銀河家出身 ワイルド・ビル・ウィリアムス 134510 † 
| ID: | 134510 |
| 名前: | ワイルド・ビル・ウィリアムス |
| 出身家: | 銀河 |
| 年齢: | 30 |
| 性別: | |
| 前職: | |
| 理由: | |
| 状態: | |
| その他: | ステータス/戦歴 |
| 小惑星帯にて採掘作業中 |
この地ではズウィルニクに関する情報も得られなかった。
探索に安定がもたらされた以上、私がここに居る意味もないだろう。
それでは冒険者の諸君、クリアエーテル！
デラメーター！ビビビー！ †
銀河調整官はこやすたちの経済状況を改善すべくアラブへ石油を掘りに行ったが「小惑星へ行け」と言われてしまう！
そして羽田あたりで銀河調整官キムボール・キニスンはドーントレス号に乗って宇宙へと帰っていった。
時を同じくして薬中技術者ウィリアム・「ワイルドビル」・ウィリアムスがこの資源惑星へとやってきたぞ！
ワイルド・ビル・ウィリアムズさんのこと †
- 凄腕の２丁デラメーター*1使い
- 二人に奇襲されても瞬時にヘルメットのど真ん中を撃ち抜ける
- 隕石鉱夫
- 小惑星帯で貴重な隕石等の鉱物を採集して生計を立てる宇宙の虱野郎
- アルデバラン第二惑星出身
- 原住民は地球人とほぼ同じ*2姿形をしている。
- 薬中で大酒のみ
- ベントラム*3中毒で飲むと陽気になる。かんしゃくを起こして大変なことになったりもする
- 紳士
「4コマで説明して」と言われたので描いてみたがさっぱり分からない自殺4コマ
超カッコいいレンズマン、キムボールキニスン達が表紙の単行本だ。今のうちに買っておいた方がいいだろう
銀河調整官をこっそり見守る相棒 †
| 名前: | リゲルルーシュ・トレゴンペルージ |
| ID: | 122961 |
| 出身家: | ランペルージ |
| 年齢: | 16 |
| 性別: | 男 |
| 前職: | 学生 |
| 理由: | 国の現状を憂えて |
| 状態: | 待機中 |
| その他: | ステータス/戦歴 |
ふ、こんなところまで見に来るとは…随分と暇な奴だ。
私はリゲル人*4レンズマンのトレゴンペルージ*5、ここでは我々レンズマンのこととかれ、ワイルド・ビルの正体を教えてやろう…
レンズマンシリーズとは！ †
レンズマンとは、作家E・E・"ドク"・スミスが描くSF界に燦然と輝くスペースオペラの大傑作シリーズである！
銀河パトロール隊員であるレンズマン「キムボール・キニスン」を主人公に、悪の宇宙海賊ボスコーンとの死闘を描く手に汗握る物語。スペースオペラの代名詞といっても過言ではないぞ！
長いので色々省くが詳しくは創元社から刊行されている文庫をお買い求めて頂きたい。超面白いよ。
レンズマンの世界 †
『銀河パトロール隊』と『レンズ』 †
人類は宇宙に進出し、惑星間飛行が当たり前になった時代。ついに無慣性駆動*6が開発される。
これに伴って恒星間航行は数世代から数分の距離となったが、同時に宇宙での犯罪行為が激増、犯人の逮捕は困難を極め*7、法の秩序は地に落ちる。
そこで銀河全体を股に掛ける、新たな警察組織の設立が急務とされる。そこで設立されたのが『銀河パトロール隊』である。
しかし、パトロール隊が活動するには大きな問題があった。身分証明の手段である。
現行の自然科学によって考案されたありとあらゆる証明物は全て偽造することが出来た。仮に偽造不可能な物体があったとしても、宇宙にはパトロール隊を知らないような未開の惑星や、
リゲル人のように口も目も耳もない種族さえいるのだ。
そこでこの銀河パトロール隊には
�＼簑个傍饗い�不可能
��即座にパトロール隊の身分を証明できる
�Ｃ緲兌圓砲△觴錣�精神感応能力を身に付けさせる
以上の作用をもった何かが必要とされた。
もちろん銀河パトロール隊の最高の頭脳陣をもってしてもそのような装置の開発は不可能であった。
そこに救いの手を差し伸べたのはアリシア人である。
アリシア人の導師はパトロール隊に『レンズ』を授けた。このレンズというのは何十万もの小さな結晶体を凸レンズ状に構成した物体で、
それ一個ごとにただ一人の着用者固有の生命力――その自我と個性――に適合するように調整されており、
ある種の擬似生命を付与する事によってそれと同調する意識の持ち主と交流がある限り特異に変化する強力で多彩な光輝放ち続ける。
それ以外のものが装着するとその光を失うだけでなく、その何者かを殺してしまう、と言うものだった。
さらにこのレンズは精神感応による交信装置として驚くほどの有効範囲も示し、それ以外にも様々な機能があった。
銀河パトロール隊では所属する惑星からこのレンズを装着するに相応しい人材を発掘し、その厳しい訓練に耐え抜いたもののみがその装着を許され、『レンズマン』と呼ばれることになる。
キムボール・キニスン †
レンズマンシリーズの主人公で地球人最高のレンズマン。デラメーターの早撃ちの名手であるが、その他にもありとあらゆる武器を使いこなす。
体力だけではなく、その卓越した知性と発想力で様々な発明の考案や、あらゆる窮地を切り抜ける。その最強さは一人だけドラゴンボールの世界でありコブラより強いと思われる*8。
SF最強番付を行ったら2位に挙げる人も多いだろう*9。
じつはワイルド・ビルさんはキニスンの変装なんだ！ズウィルニク*10には内緒だよ！
キムさんの厨性能
- デラメーターの早撃ち。相手は死ぬ
- スペースアックスを振り回す強靭な体力。相手は死ぬ
- 思考波によっておよそ思考するあらゆる生命を操る
- 殺人思考波を投射する。瞬く間も無く周囲の生命は死ぬ
- 負の球体*11を考案する。大規模に死ぬ
- 誘導惑星*12を考案する。目標惑星は死ぬ
- 太陽ビーム*13を考案する。敵艦隊と誘導惑星は消滅する
宇宙海賊ボスコーン †
銀河全体で略奪や殺人を繰り返す凶悪な海賊で、銀河パトロール隊よりも高い技術力を持ったなぞの犯罪組織である。
なのであるが大体いつもキニスン一人にやられる。ゴキブリ並みにしぶとい。
レンズマン用語の基礎知識 †
これぐらい抑えておけば君もレンズマン世界の住人を装えるぞ！
- クリアエーテル
- 『〔訳注〕「クリアエーテル」はパトロール隊の用語で「御機嫌よう」「良い旅を」などに当たる別れの言葉である。』ここまで覚えておこう！
- QX
- 『〔訳注〕「QX」はパトロール隊の用語から広まった銀河系共通の宇宙スラングで「了解」「承知」などを意味する。』ここまで覚えておこう！
- ノシャブケミング
- ヴァレリア人の間で信仰されている神様。ヴァレリア人はよく「オーマイッゴッド！」的に「ノシャブケミング！」と叫ぶ
- クロノ神
- 宇宙時代の神。超絶神仏習合されている。パトロール隊員に限らずこの時代の人は「クロノ神の（何か金属）の（臓器など）にかけて！」と叫ぶ。いわゆるジッちゃん
- ヴァレリア
- 地球のオランダ系移民の子孫が暮らす。地球の重力3倍の重力がありヴァレリア人はみんなムキムキ。およそ肉弾戦でスペースアックスを握ったヴァレリア人より頼りになる生き物はいないらしい。
「ヴァレリアの九つの地獄にかけて〜」と言って慣用表現に使われる
- 自由な状態
- 無慣性状態。慣性中立化装置によって装着者（艦船、惑星を含む）の慣性がゼロになる。これにより加速の段階を経ることなく、エネルギーが加えられた瞬間に最高速度に到達する。
厳密には慣性質量*14のみが消滅し、重力質量*15のみが存在している状態である。
想像しづらいとの指摘をいただいたので下で詳述する。
- ラデリックスの猫鷲
- 鋭い爪を持った凶暴な飛行生物で、人間も簡単に殺す。強気な女性に対して「ラデリックスの猫鷲よりも始末におえない〜」などと言う風に使おう。
- 真空を呼吸させる
読まなくてもいいおそらく間違ってるマメ知識シリーズ リゲルルーシュの〜なぜなにむかんせい〜 †
みんなー！先に断っておくと私は高一までしか物理をやっていないのでえらく適当な説明だがだいたいの私のイメージはこんな感じだよー！
分かりやすく説明すると「地球上」、「宇宙空間」、「無慣性状態」の三つを想像してねー。
- 通常
- 地球上
慣性質量と重力質量両方が有る
この状態で真上にジャンプ、すなわち重力の働く方向と逆ベクトルの運動エネルギーを加える。
この場合与えられた運動エネルギーが位置エネルギーに変換され、重力によって与えられる運動エネルギーによって落下を始める。
噛み砕けば上方向への加速を始めた瞬間に落下、つまり下方向への加速も同様に始まる。さらに重力は常に働いているので下方向への加速も同様に常に行われている。
実際に観測できる現象に置き換えれば、�．献礇鵐廚垢襪海箸砲茲蠑緤�向へ加速する。�⇔哨戰�トルが相殺された点で一瞬空中に静止する。��重力による下方向へのエネルギーが上回り落下を始める。ということになる。
- 宇宙空間
慣性質量が在り重力質量が無い*16
上（もちろん宇宙空間では上下の区別は無いが便宜上の上下）に向かって運動エネルギーを与える。するとそのベクトルへと慣性に従って運動を続ける。
つまり地球上で起こった『重力による反対方向への加速が無い』ため、永遠に同じベクトルを保ち続ける。
宇宙船内で物を押すと落下することなく同じ方向動き続ける場面を思い起こしてもらえば分かりやすい。
- 無慣性状態
上の2例で述べたとおり自由でない状態では物体は慣性の法則に従う、つまり「元のままの状態を保とうとする」分けである。自由な状態では「元のままの状態を保とうとしない」分けである。
- 地球上
慣性質量が無く重力質量が有る
地面に立った状態でジャンプする。元の状態を保とうとしないので、重力に拮抗する以上の力が与えられれば浮く。さらに元の状態を一瞬で破棄する、この場合一瞬で最高速度になる。（加速の過程は無い）
当然運動エネルギーを失えば地球の重力からかかる下方向への運動エネルギーにより真下に向かって終端速度で落下する。
- 宇宙空間
慣性質量と重力質量が無い
与えられた運動エネルギーにより最大加速度となる。光速に近づいても慣性質量がゼロなので『増大した質量を加速させるためのエネルギー』は必要ない。よって超光速での航行が可能となる。
ということなんだ、分かったかな？ここで注意しなくちゃならないのが
- 慣性が働かないため常に噴射し続けなければならない
- エネルギー保存則が働く
の二点だよー！一点目に関して、実は突っ込むと大変なことになるけど見ないフリをしてね！ワンダーが大事だよ！
二点目は少し長くなるからまた次回でね！
第二回 †
さて、前回に引き続き無慣性駆動についての説明だよ。前回の終わりで出た二点目『エネルギー保存の法則』について今日は考えてみよう。
エネルギー保存の法則は分かるかな？ハガレン風に言えば「等価交換の原理」だよ！何かを得るには同じだけの代償が必要、言い換えれば何かを与えたらそのまま消えちゃうってことはありえないんだ。
つまり慣性がゼロになってるからといって与えられたエネルギーがゼロになるわけではない、ということだよ！
実際の現象に当てはめると、噴射を行っていた自由な宇宙船がこれを停止すると、その場に静止するわけだけど、宇宙船にはその運動エネルギーは残ったままになるということ。
ただ働きかける質量がないから静止するだけなんだ！
つまり慣性中立化装置をきっちゃえばそれまでに蓄積された運動エネルギーが見かけ上、全て解放されるわけなんだよ！
これは惑星間航行においてはすっごく危険なんだ。ボクたちが普段暮らしている地球は認識上ほぼ２次元の平面だよね？
でも本当は知っての通り地球は三次元の球形をしているでしょ？日本では上方向を向いているベクトルもブラジルから見れば下方向を向いているというわけさ！
これを固有速度って言うよ！ためしに日本で上向きに時速100パーセクの固有速度を持たせたジーコをブラジルでバーゲンホルムを切ってみよう！
多分ブラジルどころかひょっとすると地球も危ないかもよ！
さて、まじめな話に戻るとこの固有速度は惑星間航行に与える影響だよ。
知っての通り僕たちの住んでる地球はものすごい速度で太陽の周囲を公転して、太陽系はさらに銀河系でこれまたものすごい速度で公転しているわけだ。
つまり言い換えると地球上の物体も銀河系の中心から見たらものすごい速度で動いてるってことになるだろう？
ここで分かりやすく銀河の中心を挟んで地球と全く同じ地球´があると仮定しよう。君がぼけーっと突っ立ってると反対側の地球の君´ぼけーっと突っ立ってるわけだ。
このとき君と君´から見た主観的な速度はゼロだ。しかし、地球と地球´は真逆のベクトルで高速移動しているわけ！
ここで君を自由な状態にして地球´の君´の目の前に置いてこよう。さて、君は慣性中立化装置をきるとどうなるか？
そう、君は地球の固有速度を有しているわけだから君´と相対速度（地球の回転速度）×２で衝突することになるね！
惑星間航行では常にこの問題が付きまとってくるわけだ。地球を飛び立つ宇宙船は地球と同じ固有速度を持っている、だから事前に目標の惑星と固有速度をあわせなければならない。
自由な船同士の接触ももちろん非常に危険だ。見かけ上は互いに静止して見えてもその船に積まれているありとあらゆるものは同じ固有速度を有している。
ゴルフボール一個船内に持ち込んだだけでも致命的な被害が発生するからね。宇宙空間で慣性を元に戻すことの危険性が分かったかな？
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