イモゲ家出身 ルゥ 498177 Edit

ID:498177
名前:ルゥ
出身家:イモゲ
年齢:15
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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信頼性:
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その他:ステータス/戦歴/名簿Edit
所属:企画/洋上学園都市


ある日を境に、ぱたりと姿を見せなくなった

ただいまイベント中、詳しくはこちら


お名前:
  • 貴方達は一向にキメラと化したルゥの行方を追い切れないまま、時間だけが過ぎていた。
    例の透明になる異能のせいもあるが、時間が経つとともに謎の殺人事件、怪物の目撃例すらも減ってきていたからだ
    もうこの都市から逃げたのか…或いは…と、そんな時
    代わりに消えた筈のあの少年を、落第街で見かけたという情報が入る。手がかりが一つもない今
    貴方達は藁にもすがる思いで、その情報をもとに、少年の現れるという場所を目指す事にした
    -- 2013-05-10 (金) 22:54:34
    • (不確実な、場合によっては罠の可能性の方が高い情報。だが現状においてはそれを頼りとするしかあるまい)
      (支援部の仲間は現在、総会の方の足取りを追うのに忙殺されている。正式に協力者として千尋とレジェムを帯同させる事は出来たが、応援が期待出来そうな状況ではない)
      (加えて……自分と千尋は、少々看過出来ない心理的な疵を抱えても居る)
      (それでも。)
      この辺りだ。手筈は覚えてんな、二人共
      (それでも、「ルゥを助け出し、彼をこんな目に遭わせた奴をぶん殴る」と啖呵を切った少年。彼の決意を思えば、何としても手がかりを見つけ……そして、事態を収集せねばなるまい)
      (何よりもそれは、ルゥ本人を思っての為でもあった) -- グリゼア 2013-05-10 (金) 23:11:45
      • (罠だとしても、例えどうにもならない現実に飲み込まれるだけだとしても)
        (フォスが言っていたことを思い出す。ルゥに向けて手を伸ばすことをやめてはならない)
        (もう、私にはそれだけしかできない)
        はい、グリゼア先輩。私にできること、少ないですから…… -- 雨宮千尋 2013-05-10 (金) 23:16:57
      • ……え? ごめん、聴いてなかった(ハンチング帽を被った少年は、上の空だった様子で聞き返した)
        (彼の目線は、コートの内側、学生服の胸ポケットに留まる鉄のブローチに向いていた。くろがねの、しろがねの鉄薔薇に)
        ……ああ、うん。そうだね、ボクは……(薔薇から視線を二人へ、そして正面に向ける。今は、見るべきものがある。見据えなければならない現実が)
        行こう、グリゼア、千尋。あの子を、なんとかしてあげないと。
        (頷いて、三人ともに再び歩き出した。ちりちりと首元で熱がこもる) -- レジェム? 2013-05-10 (金) 23:20:19
      • ……(千尋、レジェム双方何らかの懸念を抱えている。それは自分もだ)
        ……あぁ。出来る事を全力でやり切るだけだ……
        (猥雑な落第街の裏路地、奇妙に人気の失せた辺りへと足を踏み入れる)
        (未だ目標は見えず。闇の中を、彷徨う) -- グリゼア 2013-05-10 (金) 23:36:13
      • (落第街の空気は、あまり好きではない。嫌な記憶が多すぎた)
        (しかしそうも言っていられない。今は、ルゥを探さなければ)
        (闇を掘る。どこまでも、どこまでも。辿り着くのが例え、断頭台だとしても) -- 雨宮千尋 2013-05-10 (金) 23:37:58
      • (その時、ふいに少年が気配を感じた。敵意を持つとは思えないが、しかし違和感のある気配だ)
        誰だ!(振り返り、叫ぶ)ルゥ? いや、違う……感じたことのない匂いがする。
        (すでに両手から鎖が生み出されていた。油断なく、その気配がする先を睨みながら誰何した) -- レジェム? 2013-05-10 (金) 23:45:55
      • (暗闇をふわり、背後から近づく者が一人。足音の代わりに風切り音を小さく響かせながら)
        (蟠る腥風の代わりに清風を纏って、奇妙な決意を胸にした三者の元へと。箒からすたりと飛び降りた)
        いえ、お人違いかと。人探しならお力になれるかもしれませんが -- 2013-05-10 (金) 23:48:18
      • (気配に【全く気付かなかった】。グリゼアにとっては、その事が既に異質と感じられた、が)
        (暗闇から現れた魔女の顔、それを確認すると肩を竦めて)
        変な所で顔合わせるモンだな、アンヘリカ・リラ。
        人探しの真っ最中だよ、俺らは -- グリゼア 2013-05-10 (金) 23:57:03
      • (現れた少女を前に、雨宮の中の悪魔寄生体が僅かにざわめく。得体の知れない相手だ)
        ……グリゼア先輩、知り合いですか?(現れた魔女に向き合い)私……ルゥを、友達を探しているんです…
        でもその友達は、化け物に変わり果てていて……… -- 雨宮千尋 2013-05-10 (金) 23:59:56
      • (ふ、と全身の緊張が解けた)グリゼアくんの知り合いで、こうして話し合える相手ってことは、警戒すべき対象ではないってことだよね。
        うん、千尋の言うとおり。ボクらはルゥ……ルゥ・シメールを探してる。あの子は誰かのせいで化け物にされて、今も苦しんでるんだ。
        だからなんとかしなきゃいけない。……ボクはレジェム、力を貸してくれるというなら喜んで。多分、苦しい戦いになるし。 -- レジェム? 2013-05-11 (土) 00:06:29
      • ええ、ご紹介にあずかりましたアンヘリカ・リラです(にこりと笑う目が猫のそれのように輝いた)
        偶然ですね、私もちょっと探しものをしてまして…生憎今日は不発でしたが
        (話を聞きつつ、シュンクの話と合致する点が多いことに気づく)…キマイラ、ですね。お友達探しお手伝いしますよ。どうにも、全く関係がないお話というわけではないようですし…なにより、女が独り歩きするのも憚られますから? -- アン 2013-05-11 (土) 00:14:54
      • 4人が互いの事情を話し、協力をしようと誓ったその時だった
        ふと、路地裏に入り込む人影が目に入る…それは間違えようもない、あの日以来、哀れな怪物となり果てた筈の少年の姿
        生気の感じられないだらりとした様子のまま、いかなる方法を用いてか怪物から人に戻った少年は、行き止まりの通路へと姿を消す…
        -- 2013-05-11 (土) 00:20:30
      • (正直、何を考えているのか底の読めない女ではある。だが今は戦力は多いに越したことはない)
        (増してそれが「魔女」だというのなら……)

        ……っ

        (見えた人影。記憶を探るまでもない、それはルゥの物)
        (だが、と駆け出しそうな身体を、意志で抑えこむ。レジェムと千尋の前に腕を掲げ、ルゥとの間を塞いで)
        ……焦んな。あのキマイラ……前の時は「ルゥの声を真似」た。
        罠に飛び込むのは良い。だが……
        (ゆっくりと、行き止まりへと歩を進める) -- グリゼア 2013-05-11 (土) 00:29:00
      • ルゥ……! なんで、人間の姿に……っ!
        (慌しく駆け出し、ルゥが入り込んだ通路に突入しようとし、グリゼアに制止される)
        つまり……今回のもキメラの擬態、ってことですか……?(グリゼアの言葉に、息を呑んだ) -- 雨宮千尋 2013-05-11 (土) 00:34:09
      • (グリゼアの横を駆け抜ける者がいる。少年だ。その瞳には決然とした意志があった)
        細かいことはいい! あそこにいるのが元に戻ったルゥでも、そうでなかったとしても、なんでもいい!
        ……ボクは約束したんだ、決めたんだ! あの子をなんとかするって! こんなのはイヤだって! 先に行くよ!
        (行き止まりの通路へと駆け込んでいく少年。はたしてそこで見ることになるものは何か) -- レジェム? 2013-05-11 (土) 00:45:28
      • (相対する相手をよく知るのは目の前の三人に違いない)
        (逆しまに一番冷静なのは、ルゥとは縁もゆかりもない自分)
        …少し落ち着いて? ね(宥めながら周囲の領域をトレースし、演算する。異能は知らぬ間に闇へ張り巡らされて――)

        っ!(駈け出した背中を追いかける。疾る気持ちはわからなくもないが…) -- アン 2013-05-11 (土) 00:51:31
      • 4人がその姿を追うと、やがて建物に囲まれた、空き地の様な場所に出る
        「やぁ…久しぶりだね、皆…」
        怪物となった少年は、人の姿のまま、皆に向けかつてのように笑いかける
        「ようやく思い出したんだ…僕は、兵器なんだって…
        人の形をして、人の言葉を喋って、笑って、泣いて…でも、命令一つで怪物になって暴れまわり、人を殺す…そんな爆弾みたいなものなんだって」
        笑ったまま、少年は言葉を続ける
        「今までその気が無かったとはいえ、騙していてごめん…それと、最後に一つだけ、僕のわがままを聞いてもらっていいかな…?
        僕の最後の願い、それは…君達で、僕の事を殺してほしいんだ、今すぐ殺せば僕は人のまま死ねる、怪物になって、君達を傷つけずに済む」
        泣きそうな顔で、少年はさらに続ける
        「もう、これが最後なんだ…こうしてる間にも僕は君達の事を襲いたくてたまらない…
        後ほんの少しすれば、僕は完全に怪物になる…それに、君達がとどめを刺さなくても、僕は兵器としての寿命を迎えつつある…もう、どうあがいても僕が助かる術は、無いんだ…」 -- ルゥ 2013-05-11 (土) 01:19:20
      • (グリゼアの予測は、結果的に裏切られた)
        な……
        (ルゥが語る、言葉。それは、あまりにも残酷で)
        ……、
        (何よりも、ルゥ本人が、助かる事なんてこれっぽっちも望んでいない)
        それでも、
        (否定の材料はもはや何処にも無い)
        ……それでも……ッ!
        (それも一つの救いだと、理解している)
        (そしてそれを為すべきは、自分であるとも)
        お前を、……ッ!

        (腰のナイフに掛けた指は、このままではどうしたって、動かない。) -- グリゼア 2013-05-11 (土) 01:29:59
      • ルゥ………っ(流れそうになる涙を、私は手で拭った)
        (フォスの言葉通り、彼に手を伸ばさなければならない。しかし、彼にとって救いとは)
        ………悪魔化(デモニックフォーム)…(変身し、翠の光の粒子を放つ)
        辛かったんだね……苦しかったんだね、ルゥ……(相手の気持ちを理解すればするほど、雨宮の心には皹が入っていく)
        私が……私が、あなたを……っ(構えを取り) -- 雨宮千尋 2013-05-11 (土) 01:34:16
      • イヤだ。
        (はっきりと。決然と。少年は言った)
        ボクだって、グリゼアだって、千尋だってイヤなんだ。……こんなところに出くわした、彼女(アンヘリカ)だって、イヤに決まってる。
        怪物になるからってキミのことを今殺すっていうのも、キミが怪物になることを認めるっていうのも。全部、ボクは嫌だ。
        だから(少年が鎖を地に伏せさせた。ちりちりと灼くような熱波が首元で渦を巻い、真紅のマフラーとなる)
        (それがはらんだ熱が腕を伝い、鎖に絡む炎の蛇となる。碧色の瞳に、一筋の黄金色の光)
        たとえルゥが、化け物になったって。ルゥはルゥだ。兵器とか、そんなの全部わかんない。
        どんな姿になったって、たとえボクらを殺そうとしたって、ルゥはルゥだ。だから、「殺して」なんて逃げるな。
        ……ボクらはキミを受け止める。受け止めて、返してみせる。キミの願いを、ボクらの心を。だから……。

        (少年は、一筋涙を流した。決意の涙、後悔の涙、怒りの涙。そして、拳を握る)
        ボクは、お前をブン殴る。……かかってこい、ルゥ。
        (怪物に成り果て、狂った兵器として殺意をばらまくルゥの心を、全てひっくるめて受け止めること。それが、少年の出した答だった) -- レジェム? 2013-05-11 (土) 01:45:35
      • 「…に決まってるじゃないか…」小さい声で、アンの問いかけに少年が何かを呟く
        「友達に殺してほしいなんて、本心で思ってるわけ無いじゃないか!
        嫌だよ、僕だって本当は死にたくない!でも、死ななきゃ駄目なんだ!そうしなきゃ、多分大勢の人が、怪物一匹の我儘のために死ぬ…」
        泣きながら少年は続ける
        そして更に激情のまま言葉を続けようとした所で少年は目にする、自分を救おうとしてくれる友人達の姿を
        口にした言葉は違えど、皆が自分のためを思って動いてくれた事を
        「…はは…ありがとう、皆…
        短い間だったけど、友達に恵まれて…僕は幸せだったよ…それと…」
        ゴキゴキと音を立て、急速にルゥの体が肥大化する。身体を裂き現れるのは、赤い血肉ではなく白磁器の様に白い肉塊
        下半身も裂け、肉塊が人型を形作っては溶け、繋がり、あのムカデの様な下半身を作り上げていく
        「サヨウナラ…」
        それは、ルゥとしての最期の言葉、その一言が告げられた直後、体は白い肉塊の中に埋もれ
        「GIIIIAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」
        あの怪物がその咆哮を轟かせていた -- ルゥ 2013-05-11 (土) 02:02:57
      • (もう言葉は届かない。だけど)
        (千尋の、アンの、そしてレジェムの言葉は、きっと彼に届いた筈だ)
        (そう信じた。それが一人よがりであっても)

        ──発動、《変質》(Variant)

        (金属片を呑み込む。タングステンを骨と皮膚に、炭素を筋肉に変え、黒銀色の魔人と化したグリゼアは、静かに一歩を踏み出した)

        (距離は一瞬で縮まる。真正面から彼の膂力を受け止めるのが自分の役割だ、と背中が語る)
        オォォ……ッ!!
        (キメラの両肩をがっしりと掴み、大凡生物限界を遥かに凌駕したその膂力でその場へと縫い止める) -- グリゼア 2013-05-11 (土) 02:09:58
      • (ルゥの叫びを前に、心を凍て付かせた。今は涙は不要だ。あと少し、彼に救いを与えるまで)
        ルゥ……あの体育の日のことを覚えてる…?(微笑み、両手の中に閃光を集める)
        (黒銀色の魔人、グリゼアがキメラをその場に押し留める)
        強くなるって……難しいね?(両手の中の閃光を槍として、ルゥだったものに投げ放った) -- 雨宮千尋 2013-05-11 (土) 02:11:39
      • …うん。ありがとう(人であった彼の、最後の言葉はあまりにも人らしかった。そして、すぐに巻き上がる粉塵と轟音)
        あなたは最後まで人だった。もっと早く出会えてれば…もっと仲良くなれてたと思う。
        (箒の上に立ち、飛翔する。真正面からがっぷり四つに組むグリゼア、様々な感情をどうにか処理しながら攻撃を放つ千尋を眺め)

        ――せめてもの餞を(アンヘリカの呟きと同時に、周辺の瓦礫が亜音速でルゥだったものを襲う。さながら驟雨のごとく、さんざめき、熱を帯び、あまたの弾丸となる)…《力量転移》 -- アン 2013-05-11 (土) 02:24:48
      • (瓦礫が渦巻く。竜巻を貫く一本の矢のように少年は駆け出した。炎がマフラーにまとわりつき、あとを引く)
        (光の槍を超えて、ともに。くろがねの魔人の背が迫る。全てを任せたと語る男の背中を信じる。信じて、拳を握る)
        (銘はない。覚悟はある。悲しみと後悔は山のように、胸はとうに張り裂けていた)

        ――――ぁああああああっ!!!

        (瓦礫に引き裂かれ、光に包まれ、圧倒的膂力のぶつかり合いの中)
        (ルゥと同じ痛みを受けられることに慰みを感じる。ひとりよがりな悼み方だ。けれど、それでいいのかもしれないと思った)
        (燃え上がる鎖を拳に巻きつけ、少年はそれを振りぬいた。ほんの一瞬、瞳が黄金色に変わり、名も無き得体も知れぬ異能の発動を告げる)
        (朱へと変わる青の髪がさんざめき。怪物の、友の体に、致命の拳を叩きこむ) -- レジェム? 2013-05-11 (土) 02:29:29
      • 「GUUURAAAAAAAA!!!!!!」
        初速から全開で襲いかかる筈だった怪物の目論見は、鉄の魔人の力によりあっさりと崩される
        「GIIIIGAAAAAAA!!!」
        暴れまわる巨体は、鉄の魔人により動けない…組みついたグリゼアなら気づくだろう、その力は、最初に出会ったその時より、明らかに落ちている
        如何にもがこうともびくともしないグリゼアに爪の一撃を浴びせようとした所に、閃光の槍が雷鳴の様に怪物を通り過ぎる
        雨宮の放った光の槍は、寸分の狂いもなくなく降り抜かれる筈だった右腕を貫く、赤い血がまき散らされ、腕が中程まで千切れかけ、ぶらりと垂れ下がる
        「GIIAAA」
        叫ぶより早く、ついで襲いかかるアンの異能による瓦礫の乱射が、容赦なく怪物を襲う!
        「ぎ…タヅゲデ…」
        「ゴロザ…ナイデ…」
        ルゥの言葉で命乞いをする怪物…だが、既に本当のルゥの気持ちを、言葉を聞いた
        皆には偽りの言葉は効かない
        「GI…II…A…」
        そして終幕が引かれる
        異能に目覚めた狩人の、怪物の友の、その内に眠る熱い本心を表したかのような炎を纏った拳が怪物を貫く!
        胸に特大の穴が開いた怪物は、前のめりに倒れこむ。
        とめどなく溢れる血は、決着がついた事実を、4人に伝える -- ??? 2013-05-11 (土) 02:53:15
      • ……。
        (済まねぇ、と。口の中だけで呟く)
        (力の抜けた巨体を抱えながら、後ろの仲間たちへ……済まない、と)
        (ルゥへそう告げたい。だが、それを告げる事は、覚悟を決めた彼への侮辱となるとも、また……)

        (前のめりに倒れこむ怪物の……否、ルゥの亡骸を、そっと地に横たえて)
        (そうして、虚脱した心のままに、振り向く) -- グリゼア 2013-05-11 (土) 03:00:53
      • (涙が流れた。偽物の言葉、醜い命乞いにセンチメンタルになったからではない)
        (ようやく救われた友達のために流した涙だった)
        (眼鏡を外し、何度も何度も涙を拭った。彼の魂は、安寧を得られるだろうか……?) -- 雨宮千尋 2013-05-11 (土) 03:05:05
      • …(彼らほどセンチメンタルになれるわけでもなく、ただ終わった生命を空から眺めていた)
        (異能とは関わりのない悲劇。救いなどはなく、あるのはただ悲嘆と空虚だけ。だが、彼らだけはその中から新たな光明を見出だしうるのだろう)

        おやすみなさい、安息とともに(自らの手を、友の血で汚した彼らだけは。) -- アン 2013-05-11 (土) 03:13:48
      • (ふっ、と肩の力が抜けた。その場に膝をつきそうになるくらいに脱力して、炎は塵と消え、瞳は翠へと)
        ……(弔いの言葉は、ない。謝罪も何も。それでいい。かけるべき言葉は与えて、そしてあのあとルゥは死んだのだ。だから、それでいい)
        ……ありがとう、アンヘリカ。キミがいなかったら、多分ボク達は折れてたと思う。たとえ三人いたとしても。
        見守ってたすけてくれるキミがいてくれたからだと思うんだ。……だから、ありがとう。
        (透き通るような笑みを浮かべた。そして涙の残滓を拭い去り)でも、まだぶん殴らなきゃいけない奴らがいる。……ボクは、そいつをぶちのめす。必ずだ。 -- レジェム? 2013-05-11 (土) 03:16:11
      • ズ…と何かが液体を這う音がする、振り向けば、そこにはあの怪物がまだ動いている!
        だが、様子がおかしい、既に命の灯が尽きようとしている怪物からは、敵意は感じられない。
        よく見れば、その人型の左手には何かが握られている…怪物が、それを渡そうと腕を伸ばそうとしたその時


        「しらけるような事しちゃ、駄目じゃないか」

        ぞっとするような冷たい言葉とともに、突如円錐状に隆起した大地が、槍の様に怪物を突きさし、持ち上げる!
        そして次の瞬間
        伸び上がった土塊が、まるで海栗の様に怪物を貫いている部分の側面から、無数に針状の突起を突きだす!
        怪物の体は一瞬にして血と肉片の雨となり、悲しみにくれる4人に降り注ぐ…と、そのとき、左腕の部分が4人の手前にボトリと落ちてくる、その手には…ルゥが生前使っていたのだろう、使いこまれた跡のある手帳が握られている
        -- ??? 2013-05-11 (土) 03:32:47
      • ……ッ!
        (声が聞こえた。悲嘆で弛緩していた意識が、一気に警戒レベルへと引き戻される)
        (砕け、肉片と血塊を撒き散らすルゥの遺体……そして、その左腕に握られた、手帳。否)
        (俺は、この声を)
        ……知ってるぞ、お前をォ!! -- グリゼア 2013-05-11 (土) 03:36:04
      • (ぞくっと自分の体を走る嫌悪感。千切れるルゥだったもの)
        (あまりの憤怒に暴走しかけ、外骨格化する左腕を必死に押さえ込む)
        お前……お前ー!!(活発化する悪魔寄生体を必死に押さえつけながら、叫んだ) -- 雨宮千尋 2013-05-11 (土) 03:41:29
      • (グリゼアの咆哮も、千尋の憤怒も、降りしきる血肉も、何もかもがゆっくりと流れて見えた。そう錯覚している)
        (一体誰が、人としての生を全うする権利を奪うのか。小さな絆の、最後を邪魔することができるのか)
        …(冷淡な青の瞳は、刺すような視線をただただ投げかけていた) -- アン 2013-05-11 (土) 03:48:00
      • (つかんだ手帳を、降り注ぐ血の雨から守るように屈みこんだ。声が聞こえた気がする、わからない)
        (憑かれたように手帳を手繰る。書いてあった。最期にのたくった蛇のような文字にも、彼の生き様があった)
        (奥歯を噛み締める。誰なんだこいつは? わからない。わからないが)……見つけたぞ。
        お前だな(静かな声だった。グリゼアと千尋の声にかき消されるような、しかし密やかな声)
        お前だな。誰とも知らないけど、ボクは……(手帳を握り締める)
        お前を、必ず……ブチのめしてやる……!!
        (その相貌は、狩人とというにはあまりに荒々しかった。獣のごとくに歯を剥き、静かに少年は戦意を滾らせた。冷徹な機械のように) -- レジェム? 2013-05-11 (土) 03:50:46
      • ルゥの手帳に書かれていた「タイムマシン」という酒場の名、そして秘密の地下フロア…
        恐らくはそこに、事の元凶が潜んでいるのだろう…
        決戦の時は、近い 
        -- 2013-05-11 (土) 03:54:44

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三行! Edit

犬っぽい!
子供っぽい!!
夢は冒険家!!!

どんな子か Edit

癖っ毛とハンチング帽が特徴のある少年。
ある伝手により洋上学園に二級学生として入学した。
両親はおらず天涯孤独の身だが、本人は気にしていない。
そもそも本人は幼少期の記憶が無いらしく、両親はおろかここに来る少し前まで、何をしてたのかも思い出せないらしい。
性格は明るく素直、誰に対しても優しく接する事が出来る。
目下の目標は二級学生の状態から脱出し、普通の学生ライフを送る事
本人は畜産系の部活に興味があるらしい。

普段は落第街のクラブで、雑用夫として働いている。
劣悪な環境で長い事働かされてるためか、時折せき込んだりぼーっとしている事がある。
健康に多少難のあるものの、身体自体は高い運動能力を備えている。また日々のバイトも鍛錬代わりとなっているらしく、意外にも冒険者としての適性は悪くない。

暇な時は学園都市内の様々な所を散歩しているらしい、本人いわく金もかからず楽しいからだとか

異能 Edit

今のところ未発動

一人遊びゾーン Edit

やや使い込まれた日記帳が置いてある

お名前:
  • 黄金暦247年 2月 -- 2013-05-01 (水) 01:12:38
    • (日記には解読不明の、蚯蚓をのたくらせた様な線が延々と続いてる…) -- 2013-05-01 (水) 01:13:40

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Last-modified: 2013-05-27 Mon 00:49:12 JST (3981d)