名簿/228140

  • ……消息不明、ねぇ? まったく。下手に足取りを消すと追手がかかりそうなものなのに -- アパラチア?
  • ……おやおや。何の故あって同行者が倒れたかは聞かないけど、それにしても随分とやる気が目減りしてるようだ
    とはいえ……キミは冒険者廃業した所で特に問題も無さそうだよねぇ -- アパラチア?
    • …ちっ…顔見ただけで察せられるとはねェ……(面白くないといった感じで舌打ちをする)
      ……私自身は問題は無い…冒険業はカムフラージュに過ぎない……ただ組織としてはどうなんだろうねェ…?(頬杖をついて考えを巡らせる、色々と思うところがあるようだ)
      -- ジャスティ
      • フフ、少なくともキミよりは経験豊富だからね(微笑んでみせる)
        だろうね……実際、得体の知れない真意で冒険者やってる連中の方が多そうだし。組織?
        私の知ってる方なら、現役引退は問わない筈だけど。入るのは簡単だけど抜けるのが面倒だからね。……私の知らない方なら分からないけど -- アパラチア?
      • ……………どこまで知っている……?
        (別の組織の存在を知っているような雰囲気を匂わせたとき、 ギラリ と、目の色が明らかに変わった、鋭く、突き刺すような、そんな敵意を剥き出しにした目だ)
        -- ジャスティ
      • (ジャスティの視線を受けるも、動じた様子も無くやんわりと肩を竦めた) 知識には、公開する事に価値があるものと、隠す事に価値があるものとがある
        この場合は……後者かな? 相手が何を知っているか、を推し量りようがない時等は特に、沈黙が雄弁に勝るものだ -- アパラチア?
      • ……ふん…(目を細め、殺気を収める)
        …流暢に語ってはいるが…想定の範囲を出ていないわけか……余計な気を張らせないで欲しいなァ……(目を伏せ、ハーブの葉を齧り、気分を落ち着かせている、彼女にとっての精神安定剤のようなものなのだろう)
        -- ジャスティ
      • フフ、ごめんごめん。私としてはネストのつもりで言ったんだけど……あの反応の仕方からすると、何やら掛け持ちをしているようだね?
        ああ一応言っておくけど、キミに関してその方面の知識は今の所不要なんだ。詮索をするつもりも無いから安心してて -- アパラチア?
      • ……そっか…できればずっと興味を持たないでいてくれると嬉しいなァ……?(情報を得ているわけではない事が分かると、すっかりいつもの調子に戻る)
        …その方面の知識ってことはさァ…他の方面からは調べられてるわけ…?(齧ったハーブの葉を吐き捨てながら)
        -- ジャスティ
      • んー…そうだね、努力しよう。下手をすると既存の知識のどれかに当てはまるかもしれないけど、多分……それは無いだろうし
        うん? ああ、調べて無い訳無いじゃん(笑顔で) というか知り合いには全員多少探りを入れてるし。……ああ、前述の理屈で何をどう知ってるかとかは今の所言うつもりはないから。誰にもね -- アパラチア?
      • …………(「それは無い」…確かにそうだ、『組織』を知る者は構成員以外は皆生きることは許されないのだから)
        …本当に食えない奴…タキィ・アパラチア……(怖い怖い…と肩を竦めながら) ……で、だ…そこまで知っておいて何をするわけでもないってワケぇ…?
        -- ジャスティ
      • (何やら黙然となったジャスティを面白そうに見つめ)
        フフ、悪いね。歳を取ると自分の隠し方が巧妙になるものだから。……ん? それはまぁ、そうかな(問われ、腕組みしてちょっと考える)
        知る事が目的であって、知った事の活用利用転用は後から考える事だし。まぁ最初からそれらのいずれかが目的で知識を漁る事もあるけど、対人とかについては大抵知っただけで満足するね。割とどうでもいいけど知らないとなんか気になる、とかそういう風 -- アパラチア?
      • ……ふぅん……もったいないなァ…その知識に力が合わさればもっと上を目指せるだろうにさァ…?
        ……私にも少し分けてくれないかなァ……きっと色々できちゃうと思うんだけどなァ…それこそ…組織の一つや二つは意のままにできる力になると思うんだけど……?(冗談で言っているのか、はたまた本気で言っているのか、その真意は掴めない)
        -- ジャスティ
      • 上ねぇ? そういう……向上心とか野心とかは随分前に枯れちゃったからなぁ。それに、上へ行ってもいいけどああいう所は維持が面倒で面倒で……(肩を落とし長めの溜息をつく)
        ん? ああ、私の知識を? まぁモノにも寄るけど、大抵はダメだよ。私は割と秘密主義者だし、見返りは過剰に要求する事にしてるし(微笑みは絶やさない) -- アパラチア?
      • ……一番上に立つのは面倒だねぇ…? …でも…限りなく頂点に近い位置…そのくらいに留めておけば好きに動ける立場に立てるんじゃない…違う…?
        …見返り……ねぇ?
        ……『今まで見たことの無い世界』…これじゃ……見返りにならない?(ニタァと笑う)
        -- ジャスティ
      • ん〜、そこも意外とねぇ。何回かやってみるとやっぱり雑事に囚われてるような気になってね。あんまりやり過ぎると担ぎ上げられちゃうし、秘密裏に徹しようとするのは疲れるし
        そうそう、見返り。……ふぅん? それはそれで興味深いけれど、キミの知るそれは果たして本当にそうなんだろうかな -- アパラチア?
      • …アハッ…アンタの所属していた組織とやらは、秩序のしっかりしたいい所だったんだろうねぇ…?
        …ご期待に添えられるかはお楽しみ…と言いたいものだけれど…こんな不確実な発言を信じるタマじゃあないかァ…?(くっくっくと笑う)
        -- ジャスティ
      • 一から十までちゃんとしてろとは言わないけど、あまり無秩序な所はちょっとねぇ。目的の為に何をどうすればいいかを考えないと、どう裏目に出るか分かったものじゃないからすぐ疲れちゃって
        ……ま、その通りだね。でもキミが知っているとするならば、私としては知りたい所だ。が、しかしその確証を得られていない以上は情報の明確な先払いを要求するしかないんだよねー?(上目遣いに小首を傾げ) -- アパラチア?
      • …ふふっ…一理はある…(手で顔を覆い、笑いを押し殺す)
        (ふと顔をあげると、上目遣いで覗きこんでくるアパラチアと目が合う)……またその顔か…(はぁとため息をつく)……調子…狂っちゃうなァ…(左手でアパラチアの目が隠れるように覆う)
        ……忘れて…? …さっき言ったことはぜーんぶ嘘…そういう事にしてくれない…?(やりづらそうな顔をして、その辺にあった樽の上に座り込んだ)
        -- ジャスティ
      • 強引に我を通すと担がれるか追い出されるかになっちゃうしねぇ(しみじみと)
        (じー) ……ん?(ジャスティの手に視界を半ば以上覆われ、半歩下がる)
        ……おや。……おやおやおや。それはそれで良いんだけど……ふうむ。じゃあ、そうしよう
        (座り込んだジャスティを少しの間見つめ、一つ頷く) では私は帰るとしようかな。冒険者引退後の去就については気になる所だけど、そういうのは引退してから考えれば充分だしねぇ?
        (そう言って微笑むと、目礼の後に軽い足取りでひょいと下がると踵を返し、去って行った) -- アパラチア?
      • (帰ると聞くと、少しだけホッとした様子で)………そうか………あまり…私に構わないでくれ……(自分の目を覆い、シッシッと犬を追い払うかのような仕草をする)
        (アパラチアの気配が消えると、一人、舌打ちをした)…あの目は…ダメだ……未練なんて…今更…何を………クソがッ!!(立ち上がると近場の壁を殴り、ぶち破った)

        (彼女の望む世界…それは力をどこまでも貪欲に求め、その力に溺れ、溶けて行く世界…彼女の望むものは『破壊』である)
        (嘘をつくこともできた、だが彼女の目にはそれすら見抜かれてしまいそうだった…いや、見抜かれるから話せなかったわけではない、彼女の心にできた『小さなしこり』…それが彼女の邪魔をするのだ)
        ……壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊すッ! 壊し尽くすッ…!!(一閃、薙いだその手が虚空を切った)

        …それが目的だったはず……何もかも失った……あの時からッ……!
        (今になって混迷する信念、自分の脆さを否定するかのように、頭を抑え、おぼつかない足取りで夜の闇に消えていった)
        -- ジャスティ
  • ・・・ほう・・・貴様が組織に入るとはな・・・暇つぶしか?
    ・・・・・・にしても・・・ザゼルズネスト・・・ねぇ・・・どんな組織なんだか・・・ -- ネグ
    • あら…番犬ちゃんが何の御用かなァ…?(ネグを梁の上から見下ろしている、笑顔は相変わらずの嫌味ったらしいものだった)
      …気になるなら視察に来ればいいんじゃない…歓迎したげるよォ…?(くっくっくと笑う)
      -- ジャスティ
      • ・・・暇つぶしだよ・・・それ以外に何がある?(ジャスティのその笑顔を見てこちらも楽しそうに可愛らしげに微笑む)
        ま・・・今は住んでる場所が決まったんでね・・・見に行くほどじゃねーな・・・どうせろくな組織じゃなかろうし・・・面白みも無さそうだ・・・ -- ネグ
      • …そう…それは残念……(大して残念がっている様子も無く)
        ………問題(もんだぁい)…(唐突に口を開く) 力を手に入れるのに一番有効な手段とはなんでしょぉ〜…?(唇の前で人差し指を立てて)
        -- ジャスティ
      • ・・・くだらん・・・どうせ私に関心なんか無かろうに・・・このクソ売女・・・(勝手に椅子に座り)
        あ?・・・考えたことねーな・・・あー・・・(虚空を見上げ)・・・・・・奪うぐらいかな・・・ -- ネグ
      • アハハッ! 喧嘩を売ってくるのはいつだってそっちの癖にィ…?(くすくす)
        ……あら、分かってるじゃなぁい? …そう、奪ってしまうのが一番の近道……(葉巻を一つ投げて寄越す)…吸う?
        -- ジャスティ
      • ・・・・・・張合いのある奴にしかうってねーよ・・・お前はノリが悪い・・・・・・あと私が丸くなったんだろ?・・・いい事じゃねーか・・・
        (葉巻を受け取り、ふかしはじめる)・・・・・・んで・・・その組織の連中から奪うってか?・・・・・・する価値のある連中か? -- ネグ
      • …その体には十分興味があるんだけどねぇ…ふふふっ……あーあー…欲しいなァ…その体ぁ…(いつの間にか背後に現れ、頬をすり合わせて顎を撫でている)
        …視野が狭いなァ…ネグちゃん…?(小馬鹿にするように、そう呼ぶ) …組織に属することで対立組織とも接触する機会ができる…選り取り見取りって奴ゥ?(すぐ真横でふぅっと煙を吐いて)
        -- ジャスティ
      • (横目でジャスティを鼻で笑う)・・・知り合いのガキが・・・私の肉を食って適応したっけな・・・お前も試してみるか?(近いジャスティの額を軽く小突き)
        ・・・・・・なるほどね・・・(煙を吐きながらまた空を見る)・・・つっても・・・そっちも価値があるか不安だがな・・・収穫はあったのか? -- ネグ
      • …へぇ…?(少し興味が出てきたらしい、小突かれながらも目がギラリと光る) …食べちゃっていいのォ…?(ぺろりと頬を舐める、齧りついてしまいたい衝動に駆られる)
        ……格闘大会……そこらじゅうの同盟組織から寄り抜からた強者で行うらしい……獲物を探すいい機会にはなるかなァ…ってね?
        -- ジャスティ
      • ・・・ふん・・・(スッと振り向き、ジャスティの舌に自分の舌を這わせる)・・・やってみろ・・・適合するかは知らんぞ?・・・その代わり、私も貴様の肉を食わせてもらうがな
        ・・・ほう?・・・そりゃずいぶんな茶番だな・・・お前がそう言うのに興味を持つとはね・・・ -- ネグ
      • …んっ……ふふっ…腕の一本で済むといいけどねェ…?(離した舌から唾液が糸を引く) …適合しなかったらその時はその時だしぃ〜…(何でもない事のように唾液を啜る)
        …そう…聞いてる限りは茶番としか思えない……だから私は見てるだけ…ただ思わぬ力を持った奴ってのはさ、案外その辺にゴロゴロいるもんだと思わない…?(葉巻を燻らせながら、視線を流して)
        -- ジャスティ
      • ・・・腕一本?・・・その言葉そっくり返してやるよ・・・(再び葉巻を咥え)
        ・・・さぁどうだかね・・・その思わぬ力もまた・・・自分にむいてるかどうか分からんし・・・私は感心が無いな・・・
        (そのまま伸びをして、椅子から立ち上がる)・・・ま・・・好きにすればいい・・・それじゃ帰るわ・・・またな・・・ -- ネグ
      • 意外と職人気質っていうの…? …もっと貪欲になっていかなくっちゃァ…何もかもを壊してしまえるぐらいにさァ…?(くっくっくと笑い)
        …あら…お土産に耳の一つでも置いてってくれたら良かったのにぃ…つれないねェ…?(その後姿を、どこから刻んでやろうか…どこから襲うのが一番効率がいいか…そんな事を考えながらも、その場を動くことなく見送った)
        -- ジャスティ
  • で、次はジャスティって奴か…ま、さっさと挨拶を済ませて帰るとしようかな…
    今晩は、ジャスティってのはいるかい? -- ヴァイス
    • ………さァ? …本人に聞いてみればいいんじゃない?(くすくす笑いながら) -- ジャスティ
      • (ふう、とため息をついて)ああ、君だったのか…そういえばあっちじゃ名前を聞いてなかったね
        全く、知っていたらわざわざ来なかったのに…(面倒そうにジャスティに向き直り)まあ一応来たからには
        よろしく、とだけ言っておくよ(明らかに面倒臭そうに挨拶する。 -- ヴァイス
      • ………(返事は無い、興味無さそうに指に填めた指輪を眺めている) -- ジャスティ
      • ふ〜ん…シカトか…ま、英雄様ともなればいちいち格下相手に仲よしこよしする必要もないのかな…
        ところで、君、こういう小物好きなの?(無防備にジャスティの指輪を取ろうと手を伸ばす -- ヴァイス
      • ……ふぅん…これがただの小物に見える?(指輪を掴もうとした瞬間、黒いモヤのようなものが指輪から噴出し、怪しげな黒い光を放ち始めた) -- ジャスティ
      • 少なくとも、僕にはこの程度、ただの小物だよ(別段怯む様子もなく嫌味な笑いを浮かべる
        まさかこんなもので僕がビビるとでも思ったのかい?ハッハッハ、思ったより警戒心が緩いみたいだねえ、君
        (そのまま構う事なく黒い靄を出し続ける指輪を取り上げようとする) -- ヴァイス
      • …腕が腐り落ちてもいいってんならどうぞご自由にぃ…(その黒いモヤは瘴気だ、常人の肉体ならば、それに触れるだけで腐り落ち、異臭を放つハメになるだろう) -- ジャスティ
      • (シュウシュウと音を立てて瘴気に触れた服が腐り落ちる。だが腕の方は何も変化はない。当然といえば当然だ)
        (明かしこそしてないが男は魔族、瘴気など生まれついたその時から身の回りを漂っていたのだから)
        へえ…そこそこいい魔導器じゃないか。大事にしなよ(じろじろと見るとそのまま指輪をジャスティに投げて返す
        さて、長居しちゃったね、それじゃ僕はこれで。ま、生きてればまた会おうよ(腐った袖を破り捨てると、ひらひらと手を振りながら去っていった -- ヴァイス
      • …へぇ…?(少し興味を持ったのか、感嘆のような息を漏らす)
        ……ヴァイスだっけ? …名前くらいは覚えといてやるよ…?(指輪を手のひらの上で転がしながら、その後姿を眺める)
        (手のひらで転がっていた指輪は、気づけば塵となり、やがて灰になって風に飛ばされ、消えていった)
        -- ジャスティ
  • や、調子はどう? ところで、早速だけどね。ちょっと気になった事があるんだ(微笑みかけた後、小首を傾げ)
    ……一角の栄誉も名声もある英雄の割に、なんでわざわざ組織の枠にはまろうなんて思ったの
    まぁ単に、そっちの事情とかで余計な摩擦を避ける為だけだったりするかもしれないんだけど、言ったとおり気になったものだからさ -- アパラチア?
    • …あぁ…ネストのMahatmaか…(腕を組み、壁に背を預けた姿勢のまま、気だるそうに首だけを向ける)
      …確か言ったはずだけどなァ……それはもう、暇で暇でたまらないからって?(微笑み返すその笑顔はどこか胡散臭い、嘘をついているようだ)
      -- ジャスティ
      • んー、いやね。本当にそれだけで入るには、些か窮屈な場所だと思うんだ、あそこ
        入った以上はそうそう抜けられ無いし、無茶をしたら追手がかかる。或いはキミくらいの実力があれば、事も無いかもしれないけど……(相手に不信感を抱いているのは確かなようだ) -- アパラチア?
      • ……タキィ・アパラチア、年齢不詳、その容姿は40年以上の間変わっていない、住居は市街中心部、三階建ての青い壁の一軒家、様々な魔法に精通し、特に光魔法を重用している…(突然まくし立てる、タキィの身辺情報が彼女には筒抜けだ)
        …ここから先は相手に教えるには不利な情報……これが何を意味するか分かる?(組織に乗り込んできたときと同じ、相手を見下すかのような高圧的な物言いだ)
        -- ジャスティ
      • む…………やれやれ、良くご存じだ(ジャスティが諳んじた内容を受け、苦笑して軽く肩を竦めた)
        ……さて、ね。ただキミはあまり追及を受けたく無いようだし、私としてもこれ以上藪を突いても良い事はなさそうだし? 今の所は、暇潰しの一環に過ぎないと言うキミの言葉を鵜呑みにする他無い訳だ
        しかしね、お嬢さん? 老婆心から言っておくが、キミも暗殺者たらんとするのなら、もう少し身辺情報に気を使っておくべきだよ(そう言って微笑んだ) -- アパラチア?
      • ……ねぇ、知ってる? …情報って奴には鮮度ってものがあってねェ…?
        アンタの知ってる私の情報…本当に私のものなのかなァ…? …一つ教えておくけど…私は一度も留まったことはないから?(そう言うと、同じように微笑み返した)
        …もう一つだけ教えておくとさァ? …私さ…あの組織を窮屈だって思ったこと…ないんだよねェ…?(ギリィ と、何も生えてない筈の手から、音が響いた)
        -- ジャスティ
      • それは言われるまでも無いさ。そして、情報の真偽と言う意味ではそちらも似たようなものだし? まぁ、お互い晒すには時期尚早な手札であるのは間違いなさそうだけど、ね
        うん? ……そうかい、キミが自分でそう言うのならそうなんだろうし、それを信じるなら私の疑問もちょっとは薄らぐ訳だ
        ……ああそういえば……構成員同士の私闘について特に言及した規則は無かったっけ?(何でも無いように言いつつ、一見無防備にジャスティの方へ数歩歩む) -- アパラチア?
      • …あれあれぇ〜?やる気になっちゃったァ?(歩み寄ってくるアパラチアを見据える、こちらから仕掛ける気はないようだ、何をするでもなく立ち尽くしている)
        情報の誤差って奴はさァ…埋めなくちゃなんないわけ…そのために必要なんだよねぇ…
        ………圧倒的な『』がさァ…?(チャリン チャリン 出所不明な金属質な音が、その廃墟内の広い空間に響いた)
        -- ジャスティ
      • 何、単に確認と言う奴でね。それに……やる気になるにしても、些か唐突が過ぎるし、地の利の無い所で仕掛ける程愚かでは無いし(言いながら相変わらず無防備に、ジャスティの真正面数歩の距離まで来て立ち止まる)
        ふむ、誤差か。確かに精度は高ければ高いほど良い、それは当たり前だ。……けれどもね?(軽く両腕を広げ)
        情報の誤差を埋める為の力という奴が、どれ程役に立つのだろう……ね? -- アパラチア?
      • …なぁにそれ…誘ってるのォ?(数歩の距離まで詰めたはずが、いつの間にかその姿は真正面にあった、アパラチアの顎を持ち上げ、くすくすと笑う)
        なんならさ……試してみるゥ?(金属音は鳴り止む事は無い、むしろ先程より音と音の感覚が狭まっている、次第に近づいてきているかのような錯覚さえ覚えるだろう)
        -- ジャスティ
      • ……フフ(ジャスティにされるままになりつつ、笑みに微笑を向ける)
        そうだね。……お暇するには長居し過ぎたようだし、お家へ帰るよりは訪問先に泊めて貰った方が良いかもね? それに、そもそも帰して貰えそうも無い感じだ(周囲の音の気配。そして対面する相手の威圧感。それらに対する注意を一切表に出さず、尚も微笑んだまま)
        だから試してみるのも良いだろうね。お互いにとってそうした事による授業料が……割に合えば良いんだけど(無防備なまま) -- アパラチア?
      • …遠慮しなくったっていいんだよォ…? …見ての通り…ガッラガラだからさァ…?(彼女らが対峙している廃墟は、一階、二階を吹き抜けにしたBarとして使われていたようだった、長年使われていないらしく、木はささくれ立ち、埃は舞い、人が快適に住めるとは言えないだろう、そもそも、ここが決まった住居でないことは確かだが)
        ………やだなァ…やりづらいわアンタ…(それだけ言うと、不意をうつかのように唇を奪おうと顔を近づけた)
        -- ジャスティ
      • 確かに……周囲への心配をする必要は無さそうだ。余程の事でもない限り、こんな所では見咎められる事も無いだろうね(改めて、視線のみで辺りを見回す)
        それは……褒められている、と思う事にしようかな? …………ん……(応え、それから近付く相手の意図を察したのか、むしろ差し出すようにして唇を奪われる) -- アパラチア?
      • …んっ……(すんなり受け入れられるも、その目は酷く冷たく冷静だ、唇と唇を触れ合わせるだけの浅い口付けだが、すぐに離れようとはしない…近い、互いの息が触れ合うほどに)

             ジャラジャラジャラジャラジャラジャラ

        (二人を絡め取り、包み込むかのように、天井からいくつもの鎖が流れ落ちて来た)
        -- ジャスティ
      • (律儀に瞼を閉じていたが、唇が離れるのと同時に瞼を開く。間近な相手の瞳を逸らす事無くじっと見つめ)
        ……それで…………私は一体、どうなってしまうんだろうね?(鎖に束縛されながら、やはり抵抗も無く、微笑みは浮かべたまま小首を傾げて見せた) -- アパラチア?
      • …さぁてねぇ? …今はどうするでもなし…(アパラチアと共に拘束はされているが、妙に余裕を感じさせる、この鎖も彼女の使役するものなのだろう)
        ……ちょっとアンタに興味が沸いたなァ……聞かれてばかりじゃアレだしさァ…こっちからも…イイ?(見つめ返しながら、アパラチアとは反対側に小首を傾げる)
        ………アンタのネストに入った目的は…何?
        -- ジャスティ
      • おやおや……参ったね(音の正体であろう鎖、そして相手の態度からこの鎖は相手による物と判断しつつ、面白そうに苦笑した)
        ふぅん? ああ、そういう事なら……それに、首を横に振るのも難しそうだ
        ……私のは単に生涯目標の一環、というだけだよ。何せ私は知識を蒐集するのが生き甲斐なんだけど、時々知識を披露実践するのに公には出来そうにない事がある
        そういうのを障りも憚りも無く出来そうなのがアレだったってだけさ(異様な状況の中、それを意に介した様子も無く饒舌に語る) -- アパラチア?
      • ……やっぱりやりづらいわアンタ………でも…ちょっと気にいったァ…♪(くすりと笑うと、今度は両手でアパラチアの頬を抑えるように包んだ)
        ……タキィ・アパラチア………私のモノにならない?(その目はひどく瀟洒で、かつ妖絶で)
        -- ジャスティ
      • フフ。まぁ、年の功と言う奴さ。……それは良かった、やってる事が口に出せないとはいえ、組織は組織。人間関係は快適に保ちたいものだもの(無抵抗にされるがままに)
        ん? ……んー、そうだね。誰かの私物になるのもそう悪い事では無いけど、ただ……(少し申し訳なさそうな顔になる) 自分のひ孫よりよほど若い子の私物になるのは、かなり抵抗があるねぇ -- アパラチア?
      • …アハッ! …そりゃそーだ!(大変愉快そうに笑う、その笑顔は先程までの殺気だったものでは無く、とても純粋で、無邪気なものであった)
        ……はァ…力づくで奪いたくなっちゃう……(名残惜しそうに頬で手を滑らす)…でも……我慢しといたげる?(ギュルギュルギュルと音を立て、二人を拘束していた鎖はまた天井へ昇っていった)
        -- ジャスティ
      • ……へぇ(ジャスティの笑顔を少し意外そうな目で見た後、柔らかな笑みを浮かべた) ま、そういう訳だから、ね
        おや、とすると困ったね……(頬を撫でられつつ、笑みはそのまま) ……おっと。フフ、そうしてもらえると私としても助かるよ
        (軽く天井を見、鎖が戻って行く様を見届けた後視線を戻す) まぁ、ともかく。私はキミの一端でも知る事が出来たし、キミもまた同様だろう。……ジャスティ、これからもよろしく、と言う事で(そう言って半歩下がると、握手を求めるように右手を出した) -- アパラチア?
      • ……握手…か… …応じるのは一体何年ぶりになるんだろうねェ…?(差し出された手にそっと左手を重ね、握った、ぎこちないのは随分長い間やってなかったせいだろう)
        …よろしく…タキィ・アパラチア…? …気が置けない関係…そういうので良ければいくらでも…?(くすっと笑みを浮かべると、闇に溶けるように消えていった)
        -- ジャスティ
      • なに、ここでキミを害する理由なんて無いし、それにこういうのは、小さな事だけど結構大事でね?(ジャスティの慣れない手つきを気にする事も無く、何度か上下に振った)
        ……ん〜、その辺は今後の動向次第って所かな? …………(自分以外の気配が消えた廃墟に暫し立ったままでいたが、やがて一つ頷いた)
        収穫としては上々か。……ちょっと意外だったけど(そんな事を小声で呟いて、ジャスティとは違い一瞬の光明の後、姿を消し去った) -- アパラチア?
  • ・・・よう・・・ジャスティ(死んだ獣の眼をした子犬が立ってる)
    この前は楽しませて貰ったぜ?・・・また戦えることを祈ってよう・・・
    次は貴様の望みどおり殺しあえるようなところでな -- ネグ
    • 私は御免だね、言っただろう? …手の内を知られた奴と殺り合いたくはないとね…
      隠し種…増やしとかなきゃね…あんたみたいな戦闘狂に寝首をかかれないように…ねぇ?(ニタァ)
      -- ジャスティ

Last-modified: 2009-07-02 Thu 22:17:02 JST (5408d)