![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
ボルシュテイン家出身 タグトール＝ヴァン＝ボルシュテイン 459281 †
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 | ID: | 459281 |
| 名前: | タグトール＝ヴァン＝ボルシュテイン | |
| 出身家: | ボルシュテイン | |
| 年齢: | 17 | |
| 性別: | ||
| 前職: | ||
| 理由: | ||
| 状態: | ||
| 方針: | ||
| 難易度: | ||
| 信頼性: | ||
| 現在: | ステータス/戦歴/冒険中? | |
| １落ち: | ステータス/戦歴 | |
    | ||
| この街で過ごした時期 | 生まれてからずっと |
| その頃どんな子だったか | スケベなワルガキ（今も） |
| 家族構成 | 人間の父とハーフエルフの母がいたが失踪 |
| その他 | セクハラしますが無害です 気軽に「タグ」って呼んでね |
  |
最新の3件を表示しています。 コメントページを参照
| 編集 |
最新の1件を表示しています。 コメントページを参照 |
適宜追加
| 魔法名 | 難易度 | 効果 |
| リモート・ハンド | ★☆☆☆☆ | 力場で構成された不可視の手を飛ばす。 手は術者から一定距離内であれば自由に飛行でき、物を触ったり動かしたりできる。 ただし素早くは動かせず、重いものも持てないため（5kg程度が限界）、武器は扱えない。 本来は淫術ではなく基礎魔法であるが、淫術版では感触が術者にフィードバックされる。 タグトールがはじめて習得し、現在でも最も得意とする淫術であり、第三の手のように扱える。 |
| ウィスパー | ★☆☆☆☆ | ぼそぼそと喋った声を対象の耳元に送り届ける。到達距離は数百メートル程度。 もとは諜報活動用の呪文だが、「囁かれるのはキモい」という理由で不人気であり、淫術カテゴリに収められた。 |
| スリープ | ★★☆☆☆ | 相手を瞬時に眠らせる。 効果は強力だがまだ使いこなせず、発動には相手の頭部に触れる必要があり、抵抗もされやすい。 また眠り自体は普通の眠りであるため、起きるようなことをされれば起きる。 |
| リード・ソウト | ★★☆☆☆ | 相手の表層の思考を読む。感覚的には「聞く」に近いか。 強力な効果であるが、発動が遅く維持に集中力も必要なため、少なくともこっそりとは使えない。 （これは淫術ではなく、稼業としての占い師の仕事を支える魔法） |
| フレイム・ハンド | ★☆☆☆☆ | 掌から扇状に広がる炎の波で敵を攻撃する。あくまで炎を吹き飛ばしてるだけなので、着火しない限りダメージはたいしたことないが、戦闘では有用。 リモート・ハンドとの複合利用を研究中であるが、まだ形になっていない。 （これは淫術ではなく、冒険用の戦闘魔法） |
神の奇跡や力に依らないいわゆる「術魔法」は、「基本元素学」「魔法力学」「次元学」および種々の科学を基礎とする「魔導学」によって体系付けられており、魔法がより少ない労力でより大きな効果を発揮するよう、あるいは新しい魔法利用の発見のために日夜研究が重ねられている。
そして、魔法の研究領域は「戦闘魔法」のみではない（一番華やかで人気なのは確かに戦闘魔法だが）。日常生活や商売を支える生活魔法、国家の運営を補助する政治魔法など、研究領域の細分化をまとめると枚挙にいとまがない。
「淫術」は生活魔法のサブドメインであり、その名の通り「性生活」を補助する領域である。心術および幻術を主に発展させた魔法学であり、ちょっとしたセクハラをしたり興奮させたりする低級な呪文から、最高位になるとパートナーを妊娠確実な体調にしたうえで確実に男女を産み分ける呪文もあったりと、その手の人種にとってはある意味戦闘魔法よりも華々しく、また重宝される領域である。
他方でそのアングラな性質から、積極的に研究に携わる者は少ない。
ボルシュテイン家は代々魔法使い、および淫術領域の魔導学者の系譜である。
優秀な魔導学者の父（人間）と、そんな彼にたぶらかされた元冒険者の母（ハーフエルフ）との間に生まれた子であるタグトール。エルフのクオーターであり、まだ少なからずエルフの特徴を残している。
両親が両親なので、物心つく頃からずっとろくでもない教育のもとで育ってきたようだ。幼い頃から平均以上の魔法の才覚を見せるも、両親から盗みとって覚えた初級淫術を使って周囲にいたずらをするなど、度を超えそうで超えないが厄介な「クソガキ」として育ってきた。両親はそんな彼を「めんどい」という理由できつく咎めることはしなかった。
しかし、17の春、両親は突如として姿を消す。淫術はその性質から裏社会での需要が高く、研究者がその身柄を狙われることは珍しいことではない。それは両親も危惧していたようで、タグトールには淫術ばかりではなく実践的な戦闘魔法もいくつか教えていた。
両親が生きているのか死んでいるのか、さらわれたのか逃げ延びているのか、それはわからないが、タグトールにとっては「来るべき時が来た」程度の感覚ではあった。
こうして、タグトールは冒険の世界へと身を委ねていく。生きるために、いなくなった両親をさがすために、そして…淫術の発展のために。