名簿/419410?
- (トントンと家の戸を叩く男がいる。黒いスーツと帽子に身を包んだ長身瘦躯の男であった。)
……誰かいたらば開けて欲しい。隣に越してきた者だ、挨拶だけでもと思って尋ねた次第だ -- 幸彦
- はいはいどなた、私のファン?いやー困るなー…い、イヤ、ウチは押し売りは間にあってままます!
(秋といえど残暑厳しい中、男の上下黒のスーツという不審な格好を見て反社会的組織の人と勘違いして悲鳴にも近い声を上げた) って何だ、お隣さんか。嫌だなー早く言いなさいよ!ビックリしちゃったじゃない…はぁ、心臓に悪い…(胸をなで下ろした) -- ヴィルヘルミーネ?
- 驚かせてしまったようだ。すまない。私はそのような人間ではないから安心してくれたまえ。
私は民俗学者でね、世界に散らばる伝承、祭、魔物について研究している……もしも貴女が何か知っているなら是非教えて欲しいのだよ。(そういうと名刺を取り出して手渡した) -- 幸彦
- 民俗学者…ねぇ。あら名刺持ってるなんてリッチね(名刺を受け取り、書いてある文字をじっくりと見た)
そうねぇ、あたしが知ってるのはララバイぐらいしか知らないわね。なんせ歴史とかあまり興味無くね… 昔のことより明日の(お金の)事!ってのがあたしのポリシーね(力強く手を空に掲げた) -- ヴィルヘルミーネ?
- なるべく人に覚えてもらいたいからね、私は……。
ほう、子守唄とはいいじゃないか。私の国にも多くの子守唄があるが、それを調べるのも面白そうだ。 成程、中々言い考えだ。私は学者だから、後ろを振り向いていかねばならない生き物なのだよ…… -- 幸彦
- 子守唄は作られた時期の様子を語ってたりするらしいわね、口伝えの歴史とも言えるかしら?
ま、前を向くあたしみたいなのがいれば後ろを向くあなた見たいなのもいるわね どちらが間違ってるというわけでもなし、…まぁ人に色々貢献してるのはあんた達だとは思うけどね (自分はロクな事をしてないなと自覚してるような乾いた笑いしながら頭を掻いた) -- ヴィルヘルミーネ?
- 無職はいいけどミニスカ着物は無いわーってこの前こやすくんが言ってたヨ -- 花子さん
- まったくこやすってのは時代を判ってないわー、呆れるにもほどがあるのよ
ミニスカ+着物+無職=1000万パワーって方程式を習わなかったのかしら?トイレ+花子=山田花子みたいにメジャーな方程式だっていうのに -- ヴィルヘルミーネ?
- ダメ人間オーラが酷いです… -- ころの
- ダメっていう方がダメなんだよ、教育に悪いからそういうこと言うんじゃありません。わかる?アーユーアンダスタン?
(寝転がってマヨをつけたえびせん食べながら) -- ヴィルヘルミーネ?
- はぁ…わかりますけど…(近い将来、絶対太るなーこの人…とか思いながら) -- ころの
- わかりゃいいのよわかりゃ。…何?そんなに見ててもあげないわよ
(新しいえびせんにマヨだばぁしながら) -- ヴィルヘルミーネ?
- いや…いらないです…まだ太りたくないです…。若いころから気を遣ってないと大変なことになりますよー? -- ころの
- いや大丈夫だし、太らない体質だし。こんなの食べて太るのはよほどグータラしてるやつよ
(新しいえびせんの袋を開けながら) -- ヴィルヘルミーネ?
- その通りです。グータラしてる人間だけです(自分自身じゃん、と蔑んだ視線)
こんなところにいたらグータラが感染りそうです…(ハンカチで口元を押さえながら帰る褐色) -- ころの
- おい考えてることが表情から漏れてるぞ(帰るコロノに向けて光弾を放ちながら) -- ヴィルヘルミーネ?
- 無職ックス… --
- 働いたら負けだと思うんだけどそこらへんどう?働いて楽しい?
(寝転がってポテチ食べながら) -- ヴィルヘルミーネ?
- セックス! --
- ハロワ死ねパンチ!(岩をも砕くパンチを放った) -- ヴィルヘルミーネ?
|