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リンド家出身 エリス・リンド 11905 †
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| ID: | 11905 |
| 名前: | エリス・リンド |
| 出身家: | リンド |
| 年齢: | 23 |
| 性別: | |
| 前職: | |
| 理由: | |
| 状態: |
217人
冒険者になるまで
- 代々音楽家という家系に生まれ、なんとなく音楽家としての道を歩んでいた。
音楽家として周囲からはそれなりの評価を得ていたが、それが自身の実力ではなく家名のお陰ではないかという疑念が常にあった。
ふとした事で知り合った吟遊詩人の詠う英雄達の冒険譚に心惹かれ、家の壁にかけてあった剣（装飾品で酷く実用性の低い物）を手に家を飛び出し冒険者となる。- 育ちはいいはずなのだが、両親が音楽に関する事以外は放任していた事と幼い頃から生活の場に女性がほとんど居なかった事が災いし、その風貌とは裏腹に言動や立ち振る舞いは気品こそあれど御世辞にもお嬢様といえるものではなくなっていた。事ある毎に「ピアノを弾いているだけなら行き遅れる事もないだろうに」と周囲の者は洩らしていた。しかしそんな彼女だからこそ、思いつきで冒険者になってもなんとかやってこれているのかもしれない。
- 実は鍵盤を叩くよりも弦を引く方が好きだったりするのだが、それが前途の吟遊詩人との出会いの理由であったりなかったり。
- 冒険を続けるうちに自分は魔法向きなのではないか？と思ったのだが魔法用アイテムを手に入れる事ができず剣を振り回す毎日である。
しかし、先日バスターソードを拾ってからはもうこのまま剣の道に進んでもいいのかな？と思い始めている。- 最近討伐依頼でも単調な冒険ばかりで飽き飽きしていたのに、罠にかかり死にかけるだけでやる気を出すあたりやっぱりドＭのようだ。
- もりっと情熱を減らし、探索ループにはまりそうな彼女の明日はどっちだろう?
- 黄金暦86年9月の鉱脈探索においてわざとじゃね？疑惑。情熱がもりっと上がり深まる疑惑。彼女なりにループを楽しんでいるのかもしれない。
- とりあえず探索ループを一端脱出するもあと2ヶ月で消滅しかねない情熱。そろそろ今後の再就職先を何にするかと思案中。
- さようなら情熱、また来て鉱物。情熱の低下が止まらず、此処最近の低下っぷりからいうとリーチ常態。ただ、過去3回の鉱物探索は情熱が上がっている為まだ望みはあるかもしれない。エリスの性格上、最後になるならド派手に行きたい所だろうが、世の中そんなに上手くは出来てないようだ。
- 風の噂で酒場で働く場合はバニーかメイド姿が必須と聞く。その姿を想像してそれはムリだと思う。しかしどっちかといえばバニーだなと思ったり思わなかったり。
- 遂に情熱が100を切った。せっかく舞い込んだ巨大蟻討伐も彼女の欲求を満たすモノではなかったようだ。次はキノコ･･･キノコだよ･･･
- 黄金暦87年4月、冒険者としての限界を悟り1年7ヶ月をもって冒険者としての生活に幕を閉じる。
*ロマサガ風ドット絵使わせて頂きました
引退後のエリス
- とりあえず家に戻る。騒ぎ立てる周囲をピアノの演奏一つで黙らせる。生と死の狭間での生活が彼女の感性を更なる高みへと導いたようだ。
- 暇をみては酒場に出没して冒険者相手に演奏しているようだ。ピアノを弾いたかと思えばギターを掻き鳴らしたり太鼓を叩いたり、音楽家として伝え聞く彼女とは全く違う姿に困惑する者は多いらしい。
- 彼女が酒場へと向かう理由。それはあの吟遊詩人のように、英雄や英雄になれずに散っていく冒険者達を後世へと伝えていく音を紡ぎたいという「なりそこなった」彼女の思いがあるからのようだ。
