタ潰しでは」
        「可能性の話をしたまでにすぎません。可能性に殺されますぞ」
        「失礼をば。」 -- 2013-05-03 (金) 01:11:52

      • 「だいたい進級条件が問題を起こさないこととは、無理なものですぞ!」
        「この近影ではやたら筋肉質になっていますが」
        「些事です」
        「はっ…」 -- 2013-05-03 (金) 01:13:45

      • 「まさかの0年生留年でも、我らの目的は変わらずとしましょう。」
        「各々、それでよろしいですかな」
        「意義はありませんな」
        「しかしこの都市プレート破壊時、目撃者曰くの吉岡さんが持っていたと言われる剣は…?」
        「既に目星はつけております。」
        「流石海空殿…!」
        「では来年度はその報告も含めて。」
        「しからば、解散」
        「散!」 
         
        「まさかここで50年の停滞を破るとは…吉岡さん、何者なんだ…」 -- 2013-05-03 (金) 01:16:47
      • コーン コーン -- 2013-05-03 (金) 01:17:30
  • 悲劇
    • 部隊
  • 嘲笑
    • 徴収
  • 海空君……チョコレートです (中を開けば、完全に口紅) (だが、それは今年の新作チョコであり、精巧な口紅のチョコレートだった)
    (味はレーブローズ。微かにローズの香りの広がるミルクチョコレート風味) -- ジリアン 2013-05-01 (水) 05:42:15
    • これは愛らしい。風情がないといえば、男であるしね僕は。一度外していただこうかな。味は考えずとも。おいしくいただこう。 -- 海空 2013-05-01 (水) 20:56:30
  • ああ、誰かと思えば…この間まで知らなかったのだけど、これも薔薇の遠い親戚なんだそうだ 俄かには信じがたい話だな
    実物を前にしたならなおさらのこと(純白の軍服に暗色のマフラーを巻いた7歳児がイチゴのハウスのあたりをうろうろと) -- リゼット(7) 2013-05-01 (水) 02:57:20
    • ではそうだな、僕と君が実は遠い親戚と言われたらどうだろう。
      3代前、よりそれこそ人類の祖が誕生したころまで遡れば親戚かもしれない。統計学的には人類皆兄弟らいしからね。
      そう考えると遠い不思議な話でもないさ。ちなみにナスとジャガイモとトマトは同じ科だね。 -- 海空 2013-05-01 (水) 20:54:07
  • (畑で農作業をしているその後ろ姿に、恐る恐る問いかける)
    ……えと、総会長さ……じゃなくてえーと海空、さん? -- 雑務 2013-05-01 (水) 00:35:46
    • はい、こんにちは。どちらでもいいよ。ただ、大変なことになるらしいから海空でいいよ
      こんにちは。何かあったかな?みんなに。 -- 海空 2013-05-01 (水) 00:40:31
      • そ、そうですよね、すいません配慮がたりなくて(それでも正体を知っていればどぎまぎせざるを得ない)
        いえ、みなさんには特に何もないというか……私個人で用があったので……えと、その、これどうぞ(そういって、ただの板チョコを渡す
        こっち来てから知った風習なんですけど、えと、バレンタインチョコって奴です -- 雑務 2013-05-01 (水) 00:44:05
      • そう、もうそういう時期なんだよね。東方では厄除けのほうが多いのがこの時期。
        僕も驚いたからなぁ。厄払いや豊穣祈願の時期だからさ。さておき、ありがとう。君の名前を知らないからどう言っていいかはさておきになるが
        君と友達になれたことは今年度の良きことのひとつだね。
        さて、何をお返ししようかな。女性に服飾品を渡すのもどうかであるし。食べ物の好き嫌いはあるかな。 -- 海空 2013-05-01 (水) 00:49:32
      • そうなんですよねー、私のいたところでもなんかそういうお祭りとかおまじないの方が多かったからどうにも最初はとまどっちゃって……
        あ、名前はその、いいです。ほら、私達そういうのあんまり自分から名乗っちゃだめっていわれてるし……雑務でいいです(ぎこちなく笑う。まだ色々緊張しているのである)
        (当然だ、相手は正体を隠しているとはいえあの総会の長。異能についていえば、学園でも有数の実力者だ)
        (最初にあったとき、多少は打ち解けられたとはいえ……未だ胸中に残る感情は緊張と恐怖が勝る)
        (しかし、友達といわれれば、やっぱり嬉しいので)……私も、大事な友達が一人増えたのはとっても嬉しいです(ついつい笑みが零れる)
        え!? あ、食べ物はその……な、なんでもいいです! 私これでも結構たべますから!(てんぱる) -- 雑務 2013-05-01 (水) 00:54:39
      • 異文化交流というのかなぁ、いや学習というのが正解かな。世界には色々な文化を持つ人々がいるんだよね。
        では君にしておこう。役職名で呼ぶのは好きではないものでね。
        名前というのはね、個を決める重要なものでね。名前がないとあの人、あの子となる。
        名は体を、心を表すんだよね。だから僕は、ということ。僕の好みの問題だからね。人を役職とか型で呼びたくないんだ。それが求められている時以外はね。
        はい、ということでこの話はおしまい。よろしくね。
        うーん、じゃぁそうだな。筑前煮とかどうかな、あとそうそう、海苔の佃煮作ったんだよね。
        煮豆も沢庵もできてるし(容器に詰めていたものを袋にいれて手渡す。おばあちゃんの家に行った帰りかってぐらい) -- 海空 2013-05-01 (水) 01:07:07
      • 名前……ですか(この役職についてから、雑務と名乗ると彼のように言う人は多かった)
        (そして、決まってそういう人達は……優しくて、暖かくて、話してほっとするような人達ばかりだった)
        (また、違和感が鎌首を擡げる)
        (目の前にいるのは総会長。この学園の恐怖と暴力の枢軸。いうなれば……悪の顕現)
        (にも関わらずどうしてだろう)
        (どうして私は……彼はこんなにも、まっすぐで優しいのだと感じてしまうのだろう)
        え、あ、えと……はい、どれも好物なんで嬉しいです
        (ぼーっとした頭のままで、次々と持たされる料理を眺める)
        海空さん、料理上手なんですね -- 雑務 2013-05-01 (水) 01:19:21
      • 自然を、命を、世界を、彼らを戴いているからね。なるべく丁寧に、良くしたいと思うからさ。
        それに親しい人に何か自分で作る、という行為は意味がある。大切な意味がね。
        まだ、であるなら君も始めてみるといいよ。それは小さいことに見えるかもしれないが、大きく流れを作りかえるほどのものだと僕は思うよ。 -- 海空 2013-05-01 (水) 01:29:46
      • (やっぱり、この人は……真摯なんだ。多分、全ての物事に対して)
        (いっそ、残酷なくらいに)
        それじゃあ、海空さん……お願いがあるんですけど
        (でも、そこに悪意よりも真摯さが前にあるのなら)
        よければ今度、私に料理を教えてくれませんか?
        (一歩、踏み込んで見たいと思った) -- 雑務 2013-05-01 (水) 01:53:03
      • うん、いいよ。最初は簡単なことからやろうか。
        君は要領がいいからね。すぐ上手になるよ。
        次までには、何を作るかとか考えておこう。それがお返しになるといいんだけど。 -- 海空 2013-05-01 (水) 01:56:03
      • (断られるとは、思っていなかった。だからそういう答えが返ってくると知っていた)
        (でも、思った通りの答えが返ってくることが、今は嬉しい)
        はい! ありがとうございます!
        要領は多分悪いと思いますけど頑張ります! それじゃあ、また!
        (おもいっきり頭をさげて、そのまますぐに振り返って返る)
        (にやついた顔を見られるのがなんかちょっと恥ずかしいと思ったので) -- 雑務 2013-05-01 (水) 01:59:12
  • バレンタインのチョコを持ってきました!!(どやっ)
    (子供用のチョコ作りキットを使って)一人作りました!一人で!(どやどやっ) -- エリザベート 2013-04-30 (火) 22:54:12
    • いいね、かわいいよエリ。よくがんばりました。こういうのは手作りとか気持ちがありがたいからね。えらい。(ほめる)
      あ、そうそう。この前のクイズ、2回目やってみるかい?やるならヒントを出すけど。あとクリームシチュー作りすぎたからもって行くといい、パンもね(鍋。) -- 海空 2013-04-30 (火) 23:05:15
      • へへぇ(どやぁ)へへへぇ(ほめられたので今世紀史上最大級のどや顔、3回くらい失敗して資源を無駄にしたことは伏せる 伏せた)
        考えたのですけれどやっぱり植物を成長させる異能とかじゃないかとっ!!!(どやっ)
        え、えっ…(バレンタインなのに逆に貰っては申し訳ないと思いつつ)……い、いただきます(誘惑に負けた) -- エリザベート 2013-04-30 (火) 23:10:53
      • よしよし。はい、まだヒントの前だったから無効にしておこう。ハズレだしね。
        ヒントは、『形のないものが関係している異能』です。だから植物や水ではないね。
        水に形はあるか?という問いもあるから『物質的なものとして存在していない』ということで例として出したよ
        シチューはチーズがいい具合にできたからね。まだまだ寒いからなぁ2月は。エリは好きなシチューの具はある?鮭とか、鳥肉とか -- 海空 2013-04-30 (火) 23:25:31
      • ハズレ…(しんなり)
        か、形のないものが関係している…?(首を傾げて考えこむ 考えこむ)………あっ じ、じゃあ…風を操る!!
        あ、あ か、風じゃなくて大気、大気で…!!(言い直して様子を伺う)…ど、どうでしょう…?
        ……じ、じゃがいものいっぱい入ったのが好きです…(お腹すいてきた) -- エリザベート 2013-04-30 (火) 23:43:40
      • ハズレ。うーん、惜しいな。近いようで遠いかな…ということで今回の回答権はここまでー
        うんうん、じゃぁ追加で入れちゃおう。ふかし芋作ってたからちょうどいいか(ぼとぼとぼと)
        冬はまだまだ寒いからね、お腹冷やさないように。風邪にかかると後を引くからね。暖かくして暮らすんだよ。 -- 海空 2013-05-01 (水) 00:00:35
      • ぐぬぬ…(ぐぬっとした顔)あ、で でも惜しいんだ…
        (近いのか遠いのかどっちだろう、と頭を悩ませつつ、シチューに増量されたお芋に顔を輝かせる)ほわぁ…!!
        あ、は はい エリザベートお腹冷やしません…(シチューを大事そうに抱えながら)
        ありがとうございましたー(ぺこぺこ頭を下げて帰っていった あれ?なんかおかしくね?バレンタインデーなのになんかおかしくね?とは家に帰るまで気付かなかった) -- エリザベート 2013-05-01 (水) 00:13:51
  • あ、えっと、先輩、バレンタインのお菓子持ってきました
    えっと、先日話した、部活の方でですね…作り方の、練習をしまして
    お、お口に合わなければすいません…!(ぺこぺこ、と頭を下げながらチョコクッキーが入った袋をお渡しする) -- ナナモ 2013-04-30 (火) 21:08:28
    • うん、ありがとうナナモ君。味のことは主観でしかないよ。もちろん、きちんとした配分等もあるけどね
      それでも、君が部活にて練習し、作り上げた。僕にくれた。それ以上何を求められるだろうか。
      ありがとう、大切にいただくよ。 -- 海空 2013-04-30 (火) 21:34:55
      • え、えと、パッカー先輩にいただいた、レシピの通りに、ですね
        あっ、は、はい、込めました、気持ちはこめました…!愛情はよい調味料になるそうです…!(ぐっ、と拳を握る)
        それでは…あ、そうです、先輩にいただいた、じゃがいもも美味しかったのです…そ、それではっ(ぺこぺこ、と頭を下げて帰っていく) -- ナナモ 2013-04-30 (火) 21:51:31
      • ははは、それはいいな。この年齢だとそういうものに弱くてね。ありがとうナナモ君。それじゃぁね。 -- 海空 2013-04-30 (火) 22:04:12
  • 海空先輩、以前は冒険でお世話になりました。(こんな季節なのでどうぞ、とチョコ袋を渡す)
    先輩ももうすぐ4年生に上がりますね。進路は考えておりますのでしょうか。 -- キセノ 2013-04-30 (火) 20:15:19
    • やぁキセノ君。あの時は大変だったよ、ルチア君にはずいぶん嫌われてしまったようだ
      僕かい?僕はそうだな、専業農家とかいいかなと思ってはいるね。どちらにせよこの学園は去るつもりかな -- 海空 2013-04-30 (火) 20:28:22
      • そうなのですか?(はて、ルチア様は少しの事で人を嫌いになるような方ではないはずですが、と首ひねり)
        そうですか。親しい方とわかれるのは寂しい思いもありますが応援します。先輩にお似合いですね専業農家。 -- キセノ 2013-04-30 (火) 20:55:48
      • 人には向き不向きもあるからね、困ったものだよ。僕はもっと仲良くなりたかったが。
        だね。僕も君達を応援してるよ。風紀警察異能犯罪対策支援部だよね。グリゼア君も入部したのかな? -- 海空 2013-04-30 (火) 21:02:55
      • 本職が仲を取り持ちましょうか。余計なお世話でしたら止めますが。
        ありがとうございます。はい、お耳が速いですね。グリゼア様は少々素行に難はありますが根は真面目な学生です。
        チームとして強化されてきてますのでまた異能騒ぎが起こっても必ず先輩含め学生に安心をお届けしたいと思います。 -- キセノ 2013-04-30 (火) 21:15:36
      • それはいいね。僕は君とも仲良くなりたかったんだ。次の機会にでもお話しよう。
        彼は純粋だからね。人を疑うことも得意ではないようだ。キセノ君達でフォローしてくれると、いいかもね。純粋すぎるんだ彼は。
        うん、楽しみにしてるよ君達の活躍を。どうもまた物騒だからね最近は。いや物騒でなかったためしがないのがつらいところだ。
        君達の手が足らず、というのではなく人の遍く欲望のせいかな。世知辛いところさ、人間はね。 -- 海空 2013-04-30 (火) 21:28:17
      • 是非とも。支援部のほうでも本職の部屋でも構いませんのでいつでも来て下さい。(場所的にはほぼ一緒ですが、と付けたし)
        はい、任せてください、と言えるほど本職も出来る人間ではないですが努力します。
        全ての人が規則をを守ればこのような諍はなくなるのですが…。世知辛いですね本当に。
        では、本職は警邏に戻ります。お忙しいところありがとうございました。(敬礼して帰っていった) -- キセノ 2013-04-30 (火) 21:55:56
      • そうしてくれるだけで、十分すぎるほどだと思うかな。最も君は人間が出来ている、などと驕ることなど僕にはできないが。
        あぁ、それではまたね。来年度も健やかに。 -- 海空 2013-04-30 (火) 22:03:17
  • 先輩こんにちわ…この間の金券はまだ使っていないけれど…有効に使おうと思います……
    それで…これどうぞ……(とチョコクッキーの入った小箱を渡す)
    あれから同行する機会はないけれど…機会があったらその時はよろしくお願いしますね……(ぺこり) -- クレハ 2013-04-30 (火) 19:58:19
    • この学園にいる限りは使う用途に困らないだろうからね、ゆっくり考えるといいよ。
      ありがとうクレハ君。今年はもうそんな時期なんだね。月日の流れるのは早い…あぁ、もし次に冒険で会うことがあれば、頼むよ
      僕は戦うのが苦手だからね -- 海空 2013-04-30 (火) 20:27:20
      • はい、そうします……(こくりと頷いて)ふふっ、先輩はなんとなく先輩独自の時間を持っている感じがします……(海空の側では時間の流れが緩やかになる様な気がして)
        あ、私もまだまだですよ…? 毎月、実習の日が来るたびに緊張してますし…… -- クレハ 2013-04-30 (火) 20:41:46
      • それはそうだよ、僕はみんなと時間の流れも感覚も違うからね。いやそもそも誰一人として同じ時間を共有しているとは言い難いんじゃないかな。
        僕らは時計や、日昇によって基準としているからね。それらを気にしなければ、また別じゃないかな。といっても僕は農業科だし早寝早起きなものだから…当てはまらないか
        できれば土いじりのみにて、生きていきたいものだ。クレハ君はどういう風に生きたいかな? と、その話は次にしよう。また話が長くなりそうだからね。 -- 海空 2013-04-30 (火) 21:00:20
      • それぞれの時間ですか…そうですね……、だからこそ…この学園と言う場で…共有の時間を過ごせるのは素敵な事なのかもしれませんね……
        私は海と共にありたいです……、確かにこの話は…この話は長くなりそうです……
        またいずれかの機会にゆっくりと…先輩と言葉を交換したいと思います…それでは……(丁寧に会釈すると微笑んでから帰って行く) -- クレハ 2013-04-30 (火) 21:12:31
      • はい、そうだね。長い長い話は、ゆっくりと育み語るのが一番だ。それじゃぁ、またね。 -- 海空 2013-04-30 (火) 22:11:21
  • (深夜、寝静まっている所へバレないようにこっそり侵入してクッキーを枕元へ置いて去っていく) -- ジリアン@サンタ 2013-04-29 (月) 14:50:57
    • (数分後) -- 2013-04-29 (月) 15:14:37
      • (天井の一部が回転し、現れる男!ゴウランガ!ニンジャギミック!)
        自分の姿をしたものを、自分で食らう。哲学的な命題でもある。新しい課題だな、これは。 -- 海空 2013-04-29 (月) 15:16:36
      • (そしてまた消えた) -- 2013-04-29 (月) 15:17:55
  • 雪 -- 2013-04-29 (月) 00:03:10
  • 月 -- 2013-04-29 (月) 00:03:05
  • 花 -- 2013-04-29 (月) 00:02:59
  • 冬 -- 2013-04-28 (日) 20:38:42
    • め、メリークリスマスです さぶくないですサンタだから…(震えながらやってくるミニスカサンタ)
      あと私はエリザベートなどではなく謎のミニスカサンタです…
      (これプレゼントです…とお菓子の詰まった袋を差し出す) -- エリザベート 2013-04-28 (日) 20:44:40
      • はい、ありがとうございます謎のミニスカートサンタクロースさん。
        これから他の所も回るのなら、サンドイッチとスープ、お腹に入れていくかな
        (炬燵で参考書を読んでいたクリスマスとは特に縁のない3年生。) -- 海空 2013-04-28 (日) 20:49:13
      • へへぇ(ぐすぐす鼻を啜りながらドヤ顔)
        え、え…いやあの、でもほら…毎回ご飯ごちそうになってもうしわけない…(し…のあたりでめっちゃお腹がなった)
        …い、いただきまふ…(もそもそ炬燵の側に正座) -- エリザベート 2013-04-28 (日) 21:04:07
      • いつもありがとうサンタさん。いやぁこの時期はターキーだから、と渡されてどうしようかとね。
        既に男子寮などには行き渡ってるし、ちょうどよかったんだ。あとスモークもね…スープはポタージュを1から作ってみたんだが
        あぁ炬燵の中に入って大丈夫だよ。掘りごたつだしね、ここのは。それに…うん、うん…あーそうだ。ちょうどいいな、クイズでもやろう、うんうん。グリゼア君とも似たようなことをしたんだこの前ね。
        (そうしてターキーサンドとスープを運んできて、参考書をどけて)
        では問題です。僕の異能はなんでしょうか。正解したら特別なものをプレゼント。 -- 海空 2013-04-28 (日) 21:18:55
      • えっ、えっ た、たいしたことないわ…!サンタだもの…っ!(来たのは今年が初めてだけどっ…とそわそわ)
        ターキー…(指をくわえる、食べるの久々だなあ…と)
        …ほぁー…(足を入れたら暖かかった、炬燵初体験)足がぶらぶらできるわ…
        (いただきまーす、とサンドイッチを齧りながら首を傾げる)…えーと…植物に関することかな……料理がすごく上手に出来る異能とか…? -- エリザベート 2013-04-28 (日) 21:26:20
      • いつも大変そうだからね。もらうばかりでは悪いしさ。
        ノーヒントだと難しいよね、流石に。はい残念でした。回答権は移らないのでまた次回。
        ヒントは…そうだな、具体的なものじゃなくてね僕のは。抽象的でいいよ、空を飛ぶとかそんなニュアンスで。
        あと、どこにでもあるものです。また次回。期限は僕の卒業までね。
        ちなみになんで出したかというとね(あぁ炬燵便利だよね、こう、足を延ばせるのは大きい。とか茶もいれつつ)
        君と同じく炬燵に足をいれているが、君の異能の影響を受けていないんからなんだよね。
        しかしそれは特に重要じゃないんだよね。例えば、生命力が無限とか、異能を無効化する人が表れて。
        君と握手したり、ハグしたり一緒に遊んだりするとしよう。しかしそれはその人と、だけあって君が他の人ともできるかといえばノーで。根本的解決になってない。
        僕がどうの、というのはさして重要じゃないからなんだよね。 -- 海空 2013-04-28 (日) 21:37:35
      • ふへぇ…(違ったらしいのでサンドイッチ咥えたまま眉尻を落とす)
        えっ…ど、どこにでもあるもの…?う、うーん…うーん…(考えてもさっぱりピンと来ない、やっぱり土系かな…と頭を巡らせつつ)
        んむ……(握手してもびくともしなかった吉岡さんを思い出しながらこくこく頷く)
        根本的解決になってない……(しょんぼり肩を落とした)……でもでもしょうがないし…しょうがないからしょうがないし… -- エリザベート 2013-04-28 (日) 21:50:10
      • 僕については重要度が低いから、そう落ち込まなくていいよ。まだ1年ちょっとあるし遊びのつもりでいいさ。毎回ヒントは出そうと思うしね。
        はい、重要な話だからよく聞くこと。忘れないでね。
        異能は何かによって与えられた、あるいは押し付けられたものです。それが原因で困って、仕方ないというのは非常に不自然な思考です。
        僕はそういうのが嫌いでね、心底。いや謎のミニスカートサンタクロースさんが悪いんじゃなくて。
        そうさせる何かが、大層嫌いなのさ。ということで、僕はその異能が発現する原因を壊して、異能を消そうと思っている。
        だから仕方ない、で全部諦めないでね。 -- 海空 2013-04-28 (日) 22:06:12
      • は、はい…(サンドイッチを離して話を聞く姿勢)
        ふ、不自然なのかしら…で、でも仕方ないし…(もごもご言いながら両指をぐりぐりする)
        (それから嫌いの言葉に肩を竦ませて)ふぁ、ふぁい……
        い、異能が発現する原因…?い、異能が消える…?(涙目できょとんとしながら様子を伺う)
        (冗談を言っているわけでは無さそうだが、冗談のような話だ)
        (果たしてそんなものが存在するのだろうか、したとしてもそんな神様のような概念めいた存在どうにか出来るのだろうか…)
        は、はい…ふぁい…
        え、エリザベートさんに言っておきます…(もくもくとサンドイッチを食べるのを再開しながら)
        (スープもサンドイッチもついでにお茶も綺麗にお腹に納めると、のそのそ立ち上がり)
        で では私は他にも行く場所があるので…!(深々とお辞儀をしてそそくさと去っていった) -- エリザベート 2013-04-28 (日) 22:18:29
      • はい、今日の話はおしまい。また会おうねサンタクロースさん。 -- 海空 2013-04-28 (日) 22:34:06
  • 霜 -- 2013-04-28 (日) 20:38:38
  • 雪 -- 2013-04-28 (日) 20:38:31
  • ハザマ先輩チーっす。労働の対価として鉱肥貰いたいんで農作業してっていいスかー
    (2年のアホがツナギに首タオルという農作業ルックでやってきた!) -- グリゼア 2013-04-27 (土) 23:12:22
    • やぁグリゼア君。秋は人手が足らなくてね、頼むよ。大根の収穫を頼めるかな
      (一方この男もツナギであるが上半身は開け、黒のタンクトップ姿に首タオルに軍手。本職である。)
      しっかり引っこ抜いてあげてほしい。 -- 海空 2013-04-27 (土) 23:34:20
      • この俺の手に掛かれば大根を抜く事などニンジンを抜くように容易い……
        (優しくそして力強く大根を抜き、藁敷に並べて行く。ふざけた口調とは裏腹に手付きは真剣なものである)
        収穫期スねー。大根はおでんで食いてえな -- グリゼア 2013-04-27 (土) 23:42:56
      • 最近はね、大根を出汁で煮るだけ、というのがまた美味くてね。これが、うまいんだ。 -- 海空 2013-04-28 (日) 00:22:21
      • シンプルイズ最強。素材の良さが際立ちますな……
        ……そいや、ハザマ先輩って前から土いじりやってたんスか? 学園都市入る前から。 -- グリゼア 2013-04-28 (日) 00:40:43
      • ここに入ってからだよ。前は魔術師にして錬金術師なる科学者で、傭兵であり騎士であり神官であり、侍と探偵に忍者と僧侶を兼任していたからね。
        体の基礎を作っておくと農業の飲み込みも速くて助かったよ。 -- 海空 2013-04-28 (日) 01:07:27
      • そんなに!? すげぇ……マルチジョブすぎる……元はすっぴんなのかな……
        (アホなので全く疑う事なく信用した)あぁ、体力使うスもんな。鍛えてても結構キツい -- グリゼア 2013-04-28 (日) 01:10:03
      • ハハハ、冗談だよ。僕の昔なんて誰も聞かないしね。でもこの中にどれか3つ本当がある。
        全部正解したら三食にご招待。ちょっと難易度高いかな?体について僕は問題ないけどね。みんなも次第になれて鍛えられてくるものだよ。
        君も素質は十分にある。いい農夫になるんじゃないかな、僕が保障しよう。 -- 海空 2013-04-28 (日) 01:14:45
      • なぁんだ。そりゃそんな職種、この歳で全部歴任出来る筈が……三つ、だと……?
        大穴狙いで科学者でサムライで僧侶とかどうスかね!? あと俺、最終就職先は農夫の予定ねぇーッスよ!? -- グリゼア 2013-04-28 (日) 01:38:15
      • 残念全部ハズレ。回答は次回に持ち越しとなります。グリゼアくん、いいかい。
        土の味がわかる人はいい農夫になるんだ。君が望むのならば、ぜひ次期の部長を頼みたいぐらいだ。
        ──さて。グリゼア君。君は僕に言われて、僕の過去についての冗談を冗談と認識したね。
        しかしそれまで君の中では、確かにその話が本当であった。真実とはどこにあるのだろうかな。
        と、考えると世の中言ったもん勝ちに思えないかい。 -- 海空 2013-04-28 (日) 01:47:32
      • なんてことだ……俺はウルトラクイズ挑戦者にはなれない……!
        あ、ハイ。(居住まいを正して海空の言葉を聞く。途中から何が何だか分からなくなってきた)
        ……す、すんませんハザマ先輩。俺哲学とか苦手で……つまりなんだ、認識論とか、そういう? -- グリゼア 2013-04-28 (日) 02:09:43
      • 真実はそこにあるが、見極めることは難しいということだね。
        必ずしもではないが人の手によって介在されるものであるから。
        人が皆、盲目ともいえるのはそういうことだ。誰かによって隠された、偽りを真実とする瞳。続く世界。何かの介在した何かに都合のよい世界。
        はい、今日の話はおしまい。終わったら大根鍋にしようか。 -- 海空 2013-04-28 (日) 02:15:45
      • 成程! 分かったようでいてサッパリ分からねえッスわ! ありがとうハザマ先輩!!
        (最早理解を放棄したとてもすがすがしい笑顔。頭の中は大根鍋で一杯であった) -- グリゼア 2013-04-28 (日) 02:25:24
  • 今月はおちかれ。プリンマンって何あれ、生きてるのか? 着ぐるみじゃないよな。
    ところで農園の外れの林でマツタケ採ってきたんだけど、農林部で食べる分を置いてもちょっと余りそうなんだ。寮におすそわけでもするか? -- 龍樹 2013-04-27 (土) 22:46:48
    • 彼が生きているか、そうでないかは些細なことではないかな。助けられたんだ、それだけで十分。
      そうだね。この時期の秋の恵みをみんなと共有しよう。みんなも喜ぶよ。 -- 海空 2013-04-27 (土) 22:50:21
      • そっかー、小さなことに拘っても仕方ないしな。海空は懐が広いな! 俺も見習わないと。
        じゃあ分けてくるゾ。調理は寮の連中に任せようそうしよう。 -- 龍樹 2013-04-27 (土) 22:53:21
      • パッカー君や調理のできる者なら、おいしくつくってくれるはずだ。あぶるだけでも十分だしね。
        そうそうパッカー君もここで働いてるから食材は豊富にあるはずだ。いい食事になるんじゃないかな。 -- 海空 2013-04-27 (土) 23:04:07
  • (今日は農林水産部のバイト ほわぁー、とあくびをしながら11月に収穫できるキャベツと白菜を段ボールに詰める作業をしている)
    海空先輩ー、これ終わったらちっと食材分けてくださいよー。飯代かなーり浮いて助かるんでー。 -- パッカー 2013-04-27 (土) 17:51:31
    • 収穫した野菜を出汁だけで煮て、いただくのはどうかな。キャベツ、白菜、大根とかね。
      キャベツは夏に作ったトマトペーストと煮込んだみ、白菜は豚肉と酒で鍋に、大根は先の通り出汁だけで、というのかな。
      他にも漬物を今の時期に作るのも、よいね。パッカー君は友人が多いと聞くし食材はあってこまらないだろう。
      箱でもって行ってくれ。余って腐らせるよりずっといい -- 海空 2013-04-27 (土) 20:56:01
      • 悪くないすけど、それだったら大人数用の鍋でやりますわ。寮とかでやればみんなの夕飯分になりますし。
        安心してください、白菜の多人数用調理は俺も得意なんで。ってか海空先輩も料理詳しいんすね、意外ではないけどちょっと驚き。今度一緒に料理します?
        ああ、マジ助かりますっすわ!んじゃ帰りに箱いただいていきます!(嬉しそうに頭を下げて、さらに作業に集中してスムーズに仕事は進む) -- パッカー 2013-04-27 (土) 21:02:25
      • もう肌寒い時期だからね、喜ばれるよきっと。水産から鰹節や昆布ももらっていくのもいいな。
        あちらは軽いから、作業が終わったら都合してもらえるように話ておこう。いや、でもどうだろうな向こうも結構な量かもしれないな。今年も自信があるとのことだったし
        素材をおいしくいただくためにね、華やかとは言わないが大抵のものは作れるよ。
        自炊が長くてね、あぁそれはいい。その時期にあったものを使っておいしくいただこう
        (秋はまた、とかく忙しい。穏やかな気候の中、作業は続く。学科のもの、部活のものらが懸命に働く…秋) -- 海空 2013-04-27 (土) 21:11:01
      • や、重いもの持って帰るのも修行になるんで平気っすよ。料理はいいすね、今度乙女部に臨時講師に行きますか?一緒に(冗談交じりに笑いつつ)
        自炊いいっすよね、俺も料理は好きですわ。…そろそろ、雪の時期っすかね(紅葉に彩られた山々、農園での作業は、穏やかな雰囲気を持って終了した 嬉しそうに箱を持って帰るぱっかの姿が最後に見えたとか) -- パッカー 2013-04-27 (土) 21:12:55
  • 海空君、ハロウィンなのでお菓子を頂きに参りました……トリック・オア・トリートです…… -- ジリアン@ハロウィン 2013-04-26 (金) 23:20:49
    • 米粉で作ったマカロンは如何かな。和菓子といってもいい味わいだ。 -- 海空 2013-04-27 (土) 00:19:27
      • 米粉で作るとね、アラレに近く感じるんだ。中々に見た目と違ったあっさりとした味であったりでね、これがまたお茶うけになるんだ。 -- 海空 2013-04-27 (土) 01:21:18
      • 米粉……最近、料理で人気のある素材のマカロンですね……嬉しいです
        あられに近いお味ですか……面白いですね。玄米茶や緑茶と一緒に大切に食べさせて頂きます……海空君はお菓子作りもできてしまって凄いわ……(料理が出来ないので尊敬のまなざし) -- ジリアン@ハロウィン 2013-04-27 (土) 15:47:36
      • 稲穂も僕らも同じ生けるもの。彼らの命を戴くというのなら、望ましく、好ましくいただくべきではないかというのが僕の考えでね。
        というわけでいつのまにかこうなったわけだ。最も女性が好むような御洒落なのには縁がないものでね、こうなるが。
        それらのセンスはジリアン達のほうが上手いはずだよ。男でも容姿を気にしないとこうなる典型例と言われるぐらいだ。 -- 海空 2013-04-27 (土) 20:48:17
  • やっぱりセンパイが一緒だと安心して仕事できますねぇ(お疲れ様でした、と労いの言葉をかける)…センパイっていっても本当色々なんですねぇ… -- オムー 2013-04-26 (金) 00:42:20
    • 僕は農林水産が主だからね。君達にはお世話になりっぱなしだよ。お疲れ様、紫蘇ジュースはどうかな -- 海空 2013-04-26 (金) 00:46:52
      • 紫蘇…漬物に使うのは知ってますがジュースは初めてですねぇ(まじまじと見ている)
        おっかない人もいればハザマセンパイみたいな人も居るしで…世間は広いんですねぇ。 -- オムー 2013-04-26 (金) 00:54:32
      • 疲れにいいんだ。夏によくみんなで飲んだなぁ。まだ十分あったからね。特に苦手ではなければどうかな(ボトル一本)
        そうだね。みんな違うものさ。本質的に言えばみんな同じなんだろうけど、それが人間というものだ。 -- 海空 2013-04-26 (金) 01:09:42
      • まだまだ残暑もキツいですし、ありがたいですねぇ。(味見、と手の平に少しとり口をつける)
        〜〜っ、紫蘇の香りもですけどこの酸味もいいですねぇ!レモンですかねこれ?
        なるほど、種類が同じでも一つとして同じ作物はないのと同じ事なんですねぇ。まだまだ見聞が狭かったなぁ。 -- オムー 2013-04-26 (金) 01:50:37
      • レモンとね、蜂蜜がいいんだ。氷を入れて飲むとちょうど冷えててね。
        人間の視界は1つしかない。しかし広げることはいくらでもできる。広がったことを喜ぼうじゃないか。 -- 海空 2013-04-26 (金) 02:00:18
      • ああ、いいですねぇ。大事…にしたらダメか。でもよく味わってご馳走になりますねぇ。
        身につまされますねぇ。今日はありがとうございました!帰ったらコレ早速いただきますねぇ!(と、一礼して駆けて行った) -- オムー 2013-04-26 (金) 02:18:24
  • (背中に大所帯な荷物を抱えている少年が、土いじりをしている海空の前に腰を下ろす)
    (額に汗した少年は、まず自己紹介から始めて、自分の境遇を一方的に喋る)
    俺俺、俺さあ、冒険科一年の常葉龍樹なんだけど。寮暮らしが嫌で、根なし草生活してて、島内を移動しながらテント生活してるんだけど、今度農場にテント張ろうと思うんだよね。
    農林水産部が管理してるって聞いたから部員探してるんだけど、お前農林水産部だよな?
    ということで、しばらく敷地内に住んでいい?
    ついでに収穫の人出が必要な時は手伝うから、農場で栽培してる果物分けてもらっても平気か? -- 龍樹 2013-04-25 (木) 21:57:52
    • よろしく。僕は羽佐間 海空。農林水産科3年だ。一応代表をしていることになるね。
      ここからの時期、農場はとても過ごしやすくなる。また大規模な収穫も数度あるからね。
      涼しくもあり、暖かくもある。いい季節だ。 -- 海空 2013-04-25 (木) 23:27:56
      • 応、ありがとな! 話が早くて助かる! あの風紀委員って連中と違って交渉の余地があって、助かる!
        (からからと笑いながら腰を上げて)大体の目安は冬を越すまでかな。宜しく頼むぜっ!
        (ぶんぶん手を振って、農場の敷地内へ足を踏み入れ、一礼をする。海空へではなく、農場そのものへ)お世話になります! 常葉龍樹です! -- 龍樹 2013-04-25 (木) 23:37:55
      • 大地と海と空は皆に平等であり、また僕らもその前には等しく同じだ。
        風紀委員会がこの都市の立法という枠組みなら、僕らは大地の世界の枠組みと向き合って生きていることになる。
        たとえ刹那でも、永劫でも同じ。同じ時間に同じ世界を共有することはとても大事なことなんだ。 -- 海空 2013-04-25 (木) 23:41:13
      • (海空の演説のような言葉を耳にして、気を惹かれたのか瞳を凝らし相手の瞳を映す。しばらく見つめ合っていたが、やがて満足したのか、広大な農作地へと駆けて行った) -- 龍樹 2013-04-25 (木) 23:51:43
  • えっと、こんにちはー…来月、冒険ご一緒のようですので、よろしくおねがいしますー…(ぺこぺこ) -- ナナモ 2013-04-24 (水) 23:01:58
    • こんにちは。ナナモ君だね。来月はよろしく。といっても僕は冒険が本職ではないからね。ほかのことで役に立てればとも思う。
      そうだ、好き嫌いはあるかな食べ物の。何かもって行けるものはないかな… -- 海空 2013-04-24 (水) 23:06:16
      • あっ、い、いえ、私も、その、お役に立てるかどうかっ
        な、なんとか、なんとか盾になってがんばりますので(ぺこぺこ)
        す、好き嫌い、ですか、えと…じゃがいも、じゃがいもが好きです(こくこく) -- ナナモ 2013-04-24 (水) 23:10:08
      • あぁじゃがいもは、収穫時期は大体いつでも取れるからね。それじゃちょっと洗ってこよう。
        この時期の野菜はね、こうして収穫した後水で洗う時が中々の満足でね(井戸はないので冷水でじゃがいもを洗っていく)
        このじゃがいもは崩れにくいものだから、煮物にするといいよ。来月もよろしくね。 -- 海空 2013-04-24 (水) 23:16:49
      • あっ、ありがとうございます!(じゃがいもを受け取ってぺこぺこ)
        りょ、料理は苦手、なのですが…頑張ってみます、あっ、も、もし失敗しても美味しくいただきますので…!ちゃんと全部食べますので…!
        はい、よろしくお願いします、お互い、怪我をしないように頑張りましょうー…それでは(ぺこぺこ、と頭を下げて帰っていく) -- ナナモ 2013-04-24 (水) 23:19:44
  • 海空先輩、冒険お疲れ様でした(ぺっこりん)……と言っても、なんだか拍子抜けするような内容でしたが……それに、全然仕事出来ませんでした、ショックです……(ずーん) -- トファニア 2013-04-23 (火) 16:07:03
    • 生きるものを殺すということが仕事であるならば、進んで臨まなくてもいい。不条理な死こそ忌むべくものじゃないかな。
      彼らについては;因果応報ではあるが自らの手で刈り取るという行為に対し積極性は持たなくてもいいさ。
      それは良い悪いではなく、いつか自分に還ってくる。それが力なのだろうと僕は思うよ。
      殺すことを急がなくていい。殺さなければ、それでよいのだから。君が誰であろうと、どのようなものであろうとそれは同じじゃないかな。 -- 海空 2013-04-23 (火) 17:03:21
      • 確かに嬉々として命を奪おうとはしていませんが、役に立てていないというのはそれなりに落ち込むことでして。
        わたしが殺さなくとも、誰かが殺す。仲間が殺す。であるならば自分が積極的であろうとなかろうと、大局的には変わりないと思います。
        ……それに、わたしは一定期間悪の魂を狩らないと死んでしまうので。(といっても、1年ほどの猶予はあるのだが) -- トファニア 2013-04-23 (火) 17:10:25
      • 大は小を殺すよ、トファニア君。いくら理由があろうともしたくないことはしないほうが、僕はあるべき姿だと思うよ。
        辛いね、それは。せねばならぬことと、したいことは必ずしも一致するわけではない。
        君がそうあるのに必要なことであるのなら、また仕方がないのだろう。
        君のしたいようにできて、そうあれるのであれば何よりなんだけれどね。それを探すのもいいんじゃないかな。学園生活はまだ始まったばかりじゃないか。
        あぁ、それが冒険かな。うん、話が戻ってしまったな。要はね、君はみんなの助けになっているし気負うことはないということだよ。
        他の誰かが、とに理由を付ける必要はないということ。 -- 海空 2013-04-23 (火) 17:17:27
      • しかししたくないことをしない、やりたいことだけをやる、というのはしばしば後ろ指を指される人間像である気もします。時に人とは、したくないこともする必要が有るかと。
        もちろん、この学園で自分がしたいことは見つけるつもりです。ですが、爪や髪が伸びることを人は止めることができない……自分の考えだけではどうしようもないこともあるのです
        でも、そんなわたしでも誰かの助けになっている、と言ってくださってありがとうございます。優しいんですね、海空先輩は(にこ、と微笑み)
        海空先輩は、なぜ冒険を? 好きな事だからですか? -- トファニア 2013-04-23 (火) 17:25:49
      • 極論を言えば動物と同じと言われるのかな。でもね、そのやりたくないことが社会の地位や機能としての型であるならば
        そこから人のしたいこと、臨むことを除いて押し殺すのが果たして文化的なのだろうかとも僕は思うんだ。
        もちろん、折り合いをつけていくのが大人なのだろうけどね。これについて僕はよく考える。人はなぜ人なのだろうかと。
        爪が、髪が伸びて気に入らないのなら切ればよいというのも人の意志ゆえかな。そう諦めなくてもいい。最初からね。
        そうでもないよ、話は長いひどい先輩だと専らだ。君の方がよほど優しく見える。質の問題だよ。
        50周年でこの学園が開かれたことにちなんで、取ってみたんだ。新しいことに興味があってね。もっとも風邪薬のような活動であるから、生産的とはいえず参ってるんだこれが。 -- 海空 2013-04-23 (火) 17:35:23
      • ……哲学的な内容に入って来ましたね。あまりにその疑問は難しいですからわたしには答えかねますが……したいことも、したくないけどやらなければいけないことも。両方出来る人こそ真の大人なんだろうなあとは思います。
        もちろんこの2つは相反する時があって、どうしてもしたいことが出来ない時だってあると思います。その時にためた鬱憤を上手に開放出来る人が大人なんですよ、きっと
        ――って、これが多分先輩の言う「折り合いをつけていく」ってことなんでしょうけど。結局、人はなぜ人なのかという疑問には貢献出来ませんでした、すいません。
        風邪薬……? ううん、ちょっとわからない例えですが、生産的かどうかを問われれば、まあ困っている人がいてその依頼を解決するのは十分生産的と呼んでもいいのではないでしょうか。
        (ちら、と時計を見て)いけない、そろそろ授業です。それではわたしはこれにて……お話、ありがとうございました(ぺっこりんと頭を下げ、その場を去っていった) -- トファニア 2013-04-23 (火) 17:45:45
      • 答えがでるようなものではないしね。それに近づいたような気がするな、うん。成程大人ではない、それが学生か。
        ありがとうトファニア君。これでまた1つ近づいたかもしれない。それじゃ、またね。 -- 海空 2013-04-23 (火) 20:42:21
  • (とてちてやってくる)農林水産部っていつ見ても(モブ)部員の方たくさんいますね…
    あ、先日はご迷惑おかけしました あとお疲れ様でした…
    なんとか無事に復帰出来ました あとこれ(先日貰ったお漬物の瓶 と全く同じ形の新しく買った瓶をお返しする)なかなか同じ物が見つからなくて…こう… -- エリザベート 2013-04-23 (火) 00:36:37
    • こんにちはエリ。これだけでも大きな作業だしね。(熊に畑の手伝いを頼み、樹霊が収穫作業を手伝う農林水産部の光景
      それより無事でよかったよエリ。君があのまま土になるのは忍びない。
      ほうほうふむふむ、なるほど。わかった(瓶を受け取ると一路部室に向かい、琥珀色の液体で満たして戻ってくる)
      今年の蜂蜜はね、いい香りなんだ。 -- 海空 2013-04-23 (火) 02:04:46
      • 青年団みたいなアイドルが一瞬見えました…疲れてるのかな…
        (えっ 熊?あれリアル熊…?と二度見三度見くらいしたけどリアル熊だった)…くま…
        (ああちょっと形違ったの気付かれたかな…でも同じの見つからなかったしな…とハラハラしている、家事が出来ないので食器は一度つかったら捨てるものだと思ってる系女子)
        はちみつ…!美味しいですよねフレンチトーストにかけたり……いや私ワルなのではちみつのような甘いものに惹かれたりはしませんが?美味しいですよね…! -- エリザベート 2013-04-23 (火) 02:15:27
      • ユージンくん(熊)もね、積極的でね。漁もうまいんだ。鮭とかね…(どんぶり飯を食う青年団的農林水産部)
        食べ過ぎると体に悪いしね、蜂蜜や甘いもの全般は。(はい、と触れずに手渡す)
        蜂はね、花の蜜を集めて、蜂蜜を作る。植物からの恩寵だよね。代わりに受粉を手伝っている。
        植物といえば、エリの異能は植物にも適用されるのかな。この疑問はなかなかに深い。
        たとえば、植物は生きているが、木で例えようか。木は生きているが切り倒してしまえば無機物と呼ばれるよね。机や椅子だ。
        でも本質で言えば、それらは命だ。生命力もあるはずだよね。大地もそうだ。大地も、生命力が存在するという人もいればそうでない人もいる。
        僕はあると思っているけど、あるならエリの異能は通じているのかな?土に還しているのかわからないと聞いたしね -- 海空 2013-04-23 (火) 02:26:51
      • ユージン君…あのくま…あの方…ユージン君っていうんですね…(凄い貫禄あるな…そのうち全身に金粉とか塗っちゃうのかな…と眺めながら)
        わー、はちみつー!(受け取る)ありがとうございます!わー…明日パンに付けて食べよう…!
        ……(ぐるぐる回りすぎた蜂が溶けたのがはちみつじゃないんだなあ…とこくこく頷きながら)
        私を土に埋めると植物が枯れちゃうのは実証したので確かです、触るのも駄目で…お水あげるくらいならセーフかな…
        ということは植物も生きてるんですよね、どこから死んじゃうんだろう…(真剣に考え始める)…なんか考えてみると怖いですね…? -- エリザベート 2013-04-23 (火) 02:33:50
      • ユージンくんは、力仕事なら任せておけという風格だしね。彼も自然の一人さ。
        そうだ、時期になったらパンも焼こう。焼き立てはね、おいしいんだ。オススメは少しおいてからがいいらしいけどあの香りには勝てないかな。
        そうだね。僕たちは生きているものの命を奪って生きている。本質的に言えばエリと同じなんだ。
        ただ、エリには循環がない。言い換えればエリは世界の理から外れている異能を持っているのかもしれないし、前の通り。その異能の側面が今表質しているのかもね。
        でもそれは異能だけの話であって、エリは世界の循環の中にいる。
        水を上げて植物を育むことができるように、餌を上げて動物を育てることもできる。
        エリも物を食べて、生きている。死ぬときは死ぬ。君は僕らと同じ人間であることを忘れないでくれ。一人ではなく、全のうちの一つであり全であることを。
        エリの異能についてもっとわかればいいんだけどね。
        今日の話はここでおしまい。体に気を付けてね。 -- 海空 2013-04-23 (火) 02:44:52
      • …言葉とか通じるんですか…?あ、通じるんだ……すごいな…
        パン…焼きたてのパン…(随分食べてないな…とよだれを飲み込む)良いですね農林水産部…
        じ、循環… 世界の理から外れてる異能…(聞きながら単語単語にしょんぼりする)
        ……でも異能がある限りすごい端っこのほうで一人でいるしか無いんですよね…
        限りなく一人じゃないかもしれないけど結局一人と変わらないような気がします…
        ………ワルだから寂しくないですけど、オンリーウルフですから 一匹狼ですから…!
        はい、はちみつありがとうございました また瓶返しに来ます!
        (ぺこぺこ頭を下げて帰っていった) -- エリザベート 2013-04-23 (火) 02:54:28
  • すっご・・・(ずらっと並ぶ焼き物に目を奪われながらゆっくりと歩いている)
    あ、これ綺麗( 綺麗な釉薬がかかった皿に手を伸ばそうとして) -- ユメジ 2013-04-21 (日) 17:43:35
    • 気に入ったかい?気に入ったものがあれば持って行ってくれてかまわないよ。その方が皿も喜ぶ。 -- 海空 2013-04-21 (日) 20:28:28
      • うおあ!(人がいるとは思わず背筋を逸らしてビックリ)
        あ、あ、あ!す、すいません!ドロボウとかじゃないんです!(ぺこっと頭をさげ、ちらっと上目遣い)
        あの・・・もしかしてカイクウ先輩っすか? -- ユメジ 2013-04-21 (日) 21:03:08
      • いいんだ。ユメジ君だね。こんにちは。次の冒険のことかな? -- 海空 2013-04-21 (日) 21:29:40
      • あ、こんにちは!そうっす、あの次同行だもんで、挨拶に来ました。
        あの俺、あんまり強くないけど、頑張りますから、よろしくおねがいしますっ (ぺこっと頭を下げた) -- ユメジ 2013-04-21 (日) 21:40:11
      • 僕はね、冒険が苦手でね、君達新入生にはいつも助けられている。先輩ではあるものの、ね。
        そう気負わなくていい。無事に一日を過ごせるようにしよう。ユメジくん。 -- 海空 2013-04-21 (日) 21:57:48
  • (農業区画、大農園の片隅で白い制服の女子生徒が無心に絵筆を走らせる 作物をスケッチしている様だ) -- リゼット 2013-04-21 (日) 02:47:08
    • こんにちは。写生にはいい時期だね(アブラナの選定を終えたジャージ) -- 海空 2013-04-21 (日) 03:02:13
      • 春には春の、今しか会えない草花があるから…せめて絵に残しておかないと(遅れて顔をあげ、ぺこりと会釈して)
        (朴訥で大人びた印象の人だった 咎められるような雰囲気ではないけれど)ごめん、なさい…農場の人、みつからなくて -- リゼット 2013-04-21 (日) 03:14:30
      • いいんだ。誰も咎めやしないよ。君が、今この時間を好きなのは誰もがわかることだ。
        土も、草も、花も風も。時間の流れとは残酷なものだ。この世界は常に動いている。
        諸行無常だったかな、あらゆるものは常ならず。それでもその時間を一瞬を愛したい。留めておきたいというのは人の願いだ。悲しくもあり、暖かくもある。
        君の瞳で捕えた世界を、どうか残してほしい。 -- 海空 2013-04-21 (日) 03:18:35
      • よかった…ちょっとしたトラブルは覚悟の上だったのに いらない心配だったみたいだ(ほっと安堵した顔で)
        いつかこの景色も忘れてしまうけど、縁(よすが)があれば思い出せる 記憶の糸をたどっていける 誘い水みたいなものだね
        そういうモノを作るのが私の仕事なんだ(絵筆を止め、別の鉛筆に持ち替えて)美術科1年、リゼットだ リゼット=ラシェル・ピュイフォルカという -- リゼット 2013-04-21 (日) 03:28:00
      • そう。でもね、また来年も花は咲くんだ。草も茂り、大地は芽吹く。同じではないけど…また、そこにある。
        変わらないようにみえて、変わるもの。この光景も一瞬一瞬のうちに変わっていくものだからこそ、君の瞳で見えたものが大事なんだ。
        君だけが見た、君の世界を。素敵だね、リゼット。僕は羽佐間 海空。農業科の3年なんだ。よろしく。 -- 海空 2013-04-21 (日) 03:31:07
      • 縁があれば春を思える 次の春がくることを信じられる 楽しみに思わずにはいられない 記憶の中のそれと同じものでないにしてもだ
        先輩なのか…言われてみれば、たしかに 最近の学生は発育がいいから、ほんの二、三の違いじゃ見分けがつかなくて困るな…
        この島に原生林というものはない あるのは人の手で造られた自然だけだ それでも一見には値する 記憶に焼き付ける価値がある
        珍しい植物なり、いろいろ茂っててにぎやかな場所だとか、何か知ってたら教えてほしいな このまま足を伸ばしてみよう -- リゼット 2013-04-21 (日) 03:42:43
      • 人工的に作られた土台でも、風も海も…土も。そこから生まれたものはここのものさ
        特徴的であれ、人為的であっても変わらない。ここは、ここだけのものさ。
        そうだな。実験的に原生を集めている場所が、薬学関係の地区にある。その存在も異であれど、ここだ。
        興味が出たら、行ってみるといい。 -- 海空 2013-04-21 (日) 03:45:09
      • 植生回復実験か その言葉であってるかどうかわからないけど、何かしらの理想はあるわけで(お店をたたむ)
        いいことを聞いた! 主要穀物部(メジャー・グレイン)向けの商品作物ばかりじゃなかったんだ 来てみて正解だったな
        海と空のはざまにあるモノ、その全てか スケールの大きな名前だ! ありがとう先輩、行ってみるよ
        日が落ちるまでに戻れそうになければこちらへ寄らずに帰るから、私のことは忘れてくれて構わない それじゃ、また -- リゼット 2013-04-21 (日) 04:05:30
      • よき世界を、その瞳に。 -- 海空 2013-04-21 (日) 04:10:38
  • 農林水産部の部長さんですねっ(農園を訪ねてくる小柄な女生徒)
    平素は個人商店部経由でたいへんお世話になっています(ぺこり) 学生街のちいさなハーブ屋をやってます、シェリー・アモンティリャードです
    今日は薬草園を見学させてもらいたくて来ましたっ -- シェリー 2013-04-21 (日) 00:32:12
    • こんにちはシェリー君。
      薬草園はね、専門的な知識も必要なんだ。僕は土いじりだけやっているからね。
      だから僕から詳しく薬草について説明することが少ないかもしれない。
      それでも必要な人がここにいるのだから、付き添いぐらいはできると思うんだ。
      薬剤や錬金術、魔術科の生徒も利用しているからねここは。 -- 海空 2013-04-21 (日) 00:36:10
      • 専門的に世話をしてる人は別に居るということですね。それは確かに(広大な農園を見回す) 分業しないと手は回りませんよねっ!
        では後ほど(行間で) 薬草園までご一緒して頂けますか? 私一人でお邪魔するより現場の人を驚かせないで済むと思いますのでっ
        …土いじりというと、作物に最適な土をブレンドしたりとかでしょうか? -- シェリー 2013-04-21 (日) 00:41:48
      • みんな、思い思いの方法で土に向き合っている。土と一緒にいる。だからみんな土が好きなんだ。
        土も、海も…優しくもあるが厳しくもある。薬草も薬にもなれば毒にもなる。
        人は、それを選ぶことができるからね。だからこそ人の手で育てるのであれば、誰かが守らないといけない。
        いいや。僕は土と向き合っているだけさ。そこにある土こそが、そこに適している。
        人の手で土と海をいじるのは、過ぎたことさ。 -- 海空 2013-04-21 (日) 01:03:15
      • 高尚なものを感じます… 私はもうすこし、実利優先かもしれません。考えさせられますね(うんうんと頷いて)
        土と向き合う… 土を調べて、最適な作物を選ぶということでしょうか? …ここは人工島ですから、色々な土が混じっているかもしれませんね
        このあたりでは自生していないようなハーブもあれば…と思ったのですが、難しいでしょうか? -- シェリー 2013-04-21 (日) 01:10:09
      • それがこの都市のおかしいところでね。ここならば何でも揃う。揃うような土となっている。
        人の傲慢かもしれない。しかし…土と彼らはここでも生きている。だからここの植物になっている。君の探すものも、きっとあるだろう。 -- 海空 2013-04-21 (日) 01:21:11
      • 山からも川からも隔絶されたこの人工島で50年… 普通なら、土はその力を失っているはずなのに(しみじみと、足元の土をひとすくい手にとる)
        本当に、おかしな土地ですね(さらりさらり、手にした土を大地に返す) でも、安心しました
        それじゃあ、見学させてもらいます。どうぞよろしくお願いしますねっ(その後、薬草園を案内してもらい… 満足そうに帰っていったという) -- シェリー 2013-04-21 (日) 01:27:38
  • 海空先輩…今月はお疲れ様です……(ぺこり)そして先輩は私の(名簿の)ご近所なのでその挨拶も兼ねて(もう一回ぺこり)
    ご近所同士は実習でご一緒する機会が多いと聞いてるわ…聞いてます(先輩なので丁寧に言いなおす
    その時はまたよろしくお願いします…… -- クレハ 2013-04-20 (土) 18:25:41
    • こんにちは、クレハ君。僕は冒険が本職じゃないからね。君達に任せっきりかな。お疲れ様、ゆっくり休むといいよ。 -- 海空 2013-04-20 (土) 21:17:09
      • いえいえ…私だって冒険に出たのは初めてですし…経験で言ったら…先輩の方が(こくこく。むしろこのずっしろ構えた雰囲気に安心感を覚え)
        はい、今日はゆっくり身を休めたいと思います(再度ぺこり) -- クレハ 2013-04-20 (土) 21:31:41
      • うん、体は大事だからね。土も、空もこの世界も。君も世界の一部であり世界だ。よくよく巡らせて1になるといい。ゆっくりね。 -- 海空 2013-04-20 (土) 21:59:00
      • ふふっ…そして海もですね……(なんとなくこの先輩がわかった様な気がした、気のせいかもしれないが)
        ではやすむために…それでは……(小さく微笑むと会釈してから帰って行く) -- クレハ 2013-04-20 (土) 22:09:11
  • これはまいった、座布団がいいかな? -- 海空 2013-04-19 (金) 22:02:50
    • なんか、凄く邪魔しちゃいけない気がしたので、こちらで挨拶です はじめまして、先輩 (挨拶回りしてるチビ) -- キエル 2013-04-20 (土) 01:45:17
      • そうだね。でもそれもいいとおもうよ。こんにちは。君は土が好きかい?僕は海も好きだよ。 -- 海空 2013-04-20 (土) 03:35:18
      • 土は土なんだ。そこにありてある。土だからあるのかな、あるから土なのか。
        大地の一部で僕らでもあるんだ。本当は土も海も空も僕らと同じなんだ。だから、触って理解するんだ。少しでも多く彼らをね。 -- 海空 2013-04-20 (土) 03:43:31
      • 例えば、海は生きているよね。脈動している。流れて、循環している。この世界を。
        ただ海だけではなく、それは大地に降り注ぎ海へとまた戻っていく生命を運ぶ循環。
        大地は消えることがない普遍のものかもしれない。しかし、減った分はかならずどこかにある。どこかに確かにあるんだ。
        つまり、彼らとともにあり、彼らと生まれた僕らは一つであるはずなんだ -- 海空 2013-04-20 (土) 03:47:04
      • 人がその生命を全うした後。火にかけて空へ、地へ。また地へ埋め、海へ流し…
        これも1つの真理の表出ではないかなと思うんだ。 -- 海空 2013-04-20 (土) 03:48:09
      • 君には帰る場所があるかい?
        僕はこの大地と海と、空が帰る場所じゃないかと感じている。
        君もいつか帰れるといいね。 -- 海空 2013-04-20 (土) 03:52:19
      • (目を瞬かせ、まるで浪漫派の劇のセリフのような言葉を聞き取る それから首を傾げれば)
        自然がお好きなんですね (何とかそこだけは理解できたようだ! 圧倒されている!) -- キエル 2013-04-20 (土) 09:48:11
      • 君は自分が好きかい?僕は好き嫌いじゃなく、僕だからね。
        君もどうだい、土と一緒になってみないか -- 海空 2013-04-20 (土) 15:32:42
      • … (仲良く並んで二人、土に埋まって顔だけ出してるのを想像して) …土とどうかするのは、動けなくなってからでいいかなぁ… (遠慮した) -- キエル 2013-04-20 (土) 23:50:36
      • 触れるだけでも十分だよ。いつか君もわかる時がくるさ。それまで、元気にね。君も世界だ、大事な世界なんだよ。 -- 海空 2013-04-21 (日) 02:41:16
    • の -- 2013-04-19 (金) 22:01:49
    • り -- 2013-04-19 (金) 22:01:56
      • と -- 2013-04-19 (金) 22:02:02
      • ん -- 2013-04-19 (金) 22:02:09
    • 讃 -- 2013-04-20 (土) 00:36:49
      • 頌 -- 2013-04-20 (土) 00:37:04
  • あぁ陶芸ってそういう…ックス! -- 2013-04-19 (金) 17:12:29
    • そうだね。陶芸はね、土と一緒になるってことなんだ。 -- 海空 2013-04-19 (金) 17:21:58
      • アースファックッス! -- 2013-04-19 (金) 17:22:32
      • 君も土と一緒になるかい? -- 海空 2013-04-19 (金) 17:22:42
    • //制服とか着てます?私服の場合どんな私服とかありますでしょうか? -- 2013-04-19 (金) 20:53:17
      • イラストを描かれ斡旋所に出してくれた方でしょうか。この度はイメージ通りの外見を出していただき感謝の念が堪えず、極み。
        制服や私服等ですが、実はあまり考えていませんでした。土いじり等ありますのでジャージに簡素な服で生活しているのかな、と考えています。
        農林水産部とは別の部に所属していますが、しっかりした制服を着たりするのはその時ぐらいかなと -- 海空 2013-04-19 (金) 21:31:11
      • //あい。どのタイプの制服を着用しているイメージでしたでしょうか?
        //今日すぐ、とは行けなそうなのですが明日あさってまでには着用した絵をお届けしようかと思います -- 2013-04-19 (金) 21:35:39
      • 制服はそうですね、学ラン系なんですが総会の時は顔隠してるものでフード付き黒ロングコート着用してるように、と
        ここで活動する分にはもう十分な絵をいただいてるので、うれしいのですが非常になんといいますか心苦しいといいますか…
        御恩に報いるために頑張りますね… -- 海空 2013-04-19 (金) 21:42:56
      • //了解いたした… 好きで描いているので描かせてほしい
        //遅くなりましたが使って頂きありがとうございました -- 2013-04-19 (金) 21:44:07
      • ありがとうございます。私からはそれ以上語ることはできませんが…できることを精一杯やらせていただきます -- 海空 2013-04-19 (金) 21:55:00
  • //おまたせしました制服バージョンです
    //一応フード無しバージョンもあるのですがこちらも上げさせて頂いてよろしいですか? -- 2013-04-21 (日) 19:27:17
    • あ、これはえっ速い…ありがとうございます、ありがとうございます(平伏)
      フードなし!?あっはいよろしくお願いします… -- 海空 2013-04-21 (日) 20:30:50
      • //フード無しバージョンです
        //改めてありがとうございました あとこのコメントは確認し終わったら邪魔になると思うので消して下さい -- 2013-04-21 (日) 21:11:39
      • ありがとうございます…ありがとうございます…!ということで下げさせていただきます、ありがとうございました… -- 海空 2013-04-21 (日) 21:22:04

Last-modified: 2013-06-11 Tue 01:09:07 JST (3971d)