アーミテイジ家出身 アンシャル 409592 †
三行 †
はにわ
人間
ギャートルズ
みためとか †
身長は150cmあるかないかくらい 色はアルビノかなんかかってくらい白い
でも髪は黒いからアルビノじゃないみたい この道8年のセルフ散髪によってさっぱりとした仕上がり
モグラの毛皮を継ぎ合わせて作ったフードつきのマントを愛用してる 軽くてあったかい逸品
一般的な道徳感は備わってるが常識はあまりない ていうか考え方がいちいち古くさい
武器はスコップ。なんか冒険者票には斧とか書かれてるけどスコップっつったらスコップ。
ちなみに顔面は省略しただけだから目も鼻もちゃんとあるよ
せってい †
古代エジプトの王家の墓には「財宝を守るため」として兵士を模った人形や兵士そのものを殉死者として一緒に埋葬されているが
とある国のちょっとおつむのゆるい王様が
「ドロボウよけならさ、生きた人間を生きたまま入れておけば一番いいんじゃね?」というひらめきをそのまま実行に移してしまい
生きたまま墓に閉じ込められた一族の末裔
7つくらいの時に墓が考古学者に発掘されて一族ぐるみで現代社会にやって来たものの
1200年ほど文化の違う暮らしに直面し、年寄りはバタバタ死ぬし若者はマッハで馴染んでカビ臭い実家になんか寄ろうともしない
故郷たる墓は国が管理する観光名所になってるし、みんなで暮らした居住区に至っては観光客が宿泊するホテルにされちゃってる
一族の行く末を憂えたアンシャルは、もう一度みんな仲良く暮らしてた頃に戻るべく
「えらくなってお墓を買い取り、また一族全員で墓に住む」という壮大な目標を掲げて冒険者になったのでしたとさ。
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| | 読むと損するお墓の設定
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- 最初に埋められたのは若い夫婦を10組 夫は全員現役の兵士で、特に優秀かつ独身で更に長男ではない者を選りすぐりで集めた
- 嫁役にはこれまた国中から選りすぐりの美女を50人ほど集め、夫役とのフィーリングカップルで10組の夫婦を選定
- ある兵士の手記より 『「埋められても美人の嫁さんと安定した暮らしが出来るなら別にいいか」と思った』
- さて、衣と住は国が用意してくれたので次は食糧問題。何しろ地下には日光がない
しょうがないのでキノコやモグラなんかを栽培・養殖して食べていたが、何しろ娯楽も何もない閉鎖空間である以上そういう事をする回数が増えるのはしょうがないことで、
結果的に墓内部の人口が右肩上がりになるのもしょうがない
- 結局墓の地上に突き出た部分を一部改装して畑を作るようになった
もともと地上部分には酸素供給の空気穴がいくつもあり、そこから得体の知れない植物が生えてくることはたまにあったので(地下にもあるが日光は届かない)
それらの植物の畑で栽培してみて食べられるものを選別する、という気の長い方法によって徐々に食糧供給も安定するようになった
主に蕎麦や豆類などが食べられていたらしい。それともやし
ちなみに水は最初から地下水を引いた川がいくつか作ってあったので特に困ることはなかった
- 墓が作られてから発見されるまで約1200年ほどの間があったが、墓荒らしは結局一度も来なかった
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あなぐら †
あなぐらの穴 †